WHO IS 東洲斎写楽?

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550わたしはダリ?名無しさん?:2008/11/23(日) 14:39:58
ハイビジョン特集の写楽を見て、ますます写楽十郎兵衛説が怪しく思えてきた。
あの説では一期と二期以降の作風の変化が説明できない。
551わたしはダリ?名無しさん?:2008/12/26(金) 00:45:01
ギリシャで発見「写楽」肉筆の扇面画、来年7月に里帰り

 江戸時代の浮世絵版画の巨匠、東洲斎写楽の希少な肉筆作品で、今年7月、
ギリシャの国立コルフ・アジア美術館で見つかった扇面画が日本で公開されることが決まった。
 来年7月4日から9月6日まで、東京・両国の江戸東京博物館で開かれる
「写楽 幻の肉筆画」展(読売新聞東京本社など主催)に出品される。
 扇面画は「忠臣蔵」を題材にした「四代目松本幸四郎の加古川本蔵と松本米三郎の小浪(こなみ)」。
小林忠・学習院大教授ら学術調査団が現地で真筆と確認した。役者の表情をとらえた浮世絵版画の
傑作群を次々に発表した直後の1795年(寛政7年)5月ごろの作と見られ、“謎の絵師”写楽の
実像に迫る発見となった。
 コルフ・アジア美術館は所蔵品を日本で公開したいと考え、来年はギリシャと日本の
修好通商航海条約締結から110年の節目にあたることから、展覧会が実現した。写楽作品をはじめ、
保存状態のよい喜多川歌麿らの浮世絵版画や狩野山楽の屏風(びょうぶ)など全出品作が初の里帰りとなる。

http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20081225-OYT1T00697.htm?from=top
552わたしはダリ?名無しさん?:2008/12/26(金) 17:28:53
本当に真筆なのかな???
553わたしはダリ?名無しさん?:2008/12/26(金) 18:02:47
>>552
漏れもそれ気にかかる。鑑定した先生怪しいし。
554わたしはダリ?名無しさん?:2008/12/27(土) 15:23:46
偽物で話題になれば人がもっと見に行く
555Pure audio香具師:2008/12/31(水) 20:54:09
写楽苦=一苦
556わたしはダリ?名無しさん?:2009/01/01(木) 01:18:26
自分の独断と偏見だけれど、山東京伝だと思う。
写楽の絵は理知的で深みがある。
一見奇怪な構図だが、その奥に潜むリアリティさ芸術性は
つまんない人間には決して描けない。
北尾政寅として画才があり、戯作者山東京伝としての文才を持ち、
洒落と粋な感性を磨いた京伝なら不可能ではないと思う。

しかも、山東京伝作の洒落本三部作が幕府の出版禁止令に触れ、
版元蔦屋重三郎の財産の半分を没収されることになってその事に対する責任感もある。
蔦屋のためなら起死回生のための努力を惜しまないのではないか。

蔦屋はこの件を乗り越えるために、浮世絵の出版に比重を高めて行った。
美人画出版で大当たりをとリ手応えを感じて、次は役者絵に目標を定めた。
しかし、黒雲母刷りで金の掛かる意匠の浮世絵を起死回生の途中で、
海のものとも山のものとも知れない絵師にいきなり任せるとは到底思えない。

親しい付き合いがあり、その才能を十分承知の京伝なら
絶対良い仕事をしてくれると見込んだからではないか。
557わたしはダリ?名無しさん?:2009/01/01(木) 23:59:06
黒雲母って言われているほど金がかかるものでもないという話があるが。
それに名前を隠す理由は?
558わたしはダリ?名無しさん?:2009/01/02(金) 17:01:06
>>557
京伝は発禁処分を受け(それ以前にも科料に処されてる)汚名を被っている。
今回の役者絵には自信が有ったとはいえ、売れ行きとかは実際は蓋を開けて見なければ分からない部分もある。
これ以上自分の評判を下げる事は避け、出来たら余計な事を考えずのびのび自由に描きたい部分もあったのではないか。

それ以外の理由として、役者絵を描くにあたり、はっきり言って女形などは美しく描かれていない。
写楽の絵は醜を醜と捉えながらその実像を芸術的に描ききる。それは、ある意味女形本人には耐えがたい描写・技法である。
役者本人からのクレームも予想したかもかも知れない。しかし、正体不明の絵師ならクレームもつけにくい部分もある。

