1 :
名無しくん、、、好きです。。。:
別スレたてたぞ!これで文句ないだろう!
エロ系文章職人さんいらっしゃ〜い!!
いいから、お前は寝てろ
--------------------おやすみなさい-----------------------
おやすみなさーい。
めんどくさいから誰か削除依頼だしといてー。
どっかの2次創作サイト探せばごろごろころがっとるだろーよ。
別に2chでやらんでもいいだろーに。荒れるだけだぞ。
5 :
名無しくん、、、好きです。。。:2001/04/12(木) 23:38
おはー
>>6 見たけどますますヤメた方が良いと思われ
まどっかのH系創作サイト回った方が良いぞ絶対。
大体コミケでいやんなる位出るだろうサクラ3のエロ同人。
それまでがまんしなちゃい。
ドリルちんちん
ここはまだdat落ちしていないようだな。
これよりこのスレはサクラ3関連スレのSS保管庫とする。
まずは、タイトル通りロベリアスレからコピペといきますか。
75 名前:名無しくん、、、好きです。。。 投稿日:2001/03/28(水) 17:31
先日、巴里の酒場にて。
警察から「泥棒を捕まえたんですが、、、あの、とにかく来ていただけますか?」
ナンダよ、泥棒なんて俺には関係ないのに?と思いながら警察署に行くと、
いましたよ、ロベリアが!
じっとうつむいているロベリアの前には盗んだと思われる絵画が。
「あ、ほんとにいたんだ?」思わず口を出た言葉に気づいたロベリアが私を見るなり、
「ウエーーーン」と泣きながら駆け寄ってきました。そして私に抱き着いて、
5分ぐらい泣いていました。突然の出来事に私はすっかり固まってしまい、
ただロベリアを抱きしめてやるのが精一杯でした。
やがて落ち着きを取り戻したロベリアは、警部さんをきっと睨むと、
「巴里華撃団は治外法権なの!」
と叫ぶと同時にトテテテテ、と逃げていきました。
あっけにとられている警部さんを置いて、私はロベリアを追いかけて叫びました。
「あれやってくれ!」トテテテテキューッと効果音つきで止まったロベリアは、
満面の笑みで一言、
「バカだからか?」
ああこんな幸せな気持ちになったのは初めてです。
121 名前:名無しくん、、、好きです。。。 投稿日:2001/03/30(金) 01:28
コク「ねぇねぇロベリア、お願いがあるんだ」
ロベ「何だよ、言ってみな」
コク「あのね…ママって…呼んでいい?」
ロベ「アタシはまだそんな年じゃないよっ!」
122 名前:名無しくん、、、好きです。。。 投稿日:2001/03/30(金) 01:39
グリ「貴公の眼鏡はなぜ右側が割れておるのだ?」
ロベ「お前のような貴族にはわからないんだよ!」
グリ「何を怒っておるのだ?何か気に触れることでも言ったか?」
ロベ「ちっ…もういい。あっちに行きな!」
233 名前:名無しくん、、、好きです。。。 投稿日:2001/04/02(月) 23:40
ロベリア「んぐっ・・ぐぷっ・・・」
大神「ロベリア・・・すごいテクニックだな・・・」
ロベリア「ノドで締め上げるのさ・・・他のヤツらにはできない芸当だよ・・・」
大神「いいっ!?ノドでやってたのか?」
ロベリア「気持ちイイだろ?隊長・・・」
ドプッ!!ビュクッ!!
ロベリア「ああ〜ん、はやすぎるぅ〜・・・バカだからか?」
大神「もういいだろ?責任は取っただろ?」
ロベリア「まだ終わってないよ・・・次はアタシのアナルで絞ってア・ゲ・ル」295 名前:名無しくん、、、好きです。。。 投稿日:2001/04/03(火) 01:12
295 名前:名無しくん、、、好きです。。。 投稿日:2001/04/03(火) 01:12
>>233 のつづき
ロベリア「んンぅ・・・どうだ?隊長・・・ほらッ」
ギュゥゥゥゥゥッッ!!!
大神「うああッ!絞り具合がすごくイイよロベリア」(萌え顔)
ロベリア「はやく動きなよ!肛門がめくれちまうくらい突きまくっていいんだよ」
ピンピロリロリン♪
ロベリア「そッ・・そうそう・・ンァァッ!ほら・・ムネも・・・」
ロベリア「ハァァァッ!!すごッ!!ほんとにめくれるぅッ!!!」
ピンピロリロリン♪
353 名前:名無しくん、、、好きです。。。投稿日:2001/04/03(火) 03:53
ロベリア「おい!やめろ!髪の毛につくと取れないんだよ!!」
大神「いいじゃねーかよ、どーせ両方白いからわかんねえよ!」
ロベリア「やめ・・うあぁッ!!」
ピンピロリロリン♪
大神「ん〜?嫌がってるハズなのにこの音は何だ?」
ロベリア「そ・・・それは・・・」
大神「お前マゾなんじゃねえか?おい、今度は鼻の穴にブチまけてやるよ」
ロベリア「バッ、バカ!!てめえ・・・」
ロベリア「あがぁぁぁ!!!!!」
ピンピロリロリン♪
男「モギリ、お前だけずるいぞ!オラッ!俺のも咥えろ!!」
ロベリア「ふぐぅぅ!!!むぐげぼっ!!!」
ピンピロリロリロリロリロリーン♪
274 名前:名無しくん、、、好きです。。。投稿日:2001/04/03(火) 00:44
大神「じゃあ・・・いくよ」
ズブブ・・・
ロベリア「く、くぅぅ・・・!」
大神「くっ、さすがにお尻の締まりは凄い・・・!」
ロベリア「あ、ああああ!はっ、入ってるぅ・・・」
グググ・・・
大神「くっ・・・はぁ・・・全部入ったよ。さあガンガン行くからね」
パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン!!!!
ロベリア「ふっ、ふあああああ!凄っ!ヒィィィ・・・・」
−−−−−と一晩中続くのでした−−−−−−−−
290 名前:名無しくん、、、好きです。。。投稿日:2001/04/03(火) 01:04
−−−−一時間後−−−−−−−−
パンパンパンパン!
ロベリア「あっ!ひぃ!ちょ、ちょっともう・・・勘弁してぇ・・・」
大神「バカな事を言うんじゃない。これからじゃないか。ハァハァ!」
パパンパパンパンパン♪ハァ〜パパパパン♪
ロベリア「ああぁ!痛いよ!すり切れるぅ・・・!」
大神「ふっ、ふふふふ・・・!いいぞ!その苦痛にゆがむ横顔が最高だ!」
ロベリア「くぅぅぅ!!!!あああっ、やめろ・・・やめてぇ!!!」
大神「よ、よし、そろそろだ!ラストスパートいくぞ!」
パパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパン!
ロベリア「うあああああああああ!!死ぬぅうう!!」
大神「イクッ・・・!!」
ズボッ!
大神「よし!顔を向けろ!」
グイッ!!
ロベリア「あ・・・あ?」
どっぴゅーーーーーーん♪
ビチャビチャ!
ロベリア「あうっ!き、汚い・・・!」
大神「そら!もっとかけてやる!うっ、ハァ・・・。」
ロベリア「ぐっ、おえぇ・・・」
大神「ふぅ・・・・・。気持ちよかったよ、ロベリア君。明日もよろしく。」
ロベリア「は・・・はいぃ・・・。またかわいがって下さいね・・・。」
294 名前:名無しくん、、、好きです。。。投稿日:2001/04/03(火) 01:09
大神「じゃあ今度は…胸でしてくれるか?」
ロベリア「仕方ねぇな…分かったよ」
ずりゅ、ずりゅっ、ずりゅ
ロベリア「さっき出したのに大層元気だな、こんなに固くして…」
大神「体力には自信があるんだ…。士官学校では随分鍛えたもん…ふぁっ……!?」
ロベリア「はむ……ん…あむぅ…ん………んぅ…」
大神「なんて…くっ、気持ち…イイんだ……ん、も、もう…出る!」
びゅくっ、ドクッ、ドクッ
ロベリア「ん…!…ふぁっ、ああッ…!……またこんなに…熱いのが……顔に…」
309 名前:名無しくん、、、好きです。。。投稿日:2001/04/03(火) 01:34
看守1「ざまぁねぇなぁ、大悪党。捕まっちまうなんてな。」
看守2「クククッ、そんな目で睨んで生意気そうだな。手も足も拘束されてどうにも出来まい。」
ロベリア「…フン、ザコのクセに口だけは達者だな。」
看守2「…ああ?よく舐めた口がきけるな、オイ。…しかしお前結構イイ女じゃねぇか、なあ…」
ロベリア「クズがっ、見るんじゃねぇ」
看守2「オイ、ヤっちまうか?」
看守1「そうだな、身動きもできんだろうしな、フヘヘ…。」
ガチャッ、キィィ…
看守1「さて、どうするよ?」
看守2「脱がすのも面倒だしな、裂いちまおうぜ。オレぁこういうのが好きなんだ。」
看守1「イイ趣味してんな。んじゃ早速やるか。」
ロベリア「やめろ触んなっ」
ビリッビリビリビリッ
……
to be continued
330 名前:309投稿日:2001/04/03(火) 02:11
看守2「ほぉ…なかなかイイピンク色だな、乳首も、下もな。」
ロベリア「この…クソ共が…」
看守1「せいぜい吠えてろ、すぐに喘ぐようにさせてやっからよ、んじゃ俺は下をヤるぞ」
看守2「うし、この肉便器に仕込んでやるか。ちゃんと後で代われよ、俺は乳だ。」
看守1「分かってる。…それでは御開帳といくか。………オイオイ!」
看守2「ん?どうしたんだ」
看守1「ヒャハハッ、コイツもう濡れてンぞ、犯されるって解ったら欲しくなったらしいゼ」
看守2「マジかよっ、コイツぁとんでもねぇ淫乱だな。お前、誰のでも欲しがるんだろ?」
ロベリア「………ケッ…」
看守2「なんにも言い返せないのか、そりゃそうだな、ホントのことだもんなァ?ククッ」
ロベリア「ダベってねぇでサッサと済ませろ。ウゼェんだよてめぇらのツラが!」
看守1「なんだと…?……オイ、望み通りにサッサとやってやんゾ」
看守2「なんだ、前戯無しか。まあイイ。じゃあアレか?」
看守1「ああ、アレでイイだろ。あんま濡れてないからって痛みで叫ぶなよ、肉便器よぉっ」
ロベリア「…………」
……
to be continued
343 名前:309=330投稿日:2001/04/03(火) 02:43
看守1「んじゃ挿くぞ」
看守2「ああ、俺も挿れる」
ズブブブ、ズブブッ…
ロベリア「あっ、クァっ、あガ、はあぁぁあぁあぁッ……!」
看守1「ハァァァッ…イイ締まり具合だな、やっぱ熟れた肉壷はいいゼェ…!」
看守2「んゥ……すげぇ…!やっぱ…ン…ケツの…締まりは並じゃねぇっ……どうだァ…?2本挿しはよぉ…?」
ロベリア「んんンん……ぁぁっ…ウぁァ、ハァァッ………」
看守1「気持ち良過ぎて声も出ねぇってか、ククッ、根っからの淫乱だな、クハハッ…」
ズブッ、ズボボッ、ぬちゅ、ぐちゅくちゅ
看守1「んっ…どんどん熱くなってるな…。汁もハンパじゃねぇし、腰も早廻る一方だなッ」
ロベリア「んん…ハァァっ…ハァハァハァッ…ヒぅっ…い、イぅアァ……!」
看守2「…ん…コイツ、もうイキたそうだゼ、どうするよ?…俺ももう出そうだ…」
看守1「よし、出してやろうゼ。中にたっぷり注いでヤろうじゃねぇかよッ」
ズブブッ、グチュっ、クチュッ、
ロベリア「んァっ、アッ、ハァァッ、アアぁぁアあァぁぁあァァァァアっ!」
看守2「んぅっ…出るぅッ!」
看守1「出すぞ…うゥぅアアぁッ!」
ビュクッ、ドクっどくドクっドクドクドクっ
ロベリア「うあぁっ、ァァアアああぁああアァァァァ、ハァアァアアあああぁァァァァァァぁぁぁぁ…」
……
299 名前:名無しくん、、、好きです。。。投稿日:2001/04/03(火) 01:17
少女は漂流によって両親を失った。長い漂流生活による心労からか、少女の髪は
色素が抜け落ち銀髪へと変わっていた。
数日前は荒れ果てていた海も今はすっかりと凪ぎ、頭上からは太陽が容赦なく日差しを
浴びせ掛けてくる。光は海面を乱反射し、体力の衰えた少女の瞳を灼きつづける。
「――パパ……ママ……。私も……死んじゃうのかな……」
少女の体力は、最早限界寸前であった。いや、既に限界すら越えていたのかもしれない。
海水に浸かったまま1週間。常人ならば、数日前に死を司る天使の抱擁を受けているに違いない。
少女の命を握っているのは、長さ6フィート程の、ちっぽけな木版でしかないのだ。
・
・
・
つづく?
310 名前:299投稿日:2001/04/03(火) 01:36
「目が……痛い」
少女の視力は、急激に衰えつつあった。視界にもやが掛かり、今では10ヤード先も
の風景すら霞んで見える。尤も、少女の視界には静かながらも確実に命を奪いゆく悪魔の
姿しか映ってはいない。死は、緩慢に、そして確実に迫ってくるのだ。
「誰か……誰か助けてよぅ。パパぁ、ママぁ、あたし……死にたくないよぅ」
少女の目から溢れ出た雫が頬を伝い、1滴、2滴と木版に落ちた。頭上では、何時の間に
集まったのか海鳥達が鳴いている。それは、果たして死の歌声だったのだろうか……。
・
・
・
つづく
327 名前:299投稿日:2001/04/03(火) 02:09
・
・
・
「親方ぁーッ! 4マイル程先に海鳥が集まってますぜーーッ!」
見張台から声が飛んだ。出港して4日、凪ぎの所為か水揚げがさっぱりだった
船内に活気が戻る。海鳥が集まるということは、その付近に魚の群れがいると
いうことだからだ。
「ミック! よく見つけたな、お手柄だぞ!」船長のハンスが嬉しそうに言った。
「へへっ! 帰ったら給金あげてもらいますぜ」まるでサルのような身軽さでミックは
見張台から滑り降りる。降りた途端、ハンスの平手が背中を張り上げた。
「バカ野郎! それは釣れてからの話だ。ほれッ、さっさと網の用意をしやがれ!」
ハンスの威勢の良い声が響く。クルー達はその声に応え、甲板上を忙しなく賭けまわる。
『幸福な鬣』号は蒸気エンジンの最大出力に身体を震わせながら、例のポイントへと急ぐ。
(今日はスゲェ獲物が掛かりそうだ)ハンス船長の気分は、妙に高揚していた。その先に
訪れる運命は、まだ彼には見えてはいない。
・
・
・
続けてもいいんですか?
341 名前:299投稿日:2001/04/03(火) 02:32
・
・
・
少女の頭上では、相変わらず海鳥達が喚いている。その鳴き声は、少女にとっては
死神の嘲笑にすら感じられてきた。おそらく彼等は、少女の命が尽きるのを待っているのだ。
その後の自分に訪れるであろう事態を想像し、少女は胃液を吐いた。喉が焼ける様に痛む。
「けふっ、けふっ。……い、痛いよぅ」再び視界が涙で霞む。その時、海鳥の鳴き声に混じって
別の音が聞こえてきた。始めは小さく、しかし徐々にその音は大きくなってくる。
それは、蒸気船のエンジン音であった。残った力を振り絞り、辺りを見まわす。霞む視界の
中、少女は1艘の船が近づいてくるのを見つけると、緊張の糸が切れたのか静かに意識を失っていった。
・
・
・
まだ続けます?(汗
351 名前:299投稿日:2001/04/03(火) 03:21
・
・
・
目を覚ましたとき、少女の瞳に映ったのはランタンで仄かに照らされた低い天井
だった。身体の上には薄汚れた毛布が掛けられており、額には体温で温くなったタオル
が置かれていた。視界をゆっくりと移動させると、部屋の隅の方で見知らぬ男が椅子に
腰を掛けたまま船を漕いでいた。その時、男の頭がガクっと落ちた。
「んがッ! やっべぇ、眠っちまってた」袖口で涎を拭いつつ少女の方へと目を向ける。
「……おっ、親方ぁーーッ! 女の子が起きましたぜーー!!」
男は勢いよく立ち上がると、低い天井に頭を強烈に叩きつけた。あまりの痛そうな様子に
少女は思わず顔をしかめる。そんな少女をよそに、男は頭をさすりながら部屋を飛び出していった。
「……あたし……助かったんだ」ぼんやりと天井を見上げながら呟く。間も無く、1人の男が
部屋の中に入ってきた。手には大振りのカップを持っている。
「お嬢ちゃん、目ぇ醒めたみてぇだな」先ほどの男が出て行くときに蹴倒した椅子を引き摺ると、
男は少女の枕元近くで椅子にどっかと腰を下ろした。
「……おじさん……だぁれ?」か細い声で少女が尋ねると、男は右手に持ったカップを少女に差し出した。
「話ぁあとだ。腹減ってるだろ? ほれ、飲みな」差し出されたカップの中身は、暖かなスープだった。
少女はゆっくりとカップに口を付ける。程よく暖められたスープが口中に広がり、暖かさが喉から胃へと
降りていく。何かを口にするのは何日振りだったろうか。
「あんまり急いで飲むなよ。胃がビックリしちまうからな」男の声に少女はこくりと首を傾けて答えた。
ゆっくりと時間を掛け、少女はスープを飲み終えた。心なしか、手足に力が戻っているような感じがする。
「あの……ありがとう、おじさん」身体が暖まった所為か、少女は頬を淡く紅潮させて言った。
「なぁに、気にするな。たまたま近くを通りすがっただけさね。ま、今はゆっくりと休んでおくんだな。
あと3日もすりゃ港へ戻るから、詳しい話はその時にでも聞かせてくんな」男はそう言うと、さっさと部屋を
出ていった。
これがロベリアとハンス船長の出会いであった。
・
・
・
まだつづくのか?
354 名前:299投稿日:2001/04/03(火) 04:20
・
・
・
3日後、『幸福な鬣』号はハンス船長の言った通り港へと着いた。ハンス船長は
ロベリアを自分の家へ連れて行くと、知り合いの医師を呼んでロベリアを診察させた。
医師が言うには、栄養不足で体力は弱ってはいるが、命に別状はないとの事だった。
ハンス船長が妻のラーラに説明をすると、ラーラは快くロベリアを受け入れてくれた。
暫くの間、ロベリアはハンス家に世話になる事になる。
数日後、ハンス夫婦はロベリアの視力がかなり衰えている事に気が付くと、彼女にメガネを
買うために街へと出掛けることとなった。もちろん、ロベリアも一緒だ。街に行くと、自分も
最近視力が落ちてきていたハンスもメガネを買う事にした。飾りっ気の無い丸メガネ。ハンスが
それを選ぶと、ロベリアは自分もお揃いのメガネが欲しいと言って、子供には大振りの同じ型の
メガネを選び、至極ご機嫌であった。
ハンス夫婦は、ロベリアに対しまるで実の娘のように接してくれた。ロベリアが元気になって
からも、決して自分達から何故漂流していたのか、ワケを聞く事も無かった。両親を失ったが、
ロベリアには新たな家族ができたのである。だが、その幸せも長くは続かなかったのであった。
あれから半年の月日が流れた。ロベリアが港でハンスの船の積荷を降ろすのを手伝っていると、
港を縄張りにしているフェリッツィ一家のチンピラがロベリアに目を付けた。
「よ〜う、ハンス。オメエんとこは何時の間に娘が生まれたんだ?」下卑た笑みを浮かべながら、
チンピラが声を掛ける。
「なんでぇ、フェリッツィ一家のチッタか。別にいいだろうが」横目でちらりと一瞥すると、ハンスは
作業に戻る。そこへロベリアが大きなメガネがずれるのを直しながらハンスの元へと駆け寄ってきた。
「パパぁ、あと片付けるものはないのぉ?」過去にあんな出来事があったにもかかわらず、ロベリアの
表情は生き生きとしていた。ハンス夫婦の愛情の深さが、彼女の心の傷を癒してくれているのであろう。
「へぇ〜〜。近くで見ると、こりゃあ上玉じゃねぇか。年の頃は12、3才ってトコか」チッタが値踏み
するような目付きでロベリアを見る。
「ロベリア、先に家ぇ帰ってな」ハンスの口調が強張り、キッとチッタを睨み付けた。
「う、うん。判った。じゃあ、ママと一緒に晩御飯の仕度しとくね」そう言うと、ロベリアは踵を返して
家路へとついた。
「おいおい、ハンスよぉ、そんな怖い目で見なくてもいいじゃねぇか」薄ら笑いを浮かべながらチッタが言う。
そんなチッタの襟首を掴み、ハンスが言った。
「いいか、あの子ぁな、俺の大事な娘だ。手ぇ出そうとなんざぁ考えるなよ!」ハンスの目には、強固な意志が
映し出されていた。
「わ、わぁったよ。俺ァあの子には手はださねぇ。約束する」先ほどまでの薄ら笑いをすっかりと無くして言うと、
チッタは港を後にした。
(ロベリアか……こいつぁボスの小耳に入れとく必要がありそうだな)帰り道、チッタの顔から薄ら笑いの消える事は無かった。
・
・
・
つづく(いいかげん長いな)
357 名前:299投稿日:2001/04/03(火) 05:13
・
・
・
その夜、ハンス家では1週間振りに3人揃って食卓を囲んでいた。
「ねぇねぇ、パパ。今日のスープはあたしが作ったんだよっ」無邪気に微笑みながら、ロベリアが言うと、
「ほぉ、こりゃあ大したもんだ。チャウダーなんか、何時の間に覚えたんだ?」スープを啜りながらハンス
が答える。するとラーラが、
「4日前から練習していたのよね、ロベリア」と言って、にっこりと微笑みかける。
ロベリアは手をもじもじさせながら、コクンと頷く。頬は赤く染まっていた。
「この子ったら、『パパにあたしが作ったスープを飲ませてあげるんだ』って。私も教え甲斐があったわ」
ラーラのその言葉に、ハンスは頭をボリボリと掻いた。正直言って嬉しかったのだ。
「ありがとな、ロベリア。こんな美味いスープは飲んだ事がねぇ」再びスープを啜る。
「フフフ……。良かった喜んで貰えて」大きなメガネの向こうでロベリアが微笑む。
「あ〜ら。アンタ、私のスープは美味しくなかったんだぁ」少し拗ねた様にラーラが言う。
「いッ、イヤッ、もちろんお前ぇのもうめぇよ」あわててフォロー。
「冗談だよ。私も、こんなに美味しいスープは飲んだ事がないわよ」笑いを堪えながら
ラーラが言った。そんな2人のやり取りを、ロベリアは嬉しそうに眺めていた。
その時、不意に扉を叩く音が響いた。
「ん? 誰でぇ、こんな時間に」扉の方に3人の視線が集まる。「私が出るわ。2人は
食事を続けてて」ラーラが席を立ち扉へと向かう。「どちらさんだい?」扉越しに声を掛ける。
次の瞬間、目を疑いたくなる光景が展開された。
ガガガガガガガガガガガガガガッ!
耳をつんざく連続音が響くと、ラーラの身体が小刻みに弾み辺りに血が飛び散った。
勢いよく扉が蹴破られると同時に、ラーラの身体がゆっくりと崩折れる。
「ま、ママぁーー!」
「ラーラぁーッ!」
2人の叫び声は同時におこった。そして眼前には、既に事切れたラーラの姿と、シカゴ・タイプライター
を構えた黒服の男達の姿があった。
「テメエ等ッ! 一体なんのつもりだッ!」ハンスはそう叫ぶと、暖炉の壁に掛けてある繋留索を切る為の
シー・アックスに手を伸ばす。だがその手は斧に届くことは無く、ハンスの右手はマシンガンの一斉射を受け
肘から先が細かな肉片として飛び散ったのである。
「ぐあぁぁーーーーーーッ!」
「イヤぁーーーーーーっ。パパぁ、パパぁーーッ!」ハンスの元へ駆け寄るロベリア。先ほどまでの
笑顔が、まるで幻のように感じられるほど、彼女の表情は悲壮なものへと変わり果てていた。
・
・
・
すいません。まだ続きますm(__)m
359 名前:299投稿日:2001/04/03(火) 06:31
・
・
・
「ほう。チッタの言った通りだな。まだガキだが、コイツぁ上玉だ」黒服の1人が口を開いた。
「!! て、テメエ等、フェリッツィ一家のモンかッ!!」激痛を堪えつつハンスが黒服達に
歩み寄る。ロベリアは、倒れたラーラの方へ目を向けると、彼女の亡骸にしがみつき、まるで
狂ったように『ママ、ママ』と連呼した。そんなロベリアの元へ、1人の黒服が近づいて行く。
黒服はロベリアの顎を掴むと、グイっと顔を自分の方へ向けさせる。
「い、イヤッ! 放してぇ。返してぇ。ママを返してよぅ……」
「やめろッ! 娘に手ぇ出すんじゃねぇ!!」黒服へ掴みかかろうとするハンスを、別の黒服が
銃床で殴りつけた。その衝撃で、メガネの右レンズにひびが入る。
「か、かはっ」ハンスの口からおびただしい量の血と共に、歯が数本吐き出された。
「おとなしくしてろよ、オッサン」黒服達の後ろから聞き覚えの有る声。チッタだ。
「て、てめぇ……あの子に手は出さねぇって……約束したろうが」
「したなぁ。でも、『俺』は手を出してねぇぜ」ニヤニヤと笑う。
「チ、チッターーーーーーーーーーーッ!!」ハンスの左腕がチッタの喉を握り締める。
普段から重い網を曳いているハンスの握力は、常人には及びもつかないものである。
「っぐ!! が、がげ。ざっざご、ごいづぼごごぜ!(や、やれ。さっさとコイツを殺せ)」
黒服の男がマシンガンを腰だめに構え引き金を引く。おびただしい量の弾丸が、ハンスの
横腹に叩きこまれた。
「!! パ、パパぁーーーーー!!」その時、ロベリアの身体から閃光が放たれた。
「??」事態を掴めぬ黒服達。力を失い、倒れるハンス。ロベリアは、ゆっくりとハンス、いや、
乳の元へと歩み寄った。
「パ、パパ……。大丈夫だよね、死なないよね……」大粒の涙が目からこぼれ落ち、ハンスの頬を
濡らす。2滴、3滴。次々と雫は落ちていく。
「……ああ……だい……じょうぶ……だ」震える左手で、ロベリアの頬を撫でる。
「パパ……。今度は……あたしがパパを助けてあげるね……」頬に当てられた手に手を重ねると、
ロベリアは黒服達を睨み付けた。その瞳は、死線を潜り抜けてきたマフィア達ですら見た事が無い
程の憎悪に支配されていた。
「げぇっほ、げほっ。ガ、ガキが何凄んでうやがる!」チッタがロベリアの頬を叩き、掛けていた
メガネが飛んだ。メガネは壁に当たると、砕け散った。
「……あんたなんか……」小さいが、腹の底から響く声。
「死んじゃえーーーーーーーーーーーーーーー!!」
刹那。チッタの身体は凄まじい炎に包まれ、一瞬で消し炭と化した。その様子を見ていた黒服は、
恐怖に駆られマシンガンを連射する。しかし、弾はロベリアには届かない。
弾は、ロベリアの炎によってことごとく融解させられていたのだ。
「ば、化けも」発した言葉を言い終える間も無く、黒服達は紅蓮の炎によって数本の火柱へと姿を
変えたのであった。
「パパ……悪い奴はやっつけたよ」そう言って、ロベリアはハンスの傍らにしゃがみ込んだ。だが、
ハンスは答えない。優しかったハンス。いたずらをした時には、叱ってくれたハンス。夜中に怖い夢を
見たときには、一緒に寝てくれたラーラ。楽しそうに、料理を教えてくれたラーラ。大切な……両親。
その2人は、最早この世にはいない。実の両親と同じように、ロベリアを置いてこの世を去ってしまったのだ。
「パパ……ママ……あたし、絶対にあいつ等をゆるさないから、絶対に……敵を取るからね」
2人の亡骸に決意を呟くと、ロベリアはハンスのメガネを手に取り、それを自らに掛けた。
(パパ……ずっと一緒だからね)
数ヶ月後、フェリッツィ一家のボス、グルーガン・フェリッツィが焼死体として発見された。
・
・
・
完
おそまつさまでしたm(__)m
329 名前:勝手に発動編投稿日:2001/04/03(火) 02:10
漂流している所を奇跡的に救出されたものの、両親を失ったロベリアは叔父夫婦の家に預けられる事になる。
しかし、そこでは叔母とその子供たちによる陰湿なイジメが待ち受けていた…。
「どうして?どうして私がこんな目に遭わなければいけないの?パパ…ママ…」
毎夜涙で枕を濡らすロベリア。
そんな或る日の夜、既に明かりの消えたロベリアの部屋に、この家で唯一彼女に優しく接してくれている叔父が入ってきた。
「…叔父さま?」
「…やあ、まだ起きていたのかい?ロベリア…」
「どうなさったの?こんな時間に」
その問いに答えず、叔父はゆっくりとロベリアのベッドに近付く。
「…叔父さま…?」
すると突然、叔父がロベリアの体の上に覆いかぶさってきた。
「!?叔父さま!!一体何を?」
叔父の体をはねのけようともがくロベリアの口を、叔父のゴツゴツとした手が乱暴に塞ぐ。
そして、ロベリアが今まで聞いた事のないような冷たい口調でこう言った。
「ロベリア、静かにするんだ」
つづく。
342 名前:勝手に発動編:2投稿日:2001/04/03(火) 02:36
叔父はロベリアの毛布をはぎ取ると、彼女の膝の間に強引に足をねじ込んできた。
「叔父さま!何をするの!イヤッ、やめてぇっ!!」
「静かにしろって言ってるだろ!!」
叔父は、ロベリアの頬を手の甲で力任せに張った。
「あぅっ!!」
そのまま続け様に二発、三発と殴りつけロベリアがぐったりするのを見ると、
「そうそう、そうやっておとなしくしときゃいいんだよ」
と言いながら彼女の服を破り、ベッドの下に投げ捨てた。
まだ膨らみきっていない、幼い乳房があらわになる。
「どうして…?どうしてこんな事するの…?」
痛みと恐怖で身をすくませながら、ロベリアは上言のようにそう繰り返した。
「どうしてだって?飯を食わせるのだって只じゃないんだ。これぐらいの見返りがなきゃ、誰がお前なんかの面倒見るかっていうんだ」
叔父はロベリアの両腕を抑えつけ、息を荒くしながら首筋に舌を這わせる。
「ヒッ!」
ロベリアは、その異様な感覚に本能的な嫌悪感を覚え、小さな悲鳴を上げた。
つづく。
355 名前:勝手に発動編:3投稿日:2001/04/03(火) 04:32
うう、いかん、寝てた寝てた。
なんかもう面倒になってきたな。
つづき。
ロベリアイヤボーン!!
叔父「ぎにゃー!!(燃)」
イヤボーン!!
叔母「ぎにゃー!!(燃)」
イヤボーン!!
