聞いてエリカーナ

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1名無しくん、、、好きです。。。
 ♪聞いてエリカリーナ ちょっと言いにくいんだけど
 ♪聞いてエリカリーナ

   ・・・エリカリーナって何?

 ♪聞いてくれてあーりがと エリカリーナ♪
\____________ ________/
                   |/
        ハァ?
      .(○).        ∧_∧
       ヽlノ        .(∀・  )
     .〆⌒ ⌒\     .(∩∩  )
    /  lノノ)ノ|.ノ     | ̄ ̄ ̄ ̄
    | | | ∩ ∩||..      .|
((◯  |. | |'__▽.ソ|   .◯)) |
 □|| ̄ ̄||~'†~|| ̄ ̄||□.....|
  ゚ . ̄| ̄||\/| |~ ̄ .゚   |
    \/ミ   ミ      ..|
     ./ |   | \     .|
     ./ |   |   >    |
    . \|__|/\_ )) .|
      |  |   \_/  .|
     ∠_l          .|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
2名無しくん、、、好きです。。。:2001/04/14(土) 22:08
花火「あの、お話というのはなんでしょう?」
大神「単刀直入に言おう。きみはこの間、ある匿名掲示板に書き込みをしたね?」
花火「ええ!?ど、どうしてそのことを?」
大神「いや、責めてるんじゃないよ。誤解しないでほしい。」
花火「…」
大神「ただ隊長として、悩みを打ち明けてもらえなかったことが悔しいだけなんだ。」
花火「そんな、大神さん。」
大神「まさか君のような大和撫子が、男に生まれたかっただの、ちん…」
花火「い、言わないでください!恥ずかしい!」
大神「しかし、君の望みを知った以上できるだけのことはさせてもらった。格納庫へ来てくれ。」

大神「これが花火くんのために特別に用意した光武F2改スペシャルバージョンだ!」
花火「こっこれは!? 股間にガトリング砲が!!」
大神「どうだい、気に入ってくれたかい?攻撃時の振動が激しいので気をつけてくれたまえ。」
花火「素敵です。…ぽっ。」
で?
4名無しくん、、、好きです。。。:2001/04/14(土) 22:13
>>1
それ可愛いね
>4
あんまり・・・・・
>>4
何処に乗るんだ、何処に?(w
8名無しくん、、、好きです。。。:2001/04/14(土) 23:10
age
>>4
なんかURLが既に色づいているのだが(w
もしや…?

ビームビームのやつか?
アロエリーナのスレって、前にも無かったっけ?
11名無しくん、、、好きです。。。:2001/04/14(土) 23:44
age
12名無しくん、、、好きです。。。:2001/04/16(月) 23:15
花火「北大路花火、四の舞。金科玉条!」
ポーン「ぐああ!」
大神「花火くん。光武F2改スペシャルバージョン、絶好調だね。」
花火「ハア、ハア。し、振動が。素敵です…ぽっ。」
コク「花火、どうしたの?顔が真っ赤だよ?」
花火「うふふ。あなたも大人になれば分かるわよ、コクリコ。」
グリ「ごくっ…。おい、隊長。花火だけ特別扱いしすぎなのではないか?」
エリカ「たーまやー!」
花火「か、か…ぎ……やああ!」
メル「すごい!花火さんの霊力が異常に高まっています!」
ジャン「この俺も苦労した甲斐があったってもんだ。」
グラン・マ「ね、ねえ、ムッシュ。私もいちど花火の光武に乗せちゃもらえないかい?」
ロベ「はあ、こいつらみんな馬鹿ばっかりか?」
花火「…ごきげん…よう…。」
13名無しくん、、、好きです。。。:2001/04/17(火) 03:16
あ、あんた最高だよ(笑)
ロベ「ううむ。」
大神「なにを考え込んでるんだい、ロベリア。」
ロベ「なんだい、隊長かい。あんたにゃ関係ないよ、あっち行きな。しっ。」
大神「おいおい、つれないな。君と僕との仲じゃないか。」
ロベ「ちっ、いるんだよな。こういう、一回ヤッただけで勘違いするバカが。」
大神「…」
ロベ「じょ、冗談だよ。そんなに怒るなよ。悪かった、言い過ぎたよ。謝るからさ。」
大神「…いや、気にしてないよ。それより何を考え込んでたんだい?」
ロベ「え?ああ、ちょっとオランジュリー美術館の襲撃を…。」
大神「俺がこの場で切り捨てる!」
ロベ「…受けた時の対策を考えてたんだよ!!最後まで聞きやがれ、この単細胞!」
大神「そ、そうだったのか。すまん、早とちりしてしまったよ。」
ロベ「どうしてそうやって脊髄反射だけで行動できるのかね。バカだからか?」
大神「機嫌を直してくれロベリア。隊員を信頼できなかった俺が悪かった。」
ロベ「い、いやまあ、いいんだけどさ。軟派なんだか硬派なんだか…そこが魅力なのかねえ。」
大神 「なにか言ったかい?」
ロベ 「なんでもないよ。じゃ隊長、美術館を占拠した敵とこういう戦況になったらどうする?」
大神 「うーん、ここはやはり帝国軍人として果敢に敵の総大将に攻撃を挑むところだな。」
ロベ 「だから馬鹿だっていわれんだよ。これだけ戦力に差がありゃ逃げた方が得だろ。」
大神 「貴様それでも帝国軍人か!」
ロベ 「あたしゃ共和国市民だよ!」
大神 「……そうか、確かにその通りだな。さすがはロベリアだ。」
ロベ 「なにが『さすが』なんだ?まあいい。ともかくここは一旦引いて体制を立て直す。」
大神 「ふむふむ。」
ロベ 「そして味方を二手に分け、囮が追手を引き付けた隙に本隊が手薄の美術館を襲う。」
大神 「見事な攪乱戦術だ。」
ロベ 「さらに美術館を制圧した本隊は、追手が戻るまでに美術品を手早く運び出すのさ。」
大神 「戦闘の被害から美術品を保護するわけか。ロベリアにしては意外な心くばりだな。」
ロベ 「……」
大神 「お腹かかえて、どうしたんだい?ロベリア。悪いものでも食べたのか?」
ロベ 「へっ?あ、ああ、そうなんだよ。さっき食べたチーズがね。くっく。あー涙でそう。」
大神 「大丈夫かい?メルくんのところで薬をもらって来ようか?」
ロベ 「…心配いらないよ、隊長さん。…あんたいい奴だね。抱きしめてチューしてやりたいよ。」
大神 「本当に大丈夫なんだな?無理しなくてもいいんだぞ。」
ロベ 「ふふ、大丈夫だって言ってんだろ。くどい男は嫌われるよ。さあ、話のつづきだ。」
大神 「ああ、えーと。美術品を保護した後だったな。」
ロベ 「そうそう『保護』だ。追手が戻ってきたら残りの美術品は諦めて即座に撤退する。」
大神 「おいおい戦わないのか?無用な戦闘を避けて被害を最小限に抑えるということか。」
ロベ 「囮と本隊とはあらかじめ落ち合う場所を決めておいて約束の時間に集合する。」
大神 「シャノワールに帰還か…って、ちょっと待て。ひょっとしてこれ襲撃計画じゃないか!」
ロベ 「アハハ、やっと気付いたのかい?…でも心配すんなよ。対策立ててたのは本当だよ。」
大神 「俺をからかったのか?ロベリア。これは帝国軍人として見過ごすわかにはいかん!」
ロベ 「あーん?さっきから軍人、軍人と勇ましいけど、アンタみたいな軟派野郎が言ってもねえ。」
大神 「な、軟派野郎? それは誤解だ、ロベリア。きみは何か勘違いをしている。」
ロベ 「あくまでシラを切る隊長殿…か。」
ロベ 「あれ? 隊長、背中になんかついてるぞ。ちょっと後ろ向いてみな。」
大神 「えっ、本当かい?」
ロベ 「かかったな。うりゃ、羽交い絞め!」
大神 「うわっ、ロベリア。いきなり何を。」
ロベ 「隊長の軟派ぶりは知ってんだよ。他の隊員達にも片っ端からちょっかい掛けてんだろ?」
大神 「そ、それは…」
ロベ 「そんなアンタだから、トーキョーに行ってもむこうの奴らとよろしくやるのは分かってる。」
大神 「…」
ロベ 「でもこれだけは念を押しとくよ。こっちが本気で、むこうは浮気だ。そうだな、隊長。」
大神 「え、えーと…」
ロベ 「煮え切らないね!嘘でも『ウィ』って言ってみな。言わなきゃキンタマ握りつぶすよ!」
大神 「う、うぃいい!」
ロベ 「ハハハ。素直でよろしい。」
大神 「な、なあ、ロベリア、もういいだろ。そろそろ離してくれないか?」
ロベ 「…ふふん。答えはノン、だ。アンタの背中、…あったかくて気持ちいいからね。」
ロベ 「なあ、隊長。一回ヤったくらいでアタシが自分の女になったなんて思うなよ。」
大神 「…わかってるよ。」
ロベ 「アタシがアンタに惚れてるんじゃない。アンタがアタシに惚れてるんだ。」
大神 「ああ、その通りだ。」
ロベ 「トーキョーでの仕事が落ち着いたら…帰ってくるんだろ?ここへ。」
大神 「それは…」
ロベ 「帰って来るんだよ、隊長。そのころ迄にはキレイな体になって…待ってるからさ。」
大神 「…」
ロベ 「帰ってきたら、この体にもう一度アンタの匂いをすり込んでやるんだから。」
大神 「…ロベリア。泣いてるのか?」
ロベ 「アタシだって生身の女なんだから、あんまり待たせんじゃないよ。わかったかい?」
大神 「ロベリア。」
ロベ 「え?あっ…」
大神 「……」
ロベ 「……」
19愛すべき相棒へ:2001/04/19(木) 04:10