いろんなしがらみとかを避け、やるからには自分の感性や力量を最大限に出し切って
描きたいと思ったのではないかと自分は考える。
559わたしはダリ?名無しさん?:2009/01/02(金) 21:26:23
仮に写楽の絵が売れたとした場合、京伝は正体を名乗り出たんじゃない?
つまり
>出来たら余計な事を考えずのびのび自由に描きたい
は分かるんだけど、自分が書いたということを最後まで隠し通す理由が見えないわけ。
560わたしはダリィ:2009/01/03(土) 15:32:33
561阿波の十郎兵衛:2009/01/08(木) 01:08:22
斎藤十郎兵衛と蔦谷のつながりは、非常にあるのです。
十郎兵衛の息子が、同じ敷地(八丁堀の小役人の敷地を二軒で借りている。)にすむ、村田春海の娘(多勢子)の養子になっている。
(内田さんは、十郎兵衛の孫と勘違いしているが、十郎兵衛の実子)
村田春海は蔦屋からいくつか本を出版している国学者。

では、これはどうですか。


さい とう じゅう

とう しゅう さい

江戸の人は、言葉遊びが好きなのです。
だれか、確率に詳しい人、この確率は?

私は数学に弱いので、お手上げでしたが、
この確率を解いた人は、マスコミに大きく取り上げるられるでしょう。
だれか挑戦してみてください。





562阿波の十郎兵衛:2009/01/09(金) 22:57:42
表章さんの(喜多流の成立と展開)という本をご覧ください。

その本の、江戸城内の上演回数をみると、なぜ十郎兵衛が絵が描けたかが分かります。
阿波お抱えといえど、禄は少なく、謡を教えたり、上演した時の御手当で、補っていたのです。
十郎兵衛は、正確には喜多流ではありませんが、喜多流の系統であるので、同じ上演回数と思われます。

阿波お抱えといっても、江戸のお抱えは、給金は阿波候が支払い、(他の藩も同様)上演は江戸城内が多かったようですよ。

興味のある方は、喜多流の成立と展開をぜひご覧ください。
あっという事実がそこにあります。
(これはまだ、世の中に出てない証拠です。)常に写楽研究は先に進んでいるのです。
563わたしはダリ?名無しさん?:2009/01/10(土) 00:59:08
ttp://www.lingoya.com/kabe5/4315.html
ここに出ているねずみ小紋は山東京伝著「小紋雅話」に出ている模様です。
写楽の役者絵(制作期間の後期の作と思われる)に、
この文様の絵柄を着た役者絵が出ています。
今は手元に無い、谷峯蔵さんの「写楽はやっぱり京伝だ」で見ました。
これは何を意味するのかと興味を持った内容でした。
564わたしはダリ?名無しさん?:2009/01/11(日) 17:33:06
彫り師が同じだったら似たような模様にもなるわなあ。

写楽でもっとも評価の高い一期大首絵は誰が書いたのか、それが問題なんだって。
565阿波の十郎兵衛:2009/01/11(日) 20:37:35
541の質問

明治10年ぐらいまでは子孫の名前が法光寺過去帳に残っていました。
明治10年といえば、すでに明治の戸籍がちゃんとあります。
ですから中央区の戸籍には残っているはずです。
それをたどれば、現在の子孫も分かりますが、
人権などの関係で、戸籍の閲覧はとても難しいのです。
566わたしはダリ?名無しさん?:2009/01/12(月) 17:47:12
然し能役者一族なら廃藩置県になろうとも
子孫が途絶えない限り能役者一家で伝承しているんじゃない?
567阿波の十郎兵衛:2009/01/12(月) 18:57:24
能役者というのは、士分なんですよ。
能というのは、江戸時代、武士のたしなみとしてありました。
というのは、江戸のはじめ、全国各地の方言で話していると、意志の疎通ができない
というので、いわゆる。(・・・・にて候。)とかの能の話し言葉を、基本にして会話をする
ことになったわけです。そして幕府が能を奨励したのです。

