◆◇ WarcraftIII -Chapter7- ◇◆

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277何のエロゲか当てろや
夏・・・・それは楽しいバカンス旅行になるはずだった
南国の孤島「微睡島」で何が起きたのか?
生と死が交錯する運命の七日間・・・・

沖縄は宮古島の沖、約10kmに浮かぶ離れ島「微睡島」。
そこはまだ自然がそのままの姿で残る、南の楽園である。

沖縄リゾートペンション・宿泊ツアーを学生課のくじ引きで引き当てた俺は、
悪友の瀬田清彦と共にそのツアーに参加する事になった。
ちょっとゴージャスな純白の招待状には
『沖縄・微睡島ペンションMaYA宿泊券』と記されている。
どうやら、微睡島というそのリゾートの新しいペンションの
オープニングキャンペーンとして企画されたものらしい。

ツアーに招待されたのは俺を含む3人の男性と4人の女性、計7人。
そのツアーが単なる夏休みのバカンスなのか、
一夏のロマンスを体験する事ができるのか、それとも・・・・
8月の太陽に照らされ、蒼く美しく輝く南の海を滑るように走る連絡船は
今まさに、その微睡島に到着しようとしていた。

何故、俺はその時点で気づかなかったのだろう。
自分が、逃れる術のない死と恐怖の淵に降り立とうとしていた事を・・