942 :
わたしはダリ?名無しさん?:2006/03/17(金) 13:56:36
>>922 これはなんとも素晴らしい痰壺ですね!
ぜひ新宿駅のホームに置きたいです!
943 :
わたしはダリ?名無しさん?:2006/03/17(金) 14:18:19
>>939 >>922は傾斜の低い半地上式窖窯で焼成された作品でしょうね。
知識や経験のない人が設計した窯であることは疑う余地はありません。
値段も素人にありがちな価格設定ですよ。
作るのに四苦八苦してるからこういう値段をつけるわけです。
やっとの思いで出来上がった作品というわけですね。
まあそれでこの程度というところが泣ける訳ですが・・・。
手馴れてくればこんなものは一日で30本は積めますよ。
楢薪を使ったとか、2千把使ったとか、何時間焼いたとか
そんな事を説明しないと価値がわからないような作品を作っているようでは・・・もっとも私はただでも要りませんがね。
一生手元において大切に保管してくれと言われたら、100万貰っても嫌ですね。
>>942 こういうレスしか出来ない奴は922の壺と同じくらい糞だぞ!
945 :
942:2006/03/17(金) 14:49:43
946 :
944:2006/03/17(金) 16:02:04
すまん。
たしかに言い過ぎたかも知れん。
947 :
わたしはダリ?名無しさん?:2006/03/17(金) 16:59:33
いろいろなご意見ありがとうございます
窯の設計に関してですが。943>のご意見に関してお答えしたいと思います
窯はわざと傾斜をつけずに、焼きにくく設計しております!
古い焼き物で焼のしっかりした中世の焼味の良いものは
焼きにくい条件の時に焼けているんですよ。
焼きやすく設計した窯でも工夫しだいでよくも悪くも焼けますが
重厚な自然釉は、いかに焼きにくい状況を再現するかにかかっているものと
私は、理解しております。
勿論昔は焼けて水漏れしなければよかったわけで
時代時代のニーズやコンセプトが違いますから、それもまた、
それぞれの発想と考えで製作するかは、作家自身の好みや生き方でしょう。
個人的意見で恐縮ですが、いかに焼きにくく焼くかが焼の良し悪しを左右すると
考えておりますので焼成という難しい分野のことですので
ご意見もありがたいしもっと勉強しなければならないとは思っておりますが。
考えや方向の違う方にご理解いただけない場合はいたし方ありませんあしからず。
築窯経験も25mののぼり窯のほか、穴窯数基ありますのでご心配なく。
又、作陶に関して。量産のできる方なんでしょうか?
上手にできる技量の方でしたら今度教えてください。
手馴れてつめば一日30本積んできた時代もあるでしょうが
個人的には、毎日趣味でなくプロで28年輪積みでぐいのみから壷まで
日々作陶しておりますのでやればできますからご安心下さい。
量産し数のみ乱造するのが目的ではありませんのでその点、了解下さい。
続く↓
948 :
作者:2006/03/17(金) 17:00:38
窯のことに戻りますが、ちなみにこの類の窯は、
30年まえから越前の藤田十良衛門氏や
草月の勅使河原氏の窯が動いており、瀬戸の窯職人が設計製作してるんですよ。
とても良い焼味のものが以前で来ていたので、学ばせていただきました。
勿論私の場合は、レンガ9000丁用い強還元で膨らんだ窯圧に耐えられる壁と
火床を大きくしてあり大くべの効く構造にまとめました。
いろいろ発言するのは自由ですが。自分の経験の幅だけで、
いろいろ発言なさるのも結構ですが、
自分を高めて人を馬鹿にするのはやめにしようじゃありませんか...
価格もいい加減につけているわけじゃありませんからご了承下さい。
窯のスペースと年間の平均の仕上がりの良し悪しの振り分けの中で出てくる
値段ですから。同じものができるなら作って見せてください。
焼き物に限らずあくまでも好みのものは、好き嫌いがあると思いますので
嫌い、いらない、痰壷に使おうと自由ですが、
一生をかけてこの仕事として取り組んでおりますので、
まともで、客観的な意見交換をお願いいたします。
糞などという発言は、意見とは思っておりませんが、
大人気ない言葉は公の場でもありますので謹んでいただきたく
存じます。良い御意見をいただいた方には感謝お礼申し上げます。
塙 幸次郎
http://homepage2.nifty.com/kban/index.htm
>>941 たしかにヤフオクで100万つぎ込んだら結構満足の行く古陶磁買えるもんな。
常滑でも越前でも丹波でも昨今なかなか100万は越えない。
現代作が作家に関わるさまざまなことを離れて作品だけで勝負しようとしたら100万で売るのは並大抵じゃ難しいよな。
>>947 中世の窯は実際には発掘調査の報告書など当たられればわかって頂けるかと思いますが相当急角度の場合がほとんどです。
この場合急熱急冷で強還元気味になります。
おっしゃるとおり大変苦労して焼いたであろうことは想像出来ますが、これは例えば楢とか松の良い状態の薪ばかり沢山集めることが出来なかったとか、築窯に良いレンガを大量に使ったわけではない地掘りの窯だとかそういう事情も関係しているのでは?