隊長。やっぱり、待ってるだけってのはどうもアタシの性に合わないよ。
きちんとケジメをつけたら、アタシの方から隊長を迎えに行ってやるから、覚悟しときな。

                          元大泥棒 ロベリア・カルリーニ
20名無しくん、、、好きです。。。:2001/04/19(木) 04:23
age
21名無しくん、、、好きです。。。:2001/04/19(木) 04:34
とりあえず萌えとくage
22名無しくん、、、好きです。。。:2001/04/21(土) 04:16


大神 「む、携帯キネマトロンに通信が。なになに『速報!カンナがスカートを購入(ワラ!』…すみれくんか!」

23名無しくん、、、好きです。。。:2001/04/21(土) 04:38
(ワラ、最高。
24いやっほう!徹夜仕事が、おわったよ!:2001/04/21(土) 05:00
コクリコ 「イチローの料理はボクに脂肪をくれるよ!」
コクリコ 「アイリスみたいなブルジョアには、負けないよ!」
コクリコ 「学校なんて、行かないよ!」
コクリコ 「酒場の踊り子、やってるよ!」
25とりあえず、エリカ攻略中  :2001/04/21(土) 05:10

エリカ 「ねーねー、大神さん。大神さんって異教徒なんですよね?」
大神  「えっ、まあ、確かに君たちから見れば、そうなるね。」
エリカ 「信心してみません?」
大神  「……はい?」
エリカ 「カソリックはいいですよー。大神さんにもぜひこのすばらしさをわかってほしいんです!」
大神  「はあ。でもうちは代々、浄土真宗だしなあ。」
エリカ 「それに大神さんがプロテスタントのような悪魔の誘惑にかかる前にわたしが正しい道を…」
大神  「おいおい、エリカくん!他宗派をけなしてはいけないよ。英国人が聞いたら怒るだろう。」
エリカ 「いま入信すると金運も仕事運も上昇して、おまけに血液がきれいになるんですよ!」
大神  「…気持ちは嬉しいけど、こういうのはひとに無理強いすることじゃないんじゃないかな。」
エリカ 「大神さんならわかってもらえると思ったのに…ぐすっ。」
大神  「泣くなよ、エリカくん。だいたい、どうしてそんなに布教にこだわるんだい?」
エリカ 「だって大神さんが異教徒だから、神に仕える清らかなわたしの…」
大神  「言うな!! いいか、それ以上言ったら本気で怒るぞ。せっかく忘れかけてたのに…。」
エリカ 「大神さんの顔、怖い…。」
26もはや勢いだけで書いてるな、オレ :2001/04/21(土) 05:15

大神  「え? あ、いや、すまなかった。はは。俺、そんなに怖い顔してたかい?」
エリカ 「やっぱり、異教徒って悪魔に魅入られた人たちだったんですね。」
大神  「エリカくん、顔がマジになってるぞ。そんなに引かなくてもいいんじゃないか?。」
エリカ 「やはり、一刻もはやく私達の隊長を神の道に導かなくては…。」
大神  「あの、エリカさん? ひょっとして覚醒してますか?」
エリカ 「隊長!信仰心を深めるために、ふたりでクリスマスパーティーをやりましょう!」
大神  「今、春じゃん。…やはり、いつものエリカくんだったか。」
エリカ 「だめですかあ?いいアイディアだと思ったんだけどなー。」
大神  「発想は良かったんだけどね。それにしても、エリカくんは信仰心が厚いんだね。」
エリカ 「えへへ。…だけど、最近ちょっと迷いが起きたりもしたんですよ。ほら、パリシィの件とかで。」
大神  「…」
エリカ 「あ、今はもう全部ふっきれちゃいました!…レノ神父に何もかも懺悔させていただいたし。」
大神  「まあ、俺なんか『お前に縄文人の血が』とか言われてもピンと来ないしね。はやく忘れることだよ。」
エリカ 「ハイ!じょうもんじんってなんだかわかりませんけど、大神さんがそう言うなら忘れることにします!」
大神  「…シャワーの件もはやく忘れるんだよ。」
漫才だね・・・(藁。
>大神  「今、春じゃん。…やはり、いつものエリカくんだったか。」

