【厨祭】ばとるふぃーるど194【名前晒せ】vol.4
なかなか敵を倒せない、1対1でいつも負ける、とにかくすぐに死んでしまう、と嘆いている
新兵諸君に私の戦場での体験を踏まえ助言したいと思う。以下の内容をを理解することが出来れば、
きっとチームの役に立つ働きをすることが出来るであろう。ちなみに今回は攻める側を主体として
表記している。もし自分が守る側だったら、これらの事を逆に考えて把握してもらいたい。
まず最初に敵地へ向かう際に気をつけるべき点を教える。一番大切なことはいかに敵にこちらの
気配を察知されずに先手を打つことが出来るか、という事である。君は敵地へおもむく際、
道のど真ん中を歩いてはいないだろうか? 敵は私たちの襲撃を恐れ、常に気を張った状態で
周囲を警戒していると考えた方がよい。 道のど真ん中などは周りが開けており、たとえ素早く
隠れようとしても敵はこちらがどの方向に向かったのかを知ることが出来る。負傷のリスクを
少しでも抑えるには、道の端より侵攻することが望ましい。周りに木や雑草が生い茂っていたり
すれば、敵はこちらの気配を感じ取ることが難しくなるだろう。また木は重要な盾となってくれる
ことも多い。万が一敵に見つかり銃撃を受けたとしても、木を盾にし左右に素早く移動しながら
敵を狙えば一撃も喰らわずに敵を倒すことも出来るであろう。木が群生しているのであれば、
その間に身を潜め敵を狙うというのも有効な戦法であると言える。
海岸線も良い選択といえる。海岸線は敵の守備も手薄になっている場合が多いからだ。
丘を越えていくのも良いだろう。ただしこの場合は足元に気をつけてほしい。
急な傾斜のある場所で足を踏み外せば当然怪我もするし、場合によっては死亡さえ在り得る。
またジャンプは常に自分の居る地面に対し垂直に行われるということも頭に入れておいてほしい。
崖や丘でジャンプをすると思わぬ方向へジャンプし怪我をしてしまう恐れがあるからだ。
坂の途中で坂に対し自分が正面に向いている場合ジャンプすると後ろにジャンプするような形に
なるという事、左手側、若しくは右手側に坂となる面がある場合は横にジャンプするという事だ。
敵地に近づいたなら、あせらずその近くに身を潜め敵地を観察してほしい。建物の中に向かう敵兵、
建物の影、乗物、監視等、丘の上や対空砲、場合によっては屋根の上に敵は潜んでいるかもしれない。
もし敵を見つけることが出来たらあせらずに照準を合わせ射撃する。おそらくそのくらいの距離で
あれば敵はこちらの気配に気付くことは無いだろう。工兵、スカウトのライフルはもちろんのこと、
アサルトの持つマシンガンも中々の命中率を持っている。一発づつ、丁寧に敵を射撃する。
3発も命中すれば敵は倒れるであろう。見事に頭を打ち抜き、一撃で敵を仕留めることが出来れば
なお良いであろう。もし、敵がその場を離れようとし、動き回ったとしてもあせることは無い。
おそらくその敵はこちらの気配に気付いていることは無いだろう。敵が向かおうとする方向の
少し前に丁寧に一発づつ打ち込めばいい。新兵にありがちな行為なのだが、むやみやたらに
連射するということ。これはどうしても避けたい行為である。弾丸の数は限られている。
もし敵と対峙した際に弾が切れてしまったら? もしもの事を考え、弾丸は有効に使うよう心がけよう。
また発砲音に他の敵が気付き、君を見つけるかも知れない。(単発式だが狙撃銃などは特に
発砲音が大きいので気をつけるよう心がけたい。)そして、そもそも連射しても遠距離〜中距離の
敵には弾は当たらないことがほとんどだ。発砲の際、衝撃で君の腕は大きくぶれているのだから。
もし無事に敵の陣地に潜入できたならば、より一層の注意が必要となる。
なにしろ敵地のど真ん中に居るのだから、どこから敵がこちらを狙ってくるか分からない。
敵はどこかで必ず君を狙っていると思った方がいい。どこかで息を潜め、
君をやり過ごした後に後方より銃撃されるかもしれない。建物の中を探ることは重要なことだ。
占領させないようにそこに隠れていることもあるからだ。もしも敵に気付かれること無く、
建物に隠れる敵兵を見つけることが出来た場合、建物の外からでは直接銃で狙うことが出来ない
場面に遭遇することがあるだろう。そういった場合は、手榴弾が有効だ。窓や出入り口から敵の
潜んでいる場所に向かって投げ込めばおそらく敵は爆死するであろう。ただしこの場合も気を
抜いてはいけない。手榴弾に敵が気付き外に飛び出してくるかもしれない。飛び出した敵と
鉢合わせないようにするには窓から投げ込むのが一番有効だ。もし出入り口に投げ込む場合は、
飛び出した敵の視界に入らない場所に迅速に移動すればいい。万が一、爆発で敵を倒すことが
出来なくても敵の後ろを取ることが出来る。銃は装備し、射撃を行うまでに若干の時間を要する。
