夢見る力をあなたは持っている　エタメロスレ12

>>287
社長が勝手に新聞に今年予定とラインナップを出したのが引き金になった。
副社長や開発部長に話は無く寝耳に水で、社員数考えると毎デスマでも無理という状態、
流石にこれでは社員は誰もついてこなくなる、このままではダメだと考えたとの事
ウィズハチームは人数も少なく身軽で、タイミング的にも次の開発が本格化するまで
時間がある状態だったので先に社内別法人化して立場的に間を空ける事になった。

その後社長がそれに気が付き激怒。ある日突然社員の大半を文字通り社屋から締め出した。
朝出社すると新横浜駅前に社員がたむろしてる状態で、
各人が会社に置いた私物等もそのまま、それを取りに入る事も許さないと徹底してた。
(その後戻ってきた人と、戻ってこなかった人がいたようだ)
ただ、社長の身勝手な性格に、社員側もそれ以前から懐疑的に思っていた所もあったので
皮肉にもこれが切っ掛けで未練が吹っ切れ、むしろカラっとしている感じだった。

この時、態度を決められず出て行けなかった人、自分の意思で残る事を決めて出て行かなかった人
それが今のあそこの当時の再出発メンバーとなった。石渡氏は自分で残った人。
あの格ゲーは出て行ったら作れないから、というのが理由だったそうだ。
（実の所、この事件が起きる前に古巣を退社した人が別法人を立て、古巣から人を確保していたりしたので
分裂は事件前から静かに進んでいたともいえる。）

追い出された後、近所にあるホテルのホールを借りて開発環境の構築、今後の方針等を決め
更にその後やはり近所の地下倉庫に社屋とし新法人の拠点となった。
ここで暫く開発を続けていたが、後、同ビルの上階に移動した。
更に新しい法人格を作ったのが、地下に居た頃か上に移ってからかは覚えていない。

エタメロは追い出された時点でも、ウィズハチームが別法人化してから作った部分が大半だったので
裁判で取上げられたのか、どういう主張を古巣がしていたのかは知らないが、
社内では自分達の物と確信していた。というか、裁判沙汰になるとは社員に説明はあったが
所謂ゲームの版権的なもので、という説明はなかった。
予想だが、社内別法人を作った際の家賃や給与についてとか、また副社や開発部長が役員と言う
立場にありながら社に不当な被害を与えたとかそういう線での話だったのではないだろうか。
それならゲームタイトルに関係なく裁判沙汰にする事が出来るし、よくある裁判話だ。
もっとも、どういう内容でどういう状態かまで仔細に説明があったわけではないので
本当に私の予想に過ぎないが。

SLからSLMが誕生したのは、法的に社員の安全性を上げる為。
古巣の攻撃性が思ったより高い為に、社員のリスクを低減させるのと開発環境の維持を両立させる為の策だった。
なのでMWとの関係はその２つの間で特に変わりは無く、SLの時もSMLの時も社屋に来て開発の話とかもしていた。
MWのゲーム部門廃止は、SLMは別会社であり単なる開発会社なので担当者が変わったらしい…位の認識だった。
MWのゲームに対する姿勢は今後どうなるのだろう？という不安も少しはあったようだが
それについてMW側から社内制作を辞め外に出すを基本にする形にという説明があった。


偶然見かけたので、覚えてる範囲を記述してみた。
私が居たのはその少し先までなので、どうSLMが終わったのかは知らないが、
居た頃中から見ていた景色はこんな感じだった。