654 :
わたしはダリ?名無しさん?:2006/06/01(木) 02:00:22
まあ、本人がどう苦しい言い訳をしようとも「盗作」に間違いないよ。
画廊がデータ削除して、国画会が依願退会を決定したということは、
社会的には「盗作画家」という評価になったということ。
この後、大学の非常勤やカルチャーの講師やらも駄目になり、
文化庁の選奨も取り消されて、政治家は金輪際寄ってこないし、
その後は楽隠居って感じかな?
画廊やコレクターとの商売上での諸々は個別に対応かな。
美術館はどうにもできんけど、作品はお蔵入りで永久封印。
あと、美術関連の書籍その他もさ来年位までには改訂されて、一丁上がりだね。
下田御大とは同一に較べられない。
下田は腐っても日本画の重鎮だった人。和田とは毛並みが違う。
要するに、政治力も人脈力も違うってこと。
おそらく、和田はこれっきりになると思うよ。(森村本の装幀以外は)
面白いからもっと下田を掘り下げようぜ。
ほんとにググっても全然出てこねぇ。
???
今回、問題が大きくなったのは、国外まで飛び火してるからだね。
それも、下田のように写真をもとに作品にしました、なんてもんじゃなく、
海外でそれなりに市場のある画家の絵を、まんまパクったんだから、
さすがに復活はないでしょう。
それをしたら、日本の国のメンツが丸つぶれだから。
和田シンパが「これからは海外での生活ということになるのでしょうか」
と書いていたように、実質的には国外追放だろうな。
そっちで、絵画修復や古典模写やら、余生を送ってくれという風になるはず。
ていうか、海外で居場所はあんの?
660 :
656:2006/06/01(木) 02:11:51
でもさ、今まで散々いい思いしてきて、臭い飯も食わずに
後は海外でひっそり暮らせ。なんてちょっとうますぎじゃない?
>>660 キレーだねー。貰えるなら欲しいよ。飾りたい。
予め模写?って情報を提示して、適切な値段ならそれでいいのにね。
スーギって人、そんなに大物じゃないと思うよ。
ただ、相応の市場をもっている画家ってだけで。
あと、絵を売りさえしなければ、どこでだって暮らせるでしょ。
西洋の古典美術に詳しいお爺さん、趣味で模写もしますな人ということで。
なんで西洋か?というと、その方がなんとなく日本人には外聞がいいから。
ほとぼりが醒めた時、和田はヨーロッパにアトリエを持ってるとしたら、
それなりに箔がつく。商売はできなくても、一画家の晩年としてはおさまりがいい。
という程度の、レベルの低い見栄の世界なんだよね、日本の画壇なんてさ。
>>660 盗用うんぬんの記事が出てこないんだよ。
665 :
656:2006/06/01(木) 02:24:05
下田義寛 しもだ ぎかん
1940年 3月富山県に生まれる。
1963年 東京芸術大学卒業。院展に出品。
1965年 同大学院終了。
1967年 安田靫彦の助手として法隆寺壁画再現模写に従事。
第52回展で奨励賞・白寿賞を得る。
1971年 『仔馬と少年』により第1回山種美術館賞を受ける。
この頃から日本画壇の明日を担うホープとして際立った活躍をする。
1978年 日本美術院同人に推挙。
1979年 第64回院展で『風渡る』『風舞う』により文部大臣賞受賞。
1983年 第68回院展で『山彦』『海鳴』が総理大臣賞を受賞。
1987年 モチーフの一部として描いた鳥などが、他人の写真を無断借用していたと
問題になり、東京芸術大学助教授を辞任、日本美術院へも同人・評議員への
辞任届を提出(理事会預かり)。
以来、一切の作品の発表を控える。
1989年 2年ぶりに第74回院展に『柿田川』を出品。再起第1作として注目を集める。
1992年 新作個展を日本橋高島屋で開催。(京都高島屋、名古屋松坂屋、大阪高島屋を巡回)
1995年 4月より倉敷芸科学大学芸術学部教授。
一個…
やっぱりネット普及以前の話題にはとことん弱いな。
画壇から追放されて外国で楽隠居となった時に、
1. 十分面白可笑しく生きられたわいガハハと思えるタイプなのか、
2. 自分にだけは嘘をつけず苛まれたまま陰惨な晩年を送るタイプなのか、
3. 自分の嘘を信じて、世間は俺の芸術を理解できなかったと思い続けるタイプなのか
ちょっと気になる。
テレビの中で次々と墓穴を掘る姿からは、
自分の嘘に追い込まれて世間からも自分自身からも逃げ場をなくした孤独な男が見えるのだが…
案外、日本の画壇=病巣から完全に離れたら本当に描けるようになったりして。
でもその作品は誰にも認められない。そんな余生。
669 :
わたしはダリ?名無しさん?:2006/06/01(木) 02:34:33
スギ期以前は誰にパラサイトしてたんだ?
あと、大物になればなるほどネットへの登場は少ない。
芸術部門で、ネットで山ほど画像ばらまいてるところは、
逆に、いかがわしいと思われる傾向あり。
大物は、ネットじゃなく印刷媒体で扱われるし、
作品も一部ルートでしか扱われない。
アールビバンみたいな商売するところほど、ネットを使うんだよ。
だから、スーギ氏も、あんまり大したことないと思うな。
自分のサイトをもってる画家って、それだけで二流三流だよ。
>自分のサイトをもってる画家って、それだけで二流三流だよ。
いまだにこういう世界なのか・・・
小物でも、自分の好きな絵を描いて生きられれば究極の勝ち組だと思うけどなぁ
和田氏は自分の絵を描くことを放棄しちゃった時点で何賞を取ろうが漏れ的には負け
>>669 疑惑があったという話は前に出てたような気がする
この人の杉氏インスパイア前の作品てどんなのなんだろう
見たいな
どっかで見れないの?
