1 :
わたしはダリ?名無しさん? :
2006/11/27(月) 21:07:56 昔から不思議に思うことがあります。 何故、日本人は印象派と言われる絵画を好むのか?という疑問です。 モネ、ルノワール、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン等が 印象派と言われている訳ですが、何故にそこまで印象派だけに 固着するという嗜好が生まれるのかを問いたいと思います。 私個人は、印象派は好きではなく、また良いとは思えません。 皆さんのご意見をお聞かせ願えれば嬉しく思います。 では、宜しくお願い致します。
印象派とは何か? 印象派(いんしょうは、仏:Impressionnistes) または印象主義(いんしょうしゅぎ、仏:Impressionnisme)は、 19世紀後半のフランスに発し、ヨーロッパやアメリカのみならず 日本にまで波及した美術及び芸術の一大運動である。 1874年にパリで行われたグループ展を契機に、 多くの画家がこれに賛同して広まった。 印象派画家の一覧 クロード・モネ エドガー・ドガ カミーユ・コロー カミーユ・ピサロ エドゥアール・マネ ポール・セザンヌ アルフレッド・シスレー ピエール=オーギュスト・ルノワール フィンセント・ファン・ゴッホ ポール・ゴーギャン フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
3 :
わたしはダリ?名無しさん? :2006/11/27(月) 22:08:53
確かに日本人は印象派が好きという話は聞く。 逆に尋ねたいのだけど、外人(といっても様々いるが)は印象派が嫌いなの?
4 :
わたしはダリ?名無しさん? :2006/11/27(月) 22:24:46
>>3 嫌いという意見までは無いにしても、
印象派だけにのみ好きなのではなく、
他も好きだが、印象派も好きという認識が多数なのではないかと思う。
日本人にとっては印象派の魅力は、 絵画鑑賞時に好き勝手な印象を言って構わないと 思われているところ。 なんたって印象派だもん。 絵画芸術の寓意とか図像学とかのバックグラウンドなしで済むから お気楽だよね。 キリスト教徒がせめて十倍いたら、事情はかわったかも。
6 :
わたしはダリ?名無しさん? :2006/11/28(火) 00:49:49
>>5 それならなぜ現代美術も人気ないのかな?キリスト教なんて関係ないのだけど。
「言っても構わない」とかねえ・・・自己表現の話になっちゃってるところが哀しい。 良いものを見たいから見る、それだけだろ。
>>6 印象派は分かりやすくて言いたいように言える
現代美術は言いたいようにいえるが分かりにくい
現代美術についていえば、そのかなりが単に大きさを競っているだけ。 「粗大ゴミ」とか「地球にやさしくない」と謗られるのもむべなるかな。 そこらへんの欺瞞性があっさりと見抜かれているんじゃまいか。 民衆のまなざしを馬鹿にしてはいかんよ。
開国時期とリンクしているため華やかな西洋文化のイメージとして 刷り込まれています。
11 :
わたしはダリ?名無しさん? :2006/11/29(水) 03:18:49
>>10 俺はこの意見に同意する。
これが日本人の西洋絵画の刷り込みになったんじゃないか?
12 :
わたしはダリ?名無しさん? :2006/11/29(水) 05:15:27
国民性としかいえないでしょーに 結論有りきな議論はつまらない
13 :
わたしはダリ?名無しさん? :2006/11/29(水) 12:39:38
14 :
わたしはダリ?名無しさん? :2006/11/29(水) 14:45:32
>>13 卵が先か鶏が先かの平行線かと思われ・・・
15 :
わたしはダリ?名無しさん? :2006/11/29(水) 19:40:04
16 :
わたしはダリ?名無しさん? :2006/11/29(水) 22:44:46
それにしても日本人は印象派が好きだね
好きなんだから良いじゃん。 でもコートルードいったら日本人誰もいなかった。
18 :
わたしはダリ?名無しさん? :2006/11/30(木) 00:10:29
>>5 タイモン・スクリーチ教授によれば
西洋で見られる本物の日本美術の殆どが江戸のものだという現実もあります。
特に浮世絵などそれほど図像的にうるさくなくて、学問的・哲学的背景を
知らなくても楽しめるものが多い。日本人が印象派を好きなのと同じですね。
と、言ってる。
今では日本人の日本絵画への好みも西洋人とあんま変わらんよね。 浮世絵だ琳派だ若冲だと分かりやすいのばかり人気だし。
20 :
わたしはダリ?名無しさん? :2006/12/01(金) 07:19:26
うーん、それはそうかもな。 ありふれたものほど目に付き、ファンというものが出来る。
でも図像的にうるさくて、思想的な背景の知識もある程度必要なはずの 仏像は江戸時代絵画にも増して大人気じゃね?
22 :
わたしはダリ?名無しさん? :2006/12/01(金) 13:43:17
日本人て、なんとなく、が大好きだから。 それと全体的に美術に関する知識が乏しいから どうしても綺麗なものに目が行くのでは。
23 :
わたしはダリ?名無しさん? :2006/12/01(金) 16:51:05
仏像は分かるけどダヴィドだドラクロワだの歴史画は分からんもんね。印象派の対象に対する無関心さ(図像学とか意味とか)=純粋に目に映った景色や色・かたちを再現しようとしたのが予備知識のない日本人にも分かりやすい絵になったんじゃないかな。
24 :
わたしはダリ?名無しさん? :2006/12/01(金) 18:44:17
自分が他人に与える『印象』を過度に気にする日本人だからじゃないかwww
見たままに感じれば良いから気楽なでそ。
26 :
わたしはダリ?名無しさん? :2006/12/02(土) 07:38:18
最近は印象派よりもフェルメールの方が人気あんじゃね? 日本人の好み云々以上にマスコミの宣伝効果次第って面が今は大きい気がする。
28 :
わたしはダリ?名無しさん? :2006/12/03(日) 06:46:40
日本の漫画やアニメは海外で人気がありますが この漫画やアニメはデザインが非常に優れてると言われてます。
29 :
わたしはダリ?名無しさん? :2006/12/03(日) 10:16:19
日本アニメに登場するメカニックなもののデザインはあちらで高評価らしいです AKIRA・Ghost in the Shell・エヴァンゲリオン・その他 ゲームですがメタルギアやファイナルファンタジーの工業デザインも受けてます 日本アニメの中のデザインの仕事はたいした物です メカニックデザインは 日本文化を知らなくても世界中の人がパッと見で「すごい」と思えますね もう一つ 海外アニメは暴力やセックスをうまいこと描かないので そういうのがうまい日本アニメが人気なのです ドラゴンボールのキャラ達の怒りに震える表情 暴力に至る直前の感情表現がとても良い・外国アニメにはないらしい ストーリーも良く練っています
そういや前に浮世絵好きなフランスの教授に「なんで好きなの?」って聞いたら 「ナントゥナク-」って笑ってたな
変なコムツカシイ理屈はそーゆー役割の人に言わせといて 何となくの印象で好き嫌いでいいじゃん。 となると印象派の絵はぴったりだと思うけど。
>>22 はたぶん的外れではないと思う(つーか一つの大きな理由だとは思う)が、
それは絵画とか日本人に限った話じゃないんだよな。
異国の音楽を楽しむときその歌詞に秘められたものまで探る奴なんて少数派に決まってる。
33 :
わたしはダリ?名無しさん? :2006/12/03(日) 14:53:43
そもそも印象派の絵に 日本(東洋)文化の影響が見られるから それを見て興味を引かれてるのもあるだろう モネの描いた『ラ・ジャポネーズ』や睡蓮の庭 ホイッスラーの描いた東洋陶器 マネやドガもしかり 後期印象派と見なされることもあるゴッホとロートレックも・・・ ルノアールやセザンヌはそうでもなかったらしい
印象派以前の絵画は 室内で暗い光の中で描いていた 室外で自然の光の中で描いたのは 印象派からで 自然光の中での色彩表現が日本人の感性に合うんだろう 要するに日本人にとってパッと見快いと感じる画面であるから 好きと言いやすい 「これなら好きといっても他人も同感だろうから安心」
>>34 前半は「おお、なるほど・・」と思いながら読むが
だんだんお里が知れ始め、最後の一行で「ああ、お前・・・w」
>>35 >>34 の最後の一行のように考える日本の一般人が多いだろうから
という意味よ?
だから言ってんだよ
怒るな
セリエヲタで「カテナチオを貶すのはにわかだからだ」とか思い込んでる奴がいるのと同じだ。
ヒント:玄人の自負
「不人気なのは劣ってるからではない」
>>41 誰が玄人でどういう自負を持っていると言いたいのか伝わってこない
そもそもカテナチオ知らんのじゃないか
鍵かけたように固いディフェンスでしょ
46 :
わたしはダリ?名無しさん? :2006/12/03(日) 16:52:35
日本の文化芸術は 春夏秋冬の風景、光の微妙な移り変わりに基づいてるから 印象派の表現にもすっと馴染めるんだよ。たぶん。
おお・・・失礼w
49 :
わたしはダリ?名無しさん? :2006/12/03(日) 19:26:33
死んだ祖父が油絵を習っていた頃、西洋美術の情報は限られたものだったけど、 印象派は鮮烈だったそうです。 私としては、海外の美術館を訪れた際に時代ごとに作品が部屋割りされてい たその順をおって鑑賞すると、感覚的なものですが印象派はやはり大きな転 換期に感じました。 日本人としては日本文化の影響が一部盛り込まれた構図や色彩、モチーフな どが印象派の絵画に抵抗なく自然に入りやすくしていると思いますが、「何 故」と今更問われてもこれらの要因は皆さんがご存知のことと思うので、スレ の存在自体が「何故」です・・。
そんなこと言ってたら 存在が謎のスレなんかいくらでもあるけど
ひとまずまとめると ・印象派は綺麗なので、玄人でなくてもとっつきやすい ・印象派には構図やら何やらに日本文化と通じるものがある あれ?これだけか・・・
>印象派はやはり大きな転 換期に感じました。 おそらくその通りで 印象派の鮮やかな色彩表現の実現には 当時キャンバスや絵の具を生産するテクノロジーの大きな進歩があったのも 大きく影響してるんだよね ;;;;;以下引用;;;;; 18世紀末には白い下塗りを施した麻布が商品として生産され, 機械練りの絵具も登場した。イギリスに起こった産業革命は 顔料化学にも多大な影響を及ぼし,18世紀後半から1世紀間に, 亜鉛華 zinc white,クローム黄 chrome yellow, アリザリン・レーキalizalin lake など鮮やかな新色を多数もたらした。 絵具の色数は一挙に十数倍になり,画家は絵具を混ぜたり, グラッシを重ねて色をつくる手間を既製色から選択することで代用できるようになった。 印象派の成立は白色下地と色彩革命に支えられていた。 ;;;;; 某辞典より
それと絵画表現の転換期ということでいうと 印象派の当時は写真の黎明期なんだよね 印象派の画家達も写真に衝撃を受けてる リアルに写実的に描いても写真にはかなわない 写真にはできないことをしようと 絵筆と絵の具でもって人間の感性で見た世界の印象を 描こうと模索し始めた時期なんであって 絵画表現が印象派の後にキュビズムやシュールレアリズムに進むのも そんな(写実は機械がやるから絵画でやる必要なしという)のがある ・・・と教科書通り書いてスンマセン
>>33 そうなの?
逆に「印象派に影響与えたから浮世絵を見よう」なんて人も多そうな気がするけど。
56 :
わたしはダリ?名無しさん? :2006/12/05(火) 14:26:25
勉強になるスレだな
印象派はそれ以前の絵画に比べ、教養がなくても楽しめるからだと思う。 前にどこかの記事で印象派が好きなのはアメリカ人と日本人が多い、 と書かれていたけど2つの国民はヨーロッパの伝統と切れてるから。 聖書とかになじんでいれば、印象派以前の絵画ももっと楽しめるかも。
アメリカは伝統とキレてるのがコンプレックス なのでアメリカ現代美術はヨーロッパ美術との連続性に もの凄く拘るんだな。なるほど・・ 印象派好きは日本と同じく素人さんに多いはず。
知識が無くても云々についてはこういう意見もあるけど
97 わたしはダリ?名無しさん? 04/09/19 19:34:04
>>95 後天的な知識を植え付けられる前の
純粋な小さい子どもに、
ジェロームの絵とモネの絵を見せて、
「どっちが上手だと思う?」と聞けば、
間違いなく全員が前者を指すと思う。
60 :
わたしはダリ?名無しさん? :2006/12/06(水) 00:26:57
>>59 その場合「どっちが好き?」と聞くのが正しい。
「どっちが上手だと思う?」は実は誘導尋問。
「どれが好き?」と聞いたらモネの絵よりもジェロームの絵よりも アンパンマンやドラえもんを選ぶだろうな。
>>57 ,
>>60 これほど伸びないスレでこれほどマンネリなやり取りが繰り返されるとさすがに
必死だなとか乙とかいうレスをせずにはおれんな。
64 :
わたしはダリ?名無しさん? :2006/12/06(水) 07:21:31
聖書やキリスト教について知識があったとしても 宗教絵画を楽しめるかどうかは疑問だけど キリスト教者が宗教絵画を観る際も 信仰心が加わっていてこそ価値を見いだすわけで キリスト教の家に生まれて知識は持っていても 信仰を持たない世代は宗教絵画を本当に楽しんでいるのか? 描かれるモチーフの解釈の仕方を知っていても 印象派の方が俺は楽しいよ キリスト教的モチーフへの思い入れがないからね 動きの固いポーズや暗い色彩が嫌いなので 解釈の仕方を知ってるかどうかと人気があるかどうかは別問題
>>66 後半激しく同意。同じことが他の絵画にも言えるだろう。
素晴らしいものを見たら感動するんだよな。知識がどうとか安心するとか、くだらねー浅読みはどうでもいい。
68 :
わたしはダリ?名無しさん? :2006/12/07(木) 00:03:56
知性より感性に逃げるゆとり教育の弊害?
69 :
わたしはダリ?名無しさん? :2006/12/07(木) 00:46:22
それを言うなら戦後教育
しょせんは不人気ジャンル愛好家のヘタレ
普通に「日本人ごのみだから」でよくね? そんなもんいくらでも例があるのに、なんでわざわざ理由づけしたがるのか分からん(まあホントは分かるがw)
知識、知らないより知った方がより楽しめる、とは思いますよ。
例えば有名なのはピエロ・デラ・フランチェスカのこの絵
http://cv.uoc.es/ 〜991_04_005_01_web/fitxer/flagelacion.jpg
この絵の基本構図が、綿密な計算の元に数学的比率の複雑な組み合わせに基づいていると
知っていなければこの絵の特別さも分からないまま。ピエロはまず始めに、建築の設計図を引くように
この絵に描く現実の空間の平面図と側面図を描き、基本モデュールに沿って綿密に
すべてのものの位置と大きさを決めた。その計算とは、画面左から中央右寄りの柱までの
長さがA=1,横全体の長さがB=√2=1.414。そして髭を生やして帽子をかぶった男の
頭上の黒大理石の長さが、すべての基本となる長さの単位(モデュール)となっている。
その十倍が画面の横の長さになり、七倍が天地の長さ、
キリストの立っている床の黒い部分はキリストが背にした柱を中心とする円であり、
その前後の白と黒の床の舗石模様は、その円に内接する正十角形の一辺の長さを元に構成されている。
その他建物の窓にある黒い棒のようなものや中央の人物のベルトの長さ、
更には手前の三人の人物の立ち位置に至るまで、
基本単位に沿って長さと位置が決められていると言う驚異的な絵なのです。
ルネッサンス絵画の至宝と言われる所以でもある。
とまあ長くなったけど、細かいことよりもこういう感性を超えた魅力も、画家自身が伝えたかったことなのは間違いない。
それをどうでもいい、と切り捨てるのは、果たしてハイレベルな鑑賞者だろうか。
人はそれをヲタと呼ぶ。
74 :
わたしはダリ?名無しさん? :2006/12/07(木) 08:09:03
印象派の源流は日本にある。古来、日本には盛り上げ胡粉による彩色が施された物が作品が多くある。 本来、油画は絵具を盛り上げる概念はなく、日本画の盛り上げ胡粉を見て現代のような描き方になったのである。 源流が日本にあるので、馴染むんだと考える。
75 :
わたしはダリ?名無しさん? :2006/12/07(木) 15:51:30
>>72 印象派との関連づけもせず他者からの情報をそのまま鵜呑みにして公表っていうのもね・・。
にしても、構図如何で名画を生むと思える理由を同時に説明するべきでは。。
後付けで都合のいい箇所を接点にした黄金比率に置き換える族にはウンザリ。
76 :
わたしはダリ?名無しさん? :2006/12/07(木) 20:00:39
>>75 そうだね。
感激した後
その理由はなんだろうと
原因の因果関係を探求するのが本来だ。
順序が逆だ。
77 :
わたしはダリ?名無しさん? :2006/12/07(木) 20:53:16
印度象
印度象派
79 :
わたしはダリ?名無しさん? :2006/12/07(木) 23:13:21
堂本印象
80 :
72 :2006/12/08(金) 00:22:38
構図が名画を生むなんて短絡的なことはあまりないでしょうね。
構図は一要素で。
>>75 の話では、なぜ名画と言われてるかと言うと
その時代精神と密着してるからだと思う。
つまり遠近法が発明された時代の精神を絵画として昇華させた
その到達点の高さに対し名画という称号が与えられたわけで。
まず見て美しくなければ絵画として昇華したとは言えませんよね。
まったく同じことが、印象派にも言えるんですよ。
あの時代には光の三原色が発見された。
現代の黎明期です。
印象派絵画は非常に科学的理論に裏打ちされてるんですね。
特にスーラなどは徹底していました。
ただ奇麗、なんかいい感じ、などという感覚だけで描かれたものではまったくないわけです。
>>76 どこにまず知識を得てから、と書いてありますか?
そんなもの邪魔だという書きこみがあったからそれは違うと書いただけです。
>この絵の基本構図が、綿密な計算の元に数学的比率の複雑な組み合わせに基づいていると >知っていなければこの絵の特別さも分からないまま。 この部分から、知識を得てから初めて到達できる領域こそが本質だ、というように読めるのですが。
>>81 80です
ちょっと分かりにくい書き方だったですね、すみません。
言いたいことは、「知識などじゃまだ」という驕った考えのままでいれば、
後から知識を得るチャンスも逃してしまうじゃないか、ということです。
閉じた心の目は、目の前に知識があってもその意味を汲むことが出来ず素通りしてしまう。
例として挙げたピエロデラフランチェスカの絵を、まず奇麗だなあと好きになることが始まりなのは
言うまでもない。しかし
>>72 のようなことを知れば、更にこの絵を深く味わうことが出来るわけです。
>>76 でもその辺りって難しい問題だよな。
ある絵に感激するかどうかはその人の知識や経験に
大きく左右されることだろうし。
84 :
わたしはダリ?名無しさん? :2006/12/09(土) 10:03:54
>>82 >>83 問題はそこだよ。
中学、高校の美術教育ではあまりにも実技と印象批評に重きが置かれすぎている。
西洋美術史も画家名の羅列だしさ。
図像学なんて夢のまた夢。
公教育で旧約聖書や新約聖書の主要エピソードを教えろとまではいかないが、
同じ画をみてもそこから得られるものの多寡に差がありすぎる現状はなんとかしたい。
85 :
わたしはダリ?名無しさん? :2006/12/10(日) 00:19:25
知識つめこんだって信仰がなけりゃ宗教画の価値は分からんのじゃないか? 分かったつもりになってるだけで。
宗教的価値と美的価値は別物でしょ。 美的価値を形作る背景の知識を知る必要があるってことでは?
87 :
わたしはダリ?名無しさん? :2006/12/10(日) 01:29:12
美的価値に特化した知識じゃしょせん片手落ちだろ、宗教画の価値をちゃんと語るには。 「美しささえ味わえば十分です」という程度なら、上中下の「中」でしかない。 知識のない「下」の連中を嘲笑ってもしょせん中。むしろ厨。
宗教、信仰という観点から見てレンブラントと 全く無名の稚拙な画家の宗教画に価値の優劣があるのか? レンブラントを特別な存在にするのは美的価値と歴史的価値だろう。 非信仰者にとっては「美的価値だけ味わえば十分」というのが当然の態度でしょ。 というか「美的価値に特化した知識」って何の話だよ?
「美的価値だけ味わえば十分なのが当然」は言いすぎだったかもしれんけど、 信仰心がないのどうのと言い出したらキリがないじゃん。 古代ギリシアの宗教を信仰してる人間なんぞ現代にはまずいないけど、 古代ギリシアの宗教美術や文学を鑑賞するのに文句言う人いないでしょ?
90 :
わたしはダリ?名無しさん? :2006/12/10(日) 01:53:36
>というか「美的価値に特化した知識」って何の話だよ? 自分でもよくわからんw スマソ >非信仰者にとっては「美的価値だけ味わえば十分」というのが当然の態度でしょ。 その程度じゃ「見て綺麗さに感動できりゃ十分」という連中をどうこう言う資格はないな。 U2語りたけりゃ歌詞ぐらい分かれよと。
91 :
わたしはダリ?名無しさん? :2006/12/10(日) 02:00:09
>信仰心がないのどうのと言い出したらキリがないじゃん。 それも妥協だよなあ。 いや、信仰心がない奴は宗教画みるなとか言わないし、 知識をベースに(しかも感性を保って)鑑賞するなら 感性オンリーで見るより味わえるだろうとも思うよ。 でも感性オンリーの連中との差別化に必死こいてる発言を見ると (あんたがそうと言うんじゃなく、このスレにはかなりある)、 「ハタから見りゃイタいだけなんだけど?」と突っ込みたくはなる。つーか、突っ込む。
92 :
わたしはダリ?名無しさん? :2006/12/10(日) 02:01:27
>(あんたがそうと言うんじゃなく、このスレにはかなりある)、 これは偽善だな、我ながらw
俺自身が「見て感動する」という以上の鑑賞が出来る 知識がある人間ではないのだが、知識はあった方がいいと思うぜ。 「美的価値だけ味わう」の「味わう」にも色々あるわけでさ。 知識があった方がより深く「味わえる」と思うし、 知識がない時には全く「味わえなかったもの」が「味わえる」ようになるかもしれない。 ただそれだけの話でさ。 もちろん文化や価値観の壁を完全に乗り越えることは不可能だろうけど、 共有出来る部分だけでも「味わおう」として楽しむのは悪いこっちゃないと思うぜ。 そもそも欧米人だってルネサンスやバロックの時代の人間との間にゃ壁があるだろうしさ。
>>91 あ、すまん。
入れ違いになった。
今更分かったのだが俺自身の考えは
>いや、信仰心がない奴は宗教画みるなとか言わないし、
>知識をベースに(しかも感性を保って)鑑賞するなら
>感性オンリーで見るより味わえるだろうとも思うよ。
この部分と同じだからあなたと意見が対立する部分はないような気がする。
感性オンリーの奴に対して知識と感性のある奴が「俺は奴らとは違うぜ」と
思うのは仕方ないんじゃないかな?
それだけ努力もしてるんだろうし優越感くらい感じたいだろうさ。
まあ確かに自分の態度だけが絶対だと思うのはどうかと思うけどな。
軽く楽しむのも一つの立場だし。
ま、味わうために知識を持とうとすること自体が悪いわけはないよ。良いことだ。
しかし、それをこのスレの流れの中で言うとな、そこには
「大衆は知識がないから印象派などを尊ぶのであり、それに比べて我らは」という
イタい、というかヲタい矜持が見え隠れするのさ。
>>1 から通して読めば分かるとは思うが。
これが「絵画を楽しむのに知識は必要か?」とかいうスレでの話なら俺は突っ込まんよ。
こんどは俺が入れ違ったかスマソ。
>>94 には同意。
97 :
わたしはダリ?名無しさん? :2006/12/10(日) 02:33:52
まあ近代以前の絵は、ぶっちゃけ知識がなくても鑑賞できる。あればより楽しめるというレベル。 宗教画は要するに宗教の広報だから、美術の歴史なんぞ素人は知らなくても良い。 まだ美術が学問になる以前の時代です。浮世絵を庶民が楽しんだのと大差ない。 印象派以降は違うんだ。象徴主義とかもそう、つまり近代以降。 なぜ印象派の画家たちが戸外で描くことが出来たか。それは絵具メーカーがチューブ入り絵具を 作ったから。画家は歴史上初めて好きな場所で描くことが可能になった。 なぜ印象派の絵が細かく分割された筆触なのか。それは当時光の三原色が発見され、視覚が科学的に解明されたから。 つまり科学と芸術が結びついたのは印象派以降。これを社会と芸術が結びついたとも言える。 神が死んだとニーチェが言って、宗教画は無意味になり、科学が発達し、社会全体が激変し、芸術も変わる。 印象派をただきれいと言ってる人には、モネたちが如何に勇気を持って旧弊を打破しようと苦闘したかなんてことは 見えてこない。知識があれば、百年前の画家が身近な人間に見えてくる。 これはとても楽しいことではないのか?
付加価値だな、よくも悪くも。
そこまで達観はなかなかできないけど、 歴史画は(必ずしも考証は正確でなくとも)、細部までみるといろいろな 発見がある。人間の生活が垣間見えたりもする。 あの面白さをもっと多くの人にわかってもらいたいなぁ。
「ヲタクサー」と人は言う
100は劣等感の塊
でもまあ、言うよな。
103 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/01/08(月) 20:23:38
宗教画なんて見ても面白くねーからな
韓国では、西洋美術というと印象派ではなくコンテンポラリーアート をイメージするらしいときいた。 出会った時期が、その後の教育への影響を含めて原因なのでは。
フランスの一般家庭で一番人気があるのは、カミーユ・コローだと聞いた。 レンブラントや、シャガールには文章の正確な読解力がある。それを物語の挿絵として 表現したときに、鑑賞した人は初めて意味を理解できる、という事がある。 新訳・旧訳聖書、ホメロス 絵画は、言葉よりも先にあるものだからね。
ひどい文章だな
107 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/01/12(金) 00:08:19
たしかにひどい文章だね。
108 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/01/12(金) 10:54:40
描く側には必要でも、観る側にはいらない。必要なのはキュレータに贋作者、評論家w。 絵の価値(あくまで値段と云う意味...)なんて所詮金持ちの道楽で決まるモノ...。 得てして投機目的でしかない。 遠近法云々...黄金分割云々...語った所で上には上の贋作者に騙されるのがオチ。 簡単には騙されないが、巧妙な手口にはアッサリと...。 ファン・メーヘレンとトム・キー こいつらよりあなたは上?
