レッスルエンジェルスサバイバー妄想スレ7

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1名無しくん、、、好きです。。。
テンプレよろしくお願いします(携帯で立ててるんで)
2青森の魔女:2009/06/02(火) 22:00:10 ID:FTN5f6ZI
1年目5月

霧子「早速、フリー移籍で選手を獲得しました
北条「ロイヤル北条です。
   完璧なる闘いを目指して頑張ります」
社長「転校生の北条くんです。
   みんな仲良くするよう……ゲフッ!」
龍子「おい、社長!」
社長「…………………」
 へんじがない、ただのしかばねのようだ
龍子「同じネタは二度も通用しないよ」
社長「……もう、つれないなぁ龍子くんは」
龍子「なんで涼美じゃないんだ!?」
北条「私ではいけないのですか?」
龍子「いえ、そういう事ではないんですけど」
社長「仕方ないじゃないか!
   APが必要なんだもん!
   涼美くんには電話で『もう1ヶ月なら待ちますよ〜』って言ってくれてるんだもん!
   来月こそはちゃんと雇うから!」
龍子「嘘だったら、辞めてやるからな」
社長「霧子くん、龍子くんが怖い」
霧子「自業自得です」
3青森の魔女:2009/06/02(火) 22:01:24 ID:FTN5f6ZI
霧子「あと、新人テストで1名合格です」
近藤「近藤です。
   キックボクシングから転向してきました」
龍子「近藤か。
   あいつは千歌軍団じゃないのかい?」
社長「真田くんを雇っているからね。
   折角だから、パートナーも雇わないと。
   ちなみに、『サナコン』として売り出す予定です」
龍子「某筋肉獣みたいな呼び方だな」
霧子「これで宿舎が6人埋まりました。
   今月はジムの拡張を行っているので、石川さんを雇う為には、来月すぐにでも宿舎の拡張が必要ですね」
社長「これで、試合に出られるのが9人と増えたので、今月はシングル2・タッグ1で組んでいこうか」
霧子「そうですね」
龍子「今月は、北海道・東北シリーズか」
4青森の魔女:2009/06/02(火) 22:02:17 ID:FTN5f6ZI
5月シリーズ
東北海道  1050/1000
☆近藤真琴デビュー戦
〇近藤(ミドルキック→体固め)内田●
西北海道  1575/1500
青森    1050/1000
秋田    1050/1000
岩手    1050/1000
山形    1050/1000
宮城    1050/1000
福島    1050/1000
 
近藤「この拳で必ずトップを掴んでみせます!」 
 
霧子「今シリーズも全てで札止めですね」
社長「そりゃあ、一回調査しているからね」
龍子「調査って何だい?」
社長「それは、こっちの事」
龍子「来月こそ涼美を雇わないと、どうなってもしらないからな」
社長「(敬礼しながら)分かっております!」
霧子(立場が逆転していますね……)
5青森の魔女:2009/06/02(火) 22:03:09 ID:FTN5f6ZI
1年目6月
 
霧子「まずは、宿舎の拡張をして8人まで雇えるようになりました」
龍子「社長? 分かってるんだろうね」
社長「モチのロンです」
霧子「言い回しが古いですね。
   フリー移籍で約束通り、石川さんを獲得です」
涼美「りゅう〜こ〜」
龍子「涼美!
   ごめんな、馬鹿社長のせいで1ヶ月遅れてしまって」
涼美「大丈夫よ、龍子。
   これで『龍涼砲』復活ね?」
龍子「そうだな、たっぷりと暴れてやろうじゃないか」
霧子「なんとか退団の危機は避けられましたね」
社長「うん。
   けど、APが酷い事になっているけどね」
6青森の魔女:2009/06/02(火) 22:04:00 ID:FTN5f6ZI
霧子「新人テストで合格者が出たので、宿舎は埋まりました」
藤原「藤原です!
   正義のヒロインになるために来ました!」
社長「これで、この世代以前の選手は全員獲得出来ました。
   柳生さんには悪いけど、今回は外れてもらいます」
龍子「和美はWARSだから問題ないな」
涼美「たくさん仲間が増えてますね〜」
霧子「これで試合に出られるのは11人ですね」
社長「やっぱり余りがでるのは勿体ないので、
   予算的に厳しいけど、海外からコリィと契約して、12人でいこう」
龍子「やっと、対等に戦える相手が出て来たね」
涼美「龍子〜、私がちゃんとついているからね〜」
龍子「ありがとう、涼美……」
霧子「二人の世界に入っているようですね」
社長「邪魔しちゃ悪いね」

霧子「あとは、龍子さんと北条さんにファンクラブが出来ています」
涼美「さすが龍子。
   私もはやくファンクラブが出来るように頑張らないと〜」
龍子「涼美だったら、すぐにでも出来るさ」
社長「人気が上がれば客も増えるしね」
北条「私も完璧なるファンサービスを目指します」
 
霧子「今月は関東シリーズですね」
社長「ここは新女が強い所だから、確実にシェアを奪わないといけないね」
7青森の魔女:2009/06/02(火) 22:04:49 ID:FTN5f6ZI
関東シリーズ
 
茨城   1575/1500
☆藤原和美デビュー戦
〇上戸(ブレーンバスター→体固め)藤原●
栃木   1575/1500
群馬   1575/1500
千葉   1575/1500
埼玉   1050/1000
東京   2100/2000
神奈川  1050/1000
新潟   1050/1000
 
藤原「正義のヒロインは負けても何度でも立ち上がるんです!」
 
社長「今月も全部札止めだ!
   後楽園が満員になるのは気持ちがいいな」
龍子「私はコリィにシングルで負けてしまった。
   ちょうどいいライバルになりそうだね」
涼美「龍子なら頑張れば必ず勝てるわ」
8青森の魔女:2009/06/02(火) 22:06:59 ID:FTN5f6ZI
今回は3ヶ月分です
なんかいろいろとごめんなさい
携帯で前スレの1をコピペしてもダメなんだっけ?
9青森の魔女:2009/06/02(火) 22:24:57 ID:FTN5f6ZI
追記
この形式が悪いんだったらやめます
プレイ結果をSS風(今までのように)に戻します
10名無しくん、、、好きです。。。:2009/06/02(火) 22:29:26 ID:cGNB279m
>>1
毎スレ好き勝手書いてますが、今スレも投下できるよう頑張らせていただきます。
よろしければ本スレ以降してからテンプレ投下しますけど?
11青森の魔女:2009/06/02(火) 22:34:14 ID:FTN5f6ZI
>>10
ありがとうございます
よろしくお願いします
自分も嫁取り参加してきます
1210:2009/06/02(火) 22:42:05 ID:cGNB279m
テンプレ投下します

レッスルエンジェルス サバイバーのアレやコレといった妄想を書き連ねるスレです

レッスルエンジェルスサバイバー2  公式ページ
発 売 日:2008年11月6日(好評発売中)
http://ime.nu/www.tryfirst.co.jp/was2

レッスルエンジェルス オフィシャルサイト
http://ime.nu/www.success-corp.co.jp/software/ps2/wa/index.html

本スレ
レッスルエンジェルス サバイバー 第140試合
http://jfk.2ch.net/test/read.cgi/gal/1243949600/

過去ログ
レッスルエンジェルス サバイバー 妄想スレその6
http://jfk.2ch.net/test/read.cgi/gal/1227421317/

関連スレ
レッスルエンジェルスのエロパロ 5(18禁の妄想はこちらで)
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1216555939/
13名無しくん、、、好きです。。。:2009/06/02(火) 23:16:55 ID:AvyGUi4H
>>1
スレ立て&新作投下乙です
前回までのアレが打ち切りっぽいのは残念ですが、新作期待しておりますよ

>>12
テンプレ乙です
1410(前スレ2):2009/06/08(月) 23:33:10 ID:K8ngRPZ0
貴族とメイド

私の名はエミリー・ネルソン。英国の名門貴族・ネルソン家の一員。
困った事に、周りの人間は誰も敬意を払ってくれない。そりゃ本家筋はともかくウチは庶民と大差ない傍流だけど・・・・
貴族の血筋には違いないでしょうが! ロンドンの上流生まれよ! 控えなさいよ庶民!!
特にそこの格闘馬鹿一族の百合女!!(と、ここでどこからともなく裏拳が飛んでくる)

某月某日某会場にて 
『エミリーお嬢様、本日は私の相手をして下さって有難うございます。 今からの試合、精一杯ご奉仕させていただきますわ』
リング上、目の前でそんな事を言っているのは東女から殴りこんできたメイデン桜崎。
メイドギミックだけに堂に入っている。子供の頃、本家に行った時を思い出すわ・・・・・
『お嬢様』・・・なんて甘美な響き。もっと言って、もっと言って、もっと言ってえぇぇぇぇぇっ!!