この間に敵と遭遇してしまっては丸腰状態の君の命はまず無いと思った方が良いだろう。
敵を排除することが出来、占領の為に範囲内に身を潜める際も油断は禁物である。すべて排除したと
思っていても、もしかしたらどこかで狙撃兵が君を狙っているかもしれないし当然、陣を奪い
返そうと敵の援軍がやってくるかもしれない。一箇所でじっとしているのではなく、
物陰に潜むなり動き回るなり自分なりの対策をとり味方の援軍の到着を待つようにしよう。
さて次に銃撃戦に大切なことを教えよう。ここでは敵との距離を以下の三段階に分けたいと思う。
・遠距離…敵の姿が照準(画面中央の十字のカーソル)の半分〜それ以下の場合
・中距離…敵の姿が照準の半分から倍の場合
・近距離…敵の姿が照準の倍以上の場合
まずは遠距離での銃撃についてだが、本来はこの距離での射撃が一番望ましい。なぜなら先にも
書いたとおり、敵に気配を感じ取られる前に安全に敵を倒すことが出来る可能性が一番高いからだ。
遠距離から射撃する時は身をかがめて(場合によってはホフク)静止した状態で射撃する。
身をかがめることによって射撃の命中率も上がるし、万が一敵に気付かれても標的が小さければ
小さいほど狙いは付けにくいからだ。しかしホフクは避けた方が良い。確かに一番弾道も安定し、
敵から狙える範囲も狭まるがホフクの状態から立ち上がり素早く移動する事が出来るようになるまでには
結構な時間が必要となる。しかもその場に立ち上がろうとするため、敵がこちらに気付いた場合、
動かない格好の的となってしまうからである。気がつかない内に敵が忍び寄ってきてたとしよう。
敵の銃弾が急所を外れ、君は敵に気付くことが出来たとしても立ち上がるまでの間に殺されてしまうだろう。
またホフクの状態では敵に一番近くて大きい標的が頭となってしまう。敵が正確に狙いを付ける
ことの出来る精鋭だった場合、一撃を頭に喰らうことになる。つまり即死を意味する。
ただし敵を仕損じた場合でも、的が低位置にあるために見つかりにくいというメリットはある。
このへんは臨機応変に対応してもらいたいと思う。工兵や偵察兵のライフルはこの距離からの
狙撃が一番良い。敵との距離は極力とるように心がけよう。
次に中距離戦である。遠距離で仕損じた敵がこちらに向かってきた場合や建物から出てきた敵と
遭遇したりと実践では一番多い場面かと思う。この距離では射撃の腕さえ良ければ敵の頭を狙うことも
たやすいのでうまく立ち回ることが出来れば2、3人と連続で敵を倒すことが出来る。
敵の動きが視界内に収まるので銃撃しやすい距離でもある。発砲する際に気をつけたいことが
無駄なズームと連射である。ズームしてしまうと視界が狭くなり、敵に視野外に回り込まれて
しまう恐れがある。また連射しても弾の命中率は悪くなるだけで敵にはあたり難くなる。
2、3発を一回の射撃とし、それを連続して行うことが生き残る秘訣である。
命中率が悪くなる前に射撃を中止し、また即射撃とこれの繰り返しである。
命中率は悪くならないので動き回りながらでも弾を敵に命中させやすい。
無駄弾も減らせるので連続戦闘にも応じやすい。こういった射撃法をバースト射撃と呼ぶ。
また敵の進行方向のやや前方を狙うように心がけよう。おおよそ敵の体の1体分先を狙うと良いようだ。
この距離では敵もこちらに気付くことが多い。(もし気付いていなければ立ち止まり、正確に頭を撃ち抜こう)
当然敵も発砲してくるだろう。敵に照準を合わせられないよう弾をよけながら敵を倒さなくてはならない。
移動する際、もっとも良い動きは敵を中心にして左右に動くことである。相手の背後を取るように
左右から回り込むようにする感じだ。(ランダムにジグザグになるよう動いたり、時折ジャンプしたり
することも良い)前後の動きは照準を移動させる必要が無いので、回避行動としては弱い。
相手に近づくように回り込み近距離線に持ち込むのも一つの方法だろう。この距離で急にしゃがむのも手だ。
照準が上下にずれるので、敵の弾が当たりにくくなることもある。(ただし敵が精鋭であれば、
鈍ったこちらの動きに対してすぐさま対応してくるだろう)場合によっては逃げることも戦法として有効だ。
この時に気をつけることは後ろ歩きはスピードが遅いということ。つまり敵の弾が当たりやすい。
敵に背を向け、ジグザグに走り逃げた方が良い。一直線に逃げることは絶対に避けるべきことだ。
例えば近くに建物がある場合などは建物の裏側に逃げ込もう。おそらく敵は追っかけてくるに違いない。
角を曲がったところでしゃがんでみよう。急いで追っかけてきた敵の視界から君は消えることになる。
冷静に敵を撃つ事が出来る。逆に敵が建物の裏側などに逃げ込んだ場合、無理に追うことは危険である。
逆方面から回り込んだり、手榴弾を投げ込んだり、敵の裏を取るように行動してみよう。
