1 :
わたしはダリ?名無しさん? :
2001/02/02(金) 23:51 おすすめの美術本を紹介してください。
2 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/02/03(土) 00:05
岡本太郎・・今日の芸術
3 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/03(土) 01:17
福島繁太郎『エコール・ド・パリ T・U・V』新潮社、昭和25年刊。 古い本だけど、この作者は当時のヨーロッパの画家達と現実に交流していた日本人です。 特にマティスとは家族ぐるみの付き合いをしてたらしい。 フォービスムやキュビスムまでエコール・ド・パリに含められていますが、おもしろい本です。 今本を書いてる人たちは、当時の本当の画家を全く知りません。 後世に残された文献や作品から想像して、もっともらしく論文や本を書いているだけです。 当時の画家本人と付き合って彼らの人間像まで描いている本、 特に日本人が書いた本は数少ないでしょう。
4 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/02/03(土) 01:19
宝島社の「絵画の読み方」 これ読んでなかったら、ただ絵を見るだけに終わってたかも。 能動的に絵を見る楽しさを知ったような気がします。
5 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/02/03(土) 01:40
視覚デザイン研究所編 巨匠に教わる絵画の見方 これはおすすめです。 面白くてためになる! (わたし的には上の宝島のより100倍面白いです)
6 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/02/03(土) 16:06
橋本治の「ひらがな日本美術史」 ただただ面白い。
7 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/02/04(日) 21:41
最近読んだのは、矢内原伊作「ジャコメッティとともに」。 ひょろなが〜い彫像を作るヒトってイメージしか持ってなかったが 実に魅力的な作家であると思うようになった。
8 :
goatsong :2001/02/04(日) 23:20
>>5 これは、本当におもしろいよ。難を言えば、美術史的視野に
欠けるけど。姉妹編で最近では「絵画に教わる絵画の見方」と
かいう本は、さらにおもしろい。
9 :
ベンゼン中尉 :2001/02/04(日) 23:51
以前、ギャラリーアポロから貰ったMADO美術文庫 秋山修著「版画の見かた買い方」 青春出版社文庫 岡部昌幸著 「21の名画を楽しむ」 初心者にお薦め。
10 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/02/05(月) 08:22
>6 役立つ美術本かどうかはわからないけど、 たしかに、読み込むと目ウロコだよね。 いや、自分的には役立つと思ってるけど。
test
12 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/02/06(火) 03:20
布施英利さんの「脳の中の美術館」(ちくま学術文庫) は面白いよ。 美術だけじゃなく、写真や映像にいたるまで 様々な芸術のジャンルといわれるものを独自のカットで 論じてる。ものの見方がかわるよ。
何で、布施英利みたいな3流評論家が、ちくまから本出せるんだよ。
14 :
善人面 :2001/02/06(火) 16:26
シャルル・ブーロー著/藤野邦夫訳/小学館 「構図法・名画に秘められた幾何学」 原題=Charles Bouleau
15 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/02/12(月) 22:24
幾何学構図ものってどうも苦手なんだけど、読んでいて面白いんでしょうか。
16 :
うろぼろす :2001/02/13(火) 21:28
幼児の美術教育関係の本をたまたま読んだことがあるけど、美術に関してとても基 本的な概念や考え方が紹介されていて、読んでいてはっとしたことがありましたねえ。
17 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/02/15(木) 00:05
「原色日本の美術」 小学館グループの総合教育センターオリジナル。 訪問販売でしか買えない。
18 :
w :2001/02/15(木) 21:54
とりあえず、リードの”芸術の意味”とか”近代彫刻”あと”近代絵画”というのもあるらしいけど、 これは、私が読んでないので、お勧めできないです。
19 :
<W :2001/02/16(金) 00:23
>>18 どれも難しいじゃん(藁
初心者の読む本じゃないな。
20 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/02/16(金) 00:31
ハーバード・リードってけっこう啓蒙的な本ばっかじゃん。 ためにはなるかもしれないけど、そんな面白くはないな。
21 :
いるす :2001/02/20(火) 04:52
22 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/02/25(日) 03:36
このスレいい
23 :
goatsong :2001/02/25(日) 11:54
私も布施英利、大嫌い。
24 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/02/25(日) 22:16
小林秀雄の「近代絵画」(新潮文庫)って絶版なのかな。 どこの本屋さんに行ってもないです。
↑あ、べつにおすすめではないけれど。
26 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/02/25(日) 23:12
あちきは、文字読むの苦手だから、西岡文彦の本から 絵の読み方って存在を知ったンですよ。
27 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/02/25(日) 23:30
「モンガイカンの美術館」南伸坊 朝日文庫 1200円 かなり笑えます。自分の言葉で書いてるところがいいね。 図版多数。「自画像の前にいる大谷君」は笑えるゾ。
28 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/02/26(月) 12:08
安い本は?
29 :
goatsong :2001/02/26(月) 13:36
>>24 私は4ヶ月くらい前に買ったばかりだから、絶版てことは
ないんじゃない?とてもお薦めできないけど。
30 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/02/26(月) 21:28
goatsongさんの仰る通り、その本はうんこ以下です。
31 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/02/26(月) 23:38
小林秀雄は美術の世界ではあいかわらず評判悪いですね。 文学界ではちょっと再評価の動きもあるみたいだけど。 わたしも決してお勧めはしないけど「近代絵画」はセザンヌのとこ ろはけっこう好きです。
32 :
お絵描き君 :2001/03/01(木) 13:45
ルネッサンスならバクサンドールという人のが面白かったな。 画家の注文書とか笑えるしね。
33 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/03/01(木) 17:58
バルザック「知られざる傑作」 ゾラ「制作」 どちらも岩波文庫(フランス文学)に入ってる。
34 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/03/01(木) 19:57
>>24 うんうん。セザンヌつながりですね。
ゾラは美術批評もやった人みたいだけれど、この二作を比較するか
ぎりでは、バルザックの方が美術への理解は深いように思いました。
35 :
34 :2001/03/01(木) 20:00
あれ、24ではなくて
>>33 でした。
睡眠不足かな。
36 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/03/05(月) 11:32
高階秀爾の『絵画を見る眼』(岩波新書)がなぜ出ていないんだ〜。 定番すぎるから?
>>36 それは定番を通り越してる。
ヤザキミモリあたりまで遡らなくてはー。
38 :
利休 :2001/03/08(木) 17:16
買えそな本で(広くどの時代でもいいけど)日本美術扱った書籍は少ないな。 西洋美術や焼き物なんかわかりやすそうなのあるのに、お茶モノがないぞ!
39 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/03/09(金) 17:50
茶関係の本って、なんであんなに高いんだ。 茶道具見るの好きなのに、とても買えん。
40 :
利休 :2001/03/09(金) 18:37
茶道具なんか著作権切れてんだし変に豪華にしなくてもいいんだから、寸松庵とか高野切れなんか二玄社のお手本があるからいいけど、 広く、道具になるとホント無い。 加藤唐九郎、安くして!「西行」「鬼が島」がいいなあ。画に比べるとなんか恵まれて無い。
41 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/03/09(金) 21:12
全く。 せめて、5000円未満にしてくれんものかのう。>炭坑社、恐都書院。 そういえば、茶道具じゃないけど、レイモンド・ブッシェルの 「インロウ−ハンドブック」、こないだ古本屋で4500円で 買っちゃった。 ラッキー! この調子で「ネツケ−ハンドブック」も手に入らんかのう。
42 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/10(土) 01:08
>>40 著作権きれてても、所有者が「写真取るなら金よこせ」と言えば、
出版サイドは金払うしかない。
自分の所有物をどうするかは所有者の勝手だから、金を取れるだろう。
それに、写真を撮ると今度は、その写真に著作権が生じる。
だからプロに写真撮ってらうと、その写真を使うたびに(本を刷るたびに)金払わないといけない。
43 :
アメリカの友人 :2001/03/10(土) 01:12
アンドレ・ブルトン「ナジャ」 特に理由なし。
44 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/03/10(土) 01:15
魔術的芸術が欲しい。高くて
45 :
>40 :2001/03/10(土) 01:26
ホントに、そのため値が張るんですか?
46 :
42 :2001/03/10(土) 01:36
>>45 それだけじゃないけどね。
最大の問題は、そもそも欲しがる人がほとんどいないってことでしょう。
数をさばけないから、必然的に高くなる。
あとは42で書いたように、権利関係がややこしいってのもあるだろうし。
47 :
>46 :2001/03/10(土) 01:43
そうだよね。悲しい。
48 :
42 :2001/03/10(土) 01:54
あと洋書の訳本は、ものすごく高いですよね。 Amazon.comとかで原書を調べてみると、 実は原書の定価は訳本の数分の一なんてことも珍しくない。 ちなみに41さんが言ってる「インロウ」も調べてみると、Amazon.comでは60ドルで売ってる。 しかも1990年にリプリントされたもの。 訳本は1979年にでたっきりで、しかも定価は18
49 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/03/10(土) 21:58
48を見て、今Amazon.comのぞいたら、ネツケ−ハンドブック売り切れてやんの。 価格見たら45jだって。 くっそー!
50 :
w :2001/03/16(金) 21:23
布施の”脳の中の美術館”だったか、 ハードカバーで出してたときは、 現代美術批評?が出ていたけど、 文庫で出版し直した時に、 そこら辺を削除してあったとか、、 どんな経緯だったのでしょうね。。 あと、本がらみのネタとしては、 中沢新一の”幸福の無数の断片” には、日本の現代作家についての文章が幾つか出てますが、 そのあとがきには、バルトは人が良かったので頼まれると、断りきれなくて、書いてしまう人だった、 自分もそうだとか、、お前は何様のつもりだと思ってしまいました。
51 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/03/21(水) 02:30
PHAIDON社からでてる"Conceptual Art"って本がおもしろかった。 以前はダダとかデュシャンとかって全く理解できなかったけど、 この本を読んで少し分かるようになった。 「現代美術は、どこがアートなの」って思う人にお勧め。 こういう考え方もあるんだなってことを教えてくれる本です。
52 :
英語の本は嫌 :2001/03/22(木) 00:23
51さんの言う本は確か訳本がでますよね。 岩波が今シリーズ化してる美術書ででる予定だった気がします。 日本語訳がでたら読んでみようかな。
53 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/03/22(木) 00:28
54 :
51 :2001/03/22(木) 00:46
>>53 著者は Tony Godfrey 。
サザビーズでコンテンポラリー・アートの Senior Lecturer をやってる人。
55 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/03/28(水) 13:00
ダリの本で面白いのないですか?
56 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/03/28(水) 14:09
>>55 ダリは自らいろんな本を書いてるからそういうのでも読んでみれば?
「天才の日記」とか「ダリの告白できない告白」とか変わったものを書いてる人だよ。
57 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/29(木) 10:35
高村光雲の「幕末維新懐古談」岩波文庫。おもしれぇぞ。
58 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/03/29(木) 11:13
みなさん洋書ってどうやって購入してますか?
59 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/03/29(木) 11:51
>>58 前はAmazon.com。
今はAmazon.co.jp。
60 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/04/01(日) 21:26
「イコノ・クリティック」谷川渥
61 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/04/01(日) 22:17
東京に来れて現代美術関係を探すなら オンサンデ−ズかパルコブックセンターあたりが早いのかな。 アマゾンもいいし。
62 :
epi- :2001/04/02(月) 18:07
スレッドのお題:「ためになる美術本、おもしろい美術本」
何の為になるかにゃ、鑑賞?教養?実践?投資の対象?
誰にとって面白いのかにゃ、十人十色、各人各様
などと思ったりもしますが、限定していないところに発展性が
あるのでせうね。
>>60 「イコノ・クリティック」谷川渥
に関連して、Icon [Latin fron Greek eikon:image]では
エルヴィン・パノフスキー / Erwin Panofskyの著作
『イコノロジー研究』 4章 盲目のクピド、
キューピッドの目隠しについてを興味深く思いました。
他の著者でもエルンスト・ゴンブリッチ / Ernst Gombrich
をご覧になる方などおられませんでせうか。
芸術を象徴や記号として知覚、認識、解釈する意味で、
ゴンブリッチ氏の本は何かを、個人的に、わかった様な気に
させてくれます。
63 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/05/07(月) 23:48
これもage
64 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/05/08(火) 22:31
高階秀爾&小松左京『絵の言葉』(講談社学術文庫)を高校生のときに読んで、 対談形式で語られる、東西の図像に関するスリリングな読み解きに興奮してしまった。 高階センセの知識披露も素晴らしいんだけど、小松左京の鋭い合いの手もいい。 美術史学の学術書もいいけれど、社会人が通勤途中に読むのはチト苦しい。 その点、適度なヤワラカさがあるこの本はお薦め。
65 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/05/09(水) 04:04
谷川渥の本面白いか?
66 :
1わたしはダリ?名無しさん? :2001/05/12(土) 02:48
木下直之「美術という見世物」 文句なく面白い
67 :
moto :2001/05/13(日) 15:00
赤瀬川源平がカッパの本からいくつか「名画のみかた」的な本を出しています. 僕は以前から尾辻克彦=赤瀬川源平の文章のファンなので楽しく読んだけど,他の美術愛好家が読んだらどうなんだろ 感想聞かせて.
68 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/05/16(水) 16:25
>65 谷川渥 好みが分かれそうだが澁澤龍彦に通じる面白さがある。
69 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/05/17(木) 01:28
<67 あー、俺その本見たけど、赤瀬川原平こういう本だしちゃ いけないって思った。 それまでは結構ファンだったのに、 一気にさめた。 や、今でも一応認めてはいるけどね・・・
70 :
とら :2001/05/18(金) 02:27
>67さん 名画読本まあまあよかったとおもうけども。 日本美術応援団もよかね。名画読本より私はすき。 あとはー、古いところで「奇想の系譜」かなあ。 辻延男くん(漢字ちがうかも)のやつ。 そしてやっぱタローでしょ。「今日の芸術」!
