1 :
わたしはダリ?名無しさん? :
2007/10/08(月) 14:46:29
保全しとくな
3 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/10/09(火) 01:19:28
前スレ終わらせるまでに7年かかりましたねw
8 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/10/11(木) 00:27:38
7年前に書きこんだ人でもうこの世に いない人もたくさんいるんだろうね・・・・ 自分の友達も1人・・・・せつない・・・
10 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/10/14(日) 14:47:55
『上村松園 近代と伝統』
2007年10月6日[土]〜11月11日[日]
福島県立美術館
松園の代表作約60点と、研さんの様子を伝える縮図帖
(模写・スケッチ)28冊、下絵等30点を展示いたします。
また、新しい試みとして、松園が大きな影響を受けたと思われる四条派、
浮世絵などの近世絵画をあわせて展示し、
松園芸術の軌跡を多角的にとらえようとするものです。
http://www.art-museum.fks.ed.jp/shoen.html
20 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/10/27(土) 14:18:19
>>13 の岡倉天心展行ってきた。
第一展示室が歴史資料的なモノばかりで、こりゃハズしたかと早合点したんだが・・
天心が文化財保護のため収拾した古代名品とともに、藝大美術館収蔵の天心門下の作家の代表作と言える作品が見れる。
芳崖、観山、春草、大観等々。
あと、それらの作家の授業における仏頭デッサン、木彫りの基礎実習作品とか。
デッサンは初体験モノなのか知らん、微妙に稚拙なのが微笑ましい。
作品単体としては木彫、日本画がほとんど。
洋画は西洋名画の模写実習作ね。
珍しかったのは、公共銅像などの発注作品の原型。
他にもオールスター結集と言えるミニ屏風など、これ今だといくらするんだと言う程の逸品。
あ、もちろん狩野芳崖の悲母観音、じっくり見れますよ。
個人的には巨勢小石の巨大着色木彫、伎芸天女が迫力です。
東都美や西洋美が混んでる場合、こっちに鞍替えするのもアリかと。
入館料¥500だし、平日だったからなのか空いてた。
http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2007/tenshin/tenshin_ja.htm
22 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/10/29(月) 22:56:20
■ 国立国際美術館(大阪)
12/18〜08/02/11
http://www.nmao.go.jp/japanese/b3.html 万博公園時代から通算して30年、開館当初からあるジョアン・ミロの陶壁画をはじめ、
現在では絵画、版画、彫刻、写真など約5,700点もの作品を収蔵しています。
本展では、コレクションの中から約400点を選りすぐり、海外の20世紀美術はもとより、
日本の現代美術の動向とその広がりを、美術館のスペースすべてを生かして展示します。
30年分の充実のコレクションをどうぞご堪能ください。
・・・「400点」を一度に展示って、聞いたことがないYO!
ちなみに、「アサヒメイト」会員カードで‘入館無料’!
23 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/11/01(木) 01:52:49
展覧会告知スレかってーの
そんなんネットで勝手に調べられるやんか
>>19-20 みたく自分で実際足運んでレポしてよ
お薦めかそうでないかもわからんもんをアトランダムに告知してどうすんのよ
?
特別展 「美の求道者 安宅英一の眼 ― 安宅コレクション」@三井記念美術館
2007年10月13日(土)〜12月16日(日)
http://www.mitsui-museum.jp/exhibition_01.html が大変よかったです。東洋陶磁美術館からお貸し出しいただいたわけですが、
西に住んでいない兼ねてから見たいと願っていた自分には至福の時でした。
飛青磁花生の青磁色・肌のきれいさ、青花蓮池魚藻文壷の魚の絵付けの、、に始まり
各々ひたすら目をみはり、記憶に焼きついていく時間でした。
油滴天目は何度か見る機会がありましたがこんなに多数まとまって見られるなんて。
東洋陶磁美術館はこの期間すっからかんなのかしら?
>>26 グッジョブ!
展覧会スレはこうでなくっちゃね。
28 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/11/03(土) 22:11:11
29 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/11/04(日) 07:54:54
30 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/11/05(月) 01:09:15
いろいろ回ったけど、
>>10 の松濤美術館のミネアポリス美術館浮世絵展が一番お薦め。(もう前期は終了)
たった300円であれだけ傑作が観れるなんてチャンス、なかなか無いでしょう。
>30 すまん教えてくれ。仮に1300円でも行ったほうがよいような感じ? それなら行こうかと。よさそうだがHPが素っ気なくて判断できん。。
>>30 じゃないけど、TVで紹介してたの見たので。
松濤美術館の入館料と展示スペースと浮世絵のサイズ考えると、
展示数からしてかなりお得なんじゃない?
浮世絵はほとんど海外流出してるし、たとえもっと大きなとこでやったとしても、
同じくらいの出品数をスカスカの展示でしか飾れないだろ。
HPが素っ気ないのはモロお役所体質だからであろうw
33 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/11/11(日) 19:38:53
>>26 本当にこの展覧会はすばらしい。北関東に住む俺にとって、東洋陶磁美術館や
藤田美術館はなかなかいけない。特に入り口近くの第一展示室はため息が
でるような名品ぞろい。眼福とはこういうことを言う。大徳川展より絶対先に行くべし。
34 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/11/11(日) 21:24:17
>>33 東洋陶磁美術館から藤田美術館なら、歩いて行けるお。
>32 殿 31です。 ありがとうございます。会期中に行ってきます。 今期は見たいものが多くて休日のやりくりにうれしい悲鳴です。 御礼遅くなりました。ありがとう。 >34 げ。そうなんだ。藤田行ったのに土地勘なくて東洋陶磁美術館に行かなかった。 土地勘って大切ね。次回はぜひ両方制覇をば。
安宅英一の眼の図録は2100円。 10000円出したらちゃりちゃり返ってきてしどろもどろになった。です。
陶磁器とか興味無かったけど
>>26 行きたくなってきたな。
興味ない人でも油滴天目は見ておいた方がいいよ これ逃したら今後はなかなか東京来ないだろうし
39 :
30 :2007/11/12(月) 00:55:07
>>31 >>32 >>35 会期中に展示替えがあって、今ちょうど後期の展示やってます。
だから、前期後期一回ずつ行けば600円します。
スペース的に同じくらいの太田記念美術館とか平常展一回でそれくらいしますよ。アルバート美術館展は3期に分けて入館料千円でした。3回行ったら三千円です。
それに比べたら安すぎます。ただ、渋谷から井の頭線一駅乗るとその分余計に出費しますけど。
余談ですが、豊洲のららぽーとの平木財団のギャラリー行かれた人いますか?あそこは500円出す価値無いと思います。
40 :
30 :2007/11/12(月) 01:10:29
>>31 1300円なら高いですね。多分行かないと思います。
ただ、今回は某浮世絵美術館の人から勧められたこともあって行って見ました。
初見の作品ばかりで40分足らずでは時間足りなかったです。
>>32 さんの言うように、あそこはたしかに役所体質ですね。去年話題になった贋作絵描きさんの展覧会も一昨年あたりに開いてます。
ららぽーとは先月の歌麿を見てきましたが、11点で500円はないよなと思いました。 普段の展示数だったら、500円ぐらいは払ってもいいかなと思います。 ただし、近くに行く用事があれば、ですけど。
42 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/11/16(金) 12:00:44
>>39 松涛美術館は渋谷から歩いていける。徒歩15分くらい。
渋谷で乗り換えて神泉からホテル街抜けて歩くの考えると変わらない。
確かに渋谷から井の頭乗り換えは金の無駄だw Bunka muraあたりからほど近い距離だからね。
44 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/11/16(金) 14:31:26
>>41 普段も20点かそこらでしょう。
メトロ1日券で100円引きなので、原宿の太田記念とかニューオータニとかのついでに回ることをお薦めします。
>>42 神泉駅からホテル街なんか通りませんよ。案内板通り進めば3分かかりません。
渋谷の雑踏と坂を回避するだけの値打ちはあります。
ただ、半蔵門線利用なら徒歩を薦めます。
>14 のブリヂストン セザンヌ & 通常展示 に行ってきたです。 セザンヌの点数は多くないですが、ポーラ美術館(いいね!)・広島からの出展、 また、安井 曾太郎やピカソなど。 帰ってきていま思い出すに、やはり堪能してのはセザンヌだったのです。 静物やビクトワール山、すばらしく感じました。 どの美術館展に行っても何点かはあるセザンヌですが、そして中学校ぐらいから 知っている画家なんですが、今回ほんとうに染み入る感じ。 休日前の夕方、仕事帰りやカップル何人かの人が訪れ静かに見、椅子にかけて見。 こういうブリヂストンらしい時間と空間がいっそう豊かにするのですね。
46 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/11/23(金) 00:41:38
>>15 東京国立近代美術館 工芸館 に行ってきました。
こじんまりしてますが、内容充実でした。
茶室をしつらえて作品を並べるという展示が良かったです。
>>47 最初に展覧会名を見たときは、自分の家族が作った「美術品」
を持ち寄って展示するのかと思った…。
50 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/12/08(土) 12:14:18
51 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/12/16(日) 01:15:56
age
52 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/12/23(日) 01:50:23
ageU
53 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/01/02(水) 10:34:58
age
54 :
私はダリ。妻はガラ。 :2008/01/06(日) 01:00:43
原美術館のピピロッティ・リスト展に行ってきました。 一言で言えばポルノ(かなり乱暴なくくり方だけど)。 未成年者を連れて行ってはいけません。 「ねえ。ママ、あれなあに?」 「あれはね、あんたが生まれてきたところ」
55 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/01/06(日) 01:05:22
「源氏物語千年紀展」 会期 平成20年(2008)4月26日(土曜日)〜6月8日(日曜日) 人生、とりわけ恋愛の喜びと苦悩を描ききった王朝文学の最高傑作源氏物語。 作者である紫式部の日記から、源氏物語が寛弘5年(1008)には宮中で 読まれていたことがうかがえます。そこで平成20年(2008)を 「源氏物語千年紀」ととらえ、またこの年が当館の開館20周年にあたるのを あわせて記念して、特別展を開催します。 主な展示予定作品 国宝 紫式部日記絵巻 東京・五島美術館 国宝 紫式部日記絵巻 大阪・藤田美術館 国宝 御堂関白記 京都・陽明文庫 重文 石山寺縁起絵巻 滋賀・石山寺 重文 源氏物語(大島本) 京都・古代学協会 重文 源氏物語(尾州本) 名古屋市蓬左文庫 重文 源氏物語絵詞(浮舟・蜻蛉) 愛知・徳川美術館 国宝 明月記 京都・冷泉家時雨亭文庫 源氏物語図屏風(若紫・須磨) 土佐光起筆 福岡市美術館 (森山コレクション) 重文 車争図屏風 狩野山楽筆 東京国立博物館 浮舟図(和漢故事説話図のうち) 岩佐又兵衛筆 福井県立美術館 国宝 雲中供養菩薩像 京都・平等院 重文 普賢十羅刹女像 京都・廬山寺 国宝 久能寺経 静岡・鉄舟寺 源氏物語画帖 土佐光信筆 アメリカ・サクラー美術館 源氏物語手鑑 土佐光吉筆 和泉市久保惣記念美術館 源氏物語画帖 土佐光則筆 個人蔵 源氏物語図扇面散屏風 広島・浄土寺 色絵夕顔文茶碗 尾形乾山作 奈良・大和文華館 源氏帖小袖 国立歴史民俗博物館 源氏物語カルタ 京都・宝鏡寺 源氏物語(絵入源氏) 与謝野晶子旧蔵 鞍馬寺霊宝殿 源氏物語 あさきゆめみし カラー原画 大和和紀作
56 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/01/06(日) 01:21:26
ルノワール+ルノワール展 期間 2008年2月2日(土)〜2008年5月6日(火・祝) 会場 Bunkamuraザ・ミュージアム 印象派を代表する画家ピエール=オーギュスト・ルノワールと、 彼の息子であり、偉大な映画監督であるジャン・ルノワール。 ルノワール+ルノワール展は、歴史に名を残した二人の巨匠に焦点をあて、 父の絵画と息子の映画を同時に紹介します。 2005年パリで開催され、大きな反響を呼んだ展覧会を、 オルセー美術館の総合監修のもとお届けするものです。
58 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/01/06(日) 12:43:25
「お父さんもねぇ、昔は大好きだったのに、最近はそうでもないみたいなの・・・」
59 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/01/06(日) 17:42:25
機械的にどっかからコピペしたんだろうね・・
61 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/01/06(日) 19:26:01
>>55 なにこれ、国宝の源氏絵貸してもらえなくて紫式部日記でごまかしてるんだw
64 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/01/07(月) 18:12:05
>>62 あんなボロボロの絵で五島に儲けさせるのはいい加減やめようぜ
66 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/01/07(月) 21:18:11
>>65 紫式部日記絵巻と源氏物語絵巻を混同して鑑賞する奴が
必ずいる。
68 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/01/08(火) 23:17:47
69 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/01/08(火) 23:46:46
ブリューゲルはよかった。 (父の作品が来日するなんて10年に一度あるかないかだからね。) 最近なんて93年にセゾン美術館、95〜6年だかに東武美術館(ここはバブルの名残かね) んで西洋美術館に2006年にきたくらいでしょ。でも父作?っだたね。 ルーベンスの質は愕然とするひどさだったな。
70 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/01/11(金) 22:14:37
71 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/01/18(金) 00:59:17
age
72 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/01/19(土) 01:22:16
開館30周年記念 -首藤定の夢美術館- ロシア国立東洋美術館所蔵 首藤コレクション展 12月11日(火)〜2月3日(日)大分県立芸術会館 旧満州の大連を中心に実業家として活躍した首藤定(1890-1950年、 大分県臼杵市出身)氏が収集した東洋美術のコレクションは、 第2次世界大戦後の混乱期に、その一部が、食糧難に苦しむ在留邦人救済のため 旧ソ連に譲渡されました。561点に及ぶその美術品の所在は長く不明でしたが、 その後の調査等により、作品の多くがロシア国立東洋美術館(モスクワ市) に所蔵されていることが判明しました。 今回の展覧会では、貴重な肉筆浮世絵や近代を代表する日本画家の作品、 漢代から清代まで幅広く収集された中国陶磁等、ロシア国立東洋美術館所蔵の 首藤コレクションの中から選りすぐった優品120点に、昭和50年に旧ソ連政府 から返還された福田平八郎作品(京都国立近代美術館所蔵)の一部10点を 併せて展示し、戦争のために首藤氏が果たすことのできなかった美術館設立の 夢を、郷里の美術館で実現させると同時に、首藤氏の人道的な偉業を改めて 顕彰します。
73 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/01/22(火) 12:34:37
buryu-geru bimyou
74 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/01/22(火) 19:10:59
そりゃそうだわな
皆様の中でエドガーエンデの展覧会をしている、もしくはする予定がある美術館をご存知の方いらっしゃいませんか? ネット初心者なもので一応Googleで検索にはかけてみたのですが…。 もしご存知の方がいらっしゃいましたらどうぞ詳細をお願いします。
76 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/01/27(日) 18:04:26
高知県立美術館の特別展面白そうだけど、このスレの住民に高知県民は いないだろうな。 ようすを教えて。
ルノワール展の話題が全然ないな。
いちばん嫌いな画家だからどうでもいい
ルノワールが嫌いか。珍しい…のかな? 滅茶苦茶宣伝してるからな。エッシャー展のような激混みも覚悟しなきゃいけないかも。 スイーツ(笑)が大挙押し寄せるのは勘弁。
81 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/02/02(土) 23:53:38
木村定三コレクション 名作展 会期 2008年1月25日(金)-2008年3月23日(日) 会場 愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階) 卓越した審美眼をもった美術蒐集家、故木村定三氏のコレクションには、 与謝蕪村や浦上玉堂の文人画をはじめ、熊谷守一や小川芋銭など近代の 画家たちの質量ともに群を抜く作品、茶陶をはじめとする陶磁器から 仏教美術まで、幅広い分野の優れた美術品が数多く含まれています。 木村氏および夫人から寄贈されたこれらの貴重なコレクションは、 その独自の審美眼によって形成されたものでした。 愛知県美術館は、開館以来近現代美術を中心とした作品による活動を 展開してまいりましたが、木村定三コレクションの受贈によって、 その内容は地理的にも歴史的にもまた分野としても大きく拡大することに なったのです。美術館は木村ご夫妻のご厚志に応えるため、 受贈作品の調査研究を進めるとともにその公開にも取り組み、 2003年以来各種の展覧会を開催するとともに、コレクション室を設けて その一部を順次公開し、また愛知県陶磁資料館においても茶陶展を 開催してまいりました。 この度、コレクションの受贈以来継続しております 調査・研究・保存活動の成果として、ここにご寄贈いただいた 三千点を超えるコレクションの中から、選りすぐりの名品を まとまったかたちでご紹介する『名作展』を開催いたします。
82 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/02/08(金) 19:10:02
83 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/02/09(土) 04:33:45
84 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/02/15(金) 20:56:04
86 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/02/15(金) 22:04:42
グロって、国宝だぞ
でもグロ
88 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/02/15(金) 22:23:58
天目のコーヒーカップが欲しいわ
>>83 あそこ、行くのが辛いんだよなぁ…。
でも、二子玉川から20分だっけ。
蓮画像を髣髴とさせる
>>89 とりあえず日曜に観光バスがあるはずだからそれ探すといいかも。
土曜に地図頼りに用賀から歩いたら20分くらいかかったわ。
でも天目茶碗良かったよ。図録も茶碗本体裁で面白かった。
92 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/02/18(月) 15:15:41
まあ、成功率がかなり低いものの、今では複製できるように なってしまったがなぁ しかし、曜変天目の再現って、誰のためになるんだろう 放っておけばよかったのに、暇な莫迦もいるものだなと思って しまうよ
誰のためというより、失われた技術を再興するという意味はあると思うぞ。 美術とか希少価値とかとは問題の質が違う。
94 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/02/18(月) 16:24:03
誰のために咲いたの〜? それは〜あなたのためよ〜!♥
95 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/02/18(月) 16:27:14
>>93 いあ、これって失われたままで
全然かまわない類のものなんじゃないの、と
爺ぃが荒らしてるな
97 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/02/18(月) 16:31:25
わしゃぁ、まだ60代じゃよ
98 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/02/18(月) 22:53:39
99 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/02/19(火) 06:47:37
age
100 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/02/19(火) 06:51:28
静嘉堂行ってきたけど、天目茶碗以外にも、高麗茶碗を系統立って 見せてもらえてよかった。
>>95 出光の資料とか見てるとプロジェクトXみたいで面白いけどな。
>>100 茶碗だけであれだけまとまって数と種類を出せるとは恐るべし三菱。
102 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/02/19(火) 12:45:38
茶碗萌えw
茶碗ってハマるんだよね
104 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/02/20(水) 19:46:18
東京日本橋の三越で北斎の富士やってたんで見てきたんだ。 富士山ばっかりでさすがにまいったです。3/2までです。近くをお通りの折にはどうぞ。 すべて初刷りというのを一度見たいもんだ。くらくら
106 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/02/27(水) 21:24:29
MIHO MUSEUM (ミホミュージアム)2008年3月15日(土)〜6月8日(日) 「与謝蕪村−翔けめぐる創意−」 本展は、句会を催す際のきまりや俳句を作る心構えを書いた 「取句法」や、蕪村の自筆になる挿絵入り句集 「安永三年春興帖」(あんえいさんねんしゅんきょうちょう) などの俳諧資料、没する前年に描いた六曲一双の大作 「山水図屏風」(本邦初公開)や「十宜帖」(じゅうぎちょう、国宝)、 「夜色楼台図」(やしょくろうだいず、重要文化財)などの絵画の代表作を含む 約150点で構成し、俳人・画家の両面から蕪村の魅力を紹介します。 時間や空間を超えて、自由自在に翔けめぐる蕪村の芸術世界を、 どうぞお楽しみください。
107 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/02(日) 09:30:10
静嘉堂文庫美術館に行ってきた。確かにここの曜変天目(稲葉天目)はすごい。 藤田美術館のものは稲葉天目にやや劣る程度だが、大徳寺龍光院のものはちょっと ショボい。 その静嘉堂文庫美術館での展示だが、ひ弱そうな女性がまばらに見張っているだけ。 特別の防犯装置も設置されていないようで、ちょっと心配。 海外のプロの美術品窃盗集団でもいれば、簡単に盗み出されそうな感じ。
108 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/02(日) 19:32:05
>ひ弱そうな女性 左脇下のホルスターを見たか?
静嘉堂 10日くらい前の土曜に行ったが 講演があったせいかこんでいた 曜変天目の妖しい輝きも魅惑だったが 最近 マンガ「へうげもの」にはまってる自分としては 楽茶碗がたくさんみられてよかった 普段図録はあまり買わない方だが(貧乏だからw) 思わず買ってしまった
110 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/05(水) 02:15:13
111 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/08(土) 12:48:42
112 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/08(土) 17:32:36
>>111 池田満寿夫展は4月から千葉市美術館でも開催されるよ。
113 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/15(土) 02:10:56
age
114 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/22(土) 01:39:20
ageU
115 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/22(土) 09:43:35
水戸の宮島展ってどうよ。
116 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/22(土) 12:24:52
ディズニー映画 「魔法にかけられて」 全く観る気を失せさせる邦題だが、内容はかなり面白い。 この春、いや今年を代表する映画作品になるかもしれない。 全国公開中。
スレ題をよく見ろ。
118 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/29(土) 19:02:42
花見ついでに上野の森のVOCA展見て来た。
なんかいかにもVOCAって作品は毎回数点あるね。
VOCA賞の横内賢太郎はよかったよ。
ポルケみたいな印刷再現不可能系の絵画で、現場で見ないと良さがわからない。
あと賞は取ってないけど、片山博文は海外でも通用しそうな作家だ。
併設の小ギャラリーでは加藤泉の立体と平面作品の個展見れる。
この人、モチーフは変らないのに進化し続けてるのがわかる。
上野公園は花見でごった返してるけど、会場は空いてて楽に見れた。
毎度のことだけど、会期短いんだよな。
3/30(日)までだから明日いっぱいだわ。
http://www.ueno-mori.org/tenji/voca/2008/index.html
VOCAの大賞は最近流行ってるスタイルだね。描くというより基底材の質感で魅せるタイプ。
いや、支持体の方よりメディウムで描かれた部分がマジカルなんだけど。
支持体のサテンのようなテカリの効果は大きいよ。別にそれが悪いわけじゃないだろ? 欧州で最近わりとよく見かけるし、絵画界の流れの一種なんじゃないかな。
>>121 実際に見に行って現物見て言ってるの?
サテン布地に描かれた地の部分自体はテカってない。
染料で覆われてるんだから。
メディウムで描かれた図にあたる部分が光や見る角度によって浮かび上がるんだ。
見たよ。見た上で言ってる。今回は大賞と似た色調のものが多かった。
124 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/29(土) 21:01:13
>>122 そんなにサテンの効果否定するならどうしてサテン使ってるんでしょ
>>124 素材選びは作者に聞いてよ。
布地自体の効果は染料しみ込ませる目的以外何があるのか不明。
実際見たんなら、なんであれでテカリの効果があると思ったの?
カタログの解説にも書いてあるじゃん。あの絵のテカリ効果にサテンが一役買ってるのはたしかだろ。 「サテン地という鏡面のごとく光り輝く艶めかしい界面に対して透明なメディウムで線描したものを、最終的に湿らせて云々…」 カタログ読んだ?
カタログの話なんてしてないよ。 サテン地の素材は光沢があっても染料しみ込ませて描画されてんだから。 その地の部分がテカってたら柄の部分は見えないだろ。 おまえは画面全体がテカってたっていうのか? 実際見てないだろ?
128 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/30(日) 15:22:30
スレ違い 余所でやれ
129 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/30(日) 15:25:24
>>127 自分の思い込みじゃなくて、ちゃんと作家の意図読み取ってやれよ
127は言ってることが支離滅裂になってるよ‥自分のレス最初から読み返してみなよ カタログっていうのはVOCAの図版のことだろうだけど、作家の制作法を正確に伝えているので 一読するのをお勧めするよ
132 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/30(日) 23:46:42
私もVOCA展見て来た。
カタログは単なる使用素材の解説であろう。
光ってもいない色面のサテン地を光ってるという方がおかしいだろう。
むしろ逆に染料によって艶消しになっているからこそ仏塔や神話の場面が浮かび上がるのだ。
横内の作品は
>>119 のいうような規定材の質感で保っているだけの作品ではない。
メディウムはグロス系だろうが、その部分も染料は染みている複雑な技法だ。
もちろんその技法だけで成立しているような単純なものでもない。
ちなみにカタログにおいては作品の制作法については、作品の要となるような解説にはなっていない事も付け加えておこう。
133 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/31(月) 00:29:00
>>130-131 はいつもの板常駐の妄想美術展レポ野郎だろ
売店で万引きがあっただの、車椅子がウザかっただの、子供が駆け回っただの各美術館スレで書き込んでる基地外だ
引き蘢りの妄想基地外
134 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/31(月) 14:08:52
>>132 他人装って、なにを必死に言い訳とこじつけしてるんだろw
サテン地うっすら光ってるじゃない。だって作者がそういう意図で選んだ素材だもの。
その効果が利いて、とても美しい絵に仕上がっているのにね?何を否定したがってるんだろう。
作家はサテンを効果的に使っていることが後ろめたいわけでもあるまいに。
ちなみにVOCAカタログの解説は、普通は作家から話をきちんと聞いた上で、作家の許可も
得た上で掲載されます。だから作家が納得した上の文章です。
もちろん、その解説を読み取れない人にはどうしようもないですが。。
135 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/31(月) 14:17:08
同じくVOCA展で見た、岩熊力也のポリエステル布の絵。 これも半透過性のある素材を上手に使いこなしていて良かった。 「作家の意図に合う素材」というものを見つけ出す力量も問われる時代なのかもしれない。
てゆーか、なんで
>>119 がここまで絡まれてるのかわけわからん
基地外を刺激するワードが入っていたためだと思われます。 基地外が何に反応するかは理解も予測も不可能です。あきらめましょう。
展覧会妄想廚の
>>119 が人が居なくなってから14時から必死の連投反撃をするスレかwwwwwww
足運んでゲンブツ見てないヤツが何言っても無駄wwwwwwww
138に擁護されてる横内さんが可哀想。
140 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/31(月) 17:57:38
>>139 展覧会見てないことツッコまれたのがそんなに悔しかったのwwwwwww
141 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/31(月) 18:22:23
実は本人なんじゃね?