109 :
Mercurius ◆RAIDEN/jf2 :2007/01/13(土) 13:32:31
110 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/01/13(土) 14:19:42
何故日本人には印象派が人気なのか? ...の問いに主観で応えてるつもりだが何か? 日本人に印象派が人気なのは、知識で絵画を鑑賞しても...とでも付け加えようか? 八つ当たり乙...藁。
111 :
Mercurius ◆RAIDEN/jf2 :2007/01/13(土) 16:20:13
印象派以前の画家が生計の為に描いたモノは何だったか?
パトロンの似顔絵描きには気遣いが必要だ。
そこから、風景を描けるようになっただけでも『解放感』がある。
自由になったから、気楽に描いたわけではなく、ドガにしても、
セザンヌにしても自ら制約を創り出している。
ヨーロッパの一般的な家庭でも、印象派以前の絵が飾られている事は少ないだろう。
(それは常識で考えれば分かる)
ただ、
>>104 彼の指摘は面白いね。
112 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/01/16(火) 20:40:00
113 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/01/17(水) 01:27:12
確かに意味わからん
114 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/01/17(水) 03:29:17
>>104 の見解は確かに興味深いです。
私の先祖も美術教育を受けた頃は西洋画、印象派が入ってきた頃で
当時の日本の作家の作品には影響が色濃かった。個人的にはそれ以前の西洋画
も印象派を介して捉えるような機運があったように感じます。
海外の美術館でも印象派のブースは人だかりができていますが、日本人にとって
は、西洋画の原点として違った馴染みやすさがあるような気がします。
勝手な解釈ですいません。
マスコミの洗脳の成果だろ。 新聞社主導の大移動展といえば、モネだかマネだかそんなんばっかで 進歩が見られない。 あと、中世・近代の宗教画について、話題が及んでいるが、非キリスト 教徒である我々が無理にあんなの楽しもうとする必要ないだろ。イコノロジー とかも勉強しなくていいよ。むしろ、古き日本の作品、あと、偶像崇拝禁止で 紋様とか抽象性に美を見いだしたイスラム美術の方がレベル高い。
116 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/02/25(日) 00:39:08
みんな知ってて議論してるんだと思うが、印象派って名前は当時の批評家の 揶揄であって、その運動の本質を言葉で言うなら、感覚(視覚)の純粋性を 悟性の呪縛から開放するということなんだと思う。 当時の光学理論の発見などというものもあって、ものの固有色というものは 否定され、やがて揺らめく陽光のなかで、ものに固有の形すら曖昧な輪郭の なかに溶け込んで消えてしっまた。 少なくとも西洋の近代美術は全てそこを出発点として、「何を描くか」では なく「いかに描くか」の探求がはじまった。いわゆる後期印象派といわれる 人たちだ。
↑ようは悟性が未熟だから印象派に群がると言いたいわけだな?
118 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/02/26(月) 23:49:47
純粋視覚の誘惑は、画家を戸外での製作へと誘い、画布はかつてないほど明 るく豊かな色彩で彩られたが、この感覚的陶酔は、すでにボードレールなど に見抜かれていたように人間の精神の一部しか関与しないという弱点を孕ん でいて、画家たちの反抗は早かった。すでに身内にセザンヌ・ゴッホ・ゴー ガンがいたし、彼らからピカソ・マティス等への道のりはあっという間だっ た。 つまり、誰の目にも心地よく美しいと思えるような絵が描かれたのは、印象 派として知られる極く短い期間だけで、これが印象派に人気が集中する理由 だと思われ。
119 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/02/26(月) 23:57:15
なんかブルーッポイ四角の枠が出てきて・・・、入れ方が変わったの? 何がどうなったの? 人大杉が1ヶ月も続いていたと思ったら、今度はシステムが変わったの? 2ちゃん詳しい人は教えてください
じじいばばあに理解できる最後の絵画だから
121 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/02/27(火) 23:15:41
印象派の好きなじじいばばあっているのか?
じじばばは目が弱ってるから明るい画面が大好きだよ
123 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/02/28(水) 00:37:27
なんとなくだけど、 「いいな」と思う色彩感覚が、フランス人と似てるとこない?日本人。
なに人と比べてだよ?
ヨルダン人とは感性が似てると思った。
126 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/03/02(金) 09:48:16
ポップアートで停滞するよりは、 印象派で停滞する方がいいよ。
賛成
128 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/03/03(土) 10:28:15
>>120 121 122
若者の中には現代的なアートを理解できるものがいるが、
年寄りは現代的なアートを理解できないということを、
本当に考えている奴がいるとすれば大馬鹿だ。
反対もしかりで、印象派の絵画を好む若者とて存在するであろうことは想像に難しくない。
そもそもが、自分の貧しい感性の根拠を年齢に求め、
そこに、世代間の感性の闘争という図式を当てはめ、
敵を想定し、他人を下らぬ喧嘩に巻き込もうというコイズミ的発想が気に入らない。
129 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/03/05(月) 19:59:24
で、 何が言いたい?
130 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/03/06(火) 23:46:43
そもそも、赤瀬川源平とか草間弥生なんか、もうジジババだろう。
日本人はリアリズムも抽象も苦手だから。
132 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/03/08(木) 21:40:03
自称リアリストも抽象も銀座あたりの画廊を回れば腐るほど見れるよ。
133 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/03/08(木) 21:45:51
日本人は農耕民族で市民革命も経験した事がないので、お上や歴史に従順なのです。だから一度評価された物は不動の評価になります。欧米、特にアメリカなどは開拓精神があり、 新しい物を我先に探そうとします。そして先駆者はリスペクトされるのです。 また欧米へのあこがれから印象派が人気なのかもしれません。スペイン村とかそんな感じの多いですよね。
134 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/03/08(木) 21:51:31
あと印象派が人気なのは近所の画材店に行けば解りますよ!比較的簡単に書けるし、趣味の絵画として画材売り上げにかなり貢献してるとも思います。
135 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/03/08(木) 22:06:37
全く報われる事も無く、 現代的な表現を追及している老作家だって、 画廊街に行けば沢山みることができるよ。 彼らは日本人ではないということ?
136 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/03/08(木) 22:09:44
画廊街に行けば、 全く報われる事も無く、リスクを背負い込んで、 現代的な表現を追及している作家だって 山ほど見掛けるよ。 彼らは日本人ではないの?
137 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/03/08(木) 22:14:38
印象派の描き方で、 それなりの絵を描くのは大変だよ。 色数が少なくて明暗表現で組み立てられる古典技法みたいなほうが楽だよ。 売り上げもいいし。
138 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/03/09(金) 05:56:52
136>そういう人達はマイノリティーだと思います。
139 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/03/10(土) 12:51:24
>>138 美大のアトリエのぞいてみろや、
絵なんかかいてるのは少数派だろ?
ましたや印象派風の絵なんて皆無に等しい。
って俺が学生のころはそうだったぞ。
140 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/03/12(月) 14:06:51
学校では、皆がやっているインスタレーション。 学校を出たら、皆が止めてしまうインスタレーション。
141 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/03/12(月) 14:09:13
お子様大好き、アニメ大好き、世界が大好き、いかしたアート様。
142 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/03/12(月) 15:50:14
139>美大は社会ではマイノリティー。趣味の絵画教室やホームセンターや画材屋のぞいてみろや。
143 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/03/12(月) 16:33:14
!!!!【警告 日本がヤバイ 小泉、安倍、小沢、管は朝鮮人だ】!!!! 各板にはって事実をひろめろ
144 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/03/13(火) 00:15:03
>>143 そもそも、画材屋なんて減る一方だって、
大体、どっかの美大出た奴が、絵が売れないから絵の具や開いて、
地域の画家(多くは美大出)や、その絵画教室での教え子を相手に絵の具を売っている訳で、
145 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/03/13(火) 00:19:10
趣味の絵画教室で印象派風の絵なんて描いているところないだろ。 ベタベタ絵の具を塗りたくるのは、印象派でもなんでもないよ。 泥絵からきているものだろ。
146 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/03/13(火) 03:03:51
趣味の絵画教室や一般美術ファンが行く所が印象派展。印象派展に行くと年齢層かなり高いしなんかみんな品が良いね。
147 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/03/15(木) 20:40:48
最近、株が流行ってるみたいだから、しばらくすると、現代美術も人気でるよ。 要は、現代美術ってマネーゲームだからね。
148 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/03/16(金) 01:40:48
それほんとかね。
149 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/03/16(金) 12:34:41
神が不在、の美術だからじゃない?
150 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/03/16(金) 21:44:05
神社にはよく行くけどいつも留守だ。
151 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/04/06(金) 05:07:32
おお! 神もひきこもりになられたのか!
152 :
巴里厨 :2007/04/06(金) 12:27:41
日本人はおふらんすが好きだからでつよ(^ω^)
153 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/04/06(金) 17:51:37
東京都美術館のオルセー展はあさってまでだからと平日の今日 逝ってきたのだが、駆け込み観覧が多いのか午後は結構混んでた。 印象派の風景画もいいが、人物画もなかなか捨てがたいものだと 実感した。
154 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/04/14(土) 02:37:45
しっかしマスプロのセザンヌは惜しかったな。。。
9条は改憲してはならない。日本の為にならない。
日本人ではない朝鮮総連や民団でさえ、日本を心配して改憲への反対運動を行ってくれている。
私は日本人だが、「改憲すべき」などという者は、日本人として彼らに恥ずかしいと思います。
Q.中国から身を守る為、戦争に対する抑止力が必要では?
A.前提から間違っています。そもそも、中国は日本に派兵しようと思えばいつでもできました。
なぜなら、日本には9条があるため、空母や長距離ミサイル等「他国を攻撃する手段」がない。
つまり日本に戦争を仕掛けても、命令をだした幹部の命や本国の資産は9条により絶対に安全なのです。
にも関わらず、中国は、今まで攻めずにいてくれたのです。
Q.日米安保も絶対ではないのでは?
A.いえ、絶対です。
知り合いの韓国人の評論家もそう言っていますし、私も同じ考えです。
そして日米安保が絶対なら、日本を攻める国はなく、改憲の必要はありません。
しかも9条があれば、米国を守る為に戦う必要がなく、一方的に守ってもらえるのです。
Q.9条が本当に平和憲法なら、世界中で(日本以外に)1国も持とうとしないのはなぜか
A.これは、日本以外のすべての国が誤っているとも言えます。
「敵国に攻撃が届く国は攻められづらい」というのは、誤った負の考え方です。
(もっとも韓国や中国の軍に関しては、日本の右傾化阻止の為でもあるので例外ですが)
さらに日本の場合、隣国が韓国・中国・ロシアと、GDP上位の信頼できる国ばかりです。
社民・辻本清美氏「首相、憲法を私物化してる」、共産・志位氏「改憲許さぬ国民の声を」
ttp://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1176403113/l50 安倍船長は改憲という港へ船脚を早めようとしている…改憲論より急ぐべき問題はたくさん
ttp://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1176426889/l50
156 :
ちょっと釣られてあげる :2007/04/14(土) 02:54:54
157 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/06/30(土) 08:42:56
ほしゅ
158 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/06/30(土) 15:19:49
日本人は、それしか知らないから
159 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/06/30(土) 19:56:13
宗教画とか見ても感慨沸かないし
160 :
画廊 :2007/06/30(土) 20:11:03
芸術って苦いもので、鑑賞画は甘いものだろ。 だから、日本人は甘いもの好きなんだろう。宗教信も薄いね。
161 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/06/30(土) 20:48:14
日本人はちゃんとした美術教育をしていないから
162 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/06/30(土) 21:18:56
子供の頃から慣れてるから。「印象」を逆から読むと・・・
163 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/07/01(日) 01:38:04
>>162 恥|-`).。oO(ぞうじるしデツカ?、)
165 :
画廊 :2007/07/01(日) 09:46:50
堂本印象なんて、名前からそうだ。 日本画で印象派の絵だもんな。
166 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/07/01(日) 22:54:10
>>165 お前のところの画廊でも印象派は人気ですか?
167 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/07/02(月) 00:11:26
印象派がじいさんばあさんにも 理解できる最後の絵画の革命だったからだろうな。
168 :
画廊 :2007/07/02(月) 06:36:33
印象派の絵なんて、扱ったことないよ。
169 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/07/02(月) 09:30:58
右翼でしょ。
170 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/07/02(月) 09:58:39
洒落と芸術的技術が一体化できた稀有な例。
つか セザンヌは印象派じゃないだろう
つか、逆に日本人に人気が無いのは何よ。
173 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/07/02(月) 23:51:19
宗教画
人気なんてマスコミが作るもんなんじゃないの? ここ数年間のフェルメール、ダヴィンチ騒ぎ見るとそう思う。
南画とかの非リアリズム系の表出的な筆触の絵の伝統があったから、 昔のインテリには理解しやすかったんじゃないの? 庶民はインテリ達の影響を受けて、今でもそれが尾を引いてる。
176 :
わたしはダリ??名無しさん? :2007/07/03(火) 02:28:56
日本人の所謂 “情緒”って奴が 印象派にはあるのでは
>>176 一見情緒的だもんね
だけど実は成り立ち方としては西洋的なリクツっぽいものなんだけど
そこらへんは完全にスルーしてるのが一般的な受け止め方w。
178 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/07/03(火) 02:37:57
>>174 だな、それが全てではないとしても、大部分だな、やわらか戦車とか韓国とか・・・
179 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/07/06(金) 11:42:41
このテーマは面白そうだから、なんかここに書こうかと思ったけど、やっぱ自分のブログに書くわ。 暇なときに来てくれや。
180 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/07/06(金) 12:57:46
赤瀬川源平は日本人が印象派を好きなのは俳句と似てるからだと言ってたな。
182 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/07/14(土) 22:14:29
うむ
183 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/07/15(日) 06:30:09
俳句といっても子規以前と以降では違うけどな
184 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/07/17(火) 01:22:20
日本人はぼやけた綺麗な景色が好き 現実逃避型
185 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/07/19(木) 04:08:50
印象派しか知らない人もいる。
186 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/07/19(木) 04:43:14
187 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/07/23(月) 21:54:02
あのマンガでセザンヌやらルノワールが好きになってそこからの人も居るよ。 俺だけどな。ハッ
188 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/07/31(火) 23:58:50
おぼろの美で結論
189 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/08/03(金) 01:18:23
ヒロヤマガタも印象画書いてたんだよ 若い頃にね んでその版画を50万で俺に売りつけようとした ネイ○ャーボー○マジ氏ね! あんなもんそんな値段で買えるか!脳味噌血通ってんのかボケ! ・・・すっきりしました 皆さん失礼いたしました
190 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/08/03(金) 11:57:11
日本人はちゃんとした美術教育をしていないから >てどゆことですか・・・?
191 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/08/03(金) 13:31:54
192 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/08/03(金) 16:23:24
帝国の逆襲の有名なセリフを 否定形にしてごらんw
193 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/08/04(土) 15:54:45
ホースだ、ホースをしろ!!!!! いけ、ルーク! 俺の屍をのりこえろ!!! あいよ、師匠、おめえの仇はきっと欝! 魔人ギャオを倒すんだ!!! いえいけホースマン!!!! われらのホースマン!!!!
194 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/09/06(木) 23:51:52
3説あげておく。目新しいものはない。 (わかる上限説=自説) 人は自分のわかる上限に関心を持つ。わからないものや、わかりきったものには 入れ込まない。印象派はわかりやすい具象でありながら、崩してわかりにくくして あり、この程よさによって人が一番集まる。「抽象は届かない、写実は届きすぎ、 中間的な印象派ならやっとわかる」という人の割合が最大になっている。 (センチ説=古い他人の記述) 印象派は輪郭が明瞭にかかれておらず、湿っぽくあいまいで、ぼんやりしている。 物事をはっきり言わないセンチメンタルな日本人の感覚に、このあいまいさがなじむ。 白黒をつけたような、くっきりしたものを嫌い、情緒的に流されていく国民性に合う。 音楽の嗜好も同じ傾向になり、商習慣も政治も印象派ふうにできあがっている国だ。 (平易説=おまけ) 小学校で遠足など行事の絵をかかせると、生徒は印象派ふうの絵をほとんどかかない。 ところが中学になると、印象派ふうの絵が増える。これは絵を短時間にまとめる与条件 に従い、描画が平易ゆえ選ばれている。手元のくるいを複数引いた線で吸収することで、 不器用な素人でも訓練なしに成り立つ手法だ。 ところでキリスト教とからめた説は一理はあると思う。印象派のモチーフは花鳥風月 が多く、イエスだマリアだという暗いグロ系の雰囲気がない。
195 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/09/07(金) 03:24:23
なるほど
196 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/09/08(土) 19:59:18
これはアメリカのゲームです。1度やってみてください。 これは、たった3分でできるゲームです。試してみてください。 驚く結果をご覧いただけます。 このゲームを考えた本人は、メールを読んでからたった10分で願い事が かなったそうです。このゲームは、おもしろく、かつ、あっと驚く結果を 貴方にもたらすでしょう。 約束してください。絶対に先を読まず、1行ずつ進む事。 たった3分ですから、ためす価値ありです。 まず、ペンと、紙をご用意下さい。 先を読むと、願い事が叶わなくなります。 @まず、1番から、11番まで、縦に数字を書いてください。 A1番と2番の横に好きな3〜7の数字をそれぞれお書き下さい。 B3番と7番の横に知っている人の名前をお書き下さい。(必ず、興味の ある性別名前を書く事。男なら女の人、女なら男の人、ゲイなら同姓の名 前をかく) 必ず、1行ずつ進んでください。先を読むと、なにもかもなくなります。 C4,5,6番の横それぞれに、自分の知っている人の名前をお書き下さ い。これは、家族の人でも知り合いや、友人、誰でも結構です。 まだ、先を見てはいけませんよ!! D8、9、10、11番の横に、歌のタイトルをお書き下さい。 E最後にお願い事をして下さい。さて、ゲームの解説です。 1)このゲームの事を、2番に書いた数字の人に伝えて下さい。 2)3番に書いた人は貴方の愛する人です。 3)7番に書いた人は、好きだけれど叶わぬ恋の相手です。 4)4番に書いた人は、貴方がとても大切に思う人です。 5)5番に書いた人は、貴方の事をとても良く理解してくれる相手です。 6)6番に書いた人は、貴方に幸運をもたらしてくれる人です。 7)8番に書いた歌は、3番に書いた人を表す歌。 8)9番に書いた歌は、7番に書いた人を表す歌。 9)10番に書いた歌は、貴方の心の中を表す歌。 10)そして、11番に書いた歌は、貴方の人生を表す歌です。 この書き込みを読んでから、1時間以内に10個の掲示板にこの書き込みをコピーして貼って下さい。 そうすれば、あなたの願い事は叶うでしょう。もし、貼らなければ、願い事を逆のことが起こるでしょう。とても奇妙ですが当たってませんか?
197 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/09/08(土) 21:58:10
印象派の絵が好まれるのは、 日本人には、西洋の宗教画や神話画、歴史画のたぐいが、 まったくなじみがないからである。 静物画でさえ、ヴァニタスのようなものはわかりづらい。 ところが、印象派は東洋人にもわかりやすい風景と外光。 日本人の感覚にも、ものすごくマッチするものである。
198 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/09/08(土) 22:24:55
>>197 これで正解かも知れんな。
俺は西洋の宗教画や神話画、歴史画のたぐい、ヴァニタスとか
すげえ好きなんだが・・・・。
特にヴァニタスの死生観はいい。
どうせいつか人は死ぬんだから。
南画や琳派のような非写実的な絵画の伝統があったからでは? 今じゃあ漢画系の絵は却ってわかりにくくなってるけどさ。
つうか、何で日本人がわざわざ西洋かぶれにイコノロジーとか
勉強してまで、キリスト教モチーフの絵画とか見ないといけない
わけなんだ。それなら、イスラムの細密画とか仏教曼荼羅見た方がマシ。
>>198
201 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/12/18(火) 17:48:08
そうかなぁ
202 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/12/18(火) 17:56:23
>>194 答えはでた。なるほどと思ったよ。
今卒業論文で、このテーマに添って作成しています。
みんなの意見もっと聞きたい。
人気とは昔から作られるものだと思う。 黒田清輝、安井曾太郎、藤島武二、梅原龍三郎・・ 日本の洋画を作った重鎮たちが、揃いも揃って印象派に影響を受けた 作風で、それにならって美術大学も美術団体も評論家も、 すべて雪崩を打って印象派マンセー、印象派最高。と唱え続けたからですよ。独りフジタだけが違いましたけど、 思いっきり村八分でしたもんね。 本場海外ではすでに戦後美術が台頭して、 印象派が過去に押しやられても、不勉強な画商は持ち駒だけで 稼ぎ続けたいからそんなことほおかむり。 どうせ一般人に現代美術なんて分かりゃしないとタカも括って。 精神的鎖国状態のまま、つい10年くらい前まで一般人が見る展覧会といえば印象派系しかなかったと言って過言じゃないでしょう? ○すぐ1色に染まってしまう ○徳川三百年の鎖国で培われた閉鎖性 日本人ならではという気がしますけど。
>>203 来年の1/26までやっている「黒田清輝から藤田嗣治まで〜パリに学んだ洋画家たち〜」展を見に逝った?
個人的には印象派マンセーに見えなかたですけれど、どーなのでせうね
205 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/12/21(金) 05:51:20
せうね、じゃねえよ馬鹿死ね
208 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/12/21(金) 19:57:43
209 :
わたしはダリ?名無しさん? :2007/12/21(金) 20:34:40
この流れにワロタ
ゴミみたいな印象派よりアカデミーの絵画のほうが遥かに良い。 日本人は印象派が好き、というより、単に無知で、かつ、情報操作され易い 素人愛好家が多いというだけの話。 建築でも、相変わらず無味乾燥で安上がりなモダニズムを礼賛し、 それ以前の豊穣な歴史的様式には全く無知な建築関係者が日本には多いが、 それも同様の現象といえる。 まあ、ラファエル・コランに師事したまではいいが、師以上に印象派に 傾斜し、印象派を日本洋画の正統と位置づけた黒田のような輩も 日本における印象派偏重・過大評価の悪しき伝統を作った元凶といえよう。
印象派は初心者向けなんじゃないかな? ぼくも中学のころはルノワール、モネ、ピサロ、モリゾあたりが好きだった
う〜ん。 ホントは現代美術の入り口作ったんだから初心者向けじゃないんだけど。絵ヅラの親しみやすさでそういう受け止めかたしかしないよね。
初心者向けか否かはともかく 宮廷絵画やアカデミーの絵画とは違い、 伝統的教養を基盤とする上流階級ではなく 中流層向けの絵画ではあるんじゃないか。 画題も古代神話とかと無関係だし、アカデミーのような装飾性・技巧性がないし。 だから印象派は浅薄で退屈なんだよな。
言ってることは分かりますが 西洋の歴史と無縁の日本人がそれを言っても ただの好事家でしかない だから古典好きも浅薄で退屈。
>西洋の歴史と無縁の日本人 一般論で言えばその通りだろう。 だが、欧州の宮廷絵画やアカデミーの絵画ではお馴染みの、 ギリシア神話や古代エジプト、ギリシア、ローマの歴史等については、 欧州でも、一般庶民には無縁な世界。印象派当時でもそうだ。 「好事家のものでしかない」と言うなら、近代以前の美術、芸術音楽 のほぼ全てにそれが当て嵌まってしまうよ。 >古典好きも浅薄で退屈 意味不明。
219 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/02/11(月) 10:48:03
日本人に印象派なんてわかってねぇよ。 印象派は非常にアグレッシブな絵画。伝統の破壊がテーマ。 そう感じられないで、あらきれいねで終わってしまうのは冒涜以外のなにもの
220 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/02/11(月) 11:56:27
>伝統の破壊がテーマ だったら、印象派を至上のものと崇める近現代の日本特有の伝統・悪習も 破壊されるべきだな。 西洋絵画に限定しても驚くほど多様な流派・傾向があるなかで 印象派を特別扱いして神格化する日本の悪風は、 美術への冒涜以外の何者でもない。
221 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/02/11(月) 12:01:32
印象派は浮世絵の国日本ではスタンダードな技法。 村上隆の作品と同様に伝統の破壊とは日本人は感じていない。 印象派は日本では癒し系。
村上隆・・・・・・・・・・・・ またおまえか
浮世絵、その他の日本美術は印象派以外のヨーロッパ美術にも影響を 与えているが。印象派とだけ親密みたいな理解は誤解だ。
たぶん 上野団体展系の人なんだろうな。 そういうとこでは未だに印象派マンセーな 人が多そう。美術史的教養は脆弱w
225 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/02/11(月) 16:07:05
日本人が特に印象派に執着してると考えている人は、海外との比較をした上で 言っているんだろうか? 世界の美術館やその中の印象派ブースは日本人に限らず人気がありますよね。 その光景からでも美術史上やはり大きな転機だったのは、絵に興味がなくても 漠然と感じます。
>>225 海外って具体的にどこを指して言ってるのか知らないが、
欧米では、印象派やそれに始まる近代絵画偏重が反省されているのが
ここ10数年以来の潮流だよ。特にインテリ層ではそれが顕著だ。
相変わらず印象派で盛り上がってる人は、
どちらかと言えば、美術愛好家というより、ゆる〜い観光客のような人が中心。
まあ、昔からずっと印象派しか見てない人は、 近時の欧米の美術界の潮流として、印象派がどれだけ相対化されてきているか ということを実感として知らないんだろう。
>>227 同意。印象派マンセーの日本人には、
当時の美術界主流派のアカデミーの画家の名前を5人以上
瞬時に挙げられる奴はまずいなそうだ。
印象派しか見ずに印象派最高!と思ってる奴が日本には多い。
要するに無知・無教養であり、視野が狭い。
229 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/02/12(火) 03:34:50
理由は単純、それしか知らないから
230 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/02/14(木) 03:04:05
間隔入れずに「同意」は香ばしいものだな。
232 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/02/14(木) 17:58:36
基本的に印象派の作品は宗教色や貴族趣味も薄く、わりと身近な題材で、 理性的というよりも情緒的な作風のものが多いから。 堅苦しい理屈よりも、「あらキレイだわね」というオバハンにありがちな 単純でわかりやすい判断がしやすい。 またそれを他人に否定される材料もない。
233 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/02/14(木) 20:07:20
先年の新国立美術館「20世紀美術探検」を見た、いかにも 田舎家族一行が、「いまひとつだったな。有名な人があまり いない」って言ってた。 デュシャンもマン・レイもポロックも、速水御舟も森村泰昌も いたのに。 あれは結局、自分たちの知ってる印象派がいないってことなんだ。
234 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/02/14(木) 20:12:02
>>233 ( ^∀^)ゲラゲラ
かっぺ低学歴DQNの価値観=自分が知っているか知っていないか
おめえ、中学で番はっていた、A先輩知ってっか?