『エミリーお嬢様・・・・これでよろしいでしょうか?』
やや戸惑い勝ちに桜崎が問いかけてくる。いかんいかん、声に出てたか。

「エミリー・・・・ちょっと気を抜きすぎ。そりゃ嬉しいのはわかるけどさ」
レフェリーのチェックが終わりコーナーに戻るとセコンドのカレンが話しかけてくる。
ほっといてちょうだい。試合が始まればこっちも集中するわよ。
「エミリー! 後ろ後ろ!!」
今度は何よ? ・・・・振り向いた瞬間にドロップキックが叩き込まれる。なかなかエグい真似を・・・・

『いきますよ、エミリーお嬢様!!』
もっと言って!!・・・って、いかん、試合に集中しろ。とは言うものの、あの言葉には・・・・

「全然集中できてないじゃないの、あの端っこ貴族は・・・・」
と、カレンの呟きをしっかりキャッチしつつ、エミリーと桜崎の試合は続くのでありました。
(でもお話は続きません)
1510:2009/06/08(月) 23:35:35 ID:K8ngRPZ0
てなわけで新スレ一発目投下
なかなかネタが膨らんでくれないので、この程度(汗)
もっと精進せねば・・・・
16名探偵・香澄:2009/06/10(水) 02:10:55 ID:CyS8VeEm
 埼玉県春日部市 プロレス団体 ガイアーク本社
霧子「社長!っじゃなかった・・・殿、殿!!これを見て下さい!!新スレが、新スレが立ってますよ!!」
社長「おぉ!?いつのまに・・・しかしなんぞよね・・・我がシリーズもついにシーズン7に突入ぞよか・・・」
霧子「なんやかんやといってダラダラ続いてますよね・・・初期設定おぼえてる人がどれだけいるんでしょうか?」
社長「このシーズン7も恒例の長編シリーズを現在準備中ぞよ!」
霧子「また性懲りもなくやるんですね・・・また突っ込みいれられまくりに違いないですよ。」
社長「そんなこと気にしてたらシーズン7まで続けられないぞよ!要は気の持ちようぞよ!」
 その時である。突如として陣太鼓の響きが二人に飛び込んできた。
社長「な、なんぞよ?この陣太鼓の音は?」
霧子「・・・殿、この後の展開・・・なんとなく想像が付くんですが・・・・」
社長「言っちゃ駄目ぞよ。アノ人は本気でやってるんだから・・・ほらキタ!あれを見るぞよ!」
 社長が指差した方向にはいつの間にか白い陣幕が張り巡らされていた。
霧子「・・・」
社長「ライダーネタは他の職人さんがやってくれるから、きっとウチはコッチ方面専門ぞよ・・・シーズン7も・・・」
 陣幕の中から二人の前に現れたのは羽織袴姿の市ヶ谷麗華その人だった。
17名探偵・香澄:2009/06/10(水) 02:11:47 ID:CyS8VeEm
市ヶ谷「そこまでですわ!外道衆!!」
社長「あのぉ・・・麗華様、ウチは外道衆じゃなくてガイアークなんぞよが・・・」
市ヶ谷「お黙り!!このシリーズがここまで続いてきたのは誰のおかげと思ってか!!この美人名探偵市ヶ谷麗華あっての
    このシリーズ。それを新スレ早々、脇役キャラのお前達がいきなり顔出しとは言語道断!!」
社長「こ、この女ぞ!!私はこの女の口車に乗せられて踊らされてしまったにすぎないぞよ!!」
 そう言うや社長は霧子を盾にして押さえつけた。
霧子「と、殿!!この期に及んで私を裏切ったらどうなるか・・・わかってやってるんでしょうね?」
社長「たまにはキリちゃんも痛い目にあってみるといいぞよ。突っ込まれ役も結構大変なんぞよ!」
市ヶ谷「見るも哀れな愚かな俗人ども・・・やはり人は私のような選ばれし天才に導かれねばならないのですわねぇ・・・」
霧子「シロッコネタもおぼえてる人なんてどれだけいるのかと・・・」
市ヶ谷「麗華五輪弾!!成敗ですわ!!」
 市ヶ谷秘蔵の愛刀ハリセン丸は大筒モードとなり、究極必殺技・麗華五輪弾を発射した。
 光の彼方へ消えゆく社長と霧子・・・
市ヶ谷「これにて一件楽着ですわ・・・・あぁ、それと>>1さんスレ立てご苦労ですわ。褒美に市ヶ谷印のTシャツをプレゼントですわ。
    それとテンプレ立ての>>12さんもご苦労ですわ。褒美に市ヶ谷印の手ぬぐいをプレゼントですわ。」

今後ともよろしくお願い致しまする。
18名無しくん、、、好きです。。。:2009/06/10(水) 18:12:56 ID:c7CaJjD2
おぉ、新スレ立ってたのか>>1
そして常連さん乙であります。俺も一ヶ月ぶりにまた・・・

始まらないよ!恐らく多分しばらくは!
19八島伝:2009/06/15(月) 22:31:05 ID:REuygnHi
八島静香・・・前回の新女事件(詳しくは前作龍子の拳参照)の際に
彼女は裏でフレイア鏡に荷担していたと見られる新女の若手選手たちの
制裁を理沙子から言い渡されていた
理沙子「八島、あなたには彼女たちの捜索と制裁を頼みたいの。
彼女たちの仕業でこれ以上団体の悪名を世間に広める訳にはいかないわ。
・・・あとわかっているとは思うけど派手な行動は避けて頂戴。
くれぐれも慎重にお願いね」
八島「気に入らないねぇ。頭ごなしにアタシに命令すんのかい?」
理沙子「これは依頼よ。あなた以外にはこんな事頼めないの。お願い、この通りよ。」
八島「・・・ふん、アンタに頭下げられちゃあイヤって断るわけにもいかないか。
わかったよ、受けるさ。まああのバカ共シメたいのはアンタだけじゃないしねぇ・・・!」
八島はそれだけ言うと理沙子の前から立ち去った。裏切った新人の中には自分の舎弟である
村上姉妹も居た。正直理沙子に言われなかったとしても彼女達を許しておくつもりなど
八島には毛頭無かったのである。
裏切りの代償が如何に高く付くか教えてやる、八島は怒りに震えていた。
八島「オマエ等がアタシに楯突くなんざ百年早ぇんだよ!」