見てる見てない云々の問題だったら展示の構成聞けば一発だがな。 見てなきゃ答えられない。
145 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/04/01(火) 03:37:41
作家本人だったのか。。みっともねえ
マルチスレ荒らし降臨スレ
本人乙
148 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/04/01(火) 04:53:21
言い負かされたら作家本人降臨とか、幼児じゃねぇんだからさ。 ダダこねて荒らすのはヤメとけ。
149 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/04/01(火) 05:32:46
やっぱ本人w
まあ、幼児性を残してないと芸術の仕事はできないと思うよ。 その代わりネット含めて社会と関わっちゃだめw
>>150 いい加減スレ違いだからキエロ
粘着し杉
おまえみたいにすぐファビョるヤツは2ちゃん向いてないから
152 :
↑ :2008/04/01(火) 15:40:42
すぐ釣れておもしろーい( ^_^ )
本人以外でこんなに粘着する理由がないよなw
154 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/04/02(水) 05:29:40
テカってるテカってないで言い合いw どうでもいいーな。 つーかおまえらみんなくだらねえ。
155 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/04/02(水) 11:41:55
どうでもよくてくだらないなら見なきゃいいのにw でも、見ずにはいられない なんでかな〜?w
春のアートフェアハシゴしてきました。
まずはニュートーキョーコンテンポラリーズ。 東京新丸ビルの7Fにて開催。
レストラン街のフロアの空きスペースや通路壁を使用しての展示。
現代美術の売り出し中の作家の作品があちこち点在。 けっして数は多くない。
トイレの中(奇麗!)にもプロジェクターの動画作品がw。
展示場所がソレ専用でないから、全体的に散漫な印象でしたね。
http://www.newtokyocontemporaries.com/index.html 徒歩10分足らずで次の有楽町国際フォーラムへ。
こっちが本命のアートフェア東京2008に突撃すると、相変わらずの盛況ぶり。
初日からけっこう売れております。 このイベント定着したなぁ。
面白いのは、知名度関係ナシに作品が売れてる事。
自分が(・∀・)イイ!と思った陶芸作家のブースも小品含めてほとんど売れてました。
値段が手頃な事もあるけど、作品良けりゃ個人コレクターが早い者勝ちで買ってくんだよね。
売約済みほとんどのブースを未練がましく三回も覗いてしまった・・・・。
当然だけど、ギャラリストの対応はどこも丁寧で好印象でした。
現代美術も骨董も工芸もごっちゃなので、美術好きならどなたにもお薦めです。
http://www.artfairtokyo.com/index.html
157 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/04/04(金) 20:44:07
アートフェアの入場チェックの簡易化は○だね
158 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/04/05(土) 13:20:19
碧南市藤井達吉現代美術館 「藤井達吉のいた大正 大正の息吹を体現したフュウザン会と前衛の芸術家たち」 会期:平成20(2008)年4月5日(土)から6月8日(日) 観覧時間:10:00−18:00(金・土曜日は21:00まで) ※開館初日4月5日は13:00より開場 休館日:月曜日(ただし、5月5日開館、5月7日休館) 今日オープンの美術館です。今日明日のみ無料で入館可。
159 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/04/12(土) 16:37:43
age
160 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/04/13(日) 10:10:54
4/22-5/6の東博の新指定文化財展ははずせないな
161 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/04/18(金) 01:36:34
生誕250年記念 松平定信展 日時:2008年4月19日(土)〜6月1日(日) 場所:桑名市博物館 ☆2008年が松平定信の生誕250年にあたることを記念した回顧展です。 松平定信(1758-1829)は、8代将軍・徳川吉宗の子である田安宗武の 第7子として生まれ、のち松平定邦の養子となって白河藩主となりました。 老中に就任し、「寛政の改革」を行なったことでも知られます。 息子に家督を譲ってからは風流三昧の生活を送ったのだそう。 定信の人物像にせまる展示会です。
162 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/04/18(金) 01:54:18
鞍ヶ池アートサロン開設10周年記念 はな・花・華 ■ 開催期間 2008年4月12日(土)〜6月29日(日) ■ 開館時間 9:30〜17:00(入館は16:30まで) ■ 休館日 毎週月曜日 (但し祝日の場合は翌日休館、5月6日は開館) ■ 入場無料 ■ 四季折々に咲く花々。 花は私たちを癒し、時にはパワーやエネルギーを惜しみなく与えてくれます。 これらの花々は、古来、神秘的な力や神からのメッセージを宿すものと 考えられました。そして、それぞれに象徴的な意味が込められるようになり、 「花ことば」が生みだされました。 花ことばの多くは、古くからの伝説、聖書などが起源となっており、 国や地域・民族・宗教によって異なっています。それは、花と人間の 生活文化が深く結びついていたことを物語っていると言えるでしょう。 本展では、華やかな春から夏にかけての花々を描いた作品とともに、 それぞれにちなんだ花ことばをそえて展覧いたします。
163 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/05/03(土) 19:34:40
浜松市美術館 平成20年4月12日(土)〜5月25日(日) 観覧料大人 800円 高校生 400円 小中生 200円 高齢者(70歳以上の方)・障害者は半額となります。 企画展 〜石本正 米寿記念〜「心で描いた日本画」 創画会の中心的存在の石本正は、1920年島根県那賀郡岡見 (現浜田市三隅町)に生まれ、今年で米寿を迎えました。 現在も、美に対する創作意欲は衰えることなく、新作を発表し 「美の地平」を切り開いています。1970年に新潮社第3回日本芸術大賞、 第21回芸術選奨文部大臣賞を受賞するも、以降すべての賞を辞退し、 世事を避けてひたすらに絵を描いてきました。 本展では、女性の様々な姿態でその美しさを追求し続けた作品や、 大地に生える花の美しさを茎や葉も含めて捉えた柘榴、薊、鶏頭 といった花々の作品など、石本正の近作、新作約50点に加えて、 石本が選んだ次世代に伝えたい25人の作品40点程を紹介します。
166 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/05/13(火) 22:02:15
>>165 上海美術館展いてきた
正直言って玉石混淆って感じだけど
それが今の中国美術の現状なのかなと思ったり
いい絵はやっぱりものすごくパワーがある
そのパワーも中国らしいし
入場料無料なんで、自分としては行ってよかった
NYのオークションで億の値段がつく作家の絵も見れたしw
次はもっと充実した内容でやってくれるともっとイイ!
薬師寺展!鬼熱い!ジジババ炎天下の中、入場規制中。
もう夜だよ。
>164 三越の大倉。 よかったっす。瀟湘八景やら玉堂やら。 感涙。 今回の図録がないのが惜しかった。
>>170 いいんだ…迷ってたけど行こうかなー
百貨店のは期間が短いからはやくしないと終わっちゃう
大倉(か近美)で見たことある絵ばっかだから行く気しない
173 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/05/27(火) 08:17:24
age
174 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/05/30(金) 20:30:42
175 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/06/01(日) 19:31:22
開館10周年記念小磯良平と佐藤忠良—モデルへのまなざし— 開催期間:2008年04月24日(木)〜2008年06月22日(日) ◆主催:財団法人 佐川美術館 かねてより佐藤は、ともに新制作派協会(現・新制作協会) を創立した先輩でもある小磯良平の作品と、自分の作品を 一緒に展示してみたいという希望がありました。そこで、 このたびの記念展では、佐藤と典雅で気品高い女性像を 生み出してきた小磯との二人展を企画いたしました。
176 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/06/06(金) 21:12:16
色彩の詩人 シャガール展 岡崎市美術博物館 会期 2008年 6月1日(日) → 7月13日(日) 休館 日月曜日 開館時間 10:00〜18:00 *ただし7月12,13日は19:00まで。 *いずれも最終の入場は閉館の30分前まで。 観覧料 一般1000円 (800円) 小中学生500円 (400円) この展覧会の目玉は、モスクワの国立トレチャコフ美術館が 秘蔵する幻の大壁画《ユダヤ劇場への誘い》(横約8メートル)が 特別に出品されるというところです。この壁画はかつてモスクワの地で 劇場内部を飾ったものですが、今回は同時に飾られていた6点の連作とともに この劇場空間を、90年の歳月を経てこの岡崎の地に再現するという 一大プロジェクトです。このようにまとめて公開される機会はきわめて 稀といわれています。
177 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/06/06(金) 21:58:08
10年くらい前に高島屋でまんま同じ展示があったよね。
>>177 この壁画は3、4年前に京都市美術館で見たな
似たようなパッケージングで何年かおきに日本巡業してるんじゃね
今さら行って来た 冒険王・横尾忠則 初公開!60年代未公開作品から最新絵画まで 2008年4月19日(土) -6月15日(日) 世田谷美術館 冒険王って名前とポスターで行く気がしなかったんだけど ふらーっと行ってみたらイイ! なんだ、もっと早く行けばよかったよ 油も昔のイラストもよかった ショップにあった300円のガチャガチャ 一個だけひいたんだけど、帰って来たらもっと欲しくなったw またガチャガチャだけ買いにいこうかなー
181 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/06/16(月) 18:50:22
誌上のユートピア 近代日本の絵画と美術雑誌 1889−1915 会期 2008年6月14日(土)−7月27日(日) 会場 愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階) 開館時間 10:00-18:00 金曜日は20:00まで (入館は閉館の30分前まで) 休館日 毎週月曜日 ただし、7/21(月・祝)は開館、翌日の7/22(火)が休館 観覧料 一般/1,000(800)円 高校・大学生/700(500)円 小・中学生/無料 「誌上のユートピア」と題する本展は、19世紀末から20世紀初めにかけての 世紀転換期に新しく生まれた近代日本の主要な美術雑誌を紹介すると共に その芸術的価値を再認識し、同時代の近代絵画にも注目しながら、 それらが相互に共鳴するさまをご紹介しようとするものです。 油彩画約20点、日本画約30点、版画約50点、ポスター約5点、雑誌約20件、 その他総計約180点を展示予定です。
182 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/06/23(月) 00:11:04
age
183 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/06/30(月) 00:13:00
ageU
184 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/07/04(金) 21:39:14
「京都 美の探訪 展」 会期 [4階展示室] 6月19日(木曜日)〜7月21日(月曜日・祝) 月曜日休館(祝日のときはその翌日) 主な展示品 京の百景 小野竹喬「鴨川夜景」、上村松篁「壬生狂言」、 樋口富麻呂「南座顔見世」、宇田荻邨「嵐山」、堂本印象「苔寺」、 山口華楊「青蓮院の老木」、池田遥邨「大文字の送り火」など 31点 京の四季 小松均「大原風景」、岩倉寿「曼殊院」、麻田浩「北山杉」、 三尾公三「嵯峨野幻想」、山本倉丘「御室の桜」、 三谷十糸子「ひなかざり」、広田多津「舞妓」など 54点 いのち賛歌 岡崎忠雄「菖蒲」、中野弘彦「紅葉散る」など 5点 その他の所蔵名品 上村松園「夕暮」、宇田荻邨「鴨川の夕立」、 三輪晁勢「木屋町」、向井潤吉「洛北暮雪」など 10点 この展覧会では、京都を描いた所蔵絵画の名品の数々を展観して、 あらためて京都の美と自然と伝統の粋を探訪し、親しむ機会としたいと 考えています。
185 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/07/04(金) 21:49:03
「源氏香の世界」と「現代京都画壇による源氏物語絵」 源氏物語とゆかりの深い「香り」にまつわるデザインの世界を紹介します。 江戸初期の文芸復興で源氏物語が再評価される中、香道の世界でも 「源氏香」というすぐれた組香(競技形式で香木の香りを聞き分ける式法) が考案されました。その答を表した図形「源氏香の図」は今日でも 古典文様として知られ、やきものや漆工芸、染織、錦絵、和菓子など、 さまざまな分野で用いられています。日本人の感性が育んだ、源氏物語と 香りの世界をお楽しみください。 併せて、現代京都画壇の作家54人が、源氏物語の世界に 取り組んだ作品群を一堂に展示します。 これらは、平成3年に当館にて完成記念の披露をされたもので、 平成20年の源氏物語千年紀にちなみ、このたびあらためて紹介するものです。 上村松篁「蛍」、小松均「若紫」、秋野不矩「浮舟」など、 重鎮から若手まで京都画壇の名だたる日本画家が、各々の作品と、 各帖への思いを綴った文章も紹介します。 会期 6月17日(火曜日)〜7月27日(日曜日) 主催 京都府、京都文化博物館 特別協力 香道志野流、香道御家流 協力 香文化資料室 松栄堂 松寿文庫
186 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/07/05(土) 11:10:49
01月23日, 創立者・池田大作先生に、 185番目の名誉称号 ロシア・ウラル国立大学より、 日本人初の「名誉博士号」が池田先生に贈られた。
187 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/07/06(日) 20:56:55
名誉博士号ってカネで買えるんだね。 名誉は稼ごう
188 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/07/13(日) 01:43:20
age
189 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/07/16(水) 23:46:16
190 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/07/17(木) 22:22:43
【没後80年 佐伯祐三展 鮮烈なる生涯 SAEKI Yuzo Retrospective】 2008年6月29日(日)−8月17日(日) 休館日:毎週月曜日(ただし7月21日(月)は開館)、7月22日(火) 主催=三重県立美術館、中日新聞社、(財)岡田文化財団 後援=NHK津放送局、近畿日本鉄道 助成=(財)三重県立美術館協力会 特別協力=大阪市立近代美術館建設準備室 1920年代のパリで壮絶な生涯を閉じた佐伯祐三。 わずか30歳という短い命であったにもかかわらず、 彼の作品は、今も私たちに多くのものを語りかけます。 刻々とおとずれる死を意識しながら、猛スピードで 仕上げられた作品は、それゆえに、緊張感や、 独特のリズム感が画面の隅々にまでみなぎっています。 今回の展覧会は、佐伯祐三が足掛け3年間滞在したパリ時代の作品を中心に その代表作から近年紹介されずにいた作品まで、約95点で構成いたします。 さらには、里見勝蔵や中山巍、山田新一、荻須高徳ら、佐伯祐三とかかわり のあった画家たちの作品約30点をあわせてご紹介し、佐伯の独自性が どこから生れたのか、相互の影響関係を探ります。 ■同時開催:佐伯祐三交流の画家たち 7月1日(火)―8月24日(日) 常設展示室第1室にて
191 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/07/17(木) 22:46:44
福岡県立美術館に「野十郎の部屋」ができたぞ。 高島野十郎の絵、とくに蝋燭の絵は魂をゆりうごかすものがあるぞ。
バウハウスよかったぜ
193 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/07/22(火) 08:38:56
徳川美術館「徳川家康と戦国のたたかい」 家康の生涯を通じて繰り広げられた戦いの様相と、 最強軍団と恐れられた徳川家の備えを、尾張徳川家に 残された武具や歴史資料を通じてわかりやすく紹介します。 会期 平成20年7月12日(土)〜8月31日(日) 開館時間 午前10時〜午後5時(入館は午後4時30分まで) 8月8日(金)・9日(土)・10日(日)は午後7時まで開館 休館日 月曜日(ただし、7月21日(月)は開館、 翌22日(火)は休館)8月11日(月)は臨時開館 観覧料 一般 1,200円・高大生 700円・小中生 500円 (20名様以上の団体は一般200円、その他100円割引) (毎週土曜日は小・中・高生入館無料) 主催 徳川美術館・朝日新聞社 教科書によく載っている「長篠合戦図屏風」や三方ヶ原で大敗した直後に 描かせた「家康三方ヶ原戦役画像」が展示してあるよ。
出光のルオー 行った方おいでですか? どうでした? 行かなかったら後悔する感じですか?
195 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/07/25(金) 23:04:45
ルオー行ってきた。 銅版画とか、挿絵のための連作とか、知らないものがいっぱいあって圧巻だった。 パネルの説明で晩年の出光佐三は失明寸前だったけどルオーの絵は輪郭見えたから 買ったとかいうエピソードが面白かった。 でもブリジストンのコレクションのほうが印象的なの押えてるね。
195さん ありがとう。行ってきます。
197 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/07/26(土) 19:28:46
200
198 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/07/26(土) 19:40:02
201
出光は世界中のルオーの何l持ってるんだろ?
帝劇の公演見る前に行ってこよう!
201 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/07/27(日) 15:45:38
岐阜県美術館 いま、日本画は −遠き道 はて無き精進の道程− 開催期間: 2008年7月18日(金曜)から8月31日(日曜) 開館時間: 午前10時から午後6時(入場は午後5時30分まで) 夜間開館日: 7月18日(金曜)、8月15日(金曜) ※午後9時まで開館(入場は午後8時30分まで) 休館日: 7月22日(火曜)、28日(月曜)、8月4日(月曜)、11日(月曜)、 18日(月曜)、25日(月曜) 観覧料: 一般 当日800円(700円)、前売600円 大学生 当日600円(500円)、前売400円 高校生以下無料 ※カッコ内は20名以上の団体料金 本展では個人所蔵家のご協力のもと、現在活躍中の若手から中堅を中心 に、38人の作家による日本画を展示します。 日展、院展、創画展といったそれぞれが所属する団体の公募展に 出品された作品や、無所属で個々の場において発表された作品など、 大型作品が一堂に会します。 なお本展では、視覚障がい者の方にもお楽しみいただけるよう、 さまざまな試みを行います。多くの方々に、「いまの日本画」を 身近に楽しんでいただければ幸いです。
ルオー報告:お腹いっぱいになった。うなされそうなほどの量のルオー。 ちなみに金曜19:00までの日の夕方だったが空いていました。 3時間かかった。受難の解説読んでいたからだけど。
203 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/08/04(月) 01:41:23
金曜夕方は美術館で一番一が少ない時間帯。
204 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/08/04(月) 10:16:02
浜松市美術館行ってきた 継続的にこういうのやってほしいな
205 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/08/11(月) 08:14:09
age
206 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/08/11(月) 20:01:16
日曜日に山種美術館に行ってきました。 「いきもの集合!ー描かれた動物たち」という展覧会をやって ました。 小林古径の「猫」速水御舟の「翠苔緑芝」上村松篁の「白孔雀」 が特に良かったです。 この美術館は来年秋に広尾に移転して、そこで最初の展覧会は 速水御舟展を開催する予定です。
移転かー。行きやすい場所になると良いな。
208 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/08/13(水) 13:50:35
>>207 広尾高校の向かいあたりになるようだよ。
最寄り駅からの距離が微妙なのは変わらず。
>
>>206 猫いいのかースルーしようと思ってたけど行ってみようかな
ぬこの絵のグッズもあるといいなあ
210 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/08/22(金) 00:11:15
age
211 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/08/22(金) 20:35:40
お盆に伊豆半島に行ったので、上原近代美術館に行きました。 場所ははっきり言ってとても不便な所にあり、下田市郊外で 開設者の母親の故郷だそうです。 館内のラウンジみたいな所で麦茶やコーヒーが無料で飲めました。 この美術館は大正製薬の創業者二代に渡って収集したコレクションが 元になって出来た美術館なので、画のサイズが家に飾れる程度の大きさ の作品が多いことが特徴です。 現在、9月8日まで上原コレクション名品選’08−ひと、からだ、しぐさー という展覧会が開催中です。 場所が場所だけに来館者が少ないので、じっくり画を鑑賞することが できました。
212 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/08/22(金) 21:03:21
この夏、皆さんがご覧になって最高だった展覧会は何ですか? 地域やご覧になった展覧会の数などまったく無視してw 個人的なランキングで構いません。 教えてください。 私のNO1は 庭園美術館の「舟越桂 夏の邸宅」です
>>212 京都大丸のガレ・ドーム・ラリックが涼しそうで良かった
サントリーのガレ展よりこっちの方が好み デパートって馬鹿にできないなと思った
町田久美展@高崎タワー美術館がよかったです あの美術館なかなか良い雰囲気
215 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/08/23(土) 22:13:36
>>213 京都ですか…
早く知ってたら行きたかったです。
美術館だけでなく
各地のデパートの展覧会情報もチェックしたいけれど
便利なサイトをご存じの方いらっしゃったらアクセス先をよろしくお願いします。
>>212 姫路市立美術館のモディリアーニ展 MOMAの裸婦と大阪の裸婦を並べて展示してあったのは圧巻
大阪・名古屋・大原の国内3名品も揃ってたし、数は少ないけど質が高い絵が多かった
絵のそばにかなり近づいて見れた(フェンスもラインもないのが多い)ので細かいタッチも確認できた
国立美術館2つ巡回したモディリアーニ展より展示・作品の質ともにこちらの方が上でした
218 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/08/24(日) 19:12:48
>>217 興味深いご意見でした。
それって学芸員の方の功績?
>>216 ありがとうございます。
大丸じゃなくて高島屋系列ですね。
219 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/08/24(日) 21:11:46
明日8月25日(月)、出張の休みで都内におります。 月曜休館の美術館がほとんどだと思いますが、どこか開いていて、これはというところはないでしょうか。 たまにしか来ない都内で、無駄に日を過ごしたくなく、目を肥やしたいと思います。 どなたか宜しくお願い申し上げます。
221 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/08/24(日) 21:53:44
223 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/08/24(日) 23:43:52
この夏一番最低だった展覧会。 目黒区美術館「画材と素材の引き出し博物館ーワークショップ20年のドキュメント展」 何じゃこりゃ? 少々の収蔵品展示の他は、素人の作品発表会と学園祭レベルのパネル展示じゃないか? これで堂々と600円徴収するとはふざけるにも程がある。 板橋区美を見習え!
224 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/08/24(日) 23:58:06
液晶絵画面白い
>>224 俺はyo lo viと中華の絵巻と森村がまあ面白いくらいだった
226 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/08/25(月) 07:58:15
>>216 大阪中之島の国立国際美術館の塩田千春゛精神の呼吸゛がよかったです
本人によるライブパフォーマンスがあって行きたいけど、予約がとれなかった…orz
サントリー美術館のKAZARIはしょぼかった 装飾品工芸品美術品全てが飾るものであり、構成が難しいってのも理解できるけど
>>228 構成に偏りがあったね まあサントリーは所詮この程度
サントリーはコレクションいいの持ってるのに 企画力のある学芸員がいないってこと?
>>230 まずまず良い展示は出来てもそれ以上は望めないのがサントリー
展示替えも無駄に多いし
そうなんですか。 サントリーは半分広告作る会社のようなものだから PR力にすぐれた社員をたくさん雇っていると聞きましたが。 (実際サントリー出身の著名作家とかいるわけですし)
そんな有能な奴は美術館に配属されない
KAZARIは装飾品に限定するべきだったと思う 壷とか掛け軸まで展示品に入れたらもう何でもありだ
KAZARIは中世の飾りコーナーがいらん 禅林文化派生のモノは今回の展覧会の趣旨から外れるだろうし あと藤原仏画の優品が1枚も無いのも問題だと思う
この夏の展覧会では松下電工汐留ミュージアムのアール・ブリュットがよかった 現代美術って「いかに目立つか、他者と違うことをするか」みたいなわざとらしさが 嫌いなんだけど、発表を前提としない純粋な表現を感じる
237 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/08/28(木) 18:04:44
俺はアール・ブリュットの作品の中にそうじゃない作家の作品を混ぜられても ほとんど見分けなんかつかないだろうなぁ。 よかったんならそれがアール・ブリュットかどうかなんて問題じゃないはずだし。
ブリュットには 本気で描いているはずなのに通常感覚ではこうしないなぁ、という雰囲気というか、気づいてやっぱこの人不器用(?)なんだな等と思う時がなんか楽しい 無理に描かされてる施設の展覧会じゃないやつじゃなくて、 止むに止まれぬ変なこだわりが面白い
239 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/09/04(木) 19:45:29
age
240 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/09/05(金) 16:42:44
241 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/09/05(金) 17:59:35
242 :
240 :2008/09/06(土) 10:46:15
243 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/09/09(火) 17:58:03
「大和し美し 川端康成と安田靫彦」 作家・川端康成(1899〜1972)は、「伊豆の踊り子」、「雪国」など、 伝統的な美に根ざす叙情性豊な名作を数多く残しました。 1968年に日本人初のノーベル文学賞を受賞し、受賞講演では 良寛に触れて、その心の世界を発信しています。 画家・安田靫彦(1884〜1978)は、優美な線描と典雅な色彩で、 古代史への深い造詣に裏打ちされた歴史がを確立しました。 また、その障害は良寛に捧げられたといっても過言ではなく、 良寛研究の第一人者でした。 本展覧会は、「十便十宜帖」、「凍雲篩雪図」(いずれも国宝)、 「孔子像」(重要文化財)、「汝官窯青磁盤」など、川端康成と安田靫彦 の創作の源泉となった美術品や、共に敬慕した良寛の遺墨、安田靫彦の 絵画など約250点を、二人の“美を見つめる言葉”と響き合わせながら 展観し、24年間に亘る交流の中で共に感じ憧れた、日本人の心の奥底に 流れる清らかな精神性を浮彫りにします 開催場所 MIHO MUSEUM 開催期間 2008/09/02〜2008/12/14 休催日 毎週月曜日 (祝日の場合は開館し、翌平日休館
損保ジャパンはベルトモリゾがヒットだったな〜
247 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/09/18(木) 08:23:52
この板に「横浜トリエンナーレ2008」のスレ立ててくれよ。
248 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/09/18(木) 08:38:16
旬というわけでもないが、渋谷のたばこと塩の博物館は中々いい 入館料100円でじっくり3時間は楽しめる 今やっている企画展「四大嗜好品にみる嗜みの文化史」も興味深い展示だった
250 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/09/18(木) 20:01:52
>>212 置き方があざとい。バイオハザードとかエフエフのボスか!って感じ
作品自体もあまり考えさせられるものがなかった
>>250 別にお前の意見はどうでもいいから
野暮なやつだ
252 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/09/19(金) 18:18:12
バカが書き込むネガティブなレビューのせいで 良質の展覧会をスルーしたら困るからな。
ジオット展行ってきた。 せっかくのジオットなのに幼児キリストが野球選手の誰かに似てる気がしてそればかし気になった。 国際ゴシック作品が二点入ってたのが望外の喜び。 一点はストライクゾーンど真ん中で大満足だった。 あと一点、男前の聖ゲオルギウスと思い込んでハァハァしてたら大天使ミカエルの間違いだったorz やっぱりちょっと逝ってくる。
舟越桂展、23日の火曜日までですよ。 庭園美術館、雨で庭の緑がきれいでした。 建物の中も美しい。
30日からのハンマースホイ@西洋美が楽しみでなりません
夕方ふと思い立ってふらりと立ち寄れる美術館て意外と少ない 森(あんまり絵がない)、ブリヂ(8時までだし)、西洋美術館の常設だけ毎日8時までやってるといいのに
258 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/09/23(火) 23:56:54
何といっても 東京の人は羨ましいです
>東京の人は羨ましいです こういうありふれたつまらない思考から卒業しましょう。
>>259 美術館巡りに関しては妥当な意見だろ 特に今年の秋は良い特別展多いし
うん。妥当だ。美術館の数からして全く違うもんな。
259は多分国語の成績が1か2だったんだろう 絶対勘違いしている
生まれた時から人混みと排ガスとコンクリートの中なので この位の特権は大目に見てくださうぃっしゅ
夏はあんまり興味ある展覧会なくてげっそりしてたが、秋は結構おもしろそう。 *世田谷美術館 ダニ・カラヴァン 9月2日〜10月21日 *神奈川県立近代美術館・葉山館 湯原和夫展/存在の自由区 10月18日〜翌1月25日 *川村記念美術館 モーリス・ルイス/秘密の色層 9月13日〜11月30日 *国立西洋美術館 ヴィルヘルム・ハンマースホイ/静かなる詩情 9月30日〜12月7日 あたりチェックしてるんだが、 ほかに面白そうなのある?
ピカソは混むかね…。
266 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/10/10(金) 01:51:55
age
267 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/10/13(月) 20:35:09
百寿を超えて -奥村土牛・小倉遊亀・片岡球子- 9月13日(土)〜11月3日(月・祝)山種美術館 長寿にあやかりたいのかどうなのかは分からないが 来館者の殆どが ジジババで混雑していたよ。 展示作品の比率は奥村:小倉:片岡=8:1:1てな具合だった。 片岡球子の「北斎の娘おゑい」がチャキチャキの江戸っ子って感じで よかった。他に土牛「那智」「醍醐」、遊亀「舞う」とかもいい。
268 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/10/13(月) 20:46:12
ハンマー振り投げて、ホ〜イ! (^-^)っ~~
269 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/10/13(月) 21:18:06
出光コレクションによる 近代日本の巨匠たち ―上村松園・東山魁夷・佐伯祐三・板谷波山・富本憲吉・平櫛田中― 併設:仙崖展 2008年9月6日(土)〜10月26日(日) 表題に入っている芸術家のうち板谷波山、富本憲吉、仙崖以外は 1〜2点しか展示してませんので、それが目当ての人は注意が必要です。 まあ、波山や憲吉がこんなにまとまって展示してあるのは そうないことなので行く価値はあります。 人間国宝塚本快示や日本画家小杉放菴の作品もまとまった 展示がありました。
見に行った人いる?どう?
何をだ?
273 :
270 :2008/10/14(火) 22:32:09
「ハンマースホイ」が抜けてたorz
「色々」って、大半が馬鹿な煽りの応酬になっとるがな
>269 出光 よかったですよね。 鉄斎もまとまって出ており。竹細工の花入れなどもすばらしく。 仙崖もよいですね。坂本繁二郎は数点どまりですがこれもよく。 昨日金曜AM。意外と混んでた。一作品0.5人ぐらいな感じ。
277 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/10/22(水) 21:20:13
岡山県立美術館で開催中の「五姓田のすべて」がおもしろい。
http://www.pref.okayama.jp/seikatsu/kenbi/exh_goseda.html 高橋由一 → 浅井忠 → 黒田清輝 というのが日本洋画史の始まりと一般的には理解されて
いるが、実はそれ以前から根を張っていたのが、初代五姓田芳柳を祖とする五姓田派だった
という、美術史の盲点を明らかにする意欲的な企画。もちろん史的観点からだけでなく、
見ごたえ的にも十分な作品が揃っており、大いに蒙を啓かされ、かつ、楽しめる内容。
なお、
>>244 にあるように神奈川県立歴史博物館からの巡回展だが、岡山県立美開催は
展示換えが無く、さらに、岡山のみの展示作品も数点ある。加えて、高知県立美術館蔵の
シャガールの版画展(こちらもかなりの量がある)も同時開催で、両展を見られて大人¥800の
入場料は安い。オトク度がかなり高い展覧会だ。11月9日(日)まで。
278 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/10/22(水) 22:10:18
三井の国宝の志野茶碗を見て、何てチンケなの? と思った。 国宝って文科相が決めるとか出てたけど。
279 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/10/25(土) 08:12:38
>>278 茶道具は興味が無い人が見ると小汚い中古品だからな。
都心部の展覧会ってどれもこれも1500円だな もうちょっと安いともっと気軽に行けるんだけど
281 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/10/25(土) 15:27:47
美術館全てただではいる方法あるけどね 今年はこれで10万円分はみたな ちょっと頭使えばわかるのに
あっそ よかったね
283 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/10/27(月) 16:21:29
>>281 監視員か設営搬入のバイトでもしてる?