子供「ぎにゃー!!(燃)」
叔父宅全焼。
ロベリア行方不明。
これがロベリアのはぢめての霊力の発動でした。
そしてひねくれちゃいました。
以降悪の道へ。
おしまい。
422 名前:ちょっとムゴイかも投稿日:2001/04/04(水) 00:27
最後に残された懲役二年、それをバスティーユの重犯罪者専用棟の中で耐え忍ぶこ
とが、ロベリアにとって大神と再び会う前に必要な体と魂の浄化であった。しかし
。
(まさか、こんなことになるなんて・・・)
そう、それが現実であった。ロベリアは後ろ手に手錠をかけられ、さらには頭上に
銀色に輝く能力拘束具を嵌められたあげく、名も知らぬ大男のアルジェリア人の看
守に犯され、今も体内の奥深くに男を受け入れている。
「なんだ、おい、すっかりおとなしくなっちまったな。さっきまでの強がりはどう
したよ。そらそらそりゃーっ!」
アルジェリア人の割礼済みの巨大なペニスが、まるでロベリアの女の構造を破壊す
るような凄まじさで何度も打ち込まれる。
「ひぁっ、ふ、ぐふっ、うっ」
ロベリアの熱く火照った顔に脂汗の玉がいくつも浮かび、歯を食いしばって耐えて
いても秘孔から全身を駆け巡る感覚に思わずうめき声が漏れる。もちろんロベリア
は処女ではなく、それなりに経験もあったが、植民地紛争で幾度も死地をかいくぐ
り、娼館で鍛えぬかれた荒くれ者の元外人部隊の黒人看守にとって、彼女はあまり
に華奢な獲物であった。
「へへ、壊してやるぜ」
看守は舌なめずりをしながらロベリアの腰を抱えあげ、いよいよ激しく、奥深くま
でペニスを打ち込んでいく。肉と肉のぶつかる湿った音が、肌寒いコンクリートの
独房に響いた。
423 名前:ちょっとムゴイかも投稿日:2001/04/04(水) 00:30
「どうだ。俺様のモノは格別だろう。さあ、そろそろ出してやるぜ。さ
っきお前に飲ませてやった精液を、今度は膣内に注ぎ込んでやる」
射精を宣言する看守のだみ声は、ロベリアの頭の中を覆っていた靄を鋭
く切り裂いて響いた。
「いや、やめてくれ!膣内にだけは出すんじゃねえ!アタシはまだ子供
なんて産みたくないんだよ、お願いだからさっきみたいに顔に―――」
「うるせぇ!」
「いやっ、いやぁ―――っ!」
「うぉおおお―――っ!!!」
必死に逃げようとするロベリアの腰を、彼女のウェストほどもある太い
両腕で抱え込み、しっかりと密着して結合したアルジェリア人は、大声
で叫ぶと同時に溜まりに溜まった精液を一滴も余すことなくロベリアの
子宮に注ぎ込んだ。
「ああ―――あぁ・・・」
ロベリアの翡翠色の瞳が大きく見開かれ、半開きになって泡の混じった
涎を垂れ流していた口からとうとう押し殺した悲鳴が上がった。空しく
宙を掻いていた両手がはたりと落ち、引き締まった彼女の下腹部が痙攣
する。熱い精液が亀頭から勢い良く飛び出し、子宮口に浴びせられる感
触を、ロベリアは嫌というほどはっきりと味わってしまった。
(ああ・・・こんなにもはっきりとわかるなんて・・・あの人以外の子
種が入ってしまった。あっ、まだ―――どんどん注ぎ込まれている―――
ああ、こんな男の子供を私は産むことになるか、こんな仕打ちを受け
て―――)
424 名前:ちょっとムゴイかも投稿日:2001/04/04(水) 00:32
6時間後、最後の5人目の看守にバックから大量に射精され、ようやく解
放されたロベリアは、ふらふらとよろめきながらも冷たい重犯罪者用の
地下独房の床の上に両腕の自由を奪われたまま立ち尽くしていた。いつ
ものコートはずたずたに引き裂かれてはいたが、その目は最後の気力を
振り絞って5人の囚人を睨み付けていた。ロベリアの股間からつーっと
流れ出た一筋の精液が、初冬の朝の冷え込みの中、かすかな湯気をあげ
た。それに気付いた看守達は一斉にゲラゲラと笑った。
「てめぇらのふにゃちんなんかじゃ全然感じなかったよ。てえぇらの相
手にゃポーランドのメス豚がお似合いだぜ。」
ロベリアの食いしばった口から驚くほどの叫び声があがった。最初に彼
女を犯した、あの大男のアルジェリア人の看守が、ペニスをぬぐいなが
らゆっくりとロベリアに近づき、あざ笑った。
「あれだけアヘアヘ泣いた淫乱女がナニほざいてやがる。」
と、いきなり太い拳をその手首までロベリアの筋肉質の下腹部に叩きこ
んだ。流石にすさまじい苦痛に耐えかねて、ゆっくりと膝を折ると、ロ
ベリアはうつぶせになって冷え込んだコンクリートの床に倒れ伏した。
拳がめり込んだ時に腹部を圧迫したためであろう、不恰好に投げ出され
た長い両足の間から看守達の精液が勢い良く迸る。ぴくぴくと下半身を
痙攣させながら、ロベリアはなおも精液を前後の孔から垂れ流し続けた。
「すげぇぜ、世紀の大悪党ロベリア様が精液の大洪水だ。お前ら、一体
何発ぶち込んだんだ?」
愉快そうにエビヤン警部が言うと、看守達は顔を見合わせて笑い合った。
ロベリアの瞳からは、もはや誰にも顧みられることの無い、一筋の涙が
零れ落ちた。
466 名前:422テスト 投稿日:2001/04/04(水) 18:49
1925年の秋、巴里華劇団のウィーンでの特別公演の後に、熱烈なファンレターが、シャノワール支配人宛て、
つまりグラン・マの元へとあるドイツ人青年から届いた。文面には、左に傾いた、やや神経質そうな字体で、
「あなた方の舞台には、人類の可能性と、観客の精神をさらなる高次元へといざなう何かが在ると感じました。
僕は今度選挙に出るつもりなのですが、ぜひ、あなた方に協力をお願いしたい。どんな些細なことでもかまい
ません、最終勝利の暁には御礼は必ず致しますので」
とあった。尊大なその文面に辟易したグラン・マは、封筒に一緒に入っていた怪しげな人類学のパンフレットと
一緒に屑篭へと投げこんでこの一件は忘れることにした。この手のファンレターは月に何万通も来ており、いち
いち対応するのは不可能であるからだった。ちなみに、差出人の名はアドルフ・ヒトラーとあった。
526 名前:名無しくん、、、好きです。。。 投稿日:2001/04/05(木) 01:16
今日は時間がないので全部書くことはできませんが、
こういう感じの出だしで、次の話を書こうと思ってます。
************************************
花の都、芸術の都と言われる巴里にも、冬は訪れる。爽涼たる季節の裏に凍雲立ち
込める冬があるように、画趣溢るる巴里にも俗趣たる一面が存在する。
春をひさぐ事でしか、日々の糧を得る事のできない少女。そんな少女達を食い物にす
る女衒達。僅かなパンを手に入れるために、スリに身を落とす少年。アヘンの密売人。
そして――人の命を奪う事を生業にする者も存在するのだ。
そんな世界に身をやつす、一人の少女がいた。――癖の有る銀髪と、全ての人間を
拒絶するような瞳。そして、もう一つの特徴がある。少女はなぜか、片側のレンズが割
れた丸メガネを掛けていた。
――少女の名は、ロベリア・カルリーニ。両親を失い、マフィアに追われ、生きる為に
罪を重ねる十六歳の少女――
*************************************
ようするに、悪党時代のロベリアの話です。
ただ、あまりも殺伐とした話にはしないつもりです。
いかがでしょう?
とりあえず、今日は明日の仕事に備えてそろそろ寝ます。
542 名前:526 投稿日:2001/04/05(木) 23:05
悪党時代の話を書こうと思いましたが、やっぱりマターリ話に変更します。
543 名前:542 投稿日:2001/04/05(木) 23:43
巴里に夏が来た。日本の夏と比較するとじめじめとしてはいないので、意外に過ごし
やすい。明日はシャノアールの定休日。大神は、営業時間まで外をぶらついていた。
(――しかし、夏が来るとやっぱりアレが恋しくなるな)水路に掛かる橋の上で、大神は
ふと考えた。、
「よお。なに考え込んでいるんだい?」
「ロベリアか。いや、ちょっと日本に居た時の事をね」
「帝撃のコトかい? まったく、いつまで昔の事引き摺ってるんだ。バカだからか?」
呆れたようにロベリアは言った。
「いや、違うよ」軽く笑みを浮かべる大神。
「はぁん? じゃあ、一体何を考えてたんだよ」欄干に寄り掛かりながら、ロベリアは大神
に訊ねた。しかし、大神の返事は返事とは言えないものだった。
「俺はさ、栃木の生まれでね。昔から憧れていたんだよ。だから海軍に入ったときは、それは感動したもんさ」
「はぁん? なに言ってんだお前。暑さでバカになったのか? おかしいのは、その突っ
立った髪の毛だけじゃなかったのかい?」心底バカを見るような目をして、ロベリアは
言う。そして、頭の横で手をクルクルと回す。
「そうだ! ロベリアも明日は休みだろ。一緒に行かないか?」まるで子供のような無邪
気な顔で、大神は言った。
「だーかーらッ! 話が見えないってんだよッ! アンタ、最近エリカの影響でも受けてん
のかいッ?」ロベリアのペースがすっかりと崩れた。エリカ以外の相手にこれだけ崩され
るのは珍しいことだ。すると大神は満面の笑みで、
「海に行こう! 思いっきり泳がないか?」と、あまりにも突然に言い放った。
つづけても良いですか?
550 名前:542@その2 投稿日:2001/04/06(金) 01:18
「海ぃ? おかしくなったかと思ったら、そんなコト考えてたのかい?」
「ああ。俺が育った栃木には海が無くてね。子供の頃は近くの川や池でしか泳ぐ事しか
出来なかったんだよ。だから親戚の子達が海に行った話とか聞くと、憧れたもんさ」遠い
目をして、大神は応える。
「……で? なんでいきなり海なのさ?」メガネに手をあて、ロベリアが訊いた。
「やっぱり、夏と言ったら海水浴だろ? 考えてみたら、今年はまだ一回も泳ぎに行って
ないし」大神がそう言うと、ロベリアは、
「バカか、お前は? 怪人達がいつ出てくるかも判らないってのに、海なんか行く暇が有
るかってんだ」と、一気に早口でまくし立てた。……気持ちは判らないでもない。
「……だよなぁ。やっぱり、海は無理かぁ」ガックリと肩を落とす大神。しかし、頭の中は
既に海で一杯だ。
「ま、諦めるこった。プールとかならまだしも、さすがに海は遠すぎるからな」そう言うと、
ロベリアはくるりと大神に背を向けて、その場を立ち去ろうとした。その時、
「そうかっ!! プールがあったんだ!!」と、大神が声を張り上げた。そんな大神を
見て、近くを歩いていたパリジェンヌが訝しげに通り過ぎていった。
「いきなり何大声張り上げてんだいッ! まったく、恥ずかしいたらありゃしないよ!」
肩を怒らせながら、ロベリアが怒声を上げる。その様子を見て、近くを歩いていたパリ
ジャンが何事かと立ち止まった。
「何見てんだいッ! さっさとあっちへ行きなッ!」やつあたりもいいとこである。怒鳴ら
れたパリジャンは、一目散に走り去っていった。逃げたパリジャンは、途中でシスターと
ぶつかる事になるのだが、それはまた別の話。
橋の上には、再び大神とロベリアの二人だけとなった。
「そんな訳で、明日はプールに行こう」満面の笑みで、大神がロベリアを誘う。
「何が『そんな訳で』だい。あたしゃ行かないよ」さも馬鹿馬鹿しいといった感じで、ロベ
リアはその場を立ち去ろうとする。すると大神が、
「仕方ないな。じゃあ、他の皆に声を掛けてみるよ」と、ボソリと言った。そして大神が
その場を立ち去ろうとすると、いきなり後ろから羽交い締めにされた。
「く、苦しい」
「気が変わった。いいさ、付き合ってやるよ……隊長」
大神の耳元で、ロベリアが淫靡に呟いた。
つづく
560 名前:542 投稿日:2001/04/06(金) 02:06
翌日。大神はいつも朝食を摂っているカフェで、ロベリアを待った。待ち合わせの時
間は十時。待ち合わせ時間から、既に四〇分も過ぎているが、ロベリアは現れない。
「遅いなぁ。ひょっとして、まだ寝てるのかな?」三杯目のコーヒーも、じき無くなろうと
している。四杯目のコーヒーを大神が頼もうとしたとき、またしても後ろから羽交い締
めにされた。
「ロ、ロベリアか?」苦しそうに言うと「どうだい? 女を待っている時間ってのも、なか
なか乙なモンだろ?」との返事が返ってきた。大神の知る限り、こんな事を言う女性は
二人しかいない。グラン・マと、この声の主だけだ。
「やっぱりロベリアか。待ちくたびれたよ」
「もうちょいと気の利いた言葉は言えないのかい? まったく……」呆れるロベリア。
「じゃあ、早速行こうか」大神はそう言ってからカフェの支払いを済ますと、二人は汽車
で二駅先の街に有るプールへと向かった。
「へぇ〜。なかなか大きなプールだな」
確かに、ここのプールは規模が大きい。二五メータープールに高飛び込み用プール。
子供用プールは言うに及ばず、波の出るプールまで設置されている。
大神は取り敢えず準備運動をする事にした。ロベリアは、まだ更衣室から出てこない。
じっくりと準備運動を終えた頃、ようやくロベリアがプールサイドにやってきた。
「ま、待たせたな……」
ロベリアは、黒いワンピースの水着で現れた。サイドの方に、ブルーのラインが入って
おり、背中の方は大きく開いている。尚、競泳用水着ではない。
「やっと来たね。ロベリアも、準備運動しておいた方が良いよ」
「あのなあ……。普通、はじめて水着姿を見たら『似合ってるよ』とかいうもんだろうが。
まったく……バカだからか?」形の良い胸の前で腕を組んだポーズでロベリアが言った。
「あ……ご、ごめん。よく似合ってるよ」
「いやぁん、そんな……恥ずかし〜ぃん。……なんて言うとでも思ったか? 今更遅いん
だよ」とか言いつつ、前半は思いっきり『しな』を作ったりしている。まさに魔性の女だ。
「は、ははは。取り敢えず、ロベリアも準備運動をしなよ。プールと言えども、油断は禁物
だからね」大神がそう言うと、ロベリアは、
「んっ?! あ、ああ……そう、だな」と答えた。なぜか、声がいつもより堅い。
つづく
571 名前:542 投稿日:2001/04/06(金) 03:01
大神に言われ、ロベリアは準備運動をはじめる。じっくりと、入念に準備運動をする
ロベリアを見て、大神はなんとなく違和感を感じていた。
(おかしいな? 普段だったら『バカかお前? あたしゃコクリコみたいなガキじゃないん
だから、そんなもの必要ないよ』とか言ってくると思ったのに)などと思ってはみたものの、
それ以上のことは思い浮かばない。やがて、ロベリアが準備運動を終えた。
「よしッ! じゃあ、軽く競争でもしてみるかい?」軽い冗談のつもりで大神が言うと、ロベ
リアは複雑な面持ちで「ま、待ちなよ。まずは、あっちの方で身体を慣らしとかないかい?」
と言って、とあるプールを指差した。その指先には……。
「い、良いけど、あれって子供用プールだよ」
「わ、判ってるよ! そ、それぐらい!」いつになく狼狽するロベリア。そんな彼女の様子を
見て、大神の脳裏に一つの疑念が浮かんできた。
(――まさかね。いくらなんでも、そんな事は無いだろう)頭の中で自問自答してみたが、
結局、大神はその疑念をロベリアにぶつけてみる事にした。
「あのさ……ちょっと訊きたいんだけど」
「な、なにさ」
「ロベリアって……ひょっとして……」大神がそこまで言いかけたとき……。
「そ、そうだよッ! 悪かったねッ! ……その……カナヅチで……」と、ロベリアの口から
意外な告白が発された。あまりにも恥ずかしかったのか、ロベリアは耳まで真っ赤に紅潮
させている。
「意外だなぁ……。ロベリアがまさかカナヅ(ンーーッ!!)」途中まで言いかけた言葉を、
ロベリアの手が塞ぐ。「しー、しー。そんな大声で言うなっ!」辺りをキョロキョロと見回す。
「ンーーッ! ン、ンーーッ!! ンーーーー!!」大神の顔が、徐々に紫色になっていく。
「あッ! わ、悪い……」苦しそうな大神の様子を見て、ロベリアは慌てて手を放す。
「はぁーー、はぁーー……し、死ぬかと思った」大きく息をする大神。
「あ、アンタが悪いんだからね……。あんな大声で言おうとするから……」手を胸の前で
もじもじとさせながら、ロベリアが言った。懲役千年の大悪党にも、なかなか可愛い所が
あったものである。
「ゴメン……。今のは確かに俺が悪かったよ」神妙な面持ちで大神が言うと、ロベリアが
口を開いた。
「わ、判ったのなら良いさ。許してやるよ……。そ、その代わり……」
つづく
572 名前:542 投稿日:2001/04/06(金) 03:44
「じゃあ、水面に顔を浸けて」
「わ、判った……」
チャプ……ジャパッ!
「おいおい。そんなに早く顔を出したらダメだって」
「判ってるけど……こ、怖いんだよ」
ロベリアが出した条件。それは『泳げるようになるまでコーチをしろ』というものだった。
しかし、特訓をはじめてから一時間半が経過していたが、いまだにロベリアは水面に顔を
浸けるのがやっとという有様であった。
「うーん、そんなに水を怖がっていたらダメだよ。まずは、水に慣れないと……」
「わ、判ってるって! でも……やっぱり怖いんだよ」力無く俯くロベリア。そんなロベリアを
見て大神は、
「よしっ! 一旦休憩しようか。水の中に浸かりっぱなしじゃ、身体も冷えすぎるからね」と
言ってプールから揚がり、ロベリアと一緒にプールサイドのカフェに向かった。
カフェに着くと大神は、ホットレモネードを二つ注文した。まずは冷えた身体を温めようと
思ったからだ。ロベリアを見ると、長い間水に浸かっていたためか、唇が紫色になっている。
「さあ、これを飲んで温まろう。泳げるようになりたいってのは判るけど、ちょっと無理をし過
ぎだよ」心配そうに大神が言う。
「……悪いね、隊長。……自分でも、こんなに水を怖がってるなんて、思いもしなかったよ」
ロベリアは俯いたまま顔を上げようとしない。寒さからか、それとも悔しさからなのか、ロベ
リアの身体は小刻みに震えていた。
「ロベリア……。一体何があったのかは判らないけど、君の水に対する恐怖心は相当な物
だよ。泳げないのなら、泳げなくてもいいじゃないか」そう大神が言うと、
「そいつは泳げるやつの言う台詞だよっ! アタシはねっ、もうあんな思いはしたくないんだ!」
テーブルを両手で叩き、きわめて強い口調でロベリアが言い放った。
(あんな思い?)大神は、ロベリアの言ったその部分が妙に気に掛かった。
「わ、悪い。……ちょっとイラついてるみたいだ……」
「なあ、ロベリア。聞いてくれるかい?」大神は、真剣な表情でロベリアに語りかけた。
つづく
574 名前:542 投稿日:2001/04/06(金) 04:45
「……なんだい?」少し間を置いて、ロベリアが答える。
「もし君が溺れたとしても、俺が必ず助けてやる。だから、俺を信じて思いきって水に飛び
込むんだ!」
「な、なんだって?! そんなことやって、もしホントに溺れたらどうするのさ?!」
「大丈夫だ! さっき、泳ぎ方はしっかりと教えたろ? それを水の中でやればいいだけだ!
もう一度言う、溺れても、絶対に俺が君を助ける!」そう言った大神の目は本気だった。
「……まったく。相変わらずだね。……一体どこからそんな自信がでてくるんだか」そうは
言ったものの、ロベリアの表情は先程とはうってかわって、いつものロベリアの顔に戻って
いる。
「じゃあ、次はぶっつけ本番でいくからな! ロベリアは、俺を信じてくれれば良い!」
「……判ったよ。まったく、隊員を危険な目にわざわざ遭わせるなんて、とんでもない隊長
だよ」そんなことを言いつつ、ロベリアの顔には笑みが浮かんでいる。
「そうかい? でも、これは君の好きなギャンブルだよ。君は自分が泳げる事に賭ける。
俺は君を必ず助ける事に賭けるのさ。君が勝ったら、今度の休みは一日中ロベリアの言う
事を聞いてあげるよ」
「フッ、ギャンブルって言われたら降りるわけにはいかないね。やってやろうじゃないか!」
「よーし! そこからこっちまで、思いきって泳いでみるんだ!」大神は、二五メータープール
の反対側に立っている。プールの深さは二メートル……ロベリアにとっては、まさに命懸け
の賭けだ。
「判ったよ。必ず泳ぎきってやるから、首洗って待ってな!!」威勢よくロベリアが答える。
「はじめるぞー! ……よーい……スタート!!」
大神の号令で、ロベリアはプールに飛び込んだ。無我夢中で、言われた通りに手足を
動かす。
(泳げる!! 大丈夫だ!!)水に対する恐怖心も、今は感じない。
(隊長……この賭けは頂いたよ)ロベリアは、勝利を確信した。
そんなロベリアを見て大神は、彼女を信じて良かったと、心底思った。賭けの事なんか、
今はどうでも良かった。
ロベリアは、既にプールの真中の地点に差し掛かっている。しかし、その付近から明らか
に様子がおかしくなっている。一体、彼女に何が起こったのか?
(い、息が苦しくなってきやがった。くそ! もう少しだってのに……)
その様子を見て、大神は気付いた。ロベリアは、息継ぎをしていないのだ。
「まずいッ! ロベリアッ!!」大神は、急いでプールに飛び込んだ。
つづく
次で終わらせます。
575 名前:542 投稿日:2001/04/06(金) 05:24
(た、隊長?!)酸欠で薄れる意識の中、ロベリアは大神が飛び込んできた事に気付いた。
(……チッ、どうやら賭けはアタシの負け……か)そう思ったら、急に身体中の力が抜けて
くるのを、ロベリアは感じた。だが次の瞬間、ロベリアの意識が引き戻される事が起こった。
「クッ、あ、脚が!!」大神は、脚が攣ったのか右足を抱えたまま水中へ沈んでいく。
(隊長! バカか、自分が溺れてどうするんだい!)ロベリアは力を振り絞り、一旦水面から
顔を出すと、一気に肺に空気を満たした。そして、急いで大神の元へ向かう。
(隊長! 死ぬな! 死ぬんじゃないよ!!)
ロベリアは、必死で手足を動かした。もう少し、もう少しで大神の元へと辿り着く。
あと少し手を伸ばせば届くところまで来たとき、突然大神の手が彼女の身体を掴んだ。
(え? な、なんだってんだい?)状況が掴めない彼女を掴んだまま、大神は水面へと浮上
していった。
ザバァッ!!
「ぷはっ。はぁー、はぁー。……い、一体何が?」呆気に取られるロベリア。
そんなロベリアを抱きかかえたまま、大神が言った。
「やったな、ロベリア! ちゃんと泳げたじゃないか」
「……」ロベリア無言。
「上手くいってホントに良かったよ。悪いとは思ったんだけど……」
「……おい」ロベリアの頬が引きつる。声には、思いきりドスが効いていた。
「は、はい……」
「ひょっとして……さっき溺れてたのは……芝居か?」声に含まれる怒気が、徐々に
高まっているのが、誰の目から見ても明らかであった。
「いや、その……海軍の兵学校時代に、泳げないヤツが居たときに、皆でこうやって
泳げるようにさせてたんだ……よ」大神の顔から、血の気が一気に引いていく。
「テッメェーーーーーーーーッ!!」あまりの怒りに、ロベリアは霊力を無意識に放出
した。それによって、プールの水温が、一気に二〇度近く上昇した。
「うわっ! ご、ごめんなさーーい!!」脱兎のごとき勢いで大神が逃げる。
「許すかー―――――――ッ!!」
・
・
・
次の休日、大神はロベリアの財布としてカジノへと拉致された。
――大神一郎……借金総額:三六万二千フラン
(合掌)
おわり
って、こんなオチかい
528 名前:名無しくん、、、好きです。。。 投稿日:2001/04/05(木) 01:51
大神「なんですか?」
米田「これが何だか分かるか?」
大神「ようかん・・・じゃないですよね」
米田「ニトログリセリン平たく言うならバクヤクだ」
米田「ここ数日中にここ日本、いや銀座にドエライ連中が上陸する」
大神「ニトロとは無関係ですね」
529 名前:フランス・ロベリア 投稿日:2001/04/05(木) 02:01
看守「いいですか?彼女には決して近づかないこと。
会話はすべてこちらからの質問に終始すること。ロベリアからの挑発は黙殺です」
看守「この階段の下です」
カウンセラー「・・・いない・・・」
看守「なッ・・・なんだってェェェェェェッ!!!」
ボッ!!!ゴワァァァァ!!!
カウンセラー焼死
看守「ロベーリアッ!!ロベーリアッ!!」
ロベリア「看守ども!!世話になったな!!アタシはたった今から東京へむかう!!」
ロベリア「アタシはね!!逢いたいのだよッッ!!!」
看守「バカな・・・改心したんじゃなかったのかッ!!!」
541 名前:名無しくん、、、好きです。。。 投稿日:2001/04/05(木) 22:34
公園でいちゃつく大神とさくら。
それを見て思わず姿を現したロベリア
ロベリア「巴里でアタシの心を盗んだくせに・・・」
鎖を手に巻いて大神を殴ろうとしたその時、ロベリアは何物かに連れ去られた。
ロベリア「アンタだったかい・・・」
ロベリア「なんかウレシイね。アンタ得意だろこういうの」
ロベリア「およそ教育と呼べる物は何一つ受けてねェがこういうことはワカるンだな」
ロベリア「あのメンバーの中ではアンタがイチバンこっち側だ」
カンナ「・・・・・」
服を脱ぐカンナ
ロベリア「ビューティフル・・・」
カンナ「チェストー!!!」
ロベリアに上段蹴りがヒット ロベリア「クッ!なめんじゃないよ!!」
ロベリア得意の火炎攻撃
織姫「マ・ワ・シ・ウ・ケ・・・見事で〜す」
ロベリア「アンタだれ?」
カンナ「あらゆる受け技の要素が含まれるてェ廻し受け。受け技の最高峰だ」
カンナ「矢でも鉄砲でも火炎放射でも持ってこいやァ・・・」
748 名前:名無しくん、、、好きです。。。 投稿日:2001/04/13(金) 23:59
ロベ「おっはよう、おっはようボンジュ〜ル
おっはよう、おっはようボンジュ〜ル
た・い・ちょう(はあと)た・い・ちょう(はあと)
早く起きてぇん(はあと)ボンジュ〜ル」
大神「……(呆気)」
ロベ「恥ずかしいんだから止めろよ! バカだからか?」
大神「いや、意外に萌えたもんで」
759 名前:名無しくん、、、好きです。。。 投稿日:2001/04/14(土) 00:15
>748
つーことは、前の晩は大神のシャツ一枚のロベリアが・・・・
ううううううう・・・・・
763 名前:名無しくん、、、好きです。。。 投稿日:2001/04/14(土) 00:36
>>759 ロベ「悪いね、隊長。シャツ借りるよ」
大神「あ、ああ」
ロベ「それにしてもちっこいシャツだねぇ……」
大神「ロベリア! 下、下!!」
ロベ「はあん? なに赤くなってんのさ?」(にやり)
756 名前:名無しくん、、、好きです。。。 投稿日:2001/04/14(土) 00:10
エリカ「ロベリアさ〜ん。ほらほら、あんなところにボールが浮いてますよ〜。
一緒にあれで遊びましょ〜〜」
ロベ「やめ! アタシは泳……」
(ずるずる)
エリカ「うわぁっ!! ふ、深いです〜〜。助けて〜〜、ロベリアさ〜〜ん」
ロベ「ばっ、ばっ、ばっ……っかやろ……こっちも……お、およ……」
LIPS
エリカを助ける!
ロベリアを助ける!
762 名前:名無しくん、、、好きです。。。 投稿日:2001/04/14(土) 00:20
時間切れ
グリシーヌ「エリカ! 待っていろ、今行く!」
花火「……ああ。どうしましょう。いったい、どちらを助ければ良いのか」(オロオロ)
コクリコ「ロベリア! これにつかまって!」(どこからともなく浮き輪をだす)
・
・
・
グリシーヌ「貴公は何をしていたのだ!? まったく、助かったから良かったものの」(好感度↓↓)
エリカ「うえ〜〜ん。大神さんが見捨てた〜〜〜」(好感度↓)
花火「大神さん……泳げなかったんですか……?」
866 名前:名無しくん、、、好きです。。。 投稿日:2001/04/19(木) 22:22
大神「ロベリア・・・ハァハァ・・・」
大神は毎朝「サフィールさんのブロマイド」にぶっかける。
大神「ハァハァ・・・このポーズ、絶対狙ってるよなぁ・・・」
いつもぶっかけるので、毎日ブロマイドを買いなおすことになる。
〜そのころ売店では〜
シー「ホントですよぅ。大神さんは毎日サフィールさんのブロマイド
買って行くんですよぅ」
ロベリア「へぇ〜でも変だな・・・ブロマイドは1種類1枚しか買えないハズ」
シー(口に指をあててる)「そうなんですよねぇ。次の日は持ってないんですよぉ」
シー「捨てちゃってるのかなぁ。でもなんで毎日毎日・・・あーもう!」
ロベリア「まぁ、ちょっと隊長に聞いてみるさ」
シャワールから大神のアパートに向かうロベリア
ロベリアには分かっていた。なぜ大神が毎日ブロマイドを買って行くのかを。
そうとは知らずに絶頂を迎えつつある大神。
次回!
13日連続ぶっかけを達成せんとするイチローにロベリアが・・・
870 名前:名無しくん、、、好きです。。。 投稿日:2001/04/19(木) 23:01
〜ロベリア、アパートに到着〜
ロベリア「どうやって部屋まで行こうかなぁ・・・ん?」
大神の部屋を見上げるロベリアの顔に白い液体が降ってきた。
ロベリア「あったかい・・・まさかこれはハトのフン?いや、この匂い・・・」
〜大神の部屋〜
大神「今日は結構飛んだな〜よ〜し、これで13日連続ぶっかけ達成だ!ん?」
ドガァッ!!!いきなりドアが蹴破られた!!
ロベリア「隊長ッ!!!」
大神「いいっ!!ロベリア!!どうしたんだいきなり・・・」
ロベリアは目を疑った。大神は確かに窓際に腰掛けてはいるものの、
ズボンもちゃんとはいているし、いたって落ち着いている。
ロベリア「ハァハァ(なにぃーっ・・・アタシの見当違いか?)」
大神「(あぶなかったな・・・ロベリア・・足音が大きすぎたようだね
でもなぜここに駆け込んできたんだ?ん?何か白いのがついてるぞ)」
ロベリア「やられたぜちくしょう!ハトフンくらったよ!ちり紙くれ!」
大神「それは災難だね・・・(いいっ!!あれは精液じゃないか!!)
(でも、鳩の糞だと勘違いしてるようだ。よかったばれていない)」
ロベリア「隊長・・・この屑篭のちり紙の量・・・多すぎないか?」
大神「ギクゥ!!!いやぁ・・そのなんだ・・・ロベリア、分かるだろ?」
ロベリア「ああわかってるよ・・・隊長だって※自涜ぐらいはするよな」
ロベリア「おまけにアタシのブロマイドに射精してるのも
さっきアタシの顔にかかったのは精液だってこともわかってるよ隊長」
大神「いいいいっ!!!!ど、ど、どうしてそれを??」
ロベリア「バレバレなんだよ隊長・・・毎日ブロマイド買いに行くんだろ?