つづく
20八島伝 2:2009/06/18(木) 21:58:46 ID:mr7FHRmI
八島は都内某所の雑居ビルの前に立っていた。行方を眩ませたあいつらが居るとすれば
ココを含めて数カ所も無いはずだ
(さて・・・どうオトシマエつけてやろうかねぇ)
そんな事を考えながら八島は目の前の雑居ビルの4階、401号室の前に立ちチャイムも鳴らさずに
ポストの中にある鍵でドアを開け中に入っていった。相変わらず不用心な奴等だ
だが、予想に反して部屋の中に人の気配は無い。どうやら奴らに感付かれたようだ
(フン、無駄足だったか・・・が、これで行き先はハッキリしたな)
次に八島は新宿の繁華街に狙いを定める事にした。アイツ等の事だ、車や電車で遠くに逃げる事はしても
高飛びする程の度胸や金は持ち合わせちゃいないだろう。それに裏切るからには必ず後ろ盾であるはずの
フレイア鏡につなぎを取ろうとするはずだ。アイツ等の行動範囲を絞り込めば新宿が一番怪しいと八島は
踏んだのだ。ココなら逃げるにしてもフレイアに会うにしても何かと都合が良いに違いない
(そうら見たことか、居やがった・・マヌケ二人が!)
八島の勘通り、駅前まで行ってみると二人は男二人組と話し込んでいた。どうやらフレイアの傘下に入ることを
奴等は決めていたらしい
21八島伝 3:2009/06/18(木) 22:43:10 ID:mr7FHRmI
奴等はどうやらフレイアの元へ行くようだ。八島はタクシーを止め後を付ける様指示した。
面倒になったと思いながらも八島はどこか上機嫌であった。久しぶりに気兼ね無く暴れられる、
そんな気がしたからだ。まるで昔のあの時のように
フレイアの本拠と思われる高層ビルに辿り着いた八島は正面から堂々とビルに入っていった。
物々しい迎えが来ることを予想していたが、受付に新女からの使いだと答えると五分後にあっさりと
応接室に通された。そこには笑みを浮かべたフレイアとおびえた顔の村上姉妹がいた
八島「悪いが挨拶は抜きにさせてもらうよ。こっちからの要求はその二人を渡してもらう事。
そしてアンタがウチに直に詫びを入れる事。この二つだ。返事は?」
鏡「・・あなたは度胸のある女のようね。一人で来るとはさすがに私も予想していなかったわ。
フフ・・私アナタの事が気に入りましたわ。私の所に来ない?」
八島「テメェ・・・!やっぱり最初から話し合う気は無いみたいだな!・・テメェの詫びの件は
後で考えるとしてだ・・・コイツ等は今すぐ連れて帰らせてもらう。文句ねぇな?」
村上姉妹「フ・・ククッ・・・残念ながらそうはいかねぇんだよアネゴぉ!」

つづく
2210:2009/06/19(金) 21:22:44 ID:tMezemwI
その女、大食いにつき

『そんなに凄いのかい?』
『ああ、ありゃとても人間とは思えねえよ』
『見てるほうが胸焼けしそうだ』
都内某所、そんな会話を交わしているのは町内の飲食店の店長の皆さん。
(主に『食べ放題』『デカ盛を○分以内に食ったらタダ』を実施している店)
その日の寄り合いの話題は、最近あちこちに出没する「大食い魔人」のことでありました。
大量の料理を注文し、怒涛の勢いでペロリと平らげ、店の食材を空にするまで止まらない。
『彼女たちが通った後にはペンペン草も残らない』・・・・これが出没した店の店員の一致した感想でした。

『でも、そんだけ食えば儲けもデカいんじゃないのか?』
『「食い放題」で店の物全部食われたら、儲けどころか大赤字だろうがよ』
『おかげでウチの常連客もよその店に行っちまった』
『ああ、それで昨日は源さんの所の常連がうちに来てたのか』
『貴様の店かあぁぁぁぁっ!!』
と、心温まる会話もそこそこに組合の食堂に回状を回すということで、その日の寄り合いはまとまりました。
いわく・・・・『褐色の肌の外人と緑の髪の二人連れに注意せよ』

数日後、そんな事とは関係なくロードワーク中のカレン・ニールセンと桜井千里
千里「・・・はあ・・・はあ・・・」
カレン「チサト・・・・もうバテたの?」
千里「・・・・さすがに20キロをノンストップで走ってくるのは・・・」
カレン「ふう・・・ちょっと勢いに乗りすぎちゃったかな・・・でもウチのジムじゃ大荷物背負ってほとんど毎日やってたわよ」
千里「・・・・どこの特殊部隊ですか、カレンさんの実家は」
カレン「ま、途中に良さげな食堂あったし・・・そこでご飯食べて帰りましょ♪」
千里「・・・りょ・・・了解」
(続く)
2310:2009/06/19(金) 21:23:39 ID:tMezemwI
続き
街道沿いのカレーショップ『王様のカレー屋』
店の前のノボリには『5kgカレー、30分以内の完食で無料!!』の文字が踊っている。
千里「・・・この手の店ですか。大食いはちょっと・・・・」
カレン「文句言わないであんたも大食いするの。お金あんまり持ってきてないんだから」

店の中に入り、5kgカレーを注文するカレンと千里。しばらくすると、支配人らしい男性が青い顔で席にやってくる。
支配人「申し訳ございません。お客様にそのメニューをお出しするわけにはいきません」
カレン「どういう事よ!? この店は客を差別するわけ?」
支配人「いろいろと事情がございまして・・・・すみませんが」
カレン「わかったわよ・・・・チサト、他行くわよ」
支配人「申し訳ございません。またの機会をお待ちしております」(千里に割引券の束を握らせる)

『大食いやってる店はあそこだけじゃないわよ!!』と、憤りつつも別の店を見つけて飛び込むカレンたちでしたが
・・・・・現実は非情でした。入る店入る店でことごとく入店を拒否され、気が付けば10店以上門前払い。
通行人をも襲いかねない精神状態で20キロを走破し、結局道場近くの行きつけの中華料理屋に飛び込む二人でした。
カレン「おっちゃ〜ん、いつもの焼肉定食とレバニラ大盛りよろしく!!」
店主「毎度!! しかし、いつもよく食べるねえ」
カレン「やっぱ西洋人のスタミナ源は肉よ、肉!! それに今日は行く先々で入店拒否よ。もう半分ヤケ食いね」
店主「入店拒否?・・・・ああ、あれか」
千里「何かご存知で?」
店主「いやね、最近大食いの二人組が近所の同業を荒らしまわっててね」(言って二人に件の回状を見せる)
千里「『緑髪と褐色の外国人の二人組』・・・・条件はあってますね」
店主「だろ。それであんたらの事だと勘違いしたんだろうな。まあうちはカレンちゃん達の事は知ってたし・・・」
カレン「結局、そいつらのとばっちりを食ったわけねアタシたちは。出会ったらボッコボコにしてくれる」
店主「おお、怖い」
千里「緑髪・・・褐色の外国人・・・大食い・・・・誰の事かは大体分かりましたが」(続く)
2410:2009/06/19(金) 21:24:45 ID:tMezemwI
エピローグ
その日の興行。東女との対抗戦。
カレン・ニールセン&桜井千里×ソニックキャット&ディアナ・ライアル

カレン「最初に言っておく!! あたしはかーなーりっ、機嫌が悪いっ!!」
ソニック「怖いにゃ、怖いにゃ、カレンが怖いにゃ」
ディアナ「頭から齧りつきそうな勢いデスけど・・・ミカさん・・・何かしたんですカ?」
ソニック「知らないお!!」
千里「食べ物の恨みは恐ろしいという事ですよ」
ディアナ「?」

知らぬは本人ばかりなり・・・(終わり)


褐色つながりでディアナとカレンが絡む話考えてたら、いつのまにやらこんな話に(笑)
25名無しくん、、、好きです。。。:2009/06/20(土) 13:29:19 ID:rWthPL+4
>>22-24
マジキューコミックスの
第一巻にも、ソニックと
ディアナとがちょこっと
出てきて、大食いぶりを
見せ付ける作品がありましたっけ。
いやはや、うまい構成でした。
26名無しくん、、、好きです。。。:2009/06/20(土) 13:53:43 ID:vruwhcQL
で、あれ2巻出るのかな?w
27名無しくん、、、好きです。。。:2009/06/21(日) 09:13:35 ID:U82Bi9wz
藤原和美の起床時間
月〜金:七時起床
土:七時半起床→レスキューファイアー視聴
日:七時起床→シンケンジャー&ディケイド視聴
ただしゴルフや駅伝等がある日は八時すぎても起きてきません。
28八島伝 4:2009/06/24(水) 23:02:47 ID:tmW1vF+P
まさかの村上姉妹の豹変にさすがの八島も面食らった。かつてのコイツラじゃない
八島「テメエら・・どうやら本格的に逆らうつもりだな。そうかい、なら容赦しないよ!」
千春「もう今までのアタシ等じゃないんだ!いつかの恨みは晴らさせてもらうよ!」
千秋「そうさ!アンタにシメられて以来ずっと風下に立たされてきたんだ!それにね、
アンタをブチのめしゃボーナスが入るんでね!覚悟しな八島!」
鏡「アラアラこれでは連れ帰るどころではありませんわねぇ。残念ですわ。あなたなら
いい部下になってくれると思っていたのに・・・ではご機嫌よう、フフフ。」
八島「畜生が・・!テメエ等、覚悟出来てんだろうねぇ!」
八島は猛然と千春に殴りかかるもかわされ、逆に脇から千秋にソバットを喰らう。
障害物の多い部屋の中での2対1はあまりに分が悪すぎる。その上奴等のコンビネーション
アタックは折り紙付きの代物だ。打ちのめされた八島は部屋を出て地下駐車場まで後退した。
八島「チッ・・アイツ等フザけた真似しやがって・・!だがこのまま引き下がるわけにゃ
いかないねぇ。全く安請け合いしちまったもんだ。」
八島はいつの間にか薄い笑みを浮かべていた

