1 :
ワンワン:
よく知らないんですけど、競馬の犬バージョンってことですか?
犬券を買えるんでしょうか?グアム・マカオ以外で開催している
場所はありますか?どんな情報でもいいので書き込んでください。
2 :
飲む打つ買うさん:2001/08/21(火) 18:29
名犬とかいるのかな(w
3 :
飲む打つ買うさん:2001/08/21(火) 19:16
4 :
飲む打つ買うさん:2001/08/21(火) 23:44
5 :
名無しさん@LV2001:2001/08/22(水) 07:48
>>4 グレイハウンドってサラブレットみたいなもんかな?
6 :
飲む打つ買うさん:2001/08/22(水) 12:35
>>1 ドッグレース(グレイハウンド・レース)は、世界的規模でみれば
競馬(障害、ハーネス、クオーターホースなどあらゆる形態を含むという意味で)に
次いでポピュラーなギャンブル・スポーツであると思われます。
発祥の地は、この類のものの例に漏れず英国。当初の形態は、野原でオーナーが
それぞれの所有するグレイハウンドを放ち、生きたウサギを追いかけさせて、先に
これを食い殺した方の犬が勝ちというものでした。(coursingという名称で現在でも
一部の田舎で開催されています)。その後、20世紀初頭になって、決められた
スタジアム内のコースを6−8頭の犬が模擬ウサギ(形態は
>>4の他にも色々
ある)を追いかけ、順位を決めるという現在の形式が確立されました。
グレイハウンド・レースが最も盛んな国はイギリス。他はアイルランド、アメリカ、
オーストラリア、ニュージーランドといったところが主要国でしょうか。もちろん、
競馬に比べれば開業・維持がはるかに容易なので他の国にも多数、あります。
他にも書きたいことはありますが、時間がないのでまた今度。
参考リンク
英グレイハウンド・レーシング評議会(統括団体)のサイト
http://www.thedogs.co.uk/
7 :
飲む打つ買うさん:2001/08/22(水) 12:38
>>2 名犬もいますよ。そういうのは種犬、肌犬になるのも競馬と同じ。
ただ、犬は一回で多数出産することが馬とは違いますが。
>>6 ドッグレースもイギリス発祥なんですか・・・。
競馬もそうですよね?元は貴族の遊びだったんでしょうか?
9 :
飲む打つ買うさん:2001/08/22(水) 14:32
なんか6のサイトみると寺銭が異常に高いみたいなんですけど
>>7 名犬も種犬もいるんですか。知らなかった・・・。
11 :
飲む打つ買うさん:2001/08/22(水) 14:43
>>6 なんで日本ではやらない(出来ない?)んでしょうか?
12 :
6:2001/08/22(水) 15:08
>>8 初期には貴族(というか田舎紳士)の遊びという側面もありましたが、現代
ではどこの国でも社会的ステータスは高くありません。動物愛護団体の標的
にもしょっちゅうなっています。オーナーになるのは簡単ですが、ごく一部の
大レースを除けば賞金は極端に安い(1着数千円というのがザラ)なので、
八百長が起きやすいから、というのも現実です。
>>9 テラ銭のことを書いてあるページがありましたか?まあ、イギリスではブック
メーカーが主流で、他国では一般的なパリミューチュアルは売上げが低いことも
あり、控除率が高いのは間違いありません。競馬でもそうですが、複勝の控除率
は30%です。
>>10 出走表には馬と同様、血統が記載されています。ただ、どのサイヤーラインが
有力か、とかがわかるほどの知識は私もありませんが。
>>11 開催する根拠となる法律がないからです。
13 :
飲む打つ買うさん:2001/08/22(水) 15:19
>>12 長レスありがとうございます。ところで競馬みたいに
「凱旋門賞」みたいな格の高いレース・GTみたいな
ものはあるんでしょうか?
14 :
飲む打つ買うさん:2001/08/22(水) 16:16
6のサイトのResults&BettingのなかのS Priceというのが単勝オッズで
例えば、7−2なら3.5倍の意味だと思うのですが、
そうすると、寺銭が3分の2くらいあるような気がするのですが
見当違いかもしれませんが
15 :
飲む打つ買うさん:2001/08/22(水) 16:17
ごめん、3分の1です
16 :
飲む打つ買うさん:2001/08/22(水) 16:22
ごめん、寺銭半分近い!