シーは気付かなかったみたいだけどね・・・」
ロベリア「証拠はここにたくさんある・・・」
屑篭にはちり紙とべとべとになったブロマイドが大量に捨ててあった。
大神は「おはボン」を聴いている時よりも複雑な表情になった。
ロベリア「ありがと隊長・・・こんなにヌいてくれてうれしいよ。
今度はアタシに生でぶっかけてイイよ」
大神「あ・・ロ・・ロベリア・・・」
次回未定 ※自涜(じとく) 手などにより自分で性的快感を得る行為
42 :
名無しくん、、、好きです。。。:2001/04/24(火) 18:09
ロベネタ以外のも移しておこう(コピペだけど
先日、巴里の公園にて。
警察から「不審な人物を捕まえたんですが、、、あの、とにかく来ていただけますか?」
ナンダよ、不審な人物なんて俺には関係ないのに?と思いながら警察署に行くと、
いましたよ、エリカが!
じっとうつむいているエリカの前には所持していたと思われるマシンガンが。
「あ、ほんとにいたんだ?」思わず口を出た言葉に気づいたエリカが私を見るなり、
「ウエーーーン」と泣きながら駆け寄ってきました。そして私に抱き着いて、
5分ぐらい泣いていました。突然の出来事に私はすっかり固まってしまい、
ただエリカを抱きしめてやるのが精一杯でした。
やがて落ち着きを取り戻したエリカは、警部さんをきっと睨むと、
「シスターは治外法権なの!」
と叫ぶと同時にトテテテテ、と逃げていきました。
あっけにとられている警部さんを置いて、私はエリカを追いかけて叫びました。
「あれやってくれ!」トテテテテキューッと効果音つきで止まったエリカは、
満面の笑みで一言、
「おっはようおっはようボンジュ〜ル♪」
ああこんな幸せな気持ちになったのは初めてです。
大神「エリカくん、好きだよ…」
エリカ「大神さん…」
キスをし、舌がねちょねちょ絡み合う。
エリカの服を脱がせた大神は、エリカが
実は貧乳だったことに気付く。
エリカ「いや、見ないで。恥ずかしい…」
大神「小さい胸もかわいいよ、エリカくん…」
大神は右から左へとエリカの胸を愛撫する。
「あ、くすぐった〜い!大神さんのイジワル〜」
大神「いい天気だね。こんな日にエリカくんを抱けるなんて幸せだよ」
エリカ「エリカ、大感激です〜!」
大神「ははは。それじゃ続きをいこうか…」
パンティを脱がした大神は、エリカがパイパンであることに気付く。
大神「エ、エリカくん、君って陰毛がないのか!!」
エリカ「もう大神さんのいじわる〜。でも、やさしく嘗めてくださいね」
大神はエリカのクリをなめ回す。
くすぐりに弱いエリカもさすがに感じてきてしまった。
エリカ「大神さん、そこ気持ちいい…そう、あ、あん!」
エリカ「今度はエリカの番ですね!」
エリカは筋だった大神のモノを握ってみた。
エリカ「大神さんの、大きいですね!」
大神「あっ、エリカくん、そんなに握っちゃ、あ…」
不覚にも大神は白濁液を放出してしまった。
エリカ「大神さんって、もしかして初めて?」
大神「いや、実は帝都のほうでさくらくんと…」
エリカ「なんですってえ!!エリカ、怒っちゃいました!!」
大神「はは…すまない許してくれ」
エリカ「エリカ、こんな屈辱を受けるの初めてです!
もう大神さんなんて知らない!」
神「じゃあ、どうすれば許してくれるの?」
エリカ「えっとぉ、それじゃ大神さん、目を閉じてくれますか?」
大神「え?こ、こうかい?」
エリカ「うふふふふ」
エリカが取り出したのはアナルパールだった。
それを大神の肛門に突き刺す。
大神「痛ててててて!!い、一体何をするんだエリカくん!」
エリカ「天罰です!神は泣いておられますよ」
大神「泣きたいのは俺のほうだよ、トホホ…」
アナル責めが済んだあと、エリカは機嫌を取り戻した。
エリカ「大神さん、それじゃそろそろいきますね!」
エリカは下になっている大神の上にまたがり、
モノを膣に挿入した。
エリカ「エリカ、エンジン全開です!!」
「は〜い、次は人気ナンバー1の売れっ子、エリカさんのオナニーショーで〜す」
ヒューヒュー、パチパチパチパチ・・・
舞台が暗くなり、スポットライトがエリカの痴態を照らした
「皆さん始めまして、私、エリカといいます。
こんな格好で失礼します・・・」
エリカは、ストッキングとハイヒール、それとわずかなアクセサリー以外は
何も身に付けていなかった。
エリカが身を揺らすたびに、Dカップはあろうかと思われる剥き出しの巨乳がプルプルと震える。
「あっ・・・んっ・・・!」
エリカは左手で乳首をまさぐり、右手はマンコにあてがった。
クリトリスの皮を剥き、陰核を冷たい外気に当てると、エリカは全身に電流が流れたようにビクッと震える。
「今日は皆さんに私のオナニーを見せてしまいます・・・」
顔を紅潮させながらナレーションを入れる。
「こんな事、とっても恥ずかしいのに・・・。でも、皆さんに見られてると思うと・・・
はぁぁぁああああああああああああああっっっ!!!」
エリカは、濡れ濡れでテラテラに光リ、パックリと開いたマンコに指を3本も入れて、
無我夢中でかき回し始めた。
クチャッ、グチョッ、といった卑猥な音が舞台中に響き渡る。
もう片方の手の中指はピンク色のアヌスに突っ込み、クニクニと腸壁を刺激する。
「いいっ! 気持ちいいッ! エリカ、オナニー大好きです!
みんな、私の恥ずかしい姿をもっと見て!
私のいやらしいオナニーを見ながらあなたもオナニーしてみて!
エリカ、もうイッちゃううううううううゥゥゥゥゥ!!!!!!」
19 名前:名無しくん、、、好きです。。。 投稿日:2001/04/25(水) 00:52
コ「ねぇ、イチローはどうなの? 誰が一番大切?」
大「俺は……みんなが大切だよ。誰が一番だなんて決められないよ」
ロ「は……優等生だねぇ。そんな嘘言われたって、誰も嬉しかないよ」
大「ロベリア、俺は嘘なんか……」
ロ「アンタの一番大切な人はこのアタシ……な……そうだろ? 隊長……」
大「いいっ!? いや、それはそ……じゃなくてロ、ロベリア! やめろよ、こんなところで!」
ロ「恥ずかしがらなくてもいいのにぃ……」
コ「イ、イチローとロベリアって、そ、そんな仲良かったんだ……(赤面)」
(ロベEDの大神に抱きつくロベ絵の再現シーン)
グ「ロベリア……隊長に何をするのだ! 破廉恥極まりないぞ!」
大「と、とにかく下りてくれ、ロベリア」
ロ「ふっ……どっかの頭の堅い貴族のお嬢ちゃんに
アタシたちの仲の良さを見せつけてあげるよ……」
大「ロ、ロベリ……んぐっ!?」
グ「な…………!?」
---- キス中につきしばらくお待ちください -----
大「ぶはぁ! はぁはぁ……」
ロ「ククク……どうだい?アタシのキスは……?」
エ「わぁ、ロベリアさんと大神さん、よく息が続きますねぇ。
あ、ひょっとして我慢大会ですか?」
コ「エ、エリカ……この状況でどこをどうみたらそうなるんだよ……」
花「まぁ、すごいキス…………ふぅ(気絶)」
グ「ひ、昼間から……それも下品なキスを強要し、あまつさえ大衆の面前で行うとは!
ロベリア、そこへなおれ! 成敗してくれる!」
ロ「強要? なーに言ってんだ。これは合意の上でのキスだよ。
ま、お子様たちにはちょっと刺激が強かったかもしれないけどねぇ……」
グ「あれを強要と言わずしてなんとする! 隊長、貴公からもなんとか言わぬか!」
大「え……あぁ、えぇと……」
ロ「……ほぅら、隊長も『ロベリアの言うとおりだ』って言ってるじゃないか」
グ「言ってないではないかっ!」
ロ「アンタ随分つっかかるねぇ……。ん? もしかして妬いてるのか?」
グ「なっ……こ、この私が、嫉妬だと!?」
ロ「図星か? アハハ、こりゃ面白い!
いいよ、アタシから隊長を奪えるもんならやってみな……
もっとも、隊長はアタシに惚れてるからねぇ……フフフ、難しいと思うぜ」
グ「言わせておけば……この屈辱、晴らさねば我慢がならぬ!
ロベリア、決闘だ!!」
ロ「はん、決闘……ま、いいよ。そのほうがわかりやすい。
アンタとアタシ……隊長を賭けて、決闘だ!」
(あわわ……お、俺は一体どうすれば……)
シャノワールの賑やかな夜も終わり、巴里花組のメンバー達は楽屋で
一息ついていた。
「やれやれ、やっと終わったねぇ。アタシゃ部屋で酒でも呑んで寝るとす
るか」サフィール時の衣装を脱ぎ捨て、ロベリアは汗を拭いながら言う。
「もぉー、ロベリア毎晩呑み過ぎだよ。少しは呑む時間を練習に回しなよ。
今日だって、途中からアドリブばっかりだったし」シャワーから帰ってきた
コクリコが、濡れた髪をタオルで拭きながら言った。すると、既に着替えを
終えたグリシーヌが話しに加わってきた。
「全く、コクリコの言う通りだな。そなたの踊りには、相変わらず気品という
物がない。少しは花火の踊りでも参考にしたらどうだ?」
「あ、あの……グリシーヌ。私のを参考にするなんて……ぽっ」
ピリピリとした空気が楽屋内にたちこめる。居心地が悪くなったのか、他
の踊り子達はそそくさと楽屋から出ていった。空気が更に帯電する。
「カッシャカッシャ卵を掻き混ぜて〜、バニラビーンズ一つまみ〜♪」
緊張感の欠片もない歌声と共に、エリカが入ってきた。
「エ、エリカ。その歌はなんだ?」こめかみに指を当て、グリシーヌが訊く。
「プリンの歌です〜。最近作り方を覚えたんですよ〜。グリシーヌさんも一
緒に歌います?」先程までの雰囲気を無かったものにしてしまう、呑気な
返事。有る意味、これがエリカの才能であり、存在意義なのかもしれない。
「遠慮しておく……」こめかみから眉間へ指を移し、グリシーヌはエリカの
申し出を辞退した。
「はあ、付き合っちゃいられないねぇ。アタシゃさっさと寝させてもらうよ」ロ
ベリアがそう言って楽屋を退出しようとしたとき、楽屋のドアが開いた。
「皆さーん、お疲れ様でしたー。迫水大使からぁ、ケーキの差し入れですぅ」
「お茶の用意も出来ていますよ」声と同時にメルとシーが楽屋に入ってきた。
「わーい、ケーキケーキ〜。イチゴのあります〜?」
「エリカったら、はしゃぎ過ぎだよ」笑いを堪えつつコクリコが言う。
「まあ、そこがエリカらしい所ではあるがな」つられてグリシーヌの顔にも笑
みが浮かぶ。そんな中、一人神妙な顔をしている人物がいる。
「どうしたの? 花火。なんか考え込んだような顔しちゃって」
「……いえ、その……こんな時間に甘い物を食べたら、その……」
「あぁん? ハッキリしない奴だねぇ。要は『太る』って言いたいのかい?」
ザッハトルテを手掴みで食べながらロベリアが言った。何時の間に取ったの
であろうか?
「え? まあ……その……ぽっ」
「花火、案ずるな。この程度で我々が太ったりするものか。常日頃我々は厳
しい訓練を継続しているのだからな。まあ、そこの手癖の悪い輩は別かもし
れんが」グリシーヌはそう言うと、ロベリアを一瞥する。
「御生憎だねぇ。アタシよりも貧相な身体のお嬢ちゃんに、心配されるいわれ
はないよ」そう言って『情熱ポーズ』を決めるロベリア。今回のポーズは、椅子
に腰掛け、脚を組み、右手を左脇に添え、左手で持った眼鏡のつるを口で軽
く咥えている。目線は左斜め45度だ。
「相変わらず……全然別人になるよね」半ば呆れ顔でコクリコが呟く。
「簡単に言うと、まるっきり違う人になってるってコトですね」
「簡単になっていませんよぉ〜」すかさずシーが突っ込む。
「あの……なんだか険悪な雰囲気が……」オロオロする花火。無理も無い。
先程からロベリアとグリシーヌの背後には、『雄々しきグリフォン』と『妖艶たる
ラーミア』が対峙する書割が展開されているからだ。誰が置いたのか、至極
謎なのだが、ここは敢えて気にしないでいただきたい。
「貴様ッ! 相変わらずの下品な仕草とその言動! 最早許さぬ!」グリシー
ヌはそう言い放つと、何所からとも無くハルバードを取り出し、ロベリアの眼前
に突き付けた。
「やれやれ、図星を突かれたらすぐそれかい? そんなんだから、隊長に相手
して貰えないんだよ。まったく、処女はこれだから面倒だよねぇ」顔色一つ変え
ずにロベリアが言う。いや、変わっている所があった。口元には笑みが浮かん
でいたのだ。その笑みは『優越感』を象徴しているものであろうか?
「!! なっ、何を破廉恥なっ! それに、隊長は関係ないだろう!」顔を真っ赤
にしてグリシーヌが声を張り上げる。その紅潮の原因は、怒りからか羞恥からか。
「ねえねえ、エリカ。『ショジョ』ってなあに?」
「え〜と。マリア様のことですよ。ねえ、花火さん?」
「……その……ちょっと違うような……ぽっ」
「コクリコちゃんもぉ〜、チョット大人に成れば分かるからねぇ〜」
「なんだか、こちら側だけ空気が違いますね」
一方、その頃大神は……。
「だからね、ムッシュ。イイ男ってのは、外見や権力で決まるんじゃ無いってコトさ」
「は、はあ」
「前にも言ったと思うけど、私はね、アンタにゃ紳士になって欲しいんだよ。上辺だ
けじゃない、本物の紳士にね……」
どうやらグラン・マに捕まっているらしい。では、カメラを楽屋へ戻すとしよう。
「あはん。アンタ、隊長の身体見たことあるかい? 引き締まってて、思い出すだけ
でもゾクゾクしちゃうねぇ」頬を軽く染めるロベリア。
「きょ、虚言を申すな! 貴様が一体、どこで隊長の身体を見るというのだっ?!」
どうやらこちらもまだ続いているらしい。先程の様子から見ると、相変わらずロベリ
アが優勢のようだ。
「ふふふっ。野暮だねぇ。女が男の身体を見る所なんて……決まってるだろ?」ロベ
リアは、妖艶な笑みを浮かべた。
「……殿方の身体を……見る所というと……ぽっ」
「ボク、サーカスで良く見るよ。空中ブランコの芸人さん達とかスゴイ筋肉してるんだ」
「へぇ〜。あ、そうだ! 今度私にも人間大砲やらせてくださいよ〜」
「エリカさんズル〜イ。この間だってぇ『切断マジック』やってもらったじゃないですかぁ」
「……あの、止めなくていいんですか?」
気が付くと、どうやらお茶も、すっかりと冷めてしまっているようである。反面、ロベリ
アとグリシーヌの女の戦いは、更に熱を高めているようであった。
「本当の紳士か……。そんなものに、俺がなれるのかな?」
ようやくグラン・マから開放された大神は、ふとそんな事を呟いていた。何気に時計を
見ると、既に0時近い。
(さてと、見回りをしてからアパートに帰るか)
一階客席……異常なし。ロビー……異常無し。厨房……異常なし。楽屋……。
(あれ? まだ明かりが点いてる)大神は、楽屋へゆっくりと近付いて行く。近くまで行く
と、グリシーヌの怒声が聞こえてきた。
(なんだ? 誰かグリシーヌとケンカしているのか?!)大神は、勢い良く楽屋のドアを
開け、楽屋へと踏み込んだ。
「おい! 一体何の騒ぎだ?」開口一番言い放つ。すると、そこにはロベリアにハルバー
ドを突き付けるグリシーヌの姿と、呑気にケーキを食べているエリカ達の姿があった。
「あ! 大神さ〜ん。一緒にケーキ食べます〜? 迫水大使の差し入れなんですけど、
すっごく美味しいですよ〜」
「私、お茶淹れ直してきますね」そう言ってメルが席を立つ。
「イチローはどれにする? このミルフィーユなんかも美味しかったよ」
「……えーっと」事態が呑みこめない大神。
「私のオススメはぁ、このチェリーパイですぅ」
突然の大神の来室だったのだが、ロベリアとグリシーヌはまだ気が付いていない。一
体全体、何が起きているのか、大神にはさっぱり訳の判らない状況であった。
「あの……花火くん。一体何がどうなっているのか説明してくれるかな?」困惑しきった
表情で、大神は花火に事情を訊いてみることにした。
「……その……あの……ぽっ」
どうやら無駄だったようだ。いた仕方あるまい。先程のような会話を、花火が説明でき
るわけが無い。エリカはシーとケーキ談義に華を咲かせているし、コクリコは眠くなって
きたのか、うつらうつらと船を漕ぎ始めている。唯一頼りになりそうなメルは、お茶を淹れ
に行ってしまい、まだ戻ってこない。
(困ったな。……直接二人に訊いてみるか?)そう考え、大神はロベリアとグリシーヌの
方へ意識を向ける。すると……。
「だからさっきから言ってるだろ? 隊長は、アタシみたいなオトナのオンナの方が好み
だってね」
「何を言う! 隊長が貴様のような不貞な輩に惹かれる訳があるまい!」
(な、なんの話しだ?)大神の背筋を、嫌な予感が走り抜ける。それと同時に、大神の目
の前をナポレオンが横切っていった。同時刻、格納庫で整備を受けていた大神の光武F
の霊子エンジンが原因不明のトラブルを起こしていた、とは、ジャン班長が後に語ってく
れた弁によるものである。
「はんっ。男を悦ばせることの出来ないお嬢ちゃんには判らないんだろうねぇ」
「そ、そのくらいのこと、私にだって出来る!」
「ほう……。じゃあ、早速やってみせてくれるかい? ねえ、隊長」突然ロベリアが大神に
視線を向けた。
「なに?! た、隊長……いつからそこに居たのだ?!」狼狽しきった様子のグリシーヌ。
「えーっと。……2分前くらいからかな?」大神の嫌な予感は、ますます高まっていった。
「ほらほら、せっかく隊長が居るんだ。さっさと悦ばせてやりなよ」ロベリアは、さも面白そ
うにグリシーヌを焚きつけた。
「あれ〜? グリシーヌさん、大神さんに何かするんですか?」
「ひょっとしてぇ、愛の告白かもぉ〜。ヒューヒュー」
「グリシーヌ……頑張って……ぽっ」
「……ん……? なに、なんかあるの……?」寝ぼけた様子のコクリコ。まだ完全に起き
てはいないようだ。丁度その時、メルがお茶を淹れ直して戻ってきた。
「お待たせ致しました……って、あら? どうしたんですか?」
「どうやら観客は揃ったようだねぇ」どうやらロベリアは面白くて堪らないらしい。そんなロ
ベリアがグリシーヌには、正に悪魔の翼と尻尾が生えているように見えた。
「た、隊長……。その、さっきの話しは……」心臓が早鐘の様になっているのが判る。
「グ、グリシーヌ……」
「グリシーヌ様ぁ、ファイトぉ〜」告白と勘違いしているシーがエールを送る。
グリシーヌは、かつてこれほどのピンチに陥った事は無かった。いや、生命的なピンチは
これまでにも有った。しかし、今回は自らの誇りと尊厳の一大ピンチである。大神に対する
好意はあるが、ロベリアの姦計に乗せられるのは面白くはなかった。
「――まったく、じれったいねぇ。……こうすんのさ!」じれったくなったのか、ロベリアはい
きなり大神を抱きしめた。豊満な胸に、大神の顔が埋まる。
「ロロロロ、ロベリア! い、いきなり何を……むぐぅ!」
「隊長〜ん、二人でベッドの固さを確かめあわなぁ〜い?」色っぽく耳元で囁く。
「……ベッドの固さ……ぽっ」
「……不潔」
「大神さぁ〜ん、グリシーヌ様の気持ちはどうするんですかぁ〜? ぷんぷん」
「あ! 私も確かめたいです! ぴょーんぴょーんって!」
「イチロー、鼻の下伸びきってるよ……」
皆思い思いの感想を口にする。そんな中、もう一人の当事者といえば……。
「は、破廉恥な! 二人とも、そこへなおれ!!」正に怒り心頭といった感じだ。グリシーヌ
の霊力が高まっていく。
「大いなる荒波の力を我が手に!」必殺攻撃、炸裂寸前。
「じゃ、隊長。あとは任せたよ」何時の間にか、走り去るロベリア。取り残される大神。
「いいっ?! そ、そんな」
「グロース・ヴァーーーグッ!! 」
・
・
・
その後大神がどうなったのかは、推して知るべし。
・・・・・・・・・・・・完・・・・・・・・・・・・
大神 「このアマッ!!なんど言ったらボケが直るんだよ!!」
エリカ 「痛いっ!!・・・やめて、大神さん。四点ポジションでの頭部への
膝蹴りは反則ですよ・・・うう・・・」
大神 「今回からはルール改正だろうがっ!!まだ分かってねーのかこのアマっ!!」
エリカ 「キャァァァァ・・・や・・・やめて・・・おね・・・が・・・・・・・・うっ・・・」
ゴング カンカンカーン
メル 「大神さん、やりますね」
53 :
9:2001/04/26(木) 03:46
ちょっと本格的にサクラ3関連スレのSSをまとめてみる。
まずロベスレから追加。
コ「ねぇ、イチローはどうなの? 誰が一番大切?」
大「俺は……みんなが大切だよ。誰が一番だなんて決められないよ」
ロ「は……優等生だねぇ。そんな嘘言われたって、誰も嬉しかないよ」
大「ロベリア、俺は嘘なんか……」
ロ「アンタの一番大切な人はこのアタシ……な……そうだろ? 隊長……」
大「いいっ!? いや、それはそ……じゃなくてロ、ロベリア! やめろよ、こんなところで!」
ロ「恥ずかしがらなくてもいいのにぃ……」
コ「イ、イチローとロベリアって、そ、そんな仲良かったんだ……(赤面)」
(上の続き)
グ「ロベリア……隊長に何をするのだ! 破廉恥極まりないぞ!」
大「と、とにかく下りてくれ、ロベリア」
ロ「ふっ……どっかの頭の堅い貴族のお嬢ちゃんに
アタシたちの仲の良さを見せつけてあげるよ……」
大「ロ、ロベリ……んぐっ!?」
グ「な…………!?」
---- キス中につきしばらくお待ちください -----
大「ぶはぁ! はぁはぁ……」
ロ「ククク……どうだい?アタシのキスは……?」
エ「わぁ、ロベリアさんと大神さん、よく息が続きますねぇ。
あ、ひょっとして我慢大会ですか?」
コ「エ、エリカ……この状況でどこをどうみたらそうなるんだよ……」
花「まぁ、すごいキス…………ふぅ(気絶)」
グ「ひ、昼間から……それも下品なキスを強要し、あまつさえ大衆の面前で行うとは!
ロベリア、そこへなおれ! 成敗してくれる!」
ロ「強要? なーに言ってんだ。これは合意の上でのキスだよ。
ま、お子様たちにはちょっと刺激が強かったかもしれないけどねぇ……」
グ「あれを強要と言わずしてなんとする! 隊長、貴公からもなんとか言わぬか!」
大「え……あぁ、えぇと……」
ロ「……ほぅら、隊長も『ロベリアの言うとおりだ』って言ってるじゃないか」
グ「言ってないではないかっ!」
ロ「アンタ随分つっかかるねぇ……。ん? もしかして妬いてるのか?」
グ「なっ……こ、この私が、嫉妬だと!?」
ロ「図星か? アハハ、こりゃ面白い!
いいよ、アタシから隊長を奪えるもんならやってみな……
もっとも、隊長はアタシに惚れてるからねぇ……フフフ、難しいと思うぜ」
グ「言わせておけば……この屈辱、晴らさねば我慢がならぬ!
ロベリア、決闘だ!!」
ロ「はん、決闘……ま、いいよ。そのほうがわかりやすい。
アンタとアタシ……隊長を賭けて、決闘だ!」
(あわわ……お、俺は一体どうすれば……)
接点があるとすれば、ヤってる可能性の高さナンバー1と2だな。
ロベ「ようよう、フィリップには何回迫られたんだ、ん?」
花火「そ、そんな! フ、フィリップはわたしに迫ったことなんか……
そういうことは、あくまでお互いが求め合ったうえで……ぽっ」
ロベ「なんだよ、何だかんだでヤったてんじゃねえか。
で、隊長とどっちが良かったんだ?」
花火「なな、何を言うんですか! お、大神さんとはそんな関係じゃありません!
(……胸をジロジロ見られたことはあったけど……)」
ロベ「ヘッ、どうせ小っこくて満足できなかったから隊長に鞍替えしたいんだろう?」
花火「ち、違います! たしかにフィリップは、あの、その、
ちょっと早かったみたいですけど、いつも愛に溢れてて、その……」
ロベに下の話でからかわれ、自らドツボにはまっていく花火。
シャノワールの賑やかな夜も終わり、巴里花組のメンバー達は楽屋で
一息ついていた。
「やれやれ、やっと終わったねぇ。アタシゃ部屋で酒でも呑んで寝るとす
るか」サフィール時の衣装を脱ぎ捨て、ロベリアは汗を拭いながら言う。
「もぉー、ロベリア毎晩呑み過ぎだよ。少しは呑む時間を練習に回しなよ。
今日だって、途中からアドリブばっかりだったし」シャワーから帰ってきた
コクリコが、濡れた髪をタオルで拭きながら言った。すると、既に着替えを
終えたグリシーヌが話しに加わってきた。
「全く、コクリコの言う通りだな。そなたの踊りには、相変わらず気品という
物がない。少しは花火の踊りでも参考にしたらどうだ?」
「あ、あの……グリシーヌ。私のを参考にするなんて……ぽっ」
ピリピリとした空気が楽屋内にたちこめる。居心地が悪くなったのか、他
の踊り子達はそそくさと楽屋から出ていった。空気が更に帯電する。
「カッシャカッシャ卵を掻き混ぜて〜、バニラビーンズ一つまみ〜♪」
緊張感の欠片もない歌声と共に、エリカが入ってきた。
「エ、エリカ。その歌はなんだ?」こめかみに指を当て、グリシーヌが訊く。
「プリンの歌です〜。最近作り方を覚えたんですよ〜。グリシーヌさんも一
緒に歌います?」先程までの雰囲気を無かったものにしてしまう、呑気な
返事。有る意味、これがエリカの才能であり、存在意義なのかもしれない。
「遠慮しておく……」こめかみから眉間へ指を移し、グリシーヌはエリカの
申し出を辞退した。
「はあ、付き合っちゃいられないねぇ。アタシゃさっさと寝させてもらうよ」ロ
ベリアがそう言って楽屋を退出しようとしたとき、楽屋のドアが開いた。
「皆さーん、お疲れ様でしたー。迫水大使からぁ、ケーキの差し入れですぅ」
「お茶の用意も出来ていますよ」声と同時にメルとシーが楽屋に入ってきた。
「わーい、ケーキケーキ〜。イチゴのあります〜?」
「エリカったら、はしゃぎ過ぎだよ」笑いを堪えつつコクリコが言う。
「まあ、そこがエリカらしい所ではあるがな」つられてグリシーヌの顔にも笑
みが浮かぶ。そんな中、一人神妙な顔をしている人物がいる。
「どうしたの? 花火。なんか考え込んだような顔しちゃって」
「……いえ、その……こんな時間に甘い物を食べたら、その……」
「あぁん? ハッキリしない奴だねぇ。要は『太る』って言いたいのかい?」
ザッハトルテを手掴みで食べながらロベリアが言った。何時の間に取ったの
であろうか?
「え? まあ……その……ぽっ」
「花火、案ずるな。この程度で我々が太ったりするものか。常日頃我々は厳
しい訓練を継続しているのだからな。まあ、そこの手癖の悪い輩は別かもし
れんが」グリシーヌはそう言うと、ロベリアを一瞥する。
「御生憎だねぇ。アタシよりも貧相な身体のお嬢ちゃんに、心配されるいわれ
はないよ」そう言って『情熱ポーズ』を決めるロベリア。今回のポーズは、椅子
に腰掛け、脚を組み、右手を左脇に添え、左手で持った眼鏡のつるを口で軽
く咥えている。目線は左斜め45度だ。
「相変わらず……全然別人になるよね」半ば呆れ顔でコクリコが呟く。
「簡単に言うと、まるっきり違う人になってるってコトですね」
「簡単になっていませんよぉ〜」すかさずシーが突っ込む。
「あの……なんだか険悪な雰囲気が……」オロオロする花火。無理も無い。
先程からロベリアとグリシーヌの背後には、『雄々しきグリフォン』と『妖艶たる
ラーミア』が対峙する書割が展開されているからだ。誰が置いたのか、至極
謎なのだが、ここは敢えて気にしないでいただきたい。
「貴様ッ! 相変わらずの下品な仕草とその言動! 最早許さぬ!」グリシー
ヌはそう言い放つと、何所からとも無くハルバードを取り出し、ロベリアの眼前
に突き付けた。
「やれやれ、図星を突かれたらすぐそれかい? そんなんだから、隊長に相手
して貰えないんだよ。まったく、処女はこれだから面倒だよねぇ」顔色一つ変え
ずにロベリアが言う。いや、変わっている所があった。口元には笑みが浮かん
でいたのだ。その笑みは『優越感』を象徴しているものであろうか?