フランシス・ベーコンの展覧会カタログの前書きより たいていの人には、自分が生まれる50年前に作られた芸術作品の どこが新しいかさえ分からないものだ
237 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/02/18(月) 11:55:50
この状況に、 抽象=都会的=高尚 具象=田舎的=低俗 って、近代的差別意識が絡んでややこしくなる。
238 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/02/18(月) 12:26:44
おまえらやたらと口だけは達者だな。
ジャズ板系の者です ジャズファンも、マイルス、コルトレーン的な引力圏からなかなか抜けきれません。 反省しつつも、特異点が持つ輝きには抗い難い魅力がありますね。
240 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/02/18(月) 14:15:48
つまり、印象派には日本人の根本をくすぐる何かがあるって結論?
241 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/02/18(月) 20:18:42
>>239 なんで反省するの? なにを反省するの?
反省っていうのは、変化に対しての自分の態度ですねえ。 ジャズに限らず、アートって、先人やら昨日の自分を越えようとするアーティストさんの革新意欲こそがキモなのに、 それを受けとる側は自分の好みや理解の範囲内にそのアートやアーティストさんを閉じ込めておきたいと保守偏愛に陥りやすいなあ、 と反省してます。 長々とご静聴ありがとうございました。
243 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/02/19(火) 12:07:36
印象派も革新だったわけだけど、今は保守。 ビートルズにも似てる。 みんな大好き。
244 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/02/19(火) 12:53:21
マスコミの宣伝に踊らされて詰め掛ける年寄りが多い
自分の残り時間が決して多くは無いことを自覚せざるをえない人たちだ。たくさん良いものを見ておきたいのだろう。やがてはおれたちも分かる時がくる。
246 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/02/20(水) 23:45:03
絵画上の印象主義が齎した視覚上の革命は、非常に本質的なものである。観念性と 馴れ合ったシュールやダダが一過性の流行で終わったようなものとは根本的に異なる。 本質的であるが故に、時代とともに色あせることがない。 この革命の性質を、手短に言うならば、
ん?なあに?
248 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/02/23(土) 02:03:04
というか、日本では余りにも印象派が持上げられ、正統派的な扱いをされたため、 逆に、今となっては陳腐そのもの。 大体、あの素描的にデタラメで美の欠片もない堕落した絵画様式が 何故、賞賛されるのか、信じ難い。 要するに、反・貴族趣味、反・ブルジョワ趣味、という歴史的文脈・背景が あってこそ、印象派は評価されるのだろうが、 そのような思想的背景を捨象して、虚心坦懐に眺めれば、 印象派など、単に下手くそで中途半端な、退屈極まる絵画に過ぎない。 印象派礼賛は悪質なカルトと大差ない。
249 :
西区 :2008/02/23(土) 02:59:43
文脈でしか美術を理解できない人ってけっこういるよね。 美術教育の弊害ですね。
文脈ぬきで芸術と対峙するって、どうすりゃいいの?なにかコツあるかな?
全くの白痴になりきって絵を見る。 とまでは出来なくとも、解説パネルとか図録とかは読まずに 絵だけを見る。グルメや音楽(オーディオ)とかであるような ブラインド・テストのように。技法や構図について、歴史的経緯を 思い浮かべず、それ単体で見る。
254 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/02/24(日) 16:54:36
>>249 機械翻訳してもイマイチ意味が解らん・・・
255 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/02/25(月) 10:18:35
文脈ぬきで芸術と対峙するって、有名だからとか美術年鑑の評価額 で作品を見る買う現代日本人には無理。 5万円持たせて作者を隠した10点の作品から作品を選ばせる的な ゲームでもやらせたら、少しは考えるかもしれないけど。
まあ、「美術観賞板」となっていても、ここはほとんど「骨董&売絵板」みたいなところだから無理だろうけど、 こんな最低レベルの板と日本人全部を一緒にしてほしくないなあ。
開高健の裸の王様をまた読み直したくなったよ
258 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/02/25(月) 17:00:38
漫画はまだみんな、作家のネームバリューとかじゃ なくて読みたいから、好きだから買うでしょ。 そういう健康的?なところがアートには少なすぎる。
好き嫌いとか美意識って、各々が自分なりの座標を作ってセッティングしていくんだろうけど、 印象派って割りと人生初期にインプットしちゃうから、後々の位置関係にも影響しちゃうよなぁ。
260 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/02/26(火) 10:56:06
素人に入っていきやすい絵が多いだけじゃね?
261 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/02/26(火) 12:24:44
印象派は日本人の素人だけに人気があるのかな?それとも世界的に見ても素人には人気があるの?
あの下手糞さが素人に親近感を抱かせるのかも。
264 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/01(土) 00:21:16
フッ、ドガは下手かね? 節穴諸君。
265 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/01(土) 01:05:50
ルノワールもうまい。 絵具を混ぜるのでなく、塗り重ねて描いた女性の肌の美しさときたら・・・
ドガはデッサンを重視した画家だし印象派グループに参加してはいたけど 作風は印象派っぽくない ルノワールはデッサンは下手糞でしょ
267 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/01(土) 03:45:05
ルノワールはデッサンうまいよ。 デッサンへただったら、エコール・デ・ボザールに入れるわけないでしょ。 君が素人なのはわかった。
268 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/01(土) 10:45:23
>>267 素人と比べて上手いと言っても意味ない。
サロン入選の画家達と比べて上手いかというと、
やはり下手糞な部類だろう。
ルノワールが描く女なんて リアルでいたら怖いほど醜いのが多いじゃんよ。 あれが美しいという偏向した美意識(美術思想?)が、 まさに、日本の誤った美術教育の結果なのでは? アングル、グレール、カバネル、ブーグローらが描く 端整な容姿、滑らかな肌と比べてみるといい。
270 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/01(土) 11:36:52
>>269 同意
カバネル・ウォーターハウスなんか心が洗われるようだ。実に美しい^^
kudaran
そう。印象派はくだらん。あれを褒めそやす連中もくだらん。
273 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/02(日) 00:35:14
世界的にみれば、印象派はポスト印象派に完膚なきまでに 否定されている。 日本で印象派をもてはやすのは、図像学のお勉強をしないからだろう。 寓意が読み解けないんだから仕方がない
>>273 もしかして文脈でしか見れない人?
ところで、印象派に限らずとも近代美術全般にわたって、概して図像学的な寓意はありませんが、何か?
275 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/02(日) 01:24:14
276 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/02(日) 06:43:01
カバネルの肌はマネキン。 ウォーターハウスの画肌は汚い。 ラファエル前派も一緒。美しくない。 19世紀の画家なんて16、17世紀の画家にはるかに劣る。 サロンの画家よりルノワールのほうがまだマシ。
このスレJaneで見ると笑える メンヘル板でやったほうがいいよ
女の肌が汚くて皮膚病みたいなのはルノワールのほうだって。 画肌が汚い粗いタッチも、言うまでもなく印象派のほう。あれも耐え難い。 印象派を誉める日本人は、パリのサロン入選のアカデミーの画家たち、 英国ならレイトン、アルマ・タデマ、ポインターらのロイヤル・アカデミー の画家たちの絵なんてろくに知らないのだろうね。 知らないから比較のしようもない。 良く知っていれば、印象派のほうが美しいかのような妄言は 軽々には出てこないはずだが。
281 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/02(日) 12:48:15
日本人は、なんて言うか、現実があまり好きじゃないんだよな。
282 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/02(日) 13:23:52
>>276 美術の知識が無い日本人の典型的だなwww
おめえはイルカの絵でも飾ってろよw
いや、既に飾ってあるのかwwww
283 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/02(日) 14:10:29
>印象派と言われている訳ですが、何故にそこまで印象派だけに >固着するという嗜好が生まれるのかを問いたいと思います。 別に。 ダ・ヴィンチの絵とかなかなか日本の美術館は買えないからなぁw 印象派は小さなキャンバスにたくさん描いて点数も多いから売買されて日本にも多くあって現物が親しまれているだけw それと、いろいろ理屈こねてる馬鹿がいるようだけど、 寓意が満載のフェルメールの絵がいま一番人気だよww なんなの?このスレww
284 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/02(日) 15:09:32
>>280 近代の定義は?どこの国について言ってる?
印象派が近代なら、
俺が278で挙げた画家たちも近代の画家ですが何か?
というかそれも知らないの?
モダンアートを偏重する傾向が20世紀にはあったから、
モダンしか知らない自称美術通が特に日本には多いね。
>>280 は近代以前の美術知ってる?
>>285 近代美術を極めたデュシャンによって
そういう網膜刺激だけの美術はすべて斥けられたんだよ。
287 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/02(日) 19:41:58
デュシャン(笑)
>>287 西洋美術にしか目がいかない
>>285 =
>>287 の方がクソだろう。
アフリカンアートもアボリジニアートもイスラムアートもペルシアンアートも
そして中国美術や日本美術も西洋美術よりずっと優れている。
289 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/02(日) 21:31:11
印象派好き(?)もしかしたら日本人に限らないことかも知れないね。 美術好きと言い張るために歴史や民俗知らなくてもいいからね。 印象派理解するには人間の本能的な欲求みたいのさえあればいいと思われてるんだろうね。
290 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/02(日) 21:55:31
嗜好の問題で優劣つけてもしょうがないだろ
291 :
285 :2008/03/02(日) 21:59:06
>>288 俺は
>>287 じゃないよ。あんた妄想ひどいな。
何が優れているかは個人の趣味や価値観によって変わってくる。
個人的な見解を言えば、中世初期の欧州、とくにローマ・カトリック圏の美術
は、古代ギリシアやローマと比べれば勿論、同時期のビザンツ(東ローマ)帝国や
ムスリムの美術の洗練・精巧さと比べ、酷く稚拙で野暮ったい。
明らかに文明水準の差を感じさせる。
また古代・中世のインド美術のレベルにも驚かされる。その影響下の東南アジアの
美術も同様だ。11-12世紀インドのジャイナ教寺院を見れば、
古代ローマの建築美すら色褪せかねない、驚くべき精巧さと豊穣な装飾性に溢れて
いる。日本美術は国内では絵画や仏像ばかりが注目されがちだが、
蒔絵、七宝、など装飾美術の洗練が全世界的に見ても抜群のレベルにあると
感じる。欧米では、浮世絵、応挙や若冲のコレクターもいるが、それ以上に
印籠や根付のコレクターが多い印象をうける。
世界の美術に広く目が行っているらしい
>>288 は、
「西洋美術よりずっと優れている」をもっと具体的に書いてみてくれ。
スレタイの問いに対して、皆さんが提出される「それは〜だからだ」というお答えは、乱暴に2パターンあるように思います。 (1)それは印象派が〜だからだ。 (2)それは日本が〜だからだ。 共通して〜の箇所には、否定的な見解が述べられているようです。 この縦軸に、小規模な肯定的反論、中立的な相対主義、一部稚拙な小競り合い、が絡み合う、といった展開でしょうか。 果たして新展開はあるのか、このままスパイラルな状況が継続されるのか、楽しみであります。
>>285 いろいろ詳しそうですね。
ちなみに近代の美術についての評価を具体的に聞いてみたいです。
全否定?
>>293 あなたは
>>288 ですか?
とりあえず私は291で書いたので
まず、あなたの見解を聞いてみたいのですが。
295 :
293 :2008/03/02(日) 23:25:02
>>294 288ではありません。
近代の美術をどう考えるのかを具体的に聞いてみたいと思ったんです。
296 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/03(月) 00:07:18
ルオー最強。
ルソー最強。
ルドン最強
299 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/03(月) 18:26:35
スマイル満開!
300 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/03(月) 18:31:25
ルオー(笑) ルソー(笑) ルドン(笑) モネ(笑) ルノワール(笑) セザンヌ(笑) ゴッホ(笑) ゴーギャン(笑) 印象派(笑)
301 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/03(月) 19:46:20
実は印象派よりリアル系のブーグロー、カバネルといった絵の方が人気あったりする。
302 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/03(月) 20:04:19
そうそう。 印象派の絵なんかより、ずっとブグローのほうがすぐれてるよね。 ただ印象派より知名度が低いから知らないだけで。 印象派が好きだった人でも、ブグローを見たら印象派より好きになった人もいるしね。
303 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/03(月) 22:10:02
印象派がいいって言ってる奴は目が悪いか、それしか知らないかのどっちかだろ。
304 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/03(月) 22:40:08
そこで、ピカソ・ルオー・シャガールですよ。
ローマ賞受賞のアカデミーの大物画家Bouguereauブーグロー(1825-1905) は、カバネル、グレール、ジェロームらと同じくサロンで活躍した画家だね。 一般で最も有名なのは、オルセー所蔵の「ヴィーナスの誕生」(1879)だろう。 もっとも、輸入もののアート系カレンダーとかによく取上げられるので、 印象派以上に親しんでいる人も多いはず。 アカデミー伝統の素描の正確さという点ではリアルな画風だが、 クールベ(1819-1877)らのリアリズム(写実主義)とは全く別の流派。 古代神話や歴史的・文学的・宗教的画題など、言ってみれば、 現代の巷の庶民生活とは無縁の、およそ浮世離れした画題をメインとするのが アカデミー派の絵画であり、その点で幻想絵画の一種ともいいうる。 貴族趣味や貴族的教養を遠ざけ、寓意や隠喩とも距離を置く印象派 では味わえない魅力の1つ。 印象派の「安っぽさ」「浅薄さ」はこうした物語性の欠如による面も大きい のではないか。逆に、だからこそ近代的・庶民的であり、素人には入りやすいのだろう。 ラファエル前派が、しばしばアカデミーと親近性を持ったり オーバーラップするのは当然かもしれない。
306 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/03(月) 23:05:14
印象派の何たるかを知りたければ、ボードレールでも読むべし。
>>306 では、印象派と「悪の華」で有名なボードレールとの関係を
詳しくみっちり説明してください。
308 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/04(火) 01:16:01
キーワードは、「モデルニテ(現代性)」だ。みな各人の「モデルニテ」を求め、 「象徴の森」を通過したのだ。 なんと胸締め付けられる世紀であることか!
絵画に限らず、どの分野でも、「わかりやすさ」ってのはジレンマを抱える要素になっちゃうのだった説。
311 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/04(火) 04:21:17
「わかりやすさ」ではサロンの画家に軍配が上がるのでは? 誰が見ても上手い絵だとわかる点では。 日本の現代画家でも写実系が人気あるし。
ポピュラーな人気を得た作品(絵画に限らず)と、どう対峙するか。 その道に疎い素人判断、その道に一家言ある玄人判断。 無垢に自分の評価を下せるのか、はたまた流れに伸るか反るかの邪念が生じるのか。 双方ともに入り乱れて議論は紛糾すれども、作品は静かに身を委ね続けるのみ。
313 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/04(火) 14:38:35
無名の画家を見つけて紹介する、結果、多くの人が賛同する 場合、やはり見つけた人がカッコイイと思うんだけど。 すでに有名な画家が好きと言われてもつまんなくない?
サッソフェラート! ・・・イギリスじゃ国民に根付いているけど。
>>291 インドのジャイナ教寺院を色々見られたんですか?
うらやましい・・・。
アーブ山、ラーナクプルのジャイナ教寺院群は俺の憧れです。
テレビで知って以来いつかは行きたいと思ってるんですが、
未だに行く機会に恵まれず・・・・。
印象派のほかに〜〜派ってつくグループあるの?
317 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/05(水) 15:53:44
死ぬほどある。 ラファエロ前派、バルビゾン派、ナンシー派、目黒派、ヤニ派……
たくさんあんのねえ。連Qで恐縮ながら、印象派以降の〜〜派もたくさんあるの?
>>1 印象派はこれまでの絵画と違って色彩が明るく華やかで、
題材も宗教神話貴族の予備知識が不要で素人でも取っ付き易い。
しかも明治時代に留学して印象派の技術を日本へ持ち帰った画家達が
大御所になり、現在の権威芸術の基礎になってるから。
320 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/05(水) 22:12:09
そうそう。欧州では、反アカデミズム、反伝統、反権威、反主流 のアングラ芸術として登場した印象派が、 欧州の伝統に無縁の日本では、洋画の主流・正統派としてのさばり、 権威として悪影響を垂れ流し続けてきたのは まさに、歴史の皮肉としか言いようがない。 モダニズムと同様に、いまや印象派こそが、 如何にも古臭い陳腐化した退屈な表現様式であり、 その信奉者こそ、その頑迷さ・視野狭窄・アナクロニズム を批判されるべき存在なのだ。
やっぱり印象派はゴミってことだね
322 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/05(水) 22:47:51
>>321 だなwww
あんなゴミ絵、本当にただの印象しか残らないw
323 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/06(木) 04:35:22
同意。19世紀以降の絵はつまらん。
また昔の美術vs現代の美術というよくある凡庸な構図に収まっちゃいましたねwww この板って永遠に同じことを繰り返してるスレが大杉
皆さんの主観を少し脇に置いて(少しネ) もう少し事実を積み重ねてはどうですか。 印象派が日本人に人気がある、ってデータ上の裏付けあるのか、はたまた単なる印象なのか。展覧会数、入場者数、出版数、等々どういう数値で印象派の日本人人気を示せますか。
データでみれば、もしかしてスレタイ自体が、もはや昭和的な過去の幻想ってことも有り得る訳で。
327 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/06(木) 12:10:59
図書館にいって美術のコーナーを見てみろwww ほとんどが印象派の画家の本ばかりだからwww
ずいぶん雑な裏付けだね
329 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/06(木) 13:54:56
>>328 おめえはゴッホでも見て(・∀・)ニヤニヤしてろ
子供の捨て台詞だね
331 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/06(木) 15:33:13
ずいぶん雑な捨て台詞だね
>昔の美術vs現代の美術というよくある凡庸な構図 全然違うだろ。印象派自体が「昔の美術」なんだからさ。アフォか?
「体系世界の美術」だっけ?あれの新しい版では、従来の印象派偏重の反省、 印象派の過大評価に対する批判が、かなりのページ数を割いて本格的に 論じられているよね。欧文ではなくて日本語文献でも。 印象派が過度に持上げられ、反面として、かつての主流たる アカデミーの絵画などが不当に低く扱われてきた、というのは ほぼ争う余地のない事実ではないのか? もちろん、数値化してデータを示すことは意義のあることだろうが、 科学でもそうなように、データ採集の対象範囲や採集手法までが 論争の項目に含まれることになる。でも、それでは話が複雑になりすぎて 実際2ch向きではないと思う。
334 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/06(木) 23:32:09
だからといって印象派を過度にこき下ろす必要もないような・・・。 どっちの良さも認めるって選択肢はないの?
印象派に始まる近代画派だけを取り上げ信奉・賛美してきたのが 20世紀の美術界の権威筋の人々。不幸な歴史だ。 彼らの攻撃性・排他主義はカルトといってよいレベル。 元来、主流に対するアンチとして登場したから、攻撃性は凄まじかった。 印象派を賛美する日本の老人美術評論家の駄文を読んだことがあるが、 カバネルらアカデミーの画家たちは、作品だけでなく、人格までもが ボロクソにこき下ろされていたよ。それこそ科学的な根拠・考察など全く なしに。むきだしの主観・好悪だけの稚拙な文章。 人格・良識を疑わせるのはまさにこの評論家のほうだった。 政治におけるナチスや宗教におけるカルトの攻撃性・過激さとも相通ずる。 本来、どの画派にも夫々の長所・魅力があるというのは分かる。 だが、こうした過去の美術界の極端な偏向、一部の者による恣意的で傲慢な ファシズム的支配・洗脳を、一度は徹底的に破壊する必要はあるだろう。
338 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/07(金) 00:39:23
印象派はゴミだから、過度にこき下ろされるぐらいが丁度いい
ここで印象派を批判してる人たちは、なんか今の美術界の時流に乗っかった上で安心して印象派批判してるように思えてきましたよ。
340 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/07(金) 01:32:45
>>336 ないね。ゴミをゴミといって何故悪い?
またゴミを崇拝する日本人も馬鹿w
341 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/07(金) 01:33:26
>>338 いや、これでも遠慮しているくらいだ。もっと言ってもいい
342 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/07(金) 02:19:17
人が精魂かたむけて制作した作品をゴミ呼ばわりする人間は呪われますよ。 確実に。
343 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/07(金) 02:53:32
>>342 人に呪われると断言する奴もまた呪われますよ。
確実に。
344 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/07(金) 02:55:46
印象派を盲信する奴は宗教をやっている奴みたいだなwww それを否定すれば呪われるって・・・wwww
345 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/07(金) 08:22:40
>人が精魂かたむけて制作した作品をゴミ呼ばわりする人間は呪われますよ。 >確実に。 それをやってきたのが、まさに印象派を信奉する連中だったのだよ。 美術史をもっと勉強しな。
ところでアカデミーの画家たちのどこがいいの?
347 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/07(金) 10:59:09
>>346 まず自分自身で数多く作品を見てみなさい。
話はそれからです。絵画というものの性質上、
よく見ていない人と話してもあまり成果はありません。
349 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/07(金) 12:37:39
>印象派が過度に持上げられ、反面として、かつての主流たる >アカデミーの絵画などが不当に低く扱われてきた、 そーいや、現代の画家でレンブラントやラファエロみたいな 率直な美的領域に挑む人ってあんまり見かけないね。 保守派が印象派偏重で古典を切り捨ててるのは矛盾してるのかもね。 >全然違うだろ。印象派自体が「昔の美術」なんだからさ。アフォか? なんか進歩的文化人が、100年以上も昔からやってるフェミニズム運動とかを 未だに「進歩的」と言ってるの思い出した。
351 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/07(金) 17:38:37
印象派に対する浮世絵の影響というと、 具体的には誰にどういう影響を与えたのか、 日本人にはちゃんと認識されてるのかな?
352 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/07(金) 21:55:23
>>351 そんな言うほどの影響なんか与えていないねww
それは妄想だろw
>>346 アカデミーの絵画のどこが悪いの?
それとも、ろくに見てもいないのに、悪いものだと洗脳されてしまったの?
だとしたら本当に気の毒だ。
誰が何と言おうと、自分自身の目で確かめてから判断する、という
科学的精神は大切だと思うよ。
あらためて、アカデミーの画家たちのどこがいいの? やっぱ誰もこらえられないのかwww
>>354 デッサンの正確さ、古代ギリシア・ローマの美術を範とした優美・端整なフォルム、
緻密な筆致、繊細・装飾的なディティール、物語的興味を喚起する想像力豊かな画題。
答えるも何も、そんな事他人に聞くあんたは自分で美術史勉強しなさいよ。
357 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/08(土) 01:09:05
結局、印象派を信奉するような人は、 他人に与えられたものをそのまま鵜呑みにして信じ込んで、 それを自らのアイデンティティとして縋るしかないようなレベル の人が多いのだろうね。 アカデミーもラファエル前派もリアリズムも印象派もじっくり見てきて 勉強もした上で、それでもやはり印象派が好きだ、 というのならそれもありだろう。 だが、彼らの場合はそうではなく、 「印象派や近代絵画以外は駄目だ」というような、 かつて盛んに行われていた美術教育・洗脳を、 自らは検証することも無しに盲目的に信じ込んできただけのようだ。 このスレで何度も指摘されているように、全体を見たうえで印象派を 賞賛しているのではなく、単にそれしか知らないから。 子どもの頃目の前に与えられたものが偶々印象派だったから。 それ以降も興味の範囲を広げることもなく閉鎖的に生きてきたから。 自ら能動的に美術に接して来なかった他人任せな人たち。 アカデミーの美術についてだって、自分自身で観賞したり勉強することは 容易なはずなのに、それをせず、いちいち他人に聞く。 こんなふうに、権威追随で操作され易くて、なおかつ頑迷な人って 実は結構よくいるけどね。
つまり印象派マンセーな奴ってのは印象派と同じく 皮相的で底が浅い連中ってことだな。 流されやすいくせその自覚が全くない。じつにおめでたいね。
359 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/08(土) 01:47:53
ここはなに? 美術通気取りが一般の美術ファンを馬鹿にするスレ? 中二病っぽいな
>>342 >人が精魂かたむけて制作した作品をゴミ呼ばわりする人間は呪われますよ。
美術作品の評価は、作者が精魂傾けたか否かで評価するべきものでしょうか?