ぼったくりか!
17 :
6:2001/08/23(木) 02:04
>>13 私が知っているイギリス(アイルランド)とアメリカの話になりますが、
イギリスの場合は格の高い「オープンレース」の体系が確立しており、各レース場の
目玉開催になっています。大レースは競輪・オートと同じく予選→(準決)→決勝という
トーナメント方式で行われるのが一般的(レース間隔は一週間)です。
最も有名なのはロンドン近郊のウィンブルドンで毎年春に開催される「グレイハウンド・
ダービー」(年や性別の制限はなし)で、英・愛の有力犬がほぼすべて集結します。
参加が多いので5次予選まであり、一次予選から決勝まで一月半かかります。
今年の優勝賞金は5万ポンドと、この業界では極めて高いものです。
アメリカの場合は地区間の犬の交流が基本的になく、そのレース場ベースの
トップ級の犬を集めたステークスはありますが、一般的にはほとんど注目されません。
レース形態などでも、アメリカのドッグレースは意図的に予想を困難にする手法がとられており、
「お手軽ギャンブル」の色が濃いです。(
>>1に出てくるマカオやグアムもこのタイプ)
一方、イギリスは展開のアヤを軽減するようなレース編成が基本で、両者を比較すれば
後者の方がスポーツ性が強い感じですね。
>>14-16
SPは日本的な意味でのオッズではなく、発走時(最終段階)で場内各ブックメーカーが提示
していたオッズの標準値(ブックメーカーのオッズは変動するので)。イギリスでは最終的な
人気表示に使われるほか、市中のブックメーカーで賭ける場合に特に指定をしなければ、
この倍率が適用されます。ブックメーカーの利益分(テラ銭に相当)に決まった率はなく、
レースごとに変動しますが、SPで計算した場合は通常、10%台前半−20%程度に
落ち着く場合が多くなっています。
ところで、7−2というオッズは3.5倍ではなく4.5倍(元の賭け金1+配当3.5)です。
これで計算しなおしてみてください。因みに
>>6のサイトの最新結果5レースで計算して
みたところ、テラ銭率は14−26%の範囲でした。なお、グレイハウンドの場合は競馬
より売上が少ないため、オッズ設定がブックメーカー側に有利になることが多いのは事実です。
18 :
飲む打つ買うさん:2001/08/23(木) 07:32
意外と奥が深くて驚きました。テレビかなんかで見たときは
ただ犬を走らせて賭けるだけだと思ってました。でもこんなに
歴史が長いとは思いませんでした。またいろいろな情報を
書き込んでいただけると幸いです。
19 :
4:2001/08/23(木) 09:08
>>5 サラブレッドに相当するんではないかと。
グレイハウンドって猟犬に良く用いられているんでは?
体つきからして俊敏そうだし。
『6』さん、かなり詳しく知ってますねぇ〜。
私もgoogleで探してみたけど英語サイトはやたらに
HITする...英語読めません...(ToT;)
20 :
飲む打つ買うさん:2001/08/23(木) 09:54
オグリキャップみたいな人気のある犬っているんですかね?
21 :
飲む打つ買うさん:2001/08/23(木) 13:45
22 :
飲む打つ買うさん:2001/08/23(木) 13:49
そういえば、どうやって犬を鍛えてるんですか?
調教師がいるんですか?それともオーナーが鍛えるんですか?