阿波藩だけで十人余り能役者が居たようですから、全国では数百人以上居たのではないでしょうか。
それだけ今は能役者いませんね。
568阿波の十郎兵衛:2009/01/13(火) 01:39:14
そうそう。NHKハイビジョンで話していた。非番にあたる年、というのは蜂須賀公が
参勤交代で国元に帰っていたので、非番というもので、確率的にたいした確率ではありませんが、
私が、先に話した(喜多流の成立と展開)は、まだ世間では知られていないはずです。
著者の表さんも気づいていなかった事実です。
569阿波の十郎兵衛:2009/01/13(火) 01:51:37
当時は、寛政の改革の真ただなかで、遊興をつつしんでいた、特に武士はそうで、
たとえば、朋誠堂喜三二(ペンネーム)は、武士でありながら黄表紙を書いていて、藩主からきつい御咎めがあった。
十郎兵衛の一族は二家御家人にとりたてられている(能の大好きだった綱吉の時代から)ので、
下手(根も葉もないこと)なことは本(浮世絵類考)には書けなかったと思います。
570わたしはダリ?名無しさん?:2009/01/15(木) 19:36:03
DA.KA.RA. 写楽が消えてから約50年後に浮世絵類考に
阿波の能役者 斎藤十郎兵衛と書くことが出来たんじゃないの?。
571阿波の十郎兵衛:2009/01/16(金) 01:11:59
570の件
その通りだと思います。

久々に、写楽関係の記事をネットで調べてみましたが。

法光寺過去帳から、斎藤家が地図にある地蔵橋に住み始めたのは寛政12年以降と勘違いしているケースが多いようですね。
寛政12年、親である与右衛門が阿波藩邸内で亡くなっていてるので、斎藤家は阿波藩邸内に住んでいた。
としていますが、

阿波藩の寛政4年の無足以下分限帳に、与右衛門(江戸詰)十郎兵衛(江戸住)となっています。
父と子は、それぞれ別に暮らしていたようです。
572寛政まで生きていた磯田湖龍斎:2009/02/27(金) 17:09:13
>>542
話が戻ってしまってすみませんが、
磯田湖龍斎(いそだ・こりゅうさい)説を支持するなあ。
この説のあるHPをぼくも見ました。
直感でいうと、やっぱり、写楽の絵は、絵の相当な技術があって、
つまり、職業としての絵師の仕事であって、
なお、遊び心がある人物(と企画した周囲の人たち)でつくった確信犯的な作品群だと思う。
だから、別人説として、絵の雰囲気も、署名も似ているこの人かも。
当時の人たちも、今の時代と同じように遊び好きではあっても理知的な人たちが社会を構成していたと思うし、
「写楽」本人の意向か否か、何かの事情でその正体を隠すなら、ちゃんと守秘義務があって、
それは「写楽」本人を含め、ごくわずかのほんの一部の人たちの秘密だったはず。
だから、写楽についての噂をリークする目的以外の伝聞や覚書は、写楽の正体を知らない関係者以外の発言であるかも。
当の「写楽」は絵を描いた本人なんだから、署名や絵の描き方が何よりも雄弁にその人を語っているかも。
上記のHPに、他の考察があって、おもしろかった。
573Pure audio香具師:2009/03/09(月) 14:34:47
磯田湖龍斎(いそだ・こりゅうさい)説を支持するなあ。

スミマセン。スレ建て者ですけど、色んな写楽説を見ましたが、磯田説は初めて
聞きました。HPに発表されているので有ればhttp:no.を教えて下さい。
574わたしはダリ?名無しさん?:2009/04/07(火) 06:34:53
世界で初めて真筆と確認された写楽の作品を一般公開
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/kikaku/page/2009/0704/200907.html
575わたしはダリ?名無しさん?:2009/04/12(日) 14:33:13
この写楽は二期以降の写楽じゃないか?

