レオナルド・ダ・ウ゛ィンチ

芸術家としてどう評価されますか？

未完成な作品が多いが、非のうちどろナシ。
他の追随を許さない、デッサン力、美的センス、聡明さ。
人物は無理のない存在感のあるし。

エルミタージュ美術館所蔵の、マリアと乳飲み子は、ダ・ヴィンチのものかどうか、真偽不明らしい。
気になりますね。

どうなんでしょうか・・・？

彼には人間の身体は小さすぎた

素晴らしいですね。私は一番好きです。
絵画より彫刻の方が好き。 なんでしょう、造形の把握力が圧倒的ですね。
うーん、もしかしたら、「把握」は適切じゃないかな。
彼においては、物の「形」全てが彼の思想に裏打ちされている感がありました。

未完のものがより、心を動かしますよね。
人間って素晴らしいんだ、みたいな感情を抱きました。
…実物見たのが、10代だったの時なので、10代っぽい感想ですね…

ここまで、書いて思ったけれど、偉大な芸術家はその表現によって自らを表します。
つまり私は彼の考えが好みなんでしょうね。

>>3

あれはレオナルドじゃない、と私は思っています。まず、
人体が彫塑的すぎるし、スフマートが使われておらず、
肌も大理石のように固く見える。下の65での書いたけど。
http://piza.2ch.net/test/read.cgi?bbs=gallery&key=970327321&ls=50

しかし、実はあの作品によって、私はレオナルドに興味を
持ったわけで、作品自体は優れたものだと思う。マリアの額
から、後ろへと流れる髪の形状の幾何学的美しさは至上の
ものでしょう。

>６

レス感謝です。

６４、６５読みました。激しく同意。

私もかつて、「リッタの聖母」の硬質な肌と表情に惹かれていました。
が、今では、おっしゃるように茶を基調とした見事なスフマートを感じさせないなぁ
と思います。

ホモで女とやったことがない。
無神論者

透明感のある作風は、確かにホモらしいかも。

手癖の悪い美少年と一緒に
住んでたんだよね？

しかし作品には、あまり美少年は登場しないですね。

http://sunsite.sut.ac.jp/cgfa/vinci/p-vinci5.htm
http://sunsite.sut.ac.jp/cgfa/vinci/p-vinci14.htm
結構いるよ。
でも天使は美少年であるものだから
それと彼の性的嗜好の関連はわからないけど･･･

http://sunsite.sut.ac.jp/cgfa/vinci/p-vinci5.htm
に登場するのは、美少年にしてはごっつい。美青年では？

クリクリ巻き髪の美少年・青年が好きなのね。

ごっつい美青年が好きなのね。

同性愛疑惑に関しては、確か明証はない。その廉で糾弾
されたが実証されずに無罪。フロイトなんかは、レオナ
ルドの性交図に言及して、性に嫌悪感を持っていた、と
分析してるけど。

その科学的世界観から「無神論」とも言われるが、彼が
極めて個人的に、「聖ヨハネ」、「聖アンナと聖母子」を
描いている事実も見逃せない。ちなみに当時の無神論
と今日の無神論とは、全く別物。

さすが、goatsongさん。

>８
駄レスすんな

なんだなんだ、goatsongファンクラブでもできたのか？

おれファンだよ。

「当時の無神論」と「今の無神論」の違いについて解説希望します。

「レオナルドは生涯女性と性行したことがない」
という憶測は、たしか、「結合」の場面を描いたのが
彼のデッサンにあるんだけど、それが、ものすごく不自然な姿勢
でやってて、これはおかしい、想像でかいてるんじゃないかって
いうのが噂の根拠。ネットにあるかな。

でも自分がやってても見れないじゃん。
人のをみるのならいざ知らず･･･

それもそうだな。

弟子、ジャコモだっけ。
泥棒、嘘つき、頑固、大食らいの弟子。

あ、でも、レオナルドには告発状があったですよね。
男娼の件での。
遺言状でその弟子にミラノの庭園も与えていたし。
やっぱり同性愛的な傾向はあったんじゃないかなあ。
当時男色はかなりの罪だったからあからさまには出てこないけど。

>>8
http://www.abcgallery.com/L/leonardo/leonardo24.html
これでしょう。その種本こそ、まさにフロイトなんだけどね。
この素描に見られる足の不自然な描写に目を付け、お得意の
抑圧だとか、オイディプス・コンプレックスだとかを持ち出
して、分析していたと記憶します。他に、有名な女性の解剖
図があって、そこでも女性器の描出がファンタジーになって
いることも、よく指摘される。
http://library.thinkquest.org/3044/gallery/sc47.gif

まあ、、私も明証こそないけど、同性愛的な傾向を持って
いたとは思います。（プラトニック・ラヴ！）

無神論に関しては、ちょっと面倒くさいのだけど、簡単に
説明しておけば、まず、無神論はマテリアリズムと非常に
深い関係にあります。というのも、神の存在理由は、その
多くが、自然現象の説明にあるわけで、それが他に説明可
能な何らかの説が現れた時、同時に無神論が興る。

さて、現代では「死んだ物質」によって構成される世界と
してのマテリアリズムとなっているわけだけど、これが
出てくるのは、18世紀です。では以前はどうなのかと言え
ば、世界は同じく物質（例えば原子論）で構成されるとは
いえ、有機的な、秩序ある生命感の溢れた世界である、と
する。（それらの説は、概して美しく神秘的である）されば
こそ、レオナルドは、大宇宙の生命と人間のそれとのアナ
ロジーを見出していたわけで、まあ、詳しく知りたい方は
科学史の研究書を読むことをお勧めします。

ありがとうgoatsongさん。


でもよくわかりませんでした。

一応あげときます。

古いスレだなあ。

サルタレッリがらみの男色告発は反メディチによる陰謀
という話もあるが、若気の至りの御乱交だろう。
が、これによってメディチ家との仲がイマイチになったか
もしれないな。レオナルドは極度のナルシストだったんじゃ
ないかとは思ってるが。

レオナルドの無神論はいわば、慣習化した教会要素への嫌悪
があったかとは思うが神はいないという概念はないだろう。
彼なりに神とはナニか？と追及はしてたと思うがね。
その解答が一連の絵画に答えとして存在してるだろうよ。

１８世紀に出てきた死んだ物質によって構成されるマテリアリズム
っていうのはラプラスとかのこと？

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