つづく
29チキチキレスラー猛レース 1:2009/06/27(土) 22:31:12 ID:BlrhFMkE

ある日の道場の隅で、社長と仙河コーチがなにやら話し込んでいる。

仙河「社長は最近のウチの選手達をどう見ておりますかな」
社長「どの娘も技術のレベルアップが目覚しいですね、これも仙河さんのおかげです」
仙河「ふむ、お世辞ではなく誉め言葉と取っておきますかな。確かに、みな上手い」
社長「新人達はコーチのついていなかった上の世代よりも早く大技をモノにしてます。素晴らしい」
仙河「技を多く持っていれば興行にもウケはいいでしょうからな。ただ…」
社長「ただ?」
仙河「社長は最近の試合の結果をちゃんと見ておりますかな、これを」
無造作に束ねられたコピー用紙を渡される
社長「ん?……これは…!?」
仙河「選手が増えて一興行あたりの試合数も増えたから気づかなかったかも知れんですが、
   試合時間が短くなってきている」
社長「そんな…まさか…」
仙河「コーチのワシの口から言うのは恥ずかしいが、
   若手達の基礎体力作りが全く不十分なんじゃ」
社長「ならばさっそくランニングからみっちりやらせないと!」
仙河「そこなんじゃよ。今の若いのは頭ごなしではなかなか言うことを聞いてくれん。」
社長「しかし、このままではいつか大変なことになりますよ」
仙河「だから、ちょっとばかし社長に協力して頂きたいのですよ」
社長「私に何を…」
仙河が社長に耳打ちする
仙河「ゴニョゴニョ…とすれば…ムニャムニャ…になると…」
社長「それは…ボソボソ……これぐらいでしたら…ヒソヒソ…」

仙河の目じりが少し落ち、社長の目に決意の炎がうっすらと光った。
30チキチキレスラー猛レース 2:2009/06/27(土) 22:32:48 ID:BlrhFMkE
数日後、選手達をジムに集めて朝礼が行われた

霧子「みなさん、おはようございます。今日は会社から素敵なレクリエーションの提案があります」
選手達「???」
霧子「先日発表した、来月のバカンスは世界的不況と世界的な流行性感冒の蔓延、
   その他諸々の事情を鑑みて中止となりました」
選手達「えーっ!!!」
霧子「しかしながら、社長の希望と私の献身的な尽力によりチケットを2枚だけ手配することが出来ました」
選手達「おおー」
霧子「そこで、皆さんにはその2枚のチケットをかけてある競技で競い合っていただきます」
選手達「な、なんだってー!!!」
霧子「その競技は『フルマラソン』。競技開始は1週間後、参加は自由。
   エントリー希望者は明朝までに私か社長に参加の意思を申し出ること。
   以上で今日の朝礼はこれで終わります」

騒然とする道場。
周りの選手と話し合い始めるもの、霧子を囲んで質問を投げかけるもの、
練習してる場合じゃないとロードワークに飛び出すもの、普段どおりの練習に入るもの、
様々な反応を巻き起こし、団体が動き始めた。
31チキチキレスラー猛レース 3:2009/06/27(土) 22:53:28 ID:BlrhFMkE
道場から事務所へと去ろうとする霧子をCBTの面々が取り囲んだ

杉浦「井上さん、先ほどのフルマラソンについて質問があります」
霧子「何かしら」
杉浦「チケットは2枚、とのことですが上位2名に1枚ずつ渡されるということですか」霧子「そんなつまらないことを我が社がすると思って?当然優勝者に2枚渡します」
一瞬、道場の空気が固まる。
相羽「え、じゃあ勝ったら好きな人とバカンスにいけるって事?」
霧子「当然そういうことになります」
相羽「ええっ、そんなぁ。2枚かー。美月ちゃんかノエルちゃんかどっちかを選ぶなんて出来ないよ。」
杉浦「自分は諦めて私とノエルにプレゼントという選択肢もあるわ」
相羽「え、それはちょっと…ボクもバカンスは行きたいし」
杉浦「私だったら1人で2回行くわ」
相羽「ちょ、美月ちゃん、それは冷たいよ。っていうかさみしくない?ボクかノエルちゃんいらなくない?」
杉浦「ちっとも」
相羽「どひゃー」
ノエル「あたしも和希ちゃんや美月ちゃんは連れてかない…」
相羽「え、ノエルちゃん、な、何言ってるの!?もしかしてCBT解散の危機!?」
ノエル「社長と…南の島で…二人っきりで…フワフワ…」
相羽・杉浦「!!!!!!!!(その手があったか!)」
相羽「ボ、ボクが勝ったら美月ちゃんかノエルちゃん連れてくからね、
   ウン、多分、きっと、もしかしたら?…するかもね。…しないかも…」
杉浦「わ、わたしがバカンスに何回行こうが私の勝手なんだから、詮索は無用よ。何よ、和希、その目は」
相羽「別にぃ。そっちこそ」
霧子「で、3人は参加するのかしら」
CBT「もちろんっ!」
霧子「息のあったトリオね。じゃああなた達が最初のエントリーね」
ノエル「浜辺で…フワフワ…ホテルで…フワフワ…」

ノエルは少し顔を赤らめた
32チキチキレスラー猛レース 4:2009/06/27(土) 23:18:21 ID:BlrhFMkE

千春「社長、いるかい?」
ノックも無しに社長室のドアが開かれた

社長「おお、千春か。今日は1人か?」
千秋「いや、アタシもいるぜ」
ドアの影から村上千秋が顔を出した

社長「それで、何の用だ?霧子からマラソンの事はもう聞いたか?」
千春「ああ、その事なんだ。エントリーするぜ」
社長「ヒールのお前らが参加してくれるとありがたいな。
   社全体のイベントって形に一気に近づく。ありがとうな」
千秋「そんなに誉めるなよ。こそばゆい」
社長「じゃあ千春と千秋、2人エントリーしておくぞ」
千秋「いや、そうじゃないんだ。エントリーするのは千春の1人だけだ」
社長「どういうことだ?」
千春「千秋と話し合ったんだが、2人でマラソンに出るよりもこれからの1週間、
   1人が練習に集中し、もう1人が専属トレーナーになった方が勝つ確率が高いと思ってね」
社長「ん、そうか…何かひっかかるがそういう考え方もアリだな。わかった、頑張れよ」
千秋「アタシが千春をビッシビシ鍛え上げてやるからな」
千春「アタシらが本気になったらどうなるか分からせてやるぜ」
自信たっぷりの顔で村上姉妹は社長室を後にした

千春「クックック…これで勝ったも同然だな」
千秋「ああ、絶対負けない作戦がアタシたち双子にはあるからな」
村上姉妹「アーッハッハッハッハッハ!!」
廊下に村上姉妹の高らかな笑い声がこだました

