2ちゃんねる陽ノ下光ファンクラブ〜その6〜

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「どうしたんだい? 光ちゃん。みんな君が脱ぐのを待ってるんだよ」
「……で、できません」
 横目で公一の遺体を見て光は言った。いくら死体とはいえ好きだった男の前で醜態をさらすのは嫌だ。いや、それ以前にクラスメイトの前で脱ぐこと事態避けたかった。もっとも山口巡査と二人きりだとしても勿論脱ぐ気など起きないだろうが…。
「そっか、じゃあ仕方ないな…」
 パァン!
 山口巡査のニューナンブが再び火を吹いた。
「キャッ!」
 弾は光の髪をかすめ黒板に突き刺さった。耳元を吹きぬけた嫌な風と、薬莢の鼻を突く匂いが光の恐怖心をさらに煽る。
 ジョアアアアァァ……。
 遂に光はお漏らしをしてしまった。
「……あぁ…や、やだ…」
「おやおや光ちゃん、お漏らしをしちゃったのかい? ふふ、お漏らしなんて子供の時以来だね」
 再び卑下た笑い。いつしか教室の中は尿の臭気が立ち込めはじめていた。そんな異様な空間が言いようの無いエロチシズムを生み出し男子達の股間をさらに膨らませるのだった。