『じゃん』って(ワラ
いや、でもおもしろい。
大神の口調がやや変だけどエリカはがっちりキャラ掴んでてワロタ。
ごちそうさまでした(w
30名無しくん、、、好きです。。。:2001/04/22(日) 10:16
上げ。
読め。
題名間違えてるし・・・「エリカーナ」
sage
32名無しくん、、、好きです。。。:2001/04/22(日) 14:30
age
ロベ書いた人とエリカ書いた人は同じ人?
いや、どっちもナチュラルな展開でいい感じ。

34名無しくん、、、好きです。。。:2001/04/24(火) 09:18
zange
35名無しくん、、、好きです。。。:2001/04/28(土) 00:38
何故埋もれてる
新しいの書いたら、読んでもらえますかね?
うん、エリカのもロベのも楽しかったから気力があるなら書いて欲しい。
ひとまずはsageで。
じゃあ、頑張ってみますね。明日の朝くらいまでに、なにか入れときますよ。
39名無しくん、、、好きです。。。:2001/04/29(日) 07:17
さて、と。
40その1:2001/04/29(日) 07:27
レニ 「隊長、子供ができた。」
大神 「ぶっ!」
レニ 「どうしたの?もっとよろこんでよ。隊長の子だよ。」
大神 「い、いきなりあらわれて何を言い出すんだ、レニ。そんなこと、俺には身に覚えがないぞ!」
レニ 「ひどい!僕を騙したんだね隊長!許せないよ隊長!一生恨んでやる恨んでやる恨んで…」
大神 「うわああああああ!」
コク 「ど、どうしたのイチロー!大丈夫?」
大神 「はっ。ここは…?」
コク 「シャノワールのロビーだよ。ベンチで居眠りしてると思ったら急に大声出してびっくりしたよ。」
大神 「そうか、驚かせてすまなかったな、コクリコ。ちょっと夢をみてたんだ。」
コク 「夢?…いったい、どんな怖い夢だったの?」
大神 「ああ、幼児体型のボーイッシュな女の子に子供をつくらせて責められる夢だよ。」
コク 「…」
大神 「後ずさりしなくても大丈夫だよ、コクリコ。俺はそんな人間じゃない。」
コク 「そ、そうだよね。イチローは、ボクがカンカン踊ると集まってくる、あの異様な人たちとは違うよね。」
41その2:2001/04/29(日) 07:31
大神 「もちろんだよ、コクリコ。男がみんな同じだと思ったら大間違いだ。」
コク 「安心したよ、イチロー。ところで、相手の女の子ってどんな子だったの?ボクの知ってる子?」
大神 「え、うん。レニだよ。ほら、織姫くんと一緒だった。」
コク 「へえ…。ね、ねえ、イチロー。イチローは、レニみたいな女の子が好きなの?」
大神 「ええ?そっそれはもちろん好き、というか、帝劇の隊員達は…そう、かわいい子供みたいなものだよ。」
コク 「じゃ、イチローってみんなのパパなんだ…。でも、みんなと同じくらいの年なのに、それでもパパなの?」
大神 「うーん。じゃ、親子じゃなくて兄妹ってことにしとこうか。あ、そっちのほうがちょっと嬉しいかも。」
コク 「イチローには、みんなは妹になるんだ。ね、ね、ボクもイチローの妹になるの?」
大神 「もちろんだとも。巴里華撃団のみんなも妹だし、特にコクリコは、とってもかわいい、大切な妹だよ。」
コク 「…」
大神 「どうした、コクリコ?」
コク 「…エ、エヘ、ボクにも兄弟ができたんだね…。アイリスがお兄ちゃんって呼ぶ意味がやっと分かったよ!」
大神 「コクリコ…。そうだよ、俺たちは兄妹だ。」
コク 「ボク、みんなに、このことを話してくる!きっとみんなも、もっともっとイチローのことが好きになるよ!」
大神 「お、おい、コクリコ、転ぶんじゃないぞ。」
42その3:2001/04/29(日) 07:49
グリ 「隊長があのレニを孕ませただあ!?」
花火 「やめて、グリシーヌ!コクリコが苦しがってるじゃないの!」
グリ 「ハッ。大丈夫かコクリコ!申し訳なかった、許してくれ。」
コク 「ごほっごほっ。だから、夢の中のお話だって言ってるじゃないか。」
グリ 「そ、そうだな。夢の中だからな。いや、私ともあろうものが、取り乱してすまなかった。」
コク 「でもね、イチローにとって、レニやほかの帝劇の隊員達は、みんなかわいい妹なんだって!」
グリ 「ふっ。それ見たことか。あの男にとって帝劇の連中など、所詮はただの妹にすぎんのだ。」
コク 「イチローは、巴里の花組もかわいい妹だって言ってたよ!もちろんボクのこともね。エヘ。」
グリ 「それはまことかああ!」
花火 「グリシーヌぅ!」
ロベ 「やれやれ、廊下まで声が筒抜けだよ。」
花火 「ロベリアさん…。」
ロベ 「話は聞かせてもらったよ。問題は妹うんぬんより、夢の中にレニがでてきたってことだろ?」
グリ 「それは、どういう意味なのだ?ロベリア。」
ロベ 「分かんねえかなあ? つまり、この事が意味するのは……隊長は銀髪が好みだってことだ。」
43その4:2001/04/29(日) 08:02
グリ 「たわけたことを申すな!そんなくだらんことを言いに来たのなら、今すぐここを立ち去るがいい!」
ロベ 「あるいは、ショートカット以外には全く興味が無いとか…。」
グリ 「そんなことが…あるはずが無い!」
ロベ 「ま、お前さんの隊長に対する、ぜんぜん秘めてない想いを考えれば可哀想だがな。」
グリ 「な、な、何を言うか!この私が、あのような日本人に懸想するなど、あろうはずが…」
花火 「グリシーヌ、ばればれですよ。」
ロベ 「でも残念だったねえ。ま、金髪に生んだテメェの親を恨みな。」
グリ 「失敬する!」
コク 「あーあ、グリシーヌ、怒って出ていっちゃったよ。」
花火 「グリシーヌ…。今日は斧を忘れて来たので決闘できなかったのね。」
コク 「ねえ、ロベリア?イチローは本当に銀色の髪の毛が好きなのかな?」
ロベ 「はあ?知るかよそんなこと。本人に聞いてきな。」
コク 「じゃあ、髪の短い子は?」
ロベ 「…コクリコ。実は隊長は髪のなが〜い女が好みなのさ。コクリコみたいな髪の子は嫌いだって言ってたよ。」
コク 「ええ?う…うそでしょ?」
話の二転三転(七転八倒?)ぶりがスゲェ(笑
週刊連載持ってる漫画家が羨ましがる才能だよ(笑
45その5:2001/04/29(日) 08:11
グリ 「…まさか、な。」
コク 「ねえねえ、イチロー。」
グリ 「!」
大神 「コクリコじゃないか、どうした?」
コク 「あのね、イチローに聞きたいことがあるんだけど…イチローは銀髪の女の人が好みなの?」
グリ 「げほっ」
コク 「あれ?いま、グリシーヌの声がしなかった?」
大神 「え?いや、聞こえなかったよ?…近くにもいないみたいだし。空耳じゃないのか?」
グリ 「…」
コク 「おかしいなあ。ま、いいや。で、どうなの?銀色の髪の毛が好きなの?」
大神 「うーん、別に髪の毛の色で人の好き嫌いを決めることは無いよ。」
グリ 「…」
コク 「じゃ、じゃあさ。ボクみたいな髪の子は?グリシーヌみたいに髪の長い女の子じゃないとダメ?」
大神 「なに泣きそうな顔してるんだ、そんなわけないだろ。俺はコクリコくらいの髪が大好きだよ。」
グリ 「…!!」
46その6:2001/04/29(日) 08:25
タレブー「お嬢様、どうなさったざますか?」
グリ  「なんだ、タレブーか…。別になんでもない、案ずるな。」
タレブー「そうざますか。しかし、あまり長いことベランダに出ておられますと、お体にさわるざます。」
グリ  「ああ、わかっている。」
タレブー「…枝毛が気になられるざますか?」
グリ  「放っておけ!……許せ、タレブー。少々気が立っていたようだ。…部屋へもどるか。」
タレブー「それがよろしいざます。」
グリ  「…」
タレブー「いかがなされたざますか?」
グリ  「なあ、タレブー。実はだな、幼少より伸ばしてきたこの髪だが。少し鬱陶しく感じてきてな。」
タレブー「それは、どういう意味ざますか?」
グリ  「ほら、その、洗うのも乾かすのも面倒だし、櫛を入れるのにも手間がかかるではないか。なあ?」
タレブー「お言葉ですが、髪は女の命と申します。手間を惜しむのは、立派な女性とは言えないざます。」
グリ  「うっぐ…。その、通りだな。」
タレブー「お嬢様。女の髪は好いた男の為に伸ばすもの。それを切るのは想いを断ち切る時だけざます。」
つづく。残りは昼ごろ。 >>44 あんがと。ちょっと嬉しかったよ。
48やまねこ:2001/04/29(日) 09:07
このスレのSSの水準は凄いね。
どこも面白いよ。