作者が苦労したり努力すれば、作品の価値もそれに正比例するのでしょうか?
私はそれは違うと思います。作品自体で判断すべきでしょう。
なお、既に指摘がある通り、印象派の時代の主流だった美術を、
罵倒して執拗に攻撃したのが、他ならぬ当時の革新主義者達
(印象派やその賛同者も含む)だったのです。
あなたの理屈で言えば、まず呪われるのは彼らのほうでしょう。
>>359 >ここはなに?
聞かなきゃ分からんか。日本語も読めないあなたはリアル消防?
363 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/08(土) 02:47:41
>>359 ここはブーグローやウォーターハウスのようなリアル系の絵を好きな人が
印象派をけなすスレになったから、印象派好きな人は見ないほうがいいですよ。
364 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/08(土) 03:27:41
365 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/08(土) 03:29:47
>>357 印象派大好き人間=そうかとか大作とかそうかとか大作とかの宗教にかぶれた人
否定する奴は呪われると断言w
366 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/08(土) 05:32:31
連投きもいね・・・
367 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/08(土) 05:39:02
時々私はルソーに対してすばらしい画家だと思うことがある 特にジャングルの密林や空ノ色使いなどである しかし、正面を向いて正座してるネコや プロレスラー赤ちゃん、 フットボール、多次元的な遠近法を見ると、やはり彼は一級のエンターテーナー であると夜一人で、にやつきながら再確認するのである。
368 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/08(土) 05:40:12
369 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/08(土) 05:41:49
370 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/08(土) 05:42:24
371 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/08(土) 05:43:13
372 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/08(土) 05:43:16
373 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/08(土) 05:44:36
374 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/08(土) 05:45:28
375 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/08(土) 05:51:42
376 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/08(土) 06:02:03
377 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/08(土) 06:02:34
378 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/08(土) 06:22:22
379 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/08(土) 06:22:50
386 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/08(土) 12:09:32
>>355 >デッサンの正確さ、古代ギリシア・ローマの美術を範とした優美・端整なフォルム、
>緻密な筆致、繊細・装飾的なディティール、物語的興味を喚起する想像力豊かな画題。
マジレスしますね。
こういうあらかじめ設定されている規範に向かってひたすら洗練するだけの美術ってつまらなくないですか?
ダ・ヴィンチにしろミケランジェロにしろティツィアーノにしろ、昔の巨匠は古典美術や同時代美術を参照しながら、
みずから規範を刷新していったというリアリティが感じられて、今でもワクワクしながら見れるんだけど、
カバネルやブーグローの絵ってそういう規範の形成力っていうのがあまり感じられない気がします。
たしかにある種の偏見によってきちんと見られもせずに低く評価されてきた、という主張は一理あると思います。
規範の形成力という価値基準がある意味でモダニズム的な見方だと言われればそうかもしれないし、
美術にはそういうものは必要なくて、上に述べられたような「デッサンの正確さ」や「優美・端整なフォルム」といった
一定の質の高さだけが求められるのだ、と言われるのであればそれはそれで一つの立場としては理解できますけど。
ちなみにたしかセザンヌはブーグローを尊敬していたし、スーラはシャヴァンヌから影響を受けたりしていますね。
それと、もう一つ。「美術史を勉強しなさい」と言われていますが、
上に述べられたようなアカデミーの美術の見方って、
じつは根本的に反美術史的なものの見方のような気がするのですが、どうですか?
古典技法を極めても「古典の焼き直し・無意味」と評価されず、 実験的新技法の方が楽チンで評価もされるから 画家達はこぞって後者の道に進むて感じかな? 革新(現美)も保守(古典)も大事なのに、権威芸術や日展見てると、 中途半端に新しくて古い印象派にダマになってるような印象があるね。
>>386 >あらかじめ設定されている規範に向かってひたすら洗練するだけの美術
そのような美術観自体が疑問ですね。これは伝統的美術を
否定しようとした近代主義によって喧伝され広められた見方でしょう?
近世の狩野派に対する従来の低評価と非常に良く似ていると思います。
あなた自身は、印象派以外の美術を実際によくご覧になったことがあるのですか?
非常に多様性に富んでいますよ。実際には、その詳細を逐一、この場で
文章のみで説明しきることなど不可能です。
さらに言うならば、近代主義が称揚するところの革新性や規範定立力
があれば、作品の価値がより高まるのでしょうか?
革新的であれば、作品が面白く、興味深くなるのでしょうか?
その発想自体が、既に近代美術教育の刷り込みではありませんか?
近代主義は、伝統やアカデミズムの否定・破壊それ自体を「善」と考えて
いた面がありますから、信奉者にとってはまさにそうなのでしょう。
しかし、それ自体がまさに滑稽極まる思想的足枷ではありませんか?
思想や主義が最優先の芸術、それこそがまさに退屈でつまらない芸術だと
私は思いますね。
しかも、伝統を破壊するだけ破壊した近代主義は、 その後、独創的かつ豊穣な世界・規範を築けたのでしょうか? 結局は理念倒れで、大した成果も生みだせないまま、 弱体化していったようにも見えますが。 モダニズム建築など良い例で、ワンパターンの極みですよね。 いまも日展その他で腐るほど転がっている印象派「風」絵画も同様です。 近代主義が最も忌み嫌った陳腐化・没個性的模倣が、まさにここにありますよ。 大いなる皮肉ですね。しかも、近代主義は、伝統的権威をあれ程嫌ったくせに、 自らはそれ以上に、美術界に権威として君臨しようとし、思想支配を行って きました。これ以上の皮肉があるでしょうか? 念のため一言。 私個人の意見としては、印象派が無価値と言いたい訳ではありません。 好きな人は自由に楽しめばいい。問題なのは、印象派や近代絵画のみを 賞賛し、他の美術、とりわけアカデミーやその周辺の美術を貶してきた 20世紀の美術界の歪んだあり方なのです。
>>388 とりあえずちゃんと返事してくれてありがとう。
>あらかじめ設定されている規範に向かってひたすら洗練するだけの美術
これは、アカデミーの美術の良さについてのあなたのお答え(
>>355 )へのコメント。
非常に多様性に富んでいるというのなら、むしろそれに関連するような見方というものを、
すこしでも聞きたかったなあ。そうすればすこしは勉強になったのに。
近代主義についての批判はあまりにも素朴すぎてちょっとがっかり。
モダニズムの帰結としての日展ですか(笑
391 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/08(土) 21:14:31
これで印象派はゴミだということが明確になったなw
>>390 いろいろと他人に注文が多い方ですね。
他人のコメントを聞くより、まずご自分で作品をご覧になるのが一番ですよ。
それが全く不可能な状況なのですか?不思議です。
>がっかり
何が、がっかりなのでしょう?あなたを喜ばせるために書いている訳ではない
ですからね。当然ですが、そんな義務もありません。
>あまりにも素朴すぎてちょっとがっかり
ほう。そこまで言うなら、あなたのご立派な芸術観を、
印象派に限らず、他の画派も漏れなく網羅して、詳細に、かつ説得的に
ここで展開なさってみてください。
他人の文章にケチをつけるのなら、まずあなたのご立派なところを是非
披露してください。期待して待っていますよ!
逃げたら、それこそがっかりですよ!!
>>392 >>390 は単なる負け惜しみだよ。論理的な反論なんて全然できてない。
答えに窮するとぼやけた表現で捨て台詞吐いて逃げる。
2ちゃんで繰返される卑怯な負け犬のいつものパターンだよ。
だな 自説振りかざしてるだけ
>>355 > 古代ギリシア・ローマの美術を範とした優美・端整なフォルム、
> 物語的興味を喚起する想像力豊かな画題。
このあたりは普遍性がないだろ。
ヨーロッパ文明でしか通用しない話。
プリミティヴ・アートに対抗しえない。
>>354 =
>>390 なんだよね?
印象派のどこがいいのか高度な美学的見地から説明して欲しいな。
逃げてるみたいだけど。
>>395 >プリミティヴ・アートに対抗しえない
意味不明だなこの人。なんで対抗する必要あるの?
プリミティヴ・アートには絶対的な普遍性なんてあるの?
>>397 誰だって文脈無しに見られるだろ。
いちいちイコノロジーとかを欧米人以外が身につけてまで
作品鑑賞しないといけないなんてアホらし。それだけで普遍性が低い。
アカデミー美術が世界的に通用しないのは、 プレモダンとかそういう以前に、西欧中心主義の奢り。
音楽の世界では、 カッワーリとかパスコアール、カリンバ、ホーミー、 ピグミー、ガムラン、そして能など、世界に門戸が開放されている。 美術の世界はあまりに視野が狭いねぇ。
30代以下の世代は、印象派をありがたがるように思えないです。 日本人の印象派人気も間もなく終わるのではないでしょうか。
というか、おそらく意図的に話を逸らそうとしてるやつがいるな。
>>355 はアカデミーの美術の特徴として一般的に認められている内容であって、
これにイチャモンつけても始まらないと思うけど。
普遍性とか対抗とか何でそんな話になんの?
>美術の世界はあまりに視野が狭いねぇ。 そうね。その典型例が印象派の信奉者
>>398 だったら極東の島国の人間は、欧州生まれの印象派なんか見るな!
ってことにもなるね。
>>403 ここにいるアカデミー派擁護のアホも変わらん 同じ穴の狢
>>399 アカデミーの美術についての無知を露呈した発言乙
407 :
398 :2008/03/08(土) 22:40:53
>>404 ポロックとかは好きだが、モネとか真似とかやらはクソと思っているよ。
何というか外面的な作品は、写真があるからもういらないんだよ。
内面的な表出のある作品でないと絵を描く意味なんて無いよ。それは世界中の
プリミティヴ・アートあるいはアール・ブリュット。ユングとか読んでみたら分かるよ。
つうか、写真もあるのに、それでレタッチもできるのに なんでわざわざ風景を描いたり、人物を描いたりするの? 意味無いジャン。
>>405 >アカデミー派擁護
擁護ってアホか?邪推だね。何より各人の趣味の問題。善悪・正誤の問題
ではない。そんな発想するところが印象派信奉者らしい。
普遍的な「正しい」芸術があるとでも思っているかのようだ。
加えて、印象派・近代美術の偏重、他の画派の軽視という
20世紀の極端な風潮に対する反省は、欧米ではいまや常識。
要するに、偏り過ぎていたから、それはまずいでしょ、という常識的な話。
ごくふつうのこと言ってるだけなのにヒステリックに反発してる
印象派信者って無知で痛いね。
>>410 >欧米ではいまや常識。
だから何?
欧米で常識だから世界でも常識って?
そんなのは政治経済だけでおなかいっぱいだろ。
芸術の世界にはそんなの関係ない。
そういう文化植民地主義をふりかざすなよ。
だから美術は世界が狭いって罵られるんだよ。
>>409 教えてちゃん!
そうやって他人に教えを乞う前に、
>アカデミー美術が世界的に通用しない
>西欧中心主義の奢り。
これについて説明し給え。如何なる根拠からそう結論づけられるのか。
この発言が先なのだからね。
>>413 ちゃんと説明もできずにはぐらかすだけのアホwww
>>411 自分が情報に疎いのを棚に上げて開き直るなよな。
だから視野が狭いと言われるんだよ。
その「常識」に異論があるなら、それ自体は結構だが、
どうおかしいのか論理的に説明してみろ。
>>410 趣味の問題の割りに随分押し付けがましい物言いだな
>>415 サイードぐらい読め。
欧米中心主観に囚われている時点で話にならん。
どうやら決着はついたようです。 やはり印象派信者って見苦しいですね。 自分だけが正しい、という傲慢さ、論理的な思考が苦手。
印象派マンセーの人間が 「欧米中心主観に囚われている時点で話にならん」とは 下手なギャグですね。 まさに「話にならん」(笑)
>>418 それはどっちもどっちじゃないのか。
欧米の評価・学説の囚人である時点で。
>>420 お前日本語読めねえだろ 417は印象派マンセーじゃねえじゃん 池沼は消えろ
>>421 よく過去レス読みなよ。
どの美術が好きな人だって、何かの思想や洗脳によって好きになった人ばかり
とは限らない。幅広くいろいろ自分で見たうえで、でもやっぱり、
印象派が好き、いやラファエル前派が好き、ってことは充分ありうる。
それを問題にしているのではなくて、日本では、印象派しか知らずに
印象派だけを賞賛し、安易に他を貶するような人が結構いるようだよね、
という話なの。分かる?
欧米の動向というのは、単なる傍証に過ぎない。
俺個人については、そんな動向になってきたことに驚いたぐらいだ。
かつては欧米でも近代美術一色の時期があったから。
>>423 > どの美術が好きな人だって、何かの思想や洗脳によって好きになった人ばかり
> とは限らない。
とはいえ、
> それを問題にしているのではなくて、日本では、印象派しか知らずに
> 印象派だけを賞賛し、安易に他を貶するような人が結構いるようだよね、
> という話なの。分かる?
これは刷り込みが大きく寄与しているよね。
大型展覧会は、新聞社=マスゴミが主催していることがほとんどだが、
美術館現場の声もろくにきかず、ただ思考停止に印象派展を連発していた(いまも進行中)だからねー。
>>390 のご立派な芸術観が披露されるのはまだか?
一般人にとっては、ルネサンスも印象派もレンブラントもフェルメールも アールヌーボーも、どれも同じ位吸引力あると思うんだけど。 問題は画壇の重鎮による印象派偏重と思われ。
>>426 日本の洋画なんて国内以外ではどこからも相手にされてないからどうでもいいんじゃない
>>428 中国の新興成金も洋画には手出さんよ 村上なんかは喜んで買ってるけど
430 :
428 :2008/03/08(土) 23:38:53
死んだ芸術よりも、今を生きる芸術の方が (陳腐な内容であろうと)価値があるね。 古臭い印象派ばっか掲げている美術館なんかよりも、 いまを生きる画廊を、ギャラリーを巡ろう!
ブーグロー(;´Д`)ハァハァ めちゃめちゃ萌え絵じゃないか 423もごちゃごちゃ言わず画像の一つでも張れよ
432 :
431 :2008/03/09(日) 00:59:55
刷り込みは恐ろしいな ちゃんと紹介すればアカデミー派好きも増えるだろうに
おいおいプーグローって 日本で言えば東山魁夷とか小倉遊亀とかそういうたぐいじねーか。 ただの権力狂いの政治画家。
434 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 02:43:04
>>427 確かに、某大学の学長も欧米では無名だわな。値が付かないな。
>>434 死んじゃえば国内ですら暴落確実なあの人ね
436 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 03:32:27
ブグローは生存中は権威→死後評価暴落→再評価 平山先生も生存中は権威→死後評価暴落→再評価 となるかもねww
437 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 04:01:20
外人はエビちゃんすら知らねえのにH先生なんか知るわけねえしwwwww
何か関係があるんだろうか。 技巧に頼る芸術の時代が終わって久しい。 芸術家は技術者ではない。 技術に頼ることをやめて、安易なインスピレーションも排除したら 芸術家はだんだん子供に戻って行くのか? ピカソは素人が見たら子供の落書きと思われるものがあるというが、 表情を感じ取れなければ完全に子供の落書きにしか見えないだろうと 思うものも確かにある。クレーなど、子供のような感性を見事な芸術に したてあげる人もいた。他にも、子供のような素直さ、暴力性、単純な 力強さなどをその表現方法に感じさせられる現代美術は非常に多い。 そして自分でも子供のようにものを作りたいと感じている人は 意外に多いのではないか? なぜだろう...
>>438 時代による表現手法の拡大や変化、社会における位置付けを無視するなよ。
おまけに現代美術をひとつの視点で語るのは無理。
多様化している社会だから、表現も多様化になる。
機械的な作業の反復で社会の無機質を問う場合もあれば、あえて原始的な
行動を表現することで、人間はどうあるべきかと問う場合もある。
お前は表面的な現象ばかりに目を奪われ、周辺との相対関係や本質を
みつけようとする考えが弱い。
幼稚化して見えるのは社会のひとつの断片であり、芸術の一部が呼応
しているにしか過ぎない。
カバネル、ブーグローのようなアカデミックな写実が衰退していったのは写真機の発明と無関係ではあるまい。
441 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 06:34:05
>>439 うーん素晴らしい^^弟子にしてください。
俺はお前にほれた。
その明晰な頭脳と知識にほれた。
>>440 写真が出現した時点で、実は写実絵画の時代は終わっているのである。
いうまでもなく、暗箱を利用した画家にフェルメールがおり、彼の
光の点の描き方は、写真の光の具合によく似ている。
クールベはリアリズムだが、印象派が「革命」を起こしたがために、
歴史に負けていった、時代遅れになった。
写真が発明されて以降、絵画は絵画にしか出来ない独自の道を
歩むこととなった。絵画にしかできない、表現の追求をはじめた
のである……。
>>442 じゃあ、諏訪敦や野田弘志みたいなリアリズム絵画が売れてるのはなぜ?
諏訪とブーグローをくらべること自体間違ってる。
見れないぞ
>>446 リンクをクリックしても見られないが、
URLを直接コピーして貼り付けたら見られる。
印象派もいまは凋落してるよね マンネリすぎ
で、そんな印象派をいまでも絶賛してる人って やっぱ洗脳されちゃってんだろなー可哀相 もっと視野広げれば楽しいのにね 教条主義的で宗教みたい
現在広く行われていない表現様式である、というだけで 価値が低いのだ、と考えるのだとすれば、それは全然違うと思う。 それを言ったら、古代ギリシア彫刻も、中世ゴシック建築も、 ビザンチン絵画も、ルネサンス美術も、クメール美術も、雪舟も、狩野派も、 ぜーんぶ価値が低いことになるが。 近代美術の信奉者って確かに教条主義的だな。 彼らにとっては世界遺産もゴミの山なんだろうか。
452 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 09:10:57
>>445 印象派の画家より上手だね。日本の画家も捨てたもんじゃない。
でも、日本のブーグローはちょっといいすぎ。
453 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 09:15:44
>>439 何を言ってるのだかw
お前の言う、環境によって人間が変化して、それによって芸術も
変化することを言うならば、ほぼ類似した意見だね。
お前の発言は、頭に極端な否定から始まることが問題。
社会は関係ないと言うが、社会も環境に影響を与えるし、環境が
社会に影響を与える。全ての事柄が互いに呼応するよ。
その意味無く噛み付く自己主張が訳わからん。
454 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 09:22:51
>>440 印象派の登場と写真機の発明は関係ないだろw
455 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 09:24:36
>>440 印象派の登場と写真機の発明は関係ないだろw
456 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 09:33:16
写真うんぬんというより、絵の下手な画家が技術のなさをごまかすために 編み出したのだ印象派だろな。
457 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 09:45:10
>>456 は絵の解らない人?
じゃドガは下手か?マネは?
モネの素描とか見たことある?
カミ―ユを描いたと言われてる木炭はルーベンスに匹敵するよ。
印象派の絵の具の使い方は高度ですよ。
その後の印象派もどきの作家とはレベルが違います。
それとセザンヌは画聖だね。それに彼は印象派じゃないよ。
印象派は当時の落ちこぼれ 作画技術でサロン常連の画家に劣ることは否定しがたいだろう。 上手い人としてドガを挙げるぐらいだから。
461 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 10:08:30
ゴッホがへたというのは有名だよね。
462 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 10:12:30
単に印象派が好きというだけならそれは勝手だけど 印象派を絶賛してそれが他の絵より美術的価値において優越する とか言い張る人って、いろんな意味で頭悪そう。 カルトとかにはまり易い自我が未成熟な人なんだろうね。 視野が狭くて他のこと知らないし。 論理的な思考が不得手で学問も苦手なタイプなんだろな。
464 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 10:38:38
>印象派を絶賛してそれが他の絵より美術的価値において優越する とか言い張る人 そんな奴いるのか? いたとしてもごく少数でしょ。
465 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 10:42:22
なんか印象派(とその愛好者)を否定してる人って意見が極端な気が・・・
466 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 10:48:59
今年、名古屋にモネの「印象・日の出」がくるからやっぱ読売のモネ展は糞 だったんだね。何やってんの?読売。
>>464 いるでしょ。日本の洋画界は今でもそんな人多いよ。
>意見が極端 それは印象派信奉者たち。極端に一色に染まりやすい。排他的で攻撃的。 日本では印象派以外知らない美術愛好家が多いのも、 連中が極端な取り上げ方をして情報操作してきたから。
>>467 そうだね。特に50代以上の人に多いと思う。
逆に若い人のほうが、上のレスにあった三島さんみたいに古典やアカデミックなやり方を
取り入れてる感じがするね。
なんかすごい低レベルな議論ばかり。 こういうレスに必死に参加してる人たちって何を目指してるの?
>>470 では、あなたがハイレベルな議論を展開して模範を示して下さい。
さあ、どうぞ!!!
申し訳ありませんが、参加するつもりはありません。 何のメリットや展望も感じられないので。 まあ、がんばってこれからも議論してみてくださいね。
473 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 11:10:20
あんた女?
>>472 だったら何故このスレに来てわざわざ書込むのでしょうか?
すごく矛盾していますね。
それとも、ご自身で言うほどハイレベルなことは出来ないから退散という
ことですか?
475 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 11:18:29
476 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 11:20:24
人の意見を非難しておいて、いざ自分の意見を求められると何も言わない奴って最低だよな。
477 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 12:08:20
やっぱ洋画界にとって印象派の技法は鮮烈な輸入品だったから、未だ手放し辛いのかな。 洋画壇の系譜の根っこに据えられちゃってるし。 新しい表現法開発しろとは言わないけど、こういう中途半端な時代の 産物をいつまでも有難がる現象が成り立ってるのが不思議でしょうがない。 よく公募展でも「日本画は面白かったけど、洋画は古臭いな」て言われてるの聞くよ。
479 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 12:30:21
名古屋か〜遠いな。
480 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 12:41:00
>>478 日本に油絵が入ってきたのが印象派の時代だったからね。
徳川家康がキリスト教を禁止しなかったら、また違ってたかもな。
481 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 12:46:01
>>479 モネを見るなら上野だね。
平日人が少ないし、モネが13個あるモネコーナーをぐるぐるぐるぐると
ずっと見れる。睡蓮も後期のもので言葉を失うくらい綺麗。
「絵の前に立ち止まれば、そのときだけは絵を所有したことになる」
という言葉を始めて実感した場所。
482 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 12:55:23
印象派ってここでいわれてる程ひどい絵かな〜
>>466 エポックメイキングな絵だけどそんな魅力的な絵じゃないよ
ただ大回顧展を謳っておきながら持ってこれなかったのはまずかったと思う
>>482 盲目的な印象派マンセーが良くないということでしょ
485 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 13:01:51
工藤静香やジミー大西あたりが絵描きヅラできるのも印象派のおかげだな。 梅原某なんか、ありゃなんだ?
というか、そういう仮想敵を勝手に作りあげていきまいてるって感じ
487 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 13:11:28
印象派のおかげで画家への門戸が広がったのは事実。 オールドマスターやアカデミー画家のような高度な技術が求められていたら プロになれなかったと思われる画家は大勢いる。
488 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 13:18:03
>>445 この画家は誰?
いい絵じゃないか。
素晴らしい。
こんな絵なら俺も欲しい。
これを描いたの日本人なのか、日本にもこんな画家がいるのか?
489 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 13:26:18
>>488 「画家 三嶋 哲也」で検索して下さい。
490 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 13:27:07
>>460 だな、みそっかすがどこも相手してくれる奴がいねえから、そのみそっかすが
集まって展覧会を開いたのがはじまりだしな。
技巧も無く、落選して当然。俺が審査員でも当然落とす。
491 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 13:33:18
音楽、バレエなどの場合、技術がない者がプロになりうるはずがないのに 絵だとそれが通用するのがそもそもおかしい。
492 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 13:40:43
>>490 現代じゃ、逆に上手すぎると落とされるらしいよ。
493 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 13:48:25
>>464 少なくても、このスレにはそんな馬鹿が多いねw
494 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 13:52:25
>>474 ただのあら捜しをしている奴で、書き込むだけの知識も知恵もないよ。
奴は美術といえば印象派、絵画といえば印象派の刷り込みの犠牲者。
印象派しか知らず、印象派しか見えないんだろ。
495 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 13:53:03
>>475 >論争で負けを認めた奴の捨て台詞だよ。ワンパターンだからすぐ分かる。
同意
496 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 13:58:00
>>487 じゃ、どんな未熟でもOKということ?
