「長い首の聖母」の解釈は
若桑みどり『マニエリスム芸術論』
同著者『薔薇のイコノロジー』などが参考書でしょうか。
山羊歌さん。
私がずっと考えてきたのは、
「幼児キリストがいる無原罪受胎主題の美術作品」
(その記述でもOKです)が最低ひとつしめさないかぎり、
あの解釈は否定も肯定もできないのであって、
つまり安易に吹聴すべきではないということです。
私が批判したのは、そのことに触れずに
「正しい解釈」を僭称する行為自体です。
まさにおっしゃるとおり
>彼説を否定 することは、全く出来ないわけである。
権威主義的に先行する研究を咀嚼紹介するのではなく、
あえて踏みとどまって、自分の観察を根拠としてNOを唱えてもいいと思っています。
美術鑑賞は知識の集積ではないと思うのです。
ひとつ質問です。
「ヘレニズム」と関連するとはどういうことでしょうか。