あるいは、人のいない隙に出口から入ったとかw
貧乏くせえやろうだな。乞食やろう。
285 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/10/29(水) 22:19:49
会員になったり、前売り券買ったり、懸賞に応募したり そんな普通の方法で 幾分かでも安くなればそれでいいんです。
286 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/10/30(木) 00:30:36
私は281ではないけど デパートの展覧会は招待券が大量にばらまかれるので 入口付近で一般客が通りがかりの人にあげてるのをよく見るね。 外商部の人に頼むと10枚単位でくれるしね。 あと、古美術屋や画廊に行くと所蔵品を美術館へ貸したりするので、 その関係でよく招待券が置いてあったりする。 ポスター掲示してある場所にも大抵ポスターと招待券がセットで 送付されてるので注意されたし。
287 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/11/01(土) 04:30:16
なるほど・・・そうなんですか。 「大抵ポスターとセットで送付されてる」というほど よく出回ってるのなら、 招待券を手にしたいものです。 どうしても見たい展覧会があり、 よっぽどお金に困ってるときにはその方法もいいかも。 でも私の場合、 芸術家を目指す若者といえるような年齢ではないし 「招待券ってありますか?」とお店や企業などにお願いするのにも よっぽど勇気がいるので せいぜい前売り券ぐらいで納得しています。
へえ。 こういう、ちゃんとした?情報交換ってありがたいです。 ところで、今回の伝統工芸展はいかがでしたか?
明日でおわりだけど京博の常設 中世水墨コーナーが本当に凄いことになってる 関西の人は必見 正倉院よりこっち見るべし
291 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/11/02(日) 22:36:51
1日だけ百貨店の株主になればよい
伝統工芸展って全国巡回していたのか あれだけの数を短期間に移送させるのって大変だろうなあ
ほんとにね。 でもその恩恵に浴している地方の住民がいるのも確かです。 毎年、楽しみにしています。
295 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/11/03(月) 22:16:33
今秋行った展覧会。 1.水戸芸術館、ジュリアン・オピー カタログ¥15,750 重かった(しかも都内で売ってた) 往復普通電車、自宅から往復5時間の汽車旅疲れた。 2.東京都美術館 フェルメールとデルフト まあまあ良かった。 3.文化村ミュージアム ミレイ ミレイの展覧会は希少、オフィーリアだけ傑出した名作。 4.目黒区美術館 丸山直史 作品は少なめ、作家はゆっくり浸透中。カタログレゾネ刊行。 5.国立新&サントリー美術館 ピカソ 久々のピカソの大展覧会、いわずもがな必見。 これから行く 1.横浜美術館 セザンヌとその影響下の画家だっけ セザンヌこそが20世紀「絵画の死理論」の起点である、 と最近気づいた。 2.平塚市美術館 速水御舟 これほど著名作家なのにほとんど見たことない自分を恥じる。 3.国立博物館 大琳派 琳派展の終着点?日本人なら必見。 4.文化村ミュージアム ワイエス まじめだけど感動ないだろな。 もっとアメリカリアリズムは奥深い。 5.損保ジャパン ジオット 日本で拝められるのは嬉しいが、過度の期待は禁物。 ぺルジーノは秀作来てなかった。 6.西洋美術館 ハンマースホイ 行ってみるまで分からんが、 そこはかとなく期待。
オピーのカタログ買ったのか。すごいな。あれは重いだろうね。
297 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/11/03(月) 22:57:58
ハンマースホイ展、興味ある。 原美術館のオラファー・エリアソン展以来じゃないかな。ムンク以外の北欧作家の展覧会やるの。
298 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/11/04(火) 19:34:57
ジオットは確かに気になるな 図録のデキも
299 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/11/04(火) 23:07:40
ジョットは真作は3点のみ。 あとは‘関連のある’画家の作品。
300 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/11/06(木) 20:29:35
295です。 今日大琳派観てきた。 宗達やっぱ凄いわ。 上手すぎる、風神雷神図世界に誇る名画中の名画。 そして抱一の風神雷神図はユニーク、 雷神の顔が赤塚不二夫のキャラみたいにデフォルメされてて 面白すぎ。 植物画は凄まじい力量を発揮してる。 カタログも立派。
301 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/11/06(木) 20:41:35
295です 午前中はジオット観てきた、 まあまあ。 予定外だったが、上野の森で高松宮殿下記念展とかいうのも ついでに観て来た。 草間弥生にエントランスと裏庭をどわ〜っと 占拠されている中、 なんとバルティスの最高傑作「横顔のコレット」 が迎えてくれた。 この絵は好きなのよ。 嬉しかったな。
302 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/11/07(金) 21:56:50
295です今日は速水御舟観てきた。 何度も作風変えてたんだな。 興味深く鑑賞した。
上野のチケットショップ寄ったら芸大の素描展がたった300円で売ってたから 早速買って見に行った。なかなか見ごたえがあった。
304 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/11/07(金) 23:36:56
新橋では200円のところもあるよ。 新橋ではジョットが100円のところもあるよ。 この秋の東洋美術のお勧めは、大和文華館、兵庫県立歴史博物館、徳川美術館、 鎌倉国宝館かな。
305 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/11/07(金) 23:46:30
>>304 ジョット100円っておいおい。
今日750円で買っちまったぞ。
ま、最後の夜間開館で時間が迫ってたし、ぐるっとパスで入るより50円安いから即決めたけど。
あちこちチケット屋に行くのも交通費かかるもんな。
へえ新橋ってそんな安いんだ。でも新橋行かないしな。 わざわざ電車賃掛けて行くのもって感じだし。
307 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/11/07(金) 23:59:08
新宿のチケットショップしょっちゅう覗いてるが、 種類はいっぱいあって嬉しい。 主な展覧会はみんな揃う。 しかし、激安なのはほとんど見たことない。 あれ結構、新聞屋が流してるんだよな。 開催地から遠いショップほど安いはずだけどね。
308 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/11/08(土) 00:08:47
バイトのにいちゃんに流してもらう
309 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/11/08(土) 00:43:14
>>307 俺は新宿界隈のチケット屋は行くだけ無駄って思ってる。
多分、安くしなくても売れるんだろう。
あと、これは美術館スタッフの知人から聞いた話だが、チケット屋で見つけたら報告するように言われてるらしい。
>チケット屋で見つけたら報告するように 何をだ?チケット屋にチケット売ってて当たり前だろ。 招待券横流ししてる奴見つけたら写真撮っとけってか?
311 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/11/08(土) 03:08:23
>>310 多分、売られてる値段とかチェックして欲しいってことだろうね。
実際は、横流ししてる新聞屋が悪いんだよ。
でも、新聞屋に招待券配ってもらわないと、閑古鳥鳴く美術館もあるわけで。
なんとか、損失分だけグッズや図録を買わせるように仕向けないとならない。
>>306 23区内の離れた2館を回るのなら、新橋に立ち寄っても、JRや東京メトロの1日乗車券を
買えば、普通に行くのと運賃はさほど変わらずに、安売りチケットのメリットを享受できる。
313 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/11/09(日) 21:30:10
>>312 作戦としては素晴らしいな。
しかし鑑賞時間が無くなりそう。
314 :
215 :2008/11/09(日) 21:46:53
金曜日に新橋の金券屋でジョットが100円だったとしたらは、 新橋や神田では場所柄、土日は商売にならない=店を閉めるからだよ。 ジョット展、ジョットの作品は少なくても、工房作とか周辺の作品の点数が多くて よかった。
315 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/11/09(日) 21:50:41
>>311 だから、その1日乗車券の元を取るのが大変なの。
1日に多くて2〜3館しか回らないから、500〜600円分しか乗らない。
結局、回数券のほうが安くつく。
東京メトロや東急は区間指定無しの土休回数券を出してる。4枚オマケだからスッゴいお得。
316 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/11/11(火) 07:26:53
スッゴいお得w
チケット屋回りながら、 街頭でティッシュもらってくれば、 さらにお得。 箱のティッシュもう何年も買ったこと無い。
「メトロ&ぐるっとパス」なら、ぐるっとパス(定価2,000円)に メトロ一日乗車券2枚が付いて2,800円なので、 一日乗車券1枚当り、400円の計算になるよ。(有効期限は3月末まで) 都営バージョンも有。 ぐるっとパス単体でもかなりお得な上に、メトロもかなり安くなるのでお得感が大きい。 俺も金券屋は安いとは思わないな。新聞はとってないけど、YFCには入ってる。 あと、東博のパスポートを持っているのと、MOTの会員になってる。 MOTの会員は年会費1,500円で平常展はフリーパス、特別展半額だし、 他の都立の美術館・博物館でも割引が効く。フェルメール展は300円引きだったし、 江戸博は2割引だった。
>>318 東博のパスポートがあるの初めて知った
ぐぐったら、年1万円で特別展12回まで見れるんだね
12回行ったらすごくお得だけど、東博行くの年に4,5回だからなあ・・・
パスポートって4000円のやつだろ。
321 :
318 :2008/11/11(火) 14:44:09
前は3000円で友の会会員で、ミュージアムショップの割引もあったのに。
323 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/11/11(火) 18:17:30
チャリンコで回れよ
bunkamuraのアンドリュー・ワイエス行った人いる? ずっと前に立ったスレがあるんだけど、書き込みがない
ハンマースホイ今日行って来た。 静寂が支配するその絵画空間は素晴らしいモノでした。 ストランゲーゼ30番地シリーズは傑作。 期待をずっと上回る展覧会だ。 君たちもこの画家の良さが分かるように、 観に行って、頑張って勉強してくれ。
ポストカードに全然欲しい絵がピックアップされてない 似たような絵ばかりチョイスしやがって
スホイってそんないいの?実物見たことないけど、惹かれるものがない...
どの作品にもいえることだが写真と実物は全くの別物だよ ただ、惹かれるものがないってならあえて行く必要もない
あんなもん行く必要ないだろ
フェルメール、スホイ、ワイエスと見ていくと リアリズムのひとつの系譜が辿れる。
新美術館(゚听)イラネ
ワイエス行ってきた >創造のプロセスを紹介 にしても、完成作がパネル表示だったりするのはどうかと・・・ 1400円もとってbunkamuraでやる内容じゃない
ワイエス行こうと思っていたのに そうか、そんな内容なのか・・・・・・・・・ 情報thx
勿論スタディから完成品まで展示されているのもあるけどね。 「初めてのワイエス」としてはちょっと物足りないかな。
どうしても他人をワイエス展に行かせたくないのが一匹いるようだねw
まず公式サイトの「展示概要」を見るべきだな 回顧展と勝手に思い込む方が悪い
無理していく必要もないね
ワイエス、ドライブラシの肌の質感はすごい。本物の肌みたい なお、今週から渋谷駅のJR線と井の頭線を結ぶマークシティ内の連絡通路 に岡本太郎「明日の神話」が展示されているので、それのチェックもお忘れなく
渋谷駅の構造何度行っても覚わらないから 言われても見に行けない
出来レースの誘致合戦w
あれ、広島とか長崎に展示しても(゚Д゚)ハァ?だと思う ゲルニカみたいな画じゃ全然ないしね 渋谷で正解
渋谷に展示しても(゚Д゚)ハァ?なんだろうけどw
被爆地広島や万博やった吹田のほうがまだ必然性はあると思うけど。 まぁ、ハナから東京から出す気は全くなかっただろうね。 一番たくさんの人に見てもらえるからいいんじゃない?
345 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/12/02(火) 00:53:41
age
346 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/12/09(火) 01:42:35
ageU
ただageれば何か面白い書き込みしてもらえると思ってるのかね
この馬鹿は
>>345-346
すごいぞー石田徹也は、 日本人として最高のリアリストの一人として評価されるかもしれん。 あれだけの負のパワーが充満した展覧会はめったにない。 松井冬子や諏訪敦なんかリアリズムごっこだな。
あんな絵を描く人は、どうやっても長生きできないんだろうね
351 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/12/17(水) 00:13:11
八王子夢美術館の西洋版画展よかったよ。 すべて個人コレクションらしくて、しかもその個人名が明かされず 「B氏」となっているのがミステリアス。
>>349 石田徹也は君のような人に評価してほしくはなかっただろうね
松井冬子or諏訪敦乙
この季節は大きな展覧会がないな 何故だろ
大きく損益に影響する大企画を年度末近くに持ってくる企業は 普通ないから。
なるほど。年度末は色々忙しいからか?
そうじゃなくて、最終四半期に入ってから大プロジェクトなんか実行してたら 年度末損益に対する不確定要素が大きすぎて、決算の見通しが 立てられないでしょ。そんな年度計画、普通の企業は立てないってこと。 経営者の身になって考えてごらん。
この年度末はどこも厳しいでしょうな〜。 展覧会もこれから影響は避けられないかもなぁ。
確かにねー チケット収入だけでペイせず、協賛企業からのスポンサーフィーで なんとかやっているという感じというし
未払いの協賛金をめぐって美術館と新聞社が醜いバトルを 始めたりしたら笑えるね。 でもそんなことより、来年度開催の展覧会は、規模が縮小 されたり最悪中止されたりする可能性もなくはないよ。
一連のルーブル展はキャンセルされませんように・・・
逆に欧米ほどの傷を受けていないが、貸出先に困っている日本の 大手金融機関に、これまでの「実績」を強調して、またぞろモチコミヤが 名画の来日に拍車をかける動きも、あるとかないとか・・・ 具体的にどこが動いているとは言わないが、聞こえてくるのは、某旗とか某畑とか・・・
364 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/01/14(水) 00:01:53
age
365 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/01/21(水) 08:07:14
ageU
366 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/01/28(水) 01:43:45
ageV
367 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/02/04(水) 01:04:53
ageW
>>364-367 自分から情報提供する気もないのに
ただageてんじゃねえよカス
お前みたいな馬鹿はさっさと死ぬように祈ってやる
(-人-)ナムナム
370 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/02/24(火) 01:23:47
age
371 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/03/03(火) 01:23:32
ageU
372 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/03/03(火) 12:36:58
ヤフオクの贋作出品者をこらしめようぜ。 捨てIDをヤフオクに登録する。 方法は、贋作出品者に意地悪な質問をいっぱい行う。 その内、入札が禁止される(質問も出来なくなる)ので、新IDを登録する。 俺は、かなりやっているけど、なにせ、多勢に無勢で、対応出来ない。 誰か手伝ってくれ〜。
373 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/03/09(月) 23:18:51
「2009 東美アートフェア® 春」 入場にはチケットが必要です 2009年 3月13日(金)午前10時〜午後7時 3月14日(土)午前10時〜午後6時 3月15日(日)午前10時〜午後5時 絵画・近代美術をテーマに40店舗の個性を活かした選りすぐりの 美術品を展示・販売致します。 入場料 当日券 (前売券) 一般 1,000円 (900円) 中・高・大学生 800円 (700円) 今回の「2009 東美アートフェア 春」では感性溢れる四十の美術商が それぞれの個性を競演させ、また芸術に対する愛情という共通項を 持って皆様のイマジネーションを刺激する場を創り出しております。 また 今回は特別企画とし、「存在の神秘 磯江[いそえ] 毅[つよし] 遺作展」を併催致します。精神性を追求し続けた彼の絵画世界に 触れることができる大変貴重な機会となっております。
374 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/03/16(月) 00:15:33
age
375 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/03/16(月) 12:29:24
銀映
376 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/03/16(月) 15:20:46
山種、奥村土牛の吉野!!!
中原淳一展@松屋銀座、3月30日まで!!!
378 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/03/22(日) 23:14:00
>>377 私は名古屋に巡回してくるのが楽しみです。
379 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/03/29(日) 20:16:54
age
380 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/04/14(火) 00:26:08
381 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/04/14(火) 00:27:09
次に、板橋区立美術館「幻惑の板橋 〜近世編〜」。
http://www.itabashiartmuseum.jp/art/schedule/now.html 先鋭的な企画で美術ファンの注目を集めてきた同館の開館30周年記念館蔵品展で、
第1期は近世編、第2期が近・現代編として開催。今回の近世編では室町の雪村や狩野正信
から江戸を経て明治の月岡芳年・柴田是真・河鍋暁斎に至る作品を展示。
解説は現代風のタイトルがまず目に入り、本来の作品名は小さく添えられているのも、
同館らしくて可笑しい。お座敷コーナーの屏風は、いつものことながらガラスケースなしの
直に見ることができる。
合計全51点を公開し観覧無料とは恐れ入る。見ておいたほうが、絶対にトクである。
第1期:〜5月10日(日)、第2期:5月16日(土)〜6月28日(日)。
>>380 前期行ったよ。江戸時代の西洋(風)絵画が面白かった。企画展とはテーマが
違うけど、人物画も見てみたい。府中の森公園がまたいいんだよねー
>>381 こんちくしょう、行きたくなったジャマイカw
出光の水墨画とあわせてぐるりとしてくるかな。
385 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/04/24(金) 00:16:46
386 :
>>385の続き :2009/04/24(金) 00:18:42
取り分け1863年サロン出品作、アモリー=デュヴァル、ボードリー、カバネル(のみレプリカだが、
これは単なる模造品とは意味が違う。詳しくは会場の解説で)、三人のヴィーナス像が並んだ
一画は、同展の華、とでもいうべき存在なのだが、一方で脇にさりげなくクールベの裸婦像も
配置することで、アカデミスムの単純な称揚に終始することを避け、なぜ美術史上で
主流としての地位を継続し得なかったのかを、さりげなく示唆しているのも心憎い。
なお、本放送4/26、再放送5/3のNHK教育「日曜美術館」ではアングルが特集され、
同展出品作《パフォスのヴィーナス》も紹介される。
http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2009/0426/index.html この作品は同展の重要作の一つだが、他も見所十分なのは先に記したとおりである。
島根県立美術館:〜5月31日(日)、横浜美術館:6月12日(金)〜8月31日(月)
387 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/04/24(金) 01:41:49
Dialog in the Dark に行きたい
388 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/04/24(金) 03:21:56
板橋は館蔵品展は、入館料とらないんだよね。 税金で買ったものだから、タダで見せるのは当然と。 恐れ入る。
389 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/04/25(土) 20:53:56
>>385-386 氏がご紹介の「フランス絵画」
横浜じゃ「YK150」がらみで混むだろうから、出雲に行ったついでに松江でみてきましたが
確かに良い展示会です。
390 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/04/27(月) 22:14:51
>>389 私も松江で見てきました。島根県立美は企画展の作品リストがないことを除けば、本当に良い
美術館ですね。私がここで紹介しているのは、全て実際に見た内、納得できるものだけを
書くことにしており、当然会期途中からになるので、始めの月日が抜けています。
以下は皆当てに。
>>385-386 を読み返すと一センテンスに同じ形容詞の使用など、乱文で
申し訳ない。実はこれ以外に、ローマ賞の説明と、日本の黎明期の画家への影響も書きた
かったが、割愛した。今後、この展の言及があれば書くことがあるかもしれない。
さて、ここで紹介するネタをまた仕入れてきたので、近日中に書く。そのあとは私ばかりが
続いても何なのと、ネタ枯れもすると思うので、紹介はしばらく自粛します。
島根県立美、GWを外して行ってみようかなあ。
393 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/05/01(金) 00:24:07
関西に住んでいる人や向かう人向けに、奈良博の「鑑真和上」や京博の「妙心寺」はここで
取り上げるまでもないので、他に気の利いた日本美術の館蔵品展を二つ紹介する。
最初は、大和文華館の「桃山・江戸の絵画−華やかなる絵画の展開−」
http://www.kintetsu.jp/kouhou/yamato/information/tenji20090403.html 上記URLは作品リストである。同館に行きつけている人ならおなじみのものも多いと思う。
この中では昨秋の東博「大琳派展」にも出展していた尾形光琳《中村内蔵助像》も気になるが、
やはり、岩佐又兵衛《婦女遊楽図屏風》(通称・松浦屏風)に惹かれた。
取り立ててテーマ性はないが、それがこそが豊富な蔵品を誇る同館の持ち味。
今後も安定した質の展覧会で、愛好者の目を楽しませてくれるだろう。5月17日(日)まで。
394 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/05/01(金) 00:25:57
一方、同じ館蔵品展でも大盤振る舞いと言えるのが、神戸市立博物館の春の企画展だ。
http://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/institution/museum/tokuten/schedule.html 実は同館は、このスレには書けなかったが、今年の2〜3月の館蔵品展も素晴らしかった
(「石川大浪と歌川国芳」「古地図に描かれた世界 アジアと日本」)。
ほぼ、間を置かない今回も、企画展3本立てと、大変な力の入れようだ。
・「ズームアップ!日本の銅版画」:司馬江漢や亜欧堂田善の細密な技に目を見張る。
・「江戸時代の世界図遊覧」:前回の「アジアと日本」が比較的小品が出展されていたのに対し、
今回は大地図が多い。古地図で並ぶところなしと言える同館の館蔵品だから、さほど、地図に
興味がない私でも十分楽しめた。マニアには垂涎ものだろう。
・「近世初期風俗画と南蛮工芸」:今回の目玉か。洛中洛外図や花下群舞図などの屏風が
多く展示され、同館の顔とも言うべき《泰西王侯騎馬図》も本物が久々のお出まし、
《四都図・世界図》は先述の地図コーナーに出展と、南蛮美術を満喫できる。
さて、1階の吹き抜けには普段ある《泰西王侯騎馬図》レプリカに代わり、今回は狩野内膳
《南蛮屏風》の複製画が飾られている。キヤノンの綴プロジェクトによって複製された屏風を
見ていると、感心すると同時に、美術における本物とは? と、複雑な気分になる見事さ。
優品を含んだこれだけのヴォリュームを、大人200円で公開する同館には頭が下がる。
東に板橋あれば西には神戸市立博あり、と言ったところか。5月31日(日)まで。
>>393 先生的に静嘉堂文庫、出光の水墨画展はどうみてますか?
出光いってきましたよ。 江戸時代の虎は誰が描いても猫みたいでかわいくなっちゃいますね。 ある意味反則です。
大琳派展にもでていた、光琳の虎は最低。
かわいすぎてそのままポスターにしたくなるくらいだw
>>396 出光だからはずれはそう無いとは思うけど、よさそうな感じですか?
行ってみようかな。
>>394 年々見やすい展示になってるのも好感持てる
出光は職員全員マスクをしていた
出光のお姉さまから茶室でお点前を受けたい。裏なんだろうか、表なんだろうか。
損保ジャパンの 没後80年 岸田劉生 -肖像画をこえて 行ってきた 麗子さんの成人後の写真見ると、和風美人といっていい顔なのに、 オヤジによる絵になると狐が化けたみたいだったり、果てには寒山のパ ロディとかw 本人あまり嬉しくなかったと思うぞ
親父のおかげで安泰に暮らせてるのに嬉しくないわけないだろ
403 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/05/06(水) 01:23:54
404 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/05/06(水) 01:24:50
板橋美術館行ってきた。これが無料とは素晴らしい 座敷で間近で見られるのに感激!
406 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/05/10(日) 12:40:56
┼ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ / \ / |_|_|_|_|_|_|_| ヽ + | |-=・=- -=・=-、 .:| | | | ,,ノ(、_, )ヽ、,, .:::::| | | | `-=ニ=- ' .:::::::| | |__\ `ニニ´ .:::::/___| + ,,.....イ.ヽヽ、ニ__ ーーノ゙-、. : | '; \ // ヽ i
八王子夢美術館 浦和いけなかった人はぜひ
409 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/05/11(月) 05:34:27
>>405 板橋なら一昨日行ってきました。確かに今回は無料でしたが見応えありましたね。
次のシュルレアリスム展は関心分野ですので、さらに期待してます。
有楽町線利用なので、いつも地下鉄赤塚から往復歩きですが、赤塚植物園に東京大仏、不動の滝公園など途中に見所が多いです。
412 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/05/17(日) 17:26:51
急告知! 新型インフレエンザの感染が拡大すれば 美術館が臨時閉館になるので今のうちに 見たい催しは見ておけ! (兵庫県立美術館は閉館中)
413 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/05/17(日) 22:01:52
414 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/05/22(金) 19:09:47
415 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/05/23(土) 21:54:04
詐欺とは言っていないんじゃね
416 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/05/28(木) 16:17:16
417 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/06/04(木) 21:12:50
age
@日本橋高島屋 細見 6/3(水) →6/15(月) おすすめしたい。 これからいくんだけど
あたしもぜったいいく>日本橋
421 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/06/05(金) 21:52:15
五島美術館の松浦家とオランダ残照展(〜21日) 会期中の展示替がほとんどないのがイイ。 平戸に行ってもなかなか見られないものがでている反面、刀剣や甲冑は無い。 サントリー美の「天地人」展。大河ドラマ関連の展示会としてはかなり良質。 展示替は3回行けばカバーできそう。後期に洛中洛外図(米沢市)が出るので 混みそう
422 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/06/06(土) 22:42:35
>>418 日本橋行ってきた。若冲の墨の鶏がよかった。
>>421 サントリー行ってきた。今日は空いてたよ。まだ屏風の前に張付いていられた。
みんなどうもありがとう。
私のお薦めは出光美術館の「やまと絵の譜」。
菱川師宣や懐月堂、英一蝶、岩佐又兵衛から土佐派、冷泉為恭まで展示点数はあまり
多くないが、好きな絵師ばかり。前回の墨絵とはうってかわって上品な色彩の世界。
今日から7/20まで。
423 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/06/07(日) 12:35:03
死後の世界はR
>>422 出光というだけで期待してしまうのは駄目?
出光は皇居の方を眺めながら無料のお茶飲めるのがいい また仙酷Wやってくれー
427 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/06/08(月) 15:20:02
学芸員は最悪だがな
出光は有楽町買い物おばさんが多くて落ち着かないなあ
俺は出光には何故か10時頃、開館と同時に入ることが殆どだったせいか、 一人で来ている大人が多くて客層は良い方だと感じていた。 むしろ帝国劇場の行列を見て、こういう世界も大変だろうなあと思っていた。
430 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/06/09(火) 16:19:53
森美術館のスレッドって消えたのか・・・
「万華鏡の視覚」展行って来た。 これタイトル悪いんだよな。
視覚的な快楽に訴えるような作品中心ではない。
インスタレーションというより、メディアは何でもアリの最近の現美のハードコアみたいな企画展。
現美ダメな人は絶対つまらない。
個人的にはマシュー・リッチーとか見れたのが良かった。
最後のチベットの修行僧の禅問答映像は美術と無関係に面白かったな。
現美見慣れた俺でも、これらの作品を美術と規定してる「規範」っていったい何だろうと勘ぐってしまうと言う意味で、
色々考えさせられた企画展でした。
http://www.mori.art.museum/contents/kaleidoscopic/index.html
>>430 作家自身の視覚と捉えればそう悪いタイトルではないと思うが
玉石混交感が強かったようには感じたけど
現代美術でハズレと感じたときのガッカリ感は本当に堪える 古典画と違って勉強になったとも感じないし
「ネオテニー・ジャパン」はどうでした? 学校の文化祭みたいである意味楽しいとも感じられましたが。 とすれば幼形ではあるが成熟はしていないのかとも。
ビュッフェ美術館はどうですか?
パシフィコ横浜でやる海のエジプト展はチケットが2300円と異様に高いんだけど、 これ上野の博物館とかでやっている展示会とどこか違うの?