「ロベリアエロSSスレッド」
http://yasai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=gal&key=987084730

こんな題名だが、普通に面白いのがいっぱいあります。
2ちゃんねるにあるサクラのSSの多くが展示されています。
49なまえをいれてください:2001/04/29(日) 09:32
>>47
45じゃ無いけど素直に面白いよ、このラブコメ(w
おもしろい。
最初に孕ませたのがレニってのもイイ。
5137:2001/04/29(日) 11:22
お、新作が上がってる。
また良い感じに怒濤の展開なので面白い。

残りのも楽しみにしてます。
グリ萌えの私にはたまりませんな。
忘れずに続き書いてクレクレ。>作者
53その7:2001/04/29(日) 12:42
ジュル「あ、グリシーヌさま…じゃなくてブルーアイさんでしたね。お疲れさまでした。」
グリ 「少し、ここで休ませてはもらえまいか。」
ジュル「ええ、かまいませんよ。もうお客さんも来ませんし、洗い物がおわったら私も帰りますから。」
グリ 「そうか、すまない。ちょっと楽屋にはいたくなかったのでな。」
ジュル「ブルーアイさん、相変わらず大人気ですね。バーへ来るお客さまたちにも評判が高いですよ。」
グリ 「世辞を言うな。今もグラン・マに小言をもらったところだ。レビューに身が入ってない、とな。」
ジュル「…まあ、あの方は誰にでも厳しい方ですから。」
グリ 「いや、自分でも身が入っていないのはわかっている。だから余計に、な。」
ジュル「…お時間、ありますよね。ちょっと待っててください。」
グリ 「うん?ああ。…しかし、女の命が気に食わんといわれたら、女はどうすればいいというのか…。」
ジュル「どうぞ。」
グリ 「なんだ?私は何も注文していないが。」
ジュル「サービスですよ。私のオリジナルカクテルです。…『マリアンヌ』って名前なんですが。」
グリ 「ふーん。あ、おいしい。…でも、このマリアンヌという名前の由来は何なのだ?」
ジュル「…それは、ひみつです。」
54その8:2001/04/29(日) 12:45
ジュル「私がブルーアイさんにお酒をお出したこと、グラン・マには内緒にしてくださいね。」
グリ 「ふふ、貴公もグラン・マが怖いか?」
ジュル「もちろん。ははは。」
グリ 「ははは。しかし、私だってワイン程度のたしなみはある。そう子供扱いされるのも心外だな。」
ジュル「ここにあるお酒は、ワインとはちょっと違いますしね。」
グリ 「そうだな。こうして見ると様々な種類の…うん?あの、奇妙な模様の書かれた札はなんだ?」
ジュル「ああ、これはキープボトルのラベルですよ。大神さんのです。東洋の字だそうですよ。」
グリ 「あの男もここで酒を飲むのか!?」
ジュル「ええ、たまにですけどね。…知りませんでしたか?」
グリ 「初耳だ。…な、なあ。あれと同じものを飲んでみたいのだが、いかがなものだろうか?」
ジュル「え?あ、あれはスコッチウィスキーですよ?今お出ししたような軽めのカクテルとは違って…」
グリ 「飲んでみたいのだ。」
ジュル「…いいでしょう。じゃ、ちょっとだけ、大神さんのボトルから失敬しちゃいましょう。」
グリ 「か、かたじけない。でも、隊長のボトルからというのは…私は他人様のものに手を…」
ジュル「さあ、これが、大神さんのボトルから注がれたお酒です。少し薄めに割りましたけど。」
55その9:2001/04/29(日) 12:49
グリ 「これが隊長の酒…」
ジュル「誰にも喋ったりしませんよ。内緒にしときます。」
グリ 「よ、よし。……。」
ジュル「…ぷっ」
グリ 「な、なにがおかしい!」
ジュル「そんなに顔をしかめなくても。舐めるだけでもいいですよ?大神さんを思い出しながら、ね。」
グリ 「か、か、からかうな!」
ドミニク「おーい、ジュルジュ。グラン・マが呼んでるよ。」
ジュル「え?そうか、わかった、今行くよ。ありがとう。」
グリ 「…」
ジュル「すみません、ブルーアイさん。ちょっと席を外します。」
グリ 「ああ、気を使わないでくれ。」
ドミニク「俺も呼ばれてるんだ。先に行っとくからなー。」
ジュル「それじゃ、ちょっと失礼します。帰るときは、グラスとボトルはそのままでいいですよ。」
グリ 「う、うむ。感謝する。……それにしても、あの男、こんなものを飲んでいたのか。」
56その10:2001/04/29(日) 12:54
コク 「やっぱりポーチにもいないや…。ナポレオン、どこいっちゃったのかなあ。」
グリ 「どうした、…コクリコ。」
コク 「え?うん、ナポレオンが…ひっ。グ、グリシーヌ?…どうしたの、目がすわっちゃってるよ。」
グリ 「ナポレオンがいったい、…どうしたのかな?コクリコくん。」
コク 「えと、えと、その、どこにいるのかなあー、なんて…。ごめんなさい、失礼します!」
グリ 「待たんか、コクリコ!」
コク 「ひいい!」
グリ 「おぬしとは、前々から、一度ゆっくりと話をしなければならんと思っていたところだ。」
コク 「は、はい?」
グリ 「おぬし、この私の髪をどう思う?」
コク 「へっ?え、えーと、長くて、金色で、キレイで、…素敵だと思います。」
グリ 「おお、そうか、そうか。コクリコは本当にいい子だな、抱きしめてやろう。」
コク 「うわっ。グリシーヌ、すごくお酒くさいよ。」
グリ 「ふっふ、実は今から、この髪が気に食わんとか申す不心得者を成敗しに行くところよ。」
コク 「ちょ、ちょっと何処へ行くの、グリシーヌ!?」
ちょっと外出してきます。
58三村:2001/04/29(日) 13:20
いいところで既出かよっ!!
晩御飯までには帰るんだよ。
をを…新作が…
10日近くチェックしてたかいがあるというもの…
続き楽しみにしてます。
グリ可愛いな(w
今週のドリマガの生徒会長グリといい、なんか最近萌え。
コクリコやグリシーヌを撹乱するロベリアが良過ぎ。
優柔不断な大神は叩き切られてしまうのかな…。
おそらくグリシーヌ相手だと「長い髪が大好きだよ」とか言うぞ(w
みなさん、ありがとう。