さすがに写楽ファン倶楽部特別観覧とかはやらないのね。
576わたしはダリ?名無しさん?:2009/04/19(日) 14:20:10
>>574
本当に真筆? 
初めて真筆ということは、比較の仕様がないと思う。
一体、何と比較して言ってるの?
他の版画作品?
それとも、何か記録資料の裏付けがあるの?
それとも、あの手の美術史学者特有の意味のない権威?
577Pure audio香具師:2009/05/21(木) 08:30:09
絵は似ている。
578わたしはダリ?名無しさん?:2009/07/03(金) 20:42:01
>>574
>世界で初めて真筆と確認された写楽の作品を一般公開
>http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/kikaku/page/2009/0704/200907.html

明日からだね。
ホムペの「世界で初めて」が削除されてるね。
だんだん真偽怪しくなってきたのかも。
579わたしはダリ?名無しさん?:2009/07/04(土) 14:54:59
写楽の肉筆画公開、観客を魅了

 昨年発見された東洲斎写楽の希少な肉筆画をはじめ、ギリシャ国立コルフ・アジア美術館の
日本美術コレクションを紹介する特別展「写楽 幻の肉筆画」(読売新聞東京本社など主催)
が4日、東京・両国の江戸東京博物館で始まり、朝から多くの観客が訪れた。

 里帰りしたのは、“謎の絵師”とされる写楽の浮世絵版画の発表が途絶えた直後の作とみら
れる肉筆扇面画「四代目松本幸四郎の加古川本蔵と松本米三郎の小浪」(1795年)のほ
か、喜多川歌麿などの浮世絵版画を中心に屏風(びょうぶ)、掛け軸など約120件。

 会場には、バレエ界を引退し女優として活動を始めた草刈民代さん(44)も、9月に芝
居で写楽の弟子を愛する女郎を演じる縁で訪れ、写楽の扇面画を前に「この小さな絵の中で
も、人物の臨場感や個性がすごく良く描かれているなと思いました」と話していた。同展は9月6日まで。

(2009年7月4日11時50分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20090704-OYT1T00445.htm?from=navlp

江戸東京博物館で開幕した「写楽 幻の肉筆画」展=中島正晶撮影
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20090704-579085-1-L.jpg

580わたしはダリ?名無しさん?:2009/07/04(土) 20:59:52
行ってきた。展覧会そのものは楽しめたけど
あの展示品の構成で写楽の肉筆画を前面に押し出すのは無理があるような
ルーペとかもって、延々と占領してるジジイがうっとおしかった。最近多いような気がする
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/museum/1161881588/

ジジイはともかく、たしかに写楽を前面に押し出して、あんなに宣伝して
後でとりかえしつかなくならないか?
どうも本物とは思えないんだが。
581わたしはダリ?名無しさん?:2009/07/05(日) 23:08:13
 草刈民代、13年ぶりに本格女優始動開始 - 遊女を演じる舞台『宮城野』

 草刈民代が4日、江戸東京博物館(東京・両国)にて初日を迎えた『日本・ギリシャ修好110
周年記念特別展 写楽 幻の肉筆画』展に訪れた。
 今年4月24日にバレエを引退し、女優活動宣言した草刈は、1996年の『Shall we ダンス?』
以来13年ぶりの女優活動を舞台『宮城野』でスタート。同作は、天才浮世絵師・写楽殺害の
裏に隠された「嘘」と「真実」を描いたもの。草刈演じる遊女と写楽のニセ絵描き師の恋の
物語が繰り広げられる。
 今回の写楽展訪問は、出演作が"写楽"を題材としていることから実現。開館前にいち早く世
界初の一般公開となる、写楽の肉筆扇面画を鑑賞した草刈は、「小さな絵の中でも良く描かれ
ていますね」と興味津々に展示物をのぞき込むなど熱心に鑑賞。肉筆画が200年を経てギリシ
ャで発見されたと聞き、「絵師としては短い中で、大変な人生を送ったのかな。生き方も写楽
の個性が出ていると思います」と写楽に想いをはせた。
 また、13年ぶりとなる女優活動に向け、「稽古はこれからですが、(写楽の)浮世絵などイメ
ージを膨らませるものがあれば触れたり目を通したりしています」と新たなステージへの意気
込みを見せていた。
 『宮城野』は、東京・赤坂の草月ホールにて9月17日から23日までの期間で上演される
(※地方公演あり)。

