レオン・スピリアール

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1いるす
2空耳 :2000/09/09(土) 01:31
めちゃめちゃすごいじゃないですか!
鼻血でそうでしたよ。
今までこんな人知らなかった。
有り難うございます!
がつんときました。
ムンク的なものを感じました。
精神性とか。
今この絵はどこかの美術館で見れるのでしょうか?
3斜視 :2000/09/09(土) 13:14
もっとデザインっぽい作品(?)でしたが、
ブリュッセルの王立美術館に10枚ほど展示されていたような気がします。
日本にはあるんでしょうか。
無名の人だと思ってたんですが、有名なんですか?
買おうと思ったら画集もポストカードもなかったんです。残念。
4いるす :2000/09/09(土) 15:47
LeonSpilliaertはベルギーのフラマン人ということもあってほとんどがベルギーのいくつかの美術館にあるそうです。
そのほかのは個人所有みたいなので日本でみるのは難しいかな??
実物は見たことないのでいつか観に行きたいです。
ぼくも、スレッド立てておきながらこの人のことよく知らないのですけど…

5空耳 :2000/09/09(土) 16:03
実物で見たら物凄い迫力あること間違い無しです!
学校始まったらレオン・スピリアールの
置いてある美術館があるか聴いてみますね。
でもうちの教授片寄りがあるからなあ。
奈良時代とルネッサンスに
6斜視 :2000/09/09(土) 21:43
迫力というよりは静かな感動でした。
サイズも小さめで、例えは悪いですがリビングにぴったりぐらいの大きさ。
あと水彩ということなので、その質感の影響もあるかもしれないです。

http://www.oostende.be/leon_spilliaert.htm
ここでも数点見られます。
どうやら展覧会カタログ数点、研究書も2冊ぐらいは出版されている
ようです。おどろきました。
7空耳 :2000/09/09(土) 22:02
サイズが小さめなのですか。
おっきいと思ってたけど。
展覧会カタログは丸善とかアマゾンいけば買えますかね?
出版社とかはわからないでしょうか。
かなり気に入りました。
日本ではよく知られているのでしょうか。
そうでなければ日本語で研究書を読むのは無理でしょうね。
いるすさんや斜視さんはどこで知りました?
8いるす :2000/09/10(日) 04:04
>斜視さん
ありがとうございます。はじめて観る絵が、、

AMAZONでは4冊絶版で1冊は在庫切れでした。
国会図書館のサイトで検索して見つからなかったので、
日本語では、象徴主義と近代の印象派の本に少しだけ載っているくらいかもしれませんね。
あとで、よく探してみます。

ぼくは前にwebミュージアムで適当に観てて、印象に残ってたので。
あまり詳しくないので、ほかの画家の絵もたいていそんな感じでみています。
ほんとは実物をはじめにみるのがいいんでしょうけどね。
9斜視 :2000/09/10(日) 12:28
http://www.seita.fr/seita/musee/fr/expositions/spilliaert/
ここのカタログのページでも何枚か見られました。でもちょっと重いです。

ベルギーの画家なので、フランスの書店だとまだまだ在庫がありそうです。
フランスの書店は使ったことがないので、おすすめの本屋はないですが、
フランス語を読む気力があれば、がんばって手に入れてください。

幸運なことに、ブリュッセルの美術館で作品を見たのが最初です。
質の高さに驚いたので、メモをとりましたがそれきりになっていました。
このスレッドタイトルを見て一気に思い出しました。
ありがとうございます!いるすさんと空耳さんに感謝。
ところで、ここで見たなかでどれがお好きですか?
私が気になっているのは、6で挙げたサイトの「ピエタ」です。
何事か言いやすい作品ってこともありますけれど。。
10空耳 :2000/09/10(日) 15:23
私はホワイトローブ、ホワイトシーツですね。
こんなに不気味な絵もありません。
不安感がつのる絵ですね。
(作者の意図は全然違ったりして)
在庫切れというのは入手できるということですよね?
画集であれば大学にもあるのだろうか。
なさそう・・・
でもほんと、素晴らしい出会いでした。
こんな感動はひさびさかも。
11いるす :2000/09/11(月) 02:37
White Robes
12空耳 :2000/09/11(月) 14:20
馬鹿みたいと思うけど、
絵をまた始めたくなっちゃったなあ。
水彩画でもいいから。

考えてみれば、絵をかける場所があったと言う点で、
高校ってすごく良かったなあ。

ピエタと言って一番最初に目に浮かぶのは
やはりミケランジェロかな。

あのサイトには彼の代表作が集めてあるだけに
いい絵ばかりですよね。
13斜視 :2000/09/14(木) 12:48
>ピエタと言って一番最初に目に浮かぶのは
>やはりミケランジェロかな

そう。あれで、マリアがキリストを膝に抱えるポーズが普遍的に
なりましたよね。スピリアールのピエタはマグダラのマリアか誰
かもう一人いるので、色の対比も含めて面白いなーと思いました。
なんだかキリスト教美術スレッドみたいになってしまいました。