むしろ当然ながらその時代なりに窯内の排水のこととかやっぱり焼きやすくするための工夫がなされています。
時代のコンセプトとは言えこの心境の違いが作品の説得力の違いにもなっているのではないでしょうか。
950 :
わたしはダリ?名無しさん?:2006/03/17(金) 19:07:27
>>947 > 古い焼き物で焼のしっかりした中世の焼味の良いものは
> 焼きにくい条件の時に焼けているんですよ。
本当にそうでしょうか?
中世古窯の焼成方法は実はまだ解明されてません。
窖窯自体は効率のよい登り窯にとって変わられた時点で一旦絶滅しています。
現代において復活した窖窯の焚き方は、登り窯の焼成方法をヒントに逆算されたものに過ぎません。
ナラ薪を使うという発想は正しいと思います。
薪窯は松薪でなければダメという理論は効率優先の登り窯から生まれた理論ですし、
それ以前の窖窯の焼成には薪の種類を選ぶ意味はありませんでした。
何より中世の大壺や大甕の焼き上がりを見れば雑木による降灰なのは一目瞭然です。
>重厚な自然釉は、いかに焼きにくい状況を再現するかにかかっているものと
>私は、理解しております。
残念ながら重厚な自然釉には到底見えません。また発想が明らかに逆です。
当時の窖窯を再現し、そこからもっとも効率の良い焼成方法を探っていくのが本道でしょう。
> レンガ9000丁用い強還元で膨らんだ窯圧に耐えられる壁と
> 火床を大きくしてあり大くべの効く構造にまとめました。
耐火レンガを使うという発想が中世からかけはなれています。
耐火レンガは輻射熱が多く作品の表面に照りが出てしまう事は避けられません。
中世の窖窯は壁も天井も床も等しく蓄熱し、そしてゆっくりと放熱している事は
当時の作品や陶片を見れば明らかです。
また、あなたの作品の焼き上がりは強還元には程遠いです。
951 :
わたしはダリ?名無しさん?:2006/03/17(金) 19:19:52
> 価格もいい加減につけているわけじゃありませんからご了承下さい。
> 窯のスペースと年間の平均の仕上がりの良し悪しの振り分けの中で出てくる
> 値段ですから。
私の知る限り一度だけ、あなたの200万円近い壺が売れた事があったことは知っています。
その後にあなたが知人に漏らした 「掴ませてやった」 という旨の発言がその購入者の耳に入って
大変な問題に発展したことも・・・。
この発言から、ご自分でも適正な価格だとは内心思ってない事が推し量れるわけですが。
>同じものができるなら作って見せてください。
いやいや私には到底作れませんよ。いろんな意味で( ´,_ゝ`)
952 :
わたしはダリ?名無しさん?:2006/03/17(金) 22:16:05
塙って奴
能書きばかりで実力が伴わない奴だってことだけわかった
一流のギャラリー、老舗で個展が出来てこそ真の実力というもの
こいつは一生三流の自称陶芸家で終えるんだろうな
953 :
わたしはダリ?名無しさん?:2006/03/17(金) 22:21:37
なんとかの一つ覚えのキャッチフレーズ
「穴窯で一週間、なら薪約2000束」
おめでたい素人相手にせいぜいがんばれや
954 :
わたしはダリ?名無しさん?:
作家に一言!
いくら手が込んでいても、理屈を言っても、
作品に人を引きつける魅力がなければ、
ただの自己満足にしか聞こえんよ。
そんなの全く意味が無い。
頑張った結果が、作品に表れないと、
全く意味がないのよ。
全ては、成果物(作品)で評価されるんだよ。
何も言わずに、作品だけを見せて、凄いと言われる
ような作家になってください。
流ゴマだが知らないけど、欲しいと思われる作品を
作って下さいよ。