436 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/06/17(水) 18:41:58
「ネオテニー・ジャパン」高橋コレクション 上野の森美術館
精神科医・高橋龍太郎のコレクションによる日本現代美術作家の企画展。
現代美術苦手な人にもお薦めの展覧会である。
いわゆる歴史と文脈とか、現代美術理解の為の知識とか無用で楽しめる。
有名どころから期待のニューカマーの代表作までが、これでもかと展示されてるお得な企画。
美手帳に載ってるような作家の代表作がこれ一本で拝める。
上野の森はけっして大きなハコではないんだけど、スペースをうまく使って展示されてる。
壁面とか、展示自体はかなり余裕をもってるから、キツキツな感じはしない。
チョイスされた作品の密度が高いので、たいした作品数でもないのに見終わるとグッタリ疲れたわ。
いろんな企画展や個展ですでに見た事あるのも多かったんだけどな。
初見だと、池田学のバベルの塔のような城の作品とか面白かった。
この人、三瀬夏之介あたりと同系統か。
これ個人コレクションなんだよな。
東現美のあの貧弱でわけのわからん常設展示と取っ替えられんものか。
7月15日まで。
http://www.ueno-mori.org/special/2009_neoteny/index.html http://www.neoteny.jp/
437 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/06/17(水) 22:01:39
人それぞれた思って聞いてほしいが、おれにとっては時間と金の無駄でしかなかったな。
438 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/06/17(水) 22:13:02
だと 私は楽しかったな。2階はあんまり楽しくなかった。 「大山椒魚」は、迎賓館(旧・赤坂離宮)を飾るべき絵だと再認識した。
いくらなんでも池田を三瀬なんぞと並べるのは失礼だ。
>>435 トリノエジプト博物館所有とアレクサンドリア近辺の水没遺跡の違いかな。
トリノの方は巡業で地元にくるから都美には行かないけど。
441 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/06/23(火) 19:52:51
偶然かどうか、静嘉堂文庫、出光美術館、畠山記念館で 唐三彩と中国の焼き物の展示があるのね。 この際三つとも見て唐三彩への見識をつけておこうかなと思う。
サントリー美術館の「天地人展」で、今日から上杉本洛中洛外図屏風が出たので 見に行った。6時過ぎだったせいか結構空いていて、時間を掛けて細部を十分に 堪能することができた。 しかしこれ「天地人展」ではなく、普通に屏風や戦国武将の歴史資料などをメインに したタイトルの方が人が来るんじゃないか。大河ドラマ本編は壊滅的に酷いからなあ、 視聴率は良いみたいだが、この番組が好きな人と展覧会に興味がある人とでは 客層が全然違うと思う。
世間で話題になってるものと少しでも絡めないと企画の承認が下りないんです><
444 :
442 :2009/06/28(日) 01:03:50
>>443 いや俺ね、ドラマの方は2回ぐらい見てあきれ果てて早々にリタイヤしたんですよ。
で、サントリーの年間スケジュールを見て「天地人展」があるのを知って、これは
当然パスだと思っていたんですよね。
ところが最近たまたま内容を調べて、これは行かなけりゃと思ったわけ。
危うく見逃すところでした。
事情はそうなのでしょうが、ヘンなもの(失礼w)と絡めないで下さい。
館林美術館でロバート・スミッソンの Spiral Jetty を見たよ。
446 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/07/07(火) 22:06:11
江戸東京博物館の「幻の写楽」は芸能関係の話題は聞くけど、 美術関係者の間であまり話題にならないね。
447 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/07/07(火) 23:19:24
横浜美術館のフランス絵画展は悪くない
448 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/07/07(火) 23:38:42
>>447 あれは玄人受けして、素人受けはしない展覧会だよね。
>>447 ああいい展覧会だった
じっくり時間かけて見た方がいいタイプの企画
450 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/07/08(水) 00:29:34
7月11日(土)〜8月30日(日) 茨城県立五浦美術館 大正ロマン・昭和モダン大衆芸術の時代展 〜竹久夢二から中原淳一まで なつやすみなので行くつもりです たのしみ
>>447-449 素人中の素人を自認する私が楽しめたのだから、誰でも楽しめるはずだが、自分がよく知る
画家の名前があれば、それで安心する、というタイプの人にとっては、受けないのかもしれない。
ここでは、前回(
>>385-386 )紹介しなかった同展の魅力に触れたい。
『アカデミスム』絵画をメインにしている同展だが、一例として、マネ《カルメンに扮したエミリー・
アンブルの肖像》(フィラデルフィア美術館)、ルドン《眼をとじて》(岐阜県美術館)など、
それに対峙する側の絵画も一定の質を保っており、安易な手抜きがなく誠実さを感じる。
ただ、横浜開催では、アモリー=デュヴァル《ヴィーナスの誕生》(リール美術館)の出展はない。
1863年のサロンが別名「ヴィーナスのサロン」と渾名された空間の再現を島根では行っていた、
同展の中でも重要な一角だっただけに、延長して借りられなかったかと残念である。
とはいえ、シスレー《積み藁》(諸橋近代美術館)などの横浜展のみの出展作品も数点あるので、
くれぐれも「海のエジプト展」やYK150のついでという感覚ではなく、
>>449 氏のように時間を
たっぷりとって見に行くことをお勧めしたい。
わかったから駄長文の投稿やめてね
いいじゃない 有益な情報なら
>>445 それ東近美の「ヴィデオを待ちながら」展に出てたな。時間がなくてゆっくり観て
いられなかったけどもう一度よく観たい。館林か、少し遠いなあ。
その後グレートソルトレイクに水没したそうだけど、Google Map(Earthでも)で
その跡?が確認できた。
455 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/07/09(木) 17:37:19
「ウインター・ガーデン」 原美術館
評論家の松井みどりがくくるところの、マイクロポップと呼ばれる日本の現代美術作家の企画展。
杉戸洋や落合多武とかの有名どころも出てるけど、それ目当てで行くとガッカリするかも。
この二人はいわゆる代表作てのではなくて、デカいのもあるけど小品やドローイングが中心。
おなじみ田中功起の意味無し起承転結無しのビデオ作品、青木陵子のドローイング用いたインスタレーションなど。
八木良太の氷のレコードは実演時間が決まってて、それ以外はあらかじめ撮ってたビデオ鑑賞となる。
実演は館内アナウンスされるんだけど、ちょっと遅れて行ったらすでに学芸員のシメの説明になっていたw
数分で終わっちゃうのね。
全体に環境系とかチルアウト系のエレクトロニカ聞いてるみたいな気分になる企画展。
寂れたような雰囲気がハコにあってる。
TVの日美でも紹介されたけど、隠しトラックのような泉太郎の男子洗面所のプロジェクター投影作品は、
使用中でなければ女性もご覧になれます。
会期あとちょっと。 7月20日(月)まで。
http://www.haramuseum.or.jp/generalTop.html
456 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/07/17(金) 20:43:01
明日からちひろ美術館で「ちひろとローランサン」始まるぜ! ローランサン好きだから楽しみ。
>>456 これ、おっさんが一人で行くと怪しいよね?
お前のことなんか誰も気にしてないよ。 お前が死んでも誰も悲しまないよ。
>>456 その組み合わせ、
私にとっても魅力的です。
460 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/07/21(火) 22:33:35
奈良博の忍法展いいよ
461 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/07/23(木) 18:39:36
「Stitch by Stitch」〜針と糸で描くわたし〜 東京都庭園美術館
刺繍が主だけど、針と糸で表現する現代作家の企画展。
伊藤存と秋山さやかがお馴染みか。
伊藤は初期の動植物や風景モチーフにした具象的な作品から、
輪郭が溶け出したような抽象的な作風に移行してる。
秋山はずっとやってる滞在地の地図に、
自分の生活行動範囲を辿って糸やら毛糸やらビーズやらを縫い留めた定番作品。
滝川あさみのは印刷で見ると広告写真みたいなんだけど、
実物は縫い留められたビーズとかの物質感のが強く出てる。
nui project はアウトサイダーの作家の作品。
個人的には奥村綱雄の「夜警の刺繍」が目当てで観に行ったんだけど、
このアクの強いハコと暗めの照明と、各作家の作風が全てマッチしてるかどうかは疑問。
だけどこのアールデコ調の建物も一見の価値はあるかも。
時間の余裕があるなら天気の良い日に行って、ついでに庭園散歩もしては如何。
9月27日(日)まで
http://www.teien-art-museum.ne.jp/index.html
462 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/07/24(金) 21:13:39
庭園美術館、今日行ってきた。 作品より美術館のほうが魅力だった。 内装は本当に素晴らしい。
>>460 うん すごくいいな
ただ後期が劣化しすぎなのが難
464 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/08/12(水) 00:57:56
465 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/08/12(水) 00:59:30
・東京都写真美術館「ジョルジュ・ビゴー展 − 碧眼の浮世絵師が斬る明治 −」
http://www.syabi.com/details/bigo.html この夏、前評判どおりの素晴らしさだったのが奈良博の「聖地寧波」なら、注目度に反して
抜群に面白かったのがこれ。絵だけで全191点、これに写真28点が加わりヴォリュームたっぷり。
解説も一々可笑しくて、バカバカしいことを真剣にやると、凄みが加わる典型的な例だと思う。
監修者の及川茂、担当学芸員の三井圭司、両氏には賛意を示したい。8/23(日)まで。
参考までに三井氏のblogを最後に紹介しておく。
みっちゃんの日本写真開拓日記(^-^)
http://www.syabi.com/blog/
みっちゃん乙 芸大美術館16日までか 忘れてた
467 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/08/13(木) 21:27:01
三鷹市美術ギャラリー「牧島如鳩展 〜神と仏の場所〜」
http://mitaka.jpn.org/ticket/090725g/ 如鳩の絵や人となりが、いかに個性的だったかは、上記URLで確認されたい。
同展については以下の疑問点つきながらも、あえて取り上げてみる。
・同展は足利→函館→三鷹と巡回してきたが、このうち三鷹展のみが全作品を展示できない、
いわばダイジェスト版になっている。省略された作品は下絵も多いが、山水画風の絵も、数点
含まれている。如鳩の父は南画家だったので、彼の原点を知る上でも入れてもらいたかった。
東京でも、全点展示可能な器を持つ美術館での開催が望ましいはず。残念だ。
・展示場の全てでハリストス正教会聖歌が静かに流れている。音楽として聞けば個人的には
美しいと感じるものだ。しかし、日本の美術展は宗教色を廃するのが不文律であり、(如鳩の
画業と正教が不可分とはいえ)今回は一線を踏み越えていると思う。特定の仏教宗派の
展覧会が行われたとして、声明などを全展示場で流せば問題視されるのと同様である。
と、いくつか釈然としない点も含む。それでも絵の魅力には抗し難い。次の機会に完全な
回顧展を期待するとして、その実現を促すためにも、ここで紹介する次第。8/23(日)まで。
>>467 ぐるっとパス使って見に行ったところです
確かにあのBGMはちょっとねぇ
西洋の宗教画こそが正しいと洗脳されてる自分というものをひしひしと感じましたよ
吉祥寺美術館にも回って上村淳之展を見た
上村松園の孫、上村松篁の子というサラブレッドの絵
う〜ん、親の七光り? 凡作じゃなかろうか
日本芸術院会員という立派な方の作品ですから、少数意見ということで
でも、ロビーで上村松園のDVD流してたのはやはり、、
>凡作じゃなかろうか その通りです。そういう率直な意見が日本美術院には必要。 松園は不世出の画家ですが息子はお花畑です。
画家以外の職業について、余技であのくらい描けたら さすがって言われるレベル
471 :
私はダリ。妻はガラ。 :2009/08/14(金) 09:54:59
>>469 「日本美術院」ではなく、「日本芸術院」ですね。日本美術院は院展を開催している団体で、
上村はそこには所属していません。
しかしお花畑という表現は秀逸です。近年芸術院会員になった日比野光鳳もまさに親の七光り、お花畑です。
親(乃至は祖母)の威光が効くのが芸術院。会員になるためには会員の票が必要、そのために会員の作品を買ったり、反物を届ける選挙活動が必要なのだそうです。
税金の垂れ流し施設は即刻廃止すべきです。
藝大美術館所蔵品選のついでに日本藝術院所蔵作品展も見てきたけど、 現在のアカデミーの衰退を感じずにはいられなかった
泉屋博古館分館でやってる高島屋史料館所蔵名品展は素晴らしい作品が 揃ってると思うのですが、作者の紹介を見ると文化勲章受章者がずらり 権威・肩書きというのは簡単には馬鹿に出来ない、とも思うのです
勲章授与とは国の権威がかかわってくるので いくらコネ情実鼻薬の横行する業界であっても それなりのフィルターがかかるんです。 ○○院会員はそこまでフィルターがかからないから しょうもない2世3世がはびこるでごんす。
日展にも一族多いねえ。 ◯崎・◯矢・能◯とか・・同じ名字はだいたい一族。 裏では婚姻関係だらけ。あっちもこっちもみんな親戚。 血縁図でも作ってみたら繋がりすぎて笑っちゃうぞ。
>>467 あそこの学芸員てちょっと感覚がズレてる変なおばさんだよね〜
478 :
726 :2009/08/16(日) 23:20:55
>>476 オークラどうしようか悩んでたので とても参考になりました
今年はパスしま〜す>オークラ
泉屋と集古は ぐるっとで行きます
泉屋はほんと狭いよね〜 でも感じがよいから好き
反対に集古の方は 受付の人は時々感じよいけど
2Fの人がいまいち
479 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/08/17(月) 16:35:56
>>478 泉屋はお茶が飲めるから好きだ。
同じ理由で出光とブリヂストンも。
480 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/08/17(月) 23:28:29
>>467 私は足利と三鷹でみたのですが、三鷹には新出作品もあったし。
>>465 ビゴー行ってきた。ボリューム満点で面白かった。当初メインに考えていたコレクション
展「旅」がイマイチだったから、教えてくれて感謝。
欧米人の持つ日本人のステレオタイプ「チビで目が細く出っ歯」はビゴーが広めたもの
らしいけど、前からの二つは事実として、日本人って出っ歯多いかなあ・・・?
多い。もともと顎の大きさに比べて歯が大きい人種なので出っ歯になりやすい。 でも今は更に顎が小さくなってるので、出っ歯でも歯が一列に収まらくなって 乱杭歯になっちゃってる。結果として出っ歯が減ってる。
大阪のサントリー美術館が閉館すると今日知りました。
休館の間、あの建物はどう利用するんだろう。
ユニマット美術館の収蔵品はどうなったかな・・・ このご時世、国内で買い手がつくとは思えないが
ユニマット いい作品があったけど 建物が閉鎖的な感じがして 息がつまりそうだった記憶があります
488 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/08/24(月) 22:32:19
489 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/08/24(月) 22:34:34
豊田市美術館「ジュゼッペ・ペノーネ展」
http://www.museum.toyota.aichi.jp/exhibition/2009/special/giuseppe_penone.html 一転してコンテンポラリーの、しかも現役バリバリの作家の展覧会を。ペノーネのプロフィール
は上記URLで見てもらいたい。作品を一つだけ紹介するならば《影を呼吸する−茶葉》か。一区
画の全壁面を使った巨大作で、地元・豊田で摘まれた茶葉を使った地産地消のアートでもある。
私が訪れた日は、老若男女の観客で中々の賑わいだった。同館は現代アートを特色としているが、しっかり根付いているのが心強い。なお、会期は9/23(水・祝)までだが、最終日には
アーティスト・トークとしてペノーネ本人が登場する。こちらも楽しみだ。
最後に、同館の常設展には竹内栖鳳《獅子巌壁》が現在出ているが、これは上記の「時代を
創った日本画家たち」出品作、《虎・獅子図》と一連を成す作品である。現代アートを体感した後、
栖鳳の獅子比べも、両展を見れば可能。これもまた一興か。
世田谷美術館 2009年9月12日-11月29日 1階展示室 オルセー美術館展 パリのアール・ヌーヴォー 華麗なパリのライフ・スタイルをオルセーの名品によって紹介 「アール・ヌーヴォー」は19世紀末から20世紀初頭にかけて、ヨーロッパを中心に一世を風靡した装飾様式です。 近代的な大量生産方式が主流となっていく時代に、生活の美を見つめなおし、装飾や工芸を芸術の域まで高めました。 主に、建築や工芸にあらわれ、流れるような曲線が織りなす優美なデザインは、今でも多くの人々を魅了してやみません。 アール・ヌーヴォーが花開いた1900年に、パリ万国博覧会の開催に合わせて完成したオルセー駅。 この駅舎を改築し、19世紀美術の殿堂として今日公開されているのがオルセー美術館です。 本展は、同館の誇るアール・ヌーヴォー・コレクションから、エミール・ガレ、ルネ・ラリック、エクトル・ギマールなど巨匠たちの名品を中心に、選りすぐりの約150点をまとめて紹介する、国内初の展覧会となります。 本展では、お客様をお迎えするサロンに始まり、ダイニング・ルーム、書斎、貴婦人の部屋とつづく各コーナーに、当時ヨーロッパの最高水準に達していたというパリの工芸技術によって制作された、豪奢な工芸、家具、装飾品などが展示されます。 お客様には、あたかもパリの豪華な邸宅に招かれたかのような体験をしていただくとともに、印象派絵画だけにとどまらない、オルセー・コレクションの奥深さとその新たな魅力をご堪能いただけることでしょう。
サイトの文をコピペするなら、URLも貼ってくれ
てかURLだけでいいと思う。 紹介文書くなら自分で書いてほしい。
コピペしか能のない奴って本当に困るよなあ。 本人は役に立ってるつもりなんだから。
一瞬またコピペかと思ったw 感想乙。行きたいんだが、やっぱちょっと遠いなあ。
496 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/09/15(火) 00:23:15
我が国の近世絵画史において、最大流派を誇り続けた狩野派に関する展覧会が相次いで開かれる。
まず狩野派を破門された二人の絵師に関する展覧会を。次いで総合展を紹介する。
板橋区立美術館「一蝶リターンズ 〜元禄風流子 英一蝶の画業〜」
http://www.itabashiartmuseum.jp/art/schedule/e2009-04.html 今回の図録は珍しく横長の変型判で、図例が小さい。また、同館における25年ぶりの一蝶展なので、その
間に出てきた論考も多いが、それを期待すると肩透かしを食う。同展に関しては雑誌『美術の窓』9月号に、
安村敏信館長のインタビューも含んだ詳細な特集が組まれているので、それを求めたほうが良い。
不満点はそれぐらいで、一休さんが狂言回しとして登場するなど、相変わらず板橋流の面白さに満ちている
のはいつも通り。興味深いものや抱腹するものなど、小粋で洒落のきいた展覧会である。10/12(月・祝)まで。
石川県立美術館「久隅守景展 -加賀で開花した江戸の画家-」
http://www.ishibi.pref.ishikawa.jp/information/exhibition/09/morikage_ten.html こちらは未開催なので予告として。同館は去年のリニューアルオープン以降も様々な展覧会を開いてきた。
が、同館の殆どのスペースを割いて行う展覧会としては、昨年の改装記念「法隆寺の名宝と聖徳太子の文化
財展」以来であり、何より同館開設50周年記念展なので力の入れようが違う。私も足を運ぶつもりなので、
見てからまた、この展について触れたい。とりあえず紹介まで。会期:9/26(土)〜10/25(日)。
497 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/09/15(火) 00:31:09
静岡県立美術館「特集 狩野派の世界2009」
http://www.spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/japanese/exhibition/kikaku/2009/04.php 心底からこの展覧会は凄い、と思えるのは年に数展あるかないかだが、それらは大抵、優品や
問題作を集めることでそう思わせている。同展は加えて、出展数が展示換えも含めて計65点の
内、初出作が17点と、およそ常識ではありえない比率で出してきているのが信じがたい。
同館の狩野派特集としては2003年以来で、その時の担当学芸員は山下善也氏だった。その後、
山下氏が京博に移籍後、沈黙を守ってきた同館が、今回、若き福士雄也氏を得て、その潜在
能力を一気に解き放った、出品リストを見れば凄さがわかる、傑出した展覧会だ。
日本美術、殊に中世〜近世絵画を愛する全ての人に、同展の存在を頭の片隅でよいので記憶
を、そして、実際に足を静岡まで運ぶ人は、時間をたっぷりとって堪能されたい。名画が多くや
って来る我が国だが、足元の宝がまだまだあることに感慨を新たにするだろう。10/18(日)まで。
水都はアヒルちゃんの一人勝ち。
大阪民国を水都なんて洒落た呼び方すんなよ うっとうしい
500 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/09/17(木) 00:05:10
近々、シルバーウィークなる連休もあるようなので、近隣なら勿論のこと、遠方であっても良い
絵を見たいという人に、西日本の注目すべき展覧会を紹介する。
福岡市美術館「コレクション/コネクション-福岡市美術館の30年」
http://www.fukuoka-art-museum.jp/jb/html/jb01/2009/anv30/col_con1.html これはなんとも楽しい展覧会。開館30周年を記念して同館の館蔵品から計451点出展と、
とんでもない量の一大イベントである。この中にはいつ行っても見られるもの(例えば国内の
ダリの優品として知られる《ポルト・リガトの聖母》や仏像等)もあるが、中々出てこないもの
(《泰西風俗図屏風》等)も多く、それを沢山目にすることができる、またとない機会だ。
この量と質で観覧料が大人500円と、お得度では比類がない展覧会なだけに、同館に足を
運べる人はぜひ立ち寄って、福岡市美の実力の程を楽しんでほしいと思う。9/27(日)まで。
なお、同館の姉妹館として福岡アジア美術館があるが、そこでは現在「福岡アジア美術トリエン
ナーレ2009」が開催されている。このような催しの常として玉石混交なことは否めないが、将来
キラリと光る原石を発見したい人なら、見ておく価値はある。こちらは11/23(月・祝)まで。
http://www.ft2009.org/jpn/index.html
501 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/09/17(木) 00:07:11
海の見える杜美術館 「The STORY Vol.1 京都の絵描きたち・蕪村、応挙そして栖鳳へ」
http://www.umam.jp/exhibition/thestory/index.html#/top (ほぼ)新出作品が柱となっている今秋の日本美術展としては、MIHOの「若冲ワンダーランド」と
双璧の存在なのだが、こちらは殆ど話題にさえなっていない。なので、ここで触れる。
同展の目玉は与謝蕪村《名士言行図》だが、蕪村の着色屏風としては最大級のもので、中期の
旺盛な創作意欲に満ちた作品であり、これが77年ぶりに公開される意義は大きい。他にも円山
応挙《十二支図》や、数年前に100年ぶりに発見された竹内栖鳳《羅馬之図》と、同展の核と
なる作品は間違いなく一級品といってよく、こと絵に関してはお勧めできるのだが…
私が訪ねたのは日曜日の午後だったが、作品の質に反して観客はまばらだった。何故か?
交通のアクセスもさることながら、やはり同館の成り立ちそのものに原因があるのだろう。
まず、建物自体が何とも言えないセンスのものだし、館内の美術館部分と、同館母体の教団施
設とが行き来できるようになっているのは、かなり問題だ。美術館として運営しているのなら、当
然、政教分離ならぬ宗美分離すべきだし、後援している自治体もそのことを要求すべきである。
以上、あくまで美術展としての観点から意見を述べた。9/27(日)まで。
502 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/09/17(木) 00:34:58
無意味な長文おつかれさん
少なくともそんな揶揄の一行よりはすっとマシだわ。
コピペじゃないからね GJだ。お金ないから近隣にしか行けないけど・・・
>>504 私も懐不如意なことは同様ですが、高速ETC土日料金の引き下げが大きく、以後、遠方にも
躊躇しなくなったのです。そのかわり、深夜発〜深夜着の日程を余儀なくされていますが…
以後は皆当てに。
>>496-497 >>500-501 の内、一番のお勧めは
>>497 の「狩野派の世界2009」
なので、中部・関西やそれ以西の出発で東京の美術館巡りを考えている人、高速道路や
新幹線を途中下車してでも、静岡による価値はあります。
逆に首都圏やそれ以東在住の人は、高速ならすぐに着くし、自家用車利用以外なら高速バス
「駿府ライナー」には各種割引があるので、東京〜静岡往復5000円以内で移動できます。
あくまで一例ですが、このような廉価な方法もあるので参考まで。
>>501 海の見える杜美術館て 厳島神社の正面に見える白い建物ですよね?
先月はじめて宮島行って「厳島神社からの景観を台無しにしてるあの白い建物は何?」
と思い 調べてその存在を知りました
「京都の絵描きたち・蕪村、応挙そして栖鳳へ」はなかなか興味深い
悔しい事に8/23から始まってたんですね
その8/23に 厳島神社から美術館眺めてましたw
広島や福岡には行けそうもないけど 静岡なら東京からも日帰り可能なので
ちょっと行ってみたいと思います
いろいろ情報ありがとう
金沢で時間あったら県美近くの中村記念にも寄ってみてください
http://www.city.kanazawa.ishikawa.jp/bunho/nakamura/kikaku/index.htm 300円だし プラス100円でお抹茶もたててもらえます
県美近くというか21世紀美術館の近くですね
お茶系だと橋場町に大樋美術館もあります
507 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/09/18(金) 17:42:35
鴻池朋子 「インタートラベラー 神話と遊ぶ人」 東京オペラシティ アートギャラリー
日美とか美手帳ですでに紹介されてるので、今さらですが。
企画展スペース目一杯使った、凝ったインスタレーションの展示。
アニメあり、絵画あり、巨大オブジェありのてんこ盛り集大成。
ドローイング連作もうまく見せてる。
ちょっと昔の見世物小屋かお化け屋敷かって構成ですがw
本来だったら目玉になるだろう連作4点の大作部屋も、うまく流れの一環に組み入れられている。
最後の方の巨大ベビーオブジェの部屋なんだけど、
何故か数年前の横トリで見た高嶺格の長崎エスペラント(だったっけ?)思い出した。
9月28日(日)まで。
http://www.operacity.jp/ag/exh108/
損保ジャパンのベルギーは意外に良かった。フランス絵画の質が結構高いと感じた。 バルビゾン、クールベ、マティス、ボナールとかね。
現代アートには全くついていけないけど、オペラシティはぐるっとパス使える んだよね。久々に買ってこの連休は美術館巡りでもしようかな
世田谷美術館のオルセー行ってきた サントリーや新美のラリックやガレに比べると若干ボリューム的に 物足りないかな・・・
>>505 ちょいと旬な先生にお聞きしますが、上越市総合博物館で今やっている
「御所参内・聚楽第行幸図屏風」の展示はどのように評価されてます?
江戸博「よみがえる浮世絵−うるわしき大正新版画」 かなりのボリュームで、川瀬巴水の人物版画と鏑木清方作品を 原画にした版画が新鮮だった。川瀬巴水は風景版画の人だけど、 人物描かせても上手い。
ギリシャから莫大な金を使って持ってきた写楽より格段にいい展示。
1枚の画で客を呼べるといったら、ダビンチとフェルメールくらいかな
フェルメールじゃきついな カラバッジョの傑作がくれば観に行く
今フェルメールの集客力はすごいよ
都美館の「フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち」は大い
に賑わっていたけど、ミルクメイド以外はカス
>>516 浮世絵から離れた後の肉筆画といっても1年も経ってない位だし、団扇
に描いた小作品だもんね
>>520 版画だと職人さんの手がかかるが、日本画は西洋画みたいに油絵具たんまり使う訳でもないし、
手慣れた人がちょちょいのちょい!で外人向の偽物出来ちゃうんじゃなかろうか。
大きな屏風や襖絵だと違うだろうけど。
>>520 ミルクメイドは一昨年の国立新美術館だろ。
>>476-478 大倉集古館の「花・華」展、自分はすごく良かったと思う。
タイトルから屏風や掛け軸の花鳥図だけかと思ったら、
漆器、陶磁、装束、かるた、扇、本草図譜なんでもありで楽しかった。
>>523 本願寺展ですが、内容の割に展示スペースが狭く、かなり狭っくるしい印象です。
広さ的には2時間コースなんですけどねえ。
ハプスブルク展いいですね。かなり良質の作品が来てる。 以前日本に来たことのある作品も多いみたいだけど。 この前のルーヴル展よりも良いとおもう。 ヴェネツィア派が結構あって嬉しかった。
528 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/09/29(火) 00:07:43
神奈川県立近代美術館 葉山「アンリ・リヴィエール フランスの浮世絵師」
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/exhibitions/2009/riviere/index.html タイトルからは
>>465 の「ジョルジュ・ビゴー展」と似ていると思われるかもしれないが、この二人
はフランス人ということだけが同じで、他は対照的といってよいほど違う。ビゴーが実際に来日し、
風刺画家として日本の勃興期のメディアで活躍したのに対し、リヴィエールはジャポニズムに
影響を受けるも来日は果たせず、日本では下絵・彫り・摺りと分業化された版画の製作過程を
全て一人でこなした特異な画家、ということをまず押さえておきたい。
全体を見た印象はお伽話を聞かされたような独特の詩情溢れるもの。作品の保存状態も良い。
館内に静かに流れているのは、リヴィエール自身が作曲した影絵劇の伴奏音楽で、このような
性格のものなら気にならない。図録の質が良好なのも付記しておく(2200円)。
金沢(石川県立美、既に終了)→同館→萩と巡回する同展だが、最も主体的に尽力したのは
最終地の山口県立萩美・浦上記念館である。近隣の人はぜひそちらで見てほしい。
葉山館:〜10/12(月・祝)、山口県立萩美術館・浦上記念館:10/20(火)〜12/6/(日)
>>526 さすがにこのスレは早速見ている人がいますね。情報感謝します。
それ行きたいんだけど、遠いなあ 県立美術館なのに、なんでこんな場所に作ったんだろうか そういえば鎌倉の本館?は土地所有者から返還を求められている と聞いたような。こちらも大丈夫だろか
>>497 これ、去年東博で出た永徳の烏の屏風絵が出ているね。
いった感想として、なめていると意外に見るのに時間がかかる。
無料だからINAXの七宝展に行ってみた。 感激して1500円の冊子買ってしまった。商売巧い。
並河靖之の七宝って手のひらに乗るくらいの小品でいくらくらいなんだろ?