とりあえず今日はここまで。
参加選手の希望があったら入れていきたいと思いますので気楽によろしく。
33チキチキレスラー猛レース 5:2009/06/30(火) 11:18:36 ID:EvOHKyTk
急なマラソン大会の報せ。今日のジムでの練習中の話題もそれ一つに尽きていた。
菊地「祐希子さんは今度のマラソン大会どうしますか?」
祐希子「もちろん出るよ。優勝したらカレーの美味しいところに行きたいな。」
菊地「あの、優勝すればチケットは2枚なんですが、誰と…」
祐希子「あ、行き先だけ考えてたわ。んー、カレーを独り占めってのも悪くないけど、
    1人で食べるのもつまらないって言えばつまらないね。理宇、アンタ来る?」
菊地「ハ、ハイッ!優勝の暁には是非とも随行させていただきます!」
謎の声「お待ちなさい!」
バンッ!突如ジムのドアが勢いよく開かれ、金髪の美女が大仰な構えで立っていた。
菊地「だ、誰ですか!」
市ヶ谷「ホーホッホッホッホ!あたくしを差し置いて優勝などとは、
    取らぬ狸の皮算用もいいとこですこと!」
祐希子「なんであんたがここにいるのよ」
市ヶ谷「フッ、庶民は本当に下らないことにしか目が行かないようですこと。
    この私がマラソンに参加する以上、祐希子、あなたの優勝はありえないことよ!」
34チキチキレスラー猛レース 6:2009/06/30(火) 11:19:21 ID:EvOHKyTk
祐希子「ここにいるだけじゃなくて、なんでウチの社内行事にJWIの社長が参加するのよ!」
市ヶ谷「胸が小さいと視野まで狭くなるのかしら?
    逆に考えなさい、あたくしが参加する以上は、すでに社内行事ではなく、
    地球最高のランナーを決める大会になっているということですわ!」
祐希子「さいたまが何を言ってるのかわからない…」
菊地「…お話は良く分かりました」
市ヶ谷「そこの小娘は自分達の非力さを良く知ってるようね。
    そう、あたくしに勝てるはずはありませんわ!ホーホッホッホ!」
菊地「違います!」
菊地の瞳がキッと市ヶ谷を見据える。市ヶ谷の高慢な笑いが苦々しい表情に変る
菊地「市ヶ谷さん、あなたの言葉で私は初めてこのマラソン大会の意義を理解しました。
   これは最高のランナーを決める大会…
   つまり、祐希子さんが優勝すればそのまま祐希子さんが宇宙一になるということです!」
市ヶ谷「バカな娘ね。銀河一の座はあたくしビューティ市ヶ谷から有史以来一度も動いたことがない事を知らないの?」
菊地「知りません!祐希子さんが、あたしの祐希子さんが一番に決まってます!」
市ヶ谷「分からないバカ娘ね!貧乳は絶対にあたくしに勝てないことをマラソンで証明してあげますわ!」
菊地「あたしと祐希子さんが負けるはずない!」
祐希子「…なんか置いてかれてる気がするけど、市ヶ谷!アンタの言いたいことはわかった。受けてやるわ、その勝負」

ビューティ市ヶ谷電撃参戦―その報は一瞬にして女子プロレス界を駆け巡り、
マラソン大会は社長の思惑を超えた大きく得体の知れないものに変容しようとしていた
35名無しくん、、、好きです。。。:2009/06/30(火) 18:25:13 ID:/qHEs9IJ
久々に覗いてみたら色々投下されてる!皆様GJです
続きを期待しておりますよ
36名無しくん、、、好きです。。。:2009/06/30(火) 21:55:47 ID:eQvzyHem
〜井上霧子・とある日の日記より〜
某月某日、よその団体に引き抜かれていた来島さんがウチの団体に戻ってきました。
ジト目で見る人も何人かいますが、とりあえずは皆歓迎しています。
え、私ですか? 私はオトナですから、年俸査定を『ちょっと』低くするだけで許してあげましたよ♪

某月某日・練習終了後のジムにて
社長「なぜ、ウチにあっさり戻ってきた?」
来島「社長の熱心な説得に心打たれて・・・・って言ったら信じるかい?」
社長「いや」
来島「即答するなよ・・・」
社長「で、本当のところは?」

すると来島さん、手近のベンチプレスを指して答えます
来島「見ろよこの立派なベンチプレス。この前までいた所のなんか滅茶苦茶ボロかったんだぜ」
社長「ほう」
来島「今時、高校の運動部だってもっとマシな設備使ってるってーの・・・・それにウォーターバッグにエアロバイク・・・・」
社長「ついでに言えばシャワールームにサウナも完備だ♪」
来島「だろ。俺みたいな人間には最高の環境だ」
社長「・・・・設備に釣られたわけか(ため息)」
来島「(・・・・それだけでもないんだけどな)」
社長「何か言ったか?」
来島「いや、気のせいだろ。とにかく今日から俺の居場所はここだ」

社長「俺の事が忘れられなくて戻ってきたのかと思ったよ」
来島「勝手に言ってろ・・・・ま、これからよろしくな社長♪」
(おしまい)
37チキチキレスラー猛レース 7:2009/06/30(火) 23:37:46 ID:EvOHKyTk

来島「オーシ!大会に向けてあと10キロ追加ーッ!」
佐尾山「オッス!」
南「キリキリ走りなさい、遅すぎるとエンジンに悪いんだから」
レイ「ひぃいぃ!バイクより早くなんて走れ…ない…」
真鍋「あたしはいーよー、沿道で旗振ってかすみんの応援するからさー」
辻「ダメ。今鍛えなおさないと一生雑魚レスラー人生が待ってるんだから」
千種「歩幅とリズム合わせたら自然と呼吸も合ってくるね、マラソンって個人競技じゃないんだ」
武藤「…喋ってないであたしに合わせてよ、あたしも合わせるから…」

何の迷いもなくエントリーした選手達を眺めながらパンサー理沙子は深くため息をついた。
理沙子「ふう…、今の私にはきっと、無理ね…」
上原「どうした?ああ、マラソン大会か。参加するのか?」
理沙子「今日子はどうなのよ」
上原「私は不参加。思ったより大きい話になってきたから運営の側に回るよ」
理沙子「そう、私もそうするかな。社長と準備に力を入れた方がいいのかも」
上原「理沙子、本当は出たいんだろ?」
理沙子「今日子だから正直に言うわ。出たいの。優勝してバカンスのチケットが欲しい」
上原「だったら出ればいいじゃないか。団体のトップとかそんなことは関係ないだろう?」
理沙子「勇気が、ないのかもね。思いのままに飛び出していけるあなたとは違うみたい…」
上原「理沙子がいる、だから私は自由になることにためらいがなかったんだ。
    だから、理沙子が苦しむ姿は見ていて辛い」
理沙子「私、走りきれるかしら。ゴールした時、自分を保てるのか怖くて…」
理沙子はそっと、上原の手を自分の頬に導く。
上原は一瞬険しい顔を見せた後、全てを察したような優しい顔つきに変った。
上原「理沙子、これを受け取ってくれないか。本当は一生、封印するつもりだったが」
理沙子「今日子、これは!いいえ、ここは黙って受け取るべきなのね。ありがとう」
理沙子は上原の胸に顔を埋め、感謝の言葉を述べた。上原が軽く抱きしめて返す。
その日の夜、霧子のエントリーリストに聖者エム・サンドの名が記された。
上原「理沙子、出るからには勝てよ…」
理沙子の頬に触れ、白く色づいた指を上原はじっと見つめていた。
38チキチキレスラー猛レース 7:2009/07/04(土) 23:25:38 ID:sbs5q2QI
WARSでは選手達を集めて緊急ミーティングが開かれていた。
龍子「市ヶ谷が動いたか」
石川「JWIが動く以上はWARSも何かしないといけないのかしら?」
龍子「いや、いたずらに騒ぎを大きくする事に意味は無い」
石川「そうねー、勝てばウチの名前も高まるでしょうけど、足の速い人っていないし…」
石川の視線が龍子の腹周りに注がれる。一方、他の選手達は石川の胸に視線を移す。
柳生「…龍子殿、よろしいかな」
龍子「ん、言ってくれ」
柳生「拙者が思うに、持久走に向いた人材が我々にはいない。ここは静観を決めるのが上策かと…」
真田「何言ってるんすか!」
龍子「美幸はどう思う?」
真田「どうもも何も、敵がいるのに戦わない理由が無いっすよ!マラソンなら根性で勝てる競技じゃないですか!」
石川「美幸ちゃん、マラソンって根性の問題じゃないのよ」
真田「いいや、違うっすね!一番長く根性出し続けた選手が勝つのがマラソンっすよ!」
石川「龍子〜、なんとか言ってあげてよ」
龍子「ククッ、ウチで一番体力の無いお前がそう言うとはな。面白いじゃないか!
   真田、WARS代表はお前に決定だ。出る以上はウチの看板にドロを塗るなよ」
真田「ウッス!」
石川「龍子〜!」
ミーティング終了後
龍子「涼美、ちょっといいか」
石川「あたしも話があるわ、美幸ちゃんにムチャさせないであげて」
龍子「その事なんだ、真田が1人じゃ勝手に暴走して終わるだけだろうな」
石川「そこまで分かってるなら…」
龍子「だから涼美、お前も出てくれないか?」
石川「えっ!?…勝てる自信はないわよ」
龍子「でも涼美なら最大限の努力はしてくれるだろう?軍師がいるんだよ」
石川「まあ、あの娘は誰かがどうにかしないとね。お姉さん、がんばるわ」
特訓と称しジムからあさっての方向に全力疾走する真田の背中を見ながら石川は軽く微笑んだ
3910:2009/07/07(火) 23:55:47 ID:o1y1b2XI
暗黒星に願いを