じゃ、俺でも画伯かなwww
門戸を広げすぎる傾向もよくないと思う。
それは学校教育のゆとり教育と同じことだし。
芸術=技術、技巧なわけだから、高度であって当然と思うがね。
それが最低条件だと思う。
それだけの技術を持っていない奴は、門前払い
印象派の画家が落選続きであったというのも当然。
審査員の目は正しい。
497 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 14:03:45
>>496 そう、まず技術ありき。
個性だとか芸術性はそれから。
今は個性、個性でまともに技術を教えないもん。
「高度な技術」「新しい表現」が大事だから、印象派自体は革新的で良いんだけど、 21世紀になってるのに未だ印象派風の絵を模倣し続けてる画家は何がやりたいのかと思う。
499 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 15:02:44
500 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 15:58:58
従来の画家と比較するとってことでしょ。
従来の、は勿論だけど、同時代のサロンの画家と比べても 数段劣るでしょ。印象派は。 ブーグローらが活躍していた当時、官展であるサロンの入場者数は たった50日間で40万人を超えた。 落ちこぼれ集団の印象派とは規模がまるで違っていた。
印象派の絵は下手っぽくて、 「どこが芸術!?」って感じが強くする。 わざわざ絵に描く必要がないものばかりだし、 「写真」のように見えないし。 それに比べると、 ジェローム、ブーグロー、カバネル、ドラロッシュらの絵は 一見写真かと見まがうように精緻に描かれてるし、 題材は芸術として取り上げるのに適当な 神話や聖書の物語、あるいは歴史で起こったことを取り上げていて まさに、「これこそ絵画!これこそ芸術!」 っていう感じがひしひしと伝わってくる。
俺も実は昔は下手だと思ってた。 昔って言っても中学生ぐらいの頃で、ほとんど実物の絵を見たことが無かった。 時間かけて色々絵を見て廻ってアカデミックな絵が食傷気味な時に印象派の絵に もの凄く感動したのよ。すごく斬新で目が覚めた気がした。 だから印象派・抽象概念の絵は少々玄人向きな絵画だって思う。 いくら描写が色彩の分散・単純化、記号化してるからって小さな子供に理解できるものじゃないと俺は思う。 まあだからって皆美術館に足を運べや、ってことじゃないけどね。 芸術なんて知るヒマは無い!って人も多いだろうし。趣向は様々だし。 でも普段芸術に触れる機会が少ないからね日本て。 芸術に関心持ってくれる人が少なすぎる。だからどうも解釈が短略的な人が多い。
505 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 17:10:08
>>499 あるわけねえだろ馬鹿( ´,_ゝ`)プッ
印象派の芸術基盤は、貴族やブルジョワらの上流階級には 当たり前のものだった古典的教養とは根本的に異なる。 無教養な人・一般庶民でも理解できる芸術として、確かに革新性はあった。 しかし、古典的教養にとって替わる教養や文芸性を、結局は獲得するには 至らず、その技法の稚拙さと相まって、非常に浅薄で安っぽい作品に見えるのも 事実だ。
507 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 17:13:18
>>503 同意
これこそ芸術だよな^^
>>504 煽りか、坊や?
>印象派・抽象概念の絵は少々”玄人向き”な絵画だって思う。
( ´,_ゝ`)プッ( ^∀^)ゲラゲラ
>>445 すごい!まさに日本のブグロー!
俺もこれぐらい描けたら画家になってたのに。
>>504 >>アカデミックな絵が食傷気味
そんなにアカデミーの絵画を多く見てきたんですか?
私は歴史的経緯に照らしても、アカデミーの絵画のほうが美術通向け
だと思いますけど。神話や歴史の知識、暗喩など
鑑賞者が教養人であることを当然の前提としていますから。
>>印象派・抽象概念の絵は少々玄人向きな絵画だって思う。
そうおっしゃる実証的根拠は何ですか?
510 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 17:25:59
森本草介はアングルみたいだよね。
512 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 17:33:36
>>509 同意
コピペかも作為的な煽り文かもしれんが、504の考えは本末転倒で、
まあ、印象派から入ったとしても、アカデミーの絵画は
寓意が含まれている場合が多いので、
どうしても鑑賞者には、それなりの知識が求められることは前提だわな。
513 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 17:33:55
ブーグロー、ジェローム、カバネルといった画家こそ正等に評価されるべき。 フェルメール、ラトゥールも19〜20世紀になって再評価されたしね。 特にブーグローなんかフェルメールに匹敵するし。 いやそれ以上か。
514 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 17:35:01
>>509 >そうおっしゃる実証的根拠は何ですか?
どうせ、答えられないんじゃね?
いつもの書き捨てだろ
515 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 17:44:14
なんか印象派を少し擁護しただけで凄い叩かれようだなw
>>491 >>496 ex.sex pistols
いや、ライドンは優れた音楽家だけどね。
バレエもともかくコンテンポラリーダンスとかは
コンセプトありきで技術至上主義でもないところも。
印象派はパンクミュージックみたいなもんか?
技術軽視の弊害もご高説のとおりだが、
技術偏重のこのスレの流れも気持ち悪い。
あくまで技術は、表現のための手段であって、それが目的ではない。
いまとなっては写真もあるしね。3コードでも名曲はかける。
教養、イコノロジー、寓意とかいうけど、歴史が変わったからな。 市民革命を経過した民主主義の時代に、貴族主義、階級主義を掲げてもナンセンス。
518 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 17:55:39
ピストルズなんかただの騒音だろうが。 100年もしたら消える。 バッハ、モーツァルト、ベートーベンはどうだ? 100年で消えるような音楽か?
実際には、日本の洋画黎明期の画家はアカデミーの画家に師事した例が多いんだよね。 山本芳翠(1850-1906)はジェローム(1824-1904)に師事しているし、 かのブーグロー(1825-1905)にも、岩村透(1870-1917)なる人物が師事 している。ブーグローを最初に日本に紹介したのはこの岩村らしい。 個人的には山本芳翠が留学中に描いた「裸婦(Nude)」(1880頃)が 凄く好きで日本洋画の最高傑作と思ってる。裸婦と言っても、 もちろんそこいらのオネエチャンではなく、ギリシア神話の女神を念頭に置いて いる理想化された作品で、官能的でありながら気品が高く、 並のフランス人画家を凌駕する腕前だと思う。 黒田なんかが洋画界のボスになってしまったのが不幸だな〜
いまさら印象派マンセーもナンセンスだよ。 あれから一体何年経ってんだよ。アホか。
521 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 18:02:15
>>517 いまどきナイセンスかwww
いつの時代だよwww
全学連爺さん乙w
522 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 18:03:34
>>517 爺は入れ歯でもポリデントしてろ( ´,_ゝ`)プッ
孫の相手にされねえから2chで書き込みかYO
別にアカデミーが「技術だけ」なわけではないんだけどね。 そう思ってる人はろくに作品を見ずに妄想で言っているんだろう。 技術だけではダメ、というのは美術では当然のこと。 印象派のように、技術という第1関門ではじかれてる連中が それを声高に主張しても、僻みっぽくて説得力もない。
>>521 いまどき印象派かよ( ´,_ゝ`)プッ
まだ30代ですが何か?
525 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 18:07:16
526 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 18:09:17
>>523 だな、入試でいえば、一次入試が落とされるレベル
入社試験でいえば、書類選考で落とされるレベル
527 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 18:09:42
>3コードでも名曲はかける。 3コードしか弾けないのと、3コードだけで良い演奏するのは違う。 ジェロームやブグローが印象派のような絵を描くことができても、 その逆は無理。
528 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 18:24:20
>>525 山本芳翠もいいけど、芸大にある原撫松の裸婦もいいよ。
>>523 技術が不要となったのが20世紀以降の潮流だろ。
アカデミーも印象派も五十歩百歩。写真機があれば写実的な絵画なんて不要。
美術なんてシュルレアリスムのような集合的無意識の表出ぐらいにしか意味がない。
便器に工業デザインの美を見いだす時代。
>>513 フェルメールとかラトゥールの持ち上げようこそファッション的でファッショ。
ただの蓑のプロパガンダじゃねーか。新聞社の印象派洗脳と五十歩百歩。
>>529 じゃ便器拝んでナメナメしてれば( ^∀^)ゲラゲラ
>>531 アカデミーにせよ印象派にせよ「綺麗」に描こうという意識が働いている時点で
現在にいきる我々に響いてくるものは皆無だわな。
とどのつまり、美術館に飾ってある時点で、どんなものでも「芸術作品」になる時代なのさ。
精子の瓶詰めとか、コマツのダンプカーでも何でもね。アウトサイダーの声を聴け!
ここは現代美術の展覧会が不入りで、守旧的な印象派が人気なのはなぜ? ってことを論じていると思ったら、もっと黴くさい美学論を闘わせているのね。 あら、失礼しました。 それなら印象派側の立場に立ってしまうことになるのかなww キリスト教美術ww(←日本人なのに図像学お勉強して…)とか写実美術とかアホくさ。
>>529 >写真機があれば写実的な絵画なんて不要
煽りで書いてんだろうけどさ。
不要かどうかは、あなたが決めることじゃないから。
リアリスティックな絵画を単純に写真と同視してるのは、
要するにあなたが無知だから。
写真そのままでは醜くなってしまうものを、美学的見地から
神話の神々のように理想化・美化して描くのが画家の仕事。
そこが画家の実力の見せ所。
これが、写実・素描の基本的技術をクリアした上での次の関門だよ。
実際、生々しい人物の顔の描き方が、「町の小娘のように世俗的で
醜悪だ」と非難された画家もいた。
あと、従来型の絵画にとって替わる可能性があるとすれば、
それは写真よりCGだろう。
イデオロギーにガチガチに囚われたモダンアートこそもう古いよね。 そこに美や快感がないと、イデオロギーや超私的世界の押付けだけでは、 誰からも見放されるだろう。変人が変なことしてるだけの寒い世界。 実際そうなってるけど( ´,_ゝ`)プッ
>>535 イデオロギーにガチガチというと、
イコノロジーのお勉強必須のキリスト教世界でしか通用しない
美術のことですね。まだ、ムスリム美術の方が偶像崇拝禁止だから普遍性あるよね。。
というかイデオロギー・思想絵画こそもう古いし、存在意義が疑問。 だって表現手段がこれだけ豊富になってるんだから。 思想語りたいなら端的に論文でも書くほうが理解されるし。
>>536 ギリシア神話がキリスト教世界しか通用しないのですか?
というか、ギリシア神話自体がキリスト教から見て「異教の」文化なんですけど。
そんなごく初歩的なこともご存知ない?残念。
>>538 インドネシア人とか中国人、日本人にとっては通用しない。
とにかくここのスレはワールドトレード的な視野に欠けているよね。 まだクラ板とか洋楽板のような音楽系の方がホーリスティックだなぁ。
たとえばジャクソン・ポロックの美術、、、 これは誰にとっても共通の集合的無意識を顕在化したものといえるだろう。 従って、民族を問わず、誰にとってもユニバーサルに観賞できる。
>>539 どんな芸術なら通用するんですか?
現代美術なんて自国内ですら通用してない作品が多いと思いますよ。
いや、そもそも何をもって「通用」と言っているんですか?
いまヌスラットの法悦のカッワーリを聴きながらこれを打っている。 やはり音楽の方が表現としては普遍性があるなぁ。 こんな宗教的な意味の濃い作品でも、何も知らない私たちの胸を打つ。
>>541 あなたがポロック好きなのは構わないけど、
>民族を問わず、誰にとってもユニバーサルに観賞できる。
などと実態とは違う捏造やめなさいよ。 ポロックはアメリカ人だし。
中国や東南アジアで彼が大人気なの?それはウソでしょ。
546 :
541 :2008/03/09(日) 20:48:12
>>545 すいません。誤解を招きまして。
「観賞できる」ということのみで、「観賞されている」ということではないです。
受容可能性という話だけですので。
>>543 あんたアルカイダ?
打ってるのはシャブ?
>>540 クラシック板もこのスレの印象派信者と同タイプの基地外がいるよ。
彼らに共通するのは、マスコミや評論家がつくった、どちらかと言えば
もはや古い芸術観を、自分自身では考えることなしに、妄信的に信じ込んで、
演奏家や作曲家などの偶像崇拝をすること。
異論には必死で抵抗する。たとえそれが事実でも。
捏造・でっち上げも辞さず、がむしゃらに自らの偶像崇拝を維持しようとする。
精神的に弱いタイプで、常に崇拝の対象を必要とする人達のようだ。
私生活では孤独・不遇な人が多いのだろう。
>>549 ブルヲタにもいるだろうけど、モツヲタにも多い感じ。
小林秀雄(古い!)とか、昨今の神格化とかにすっかり洗脳されてるのがいるね。
いや、俺個人はブルもモツも嫌いではないが。
近代偏重で古典の貴重な技術習得&継承は職人任せ、現代美術は後進国。 美術教育もズレてる(近代以降は色柄は作品の一側面に過ぎないのにそれを教えない)から 一般人はラッセンや鶴太郎みたいな、押し売りや分かり易いものに流れる。
552 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 22:36:29
・印象派絵画が日本人にウケる理由 1.写実主義のミレーとかは別として、 それ以前の西洋絵画はじぃ読めない市民にキリスト教の精神を 理解させるため、聖書の一場面などを描いた物であり、 キリスト教と縁の薄い日本人には理解出来ない。 2.印象派の画家達は、日本の浮世絵の作風を自らの作品に 採り入れた。 上記の理由で、印象派の作品は日本人の琴線にふれるのであり、 ミュージアムで「印象派展」が開催されれば、行列ができるほど大盛況する。 上手下手は関係ない。
553 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 22:44:10
印象派の絵画は何十億という高額な値段で取引されてるから、 絵をよく知らない人でも、これはすごい絵にちがいない!て刷り込まれてるんだよ。 昨年やったダビンチの受胎告知展に来てた人たちだって キリスト教に関心のない人たちがほとんどでしょ。
554 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 22:51:02
あと、書店や図書館に並んでる美術全集でも19世紀の部は印象派がほとんどでしょ。 要するに見る側に選択肢がないの。
>>552 マジレスするが
>それ以前の西洋絵画はじぃ読めない市民にキリスト教の精神を
>理解させるため、聖書の一場面などを描いた物
それは一部。ルネサンスでも既に宗教画ばかりじゃないよ。
だから(異教世界たる)古代復興・芸術復興と言われるんだよ。
異教世界への関心がルネサンスの特徴の1つでもある。そんな事も知らずに
西洋美術を論じるのは如何なものかね。
>印象派の画家達は、日本の浮世絵の作風を自らの作品に 採り入れた。
これは針小棒大な解釈。当然だが、印象派の全員の全作品が、浮世絵の影響を受けている訳
ではない。逆に、印象派以外の画派、例えばアカデミーの絵画にも、
日本美術からの影響を指摘されている作品もある。知らない人もいるだろうが、
アカデミーの絵画は当時の異国趣味の宝庫でもある。ジェロームなども良い例だ。
キリスト教世界だけに目を向けていたなどというのは全くの嘘。
>上記の理由で、印象派の作品は日本人の琴線にふれる
そんな脆弱な超主観的理由で断定するのは早計だと思うよ。
557 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 23:09:34
>>530 同意
フェルメールとかラトゥールはTVで散々持ち上げられて特集をくまれまくりだからな
558 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/09(日) 23:11:03
ん〜確かにフェルメールやラトゥールは俺もあまり好きではないな。 いずれにしても、小カリスマみたいのを無理にでっち上げて 無知な素人を引き込もうとする、日本のマスゴミのいつものやり口は邪道だと思う。 誤解を増幅させるだけ。むしろ誤解だらけの素人解釈を故意に広めるのが日本のマスゴミ は好きなんだろうな。クラシック音楽でもそうだ。 17世紀オランダなら個人的にはヤン・ステーンやその一派が 好き。それよりもっと17世紀フランドルのリューベンス、ヴァン・ダイク、 ヨルダーンスらの流派が好き。 でも、リューベンスを肉屋の店先のようだと揶揄した 19世紀前半のアカデミー派の大物アングルも好き。
>>489 >>445 氏のリンク先の三嶋哲也氏なら作品見たことあります。
昨年の池袋東武での個展はほぼ完売。
へー、人気作家なんだね。 これからは三嶋さんみたいな絵が主流になるといいね。 もう印象派風の絵や現代美術はうんざり。
>>559 俺もオランダ、フランドル絵画ならフェルメールより
レンブラント、ルーベンス、ヴァン・ダイクのほうが好きだな。
最近のフェルメールブームはちょっと異常だよね。
美術と関係ないブルータスで特集組んだりして。
563 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/10(月) 11:11:07
>>562 なんかその時その時の流行みたいな感じで、マスコミが競争して取り上げるよな。
この前は藤田だったし、あとはエジプトだのインカ、アステカだの、
ダビンチ・コードだのwwww
間違ってもピエトロ・ロレンツェッティだのアンブロージオ・ロレンツェッティ
だのフランチェスコ・デル・コッサだのベルナルド・ダッディは取り上げないよな。
564 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/10(月) 12:02:50
そりゃ磔が描いてあったり虐げられている人の絵なんか不景気だもん。 異教徒にとっては辛気臭過ぎだよ。 たしかにそういう絵でも美しいものはあるけどね。日本人の私にとっては ある程度の気構えをしてから、たとえば深呼吸をして心を落ち着かせてから しずかに眺めるとようやく崇高さを感じ取れるようになることもある。 そうしないとパースやデッサンの奇妙さがうるさくて邪魔になるんだよね。 でもそうやって得られた感動が、キリスト教風土に育まれた精神構造を持つ人と 同等な感動だと言う自信なんかない。 もし彼等にしかわからない感動があるとしたら、まるで南画の微妙な墨色の 違いで仲間内でやりあってるような狭い世界でのお話ってことになっちゃう。 少なくとも印象派ならそういう「狭さ」みたいなものはないでしょ。 それは良い悪いってことじゃなくて、「ポピュラーな名画」になり得るかどうかの 違いっていうことね。
世界に通用する日本の芸術は、 骨董品・職人の手による物(アニメ・漫画・ゲーム)・現代美術の一部。 って事は、過去の古典芸術と現代美術とサブカルチャーは捨てたモンじゃない。 問題があるのは近代かぶれの保守芸術。実際、日本国内でしか価値が無い。
566 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/10(月) 12:25:27
>>565 だな、お前らが欧米人だとしてアジアの島国の日本人が書いた絵画をわざわざ金を
出して買うか?ということだな。
俺だったら、いらんねwww
>アジアの島国の日本人が書いた絵画 しかも何故か印象派風なんだぜ
>>564 >印象派ならそういう「狭さ」みたいなものはない
個人的な感じ方を、何故そうやって一般論化するのかが甚だ疑問。
押付けがましさ・傲慢さを感じる。煽りで書いてるのだとは思うけどね。
そもそも狭い欧州内部ですら非主流派だった印象派に、なぜそのような
普遍性があると断定できるのか?あなた個人が好きなのは勝手だけど、
それと普遍性とを混同していないか?中国やインドでも印象派が大人気なの?
日本の近現代の保守的な美術教育は、そのようにして印象派を偏重し、
無理やり押付けてきた。そこには明確な理論的根拠があった訳ではない。
単なる思想・嗜好の押付け。
これは俺個人の感想だが、印象派のなかでも、モネの一部の作品や、
その装飾的な面をより発展させた欧米の画家の一連の作品、あと
モリゾの作品あたりは、まあそんなに悪いものではないと思う。
画集も持ってるしね。だが、セザンヌとかになると、もはや
カルトの洗脳でもされない限りは、絶対に好きになれない絵だ。
完成作でも未完成のスケッチのように見えるし、何より美しくないので、
魅惑されるものが全く無い。
当時の主流の美学のことごとく反対方向を目ざした画家ということで、
作品自体の出来はともかく、思想上、観念的に祭上げられている画家の代表例という
感を禁じ得ない。好きな人には申し訳ないが、
あれを堂々と名画だと言い張るのは、ふざけた欺瞞であり、
他の美術に対する冒涜とすら思える。これが正直な感想。
569 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/10(月) 13:02:47
>>568 いや私は印象派がいいって言ってるんじゃなくて、ポピュラーになりやすいって
言ってるだけなんだよ。わたしも印象派に芸術性が高いものはそんなにないと思ってる。
562が、印象派じゃなくて中世の抽象絵画が取り上げられないって書いてるからそう書いたの。
でもね、私はモネはたいしたことないと思ってるよ。同時期(友人だっけ?)のサージェントの
ほうがはるかに画面に力がある。圧倒される。方向性が違うって言えばそれまでだけど、
「今の私にはこうとしか描けない」っていうぎりぎりの切実さや意志みたいなのが多くの
印象派絵画には希薄なんだよね。宗教性や因習の呪縛からせっかく逃れたのに、そこから
自由を得てバリバリやるか、自由に和むかの違いみたいなのを感じるの。
>562が、印象派じゃなくて中世の抽象絵画が取り上げられないって書いてるから どこにそんなことが書いてある?
571 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/10(月) 13:08:25
563だった。ごめん。
572 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/10(月) 13:12:11
しかも ×中世の抽象絵画 ○中世の宗教絵画 だしorz
俺はフェルメール好きだけどなあ。 確かに最近の異様なブームには辟易するけどさ・・・。
>>503 印象派の絵は下手っぽくて、ってのも幼稚っぽいし、
ジェローム、ブーグローなんかを比較材料にもってくるのも
唐突で幼稚。要するに何らかの文学的解釈が得やすい写実絵画
のほうがレベルが高いと言うことを言いたいんだろうけど、
全く主観的過ぎてナンセンス。それはあんたがそう思っているだけ。
どちらの分野にもそれぞれに良いものもあれば、頂けない物もある
ってことだけなのに。
575 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/10(月) 19:34:02
>>574 幼稚という根拠は何?
あんたの意見だって主観じゃん。
>>574 同意です。
なんかやたら大袈裟な言葉づかいで話すんだけど、言ってる内容が希薄で同じことのくり返し。
自分とは違う価値観の人はみんな誤った教育的洗脳、妄想ってことで脳内で自己完結しちゃってるみたい。
>>574 >>576 >全く主観的過ぎてナンセンス。それはあんたがそう思っているだけ。
>どちらの分野にもそれぞれに良いものもあれば、頂けない物もある
>ってことだけなのに。
俺は503とは別人だが、あなた達流れが理解できていない人だね。
各人が何を好もうが、どんな感想を持とうが、それ自体は全く自由なんだよ。
言うまでもない事だが、思想・良心の自由として憲法上も保障されている。
ここで、何人かの人が論じてきたのは、そんな話ではなくて、
近現代の美術教育、とりわけ日本におけるそれが酷く偏向していた、
という点なんだよ。分かる? そしてその影響によって、日本では、
洋画で言えば、印象派しか知らずにそれを礼賛し、他の流派を貶するような
困った人が、画壇や愛好家にも結構いるよね、というお話なんだよ。
そしてこの認識は、一部の人が妄想で主張しているのではなく、
学者や公的な出版物においても指摘されている事なんだよ。
そういう事実や美術界の新しい動向も知らないの?
あなたの批判は、そうした背景を全く踏まえておらず、見当外れなものになって
いて、それこそナンセンスと言わざるをえない。あるいは故意に論点をずらして
いるのか? 30年前と変わらないが如き、情報から孤立した話を
あなたは展開しているように見えるが、あなたこそ、脳内妄想だけで生きているの?
ジェロームやブーグローが出てくるのは全然唐突でも幼稚でもないよ。
彼らこそ、存命中成功した高名な画家でありながら、20世紀の印象派偏重のなかで
は、明らかにバランスを失した評価・差別を受けてきた画家達の代表例なのだから。
578 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/11(火) 03:28:44
579 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/11(火) 09:32:20
俺も印象派はいいとは思わんが、ゴッホは結構好きだな。 あと、印象派じゃないけどバスキアは天才だね。 ああいう画家はもう出てこないと思う。
バスキアかー バスキアの映画があったけどつまらなかったなー
バスキアの映画って2つなかった?
2つあったね。 バスキア本人が出てるdown town81と、デビッドボウイがウォーホル役やってる「バスキア」
画家のジュリアン・シュナーベル監督の『バスキア』は、マジつまらないね。 シュナーベルの才能を疑ったよ。 映画監督としての才能はないんじゃないの。 でも『ダウンタウン81』は面白かった。オススメ。
どうでもいいけど、バスキアって絵画版シド・ヴィシャスって感じがするね。
どちらかというと絵画版ジミ・ヘンドリクスじゃない?
画家なんて時代によって評価されたり忘れられたりするものでしょ。 それ自体は必ずしも悪い面ばかりではない。 少なくとも作品の見方の多様性、ポレミーク(議論性)が生み出される契機になる場合だってある。 さて、そのようなポレミークはどのように生み出されるのか? 単に、その作品をもっと見ろ、とか、もっと評価しろ、なんていう単純な言葉ではなく、 作品に新しい光を投げかけるような鋭い分析や、説得力のある具体的な言説です。 アカデミー好きな人が一人いるのは分かったけど(本当に複数いる? 一人にしか思えないけど)、 デッサンが正確だとか、物語性があるとか、そんな従来どおりの教科書的な説明しかできないのでは、 ポレミークの起こりようがない。 おそらく制度論的な偏りも批判したいのだろうけど、 アカデミー派を評価しようとする本人が凡庸としか思えない説明しか繰り返せないのであれば 何かを動かす契機にはなりようがない。 ところで「学者や公的な出版物においても指摘されている事」の典拠をあげてくださいな。 あんま興味ないけど。
587 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/11(火) 12:23:06
>>586 興味ねえから、そんなにダラダラかくなよ
つーか興味ねえ奴に答えても仕方ねえから答えねえよw
588 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/11(火) 12:26:43
答えられないんですか?
アカデミー画家でもダビッドとアングルは今でも評価されてんじゃんw
590 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/11(火) 12:49:43
>>586 >そんな従来どおりの教科書的な説明しかできない
>凡庸としか思えない説明
では、まず、あなた自身が独創的かつ斬新で詳細な説明を
ここで提示してみて下さい。言い放ちで逃げないで下さいね。
私は、美術史で一般的にも言われていること、なおかつ自分自身もそう感じていること
を書いたまでですよ。だから即レスできたんです。
それに難癖をつけるなら、まずあなた自身が、根拠と共に自身の見解を示すのが筋です。
それが論理的で冷静な意見交換のはずですよ。
それにね、そもそも、絵画というものは説明するものなのでしょうか?
言語による説明で、全てを遺漏なく再現できるのであれば、
その絵画自体の存在価値は限りなくゼロに近づきますよ。代替がききますから。
文献についてですが、正式な書名や該当ページは調べればあとで提示できるので、
示すのは一向に構いません。
しかし、あなた、それだけ言う人なら、私が文献を挙げるまでもなく、
当然それらをご存知の筈ではないのですか?
あるいは、逆に、それも知らずに他人にケチをつけているのですか?
その程度の人物が他人の絵画の見方にケチをつけるとは、
如何なる了見なのでしょう?
あなたと意見交換している人物が1人だというのは、あなたの勝手な思い込みです。
妙な言い方ですが、神に誓ってもいいですよ(笑)。
むしろ、あなたこそ、このスレで、1人で印象派以外の画派、とりわけ
アカデミーやラファエル前派などを貶している人ではないの?
