ギャルゲ板、鬼畜総合スレッド

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役人らが地面に板を敷き、その上に竹竿を置き、抗うグリシーヌを押さえつけて
大の字に寝かせる。両の手を竹竿に縛りつけ、鉄釘で板と土に釘付けにした。
続いて両の足も同じように打ちつける。肉が破れ、骨が砕け、鮮血がグリシーヌの
白い裸体を紅く鮮やかに染める。

「すぐに殺さないようにね……」

身動きの出来ぬグリシーヌに、鋭利な曲刀を持った執行吏が歩み寄る。

一歩一歩近づいてくる悪魔の姿を、雨過天青に例えられる己が瞳に映す
美囚の口から誰にでも無い乞いが洩れる。
「……してくれ」
「何?聞こえませんよ」
身を貫く激痛に耐えながらグリシーヌが叫ぶ。
「殺してくれ!……私が憎いのならそれで一思いに私の首を斬れ!」
必死の乞いに男は冷笑で答える。
「フン……確かに私の邪魔をした貴女には恨みはありますがね」
地面に手をやり、土を掴みとりグリシーヌの顔に落とす。

「勘違いをしては困りますね。私が真に想うは唯一人の清らかな乙女のみ。
 貴女など、彼女の悲哀を引き出す名も無い前座に過ぎぬのですよ……クク」