マイコミジャーナル
http://journal.mycom.co.jp/news/2009/07/05/008/?rt=na
"遊女"役に挑む草刈民代
http://journal.mycom.co.jp/news/2009/07/05/008/images/001.jpg
582わたしはダリ?名無しさん?:2009/07/08(水) 00:44:52
くだらねぇw
583わたしはダリ?名無しさん?:2009/07/11(土) 00:21:56
>>579
>写楽の肉筆画公開、観客を魅了

ほんとかよ w
584わたしはダリ?名無しさん?:2009/07/13(月) 00:22:24
な〜んかぱっとしない展示だったなあ
585わたしはダリ?名無しさん?:2009/07/21(火) 22:35:42
混雑してるのかね?
586スレ建て者:2009/08/18(火) 15:59:48
お盆age
587わたしはダリ?名無しさん?:2009/08/22(土) 17:21:30
例の扇面図、公開される予定とあったけど本当かなあ。
588わたしはダリ?名無しさん?:2009/08/22(土) 19:46:38
>>587
http://mainichi.jp/enta/art/news/20090820ddm014040128000c.html

東洲斎写楽:肉筆画、初公開−−江戸東京博物館

 江戸時代の浮世絵師、東洲斎写楽(とうしゅうさいしゃらく)の肉筆画が、東京・両国
の江戸東京博物館(電話03・3626・9974)で開催中の「写楽 幻の肉筆画」展
で公開されている(9月6日まで)。ギリシャ国立コルフ・アジア美術館に所蔵されてい
るもので、日本では初公開。

 1795(寛政7)年に描かれた扇面画「四代目松本幸四郎の加古川本蔵と松本米三郎
の小浪(こなみ)」。「仮名手本忠臣蔵」の登場人物だ。署名と書き判の花押(かおう)
が添えられている。元は扇子だったが、後に保存のためはがされたとみられる。

 浮世絵研究で知られる小林忠・学習院大教授を団長とする専門調査団が昨年、ギリシャ
の同美術館を訪れて調査した。

 小林教授は、四代目幸四郎をモデルにした写楽の版画などと比較して、鼻や頬(ほお)の
しわ、耳を大きく描いた点などが似ており、贋作(がんさく)にある不自然な点がひとつも
ないと指摘した。内藤正人・慶応大准教授が花押を詳細に分析し、真筆と判断した。

 小林教授は「浮世絵に比べると、描線はとても繊細。素顔の一端がギリシャで明らかにな
った」と話す。扇面に添えられたせりふは、本蔵が小浪にではなく、妻、戸無瀬(となせ)
へ語る部分なので、後世に誤って書き加えられた可能性が高いという。

 本展には写楽肉筆画のほか、初めて名前が確認された浮世絵師の役者絵や、狩野派の屏風
(びょうぶ)など約120件を紹介している。月曜休館。【岸桂子】

毎日新聞 2009年8月20日 東京朝刊
589スレ建て者:2009/09/13(日) 21:23:37
定期揚げ
590わたしはダリ?名無しさん?:2009/09/30(水) 19:31:17
>>588
いやそっちじゃなくて、老人と写楽の絵のほうさ。殆ど公開になったことがない。
591わたしはダリ?名無しさん?:2009/10/22(木) 12:51:20
【フランス】パリで浮世絵競売、写楽に史上最高5350万円 落札総額3億円超す[09/10/17]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1255870357/

1 :猫まっしぐらφ ★:2009/10/18(日) 21:52:37 ID:???
江戸時代の浮世絵250点以上が16日、パリ市内でオークションに掛けられ、東洲斎写楽の
役者絵「嵐竜蔵の金貸石部金吉」が39万6545ユーロ(約5350万円)で競り落とされた。
競売商ピアザによると、写楽の浮世絵1枚の落札額としては史上最高だという。

パリでの浮世絵の大規模な競売は7年ぶり。落札総額は約260万ユーロ(約3億5100万円)に達し、
根強い浮世絵人気を示した。

写楽は1794〜95年のわずか10カ月間に140点余の作品を残して消えた浮世絵師。
「嵐竜蔵の金貸石部金吉」は、歌舞伎に登場する金貸し役を描いたとされる。

時事通信(17日05:59)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009101700051&j1
http://www.jiji.com/news/kiji_photos/20091017at09b.jpg