アンリ・リヴィエール展見てきた。大宮からは遠かった・・・
展覧会そのものも良かったけど、1時間越えのギャラリートークが素晴らしかった。
リヴィエールとこの美術館のファンになりました。
>>528 さん、教えてくれてありがとう。
江戸博の新版画展 こういうの知らなかった 特に叙情味あふれる風景版画、素晴らし過ぎます・・・ 三井記念美術館の浮世絵展 きれいな状態の物が多かった ガラスケースに鼻かおでこかをくっつけた油のあとがあちこち浮いてて見にくかったのが残念 三越伝統工芸展 詳しくないから作者の方たちがどういう人か知らないわけですが、先入観無しで見るというのも 良いもんですね 特に七宝の作品群が美しかった 高島屋ウィーン世紀末展 北海道物産展と同じフロアーでの開催 会場出た後ちょっと歩くと食べ物の臭いに包まれ、自分はさっきまでクリムトとか見てたんだろうか、、 とやや呆然 夕方で料金半額だったのはうれしかった
栃木県立博物館 「狩野派 四〇〇年の栄華」(前期10/10〜11/1 後期11/3〜11/23)
http://www.muse.pref.tochigi.lg.jp/091010kanouha/index.html こちらも地味だが滋味あふれる素晴らしい展覧会。それ程の出来とは思えない伝誰々と
いうような作品でさえ、狩野派の伝承と受容、拡がりと底力を感じとても面白く鑑賞した。
京狩野の作品の出展はなかったが、個人的には初期狩野派の作品をかなりまとまって
見られたのが嬉しかった。宇都宮は遠いけど後期も行くぞ。
それにしても地方の展覧会は空いてていいなあ。例えば永徳の「洛外名所遊楽図屏風」
(前期は右隻のみ)にはヤモリのように貼り付いてじっくりと堪能したが、去年の夏の東博
「対決!」展でこんなに傍若無人(人なんか殆どいなかったけど)に見ていたら尻を蹴飛ば
されていたであろう。
ちなみにヤモリといえば、隣の部屋でトウキョウサンショウウオの展示をやっていたから
興味のある方はどうぞ。こっちは両生類だけどね。
ちくしょー今度は宇都宮かよ なんかこのスレに振り回されてる気がするオレ
実は地方の学芸員の営業書き込みだったりしてw
宣伝でもいいさ。 行くかどうか決めるのはこっちだから。 自立性のない奴ほど、踊らされるのを気にして宣伝を嫌うよな。
540 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/10/13(火) 23:05:59
餃子を食べに行くついでに
542 :
537 :2009/10/14(水) 01:11:11
>>539 自立性なくて踊らされまくりだけど、楽しいからいいや
佐野市立吉澤記念美術館 「伊藤若冲《菜蟲譜》と江戸絵画の魅力」(10/25まで)
http://www.city.sano.lg.jp/museum/conduct/index.html 「菜蟲譜」の全巻展示(巻替えで前半の展示は終了)。おばちゃん達が野菜たちや虫たちを
指さしながら「あれはカボチャね、こっちにカナヘビがいる。これは何かしら」などとワイワイ
やっているのが少しうるさいが楽しそうで、自分も気持ちの上では一緒になって愉しんだ。
絵というのは本来こうして愉しむものなんだろうという気がする。展示室で騒いで良いという
ような事では断じてないけれど。
その他にも作者不詳「江戸名所絵巻」や狩野探幽「十牛図」、板谷波山や田村耕一の陶芸
などそれなりに面白かったが、特筆すべきは番外という感じで展示室入口脇に飾られていた
ホアキン・トレンツ・リャドの「トリニタッド・カンピンU」という女性の全身像。闇の背景から
すうっと浮かび上がり、無表情のようでいて訴えかけるものもあり、清楚でいて艶めかしい、
魅力的な絵だったなあ。
>>542 あなたは全面的に正しいね。秉燭夜遊じゃ。
>>541 再興院展なら滋賀で見てきた。
ちなみに滋賀ではいま常設展で額田王がでていて、他にも
院展の絵が出ているから、見るんなら滋賀で見た方が良いと思う。
展示は今村紫紅の熱国之巻、御舟の洛北修学院村がよかった。
山種でに御舟をやっているから、その関係で見るといいかのも。
たばこと塩の博物館 特別展
「やすらぎのオーストリア〜カフェとたばこにみるウィーンの文化史〜」
ttp://www.jti.co.jp/Culture/museum/WelcomeJ.html 自分はタバコが大嫌いだけど、過去王侯貴族から庶民までの文化を担って
いたことは否定しない。喫煙道具は西も東も装飾的なものが多く美しい。
今回の展示ではメアシャムという鉱物で作られたパイプの凄まじく精密な彫
刻が印象的。
通常は100円、今回の特別展でも300円なので、行ったことのない人は是非。
11/3まで
>>545 うわホント凄まじい!
元々実用ではなく展示用って書いてあるけど展示も恐ろしいよな。
ちょっと倒れたら終わりだ。大体どこを掴むんだか…
547 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/10/16(金) 11:23:58
新しい山種はどうでしょうか? 行った方レポお願いします
豊橋市美術博物館 「三遠南信交流展ミュージアム・サミット美の競演」 11月15日まで。 岸田劉生の代表作や、黒田清輝の風景画があります。
>>547 なんでお前のためにレポせにゃならんのだ
553 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/10/17(土) 07:19:53
554 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/10/17(土) 07:52:53
宇都宮美術館は駅から遠いのがちょっと難点
山種は明日の日曜美術館で
新しい根津美術館
http://www.nezu-muse.or.jp/index.html 交差点側の出入り口から竹のトンネルのアプローチを通り玄関に向かう。ホールやラウンジは
玄関や庭園に向かい全面ガラス張りになっており開放的で明るい。変な話しだがここで夕立に
あったら面白そうだと思った。総じてモダンな和風テイストで、土地柄多い外人さんも大喜びか。
いっぽう展示室は適度に引きこもり感があり、割合にゆったりとしたスペースでケースの前面や
足下なども見やすく居やすかったように思う。その構成や配置はちょっと白金台の松岡美術館
を連想した。
庭園は傾斜地に鬱蒼と木が茂っているので、庭というより森という印象。そこでゆっくり過ごす
と言うより一周して終わりという感じ。カフェには入らなかったがそこからの眺めや居心地は良
いのかもしれない。
肝心の展示はさすがに陶磁や茶道具など良いものが出ていたが、新装開館ということもある
のか総花的な印象。と言うかいつもそういう方針なのかな。今回の目玉「那智瀧図」について
は、ひとこと渋いねぇと言っておきます。
根津スレで放置されたんでこっちで聞くけど、根津から山種って歩いていける距離?
>>558 すげー カロリー計算もしてくれるんだw
561 :
557 :2009/10/18(日) 17:38:59
>>560 地図からは分からない急坂とか断崖絶壁とか
治安の悪すぎる地域とかあるかもしれないじゃん
カスとかいうお前がカスだよ ばーーーーか
知らないなら黙ってろ くず
小さなことでキレる前に、
>>558 に有難うぐらい言いなさい。
大人なんだから。
だからこういう奴は最初から無視しておけばいいのに
564 :
560 :2009/10/18(日) 21:58:41
構った俺が悪い、誤る みなさんごめんなさい<(_ _ )>
ちょっとまて、
おれが
>>557 で、
>>561 は偽物だぞ。
つまらないこと聞いてすいません。
代わりに天から降りてきたクモ糸をゆずりますんで・・・
俺がお前で、お前が俺で
567 :
557 :2009/10/19(月) 00:11:44
ここは酷いインターネッツだな おまいらには心底失望した
568 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/10/20(火) 00:24:43
以前触れた金沢の2館を含む、北陸地方の注目すべき展覧会を今回取り上げる。
なお、既出分に関するものは、URLや開催日程はアンカー先を見てもらいたい。
石川県立美術館「久隅守景展 -加賀で開花した江戸の画家-」
>>496 守景の史上初の回顧展だが、この謎多き絵師のとらえどころが見つけづらいのが今まで他館
が取り上げなかった理由か。その中で同館は、守景全体の作品数から見れば出展数は限られ
ていたが、館蔵品の重文《四季耕作図》を取り口にして果敢に挑戦したのは評価されるべきだ。
この文脈で見ればこそ、《納涼図》がなぜ国宝指定されているのかもよく分かった。
それだけに、平常展示の「狩野派の誕生-久隅守景の背景-」に詳述は避けるが、一部、怪しい
作品が出展されていたのは、特別展の謙虚さに反すると取られかねず残念なところだ。
569 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/10/20(火) 00:26:10
石川県立歴史博物館「本願寺展 −世界遺産の歴史と至宝−」
>>523 浄土真宗に関する展覧会としては、今年「東本願寺の至宝展」が各地の百貨店を巡回していた
が、西本願寺版のこちらは一昨年位から各地の美術館・博物館を巡回している企画展。東は
史料もあったが近世・近代の四条円山派の流れを汲む作品が目を引いたが、西は絵画・書籍
とも、開祖・親鸞や蓮如のほぼ同時代の物も含まれる好対照な内容だ。
と、出ているものは良いのだが
>>526 氏の指摘どおり展示方法に問題がある。ガラスケースの
立体方向に掛け軸、水平方向に巻物を並べているため行きつ戻りつしなくてはならず、目が疲
れる。また《本願寺親鸞伝絵》は絵解きなので解説が重要なのだが、絵と解説が別会場に分か
れていた。同一内容を各地の館の器を考慮せず出展すればこうなるという、悪い見本である。
同展の今後の巡回予定は下記URLを参照されたい。
http://daionki.hongwanji.or.jp/ka_honganjiten.html
>>568 もっといえば、静岡県立美術館の狩野派展と
あわせて見ておくといいんでしょうね。
>>570 確かに今回の静岡県立美の「狩野派の世界2009」に出展していた内、個人蔵の《四季山水図
屏風》が初出、《蘭亭曲水図屏風》は新収蔵と、石川県立美が歯ぎしりしたくなるような作品が
並んでいたのは面白いところです。
ところで石川県立美の出展作品をめぐる話は、別の館にも起こっていた。今回は文章の量が
増えすぎるので、次回触れます。
572 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/10/20(火) 02:05:25
神奈川県立近代美術館に行ってきた。 麻生三郎とコレクション展。 コレクションの方がなかなかよかった。 ここはいつ行っても貸切状態でみれれるね。
静岡の狩野派の世界終わっちゃったか…。 予定日にインフルエンザで行けなかったよ。
あそこは数年おきに狩野派展をやっているからしばらく待つと良いよ。 図録も増補分という形で分冊になっているしね。
575 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/10/20(火) 17:56:50
アイ・ウェイウェイ展 − 「何に因って?」 森美術館
典型的な中国現代作家の大規模個展。
中国の現代美術って80年代からだから、ほとんど蓄積も独自の文脈もない。
そこでほとんどの作家が何やるかって言うと、近年の急激な近代化と資本主義の導入とかをネタに、
自国のそれ以前の歴史や伝統・文化を絡めてちょっと批判的にって手法がほとんど。
アイ・ウェイウェイにはキッチュもグロもないから、そこらへんホントそのまんま。
作品自体の見かけは、ひと昔前の現代美術そのまんまの巨大なミニマルアートみたいのがホワイトキューブ空間に並べられてると思えばいい。
どこのモダンマスターだよって作品ばっか。
中国の作家って、黎明期から日本の作家が抱えてきたような「美術」っていう概念に対する軋轢や齟齬って無いのね。
屈託が無いというか、まるでツールのように現代美術の文法を駆使してる。
11月8日(日)まで。
http://www.mori.art.museum/contents/aiweiwei/index.html
それって全然勧めてるように見えないな。どこが「旬な展覧会」なのか分からない。
577 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/10/20(火) 21:46:11
>>576 まあ、いいじゃないかw
森は入場券高いんだよなぁ。
>>575 もそれに見合う内容とは思えないし。恐らくガラガラでしょう。
アイはシニカルリアリズムとかの連中よりずっと良質だと思うけどな。 あと、森美術館は展望台目当ての奴もついでに寄るから、ガラガラということはない。
撮影可だからブログのネタには最適なんだけど、なぜか行く気がしない。 チラシ見ても現物を見たいと思えない。 古い工芸品を弄ぶのも気に入らん。目立ちたいだけだろ。 じゃなかったら、壷割りの写真で自分の全身を入れる必要などないはず。
見もしないでごちゃごちゃ言うのはどうかと思う。
展望台抜きで安いチケットないのか>森
582 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/10/20(火) 23:58:17
高岡市美術館「鳳凰鳴き文化の華ひらく 高岡の名宝展-前田家と瑞龍寺・勝興寺を中心に-」
http://www.e-tam.info/tenji-k.html 富山とも金沢とも異なる郷土意識を育んできた高岡にあって、前身から数えれば日本の公立美
術館の中でも歴史ある同館らしい展示の展覧会。開町400年記念し縁の品が計72点出展、中
でも重文《洛中洛外図屏風》(勝興寺本)は見ごたえたっぷりの品であった。10/25(日)まで。
さて、
>>571 の出展作品に関するエピソード。
>>568 の「久隅守景展」出展作品《四季山水図襖》
は高岡市文化財に指定されていることもあり、本来は「高岡の名宝展」に出るはずだった。そこ
を石川県立美が守景展のためどうしてもと譲らず、結局「また金沢が地の物をかっさらっていっ
た、と高岡の人がぼやいていた(石川県立美・嶋崎丞館長の談)」らしいのだ。地方美術館の講
演やギャラリートークの面白さの一つが、隣県に関するライバル意識が学芸員諸氏から端無く
も露呈することだ。勿論、これは言う方も聞く方も、所謂お約束の部分も含んだ話ではあるが。
それが関係するのか、「久隅守景展」の半券を持参で「高岡の名宝展」の観覧料が団体割引し
てくれる(逆は不可)。割引分の補助金が石川県から高岡市に出ているのかは聞きそびれた。
583 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/10/21(水) 00:10:38
昔の工芸的美術品の執念を感じる美意識には惚れ惚れするが 現在作家の作品にはいまいち一歩足りない甘ちゃんな感がある。
>>580 それはごめん。でもアイの良いところって何なのでしょう。
割った壷は古いだけで大した価値はないのだろうが、それにしても不快だな 目立ちたいなら自分が高層ビルから落下する姿をカメラで撮影すればいい
>>581 YFC会員になれば1500円→1000円になる。
YFCはいろいろな展覧会の招待券ももらえるし、年会費払ってもお得だと思う。
俺も
>>575 と同じような感想をもって、観覧を終わる頃には腹が立ってきたw
中国を代表する云々に期待して見に行ったんでなければそんなこともなかっただろうが。
越後妻有とかに出品すればはまるだろうな。まあ、そんなもん。
>>582 石川というか金沢と富山は仲悪いっすw
でも石川県も富山県も 福井県はあまり意識してない
先月松江行った時に観光業の人に聞いた話では
島根と広島も仲が悪いそうです
島根行くのには 高速も特急も岡山経由で広島からは超不便
尼子の恨みがまだあるとかなんとかw
589 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/10/22(木) 01:02:51
北陸の紹介を終え、暫く他の人が紹介していたうち、実際に見ていた展覧会について書く。
豊橋市美術博物館「三遠南信交流展 ミュージアム・サミット 美の競演」 (
>>548 )
三遠南信地域の豊橋市美術博物館・浜松市美術館・浜松市秋野不矩美術館・飯田市美術博
物館の4館から計109点が集められた同展は、テーマ設定は行わず、一つの部屋にある館の洋
画、別の部屋にはある館の日本画、という風な展示が成されていた。
興味を引かれたのは西郷孤月である。同展にも出ていた観山・大観・春草の同期生で将来を
嘱望された画家だが、放蕩の末短い人生を終えてしまったため、作品点数がそう残っていない
中、ここで飯田市美博蔵の4点を見ることができた。
同展の全体の印象よりも強く感じたのが、日本の公立美術館の同質性である。どの館も大抵、
近代から始まり郷土作家のコンテンポラリーにまで至るコレクションは、今回のような展示をす
ればより鮮明に浮き上がる。この金太郎飴状態を脱するには、秋野不矩美のように思い切って
1作家中心の運営をするのも一つの案だが、郷土という括り以外でどこにも負けないこだわりの
品があってよい。特に市町村立クラスの美術館にこそ必要ではないかと思う次第である。
>>588 私のような美術ファンにとっては、いい意味での対抗意識ならありがたいですね。
富山市の県立近代美・県立水墨美、金沢市の県立美・21世紀美といったメジャーどころを
相手にして、その間の高岡市美が中々気を吐いているのを確認できたのが心強かった。
中国地方では、岡山某館の某学芸員氏が県下の作品を広島の某館に買われたと声を大にし
て嘆いてたのが、面白かった記憶が。まあ、こちらも前回書いた「お約束」も含むんでしょうが…
591 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/10/23(金) 00:47:33
新しくなった根津美術館と山種美術館(
>>556 >>547 )
新装開館ということで展示内容よりも、美術館そのもの、特に意匠などではなく一般の美術ファ
ンが見に行く際の使い勝手などを、書き込みがない山種中心に触れる。
山種は移転先が三代目らしいが、地代を顧慮すると都心から少し外れても交通至便であれば
問題なかったのではないか。アクセス面でも至近駅の恵比寿から歩くと、結構な坂道を登らされ
るので、近くを走るバスを使いたくなる(根津も表参道ではなく、渋谷から歩けば坂道がきついが)。
施設は地階の展示室はあまりベンチは置いていない。1階はチケット売り場とロッカー、ビデオ
上映のスペース(現在開催中の速水御舟に関するNHK製作の物を上映中)以外、ほとんど余裕
がないので、ゆっくり休むところが少ないのが優しさに欠ける。
根津はその点、館の広さに余裕があるため考慮された作りになっている。
最後に根津と山種、共通で良かった点として展示ケースのガラス素材が誠によろしい。これほ
ど存在感を主張しないガラスを始めて目にした(いや、しにくいのだが)。両館共に私の近くでお
でこをぶつけている人がいた。近づいて見るときには要注意である。
592 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/10/24(土) 00:25:59
東北歴史博物館の特集展示。 東博の大はにわ展の予習には良いかも。 他の、例えば上杉関係はあまり無理する必要なし。
593 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/10/24(土) 01:18:09
>>593 おそらくロシア・アヴァンギャルド専門の学芸員のかたが企画してるので、多分に濃ゆい内容です。
ある程度前知識を仕入れてから行ったほうが良いと思う。
>>593 ロシア・アヴァンギャルド好きなんだ
神奈川在住なので遠いけど、行ってみるか
>>596 ちなみに今回は絵画じゃなくて建築・デザインの展覧会だからご注意を。
11月21日(土)に2回目のギャラリートークがあるから、そこ狙っていくと良いと思う。
598 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/10/26(月) 23:02:46
埼玉県立近代美術館「ロシアの夢 1917-1937」(
>>593-597 )
同展は上記のレスで触れている人もいるように、絵画だけではなくポスターや工芸品も多く出展
しているが、これが同館のいつものペースといってよく、「前回」は今までのロシア・アヴァンギャ
ルド展の集大成のようなものだった。同展はロシア・アヴァンギャルド研究が第2クールに入った
ことを告げるものであり、この分野に興味がある人にはお勧めできる。巡回予定は以下で。
岡崎市美術博物館:2010/1/30〜3/28、山形美術館:日程未定
触れざるを得ないのが「前回」と上記した「青春のロシア・アヴァンギャルド」展。去年から今年の
初めに東京→大阪→岐阜→埼玉と巡回したこの展覧会、1館目のBunkamura開催中に出展作
品の内、シャガールの数点について真贋を糾す動きがあり、以後、新聞社も主催を降り、メディ
アの扱いが地味になったことは否めない。同館の名物学芸員・前山裕司氏には痛恨の出来事
だったろうが、クレームに対する過剰反応で以後の観客にデメリットをもたらしたのは想定外の
ことだったろう。これにめげずに、今後も氏ならではのシャープな企画展を期待したい。
599 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/10/26(月) 23:04:08
栃木県立博物館「狩野派 - 400年の栄華 -」(
>>536 )
触れるのが遅くなったが、同展は私からも強く推しておきたい。同展の特色として狩野家正系と
は異なる所謂「小田原狩野」の作品が数点出ており、これらは正信や元信と東国とのつながり、
ひいては正信の出自を明らかにするための基礎データとなる作品群の一つである。
この他、初期狩野派から始まって幕末・明治の一信・暁斎・芳崖・雅邦に至る計79点を展示、誠
実な展示の見本のような同展を、静岡県立美の「狩野派の世界2009」同様、高く買いたい。
それにつけても思うのは、展覧会の値付けについてである。私もこのスレで過去に無料のもの
(
>>381 )や、低廉でお得なもの(
>>394 >>500 )を紹介してきたが、それらは全て館蔵品展だった。
同展は個人や他館からの借り物も含めて観覧料が大人250円とは、ありがたさを通り越して大
丈夫かと要らぬ心配をしてしまう程だ。それだけに出来れば図録も求めてほしい(1200円)。
もっとも、これはお情けで言っているのではなく、手作り感が溢れるものの、図版写真・解説共
に押さえるべきところは押さえ、求めるに値する内容だからである。
>>543 最終日に菜蟲譜見てきました。
思いがけずギャラリートークが聞けたのですが
ここの学芸員さんは心から所蔵品を愛している感じがして好印象でした。
紹介いただいてありがとうございました。
若冲人気はすごいね 東博の皇室の名宝でも別格
本当は MIHO にも行きたいんですけどねえ。 前にプライスコレクション来たときも見逃したから。
>>602 MIHOの「若冲ワンダーランド」は確かに、中々見ごたえがあった。メジャーなのでここでは詳述
しませんが。ただ、どこにお住まいかは存じませんが、東海や関東、それ以東在住なら、「伊藤
若冲 - アナザーワールド -」が静岡県立美と千葉市美で開催されるので待ってもよいのでは?
MIHOまで足を運ぶのなら、滋賀県立近代美(会期が10/25までなので触れられなかったが「日
本画創造の苦悩と歓喜」は中々のもの)も同時に見て回れる(特に車だとMIHOから早い)。次の
特別展「伝統と革新 日本画の時代」(10/31〜11/23)も期待できそう。また下記レスも参考にな
るか。それでも我々素人の鑑賞は結局、自己満足なので、可能な範囲で見ておくのが一番です。
604 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/10/28(水) 00:11:38
大津市歴史博物館「湖都大津 社寺の名宝」
http://www.rekihaku.otsu.shiga.jp/news/0904.html 仏教・神道美術ファンなら先刻ご承知だろうが、館の器に反して本当に良いものがいつも出展さ
れる同館、今回もまた見ごたえたっぷりの品が多数並び、愛好家の目を喜ばせている。このク
ラスの優品が一度に見られることはそうはない、地味だが良い展覧会。11/23(月・祝)まで。
残念なのが図録である。まず、出展作品のうち図録に収められていないものがかなりある。こ
れは、同展ががんばって多くのものを集めてきたため、掲載許可を所有者から得られなかった
ものが相当数あると見受けられ、皮肉な結果になっているのは痛し痒しだ。
そのため、許可ずみのもので仏像・神像の鑑賞入門書に仕立てている。努力は買うが、入門書
なら最近相次いで出版されているため、競争は厳しい。内容は中々良いので、図版写真はモノ
クロでもよく紙の質も落としてでも現在の半値(1200円を600円)位までで売れば、同展の会期中
のみならず、長く売れるものになったのではないだろうか。
>>603 巡回のやつは多少ダイジェストするっぽい。
606 :
602 :2009/10/28(水) 22:33:12
>>603 そんな展覧会が予定されているとは全く知りませんでした。
埼玉在住ですので千葉市美に行くことにします。
有難うございました。
「象鯨図屏風」も一応出品予定らしいしね。
あ、ついでと言っては何ですが ユリイカの11月号で若冲特集をやっていて、MIHO の館長さんの対談が載ってました。 面白かったので興味のある方はどうぞ。
>>607 というか、もともと象鯨図屏風のお披露目が切欠で開催したんだって
>>609 でも出品決定してるわけではなさそうだが? チラシにも出てないし。
あれそうなの? 図録の表紙がアレだったから、てっきり出展されてるのかと思ってました
もう若冲はお腹いっぱい。
>>605 わざわざ「アナザーワールド」と銘打っているので、MIHOとは違う構成と考えたほうが良い。ただ
MIHOの「若冲ワンダーランド」は3ヶ月半の会期中、6期に及ぶ展示換えがあるので、1期分の
出展量は、静岡県立美・千葉市美ともそれほど違わないのではないかと予想されるでしょう。
>>609-612 千葉市美のチラシの象は桝目描きの《白象群獣図》で、今回新出の《象と鯨図》ではないですな。
>>613 別腹という言葉もあることだし(w。それはともかく、日本美術史上、最高峰の絵師が若冲と取ら
れるようなブームの作り方には、多少、鼻白むものがありますな。若冲がきっかけでよいから、
他の日本美術展、例えば栃木県立博「狩野派 - 400年の栄華 -」(
>>536 >>599 )に東博やMIHO
の何分の一の観客でもよいから足を運んでくれたらと望みたい。個人の中で日本美術の流れ
がおぼろげにでも掴めれば、若冲の立ち位置が分かり、真の偉大さが理解されるのでしょう。
>>536 ,
>>599 の狩野派展見てきました。ご紹介ありがとうございました。
講演で板橋区立美術館長の安村敏信さんがいらしてたのですが
この展覧会はキャプションが非常にわかりやすく工夫されていて素晴らしい、
他所も見習うべきだと誉めてらっしゃいました。
具体的には、絵の特徴を述べた「一言」がキャプションの上部に大きく書かれ、
初心者はその「一言」だけ追っていけば展覧会の流れが分かるし、
より詳しい方はその下の詳細な解説を読めばいいような構成になってました。
個人的には、興似の描いた牧谿様のおサルが月に手を伸ばす絵と
河鍋暁斎のガマ仙人のガマ、それと「久米仙人欲情して空から落ちるの図」が面白かったです。
探幽の絵も意外とたくさん見れて良かった。
ところで、安村さんが前々から流行らそうとしてる狩野一信の五百羅漢図を勢ぞろいさせる展覧会が
2011年に都内某所で企画されてるらしいのでお楽しみを。
617 :
611 :2009/10/31(土) 23:30:11
>>615 あれからもう9年か。早いものだ。
思えば、あの大阪フェルメール展から加熱ぶりが激しくなったような気がする。
その前の年(1999年)に《手紙を書く女》が来たときは
他のオールドマスターに混じってもっと落ち着いた展示だったと記憶している。
>こちらも、フェルメールだけを特別視するような展示から脱することを期待したい。理由は同上。
には同感だが、無理だろうな…。
海外に観に行けばいい。 そうすれば下らない喧騒もないよ。
620 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/11/02(月) 19:28:12
アイウェイウェイ展いってきた
感想は
>>575 とだいたい同じだな
ミニマルアートを伝統とからめて中国的なテイストだしましたって感じ
あと偏執狂的に鳥の巣の建築過程を写真にしてたのがなんだかなあ。建築についてもっと見てみたかったな。
森美術館でやってたシンポジウムの記録とかはどっかで読めたりしないのかな
621 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/11/03(火) 20:59:36
一見客だけど、ごめんね。 台東区と藝大のコラボ「Ueno Town art Museum 2009」に行ったやつはいない? 旧坂本小学校を展示会場にした「閾」という展覧会がおもしろかった。 けっきょく「ゲイサイ」みたいな学生の展覧会なんだけど、廃校というスペースをうまく生かしていた。 11月7日(土)まで。ちなみに今日いったが、客がほとんどいなかった(笑)。 この校舎に客は俺一人かと思ったが、3人くらいいたのを確認。 藝大の学生、もっと宣伝しろよ。
一昨日の日曜美術館で紹介していたんだけどな・・・
今日上野に行ってきたけど、そんな看板見かけなかったよ・・・ 目に留まらなかっただけかもしれないけどPR足りないのと違う?
624 :
621 :2009/11/03(火) 22:26:02
俺は日曜美術館で知って、上野公園の野球場の横の案内所でパンフをゲットした。 それを見て、なんか廃校の展示がおもしろそうだと思って行ってみた。 受付では2名の女子が暇そうにしていた。客が来るのを想定していないようなリアクションだった。 「順路にそって進めばいいですよね?」と言うと、「よろしければガイドをどうぞ」と、 パンフを手渡してくれた。 そのあとは、廃校をほとんど貸し切り状態で歩き回った。監視員はいないし(笑)。 客の良識に期待できるのはいいことだけど。客が増えたらそうも言っていられないだろうが。 スノッブの諸氏に、ぜひ行っていただきたい展覧会だ。
625 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/11/04(水) 00:47:56
東北歴史博「東北の群像」(終了) 栃木県博「狩野派」(11/3から後期) 東博「皇室の名宝 1期」(終了) 高岡市美「高岡の名宝」(終了) 徳川美術館「戦国ふぁっしょん」 神宮徴古館「神宮の国宝・重要文化財」 大津市歴史博物館「湖都大津 社寺の名宝」 大阪青山歴史文学博物館「所蔵名品展」 姫路市立美術館「和田三造」(終了) グラントワ「石見の仏像」 福岡県立美術館「高島野十郎」 九博「九州王国」 未来の森ミュージアム「熊本県南部の仏像」 なんかはこの秋は楽しめた。 11月以降では、 目黒区美「文化資源としての炭鉱」 鎌倉国宝館「光明寺」 岡崎市美博「三河の臨済禅」 なんかが面白そう。
>>625 >東北歴史博「東北の群像」
土偶は面白かったけど、伊達・上杉は今ひとつという感もあった。
あの展示に八戸の合掌土偶と東博の遮光器土偶があればねえ・・・。
ムリ言うなw
きのうギリギリ金沢21世紀美術館の横尾忠則展行ってきた。 この人の作品って真剣に見てしまったら負けだと思った 会場の中で、この絵面白いとか言って失笑してる人がちらほらいた。 滑稽でシュールな作品とそれを笑いながら見る人のどちらも含めて鑑賞してきた感じ。
629 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/11/05(木) 01:30:50
>>626 草間弥生が作り込みそうなおしゃれな獅子頭があって感動しました。
水神社の鏡像の照明も良かったし。両面見られたし。
評判悪いな 日本設計だから手堅くまとめてきそうなものだが
>>632 九段のときの展示室は二昔前のデパートの催事場みたいでしたが、それでも
ある程度はゆったりとしていました。
広尾では展示室は地下ですが、仕切り方が悪いのかスペースに遊びがない
ので、ちょっと引いていることができず、それほど混んでいなくても作品の前に
人が重なってしまうという感じでしょうか。
致命的なのは、ショップが入口のすぐ前、二つある展示室の中間に位置して
いることで、そのために人の流れが分断され、必要のない混雑が発生してし
まうのではないかと思います。
一階のロビーではコインロッカーやトイレが館内にできたのは良いのですが、
受付の人の並びを避けながら行くという感じで、少々使いにくく思いました。
>>616 五百羅漢の公開マジですか?