674 :
わたしはダリ?名無しさん?:2006/06/01(木) 02:46:59
自分のサイトをもってる画家=画商ついてない=二流三流
ということかな?絵の内容じゃなく地位と肩書きで判断するんだね
> 絵の内容じゃなく地位と肩書きで判断するんだね
それが絵画界の現実だというのを再認識させたのが今回の件という話も
これがキッカケで下田の記事も増えるだろう
今和田義彦画集を出せばかなり売れるかも
無論買った香具師は全員元ネタ探しに邁進
679 :
わたしはダリ?名無しさん?:2006/06/01(木) 02:53:08
本当に自分の作品にこだわりがある芸術家なら
ネット公開も画廊任せにせずに自分で作りたいと思うんじゃね?
680 :
わたしはダリ?名無しさん?:2006/06/01(木) 02:53:35
>>672禿同
創造を放棄した絵描きは日曜画家の純粋性にも及ばない。
マシュー・バーニー自分のサイト持ってるけど2流3流なの?
682 :
わたしはダリ?名無しさん?:2006/06/01(木) 02:59:00
将来を嘱望される若手画家が近年自身のサイトを立ち上げている傾向は
ありますよ。しかし作家自身の作品に対する思想はたいてい理想を砕か
れます。 これじゃ公開もどうかと思いますがね。
>>682 >作家自身の作品に対する思想はたいてい理想を砕か
れます。 これじゃ公開もどうかと思いますがね。
kwsk.
ダリが現代人ならバリバリほめぱげ作りそう
685 :
わたしはダリ?名無しさん?:2006/06/01(木) 03:04:37
今イタリアに絵画留学している人は居づらいだろうな
686 :
わたしはダリ?名無しさん?:2006/06/01(木) 03:07:23
>>682 広く公開して売るプロにとっても厄介になるケース。
余計なこと言うなってね。
ワダがサイト立ち上げてたら、ショボい発言からもっと早くワダの盗作を
察知できてたかもね。
21世紀になってもまだまだ絵画からアウラは消え切らないといったところですかな
688 :
わたしはダリ?名無しさん?:2006/06/01(木) 03:30:15
和田レベルとはいかなくても、
サイト立ち上げちゃうとパクリがバレるって作家は
自分のサイト立ち上げたがらないだろうな。
689 :
わたしはダリ?名無しさん?:2006/06/01(木) 03:38:15
こんなのパクリでも倒錯でもねぇ!
へたな模写だ。
>>675 >絵の内容じゃなく地位と肩書きで判断するんだね
国内の有名な賞って、最初に応募者の名前で判断する
その際に審査員として名前が上がってる人のは誰も見ない
そのうえ、最初から○○賞あげるから作品出してねvって
主催団体から依頼される
×上がってる人のは誰も見ない
○上がってる人は誰も見ない
ていうか、何で絵画がバカ高いかを考えればわかりそうだけどな。
ピカソが描いた落書きなんて、一体幾らの値打ちが出るのよ?
仮に数百、数千万とか付いたとしてもそれは落書きの内容じゃねーよな。
693 :
わたしはダリ?名無しさん?:2006/06/01(木) 03:56:01
冷静になって何を伝えたいのかもう一度。
>>276 異素材書道家でも名乗っておけばよかったのに。
美鑑板でこの速さってありえねえ
2ちゃんねらって意外と文化的なもん興味あるのか?
和田の心中や動機に関するレスが結構あるのは
やっぱりν速とかとは参加者のタイプが違うなあとヲモタヨ.
余所は叩く一方だが、ここはなぜそんなことをしたのかを考えてるなあと。
こーゆーのは専門板ならでは?
697 :
エセ鑑定士:2006/06/01(木) 04:21:21
今、和田作品の相場はどう動いているのだろうか?
698 :
わたしはダリ?名無しさん?:2006/06/01(木) 05:07:31
699 :
わたしはダリ?名無しさん?:2006/06/01(木) 05:18:19
和田氏の最後の切り札となる弁明の模範解答
「これは真の芸術の感覚の覚醒の為に私が試みた一連のコンセプチュアル・アート作品です!
すなわち実在する作家の作品群に限りなくその画を近似化させた場合、それは剽窃なのか?
それとも独立した芸術作品なのか?オリジナリティーの起源を揺さぶる一撃となると思いますよ。うふふ。
いやー、文化庁の役人ごときにボクの崇高な理念など分かりますまいに。クソッ!
アラン・ソーカルあたりなら、ボクのゲリラ的スタンスを理解してくれるとは思いますがね。うふふ。
失礼ながらスギ君だってボクが描いたから、名が売れた訳で。ほら、"コロッケと美川サンのトコ"と同じですよ、いやだなぁもう。
なんてったって美術界じゃ便器はすなわち泉なんですから。分かってないんだから、セニョール!」
700 :
わたしはダリ?名無しさん?:2006/06/01(木) 05:29:30
これだけ話題になったんだから新しいアートなんだよな?
世界に誇るワダート(wad'art)。フランスではワダール。
和田は、絵画の修復コース履修してたんだろ?
仮にスーギの作品が以前の色身を失っていたとして、それを修復した架空の結果をキャンバスにシミュレートしたら
多少立体的な奥行きと色が出てきましたみたいなコンセプト?
なんて、いくら好意的に解釈してみても、ますますこいつが画家じゃない事が明らかになっていくだけだけどな。
「この一連のメディアを巻き込んだアートプロジェクトは、
和田とスギが長い期間をかけて計画した演出であり
権威ある賞に対するアンチテーゼだ」