またリロードを行う再は物陰に身を潜めるようにしよう。リロード中は無防備になってしまうからだ。
また万が一敵に囲まれてしまった場合でも冷静に対応してもらいたい。敵の装備している武器を確認し、
マシンガンなどを持っている敵を最優先で倒すことを心がけたい。また狙っている敵と自分との間に
別の敵兵が重なるように移動しよう。敵の誤射を誘うことも出来るし何よりも間の敵が自分の盾と
なってくれるからだ。もし自分の射撃できる範囲に敵が重なった場合は、通常よりも一回の弾数を
多くしてバーストするほうが良い。横にずれた弾が敵にあたり二人同時に倒すことも可能だ。
そして近距離戦闘である。この場合は敵が視界から消えることが一番恐ろしい。
逆に言えば敵の視界から消えて後ろを取るように移動することが望ましい。
またこの距離では移動しながらバーストで敵を狙うということは難しくなる。
無理にバーストを狙うと、その間のわずかな差で撃ち負けてしまうことも多い。
敵が視界に入った瞬間(もしくはその前)にありったけの弾丸をお見舞いしてやろう。
ただしこの際最後の一つの弾倉分くらいの弾丸は残しておいたほうがいい。
上手く敵の銃撃を避け続けることが出来たら敵はリロードを行うだろう。
その間は絶対に敵はこちらに攻撃は出来ない。素早く後ろに下がり敵を視界に入れ射撃しよう。
またこの距離は、兵士の腕の差が一番影響する。
初心者、中級者では上級者にはかなわない事が多いので極力この距離での戦闘は避けるようにしたい。
番外として超長距離での狙撃について。スナイパーライフルでスコープを除いた際、よく見てみると
姿形ははっきりしないものの、敵の影は見えると言った事があると思う。またこういった場合、
敵は敵陣にいる事が多かったりするので立ち止まって静止していることもある。
そういった敵を発見したら果敢に狙撃してほしい。
スナイパーライフルの弾丸の飛距離はかなりのもので、正確に狙えば敵を倒すことが出来る。
最後に対車両戦闘のポイントを書くことにしよう。全ての乗物には弱点が存在する。
主にエンジン部分がそうだ。またジープ、航空機以外には通常兵器は効かないと思ってよい。
よく戦車や装甲車にマシンガンやライフルの銃弾を打ち込んでいる兵士を見かけるが
効き目は無いのですぐに物陰に潜み、所持していれば手榴弾を投げ込もう。
むやみにこちらの存在を相手に知らせてしまうことは善作とは言えないだろう。
また戦車を見つけた際、バズーカなど対戦車兵器を持っている味方がいれば撃破は容易い。
この場合もむやみに砲撃せず、相手の弱点を正確に狙い破壊するよう心がけよう。
ただしこの際気をつけることは、敵車両に近づきすぎないこと。車両を破壊することが出来ても、
車両の爆風で自分の命も失ってしまうことになりかねないからだ。万が一敵の砲撃や銃弾で
敗れてしまった場合、率先して自分で対戦車兵を志願してほしい。戦車兵の持つ重火器は
対人にはめっぽう弱く、人気のあるクラスとは言えない。しかし正確に弱点を狙うことの
出来る対戦車兵がいれば地上戦での一番の脅威となりうる戦車に対しいち早く対応し、破壊することが出来る。
これはすなわち多くの味方の兵の命を守った事に他ならない。他の兵士は破壊してくれた
兵士に対し大きな敬意を払うべきである。また対戦車兵は必要が無くなれば、
地上に落ちている他の武器を手に取り対人戦闘に備えてほしい。
時に地上近くを低速で進入してくる敵航空機に遭遇することがあるだろう。
こういった場合、マシンガンで射撃することは非常に有効である。
航空機は耐久性に乏しい。マシンガンでも容易く破壊することが出来る。
たとえその場で破壊できなくとも、すこしでもダメージを与えることが出来れば
対空砲による砲撃への援護となる。
最後に。
君が命を失うということは、絶好のチャンスを逃すことにもなりかねないし、
味方にとっては有効なチケットを一枚消失することとなり大きな痛手となる。
自分ひとりぐらい、などと思ってはいけない。自分こそは、と思ってほしい。
前線、敵地におもむろに突撃することは場合によっては有効な事もあるが
多くの兵士は敵に倒さることになる。これは勇気ある行動とは言わない。無謀な行為という。
敵を10回倒すことが出来ても、自分が20回やられているようでは、チームに貢献しているとは言えないだろう。
逆に邪魔な存在と思われてしまうかもしれない。
自分がやられた数以上に敵を倒すことがチームへの貢献であり、つまり自国の勝利への一歩となるであろう。
(しかしながら衛生兵や工兵など敵を倒すことが仕事ではない者も当然居るわけである。
彼等は前線で戦う君たちを協力に援助してくれている。これは立派な自軍への貢献と言える。
戦果報告には上がりにくいが、彼等への敬意もけして忘れることの無いようにしてほしい。)