船橋オート【4】

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 船橋市は深刻化する財政立て直しのため、向こう4年間で職員を250人減らし、保育所を
民間委託するといった財政健全化プランに取り組む。間もなく始まる新年度予算案作りから着手するが
すぐにも手を打たないと、今後4年間で300億円を越える財源不足になると分析している。
船橋オートも、収支改善がなければ廃止の方向で検討する。
 職員は非常勤職員・臨時職員の活用で、08年までに250人少なくする。現在27ある保育園や
社会福祉施設、下水処理場、市民文化ホールなどの民間委託を進める方針だ。
 国より5%高く、県内最高水準といわれる職員給与の「適正化」も打ち出している。退職時に1ランク
昇給させていたのも廃止、昇給停止年齢も引き下げる。
 船橋オートは97年から一般会計に寄与しておらず、01年からは赤字続き。プランは「当面は赤字からの
脱却を目指すが、収支が改善されない場合は廃止の方向で検討する」と踏み込んだ表現をしている。