THE IDOLM@STER アイドルマスター 家庭用3492週目

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217※は書き手の主観や、内容の補足です
雑誌報告P「リスアニ5.1」報告(※一部で文を簡略化&抜粋しています)
『石コロ×植村俊一氏インタ』C(文+構成:中里キリ)(※石=石コロ氏 植=植村氏)

――『アイマス』の楽曲で譲れないポイント、魂みたいな物はどこに?
石:キャラのキャラっぽさ、らしさを無くしたら駄目だろうというのは、一貫してありますね
春香がこの曲を歌ったらこうなるだろう、と春香が好きな人が思っているポイントがあるはずだから
そこだけ守ればいいかなって思うんです。『アイマス』のゲーム曲は原則、全員がすべての曲を歌うので
その中にはミスマッチも出てきます。でもそれはそれでいいと思うんです
――プロジェクトが大きくなり、ファンも増え、キャライメージの多様性が増す中、基準であり続けるのは大変だったのでは?
石:実際大変でした。どうしても色々なものがパターン化してきているなと思っていました
だから、プロジェクトがより大きくなるであろう『2』では、基準をもっと人に委ねようと思いました
実際、自分の夢はキャラが一人歩きしてくれることですから、ちょっとずつ基準を広げていこうと
だから『2』が始まる前に、完全に個人的な思いで、いったん自分の『アイマス』は締めくくろうという思いがあったんです
『MSPS』に収録された『笑って』という曲は、前後のドラマも含めて自分の中では『アイマス1』の最終回として作りました
収録時に中村さんには「これは『アイマス』の最終回だから」と言ってました
――最初は春香でスタートした物語だから、閉じるときもやはり春香という感じですか
石:僕は完全にそのつもりでした。それで自分なりにケリをつけたあとは、先頭に立つのではなく
思いとしては「しんがり」を勤めようとしてやっています
――今は中川さんを含むサウンドチーム、アニメならアニメスタッフに委ねている?
石:そうですね。『どうしてもここだけは変えてはまずい!』という所だけ言いますが、『こうしろ!』とは言わないようにしています
『2』に関しては、ゲームもほとんどの部分は、新しいDに任せました。その大きな流れの中でも、特にアニメは監督のもので
大きなプロジェクトとして動いていくものですから。必要以上に干渉すると進化しないというか……
『アイマス』にみんなのものになってほしい気持ちが強いです