71 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/05/18(金) 03:23
安部公房
72 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/05/18(金) 12:31
昔の本だが クリスとクルツの「芸術家伝説」 古本屋で見たら買いましょう。 訳者による中国と日本における美術家の神話化言説リストは今でも価値が高い。 東洋関係の研究者でも存在を知らないことがたまにある。
73 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/05/23(水) 21:46
書好って本が春潮社から出てるけど、書についてとてもわかりやすいって評判だよ
74 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/05/23(水) 21:52
>73 春潮社とはなんともそそる出版社ですな。
75 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/05/23(水) 21:53
すごいね。初潮社だったらそごいのに
76 :
いるす :2001/05/24(木) 21:29
神話化といえば、もう少しで読み終わるところだけれど 「つくられた桂離宮神話」(井上章一)はおもしろいね。
77 :
Q :2001/05/25(金) 11:59
タイモン・スクリーチ。 読んでる時は面白いけど、後で考えると なんか上手くごまかされたような感じがする。 美術史はもう、頭の中だけで考える「ゲーム」になっちゃった気がする。
78 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/05/26(土) 04:18
益田朋章(ちょっと違うかも) 『ビザンティンで行こう!』はよかった。
79 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/05/26(土) 19:05
フェルメールの研究書で何か良いのありますか?
80 :
Q :2001/05/27(日) 20:45
>>78 益田朋幸です。
休講が多かったけど、Aくれたので念のため云っておく。
81 :
Q :2001/05/27(日) 20:45
>>78 益田朋幸です。
休講が多かったけど、Aくれたので念のため云っておく。
82 :
Q :2001/05/27(日) 20:46
二度打ちした。 スマソ。
83 :
なさばな :2001/05/28(月) 05:29
三輪福松著「西洋美術の主題と物語」(朝日選書) キリスト教絵画やギリシャ神話系の絵画を鑑賞するときには 役立ちますよ。図像学の入門書みたいな本。読みやすいです。
84 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/05/30(水) 01:38
>>79 日本語の場合、
画集では「フェルメール画集」リブロポート、1991
ブランケルト、モンティアスの論文が参考になる。
専門書では、小林頼子「フェルメール論」八坂書房、1998、と
同「フェルメールの世界」NHK出版、1999
下の本は、上の本を要約したような内容。
ただこの人の文章はまわりくどくて個人的には少し読みにくいような気がする
良い本は、自分で探しましょう。
はい。
87 :
79 :2001/05/31(木) 16:05
>>84 だうもありがたう。
今日図書館で「フェルメール画集」(リブロ)をあたってみました。
過去のフェルメール批評の抜粋集みたいなものが付いていてありがたい本です。
88 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/06/02(土) 23:00
サワラギくん著「日本・現代・美術」ってどうよ?
89 :
ナナシノ :2001/06/03(日) 02:48
>>88 「日本・現代・美術」面白いです。
ただし、これ一冊で日本現代美術を理解
した気になると、きついです。
>>89 私、別スレであなたにこの本の引用を指摘された者です。
読んでみました。確かに面白い。サワラギ氏の博学ぶりにも
改めて頭の下がる思いがした(というのもあまりに偉そうだけど)。
でも、福田和也の「作家の値うち」みたいに、これを一元的に
肯定しちゃうのもまずいという気もした。
あくまでサワラギ氏解釈の日本の戦後美術史であって、
これを相対化するような本の登場も必要だなと思いました。
でも、他に書き手はいるのかな。
91 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/06/03(日) 14:53
宝島社が昔出した「現代美術入門」ってのが良いよ。 バックナンバーは無いかも知れないけど 図書館には結構入ってる。案外読みやすくてうまくダイジェストしてる。
92 :
Q :2001/06/03(日) 18:56
椹木野衣の「日本・現代・美術」はたしかにおもしろい。 ただ、この人に特有のゲリマンダー的解釈があって、 皆が言うように、ある程度近・現代日本美術史についての 知識をもってから読んだ方が良い。 岡崎京子を扱った近作も、作品分析と言うより、 岡崎京子をネタにした現代批評と言う感じがする。 私は思うのだが、椹木独自の論理展開は、 すっとんきょうなたとえに思えるかもしれないが、 柳宗悦に似てるような気がしてならない。
93 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/06/03(日) 18:59
ゲリマンダーとは?
ゲリマンダー。 自分の有利なように選挙制度を変えること。転じて多数派工作。 仮に、多数党がこれをやり始めると、もう止められない止まらない。 ぜんぜん止まらない。「カッパえびせん」の比ではないぐらい止まらない。 由来は、ゲリーという議員が選挙区を自分の都合のいい形に変えたら サラマンダー(サンショウウオ)のような形になったことに拠る。 今となっては定番政治用語だが、ネーミングセンスは、小林製薬以下。 早大政経の学生間では「下痢をしている人」の意味でも使われている。 用例:今日オレ、ゲリマンダー。 ちなみに、 この板に棲んでいるゲリマンティストどもの「駄文垂れ流し」行為を ナニゲに指摘する時にも使える。 用例:↑これは、なんとも下痢万打的だね。
95 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/06/03(日) 20:12
へえー
96 :
空耳 :2001/06/03(日) 21:37
97 :
F大美術部 :2001/06/04(月) 12:20
コピペでは?
>>94 ちなみにマサチューセッツ州の選挙だっけ?
本家アメリカじゃすでに死語。
98 :
F大美術部 :2001/06/04(月) 12:21
ところで美術出版社って、どうよ?
99 :
ナナシノ :2001/06/06(水) 01:31
はっきり言って美術本など、「読み物」として面白くなけれ ば、全く読む気がしない、怠惰なワタシです。 楽しいアメリカ抽象表現主義物語。 「現代美術コテンパン」トム・ウルフ 究極のマスタベ。 「ヘルメスの音楽」浅田彰 以上2点挙げます。我ながらかなりの厨房です。
100 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/06/06(水) 02:05
>>99 「現代美術コテンパン」、厨房ではなく、大学生のときに読みました。
あー、現代美術ってくだらないのねえと信じ込み、その後銀座の
画廊めぐりをして、さらに嫌いになりました。そんな思い出のある一冊です。
現代美術が嫌いになりたい方は、
森村泰昌「美術の解剖学講義」がお勧めです。
ツッコミどころ満載で、もっと現代美術が嫌いになれます。
101 :
↑ :2001/06/06(水) 03:33
↑KT? 寂しいひとだね〜。
↑ちがいますよ。
103 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/10(日) 19:30
age
104 :
オタ@初台 :2001/06/13(水) 21:10
棟方志功「板極道」。
105 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/06/13(水) 22:43
文学は?
106 :
ナナシノ :2001/06/14(木) 01:17
大変衝撃を受けた一冊として、個人的に強く 記憶に残ってるのが宇佐美圭司の「絵画論」 です。「今更絵を描く事に何の意味があるのか」 と一度でも考えたことのある人なら、とりあえ ず読んでみると良いかもです。
107 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/06/14(木) 01:39
西武、堤の太鼓もち。
108 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/06/14(木) 02:41
カート・ヴォネガット「青ひげ」 抽象表現主義についての小説。
109 :
ナナシノ :2001/06/14(木) 23:58
それではサマセット・モーム「月と6ペンス」を。 ゴーギャンをモデルにした小説です。(まあいささか 古臭いですが。)
>109 これ、いい本でした。 ゴーギャンがモデルでしたか。知らなかった。 明日、友達に言うたろう。
111 :
オタ@初台 :2001/06/17(日) 22:26
美術出版社では「絵画表現のしくみ」っていう画材の説明したやつが おもしろかった。
112 :
藤田玲司 :2001/06/18(月) 16:06
「ギャラリーフェイク」
113 :
空耳 :2001/06/22(金) 21:55
今読んでいる本。 「ピーターラビットの謎」 益田朋幸 著 エッセイ風の本なんだけど、 キリスト教図像学のいい入門書じゃないかと思う。 おもしろい。 感心した一説。 「言い方を換えれば、中世の二次元空間においては聖性を表現する「記号」 であったニンブスが、ジオットの三次元空間の中では一種の「物質」として 扱われているのである。」 ――ジオットの最後の晩餐をさして こんなこと考えたこともなかった。
114 :
空耳 :2001/06/22(金) 21:56
一説を一節に直します。
115 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/06/24(日) 23:53
岡本太郎 「今日の芸術」がおすすめ 文庫もあります
>>112 ギャラリーフェイクはマンガだけど
かなり専門知識も得られると思う。
ラウンジマンセー
ボリス・グロイス「全体芸術様式スターリン」 ロシア・アヴァンギャルド-社会主義リアリズム-ソビエト下の芸術-ペレストロイカ以降のロシア人芸術 の流れが大体(゚Д゚)ハァ? くできる。難解だが面白いイ。 ロシア・アヴァンギャルドの入門としては 亀山郁夫「終末と革命のロシアルネサンス」がお勧め
118 :
gel :2001/06/27(水) 15:40
・中ザワヒデキ『西洋画人列伝』NTT出版、2001 現代日本においては一風変わった経歴を持つ著者による超ダイジェスト版西洋美術史。 主要と思われる作家60名を挙げて、その作品と芸術観を、見開き2ページ程度で 読み物風に分かりやすく解説しています。 僕も一冊持ってますが、暇なときにパラパラ開いて一人の作家についての基本的な 知識を得ることが出来て楽しい。専門書に当たると「知っていて当然」として 書かれていない概説が、平易な言葉遣いで読めるのが嬉しい。 (つまり学術書のように、読む際の前提となる知識が要らない、ということです。) しかし、これだけの広範なダイジェストを書くことのできる著者の見識は、 かなりしっかりとしたものだと見受けられます。 同じ著者がトムズボックスから私家版のように出してる『近代美術史テキスト』も、 偏りはあるけれど、現代美術へのひとつの見解としてなかなか面白いです。 (黒い画用紙をまとめてホッチキスでとめただけの冊子。本と呼べるかちょっと疑問。) ただ、この本に関しては、2年前に福岡市天神の丸善には売ってましたが、 今現在、どこで取り扱いがあるのかは知りません。すいません。
119 :
gel :2001/06/27(水) 15:51
すいません、すこし長々と書きすぎました。 おわび(?)に日本近代美術に興味のある方への一冊。 境界の美術史―「美術」形成史ノート 北澤憲昭 ブリュッケ;星雲社 2000
120 :
its :2001/06/27(水) 16:12
北澤憲昭なら名著「眼の神殿」美術出版社も。 日本近代美術関連として 佐藤道信「明治国家と近代美術」吉川弘文堂も よんでおきたい1冊。
ホイジンガの「中世の秋」って、ファン・アイクとその時代をよく理解したいから この本を書いた、と前書きにあるので読んでみたけれど、実際は中世とその時 代の人間たちの下らなさについて、延々と書いてあった。 ファン・アイクについての所は、騒々しい大衆・貴族と普通に生活している市民と に分けると彼の絵は後者の絵にみえるけど実は前者の絵だったとか、日常に神 聖なイメージの人物が普通のひとのようにでてくるとか書いてあったりする。 当たり前かもしれないけど絵自体は言葉では表せないというようなことを著者が 言ってるのでそれほど期待しない方がいいかも。あとミケレンジェロは当時のフラ ンドルの絵を馬鹿にしてらしい。 なんか人名とか意味不明だし全体的に読むのが面倒だったけど愛の様式化の章 とか小谷野の赤いのみたいで面白かった。細かい話しは時々面白いかな。
122 :
空耳 :2001/06/27(水) 23:59
中世の秋で、 フィリップ善良候っていうのがでてくるけど、 お前どこが善良なんだよって突っ込みいれたくなる。 わがままこの上ない。 あれは自分でつけたあだ名なんでしたっけ。
ホイジンガって17世紀オランダについての講演をまとめた 小本(題名失念)でも、当時の生活をよりよく反映している のは油絵ではなくて、版画だと言ってる。 もっともなことだけど、当時オランダには1000人以上の画 家がいたと言われるのに、この発言はいかがなものかと 思ったりもした。 ホイジンガって芸術家の役割をそれほど重要視してない 気がする。
124 :
いるす :2001/06/28(木) 01:06
自分で名前をつけたかどうかまで細かく読めてないけれど、フィリップは滅茶苦茶ひ どいですね。 自分支配しているの兵士を勝手に結婚させる癖があるというのとかは変な癖で面白 いとか思ってしまったけど。 時代の影響もあるのか、フィリップの息子が会食で他の人と一緒手を洗うのが嫌だと いったのに、貴族らしくて良いと言ってしまう人がいたりして、そういう感情も馬 鹿らしいと思いましたが。 エラスムスがこの時代に静観していたというのを以前何かで見て、それもどうかと 思っていたけれど、私もこんなのに関わりたくはないなぁ。 今amazon.comのレビュー見てたけど、ホイジンガは正確ではないみたいですね。 判断するのに必要な歴史の知識を持ち合わせていないので、どこが正確でないかとか 芸術家の重要性の記述が適切でないかどうかはわからないのですが。 中世の幻想を消すという点と概観をつかむという点ではいいかもしれないけど、アナー ル学派とかいるし、資料としてつかうには古いらしい。 でも、歴史に興味ない人でも読めるというのはいいかも。
話しはズれますが、ホイジンガの歴史家としての功績の一つは、 16世紀末のオランダの独立の原因を、プロテスタントとカトリック の宗教の対立から生じたものではなく、各州、ギルド等の既得権死守の 結果であると看破した点。 また独立後の社会を共和制による擬似民主的政体と見ず、これまた 各小共同体の利益確保の結果であると暴いて見せた点にあると いわれているらしいです。 私も歴史学には詳しくないのでよくはわかりませんが。 マスタベな文章でごめん。
126 :
ドゥンガ :2001/06/28(木) 04:04
益田朋幸いいですよね。 最近新しいの出したみたい。
127 :
gel :2001/06/28(木) 12:45
itsさん、補足ありがとうございます。 補足ついでに日本近代美術関係をもう一点。 ・佐藤道信 『日本美術誕生−近代日本の「ことば」と戦略』 「美術」ってなんだ?という根本的かつ制度的な疑問を、 「ことば」のレベルから読み解く名著。 後半いささか資料的で読み物としてはつらいが、前半部は必読。 1500円という手ごろな値段も魅力的です。
128 :
its :2001/06/28(木) 16:33
>>127 gelさん、佐藤先生の上記の本は「明治国家と〜」の中でも
触れられている部分をよりわかり易く解説したような印象を
受けました。
入門にはメチエの方がいいですね。
もう一つ日本近代美術史関連で面白かった本
木下長広「思想史としてのゴッホ 複製受容と想像力」
白樺以降の日本人知識人がどのようにして「複製」のゴッホを
受容し、神話化してきたか、について詳細に語られています。
日本における西洋美術受容を考える契機としてもいい本だと思
います。ただ、僕は膨大な資料部分は読みとばしましたけど。
考えてみるとこの本、芸術選奨新人賞受賞。
「明治国家と〜」も倫雅賞、サントリー学芸賞受賞。
なんだか権威主義的な紹介で嫌ですが、いい本はやっぱり
いいということでご勘弁。。。
129 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/06/29(金) 09:26
若桑みどりの本は? 結構読んでます。 図像学にちょっとはまってるので。
130 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/06/29(金) 09:29
そういえば、図像学辞典って、本屋に注文しても手に入らない、、。 図書館で見れるからいいけど。
131 :
its :2001/06/29(金) 09:37
>>130 水之江有一のでかいやつ?