23 :
6:2001/08/23(木) 14:55
日本では開催していないドッグレースのスレが20を超えるとは思いませんでした。
こういう話もいいですね。
>>18 どうもありがとうございます。私もこの種目に特に詳しいというわけではないのですが、
わかることは折をみて書かせていただきます。
>>19 グレイハウンド=サラブレッドという位置づけはその通りでしょう。
私もつられて日本語サイトを検索してみましたが、グアム、マカオの観光日記の一環と
いうページがちらほらある程度ですね。私はグアムには行ったことはないのですが、
マカオのレース場に行った時はやたら閑散としていた記憶があります。
>>20 どの国でもマイナーな存在であるので、オグリキャップのように国民のほとんどが知っている
というような犬はいないと思います、というかいません。最も認知度が高いと思われる
イギリスでも一般メディアに取り上げられることはまずなく、テレビ中継が年に数回ある程度。
Racing Postなんかにはグレイハウンド欄もありますが。アメリカではそれ以下で、
せいぜい地元紙に出走表と結果が小さく載っている程度です。
24 :
6:2001/08/23(木) 15:09
>>22 無論、調教師がいて、犬にトレーニングをつけています。ただ、欧米では競馬でも珍しいことでは
ありませんが、調教師が自ら犬を所有しているケースもあります。競馬の厩舎(Stable)に相当
するのは犬舎(Kennel)です。アメリカではすべて、イギリスでも通常は特定のレース場に
犬舎を構えています。
グレイハウンドは習性として毎日、一定距離を走らないと体調を崩すこともあり、
調教は基本的に毎日行われます。調教の基本は無論、走らせることですが、
その他にもゲート離れやコースに沿った走行を覚えさせることも重要になります。
また、犬によって内ラチ沿いを走るのが得意なもの、外側を走る方が能力を発揮
できるもの(Wide Runner)などのクセがあるので、それを見極めることも求められます。
あと、
>>8で書いたように、一流犬を除けば賞金を稼ぐよりも、犬券で稼ぐ方が現実的なので
体調の調整などでヤリ、ヤラズを決めていくのも調教師の重大な職務になってます。
(調教師が賭けるのも合法)
>>21 前のレスとも関連しますが、大犬主といえる人はいます。(以下、イギリス・アイルランドの場合)
彼らは通常、専属の調教師を雇いますが、こういう調教師は特定のレース場には所属せず、
各レース場で行われるオープンレース(前に書いた各種大レースもこの一種ですが、自場
所属の犬以外でも出走できるレース。賞金も普通のレースより高額)のみに管理犬を走らせます。
大レースを勝つような犬は多くの場合、こういう犬主の所有ですね。繁殖に携わっている人もいます。
ただ、繰り返しになりますが、グレイハウンドレース自体がブルーカラー色が強いものなので、
競馬の大馬主とは比べものになりません。
ドッグレースにも、オスとメス別々のレースがあるんですか?
26 :
飲む打つ買うさん:2001/08/24(金) 16:24
>>25 一緒に走ります。ただし、メス犬は発情期が年2カ月ほどあり、その間は
レースできる状態ではないので走らせません。
ドッグレースにも距離の違いはありますよね?
一番短い距離と長い距離は、どれくらい違うんですか?
また、一つの距離のスペシャリストの犬もいるんでしょうか?
28 :
飲む打つ買うさん:2001/08/25(土) 09:14
29 :
6:2001/08/25(土) 09:46
イギリスの場合−
最も短いレースは200メートル台(コース半周)、長いのは800メートル台(コース2周)と
いったところ。標準的なのは450メートル前後(コース一周+少々)、次に多いのが
650メートル前後(コース一周半)のレースです。具体的な距離は、レース場の構造に
よって異なります。ついでに、イギリスはいまではほとんどダートコースですが、
アイルランドには芝コースのレース場も残っています。
200メートル台の「スプリント」、800メートル台の「マラソン」は通常、一般戦では行われず、
上に書いたオープンレースにのみ組まれる傾向があります。一流犬では、得意な距離を見極め、、
その距離を使うことが多くなっています。
(イギリスのグレイハウンド界はメートル法を採用しています)
アメリカの場合−
ほとんどすべてのレースは5/16マイル(約500メートル)か、3/8マイル(約600メートル)
のどちらか。競馬と同様に、距離の画一化が顕著です。
30 :
飲む打つ買うさん:01/08/26 20:54 ID:5lVP0bYw
age
31 :
飲む打つ買うさん:01/08/27 18:59 ID:FMeUo1jQ
一番有名な犬の名前と戦績を教えてください。
32 :
名無しさん@LV2001:01/08/29 21:32 ID:uE8wp4YY
あーげ♪
そろそろ大きなレースがあるんでしょうか?
競馬の世界では凱旋門賞がありまsyが・・・。
34 :
優しい名無しさん:
age