依頼により立てました
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1250600035/634
592スレ建て者:2009/11/19(木) 11:32:57
第6代.歌川豊国の写楽論は何故か無視されているよ〜な気がするのだけど...
593わたしはダリ?名無しさん?:2010/03/19(金) 08:41:36
蔦屋の子孫、阿波徳島の斎藤家の子孫は現存してないの?。
594阿波の十郎兵衛:2010/04/01(木) 00:15:43
六代目豊国さんの写楽説は、ちょっと関係があって・・・。
朝日放送のニュースステーションのスタッフが徳島の東光寺を取材しているところに
たまたま、私が通りかかって話をしたところ、こんど六代目豊国さんの写楽説を取り上げて
放送するつもりだというんですよ。もうすぐしたら、写楽の墓(十郎兵衛の墓)が見つかるだろうから
そっちを取材したらと、特大ネタを教えてあげたのに聞かなかったんです。
あとで聞くところによると、法光寺で、過去帳が見つかり結局、放送間際で豊国説の放送はおじゃんになったそうで、
六代目豊国さん、放送を心待ちにしてたのに、冥土の土産にできずに亡くなってしまって、すこし悪いなと思ったのでした。
裏話でした。
595阿波の十郎兵衛:2010/04/01(木) 00:27:35
徳島在住で、斎藤を名乗る能役者は居ないんです。そのかわり春藤家というのがあって、
その春藤家、元をたどれば、斎藤家とつながりがあるんです。発見された法光寺過去帳を細かく調べてみると
写楽の十郎兵衛の父親のところで不連続部分が見えてくるんです。(住所の移り変わりからも)
そこで、今推測されるのが、斎藤家は2家も御家人に取り上げられてしまったので、
能役者を継ぐ者が居なくなったのでは。そこで阿波侯が親せき筋にあたる春藤家のひとりに
斎藤十郎兵衛与右衛門家を継がせたのではないか・・・。と考えられるのですが、あくまで推測です。
この辺、これからの研究課題です。
596わたしはダリ?名無しさん?:2010/04/05(月) 01:04:03
写楽の傑作、35年ぶりにオークションに 2010.4.1 20:30

 競売大手サザビーズは6月、パリで開催されるアジア美術オークションに、江戸の浮世絵師、
東洲斎写楽(生没年未詳)の最高傑作の一つ、「市川鰕(えび)蔵(ぞう) 竹村定(さだ)
之(の)進(しん)」(1794−95)を出品する。
 同社によると、当時の人気歌舞伎俳優、市川鰕蔵ふんする竹村定之進を描いた同作品は、初
刷りが判明しているだけ20点近く。東京国立博物館や大英博物館にも所蔵されている。サザ
ビーズジャパンでは「下部も色もきれいに残っている。個人コレクションとして大切に保管さ
れ、状態が特別にいい」と太鼓判で、予想落札価格は「約3千万−4千万円超」とみている。
 作品は、寛政6(1794)年に江戸の河原崎座で上演された「恋(こい)女(にょう)房
(ぼう)染(そめ)分(わけ)手(た)綱(づな)」で竹村定之進を演じる鰕蔵の、当時のブ
ロマイドにあたる。不義の罪に落ちた娘の助命嘆願のため、舞台で切腹する能役者の役で、太
いまゆなどに悲壮感が表現されているという。
 来歴は、19世紀末にパリで浮世絵売買を通じてジャポニズム普及に寄与した美術商、林忠
正からフランス人日本美術収集家アンリ・ヴェヴェールに渡り、1974年のサザビーズオー
クションで売買。同社は現在の所有者を明らかにしていないが、日本で保管されているという。

ttp://sankei.jp.msn.com/culture/arts/100401/art1004012037000-n1.htm
597わたしはダリ?名無しさん?:2010/04/06(火) 08:57:29
写楽論争は中野三敏先生がきっちり終止符を打ち、それに異ん称える美術史家、歴史家は誰もいない。
598わたしはダリ?名無しさん?:2010/05/12(水) 15:46:26
<<写楽論争は中野三敏先生がきっちり終止符を打ち〜

Mr.中野先生は写楽の正体は誰と推測しているの?。
何か本に書いているの?。
599わたしはダリ?名無しさん?
8月定期上げ