「!! なっ、何を破廉恥なっ! それに、隊長は関係ないだろう!」顔を真っ赤
にしてグリシーヌが声を張り上げる。その紅潮の原因は、怒りからか羞恥からか。
「ねえねえ、エリカ。『ショジョ』ってなあに?」
「え〜と。マリア様のことですよ。ねえ、花火さん?」
「……その……ちょっと違うような……ぽっ」
「コクリコちゃんもぉ〜、チョット大人に成れば分かるからねぇ〜」
「なんだか、こちら側だけ空気が違いますね」
一方、その頃大神は……。
「だからね、ムッシュ。イイ男ってのは、外見や権力で決まるんじゃ無いってコトさ」
「は、はあ」
「前にも言ったと思うけど、私はね、アンタにゃ紳士になって欲しいんだよ。上辺だ
けじゃない、本物の紳士にね……」
どうやらグラン・マに捕まっているらしい。では、カメラを楽屋へ戻すとしよう。
「あはん。アンタ、隊長の身体見たことあるかい? 引き締まってて、思い出すだけ
でもゾクゾクしちゃうねぇ」頬を軽く染めるロベリア。
「きょ、虚言を申すな! 貴様が一体、どこで隊長の身体を見るというのだっ?!」
どうやらこちらもまだ続いているらしい。先程の様子から見ると、相変わらずロベリ
アが優勢のようだ。
「ふふふっ。野暮だねぇ。女が男の身体を見る所なんて……決まってるだろ?」ロベ
リアは、妖艶な笑みを浮かべた。
「……殿方の身体を……見る所というと……ぽっ」
「ボク、サーカスで良く見るよ。空中ブランコの芸人さん達とかスゴイ筋肉してるんだ」
「へぇ〜。あ、そうだ! 今度私にも人間大砲やらせてくださいよ〜」
「エリカさんズル〜イ。この間だってぇ『切断マジック』やってもらったじゃないですかぁ」
「……あの、止めなくていいんですか?」
気が付くと、どうやらお茶も、すっかりと冷めてしまっているようである。反面、ロベリ
アとグリシーヌの女の戦いは、更に熱を高めているようであった。
「本当の紳士か……。そんなものに、俺がなれるのかな?」
ようやくグラン・マから開放された大神は、ふとそんな事を呟いていた。何気に時計を
見ると、既に0時近い。
(さてと、見回りをしてからアパートに帰るか)
一階客席……異常なし。ロビー……異常無し。厨房……異常なし。楽屋……。
(あれ? まだ明かりが点いてる)大神は、楽屋へゆっくりと近付いて行く。近くまで行く
と、グリシーヌの怒声が聞こえてきた。
(なんだ? 誰かグリシーヌとケンカしているのか?!)大神は、勢い良く楽屋のドアを
開け、楽屋へと踏み込んだ。
「おい! 一体何の騒ぎだ?」開口一番言い放つ。すると、そこにはロベリアにハルバー
ドを突き付けるグリシーヌの姿と、呑気にケーキを食べているエリカ達の姿があった。
「あ! 大神さ〜ん。一緒にケーキ食べます〜? 迫水大使の差し入れなんですけど、
すっごく美味しいですよ〜」
「私、お茶淹れ直してきますね」そう言ってメルが席を立つ。
「イチローはどれにする? このミルフィーユなんかも美味しかったよ」
「……えーっと」事態が呑みこめない大神。
「私のオススメはぁ、このチェリーパイですぅ」
突然の大神の来室だったのだが、ロベリアとグリシーヌはまだ気が付いていない。一
体全体、何が起きているのか、大神にはさっぱり訳の判らない状況であった。
「あの……花火くん。一体何がどうなっているのか説明してくれるかな?」困惑しきった
表情で、大神は花火に事情を訊いてみることにした。
「……その……あの……ぽっ」
どうやら無駄だったようだ。いた仕方あるまい。先程のような会話を、花火が説明でき
るわけが無い。エリカはシーとケーキ談義に華を咲かせているし、コクリコは眠くなって
きたのか、うつらうつらと船を漕ぎ始めている。唯一頼りになりそうなメルは、お茶を淹れ
に行ってしまい、まだ戻ってこない。
(困ったな。……直接二人に訊いてみるか?)そう考え、大神はロベリアとグリシーヌの
方へ意識を向ける。すると……。
「だからさっきから言ってるだろ? 隊長は、アタシみたいなオトナのオンナの方が好み
だってね」
「何を言う! 隊長が貴様のような不貞な輩に惹かれる訳があるまい!」
(な、なんの話しだ?)大神の背筋を、嫌な予感が走り抜ける。それと同時に、大神の目
の前をナポレオンが横切っていった。同時刻、格納庫で整備を受けていた大神の光武F
の霊子エンジンが原因不明のトラブルを起こしていた、とは、ジャン班長が後に語ってく
れた弁によるものである。
「はんっ。男を悦ばせることの出来ないお嬢ちゃんには判らないんだろうねぇ」
「そ、そのくらいのこと、私にだって出来る!」
「ほう……。じゃあ、早速やってみせてくれるかい? ねえ、隊長」突然ロベリアが大神に
視線を向けた。
「なに?! た、隊長……いつからそこに居たのだ?!」狼狽しきった様子のグリシーヌ。
「えーっと。……2分前くらいからかな?」大神の嫌な予感は、ますます高まっていった。
「ほらほら、せっかく隊長が居るんだ。さっさと悦ばせてやりなよ」ロベリアは、さも面白そ
うにグリシーヌを焚きつけた。
「あれ〜? グリシーヌさん、大神さんに何かするんですか?」
「ひょっとしてぇ、愛の告白かもぉ〜。ヒューヒュー」
「グリシーヌ……頑張って……ぽっ」
「……ん……? なに、なんかあるの……?」寝ぼけた様子のコクリコ。まだ完全に起き
てはいないようだ。丁度その時、メルがお茶を淹れ直して戻ってきた。
「お待たせ致しました……って、あら? どうしたんですか?」
「どうやら観客は揃ったようだねぇ」どうやらロベリアは面白くて堪らないらしい。そんなロ
ベリアがグリシーヌには、正に悪魔の翼と尻尾が生えているように見えた。
「た、隊長……。その、さっきの話しは……」心臓が早鐘の様になっているのが判る。
「グ、グリシーヌ……」
「グリシーヌ様ぁ、ファイトぉ〜」告白と勘違いしているシーがエールを送る。
グリシーヌは、かつてこれほどのピンチに陥った事は無かった。いや、生命的なピンチは
これまでにも有った。しかし、今回は自らの誇りと尊厳の一大ピンチである。大神に対する
好意はあるが、ロベリアの姦計に乗せられるのは面白くはなかった。
「――まったく、じれったいねぇ。……こうすんのさ!」じれったくなったのか、ロベリアはい
きなり大神を抱きしめた。豊満な胸に、大神の顔が埋まる。
「ロロロロ、ロベリア! い、いきなり何を……むぐぅ!」
「隊長〜ん、二人でベッドの固さを確かめあわなぁ〜い?」色っぽく耳元で囁く。
「……ベッドの固さ……ぽっ」
「……不潔」
「大神さぁ〜ん、グリシーヌ様の気持ちはどうするんですかぁ〜? ぷんぷん」
「あ! 私も確かめたいです! ぴょーんぴょーんって!」
「イチロー、鼻の下伸びきってるよ……」
皆思い思いの感想を口にする。そんな中、もう一人の当事者といえば……。
「は、破廉恥な! 二人とも、そこへなおれ!!」正に怒り心頭といった感じだ。グリシーヌ
の霊力が高まっていく。
「大いなる荒波の力を我が手に!」必殺攻撃、炸裂寸前。
「じゃ、隊長。あとは任せたよ」何時の間にか、走り去るロベリア。取り残される大神。
「いいっ?! そ、そんな」
「グロース・ヴァーーーグッ!! 」
・
・
・
その後大神がどうなったのかは、推して知るべし。
・・・・・・・・・・・・完・・・・・・・・・・・・
( 、..._}ヽ-、-ッ)ー、)y-z
_.-=`' ` ′ ヽ.
‐'フ´` ヽ. ヽ.
'、-'´ y‐''二ニ''ーヽ. 、ヽ. ヽ. ト
64 :
9:2001/04/26(木) 04:09
うわ、
>>54-62は
>>46-51でがいしゅつ? スマソ…。
気を取り直してグリスレからいきます。
シャノワールでの日本舞踊をモチーフとしたレビューを終え、タタミゼ・ジュンヌこと北大路花火は寄寓する
ブルーメール家の邸宅へ帰路を急いだ。舞台の後でシャワーを浴びた身体が湯冷めしそうなほどに11月の巴里の夜は寒い。
さほど屋敷は遠くないのだが、夜風にあたっての徒歩での帰宅は避けるべきだった。
彼女の健康を配慮した支配人差し回しの蒸気タクシーに乗り込み行き先を告げ、花火は座席に背を預けた。
ほどなくテルトル広場を抜け東の郊外よりに位置する屋敷についたころには日付も変わり、すでに正門は閉ざされていた。
夜間の通用門の鍵をあけ、「ただいま戻りました」と誰にともなくつぶやく。
レビューに立つようになり、寝静まった居候先に帰るようになってからの彼女の癖だった。
門をくぐっても、庭を抜け、屋敷の勝手口をとおり花火の部屋につくには20分ほどを要する。
寒いけれど、大和撫子たるものはしたなく走ってはいけないわね。
冬枯れの気配を漂わせる中庭を、足元の間接照明を頼りにいくぶんゆっくりと彼女は歩いた。
ブルーメール家の邸宅の庭園には大きな池にしつらえられた決闘場がひとつと、いくつかの四阿が散在する。
中庭を半ば過ぎたところで、花火はその大きな天蓋をはった四阿にたたずむ、青い礼服を着たブロンドの少女に気がついた。
この家で青を身にまとうことを許された少女は一人しかいない。テーブルに頬杖をつき、灯の落ちた巴里の夜空を眺めている。
「グリシーヌ…?」
声をかけるまでは花火に気づかなかったらしく、少しグリシーヌは驚いたようだった。
若干の羞恥をその蒼い瞳にたたえて花火を見やり、彼女は言葉をつむいだ。
「星を…眺めていたのだ」
そういって、グリシーヌは再び夜空に目を向けた。
だが、その目は夜空以外のものを映しているように花火には思えてならなかった。
華撃団の仲間や、家人の前では毅然とした態度を崩すことはない。
だが花火だけは、出会ってからいままで控えめな自分を常にリードしていたこの年少の友人が
三日間前のあの日からはどこかぼんやりと物思いにしずみ、ふとしたときに悲しげな表情を浮かべることに気づいていた。
そしていまも、夜空を見上げるグリシーヌの横顔はどこか儚げだった。
『よるべなみ身をこそ遠くへだてつれ 心は君が影になりにき』か…
母国に伝わる古歌の一節を思い浮かべ、花火は友人の心を思いやった。
恋うても逢えぬ身のつらさは、自分もよく分かっている。
だから、彼女に必要なのは自分の言葉ではないことも分かっていた。
「風邪を引いてしまうわ」
そういって花火は自らのまとっていたストールをグリシーヌの肩にかけ、そっと立ち去ろうとした。
しかし屋敷のほうへ足を踏み出しかけたとき、彼女を呼び止める声がした。
「花火」
「なに」
歩を止めて花火は振り返った。グリシーヌは背を向けたままだった。
「…ありがとう」
「いいのよ…おやすみなさい」
花火が立ち去った後も、グリシーヌはしばらく空を眺めていた。
トーキョーはいまは夕刻の五時。同じ空を眺めても同じ星を見ることはかなわない。
そう知りつつも、空を、星を眺めることをやめなかった。
その行為が東西に隔てられた彼との思いをつなぐと信じるかのように。
花火のストールは夜風を防いでくれたが、それはむしろあの日の夜、彼がくれたあたたかさを思い出させるもので、
親友の思いやりに感謝しつつもグリシーヌは涙をこらえきれなくなった。
こんなに弱い女だったのか…私は。
それでもいい…一郎…貴公に逢いたい。逢って肩を抱いてほしい。身体を…抱きしめてほしい。
涙が頬を伝うに任せ、彼女は空を眺めつづけた。
帝都への帰還命令が下った大神一郎の送別の宴が開かれたのは、彼が巴里を離れる二日前の夜のことだった。
いつもより三時間も早いシャノワールの閉店に常連客は多少の不満を余儀なくされたが、スタッフの一部にとって夜はむしろこれからだった。
グラン・マ支配人が贔屓とするレストランの二階がその主人の厚意で貸し切りになり、会場となっている。
やがてひとりふたりとそれぞれの用事を済ませた人々が集まり、パーティーが始まったころには午後十時を回っていた。
ごくにぎやかに始まった宴も時がすすみ落ち着きを見せてきたころ。
ロベリアに挑発されて速いペースでワインをあけたせいか、常になく酔いを感じたグリシーヌは水のグラスを手に石造りのテラスに出ていた。
夜空は晴れ渡っているが秋にしては寒すぎることはなく、涼しい風が火照った頬に心地良い。
手すりにもたれながら目を閉じ、ライムを絞ったペリエを喉に流し込むと、柑橘の酸味と炭酸の刺激が酔いを中和していくのがわかる。
その感覚を楽しんでいたグリシーヌが目を開けると、テラスに近づいてくるひとの姿がその視界にうつった。
「酔ったのかい」
to be continued…
大神「あれ、みんな楽屋でバナナ持って何やっているんだい?」
花火「あ…織姫さんから、日本の楽器を教わっているんですよ」
グリ「なかなか難しいものだな。舌先で先を突っついたり絡めながら吸わねばならんのか」
織姫「尺八は日本の古典芸能ですからねー。どーですかー中尉さん?(ニヤソ)」
○将来きっと役に立つよ
○花火君、今すぐちょっと倉庫まで来てくれ
○俺はもっと上手いよ
花火「と、殿方の…でも大神さんのなら……ぽっ」
グリ「よくも私にこのような破廉恥なマネを…織姫、そこになおれ!成敗してくれる!」
グリ「どうだ? これが我が家の自慢の湖だ。美しいだろう。」
エリ「あっ、そうだ。グリシーヌさん、
その斧ちょっと貸してくださーい。」
グリ「別によいが、大事な斧だ。大切に使うのだぞ。」
エリ「コクリコに、とーってもいいコト聞いちゃったんです。
こーして(ボチャーン 斧を沼に捨てると妖精さんが出てきて、
…出てきて…出てき…て……」
グリ「出てきて?(ヒクッヒクッ」
エリ「Oh、No!!」
「貴公、馬は乗れるのだろうな。」
「帝劇でじゃじゃ馬にはさんざん乗りまくったよ。
すみれ君なんか以外にい〜い声で鳴くんだぜ。」
「すみれ君? 貴公の持ち馬か?」
「何言ってんだよ。人間だよ。人間のお・ん・な。
乗るっていうのはズゴバゴしたって事っ。
ったく、シャレのわかんないお嬢ちゃんだ(呆れ」
「き、貴公!! そ、そこになおれぇっ!! たたっきーーーる!!」
「グリシーヌこそ、腹ばいになってケツをこっちに向けろよ。
ちょっと調教してやらぁ。」
72 :
9:2001/04/26(木) 04:37
これよりコクリコスレからのコピペです。後味の悪いものもあるので注意。
大神にだれも居ない天井裏に呼び出されたコクリコ。
「・・あれ、まだイチロー来てないや・・」
そう呟いた次の瞬間、強い力で床に押し付けられるコクリコ。
「いっ・・!」
コクリコは苦痛に顔を歪ませながら片目でその相手を確認する。
「イ・・イチロー・・?」
なにが起こったのか理解できず、ただ震えるだけのコクリコ。
ビリッ!
無言でズボンを引き裂く大神。
「ひっ・・イチロー・・」
自分の置かれた状態をやっと理解したコクリコの瞳に涙が溢れ出す。
「そっか・・イチローも・・するんだね・・」
コクリコの口元には自虐的な微笑が浮かんでいた。
大神は露になったコクリコの尻を見て愕然とする。
「こ・・これは・・」
そこにはそう古くない傷が無数に幼い肌に刻まれていた。
「・・イチロー・・逃げないから、離してよ・・」
大神はコクリコの落ち着き払ったトーンの声に驚いたように手を離した。
「この傷はね・・団長におしおきされた時の傷だよ・・」
コクリコは露になったその幼い場所を隠そうともせず大神に向き合う。
「・・ボクはね、ずっと一人だったんだ・・」
大神は呆然とコクリコの顔を見上げる。
「でも、あのサーカス団に拾われてやっと家族ができたと思った・・」
コクリコは左手の甲で涙を拭う。
「・・でも、ボクの居場所なんて最初からなかったんだよ・・」
そう言いつつシャツを脱ぎ去るコクリコ。
薄い褐色の肌に生々しい傷がある。
「・・みんなで、ボクのことを・・でもね・・!」
精一杯の笑顔を浮かべるコクリコ。
「それがボクの「家族の役目」なんだって思うことにしたんだ」
「ん・・う〜ん」
大神は下半身の違和感に目を覚ました。
「な!コ、コクリコ?!」
下半身に目をやると自分のモノをいとおしげにしゃぶっているコクリコがいた。
「あ、おはよ〜っ!イチロー」
そうだった。
昨日象に乗って引越しにきたコクリコが部屋に住み着いたんだった・・。
「コクリコ!なにしてるんだっ・・うっ」
可愛い舌使いでカリの部分を小刻みに舐めるコクリコ。
「ふぇ? なんえ? きもひいいでひょ?」
口いっぱいにイチローを頬張りながらモゴモゴとしゃべるコクリコ。
「そりゃ、気持ち良いけど・・ってこら!」
一切攻めの手を緩めないコクリコ。
「えいえ〜い!へへっ・・イチロー、もっときもちよくなっていいよ・・」
「ぬわっ!だめだって・・コ、コク・・!」
どくっ!どくり・・。
「! んん〜っ!」
コクリコの小さな口は大神の白濁で満たされた。
こくり・・。
「ん・・イチローの・・飲んじゃった・・へへ」
「コクリコ・・」
がばっ!!
「わっ!イ、イチロー・・」
上に乗ったコクリコを持ち上げてベットに押し倒す大神。
「! んう〜っ・・ぷはっ、イチロー・・」
その幼くも艶やかな唇を奪う大神。
「えへへ・・キスってきもちいいね!」
「いくよ・・コクリコ・・」
大神は猛った自身を幼い場所にあてがう。
「イチロー・・」
ずぶっ!
「あうっ!」
コクリコの体が少し跳ねた。
「あ、あのね・・イチロー」
大神の手をぎゅっと握るコクリコ。
「ごめんね・・ボク・・イチローが初めての人じゃないんだよ」
その円らな瞳から涙が溢れ出す。
「コクリコ・・」
流れてはまた新しい筋を造る涙に口付けする大神
「んっ・・イチロー・・」
幸せそうな笑顔で大神にキスするコクリコ。
「えへへ・・ボク、イチローに出会えて良かった・・」
ゆっくりと腰の動きを再開する大神。
「あっ・・イチ・・ろっ・・好きっ」
目をきゅっとつぶって大神の攻めを受けるコクリコ。
「もっと・・乱暴にしても・・いいよ」
大神の首に腕を回しながら耳元で呟く。
「お兄ちゃん!」
「イチロー!」
廊下の向こうからアイリスとコクリコがすごい剣幕で迫ってきた。
「ど、どうしたんだい?二人とも・・」
たじろぐ大神。
「イチロー、アイリスが「私のほうがお兄ちゃんに好かれてる」ってゆうんだ!」
コクリコがアイリスを指差しながら大神に迫る。
「だってホントのことだもん、ね〜お兄ちゃん!」
アイリスがコクリコを押し退けて大神に抱きつく。
「あーっ!コラ!イチローから離れろ!」
アイリスの服を引っ張るコクリコ。
「やだあ!お兄ちゃん助けてぇ!」
きゅっと更に抱きつくアイリス。
「ちょ、ちょっと二人とも・・」
なんとかその場を収めようとするが、二人の間は険悪な雰囲気が漂っている。
「よし!アイリス、ボクと勝負だよ!」
ぴっとアイリスを指差すコクリコ。
「どっちがイチローに好かれてるか勝負!」
といいつつアイリスと大神の手を引くコクリコ。
コクリコが二人を引いてきたのは天井裏のエリカの部屋だった。
「コ、コクリコ?エリカ君の部屋で一体何をするんだ?」
コクリコに尋ねる大神。
「エリカは今日、教会の奉仕活動で帰らないんだ・・」
と言ったと思った次の瞬間、大神のズボンのチャックを下ろしている。
「な!何をするんだコクリコ!」
「ボクがそこのアイリスに出来ない事をイチローにしてあげる!」
大神のモノをしゃぶり出すコクリコ。
「ふん!そんなこと・・」
その場に屈むアイリス。
「私だってパパにしてあげてるもん!」
コクリコと奪い合うように舐めるアイリス。
「なっ!アイリス・・うっ・・だめだっ・・二人供」
幼い舌が大神自身を攻めつづける。
「ほら・・イチロー・・気持ち・・良い?」
その行為に没頭しながら熱を帯びた口調で呟くコクリコ。
ちゅっ・・ちゅばっ・・
薄暗い屋根裏部屋に淫猥な音が響く。
「お兄ちゃん・・私・・我慢できない・・」
と言うと突然下着を脱ぐアイリス。
「ア、アイリス?!」
潤んだ瞳で大神を見つめながら、
「お兄ちゃんの・・欲しい・・」
「ううっ・・」
コクリコは唯一逃避しうる眠りの世界から現実に引き戻される。
「・・おはよう、コクリコ・・」
大神はコクリコの顎をきゅっと摘むと上に持ち上げる。
「はい・・おはようございます」
怯えた目で大神を見つめるコクリコ。
かちゃり・・かちゃ・・
コクリコが少し動く度にその幼い体を手首から吊るし上げている鎖が
ぶつかり、冷たい音を鳴らす。
「よく眠れたかい・・?」
大神は歪曲した微笑をその口元に浮かべた。
「はい・・眠れました・・」
コクリコの目にあの煌くような輝きはもう、無い。
ただ逃れ様の無い責め苦から、心を閉ざすしかなかった。
「・・おや、大神さん・・昨日はお楽しみでしたか・・?」
地下室に下る階段から下品な声が響いてきた。
ドクニールだ。
「ああ、本当に良い子ですよ・・コクリコは・・」
下卑た笑いを口元に浮かべるドクニールに一瞥すると、コクリコの
頬を舐める。
「・・・」
怯えた目で大神を見るコクリコ。
「こらああ!なんだその態度は!」
ビシイッ!
「ひいっ!」
ドクニールの放った鞭の一撃が、コクリコの肌に新しい傷を刻んだ。
「・・コクリコ、可愛そうに・・」
大神は悦に入りながらその傷を撫でる。
「あうう・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・」
泣きじゃくりながらただ意味も無く謝りつづけるコクリコ。
その悲痛な声は湿った地下室の空気に吸い込まれ、消えていった。
コクリコ「ねえ、ママって呼んでもいい?」
エリカ「いいわよ、コクリコ…」
コクリコ「ママ〜!!(涙)」
コクリコ「ねえ、ママって呼んでもいい?」
エリカ「じゃあ私はコクリコのことをお姉ちゃんって呼びますね」
コクリコ「……え?」
乳首周辺1回目(すけべカーソル)
大神(微妙な膨らみがそそるな…)
乳首周辺2回目(すけべカーソル)
コクリコ「イチロー、何見てるんだよっ!」(信頼度↓)
大神「いや、つい…」
大神(触りたい…)
乳首周辺(なでるカーソル)
コクリコ「イチロー!あん!」(信頼度↑↑)
コク「ボク、動物たちに好きな人の名前をつけるのが好きなんだ」
迫水「ほほお、ネコのイチロー以外にはどんなのがいるんだね?」
コク「このゴリラはカンナだし、あのライオンはロランスさん」
迫水「じゃあ、このゴキブリは?」
コク「サコミズに決まってるじゃないか。あはははは」
迫水「あはははは」
迫水「僕がゴキブリだって?ぴったりじゃないか!」
「これからもヨロシク頼むよ、コ・コ・リ・コ。あはははは」
コク「あはははは」
コ「ねぇ、答えてよイチロー!!イチローの大切なヒトって誰なの!?
・・・・・・さくらさん・・・なの?」
大「・・・・・・アイリスなんだ。」
コ「!?」
この時、コクリコの中に初めて殺意という感情が芽生えたのでした・・・。
コ「許すものか!!」
アイリス「あっ!コクリコだぁ♪」
コクリコ「許さないよ、僕、絶対ゆるさない」
アイリス「どうしたの?」
コクリコ「殺してやるよ。おまえなんか殺してやるよ!」
アイリス「お、お兄ちゃーん!コクリコが変だよー」
一郎「どうしたんだい?アイリス」
アイリス「コクリコがアイリスの事、アイリスの事殺すって言うの!」
コクリコ「・・・・・・逃がしはしないよ」
一郎「ま、待て!コクリコ、止めるんだ!」
コクリコ「そうなんだ。そうやってまたアイリスのこと守るんだ」
アイリス「ベーだ!」
一郎「そうじゃない!コクリコ事もアイリスの事も同じくらい好きなだけだ!」
コクリコ「ずるいよイチロー・・・言ったじゃないか!僕といつまでも一緒に居てくれるって!」
一郎「い、言ったけどあれは・・・」
コクリコ「嘘だったんだね・・・僕のこと騙したんだね・・・どうなんだよイチロー」
アイリス「おにーちゃんはアイリスものだもん。ねぇー、おにーちゃん!」
コクリコ「わかったよイチロー・・・へへ。」
一郎「コクリコ何笑ってるんだい?」
コクリコ「おまえたちへの復讐は僕にとって絶対だ。決して許さない・・・」
アイリス「コクリコ居なくなったね。」
一郎「う、うん」
アイリス「キャハ!アイリスの事が一番好きなんだよね?」
一郎「そ、それは・・・」
アイリス「違うの?ねぇねぇ答えてよ〜!」
一郎「だ、だから2人とも同じくらいに・・・」
アイリス「!?」
アイリス「!?」
アイリス「おにーちゃん、コクリコの事好きなんだ。アイリスの事なんか嫌いなんだ!」
アイリス「いいもん。おにーちゃんなんかおにーちゃんなんか大嫌っい!エ〜〜ン。」
一郎「ま、待ってくれアイリス!話しを・・・」
一郎「・・・・・・・俺って、隊長失格だ・・・・・・・」
橋の上で
コクリコ「ぅぅぅ、イチロー、ボクイチローの事信じていたのにぃ。」
コクリコ「許さない・・・イチローもアイリスも絶対許すもんか!」
コクリコ「・・・ィチロー、大好きだよイチロー!」
一郎「コクリコ、寂しくないかい?」
コクリコ「ボク、イチローが居るから寂しく無いや♪イチローは?」
一郎「あぁ、コクリコが居てくれれば寂しくないよ」
コクリコ「はぁ、安心したらお腹減っちゃった。」
一郎「また俺が作ってあげようか?」
コクリコ「そだね!イチロー料理上手だからね。ボクも手伝うよ。早く行こ!」
一郎「・・・なぁ、コクリコ。」
コクリコ「なに?イチロー」
一郎「もう寂しい思いはさせないよ。」
コクリコ「えっホント?・・・でも今度またボクを裏切ったらおまえをコロスよ・・・・・・」
一郎「ぐはぁ。ハァハァハァハァ、夢かぁ・・・」
一郎「今日は、コクリコとアイリスに悪い事したからなぁ。明日にでも2人と話し合って
みるか。」
ガサッ
一郎「ん?・・・・・気のせいか。とりあえず汗もかいたしシャワーでも浴びるか。」
キュキュッ シャーー
一郎「♪ふ〜んんテイコークカゲキダアンー」
ガシャーン
一郎「だ、誰だ!」
コクリコ「・・・・・ボクだよ」
一郎「!?」
一郎「!?」
一郎「・・・ま、待て、コクリコ!」
コクリコ「早くそこから出ておいでよ。」
一郎「で、でも。裸・・・・」
コクリコ「いいから早く出てくるんだぁ!」
一郎「コ、コクリコ、どうしてもここから出ないと駄目かい?」
コクリコ「・・・見せたい物があるんだよ。」
・・ガチャ
一郎「き、今日の事は謝るよ。だから、もう許し・・・!?」
コクリコ「ボクは許さないよ。もう、決めたんだ・・・」
一郎「よ、よせ!その爆弾どうしたんだ!」
コクリコ「・・・ちょっとね。ロベリアに言ったらくれたんだ。」
一郎「本気か?!コクリコ!」
コクリコ「・・うん。本気だよ。」
シュボッ
コクリコ「・・・これに火を付けたら、どうなるかわかるよね?イチロー。ボ、ボクと一緒に死んでよ。」
大神「ぅ、うわぁ〜!」
タッタッタッタ ドカッ
コクリコ「うっ!」
コクリコ「・・・ ・・・」
コクリコ「・・・逃がさないよ。」
一郎「ハァハァ・・・コクリコは、本気だった。」
一郎「クッ。いったい俺はどうすれば・・・」
一郎「ハァハァ。(いったんシャノワールに行くか)」
タッタッタッ ギィーバタン
一郎「ハァハァ、ここならひとまず安心だ。」
一郎「しかし俺、とっさに逃げたから裸のままだ。こんなカッコ誰かに見られたら・・・ハッ!」
メル「!?」
メル「!?」
一朗「メル君!?」
メル「きゃぁー!」
一郎「こ、これには訳が・・・ ・・・」
一郎「ますます大変な事になってきたぞ。」
一郎「とにかくどこかに隠れなくては・・・」
一郎「ハァハァ、とりあえず道具部屋で様子を見るかな・・・ ・・・」
一郎「・・・ ・・・ん・・・はっ!いつのまにか寝てしまっていたのか・・・」
エリカ「みなさ〜ん、朝ですよ〜!おきてくださ〜い!」
一郎「エリカ君の声だ・・・」
エリカ「あっ!メルさんシーさん、おはようございま〜す!」
メル・シー「エリカさんおはようございます。」
メル「ところでエリカさんにお聞きしたい事があるのですが・・・」
エリカ「なんです?」
メル「昨日の晩シャノワールで大神さんを見ませんでしたでしょうか。」
エリカ「え?見ませんでしたよ!どうかなさったんですか?」
メル「え、ちょっと・・・」
シー「メルったら、裸の大神さん見たって言うんですよ〜。」
エリカ「そ、そうなんですか?でも、見間違えって事もあるんじゃなんですか?」
メル「だと良いんですど・・・」
エリカ「あっ!朝ご飯まだですよね?ご一緒しませんか?」
シー「は〜い!」
エリカ「わたしロベリア起こしてきますね!」
メル「わかりました。」
一郎「・・・朝食かぁ〜 ぐぅ〜 ・・・俺も腹が減ったな〜。」
一郎「ちょっと、厨房に行ってみようかな。見つからないように気をつけないと・・・」
一郎「・・・ ・・・今なら誰も居ないようだ。よし!」
一郎「とりあえず冷蔵庫を開けてみよう。・・・おっ!ウィンナーがあるな。何本か頂いて・・・」
一郎「モグモグ・・・なんか盗み食いってすごくおいしいな。」
タッタッタッタ
一郎「まずい!誰か来る!」
エリカ「・・・ ・・・今、誰か居たような気がするけど・・・」
カラン
一郎「しまった!」
エリカ「そこに居るのは誰ですか!」
エリカ「!?」
エリカ「!?」
一郎「エ、エリカくん・・・、こ、これには訳が・・・」
エリカ「ち、ちょっと、来ないで下さい!キ、キャァー!」
タッタッタッタッ
一郎「このままではまずい!シャノワールから出なくては・・・」
一郎「ハァハァ、とりあえず外に出たが・・・ ・・・はっ!」
歩行人1「ぬおっ!」
歩行人2「へ、変態〜!」
子供「あそこに馬鹿がいるよ〜!」
一郎「ハァハァ(な、なんで、こんな目に遭わなくてはいけないんだ)」
グリシーヌ「待て!そこのおまえ!」
一郎「!? お、俺の事か?・・・」
グリシーヌ「き、貴様は!?」
一郎「こ、これには訳があるんだ!話を聞いてくれ!」
グリシーヌ「何やら騒がしいので来てみたが、そのような身なりで言い訳が
通用すると思うか!」
一郎「待て!グリシーヌ!」
グリシーヌ「朝からこの美しき都を汚しおって、ただで済むと思うな!成敗!」
一郎「止めるんだ!!」
グリシーヌ「き、貴様という奴は・・・卑怯だぞ!」
一郎「俺は何も卑怯な事はしていない!」
グリシーヌ「私を前にして性器を見せるとは・・・」
一郎「うっ!」
コツコツコツコツ
一郎「コ、コクリコ!」
コクリコ「イチロー、惨めだね。」
グリシーヌ「・・・コクリコ、隊長と何かあったのか?」
コクリコ「うん。でもこれは二人の問題なんだ。」
グリシーヌ「さようか。ならば着替えだけでもさせてやっても良かろう。目触りだ!」
コクリコ「わかったよ。イチロー、これに着替えてよ。」
一郎「!?」
一郎「!?」
コクリコ「早く着てみてよ。」
一郎「こ、これを着ればいいのかい?」
コクリコ「うん。そうだよ。」
一郎「でも、なんでタキシードなんだい?」
コクリコ「これからボクたち教会へ行くんだ。」
一郎「き、教会へ?」
コクリコ「結婚式挙げるからだよ。」
一郎「そ、そんな事、急に言われても・・・。」
コクリコ「ボクとじゃ嫌なんだ・・・ ・・・。」
一郎「ち、違うよ・・・(またか)」
コクリコ「じゃ!早く教会へ行こ!」
一郎「・・・ ・・・。」
コクリコ「・・・ねぇ、イチロー元気ないよ。」
一郎「べ、別にそんな事ないけど・・・。また、今度にしないか?」
コクリコ「イヤだよそんなの!イチローの為ならボク死ねるんだ。」
キラリ
コクリコ「!?」
コクリコ「あ、危ないイチロー!」
一郎「いっ!?」
パンパン←銃声
コクリコ「ぐあっ!」
一郎「コ、コクリコ!!」
暗殺者「チッ!外したか・・・」
一郎「一体誰がこんな事を!」
コクリコ「ィ、イチロー・・・ ・・・」
一郎「し、しっかりしろコクリコ!」
コクリコ「ハァハァ。ボ、ボク、イチローに会えてとっても良かったよ・・・」
一郎「あぁ、俺もだよ。」
コクリコ「ゴメンネ・・・、いじわるして・・・。ほんとはねボク、すごく辛かったんだ・・・」
一郎「悪いのは俺のほうだよ。コクリコの気持ちを受け止められなかったばっかりに。」
コクリコ「イチローの顏、見せて?」
一郎「どうだ、コクリコ!見えるか?」
コクリコ「あ、あれ?暗くて何も見えないよ・・・」
一郎「ダメだ!死んではダメだぁ!」
コクリコ「ボク、死ぬんだね・・・。今度生まれてくる時はイチローのお嫁さんにしてくれる?」
一郎「ああ!してやるとも!だから、頑張るんだ!」
コクリコ「ありがと。ヘヘ・・・。ボク幸せだよ・・・ ・・・。いつもイチローの事、見守っているから・・・ね・・・
・・・ ・・・。」
コクリッ
一郎「!?」
後に、大神一郎は殺害されることとなる。
アイリスはそのショックにより分裂症を発病し、力を制御できなくなった為
特別管理施設逝きとなった。
ア「許すものか!」
大「どうしたんだ、アイリス!」
ア「許しはしないよ。アイリスからお兄ちゃんを奪ったコクリコを、
決して許しはしないよ」
大「な・・・」
ア「・・・あれ?アイリスどうしちゃったんだろう?
