宇宙ステーション補給機HTV「こうのとり」

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125名無しさん@お腹いっぱい。
>>108とか
前からDragonのペイロードとか気になってたんで調べてみた。

6000kgというのはDragonLabとしての数値で、
ISS軌道への補給ミッションの数値とは大幅に異なるよ。

http://www.nasa.gov/centers/johnson/pdf/162330main_SPACE_ACT_AGREEMENT_FOR_COTS.pdf
の83ページ目

> Each mission would deliver 1,400 kg of pressurized and 1,700 kg of
> unpressurized cargo, as well as 1,400 kg of pressurized downmass
> and 1,700 kg of unpressurized trash disposal.

なので1400+1700=3100kgが1回の補給量のはず。
126名無しさん@お腹いっぱい。:2010/12/25(土) 22:03:10 ID:NwyiKqQE
他にも調べたら、
http://www.nasa.gov/pdf/164283main_2nd_exp_conf_24_Commercial%20Opportunities_SpaceX_MrEMusk.pdf
の9ページ目
> 8500 kg total payload capacity to ISS orbit
> ・Allows ~3100 kg of cargo and/or crew total

カーゴが3100kgで一致してる。Falcon9のISS向けペイロード≒ISS向けDragonは8500kgで、
これならプログレス等、他の機体と質量・搭載量の比率も似たものになる。

というか、Dragonが12回で運ぶのは最低20tだそうだけど、本当に6t運べて12回なら
12回中7〜8回くらい失敗する気でないとそんな数字にならないよね。それでは
(いくら米が失敗に寛容といっても)目標が異様に低すぎ。これが最低50〜60tとかなら分かるんだけど・・
127名無しさん@お腹いっぱい。:2010/12/25(土) 22:09:08 ID:NwyiKqQE
あと、大型ラック(ISPR)は以前から前提ではなかったぽい。
>>125のpdfの84ページに、

> For cargo launches the inside of the capsule is outfitted with a modular cargo
> rack system designed to accommodate pressurized cargo in standard sizes and form factors
> based on the Space Shuttle Mid-deck Locker Equivalent specifications.

シャトル向けのもっと小さなMid-deck Locker(ISPR1つに8つくらい格納できる)が前提の内部空間になってるのね。

ちなみに↑の英文、"capsule"を"spacecraft"と言い換えたものが
spacex社HPのDragonのページにもあるが、3行目のMid-deck Lockerの事だけ書いてない・・