全部見てみたいと前から思ってたんですよね。
五百羅漢と言えばは寧波展の大徳寺版も凄かった。
最近は加藤信清の五百羅漢も人気上昇中らしいですね。
>>634 栃木県博の本田諭学芸員もそう言っていた。
現在修復中だが、今回の栃木の狩野派展のためあらゆる手練手管、
コネ、政治力を駆使して二幅だけお借りできたとも。
展示室の説明パネルにも全幅公開の件が書いてあった。
横から済まんです。
636 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/11/06(金) 00:29:06
寛永寺の五百羅漢って、東博かどこかでかなりまとめて陳列されたこと なかった??
あー、よく見たら
>>637 のは習作で本物じゃないみたいです
639 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/11/08(日) 00:37:16
栃木県博は東博からも借りればよかったんだね。 前回も寛永寺は2幅だけの貸し出しかぁ。 鎌倉国宝館の「光明寺」は、全国からの出陳で予想以上によかった。 五島美の「典籍」は、たまたま裏千家の茶会にかち合って悲惨。 高価な着物をお召しになったご婦人方が、四方山話を大声で談笑しつつ 巻子本を左から右にご覧になるものだから、非常に困惑させられた。 入口左のガードマンもボケーっと突っ立ってないで、 「静かにご覧ください」とか 「右から左にお眺めください」とか教育的指導をすればいいのに。
>>636 >>639 増上寺じゃなくて?寛永寺にも五百羅漢図があるの?
栃木県博の件は狩野派展の図録にも書いてあった。
「現在、全百幅の修理が行われており、平成23年春に、
東京で全幅が一斉公開される予定である」だって。
一信の五百羅漢だから増上寺じゃない? ただの書き間違いでしょう。 戦前は参拝客に公開されてたらしいですねあれ。
>>639 出光だったかどこかの人はわりとそういうのには厳しいね。
いいことだと思う。
館の敷居を低くすることと、館が客を選ぶこととは違う。
643 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/11/10(火) 18:25:16
栃木の狩野派展、11/12は入場無料だね。それと木曜以外ほぼ毎日14時から列品解説やってる。
>>639 先月畠山で 同じような目にあった
全部で10人うらいで皆金持ちそうなんだけど 半分くらいが美術に興味ない人々で
でかい声でずっと喋ってたorz
三井なんかもお茶会帰りかなんか知らないけど 着物姿の団体さんが
うるさいことあるよね
だいぶ苦情入ったとみえて 入口に注意書きあって前よりお喋りばっかの人減ったかも
自分はうるさい思いすると アンケートにガンガン書いてくるw
確かにロッカーできたのはいいけど、受付の奥で行きにくいよね>山種
なまじカフェなんぞ作ったから なんかざわざわしてるし
地下に関しては
>>633 に同意
ほんとたいして混雑してないのに なんか行列になっちゃうんだよね・・・
個人的な感触として、茶道、日舞の和服集団はDQN数が多い。 もちろんまじめな方、廉恥の心を知る人もいるのだけど、余りにも目につく鼻につく。 以前、式部職楽部の演奏会で、日舞ババアのせいで台無しになったことがあった。頭に来た。
646 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/11/12(木) 17:49:37
着物での来館者は半額という所も結構あるし、そういうのがいけないんだろうね。
美術館・博物館に集団で行くという発想が理解できん。 何より眼を活躍させるべき場所で、口を動かす含みをもたせて 出かけてどうすると思う。 俺は基本的にいつも一人。ただ俺の場合は、 1.展示室では黙ってしまって喋らない。 2.気に入った絵の前から動かない(長くなる時は正面を空ける)。 3.一度見た所にまた戻って見たりする。 ので、誰にも付合ってもらえなくなったという面があるがorz。
知り合いと一緒に行って、作品の感想を述べ合うのは良い事だと思うけどな もちろん、常識的な声の大きさで ・・・とはいえ俺も基本的に一人です orz
ジジババに常識を求めるのが間違い あいつら見ていると日本のモラルが低下したのがよく分かる
650 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/11/13(金) 13:03:32
作品の前(作品がよく見える場所)にずった立ち止まったまま、横を向いて、作品とは全く関係無い話を しかも大声でしているオバチャン達の脳内が理解出来ない。
あとガラスをベタベタさわる奴。 トレシー持っていたので、頭に来て触るうちから拭いてやったら憮然としていなくなってやんの。
653 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/11/13(金) 23:28:50
でも東京の美術館では時々とんでもなく造詣の深い人がいて 友人に作品の説明などしているときは、その人につかず離れず 聞き耳を立てているときがあるよ。 個人的な感想をいうと、根津はお客の劣化が激しい。 新しい山種は玉石混交、上品なおばあさんもいるし、上に書かれているような ひどいおばさんもいる。静嘉堂、五島は客質はいいと思うよ。 三井、出光は客質の上下差がはげしい。畠山はよくわからない。 こんな感じだけど異論は認める。
ぐるっとパスで入れる展覧会は客の程度が低い傾向ある気がする 無料だから来たっていう感じのババアが多い でも五島は警備員がプレッシャーかけているから静か
すっかり客のマナーについての話題になったな。 今日の午前中東近美に行ったら某女子中学の団体鑑賞が入っていて、 ロビーではさすがにガヤガヤしてたし展示室でも最初はうるさかったが、 (おそらく)先生が一喝したらそれ以降はずっと大人しく鑑賞していた。 作品の前で友達同士固まるきらいがあるのが玉に瑕だが、彼女たちの ほうがジジババよりはるかにお行儀が良いよ。DQN校だとどうだか分か らないが。 館側もエレベーターの中などに貼紙をして、一般客に対し「団体鑑賞に ついてご理解をお願い」していたが、もっとビシビシ取り締まるべき客は 他にいると思う。監視員ちゃんと仕事しろと本当に思う状況は、しばしば あるからな。
最近、車椅子とかの障害のある人の前に、 平気で割り込むオバチャン(何故か必ずオバチャンなんだ)を 妙によく見かけて気になって仕方がない。 マナーとは違うけど、それ以前の常識の問題だと思うのだが。
展示室で平気でケータイの着信音を鳴らしているのは以前は若い奴も多かったが、 そういえばこのごろはたいていジジババ、特にオバチャンだな。
>>644 あの構造では第二展示室が盲点になるね。
>>647 お前は俺か。
>>653 あーそれ分かる。そういう人たちって本当にささやきあうようにして話している。
平日の静嘉堂は静かだぞ。以前開館とほぼ同時にいったら、本当に誰もいない。
東博の法隆寺館以上に誰もいない。1時間半ぐらいしてようやく次の客が来た。
今のジジババにマナーとか一般常識を求めるのは酷だよ。 自分対は配慮されるべき人間であって、他人に何か配慮する人間じゃないと思っているw
そうですか
>>659 お前がジジババになった時、今のジジババより
マナーを守れるようになっているとは思えないんだが。
>>653 今日行った博物館の展示室にとんでもなく造詣の深い人がいたので、
知らん顔をしてその人について歩いて聞き耳を立てていたら、関係者
を案内している学芸員だった。
>>658 絵それ自体よりもウンチクを振りまく事が好きな、解説くんという人種
もいるよ。彼らは決して「ささやきあうようにして」は話さないな。
664 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/11/19(木) 01:01:35
関西の実力派美術館、2館の展覧会を紹介する。
細見美術館「鈴木其一 - 江戸琳派の風雲児 -」
http://www.emuseum.or.jp/exhibition/index.html 趣味の良い美術展を常に開催している同館、今回の琳派展も数えて12回目だが、これまでの
例に漏れず大作は出てこないものの、期待に違わぬ内容となっている。
気になった作品をいくつか挙げると、《昇龍図》は小副ながら、屹立した龍の気魂溢れる姿が素
晴らしい。《水辺家鴨図屏風》は近代絵画を思わせるモダンさで、細部の描写も忠実な写生をし
ている部分がある反面、全体としてはやまと絵の伝統を明らかに受け継ぐ、其一らしい優品だ。
今年は細見のコレクションが各地を巡回したが、それを見て気に入りつつも、実際に細見美に
足を運んでいない人、この其一展で細見デビューをされてはどうだろうか。12/13(日)まで。
665 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/11/19(木) 01:03:57
和歌山県立博物館「野呂介石 - 紀州の豊かな山水を描く -」
http://www.hakubutu.wakayama-c.ed.jp/kaiseki/kaiseki-top.htm 近世絵画史において忘れ去られた感があるが、決してそのような扱いに甘んじることは許され
ない画人を取り上げた、日本美術ファンにとって看過できない展覧会。
介石のアウトラインとしては、まず以下を参照されたい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E5%91%82%E4%BB%8B%E7%9F%B3 そこにあるように紀州三大南画家なので、同館が1978年以来の2回目の回顧展を開催するの
は当然のことと思われるのだが、同展が優れているのは、いたずらに介石の生涯ばかりを追う
のではなく、関連作品も丁寧に取り上げることで、結果として同時代の南画受容を浮き彫りにさ
せる内容になっていることだ。上記ページでも明らかなように、当時の知的ネットワークを語ると
きに必ず名があがる木村蒹葭堂を含む、錚々たる人物と交流した介石ならではの幅の広さは、
その画業にも反映されていると、同展をみて感じ入った次第。
師の一人である池大雅を始め、蕪村・応挙・芦雪・若冲・蕭白といった同時代の巨匠たちと比べ
ると、際立った個性という点でワンパンチ足りないことは否めないが、そのようなものだけを見る
ことが、絵画鑑賞の楽しみの全てではないことを、さりげなく教えてくれる佳展の一つである。
最後に付け加えると、図録の出来が素晴らしい。全255頁で図版写真・解説とも、介石にとどま
らず近世文人画の必携資料といえる充実の内容だ(2000円)。担当学芸員の安永拓世氏の活
躍ぶりは広く賞賛されるだろう。12/6(日)まで。
シブいなあ。 和歌山県立はさりげなくいい企画を組むね。 図録も充実してて以前田中貴子が感嘆してたのを覚えてるわ。
667 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/11/19(木) 23:55:19
>>662 両方とも確かに面白かった。
NTTのほうは再入場できる券をくれたから、建築紹介ビデオをまた観にいきたいな。
パントン展は「椅子のどこが面白いんだ」と思って入場したが、しっかり楽しめた。
いろいろ座るためには空いてる時間帯に行くといいね。
>>665 まさにそうですね。
1階全部を使っての展示。師匠筋の作品が導入部で、仕官してからのお仕事振り、
さらには絵師の番付上位...と人と作品を多角的に紹介していた。
おとなりの近美も、タイトルはいかにもだったけど、展示作品の質は高く、
那智の滝など同一テーマでの競作を楽しめて本当によかった。
和歌山市博物館の熊楠展も、驚くべき充実ぶりなので、この3館めぐりは
お勧め。
和歌山県博の魅力のひとつは、大人向けの解説文とこども向けの説明文の質の高さ。
どの展示会でもハイレベルだねぇ。
668 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/11/23(月) 23:49:41
大谷大学博物館(北大路駅): 韓国の大学から借りた仏教美術品よりも、京都の寺社から借りた高麗美術のほうがハイレベルだった。
669 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/11/24(火) 13:35:59
神奈川県立金沢文庫の伊達政宗とみちのく文華展。 地域の問題だといえばそれまでだが、だいたいは仙台市博物館で常設展示されているものだったりする。
670 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/11/24(火) 15:25:04
671 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/11/25(水) 21:29:21
>>669 近い将来、仙台市博物館に行こうと思ってサイトを見たら工事で休館。
ところが地元横浜で見られると分かったので先日見に行った。正にラッキー。
高崎市タワー美術館「ひびきあう絵と言葉」11/22〜H22.1/21
http://www.city.takasaki.gunma.jp/soshiki/art_museum/t/ten0904.htm ここは雰囲気が良くいつも空いているので大好きな館のひとつ。また山種グループ(山崎誠
三氏)のコレクションを核として出発した事もあり、いい絵をたくさん持っている。そう言えば
滋賀と栃木での「再興院展の輝き」にもここから数点出ていたか。
内容は「春夏秋冬の各季をテーマに(略)展示するとともに、それぞれの画題に合わせた季
語をもつ俳句を紹介し、絵と詩歌の響きあい(略)をお楽しみいただ」く、という事で、要は普
通の収蔵作品展。
有名作品は無いし、遠くから来てぜひ見ろとお奨めするような展覧会ではないが、近場の
普通は実はしばしば宝の山で、大切にしなければと考えた所。しかし普通と言いつつ本音
では味わい深くほっとする素晴らしい作品ぞろいで、絵を見る楽しみを十二分に味わった。
正直東博平成館などで押し合いながら見るのは疲れるわ。
宇都宮美術館「杉浦非水の眼と手」11/22〜1/17
http://u-moa.jp/jp/exhibition/index02.html アール・ヌーボーに影響を受けた図案の仕事、三越や地下鉄のポスターなど粋でモダンで
ハイカラな格好良さで楽しかったですが、圧巻だったのは壁三面をずらりと使った木版画集
『非水百花譜』の展示。こうした「眼と手」のしっかりした修行があるからこそ、あらゆる面で
自由自在たり得たのでしょう。脱帽です。
またコレクション展示でも、長谷川利行、海老原喜之助、松本竣介、国吉康雄、川口軌外、
ラウル・デュフィなど好きな絵描きの佳品がずらりと並び嬉しかったです。
ここはうつのみや文化の森という自然公園の中にあるのですが、紅葉もフィナーレと言うより
すっかり枯れ葉の季節となって、はらはらと舞い落ちている。今日は天気予報では下り坂と
の事でしたが空は日の入り頃まで保ち、秋の最後の一日を満喫しました。
674 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/11/30(月) 00:02:47
たばこと塩 平木浮世絵財団の名品が前期と後期にわけて。 入場券は通しで500円
栃木県立美術館「大正期、再興院展の輝き」
http://www.art.pref.tochigi.lg.jp/jp/exhibition/index.html 郷倉千靭「村童(竹馬)」。村はずれらしい逆S字型の道を子供たちが竹馬に乗っ
て遊んでいる。本来ほほえましい画題なのだろうが、手前の木々は今にも足が
生えて歩き出しそうだし、道も果たして村に通じているのかわからない。こちらの
自分もどこかへ連れて行かれそうな、何かシュールな印象を与える絵でした。
この絵はどこかで観たことがあると思ったら、以前
>>672 の高崎市タワー美で観
たのだった。同じ絵を違う場所で観る事は皆さんも良くあるだろうが、随分と違っ
て見える事もある。
ほかにも魅力的な絵がたくさん出ているが、一点だけふれました。私は今回は
いわゆる正統的な日本画とはちょっと肌ざわりの異なる、不思議な雰囲気を持
つ絵(酒井三良とか中村岳稜とか)に惹かれた。
11月24日にすでに展示替えは済んでいるが(明日12月1日から出る作品もあり
ます)、会期は12月13日(日)まで。
676 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/12/01(火) 01:09:34
サントリー美術館「清方/Kiyokata ノスタルジア - 名品でたどる 鏑木清方の美の世界 -」
http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/09vol06/index.html 同館が近代日本画の展覧会を開催するのは珍しいのだが、清方は例外で今回が4回め。但し、
前の3回は1973,74,75年の3年連続開催時のもので、今回は34年ぶりの清方展ということだ。
展示換えがほぼ前期・後期の2期なのも、同館としては良心的なほうだろう。端整な妖艶さを湛
えた近代画家、という清方の事前のイメージが同展を見終えると、あにはからんや、それだけで
はなく気骨を持った人物で、近世を心中に抱えたまま近代を駆け抜けていった画家、との感を
強くした。新たな清方像を提示しているといえる。2010/1/11(月・祝)まで。以下は関連情報。
・同館は水〜土は20時まで開館しているのが利用しやすいが、この時期はミッドタウン周辺がク
リスマスイルミネーション(〜12/25)で大変な人だかりである。目に美しいのは良いのだが、地下
鉄各駅と同館の行き来に通常より時間がかかるのを考慮されたい。
・鎌倉市には鏑木清方記念美術館がある。
http://www.kamakura-arts.or.jp/kaburaki/ こちらも出来れば見ておきたいが、サントリー美には鏑木清方記念美の「清方と巡る東京」展の
割引券がある(さらに言えば鏑木清方記念美には鎌倉国宝館の「大本山光明寺と浄土教美術」
展の割引券があったが、こちらは11/29で終了している)。この逆はないので注意を。
・清方は自身が歌川派の出身とあって、浮世絵の流れを色濃く引く画家だが、その源流を知る
好個の存在が、たばこと塩の博物館「浮世絵百華 平木コレクションのすべて」(
>>674 )だ。
http://www.jti.co.jp/Culture/museum/tokubetu/0911_event/index.html 同館のことだから展示スペースは限られるのだが、1期300円、前後期通しで500円は安い。
>>676 >>地下鉄各駅と同館の行き来に通常より時間がかかるのを考慮されたい。
貴重な情報感謝です。当方土曜日に田舎より上京し、サントリー美を最後に最終で帰る予定
なので、ミスしたら大変です。それでなくても美術館ではいつも立去りがたい思いで(おそらく
清方展でもそうなるでしょう)あと少し、あと少しと鑑賞を切り上げるのを延ばしていますから。
東博の「博物館に初詣」みたいなのは楽しいのですが、クリスマスはどうも性に合わんです。
「誰かが誰かのサンタクロース」だって。おっさんとしては恥ずかしいなあ。
>>674 たばこと塩の「浮世絵百華」は展示のキャプションが図録と同じ内容で読むのが疲れた。
掻い摘んだキャプションにして欲しかった。
ちなみに bunkamura で半額券配ってたので、2枚もらってくれば前後期300円で見られるよ。
あと清方展は、怪作の「妖魚」が前期だけみたいなので 見たい人は早めに行ってね。(14日まで)
>>679 両方一緒に行こうと思ってたんでこれはいいことを聞いた。
682 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/12/03(木) 00:00:50
出光美術館「ユートピア - 描かれし夢と楽園 -」
http://www.idemitsu.co.jp/museum/honkan/exhibition/present/index.html 月日の流れは速いもので今年も残すところ1ヶ月だが、全国の展覧会情報を見渡しても年内
開催の近世以前の浮世絵を除く日本絵画展の内、目ぼしい所は同展位になってきた。
その数多あった日本絵画展の掉尾を飾るにふさわしい出来に仕上がっている。
気になった品をいくつか挙げると、詫磨栄賀《山越阿弥陀図》は国宝の京博本と並ぶ優品、
俵屋宗達《伊勢物語色紙・武蔵野》は今更説明するまでもない傑作、
>>665-667 で話題になった
野呂介石も《梅屋弾琴図》の一点が出展、最も心惹かれたのは《吉野龍田図屏風》だった。
全56点の内、僅かな例外を除き、殆どが館蔵品でこのクラスの展覧会が組めるのはやはり
同館ならではといってよく、今回もその実力を存分に楽しめる内容であった。12/20(日)まで。
今日サントリー美術館(
>>676-678 )へ行ったけど(5時過ぎから8時前まで)、展覧会も
イルミネーション周辺も、地下鉄駅への連絡道もまだ全然混んでなかったぞ。まあ週末
やクリスマス近辺にはすごい人出になるのだろうが。
なお、美術館3階の階段下あたりに休憩コーナーがあるが(展覧会によっては閉鎖され
て入れない)、ここから眼下のツリー・イルミネーションが見渡せて綺麗だった。清方展
においでになる方はここで一息いれましょう。念のため申し上げると清方展は1/11まで
だがイルミネーションは12/25までですからね。
「ユートピア」展には、後期に酒井抱一の「十二ヶ月花鳥図」の掛け軸が出てるよ。 「皇室の名宝」展1期で出てたものや、何年か前のプライスコレクション展で出てたものの 別バージョンなので、両展に行かれた方は見比べると面白いと思う。 また吉野龍田図屏風は、先日の新根津美術館展に類似の図屏風が出てたので こちらも見比べて見ては如何でしょうか。
でもたばこと塩の博物館「浮世絵百華」(
>>674 >>676 >>679 )は、コンパクトな展示室
ながら出品点数錦絵50葉と版本20点(たぶん。後期も同じらしい)は結構な充実ぶりで、
2時間程度はあっという間に過ぎてしまう。
ところで中央大学と平木浮世絵美術館の深い縁って何だったの?
たばこと塩の博物館の特別展は良質なのが多いね
今年はもう東京には行かないと決めていたのに、 また行きたくなったじゃないかばかやろうw
>>688 では来年にしなはれ。
◆年末年始に開いている美術館・博物館の一部(東京編)
12月31日(木)まで:サントリー美術館(注1)
1月1日(金)から:ニューオータニ美術館
1月2日(土)から:東京国立博物館 東京国立近代美術館 同工芸館
江戸東京博物館(注2) 国立西洋美術館
サントリー美術館(注1) 大倉集古館 智美術館
Bunkamuraザ・ミュージアム(注3) ブリヂストン美術館(注1)
1月3日(日)から:21_21 DESIGN SIGHT 太田記念美術館 平木浮世絵美術館
開館時間が通常と異なるので注意。お出かけの際は必ず公式情報にサウンドの事。
(注1)18時閉館
(注2)11時開館、17時30分閉館(3日も)
(注3)19時閉館
先日たばこと塩の博物館に行ったとき、建物外観やエントランス周辺を 写真に撮ってそのまま忘れていたのだが、いま見たらカフェ(オープン カフェになっている)のウェイトレスのブロンドのお姉さんが3枚も写って いた。撮ったときは全然気が付かなかった。 どこぞのおっさんも写っていたので嬉しくはないが、すこし得をした気分 ではある。なおうpはしない。
692 :
690 :2009/12/04(金) 08:34:11
>>691 朝からお約束の反応ありがとう。
そんなことより諸君、明日から三井記念で柴田是真だぜ。
たぶん休めるので行ってくるわ。
>>690 別冊太陽が出てたから展覧会があるんだろうと思ってたんだけど
三井でやるのか・・・と思ってサイトみたら、また安村敏信さんが絡んでるのね。
695 :
688 :2009/12/04(金) 23:43:42
>>689 トンクス。
一応年明けにサントリーと三井を予定していたんだけど、そのあと
東博の雪舟、等伯展もあるし、うー東京住まいがうらやましいよう。
696 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/12/05(土) 01:56:07
たばこと塩、よかった。リッカービルにあった頃も、横浜そごうに移ってからも
こんな名品揃いの展示会はまずなかったもん。
前期と後期の通し券(500円)買っちゃった。
泉屋分館も、かなり近代的なセンスのやきものがずらりでよかった。
大倉の根来は、六地蔵寺(水戸と大洗のあいだ)にお参りしても
拝観できない漆器があって感動した。
さて、松戸で「日本の表現主義」がはじまります。
展示替が3期なのが鬱ですが、
兵庫か名古屋で既にご覧になった諸兄、ぜひ感想をお聞かせ願えれば......
>>695 年明けだと、清方は最後の第IV期だよ。
自分もたばこと塩行ってきた。商品ごとの説明が図録そのものというのは是非ある と思うけど、図録買わない自分にとっては詳しい説明で嬉しい。松方コレクションは 東博にあるんだね。あのだだっ広い施設で普段はごく一部しか展示していないって 勿体無いにも程がある
>>696 表現主義は学芸員の発表会みたいな感じ
キュビや未来派なんかも表現主義で一括りにしてしまってるので分かりにくい部分はある
細部にはあまりこだわらず全体を概観して展示意図を考えながら見るといいと思う
あと大正時代の文化運動に興味があると面白く見れると思う
まあ渋い企画です
700 :
699 :2009/12/05(土) 14:05:35
あと萬がかなり充実しているので好きな人は行って下さい
東博は運営組織変えないと駄目だ 年数回の特別展で稼げばいいと思っている
702 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/12/05(土) 22:09:33
江戸東京博物館「いけばな 歴史を彩る日本の美」11/23〜1/17
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/kikaku/page/2009/1123/1123.html 日本人は寺社城郭で空間を荘厳したり先祖を供養したり、庶民も日々のうるおいのためなど
常に花を活けて来たけど、単なる絵好きの自分としては嗜みとしても教養としても、とてもそ
こまでフォローできていない。花の絵は残るけれど花自体は枯れてしまうから、まあしょうが
無いや。
しかし本展はきっちり消化できれば、そういう欠落をどーんと埋めてくれる凄い展覧会だった。
なにしろいけばなについて、文献資料、絵画、工芸品、花器も必要だから陶磁、また造花で
はあるが各流派の花伝書によるいけばなの復元、ヴィデオからCGによる再現まで至れり尽
くせり。
また難しく考えず絵だけを見ても狩野常信から春信、歌麿、北斎、豊国、周延などなど。陶磁
も砧青磁あり仁清あり、いろいろ総動員で理屈抜きに楽しめる。
会場が江戸博だからかあまり話題になっていないような気もするが、いけばなだけに彩り豊か
で眼にも美しく、是非お奨めしたい展覧会です。
三井記念美術館 「柴田是真の漆×絵」
http://www.mitsui-museum.jp/exhibition_01.html ほぼ前期12/5〜1/11・ほぼ後期1/13〜2/7(例外の展示替え若干あり)
昨日行ってきたよ。その作品には本気と稚気が真剣に同居し、遊び心に満ちた
粋さもあり、カッコよかったぞ、是真。
蒔絵師として出発しながら絵の修行もしたとの事だが、必要に迫られてという
以上に、表現しつくしたいという過剰な想いを持っていたのだろうな。
三井記念の展示室1の島式というのか、四方から見られるケースによる展示が
効果的だった。また特に工芸品に対しては双眼鏡が威力を発揮し、面白い視界
が得られた。
たばこと塩よかったよ〜 後期も行くよ〜 ここ見なかったら知らないままだったから お礼を言うよ ありがと〜〜〜!!
706 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/12/06(日) 22:17:40
江戸東京「いけばな」 京都文化博物館でやってるときに気になっていたのでいってみた。 とても勉強になりました。 日曜の16時頃ですが、空いててじっくり観れました。 立花を記録した図が圧巻でした。 常設展を考え合わせると、19日と20日に行くのがお勧めです。 三井記念「柴田是真」 アメリカのコレクター氏に感謝。 でも最後の部屋が一番良かった。 早稲田大学「韓国の東国大学の古地図」 竹島(旧名・松島)は朝鮮領でないことがよくわかりました。 東洋大学「井上円了と哲学堂」 新井薬師近くの哲学堂公園に行きたくなりました。 目黒区美術館「炭鉱」 着眼点だけでも◎。筑豊と北海道関連はもちろん常磐が充実 東京都写真美「旅」 渡辺義雄は建築だけでなく、何を撮っても端正だと感嘆。
写美のサルガド行ってきた アフリカは人間がいなければ素晴らしい 戦争と飢餓・病気で人がバタバタ死んでいる印象だが、実際には世界で最も 人口増加率が高い地域なんだよねえ・・・
欧米と中国が余計なおせっかい(援助と武器輸出)をやめれば アフリカは20年で安定して幸せな大陸になるよ
>>704 三井は一室、二室の造りがとても良いんだよねー。
皇室の名宝展見て以来、どこ行ってもイマイチ感が
そんな安っぽい鑑賞眼しかもってないなら今後 一生展覧会なんて行かずに「皇室の名宝は よかった〜」って図録眺めて暮らせよw
>>696 >>699-700 >>702 で話題の「躍動する魂のきらめき - 日本の表現主義」展。質問者が納
得されているのでその点について付け加えることはないが、図録に関して指摘したいことがある。
私は同展を兵庫県立美で見たが、図録は悩んだ末、購入しなかった。理由は紙の質が良くなく
発色もそれなりのものであることだが、悩んだのは同展が大変な力作展であり、収録点数も大
変多いこと、また、論考も見るべきものが並んでいたこと、などによる。
この図録は書籍のような設えだったので、一般の書店で販売すればある程度売れるだろうな、
と思っていた。その後、先月に書店の美術書コーナーで書籍版が発売されているのを見た。
書籍
http://www.amazon.co.jp/dp/4808708744 図録
http://www.artm.pref.hyogo.jp/zuroku/t0906.html ページ数・体裁ともほぼ同じ。紙の質も記憶を辿れば図録と書籍の差はなかったと思うのだが、
販売価格は2000円以上も違う。展覧会を見た人へのサービス価格と片付けられない差だ。
よって同展をこれから見る人は一度書店で書籍版を手にとって見ることを薦める。また、上記
の書籍と図録の差について、実際に違う点があれば指摘していただきたい。
発行部数が違うだろカス。 若冲展の図録なんて一般発売でとんでもない値段になったんだから そんなことも知らない池沼が偉そうな口利くな。
はたから見ても不快になるレスだ。 もうちょっと普通に書き込めないのか?