まるで、アイリスがアイリスでなくなっちゃったみたいな・・・。
ああ!!サーカスが、サーカスが燃えてる!!」
大「ア、アイリス・・・」
おまえがやったんだろ!とは言い出せない大神であった。
ア「アイリスです。この子はクマのジャンポール、仲良くしてね♪」
大「全員の自己紹介も終わったな。じゃあ後は自由に楽しんでくれ」
コ「ボクはコクリコ。よろしくね、アイリス。
こっちの子はジャンポールっていうんだ・・・、へぇ、かわいいね」
ア「エヘヘ、ありがとうコクリコ♪」
コ「そうだ!ボクがもっとかわいくしてあげるよ!ちょっと貸して」
ア「え?あ・・・」
コ「ここをこうしてっと・・・、はい、出来たよ」
ニャ
ア(ジャ、ジャンポールの後頭部にネコの絵が、ネコの絵がぁ〜)
コ「どう?かわいくなったでしょ?」ニコニコ
ア「う・・・うん。あ、ありがとね・・・、コクリコ・・・」
この後アイリスは、すぐさま別の理由でコクリコにケンカをふっかけるのでした。
めでたし、めでたし
シ「じゃあ、お詫びにこのブロマイドセットあげますですぅ」
ア「ホント?ホントにもらっちゃってもいいの?」
大「よかったね、アイリス。ちゃんとお礼を言うんだよ」
ア「うん。ありがとう、お姉ちゃん」
〜それから、しばらくして・・・〜
コ「イテテ・・・」
大「どうしたんだい?コクリコ」
コ「最近、ときどき胸のあたりが痛くなるんだよ・・・。イテテ・・・」
カン・・・ カン・・・ カン・・・
ア「フフフ・・・、お兄ちゃんは渡さないんだからぁ」
コクリコのブロマイドを丑の刻まいりに利用するアイリスだった・・・。
コ「(ふぅ・・・、今日はなんだか疲れちゃったな・・・。
あれ?あそこにいるの、イチローとアイリスだ。)」
コ「おーい、アイリス〜、イチロ〜〜!」
ア「あ、コクリコだ。やっほ〜、コクリコ♪」
大「やあ、コクリコ。ん?どうしたんだい、疲れてるみたいだけど」
コ「エヘヘ、今日のサーカスではりきりすぎちゃって・・・」
大「そうか・・・。よし、じゃあおんぶしてあげるよ」
コ「え、ホント?ワーイ、イチローありがと。
エヘヘ、イチローの背中って、大きくてあったかいね」
ア「(・・・いいなぁ、コクリコ)」ジー
大「ん?どうしたんだい、アイリス。アイリスもおんぶしてほしいのかい?」
ア「え・・・」
コ「ダメだよ、イチロー。アイリスは大人のレディーなんだから、
おんぶなんて失礼だよ。ね、アイリス」
大「そうか・・・。ごめんな、アイリス」
ア「う、ううん、いいの・・・。
(・・・コクリコのヤツ、余計な事言いやがって。覚えてろよ)」
自称大人のために、子供の特権を活用できないアイリスだった。ハァハァ・・・
コク「イチローは何か芸できないの?」
大神「うーん…強いてあげるならお湯の入ったヤカンを
チンコで持ち上げられる事かな。」
コク「うわー、見せて見せてー。」
大神「よーし。」
コク「じゃあボクもう帰るね。元気出してね、イチロー。」
大神「…俺ももう若くないんだなぁ(自嘲」
とりあえず帝劇で勤め上げて帰宅。そこには裸エプロンなコクリコが
「おかえりなさい!イチロー!ゴハンにする?それとも…」
「おかえりなさい!イチロー!
御飯にするー?それともお風呂にする?」 (ここは元気良く)
「え、この格好はどうしたって?」
「あ、あのね…、今度イチローに会いに帝都に行くって言ったら、
ロベリアがこうしろって教えてくれたんだ…、
そしたらイチローがすごく喜ぶぜって…」
「ボク、イトローが凄く喜んでくれるんだったら、なんでもするよ」
「でも、少しだけ恥ずかしかったかな…。
どう、イチロー、嬉しい?」
といってイチローに飛び込むコクリコたん
「イチロー、帰っちゃやだよ!ボクを連れてどこか遠くに行こ?」
「コ・コクリコ、本当にいいのかい?」
「うん、ボクイチローと一緒だったら何処でもイイヨ!
そして二人でサーカスをはじめるんだ♪」
「いいっ!?そ、そうなのか?」
・・・エロとはかけ離れてしまった・・・。
「…大好きだよ、イチロー…」
東京へ帰る事が決まったその日、大神一郎は一日中コクリコと一緒に過ごした。
遊園地での楽しそうな笑顔は脳裏に焼き付いて離れなかった。
「…ワガママ言ってもいい?」
別れ際に少女が言ったワガママとは大神に「だっこ」してもらいたいということだった。
抱き上げた少女の体はまだ幼くて軽い。
「それじゃ…みんなが心配するといけないから…ボクもう帰るね!」
「コクリコ…今夜は一緒に過ごさないか?」
「えっ?…」
「今はコクリコと一緒にいたいんだ。いずれは東京に帰るけどそれまで離れたくないから…」
「…うん、いいよ。」
「イチローとなら…ボクぜんぜん平気だもん…」
二人はアパートへと歩き出した。
コクリコは花火に算数教わってるらしいけど、イイね、
ブルーメール家の中庭で花火に勉強教わってるコクリコの
姿が想い浮かんで和むよ。
コクリコたんと乱入してきたエリカたんが花火たんに勉強を
教わっている姿を想像してみる…。
コクリコたんのほうが成績が良さそうだ…。
萌え。
「コクリコさんは本当に勉強熱心ですね。
………ぽっ」
グリ「平民でも少しは勉強しとかんとな…」
コクリコ「………!帰る」
そんなポジティブじゃないコクリコたんは違う!
グリ「平民でも少しは勉強しとかんとな…」
コク「グリシーヌも勉強してみたら、
花火の勉強すごく面白いんだ!」
だろ(涙。
グリ「平民でも少しは勉強しとかんとな…」
コク「グリシーヌも勉強してみたら、
花火の勉強すごく面白いんだ!」
グリ「そのような勉強とうの昔に終わっておる。」
コク「てめ何様だ?ベトナム人だからって馬鹿にすんなよゴルァ(゚Д゚)」
グリ「平民でも少しは勉強しとかんとな…」
コク「グリシーヌも勉強してみたら、
花火の勉強すごく面白いんだ!」
グリ「花火?
何か特殊な勉強方法なのか?」
花火「いえ、ただテキストをなぞらえているだけですが…。
でも、コクリコさん楽しそうに勉強をされています。
……ぽっ」
コク「そうかな、勉強ってはじめてだからかもしれない。
ボクいままで勉強なんてする暇なかったから…」
グリ「そうか…。
邪魔をしたな。
コクリコ、しっかり勉強するのだぞ」
コク「うん!」
グリ「それとエリカ、テキストが逆さまだぞ。」
エリ「えっ!?そうなんですか?さすがグリシーヌさんですね。尊敬しちゃいます。」
グリ(崩れ顔)「・・・・・・・・。」
グリ「そうか…。
邪魔をしたな。
コクリコ、しっかり勉強するのだぞ」
コク「うん!」
グリ「それとエリカ、テキストが逆さまだぞ。」
エリ「えっ!?そうなんですか?さすがグリシーヌさんですね。尊敬しちゃいます。」
グリ(崩れ顔)「・・・・・・・・。」
コク「・・・そうだ。そろそろおやつにしない?ボク、皆の分のクッキー持って来たんだ。
グリシーヌも食べなよ。」
グリ「そうだな。ではタレブーに茶の用意をさせよう。
タレブー、皆に茶を・・・。」
エリ「わあ!おいしそうなクッキーですね。いただきま〜す。」
花火「エリカさん、お茶が来てからにしたほうが・・・。」
コク「あーエリカだめじゃないか一人で全部食べちゃ…」
エリ「うーんすっごくプリン味でおいしーです♪ぱくぱく♪」
花火「…エリカさんたらすっかり夢中ですね……プリン?」
ロベ「ふん、このクッキーにはカラメルソースをたっぷりふりかけてるからな。
エリカはもうすっかりメロメロさ」
コク「ロベリア!?な、なんでそんなことを・・・?」
グリ「ロベリア!貴様今度という今度は許さん!そこになおれ!」
花火「あんグリシ-ヌ落ちついて!」
エリ「あ〜ん♪やっぱりプリンはクッキーに限りますね〜♪」
コク「あっエリカ危ない!」
グリ「!?」
……ごっちーん!!
花火「二人とも大丈夫ですか?すごい音がしましたけど…」
グリ「あいたたた・・・エリカ頭がうちっぱなしです〜・・・」
コク「あれ?グリシ-ヌの様子が変だよ?」
エリ「…ぁいたた…エリカめ…急に前にでるから・・・む?なぜ私が二人いるのだ!?」
花火「これはもしかして…」
コク「二人の中身が入れ替わっちゃったの?」
ロベ「わはははははははは!!こりゃいいや!」
エリ「な、なんだと!?なぜよりにもよってエリカと!こっこれは悪夢だ…!!」
グリ「なんだかよくわかりませんがエリカ、貴族になってもエンジン全開です♪」
エリ「な、なんだと!?なぜよりにもよってエリカと!こっこれは悪夢だ…!!」
グリ「なんだかよくわかりませんがエリカ、貴族になってもエンジン全開です♪」
エリ「いや、しかし、これは考え様によっては良いことだったのかもしれない」
コク「なんで?」
エリ「これを機会にエリカのドジぶりを直すのだ。
良く言うではないか、体で覚えるという言葉」
花火「あ…、なるほど。
これを利用してエリカさんのおっちょこちょいぶりを体で直す
ということなのですね」
エリ「まぁ、もちろん、元に戻れるという仮定付きではあるがな」
グリ「ああ、この斧重いですー(ぐさ)。
誰か止めてくださいーい(どか)」
ロベ「お前の立派な解釈はよそに、
エリカのほうはあの調子みたいだが、大丈夫か?
隊長に連絡したほうがよくないか?」
コク「そ、そうだね。
ボク急いで連絡してくるよ。
花火、ごめんね」
花火「いえ、いいのよ。
早く解決して、また勉強しましょう…ぽっ」
コク「うん」
コクリコ走っていく…。
ロベ「なんだか、面白いことになってきたな!」
エリ「元はといえば、貴様が!!
…まぁ、良い。
とりあえずタレブーへの説明は済んでいるから、
エリカは、奥間に住まわせるのが良かろう…。
後は各行事についての不参加の返事をせねばなるまいな…」
リンゴーンリンゴーン
グリ「あ、どうしましょう!
時間になってしまいました?」
エリ「うん?
何の時間だというのだ?」
グリ「教会で私が働く時間です。
それでは!」
エリ「待て、エリカ!」
グリ「ぎゃー(壁に激突)」
エリ「今のエリカは、私の姿。
いきなり、その格好で行って何をするつもりだ。
もう少し、状況を理解しないか?」
グリ「え…、どうしてですか?」
エリ「………」
エリ「しょうがない、仕事については私が向かう。
内容を説明してくれ。
なんとか、やりくりしてみせよう。
花火、エリカのことは頼んだぞ」
「イチローはどこにいるんだろう…。
そろそろシャノワールに来ていると思ったのに…」
「あ、コクリコさんだ!
ひゅーひゅー、どうしたの?」
「(赤面)あ、シー。
イチロー見なかった?」
「大神さんですか?
確かジャンに連れて行かれて地下室にいくのを見ましたよ。
たぶん…、調整じゃないかな?」
「うん、わかった。
ありがとうシー」
「じゃあね」
(シーって、本当に女性っぽいよな…。
ボクもあのくらい女性っぽかったら、
イチロー喜んでくれるのかなぁ…)
(ボクも、エリカとグリシーヌみたいに
入れ替われたりして…)
(あ、そうじゃないって。
早くイチローに会いに行かないと…)
レノ「ああ、また鐘を鳴らしてしまった。
エリカさんの善意によって、
他の人が不幸にならないよう、私は神に祈るだけ…。
これも試練なのでしょうか…。
はぁ」
エリ「エリカ・フォンティーヌ。
ただいま到着した。
貴殿がレノ牧師か?」
レノ「はぁ…」
エリ「鐘の知らせに合わせて
教会にはせ参じた。
仕事を申し付けられよ」
レノ「神よ…、何故ここまで試練を私に与えますか…」
エリ「どうしたのだ?」
レノ「いえ…」
コク「イチローイチロー」
大神「どうしたんだ、コクリコ。
まだレビューの練習の時間でもないだろ?」
コク「それどころじゃないんだ、イチロー。
あの、信じられないことかもしれないけど、
一度グリシーヌのところに一緒に来て欲しいんだ」
大神「…!
何か一大事なのか?」
コク「一大事といわれると…。
ちょっと難しいけど…。
とにかく一緒に来て」
大神「う、うわぁー。
班長すみません。
少し暇を貰いますー」
>>99の続き(コクルート)
(シーって、本当に女性っぽいよな…。
ボクもあのくらい女性っぽかったら、
イチロー喜んでくれるのかなぁ…)
(ボクも、エリカとグリシーヌみたいに …
ロベ「入れ替われたりして…か?」
コク「うわぁ!!びっびっくりした〜…(ドキドキ
なんだよロベリアこっち来ちゃったの? 」
ロベ「あぁやっぱり私のせいでトンダことになっちまったからな。
ここは私も隊長に報告して詫びいれとかなきゃとおもってさ
(こんな面白いこと邪魔されてたまるかよ…♪(ボソッ))
コク「ん?なんか言った?」
ロベ「いや、な〜んにも。それよりコクリコ、さっきの独り言・・・」
コク「あっあれは…(赤面)…なんでもないよ…」
ロベ「隠すな隠すな(笑)コクリコだってもう思春期さ。恋だってするのも当たり前さね」
コク「…ねぇロベリア…やっぱり男の人って女の子は胸が大きい方が好きなのかな?」
ロベ「ん?」
コク「イチローもやっぱり僕みたいな子供じゃ相手にしてくれないよね…」
ロベ「なに下らない事気にしてんだい。恋に胸の…もとい年の差なんて関係ないよ。コクリコの思いだって
隊長にもきっと伝わるさ。…このロベリア様が恋愛指南してやろうってんだからね♪」
コク「ほっほんとなの?ロベリア!?」
ロベ「あぁ、大船に乗った気でいな。」
コク「ありがとうロベリア…ぼくいままでロベリアのことすっごく誤解してたよ。いままで悪い口聞いてごめんねロベリア。」
ロベ「い〜ってことさ♪それじゃあいくよ。まずは落ちつくために深呼吸だ」
コク「深呼吸…すーはーすーはー…」
ロベ「そして思いっきり歯を食いしばって…」
コク「食いしばる…ぅん〜〜〜」
ロベ「(ニヤッ)…頭を打ちつける!!」
コク「!!?」
……ごっち〜ん!!
コク「いった〜〜〜…(泣)…ん?」
ロベ「キュウ〜・・・・(目を回してる)」
コク「…」
ロベ「…」
コク「(ニヤッ)…どうやらうまくいったようだな…♪」
安心しな悪いようにはしないさ。みごと隊長のハートを射抜いて見せるよ。
ただロベリア姉さん流でいかせてもらうけどな♪」
ロベ「ぅ〜ん…ぅ〜ん…(汗)」
コク「ふふふ、面白くなってきたぞ…・♪」
ロベ「う、うーん」
ロベ「あ、あれ、ボクどうしたんだっけ…。
確か、シーと話して、ロベリアと話して…。
そして、そして…」
ロベ「ああーーー!」
ロベ「え、ボクの体どうなってる?」
ロベ「え、え、えーーー!
ロベリアの体になってる…」
ロベ「って、ことはロベリアは、ボクの体になっていて…。
それで、イチローのところへ…」
ロベ「って、駄目だよ!
ロベリアのことだから、
正体なんていわずにイチローに迫るに決まってるよ」
ロベ「そしたら、イチロー、ボクのこと、
すごくいやらしい子だって、
思うに決まってる」
ロベ「そりゃあ、そうできたらどんなにいいかって
思うけど、でも、そんなこと
相手の考えも無しにすることじゃないよ」
ロベ「…もし、元に戻ったとしても、
明日からどうやって、イチローに
会えばいいんだよ…」
ロベ「とりあえず、イチローに会って、
説明しなくちゃ」
ロベ「お、おっとと。
うわっ」
ロベ「駄目だ、ロベリアの体が全然大きくて、
感覚がつかめないよ…」
ロベ「よっと。
壁伝いなら、なんとかなるかな…」
ロベ「イチロー…」
………。
ロベ「ふう、やっと楽屋までたどり着いたよ…」
ロベ「少しはロベリアの体もなれてきたけど、
いつもみたいに動くのは無理だよ」
ロベ「…でも、ロベリアの胸大きいなぁ…。
っていけない!
何考えているんだよ、ボク。
ロベ とりあえず、楽屋で一休みしよう…」
ロベ「ふう…疲れた。
でも、これからどうしよう。
ロベ「ロベリアは警察に追われているから、
外に出ても今のボクだと逃げ切れる自身はないし。
しかも、真実を言っても、いつものことかと
みんなから信じてもらえないしな…」
ロベ「イチロ…」
……。
ロベ「でも、こうしてみるとロベリアって美人だよな…」
ロベ「めがねをとってみると…。
うわ…、ボクより全然綺麗だよ」
ロベ「…、ボクも大きくなったら、
このくらい綺麗になれるのかなぁ…」
ロベ「あ、リップ…」
ロベ「リップか…」
ロベ「リップつけてみたいな…」
ロベ「そうだよね、ロベリアの唇荒れているから、
ボクは善意でつけてあげるんだ…」
ロベ「そのくらいロベリアも許してくれるよね…」
ドキドキドキドキドキ。
エリ「ロベリア!!!!
我々がこれほど苦労しているというのに、
貴様は、何をしているのだ!」
ロベ「エ、エリカ?」
エリ「違う!!!!
まだ、グリシーヌだ!」
ロベ「ご、ごめんなさい。
まだ、グリシーヌも大変なんだよね…」
エリ「いや…、素直に謝られると、
何か調子が狂うな…」
ロベ「…」
エリ「…」
エリ「…もしかして、お前ロベリアではないな!」
ロベ「うん、コクリコだよ。
あの後…」
ここで説明入る
エリ「ロベリアめ…。
エリカの時は事故としても、
コクリコについてはもはや言い訳など聞かぬぞ!」
ロベ「そうだ、グリシーヌ。
イチローが大変なんだ!」
エリ「何、隊長がか!」
…コクリコの説明開始
…コクリコの説明終了
エリ「なるほど…、ロベリアは、
コクリコに成りすまして、
隊長に迫ろうとしているわけか」
ロベ「うん…。
でも、イチローそんなこと嫌いなはずだから、
あとで、ボク絶対嫌われちゃう…」
エリ「大丈夫だ。
何かあったら、このグリシーヌ。
名誉にかけてコクリコを弁護するぞ」
ロベ「ありがとうグリシーヌ」
エリ「しかも、このことは隊長の技量を試すいいチャンスだ」
エリ「隊員と隊長は上下関係。
たかだか、迫られるくらいで
責務を放棄するなど、隊長失格となるであろう」
エリ「その時は、隊長もろともロベリアを成敗するまでだ」
ロベ「う、うわー。
グリシーヌだめだよ。
まだ、ロベリアはボクなんだから…」
エリ「そ、そうか…」
エリ「それでは、元に戻してから、
厳正に処罰を与えてやる。
このグリシーヌの名にかけてな…」
ロベ「うん、ありがとう…」
エリ「ところで、コクリコ。
ここで何をしようとしていたのだ」
ロベ「あ、あのその…はははははっ」
エリ「はっきりいえ。
別に怒る気は無い…」
ロベ「あのね…、グリシーヌ、笑わない?」
エリ「…?
何がだ?
一応、物と状況に応じてと答えておこう」
ロベ「そ、それじゃあ、言うけど。
口紅つけようと思ったんだ」
エリ「口紅?」
ロベ「ほら、ボクまだ小さいから、
口紅つけると変でしょ。
でも、ロベリアの唇ってさ、
あれているから、口紅くらいつけないと駄目かなーと思って」
ロベリアの背後からそっと抱きしめるエリカ
ロベ「グ、グリシーヌ?」
エリ「そうか…。
コクリコだと、まだ口紅は早いのかもしれないが、
ロベリアでは、確かに大丈夫だな…」
エリ「貸して見ろ、コクリコ。
私が塗ってあげよう」
ロベ「い、いいの?」
エリ「せめてもの償いだ。
先ほどはいきなり怒ってすまなかった」
ロベ「グリシーヌ…」
エリ「コクリコ、何で目をつむっているのだ?」
ロベ「ごめん、何か怖くて…」
エリ「ふふっ。
わかった、少し目をつむっておれ…」
………。
エリ「コクリコ…。
目を開けてみろ」
ロベ「う、うわぁ、これがロベリア。
まるで違う人みたい…」
エリ「口紅だけだと、何かさみしくてな。
まぁ、我流になるが、化粧をさせてもらった。
ロベリアに後で怒られても謝る気はないしな」
ロベ「ううん、全然綺麗だよグリシーヌ。
まるで、お姫様みたい…」
エリ「ふふっ。
しばらく、眺めているがいい」
………。
エリ「さて、しばらく休むのもいいが、
隊長の危機もある。
出発するぞ、コクリコ」
ロベ「うん!」
>>98の続き
(エリカルート)
グリシーヌ家の庭に取り残された
グリシーヌ(中身はエリカ)と花火。
グリ「みんな行ってしまいましたね」
花火「ええ…。
コクリコさんと、グリシーヌはともかく、
ロベリアさんまでどこかに出かけてしまいました…。
本当にグリシーヌとエリカさんは元に戻るのでしょうか?」
グリ「大丈夫です!
神の行いに間違いはありません。
きっと元に戻ります!」
花火「…そうでしょうか…?
わたし、少し不安です…」
グリ「とりあえず、考えても仕方がありませんから、
この余ったクッキーでも食べましょう!
これも神の思し召しです」
タブ「エリカ様!!!」
花火「タブレー…」
グリ「タブレーさんこんにちは!」
ぴしっ(鞭で叩いた音)
グリ「あ、いったーい!」
タブ「ひじをテーブルにつけてお食事とは何事ですか!」
グリ「でも…」
タブ「お話はグリシーヌお嬢様からお聞きしました。
奇怪な事件とは思いますが、
見かけ上、今は、あなたがこのグリシーヌ家の城主。
その姿をした上での無作法な行動は
このタブレーが一切許しません」
花火「タブレー。
エリカさんに急にそんなことを言いましても…」
タブ「みなさまのそういう優しさこそが
エリカ様をここま無作法にしているのです。
”レディー”という言葉がございますが、
エリカ様、その意味はご存知ですか?」
グリ「はい!
女の人のことだと思います!」
タブ「違います」
ぴしっ(鞭で叩いた音)
グリ「い、いたい!」
タブ「いい機会です。
わたくしが幼年のグリシーヌ様をお育ていたしましたように、
エリカ様にも私がレディーというものを
きちんと教えなくてはいけません。
すぐこちらへ来なさい」
グリ「あ、は、花火さーん」
………。
花火「あ、私一人になってしまいました…。
みなさんいつお戻りになられるのでしょうか…。
でも、このクッキーすごくおいしい…。
今度コクリコさんに作り方を教わりましょう…。
……ぽっ」
大神「上の口は大丈夫だが、下の口はどうかな...」
コクリコ
「え、下にも口なんかあるの?
ボク知らなかったよ…」
大神「ちょっと脱いでごらん...ほら、ここだよ。」
コクリコ
「イチロー。
やだよ、恥ずかしいし…。
大体、どこも口じゃないよ」
コクリコ「イチロー!用事って何?」
一郎「あ!コクリコ。早速なんだけど、今日健康診断しようと思うんだ。」
コクリコ「え?イチローってお医者さんだったの〜?」
一郎「じ、実はそうなんだ・・・。隊員の健康管理も隊長の仕事だと思ってね。」
コクリコ「でも、エリカ達は?」
一郎「コクリコが来る前に済ませたよ。」
コクリコ「そうなんだ。」
一郎「じゃ、始めようか。」
コクリコ「あのさ〜、ボクどうすれば良いの?」
一郎「まず、上着脱いでくれるかい?」
コクリコ「う、うん・・・。でも、なんか恥ずかしいな。エヘヘ」
一郎「アハハ、裸になってくれないと、検査できないよ。」
コクリコ「そだね。今脱ぐからちょっと待ってて。」
ヌギヌギ
コクリコ「でも、あんまりジロジロ見ちゃダメだよ!」
一郎「ハァハァ、わ、わかってるよ。まずは、舌を出してくれないかい?」
コクリコ「うん。」
ベーーッ
一郎「色は、異常無しと・・・。匂いはどうかな?クンクン・・・ ・・・。合格だ!
よし次は味見するから、口いっぱいに唾を溜めてくれないか?」
コクリコ「そ、そんな事までするのぉ?」
一郎「この方法は、津野田教授も認めてるんだよ。」
コクリコ「・・・よくわからないけど、そうなんだ。」
一郎「コクリコは、健康診断は初めてかい?」
コクリコ「うん。初めてだよ。」
一郎「じゃ、わからなくて当然だね。俺の言うとおりにしてくれれば、すぐ終わるよ。」
コクリコ「わかったよ、イチロー。」
コクリコ「・・・ ・・・ムグムグ」
一郎「いっぱい溜まったかい?」
コクリコ「ん・・・ん〜。」
一郎「それじゃ、口移しで俺に飲ませてくれないかな。」
コクリコ「・・・ん〜(うん。)」
ドロドロリン
コクリコ「・・・んっ・・・ん・・・ ・・・」
一郎「ジュルル・・・チュチュ〜〜ッ・・・」
コクリコ「プハァ。や、やっぱりなんか変だよぉ!」
一郎「ゴクリッ。何がだい?異常は見られなかったよ。」
コクリコ「そ、そう言う事じゃなくてさぁ・・・。」
一郎「エリカくん達は、喜んでやってくれたよ。」
コクリコ「ほ、本当〜?」
一郎「あぁ、本当だよ。これも仕事だからね。」
コクリコ「・・・ ・・・り、了解。」
一郎「さぁ次は、霊力についての検査だ。コクリコ、準備は良いかい?」
コクリコ「う、うん。」
一郎「目を閉じてごらん。絶対開けちゃダメだ。」
コクリコ「・・・コクリ。」
一郎「乳首をつまむ、と・・・」
コクリコ「や?!・・・く、くすぐったいよぉ・・・ ・・・ハァハァ・・・ウン・・・」
一郎「ハァハァ、頑張るんだ、コクリコ!」
コクリコ「・・・アン・・・ハァハァ・・・。」
一郎「こ、こうする事によって、霊力が導きだされるんだよ。」
コクリコ「ハァハァ・・・ ・・・イチロー・・・。」
一郎「よし、正常のようだな。コクリコ、下も脱いでくれないか?」
コクリコ「も、もうヤダよ〜。」
一郎「死にたいのか!これからが一番重要なんだ!」
コクリコ「・・・ ・・・ゴメンイチロー、ボクの事心配してくれてるんだよね。」
一郎「あ、当たり前じゃないかぁ!」
コクリコ「イチローの好きにしてくれて良いよ・・・。」
一郎「ありがとう、助かるよ。」
ヌギヌギ
コクリコ「・・・ ・・・イチロー、これもとるの?」
一郎「もちろん、とってくれるかい。」
ズルズル
コクリコ「・・・ ・・・。」
一郎「コクリコ、そこのベッドに仰向けになってくれ。」
コクリコ「うん。」
一郎「よし!足を開くぞ!」
コクリコ「・・・了解。」
誰か続きを頼む。
大神があまりにも下の口の話しかしないを見て、
逃げ出してしまったコクリコ。
街角の奥に入ると、コクリコは改めて、
自らの裸体を−大神が示した下の口の場所を見てみた。
「イチローの嘘つき。
口なんかあるはずないよ」
「イチロー、ボクのことが嫌いなんだ。
だから、ワザと恥ずかしいことをさせよう
としているんだ…」
「結局、イチローも、
他の大人と同じだ…」
壁によりかかり、落ち込むコクリコの頬に
ぽつりと雨があたった。
「雨か…」
雨は次第に強さを増していた。
そういえば、朝メルに今日は雨だということを
聞かされてたいたことを思い出した。
「でも、ボク。
もうどこにも行きたくない…」
コクリコはただ、何も考えられずに、
雨の中にさらされ続けた。
「ガキがこんなところで、何やってんだ?」
「ロベリア…」
ふと、雨がさえぎられたことに不審に思った
コクリコが頭上を見上げると、
傘を持ったロベリアの姿があった。
「なんか、隊長達が
朝からお前のことを探していたみたいだが、
一体、どうしたもんかね…」
「もういいんだ…」
「あん?」
「もう、イチローなんかどうでもいいんだ…」
「なるほど、少し意味があるってことだね」
「ロベリアもかまわないでよ。
ボクはここで雨にあたって、死ぬんだ」
「あん?」
ロベリアはコクリコの首を掴むと、
頭上高く持ち上げた。
「ロ、ロベリア…」
「死にたいなら、ここで殺してやるよ?