僕もあれほしい〜〜。
やっぱ家に置くならまずは辞典からっすね。
132 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/06/29(金) 09:56
ブロンツィーノの愛の寓意の見方とかって、美大行った人には 常識なんでしょうか? 図像ってものを知って初めてわかりましたよ。 おもしろいですよね。
133 :
フェージカ :2001/07/03(火) 01:06
『現代アートの哲学』産業図書はどうですか?
134 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/07/05(木) 03:13
純粋な美術本ではないですが、朝日新聞社から出ている 「世界 名画の旅」が好きです。 高階秀爾先生のコラムが簡潔でわかりやすい解説になっている。
135 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/07/18(水) 07:38
age
136 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/07/18(水) 16:54
あげとこう
137 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/07/18(水) 22:44
エリカ・ジョングの”ブルースをワイルドに”の主人公はそこそこに成功している女流画家で、 才能がなく頭がわるいがチャーミングな男の画家を囲っているなどのエピソードは、少し刺激的です。 またこの女流画家は、かつてはホフマンのような絵を描く画家と結婚していたが、 時代の流れで、女流芸術家が評価されるようになり、それが原因となり、離婚してしまったなど、 物語の背景の描写は、それなりに興味がもてるものであったりします。 などと書きながら、私は上巻しかよんでません。。 (どっせ、未完の作品だから、どこでやめても同じかなと、思って下巻を買い忘れました。)
138 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/07/27(金) 21:55
ageさせて
139 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/07/28(土) 02:27
少年アート/中村信夫 現代美術を食わず嫌いの方におすすめ。 ちょと古い本らしいので 図書館で探せばあるかも。
『二枚の絵』毎日新聞社 毎日新聞の日曜版に連載されていたのを再編集したもの。 平*郁*氏が編者の1人だけど、いろんな人が二枚の絵を並べて思い思いに、 解説している。ほ〜この絵にその絵をもってきたか〜ってな感心と共に選んだ人の見解とは別に作品解説もされてあり、その適度な分量の良さと、ヴォリュ?ムの割には2800円という値段が幸いしてか、奥書きを見ると直ぐに増刷したようである。 もし、書店で見かけたら立ち見してやってください。
う〜新しいブラウザにするといつもこうだな。 「適度な分量の良さ」は文章の量について。 「ヴォリュ?ム」は本全体、特に掲載された図版の多さについて。
きちんと表示してくれ!Mac版 Mozilla! つまりvolumeね。
143 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/07/31(火) 20:23
>>51 岩波から『コンセプチュアル・アート』出ました。
トニー・ゴドフリー著/木幡和枝訳
144 :
. :2001/08/05(日) 10:32
.
145 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/08/10(金) 12:47
定期age
146 :
わたしはダリ?名無しさん? :2001/08/16(木) 22:18
あげ
:
148 :
わたしはダリ?名無しさん? :01/08/27 06:13 ID:tf1RELAM
スレ違いですみません。 入手し損なった展来会の図録を探していますが、 そういったものを多く扱っている古書店を教えて頂けませんか? (こういう話題はどこで聞いたらよいのでしょうか…。) ヤフオクでも検索を続けていますが、一向に出てくる気配がありません。
149 :
わたしはダリ?名無しさん? :01/08/27 06:47 ID:FAHPzefc
150 :
わたしはダリ?名無しさん? :01/08/27 15:10 ID:UC2pINkI
展覧会図録がある古書店なら、神保町のブックブラザー源喜堂なのでは? 現代美術のものはないが。
151 :
148 :01/08/27 23:56 ID:x9iX49Us
149さん、150さん、レスありがとうございました!! 検索したら、アートカタログライブラリーで所蔵している事が わかりましたので、今度上京したら寄ってみます。 神保町でも探そうと思います。 やっぱり、自分の足を使って探さないとダメですね。^_^;
152 :
わたしはダリ?名無しさん? :01/08/28 00:13 ID:zzkEX6ok
153 :
150 :01/08/28 00:38 ID:1P2tBmF6
154 :
150 :01/08/28 02:16 ID:VKHwqd5w
155 :
148 :01/08/28 18:47 ID:IV09CgxE
>>152 さん、
またもご親切な情報をありがとうございます。m(__)m
とても便利で、美術関係以外の本も
いろいろ検索してしまいました。
今後もちょくちょく利用させて頂きます。
156 :
わたしはダリ?名無しさん? :01/09/09 16:05
ロザリンド・クラウスだったら、何を最初に読むのがいいかな
157 :
わたしはダリ?名無しさん? :01/09/17 00:20
>>156 いま本屋で手に入るのは「ピカソ論」だけじゃない?
クラウスはなぜか哲学版でも少し話題になってたよ。
158 :
わたしはダリ?名無しさん? :01/09/18 03:14
age
159 :
わたしはダリ?名無しさん? :01/09/18 03:17
渾齋随筆 會津八一 中公文庫
ルネ・ホッケ「迷宮としての世界」 国立国会図書館で閲覧できる。マニエリスムに興味があれば凄く面白い。分厚いけど。
小池寿子の死の舞踏に関する著作も面白いよ。 オススメです。
163 :
わたしはダリ?名無しさん? :01/09/22 03:12
age
>162 小池寿子さん興味があるのですが 死体や墓像の美学が理解しにくくていまだに手つかずです。 本の見所などを簡単に教えていただけませんか?
>164 「屍体狩り」を薦めます。僕も小池寿子を最初に知ったのはこの本でした。 美術本というよりは随筆に近いですが、やけに面白い。中世ヨーロッパの悪趣味というか 自分の腐敗する様を蛆までリアルに彫刻で遺すように命ずる領主なんて今の時代から 見ればちょっと理解に苦しむのですが、これも信仰心の表れらしいです。本のタイトル とか図版はギョッとしますけど、ゲテモノじゃなく独特な視点でとらえた死の芸術の本 として今までには無かったと思われます。
>165 具体的に教えてくれてありがとう。「屍体狩り」読んでみます。 >これも信仰心の表れらしいです。 墓像に装飾を施すのは、キリスト教?がバックグラウンドにあるからなのですね。
167 :
わたしはダリ?名無しさん? :01/11/28 21:55
落ちそう?
168 :
わたしはダリ?名無しさん? :01/11/28 23:19
バルトの「美術論集」。くだらんエルテの絵がバルトの文章によって魅力的に思えてくる。
169 :
:わたしはダリ?名無しさん? :01/12/01 01:10
入門的なもので『絵のある暮らしのすすめ』岩松是親・東京書籍、 『絵画の見方買い方』瀬木慎一の2冊。 今でもときどき読み返しています。
170 :
わたしはダリ?名無しさん? :01/12/01 02:04
どういう軸にしたがってためになるかをはっきりさせないと わけがわからん
171 :
わたしはダリ?名無しさん? :01/12/04 03:09
突然ですが、いわさきちひろのCGアニメで『にんぎょひめ』があったんですけど 声優のキャステングを知りたいんですけどご存知の方いらっしゃるでしょうか!?
172 :
わたしはダリ?名無しさん? :01/12/04 10:19
『エロトピア』の芸術性は凄いですね。 女体の神秘を独特な視点でとらえ、人間の本質的側面から掘り下げている。 うーん、素晴らしい。
173 :
わたしはダリ?名無しさん? :01/12/05 17:51
いいや、『エロチカ』のほうが良いにきまっている。 あまーの生々しさ、リアリティーが違う。 リアリティーこそ芸術だ。
174 :
わたしはダリ?名無しさん? :01/12/05 17:54
芸術は爆発だ!芸術は爆発だ!芸術は爆発だ!芸術は爆発だ! 芸術は爆発だ!芸術は爆発だ!芸術は爆発だ!芸術は爆発だ! 芸術は爆発だ!芸術は爆発だ!芸術は爆発だ!芸術は爆発だ! 芸術は爆発だ!芸術は爆発だ!芸術は爆発だ!芸術は爆発だ! 芸術は爆発だ!芸術は爆発だ!芸術は爆発だ!芸術は爆発だ! 芸術は爆発だ!芸術は爆発だ!芸術は爆発だ!芸術は爆発だ!
175 :
わたしはダリ?名無しさん? :01/12/05 22:53
ためにならない本でよければ、『世界の中の日本絵画』平山郁夫・高階秀爾 美術年鑑社かな。なんか全てにピンボケの感じ。
>>175 それは買うなって事っすね?!
興味本位で見るとしても立ち読みですませろと(w
177 :
わたしはダリ?名無しさん? :01/12/06 01:17
「西洋シンボル事典 キリスト教美術の記号とイメージ」 ゲルト ハインツ=モーア著、野村 太郎 翻訳 八坂書房 キリスト教美術に出てくる事物がどんな意味の象徴である かを一個一個解説してます。例えば青い衣は誠実を表すとか キリスト教美術を見るときメインじゃなくて、補助として 手元に置いておくと面白いかも
178 :
わたしはダリ?名無しさん? :01/12/23 23:02
age
179 :
わたしはダリ?名無しさん? :01/12/23 23:12
ワイエスが嫌いでした。とても嫌いでした。 でも展覧会(bunkamura)の画集とデッサンを見て認識が変わりました。 ヘルガだけで画集がでていますが、このときのものはワイエスの エッセイ、覚え書きが載っていてその私的、詩的な文章に感動しました。 古本屋にあると思います。
180 :
わたしはダリ?名無しさん? :01/12/24 01:31
中途半端なノーマン・ロックウエル。 中途半端なジョージ・ア・オキーフ。 だね。ワイエスって。
182 :
わたしはダリ?名無しさん? :01/12/27 13:55
あげあげ
183 :
わたしはダリ?名無しさん? :02/01/10 18:01
美術手帖 冗談
184 :
わたしはダリ?名無しさん? :02/01/10 22:56
エルテ出版の本は良書が多い。 でもリブロポート社活動休止のようで悲しい。。。 マンレイの写真集すきだったのに。。。 美術手帖は月により当たりはずれがあるかんじがしますね。
185 :
わたしはダリ?名無しさん? :02/01/11 22:27
美学のおすすめの本教えてください。 まったくの初心者です。
186 :
わたしはダリ?名無しさん? :02/01/11 23:58
美学はよくしらない。 美学って、芸術の精神論みたいなのを指すのかな? 中央公論社の出しているバウハウス叢書は個人的にいいと思います。 バウハウスの研究をしたい人、デジタルの作品論に興味のある人向き、、、かな?
187 :
わたしはダリ?名無しさん? :02/01/12 20:08
既出かも知れないけれど、 藤枝てるお(だったかな?)の 「ジャクスン・ポロック」と スカイドア社だったかどこかの 十字のエンボスが表紙にあった本。 難しかったけど、おもわず正座して読んでしまったw。
>>186 ‐187
どうもありがとうございました。見てみます。
189 :
わたしはダリ?名無しさん? :02/01/29 01:10
『絵画の教科書』ってどうですか?実際に制作しているひととかは一冊持ってると便利だと思います。
190 :
わたしはダリ?名無しさん? :02/02/11 16:08
西洋絵画の主題物語 聖書編,神話編 便利 けど日本にある絵は印象派以降か,あるいは風景画が多いのであまりつかえないかも しれないが
昭和堂の日本美術史(監修・山岡泰造)は、大学の講義そのまま載っているような感じでコースワークの補強には っもってこいでした。
192 :
わたしはダリ?名無しさん? :02/02/19 12:57
>>5 どっかで見た事あると思ったら本棚にあったYO!
193 :
わたしはダリ?名無しさん? :02/03/14 11:57
図説 世界シンボル事典/八坂書房 絵画に登場するあらゆるもの、それこそ 聖書の登場人物からちょっとしたお道具まで 細かく解説してあって大変に面白かったです。 高額かつ重量あるものなので、 購入にせよ立ち読みにせよ気合が必要と思います。
194 :
わたしはダリ?名無しさん? :02/05/05 02:49
あげ
196 :
わたしはダリ?名無しさん? :02/05/05 05:57
「絵の中の散歩」「気まぐれ美術館」他 州之内徹 新潮社 この本で松本竣介とかマイナーな日本の絵描き を知ることができたな。
あぼーん
浮世絵好き?