印象派絵画について独創的で斬新な見地から是非説明して下さいよ。
あのまま逃げ通していますよね。態度が卑怯ですよ。本当に。
>>589 私もアングルとダヴィドが、
ジェラール、ブーグロー、ジェローム、アルマ=タデマ
よりましな芸術家であることは、認めてますよ。
でも、カラヴァッジョとかフェルメール、レンブラントと比較して、特にアングルの
優れている点がありますか?
ということで、私はアングルをあまり評価 してないわけですが。
たとえば、『トルコ風呂』の造形性が優れてるのでしょうか?
『泉』なんて、低俗きわまりますね。醜悪で眼が腐るよ。
肖像画とかは、まあまあ見れますが。
ダビッドもアングルも、フランス国粋主義によって過大評価された画家なんですよ。
>ダビッドもアングルも、フランス国粋主義によって過大評価された画家なんですよ。 印象派の画家こそ過大評価された画家だと思うが。
594 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/11(火) 13:31:14
>>593 だな。これこそ過大評価のサンプルみたいなもんだ。
595 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/11(火) 13:57:54
人気があるのと評価が高いのとはおうおうにして違うから、印象派の人気が 高くてもどうでもいいんじゃない?
>アカデミー好きな人が一人いるのは分かったけど(本当に複数いる? 一人にしか思えないけど)、 人格使い分けてなければ、二人じゃない? それなりに理論武装してるのと、だだゴミ、ゴミって印象派を罵ってる奴。
>人格使い分けてなければ、二人じゃない? だから、同一人物なんだろ。
>>586 あなたの非凡で独創的かつ斬新で詳細な説明はまだですか?
期待して待っていますよ! 今度こそ裏切らないで下さい。
絵画と無関係な話の連投はいいですから。
599 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/11(火) 18:33:45
600 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/11(火) 20:20:20
>>596 >理論武装してる
理論武装だってさ( ´,_ゝ`)プッ
その人物には悪いが、彼は高学歴の人間にとっては
常識的な論理展開を淡々と書いているだけ。武装でも何でもないっす
彼、笑ってるぞきっと
そんな
>>596 のコンプのかたまり低学歴ドキュソが確定( ^∀^)ゲラゲラ
601 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/11(火) 20:38:39
602 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/11(火) 21:25:20
603 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/11(火) 21:52:53
>>586 非凡な説明まだですか?
あなたは何故、肝心の場面になると必ずいつも逃げるんですか?
行動が幼稚ですよね。
そうやって逃げてるだけでは「ポレミークの起こりようがない」ですよ。
あの大言壮語からすれば、学者もビックリのご立派な内容の説明を、
即答できなければおかしいはずですよ。
それも、借り物の言葉の空疎な羅列ではなしにね。
何してるんですか? さあ、早く答えて下さい!
>>586 は奴のいつもの負惜しみ。
こいつメンヘラっぽいよな。行動パターンいつも同じだもん。
本人はメンヘラ臭発散してること気付いてなさそう。哀れ。
605 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/12(水) 00:21:47
皮肉やら悪口やら非難やら何やら、美に関わる事なのに醜い限りですなあ。
606 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/12(水) 03:00:10
アカデミーの人、必死になるあまり思わず本性まる出し もうこの人の話に耳を傾ける人は誰もいないと思われます、、、
いや、醜いのはあんただと思うぞw
610 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/12(水) 13:31:40
そして誰も相手にしなくなった…w
>>609-611 テーマと無関係な煽りしてないで
論理的に絵画論で答えるほうがいいんじゃない?
誰が見ても負惜しみにしか見えないよ。
614 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/13(木) 20:40:47
>>613 具体的根拠を明示せず他人をバカ呼ばわりする君こそ凄くバカっぽいぜ。
そんなの誰だって出来るから。つまりバカでも出来るから。
他者批判は、根拠とセットで明示するのが知的な人のマナー。
俺様の趣味が世界で一番!ってか。
精神的にお子様だってことに気づかないとはね。
615 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/13(木) 20:44:51
616 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/13(木) 21:35:26
「正しいのは俺様だけ」「偉いのは俺様だけ」の
>>613 は、典型的なヴァカ。
こいつ無職の引きこもりだよ。この社会性の欠如と幼稚さが何よりの証拠。
この手の奴は幼少時から強烈な劣等感を持って生きてきたタイプで
それを一時でも忘れる為に現実とは乖離した極端な妄想に逃避するしかないんだ。
>>1 って馬鹿だよな。印象派はアメリカでもヨーロッパでも世界中の何処でも人気だよ。
視野狭過ぎ。
>>613 はナイーヴで実人生では相当不器用な人のようだから
作品自体は置いといて、
そんな人が多くいそうな印象派や前衛を
偏愛しているんじゃなかろうか?
仲間意識というか人間的な共感みたいなやつ?
彼、変な人なのは事実だが、そうだとするとある程度説明はつく。
>>617 その人気度をデータや文献で実証的に示してみて。
欧米の美術本は印象派onlyってこと全然ないと思うけど。
おれHOUSE&GARDENとかARCHITECTURAL DIGESTとか20年位前から
買ってるけど、印象派飾る例はあまり出てこないんだよね。
イタリアルネサンス、近世の低地諸国、ヴィクトリアンが勝っているよ。
620 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/13(木) 22:21:39
>>617 印象派はアメリカでもヨーロッパでも世界中の何処でも人気だよ。
印象派はアメリカでもヨーロッパでも世界中の何処でも人気だよ。
印象派はアメリカでもヨーロッパでも世界中の何処でも人気だよ。
印象派はアメリカでもヨーロッパでも世界中の何処でも人気だよ。
印象派はアメリカでもヨーロッパでも世界中の何処でも人気だよ。
印象派はアメリカでもヨーロッパでも世界中の何処でも人気だよ。
必死だなwwwwwww
>>618 (印象派好きの)変人ほど連帯感が異常に強くて、援護したがり、
異論を唱える奴を呪われるぞなんて排除したがるwww
>>617 >>世界中の何処でも
アフガニスタンでも、チベットでも、サウジアラビアでも、イラクでも、
ポリネシアでも、コロンビアでも、ペルーでも、なんですか?
本当ですか?
624 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/13(木) 22:25:37
625 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/13(木) 22:26:21
>>617 視野狭過ぎって、おめえは狭くねえのかw
印象派は欧米以外の多くの国・地域ではもちろんですが 欧米でも圧倒的人気ということは全然ないです。 欧米では人々の興味がうまい具合に均等に分散してますね。 どこかの国のように何かに一色みたいな傾向がないんですよ。
>>617 は傷つきやすい、可哀想な人なんだよ。人格障害かもしれない。
弱い者ほど権威を必要とする。
その権威は、常に絶対的に優越する存在でなければ
安心して依存することができない。
絶対的権威は、弱い自分を直視しないで済ませる為の、
彼らの安全装置なのだ。
自分が依存する権威の絶対性を常に確認する為に
彼らは、自分の依存対象以外の他を積極的に貶そうとする。
彼らには、絵画の出来不出来は実はあまり関係ない。
それを判断する知識・能力も乏しい。
彼らの唯一の目的は、自分の依存関係を維持し、弱くて惨めな自分、
という現実から目をそらし続けること。その為にはウソも平気でつく。
精神的弱者ほど攻撃的なのはこういうメカニズム。
>>629 だから印象派マンセーな人達は根拠なき断定が多いのだね。
よく理解できた。
素描の巧拙の話も美術通なら盛りあがるはずのとこなのに
あまり分かってないというか、興味ないというか。
自分の信仰を維持することだけが目的なんだね。
631 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/14(金) 01:04:34
印象派だけじゃなく、世界的にはさほど評価されてなくとも 日本人が好きな作家って、いるよね? ローランサンとか。 ほかにもいるかな?
632 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/14(金) 03:20:09
いくらでもあるよ、日本は美術(教育・リテラシー)後進国だから マリー・ローランサン・・・・ ラッセン、クロード・マヌキャン、クロード・ワイズバッシュ、 シム・シメール、ジャック・デペルト、ジャン・ジャンセン、 カシニョール、トーマス・マックナイト、ノーマン・ロックウェル フランシスコ・ボッシュ、ベルナール・カトラン、ポール・ギアマン マルク・シャガール、ミッシェル・ドラクロワ、モーリス・ユトリロ ラウル・デュフィ、レイモン・ペイネ、ロルフ・ラフルスキー、 KAGAYA、鶴田一郎、ヒロ・ヤマガタ、ビュッフェ、ブラジリエ・・・ 恐るべきクズ絵画の世界。 これらは糞みたいな価値しかなく、売れに売れない。 買うのは日本人だけ(笑) ローランサン、ビュッフェなどは日本だけで異常に人気がある。 ローランサンは所詮素人画家(笑) 日本ほど近代絵画だけの毒におかされている国はない。 (歴史のない)アメリカはまだしも欧州では考えられない。 ビュッフェなんて暗く、精神的にゆがんだ絵なんて、 まともな神経があったら、飾れないと思うがねw 金をやるとから家に飾れと言われても俺なら断るがね。
633 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/14(金) 05:53:19
>>632 この美術板にも、嘆かわしいけど、そういうゴミ画家を賛美するスレがあるよねw
近・現代で優れた作品を描く画家って誰?和洋問わずに。
張大千
>>632 ローランサン、ビュッフェとか典型的ですね。
「フランダースの犬」とかと同様の、島国・日本特有の現象。
無価値と言うつもりは全然ないけど、
あたかも、それが欧州における主流派で、欧州の代表的な作品
であるかのような日本での取上げ方、そしてそれに盲従する大衆の傾向
というのが問題ですよね。
本当は欧米のように、全体を偏り無く紹介した上で、あとは個々人の好み・判断
に委ねる、というやり方のほうがいいのに。
近代以降の日本では、紹介以前の段階で、評論家などが勝手に自分の好みで価値判断、
選別し、大衆に対して「これは良いものだから有難く鑑賞しなさい」と押付ける
パターンが多いですね。大衆も大衆で、自分自身の目で判断するよりも、
「偉い人」=権威 に決めてもらうことを好む、そしてそれを崇める、という困った体質。
その「偉い人」達だって、本当は知識も能力も不完全な怪しい人達なのに。
小林秀雄に影響されたモーツァルト信者、吉田秀和の言説を真に受けたセザンヌ信奉者
とかの類が日本には結構いるんだよね。
だから、視野の広い欧米流アプローチとは著しい齟齬が生じることになる。
637 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/14(金) 13:24:19
>>636 結局アレなんだよ、それしかしらねえんだなwwww
売るほうも方で、それしか置いてねえんだな。
まあ、ものを試しに版画、版画屋、リトグラフ(笑)で検索してみな。
上記にあげたようなゴミ版画を扱うゴミ店が腐るほど出てくるから。
まあ、売るほうにしたって、そういうゴミの方が売れるし、客はゴミしか欲しがらないし
ゴミの方が利幅、儲けも大きいから、そういうゴミしかうらねえのな。
これは婆抜きで、ゴミの擦り付け合い、ゴミはいらねえから、さっさと売る。
こういうゴミ絵画はヤフオクにいくらでもある。
>無価値と言うつもりは全然ないけど、
まあ、無価値と断言してもいいな。
上記の挙げたゴミ絵画は資産価値は殆どないもの。
もし額があるとすれば額代だけしかねえわな(笑)
>近代以降の日本では、紹介以前の段階で、評論家などが勝手に自分の好み
>で価値判断、選別し、大衆に対して「これは良いものだから有難く鑑賞しなさい・・・
>だから、視野の広い欧米流アプローチとは著しい齟齬が生じることになる・・・
全面的に同意。
638 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/14(金) 13:27:57
資産価値がある美術品は、そこらには転がってない。 欧米のオークションかな。一見でも買える可能性があるのは・・・ そこらの駅弁アートショップには、転がってねえよwww
有識者と称する人達やマスゴミに素人の大衆が 動かされるのは日本だけの現象とは思えないが。 欧米を美化しすぎでは?
フランダースの犬は違うと思うが・・・。 あれはアニメの成功の影響が大きいかと。
>>639 確かに欧米にも、操作され易い大衆はいるよ。
ただ、あたかも社会主義国のように、国民の財力や嗜好が
平均化・画一化されている国とは違うんだよね。
良くも悪くも、階級差や知的水準の格差が大きく、
上流階級・インテリ層と、非インテリ層との思想・趣味が乖離している。
非インテリ層については、日本の一般大衆と大差ないかもしれない。
しかし、上流・インテリ層が日本とは大違い。現代の日本の文化上の弱点は、
こうした階層が存在しないことにあるとも指摘されている。
本当に存在しないのかい? おそらくあなた自身がそうであるように 「自分は無知な大衆とは違うよ」と自認してる人間は結構いるのでは?
エコールドパリの画家って世界では評価されてないの? 確かに童話の挿絵レベルの人ばかりだけどさ… まぁ、リトグラフ画はインテリアと割り切って買うならいいと思うけど 美術品とか資産とか思って買ってる人がいたらご愁傷様だな
644 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/14(金) 20:12:26
今、NHKの迷宮美術館をやっているが、この番組も印象派大好きで、 ゴミ絵画ばかり紹介しやがる。さっきはモネ、今はムンクだしw 美の巨人もそうなんだが、取り上げる画家や絵画は印象派に偏向しすぎている。 滑稽だなw まあ、そうじゃねえと見る奴がいねえんだろうけど、 番組を作っている奴も印象派大好きな馬鹿が作ってんだろうなwww 馬鹿が作り、馬鹿が見る(笑)
645 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/14(金) 20:13:54
アンリ・ルソー好き(ボソッ)
印象派自体は別にどうでもいいじゃん。 印象派風を生産し続けて明治時代から時が止まってる日本の権威芸術画壇や その影響でろくに絵画の見方も教えられない美術教育や、 さらにその影響で印象派偏重になってるマスコミに問題があるのであって。
本来の前衛流派が、保守的な権威として居座り続けている日本の状況は なんか壮大な皮肉としか言い様がないなあ…
単に近代の作品の方が国内で見れる機会が多いってだけじゃないの? フェルメール、ダヴィンチ関連はもちろん プラド展やらレンブラント展だって人でごったがえしてたぜ。 有名な画家の作品が出るって宣伝すりゃ おばさま方は取りあえず駆けつけます。
>>644 それは本当に言えてるね。美術だけでなく、クラシック音楽の分野でも
まったく同様の批判がある。NHKがやるのは専ら、ゆるくて浅い内容の、
退屈で、超初心者向けの啓蒙番組ばかり。
教養人向け、美術通向け の番組というのが殆ど無い。
しかも困ったことに、超初心者達の興味を惹こうとして、故意に、事実や人物像を
大衆好みにデフォルメ、歪曲したものを垂れ流す。
近代以前の画家についても、強引にも、近代以降に特有の芸術観からアプローチして
憚らず、専門家が呆れるテキトーな結論をデッチ上げる。
例えば、当時は通例だった一般的な手法や様式を、
あたかも、その画家の個人的な主義や思想・個性から、その画家だけが
行っていたかのような、著しく誤った美術史観を流布させる。
作品は、作者の「個性の表現物」だという、近現代にしか通用しない狭窄な芸術観
を、普遍的なものであるかの如く使い回そうとする無神経さ、
学術的誤謬を、大いに反省して改めようとする気配は、どうやら一向にない。
これだけでも充分軽蔑に値する。
啓蒙番組ばかり作りながら、皮肉にも、
作っている人間達の啓蒙がさっぱりなされていない。
それが、この国の国営(事実上)放送の芸術番組の寒すぎる実態。
知人の学者によると、こうなってしまう原因の一因は、
局の内部で、芸術通の人材が払底していることにもあるらしい。
652 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/14(金) 23:19:44
>>650 そんな話はしてない。
じゃ、聞くが、おまえのいうような状況をつくっている奴らは誰なんだ??
653 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/14(金) 23:26:30
>>651 同意
>しかも困ったことに、超初心者達の興味を惹こうとして、故意に、事実や人物像を
>大衆好みにデフォルメ、歪曲したものを垂れ流す。
あるある。わかるわかる。劇的な人物に無理にでっち上げたいらしいなw
>例えば、当時は通例だった一般的な手法や様式を、
>あたかも、その画家の個人的な主義や思想・個性から、その画家だけが
>行っていたかのような、著しく誤った美術史観を流布させる。
そうそう、そいつが特別な人物で、才能があり、独創的な人物で、
画期的な偉業を成し遂げた!みたいな結論にもってきたがるよな。
>作品は、作者の「個性の表現物」だという、近現代にしか通用しない狭窄な芸術観
>を、普遍的なものであるかの如く使い回そうとする無神経さ、
だな。まあ、今で言う芸術ではなく、職人。
たたみ職人とか左官屋みたいなもの。客の需要にいかに忠実に仕上げるかだからな。
勝手に自分好みにされては客は納得しないだろうし、メシも食えないね。
第一仕事がこねえだろうしw
654 :
650 :2008/03/14(金) 23:34:05
>>652 何で日本人に印象派が人気なのかって話じゃないのか?
だから単に見られる機会が多いだけじゃないのかって言ってんの。
655 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/14(金) 23:42:54
なんかここだけポストモダンなスレだね。
656 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/14(金) 23:49:32
「欧米では〜なのに日本では〜」的批判って 日本のインテリが大昔から続けてた来たもののような気がするがなぁ。 非インテリの門外漢である俺からすると力んで批判してる奴自身も胡散臭く見えたりする・・・。 ま、印象派や現代アートの良さがさっぱりわからん人間なもんだから 印象派偏重批判っての見るとちょっと安心するけどなw
途中までは「印象派偏重は、欧米の昔の流れに雷同しただけ〜」っていう 感じで面白い論議だったのに、途中から興ざめだな。 ほんと、どっちも「太きに巻かれろ」だけって感じで。
>>657 大昔の日本は欧米とは文化交流自体がない。勿論、日本人は欧米のことなど知らない。
欧州の美術については、欧州のほうが理解度etcで先進的なのは驚くに当たらないよ。
大昔って江戸時代とかの話はしてないってw 「欧州では〜なのに日本では〜」の話はあれだ。 批判される方も批判される方も インテリはそういう形の議論してんじゃないかってことだ。
>>661 このスレの場合は、欧州の美術だから欧州でのあり方が出てくるのは当然じゃないか?
中国の美術についての欧米の見方とかの話じゃないんだから。
近代以降の欧米崇拝を言いたいのかもしれないが、
実際には、良くも悪くも、欧米文化は、日本的に変容された形で入ってくる
ケースのほうが多い。印象派の過度の重視もその一例。
本場とは違う評価が日本でなされる、 本場ではマイナーな作家が人気を博す。 それ自体は悪いことではないと思う。 問題は自らの好みで選び取った側面が大きいか、 それとも権威者やマスコミの情報操作が全てか、だよね? 例えば昨今の異常なフェルメールブーム。 確かにマスコミの宣伝は大きいでしょう。 でも他の画家はフェルメールみたいなブームは起こしてない。 となるとある程度は日本人一般の好みってのが影響してるのではない? 宣伝する→大衆に人気を博す→余計にマスコミが取り上げる というスパイラルが出来上がって異常な社会現象を生み出したんでしょう。 では印象派はどうなのか? というのがこのスレに関わる議題だよな。 日本での印象派受容の歴史ってそれ自体が論文のテーマにでもなりそう。 誰かこのスレの人で本書いてくれる人いないかな?
>>662 そう。
だから「欧米では〜」と言ってる人自身が実は偏ってないか?
ということが非インテリである俺には判断出来ない。
何故なら「欧米では〜」と言ってるインテリ達が別のインテリ達に同じ形で
偏向を指摘されて批判されるわけでしょ?
そういうわけで門外漢からするとどっちも胡散臭く見えるってわけ。
あんま考えんでくれ。
門外漢の勝手な印象だ。
フェルメールはやりすぎ。 そりゃ好みもあるだろうけど煽り方が酷い。 マスコミも商売だから仕方ないんだろうけど。
>>663 なんというか、ここでは批判されているけど、
開国当時の西洋絵画の受容も面白いですよね。
ハイブリット・カルチュアって感じで。
以前に京都近美で正に「日本画と洋画のはざまで」って
展覧会やっていたけど、日本画とか洋画とかに関わらず、先人たち
(狩野ほうがいとか高橋由一とか)が試行錯誤して新しい文化を
受容しようしている姿はほんと興味深いものでした。
ここでムチャクチャ批判されているように、スタイルが確立されて
しまってから(いわゆる「洋画」の完成)はほんとつまらんけど。
>>665 > フェルメールはやりすぎ。
> そりゃ好みもあるだろうけど煽り方が酷い。
> マスコミも商売だから仕方ないんだろうけど。
あれは金沢の前館長(当時は大阪)が主犯じゃないかな。
>>663 フェルメールの持上げっぷりは、かつての印象派やモダンアートへの礼賛に
比べたら可愛いもんでしょ。個人的にはたいして好きではないが。
>日本での印象派受容の歴史
印象派偏重が強まったのは文芸上で有名な白樺派の登場以降。
意外な感じがするが、明治時代には、ラファエル前派やアカデミーの絵画
にかなり関心が強かったようだ。島村抱月などは、ワッツらのヴィクトリア朝絵画
にかなりいれ込んでいる。当時すでにレイトン、ポインター、
ウォーターハウス、サージェントらが日本でも知られていた。
明治39年(1906)頃の話だが、この時期にはまだ印象派一辺倒じゃない。
ちなみに、ラファエル前派は、当時から日本でこの呼び名で知られていた。
プロの画家ではなく一般大衆に焦点を当てた洋画受容の研究ってないんですか?
>>664 アメリカの犬、フランスの犬、イタリアの犬…ってことでは、どっちもどっちってとこかな??
オレはイラン(ペルシャ)の犬がいいな。
欧米よりもよほど豊かな文化芸術が根付いている
>>664 >>どっちも胡散臭く見えるってわけ。
確かに、ある1つの見方を妄信的に受容する態度は疑問だ。
胡散臭いと思ったら、自分自身で納得いくまで調べてみるのがいい。
>>670 おいおい、日本人なら日本の伝統文化をわすれちゃいかんよ
この豊穣さはちょっと世界に類例がないよ
>明治39年頃 明治後期には急速に衰微してしまった文人画が、 再評価されて復興運動が起きるのが確か明治末から大正にかけて。 ちょうど印象派浸透期と時期を同じくしてるのね。 これって連動性があるのかねえ。 鉄斎なんかはやたらと印象派の大家と比較されてたみたいだし。 日本画も印象派風、琳派風とかを強く意識した作品はどうもつまらんのが多い気がする。 栖鳳や春挙の写実的作品は個人的に好きなんだけど、 「技術だけじゃ駄目だ」と京都で言い出したのは彼等自身らしいな・・・。
>>673 山元春挙いいね!個人的にかなり好きだ。栖鳳はさほどでもないが。
流派の多さで言うと日本はもう異常なぐらいだね。
安政期造営の京都御所なんて、一体どんだけの流派が襖絵制作してんだよ!
ってことで驚いたりする。土佐派と原派も好き。
文人画というか南画は俺はどうも好きじゃない。 鉄斎の絵とか見てると気分悪くなってくるんだよなぁ。 構図自体は結構複雑だったりするのだが、細部のヘタウマ感が気持ち悪い。 あと、あの地味な色彩も。 土佐派、狩野派…(そういや彼らは日本画版アカデミー派だな(笑)) の日本的な豊かな色彩が好き。
676 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/15(土) 01:35:33
ヘタウマってうざいわー
南画って本当に千差万別だから かなり技巧的な人もいるんだけどあまり評価されないんだよね。 山本梅逸なんかは「技巧に走りすぎる」とか批判されるし。(俺は梅逸は好きじゃないけどね) 鉄斎や大雅は芸術だとか何とか身構えずにリラックスして見ると楽しい。 もちろん好き嫌いはあると思う。
アカデミー派と狩野派との比較は実に面白い。 どちらも支配階級に奉仕する「公的な」、当時としては「権威」芸術で、 前者は、古代の規範重視・デッサンの職人的鍛錬を、 後者は、探幽ら以来の粉本主義を、 異分子や革新主義者から「陳腐」「マンネリ」「独創性なし」 と批判されたところまで酷似している。 そして、実際には、彼らが批判するマンネリというのは的外れで、 仔細に見ると、時代による作風の変化や多様性があることまで酷似している。
>>677 俺は山本梅逸は嫌いじゃないな。あと水戸藩の立原杏所(だっけ?)も。
あまり嫌いでない南画(風)もあるな
永井荷風もアカデミーを狩野派に例えてたような。 でも、江戸時代に於ける新興諸画派と狩野派の関係は それほど対立的なものでもなかったんじゃない?
>>680 >江戸時代に於ける新興諸画派と狩野派の関係は
>それほど対立的なものでもなかったんじゃない?
そうだね。少なくとも江戸期は対立の構図ではなく、
並列的に諸派が共存しているね。土佐派から分かれた住吉派も、
円山派から分かれた四條派も、対立があって分派した訳じゃない。
それに、日本では他派をよく勉強しているんだよね。土佐光起が狩野派風
を学んで採り入れているとか。
いわゆる伝統vs革新の対立のようなものが前面に出てくるのは
明治維新後の近代だね。
ただ、欧州でも、そうした分裂・対立が顕著になるのは、
ちょうど日本でいう明治時代あたりからじゃない?
もちろん、古くは、バロックの雄リューベンスの一派と、
フランス古典主義のプッサンらの一派のように、
公的場面での作風の違い・対立のようなものもあったが。
>>661 他国を引き合いにして自国の現状を批判するのは、
多くの国であることだよ。中国でも、欧米でもあるけど?
ドメスティックな視点に凝り固まらず、多くの判断材料を提示するという意味
では意義のあることじゃないか?