どうせ、懲役なんて仕事すれば減っていくんだ。
お前みたいなガキを殺したところで、
すぐに回収してやる。
さあ、どうする?」
すでに首を押さえられているコクリコは
ただ、頭を左右に振るだけで精一杯であった。
それを見た、ロベリアは少しだけ微笑むと、
コクリコを乱暴に地面に下ろした。
「ひ、ひどいよ…。
ロベリア」
「ガキが…。
希望どおりにしてやればひどいか…。
だまって、家にでも帰ってろ…」
「ロベリア…」
「あん?
まだあるのか?」
「…今日。
今日ね、ボク、ロベリアのところに
泊まってもいい…かな?」
「勝手にしな…」
「ロベリア、シャノワールへ向かっているの?」
コクリコのことに気を使うそぶりもなく、
ただ歩いていくロベリアをコクリコは止めた。
このまま、歩いていけば、確かにシャノワールに
たどり着く。
「ああ。
シャノワールの地下倉庫が今の私の住処さ…。
知らなかったのかい?」
「…」
事無しげに言うロベリアにコクリコは俯いた。
ロベリアはやれやれと肩をすくめた。
「どうした?
まさか、ここに来て
おじけづいたんじゃないだろうね?」
「みんなに会いたく…ない」
「はぁ…?
まったくとことんガキだなぇ。
黙ってついてきな」
ロベリアはいきなり進路を変えたかと思うと、
裏の路地へと足を進めた。
と、しばらく歩いて、いきなり地面を蹴り上げると、
そこには地下への入り口が広がっていた。
「あ、こんなところに入り口が…」
「みんなには黙っておけよ。
勝手に作ったんだからさぁ…」
「…」
呆然とするコクリコを尻目にロベリアは、
地下への入り口にそのまま身を投げた。
当然、そのままコクリコもロベリアの後に
つづかなければならなかった。
「このロベリア様がガキの子守りとはねぇ…。
まったく世紀の大悪党もヤキが
まわったもんだよ」
ロベリアはこっそりシャワーに入れたばかりの
コクリコにコーヒーを差し出すと、
そうぼやいた。
「ガキって言わないでよ。
これでもコクリコって…」
「いいや、ガキだね」
「っ…」
「私がお前のころはすでに、
人を殺していた」
すっと、目を細めるロベリアに、
コクリコは少し身の危険を感じた。
本能が知らせる奇妙な感覚。
ロベリアの殺意がにじみ出ているのである。
「…」
「何苦労したんだか知らないけど、
生きることに理由を求めるなんて、
ガキの証拠さ」
「用はどう生きたかっていう。
今だね。
過去の苦労を免罪符にして生きるなんざ、
まるでつまらない生き方さ…」
「まぁ、犯罪者の人生なんて、
参考にする必要もないってか?」
ロベリアはそう苦笑して話を閉めた。
今まで俯いて聞いていたコクリコは、
急いで顔を上げた。
「そんなことないよ」
「ロベリアは綺麗だし…。
ボクより全然大人だし…。
それに…」
「それに…?」
「それにかっこいいと思う…。
ボク尊敬しているんだ…」
「今度は誉め殺しかい?」
せっかく決意して言ったのに…。
何かコクリコを試すロベリアの言動に
コクリコは少しだけいらついた。
「…」
「あーあ。
すねるなって」
「…」
「はいはい、わかりました。
コクリコ様とでも呼べばいいのか?」
「ガキでいいよ」
「あん?」
「ボクは確かにガキだよ…。
勝手に飛び出して、
外ですねているんだもん。
そんなのガキに決まっている」
「…」
ロベリアはコクリコの髪をかしゃかしゃとかきまざした。
コクリコはロベリアの以外な行動に目を丸くした。
「ロベリア…」
「簡単に死ぬなんていうなよ。
それこそ、この世にはうまい酒と、
うまい料理が沢山あるんだ。
それを全部味わってから死んでも
遅くはないだろ」
「…うん。
そうだね…」
「…、あのね、ロベリア…」
「あん?」
…。
「なるほど、あの隊長がねぇ。
ただのエロ親父と変わらないねぇ」
コクリコから一部始終を聞いた
ロベリアはそういい捨てた。
なぜかその顔は不敵に笑っていた。
「イチローはそんな人じゃないよ…」
「はん?」
にらむロベリアにコクリコは
顔を真っ赤にして俯いた。
何故、今でも大神のことをそこまで信頼できるだろうか…。
あんなに、恥ずかしいことを強制してきたのに…。
コクリコは自分でもわからなかった。
「…」
「たくっ。
すぐこれだ…」
ロベリアはやれやれと大きく手を振ると、
顔をしかめた。
「だがなぁ。
少しおかしくないか…」
「え…」
「あの女たらしの隊長とは言え、
そこまで露骨なことをしてくるとはな…」
「うん、ボクもそう思っていたんだけど、
でも…、あのときのイチローの目は
本気だった」
確かに、大神の行動はコクリコには恐怖以外
何物でもなかった。
サーカスに入る前、大人は、コクリコを女だと
わかると、すぐに同じようなことを強制してきた。
何故かわらかないけど、恐怖がかけめぐる感覚。
何かを失ってしまうかもしれないという感覚。
あの感覚だけは忘れることはできなかった。
コクリコはまだ行動力と、機転が効いたために
つかまっても、逃げ延びることができたが、
コクリコが見てきた、同じ境遇の女の子たちが
一体どうなったのか、知ることはできない。
「…」
「…」
「まぁ、金にならないめんどう事には
頭をつっこまない主義でね。
自分で解決しな」
「…うん」
電気を消そうとしたロベリアは、
コクリコの奇妙な視線を感じた。
「あ、あのさ…」
「…?」
「ごめんね、ロベリア。
今日、一緒に寝てもいいかな?」
「あぁ?
一生ガキって呼ぶぞ?
それでもいいのか?」
髪を掻きながら、ロベリアは答えた。
そうなるだろうなと、ある程度予想を
していたロベリアだったが、
実際にコクリコに言われるとなんだか、気恥ずかしさが先にたった。
妹を持つというのはこういうものなのだろうか…。
「いいよ。
ボク、ガキだもん。
それでも一緒に寝てくれるなら、
そう呼んでくれてもかまわない」
「たくっ。
寝るぞ…」
「うん!」
結局、コクリコは、ロベリアと背中合わせで
ベットに寝ることになった。
ただ、背中にロベリアがいる、体温を感じられる。
それだけで、コクリコは安心することができた。
コクリコは流れては、消えていく今日の出来事を
1つ1つ思い出してみた。
「ロベリア…。
寝た…?」
「…」
コクリコは小声でそっと言ってみた。
反応はない。
コクリコはそのまま言葉をつむいだ。
「今日、すごく嬉しかった」
「…」
返事も反応もない。
コクリコはそれでも安心したように
そっと目を閉じた。
「ロベリアありがとう、
ボクがんばるよ」
⌒o⌒ ⌒ヽ⌒ /
/((../
120 :
9:2001/04/26(木) 06:05
121 :
名無しくん、、、好きです。。。:2001/04/26(木) 23:15
>>120 お疲れ様です。
こうしてみると、意外にグリスレのSSって少ないんですね。
恐るべしはコクリコスレか……。
アウチッ! sage忘れた!
123 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/27(金) 00:16
コクリコに算数を教えるグリシーヌ
コク「何か外天気いいしさあー一日ぐらい勉強しなくったってさあー何か今日はあんまり乗り気じゃあないんだよー」
グリ「あのねコクリコ、あなたはりっぱだ。自分のほうから小学校満足に行ってないから教えてくれなんてなかなか言えるもんじゃあない・・・
そして九九だってちゃんと憶えたじゃあないですか・・・いいですか、6かける5はいくつです?」
コク「6かける5はろくご・・・えと・・・30?」
グリ「そうッ!やっぱりできるじゃあないですか!もう半分できたも同然ですよ!」
コク「そーかッ!ろくご30ねッ!よしッ!」
・・・問題を解くコクリコ・・・傍らでは「イチゴケーキが食いてーんだよッわたしはッ!」
と、エリカが騒いでいる。
コク「やったーッ!終わったよグリシーヌ・・・どう?」
グリ「ン、できたの・・・どれどれ?」
16×55=28
グリ「何これ・・・・・・?」
コク「へへへ♪当たってる?」
グリ、傍にあったフォークでコクの頬を突き刺す、ザグゥッ!
コク「ぁぎゃアアア―――ッ!!」
グリ「このベトコンが、オレをナメてんのかッ!何回教えりゃあ理解できんだコラァ!
ろくご30ってやっておきながらなんで30より減るんだこの・・・・ド低脳がァ――ッ!!」
グリ、テーブルにコクの頭を叩きつけるドグシャアッ!!!
エリカ「あ〜あ切れた切れたまた」
ナランチャ=コクリコ
フーゴ=グリシーヌ
ミスタ=エリカ
アバッキオ=ロベリア
ジョルノ=花火
ブチャラティ=大神
124 :
9:2001/04/27(金) 03:57
これよりメルたんシーたんスレからのコピペですぅ!ヒューヒュー!…スマソ。
125 :
9:2001/04/27(金) 03:59
たとえばだ・・・
コップ一杯の精液を飲ませるとする。
シーは、「これなんですかぁ?」とか言って飲んで
「まずぅい〜こんなの飲めないですぅ〜」と言う。
メルは始めから分かってて、目に涙を溜めながら
飲むと。
この違い?
つづき・・・
「イヤですぅ・・飲めないですぅ・・」
「飲めないなら、シャノワールを辞めてもらいますよ?」
「そんなぁ・・意地悪しないでぇ・・えぐっ・・・ひぐっ・・・」
「飲みますよぅ・・・ん・・んぐっ・・」
と
突然むせるメル
「げぼっ!うえっ!げほげほ!」
「おやおや、吐いてしまいましたね・・・シャノワールを以下略」
「そ、そんな!!」
「フフ・・・でももう一回始めから飲み干せば考えてあげなくてもないですよ?」
「・・・・・・はい・・・飲みます・・」
の違い?
A「古今東西しよっか」
B「テーマは?」
A「んじゃ、メイドキャラで」
B「えーと・・・メル!」
A「そう来たか、ならシー!」
B「うーん・・・・パス」
A「俺も・・・・」
―FIN―
ダンスホールにて
メル「もう大人なのに、人見知りするなんておかしいですよね……」
大神「メルくん……」
・LIPS選択
そんなことないよ
人見知りするのも可愛いよ
おかしいのはきみの私服だよ
メル「大神さん、何か御用ですか?」
グラン・マ「来たね、ムッシュ。メル、ムッシュはアタシが呼んだんだよ。
早速だけどね、メル、あんた、ムッシュにご奉仕しな。」
メル「え?」
グラン・マ「メル、わかってんだろ、はやくおし!」
メル「大神さん…失礼します…。(こんなに…)んぐっ、んぐっ」
メル「(じわっ)(濡れてきた…)」
グラン・マ「メル、やめるんじゃないよ!」
メル「あぐぅ」
グラン・マ「シー、そろそろでといで。メルを可愛がっておやり。」
シー「ウイ・オーナー」
メル「シー!? 」
シー「大神さん、ちょっとメルを貸してくださいねぇ」
シー「ふふふ、ほら、メルぅ… こんなになって」
メル「ああぁ」
シー「んふふふ」
シー「大神さん、ほら、メルのここに入れてあげて下さぁぃ」
メル「えっ、そんな…」
グラン・マ「ムッシュ、かまわないから、さっさと入れちまいな」
メル「はぁうぅん、はぁぁぁ」
グラン・マ「ほうら、メル、ちゃんと奥まで入るじゃないか。
腰を動かしてムッシュを悦ばせておやり」
メル「ウ、ウィ……、オー…ナー」
シー「すごおいぃ、メル、大神さんのが、こーんなに奥まで入ってるよぉ…」
メル「はぁぁっ、はぁぁっ、あっ、あっ、あっ、うっあっ、あっ」
メル「大神さん、大神さん、大神さん…」
シー「メルったら、すごいよがりかた…下のお口のよだれがすごいよぉ。
シー「ねぇ、メルぅ、シーもえっちしたくなっちゃったよぉ…」
グラン・マ「シー、メルにしてもらえばいいじゃないか。」
シー「メルぅ、シーの舐めてぇ…」
シーはスカートをめくると、メルの顔の上にまたがり、充血した、
自分自身をあてがった。メルは、言われるがままにするしかなかった。
シー「あっ、舌が、メルの舌がぁ…、舌がすごいのぉ」
大神には限界が近づいていた。
グラン・マは、それに気づくと、口元に笑みを浮かべた。
グラン・マ「ムッシュ、そろそろだね、いいさ、メルの膣に出しておやりよ」
シー「メルぅ、いいなぁ…、シーももう駄目…」
メル「え、まだ、ダメです、大神さん、やめて…嫌、まだです…」
メル&シー「あああああっ」
メル「膣に…大神さんのが…」
メルは、大神が自分の中に注がれるのを感じた。
グラン・マ「どうだい、メル。気分は。」
メル「どう…と言われましても…」
グラン・マ「はっきりおしよ!、あんた、ムッシュのことが好きなんだろ?」
シー「そうよ、メルぅ」
メル「え?」
グラン・マ「ムッシュ、これでメルとムッシュの既成事実ができたって訳だ。
言い訳は聞かないよ。アタシの目の黒いうちは、メルを泣かせたりなんか
したら、タダじゃおかないからね。ウチの大事な従業員なんだからね。」
メル「オーナー…」
グラン・マ「この娘はオクテだからね。ちょっと刺激が強すぎたかもしれないが、
この娘はこのくらいしてやらないとだめなんだよ。」
メル「そうねぇ、メルって、ちょーっと恥ずかしがりやだからねぇー。
それに、シーの大事なメルなんだからね!」
グラン・マ「ムッシュ!」
グラン・マ「大事にしておやり。」
メル「大神さん…」
シー「そうだ、次はシーの番だよぉ」
メル「こら、シー!」
グラン・マ「巴里にも遅い春が来るのかねぇ」
別ネタ
大神「メル君」
メル「嫌です、メ・ル って呼んでください」
恥ずかしそうにスカートの裾をめくり、頬を染めて俯き加減に目をそらす。
メル「見てください… 大神さん…私、大神さんのことが…」
大神「メル… いいんだね?」
メル「…はい。」
大神は、メルの下腹部に手をやると、やわらかな感触が
心地よく伝わるのを感じた。さらに、指を静かに、やさしく、ゆっくりと
下へとやると、そこには湿った感触があった。
メルの吐息が二人の空間をつつむ。メルの手は大神の髪をなでていた。
大神は、メルの下腹部を隠しているそれを分け入り、体温を指で
確かめながら、ゆっくりと、いたわるように、動かし始めた。
指にからまるメルの愛は、大神の指を深くへと導くようであった。
メルの甘美な愛が、大神の指をつつみ、溶かしていく。
メル「大神さん…やさしい…(はぅっ)」
大神とメルは、軽い口づけを交わす。そして、互いを求めるように、
互いと一つになりたいという気持ちを表現するように唇と舌を
重ねていった。
メルは、大神の肩にしがみつき、立っているのがやっとの状態だったが、
必死でこらえていた。
メル「力が…入らない」
大神「メル、こっちへおいで」
大神は、軽々とメルを抱きかかえると、ベッドへと導いた。
メル「私…、初めてじゃないんです」
大神「!?」
メル「実は、シーと…(涙ぐむ)
でも、今は大神さんだけなんです、だから、だから…」
大神「わかってるよ、メル。だから、泣くんじゃぁない。」
メル「大神さん…」
大神「後悔しないね?いくよ。」
メル「はい…」
メル「キャァァァァ!!大神さん何してるんですか!早く出ていってください!」
大神「いいっ!?ごめん!!」
シー「まってくださいよぉ!大神さんだけあたし達の裸見るなんてズルイですよぉ」
シー「大神さんのも見せてくれなきゃダメですよぅ!!」
メル「シー!?何言ってるの!?」
大神「いいっ!?シーくん本気かい?」
シー「だって・・見たことないから・・・」
シー「すご・・・おっきい・・サムライ・・・」
メル「・・・(見ちゃった・・)」(顔を真っ赤にして横を向いている)
「さ、そろそろしゃぶってくれるかな」
促され、椅子に座る大神の股間に顔を近づけていくシー。
チャックを歯で器用におろすと、中から飛び出た黒くて硬い棒がシーの額を直撃する。
「きゃっ! ……何この匂い……腐ったアンチョビみたいですぅ……」
「これがサムライの匂いだよ、シー君」
『メルシーの、大神さんと米騒動!』より抜粋
腐ったアンチョビ……
「メルのブラウス、胸のボタンがしまらないよぅ。
スカートの方はぴったりなんだけど・・・」
「ガーーーーーーン!!」
メルたん台詞集
戦闘開始時
「がんばりましょうね!大神さん!!(演技)」
「大神さん、あの…(目線そらし)。頑張って下さい(ちょい赤面)」
「私、自信が持てないんです」
戦闘でかばったとき
「どうして?どうしてかばってくれるんですか?」
「お、大神さん……あの…ええっと……ありがとう…ございます……」
「わ、私なんて・・・」
撃破時
「倒すしか、ないんですね・・」
戦闘放置時
メル「いいかげんにしてください!!」
ベッド放置時
メル「いいかげんにシテください!!」
シーたん台詞集
戦闘開始時
「大神さん、もう、ばんばん倒しちゃいましょう!」
「私の出番ですね、ひゅーひゅー」
戦闘でかばったとき
「サムライ…、ありがとう」
「大神さんかっこいい!ヒューヒュー」
「私のために…、大神さんありがとう…」
「花の巴里」フルコーラス 唄:メルたんシーたん
幾千の夜と幾万の唄に飾られた誰もが恋する街
この街にきたら誰もがすべてを忘れて唄うよ
巴里 巴里 巴里
夜は素敵な恋 二人の時間
唄は魔法の恋 ここではすべてが恋
巴里 花咲き 巴里 花散る
ああここが巴里 巴里
(間奏)
男も女もみんな異邦人寂しさを抱きしめる恋の街
どんな言葉でもすべて唄となる恋の花が咲く
巴里 巴里 巴里
夜は光あふれ 二人を照らす
唄は心揺らし 新しい恋を生む
巴里 花咲き 巴里 花散る
ああここが巴里 巴里
夜は素敵な恋 二人の時間
唄は魔法の恋 ここではすべてが恋
巴里 花咲き 巴里 花散る
ああここが巴里 巴里
巴里 花咲き 巴里 花散る
ああここが巴里 巴里
@title=花の巴里
@artist=小島幸子(メル・レゾン)、かないみか(シー・カプリス)
[00:14:47]幾千の夜と 幾万の歌に
[00:20:14]飾られて 誰もが恋する町
[00:26:70]この街に来たら 誰もがすべてを
[00:32:71]忘れて歌うよ 巴里 巴里 巴里
[00:39:41]夜は 素敵な恋 ふたりの時間
[00:45:75]歌は 魔法の恋 ここではすべてが恋
[00:55:27]巴里 花咲き
[00:58:41]巴里 花散る
[01:01:37]ああ ここが巴里 巴里
[01:08:27]
[01:33:17]男も女も みんな異邦人
[01:38:78]寂しさを 抱きしめる恋の町
[01:45:42]どんな言葉でも すべて歌となり
[01:51:56]恋の花が咲く 巴里 巴里 巴里
[01:58:20]夜は 光り溢れ ふたりを照らす
[02:04:42]歌は 心揺らし 新しい恋を生む
[02:13:70]巴里 花咲き
[02:17:38]巴里 花散る
[02:20:37]ああ ここが巴里 巴里
[02:25:63]
[02:25:86]夜は 素敵な恋 二人の時間
[02:32:20]歌は 魔法の恋 ここではすべてが恋
[02:41:70]巴里 花咲き
[02:44:90]巴里 花散る
[02:47:90]ああ ここが巴里 巴里
[02:53:72]
[02:54:23]巴里 花咲き
[02:57:26]巴里 花散る
[03:00:36]ああ ここが巴里 巴里
Winamp等で歌詞ファイル見れる人どうぞ。
間奏が今ひとつだと思うんだけど、みんなはどう?
イントロや歌自体は凄く良いのに。
>>135さんの歌詞データを下に「何か。」用の歌スクリプトも作ってみました。
ちょっとでかくて申し訳無いんですけどコピペして使ってください。
[00:00:00]\s[0]次の曲は「花の\u「花の巴里」〜\h\s[2]\_w[1000]\n\n……!\n\n\n\_w[2000]\s[7]さ、先に言うなーっ! \_w[1500]\u\n\n\n弱肉強食やね。\h\s[4]
[00:14:47]\s[6]\_q幾〜千の夜と \_w[3200]幾〜万の歌に
[00:20:14]\s[3]\_q飾られ〜て〜 \_w[2000]だ〜れもが恋するま〜ち〜
[00:26:70]\_q\uこの〜街〜に来〜たら \_w[3100]誰〜もが〜す〜べ〜てを〜
[00:32:71]\_q\u忘れて〜歌う〜よ \_w[3000]巴〜里 \h\s[1]巴〜里 \_w[800]巴〜里 \u巴〜里 \_w[800]巴〜里〜 \h巴〜里〜
[00:39:41]\_q夜は 素敵な恋〜 \u夜は 素敵な恋〜 \_w[3900]ふたり〜の時間〜 \h\s[3]ふたり〜の時間〜
[00:45:75]\_q歌は 魔法の恋〜 \u歌は 魔法の恋〜 \_w[3950]ここではすべて〜が〜恋〜 \h\s[1]ここではすべて〜が〜恋〜
[00:55:27]\s[6]\_q巴〜里 \u巴〜里 \_w[1600]花咲き \h花咲き
[00:58:41]\s[9]\_q巴〜里 \u巴〜里 \_w[1600]花散る \h花散る
[01:01:37]\s[1]\_qあ〜あ〜 \uあ〜あ〜 \_w[1800]ここが 巴〜里〜\hここが 巴〜里〜 \_w[1600]巴〜里〜♪\u巴〜里〜♪
[01:33:17]\_q\u男も女も〜 \_w[3200]みんな異邦人〜
[01:38:78]\_q\u寂しさ〜を〜 \_w[2000]抱〜きしめる恋の町〜
[01:45:42]\s[1]\_q\hどん〜な言葉でも〜 \_w[3000]すべ〜て歌となり〜
[01:51:56]\s[3]\_q恋の花が咲〜く〜 \_w[3000]巴〜里 \u巴〜里 \_w[800]巴〜里 \h巴〜里 \_w[800]巴〜里〜 \u巴〜里〜
[01:58:20]\s[6]\_q夜は 光り溢れ〜 \u夜は 光り溢れ〜 \_w[3900]ふたり〜を照〜らす〜 \hふたりを照〜らす〜
[02:04:42]\s[3]\_q歌は 心揺らし〜 \u歌は 心揺らし〜 \_w[3950]新しい恋を〜生む〜 \h\s[1]新しい恋を〜生む〜
[02:13:70]\s[6]\_q巴〜里 \u巴〜里 \_w[1700]花咲き \h花咲き
[02:17:38]\s[9]\_q巴〜里 \u巴〜里 \_w[1600]花散る \h花散る
[02:20:37]\s[1]\_qあ〜〜あ \uあ〜あ〜 \_w[1800]ここが 巴〜里〜\hここが 巴〜里〜 \_w[1600]巴〜里〜♪\u巴〜里〜♪
[02:25:86]\s[3]\_q夜は 素敵な恋〜 \u夜は 素敵な恋〜 \_w[3900]ふたりの時間〜 \h\s3ふたりの時間〜
[02:32:20]\s[6]\_q歌は 魔法の恋〜 \u歌は 魔法の恋〜 \_w[3950]ここではすべて〜が〜恋〜 \h\s[1]ここではすべて〜が〜恋〜
[02:41:70]\s[6]\_q巴〜里 \u巴〜里 \_w[1600]花咲き \h花咲き
[02:44:90]\s[9]\_q巴〜里 \u巴〜里 \_w[1600]花散る \h花散る
[02:47:90]\s[1]\_qあ〜あ〜 \uあ〜あ〜 \_w[1800]ここが 巴〜里〜\hここが 巴〜里〜 \_w[1600]巴〜里〜♪\u巴〜里〜♪
[02:54:23]\s[1]\_q巴〜里 \u巴〜里 \_w[1600]花咲き \h花咲き
[02:57:26]\s[1]\_q巴〜里 \u巴〜里 \_w[1600]花散る \h花散る
[03:00:36]\s[1]\_qあ〜あ〜 \uあ〜あ〜 \_w[1800]ここが 巴〜里〜\hここが 巴〜里〜 \_w[1600]巴〜里〜 \u巴〜里〜♪\_w[6000]\h♪
一行目はお遊びなのでお好みで。一応せりこさんを推奨します。
「ふう、今日のお仕事やっと終わりぃ!」
深夜のシャノワール。
レビュー後の片付けを終わらせたシーが大きく伸びをする。
団員も従業員も既に帰った時間だ。
「メル、まだ秘書室にいるのかなぁ」
今日は客がいつもより多めだった。
それはつまり売上の計算も大変ということになる。
「ちょっと様子見てみよっと」
シーは秘書室に向かった。
予想通りに秘書室にはメルがいた。
机に向かって仕事をしている。沢山の書類が大変さを物語っていた。
「やぁっぱり、まだやってたぁ」
秘書室に入ったシーがメルを見るなり言った。その声にメルが顔をあげる。
「シー。掃除は終わったの?」
「バッチリぃ!」とVサインを出すシー。それを見てメルは少し微笑った。
「メルはお仕事まだかかりそうなのぉ?」
「ええ…。今日の売上はほとんど終わったんだけど、昨日の書類に少し間違いがあって、
その修正もしないといけないから」
メルが今度は少し苦い顔をする。
「メルが仕事で失敗するなんて珍しいー。何かあったの?」
「別に…何も無いわよ」
メルは務めて平静に言ったが、シーはその微妙な変化を見逃さなかった。
「……ふぅ〜〜〜〜ん」
「な、何?シー」
何か含んだようなシーの返事に少し慌てるメル。
「…そういえばオーナーはぁ?」
「えっ?…あ、オーナーは急な会議が入られて出かけられたわ」
「じゃあ今シャノワールは2人だけなんだねぇ…」
「ねぇねぇメルぅ。ちょっと休憩しよ!ちょうど昨日作ったお菓子がまだ残ってるしぃ」
シーが急にそんなことを言い出した。
「駄目よ、シー。まだ仕事が…」
「だから休憩だってばぁ。少し休まないと仕事もはかどらないよぉ?」
「それに……こんな時間に食べたら…その、太っちゃうし…」
メルは小さい声でそう言うとうつむいた。少し頬が赤い。
「メルったらあたしより痩せてるのにぃ。いいでしょ?美味しい紅茶も淹れるからぁ」
「…わかったわ。でもホントにちょっとだけよ」
シーの押しに負けたメルは苦笑して言った。
「やったぁ!すぐ用意するから待っててねぇ!」
言うや否や厨房に向かってシーは駆け出した。
10分後。秘書室にはお菓子と紅茶の甘い香りが広がっていた。
「はい、メルぅ」
シーが紅茶の入ったカップをメルに差し出す。
「ありがとう、シー」
メルは少し香りを嗅ぐと、ゆっくりと紅茶を口にした。
「どお?」
「美味しい…。やっぱりシーの淹れてくれた紅茶は最高ね」
「えへへ、まっかせなさぁい!」
シーは自慢気に胸をはった。
「じゃあ、こっちのお菓子もいただくわね」
「あ、あたしも飲もーっと」
静かな夜。秘書室にしばしゆったりとした時間が流れた。
カップの紅茶も残り少なくなった頃、シーは突然切り出した。
「メルぅ。それで昨日大神さんと何があったのぉ?」
その言葉にメルは持っていた紅茶カップを落としそうになった。
「な、な、なっ…!何言ってるのよシー!」
顔を真っ赤にしたメルを見て、シーは少し意地悪く笑った。
「メルったらすぐ顔に出るんだもん。上の空で仕事したから失敗したんでしょお?」
図星だった。昨日大神に「可愛いね」と言われてから何か仕事が手につかない。
「も、もう!知らない!!」
メルは恥ずかしさで顔を背けた。
「あん、ごめんごめん許してよメルぅ」
慌ててゴメンのポーズをするシー。その姿になんとかメルは機嫌を直した。
「でもぉ、大神さんってカッコいいよねぇ。あたしの思ってた通りのサムライって感じ」
スプーンで紅茶をかき回しながらシーは言う。
「わたしは…別に…」
「隠したって駄目だよぉ。メルだって大神さんの事、結構気になってるんでしょ?」
「それは…大神さんは、巴里華撃団にとって大切な人だし…」
「んもぅ、メルったら照れ屋なんだからぁ。もっとはっきり言わないと伝わらないよぉ?」
「そんな…そんなこと言われても…。わたし、そういうの苦手だし…」
下を見つめたメルにシーは笑って言う。
「ふふふ、大丈夫だよメルぅ。大神さんもきっとメルのことが…」
「シーったら!わたしはそんな…!!」
「へぇ〜?じゃあコレは何かなぁ〜〜?」
そう言ってシーはメルの机の上に伏せてあった写真立てを手に取った。
「あっ!ちょっとシー!返して!」
メルが大きな声をあげてシーから写真立てを取り返そうとする。しかしシーはその寸前で逃げた。
「これ、大神さんに見せに行こうかな〜?」
「シー!返しなさい!!」
ドタバタと秘書室で追いかけっこが始まった。
笑って逃げるシー。顔を赤くして必死に追いかけるメル。
ようやくメルがシーを捕まえかけたその時だった。
「メル、シー!何やってるんだい!?」
何時の間にか秘書室の入口に立っていたグラン・マが叫んだ。
『あっ…オーナー』
2人同時にハモって返事をする。
「メル、昨日の書類はもう修正し終わったのかい?」
グランマは机の上にある紅茶とお菓子を一瞥してから、メルに言った。
「それは……」
言いよどむメルの前にシーが立つ。
「オーナー。あたしがメルをお茶に誘ったんですぅ。罰ならあたしに与えて下さぁい」
「シー…。……オーナー。責任は私にあります。どのような罰でも甘んじて受けます」
グラン・マはしばらくメルとシーを見つめていたが、
「そうだね。2人とも職務中に遊んでいた罰は受けてもらおうかね」
「はい。わかりました」
「何でもしますぅ」
覚悟を決めた二人の前にグラン・マが立つ。そして重々しい口調で言った。
「メル。シー。これより2人にはあたしのお茶につきあってもらう」
「えっ?」
驚いて顔をあげた2人に、穏やかなグラン・マの顔があった。
「あたしも会議が退屈でつまらなかったところでね。これくらいの活気があった方が楽しいよ」
「オーナー……」
「ありがとうございますぅ!」
顔をほころばせる2人を見てグランマは笑うと
「さあ、命令は出たよ。二人とも支度をおし」
『ウィ、オーナー!!』
エピローグ的
「…ところで、さっきは2人で何を話してたんだい?」
グラン・マがメルに問う。
「えっ…それは、その…」
メルが戸惑う。
「ひょっとして、恋の話かい?」
グラン・マが訊ねる。
「えーっ!なんでわかっちゃったんですかぁ!?」
シーが驚きの声をあげる。
「ふふ…2人の様子を見ていれば判るさ。それにね……」
グラン・マは手に持ったカップの中の紅茶を少し飲んでから、確信を持って言った。
「ここは、巴里だからね」
長いけどSSできたYO
ベースはメルが見合いするという話(このスレ未収録)から
『見合い』についてメンバーが話し出す設定。
エリ「ええっ!お見合いですか!!