いるすさん
>こんなことは常識なのかな
えーと、美術史をすこし勉強したことがあるだけです。
なので、知識がだいぶ偏ってます。。

あと、ホワイトローブ、ホワイトシーツって怖いよ。
なんかみていられません。
14空耳:2000/12/05(火) 16:40
レオン・スピリアール
伊勢丹美術館に新年明けそうそうやってきます
うわー楽しみだ
15いるす:2001/01/23(火) 03:04
お久しぶり。
今日行ってきました。
このスレッドで紹介されているサイトに載ってない絵も多かったですよ。
幻想的で良かったなーー
とり急ぎの感想ですが、眠いので、、おやすみなさい
16空耳:2001/01/23(火) 03:29
ほんとー?
前売り買ったから明日行こうかと思っているんだ。
17空耳:2001/01/23(火) 04:06
今レス読み返してたら
不眠症だったんだね、彼。
私も不眠症で悩まされてたことあって、
(今じゃあどうしようもなく寝汚いが)
一日中ベッドに入っててもほとんど眠れなかった。
ムーンライトアンドライツ、
すごい気持ちがわあkる。
ほんとものすごい悲しくなるんだよね、
眠れないと。
18いるす:2001/01/24(水) 01:06
確かに、眠れないととてもつらいでしょうね。
それが続くと、悪循環に陥ってしまうだろうし。

実物を見たときは>>6の斜視さんのような感動でした。
Moonlight and Lightsとは対照的とも思えるような
Childeren in the duneなどの絵も新しい発見で、印象的だったなあ
まあ、あまり詳しく書くのは、空耳さんが見るまでやめておいたほうがいいかな。
19空耳:2001/01/29(月) 00:03
見てきたよ!
斜視さんの印象に私も近かった。
意外に幸せそうな絵を書いているので嬉しかった。
でも結局早くに亡くなってしまうのですね。
ところで、私は図版を買ったのですけど、
航跡の残る海景、覚えてます?
一番最初の絵。
あれを一番最初に持ってきたの良かったと思う。
あの順番で絵を見れて良かった。
なんかあの絵がとても気に入った。
思わず眼をこらしてしまうよな。
20わたしはダリ?名無しさん?:2001/01/29(月) 00:50
えっと、昔の話で監督の名前も国もすっかり
忘れちゃったんだけど、確か「天使」って
タイトルの映画がありまして。
ユーロスペースとかシネヴィヴァンな感じの
マイナーな上映しかしてないやつですが、
その映画の中に、モロに彼の絵を思わせる
シーンが散見されました。参考まで。
21いるす:2001/01/29(月) 19:43
>航跡の残る海景
この絵良いですね。見入ってしまいます。
美しくて静かだった。

逆に、「跪く女」や怪物の絵はあまり印象に残らなかったな。
何か、余分なものが入ってしまったような。
抽象化されてはいるのだけど、

>>20
http://cinema.media.iis.u-tokyo.ac.jp/movie.cgi?mid=01539
「天使」ってこれかなあ、と思ってさらに検索してみたら・・・

http://www.divo.co.jp/detail/detail.asp?fn=imf_044&bg=video&mg=cult&sg=imageforum
Vertigo
22空耳:2001/01/30(火) 02:28
ほんとだ、Vertigo〜そのものだー
お二人ともお手柄です。
評価低いですね。フランスでは絶賛みたいだけど。
カルト映画なのか。
見たいな。

他のスレッドにも書いたけど、
私も後期の作品は(1910〜)悪くはないのですが、
前期、中期(はっきり言って私の勝手な分類)に比べれば
彼の重要な個性の輝きが薄れてしまった気はするんです。
幸せになったってことなんでしょうけど。
まあ、それは別としてエヴァと蛇は興味をそそられました。
どうも日本的な気がすると思いましたが、
彼はナビ派にも影響を受けているようだから
あながち思い込みでもないかもしれない。

それと気になるのが彼の書いたと言う小説。
現在では全く残っていないと言うけど
ポーを思わせるものですってね。
これまた彼の作品世界とつながるものを感じさせます。

それから伊勢丹美術館はペルメークとスピリアールに関する
書籍は日本ではほとんど手に入らないと購買欲をそそっておおきながら
何故本国のレゾネなりなんなり何も販売していないのだろう。
あと、
スピリアール、ペルメークを紹介しようとする試みは評価するけど、
明らかにマグリットなどが客寄せなのがちょっと見え見えだった気がする・・・
23いるす:2001/01/31(水) 01:40
「エヴァと蛇」は光と色がきれいで
見てるとなごむような絵ですね。
ナビ派のボナールみたい。
ぼんやりしていて、
黄色と紫を使ってるのも。
ボナールほどたくさんの色を
使ってはないけど、
たとえば、ここの下から2番目の
Vase de fleursの色使いとそっくり。


確かに、カタログの参考文献に挙げられている
書籍なんかは販売して欲しかったですね。
5人のなかで一番多く販売されていた、
比較的入手しやすい、マグリットの書籍と比べると、
展示会場での需要も多そうな気もするのですが。
24いるす:2001/01/31(水) 01:41
ボナールのリンク張り忘れ。。
http://artchive.com/artchive/B/bonnard.html
25空耳:2001/01/31(水) 22:02
私ボナール大好きですよ。
彼の絵は人を圧迫しない。
26goatsong:2001/05/22(火) 00:21
あげておこう。
27いるす:2001/05/22(火) 03:35
そういえば、名前はレオン・スピリアールトでしたね。
久しぶりにみていたらだいぶ時間がたってしまった。

vertigo magic stairsはショタスコーヴィチのジャケットにも。
http://www.cdnow.com/cgi-bin/mserver/SID=1644344763/pagename=/RP/CDN/CLASS/muzealbum.html/itemid=105369
28il
訂正:ショタスコーヴィチ→ショスタコーヴィチ