今のところ、何か具体的な試料をどうこうしようと言うわけではなくて、
(ホントは多少考えてるけど、2chでは挙げられない…)
SEがあって、薄膜を研究しているから、なんか便利に使えないかと思って。

私が見つけた本で一番詳しいのは、
"Spectroscopic Ellipsometry and Reflectometry" H.G.Tompkins&W.A.MaGahan
ISBN 0-471-18172-2
です。

dとNからΨとΔを計算できるけど逆は出来ない、
だからいろいろ試してフィットさせるってのは分かるんですが、
全くデータがない場合どの辺から攻めていけばいいのか、
複屈折性が強い場合もそのままでいいのか、
表面酸化層や表面voidなどをどのタイミングで考慮すればいいのかなど、
(仮定したd
>>63
(゚Д゚)ハァ?
65名無しくん、、、好きです。。。:2001/04/29(日) 22:02
G厨は放置
66その11:2001/04/29(日) 22:05
シー「あ、来た来た。大神さーん。」
大神「メルくん、シーくん。一体なにが起きたんだ!」
メル「ええ、実は私達にもまだ事情がよく飲み込めてないんですが…」
シー「グリシーヌさまが、街へ出て行ったまま、ご自宅にも戻ってらっしゃらないそうなんですぅ。」
大神「なんだって?」
メル「今、みんなで手分けして探しているんですけど。」
大神「よし、分かった。俺も探そう!」
グラン・マ「ちょっと待ちな。ムッシュ。」
大神「オーナー?な、なんでしょうか。」
グラン・マ「ムッシュ、必ず無事に連れ戻しておくれ。こんな夜更けに女の子ひとりで何が起こるか…。」
大神「わかっています。一刻もはやく彼女を見つけなければ…。」
グラン・マ「それに、出て行った時、様子がおかしかったそうなんだよ。何か心当たりはあるかい?」
大神「いいえ、特にこれといってありませんが。」
グラン・マ「そうかい。…とにかく頼んだよ。あの娘をまかせられるのはあんたしかいないんだ。」
大神「…はい!」
67その12:2001/04/29(日) 22:07
大神 「くっ。遠くへは行っていないはずなんだが、いったい何処にいるんだ?」
コク 「イチロー!」
大神 「コクリコ。花火くんも一緒か。どうだ、グリシーヌは見つかったのか?」
花火 「あの、まだ見つかってはいないのですけど、ロベリアさんが…」
大神 「ロベリアがどうしたんだい?」
コク 「さっきね、ロベリアが東の方に走ってくところに会ったんだ。それでね…」
花火 「大神さんにあったら、橋のところまで来るように伝えてくれ、と。」
大神 「ロベリアがそんなことを。わかった。君達は、いったん、シャノワールへ戻ってくれ。」