某月某日某会場、ダークスターカオスVSカレン・ニールセン&桜井千里のハンディキャップマッチ
カオス「ふっふっふ・・・最初に言っておく、私はかーなーりっ、強い!!」
カレン「あたしのネタを取るなあぁぁぁぁっ!!」
千里「・・・と言うか元々他所のネタです」
カオス「ふっ・・・グリーンガール相手といえど手加減などせん。全力で叩き潰すからそのつもりでな」
千里「・・・・望むところです」
カレン「チサト、冗談抜きで『世界のトップ』とやれる機会なんて滅多に無いからね」
千里「はい、胸を借りるつもりで全力を尽くします」
カレン「『胸を借りる』ですって? 甘い甘い、『勝つつもり』でとばしていくわよ!!」
千里「了解!!」
そして、試合開始を告げるゴングが響いた・・・・

事の起こりは数日前。雑誌記者であるカレンの母親(前スレ>>129)が団体事務所を訪れていた。
カレン「なんでママがここにいるのよ!?」
母親「新女の取材で日本に来たんだけどね。そのついでに、ちょーっと奇襲してみました♪」
千里「お母様ですか? カレンさんにはいつもお世話になってます」
母親「馬鹿娘、この娘があんたのステディ? やるじゃん、このこのこの♪」
カレン「だーかーらっ、あたしにそっちの趣味は無いって言ってるでしょ!!」

カオス「取り込み中すまんが、社長室はどこかな?」
カレン「あ・・・ミス・カオス。そこの階段上がって廊下の突き当たりです」
カオス「おお、すまんな」(立ち去る)
千里「さすがの風格ですね・・・・」(立ち去るカオスをじっと見ている)
カレン「そりゃ、なんたって『世界最強』の一角だもの」
母親「『闘ってみたい』って顔に書いてあるわよ、チサトちゃん♪」
千里「機会があれば・・・とは思いますが。そんな試合を組んでもらえる立場でもありませんし」
母親「よろしい、娘のステディのためにお母様が一肌脱ぎましょう!!」
カレン「だから違うぅぅぅぅぅぅっ!!」(続く)
4010:2009/07/07(火) 23:56:34 ID:o1y1b2XI
続き
『ハンディキャップマッチ・・・・ですか?』
一時間後、社長室に乗り込んだカレンの母親は、どんな手練手管を使ったのかカオスと千里の試合の話をつけて戻ってきた。
相当に社長が泣かされたのは想像に難くない。
母親「そ、さすがにデビューして幾らもたってない若手とのシングルってのはムチャだしね」
カレン「で、パートナーはあたしってこと?」
母親「その通りよ。勉強って点じゃあんたも同じ。世界のトップと試合できるんだからね」
カレン「はーい」
千里「ありがとうございます!!」

そして場面は試合に戻る。試合開始から五分が経過。
完全にカオス優勢の展開である。2対1と言えどもさすがに実力差は大きい。
カレンと千里の打撃を真っ向から受けてみせ、なおかつ微動だにしない。ダブルのドロップキックは正面から叩き落してみせる。

ぶんっ!! うなりを上げるカオスの豪腕を皮一枚でかわすカレンと千里。当たればただではすまない。
カレン「危ない危ない・・・でも大振りの分ガードが甘くなったわよ〜」
千里「行きます!!」
カオス「・・・・来い」
カレン「なめんじゃ・・・・ないわよっ!!」
カオスの両脇から、片やキック、片やパンチを主体とした連撃が叩き込まれる。二人がかりの手数に圧倒される。
正拳突きの連打から膝蹴りが入り、さしものカオスもマットに膝をつく。

カレン「ちゃ〜んす♪」
カオス「くっ!!」
体勢を崩したカオスにカレンの右ストレートが叩き込まれ、更に一回転して裏拳が入る。
ここからアッパーにつなぐのがカレンの十八番のコンビネーションなのだが、読まれていた。
上体をそらしてアッパーをかわし、そこを捕まえるつもりだが・・・・・アッパーの代わりに何故かカレンは身を沈めた。
(続く)
4110:2009/07/07(火) 23:58:21 ID:o1y1b2XI
続き
『チサトっ!!』『はいっ!!』
身を沈めたカレンの頭越しに千里のニールキックが飛んでくる。
予想外の動きに反応が遅れた。カオスの胸元に蹴りがクリーンヒットする。
倒れたカオスを抱き起こし、二人がかりでロープに振る。

(小賢しい真似を・・・だが、まだまだ甘い)
反動で戻ってくるカオスを身構えて待ち構えるカレンと千里
『喰らえ、我が破壊の鉄槌!!』
叫んで両腕を広げるカオス。両腕でのカウンターのラリアートが二人に同時に叩き込まれた。
凄まじい威力で首を支点に1回転し、マットに叩きつけられる。
そしてカレンと千里の意識は闇に飲み込まれていった。

「黒い超新星は無敵だ。」
気が付いたとき、リング上ではカオスがいつものパフォーマンスで勝ち名乗りを受けていた。
終わってみればカオスの圧勝である。

カレン「う〜・・・やっぱり強い」
千里「でも・・・・いつかはシングルで乗り越えてみせます」
カレン「その意気その意気・・・でも『いつかは』じゃなくて『今度は』と言いなさい」
千里「了解!!」
カレン「おしっ、あたしも頑張るぞーっ!!」
世界のトップの圧倒的な実力をその身で味わいつつも、決意を新たにする二人でありました(終わり)



