◆◆美術研究している人！part2◆◆

>>51
旧仮名遣ひを使うと、敵を増やすのですか？　たかだか50年前は、誰も
が使ってゐたでせうに。旧仮名遣ひ程度で敵意を抱く人に阿諛して、何
の得があるのか、よく分かりません。さういふ人は、私にとって、どうでも
よい人です。

それと私は、ＫＴ以前から「〜せう」等等の表現は使ってゐます（研究板
の空耳さんに訊かれればわかるでせう）。貴方は、文学を学ばれたこと
がありますか？　内容と表現（現れ出たもの＝文体）は不可分のもので
す。文体は、文語の生命です。そして、少しでも藝術についての何某を
学ばれたことがあるのなら、藝術家といふ人種が、如何に媒材の呪性
に心を留めているか、ご存知のはずでしょう。文学者は、文字の呪性を
信じます。だから彼等にとって、「薔薇」と「ばら」と「バラ」は、全くの別も
のなのです。

私は、藝術家ではありませんが、彼ら同様、媒材の呪性を信じるもの
です。故、文体にこだわりをもつのです。出来ることなら「私」は「わたく
し」と読んでいただきたいほどです。

さういったわけで、この文体を、私自身の内から発する以外の理由で
変へることは、多分ないでせう。>>42-46は思ふことあって、代へたも
のです。では。