はい、はーい! エリカもしたいでーすっ!!」(顔アップ)
グリ「エ、エリカ、お前まで。」
コク「へー、エリカもしたいんだぁ。お見合い」
花火「殿方と、そんなぁ・・・ぽっ」
ロベ「ふんっ、でもよ。大体お前、お見合いが何か知ってるのかよ?」
エリ「もちろんです!前から一度してみたかったんです!!」
コク「じゃあさ、エリカはお見合いしてみたい相手がいるんだ?」
エリ「はーい、えっと大神さんですー!」
大神「エ、エリカ君・・・」(ちょいテレ顔)
ロベ「(ふふん、これは面白くなりそうだな・・・)
へー、それじゃ開店まで時間あるし、今からでもお見合いしたらどうだ?
な、隊長?」
大神「イィ!何を言うんだ、ロベリア。」
ロベ「いいじゃないか?なあ、エ・リ・カ?」
エリ「はい、私はかまいませんよ(^-^)
では30分後にステージで、大神さん。」
コク「ステージでお見合いするの?じゃあボク達も見ていいんだね。」
グリ「公開でお見合いなど、エリカ何を考えているのだ。」
花火「(公開で殿方の・・・)・・・ぽっ」
エリ「では準備があるので、私行きますね。」
大神「あっ、エリカ君、待ってくれ。
・・・あ、行ってしまった。やれやれ、とんだことになったぞ。」
ロベ「じゃあな、隊長。30分後、ステージに遅れるなよ。
準備はみんなでしていてやるからさぁ」
大神「こうなったら仕方ないか。」
---------------30分後--------------------
コク「ふー、準備はこんなものかな。なんとか間に合ったね。」
グリ「なぜ私までこんな事に付き合わねばならぬのだ。
しかも言い出したロベリアは手伝いもせず姿をくらますとは・・・許さぬ」
花火「グリシーヌったら。」
コク「イチローも遅いね。まだ来ないよ。」
大神「や、やあ。おまたせ、みんな。」
コク「わぁ、イチロー。カッコいいよ。」
花火「大神さん、とても似合ってますわ・・・ぽっ」
グリ「ふっ、日本では孫にも衣装と言ったトコか。」
大神「ありがとう(照れ)タキシードなんて着慣れないから手間取ったよ。
エリカ君はまだのようだね。ロベリアもか・・・」
ロベ「よっと。」
グリ「ロベリア、今までどこに行っていた!」
ロベ「うるさいねえ。まったく・・・
気の利かない隊長の代わりにこれを調達に行っていってたのさ。」
コク「わぁ、綺麗な花だね。でもボク初めてみたよ、そんな花。」
花火「ホント綺麗な花ですね、確かに珍しい花ですが、
どこかで見たことがあるような気が・・・」
ロベ「ふふん、綺麗だろ。花屋からかっぱら・・・、いや買ってきたのさ
なんでもとても珍しいものらしいから、エリカに喜ぶよ。
ロビーに置いとくから、後はメッセージカードでも入れときな。」
大神「ありがとう、ロベリア」
ロベ「いや礼には及ばないよ(( ̄― ̄)ニヤリ)」
グリ「それにしてもエリカは遅いな、何をしているのだ。」
コク「初めてのお見合いだから、オシャレしてるんだよ、きっと。」
花火「そうですね、エリカさん、とても楽しそうでしたから。」
コク「あ、そう言えば楽屋と倉庫を行ったり来たりしてたけど。」
花火「では少し見て参ります・・・」
ロベ「じゃあアタイ達は客席で見てるから、頑張るんだよ隊長っ( ̄― ̄)ニヤリ」
大神「あ、ああ。」
-------------暫くして----------------
(ぱっと照明が消える)
大神「何だ、急に明かりが!?」
??「じゃーん、お待たせしました。」
大神「そ、その声はエリカ君か?」
エリ「はーい、では行きますよー!大神さん!!」
大神「ん?いいよ。エリカ君」
(エリカにスポットライト)
エリ「はっけよーい!!」
大神「え?」
エリ「のこったぁー!!!」
(肉柔盤着てチョンマゲズラをかぶり突進してくるエリカが、大神の目に入る)
大神「へ?エ、エリカ君それは?」
全員「(あっけにとられて呆然としている)」
エリ「いやですねぇ、もう。お見合いじゃないですかー。
私ずっと、日本の相撲してみたかったんです!行きますよー、大神さん!!
見合って、見合ってぇ、ノコッタ、ノコッタ!!!」
大神「エ、エリカ君、完全に見合い違いだよ(T_T)
(なんて言っても遅すぎる。エリカ君はもう目の前だ)」
エリ「どすこい!どすこい!!」
大神「(客席側にイナすしかないな)
くっ、行くぞ!エリカ君!!えい!!!」
エリ「あら?(体が流れる)」
大神「(キマったか)」
エリ「(さらにテーブルにつまづくエリカ)
えぇー、そんなぁ。落ちちゃいますー」
ロベ「バ、バカ!こっちに来るなよ。エリカ」
グリ&コク「エリカ、危ない!」
エリ「あーん、止まりません。ごめんなさいー(T_T)」
ゴロゴロゴロ・・・・!!ズテンッ!!!
大神「うっ・・・、み、みんな。無事か?」
エリ「はぁぁぁ・・・、プ、プリンがいっぱい・・・もう食べれません・・・」
大神「(エリカ君は無事のようだ、みんなは・・・)」
ロベ「(気絶中・・・)」
コク「うぅ、酷いよぉ、イチロー。こっちにエリカを投げるなんて」
グリ「た、隊長、いったいどこにいるんだ・・・」
大神「え?そういえば真っ暗で何も見えないぞ・・・。
少し目が慣れてきたな・・・
なんだ、これは荒波だ。目の前に荒波と船が見える」
グリ「い、いつまで、そこにいる気だ・・・隊長。」
大神「そこって言われても、なぁ。
状況判断をすると・・・、まずここはスカートの中だ。
目の前には荒波を渡るバイキングの船が刺繍されているパンツ
そしてすぐ側からグリシーヌの声が聞こえてくる
・・・って。へ?とすると、ここはまさか・・・」
大神「グ、グリシーヌ。落ち着け。お願いだ、落ち着いてくれ。
これは事故なんだ、そうだ事故。
航海に出た船が嵐で難破しそうになっているんだ(意味不明)」
グリ「(かぁー&赤面)早くそこから出ろ、隊長!
許さん!!そこになおれ!!!今すぐ成敗してくれる!!!!」
大神「グリシーヌ、待て。事故なんだ。」
グリ「聴く耳もたん!!」
大神「わぁー!!!!!!!!!!!!!!(ぐふっ・・・)」
--------------数分後------------
(ロビーにて・・・)
シー「ただいまですぅ
ね!メル。ちゃんと開店までに間に合ったでしょ」
メル「もう何言ってるのよ、シーったら。
開店準備これからしないと駄目でしょ」
シー「優しいメルちゃんが手伝ってくれるもんっ」
それに今日はメルがお見合いの服買いに行くっていうから
付き合ったんだからぁ」
メル「分かったから、大きな声で言わないでよ。恥ずかしいじゃない(赤面)」
シー「さっすがメル、だから大好きぃ
でも結局あんなにお店回ったのに服、買わなかったんだよね。
レビューの衣装に似た服なんて、なかなか無いよぉ
でもぉ、どうしてそんなにこだわるのぉ?」
メル「ど、どうしてって。別に深い意味は・・・」
シー「あー、もしかして・・・」
メル「な、何よ?」
シー「まえ大神さんに
『メル君はレビュー衣装が一番似合うね』って言われたからぁ?」
メル「(カァー)
なんで大神さんが、そこで出てくるのよ。ち、ちがうわ。」
シー「あー、メル赤くなってるぅ。
大神さん、メルには特に優しいもんね」
メル「そ、そんな事ないわ。大神さんは皆に優しいから・・・」
シー「ふふ、じゃあ大神さんの為にメルがお見合い断ろうとしてるって
言ってこよぉっと。」
メル「もう、やめてよ。シー!」
シー「アハハ・・・
あれ?こんなとこに花が置いてあるよぉ。
しかも見たことない花。でも綺麗。」
メル「ホント綺麗。でも誰がこんなとこに・・・」
シー「ん?カードが一緒に入ってるよぉ
『日頃の感謝の気持ちを込めて・・・ 自分に自信を持てない君へ』
きゃー、これってメルの事じゃない?」
メル「そ、そんな・・・(大神さん・・・)」
シー「あー、メルの顔。真っ赤かだよ、巴里の夕日より赤いよぉ」
メル「からかわないでよ、シー」
シー「早速大神さんにお礼言いに行かなくちゃ、ね?」
メル「え?シーたら。もう押さないでよ。」
シー「早く、早くぅ♪」
--------------------客席------------------
シー「きゃー、いったいどうしたのぉ、
イスやテーブルが滅茶苦茶になってるぅ。」
メル「誰かそこに倒れているわ!」
シー「あ、大神さんっ!
どうしたんですかぁ、こんなにボコボコになって・・・」
メル「大神さん、大神さん!大丈夫ですか?
しっかりして下さい!!」
大神「うーん・・・」
メル「とにかく手当てをしないと。シー救急セットを持ってきて!」
シー「うん。」
メル「(頭に手を当てて、髪を撫でるカンジ)
大神さん、目を覚まして下さい・・・
私、この花のお礼やもっと言いたい事いっぱいあるんです・・・
それに私、やっと・・・」
大神「ん・・・、あ、メ、メル君かい?」
メル「大神さん!?気付かれたのですね。よかった・・・
これはいったいどうしたのですか?」
大神「あ、いやエリカ君の乗ったバイキング船で
グリシーヌと相撲をしてたら嵐が・・・」
メル「???」
大神「ごめん、後で話すよ。
ちょっと混乱してて・・・」
メル「はい、もうしばらくこのまま・・・
それと・・・」
大神「?」
メル「えっと、この花ありがとうございます」
大神「い、いや、その花は・・・
(うーん、言い出しにくい雰囲気だぞ)」
------------------楽屋------------------
シー「あれ?皆ここにいたのぉ?」
コク「うん、色々あってね。」
シー「ロベリアさんとエリカさんはそこに寝てますしぃ・・・
ん・・・、グリシーヌさんと花火さんがいませんね。」
コク「もう大変だったんだよ、今やっと落ち着いたとこ。」
ロベ「はっ!エリカ来るな、バカ!
・・って、ここは?はぁ全く嫌な夢みちまったぜ。うぅ・・・
確かエリカが落ちてきて、あぁ、気を失っていたのか。」
コク「あ、ロベリア大丈夫?落ちてきたエリカが直撃したから心配しちゃった」
ロベ「ふん、あのくらい平気さぁね。(かなり強がり)」
シー「あ、そうだ!大ニュースですぅ!!」
コク&ロベ「何?」
シー「なんと大神さんがね、メルに愛の告白しちゃったのぉー
しかも綺麗な花にカード入れてですよぉ」
ロベ「え?花だって?」
シー「そうなんですぅ。しかもとっても綺麗な花
大神さんも隅におけませんよねぇー。」
コク「その花って、ロベリア。もしかして・・・」
ロベ「ヤ、ヤバイ、あの花は・・・」
ドーンッ、ゴゴゴゴ・・・・
シー「あの音はいったい、なんなんですかぁ」
コク「客席の方だよっ!」
シー「あん、ロベリアさん、どこにいくんですかぁ?」
--------------客席-------------
ロベ「あちゃー、遅かったか。
(実はあの花には臭いを嗅いだら爆発するように
爆弾をセットしてたんだよ)
一番見物のシーンを見逃すなんて、最悪だよっ、全く・・・」
シー「あー、メルゥ、大丈夫?」
大神「ゴホッ、ゴホッ。だ、大丈夫かい、メル君?」
メル「・・・」
大神「メ、メル君?」
メル「大丈夫です」
大神「全く何が起こったのか俺にもさっぱり・・・」
メル「そうですか、では分からせてあげましょうか?」
大神「メ、メル君??」
メル「私はとーっても落ち着いてますよ、
お・お・が・み・さ・ん!!!!」
大神「メ、メル君、ぐわっー(プシュー)」
シー「(大神さん、腹切り・・・サムライ・・・)」
ロベ「ははははっ、これは愉快だよ。
予定とは違ったが、まあ良いもの見させてもらったよ、全く
あの娘なかなかやるじゃないか・・・。」
コク「いつものメルじゃないよぉ」
花火「ただいま戻りました。」
コク「あれ?花火だ。どこに行ってたの?」
花火「ちょっとあの花が気になりましたので、
図書館へ調べに行って参りました。
これはいったい何の騒ぎなのでしょうか?」
コク「話せば長くなっちゃうから、後でね、花火。
で、あの花の名前分かったの?」
花火「はい、あの花は『彼岸花』と言って
日本ではよくお墓に添えられる花だそうです。
私も一度『大和撫子七変化』という本で見たのを思い出しました。」
コク「お墓・・・、
じゃあもうすぐイチローには必要になるかも、そのお花・・・」
全員「合掌・・・」
(おしまい)
∧_∧____
ン〜♪ ./(*゚−゚) ./\ ノビ〜
Λ_Λ ノ /| ̄∪∪ ̄|\/ ( Λ_Λ
⊂(゚ー゚⊂⌒ヽつ .. |____|/ ⊂ ´⌒つ゚ー゚)つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
148 :
9:2001/04/27(金) 05:07
各SSにタイトルつけるの難しい…センス無し。鬱。
ロベリア編は
>>63、グリシーヌ編は
>>71、コクリコ編は
>>119を参照してくだされ。かしこ。
>>9 ご苦労さん。
しかし、最近SS全然ないなあ・・
「サクラBBSの半分でどう?もうすぐサクラBBSは私のものになるわ。」
「わるくないね・・・。あーんなことやこーんなことも削除されずに、
やり放題ってわけか。」
「・・・」
「で、隊長はどうなんだい。この私に何をくれるんだい?」
「答える必要などない。」
「なにっ!」
「2ちゃんねらーと手を組むようなら、この場で切り捨てる!」
「!!」
前にセガのBBSにあったSSを掲載してもいいかな?
もちろん書いた本人には無断だけど。
面白いけど、過去のものになって、
陽の目を見ないSSがもったいない気がするので。
でも無断で載せるのはちょっと気が引ける。
でもこのまま埋もれてしまうのももったいないな。
どうでしょう。
OKでしょう。本人が知ったら憤慨することもあるかも知れないけど、
せっかくの良いものなら、多くの人に読まれるべきだと。
153 :
1:2001/04/28(土) 14:25
すごいことになってるな。
すぐに削除依頼だされると思ったよ。
ヨカータ。ヨカータ。
今はSS書いても荒らされるだけなので、
どうしようもないです。
完成したらHPにUPしようとは思ってますが…。
155 :
9:2001/04/29(日) 03:43
最早、各サクラスレは終わっているも同然。
本スレはただのチャットスレとなり、その他のスレも廃れるか、
ちんこ荒らしやCCさくら板からの基地外が跋扈するスレに…。
しばらくは黄金厨房も猛威を振るいそう。せめてここはsageでよろしく。
では、これよりエリカスレからのコピペです。ぼんじゅ〜る。
先日、巴里の公園にて。
警察から「不審な人物を捕まえたんですが、、、あの、とにかく来ていただけますか?」
ナンダよ、不審な人物なんて俺には関係ないのに?と思いながら警察署に行くと、
いましたよ、エリカが!
じっとうつむいているエリカの前には所持していたと思われるマシンガンが。
「あ、ほんとにいたんだ?」思わず口を出た言葉に気づいたエリカが私を見るなり、
「ウエーーーン」と泣きながら駆け寄ってきました。そして私に抱き着いて、
5分ぐらい泣いていました。突然の出来事に私はすっかり固まってしまい、
ただエリカを抱きしめてやるのが精一杯でした。
やがて落ち着きを取り戻したエリカは、警部さんをきっと睨むと、
「シスターは治外法権なの!」
と叫ぶと同時にトテテテテ、と逃げていきました。
あっけにとられている警部さんを置いて、私はエリカを追いかけて叫びました。
「あれやってくれ!」トテテテテキューッと効果音つきで止まったエリカは、
満面の笑みで一言、
「おっはようおっはようボンジュ〜ル♪」
ああこんな幸せな気持ちになったのは初めてです。
オレの魂の叫びだ!!萌え萌えパワーをお前達に!!
萌え萌えエリカ!!
ボケキャラいろいろいるけれど おはようダンスはエリカだけ
おはようダンスに萌えるなら 王子の愛を噛み締めろ
ボケを嫌うやつがいる ボケを嫌ってはいけないぜ
おはようボンジュールを見れば萌え萌え
心が萌えれば世界はひとつ 世界にはばたけ天然エリカ
エリカエリカエリカ エリカエリカエリカ エリカエリカエリカ エーリーカ
天然エリカは世界一 エリカを身体で感じよう
エリカを粗末にするやつは エリカにやられて死んじまえ!!
サクラ3もってないやつはオタクの心を無くしてる
オタクの心を取り戻せ 取り戻せ
エリカの名前 エリカ・フォンティーヌ 萌え萌えエリカ・フォンティーヌ
エリカエリカエリカ エリカエリカエリカ エリカエリカエリカ エーリーカ
みんなで萌えよう 萌え萌えエリカ エリカ萌えなら救われる
前作に負けない 天然ヒロイン 悩殺おはようボンジュール
エリカエリカエリカ エリカエリカエリカ エリカエリカエリカ エーリーカ
エリカエリカエリカ エリカエリカエリカ エリカエリカエリカ エーリーカ
【民明書房刊】『驚愕!世界の童謡』より抜粋(1923年)
----------(OHAYOU Bonjour!!)---------------
Compositon et paroles : Erica Frantene
-------------------------------------------
OHAYOU OHAYOU Bonjour!!
OHAYOU OHAYOU Bonjour!!
Monsieur Ohgami!! Monsieur Ohgami!! Ohe!Bonjour!! Monsieur Ohgami!!
Ogami! Se lever de bonne heure s’il tu plaite! Bonjour!!
Et Aujourd’hui
あのエンディングから数年後、帝劇に遊びに来たエリカ。
大神とさくらに付き添われて帝劇内を移動中。
大神「さあ着いた。エリカくん、ここが帝劇の楽屋だよ」
エリカ「わぁ…。ここでトーキョーの花組のみなさんはレビューの準備をするんですね!エリカ感激ですぅ!」
さくら「(大神さん…。エリカさん、喜んでくれて良かったですね)」
大神「(ああ…。あんなに喜んでくれると、こっちも嬉しいよ)」
大神「(さて…)」
大神「エリカくん…」
LIPS選択
┌─────────────┐
| |
| 次はどこにいこうか? |
| |
|_____________|
| あれが「タタミ」だよ |
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
└─────────────┘
大神「エリカくん…。あそこにあるのが「タタミ」だよ」
エリカ「えっ?あれですか!?」(タタタッ)
エリカ「キャーッ!これがタタミなんですね!エリカ大感激です!! (信頼度↑↑)」
さくら「ふふふ…。エリカさん、どうしてそんなに畳が好きなんですか?」
エリカ「大神さんがよく「女房と畳は新しい方がいい」って巴里で言ってたから一度見てみたかったんですぅ!」
「波紋」
-Ending A-
Fin
エリカ「ピトン、覚悟!」
大神「エ、エリカくん、人違いだよ…」
すみれ「だれが蛇女ですって?」
♪おっはよう、おっはよう ボンジュール〜
エキセドル「デ・・・デ・カルチャー!!」
ブリタイ「ヤック・デ・カルチャー!! !!」
エリカが転ぶ→グリシーヌに当たってコーヒーがこぼれる→大神にかかる→洗おうとして脱がせた花火が慌てる→コクリコにぶつかって虫歯に響く→歯痛のショックで力が発動→ロベリアの大切なワインが割れる→キレたロベリアにみんな燃やされる→隊員不在で巴里壊滅
・・・ぐっちゅっ・・・ぐっちゅ・・・ぐちゅっ、くちゅっ、ぬちゅ、ぬち、くちゅっ、くちゅっ、くちゅっ、くちゅっ・・・
くあぁっ!ひ!・・・・・・・あああっ!!
きゃはぁぁぁ!!
ボンジュ〜ルゥゥゥウ
「エリカ君、・・・入れてもいいかい?」
「どっちどっち?」
俺は大神一郎、真宮寺一族の陰謀でさくらくんと結婚させられてから
はや数週間がたった。
「ウフフ、一郎さん」
「どうしたんだいさくらくん」
「朝ご飯ですよ、一生懸命お味噌汁をつくりましたからどうぞ」
・
・
・
「あ、もうこんな時間か、じゃあ行ってくるよさくらくん」
「…」
「さくらくん?」
「私の作ったお味噌汁、おいしくないんですね…いつもならおいしいよって
言ってくれるのに…」
(しまった忘れてた!)
「一郎さん、私のコト嫌いになっちゃったんですか!?」
グサッ!
「ぐわぁぁぁ!!!」
助手「教授、やはり真宮寺の娘よりシスターエリカの方が結婚するなら
安全だという実験結果が出ました。
教授「ふむ、確かにそうかもしれん。だがそれは本当に正しいのかね?
助手「と、言いますと?
教授「いや、さくらに斬り殺されるのが先か、
エリカの殺人料理で死ぬのが先か、それが問題だと思ってね……
新連載「えりか6/16」
巴里の踊り子エリカはある日石段から転げ落ち、6歳児に退行してしまう。
しかし普段と変わらないので、誰も気づかなかった。はわわ...
>>えりか6/16
6歳児の時のほうがしっかりしていて、
回りが気づくというネタのほうがエリカらしい。
怪人がホテルに逃げ込んだぞ。エリカくん、ついてこい!
うわっ、囲まれた。エリカくん、合体攻撃だ。パラディスク・ポルト〜!
ふう、何とか二人でかたずけたな。よしっ、シャノアールに帰還だっ!
グランマ「エリカ、ムッシュと二人でどこ行ってたんだい?」
エリカ「大神さんにホテルに連れてかれて、合体しちゃいました。」
大神「あわわわわ」
グラン・マ「それは本当かい?ムッシュ。
大神「ご、誤解ですっ、支配人っ!
エリカ「もうスカッとしましたよー!また合体しましょうね、大神さん!
グラン・マ「ムッシュ、減俸5年だよ。それと、ちゃんと責任はとるんだよ。
>>合体ネタ
巴里では帝都と違って、一発やっただけでは責任は発生しません。
グラン・マも「ムッシュ、なかなかやるじゃないか。」と誉めてくれるでしょう。
「若いから仕方ないけど、ちゃんと避妊はするんだよ。」とかね。
レニ「おはよう おはよう グーテンモルゲン
おはよう おはよう グーテンモルゲン
隊長 隊長 おはよう 隊長 ・・・
早く起きてよ グーテンモルゲン
今日も元気に グーテンモルゲン・・・」
大神「れ、レニ・・・?」
>>レニ
そのレニは水狐に洗脳されています。
そのとおりです。ですので紳士淑女の皆さん、マターリ語り合いましょう。
蛇足ですが、フランス語のあいさつをいくつか出しておきます。
Bonjour(ボンジュール):原則として、日が出ている間は使えるあいさつです。
Bonsoir(ボンソワール):日が沈みかけると使えます。別れるときもOK。
Bonne nuit(ボンヌニュイ):夜もふけ、別れるときの表現。「おやすみなさい」
Au revoir(オルヴォワール):時間に関係なく別れるときはいつでも使えます。
Salut!(サリュ):学生や若い人どうしでよく使います。会ったときも別れるときもどちらでも大丈夫です。
Comment allez-vous?(コマンタレヴ):「調子はどうですか」「お元気ですか」。
Merci (beaucoup)(メルシ・ボクー):お礼の言い方。「ありがとう」。
これであなたもパリジャン&パリジェンヌ!(w
大晦日発売にして、イチローの誕生パーティ&東京見物で巴里組がやってくる
↓
栃木の実家へみんなで行こう
↓
母さん俺の部下たちなんだ
↓
ふーん で、どの娘がおまえの嫁になるんだい
↓
実は全員と将来を約束しちゃったんだ・・・どうしよう
↓
おまえもやるねえ。母さんが選んであげるよ。
鬱だ逝ってくる
>>どの娘が…
ああ、なるほど。で、
>おまえもやるねえ。母さんが選んであげるよ。
ここから、コラムス勝負なり何なりに発展すると・・・
ふーん で、どの娘がおまえの嫁になるんだい
↑これ愚欄間だよ(汗
「一郎さん それで我が家の嫁になるのはどの方ですか」
LIPS
(恋愛度1位)くん なんだ
(恋愛度2位)くん なんだ
↓↓一定時間経過↓↓
LIPS
(恋愛度1位)くん なんだ
実は全員と将来を約束しちゃったんだ・・・どうしよう
お、おれはまだ結婚しないよ!
大神 「紹介するよ、真宮寺さくら君だ」
妹 「ふぅ〜ん・・・この人がお兄ちゃんの恋人なのね」
さくら「べっ別に大神さんとはそういうんじゃありません(真っ赤)」
大神 「そそうだよ、さくら君は花組の優秀な部下なんだよ」
妹 「あらそうなの? でも見た目は合格よ。 お兄ちゃん相変わらず
の面食いなんだから」
さくら「かわいい妹さんですね」
妹 「ただ、お年の割にはお召し物が少々幼いような気がしますけど」
さくら「(ピクピク)お年の割には余計ですよ」
妹 「ふむふむ・・・性格に難あり・・と(メモメモ)」
大神 「ふ、二人とも穏便に・・・穏便に・・・(;´Д`)」
大神 「・・・(;´Д`)」
さくら「え・・もう終わりですか? 冗談ですよね」
大神 「・・・(;´Д`)」
さくら「ちょっと! 私の立場はどうなるんですか(ワナワナ)」
「酷い! こんなのあんまりです! 大神さんのバカ!」
大神 「・・・ゴメンさくら君(;´Д`)」
さくら「止めて下さい。 ゴメンなんていわれたら、余計惨めですよ。
花組の隊長が聞いて呆れますね。 見かけ倒しもいいところだわ」
大神 「・・・(;´Д`)」
さくら「だいたい大神さんは私以外の女の子にデレデレしすぎなんですよ!
そういう煮え切らない態度をとり続ければいずれ彼女たちを傷つける
事になるのが判らないんですか? 私というものがありながら
まったく優柔不断な所は相変わ・・・(その後1時間説教)」
大神 「(;´Д`)」
>>さくらたん
これって大神は裸のまま、布団の上で正座させられているのか?
想像すると笑える絵だな(w
大神 「・・・(;´Д`)」
エリカ「え・・・あれ? うそ、もう終わりなんですか?」
大神 「・・・(;´Д`)」
エリカ「あ・・あはは〜そんな落ち込まないでくださいよ〜 エリカ
別に怒ってませんから。 何事も迅速にこなす所は、さすが
巴里組の隊長だと思いますよ」
大神 「・・・(;´Д`)」
エリカ「うそうそ、冗談ですよ。 それじゃ次も頑張りましょう!