?
tesuto。
tesuto。
202 :
わたしはダリ?名無しさん? :02/08/22 20:51
日本・現代・美術。おもしろい。
203 :
わたしはダリ?名無しさん? :02/09/06 05:48
すいません、閻次宇の山村帰騎図冊頁を解説している本ってありますか? これを見つけないとレポートが終わらないんです…お願いします。
204 :
わたしはダリ?名無しさん? :02/09/06 06:20
t
206 :
わたしはダリ?名無しさん? :02/09/06 16:10
age
207 :
わたしはダリ?名無しさん? :02/09/08 01:46
あげ
208 :
わたしはダリ?名無しさん? :02/09/13 17:16
保全
209 :
わたしはダリ?名無しさん? :02/09/13 17:46
「ルネサンス経験の条件」岡崎乾二郎 筑摩出版 「絵画の準備を!」松浦寿夫、岡崎乾二郎 セゾンアートプログラム
210 :
わたしはダリ?名無しさん? :02/09/17 11:07
>>209 岡崎乾二郎スレの方ですか?
宣伝ご苦労様です。
212 :
わたしはダリ?名無しさん? :02/09/17 23:36
213 :
わたしはダリ?名無しさん? :02/09/20 19:23
「一生必要なお金に困らないで暮らせる本」 経済ジャーナリスト萩原博子著 清く正しく美しいあーちすとに捧げます。(まえがきより)
214 :
わたしはダリ?名無しさん? :02/09/20 23:34
age
215 :
わたしはダリ?名無しさん? :02/09/21 09:49
美術雑誌は皆消える
216 :
わたしはダリ?名無しさん? :02/09/21 14:41
大岡昇平 レイテ戦記 ダライラマ ダライラマ自伝 内田貴 民法T 藤井良夫 中坊公平の闘い 鈴木成正 ダンベル・ダイエット 山下勝利 帰っていいのよ、今夜も 野村克也 野球は頭でするもんだ! 河木成一 高濃度アガリスクで末期ガンを消した!
217 :
わたしはダリ?名無しさん? :02/10/02 23:05
唐揚
あぼーん
219 :
わたしはダリ?名無しさん? :02/11/23 12:37
なんかない?
>>219 下らん質問するな!ファックユー ( ̄ヘ ̄)凸
221 :
わたしはダリ?名無しさん? :02/11/23 15:38
↑ バカの典型 ( ´,_ゝ`)プッ
223 :
わたしはダリ?名無しさん? :02/11/23 17:39
kudarane-
224 :
わたしはダリ?名無しさん? :02/11/23 17:39
皆、美術本何冊くらい持ってる?
225 :
わたしはダリ?名無しさん? :02/11/24 01:23
>>222 の矢印は、自分自身の名前を指し示しているのか。
>>224 数えるのも面倒くさいが、たぶん百冊は軽く超えてるだろうなあ。
227 :
わたしはダリ?名無しさん? :02/11/30 15:30
展覧会の図録って案外役立つよね
228 :
わたしはダリ?名無しさん? :02/11/30 20:41
229 :
わたしはダリ?名無しさん? :02/11/30 21:58
創元社の知の発見双書はどうですか?
230 :
わたしはダリ?名無しさん? :02/12/01 00:18
>>229 今イチかな。
入門書としてはマニアックだし、専門書としては中途半端だと思う。
ゴッホについてイイ本あったらおせーて
232 :
わたしはダリ?名無しさん? :02/12/14 14:58
晶文社から出た、サルヴァトーレ・セッティスのジョルジョーネ解読本は読んだ? あと、イコノロジー研究もちくまから出たね。
>>228 図録はモノグラフの最新情報として、重宝されていますけど。
(^^)
(^^)
236 :
わたしはダリ?名無しさん? :03/03/07 10:49
このスレけっこういいスレだと思うのでage レオナール藤田の18000円の本は買いかなあ?高いなあ。
237 :
わたしはダリ?名無しさん? :03/03/07 11:00
以前、フジタの展覧会があった時、図録に掲載する絵の著作権について フジタの遺族ともめて、裁判沙汰になったことがあるので、 そのへんをきっちりクリアすると、これくらいの値段にはなるでしょうね。
238 :
わたしはダリ?名無しさん? :03/04/07 11:24
本とは高いものである。あったりまえじゃんか。なぁ。
239 :
わたしはダリ?名無しさん? :03/04/07 11:34
このスレ良いなあ 2ちゃんねらーが選ぶ画集、美術本ベスト100 とかいって850ぐらいまで言ったら集計したい あれなければ おすすすめぼん
240 :
わたしはダリ?名無しさん? :03/04/07 13:26
少年アート。 これ絶対!!
241 :
わたしはダリ?名無しさん? :03/04/08 10:46
AGEておこうかな
242 :
わたしはダリ?名無しさん? :03/04/08 20:05
243 :
わたしはダリ?名無しさん? :03/04/08 20:13
244 :
わたしはダリ?名無しさん? :03/04/08 20:38
藤城清治のやつ!!「光と影の詩人 藤城清治の世界」ってゆう雑誌かな? ほぼカラーで値段も手ごろ!みてると和む。
245 :
わたしはダリ?名無しさん? :03/04/08 21:05
村野健三著「ブロンズ像のチンポをフェラした?」
(^^)
∧_∧ ( ^^ )< ぬるぽ(^^)
248 :
わたしはダリ?名無しさん? :03/05/01 12:18
美術本って高いよね。
∧_∧ ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄〕 = ◎――◎ 山崎渉
250 :
わたしはダリ?名無しさん? :03/06/10 13:59
<血液型A型の一般的な特徴>(見せかけのもっともらしさ(偽善)に騙されるな!!) ●とにかく神経質で気が小さい、了見が狭い(臆病、二言目には「世間」(「世間」と言っても、一部のA型を中心とした一部の人間の動向に過ぎない)) ●他人に異常に干渉して自分たちの古いシキタリを押し付け、それから少しでも外れる奴に対しては好戦的でファイト満々な態度をとり、かなりキモイ(自己中心、硬直的でデリカシーがない) ●妙に気位が高く、自分が馬鹿にされるとカッと怒るくせに平気で他人を馬鹿にしようとする(ただし、相手を表面的・形式的にしか判断できず(早合点・誤解の名人)、実際にはたいてい、内面的・実質的に負けていることが多い) ●権力・強者には平身低頭だが、弱者に対しては八つ当たり等していじめる(強い者にはへつらい、弱い者に対してはいじめる(特に人が見ていない場合)) ●あら探しだけは名人級でウザく、とにかく否定的(例え10の長所があっても褒めることをせず、たった1つの短所を見つけては貶す) ●基本的に悲観主義でマイナス思考に支配されているため性格が鬱陶しい(根暗) ●何でも「右へ習え」で、単独では何もできない(群れでしか行動できないヘタレ) ●少数派の異質・異文化を理解しようとせず、あるいは理解を示さず、排斥する(差別主義者、狭量、視野が狭い、多数派=正しい と信じて疑わない) ●集団によるいじめのリーダーとなり皆を先導する(陰湿かつ陰険で狡猾) ●他人の悪口・陰口を好むと同時に、自分は他人からどう見られているか、人の目を異常に気にする(自分がそうだから容易に他人を信用できない、ポーズだけで中身を伴っていない、世間体命) ●たとえ友達が多くても、いずれも浅い付き合いでしかなく、心の友達はおらず孤独(心の感度が低く、包容力がなく、冷酷だから) ●頭が硬く融通が利かないためストレスを溜め込みやすく、また短気で、地雷持ちが多い(不合理な馬鹿) ●たとえ後で自分の誤りに気づいても、素直に謝れず強引に筋を通し、こじつけの言い訳ばかりする(もう腹を切るしかない!) ●男は、女々しいあるいは女
251 :
わたしはダリ?名無しさん? :03/06/14 03:41
ヴィクトリア朝絵画に関する美術本あれば教えてください ラファエル前派以外のこのころのイギリスの絵画・彫刻も含めて体系的に捉えた本ってなかなか見つからなくて。
ラファエル前派以外のこのころのイギリスの絵画は入手困難でしょう。 アートアンドブックス にダイレクトに問い合わせると良い、検索でいける はず、ここで本は良く買う。経験的にここで見つけるのが楽。 アマゾンのサイトでもいい、イギリスには ハイドン出版社があって多分ここの 中にはあると思う。ART&BOOKS ハイドン社 の広告ではないので念のため。 ハイドン社は音楽家の単語と同じ。 価格はカタログー展覧会で1万円以内 美術本で2万程度で済む 国内の本も探せばあるけれど、数冊買うとその値段になる からはじめから良いものを買ったほうが安上がり、
>>252 ありがとうございました。
アートアンドブックスのカタログを請求してみようかと思います。
254 :
わたしはダリ?名無しさん? :03/06/16 03:42
”美について”今道友信 講談社現代新書 判りやすく元気が出る。この人のは素朴で、基本に立ち帰れて良いと思う。
255 :
わたしはダリ?名無しさん? :03/06/16 17:03
age
256 :
わたしはダリ?名無しさん? :03/06/16 22:43
257 :
わたしはダリ?名無しさん? :03/06/18 12:56
近代から現代美術に関して、流れや状況のわかるような入門者向けの本、 または少し専門的な本でおすすめのものがあったら教えて下さい。
258 :
わたしはダリ?名無しさん? :03/06/18 19:05
近代から現代美術っテ何処の国のものですか¥
259 :
わたしはダリ?名無しさん? :03/06/18 19:09
>258 西洋と日本それぞれ教えてもらえるとありがたいです。
261 :
わたしはダリ?名無しさん? :03/06/18 20:33
今度フランスとオランダに行くんですけど、芸術を中心にした旅行書とか、旅行記 みたいなやつで面白いのありますか?
262 :
わたしはダリ?名無しさん? :03/06/21 01:19
>260 厚手だがそのような本がいくつか出ている。 図書館にたいてい必ず置いてあるので一度行くといい。 題名はそのようなので、単に聞いてしまったほうがいい・本厚は3から5センチBサイズ のものがいい。リストをあげても、あまり意味が無いので ぜひ行くとよい。図版は比較的小さいものがたいてい役に立つ。 正確には、見比べて気に入ったものがいいかも。 現代美術の範囲が本によると様々なためこのようにしかいえない。 あまり勧められないのはテーマタイトルで仕切られたもの。 教科書サイズの比較的小さい本は、お勧めしない。 理由は単純で学芸員のために書いた様な専門用語が多く、そのために解説本がいるようになる。 邦人の書いたものより翻訳本がよい、 またタッシェンという出版社のものはかなり安価だが(日本語版) 手に入りやすい良書の一つで気にいったものが数冊程度あればかなり詳しくなる。検索でいけると思う。ただし 現代美術の範囲が本によると様々なので一度図書館に行くことをお勧めします。
>262 ありがとうございます!参考になりました。早速図書館にでも行ってみます(冷房きいてそうだし)。
__∧_∧_ |( ^^ )| <寝るぽ(^^) |\⌒⌒⌒\ \ |⌒⌒⌒~| 山崎渉 ~ ̄ ̄ ̄ ̄
__∧_∧_ |( ^^ )| <寝るぽ(^^) |\⌒⌒⌒\ \ |⌒⌒⌒~| 山崎渉 ~ ̄ ̄ ̄ ̄
ハッキリ言ってアメリカなどの多民族国家では黒人の方がアジア人よりもずっと立場は上だよ。 貧弱で弱弱しく、アグレッシブさに欠け、醜いアジア人は黒人のストレス解消のいい的。 黒人は有名スポーツ選手、ミュージシャンを多数輩出してるし、アジア人はかなり彼らに見下されている。 (黒人は白人には頭があがらないため日系料理天などの日本人店員相手に威張り散らしてストレス解消する。 また、日本女はすぐヤラせてくれる肉便器としてとおっている。 「○ドルでどうだ?(俺を買え)」と逆売春を持ちかける黒人男性も多い。) 彼らの見ていないところでこそこそ陰口しか叩けない日本人は滑稽。
267 :
わたしはダリ?名無しさん? :03/07/19 22:15
下がりすぎたので上げ 彫刻、版画でよい本と中々であえません まぁ田舎だという事情もあると思いますが 良い本きぼーん
ハッキリ言ってアメリカなどの多民族国家では黒人の方がアジア人よりもずっと立場は上だよ。 貧弱で弱弱しく、アグレッシブさに欠け、醜いアジア人は黒人のストレス解消のいい的。 黒人は有名スポーツ選手、ミュージシャンを多数輩出してるし、アジア人はかなり彼らに見下されている。 (黒人は白人には頭があがらないため日系料理天などの日本人店員相手に威張り散らしてストレス解消する。 また、日本女はすぐヤラせてくれる肉便器としてとおっている。 「○ドルでどうだ?(俺を買え)」と逆売春を持ちかける黒人男性も多い。) 彼らの見ていないところでこそこそ陰口しか叩けない日本人は滑稽。
∧_∧ ∧_∧ ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕 = ◎――――――◎ 山崎渉&ぼるじょあ
(⌒V⌒) │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。 ⊂| |つ (_)(_) 山崎パン
271 :
わたしはダリ?名無しさん? :03/09/14 13:42
北方ルネサンスについて何か良い本ありますか?
272 :
わたしはダリ?名無しさん? :03/10/05 20:29
陶説!
273 :
わたしはダリ?名無しさん? :03/10/12 01:44
ロード『ジャコメッティの肖像』みすず書房 最後の「わたしもだ」というところまで読んだら、 涙がちょこっと出そうになったです。 天才、っていうのはこういう人のことを言うんだと思いました。 傑作と思います。推薦します。
274 :
わたしはダリ?名無しさん? :03/10/20 09:25
美術本というか、初心者が美術史を学ぶ上で必要になる哲学者の本で お勧めのものありますか?ハイデガーとかヘーゲルとか・・・ 実際彼らが書いた美学に関係のある著書を読むのがやっぱり一番なんでしょうか? (プラトン以外はなかなか手に入りにくいし、高い気がします) それとも、新書とかでざっとした考え方を知っておけば十分なんでしょうか。 宜しくお願いします。
275 :
わたしはダリ?名無しさん? :03/10/20 14:14
初心者が美術史学ぶ上でハイデガーやヘーゲルが必要なの?
