2ちゃんねる陽ノ下光ファンクラブ〜その6〜

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――――――――――――卒業式にて――――――――――――

麻生「ごめんね光ちゃん…でも許せないのよ」
八重「貴方…ずるい…」
一文字「君がいるから…もうボク…」
赤井「な〜んか、むかつくんだよなぁ〜」
佐倉「邪魔するのは最低だもん!」
水無月「光…今まで我慢してたけど…」
白雪「貴方は…貴方は魔女です!王子様を…誑かして…」
伊集院「本当のお邪魔虫には消えてもらうのだ!」
寿「陽ノ下さんわたポン取らないでよー!」

陽ノ下「ど、どうしたの皆…私が何かした?」

一同「そう、それだよ、その態度!君の笑顔にも公一君は騙されたんだよね…」
  「いつもいつも肝心なところで出てきて公一君を奪っていく…ほんと卑怯で姑息ね」
  「もう我慢出来ない。貴方に取られるのなんて嫌だわ」
  「きっと自分が1番公一君の心を射止めるに相応しいなんて思ってるんでしょ」

陽ノ下「そ、そんな…皆ひどいよ…」

一同「どっちがひどいのよ!皆、いくわよ!」

陽ノ下「えっ…きゃああああ…!!」

…ズタズタになって無残に横たわっている光の側には、奇跡的に無傷だった、
公一の机にそっと置いておく筈の手紙があった…

陽ノ下「こ、公一…君…大好き…だよ…私の事、忘れ…ないで…」
一粒の涙が光の頬を伝う。
そのまま、彼女は静かに事切れた…

END