エリカも頑張りますから〜 今度はもっと精がつくように
エリカが特別料理をご馳走しちゃいますね!」
大神 「・・・ありがとう、エリカ君」
エリカ「えへへっ、エリカこうして大神さんと一緒に夢をみられるだけで
幸せなんです。 大神さん朝まで手を繋いでくれますか?」
大神 「エリカ君・・・(;´Д`)ハァハァ」
花火「あの、お話というのはなんでしょう?」
大神「単刀直入に言おう。きみはこの間、ある匿名掲示板に書き込みをしたね?」
花火「ええ!?ど、どうしてそのことを?」
大神「いや、責めてるんじゃないよ。誤解しないでほしい。」
花火「…」
大神「ただ隊長として、悩みを打ち明けてもらえなかったことが悔しいだけなんだ。」
花火「そんな、大神さん。」
大神「まさか君のような大和撫子が、男に生まれたかっただの、ちん…」
花火「い、言わないでください!恥ずかしい!」
大神「しかし、君の望みを知った以上できるだけのことはさせてもらった。格納庫へ来てくれ。」
大神「これが花火くんのために特別に用意した光武F2改スペシャルバージョンだ!」
花火「こっこれは!? 股間にガトリング砲が!!」
大神「どうだい、気に入ってくれたかい?攻撃時の振動が激しいので気をつけてくれたまえ。」
花火「素敵です。…ぽっ。」
花火「北大路花火、四の舞。金科玉条!」
ポーン「ぐああ!」
大神「花火くん。光武F2改スペシャルバージョン、絶好調だね。」
花火「ハア、ハア。し、振動が。素敵です…ぽっ。」
コク「花火、どうしたの?顔が真っ赤だよ?」
花火「うふふ。あなたも大人になれば分かるわよ、コクリコ。」
グリ「ごくっ…。おい、隊長。花火だけ特別扱いしすぎなのではないか?」
エリカ「たーまやー!」
花火「か、か…ぎ……やああ!」
メル「すごい!花火さんの霊力が異常に高まっています!」
ジャン「この俺も苦労した甲斐があったってもんだ。」
グラン・マ「ね、ねえ、ムッシュ。私もいちど花火の光武に乗せちゃもらえないかい?」
ロベ「はあ、こいつらみんな馬鹿ばっかりか?」
花火「…ごきげん…よう…。」
ロベ「ううむ。」
大神「なにを考え込んでるんだい、ロベリア。」
ロベ「なんだい、隊長かい。あんたにゃ関係ないよ、あっち行きな。しっ。」
大神「おいおい、つれないな。君と僕との仲じゃないか。」
ロベ「ちっ、いるんだよな。こういう、一回ヤッただけで勘違いするバカが。」
大神「…」
ロベ「じょ、冗談だよ。そんなに怒るなよ。悪かった、言い過ぎたよ。謝るからさ。」
大神「…いや、気にしてないよ。それより何を考え込んでたんだい?」
ロベ「え?ああ、ちょっとオランジュリー美術館の襲撃を…。」
大神「俺がこの場で切り捨てる!」
ロベ「…受けた時の対策を考えてたんだよ!!最後まで聞きやがれ、この単細胞!」
大神「そ、そうだったのか。すまん、早とちりしてしまったよ。」
ロベ「どうしてそうやって脊髄反射だけで行動できるのかね。バカだからか?」
大神「機嫌を直してくれロベリア。隊員を信頼できなかった俺が悪かった。」
ロベ「い、いやまあ、いいんだけどさ。軟派なんだか硬派なんだか…そこが魅力なのかねえ。」
大神 「なにか言ったかい?」
ロベ 「なんでもないよ。じゃ隊長、美術館を占拠した敵とこういう戦況になったらどうする?」
大神 「うーん、ここはやはり帝国軍人として果敢に敵の総大将に攻撃を挑むところだな。」
ロベ 「だから馬鹿だっていわれんだよ。これだけ戦力に差がありゃ逃げた方が得だろ。」
大神 「貴様それでも帝国軍人か!」
ロベ 「あたしゃ共和国市民だよ!」
大神 「……そうか、確かにその通りだな。さすがはロベリアだ。」
ロベ 「なにが『さすが』なんだ?まあいい。ともかくここは一旦引いて体制を立て直す。」
大神 「ふむふむ。」
ロベ 「そして味方を二手に分け、囮が追手を引き付けた隙に本隊が手薄の美術館を襲う。」
大神 「見事な攪乱戦術だ。」
ロベ 「さらに美術館を制圧した本隊は、追手が戻るまでに美術品を手早く運び出すのさ。」
大神 「戦闘の被害から美術品を保護するわけか。ロベリアにしては意外な心くばりだな。」
ロベ 「……」
大神 「お腹かかえて、どうしたんだい?ロベリア。悪いものでも食べたのか?」
ロベ 「へっ?あ、ああ、そうなんだよ。さっき食べたチーズがね。くっく。あー涙でそう。」
大神 「大丈夫かい?メルくんのところで薬をもらって来ようか?」
ロベ 「…心配いらないよ、隊長さん。…あんたいい奴だね。抱きしめてチューしてやりたいよ。」
大神 「本当に大丈夫なんだな?無理しなくてもいいんだぞ。」
ロベ 「ふふ、大丈夫だって言ってんだろ。くどい男は嫌われるよ。さあ、話のつづきだ。」
大神 「ああ、えーと。美術品を保護した後だったな。」
ロベ 「そうそう『保護』だ。追手が戻ってきたら残りの美術品は諦めて即座に撤退する。」
大神 「おいおい戦わないのか?無用な戦闘を避けて被害を最小限に抑えるということか。」
ロベ 「囮と本隊とはあらかじめ落ち合う場所を決めておいて約束の時間に集合する。」
大神 「シャノワールに帰還か…って、ちょっと待て。ひょっとしてこれ襲撃計画じゃないか!」
ロベ 「アハハ、やっと気付いたのかい?…でも心配すんなよ。対策立ててたのは本当だよ。」
大神 「俺をからかったのか?ロベリア。これは帝国軍人として見過ごすわかにはいかん!」
ロベ 「あーん?さっきから軍人、軍人と勇ましいけど、アンタみたいな軟派野郎が言ってもねえ。」
大神 「な、軟派野郎? それは誤解だ、ロベリア。きみは何か勘違いをしている。」
ロベ 「あくまでシラを切る隊長殿…か。」
ロベ 「あれ? 隊長、背中になんかついてるぞ。ちょっと後ろ向いてみな。」
大神 「えっ、本当かい?」
ロベ 「かかったな。うりゃ、羽交い絞め!」
大神 「うわっ、ロベリア。いきなり何を。」
ロベ 「隊長の軟派ぶりは知ってんだよ。他の隊員達にも片っ端からちょっかい掛けてんだろ?」
大神 「そ、それは…」
ロベ 「そんなアンタだから、トーキョーに行ってもむこうの奴らとよろしくやるのは分かってる。」
大神 「…」
ロベ 「でもこれだけは念を押しとくよ。こっちが本気で、むこうは浮気だ。そうだな、隊長。」
大神 「え、えーと…」
ロベ 「煮え切らないね!嘘でも『ウィ』って言ってみな。言わなきゃキンタマ握りつぶすよ!」
大神 「う、うぃいい!」
ロベ 「ハハハ。素直でよろしい。」
大神 「な、なあ、ロベリア、もういいだろ。そろそろ離してくれないか?」
ロベ 「…ふふん。答えはノン、だ。アンタの背中、…あったかくて気持ちいいからね。」
ロベ 「なあ、隊長。一回ヤったくらいでアタシが自分の女になったなんて思うなよ。」
大神 「…わかってるよ。」
ロベ 「アタシがアンタに惚れてるんじゃない。アンタがアタシに惚れてるんだ。」
大神 「ああ、その通りだ。」
ロベ 「トーキョーでの仕事が落ち着いたら…帰ってくるんだろ?ここへ。」
大神 「それは…」
ロベ 「帰って来るんだよ、隊長。そのころ迄にはキレイな体になって…待ってるからさ。」
大神 「…」
ロベ 「帰ってきたら、この体にもう一度アンタの匂いをすり込んでやるんだから。」
大神 「…ロベリア。泣いてるのか?」
ロベ 「アタシだって生身の女なんだから、あんまり待たせんじゃないよ。わかったかい?」
大神 「ロベリア。」
ロベ 「え?あっ…」
大神 「……」
ロベ 「……」
隊長。やっぱり、待ってるだけってのはどうもアタシの性に合わないよ。
きちんとケジメをつけたら、アタシの方から隊長を迎えに行ってやるから、覚悟しときな。
元大泥棒 ロベリア・カルリーニ
エリカ 「ねーねー、大神さん。大神さんって異教徒なんですよね?」
大神 「えっ、まあ、確かに君たちから見れば、そうなるね。」
エリカ 「信心してみません?」
大神 「……はい?」
エリカ 「カソリックはいいですよー。大神さんにもぜひこのすばらしさをわかってほしいんです!」
大神 「はあ。でもうちは代々、浄土真宗だしなあ。」
エリカ 「それに大神さんがプロテスタントのような悪魔の誘惑にかかる前にわたしが正しい道を…」
大神 「おいおい、エリカくん!他宗派をけなしてはいけないよ。英国人が聞いたら怒るだろう。」
エリカ 「いま入信すると金運も仕事運も上昇して、おまけに血液がきれいになるんですよ!」
大神 「…気持ちは嬉しいけど、こういうのはひとに無理強いすることじゃないんじゃないかな。」
エリカ 「大神さんならわかってもらえると思ったのに…ぐすっ。」
大神 「泣くなよ、エリカくん。だいたい、どうしてそんなに布教にこだわるんだい?」
エリカ 「だって大神さんが異教徒だから、神に仕える清らかなわたしの…」
大神 「言うな!! いいか、それ以上言ったら本気で怒るぞ。せっかく忘れかけてたのに…。」
エリカ 「大神さんの顔、怖い…。」
大神 「え? あ、いや、すまなかった。はは。俺、そんなに怖い顔してたかい?」
エリカ 「やっぱり、異教徒って悪魔に魅入られた人たちだったんですね。」
大神 「エリカくん、顔がマジになってるぞ。そんなに引かなくてもいいんじゃないか?。」
エリカ 「やはり、一刻もはやく私達の隊長を神の道に導かなくては…。」
大神 「あの、エリカさん? ひょっとして覚醒してますか?」
エリカ 「隊長!信仰心を深めるために、ふたりでクリスマスパーティーをやりましょう!」
大神 「今、春じゃん。…やはり、いつものエリカくんだったか。」
エリカ 「だめですかあ?いいアイディアだと思ったんだけどなー。」
大神 「発想は良かったんだけどね。それにしても、エリカくんは信仰心が厚いんだね。」
エリカ 「えへへ。…だけど、最近ちょっと迷いが起きたりもしたんですよ。ほら、パリシィの件とかで。」
大神 「…」
エリカ 「あ、今はもう全部ふっきれちゃいました!…レノ神父に何もかも懺悔させていただいたし。」
大神 「まあ、俺なんか『お前に縄文人の血が』とか言われてもピンと来ないしね。はやく忘れることだよ。」
エリカ 「ハイ!じょうもんじんってなんだかわかりませんけど、大神さんがそう言うなら忘れることにします!」
大神 「…シャワーの件もはやく忘れるんだよ。」
│祈りなさぁぁぁい!!|
(\ \__ _____/
\\\ ∨
(\\\\ ヽlノ
(\\\\\ .〆⌒ ⌒\
\\ |||/ lノノ)ノ|.ノ
( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | | | UU|| ドルルルルルルルルル!!!!!
 ̄ ̄( ̄ ̄//// ̄\ |_ | |'__▽.ソ.| ∧_∧∩
 ̄ (//// ̄\\(_ _)||~'†~|| )__。 \从/ _ ⊂(´Д`* )| _
(/(/// ̄ (__||□【〔ロ=:(∈(二(@> ‐― ― _ - ̄ )_ ̄/ ‐―
(/(/ /ミ ミB ̄゛ /W'ヽ  ̄ / /  ̄
(/(( / | | B `
181 :
9:2001/04/29(日) 04:35
実は良質なSSスレだったりする聞いてエリカーナスレ。
荒らされてほしくないからsage進行で見に逝ってくれい。
ロベリア編は
>>63、グリシーヌ編は
>>71、コクリコ編は
>>119、
メルシー編は
>>147、エリカ編は
>>180を参照してくだされ。かしこ。
エリカーナでSSが開始されています。
注目なり。
もしかして、GWはマターリ期間なのか?
後半が危ないかもしれんな。
気を抜かれぬよう注意されたし
(10000)系のsage限定スレをはじめとして、何故かsageても上がってるな。
このスレの存在知ってる人ってどの位いるんだ?
まず俺で一人だろ・・・
俺で二人。
タイトルは嫌いだが。
オレもいるから三人だ。
SS補完は助かっています。
ただし、エリカーナはすでに荒しの標的に入っている模様。
もしかすると完結しないかも。
他作品で恐縮だが、ターニャスレも不憫で涙しか流れない。
188 :
9:2001/04/30(月) 05:44
4人目です。
SS補完もいよいよ佳境、今回は本スレ・ネタバレスレ・その他スレからのコピペです。
つっかSSほとんど無くてネタばっかです。ご了承くだされ。
>>187 ターニャスレ見てきましたが、えらく良さげな娘ではないですか。
荒らしに対しても健気にレスをつける様が見るに耐えない…。粘着53逝ってよし!
エリカたんと一緒にお散歩!
エリカたんと一緒にお祈り!
エリカたんと一緒に猫ダンス!!
「エリカたん歌声オバさん臭いね」って言ったのに
誉められてると勘違いしてるちょっとおバカなエリカたん。
「本当のフレンチカンカンはパンツはかないんだよ」って言ったら
恥ずかしがりながらパンツ脱いでくれるちょっとおバカなエリカたん。
「フォンティーヌって”噴水”って意味だよね。変な名前だね」って言ったのに
誉められてると勘違いしてるちょっとおバカなエリカたん。
ああっ、俺の目にはもうエリカたん以外み〜んなグラン・マ!!
エリカたん萌え!!!!
ハァハァ(;´Д`) エリカた〜ん…
100%ギャルゲーじゃありません。
サクラをギャルゲーというならFFやマリオ、DQだってギャルゲーです。
しかし、それらをギャルゲーという人はいませんよね?
ということはサクラがギャルゲーでないことを証明しています。
サクラを侮辱するようなやつらとは今後関わらないことを薦めます。
なんだったらそこの高校やめたらどうでしょう?
大学どうしてもいきたいなら大検受けたらいいし、サクラをやる方がずっと有益。
ほんと気分悪いですね、その人達。
先日、巴里の市場にて。
警察署から「切り刻み魔を捕まえたんですが、、、あの、とにかく来ていただけますか?」
ナンダよ、切り刻み魔なんて俺には関係ないのに?と思いながら警察署に行くと、
いましたよ、ウサギ男が!
じっとうつむいているウサギ男の前には切り刻んだと思われる野菜が。
「あ、ほんとにいたんだ?」思わず口を出た言葉に気づいたウサギ男が私を見るなり、
「ウサササーーーン」と泣きながら駆け寄ってきました。そして私に抱き着いて、
5分ぐらい泣いていました。突然の出来事に私はすっかり固まってしまい、
ただウサギ男を抱きしめてやるのが精一杯でした。
やがて落ち着きを取り戻したウサギ男は、警部さんをきっと睨むと、
「ウサギ男は治外法権だピョン!」
と叫ぶと同時にピョンピョン、と逃げていきました。
あっけにとられている警部さんを置いて、私はウサギ男を追いかけて叫びました。
「あれやってくれ!」ピョンピョンシュタッと効果音つきで止まったウサギ男は、
満面の笑みで一言、
「ラビっと切り刻んでやるピョン!ウッサッサーー!」
ああこんな幸せな気持ちになったのは初めてです。
ここはシャワー室 シャワワワワ〜
コクリコ「ふぅ、今日も疲れたね」
メル「コクリコ、お疲れさま」
シー「おつかれぇ〜」
コクリコ「いいなぁメルとシー、おっぱいおおきくてうらやましいよ」
メル「そ、そう?」
シー「コクリコも大人になったらおおきくなるよぉ」
三人でエッチな会話をしました
コクリコ「それじゃあお先に!」
コクリコが出ていったのでエッチな雰囲気になりました
シー「ねぇ、メルぅ・・・」
メル「きゃぁ!シーったら・・・まだ早い・・・よぉ・・・」
グラン・マ「ふぅー疲れたわ・・・」
グラン・マが入ってきたので真面目な雰囲気になりました
シー(お、おのれー)
メル(お、おのれー)
マ「二人とも、お疲れ」
メル シー 「ウィ!オーナー」
三人で事務的な話をしました
1.空腹の腹が吼え 震える平壌に
主体(チュチェ)の歌高らかに躍り出る同務(トンム)たち
心まで赤旗に武装する乙女 南蹴散らして正義を示すのだ
*1走れ! 空腹の 朝鮮華撃団
奪え! 食糧を 朝鮮華撃団
(*1くりかえし)
セリフ
わたしたち主席のために闘います。
たとえそれがおなじ民族同士の戦いだとしても・・・
わたしたちは決して怯みません!、それが朝鮮華撃団なのです!
2.街の灯が消え果てて 怯える平壌に
赤旗の色染め上げて 躍り出る同務たち
暁に激情を照らし出す乙女 日帝(イルジェ)滅ぼして正義を示すのだ
*1走れ! 空腹の朝鮮華撃団
奪え! 食糧を朝鮮華撃団
(*1くりかえし)
引き裂いたアカが吼え 怯える帝都に
君が代も高らかに 踊り出る戦士達
心まで日の丸に武装する漢(おとこ) アカを蹴散らして正義を示すのだ
☆ 走れ!街宣車 帝国右翼団
唸れ!拡声器 帝国右翼団
(セリフ)
我々は陛下のために闘うのであります!
例えそれが命を賭ける闘いであっても
我々は一歩たりとも引きません
それが帝国右翼団なのであります!
街の日が消え果て 怯える帝都に
日の丸を染め上げて 踊り出る戦士達
暁に激情を照らし出す漢(おとこ)
アカを滅ぼして正義を示すのだ
(☆くりかえし)
グリ「子種!」
コク「ご飯!」
ロベ公「金!」
花火「ぽっ!」
エリカ「そして…プリン!」
大神「消えろ!巴里に仇なす敵よ!」
コナン「こんなばかなー!」
暇なので説明
寺門「ああ!?畳にカリスマが!」
テロップと共に王子様登場。
〜ナレーション〜
帝都を守る秘密部隊、帝国華撃団花組の活躍を描いた
サクラ大戦は戦いの進行に沿って恋愛要素も加わるという
まったく新しい分野を開拓した、
“ドラマチックアドベンチャーゲーム”
この生みの親がREDカンパニー総帥広井王子さん。
小説、マンガ、作詞、舞台演出など多岐にわたり活躍している
『カリスマプロデューサー』だ!
次回「勇者の歌う歌」お楽しみに!
第ニ幕
登場人物
寺門ジモン・王子様・回答者↓→茂内克彦(小太り、メガネ)
ジャンクハンター吉田(典型的デブヲタ)
ジモン「同じ空気吸えてうれしいでしょ?」
茂×吉「はい!」
茂内 「まさにカリスマですから。」
王子様「ハハハッ(苦笑)」
ジモン「カリスマなんすか?本当に?カリスマはこんな演出しないでしょ?
普通、こんな・・・変わり者ですね。(仕事場の畳敷きにツッコミ)」
王子様「演出じゃないんだもんだって・・・」
ジモン「真剣なんすか?」
王子様「真剣。居心地悪いんだよね。」
散らかった仕事場がうつる。
ジモン「こっちのほうがリラックスしていいものが浮かんでくるって感じで。」
王子様「うんうん」
ジモン「じゃあ。問題お願いします!」
王子様「サクラ大戦1の主題歌は何というでしょうか?
そして歌って下さい」
続く・・・
ピンポン!
ジモン「おおっと、早押し!来た!茂内くん!
もうねえ、ここで答えなきゃまずいから。
じゃあ、まずタイトルは?」
茂内 「ゲキ テイコクカゲキダン」
王子様「あってます。」
ジモン「あってますか、あっているということは歌ってもらいましょう。
ミュージック、スタートゥ!!」
檄帝のイントロ〜
茂内、半笑い(首でリズムをとる)
スタジオ「やる気だよ(汗」「えー!!」
茂内 「・・・き裂いた、ヤミが吠え、震える、テイ都にー
愛の歌、タカラカに、ォドリ出る、戦士ターチ、
はーしーれー、光速ノー、テイコホーク、華げきダムゥ〜
うーなれー、衝撃の↓、 テイコーク、華げきダンー」
(歌う間、スタジオは苦笑の嵐。茂は半笑い。」
ジモン「正解!素晴らしい!歌はひどかったけど!」
ナレーション
「土壇場で茂内がタイに持ち込んだ。
次の1問で決勝行きが決まる。」
続く・・・
注)彼の歌を文字におこすのは大変な作業です。雰囲気はつかめるかと思います。
私の腕ではとても完璧に再現出来ません。
誰も期待してない続き
ナレーション(BGM檄帝、サクラ3のプロモが流れる)
「3月22日に発売された、サクラ大戦3は舞台を日本から、
花の都パリに移し、帝国華撃団に続く第2の花組、
巴里華撃団が大活躍する、ファン待望の新作だ!」
王子様「モチーフがですねぇ、森鴎外の舞姫なんですよ。
当時、外国に日本人がたくさん行って、
いろんな西洋文化を吸収してきて、そういうことで、
巴里を選んだんですよ。」
ジモン「こういうロマンチックなところから作品が出てるわけよ、
ただ作られてるわけじゃないのよ。
じゃあ、問題お願いします!」
王子様「1と2はですねぇ、帝都銀座を舞台にぃ、帝国歌劇団が活躍するお話。
彼女たちが活躍する舞台は大帝国劇場、では・・」
ピンポン!(吉田)
ジモン「では、で押しましたね、これで正解すれば勝ち抜けですよ!
それでは答えをどうぞ!」
吉田 「テアトル、シャノワール」
ジモン「正解!」
吉田 「オッシャー!!」
額に手を当て悔しがる茂内。
ナレーション
「正解はテアトル・シャノワール。巴里華撃団の活動拠点となる
モンマルトルの小さな劇場は何か?が問題だった。」
茂内「知ってはいたんですけど、問題がまだ長くてヒッカケ
がまだあるかなって・・#%@※」
ジモン「このゲームは1、2、やったんでしょ?」
茂内 「ヤリマシタネ。結構サブタイトルがこってるじゃないですか。
2があのー、えーと、君しゅ、しゃ、死にたもうことなかれで。
与謝野晶子で。3が巴里は燃えているかでヒトラーですよね?」
王子様「そうです。」
茂内 「あのへんから持って来るのはすごいなって・・・」
王子様「ありがとうございます」
ジモン「これからもゲームのほう、がんばってくださいね!」
茂内 「ハイ!ありがとうございました!!」
ナレーション&テロップ
茂内、 君死にたもうことなかれ
―完―
>>TVチャンピオン
セガBに本人様が御出でになってる模様。
http://www2.sega.co.jp/bbs/article/s/sakura/153/weznyc/jiudcc.html#jiudcc
■帝国華撃団■
レシオ4:大人ver.アイリス(隠)、殺女(隠・中ボス)
レシオ3:マリア、カンナ、米田、京極
レシオ2:さくら、すみれ、かえで、叉丹、加山
レシオ1:アイリス、紅蘭、由里、かすみ、椿、ミロク、水狐
●巴里華撃団●
レシオ4:覚醒エリカ(隠)、サリュ(隠・ラスボス)
レシオ3:ロベリア、グリシーヌ、グラン・マ、カルマール
レシオ2:エリカ、花火、迫水、コルボー、ナーデル
レシオ1:コクリコ、メル、シー、エビヤン、レオン、ピトン、シゾー
とりあえずこのへんでお願いします>カプコン
エリカ
↓→+パンチ :マシンガン「祈りなさい!」
↓←+パンチ :看板をなげる「ふっとべー」
←↓→+パンチ :回復「神のご加護がありますように…」
1回転+パンチ+キック :おはようボンジュール
↓→↓→+パンチ2つ:抱きつき「やはり、改心されたのですね(超必殺技)
スタートボタン :挑発「ネコダンス」
コクリコ
←(ため)、→+パンチ :ゴリラが攻撃「行け、クレオパトラ!」
↓(ため、↑+キック :ネコが攻撃「イチロー出番だ!」
↓↓+パンチ :ネコの大群が登場「ネコネコネコこの子に決まり!」
小パンチ、中パンチ、→、大キック :相手の体を真っ二つ「マジックショーの始まりだよ!」(超必殺技)
スタートボタン :挑発、床にペタンと座る「だって、幸せだよ、
ここだと御飯も食べられるし、雨だってしのげるし」
ロベリア
↓→+パンチ :炎「燃えてな!」
→→+パンチ :相手のHPを盗む「ずいぶん、スキだらけだね」
↓↓+パンチ :チェーンで相手を捕らえる「ずいぶんノロマだね」
←↓→+各ボタン:ワープ「神出鬼没がモットーでね」
↓→+パンチ3つ :爆弾仕掛けて爆発:「弾薬のにおいがしないと寝られないんだ」(超必殺技)
花火
←→+ABボタン :…ぽっ
↑↓+Bボタン :…ぽっ
←↑+Aボタン連打:…ぽっ
「やぁグリシ−ヌ」
「おお隊長か、いきなりだが貴公に質問がある」
「貴公はもし犬を飼うのであれば名前は何とつけるのだ?」
LIPS選択
フントかな
ロンだよ
→グリシイヌさ
「やっぱりグリシイヌかな」
「ほぅ、グリシイヌとな…」
「そこになおれ…」
「違うんだよグリシーヌ、俺は動物に好きな人の名前をつけることに
しているんだ」
「…ふむ、たしかコクリコのやつもそのような事を言っていたな…」
「好きな人か…し、しかし貴公も大胆だな(ピロリロリン)」
「た、隊長…グ、グリシイヌを…可愛がってやってくれ」
「俺、犬はどうも苦手でね…」
「ほぅ…」
「成敗!」
FIN
誰か家族を説得して!
サクラ3をプレイし始めてから約二週間経っているのですが、今日プレイ中に兄が突然「お前こんなゲームにはまってるなんてはっきり言ってやばいよ。」とか言い出して俺がすぐに「これはそんなゲームじゃない!」といったのですがこんどは姉が「だって女の子ばっかり会話してるじゃん。」と言い出して「だからそう言うゲームじゃない。」と言おうとしたのですが今度は親が「そんな画面の女と会話しないで現実の女と会話してくれよ。」といいだしたので俺は怒って「なんでそんな発想しかしねーんだよ!」と言ったら、「だってマニアックじゃん。」と言う兄の強烈な一言。
俺はいいかげん頭にきて部屋からドリマガを持ってきて、読者の評価の部分を読ませようとしたら、「ついにそんな雑誌まで買うようになっちゃったの!」と親が叫びだしてしまう始末。
挙句の果てには俺をマニアック呼ばわりされる始末。
そこでお願いです。
誰か家の家族を説得してくれないでしょうか?みなさんが載せてくれた意見全てをプリントして読ませようとしています。
とにかくサクラ3は決してマニアックじゃないしギャルゲーでもない。
そう言うのを説明してくれると非常にありがたいです。
皆さんの意見おまちしてます。
現役高校生 <eygldjgfcg> 2001/04/16 23:23:07 ノートメニュー
「この中から選ぶといい、あんたを最も信頼している三人だ」
「コクリコ…」
「ロベリア…」
「花火…」
「誰を選ぶかはムッシュが決めな」
「あの、支配人…」
「メル君は俺のこと信頼していないのですか?」
FIN
「この中から選ぶといい、あんたを最も信頼している三人だ」
「ジャン」
「迫水」
「エピヤン」
「…ムッシュ、いままで何やってたんだい?」
「この中から選ぶといい、あんたを最も信頼している三人だ」
「シー」
「シー」
「シー」
「…ムッシュ、いままで何やってたんだい?」
「この中から選ぶといい、あんたを最も信頼している三人だ」
「木喰…」
「カルマール…」
「天海…」
「誰を選ぶかはムッシュが決めな」
「あの、支配人…」
「鬼王は俺のこと信頼していないのですか?」
FIN
エリカたんと一緒に缶蹴り!
エリカたんと一緒に猫ダンス!
エリカたんと一緒にボンジュール!!
緊急の用事のときはプリンを高く掲げると
すぐにどこからともなく現れるエリカたん。
間違ってオパーイ触っちゃっても「プリンみたいだね」
って言えば誉められてると勘違いして許してくれるエリカたん。
2chでプリンの悪口を言うと
天然粘着age荒らしを始めるエリカたん。
ああっ、俺の目にはもうエリカたん以外み〜んな迫水!!
エリカたん萌え!!!!
ハァハァ(;´Д`) トレビア〜ン…
グラン・マは過去に娘を亡くしていたんだね。
だから隊員達を本物の娘達の様に想い、
最後はその娘達の危機を救うため、
封印してあった光武に乗り込み戦う。
「娘達は私が守るっ!!!」のセリフと共に
自らの命を賭し光武で敵陣の中に単身切り込むグラン・マ。
あのシーンは涙もの。(T-T)
しかしグラン・マ用の光武ってあるんだねぇ・・・
華撃団司令っていうから無いのかと思った。
協力攻撃
コクリコ →さくら 「これが魔法だよ!」「なんか騙されてる」
グリシーヌ→すみれ 「今だ成金!」「な、なんですってぇ!」
コクリコ →アイリス「ネ右一〜!」「シ告之ちゃぁーん!」
コクリコ →カンナ 「いったよクレオ!」「ウホホホ〜!」
エリカ →花火 「私、日高のり子だけど何か質問ある?」「ハァ? おまえ騙りだろ?」
大神 →コクリコ「コクリコたぁ〜ん」「超UZeeeeee あっち池」
大神 →エリカ 「あんまーん!」「チョット ワラタヨ」
サリュ →シゾー 「玄太!」「鰻重か?」
アイリス →コクリコ「今だよ、お兄ちゃん!」「違う、イチローだよ!」
さくら →コクリコ「お任せします!」「わかりました!」
加山 →タレブー「そっちへ行ったザンス!」「逃がさないザマス!」
さくら →エリカ 「で、ホントに大神さんと寝たんですか!」「寝ましたよー♪ ……夢の中で」
カンナ →エリカ 「メシ食ったかー!」「メシ食いましたー!」
織姫 →エリカ 「行くデース!」「わかったデース!」
レニ →エリカ 「援護を……」「で、ですいずあぺん?」
アイリス →エリカ 「アイリス子供じゃないもん!」「今夜はお赤飯ですね!」
エリカ →紅蘭 「メガネメガネ……」「あんたはかけとらんやろ!」
エリカ →レニ 「レニさ〜ん!」「うるさい……」
大神 →コクリコ 「コクリコ!」「ホホホーイ!ホホホーイ!」
大神 →さくら 「胃がいたいよさくら〜」「だらしないねぇ山根」
エリカ →コルボー「たっちゃん!」「みなみ…」
エリカ →花火 「好き嫌いはダメです」「ぽ、ポリシーです」
協力攻撃
さくら → エリカ 「ヒロインはわたしです!」「エリカじゃないんですか?」
エリカ → さくら 「次回からは『エリカ大戦』!」「うそっ!?」
ロベリア → マリア 「ボーナスいただき!」「真面目にやりなさい!」
マリア → ロベリア「遊びは終わりよ!」「いいや、これからさ!」
コクリコ → すみれ 「ショータイム!」「魅せますわよ!」
グリシーヌ→ 織姫 「気高く!」「優雅に!」
シー → メル 「ヒューヒュー!」「ヒ、ヒューヒュー……」
シー → 大神 「ヒューヒュー!」「ハァハァ・・」
【GK】
織姫(楢崎)
【DF】
由里(森岡)
すみれ(松田)
かすみ(服部)
【MF】
カンナ(稲本)
あやめ(名波)
アイリス(明神)
紅蘭(中村)
椿(伊東)
【FW】
レニ(中田英)
さくら(西澤)
巴里 5 2―0 0 日本
3―0
▽得点者【巴里】エリカ(前10分=PK)
コクリコ(前14分)
グリシーヌ(後11分)
花火2(後17、24分)
米田監督の談話
この展開は予想外。開発会社の変更で3の出来が良く、内容の差が出た。
しかし、ポジティブな負けとなるように考えたい。
先日、帰ってきたばかりの帝都にて。
警察から「万引きを捕まえたんですが、、、あの、とにかく来ていただけますか?」
ナンダよ、万引きなんて俺には関係ないのに?と思いながら警察署に行くと、
いましたよ、アイリスが!
じっとうつむいているアイリスの前には万引きしたと思われるお菓子が。
「あ、ほんとにいたんだ?」思わず口を出た言葉に気づいたアイリスが私を見るなり、
「ウエーーーン」と泣きながら駆け寄ってきました。そして私に抱き着いて、
5分ぐらい泣いていました。突然の出来事に私はすっかり固まってしまい、
ただアイリスを抱きしめてやるのが精一杯でした。
やがて落ち着きを取り戻したアイリスは、警部さんをきっと睨むと、
「アイリスとジャンポールは治外法権なの!」
と叫ぶと同時にトテテテテ、と逃げていきました。
あっけにとられている警部さんを置いて、私はアイリスを追いかけて叫びました。
「あれやってくれ!」トテテテテキューッと効果音つきで止まったアイリスは、
満面の笑みで一言、
「イリス・グラン・ジャンポーッルゥ!!」
ああこんな幸せな気持ちになったのは初めてです。
大神「俺は・・・いったい・・・」
ロべ「気が付いたか?」
大神「君は? ここはどこだ、お、俺は・・・思い出せない」
ロべ「私はグリシ−ヌ・ブルーメール。巴里を守る貴族だ。
そしてあの赤い服を着てるのが花火、
そっちのチビちゃんはグランマだ。
本当に何もおぼえてないのか?」
大神「・・・・・・ああ、」
ロべ「お前の名は、フィリップだ。思い出したか?」
突然、1は光に飲み込まれた。
気が付くと、1の周りには厳めしい鎧の蒸気獣が取り囲んでいた。
そう、1は巴里の戦場の真っ只中に放り込まれていたのだ。
「お、俺は本当に太正世界に来たんだ!」
1はシャノワールにいる女の子たちのことを想像し、胸躍らせた。
しかし怪人シゾーは1の喉元にはさみを突き付け、
「なんだオマエは!? 怪しい笑いを浮かべて気持ち悪いピョン、吐き気がするピョン、ラビッと斬るピョン!!」
「待ってくれ!俺は異世界から来たんだ!俺をシャノワールに行かせてくれれば、
必ずあの娘を口説けるんだ!頼むから助けてくれ〜!」
「馬鹿は氏ねピョン」
1はシゾーの嘲笑を浴びながら、その青白い首を刎ね飛ばされた。
・
・
・
花組隊長は、戦果報告書に記された、一行の記述に頭を
悩ませていた。
「怪人ニ因ル被害、デヴオタヒッキー一匹ナリ」
大神は首を傾げて嘆息する。
「うーん、このデヴオタヒッキーとは何なのだろう?
わからない…。もう寝るか…」
報告書を窓の外に投げ捨てた。
__
. -‐''" ̄ ´ ̄ `'ー-、
/. ヽ
/'"/'"''" l`´'`´'.`´':.゛`゛``'゛`
213 :
9:2001/04/30(月) 06:44
書きこんでる人は4、5人かな?
つーかエリカーナスレにここのリンク貼ってある(;´Д`)
あっちの荒らしがこっちに流れてこなければいいが・・・
あ、後いつも御疲れ様です。>9
本スレは厨房ちゃんとかいう名前で公式を荒らす話で盛り上がってる。
2chサクラスレ住人もここまで質が落ちたか…。
俺はここで過去の思い出にひたるとするよ。
一ヶ月前の熱狂が懐かしいな、何故…こんな…こと…に…。
本スレは厨房ちゃんとかいう名前で公式を荒らす話で盛り上がってる。
2chサクラスレ住人もここまで質が落ちたか…。
俺はここで過去の思い出にひたるとするよ。
一ヶ月前の熱狂が懐かしいな、何故…こんな…こと…に…。
いや、もう萌え系の方々はすでに逃亡ずみでしょう。
今は各スレを撃破した荒しが終結しているにすぎない。
はぁ。
気にするな構うな。
ここはどこ?