276 :
わたしはダリ?名無しさん? :03/10/20 21:18
いや、必要ないのかも・・・それすらもわかりません。 例えばイタリアルネサンスを理解するのにプラトン(&プロティノス) の理解が必要なのに匹敵するほど、各時代に重要な影響を与えた思想家や哲学者が 誰なのかが良くわかってません。クルターマンの「芸術論の歴史」を読んでいるのですが、 たくさんの思想家の名前がでていて、どこから手をつけていいのかお手上げ状態です。 どなたか、この時代はこの人!という思想家&美術評論家などを挙げていただけると うれしいのですが。
イタリアルネサンスを理解するのにプラトン、オーイ。歴史と経済の 著書も必要ですね。出漢書の旦那。今ならウォルマートのサムの回顧録でも読んだら。
>>276 この板でそんなこと聞いても無駄。
他のスレのぞいてみた?
>>277 新プラトン主義知らないの?
新プラトン主義知らないの? だから厨房なんだよ。 イタリアルネサンスはどうして起こったかを簡単に書いてごらんよ。 調べてからでもいいから。
そうだね、
282 :
わたしはダリ?名無しさん? :03/10/21 16:40
283 :
わたしはダリ?名無しさん? :03/10/21 19:08
最近中坊多いね。必要ないのかも・・・それすらもわかりません。 とか、新手の荒らしだな。話散らかしてるだけじゃん。 >282 イタリア人がパスタに飽き始めたから。 笑ぐらいとれよ。ボケアゲ
284 :
わたしはダリ?名無しさん? :03/10/21 19:15
ふざけてるのか、まじなのかわからん
代表的な美学理論著作 プラトンからフリードリまで 美学/芸術学
美学藝術学専修課程 の本を読んでも 現実的ではないね、
お勧め☆参考図書
☆☆☆ ヘーゲル(1770-1831) 美学
☆ ヴァレリー(1871-1945) 芸術論集
☆☆ S・K・ランガー 芸術とは何か 岩波新書
☆☆ ハイデガーと存在論的美学 作品の根源
☆☆ ゴンブリッチ 美術とイリュージョン
吉岡健二郎編 美学を学ぶ人のために 世界思想社
参考関係
ttp://www.lit.kobe-u.ac.jp/art-theory/bunken2.html (工事中)
Geschichte der Kunstgeschichte ではいかにも辛そうだね、内容はそれなりだけど、
プラトンの古代から20世紀の現在に至るまでの美術史学について、
Kunstgeschichte
目次 (「BOOK」デ−タベ−スより)
美術家列伝 この辺で挫折するよん。
プッサンとフランスのアカデミ−
啓蒙主義の美術観
☆ ラオコオン論争
ヴィンケルマンの革命
歴史学への途上
☆ 美術史家ゲ−テ
☆ ロマン主義の美術史学
ル−モ−ルと美術史学のベルリン学派
286 :
わたしはダリ?名無しさん? :03/10/22 07:46
>285
すごく参考になりました。どうもありがとうございます。
早速
ttp://www.lit.kobe-u.ac.jp/art-theory/のリストから 、早速☆の高いものから読んでみます。
>Geschichte der Kunstgeschichte
って、誰のでしょう?(amazonで検索するとそのままのタイトルだとゴンブリッジが出てきますが。
ちょっと探してみます。)
実は芸術家列伝持ってますがまだ読んでません。最初から挫折するかも。
288 :
わたしはダリ?名無しさん? :03/10/22 13:37
やっぱり美術というと、ヨーロッパの美術史を学ぶことになるんだな 悲しいけど、
289 :
わたしはダリ?名無しさん? :03/11/05 19:11
age
290 :
わたしはダリ?名無しさん? :03/11/05 23:29
美術史って体系的に学んでもそんな面白くないよね…
291 :
わたしはダリ?名無しさん? :03/11/06 02:47
知れば知る程面白いと思うけど。
292 :
わたしはダリ?名無しさん? :03/12/20 09:42
保守
293 :
わたしはダリ?名無しさん? :03/12/30 01:37
で、なんか面白いのないですか?
>>294 まあまあ?音がうるさいけど
あと美術本
じゃないけど
296 :
わたしはダリ?名無しさん? :04/01/04 21:17
ほんと美術の本てなんで高いのー 音楽もやるけどこれもばかにならないし 才能ないし、買うのやめようかな・・・
>>296 高い
少量生産
本のサイズが一般と異なる
紙や印刷も通常より質にこだわる
著作権料・翻訳・版権などなど
「お芸術」だから、高尚だと思いこんでいる
出版社が少ない
この板を見れば分かるように需要がない
よそも高かったりする
書店で、まんが、文庫、新書以外で
哲学とか理工系の本の値段を見てみましょう。
5000円以上する本がごろごろ
298 :
わたしはダリ?名無しさん? :04/01/05 01:04
299 :
わたしはダリ?名無しさん? :04/01/05 01:16
医学書はもっと高いよね。 需要と供給で価格が決まるいい例。
ずざーー300 たぶんご想像どーり
誤爆?
302 :
わたしはダリ?名無しさん? :04/01/05 01:41
でも買うのはやめられませーん
アート紙でかつカラーとかだと紙自体が重くて、結果、本自体が重い。
しょりしょり
305 :
わたしはダリ?名無しさん? :04/01/09 13:16
図書館で借りてますが
そういえばそうだ
小泉政権の「改革」の成果が徐々に明らかになり始めている。 道路、郵政、特殊法人・公益法人、税制、財政、年金、不良債権、天下り、地方分権、 規制撤廃などのテーマについての検討の結果が示され始めている。 その状況は、ほぼすべての分野において、ほとんど進展が見られない、というものである。 (中略) 小泉政権はこうした本当の改革の検討をまるで行なっていない。 小泉政権の下では「改革」は進みようもないことを、国民はそろそろ気づく必要がある。 早稲田大学教授 植草一秀 (週間 東洋経済)
邦訳ないと、原書は5万、4万がごろごろ。 再販売価格維持で、書籍は固定されている これが無くなって、書店によって本の値段がまちまちという 状況が生じたら、それは美術書が安くなるのだろうか? それとも高くなるのだろうか?
美術品くらい価格差でたり(w
310 :
わたしはダリ?名無しさん? :04/02/23 21:13
美術かどうかよく分からないのですが、判じ絵の本はなにかないでしょうか? 「江戸の判じ絵」くらいしか探せなかったのですが、他に何かあったら教えて下さい。
311 :
わたしはダリ?名無しさん? :04/02/24 16:49
312 :
わたしはダリ?名無しさん? :04/02/24 21:51
絵を読む 坂崎乙朗 日本画ならこれ。
313 :
故宮ファン :04/02/24 22:19
>>271 岡部紘三 フランドルの祭壇画
これは画集じゃなくて研究書。
フリードレンダー From VanEyk to Breughel、
確かネーデルランド絵画史とかいう名で翻訳されていたはず。
>287 クルターマン、手元にあるのは "Kleine Geschichete Der Kunsttheorie"”の「芸術論の歴史」 ISBN:4326800283ですが、そちらのほうが大まかな流れがつかみ易そうですね。 手元のは様々な哲学者の思想が載っているのはいいのですが、初心者には収集がつきません。 ちょっと調べたりするのにはいいのかもしれないけど。 この本はフランス構造主義者で終わってますが、これ以降の思想を知るのに オススメの本があったらまたお願いします。
315 :
わたしはダリ?名無しさん? :04/03/03 01:49
美術書だけ読んでると、ぶっちゃけ眠くなる、、。 実際にヨーロッパに行って、教会なり美術館なり 本物を見る機会があればいいんだけど、、。 なかなか難しい、、、。 そういえば、アーノルド ハウザーの本って日本語訳でてますか? 英語のしか持ってないので、日本語のが欲しい。
316 :
わたしはダリ?名無しさん? :04/03/29 11:44
佐々木健一『美学への招待』中公新書 これ、芸術鑑賞板的にはどんなもんでしょうか。 漏れ的にはなんだか期待しちゃったぶんだけガッカリな本だったです。 ついでに美学関係でオススメがあったら教えてください。
藤田嗣治、たまにムショーに見たくなるからこの間、急に見たくなったので 先の講談社の画集を買った。んー、コストパフォーマンス悪いな、これ。
さわらぎのいの「へルタースケルター」久々に読み返したんだけど面白い。 八十年代のバブルな空気を異化しようとしてころげまわってるさわらぎは むしろ今の彼の批評よりも現在にあう感じ。
個人的に奈良美智の「深い深い水たまり」が好き。 ブックデザインが遊び心があってすごい気に入った。もちろん絵も良い。 ちょっと立ち読みした森村泰昌の美術の解剖なんとかっていう本も面白かった。
あぼーん
322 :
わたしはダリ?名無しさん? :04/04/02 23:11
確かに佐々木の新書はイマイチだった。立ち読みで十分。 あの美学辞典みたいなのをまた書いてほしいのに
323 :
わたしはダリ?名無しさん? :04/04/02 23:18
おれは
>>8 より
>>5 の方がおもしろい。
文が5分の1くらいになってたらいいんだが。
325 :
わたしはダリ?名無しさん? :04/11/28 03:17:00
age
326 :
わたしはダリ?名無しさん? :04/11/29 02:50:20
age
327 :
わたしはダリ?名無しさん? :04/11/29 04:39:57
sage キボン
おすすめの現代美術用語事典がありましたら、教えていただけませんか。 学生です。
329 :
わたしはダリ?名無しさん? :05/01/11 08:54:05
美術出版社のは、1984年刊、ということで、古すぎるのでは‥と。 他によいものを知っている方おられないでしょうか。
330 :
わたしはダリ?名無しさん? :05/01/11 09:32:46
331 :
わたしはダリ?名無しさん? :05/01/11 19:10:59
ありがとうございます。 学校の図書館にありました(^^)
332 :
330 :05/01/11 19:24:34
どういたしまして。 あと、美術出版社のは90年代の初め頃に新装版が出ていますよね。 基本的には変わってないけど、いくつか若手の書いた新しい項目が 追加されてたはずです。
333 :
わたしはダリ?名無しさん? :05/01/11 23:14:49
新装版が出ていたとは知りませんでした。 サワラギさんやマツイさんが登場したのでしょうか。 そろそろまた新装して欲しいですね。
334 :
わたしはダリ?名無しさん? :05/01/11 23:22:33
美術手帖のブックガイド特集はどうでしたか?