大神 「あ、あれはロベリアじゃないか。おい、ロベリア!」
ロベ 「しっ!静かにしなよ。…黙って橋の上を見な。」
大神 「あ、あれはグリシーヌ!」
ロベ 「ほら、行ってやりなよ、隊長。はやく。」
大神 「ああ。しかし、どうして君が声をかけないんだ?」
ロベ 「いいから行けっつてんだろ。こっちはアイツがいつ川へ飛び込むか、気が気じゃないんだよ!」
68名無しくん、、、好きです。。。:2001/04/29(日) 22:08
うんこちんちん
69その13:2001/04/29(日) 22:10
グリ 「…ああ、隊長か。…どうした、こんなところで。」
大神 「どうしたもこうしたもないよ。みんな心配しているぞ。はやく帰ろう。」
グリ 「さわるな!この不心得者め!」
大神 「グ、グリシーヌ?酔ってるのか?」
グリ 「大きなお世話だ。…おい隊長、聞け。私は、この度、髪を切ろうと思うのだ。どうだ驚いたか?」
大神 「え?突然、何を言いだすんだ?」
グリ 「なんだ、もっと喜んでくれるかと思ったのに。とんだ拍子ぬけだな、ははは。」
大神 「飲みすぎだよ、グリシーヌ。第一、せっかくここまで伸ばした髪を切るなんて。」
グリ 「この髪はな…伸ばしたのではない、伸びたのだ。単に時を経て長さを増したにすぎん。」
大神 「そういう言い方をするもんじゃないよ。」
グリ 「おんな心も解さぬ貴公に何が分かるのか!」
大神 「そ、それは…」
グリ 「貴公は知っているか?嫁入り前の女はな、好いた男の為にその髪を伸ばすのだ。」
大神 「…」
グリ 「だから私は貴公の為に、再びこの髪を伸ばし直そうというのだ。どうだ、男冥利に尽きようが。」
70その14:2001/04/29(日) 22:12
大神 「グリシ…」
グリ 「おなごが一世一代の告白をしておるのだ!黙って聞け!」
大神 「…」
グリ 「貴公の為に伸ばした髪を、なおも気に食わぬと申すなら、私は何度でも潔く断ち切ってくれよう!」
大神 「…グリシーヌ。」
グリ 「そうして切り捨てた髪の長さは…貴公に心を寄せた月日の証となるのだ。」
大神 「…」
グリ 「髪の色を変えることのかなわぬ私の…これが精一杯の…だから、だから…うっうっ…ひぐっ。」
大神 「大丈夫かい?」
グリ 「う、うるひゃい!貴公などに…いっ!?」
大神 「ごめん、グリシーヌ…少しだけ、抱きしめさせてくれ。」
グリ 「…ぐずっ。こ、この、卑怯者…でも…あったか…」
大神 「さあ、一緒に帰ろう。皆が心配している。」
グリ 「……パパ…。」
大神 「グリシーヌ?おいっ、しっかりしろ!グリシーヌ!」
71名無しくん、、、好きです。。。:2001/04/30(月) 00:04
エリカ「うう、続きが気になっちゃいます〜!!
    はぁ…それにしても文才があるって、いいことですねぇ。
    わたしも日記なら誰にも負けませんよ〜?
    それじゃあ、続きがんばってくださいね。
    エリカ楽しみに待っちゃいます♪
71
オマエ公式に帰れよ。
その口調ムカツク。
73名無しくん、、、好きです。。。:2001/04/30(月) 00:40
>>72
公式BBSにはなりきりはいませんよ
74名無しくん、、、好きです。。。:2001/04/30(月) 00:48
>>72
エリカスレの方じゃない?
>>71
なんか微妙にエリカじゃない。
ウザイ。
ジュルジョ
77名無しくん、、、好きです。。。:2001/04/30(月) 08:06
酒になにか入れたな、ジュルジュ。自分がやっちゃうつもりで。油断ならん奴...
ええハナシや
職人さんマンセー
これ終わったらエリカのラブ米もきぼんぬ
79名無しさん@どーでもいいことだが。:2001/04/30(月) 08:52
初めてここ見たけれど、すんげー!最高だよ!いや、マジで!
新作がたのしみだぁ!
口調だけでムカついて荒らすこいつらっていったい。
81その15:2001/04/30(月) 10:35
グラン・マ「じゃ、大きい画面のほうで話そうかい、ムッシュ。」
大神 「はい。…では、しばらく休ませたら、自分とロベリアとでそちらへ運びますので。」
タレブー 「お待ちなさい、オオガミ。」
大神 「その声は、タレブーさん!?」
グラン・マ「ああ、いま、こちらに来ていただいてるんだ。ちょっと替わるよ。」
タレブー 「オオガミ、よくぞお嬢様を保護してくれました。礼をいうざます。」
大神 「いえ、そんな。」
タレブー 「その上、こんなあつかましいお願いをするのは気が引けるのざますが…。」
大神 「え?どういうことでしょうか?」
タレブー 「お嬢様を一晩そちらへお泊めしてほしいのざます。」
大神 「ええ!?」
グラン・マ「なんですって!?」
ロベ 「…」
タレブー 「オオガミだからこそ、お願いできるのです。お嬢様についてやって頂きたいざます。」
大神 「…わかりました。では、グリシーヌを今晩だけお預かりいたします。」
82その16:2001/04/30(月) 10:37
ロベ 「…」
大神 「…」
ロベ 「据え膳…なんて思ってないだろうね?」
大神 「お、思ってない、思ってないよ。君は僕を誤解している。そんな心配は無用だよ。」
ロベ 「アンタだから心配なんだよ、このお調子もんが!」
大神 「しっ。大声を出すなよ、グリシーヌが起きるじゃないか。」
グリ 「う、ううん…」
ロベ 「ちっ、幸せそうなツラしやがって。」
グリ 「…パパ…」
ロベ 「ブチッ。蹴たくってやろうか、このアマ!」
大神 「やめないかロベリア!」
ロベ 「…ふん。大体こんなむさくるしい部屋に泊めて、病気にでもなったら隊長のせいだからな。」
大神 「ああ、俺が責任をもつ。」
ロベ 「…そうかい、そうかい。じゃ、アタシはこれで帰るよ。後はよろしく頼んだからね。」
大神 「ロベリア。ありがとう。大丈夫とは思うが、夜道に気をつけてな。」
83その17:2001/04/30(月) 10:47
大神 「う、…ん。」
グリ 「気がついたか、隊長。」
大神 「ああ、おは…グリシーヌ!?なんで俺の隣にいるんだ!ベッドで寝てたんじゃなかったのか?」
グリ 「貴公が私を引っ張り寄せたのであろうが。何を寝とぼけておるのだ?」
大神 「ほ、本当に俺がそんなことを?」
グリ 「嘘に決まっている。簡単に引っかかるな、この愚か者。」
大神 「…」
グリ 「大体、目が覚めた時は、こっちが驚いたわ。見たことも無い部屋に寝かされて。」
大神 「す、すまない。急に倒れたもので、とりあえず運び込ませてもらっていたんだ。」
グリ 「…悪かった。世話をかけたな。」
大神 「別にかまわないよ。それより、無断で連れ込んで申し訳なかった。」
グリ 「いや、私も殿方の部屋などは初めてだ、いろいろ興味深く見物させてもらった。」
大神 「…」
グリ 「殿方の部屋には、いろいろと変わったものが置いてあるものだな…マラカスとか。」
大神 「ああ、それは、さわやかな朝を演出するための…ま、いいか。」
84その18:2001/04/30(月) 10:50
グリ 「さて、と。そろそろ仕度をするか。」
大神 「な、なあ、グリシーヌ。昨日の事なんだが…。」
グリ 「はて?昨日は少しハメをはずしすぎたようだ。何も覚えておらぬ。」
大神 「…」
グリ 「だから、…貴公も、早く忘れてしまえ。」
大神 「…」
グリ 「しかし、皆には迷惑をかけたようだ。謝っておかねばならん。…特にジュルジュには。」
大神 「君に何事もなかったので、みんな喜んでいたようだよ。」
グリ 「そうか。だが、グラン・マとタレブーには大目玉をくらうだろうな。気が滅入る。」
大神 「…グリシーヌ。」
グリ 「何だ、隊長?」
大神 「あ、いや。…その長い髪、とてもよく似合ってるよ。」
グリ 「髪の毛に似合っているもなにもない。長かろうが、短かかろうが、私は私だ。」
大神 「そ、そうだな。」
グリ 「気に食わぬなら、気に食わせてみせるまでよ。」
85その19:2001/04/30(月) 10:52
グリ 「ときに、隊長。貴公に重大な質問がある。嘘いつわりなく正直に答えよ。」
大神 「な、何だい、質問って?」
グリ 「貴公は、いままでにおなごと口づけを交わしたことはあるか?」
大神 「ええ?そ、それは、その、えーと…。」
グリ 「もうよい。…貴公にとっては初めてではなかったのだな。薄々分かってはいたことだ。」
大神 「意味がわからないよ、グリシーヌ。」
グリ 「わからずともよい。私の罪悪感も少しは薄れようというもの。」
大神 「…」
グリ 「ふふ、ヒントだけ教えてやろう。…つまり、私もなかなかの卑怯者だった、ということだ。」