683 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/15(土) 09:23:21
>>682 三郎は悦子の濡れた襞を魚肉ソウセイジでねぶった・・・まで読んだ
684 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/15(土) 10:45:52
>>683 人それぞれ色々な好みがあるはずだから、諸派を広く紹介すればいいのに、
格付け、序列付けを無理やりやって、特定の好みを押付けるような風潮が目
障わりなんだよね。近代・現代の日本の洋画の場合。で、日本画は中途半端な西洋化の
害を受けずにきたことが幸いした。洋画では村八分の酷い扱い受けた被害
者の画家もいるよね。山本芳翠もそんな感じ。彼の洋画はジェロームと比べても甲
乙つけ難い程の出来なんだけどね。
685 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/15(土) 15:09:55
今の画壇は「印象派」派なのか。 狩野派と同じように、その派の師匠に師事して、派の描画法を受け継ぎ、 どれだけの弟子にそれを伝えてきたかが評価される世界なのかも。 で、最終的にはその美術教育による社会貢献に文化勲章を与えられると。
おまいら、松下電工汐留ミュージアムの「ルオーとマティス」見たかい? 思いのほか充実してた。お薦めだ。
688 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/16(日) 19:50:06
>>687 ( ´,_ゝ`)プッ( ^∀^)ゲラゲラ
689 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/16(日) 19:59:44
最近は超初心者向けの解説書にも アカデミー派が再評価されてることは書いてあるよ。 日本の学者だって向こうでの評価の変遷くらい当然把握してるさ。
多少再評価されても、一般の愛好家は、大して関心持たないだろうな。 見てもつまらないからね。 モローとその弟子達あたりは、けっこう面白いけどな。
692 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/19(水) 22:17:59
正直、見てもつまんないのは印象派だろうと思う。 ありふれ過ぎてて、しかも下手だから。
印象派の人物像は醜悪 自分があんなふうに描かれたら嫌だな
マネ・ドガは醜悪ではなかろう
ポーラのモネ良かったねー。
やっぱ印象派は欧米美術の王道だよ。
>>690 は流行ばかりを気にして、
心眼もとい真贋も分からないのかな。
アカデミーがクソなのは、単に焼き直しだからだろ。
オールドマスターズのデッドコピーにすぎないからだ。
飯島恋が飯島愛より美しくても、そんなのはムイミダス。
>>690 は、一部の学者の評価を盲目的に鵜呑みにする人のようだ。
あのころのアカデミーなんて、当時としての現代性も無く、退屈の極みなのだが。
次代への影響も、印象派の方が桁違いに大きい。歴史を見れば明らかだろw
多少再評価されようが意味なし。
そんなにアカデミー絵画貶すと、また例の人が来ちゃうよ〜ん
698 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/20(木) 10:01:44
印象派の信奉者はマスゴミや古い美術教育の評価を盲目的に鵜呑みにする人のようだ。 印象派やそれもどきの絵なんて、今や革新性も無く、芸がマンネリで 退屈の極みなのだが
>>694 マネ・ドガも、決して上手いとか美しいというレベルじゃないと思うぞ。
他の印象派連中が下手すぎるってだけの話で。
というか印象派以外の絵画はよく見たことない人?
反応ワンパターンだな。
>>695 >やっぱ印象派は欧米美術の王道だよ
君が印象派を好むのは自由だ。その好みを否定する権利など誰にもない。
だが、美術史及び欧米の現状の認識としてそれは誤り。
自分が好きという事と、欧米でメジャーな存在かどうかは、
全然別個の話で、それを混同する姿勢はいかがなものか?
もし、そのように主張するならば、具体的証拠を挙げて下さい。
無責任・無根拠な放言なら誰でもできますからね。
696だが、俺は別に印象派の信奉者じゃない。19世紀の印象主義(そんな主義なんてないんだが) は、非常に感覚的で一面的な過渡的な芸術だと思っているし、俺個人としては、印象派の画家と 同時期のモローや、その流れを汲むルオー・マティスの方が面白いと思ってるけどね。 だが、印象派とアカデミーとで、美術史上の意義としては、印象派の方がはるかに重要なのはいくら 君が頭悪くてもわかるよね。印象派からは、その後の近代美術を決定づける多くのムーヴメントが 生じたが、アカデミーは恐竜のように死に絶えた。 どちらがいいとか悪いとか、個人の嗜好の問題なので興味なし。上手い下手も個人的な見方の問題 なので、比較しても無駄。 ところで君たち、ほんとにアカデミーの絵見て「いいなあ」とか「感動するなあ」とか思ってんの? まあ、個人の嗜好なので別に問題はないのだがww
>アカデミーがクソなのは、単に焼き直しだからだろ >飯島恋が飯島愛より美しくても、そんなのはムイミダス。 おそろしく無知。 単なるニートの煽りだと思うが煽りとしても詰まらなすぎる。
>>701 誰にレスしてんの?そこはっきりさせろよ
>アカデミーは恐竜のように死に絶えた。 う〜ん、我ながら上手い表現だなあ。再評価といっても、何匹かの恐竜は それなりに立派だったくらいのもんだよなwww
>>701 >アカデミーは恐竜のように死に絶えた
その認識自体誤り。死に絶えていないからこそ、展覧会も開かれ、
カレンダーやポスターなどにも採用され、Web上でも紹介されているのです。
>美術史上の意義としては、印象派の方がはるかに重要
あなたが個人的にそう思うのは全く構いませんけど、
それは、あくまで1つの意見・立場に過ぎません。事実、
そのような見方自体が批判され相対化されています。
知らないのですか?
現在行われていない手法だとか、現在の美術に影響が少ないとかで、
価値が決まるのであれば、古代ギリシア美術、古代エジプト美術、
クメール美術など、みな無価値ということになりかねませんよ。
非常に狭い視点からの無茶な評価ですね。
>>我ながら上手い表現だなあ リアルで劣等感が強く、せめて2chで自分に酔いたいだけのアホか
アカデミーの方が印象派より美術史的に重要だって言いたいの? 爆笑!!! いくらなんでも頭悪すぎwwwwwww どうなの? ほんとにアカデミーの方が印象派より美術史的に重要だって言いいたいの? 学会にでも発表したらどうかね? 影響で価値が決まるなんて誰が言った? モーツァルトよりベートーベンの方が後世への 影響は大きいが、だからといってモーツァルトの音楽の価値が低いわけではない。 ちなみに古代美術はピカソなどに影響を与えているよ。無知?
>>707 そんな事言ってないよ。
大体、どっちが重要か、なんて事は客観的に決められるか?
だから、学会ではそんな主観的テーマ自体が相応しくない。
印象派や近現代美術に偏向した評価・紹介の仕方を問題にしているだけ。
その他の画派を集中的に取り上げろとか、崇拝せよ、などと言っている訳じゃないよ。
過去レス読んでみな。
>古代美術はピカソなどに影響を与えているよ。
んな事言ったら、当の印象派にもアカデミーは影響を与えていますが?
ルノワールが誰に師事して、その先生がどんな作風だったとか知ってるの?
>>707 あなたはもしやクラシック板某スレで
wwwwwwwを多用してたイクナイ君?
レンブラントやゴヤやラファエロやミケランジェロが、日本で紹介されてないと思ってんの? 君の好きなアカデミーが日本でたいして紹介されないのは、単に日本で受けないからだよ。 過去の優れた芸術を黙殺するような風潮なんてないよ。 アカデミーは、ルネッサンスやバロックの優れた芸術と比較すると、力強さや生命の横溢感 に欠ける。人気が出ないのも無理はないと思わせる物だ。 君は被害妄想なんだよな。自分の好きな物が取り上げられない事への僻みだなwww もちろん日本にもアカデミーの愛好家がいたって全然かまわん。しかし、人気がないのを 他人のせいにするのは非常にみっともないよ。事実レンブラントやゴヤやラファエロや ミケランジェロなんかは、日本でもそれなりに人気があるからね。
>>711 仮想人物との対話乙
精神病院行きを勧める
>>711 って自分が無知だから僻んでるんじゃまいか?
日本の古臭い美術教科書しか見たことないような。化石みたい。
欧文の美術書とか読まないんだろね。
痛いところを突かれると人格攻撃に逃げる。 相変わらずだなあ、君はwww
>痛いところを突かれると人格攻撃に逃げる。 >相変わらずだ そうそう。あの印象派信者ね。あいついつもそう。 肝心の質問は無視して逃げ切り(笑)
>>711 >レンブラントやゴヤやラファエロやミケランジェロが、
>日本で紹介されてないと思ってんの?
誰がそう思ってんの?
むしろ、それって、まさに日本のありきたりな教科書や普及本で紹介されている
画家ばかりですね。紹介されているのも、ごく一部の作品だけ。
それだけ、では偏っていると思いませんか?
>アカデミーは、ルネッサンスやバロックの優れた芸術と比較すると、力強さや生命の横溢感
>に欠ける。人気が出ないのも無理はないと思わせる物だ。
それはあなた個人の感じ方ですよね。そう思う事自体は全くOKですが、
客観的結論にできる性質・内容のものではない。
しかも、適当にぼかした曖昧な表現になってるけど、
どの作品と、どの作品での比較なんでしょうか?
というのも、一口にルネサンス、バロック、アカデミーと言っても
多様すぎて、一括して単純に論じることが不可能なのは美術通であれば常識
だからです。レンブラントとルーベンスは同一には論じられません。
自分の意見が客観的だと思ってるアホが必死だな
>>719 おっ、いきなりブーグロー登場。
冒頭の絵はブーグローの「サテュロスとニンフ」ですね。
「印象派は欧米美術の王道」 こう言ってる人は単に無知なだけなんだよ。 ある意味被害者であり気の毒。
アカデミーはともかくとしてラファエル前派は昔から日本でも人気あるんじゃないか?
うん、ラファエル前派やバルビゾン派は人気ある。アカデミーだけ人気がない。 だからアカデミーが人気ないのは、印象派偏重のせいじゃない。 とにかく日本じゃアカデミーはからっきし人気がない。
>>724 明治時代には知識人の間で人気あったみたいね。
その後、印象派中心に流れが変わっちゃうけど。
ラファエル前派とロイヤル・アカデミーは峻別しがたい面があるな。 ジョン・エヴァレット・ミレイ(1829-1896)がロイヤル・アカデミーの会長 にまで昇りつめているぐらいだから。 ウォーターハウス(1849-1917)もアカデミーに出品し続けただけでなく、 アカデミーの正会員になっているし。
「日本で開催される外国の美術館展や、あるテーマで構成される作品の 中心が、印象派の作品である場合が非常に多いのには驚かされる。 しかしこれは、歴史の陰に隠されたアカデミズム作家が、 まだ日本では紹介される機会があまり無いことも1つの理由に挙げられよう。」 〜「ウィリアム・ブグロー発見への旅」米永輝彦著(2005。新風舎)〜 要するに、印象派以外は そもそも知らない、見たこともない、って人が日本では多いだけだと思う。 いや、印象派もモネぐらいしか名前知らない人も多いけどね。 ベルト・モリゾ? はぁ〜???みたいな反応する人けっこういますよ。 日本の印象派展での来場者の大半はこんな人ではないかと。
ここの住人からしたら、美しさをかなぐり捨てた現代美術とか どういう評価なんだろ?
>>725 欧米と日本では好みがかなりズレてるってことですね。
>>719 それアカデミーのリンク貼りまくりのサイトだよww
ひょっとして自演もしてるのかな? ほんと必死ですね。
最近書き込んでる奴でアカデミーがほんとに好きで必死なのは一人だな。
あとは煽りのようだな。
歴史も感性も違うから、好みが変わるのはむしろ自然なことだろう。 別に欧米と同じでなくてもいいんじゃない。
>>719 印象派は「あまりない」どころか、ぱっと見ゼロですね、そこ。
ブーグロー、アルマ=タデマ、ウォーターハウス…
さすがです。
>>731 アメリカ人がわざわざ2ちゃんで自演かよ?
屁理屈乙
アカデミー貶してる奴が1人で自演だろ( ^∀^)ゲラゲラ
>>732 >別に欧米と同じでなくてもいいんじゃない
誰も欧米と同じになるのが当然いいに決まってるなどと言っとらんよ。
日本での美術教育や紹介の仕方が偏っているのでは?と言われてるだけだよ。
偏り無く紹介した上で、個々人が印象派を好もうが、象徴主義を好もうが、
プリミティヴを好もうが、日本美術だけを好もうが、
あるいは美術全体を嫌おうが、それは各人の勝手という話。
痛いサイトのリンクを張って自演wwwwwwwww あー痛いよ〜wwwwwwww
>>735 その通り。印象派を好むこと自体が批判されているのではない。
印象派のみを偏重して紹介したり、
その流儀を押付ける教育・メディアのあり方が批判されている。
さっきから話題の官学派(アカデミー)についても、
自身はよく知りもせず盲目的な批判をする人がいる。
それはまさに過去の日本の美術教育の洗脳の結果であり、
彼もその被害者なのではないか、というのがスレの流れだ。
>>735 明治の頃は愛好家がいたんだから、紹介はされていたんだよ。
その後日本では淘汰されてしまったわけ。
だから日本で印象派が人気があったとしても >それは各人の勝手という話ww
ね、わかった?
>>736 論理的反論ができなくなると、いつもそれ。
負惜しみ君、教えてあげるよ。痛いのは君のような人間を言うのさ。
>>738 ゴチャゴチャ言ってるがあんたは何が気に入らないわけ?
あんたの趣味自体は何でも構わんと言ってるだろ。
日本での美術教育や紹介の仕方が偏っていた、という認識は
ほぼ異論ないところ。そこを争っても意味ないだろ。
あんたが1人で異論唱えても全然説得力ないっつうの。
自分の贔屓の物が人気がないと、なんでも君は洗脳教育のせいにするよな。 アカデミーのような絵は日本人には受けないのだよ。ロココの画家も人気ないだろ。 受けないから熱心に紹介もされないのさ。紹介するほうだって自分の気に入った物 しか熱心に紹介する気にならんだろ。 それを洗脳教育とか言っちゃって。僻み根性丸出しでいた痛いっつうの。
>>740 そいつは何も根拠を出さないのが常套だから。
出せずに逃げとおす。
こいつクラ板で常駐してた人格障害者と同一人物かもしれない。
>>741 >紹介するほうだって自分の気に入った物
>しか熱心に紹介する気にならんだろ。
それが事実かどうかはともかく、そういうのを偏っていると言うのですよ
>いた痛いっつうの
日本語でおk。僻んでるのは低学歴ちゃんでしょ( ^∀^)ゲラゲラ
741はクラシック板で粘着してた人格障害者に酷似してるな。 発想といい、病的な自己中心性といい。 攻撃的モーツァルト信者のあの人だよね!? IDと人格使い分けていたから、アート語りたがる奴とは別人と思っていたよ。 信じ難い程2ちゃん漬けの生活だね。将来は大丈夫なの? でも、モダンアートとモーツァルトって響きは似てるw けど相容れないのでは?
>>741 モーツァルトはロココや新古典主義(=アカデミー)
の絵画を好むんじゃないかな?
セザンヌの絵とか見たら罵倒しそうだ
印象派が大衆ウケするってのは日本だけじゃないとは思うがな。 以前、イタリアの美術館の学芸員の人と話す機会があったんだが、 「結局、客が入るのは印象派とルネッサンスだけだよ」って苦笑いしてたし。
>>747 そのイタリアの学芸員はどこの美術館の人?
ウフィツィ美術館? 名前は?
イタリアで印象派とは激しく嘘臭い。
ヴェネツィア派や、
他国ものでも欧米の愛好家が好むネーデルラント絵画もあるというのに。
>>748 どうせまた747は逃げるよ。捏造話だから。
最近に限らず、欧米では印象派一辺倒ではまったくない という事実は、美術通には今更な常識なのに。 このスレで、印象派は欧米でも断トツ大人気みたいなウソをついて、 それこそ印象操作しようとする人って、何が目的なんだろう?? 全く無意味な行為だけど。 欧米の美術雑誌やインテリア雑誌、アートのオークション情報誌 を1冊でも眺めてみれば誰でもよく分かるのに。一体誰を騙したいのかね? それとも負惜しみで延々やってるのか?だとしたら不毛だな。
>>749 だな。ウソつくにしても
>>747 は知識も情報もセンスも無い。
だから他人から見たらウソがバレバレだってことも本人自身は気がつかない。
可哀想な道化さ。
>>750 その自己中心的な操作性が彼、つまり人格障害者の行動の特徴。
クラシック板のモーツァルトのスレでも延々それやってたよ。
この人の暇っぷり、確実に無職だね。
「印象派が好きだ」「モーツァルトが好きだ」というだけで充分
だろうに、対象をいちいち屁理屈や捏造で正統づけて神格化・崇拝し、
他を貶するのでないと気が済まないらしい。
こうなる原因は、彼自身の自我の未熟さや自信の無さ、
一時も忘れられないほどの強烈な劣等感にあるのだろう。
容姿や勉学などの面で酷い劣等感を持つ気の毒な人物とみられる。
興味の範囲をそうやって排他的に狭めるのではなくて いろいろ見たり聴いたりすほうがもっともっと楽しいのにね。 でも、彼はそんな事を一顧する余裕すらない切羽詰まった精神状況なんだろうね。 自分の崇敬してきた対象、心の拠り所にしてきた対象 が絶対的に偉大でないならば、自分自身の存在価値も崩壊する、 弱い無防備な自分が外気に曝される、みたいな感じの。 人格障害者の行動は、健常者から見ると非論理的、矛盾的だったり、 横暴で不快にも感じられるが、彼ら自身はそんなことに思いを巡らす余裕も なく、ある意味、真面目で必死なんだよね。 彼に一番必要なのは、美術にまつわる捏造話ではなく、病んだ心の治療だ。
>>726 いや、明治時代だけじゃないでしょ。
80年代とかはわからんが俺が知ってる時代、
90年代以降だとロセッティやミレイ辺りは、
特に美術史に精通してるわけでもない
一般の愛好者にも結構人気あったと思う。
うちの父ちゃんがエヴァレット・ミレイ好きだったから、
特に美術に興味がなかった高校時代の俺でも知ってたよ。
>>754 俺も知ってたよ。だけど日本で売ってる日本語解説つきの画集は
圧倒的に印象派が多かった。今でもその状況は激変はしてない。
だから印象派以外の絵を見たければ、洋書買うのが手っ取り早かった。
756 :
754 :2008/03/20(木) 22:18:37
もちろん昔を知らないから変わったかどうかの比較は出来ないんだが、 翻訳モノやら週刊分冊やら個人画集でないものやらも含めたら 印象派ほどでなくともそれなりにあるんじゃないか? あくまでラファエル前派の話ね。 まあこの画家の画集が欲しいと思っても 手に入らないということは確かに俺もよくあるから、 情報に偏りがあること自体は否定しない。 ちなみに江戸時代絵画の画集でも浮世絵ばかり どんだけ出せば気が済むんだと思う。
757 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/21(金) 08:46:06
私なりに印象派好きを端から見て感じたこと。 印象派って言葉自体に、オシャレさや哀愁を感じ惹かれているのでは? 印象派の絵画には日本人の文化の波長が合う要素がある。ワビとサビだよね。あと素朴さや、稚拙【悪い意味ではない】さ、質素さや物悲しさ。等 センチメンタルな要素がまず絵画のテーマとしてある様な気がする。 日本人には古来からワビサビがが生活の中にあって、ちょっぴりオセンチになるのががすきなんです。多分DNAの中にワビサビのいい出しが染みこんでいるんじゃねぇの?と思うくらい。 ゆえに日本人は渋さやダサさも魅力として理解出来る人種だ。 例えば唄の世界を例にとると、古き善き時代のホークソング…吉田拓郎にかぐやひめ。 演歌に童謡、子守唄。 共通に素朴さや寂しさわびしさがあるんだよね。
758 :
K :2008/03/21(金) 09:32:47
お前たち、2ちゃんねるはもう見るな お前らが奴等の思い通りになってしまうだけだ
俺の母はルノワール、フェルメール大好きという 典型的日本人だがゴッホ、ゴーギャン、マティスは大嫌いらしい。 理由は「あんな絵なら私でも描けそう」だそうだ。 ドラえもんも描けない人なんだけどな・・・。
760 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/22(土) 08:08:21
>日本人は渋さやダサさも魅力として理解出来る人種だ 茶の湯、数奇屋などは確かにその精神。整いすぎたもの、格式ばったもの、 これ見よがしな新品、そして都会への羨望 を敢えて「野暮」「成り上がり趣味」と斥ける。 しかしこれは日本のなかでも、戦前までのごく一部の特権的文化人達の感性であって、 現代の、しかも日本人全体が持つ嗜好傾向とは言い難い。 素朴さという意味では、もっと人々の郷愁や興味を喚起するはずの 民俗学的分野も世間一般で注目されているとは言えないだろう。 因みに、あえて田舎風や素朴さを求める趣味というのは、日本特有のもの ではない。自らを羊飼いと称したキリストの影響から、中世の欧州美術にも それが見られる。また、古代のアルカディアへの憧れなどは、 ルネサンス以来の欧州の上流社会の芸術でも、しばしば登場するテーマだ。
知識披露はいいけど何かちょっとズレてないか?
762 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/22(土) 15:53:09
>>761 たしかに印象派から
>ホークソング…吉田拓郎にかぐやひめ。
>演歌に童謡、子守唄
は、ちょっとどころでないズレ加減。
それより「ホークソング」に激ワロタ
763 :
761 :2008/03/22(土) 22:47:54
うーん、そのことじゃないだがな。 まあいいか。 ややこしそうな雰囲気のスレだし。
764 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/23(日) 08:04:47
>>754-756 東京で1989年開催の「ヴィクトリア朝の絵画」展カタログに、
一橋大学教授(当時)の河村錠一郎氏が寄せた「明治時代のワッツ偏愛」
と題する小論稿がある。↓はその一部引用。
「(明治35年=1902創刊の「美術新報」が)1人の画家(ワッツ)をこれ程
詳細に論じ、紹介している。それもミレーなどのバルビゾン派だとか、シャヴァンヌ
といったフランスの画家でなく、イギリスの、それもワッツであるのは、
その後白樺派などによってフランス画壇、特に印象派や後期印象派の
紹介と摂取にひたすら傾いて今日に至った(日本の)西洋美術の輸入のあり方
から見ると、大きな驚きといわざるをえない。」
やはり、ある時期から日本の洋画界で、印象派中心の方向に流れが変わったのだろう。
ジョージ・フレデリック・ワッツ(Watts。日本語表記ではウォッツとも。
1817-1904)はロイヤル・アカデミーの正会員となった画家。
准男爵に叙されるのを辞退、1902年勲章を受章。
彼が1866年のロイヤル・アカデミー展に出品した「テティス」が、
ヴィクトリア朝の裸体画隆盛の端緒となったことは、
2003年の「ヴィクトリアン・ヌード」展を御覧になった方はよくご存知だと思う。
「美術新報」では他にも、ロイヤル・アカデミー会長ポインター(1836-1919)
らの画家も詳しく紹介されているそうだ。
Thank You For the Gift of Bouguereau Thank you for the gift of Bouguereau. Without your efforts I would know nothing about the greatest painter of human beings in history. The world is a better place because of your work. Fred Simon January 31,2008 posted by Sharon OBrien at Thursday, January 31, 2008 ブーグローの才能に感謝。 ブーグローの才能に感謝しています。あなたの作品がなければ、 私は人類史上最も偉大な絵画の巨匠について何も知らずにいたでしょう。 あなたの作品のお蔭で世界はこんなにも素晴らしい。 2008年1月31日シャロン・オブライアン投稿 さすがにベタ褒め過ぎて気持ち悪いが、アメリカではこのような愛好家が いることが分かって興味深い。アメリカはブーグローらのアカデミー絵画 再評価のまさに本場だから当然なのか。 日本ではちょっと考えにくい状況ではあるな。
>>766 別に日本でもいるだろ。
愛好家レベルであれば、いろんなジャンルに崇拝者はいるだろう。
荒川修作が現代世界一と思う人もいれば、
若沖が世界美術史上で図抜けているという人もいてもおかしくないさ。
769 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/24(月) 00:55:41
ブーグロー>>>ラファエロ>>>ダ・ビンチ>>>レンブラント・フェルメール>>>>>>>超えられない壁>>>>>>>>印象派 これが真実
浮世絵→印象派だからじゃね?
771 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/24(月) 10:19:48
それはよく、なぜ印象派を日本人が好きなのかの理由付けで 使われることで、外れているとも思わないけど、印象派を 好きな日本人が浮世絵が好きかというと、極めて怪しいと思う。
浮世絵の影響が印象派の全てではないからね。当然ながら。 その説は説得力弱いと思うんだな。「印象派の一部に浮世絵の影響」 という事実だって、絵見ただけで誰もが瞬時に分かる程あからさまなもの ではなく、教えられて初めて分かる程度のものも多いから。 しかも日本美術の影響を受けた欧州美術は何も印象派に限らない。 19世紀末~20世紀初頭の欧州美術のかなり広範囲に影響を見ることが できるし、もっと以前の17-18世紀の高級家具等にも 影響を与えている。18世紀の宮殿に飾られた当時の古伊万里や マリー・アントワネット所有の蒔絵の調度品などを 見たことある人もいるだろう。 やはり日本での印象派偏重の理由は浮世絵では説明しきれないと思う。
浮世絵と印象派って別スレ「日本の大学で日本美術史できるのは」で 変な事件が書かれてたよ。 Y梨県立美術館のK子という学芸員と馬○町H重美術館の竹子という学芸員。 ネットでボロクソ上司の悪口書いてたとか。 こういう変な因果関係が今でも続いてるのかね。
774 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/24(月) 17:57:23
19世紀末~20世紀初頭のジャポネズリーとそれ以前のとは大分隔たりがあると思うがな。 17-18世紀のはシノワズリーやサンジュリーの範囲内での受容だろう。
>>775 知識豊富なことと、作品自体を堪能することとは別個の問題だと思うけど。
インテリは絵画を堪能出来ないのですかね?