335 :
わたしはダリ?名無しさん? :05/01/12 00:18:14
すみません、まだ目を通していないのです。 明日、図書館いってきますね。
336 :
335 :05/01/12 13:56:22
新装版、というかBT 1993年1月号「現代美術事典」発見しました。 だいぶキーワードが増えていましたね。 今月のBTですが、有名な批評家の方たちが、 どういった本を読まれているのかが分かり、 その点でおもしろかったです。 気になる本をいくつかメモしましたが、どれも高額ですね。 絶版ものなどは、どうすればよいのでしょう。 それにしても、サワラギさんの序文に驚きました。というより笑いました。 まるで子どもに話しているようですね。 あと、デュシャン特集は読みにくかったです。
337 :
わたしはダリ?名無しさん? :05/01/12 14:18:16
絶版のもの は 美術館に行けばあるかもしれない。。。 今度探しに行こうと思ってるんだけど。
338 :
わたしはダリ?名無しさん? :05/01/12 15:36:10
どの本でしょうか? 私は絶版のものでは、批評空間と現代美術の展開 が気になりました。
339 :
わたしはダリ?名無しさん? :05/01/12 22:57:40
BTそのものを見てないのですが、
>>338 の批評空間って「モダニズムのハード・コア」
のことですか? だったらバックナンバーとしてまだ買えるのでは?そうでなければ図書館で
探してめぼしい論文だけコピーすればいいような気がします。翻訳が半分ぐらいだし、一番話題になった
(たぶん)岡崎乾二郎の論文は「経験の条件」に再録されているから。
あと「現代美術の展開」は藤枝晃雄ですよね。歴史的資料として以外だと、いま読む価値は
あまりないような…なんていったらテリー・シンパに袋叩きにされるかな。
340 :
わたしはダリ?名無しさん? :05/01/12 23:03:31
藤枝読むぐらいなら林道夫の方がいいよな。 「絵画は二度死ぬ」シリーズ。 Nadiffとかミュージアムショップに売っている。 BTなら去年のマチス特集での林と岡崎の対談の方が面白いと思う。
341 :
わたしはダリ?名無しさん? :05/01/12 23:11:49
↑同意(「道郎」です、念のため)。 藤枝は当時としてはよく勉強していたのは確かだし、何よりも作品を粘着的に 見ていくところが作家の人たちに受けた理由かなという気がする。 でも極め付きの悪文で結局何を言っているのかよくわからないし、だいたいは 「これはダメ」式の切り捨てが多くて、読後感は悪い。でも、じゃあどうすればいいのか というところを肯定的に言っちゃうと、グリーンバーグみたいになってしまっただろう、 というのは「モダニズムのハード・コア」の岡崎の発言の受け売りですが。 「絵画は二度死ぬ」シリーズは、あとジュンク堂か出版元のHPでも買えますよね。
342 :
わたしはダリ?名無しさん? :05/01/12 23:47:58
でも岡崎の方が面白いね。
343 :
わたしはダリ?名無しさん? :05/01/13 00:02:35
岡崎が抜群に面白いのは自己完結しているから。ある程度距離を取る必要がある。 じゃないと完全なシンパになってしまう(実際沢山います)。ビートルズ好きが ビートルズしか聴かないのと似ている。 もしこれから勉強を始めようっていうなら、藤枝氏なり林氏なりから始めて岡崎を 読むという道順の方が無難じゃないか。まあ無難なんてどうでもいいという意見も 尊重するが。
344 :
わたしはダリ?名無しさん? :05/01/13 01:25:57
いろいろとご意見くださって、ありがとうございます。 「批評空間 モダニズムのハードコア」もまず学校か図書館で探してみます。 BTに、戦後の日本美術がダメなのは形式批評がなかったから、という磯崎新さんの言葉が紹介されていて、興味を持ちました。
345 :
わたしはダリ?名無しさん? :05/01/13 01:42:17
『現代美術の展開』は、BTに、 「権威によってではなく、作品そのものを自らの知覚において反応し、批判することの重要さをしらしめた」 と紹介されていて、興味を持ちました。 藤枝先生の文章は、たしかに、ほとんどが不満で埋めつくされていますが、 その合間にはっとするような考え方や言葉がきらりとあって、そこにひかれます。 皆さんが紹介してくださった、林道郎先生、岡崎幹二郎先生の書かれたものもよく読んで、偏りなく勉強していきますね。 わりと距離をとるほうなので、何かのシンパになる心配はないと思います。
346 :
わたしはダリ?名無しさん? :05/01/13 01:43:24
>>344 いろいろレスがついて良かったですね。
>戦後の日本美術がダメなのは形式批評がなかったから、という磯崎新さんの言葉
これは割と言われていることだとは思うんです。「ハード・コア」の巻頭討議でも似たような
指摘がありましたし(あれ、磯崎も参加してたんでしたっけ?)。藤枝晃雄はその点、
一人で形式批評を実践していたという点で、やはり歴史的には評価すべきなんだろうと
思われます。ただ、今から見るとあんまり生産的に機能しなかったんじゃないかと
いうことですよね。これは彼に続く批評家が出てこなかったという意味だけではなくて、
実作者も含めてです。ゴシップになるので詳細は省きますけど、藤枝の批評に
啓発されて頑張ろうとする人が現れても、時には藤枝自身がある意味そういう人を
潰すというようなことも起こった。まあ藤枝にしたら、自分を慕ってくるからといって
容赦はしないぞというようなことなんでしょうけど、そのわりには自分のまわりに無難な人材を
侍らせるのが好きっていう矛盾した面があったりもします。
347 :
わたしはダリ?名無しさん? :05/01/13 02:15:57
今現在藤枝がやっている雑誌がまさにそんな感じですね
348 :
わたしはダリ?名無しさん? :05/01/13 02:27:19
>>345 藤枝氏も新たに良心的な読み手を得てラッキーですね。
「権威によってではなく、作品そのものを自らの知覚において反応し、批判することの重要さをしらしめた」
それはその通りだと思います。上でも書いたけど、彼が実作者に信頼されることが多かったのも、この点が
関係しているはず。
しかし、しつこいですが、問題は藤枝自身が美術業界で「権威」になってしまったことだと思う。それ自体は
避けられない事態なんだろうけど、何か自分の規準に合わないものが出てきたとき、それを単に
批判するだけじゃなくて、潰してしまうわけです。作家の世評を落としたり、批評家に書く場所を
失わせたりとか、そういうことです。
あと、やっぱり最近の藤枝は単なる頑固ジジイみたいになっていて、何かを叩くときも、それで
違う価値基準を示すとか新しい視野を開くっていうふうにはならず、本当にただの悪口にしか
読めないことが多いんですね。
もっとも、345さんみたいに、読み手の方が必要な警戒心と探求心を持っていれば、まだまだ充分得るところの多い
批評なのかもしれません。
>>347 徒党を組むのは別にいいんだよ。だけど場合によると、本当に箸にも棒にも
かかんない香具師を、単に自分が気に入ってるからってだけで取り立てたりするのが
ヤバイ。
なるほどね。徒党は避けがたいしな。 林道郎とか岡崎はどうなんだろう? そしてほかにはいないの?
岡崎は343もいうようにシンパが多いよね。場合によってはエピゴーネン。 でもまあこれから作品作ってこうって香具師が多いから、そういう意味では 「生産的」でいいんじゃない。 他に誰かっていうとわからんなあ。学芸員とかも含めれば頑張ってる人たちは 結構な数いるとは思うんだけどなあ。
352 :
わたしはダリ?名無しさん? :05/01/13 02:55:34
松浦寿夫ってどうなの?そして単著はないの?
単著はないんじゃないかね。岡崎氏とも林氏とも絡んでくるし、藤枝も 批評の方はけっこう高く買ってるみたいなんだが。 露出も減る一方だよね。
岡崎のエピゴーネンって思いつかないんだが。 浅田彰?
いや、若者たちに多い。
追記。シンパにしろエピゴーネンにしろ、別に悪口としていっているわけじゃない (エピゴーネンは悪口か。なら撤回する)。岡崎の強い影響を受けて 考えたり書いたり描いたりしてる人たちのことだが、みんな面白いことは 面白いわけだ。スレあるけど古谷利弘とか。 つまり岡崎には、シンパになった人は誰でも一定以上の水準まで一気に引き上げるというような効果が ある。その後どうなるかは各人の問題だとしても、現段階では「生産的」 として評価したいということ。
357 :
わたしはダリ?名無しさん? :05/01/13 10:42:30
356の意見に全面的に同意。 岡崎はその作品の性質上からいっても、本来教育的な人間だと思う。 木場の現代美術館で去年、教育について語る講座があったが、 そのまま岡崎作品論になっていて面白かった。
林道郎氏も教育的効果はけっこう大きいと思う。前にどっかのスレで 80年代の一般教養向け講義みたいとか何とか言われていたが、そんな昔にあれだけ 万遍なく知識を身につけた人は日本にはほとんどいなかったはずだし、いてもそれを わかりやすく伝えようという意志も機会も持ってなかった。 「絵画は二度死ぬ」シリーズは、叩き台に過ぎないかもしれないけど、非常によくできた 叩き台。
同意。 ただし、絵の趣味がいかにもって感じなので、 新しい見通しは開けない気がする。
ありゃ、もうレスがついてる。どうも。 >絵の趣味がいかにもって感じなので、 「絵画は二度死ぬ」のセレクションに関して言えば、あれは趣味じゃなくて、 教育的配慮なんじゃないかな?最低限これぐらいは押さえとこうよっていう。 思いがけない趣味を出してみせて刺激を与えるという作戦は、それこそ岡崎なんかが もうやっている。まあ357氏の言う通り、岡崎自身が既にかなり教育的な人なんだが、 これが基本の常識、みたいなのを、ある意味愚直に徹底的に示すまではいかないからね。 そこで林氏みたいな人の意義があると思うわけです。
>>351 学芸員で批評やってる人って言うと、尾崎信一郎がいるね。
「絵画論を超えて」だっけ?目次を見ると、林本と同じような教育的配慮を感じるんだけど、
読んだ人います?
(以下アマゾンよりコピペ)
現代美術と自己参照
戦後アメリカ美術とフォーマリズム批評
マイケル・フリードのモダニズム理論
革新としてのアクション・ペインティング
解体と継承―ポロックとその後
時間としての絵画―バーネット・ニューマンの大画面をめぐって
フランク・ステラと近代主義的伝統―『シャーズ5』をめぐって
逆説の絵画―モーリス・ルイス
形態から生成へ―フォーマリズム以後
絵画論以後の絵画〔ほか〕
尾崎はアホでしょう。 いい紹介と展覧会やってくれればよし。
363 :
わたしはダリ?名無しさん? :05/01/13 19:25:01
アホ…でもアホにいい紹介はできないのでは?
雑誌に載った論文を二、三読んだだけなのだが、
確かに
>>356 で言われているような意味での愚直さは感じたな。特にフリードには
かなり入れこんでるみたいで、そのことを決して隠さない。
フリードといえば決まって批判するために引用する、みたいな最近の風潮の中にあって
異彩を放っていたおぼえがある。
もっとも、日本はアメリカと比べるとフリードに対してよほど寛容みたいだが。
岡崎も例によって創造的に誤読しつつ、一定の評価を与えてるようだ。
364 :
わたしはダリ?名無しさん? :05/01/13 19:30:28
365 :
わたしはダリ?名無しさん? :05/01/14 18:44:59
366 :
わたしはダリ?名無しさん? :05/01/15 11:27:30
367 :
わたしはダリ?名無しさん? :05/01/15 13:15:45
>>366 こうしてみると、事典の類ってけっこう出てるんだな。「20世紀の美術と思想」
のことは知らなかったんだけど、谷川+藤枝チームだね。またしても警戒心と探求心が必要とされる
というわけだ。
いずれにしても、2001年にこんな本を出してるとすると、これが「現代芸術事典」に代わるもの、という
位置づけなんだろう、美術出版社的には。
暮沢剛巳という人はよくしらんのだけど、勉強家みたいに見えますね。リンクされてる
本は未見でした。アートスケープの用語辞典から内容がそんなに変わってないのなら、
使い勝手を考えてもウェブ版の方がいいんじゃないかという気はするが…。ただウェブ版は
一項目が短すぎて、予備知識のある人じゃないと読んでもわからないってことが結構あるんだよな。
その辺が改善されてるなら紙版も買いじゃないだろうか。
368 :
わたしはダリ?名無しさん? :05/01/15 13:41:13
林本、どっかメジャーでうってないのかしら?
369 :
わたしはダリ?名無しさん? :05/01/15 14:00:59
ためにならない本などないと思います。 何かを得るのは自分自身だからです。 考えながら何時もよませて 頂きます。
370 :
わたしはダリ?名無しさん? :05/01/15 14:03:15
> ためにならない本などないと思います。 原則的にはそうなんだけど、現実的には結構ある。
371 :
わたしはダリ?名無しさん? :05/01/15 15:01:29
もの凄く殺伐としてたんだな。。
372 :
わたしはダリ?名無しさん? :05/01/15 15:40:07
373 :
わたしはダリ?名無しさん? :05/01/15 16:12:47
ジュンクって池袋だっけ、売ってるならいってみるけど、電車代が往復1000円以上かかるのよ。
374 :
わたしはダリ?名無しさん? :05/01/15 16:18:59
ジュンクで検索したけど、林道郎は訳本しか掛らなかった。 っていうか美術ってマイナーなんだな、悲しくなるよ。
375 :
わたしはダリ?名無しさん? :05/01/15 19:12:21
美術はマイナー扱いだね。それはそうだと思うよ。 ジュンク、「絵画は二度死ぬ」、二ヶ月ぐらい前には平積みじゃないけど目立つように 並べてあったけどな。あと新宿にも支店がある(三越の中)。 ただ、電車代そんなに払うなら、出版元から通販した方が安いかもね。 arttrace.orgで申し込める。
376 :
366 :05/01/17 14:30:24
>>367 パルコに行ってきたのですが、
暮沢剛巳さんのキーワード集は図版がほとんど無かったのが残念でした。
暮沢さんは美術館について研究されている方のようですね。
「美術評論家」という職業に疑問を持っているそうで、
自分の肩書にその言葉は入れていないそうです。
ロバート・アトキンスという方の
「近代美術のキーワード」、「現代美術のキーワード」
という本が分かりやすく、初心者向けで、比較的値段も大きさも手ごろで、
同年の友人のすすめもあり、手元用としてはそれを購入することとしました。
大まかに分けると「近代美術の・・」が戦前・戦中までで、
「現代美術の・・」が戦後からのようです。
ジュンクは行ったことがないのですが、
美術系の本がたくさん置いてあるのですか。
>>376 >ロバート・アトキンスという方の
>「近代美術のキーワード」、「現代美術のキーワード」
そういえばそんなのもありましたね。当方未見なので何とも言えませんが、よろしければ
ご一読の上感想お願いします。
ジュンクは美術に限らず品揃えがよく、また店員さんも熱心なので一般に評価は高いようです。
あと椅子がたくさんあって立ち読みならぬ座り読みができるところもマイナーながらポイントかと。
暮沢という人は昔ドゥルーズについての入門書を共訳で出されていたので、思想関係の方なのかと
漠然と思っていたら、その後美術関係の仕事をたくさんこなされているようですね。
メディア・デザイン研究所という編集者集団があって(まだ存続しているのかどうか不明)、「10+1」
とか「インターコミュニケーション」とかをやっていて、アートスケープの辞典とかも、元はそこが編集
したものだったと記憶しますが、暮沢氏は主にこのメディア・デザイン研究所と組んで
仕事をされていた(いる)みたいですね。
378 :
わたしはダリ?名無しさん? :05/01/17 17:58:52
それこそ、臆面もなく美術評論家を名乗ってるのが市原じゃんか。 それより暮沢のほうがずっとまし。ハートを訳してるね。
379 :
わたしはダリ?名無しさん? :05/01/17 19:51:05 ,
そう、ハート。「ドゥルーズの哲学」。
380 :
わたしはダリ?名無しさん? :05/01/18 20:24:07
>>377 斜め読みした段階ですが、
良かった点
@付録として、世界情勢と美術界の動きが、一年ごとに簡単に列記されていたところ。
世界情勢では、主に、政治的なことと、文学など美術以外の文化に重点が置かれていました。
A「いつ」「どこで」「誰が」「何を」どうしたのかが、一目で分かるよう配慮されていた点。
B定義、由来が文章の初めのほうにあり、分かりやすいところ。
381 :
わたしはダリ?名無しさん? :05/01/18 21:43:52
しかし、やはりこの本も90年代前半に書かれたもので、それ以降加筆されている様子はないです。 一番新しいキーワード集は暮沢さんの本のようですね。 「10+1」「インターコミュニケーション」に関わっていた方なのですか。 難しい雑誌ですよね。 彼の書いた美術館についての本が親切だっただけに意外でした。
382 :
わたしはダリ?名無しさん? :05/01/18 22:45:54
>>380-381 さっそくの感想どうもです。
ただの用語集じゃないのですね。焦って何かをすぐ調べなければいけないとき便利そう。
自分でも手に取ってみようと思います。
>「10+1」「インターコミュニケーション」に関わっていた方なのですか。
この二つの編集をやっていた会社と暮沢氏がよく組んで仕事をしているというだけで、
このへんの雑誌にどれぐらい書いていたのかはわからないです(たぶんたくさん書いているのではないかと思いますが)。
どっちも全然見ないので。
暮沢は作品を語れない人だよ
だから美術館評論家 今必要だし
385 :
わたしはダリ?名無しさん? :05/01/21 10:17:19
>>382 著者がアメリカの方なので、あたりまえといえばあたりまえなのですが、日本国内の情報がないので、BTが編集したものと併用していくことにしました。
しかし今度は思想や哲学、精神分析系(?)の言葉に悩まされています‥。
現代美術‥ツカレター
>>385 『美術史を語る言葉』ブリュッケ
これ一冊を読んで、文献表からいろいろ読むといいですよ。
387 :
わたしはダリ?名無しさん? :05/01/21 12:56:23
388 :
わたしはダリ?名無しさん? :05/01/21 14:03:19
芸術に生きる人間は芸術以外には興味ないんだよな、これが
389 :
わたしはダリ?名無しさん? :05/01/21 14:58:02
>>386 >>387 それほど良い本ということですね。
すみません、グチですが、『20cの美術と思想』という本の、「美術」部と「思想」部の間にはなんの関係もないことに気がつきました。ダマサレタ‥
でも話題になっていたドゥルーズという方の鮮烈な死を知ることができたのでよかったこととします。
あと現代美術全般なら、 岩波から出てる『コンセプチュアル・アート』 これは雑多だけど色々な動向を押さえてある。
>>389 >「美術」部と「思想」部の間にはなんの関係もない
ヒントだけだしとくから自分で考えてみよう!ってことじゃないですか?