てなわけで突発的に試合ネタ。久しぶりV2やっててふと書きたくなった。
>>40の「正拳突き→膝蹴り」のコンボの元ネタは仮面ライダーカブトで坂口拓さんがやってたやつ。
滅茶苦茶かっちょええっすよアレは。
42八島伝 5:2009/07/08(水) 22:00:15 ID:6QRULw21
八島は敵の本拠地の地下駐車場で追いつめられていた。しかし八島に悲壮感など
ありはしない、どころかその逆だった。
八島「・・フン、こんな状況はコッチに来て味わえるとは思ってなかったよ・・・ククク
手加減無しで暴れさせてもらえるなんてねぇ。嬉しくて涙が出るよ。なあバカ共!」
千秋「・・気付いてたのか、さすがだな八島。新女と一緒に滅ぶにはもったいないぜ
アタシや千春と一緒に鏡様に雇われた方がアンタのためだと思うがねぇ?」
八島「問答無用だ!テメェ等二人はブチのめして帰る!新女がどうとかもう関係無ぇ!
アタシを裏切ったオマエ等は必ず沈める、それだけだ!」
千春「ヘッ・・しゃあねぇな。じゃあここで消えな八島!いくぜ・・ジェミニアタック!」
双子のコンビネーション攻撃が再び八島に襲いかかる。互いが重ならない用に角度まで計算された
打撃の嵐に八島は体力を削られダウン!膝を付いたまま動けなくなっていた。
千春「ヘッ、あっけないモンだ。分かったか!アタシ等がいなきゃオマエはこの程度なんだよ!」
千秋「昔ヘッド張ってアタシ等のしたからっていつまでも図に乗るなトンチキが!所詮テメェは
チンピラの大将でしかネェんだよ!」
43八島伝 6:2009/07/08(水) 22:39:33 ID:6QRULw21
八島に罵声を浴びせる村上姉妹。しかし彼女たちは愚かな行為をしでかした事に気付くのが遅かった。
八島静香を侮辱するとどうなるか、彼女達が一番知っていたハズなのに
八島「ンだとぉ・・テメェ等今なんて言った・・・?なんて言ったぁぁぁぁ!!!!」
千秋「ゲェッ!ま、まさかこのパターンは・・・」
千春「ま、マズイぞ千秋!あん時と一緒だ!ひとまず離れ・・」
しかし八島は二人より早く動き出していた。すかさず千秋を捕まえヘッドバットを連発する。
八島「寝ぼけるんじゃねぇ!三下以下の分際で何ほざいてやがんだテメェェェ!!」
八島が吠えるが千秋は額を割られ既に意識を失っていた。千春も八島のあまりの気迫に
完全に戦意を喪失してしまっていた。
千春「あわわ・・ゆ、許してくれ姐御!アタシ等は鏡に脅されて仕方無く・・」
八島「しゃらくせェェェッ!!今更言い訳か千秋ィィィッ!!!」
千春「ちょっ・・違う!アタシはちは る  っ
哀れ千春も八島に喉輪落としを食らい意識を寸断された。しかし八島の怒りはまだ収まらない。
八島「何寝てんだァ?起きろコラァ!!テメェ等ベコベコにしてやるからよォォォッ!」
駐車場はいつしか血の海と化していた。
44八島伝 7:2009/07/09(木) 00:04:56 ID:odc2XLio
血の海と化した地下駐車場。八島が暴れまわっている隙にいつの間にか
鏡と部下達が周りを取り囲んでいた。
鏡「八島さん・・でしたわね。もう用は済んだでしょう?早くその二人を連れてお帰りなさい。」
八島「フン、嫌だ・・と言っても無駄か。まあいい、コッチも暴れて幾分頭はスッキリした。
これでお互い手打ちにしようって事でイイんだな?」
鏡「よろしくてよ。貴方を味方に出来ないのは残念ですけど・・フフフ。」
含み笑いに微かな疑問を覚えつつも八島は鏡との交渉に成功したのである。

しかし、それは鏡の罠であった。八島の乱闘事件は鏡の手によって新女糾弾の為の
格好の材料にされてしまっていた。村上姉妹を離反させた段階から既に計画は始まっていたのだ。
まんまと罠にはまったことを知った八島は責任を取り、新女から去ることを決意した。
理沙子「本当に御免なさい・・・貴方に無理難題を押しつけたのは私なのに・・・」
八島「アタシが暴れたのが今回の原因だ、アンタが気に病むこっちゃ無いだろう。
むしろこっちが詫びなきゃいけない。ヤリすぎちまって済まなかった。」
吉原「でも・・何も出ていかなくても・・元々は向こうが
八島はそれを手で制した。
45八島伝 8:2009/07/09(木) 00:46:02 ID:odc2XLio
八島「アイツ等は全部計画してやがったんだ。どうやって手を汚さずにウチを潰すか。
身内同士の争いを利用してくるとはね・・やってくれたよ。」
理沙子「でも、貴方だけ責任を取るのはおかしいわ。私も
八島「よせやい、アンタが抜けたら本当に新女は終わっちまうだろ。アンタは居なきゃ駄目だ。
こういうのは張本人がケジメ付けなきゃな。六角さんにもよろしく言っといてくれ。」
理沙子「・・・さよならは言わないでよ、いつか帰ってくる時のためにね。」
八島「ありがたいね。その言葉だけで充分さ。じゃあな・・・」
言うが早いか、八島はドアを開け外に出ていた。一迅の風のように跡形もなく。
吉原「あたしがふがいないばかりに・・ゴメンなさい・・・」
理沙子「泣いては駄目よ。貴方にはこれからも新女を支えてもらわなくてはならないんだから。
・・さて、まだまだ荒れそうね。市ヶ谷の所の新団体といい、彼女・・確か龍子とか言う所の
団体といい、鏡の存在といい、悩みは尽きないわね・・。」

激動の新女を後にした八島。しかし彼女は笑みを浮かべていた。あの時と同じように。

「さぁて・・・次はどこで暴れてやろぅかねぇ・・・」

八島伝   完
46名探偵・香澄:2009/07/10(金) 01:11:20 ID:ZLTfJ6jS
 埼玉県春日部市 市ヶ谷探偵事務所
市ヶ谷「都議会選挙ねぇ・・・私も出馬して差し上げようかしら。」
 専用虎皮シートに鎮座する市ヶ谷は手にした新聞を放り投げて一人ごちた。
辻「春日部市民のオバチャンが出ちゃダメだよ。」
市ヶ谷「お黙り!不甲斐ない都政をこの美人名探偵市ヶ谷麗華が根本から立て直して差し上げますわ!」
成瀬「麗華様、郵便物が届きましたで。」
市ヶ谷「はぁ・・・また私への熱意のこもったファンレターがこんなに・・・」
野村「ほとんどが請求書と怪しい団体からの案内状ですよ。」
 市ヶ谷の放ったハリセン丸が野村の顔面に炸裂!!
辻「ネェネェ、市ヶ谷のオバチャン!この封書は?なんか法務省とか書いてあるよ。」
市ヶ谷「法務省?はて・・・愚かな日本政府が何用かしら?」
成瀬「きっとあれやで・・・破壊活動防止法適用とか、テロ特措法適用の最終勧告やで。」
 市ヶ谷の放ったハリセン丸が成瀬の顔面に炸裂!!
市ヶ谷「・・・・!?こ、これは!?」
 封書を開封した市ヶ谷が驚きの声を上げた。
辻「あっ!!これって裁判員の認定のお知らせじゃん!!オバチャン、裁判員の候補に選ばれたんだよ!」
市ヶ谷「な、なんと・・・・・ところで・・・・裁判員ってなんですの?」
成瀬「知らんのかいな!!こないだ施行された新制度やで、アメリカの陪審員みたいなもんですやん。」
市ヶ谷「しかし何故?この春日部ではそのような法を制定したおぼえはないんですのよ。」
野村「いや、だから春日部はいつ日本から独立したのかと・・・」
成瀬「よりによって一番選んじゃいかん人をなんで選ぶんかいな・・・まったくお上のすることはいつもいい加減や。」
 市ヶ谷の放ったハリセン丸が野村と成瀬の顔面に炸裂!!
47名探偵・香澄:2009/07/10(金) 01:14:19 ID:ZLTfJ6jS
辻「それよりオバチャン、大丈夫?これって大変らしいんだよ。」
市ヶ谷「オーホホホホホ、この美人名探偵市ヶ谷麗華、裁判長のひとつやふたつ、何程のものですか!」
辻「裁判長じゃないよ、裁判員だよ。6人いる中の一人でいろいろ皆で検討して有罪か無罪かを決めるんだよ。」
市ヶ谷「な、なんですって!!この私、美人名探偵市ヶ谷麗華が、その他大勢のうちの一人とは・・・許せませんわ!!」
辻「オバチャンが裁判長なんてやったら片っ端からギロチンで死刑とかにしちゃうでしょ!!」
市ヶ谷「佐藤!!直ちに春日部第四中学地下工房へ連絡!!例の実験機をテストですわ!!」
成瀬「えぇ!!実験機ってあのギルガザムネですか?あれはまだバグが直ってないですやん。」
市ヶ谷「お黙り!!この私をその他大勢にひと括りにした愚かな法務省を一刀両断して差し上げますわ!!」
成瀬「ギョイ・レイカ!!」
野村「麗華様、どうせいつもみたいに他の関係ない建物を目茶苦茶にしちゃうんだから止めときましょうよ。」
市ヶ谷「・・・鈴木、久しぶりに私、大間の一本釣りマグロが食べてみたくなりましたわ・・・百匹程釣ってきて下さるかしら?」
野村「へ、これは例によって、懐かしの・・・あのパターンでしょうか?」
市ヶ谷「勿論、費用は全部貴方持ちですわよ。それとも・・・このハリセン丸の錆び落としに斬り刻まれたいんですの?」
野村「で、でもぉ・・・」
市ヶ谷「選択の余地はなくってよ!!さっさと釣ってきなさいな!!百匹釣るまでこの春日部の地を踏むことはまかりなりませんわ!!」
野村「ギョイ・レイカ!!直ちに大間に赴きますです!!」
成瀬「鈴木・・・・ホンマ、学習能力がないっていうか、真正のアホやな。」
48名探偵・香澄:2009/07/10(金) 01:15:33 ID:ZLTfJ6jS
 埼玉県春日部市 プロレス団体ガイアーク本社
社長「ネェネェ、キリちゃん。キリちゃん宛に封書がきてるぞよ。」
霧子「あら?ようやく私宛のファンレターですか?困りますねぇ・・・全てこの美貌と知性がなせる業ですね・・・そんな私を愛しちゃう。」
社長「基本的なキャラ構造はアノ人と同じなんぞよね、キリちゃんって・・・」
霧子「あ、なんですかこれ?法務省って書いてありますよ・・・・こ、これは!?」
社長「あぁぁぁ!!キリちゃん、裁判員候補に選ばれちゃったぞよ!?」
霧子「やはりこの美貌と知性のなせる業ですね・・・そんな私を愛しちゃう。」
社長「・・・ところで・・・一口10万ぞよか?」
霧子「は?なんです一口10万って?」
社長「買収金の額ぞよ。一口10万から競売にかけて、最高値で落札した方に有利な決定をするんぞよね。」
霧子「・・・・・・・一筆奏上!!」
 霧子は懐からショドウホンを取り出した。
社長「ちょ、ちょっと待つぞよ!冗談、冗談ぞよ。いつものフレンチジョークぞよ。そんな怖い顔しちゃ、せっかくの美人が
   台無しぞよ。スマァ〜イル、スマァァ〜イルぞよ。」
霧子「殿、私がそんな安っぽい女だと思ってるんですか?」
社長「そ、そうぞよね。いくらお金に汚い強欲年増秘書のキリちゃんでも、そんなセコイことしないぞよね。」
霧子「一口100万です。」
社長「は?」
霧子「一口10万なんて馬鹿にしてるんですか?私の心を動かしたければ最低でも一口100万からスタートしてもらわないと。」
社長「誰ぞよ。この人を選んだお馬鹿は・・・」
4910:2009/07/11(土) 19:09:15 ID:9IPHgOoj
千里「さ・・・最初に言っておく・・・私はかーなーりー・・・」
富沢「違ーーーうっ!! もっと堂々と!!」
千里「さ・・・最初に言っておくっ!! わ・・・私はかーなーりっ・・・・」
富沢「どうもぎこちないわねえ・・・そんなんじゃ立派なパフォーマーになれないわよ」
千里「いや・・・私は強くなりたいのであって・・・・流行ってるんですか、コレ?」
富沢「いや、単に作者がゼロノス好きなだけ。それはそれとして・・・・はい、もう一度!!」
千里「(新手のイジメではないでしょうか・・・・・)最初に言っておく!! 私はかーなーりっ・・・」