716 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/12/08(火) 00:50:37
>>714 お前みたいな煽り耐性のない単細胞バカは2ちゃんに来る資格ねえから
さっさと回線切ってねんねしなw
717 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/12/08(火) 01:35:34
今お勧めの展覧会を教えてください!(^-^)
展覧会の図録を高いから買わないって人多いけど 同じレベルの一般の画集と比べれば、大抵お買い得なんだよね。 だから、自分は行った展覧会ではほぼ必ず図録買う。 ・・・おかげで収納には困るけどw
図録は買っても案外見ないし収納めんどいからほとんど買わないな
>>717 あなたがどこに住んでいて(コートジボワールあたりかも知れない)、
何に興味があるか(フリーダ・カーロだったらどうしよう)ということを
無視すると、
>>682 で既出の出光は楽しかったよ。
ブルキナファソで昭和初期の日本画に興味があります。(^-^)
俺はソマリア在住だ
>>718-719 作品を後でパラパラと見るには俺は絵はがきの方が良いんだけど、品揃えがね。
でも図録というのは独特の風情があることが多く、思わず買ってしまうこともある。
展覧会3回に1回ぐらいかな。
今回の柴田是真展(
>>704 >>706 )に関連しては、別冊太陽が読みで見ごたえが
あるのでこっちも買っちゃった。抱き合わせ企画にうまくやられたなあとは思うけど、
>>542 じゃないが楽しいからいいや。
俺はユベントス在住
>>716 おまえみたいなキチガイはさっさと死ねよ
俺はインテル在住
俺は絵葉書の品揃えさえよければ、2000円で買える図録を横目に 1000円分くらい平気で絵葉書買う。
○3000円分くらい、とは縮れっ毛の高島田。 △なんだいそりゃ? ○ゆうて欲しいがゆいにくい。
729 :
718 :2009/12/09(水) 00:34:39
>>723 ちなみに私が
>>542 だったりします
パラパラ手軽に見れるというところでは、佐野市立吉澤記念美術館でやってた
「菜虫譜と江戸絵画の魅力」展の図録が良かった。
ちょうどA4半分サイズの横長の小冊子。
小規模の展覧会じゃないとムリかもしれないけど、
ああいう図録も、もっと採用されるといいのにと思いました。
図録は横長がいいというか、当然横長であるべきだと思っている。
絵葉書は買っても見ないでしまいこんどくことが多いので買わなくなってしまった。 図録は本棚に並んでて、その前を通りかかるとついあれこれ出して 思い出しながら立読みにふけることが多い。本屋じゃないのにw 画集買うよりはホントにお得ではある。
ポストカードは、100円ショップで買ってきたポストカードスタンドに入れて 飾ってるよ。
三井や東博の掛け軸型の壁掛け絵はがきホルダーがお洒落 でも個人的には、ホルダやスタンドより、薄くてたくさん収納できる絵葉書ファイルが欲しい
ホント絵はがきはしまい込むと、図録以上に見なくなるからね。そこで100均で売ってる 一冊に100枚ほど収納できるブック型のはがきホルダーに入れておくと、なかなか利用 効率が高い。利用と言ってもただ見るだけだけど。 チラシや出品リスト、チケットの半券などもA4のポケット型のクリアブックに展覧会ごと に整理してとってある。溜まってくるとこれがかなり嵩張るので捨てろと言われるのだが、 どうしても処分できない。というか処分する気はないぞ。
大判というのか、長辺が普通のに比べて1.5倍ぐらい長い絵葉書があるで
しょう。あれは屏風絵などには良いんだけど、袋に入れてしまっておくと見
なくなるので、
>>734 のように整理しておきたいが、ちょうど良いサイズのホ
ルダやケースが無い。
仕方ないからB5のクリアブックに入れておくのだけど、中で動いてしまっ
て使い勝手が悪い。いっそスキャンしてPCで画像ファイル化してしまうと
いう手もあるかな。
まあ絵葉書というのはあくまでも通信用のものであって、それを観賞用に
しようとするから無理が出るのだろうけどな。
絵はがきやクリアファイルもいいんだけど、デスクトップ用壁紙売ってくんないかなといつも思う 好きなものはいつも見てたいから、PCでいつも見てられたら幸せ 高解像度の壁紙ならお金払ってもいいんだけど、簡単にコピペされちゃうからダメなんだろうな(´・ω・`) スクリーンセーバーでもいいんだけど せめて、マウスパッドくらい作ってくれないかな
自分で図録か絵はがきスキャンすればいいだろ そのくらいしろ、ボケ、カス
>>737 それじゃ解像度低すぎじゃないか。
>>736 著作権切れてるものなら、ネット探せばあったりするよ。
三井記念で柴田是真を見たあと、東京メトロ三越前駅付近の地下道を 半蔵門線の改札に向かって歩いていたら、「熈代勝覧」の複製が壁に 展示してあった。けっこう人だかりがしていた。
740 :
739 :2009/12/09(水) 13:04:07
私が書き込まない間に引っ掻き回す人物が現れていたが、事実を歪曲しているので、そこだけ
は次にする話の展開上、正しておく。以後は
>>715 氏の忠告に従ってレスは慎む。
もう一度
>>712 の双方のURL先を見てもらえば分かるが、今回のケースは図録を書店で直接販
売しているのではなく、書籍に仕立てて販売している。また、展覧会の図録を基に豪華な書籍に
仕立てるケースとして特別装丁本/大型図録というジャンルがあるが(2000年の京博・若冲展で
言えば小学館刊行『伊藤若冲大全』)、今回の書籍版は繰り返すが、図録とほぼ同質のものだ。
このように豪華仕立てでもなく、若冲展の図録のようにプレミア化しているものでもなく、書店の
販売ルートに乗るか否かの違いだけで価格が大きく違うのは如何な物か、ということを指摘した
のが
>>712 の趣旨であった。以上、事実に訂正し終えたので、以後この件には一切触れない。
皆さんがしている図録一般の話題に転じたい。私が図録を購入する基準は
>>712 で書いた点を
総合的に判断しているが、希少性も考慮している。といっても
>>741 で触れた市場の流通量では
なく、図例や特に論考が他の媒体で入手できるかどうかのことで、(特に1作家の個展などでは)
その図録を逃せば他の資料に目ぼしい物がなければ、作りに難があっても買わざるを得ない。
今年も残り僅かなので、本年の開催展から良かった図録をこのスレの紹介順に挙げる。
「フランス絵画の19世紀」(
>>385-386 )、「牧島如鳩展」(
>>467 )、「久隅守景展」(
>>496 >>568 )、
「アンリ・リヴィエール」(
>>528 )、「野呂介石」(
>>665 )など。ここで紹介できなかったものの図録の
出来が良かったのは、奈良国立博「聖地寧波」、MIHO MUSEUM「若冲ワンダーランド」など。
最後に最近見たが、会期終了間近で紹介できなかった(〜11/29)ものとして、世田谷区立郷土
資料館「荻泉翁コレクション - 藝に遊ぶ -」を挙げる。同展は観覧無料、図録も600円とは思え
ぬ出来の良さだったが、論考が面白い。コレクション寄贈者の故人、同展の企画担当学芸員と
も日本絵画、特に文人画の賛を軽視する風潮を嘆いたようで、図録には外部の識者や内部の
学芸員が賛の魅力について語る、正に檄文が並ぶ論考集といって間違いない。
つまらないことに必死な基地外が湧いてるね
744 :
741 :2009/12/10(木) 00:07:29
>>743 基地外とは誰のことか?
私に対して何か異論があるなら、具体的な根拠をもとに反論してもらいたい。
単なる茶々入れは今後無視するから、そのつもりで。
絵はがきを買うのは良いけど、使いたくなってしまうから困る。
>>744 旬な先生、奈良博の大遣唐使展の下馬評はどんな感じで?
>>745 氏の絵葉書で思い出したが、「躍動する魂のきらめき - 日本の表現主義」展、兵庫県立
美では同展出展作の内、幾つかの作品の画像をメールに添付してPCから送るサービスを行っ
ていた。これも新しい形の絵葉書といえるのだろう。
なお、私の偽者が現れているようだが(w、前に書いたように
>>712 の件には一切触れないので、
騒ぎを大きくしようとしているのは同一人物でしょう。スルーされたい。
旬な先生頑張れ!
>>729 ああ、あれは良かったね。絵巻に登場する野菜や虫の名称が欄外に
記載されているし、版型は絵はがきセットよりも大きいし。確か900円
だったが、会期終了前後には完売していた。
山種の500円の冊子とか、「つい」買ってしまうぐらいの手軽なものの
方が、結局後々よく見るような気がします。
750 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/12/14(月) 23:23:28
いいなぁ。うちは狭いから、目録が本棚3つから溢れて、それ以降買えない。 安土城考古博「琵琶湖文化館...修復」 年内の前期と来春の後期に行くべし。後期は新指定の県文展も。 奈良県美「神話」 前期がいまひとつだったので後期に期待したが... テーマは素晴らしいので、ぜひ来年もやってほしい。 四条畷郷資「馬は船に乗って」 ここの館長さんの暖かみのある絵はとても素敵。小冊子もすばらしい。 神宮徴古館「神宮の国宝・重要文化財」 後期も質が高かった。 岡崎市美博「三河の禅林」 JR岡崎駅からの名鉄バスの接続が最悪。
755 :
751 :2009/12/17(木) 22:17:12
>>752-754 ご紹介が遅れてすみません
自分も直前に知って行ったもので
それにしてもここのスレ見始めてから、
百貨店のギャラリーも侮れないことを知りました。
銀座和光って正面玄関から入るのに勇気いるわー と思ったら、左手の出入口からエレベーターホールに直接アクセス できるのなw
東京国立近代美術館 工芸館 「現代工芸への視点 装飾の力」 1/31まで
http://www.momat.go.jp/CG/power_of_decoration/index.html 現代の作家による工芸品の展覧会。工芸品といっても壷や筥などではなく、何やら得体
の知れない造形のための造形といった眺め。純粋芸術だぜ。そんな訳の分からんもの
にもばっちり装飾を施すDNAというのはどこに由来するのだろうか。
一例を挙げると、植葉香澄「源氏キメラ香炉」の念の入った馬鹿馬鹿しさには大笑いし、
かつ感動した。“なんとしても装飾する精神”なのだろうか。この面白さは言葉で表現する
のは難しいので是非実物をごらん戴きたい。もっとも笑いのツボは各人異なるから、詰ま
らなかったゾと言われても責任は持たない。出品作品は一点を除きすべて個人蔵であり、
東近美がこのように纏めてくれたのは貴重な機会かもしれない。
PS1 和光ホール本館「工芸名品展」に行った。富本憲吉の金銀朱、藤田喬平の金箔と
ガラス、すべて素晴らしい。紹介してくれた方々ありがとう。お礼を言います。23日(水祝)
までだが、最終日は終了時間が早いので注意。
PS2 和光ホール並木館「色鍋島 今右衛門の世界展」にも行った。工芸館にも出ていた
十四代今泉今右衛門の墨はじきの皿(十数万円也!それでも一番安い部類)が欲しくなっ
た。彼女や奥さん同伴だけではなく、本人も行かない方が良いみたい。26日(土)まで。
MOTなのか近代美術館工芸館なのか分からない作品が多い そもそも「現代」工芸を「近代」美術館に展示するのも変な話のような
>>756 あんな所入るだけなら勇気をふるう必要なんかないよ。
それより百万二百万という作品にぞろぞろと赤丸が付いて
いる事に、思うところが多いわ。
佐野市立吉澤記念美術館「金色のゆめ、銀色のうた」
http://www.city.sano.lg.jp/museum/conduct/index.html 近現代日本画・工芸の金や銀を使った表現に注目した展覧会。藤田喬平(
>>754 >>756 >>757 >>758 )のガラスに金箔銀箔を施した飾筥が二点出ていたが、まさに夢のような美し
さ。氏は海外の展覧会で、出品したあの筥には何を入れるのかと質問されたとき、「あなた
の夢を入れて下さい」と答えたそうだが、そんな事言ってみたいねえ。
絵画では黒くした銀箔の夜空の背景に紅梅白梅を浮かび上がらせた、加山又造の『梅』が
良かった。いずれも館蔵品で、ここは若冲の『菜蟲譜』ばかりではない、かなり良い作品を
持っているようだ。展示室の入口の所に金箔や銀箔、金砂子や膠の実物も展示してあり、
参考になった。1月24日(日)まで。
>>754 先日三井の是真展に行ったついでに、散歩がてら和光も見てきました。
鈴木長吉の鷲置物を目と鼻の先で見れたのが良かった。
宮川香山の変態陶器も面白かった。
ご紹介ありがとうございました。
764 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/01/07(木) 22:36:49
奈良市美術館(もと「そごう」)でヒューマン美術展がある。 きっと、リバティおおさかの昔の展示みたいなんだと予測する。
東博で川瀬巴水の「東京十二題」が出てました。1月11日まで。 あと上のほうで話題になってた狩野一信の五百羅漢図、 一幅だけだけど森美の「医学と芸術」展で展示されてました。 栃木県博で出てた2幅とはまた違う作品。
766 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/01/09(土) 21:41:07
江戸東京博物館のいけばな展はいかがでしょうか。 行くなら明日しかないのですが、華道について予備知識なしでも 少しでも楽しめるでしょうか。
>>766 京都で見たけど普通に面白い 解説もしっかりしてたのでいけると思うよ
生け花の基礎知識がないとつらいって聞いたけどなあ。 自分も行こうかどうか考え中。
お教えくださってありがとうございます。 展示物や解説がなかなか濃くて勉強になりそうですね。
芸大美術館の「まばゆい、がらんどう」と言う展覧会 大きな全裸写真が、、
明日行ってくる! 男の全裸写真、というオチはないよな?
森美術館「医学と芸術展」
http://www.mori.art.museum/contents/medicine/index.html 土曜日の夕方五時ごろだったが、チケット売り場で10分以上行列した。ここは美術館と
展望台のチケット売り場と入口が一緒なので仕方がない。曜日や時間にもよるだろうが
混雑するので、余所で前売りを買っていった方が良いかも知れない。ただ展示室に入っ
てしまえば中は広々しているので、ある程度人が多くても窮屈な印象はなく居心地は良
かった。なお美術館のフロアにはコインロッカーはないがクロークがあるので、ここに荷
物を預けて鑑賞しましょう。なんだか新規オープンした館の紹介文みたいだな。
内容はかつて実在した人間の命が関わった展示品が多い事もあり、またテーマとも相
俟って予想外に重い展覧会だったと思う。でも素晴らしかった。(cf.
>>765 )
舟木本洛中洛外図屏風の公開(1/13〜2/21)に合わせて、ようやく東博に初もうでに
行った。資料館のミュージアムシアターで舟木本の上映が行われており先にこちらを
見たが、スクリーンでの超々拡大映像は迫力があり、実物が霞んで見える程。ただ
実質20分強の上映でかなり物足りない。デジタルコンテンツとして発売して貰いたい。
少々高くても買いますぜ。
続いて本館で本物を見たが、毎度思うのだが全体は意外な程くすんだ印象を受ける。
でも岩佐又兵衛の真作かどうかはともかく、街の猥雑なまでの活気が見事に活写され
ており、数ある洛中洛外図の中で一番好きですね、私は。大して混んではいなかった
が、人が来るたびに椅子に退いて一休みしながらゆっくりと見た。この場合は双眼鏡
など必須でしょう。
http://www.toppan-vr.jp/mt/
森美術館自体は私も結構好きなほうですが、展望台なんか一度行けば充分で はっきり言って用はないのに、抱き合わせで料金を取られているようで、 あまり愉快ではないですね。そのために入口が混むとなればなおさらです。 医学と芸術展には行きましたが、まあ今後のスケジュールを見ると 少なくとも向こう一年ぐらいは足を向けることもなさそうですが。
医学と芸術展はテーマが定まらない感じで、見た後なんだかモヤモヤした。
テーマは医学と芸術だよ。
ボルゲーゼどうですか。
>>777 京都で見たけど期待するな 貸してもなんの支障もないものしか来てない
>>770 >>771 自分は先週の水曜に行ったが、あれは男の全裸写真・・・
美術雑誌だったかでその作家はそういう作風って知ってた。
行ったのはあくまで他の作家目当て。
>>779 そうやって、「あくまで他の作家が目当て、男の裸はついでに見ただけ」
と自分に言い聞かせてるんだね。わかるよ、うん。
医学と芸術展まだ見に行ってないんだけど 頭蓋骨をまるまる一個サンドペーパーにこすりつけた作品の頭蓋骨って誰のなんでしょうか・・・
○「これは頼朝公のシャレコウベ。近う寄ってご拝とげられましょう。」 △「ちょっと聞きますがね、頼朝公って人は頭がたいへん大きかったそうだが、 これは随分小さいねぇ。」 ○「これは幼少の時の。」
うん、ケントリッジ展面白かった。
作者本人のウンチクを聞かなくても楽しめる現代美術は新鮮だな
太田記念美術館の30周年記念展「江戸の彩」よかった。 三井の高橋コレクション展、たばこと塩の平木コレクション展に続いて この展覧会でも浮世絵を通史的に概観できます。 来週末からほぼ全作品展示換え。 平日に行けない人は、前期を見るなら明日まで。
ケントリッジ展「やがて来たるもの(それはすでに来た)」、脳天気で調子の良い 「Faccetta Nera」のメロディーに乗って、機銃掃射を受けてバラバラにすっとんだ 人体が再び集まってシャレコウベになるシーンが脳裏を離れないよ。
ケントリッジ展スルーするつもりだったけどそんなに評判いいなら見に行くか ちなみに先週末レベッカホルン展見に行って非常に楽しめました
790 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/01/25(月) 23:53:51
東京都庭園美術館「イタリアの印象派 マッキアイオーリ」
http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/macchia/index.html マッキアイオーリ あるいは マッキア派 という単独の項目は日本語版Wikipediaにはなく(英語や
イタリア語版には Macchiaoli で単独の項目がある)、そこに属するジョヴァンニ・ファットーリしか
関連項目がないぐらいに我が国ではなじみの薄い美術会派を扱った同展、日本におけるマッキ
アイオーリ展としては1979年以来とのことだ。又、同展は作品の選定などをフランチェスカ・ディ
ーニ氏を中心としたイタリア側で企画され、ふくやま美(既に終了)→東京都庭園美→ニューヨー
ク・スタテンアイランドの新美術館、と日米3箇所のみの巡回展となっている。
さて、マッキアイオーリはイタリア祖国統一運動とも絡んだせいもあるのか、統一後は美術会派
としては長続きしなかったため、フランスの印象派とは随分と知名度に差が出来てしまっている
が、今見直すと面白い作品が多い。同じ点描法を用いた絵画といっても、構図に劇的な要素を
盛り込んだり、歴史画も同技法で書かれていたり(印象派もルノワールの後年などで歴史画が
見られるがずっと後のこと)、印象派とは随分と異なる作風の品が並んでいるのが興味深い。
今、国立新美術館では「ルノワール - 伝統と革新」が開催されているように、日本では印象派
の展覧会は多い。が、去年の「フランス絵画の19世紀」同様、同時代を別角度から切り取った
作品も楽しみたいし、これらを知ることで印象派の理解も深まるのだと思う。3/14(日)まで。
>>789 「黒楽銀彩猫手焙」だな。遠山記念館は美術館とコレクションも素晴らしいが
庭と屋敷が見物だね。敷地内にはのんびりとした時間が流れているので、
つい帰るのを忘れるよ。
ケントリッジ展は映像作品の全スクリーンの上映時間を単純に足し算したら、
3時間7分29秒だった。加えてドローイング等も多数展示されているのだから、
一日いても良いぐらいだわ。でもトイレに行きたくなったらどうしよう。
マッキアは直訳すると「斑点・しみ」だけど 「マッキア法」は点描法じゃないよ。
>>792 そういう風に捉えなれたのなら
>>790 の書き込みを補足・訂正しますが、マッキア派の画家たち
が使用した技法が全て点描法というわけではない。これは印象派の画家たちと同様です。指摘
には感謝します。
なお、最初は批判する側の蔑称として用いられた言葉を、むしろ自分たちの存在意義として積
極的に使用したことも、マッキア派・印象派の共通した特徴で面白いところです。
794 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/01/29(金) 16:07:42
G-tokyo 2010 森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ52F)
不況にもかかわらず、去年あたりからすっかり東京に根付いた春秋のアートフェア。
これが新春一発目か。
現代美術の有名どころ15ギャラリーが集結。
個展形式に近い展示になるのかな?
それなりのギャラリーが出展してるので、見るだけでも面白いかと。
1月30日、31日の二日間。
http://www.gtokyo-art.com/
フェア行っても美術館行っても雑誌読んでも、同じ顔ぶればっか。。画廊も作家も。 どっかで読んだけど、欧米で先行して流行した神なき時代の神話っぽい絵か、 ミズマタイプのどっちかしか無いんだもの。 少し前の欧米の美術雑誌読むと、最近の日本でよく見かけるような絵がいっぱい出てる。 ちょっと足を延ばしてアーモリーやマイアミのフェア行けばびっくりしちゃうよ。
日本の先端アートに触れたきゃコミケにでも池よ
あんなのアートじゃないよ。
アートの定義しないと議論は噛み合わないが、 一応俺は創作活動全般をアートと緩く定義する。 集まってる人間の数と情熱とエネルギーにおいて コミケ空間ほど旬で先鋭的なアート空間はないな。
コミケのどこかどう先鋭的なアートなのか説明しないで断言されても、コミケに行ったことない人間からすれば 何言ってるんだとしか思わない。
先鋭的で価値のあるものは、箸にも棒にもかからない 駄作含めたごった煮の中からしか生まれないと思うんでね。 ま、ぶつくさ言ってないで一度足を運んでみなよ。
美術館とギャラリーだけで十分だ。駄作にも事を欠かないw
>>800 世間一般からアーティストと呼ばれ成功している人、もしくは漫画家でも
アニメーターでもいいけど、その中でコミケ出身て何%くらいいるんだろう?
役人が作ったハコ物に、過去の死んだ作品集めて 死んだような人間が見に来るのが美術館。 創作されたばかりのアートが活発に取引される現場が コミケ。どっちが価値あるか、馬鹿でも分かるよな?
おまえ、美術館ってみんな役人が作ったと思ってるのかw
あと、ギャラリーやアートフェア−もある。そこではもちろん創作されたばかりの作品が売り買いされる。
もちろんそんなことは思ってない。 だが、マスゴミとつるんだ企画展やって、海外から 二流作品ばかり持ってきて宣伝かけて、死にかけた じじばばどもを必死に集めてるのは、おおむね役人が 作ったハコ物美術館だろ?
807 :
804 :2010/01/29(金) 23:53:37
>>806 そういわれればそうだね。
コミケがアートだとは思わないが、君のその部分の意見には賛成する。
一部でも、分かってもらえればうれしい。 少しずつ、分かり合うのが相互理解の第一歩だから。
811 :
804 :2010/01/29(金) 23:55:49
ん?自演なんかしてないけど。 自分の気に食わない意見に賛同者が出るとすぐ自演扱いして 自分を慰めるんだね。哀れな生き物だと思う。
812 :
804 :2010/01/29(金) 23:57:03
しかも全面的に賛同してるわけでもないし。 馬鹿が芸術論議に参加しちゃだめだよ。
813 :
804 :2010/01/29(金) 23:58:27
どうやら馬鹿は逃げたようだね。意気地のない低能だね。 本当に哀れな昆虫だ。
コミケって要するにデパートの地方物産展みたいなもんじゃないの? 商品が著作権侵害素人漫画ってだけで。 アーティストが過去にコミケにかかわったことがあるかもしれないが、 コミケがアートってことはない。コンセプト的に基本的で古過ぎ。
とはいっても、関わってる人間の数と、エネルギーが違うのは確かだね・・・ そっから本物が生まれてくる可能性も否定できない、かな? 自分、前レスと違うこと言っちゃってるけど、まあもうこの話題、もういいかな。
816 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/01/30(土) 15:50:50
マンガかいてる奴はさ、プライド持ってマンガ描いて、その世界を極めりゃいいじゃない。 なんでいちいち「アート」の文脈に登場したがるのさ?絡ませたがるっていうかさ。 そんなにアートにコンプレックス感じてるん?アートでありたい? コミケはアートだ!マンガもアートだ!なんて言われて舞い上がってる漫画家よりも、 マンガはマンガだ!それ以上でも以下でもない!って言いきってる漫画家のほうが、 よほどかっこいいし尊敬するわ。
817 :
816 :2010/01/30(土) 16:20:34
でもまあ、アートかそうでないかなんて、やってる当人が勝手に思ってりゃいいな。 自分のレス読み返して、妙に拘ってるの俺の方じゃんって気付いて、ちょい 恥ずかしくなったw 退散しますわ ノシ
818 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/01/30(土) 16:37:08
>>817 勝手に自演にすんなよw
このスレやけに名前欄にレス番いれるやつ多いと思ったらそういうことだったんかい。
よく読むとそこにも文章にも癖が出ちゃってるぞ。
819 :
816 :2010/01/30(土) 16:39:49
俺は俺なんだがw 自演する必要なんてないしな。 俺は反省や自説の撤回も出来る、柔軟で懐の深い人間だ。 お前みたいな薄ら馬鹿に非難される理由なんてねえよ。
サブカル系オサレ漫画家はアートに固執するよね バガボンドの人くらい知名度があればまだしも恥ずかしいよね
>>819 うわwキモッw
お前ずっとレス待ってたんだ。
822 :
816 :2010/01/30(土) 16:43:58
マンガやアニメからパクってるだけの村上某が日本アート界の先頭集団だからなw アートって、情けねえよな。マンガはアートじゃなくていいわ。その上なんだから。
823 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/01/30(土) 16:47:05
と言いつつ、退散しない819(ゲラ さすが、柔軟ですね(核爆
824 :
816 :2010/01/30(土) 16:48:01
ほめてくれて、ありがとうよw このレス番、コテにするわ
825 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/01/30(土) 18:23:11
今年はオールドマスター系の展覧会少ないな。 ボルゲーゼ、ボストン、ブレラぐらいかな?
827 :
816 :2010/01/30(土) 20:11:57
おえまら、すしこは たんにの はしなに みみかをむたける れしんゅうしろ
ここはコミケ命のキモヲタの自演スレとなりました。
830 :
816 :2010/01/30(土) 21:33:57
俺は自分の感じたありのままを語っているだけなんだが。 アホには理解できないか、残念だな。
>>825 西美のカポディモンテ展、デューラー版画素描展
Bunkamura のブリューゲル版画展
・・・どれも地味だけどw
あと、損保ジャパンで秋にやるウフィツィ美術館自画像展に
レンブラント、ベルニーニ、アングルの自画像が来るらしいので
ひそかに楽しみにしてる。
同人イベントの話するなら、デザインフェスタとかも話題にするべき
>>832 オールドマスターってのは、普通18世紀以前の絵のことだよ。
今年は19世紀絵画については、ビッグイベント目白押しだと思う。
オルセー美術館展がすごすぎるな。
836 :
825 :2010/01/31(日) 00:15:29
>>831 西美で開催するのカポディモンテ美術館展だね。ブレラ美術館と間違えたw
ウフィツィ美術館自画像展の開催は知らなかった。
自画像コレクションの展示してあるヴァザーリの回廊は普段非公開(だったと思う)
だから日本で見られるのはうれしいね。
オルセーも巡回なしだね、国内では。
>>839 あれ過去のオルセー展で来たものが多いな 言われてるほど凄いとは思えん
ていうか、それが一度に来るからすごいんじゃないか?
遅ればせながら三井の是真見てきた うーんすごい
31日行ったら 臨時休館だったorz>三井 自分もまたオルセーか と思ったけど 改装中だから貸し出しできるのも あると師って 俄然楽しみになった
>>838 サンクス。
巡回なしの大型展が東京じゃないのは珍しい。
都美は改修で、新美はもう空いてなかったか?
今年は本当に注目展多いな。
大型展はそのうち映画館並みの1800円かな
>>847 当日一般でも1600円だったよ。
それでも驚いたけど。
ハプスブルクも高かったよな 1600だっけか どっかで神話関係の美術展やらないかなー
850 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/02/08(月) 18:39:02
第13回文化庁メディア芸術祭 国立新美術館(東京・六本木)
東写美から移転してもう二年くらい経つかな?