下手に美術と思想を関連づけるとあとでボロが出ることがよくあるから、それを逃げたと
いういじわるな見方も可能ですが。
>>390 あっ図書館で見たことあります。
味のあるゴシック体の題名ですよね!
そのときは難しそうと避けてしまったのですがそろそろ挑戦してみます。
>>392 そんなすごいことを自分で考えられるくらいなら
外国語の本を買っているはずです
いじわるな見方に賛成。
別個の二つの小事典と思って納得しました!
394 :
わたしはダリ?名無しさん? :2005/05/18(水) 13:13:32
あげ
保守
396 :
わたしはダリ?名無しさん? :2005/11/28(月) 13:58:45
西洋絵画史WHO’S WHO―カラー版 諸川 春樹 この本はどうですか? 絵画が大きくて綺麗な印刷の本が好みなのですが。
397 :
わたしはダリ?名無しさん? :2006/01/07(土) 19:58:49
398 :
わたしはダリ?名無しさん? :2006/01/15(日) 04:31:36
>>383 >>384 暮沢の海外の美術館批評は、実際に現場に行かず、館のホームページ
を見て書いていると思える。国内も首都圏以外は結構怪しいのでは?
実際に見ているのは、何%あるのか。
実見しない美術館批評って・・・。
ま、見ていればもっと別な書き方になるだろう。
理論篇の次は、現場篇を希望。
399 :
わたしはダリ?名無しさん? :2006/01/17(火) 16:03:48
>>396 諸川君の本にしては小マシな出来映えかな。
400 :
わたしはダリ?名無しさん? :2006/01/18(水) 18:37:08
諸川の本はカタカナ表記にミスがあるため 英書でカラー版の美樹幹ガイドや名画ガイド等々が 出版されているので、そちらの方が好ましいぞよ。
401 :
わたしはダリ?名無しさん? :2006/01/20(金) 23:53:09
402 :
わたしはダリ?名無しさん? :2006/09/26(火) 04:41:50
>>402 それ最近でなかったっけ?
どこかの図書館で昔読んだ。いい本だったな。
404 :
漆器好き :2007/01/07(日) 22:51:20
漆器の鑑定についての本がありましたら、教えてくれませんか
405 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/03/26(月) 19:06:36
いいのある?
406 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/03/26(月) 20:28:09
ない
407 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/03/26(月) 20:32:59
名画の技法 ージョットからホック二ーまでー・・・辻 茂 監修 メルヘン社
408 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/03/27(火) 01:28:05
日本文教出版の「絵画の教科書」 見開きでトピックが完結していて文字嫌いな自分も抵抗無い。 紙質がわら半紙のように軽くてさらに気軽にジャンクに読める。 画材からアートの動向までいろいろあって面白い。 本の見た目自体素敵。部屋に一冊ほしくなる感じ。 マックスフリートレンダーのフランドルの画家を評した本(タイトル忘れました) 自分の作品を見る見方と似ていて、嬉しい。表現がシンプルでわかり易い(翻訳本だけど)
リーグルの「ローマ工芸」についての記念碑的著作って翻訳でてないよね?
410 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/04/08(日) 23:39:08
さてと、あげるか
411 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/04/12(木) 12:08:36
age
412 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/05/10(木) 01:14:13
「マネの絵画」ミシェル・フーコー 筑摩書房 「日本の美術と世界の美術」前川誠郎 中央公論美術出版
413 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/09/22(土) 20:29:26
4か月以上前に書き込んだのだが、それ以降 書き込みが無いとはな 「西洋美術の歴史」創元社
414 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/10/14(日) 16:06:42
西洋名画の読み方 創元社
415 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/10/25(木) 02:25:21
あ
416 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/11/05(月) 00:22:05
げ
417 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/11/05(月) 02:02:52
どれか知らんが誤読を回したっぽいな、お前 笑える。R25でも読んでろよw
418 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/05/14(水) 11:02:11
国民の芸術に誰か触れてやれ
419 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/05/14(水) 17:08:32
『名器は男が作る』って、やらしい本かとオモタ。。。
420 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/07/13(日) 15:31:57
まげ
422 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/08/11(月) 12:41:09
「迷宮美術館」の本。 美術初心者の人だと、楽しんで読めると思います。
423 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/08/11(月) 17:58:39
>名画の技法 ージョットからホック二ーまでー・・・辻 茂 監修 メルヘン社 これ、もう売ってないよな?
中古品ならアマゾンにある
425 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/09/30(火) 20:30:07
アートバイブル
426 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/10/05(日) 15:57:19
本朝画人伝 これは美術関係者、特に日本画、必読でしょう。
428 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/10/08(水) 19:39:20
一般向けをひとつ 『油絵を解剖する』歌田眞介 NHKブックス932
430 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/12/14(日) 18:11:21
その本は良いことが書いてあるけど ちょっと鼻につく内容
431 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/06/25(木) 21:28:48
思い切って国宝紅白梅図屏風を買った。
432 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/08/03(月) 10:47:32
新装版 西洋美術解読事典 って値段に見合った価値あり?
433 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/08/19(水) 16:22:25
最良 荒川修作 「意味のメカニズム」 最悪 村上 隆(論文)「意味に無意味の意味」 荒川の、この本はすばらしい! 村上のは同じ(意味)という言葉を使っているが 意味のレベルが低すぎ。これで博士号もらえるの? 美術家は哲学書を読めないということを芸大が認めたのと同じですよ。
434 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/08/19(水) 16:23:41
訂正 「意味の無意味の意味」の間違い。
435 :
山野野衾 ◆m6VSXsNcBYte :2009/08/19(水) 19:24:44
佐々木三味『書画骨董偽物がたり』昭和12年 冒頭に偽物の写真を掲載し、書画と焼き物に分けて情報を収録。 当時普及していたコロタイプ印刷を利用した詐欺も紹介されている。 この時代の流行として、あった話を小話調にまとめているのが面白い。 景文、柳塘、蓮月、山陽らが承知の上で贋作・模作を認めていた話もある。 田舎の偽大観や偽鉄斎はよく聞くが、当時は偽川村曼舟までいた由。 当時贋作が多かったのは狩野派と景文・呉春であったと言うが、今はさまで 金にはなるまい。山陽・東郷大将も同前。
436 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/08/20(木) 14:28:24
437 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/08/21(金) 09:06:44
意外と出てなかった 『抽象美術入門』 抽象画をどう見るか なぜ抽象画がでてきた経緯 など 抽象画の理解の助けにどーぞ
438 :
山野野衾 ◆m6VSXsNcBYte :2009/08/23(日) 02:25:57
渡邊包夫『「古書画」目利きの極意』 鑑定人シリーズ中の一冊。著者は横山大観の弟子で、「なんでも鑑定団」の 鑑定人でもあった人。 南画を長江以南の風景を描いたものとすること、正宗非実在説、雪舟が仕え ていたのを毛利氏とすることなど難もあるが、描いている人間の意見は貴重。 美術学校時代を中心とした半自伝的作品にもなっている。 戦前に学べた日本画の技術を伝えている人が少なくなり、自分も教えを請う 人がいないと言ったまま帰泉されたことは、いかにも残念であった。
439 :
山野野衾 ◆m6VSXsNcBYte :2009/08/23(日) 02:38:12
追記:一番惜しまれていたのは、「毛筆の線描」が消えて洋画風になったこと、でした。
440 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/08/23(日) 14:30:24
岸田劉生随筆集 岩波文庫。
441 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/08/23(日) 16:33:06
松岡正剛「山水思想」 「日本画」の流れが、ざっとわかります。
442 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/08/23(日) 17:45:43
初心者にはちくま新書の新刊、週末はギャラリーめぐり
443 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/08/29(土) 17:22:46
日本人洋画家について勉強になる本や画集はありますか? とくに、林武・香月泰男・梅原龍三郎あたり。
444 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/09/01(火) 15:12:18
_,, ---一 ー- ,,,_
、_,,,, _,, -.'" ` 、
ミ三ミ三ミ三ミミ ヽ_,
-==三ミ彡三ミミ ,,=-== ==、 iミ=-、_
_,,ンミミ三ミ三ミミ] -彡-一 ー-、 r一 ーミ、|ミミ三ミ=-'
_, -==彡ミ彡ミミミ| ン| ,=て)> (|ー| ,て)>、 ||三ミ彡==-'
_,彡彡三ミ三ミミレ'~ .|. ' | ヽ ` |ミ三彡三=-、
(_彡三ミ彡ミミミ' ヽ、 ノ \__ノiミ彡ミ三=ー
ー-=二三ンーミミミ `ー /(_r-、r-_) .|彡ミ三=-、
)(_ミ彡ミ| i' ヽヽミ | : : : __ : :__: :i .|彡ミ三=-、_
と彡ミ彡ミヽヽ<ヽミミ |: ン=-ニ-ヽ、 .|彡ミ三==-
>>442 宣伝ありがとう!
彡ミ彡ミミヽ ) ` 、 .' <=ェェェェェン | |彡ン=-=
-==彡三ミ `ーヽ : : : : : :i: : `ー--一'' : : ノミ三==''
'' てノこミ彡三ミ`i : : : : : :ヽ: : : . .:, :/ミ三=-、
'' 三ミ=三三ミ|ヾ、: : : : :ヽ: : : : : : : : :_ノ:./三=-'
-=='' ̄て.| : : : : : :::::: ̄ ̄ ̄:::::::::|彡 `
445 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/09/19(土) 23:31:48
タッシェンのジャンル別画集は面白いと思う(1500円のやつ)。 但しルネッサンスとバロックは1冊じゃ紹介しきれないので、 NO2が出来たらいいと思うが。
446 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/09/21(月) 11:24:48
「名画にみる絵の材料と技法」 Cへイズ編著 そうとう前に買った本だけど、アクリル・水彩から油絵やテンペラ、パステル・インク 屋外のウォールペインティングに、果ては支持体の選び方や下地の作り方まで、 絵画というジャンルのありとあらゆる技法が載ってる。 古まさに一生本。 自分はボロボロになるまで使ってる。 買って絶対損はしないから、まだ持っていない人はぜひ。
447 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/10/26(月) 23:16:38
漠然とした質問で申し訳ないけど、分厚くて大きさは小さな赤い本で、陣羽織や派手な兜や色々な日本美術のデザインがカラー写真で載ってる 本の出版社と題名わかる人いる? 武家関連の日本美術のデザインがよくわかる本だったと思うんだけど・・・
>>447 図解 日本甲冑事典 (単行本) 笹間 良彦 (著) では?
中古だけれどAmazonにあたよ
絵は掃除と一緒だと思う きれいな絵画を見たあと、戻った現実世界がきれいに見えるためにあるような 脳は覚えるからね
450 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/10/27(火) 19:15:17
>>448 調べてみたけど残念ながら違った。
結構しゃれた装丁で写真もただ全体像を掲載されてるのではなく、部分を拡大していたりして
レイアウトもこった写真集のようだっら気がする。
しかし、本を見たのが3年くらい前だから記憶違いもあるかもしれないなあ。
それにしてもぱっと本の名前が出るのはすごいね。
452 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/11/03(火) 13:33:15
正解。自力で本屋で発見したが礼を言っておく。歴史群像シリーズでも似たようなのあるけどどうしようか
質問しといて、何でそんなに偉そうなの?
