■アスキー(EB)の全コンテスト評論会■

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660名無しさんの野望
【走馬灯】
人間は死ぬ直前になるといままでの記憶が走馬燈の様に頭の中を駆け巡るらしい。
科学的に検証すれば、原因は人間の本能にあった。人間が恐怖すること、それは死だ。死ほど、人間が屈する恐怖はないだろう。
人間は死ぬ直前まで死にたくないと思う、そして一秒でも長く生きたいと望むのだ。
そのために、人間は今までの記憶から助かるすべを探し出す(死ぬ直前に)。
それが、その記憶の走馬灯の原因らしいのだ。
まぁ、なるべく経験はしたくないが(笑)。
さて、本題に移ろう。かの有名な映画「マトリックス」ではこういう台詞がある。
「脳が理解しているのは単なる電気信号にすぎん。」
そう、人間の脳は私達が思うほど正確ではない。
脳の中にはひとつの方程式のようなものが存在しており、その方程式を使えば脳をどんな風にも洗脳できてしまう。
最近話題になった洗脳事件もそのような仕組みを使っていたのであろう。
そして、走馬灯。
人間は、楽しい時間は早く過ぎ、苦しい時間は遅く過ぎる。
これは誰もが共通して感じていることではなかろうか。
どうも、理不尽ではないか。
おかしいと思った人もいるかもしれない。
時間は同じ速さで過ぎているのに、なぜ早く感じたり遅く感じたりするのか。
しかも、大人数が。
もしかしたら、僕達はもう死ぬ直前にいるんではないだろうか。
そして、今僕達が感じているのは上に挙げた「走馬灯」なのではないか。
僕はこんな案を上げた。しかし、これは空想に過ぎない。
そして、誰も事実を確定することができない。そうなるとすれば、事実さえもわからない。
この事実は本当に事実なのか?
それは、人間が踏み込んでは行けない場所なのかもしれない。