FIN
終わりでございます。非常に長くなってしまいました。申し訳なく思っています。
昨日から、このスレをまめにチェックしてくださった方へ、あなた方は最高です。ありがとう。

そのうち、気が向いたらまた新しいの書きますので、その時も読んでもらえると嬉しいです。
87なまえをいれてください:2001/04/30(月) 11:08
良い話をありがとう(涙)
楽しい時間をありがとう(w
8837=エリカ萌え:2001/04/30(月) 11:26
ひとまず完結された様で。
グリ様は勿論の事ながらコクリコとロベリアが良かったです。
グリ様を心配するロベ姐さん萌え。

ちなみに個人的には巴里撃キャラも深く掘り下げれば帝撃キャラに
負けない位の良い味が出るという事を証明してくれるSSだなぁ、と思ったり。

気が向いたらまた何か書かれるようですが個人的リクエストとしては
コクリコかエリカたんで何か書いて欲しいかな、とか言ってみたり。
取り敢えず言うだけならタダなんで(w
89ゲームセンター名無し:2001/04/30(月) 11:42
楽しませてもらいました。
お疲れさん。
9089:2001/04/30(月) 11:45
なにっ、じゃあ俺もエリカたんをリクするぞ(w
うん、良かった。エロネタなしで、素直に萌えました。

しかし、しばらく新作は見れない、となるとこのスレはいったい
どうなるんだ? どこかに新進気鋭のSS書きはおらんかのう。
じゃあリレー形式で
とりあえず、少し潜伏が望ましいかと。
今はすごいことになっているので。
ああ、おもしろいよぉ(ToT)
レッドカンパニー、彼をスカウトしてやってくれ。
俺もエリカたんキボンヌ。

ふぅ、GW中の2chも捨てたもんじゃないね。
ああ、おもしろいよぉ(ToT)
レッドカンパニー、彼をスカウトしてやってくれ。
俺もエリカたんキボンヌ。

ふぅ、GW中の2chも捨てたもんじゃないね。
96名無しくん、、、好きです。。。:2001/05/02(水) 23:06
あげ
すみません2です。
今まで、自分勝手にネタをあげて遊んできましたが、この板のローカルルールの策定に
伴って、サクラ関係のスレは統合化される方向に進みそうです。
このスレも、その方針を尊重して黙って消えてゆくほうが良いと判断しました。
リレー方式でSSを入れていく意見もこのスレで出てましたが、そういう事情ですので
今後、このスレにレスはしないようにご協力ください。
このスレでやっていたようなことを統合スレでやったら、荒らしまがいになりそうですので、
もう、こういう遊びをすることもなくなるとおもいます。

楽しんでくれた方、本当にありがとうございました。
このスレを立てた1さん。本当に申し訳ありませんでした。
さようなら。
98名無しくん、、、好きです。。。:2001/05/03(木) 22:16
あげ


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109名無しくん、、、好きです。。。:2001/05/04(金) 06:50
再出発age!
>>109
もうよい。このスレ、いやサクラスレ全ては終わったのだ。
このスレ最大の功績は>>86殿のSSを生み出したこと。それでよい。
どうしても再出発というのならsageよ。全てはそれから始まる。
うん
まぁこの時代16、7で結婚して子供生んだって珍しくないだろ?
♪十五で姉や〜は嫁に逝き〜♪
あら思いっきり誤爆。 鬱堕。
スレッド上昇システム
@
これ以前の私の発言は消去されました
117名無しくん、、、好きです。。。:2001/05/10(木) 02:25
楽しい時間をありがとう(w
.
age
age
121名無しくん、、、好きです。。。:2001/05/18(金) 03:52
アヒャ
122 :2001/05/18(金) 19:26
123名無しくん、、、好きです。。。:2001/05/29(火) 20:42
○月○日

今日から私、日記を書くことに決めちゃいました。 大好きなシャノワールの
みんなの事とか、大神さんの事とか、あること無いことた〜くさん書いちゃおう
と思います。

だけど、なんにもない日はどうしましょう? そうだ、私がなにか事件を起こせば
いいんですよね! すごい、私って頭いい!
124名無しくん、、、好きです。。。:2001/05/29(火) 20:56
(エリカ) 大神さ〜ん、ちょっと聞きたいことがあるんですけど。
(大神)  なんだい? エリカ君。
(エリカ) 日本にもプリンがあるって聞いたんですけど本当ですか?
(大神)  う〜ん・・・まぁ似たような物ならあるかな・・・
(エリカ) 本当ですか! 私も日本のプリン食べてみたいなー
(大神)  じゃあ今度作ってあげるよ。 でもエリカ君の想像している
      のとはだいぶ違うと思うよ。
(エリカ) 大丈夫です。 私プリンの為ならどんな試練だって乗り越えて
      みせますから!
(大神)  じゃぁこれから材料を買いに行こうか。
125名無しくん、、、好きです。。。:2001/05/29(火) 21:07
(大神)  さあ、どうぞ。 あり合わせの材料で作ったから、本物とは
      少し違うものになってしまったけど・・・
(エリカ) ・・・なんか湯気が立ってますね。
(大神)  正確には「茶碗むし」という日本の料理だよ。
(エリカ) なるほど、日本語ではプリンのことをチャワンムシと呼ぶんですね。
(大神)  いや・・・それはちょっと違うんだけど。
(エリカ) それではいただきます・・・大神さん、日本のプリンって
      具が入っているんですね。 エリカ感動です!
(大神)  エリカ君、熱いから気を付けて・・・
126名無しくん、、、好きです。。。:2001/05/29(火) 21:14
○月○日

今日、大神さんに日本のプリンをご馳走になりました。 日本のプリンは
あつあつで具が入っていて不思議な味がしました。 でもすごくおいしかった。

エリカ大感激!!