454 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/11/03(火) 23:53:25
規制がかかって携帯で書き込んだから最小限の情報しか伝えられなかったからです。 しかし2ちゃんで礼儀を求めるとは無粋なお方ですねw それにしても3800円は高いなあ・・・
「礼を言っておく」より「ありがとう」のほうが打ちやすいだろ 言い訳すんな
礼儀知らずの452が苦しみながら氏にますように(-人-)
457 :
451 :2009/11/04(水) 20:20:34
別にいいけど、あまり良い気分ではないね 荒れるのも嫌なのでこの話終了にしてください
458 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/11/04(水) 22:12:26
いちいちガタガタうるせえな。
2ちゃんでこんな偏狭なキチガイ野郎ばかりいるスレなんかはじめてみたわ。
>>456 おまえが苦しみながら死ね
459 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/11/04(水) 22:14:27
>>457 ゴミみたいな情報提供したくらいで偉ぶってんじゃねえぞ。ボケが!w
460 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/11/04(水) 22:17:42
ま さ に 外 道 w w w ,
462 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/11/04(水) 23:02:26
礼儀知らずの
>>452 が苦しみながら氏にますように(-人-)
(-人-)
−- , -'"  ̄ ` 丶、 / ─-- / \| ゴミみたいな情報提供したくらいで / | 偉ぶってんじゃねえぞ。ボケが!w ─── i _ _ _ _ ヽ_  ̄ ̄ | /二` "二ヽ、 | 〉 _| _,ィiュミ r_,ィiュミ レ-| 二二二 ヾ! - ' r `ヽ  ̄´ | ∧ ── ___ ゙! 〃 ^ ^ ヽ l-/ 〉 ま i { ='"三二T冫 /´_ノ/\__ さ 二ニ _,ィヘ ヽ ヾ== 彳 /:::/`ー- 、 に _, ィ´:::::/ l\ ト、 ー一 / /::/ \ 外 / |::::::::: ̄ ̄ ̄::`ー=彳_∠ _ ヽ 道 / |::::::::::::::::::::::::::::(‥):::〈_ \ l r'"`丶、 |:::::::::/:::/::::´:::::::::::::::::(_ ト、 | _/ / `ー 、 \|::::/:::::/:::::::::::::::::::::::::::(_ \ \
465 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/11/04(水) 23:36:12
2ちゃんではこんなレス当たり前なのに、非難してる奴って何なの? もしかしてここの住民は死にぞこないの老害ばかりなの? 若者のために早くタヒんでね(-人-)
466 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/11/04(水) 23:45:13
礼儀知らずの外道
>>452 が苦しみながら氏にますように(-人-)
>>465 まあ板によって住人の傾向も違うってことです。
ここはそれほど2chに入り浸ってない人が多いだろうから、こういうやりとりに慣れてないんだろう。
そう言うあんたも十分、沸点低いと思うがな。
何はともあれ、腐れ外道の
>>452 が地獄に落ちて閻魔様に舌を抜かれて
牛頭・馬頭に永遠にいたぶられ続けますように(-人-)
(-人-)
(-人-)
■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■ ■■ ■■ iiiiiii 鮮人 iiiiiii iiii __ __ iii ii / し \ ii | | | し | | \ / し | / _ _ _ _ \ | | | * * * * | | * | | * | \ / | __/ ● ● \__ | | ______ | | \ / し | | し \/ | \_______________/
473 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/11/10(火) 11:05:26
------------------------------------------- タイトル:ためになる美術本、おもしろい美術本 ----------------以下から-------------------
474 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/11/30(月) 03:54:59
日本美術や日本の都市景観や日本建築に興味を持ってる人には 谷崎潤一郎「陰影礼賛」 ジェフリー・ムーサス「縁側の思想」 アレックス・カー「美しき日本の残像」 アレックス・カー「犬と鬼」 を激しくオススメする。
475 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/12/07(月) 19:48:42
最近「美の巨人」見てて絵画にものすんごく興味が出たんだけど あの番組みたいに初心者にも分かりやすく面白い解説の読める本を探してます ネットや本屋で購入できるものでお願いします 日本の浮世絵が海外の画家にもたらした影響とかもっと知りたくなった
知識ゼロからの西洋絵画入門 とか
お金があるなら、いま小学館から週刊で出てる「週間西洋絵画の巨匠」を 毎週買って読むのがお勧め。好きな絵柄の画家のものだけ取り寄せてもいいかも。 他は視覚デザイン研究所の本がお勧め ・巨匠に学ぶ構図の基本 ・巨匠に学ぶ配色の基本 ・巨匠に教わる絵画の見かた ・鑑賞のための西洋美術史 現代アートは美術出版社の「現代アート事典」 日本画は小学館の「日本美術のことば案内」、東京大学出版会の「日本美術の歴史」
479 :
アリス :2009/12/16(水) 00:24:37
『ルネサンスの芸術家工房』 ブルース・コール 著 越川倫明+吉澤京子+諸川春樹 訳 ぺりかん社 現代の視点ではなくルネサンス期の芸術家を取り巻く環境を包括的に学べ、 その時代の観点からの解釈に一役買います。
480 :
シロツメクサ :2009/12/16(水) 21:13:20
「アート・バイブル」お読みになった方いらっしゃいますか?? 購入しようか迷っています。
481 :
アリス :2009/12/16(水) 22:26:16
>>480 どこの出版社の誰が書いた本なのですか?雑誌?
有名なのですか?
>>481 日本聖書協会発行の、まさにアート(名画)つき聖書
483 :
シロツメクサ :2009/12/16(水) 23:02:37
>>481 アリスさん
日本聖書教会が出している本だよ。
多分有名だと思うよ。
アマゾンのリンク貼ろうとしたけど長い(汗
アマゾンで「アートバイブル」で検索したら出てくるよ。
484 :
アリス :2009/12/17(木) 01:24:30
>>482 >>483 教えてくださってありがとうございます♪
有名なのですか・・・知らなくてちょっと恥ずかしいけど、
調べてよければ購入したいなぁ☆
他にはオススメ本とかありますか?
自演臭いレスの応酬だなw
486 :
シロツメクサ :2009/12/17(木) 08:37:29
釣りだの自演だのという方って、ご自身が、日常的に
そういうことをなさっているのかな。
いざとなったら、トリップつけましょう、アリスさん。
めんどうだけどね(苦笑)
>>484 アリスさんをいろんなスレッドでみかけましたが、
もうご自身の世界観をしっかり築いていらっしゃるようなので、
いっそのこと、思いっきり、ご自身の好きな世界を深めてもいいのでは??
といいつつ、あえてアリスさんにすすめるなら、
アンドレ・ブルトン「魔術的芸術」。
表紙がボッスだよ。
学校の図書館にあるんじゃないかな。
私は絵しかみてない(笑)
けど、インパクトあったよ。
487 :
アリス :2009/12/17(木) 09:53:08
>>486 ほんと変な言いがかりつけられて困っちゃいますよね。
と言いつつトリップの付け方が皆目見当つかないお馬鹿なアリスですw
いざとなったらシロツメクサさ〜ん!(アンパンマ〜ン!ってかんじ)
ってことでw
ところで私、全然自分の世界観を構築なんかしてないですよ〜w
まだまだ不完全だらけで・・・
だからいろんな本読んでもっと世界を広めたいので
ご紹介してくださるの、とっても役に立ちます!
今回のもボッスが表紙と聞いただけで「☆!」ですねw
私も魔術とか詳しくないけど好きだし
澁澤龍彦の「黒魔術の手帖」なんか読んでます。
ただ学校は休学してるしちょっと遠いので
行くのははばかられます・・・残念ながら。
なので書店で地道に探して中身読んで気に入ったら買いたいです。
教えてくださってありがとうございます^^☆
488 :
シロツメクサ :2009/12/17(木) 12:36:55
>>487 アリスさん
ok、ok、困った事が起きたら、
トリップの付け方とテストができるスレッド探してくるよ。笑
いやいや、アリスさん、かなり、好みの傾向や自分の視点がはっきりしているよ。
あと多分私よりかなり頭いいよ。
澁澤龍彦さん好きなら、谷川渥先生の本も面白いかもしれない。
休学しているんだね、今はゆっくりしたらええよ。
読書も美術鑑賞も、健康を損なわない程度にね!
489 :
アリス :2009/12/17(木) 15:07:44
>>488 ありがとう、シロツメクサさん!
うん、休学しつつもできることはやって何とか自立できるよう頑張ってます。
というか私の好みの傾向とか視点ってそんなにはっきりしてるかな?
自分ではかなりブレてるし、思考も低レベルだし、最低じゃん!
って思ってるのですが・・・
むしろシロツメクサさんの方が精通してる気がしてなりません♪
では谷川 渥先生とやらの本を探してまたお勉強してきます!
教えてくださってありがとう^^
age
492 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/12/17(木) 18:37:56
自演スレage
493 :
シロツメクサ :2009/12/17(木) 19:22:45
>>489 アリスさん
がんばっている様子、とても伝わってくるよ。
知的好奇心が旺盛で、素敵だ。
傾向、視点ともに、かなりはっきりしているよ。
私は大したことない人間だよ。
アリスさんよりちょっと長生きしているだけさ。
私のすすめる本より、彼氏のすすめる本を読むんだよ。
自演野郎があっちいってくれた スレ立てした甲斐があった
はは、君があのスレッドを立ててくれたのか。 君のおかげで、素敵なソウルメイトができたよ。 だから、感謝の意を表明しておこう。 ありがとう。
だめだよ、自演基地外がこっちきちゃ。 あっちの隔離スレで存分におやり。
事実は小説より奇なり。
自演と言っている人へ。 よく、聞いてくれ。 そんなに自演だと思いたいなら、勝手に思ってくれていい。 ただ、君が「自演」と書き込むと、 そのたびに私はそれに反論しなくてはいけない。 そんなことを繰り返すのは、徒労だろう。 だから、もうやめよう。
自演だとさっさと認めたほうがラクになれるよ。 口調も使ってる言葉も同じ。名前欄が違うだけ (そもそもコテハン使うほうが珍しいんだから)。 みんなが君の事、かわいそうだなーっておもいながら 遠巻きに見てたのを、親切に指摘してあげたんだから さっさと謝って退散したほうがいいよ。これは忠告ね。
ふう。 私とアリスさんは、確かに、驚くほど似たところがある。 でも、自演じゃないんだよ。 嘘をつくわけにはいかないからね。 君が自演だと言う限り、私は反論しなくてはならない。 困ったね。 君は何でそんなに粘着するんだい? 粘着するのをやめてくれれば、 私はもうここには来ないことにしよう。
隔離スレに篭ってなさいよ。 もうこっちに来ないで。迷惑なの。
あっそう。 じゃあ、勝手に自演だと思い込んでいてくれ。 じゃあね。
>>480 個人的には、アートバイブルUの方が好きかも知れない。
Uは、詩編や雅歌も載るようになって、シャガールの出番が増えています。
アートバイブル、アートバーブルU、どちらもレンブラントの出番は多いです。
(どちらが良いかは好みの問題かもしれないけど)
2冊そろえても、聖書の言葉が全部掲載されているわけではないので、聖書としても西洋絵画としても
入門書的な位置づけになります。1冊好みの方を選んで、あとは
>>477 他の西洋絵画の本を買ったり、
ちゃんとした聖書を揃えた方が、書棚の本のバランスが良くなると思いますね。
ただ昨日も読んでましたけど、寝る前に読む絵本としては最高です。
ここは無理にコテハンつけなくていいんだよ
>>499 『みんなが』
それは、2chガイドラインにもある危険思考だから、止めた方が良いな。
単純に証拠も何もないレベルで他人の言動をウソ(=自演)と決めただけだ。
せめてね、勘で行動してしてしまう前に、相手の動機くらい読み取れるようになれば、
人格の背景にある思想、作品の背景にある思想も、感じ取れるようになるかもしれない。
>>504 元々のスタイルがコテハンだよ、俺は。
真紅の稲妻さん。 ありがとうございます。 分かってくださっている方は、分かってくださっていると信じていました。 聖書は全部目を通したのですが、 難解な部分や、どう解釈したらいいのか分からない点がまだ多くあります。 なので、「アートバイブル」が入門書的なものならば、 それは私にとって喜ばしいことなので、購入しようと思います。 私は洗礼を受けていないので、キリスト教徒とはいえませんが、 たまに行く教会がプロテスタントなので、 宗教画が偶像崇拝にならないかが少し気がかりです。 場合によっては、カトリックに変えたほうがいいのでしょうか。
507 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/12/21(月) 15:25:12
>>506 信仰ないのに偶像崇拝云々などと何故気にする?ボケー
自演馬鹿の相手しないように
509 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/12/21(月) 16:23:30
>>508 いいんだよ、うざいからいまのうちに叩いとくんだ
510 :
シロツメクサ :2009/12/21(月) 18:56:47
わかった、わかった。 だいたい、私の質問自体スレ違いなことに気が付いた。 もう、2ちゃんねる自体やめるよ。 めんどうになった。 君のおもわく通りなのが悲しいけれど、 意地はっても得しないから、これでさよならするよ。 親切な人、ありがとう。 では。
もうここには来ないとかさよならするとか何度言うんだよ 四の五の言わずさっさと氏ね
・スカラ みすず美術館シリーズ 余計な解説はついていない。ひたすら作品を見たい人向け 所蔵にもいい。ルーブル美術館は西洋絵画のみ収録 ・小学館世界美術大全集 西洋編及び東洋編 とにかく端から全部見倒すことに意義がある。 全巻を通したとき、本物を見ることに勝る体験はないと知るだろう。 ・日本放送出版協会 NHKルーブル美術館 1〜8 エジプト美術から近代美術まで網羅する初心者に最高の手引書。 ・堀田善衛「ゴヤ」 いかにも昔のインテリといった語り口が気に入らない向きもあるかも しれないが、途轍もなく面白い読み物 ・ケネス・クラーク「レンブラント」 私は知らなかったが有名な名著らしい。 画家への尊敬が素直に感じられ、なにやら敬虔な気持ちがしてくる本だ 全て図書館で借りてくればタダ!
高畑勲の「一枚の絵から」、結構面白かった
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美術史入門なら断然ゴンブリッチの『美術の物語』
値段は少し張るけど、図版は美麗だし語りも上手い
あと
>>396 は自分からもおすすめ