こっちのがハコが広いので企画に合ってる。
何といっても入場無料なので、他の企画展や森美やサントリー行ったついでに立ち寄ってみるのも一興かと。
お薦めはインタラクティブ系の作品で、ゲーム感覚で誰でも楽しめる。
他に短編アニメの上映とかもある。
2月14日まで。
http://plaza.bunka.go.jp/festival/
>>850 公式HP、全貌がわかりづらいし重いしフラッシュばっかりだししょうもないな。
どれだけデザイナーに金払ってるんだか。
フラッシュのサイトなんてウザいだけなのにな
まず音がうるさくてしょうがない。止められないのかなあ。
遠山記念館「雛の世界」
http://www.e-kinenkan.com/tenji10-02-01.htm 最近よく方々で「○○家のお雛様」といった展覧会が開かれるが、こちらではかつて実際に
人が住んでいた邸宅内に雛壇が設えてあった。10畳の座敷ほぼ全体を使って飾り付けられ、
隣の18畳から眺める仕掛け。全面ガラスで仕切られてはいるものの、臨場感があり大変
良かった。建物は文化財だから空調設備は当然ないのだが(今日は寒かった!)、
ホットカーペットが敷いてあり助かった。雛壇飾りと霙の降る庭を交互に眺め本当に
のんびりとした(
>>791 )。
美術館では江戸中期から昭和の様々な日本人形が展示してあったが、人形の顔って
よく見ると怖いのな。そもそも雛人形は人間の代わりに穢れや災いを引受けて流されたり
捨てられたりしたものだそうだから、恨みを込めてこっちを見てるのかね。
858 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/02/21(日) 13:54:28
山種美術館「大観と栖鳳 東西の日本画」
http://www.yamatane-museum.or.jp/exh_current.html 栖鳳の班猫*を観にいった。やはりここは定期的に観たいと思わせる素晴らしい画が揃っている。
鴉や蛙も良かった。
大観は叭呵鳥や木兎*など動物の画がとても良い。頑張った水墨の大きな巻物は悪いがつまらない。
(*ほんらい斑猫や木菟と書くべきだが、箱書きにそうなっているそうだ。)
適度に空いていたせいか、みんなが言うほど居心地が悪いとは思わなかった。
でもあの第二展示室はもう少し広くないと、違う壁の作品を見ている客同士で背中がぶつかりそう。
松園の牡丹雪が出ていたが、ぞくっとした。これも凄い。
次は奥村土牛だ。楽しみ。
859 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/02/21(日) 17:21:12
そんな田舎のことなんか知らん
861 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/02/21(日) 19:30:45
きゃぁぁっ、怖いっ!(>_<)
862 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/02/27(土) 10:49:21
>>862 等伯展に出品の「竹虎図屏風」は、狩野探幽の「周文真筆」という墨書がある事などにより
従来は周文筆とされていたが、最近の研究では等伯の真筆である事が定説化しているという。
それが正しければ、探幽は事実を知っていて「はせ川」の名を覆い隠すために意図的に周文
真筆としたのか、あるいは本当に周文筆と思っていたのか。
そのあたり何か説とかあるのでしょうか。旬な先生、ご存じないですか?
探幽が祖父永徳をおびやかした等伯の作品を周文筆と思っていたのならば(加筆修理まで
している)、皮肉な巡り合わせと言えますね。
>>863 最新号の「美術の窓」で書いてあるけど、おそらく探幽は等伯だと知っていたとする説が有力。
龍虎を左右に大きく描くのは、桃山時代に特徴的な描き方であり、
鑑定家でもあった探幽がそのことを知らないはずがないから。
個人的には、探幽は間接的にだが等伯の影響を受けてると思う。等伯 - 狩野興以(探幽の教育係)
- 探幽 の水墨画を見並べると次第に水墨画が和様化していく様が見て取れる。
探幽の余白を生かした書き方も、松林図で達成された空気の描き方の狩野派的解釈とも言えるし
865 :
863 :2010/02/28(日) 10:44:50
>>864 ありがとうございます。
探幽への等伯の影響、水墨画の和様化ということですが、確かに等伯「竹虎図屏風」
―興以「月下猿猴図」(栃木県博。興以の実物をこれしか見た事がないので)―探幽
「龍虎図」(ハラミュージアムアーク)と並べて思い出してみると、仰る事が私にも少し
分かるような気がします。
質問はこれで最後にしますが、できればもう一つご教示願いたいのですが、今回の
ような「虎虎」は「龍虎」のバリエーションと考えて良いのか、または別に原典というか
出典というか、そのようなものはあるのですか。
866 :
864 :2010/02/28(日) 17:51:16
>>865 等伯展の図録の解説によると、、大徳寺の伝牧谿「龍虎図」の影響があったかもしれないが、
大徳寺本とは余り似てない。等伯「十二天図」の台座にこの屏風と酷似する図があることから、
別の手本があった可能性がある。
ただし、虎を雌雄セットで、しかも水墨画で描く作例は非常に珍しく、
バリエーションの一種ではあるだろうが、等伯の独創姓を見て良いと思われ。
867 :
863 :2010/02/28(日) 20:23:07
>>866 どうも色々とありがとうございました。勉強になりました。
五代目古今亭志ん生が橋本雅邦の龍虎図屏風を見たときの事をマクラにふって
いるのがありまして、その情景描写のなかで虎の女房と龍のかみさんの台詞が
まるで落語の長屋のおかみさんそのものなんですが、私は色々な龍虎図を見る
ときにそれを思い出して、つい笑いがこみ上げてくる事があります。
こちらは龍虎でも雄龍雌龍と夫婦の虎なんですね。スレ違い失礼しました。
先日久しぶりに群馬県立館林美術館へ行ったが、ここは本当に素晴らしい ロケーションだ。いつも落ち着いて伸び伸びとした気分になれる。 近くの多々良沼という所に白鳥が飛来・越冬しているというので帰りに寄って みたが、いるわいるわ。オオハクチョウにコハクチョウ、様々なカモに真っ黒な オオバンなどの水鳥、スズメやカラスは当たり前のようにいる。 絵を見るためにパピリオを持っていたのでさっそく取り出して眺めたが、いやあ 鳥見も面白いわ。これからは館美に来たら沼近辺も散策しよう。 これも全然スレチだけど、まあタマにはこういう話もいいでしょ。
は?
ひ?
ふぅ…
屁?
873 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/03/03(水) 03:44:17
展示替えの時期ですね。 春は何見に行こうかな〜〜
興福寺国宝館リニューアルオープン 乾漆八部衆(一体除く)露出展示に変更
パピリオいいよね。 デザインが無骨だから展示室で取り出すのは少し抵抗があるけど見え方は文句ないし、 それ以外でも花や地べたや、こたつにあたりながら蜜柑のヘタなんか眺めても、 こうふくになれるよね。
パピリオねえ・・・
877 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/03/11(木) 17:05:39
878 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/03/12(金) 17:37:07
板橋区立美術館の浮世絵の死角を見てきた。 全ての作品に長い解説がついてたのが驚きだった。混むと悲劇的な展示風景になってた。 おかげで9時半に入ったのに美術館出たの12時。歌川国芳がいっぱい。府中市美術館の国芳展のプロローグじゃ。 前半は色が褪せてたけど後半のは時代が近いとはいえ保存状態がよかった。凄い縦長の浮世絵の構図がとても面白かった。 それにしてもここの美術館狭くてもったいない。常設スペースもないし。30年経つっていうから爆破して新しくしたい所だけど まあ無理か。新しくするなら常設スペースもね。次回の「館蔵品展 お江戸の絵画は大賑わい」のチラシが置いてあったけど これも面白そう!観覧無料だし嬉しいね。チラシのデザインもイケてる。 そばの板橋区立郷土資料館で中山道板橋宿と加賀下屋敷て企画展がやってた。入場無料。ちょっろと観覧。 入口にカウンターがあって自分で押すのが面白かった。12時半くらいで49人だった(笑) 無料だけどしっかりした展示だったね。茅葺き屋根の民家の中に雛人形の段飾りがずらっと並び 江戸前からだったかな現代まで雛人形の変遷がたどれて面白かった。昭和40年代が豪華な宮殿みたいのがついてて 悪趣味?だった。 そのあと朝霞市博物館に行って丸沼芸術の森所蔵品展のワイエス、キスリング、ヴラマンクなどをただで見て 北浦和の埼玉県立近代美術館に「版画に見る印象派」を観覧。浮世絵と西洋版画の展覧会をたまたま同じ日に 見られて幸せでした。三菱1号館美術館のマネ展に並ぶ油彩と同じ絵柄の版画を見てとてもわくわくした。 版画だけでバルビゾン派、印象派つまらねえと決めつけてたけど面白かったよ。まだの方は是非。 板橋区立美術館の9時30分から埼玉県立近代美術館の17時半までたっぷり見た。
「上村松園展」 2010年9月7日〜10月17日 東京国立近代美術館 2010年11月2日〜12月12日 京都国立近代美術館 『序の舞』 『焔』 『母子』 『砧』など代表作がずらりと出る模様。
うおーちょーたのしみ
881 :
私はダリ。妻はガラ。 :2010/03/14(日) 23:26:26
VOCA展2010を鑑てきました。 素晴らしく充実していました。 少女としての表現が多く、頼りなさげ、という選考委員の指摘はその通りなんでしょうが、 新しい技法を開拓しているものが多く、才能豊かな作家が多く、面白いことは否めない。 特に素晴らしかったのは、斎藤芽生。5年前の同展でも衝撃を受けたのですが、今回は絶句。 強烈過ぎて言葉が出ない。これほどインパクトを持った作家性を有する画家は稀有。 それ以外では、蝿や枯葉から、超アカデミックなものまでいろいろありました。どれも感心しました。 心なしか、ポルケ的なものが何点もありました。
882 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/03/15(月) 16:56:55
あれ、先を越されたかw 重複だが書く。
現代美術の展望「VOCA展2010 −新しい平面の作家たち−」 上野の森美術館
今年で17回目。
今の日本の現美の潮流を象徴するかのように、多彩なメディアとイメージが良くも悪くも氾濫してる。
特に前回あたりから、何か「枠」が決壊したみたいな傾向があるな。
去年のはおれが今まで見た中でベストだったんだけど、今年も同等かそれ以上に良かった。
コレで入場料500円はお得だよw
>>881 さんの言ってた斎藤芽生が知名度あるくらいで、あとはほとんど新人と言っていい。
斎藤芽生のは新展開のヤツか。暗い味付けは相変わらずですが。
数年前はVOCAって言えば平面の絵画作品で、ちょっと上野の団体展ぽい抽象作品が多かったんだけどな。
今は具象が増えて写真あり、フォトリアルあり、刺繍あり、オブジェありの何でもアリ状態。
VOCA賞のは、得体の知れない今回の作品群を代表してるのかもしれない。
来年はさらにどうなるか期待。
3月30日まで。会期中無休。
http://www.ueno-mori.org/voca/2010/index.html
>>878 浮世絵の死角は気になっているけど、板橋区立美術館はうちからだと
遠いんだよなあ…。二部屋で600円の価値はある?
オマエのつまらない人生よりは遥かに価値はあるよ
885 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/03/15(月) 20:46:02
>>883 正確に言うと3部屋分の展示だったよ。ホール?ラウンジ?と繋がってるスペースも
利用されてたので。あそこ部屋狭くて休憩スペースが無駄に広いよね(笑)
600円は安いよ。ちょっと時間経っちゃったので数字正しくないかもしれないけどシリーズで10図?存在するとされている作品中、
今まで2図しか確認されていなかったのに今回の展示で新発見てのがあったよ。
世界に数点しかない続き画の一部もあったり、切り抜いて着せ替えみたく遊ぶ物も本来は残らない
ものなのに切らずにそのまま保存されているというのも非常に貴重なものだった。
迷ってるなら見た方がいいと思います。浮世絵に詳しくない人も楽しめると思う。
1Fに面白いカフェも期間限定であるよ。朝一で入ると快適に見られます。10時半には結構来てた
かな。
>>879 「花がたみ」をまだ見たことないんだよなあ。楽しみ
静嘉堂文庫。 眼福とはこのことだな。
昭和館の「版画に描かれたくらしと風景」という特別展は 無料とは思えない量と内容で良かった
>>888 自分も行ってきた。前後期で展示品ほとんど入れ替え、これは昭和館GJと
言わざるを得ない
へー、新版画の展示なんだね。オレも行こ。
日本人は真面目だからなのか、一度描写に走りはじめると固くなりすぎるんだよなー>meo
旬な先生的には奈良博の大遣唐使展はどうみていますか?
893 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/03/25(木) 07:20:03
あるよ それがどうした
どうもしねえよタコ ちょっと聞いてみただけだ いちいちつっかかってくんじゃねえよカス
896 :
894 :2010/03/26(金) 22:00:09
ごめんなさい(´・ω・`)
ヒドい自演を見た。
>>894 遠くて行けないので図録だけでも
買いたいと思いましたが、
HPを見ても図録販売の文字がなくて。。。
行かないと買えないのかな?と思いました。
有難うございました。
そうやってちゃんとお礼を言うのはいい心がけだ。
900 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/03/31(水) 16:03:38
アートフェア東京2010 東京国際フォーラム
今年もまたやってまいりました、春のアートフェア真打ち。
出品は古美術・工芸品、日本画、近代絵画・彫刻、現代美術、
写真、版画、ビデオアートと多様で、国内最大のアートの見本市。
昨年はメイン会場がここで、若手現美ブースは別会場だったけど、今年は場所を統一。
移動の面倒くささを省いて一気に見れる。
ちなみに主催無関係だけど、去年アキバで同時期連動してたタグボートのと101のアートフェアは、今年消滅。まぁ、一日で全部見るのしんどかったからちょうどいいか。
買う買わないを別にしても、色んなの見れるから目の保養になるし、お花見のついでにどうかと。
4月2日(金)から4日(日)までの3日間開催。
http://www.artfairtokyo.com/
>>900 行ってみたい気もするけど1500円かあ
902 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/03/31(水) 17:09:36
アートフェア去年行ったけどつまらんかったなー
>>905 そうか?結構良かったがw
特に日動画廊。
いや、つまんないよ。 あんなの面白いとか言うのは関係者だけ。
908 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/04/05(月) 15:01:54
アートフェア、初めて行ったが・・・・。 ブースの中にも外にも関係者多すぎだ。 あれじゃあ、お客が気軽にブースに入れないわな
まあ、アートに限らず展示会てのはそんなもん
あの芦雪って本物だったのかな
911 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/04/06(火) 12:12:40
>>910 明治より以前つまり近世の書画は真贋が難しい。
応挙、芦雪クラスは画家が生存中から贋作があったくらいだからw
まあ、大概の素人コレクターは店を信用して商品を購入するしかない。
やっと巻き添え規制解除されたわw
>>900 行って来たよ。面白かった。関係者じゃないけどw
来客盛況で、会場スタッフの話立ち聞きしたら、金曜だけで15000人来たってさ。
1〜2割が外国人てとこかな。
欧米の有名どころじゃないけど、海外のギャラリーも戻ってきてるんだね。
堂々と自国語で接客してたぞ。
ブースの数多くて出品アレコレ種々雑多で、全部観るのに三時間以上かかってしまった。
知らない作家のガン見してると、ギャラリーのスタッフが丁寧に説明してくれたよ。
ロシアのギャラリーのブースとか、コレいったい何なの?って作品並べてあって笑ってしまった。
日本のけっこう名の知れた若い作家のが、まだそれほどの価格になってないのが興味深かったな。
>>911 逆に近代以降の作品の真贋判定が比較的易しいのは何故ですか?
鑑定の基準作になる作品がたくさん残ってるから
それと、何時何時、何々の絵を描いたって記録もよく残ってるし
××展で出品して図録(または本や雑誌)に載ってますよ、 ××先生が解説を書いてますよ、と言って 怪しいものまで売り込む画家がいる、と聞いたことがある。
>>914-916 勉強になりました。ありがとうございます。
あの芦雪の龍、真贋はおいとくとしても、素人目には良い絵だなと思いました。
逆に虎のほうはあまりグッとこなかったですが。
虎は実在の動物だからね。 あの頃の日本人で、毛皮以外で本物を見た人はいないから 現代人から見れば、やっぱ違和感あるわな
919 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/04/08(木) 23:52:41
当時、虎を描くときは猫を参考にしてました。 芦雪の作品を出品してた業者も「本物」として 業者間の交換会で仕入れていると思いますよ。
芦雪のトラはかわいくて好きだなあ アートフェアのがどんなのかは知らんけど
昔の日本画のトラって今にもニャーっていいそうな感じだもんなw いやネコ好きだから見てて楽しいんだが
923 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/04/15(木) 20:01:53
カオスラウンジの話題がないとかこの板終わってる
ていうかカオスラウンジが終わってる
925 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/04/16(金) 07:58:47
岸岱は実際に虎を見たことあるから、作品を見ても「あ、この人は本物を知ってるな」と すぐわかる。
926 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/04/16(金) 18:28:22
>>924 見てきたがたしかにひどかったw
でも叩きスレくらいはないとな
927 :
924 :2010/04/16(金) 21:16:51
>>926 ひどかったねw いくら偉そうな御託並べても作品があれじゃあダメだろ。
素人に毛の生えてないようなのばかり。
928 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/04/16(金) 23:03:41
929 :
593 :2010/04/22(木) 00:23:55
今回のドレスコードは無理やりですなw
933 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/04/25(日) 04:48:25
最近「珠玉の」とか仰々しいタイトルの展覧会名多いね。 去年江戸博の「幻の」てのもそうだったけど。
>>932 ,934
行こうか迷っていたけど、レポ見て行く事にした
あと一ヶ月ちょっとやってるしね
堺で見たことのない人にはいいんじゃないだろうか。
>>936 五姓田の時行ったけど、スペースはそれなりに広かった気がする
150点とあるから結構ボリュームありそう
940 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/05/01(土) 16:42:10
森村泰昌展「なにものかへのレクイエム −戦場の頂上の芸術−」 東京都写真美術館
あちこちで紹介されてて、会期もあとちょっとで今さらなんだけどw
あんま森村に興味無かったんだけど、コレは面白かった。
今回は美術史じゃなくて20世紀の歴史がテーマ。
写真作品は細かい小ネタの小道具とかが笑える。
ダリやアインシュタインとか、似すぎてるとズレがなくなってイマイチになるのね。
そのぶん、カツラの接合部分とかワザと晒してるのか。
新作の映像作品、《海の幸・戦場の頂上の旗》が目玉かな。
シニカルさが無くて、ストレートで情緒的。 感動的ですらある。
個人的にはエントランス吹き抜けで上映されてた三島の演説がよかったけど。
レーニンの演説も面白い。
この人、これがターニングポイントで、作品も大きく変らざるを得ないだろうね。
5月9日 ( 日 )まで。
http://syabi.com/contents/exhibition/index-4.html
941 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/05/01(土) 22:26:14
六本木のボストン美術館展のスレってあるのかな? 混雑具合とか知りたい。
根津美術館で光琳の燕子花図屏風が出ているが、連休中は7時まで開いているので 遅くに行った方がよい。混むのは仕方ないのだけれど、館内中ガヤガヤザワザワ、 展示室でさえジジババの談話室状態だしガキはウロウロ、平気で携帯で通話している 奴もいる。 このスレの前の方で根津は新装開館後客の劣化が激しいと書いていた人がいたが 本当だと思う。特に今回と前回の企画展は酷い。今日も6時近くなってようやく静かに 鑑賞できる状態になった。早く着いたら庭園に燕子花も咲いているし、もみじの新緑が 美しいので散策しつつ時間調整をすればよい。 しかし館側がこの状態を良しとしているのであれば、ここはもう駄目かもしれん。コレク ションは本当に素晴らしいのだけれど。
はぁ〜あ、なるべく空いてる時間見つけて行きゃいいだけだろ。 自分がお利口さんのつもりの餓鬼はうざいねえ。
山種美術館 奥村土牛展も気になります。 今月23日迄。
>>940 森村泰昌は写真家ではなく現代芸術
今までもこれからもこのパターンで行くんじゃないか
>>939 ありがとう
ちょうどいい感じだといいな
山種も根津も新規オープンしてから確かに質が落ちたと感じる。 多分客の質が落ちたのだろう…。
そうだな。お前みたいな奴が行くんだからな。。
950 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/05/02(日) 23:59:04
952 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/05/06(木) 22:39:55
図録また売り切れたのか 凄えな
図録は後期始まる前に売り切れて 増刷したけど連休前にまた売り切れたんだよな。 チラシもその前にもう無くなってたし、ポストカードも。 特に宣伝とかしてなかったけど潜在的にファンが多いのかね?
954 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/05/07(金) 14:08:26
三
955 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/05/07(金) 14:10:17
ないないずくしとは凄いな。他の美術館には大量に残ってたりしたから回収に行け! カタログ複数買っておいてよかった。
956 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/05/07(金) 22:12:15
上野の芸術の森美術館の前に、移動販売のコーヒー屋が出ていて、よく利用するのだが、 エスプレッソダブルを淹れてもらうのを待つあいだに「tokyo art map」というパンフレットを見ていたら、 「アートアワードトーキョー丸の内2010」という展覧会を知った。 上野駅から東京駅まで移動した。 全国の美大の卒業制作展からセレクトされた作品が、「観客審査」を経て展示されているらしい。 グロ系も多かったが、トータルですっきりした印象だった。 個人的に田中健二の映像作品が印象に残った。
府中市美術館は盛況で羨ましい 地元の川崎市民ミュージアムはGW中にも関わらずガラガラ だった…場所が悪いのに企画展がマニアックすぎるんだ
府中は地味なりに企画展はチラシとか結構気合入ったもの作ってるみたいだしな〜 中の人たちのやる気次第ではあると思う
959 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/05/07(金) 23:10:24
>>957 あそこの学芸員刺されたんじゃなかったけ?
960 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/05/07(金) 23:49:06
岡本太郎ミュゼの人が刺したやつ?彼女も彼もその後どうなったの? しかし名が知れるような立場なのにどうしてこういうことしたんだろ。 おヴぁさんが色恋で盲目ってきついわ。不倫ではなくお互い独身だったの?
>>948 根津は建物の構造も影響しているんじゃないかな。ロビーの部分の屋根が高く、音が響きやすい。
それに建築学科の学生っぽいのが研究に来ているせいか、わさわさとしている。
>>953 歌川国芳は一度見ればはまる人が多いと思うよ。俺は
「みかけハこハゐがとんだいゝ人だ 」を見て好きになった。府中に行きたかったなあ。
国芳のエンターテイメント性は抜群だね 何度見ても楽しめるから図録も欲しくなる
自分は金魚づくしではまったなあ 金魚の姿形はリアルなのにすごくかわいい いい意味で俗っぽいんだよねw
荷宝蔵壁のむだ書きにはビックリした 全然浮世絵に見えない
千葉市美の「近代日本美術の百花」 実質、新版画展でした。一部肉筆画や創作版画とかもありましたけど。 新版画とか美人画が好きな人は是非行くべきです。 ・・・今日までだけど
>>957 府中は見に行ってみたい企画が多いね。
熱心でマニアックな学芸さんが居るんだろうなと思う。
967 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/05/12(水) 01:07:41
オルセー美術館展、ボストン美術館展、モーリス・ユトリロ展 この中で他地域への巡回がないのはどれでしょうか? 中部地方在住で6月中旬に東京へ行く用事がありまして、もし 地元方面に巡回がなければ行こうと思っています。
>>961 > それに建築学科の学生っぽいのが研究に来ているせいか
旬な建築家の作品だからね。
まあ、旬なだけな感(ry
970 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/05/12(水) 06:12:51
ちょっと先だけどザ・コレクション・ヴィンタートゥールってどうなの? とても楽しみにしてたんだけどチラシ見てメインとして扱えるのってルソーくらいだったんだけど。 90点も来るのに何かどれも一級品?って首を傾げるような作品を前面に出してる。これよりド級の作品ってないはずだよね。 ゴッホのジョセフ・ルーランは彼を描いた何点もある中、最も魅力に欠ける作品だしルノワールはこれはこれで有名な作品だけど この絵をメインにって...モネも最初期の暗い色彩の物。似た構図の素晴らしい作品が東京富士美術館にあるけどそれが掲載されてるならわかるんだけど。 シスレーはよく描かれた物だけどこれもメインになりにくい絵。絶望的なラインナップ。きっと全体見てましな内容なはずと信じたいけど。 数年前のフィラデルフィア美術館展や今やってるボストン美術館の内容と比べるとひどそう。 Bunkamuraでやるストラスブール美術館所蔵 語りかける風景の方がモネやシスレーの上質な品のある展示になってそう。 みんなさんはどう思う?
読み難い もっと整理して書いてくれ
>>970 世界中の一級品が見たいなら見に行かなければいいんじゃないかな。
私は面白そうだから見に行くよ。
一級品が見たいならオルセー美術館展に行っとけ。ボストンもいいね。
>>970 まあ大した作品は来なさそうだけど、俺は一応行こうと思う。500円の安い前売り券を出すらしいよ。8月中に使えるやつ。
976 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/05/13(木) 03:26:08
>>972 見に行かなければ真の内容はわからないでしょ。見に行って逆に裏切られたい。
ルソー見たいしね。印象派より20世紀美術の方が全体占めてるようだからそっちに期待。
ゴッホ、ルノワールを全面に出せばいいと思ってる新聞社の悪意だね。
>>975 もちろん見に行くよ。安いうちに(笑) ぴあの前売り券は印字のつまらないやつかな?
世田谷美術館でも販売されるからそっちで買うかな。絵入りのやつかな。
世田谷美術館の常設ってどうしようもなくつまらなくない?素朴派の絵は常設すべきだと思う。
ザ・コレクション・ヴィンタートゥール展中にまさか所蔵のルソー展示しないなんてことないよね?
してなかったら...。
今2階でやってる展示は好きだよ。 素朴派全部常設じゃなくても専用の壁があって月替わりとかで3点位は観たいけれどね。
978 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/05/13(木) 03:38:43
あと500円のチケットのカラクリって何なんだろう。 とりあえず馬鹿みたいに大量に売っておいて会期後半は何にもしなくても混むから 空く前半にとにかく来させようと。んで前半に行けないと諦めた人も500円ならいいやって 捨てて新たにチケットを買わせる悪徳と分析。お盆こぼんもあるし色々考えてこうなったみたいな? 用賀だし駅から歩くし夏だと最悪だしってことでうみだされたのか? このチケット馬鹿売れで超黒字になったりして。
500円チケットで超黒字になる展覧会なんてあるのだろうか? 海外展はうんぜんまんえんが動くと思うんだが
980 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/05/13(木) 23:20:05
東京では三井記念美で開催され(
>>704 など)、現在京都の相国寺承天閣美術館で開催中の
「柴田是真の漆×絵」、承天閣美では三井記念美には出ていなかった絵画があるなど、
多少構成が異なるようだが、そこに新出絵画が加わることになった。
その絵画は《滝桜図》で縦197cm横68.7cmの掛け軸で、1921年の売立目録で記載されている
のを最後に、美術関係者から姿を隠していた由。今回、承天閣美に東京の美術賞が持ち込み、
板橋区立美の安村敏信館長が鑑定した結果、是真の同作と断定した。
この《滝桜図》本日5/13から会期終了日の6/6(日)まで、承天閣美に出展される。
(以上、本日の日経大阪本社版朝刊の最終面の文化欄より)
981 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/05/13(木) 23:53:20
>>979 500円チケットだけじゃそりゃ無理よ。通常の倍売らないといけないんだもんね。
薄利多売でいい線いくんじゃん?
やたらと巡回する展覧会って言い方悪いけどそれだけの質ってことを証明しているんだよな。
4か所もまわるからね(汗)
しかし今年、印象派関連の展覧会が集中しまくりだね。ここまで凄い年なんて本当なかったよ。
そしてマネとモダン・パリ展以外にボストン美術館展にマネの名品が来てたり、オルセー美術館展に
ルソーの大作2点が来てヴィンタートゥール展にも一級品が。
今年こんなに集中して来年焼け野原みたくなってないよね。
海外から東京に旅行に来てる人ってこの状況驚くのかな。それとも日本の企画展は小粒ねって感想なのかな。
印象派はあまり興味がないからいいや。 中世ヨーロッパのうまいんだか下手なんだかわからない、 遠近感の全くない絵の展覧会ってないのかな。
最近、ルネサンス以降の絵画に正直飽きた
984 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/05/15(土) 00:10:19
オマエは銅鐸でも眺めてろカス
低能な煽りにも飽きた。
986 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/05/15(土) 00:57:28
六本木ヒルズのボストン美術館展は素晴らしかったんだけどコインロッカーが25個くらいしかなくて
大混雑なのにバッグもリュックもみんな持って入らなくていけなくて最悪だった。
クロークもロッカーに入らない荷物しか預かりませんって拒否されるし。
しばらく我慢して見てたらロッカーのバタンて音がしてピューンって行ったら他の人に取られて
またしばらくしてやっと使えた。1時間半見たからずっと荷物持って見るのは苦痛。
ロッカー少ないって苦情言ったけど何もしないだろうな。
>>982 ルネサンスの上手い絵は金沢21世紀美術館のヤン・ファーブル × 舟越 桂で並んでるよ。現代美術とオールドマスターの
不思議な出会い。チラシの表側、船越桂とファーブル作品でオールドマスターは小さい掲載だから現代美術はみねえってじいちゃんは
見逃しちゃうかもね。
>>983 ルネサンス絵画の超名品なんて日本にほとんど来ないんだが
今年度は東博の展覧会がしょぼくて悲しい。
阿修羅と等伯で燃え尽きた感じだな パスポート買わなかった
プロモの問題だと思うけどな 中国文明展も東大寺展も、もっと面白そうに見せられると思うけど
細川家つまらんかった。東大寺展、大仏は来ませんって注意書きがあったw 模型ぐらい作ったらどうだw