後で作り方を教えてもらったから、今度シャノワールのみんなにも
ご馳走してあげようと思います。 みんなビックリするだろうな〜
127名無しくん、、、好きです。。。:2001/05/29(火) 21:28
(エリカ)  ロベリアさ〜ん!
(ロベリア) うわっ、なんだエリカか。 驚かすな!
(エリカ)  昨日、大神さんに日本のプリンをご馳走になったんですよ。
(ロベリア) へぇ・・・で、それってチャワンムシとか言ってなかったか?
(エリカ)  すごい! そうなんですよ〜 日本ではプリンの事をチャワンム
(ロベリア) お前なぁ・・・それはまるっきり別の料理だぞ?
(エリカ)  あつあつですっごくおいしかったんですよ〜 これぞ東洋の
       神秘ですね! プリンは世界を結ぶんですね。 エリカ大感激です!
(ロベリア) ・・・そりゃよかったな・・・ヒヒヒ
(エリカ)  それで、この感動を皆さんにも味わって欲しいので、今度
       私が皆さんにご馳走してあげますね。
(ロベリア) ちょっと待て! それってお前が作るってことなのか?
(エリカ)  そうですよ。 大神さんにばっちり教えてもらいました。
(ロベリア) かんべんしてくれ・・・あたしゃまだ死にたかないよ。
こんな駄スレをageるな!クソ厨房
129名無しくん、、、好きです。。。:2001/05/29(火) 21:43
○月○日

今日大神さんに教えてもらった日本プリンをシャノワールのみんなにも
ご馳走してあげました。 みんな涙を流して感動してくれました。

ただ、その直後にシャノワールの警報装置が作動して大騒ぎになってしまい
ました。 しばらくしたらエビヤンさんが駆けつけたので、ついでに
私の作った日本式プリンを食べてもらいました。

エビヤンさん感動で涙を流しながら帰って行きました。
良いことをした後は気持ちがいいですね〜
コピペうざい
131名無しくん、、、好きです。。。:2001/05/29(火) 22:02
age
チャワンムシと聞いて、本当に虫をいれてしまうエリカたん...
133名無しくん、、、好きです。。。:2001/05/29(火) 22:07
(エリカ) お久しぶりです、さくらさん。
(さくら) エリカさん、こんばんわ。 大神さんはお元気ですか?
(エリカ) はい、お元気ですよ。 それより日本のプリンって凄いですね〜
(さくら) ?・・・ぷりん、ですか?
(エリカ) 大神さんはチャワンムシーと言ってましたけど。
(さくら) ああ! 茶碗むしですか?
(エリカ) こちらではプリンと言うんですよ。
(さくら) へぇ〜 仏蘭西語で茶碗むしの事をプリンって言うんですか。
      勉強になりますね。
(エリカ) 私も作ってみたんですけど、みんなに大好評でした。
(さくら) エリカさんは料理が得意なんですね。私も食べたいな。
(エリカ) はい、料理は得意ですよ〜 いつかご馳走しますね。
>>133
ヴァカ女が二人(藁
135名無しくん、、、好きです。。。:2001/05/29(火) 22:18
>>130

コピペじゃないYO〜 ちゃんと書いているんだYO〜
ちんこつき花火たんのスレッドがあんな事になっちゃって
僕も少し反省したんでSU。
だから、今度はいきなり削除したりはしないでNE。 おねがi。
なんかまたクソが各スレ荒らしてやがるな...氏ねよ、包茎野郎。
ホモ吉、生きてたのか・・・(藁。
138名無しくん、、、好きです。。。:2001/05/30(水) 19:24
なんだか反応がなくて寂しいYO。 それになんでみんな下げて書くNO?

>>137
だから、僕はホモじゃないっていってるでSYO!! ガオ〜!
>>138
君が書いたの?なかなか面白いよ。
さげて書くのはね、「荒らされたくない」から。
それにこのスレ、需要がないから上げても喜ばれないしね。
140名無しくん、、、好きです。。。:2001/05/30(水) 19:52
○月○日

今日は大神さんと一緒にシャノワールの地下室で射撃訓練をしました。
でも大神さんったら、標的に追いかけられている私のことばかり、狙って
撃ってくるんです。
もう、大神さんたらそんなにアピールしなくたって、私は大神さんのなすがまま
なんですよ。でもそんな大神さんの気持ちに応えなきゃ副隊長の名がすたると
思って、私も実弾で反撃してあげました。
そのとたん大神さんの動きが普段の5倍くらい素早くなりました。さすが
サムライの国の男性は真の力は表に出さないんですね。
すごく格好良かったです。エリカ大神さんにますます惚れ込んじゃいました。

今度は地雷とショットガンを用意するつもりです。
今日はとっても充実した一日でした。
141名無しくん、、、好きです。。。:2001/05/30(水) 20:06
(花火) あら、大神さんじゃないですか。 お顔が真っ青ですけど
     どうかされたのですか?
(大神) や、やぁ花火君。 俺は今日一日でエリカ君に寿命を6が月
     ほど削られてしまってね・・・
(花火) まあ、それは大変でしたね。 随分お疲れのようですし、わたくし
     のお部屋で休んでください。
(大神) ありがとう花火君。 お言葉に甘えるよ。
142名無しくん、、、好きです。。。:2001/05/30(水) 20:17
(大神) ・・・だからといって膝枕までしてくれなくても・・・
(花火) 遠慮なさらないでくださいな。 わたくしは大神さんの
     お役に立てるだけで、幸せなのですから・・・ぽっ
(大神) ・・・なんだか以前にもこういう状況があったような気がするけど
     まあ気のせいかな。
(花火) ゆっくりしていってくださいね♪
ホモ吉必死だな(ワラ
でも君チョーつまらないから、もう来なくていいよ(ワラ
>なんだか反応がなくて寂しいYO。 それになんでみんな下げて書くNO?
>だから、僕はホモじゃないっていってるでSYO!! ガオ〜!

つーかこいつの文体キショイしウザイ。マジ死んでくれ。
あ〜あ、またあのグリSSみたいの再開してくんないかねぇ。
あれは良かったよ、ほんと。
147 :2001/06/02(土) 05:52
 
ホモ吉逝かなくて良し!!
俺は全部読んでるからさっさとSS書け。
出来が良かったら感想書く。
エカテリーナと読んでしまった。
>>149
女帝逝って良し。
151名無しくん、、、好きです。。。:2001/06/03(日) 01:58
エリカの本スレってここでいいんだろ?
152名無しくん、、、好きです。。。:2001/06/03(日) 02:04
なんだい、久々に上がってるから何事かと思って来て見れば...
ホモネタ書かないのなら、ホモ吉のSSもいいと思うよ。
もし、やる気がまだあるのなら続きを書くべし。
7月いっぱいまでこのスレが残ってるといいですね。
155do-demoiikotodaga:2001/06/10(日) 08:26
エリカリーナとエリカーナ、どっちなの?
156名無しくん、、、好きです。。。
>>1 のAA、厨房板で使用している人を見かけたのだが。