偏った情報のみに強く影響され、先入観でしか見ることが出来ない人も多いですよ。
>>775 このスレに陣営なんてあるの?
何か不満があるなら単にぼやいてないで
あなたの考えを具体的に披露してみたら?
そのままで終わるのもいいが、
それだとまさに2chでよくあるレベルだよ。あなた自身が。
>>776 シノワズリーの時代には中国とその他の周辺諸国の
明確な区別は認識されてなかったというのが通説みたいだよ。
>>780 概ねそう言えるが、中国と日本とを常に同一視していた訳でもなさそう。
ザクセン選帝侯がドレスデン郊外に造営させた異国趣味の風変わりな宮殿
は、わざわざ「日本宮殿」と呼ばれた一方、プロイセン王がサンスーシ宮殿
の敷地内に造営させた「中国茶館」は中国。清朝時代の風俗を模した
人物像の装飾もある。ちなみに、ケルン選帝侯は「インド宮殿」なる建物を
造営させている。以上いずれも18世紀の話。
東洋に対する知識はまだ不正確で、それらの建物が、中国・日本・インドの
それの忠実な再現ではない事は言う迄もない。
なお、ルイ16世紀様式の調度品などには日本の蒔絵工芸の輸入品に、更に
現地で追加の装飾(金具等)を施したものなどがあり、それらは当時の
文献でも「日本趣味」と記録されているようだ。蒔絵は日本独特の工芸技法
で、18世紀当時の欧州では、ヴェネツィアなどで模造品が数多く作られたり
している。
後年の欧州で、陶磁器はチャイナ、漆器はジャパンと呼ばれた、というのは
有名な話。
そりゃ完全に同一視されてるわけないよ。 シノワズリと呼ばれる異国趣味に 一括りにして大過ない程度の曖昧な区別が一般的だっただろうって話だけで。 ちょっと無駄な蘊蓄多すぎるよ。
>>782 具体的事例を挙げて実証的に論じているのであって、無駄ではないでしょ。
>>781 自身も「概ねその通り」だって言ってるけど
あくまで「概ね」の話が雑談程度に出てきただけでしょう?
完全に同一視はされてなかった、などという当たり前のことを
長文で薀蓄並べ立てて実証しようとすること自体が大して意味ないってこと。
概ねその通り→概ねそう言える
「完全に同一視」じゃなくて「常に同一視」だったか。 重ね重ねすまん。 何か俺の方がよっぽど無駄なこと書いてるな・・・。
>>786 まあ気にしなくても。
ところで、大正期からの印象派ブームってのは
政治・社会思想面での大正デモクラシーの気運
と根底では無縁でない気が個人的にはするな。
印象派以前の絵画は、良くも悪くも教会権力、王侯貴族、大ブルジョワ
といったお偉いさん方に奉仕するものだったから。
日本人の印象派好きと言っても モネ、ルノワール、ゴッホ辺りは特に人気あるよね。 マネやセザンヌはその重要性が盛んに喧伝され、 称賛されまくってる割には一般人気は少し落ちる気がする。
790 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/29(土) 13:33:09
>>789 そのARCという美術団体の基本理念は凄いね!!!
「20世紀美術の大いなるペテン:
高慢さ、貪欲さ、愚行が、西洋美術2500年の伝統をいかにして
滅亡寸前に追いやったか」
謙虚な鍛錬を忘れ、
「俺様最高!」の自己正当化、基本技術軽視の怠惰さ
を「個性」と称し賞揚してきたのが20世紀だからなぁ。
単に下手なのを「個性的表現」とか言って誤魔化す風潮もあったし。
なんかカルト宗教みたいだな…
>>791 うん。印象派偏重、モダンアート偏重の刷り込みって恐ろしいですね。
ろくに作品見ないで他を攻撃する狂信者いますからね。
793 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/31(月) 16:13:29
ところで君たちは、印象派は好きなの? 俺はモネは好きだけど、ゴッホやルノワールは魅かれない。
印象派か。 ドガとセザンヌは結構好きかな。 マネとルノワールは積極的に嫌いな画風。 他はまあ好きでも嫌いでもないかな・・・。
795 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/03/31(月) 16:52:10
>なんかカルト宗教みたいだな… ARCのこと?
796 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/04/06(日) 12:48:44
137 :わたしはダリ?名無しさん? :04/11/19 00:14:30 ? 何故かアカデミックとか脱アカデミックの話になってるけど、 1さんの言ってることは、本当に芸術に詳しい"目利き"や文化人の間では 常識でしょう。 もともと印象派を異常に持ち上げたのは"左翼系"の知識人や学者だからね。
798 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/04/12(土) 14:13:11
>>789 原撫松(1866-1912)はレンブラントや
ワッツの「愛と生」を模写してるね(1906年)。
この時期はまだ印象派じゃない。
東京芸大資料館にある原撫松の「横向婦人」「裸婦」
東京国立博物館所蔵「ヌード」「モンタギュー夫人」を見ると
サージェント(1856-1925)に近い作風という気がする。
799 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/04/12(土) 15:09:11
印象派より前はバタ臭い、陰気(好きだけど)、 印象派より後は異形、意味不明、 印象派しか人気ないのは当然じゃないか。 結局は歴史も価値観も違う遠い異国の文化圏の美術だしな。 この日本で1ジャンルウケただけでも奇跡だ。
確かに印象派って左翼やカルトが寓意だの図像学だの バックグラウンドを持ち出して語る場面が多いよな・・・ 気を付けねば
802 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/04/12(土) 17:16:33
>>800 もうちょっと読む人にわかるように書いてくれないか。
それじゃお前しかわからないよ。
左翼に限らないが、そっち系の人間 が印象派を持上げるのは、貴族趣味や装飾性、 古い権威の象徴でもあるキリスト教の要素が 印象派にはないからだと思うね。 建築におけるモダニズムと全く一緒。 モダニズムは、ヴィクトリア朝の豊穣な装飾を剥ぎ取り、 ゴシックの教会建築の構造を分解・破壊して、建築を無味乾燥な ただの「箱」にしてしまった。 彼らに共通するのは、貴族趣味・ブルジョワ趣味、装飾を 「退廃」「享楽的」「保守・権威主義」 「表層的で精神性に欠ける」とか言って毛嫌いすること。 これは共産主義と一緒で、1920年代あたりからの世界的な流行。 当時はこの流れに乗っからない知識人はほとんどいなかった。 セザンヌの絵のような、どうしようもなく貧相で 快楽を悪として敢えて封印したような禁欲的な退屈な絵を 「画家の精神が聞こえる」とか妙な戯言を吐いて崇めるのが 格好良い、最先端だと思われていた時代。 まさに「貧乏」「反ブルジョワ」がファッションになった時代。 極東の島国・日本では、その古い流行が欧米より長く残ってるだけ、 という面も看過できんな。戦後も、左翼こそがインテリの証という 思い込みが長く続いたからね。日本では。 クラシック音楽の老人評論家がよく使う「精神性」も この時代の名残り。
欧米のカトリシズム主義に迎合することが 右翼の愛国主義者なんだね。面白いね。
805 :
804 :2008/04/12(土) 17:45:25
モダニズム以前の文化でいうと、 ペルシャ>>>トルコ>中国>日本>アラブ(ムスリム)>>>欧米 だな。 欧米文化なんぞクソだろ。 ゴシックとかビクトリア建築とか言ってるけど、 ベルサイユとかトプカビの足もとにも及ばないし、 嫉妬して円明園はぶっ壊すし、どうしようもない粗野人。 少しまともなのは音楽ぐらい。多分にトルコやハンガリー等々の影響下だけど。
そんなカビ臭くて価値もない欧米文化をもてはやすぐらいだったら、 若沖、応挙だ、等伯だ、やれ乾山とか日本文化にミーハーしてくれ。
欧米がずっと世界のトップだったとか思っているのはただの幻想で、 18世紀までは、政治・経済・軍事はもちろん、文化でも遥かに後進地。 こと、文化においては、日本の方がずっと先取的だったね。
なんか別の雑談板か文化系の板でスレ立てて語れば?w
>>804 >欧米のカトリシズム主義
なんじゃそりゃ。滅茶苦茶雑な括りだな。
英国は新教だぞ。米国もエリート層は新教。
ドイツも南部以外は新教が主流なんだがね。
>トプカビの足もとにも及ばないし、
>嫉妬して円明園はぶっ壊す
トプカプ宮殿な。
カビって。。。おいおい。
紫禁城は素晴らしいし、円明園壊した英仏軍は野蛮だと思うが、
あの建物や庭園の一部は皮肉にも清朝の固有の様式ではなく
欧州の様式そのもの(模倣というか輸入)。清朝固有の様式といえば
瀋陽(かつての奉天)にあるほうの故宮が素晴らしい。第3代・順治帝が
遷都するまでの短期間の王宮だが、規模は壮大だ。
>>806 日本美術好きは結構だがここではどう考えてもスレ違いだろ。
それとも欧米との接点ということで明治工芸あたりについて熱く語ってみるか?
>>804 左翼でなけりゃ右翼なのかよ?
その発想自体が昔の左翼っぽいな。
>>812 どう酷いの?
スレ違いだから答えなくてもいいけど。
>>805 優劣に客観的基準などないが、
確かに、欧州のキリスト教徒が造った建築で、
中世イスラム建築の高度に芸術的な域に達しているものは滅多に見たことがない
というのが俺個人の感想ではある。
この時期のイスラム建築の繊細精巧な軽快優美さは、
欧州人が、彼ら独自の建築様式として繊細さ・複雑さを誇るゴシックの大聖堂でさえ
無粋で陰鬱に感じさせる。
美術史家バウムガルトはその著書で『アルハンブラ宮殿に比べれば(中略)
宗教建築は別にしても、ヨーロッパの全ての世俗建築は、生活水準の表現として
見るならば、この時点まで夢のないものであり、ある意味では「野蛮人」の
段階にあると思えてくる』と書いているが、
宗教建築まで含めても同様の結論と思える。彼はドイツ人だから、
欧州に甘い評価なのだろう。
815 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/04/13(日) 00:26:47
一見矛盾に見えるが、唯物論系の人も芸術では「精神性」とか言うの好きだよね。 「精神性」ってのは、左翼、右翼を問わず、 旧時代の金持ちの道楽的芸術(と彼らが考えたもの)に対する アンチとして、庶民階級が主役の20世紀が愛好したスローガンの一種 という感じだな。 要するに、お気楽で優雅な上流階級好みの芸術は全部駄目で、 もっと人生に真剣に目を向けた深刻で思想的なもの、 指針や啓示を与えてくれそうな崇高な雰囲気をもつ芸術がイイのだ!! ってことを言いたいんだろうね。 それはつまり尻の青い書生のような趣味ってことだね。 いい大人が美術評論とかで今だに「精神性」を連呼するのを見ると、 そのアナクロニズムと幼稚さに驚いてしまう。
狭義の印象派絵画それ自体は、政治スローガンや社会風刺ともあまり 縁がないし、敵対したアカデミーと比べ寓意や神話等の物語性も希薄。 そんな印象派が、反ブルジョワ的思想の人々に強くヨイショされたのは、 貴族・ブルジョワ趣味の牙城と見做されていたアカデミーの美学・様式 と明らかに異なる流儀に依拠したことを「思想的」に評価された点に あると思う。 ただ、リアリズム系の一派に、貧しい人々の暮らしばかりを取り上げ リアルに描くなど、明らかに社会告発的なテーマを専門にした画派もあるのに、 そっちがあまりヨイショされなかったのはちょっと不思議。 印象派は、技巧を凝らしたアカデミーは勿論、社会派リアリズム系と比べても 技法が一見素朴に見え、また、画題の理解も伝統的教養と無縁で 庶民的・素人的な親近感を抱かせるのが、庶民派に評価されたのだろうね。
社会派リアリズムってミレーとか?
>技法が一見素朴に見え、また、画題の理解も伝統的教養と無縁で >庶民的・素人的な親近感を抱かせる これが結論じゃないの?印象派好きが多いのって。 共産とかブルジョワってあんまり関係ないと思う。
芸術も貴族のものから、庶民のものになったというだけなんだろう。 絶対王権、封建主義が崩れて、 市民参加の選挙による共和制、立憲君主制に 移っていた歴史背景からも必然の流れ、ということで。
821 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/05/17(土) 15:51:44
822 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/05/17(土) 21:00:15
同意
823 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/05/17(土) 23:39:55
?
824 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/05/18(日) 00:07:02
アカデミーかどうか○×で教えて! エルグレゴ てぃっちあーの ムリーニョ ブーシェ
825 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/05/18(日) 00:19:52
全部バツ。時代が違う。 強いていうならブーシェ。
826 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/05/18(日) 00:49:52
じゃあモローは?出現のサロメとかマジイケてるんだけど。 あとラファエル前派のバーンジョーンズは?天地創造(・∀・)イイ!
827 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/05/18(日) 01:59:46
ん〜モローはエコール・デ・ボザールの教授だからアカデミーといえばアカデミーだけど かなり異色の存在だし、美術史的には象徴派だしな〜
828 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/05/18(日) 06:06:01
別に日本だけじゃなくて、世界中で大人気です。 どこ行っても、この人達の作品展示会は、スペシャル名客寄せパンダです。 しかもどこ行っても入場料が普通よりばか高い
829 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/05/18(日) 07:24:59
印象派の画家は単純に見て心地良いがどうかだけで描いてるからじゃね。 描くほうもそれだけを目的に描いたし だから見るほうもそれだけで判断していい。 だから題材も風景とか普通に座ってる婦人とか そういうありきたりなものになって、だから観賞も素直に出来る。 勿論それ以前の大画家たちも「見るもの」としての絵を描いたんだろうが 時代的制約もあって題材は自由に選ぶことが出来なかった。 だから古典絵画を見るほうとしては絵の魅力を見るためには 一旦それをはがしてから見るという迂路を通る必要がある。 日本でも写楽とか見るときには当時の人物画を描くときの カッコイイ型、美人の型とかの常識をはがして 絵師の線が見れるようにならないと良さが分からんからね。
このスレ、かなり昔に海外サカ板で アンチマラドーナキャンペーンやってた蘊蓄くんがいる気がする。
831 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/05/18(日) 23:55:57
印象派が美術界のビートルズだからしゃーない
832 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/05/20(火) 15:17:06
印象派以前の絵画は宗教画メインだから、 古典絵画より一般人に紹介しやすかったのだろう。
19世紀前半までは宗教画がメインだったのか ネミミニ( ´_ゝ`)フーン
834 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/05/21(水) 00:55:46
宗教画つうか歴史画とか歴史群像画が地位が高かったのはホント
>>830 美術史(美術家)をサッカー選手にたとえるとどんな感じだろ。
村上隆=もうりーにょ
伊東若沖=がすこいん
ラ・トゥール=三杉
中田姐さん以外は顔と名前が一致する人が居無いわ。 だいたいサッカーなんて興味ないもの。 どうせ譬えるのならフィギュアスケート選手にしてちょうだい!
837 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/06/20(金) 20:24:24
サッカーなんかしらね
「日本人はフランス印象派に目が無い」 ブライアン・フリーマントルのユーロマフィアにはっきりと書かれていたな
839 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/06/20(金) 21:19:42
そのブライアンは日本語堪能なのね。
>>839 違うよ フリーマントルはイギリスの作家、ジャーナリストでEU(といっても
ユーロマフィア執筆時はECか)に跳梁跋扈する多国籍犯罪シンジケートについての
書いたんだ。その中の美術品窃盗、ロンダリングの章でそう書いてあった
曰く日本は世界でも類を見ない美術品泥棒に甘い法体系の国で盗品が(印象派ね)
善意の第三者に渡るともう欧州の美術館なりコレクターなり元の持ち主は
合法的に返還させる手段が無い
>>840 別に美術品に限らず当たり前のことじゃないの?
民法の基本中の基本では? >善意の第三者取得
じゃ、欧州の法体系(民法)では善意の第三者はどう保護しているの?
>>841 すいません うろ覚えで書いてました 本が手元に無いんだよ
詳しくは文庫本で買って見てくれ
843 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/06/25(水) 10:08:21
ttp://www.afpbb.com/article/life-culture/culture-arts/2409926/3072975 モネ作品競売、記録更新となる約87億円で落札
2008年06月25日 08:42 発信地:ロンドン/英国
【6月25日 AFP】印象派の画家クロード・モネ(Claude Monet)の絵画『Le Bassin aux Nympheas』が
24日、ロンドン(London)で行われたオークションで4090万ポンド(約86億8000万円)で落札され、
モネの作品としては史上最高額を記録した。
オークションを主催したクリスティーズ(Christie's)の予想落札額
1800-2400万ポンド(約38-51億円)を大きく上回る結果となった。
会場にいたAFPの記者によれば、落札したのは前列に座っていた女性だという。
モネは1919年、ジベルニー(Giverny)の自宅でこの作品を描いた。
同年に描かれたモネの署名入りの作品4点の中のひとつ。
そのほかの3点のうち、1点はニューヨーク(New York)の
メトロポリタン美術館(Metropolitan Museum of Art)が所蔵している。
これまで、モネの作品に付けられた最高額は5月にニューヨークのオークションで落札された
『Le Pont du Chemin de fer a Argenteuil』の4140万ドル(約44億6000万円)だった。
24日のオークションのそのほかの目玉は、エドガー・ドガ(Edgar Degas)の
パステル画『Danseuse a la Barre』で、1350万ポンド(約28億7000万円)の値をつけた。
予想落札額は400-600万ポンド(約8億5000万-12億7000万円)だった。(c)
いま一番高いのって何だっけ? クリムト?
ロスコかな
846 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/06/26(木) 02:17:15
ルーベンス。
847 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/07/05(土) 21:41:20
>>1 歴史と宗教の知的背景がなくて、絵画芸術の寓意がわからないから
抽象画に逃げるんだと思うよ
>>847 若桑みどりみたいなこと言うな。
だからそれは西洋だけの背景だろ。
別に(絵画鑑賞のために)アレゴリーやイコノロジーを学ぶとか
どこまで西洋の奴隷なん? そんな作品は西洋だけで楽しんでいればいいじゃん。
日本人なら、南画とかでいいじゃん。
849 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/07/06(日) 20:55:00
>>848 はなかなか独立自尊の気概があって宜しい。
南画>西洋の歴史画&宗教画>西洋の抽象画
850 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/07/10(木) 06:26:54
>>1 綺麗だから
見慣れてないから
着物や江戸時代の絵は構図というよりも線があるが
ぼやっとした絵は見慣れてない。
絵で何かを訴えかけるとかそんなものを日本人は求めてないから
かつ情熱的な絵や精神構造を知るための絵には関心ない。
ただ官能的奇妙な絵には反応する場合は少なくない。
851 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/07/10(木) 06:31:46
飾って鬱陶しくないものだからかも
852 :
町居則子(金神弁天) :2008/07/10(木) 07:23:33
馬鹿じゃないのかな
853 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/07/10(木) 07:51:53
ぼやっとした絵はむしろ日本の伝統絵画の主流の一つだと思うが。
>>1 見た目の差は黒人と白人の方が大きいけど、遺伝子レベルでは日本人と朝鮮人の差の方が大きいよ。
黒人・白人・日本人の塩基配列は99%以上が一致、
ショウジョウバエでも一致率は97%なのであるが、
朝鮮人となるとこれが92%まで下がってしまうのだ。
856 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/07/12(土) 15:58:32
857 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/07/12(土) 16:07:35
見当違いのレスに「朝鮮人乙 」とかいってるバカ発見
まったく素人の通りすがりだが、ここは延々と印象派を叩くスレだな…
アカデミー派の再評価が印象派の美術史上の地位を落とすと思ってるバカが暴れてるだけ 再評価は所詮再評価だから
良いとされる作品が増えて美術史が豊かになるだけだよな。 一方が評価されると一方が評価されなくなるってわけじゃない。
861 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/09/06(土) 12:20:04
862 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/09/07(日) 13:33:05
シャルル・シャプランってブーグローの弟子だっけ?
863 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/09/07(日) 14:22:50
蛙の置物が欲しい ガマガエルの、石で出来た奴が欲しいな 江戸時代のものがいい
864 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/09/21(日) 00:03:35
カバネルの絵が見たいんですが、日本に所蔵している美術館ありますか
865 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/09/21(日) 00:42:11
>>863 世の中に蛙などというものがあるのかね? そこにあるのは蛙などと人
間が勝手に名付けたところで、その名前はそのものにぶつけたと同時に
はね返ってしまう、単に「物」と呼ぶことさえ言い過ぎであるところの、
何か得体の知れない、あえて言うなら「物」としか言いようのない、説
明不可能な物だろう。863のレスを引き合いに出してしまって申し訳
ないが、たぶん印象派の描いたものは、そうして我々が聞きなじんだ、
見知った物の持つ安心感からだろうな。確かに印象派は女ともなんとも
実際には呼びようのない物を女として、我々が知っている形で描いてい
るからな。女も富士山もリンゴもゴキブリもこの世には存在しない。し
たがって女を描くことはできるが、女と一般に呼ばれている物のすべて
を描こうとしたら、我々にはとうていそんなことできないだろうに、印
象派以後の絵描き達は不遜にも、そのインパッシブルな目的に向かって
絵筆を走らせたので、当然見る側にいる者に訳のわからなさを与える。
したがって一般の人の鑑賞眼はいつまでも印象派、音楽で言うならロマ
ン派で停まってしまうのだろうな。
866 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/09/21(日) 14:46:55
大体、印象派って名前が悪いよ。 印画紙派とかにすればいいのに。
867 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/09/22(月) 03:20:25
理屈並べてもちっとも心に響かないのは孤高を気取った書き込みが鼻に付くからだな 普通に書き込めバカ
868 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/09/22(月) 10:40:22
ここの人らはドビュッシーとかどうなん? やっぱ新古典派とかの方が好きなん?
ここの人達は好き嫌いで語ってるんじゃなくて 自分に酔ってるだけだと思う。
870 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/09/23(火) 18:46:38
>>864 青山ユニマット美術館に「ヴィーナスの誕生」があったような。
カバネルとブーグローは上流階層向けエロ絵だよ
でもジェロームは侮れない
>>869 印象派好きな奴ってさ
印象派が好きなんじゃなくて
印象派が好きな自分が好きって奴が多いしな
いねーよ、そんな奴。
>>873 美術好き、アート好きって時点でそういう傾向は多かれ少なかれ
あるような気がします。奴らもそうだけど、君も僕も。
痴的スノップというか。例えて言うなら、クラヲタみたいな。
876 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/10/15(水) 03:25:49
>>870 あの、おたずねしたいのですが、
カバネルのヴィーナスの誕生はオルセーにありましたよね?
ググッたりしたのですが、
青山ユニマットさん所蔵作品にカバネルのヴィーナスの誕生とありましたが
ヴィーナスの誕生って何枚もあるのでしょうか?
なにかトンチンカンなこと言っていたら申し訳ないです。
m(_ _)m
877 :
876 :2008/10/26(日) 00:41:46
自己解決しました。 青山ユニマットに観賞に行きました。 ガバネルが作った複製でオルセーに比べると小さいんですね。 やっぱオルセーの本物のほうが全然いいですね。
878 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/10/28(火) 11:47:32
印象派って写実なんですか?
880 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/10/29(水) 12:52:32
>>850 は、勉強不足だな。
ぼやっとした表現には付立があるし、精神構造を問うものには
文人画がある。
881 :
わたしはダリ?名無しさん? :2008/10/31(金) 21:17:51
え?洋画受容期って明治だよな。 ま、現代絵画の直近の祖だからどこでも人気はあると思うけどな。
そう、欧米でもまだ印象派の評価が定まってない時代。 だから明治時代に印象派一辺倒じゃなかったのは当たり前。
昔は知らないけど、 今の日本人は印象派だけ取り立てて人気があるようにも思えないな。
884 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/10/10(土) 06:13:06
うーん
でも日本では印象派展覧会は客も多いし、ブルジョアの奥様が飾ってる。。 現代美術はガラ〜ン
886 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/10/16(金) 01:37:27
東山魁夷も印象派臭いw
>>886 え?どこが 筆触分割なんて全然してないじゃん
>>885 現代美術が人気ないのは確かに。
客多く入るのは印象派だけじゃないでしょ。
フェルメールとかも人気あるよね。
この間やってたフランスアカデミックアートの展覧会、
目玉と呼べるほどの有名絵画はなかったけど、大盛況だたよ。
889 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/10/22(木) 03:20:57
日本人は写実好き
>>888 横浜美術館の?
それなら行った。パフォスのヴィーナスまたみたいな。
891 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/11/04(水) 23:11:13
印象派の中の印象派、モネ!
892 :
わたしはダリ?名無しさん? :2009/12/28(月) 20:32:14
893 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/01/24(日) 20:57:51
今年はどこぞで「ポスト印象派」展が開かれる。 「後期印象派」という誤訳を撲滅する好機来る!
894 :
わたしはダリ?名無しさん? :2010/01/24(日) 23:05:55
印象派秋田 今のおじんおばんがいなくなれば衰退するな こういう企画 学生相手にやるしかないかな
老眼にはちょうどよか
日本人には印象派が人気なのではなく、 「美術館が印象派の展示をするのが好き」。 印象派は日本の美術に影響を受けているので 日本の学芸員にとって扱いやすいテーマなのだろう 手持ちの邦人作家の作品群とも抱き合わせにしやすそうだし 人気は、単に見慣れているから それが好きだと思っているだけの教育効果。 これまでに挙がっていたように、鑑賞のために 特別な知識を必要としないことも大きいとは思う
898 :
mosura :2010/06/30(水) 21:10:02
印象派が大衆に異様な人気があることと、印象派の美術史における重要性と、印象派絵画の美的価値の 論議(もしくは好き嫌い)がごっちゃになっている スノッブ嫌いが嵩じて反教養主義に陥ってる人もどうかと思うよ