『桜井さん』つながりってことで(笑)
やっぱ似合わねえな・・・・
50チキチキレスラー猛レース 8:2009/07/11(土) 21:20:28 ID:hNqacfsF
桜崎「失礼します」
社長室の薄いドアを軽くノックする。
東女社長「オウ、まあ入れ」
桜崎「今日は何の御用でしょうか」
東女社長「お前、今度のマラソン大会に出ろ」
桜崎「相変わらず唐突に…、ただの思いつきですね?」
東女社長「ウチの面子で誰が走ったら一番面白いかと考えたら、メイドがマラソン、これしかないだろう」
桜崎「安易に決めないでください!」
東女社長「じゃあ、そういうことで。あと、RIKKAにも出てもらうことにした」
RIKKA「…御意…」
桜崎「うわっ!先輩いつの間に」
東女社長「あ、もしもし?いつもお世話になってます、東女です。……ええ、うちから桜崎を…、ええ、はい、その方向で。じゃ、よろしくお願いしますよ!」
ケータイを握り、東女社長はあっさりと話を決めていた。
東女社長「桜崎、勝てとは言わんが目立てよ。優勝したら一番目立つからな、頭に入れとけ」
桜崎「勝てって言ってるじゃないですか!」
東女社長「ハッハッハ、とにかく、東女の名前を徹底的に売ってこい!」
5110:2009/07/21(火) 22:24:49 ID:yAoGo/wO
華麗なる厨房

『・・・・気のせいでしょうか』
某月某日、寮の厨房にて。桜井千里が首を傾げていた。

八島「おう、桜井、メシはまだか? 向こうで欠食児童どもが騒ぎ出したぞ」
千里「あ、先輩・・・・あと10分くらいで出来上がります」
八島「そうか・・・・しかし何か悩みでもあるのか?」
千里「いえ、最近お米の減り方が早いような気がして」
八島「気のせいだろ。ウチは大食らいが多いし、どさくさ紛れに部外者も食っていくしな・・・・ったく」
千里「ああ・・・・ヘレンさん。夕べも来てましたね」

翌日・・・・
八島「やはり変だな・・・・」
千里「ええ、昨夜確認した時はまだ少し残っていたんですが」

翌日の昼、千里が昼食を作ろうと材料を確認すると米びつがカラになっていたのである。
それに前日は気付かなかったのだが、厨房にはほのかに香辛料の匂いが漂っていた。
千里「・・・・どう考えても『あの人』の仕業としか思えないんですが(汗)」
八島「・・・・はは、まさか。いくら『あいつ』でも他団体の厨房に忍び込んでカレー作ってるなんて」
千里「・・・・だといいのですが」

その夜・・・・
『う〜〜っ 極楽極楽。やっぱ一日のシメはカレーよねえ』 
・・・・作ってたりした。

祐希子「苦労して作っただけに美味さも5割増しって感じ♪」
???「そうか、そんなに美味いか。他所の団体の米は」
その言葉とともに照明が祐希子を照らし出したのでした(続く)
5210:2009/07/21(火) 22:25:32 ID:yAoGo/wO
続き

『桜井・・・・アタシは頭が痛い』
厨房に隣接した食堂では八島が頭を抱えていた。
当たり前である。新女のエースが他団体の厨房に忍び込みカレーを作っているなど・・・・

千里「・・・・普通はありえません」
祐希子「もぐもぐ・・・千里ちゃ〜ん、普通にやってたんじゃ・・・もぐもぐ・・・トップになんか立てないわよ〜♪」
千里「なるほど、そうですね」
八島「そこ、納得するな!! 大体なんでウチの寮に・・・新女の寮で思う存分作ればいいだろうに」
祐希子「あ〜、だめだめ(手をひらひら) 最近、しのぶと千種がうるさくてさー・・・・『寮でのカレー製作禁止』だって」
千里「どうしてまた?」
祐希子「この前、ちょっと大目に作って皆におすそわけしただけなんだけど・・・・可愛い後輩へのちょっとした愛情なのに」

『ちょっと大目』がいかなる量かは想像に難くない・・・・新女の選手たちの悲鳴が聞こえるようである。
祐希子「仕方ないからココに忍び込んで作ってたわけ。ここのお米が美味しいって業界じゃ評判だったし」
千里「ご飯が美味しいのは否定しませんが」
八島「(ぶちっ)他人の所でやるんじゃねえぇぇぇぇぇぇっ!!(怒)」

後日、団体の寮に「お詫び」として大量の米とカレールーが届けられた。
八島「・・・・桜井、今夜新女の興行に殴りこむぞ」
千里「・・・・お供します」
(終わり)


今日ラジオの「噂の調査隊」の面白裁判ネタ聞いてて、ふと思いついた。
リアルでこういう真似をする奴がいるから世の中は侮れない
53名無しくん、、、好きです。。。:2009/08/03(月) 20:24:48 ID:3ye2cMhO
 
54名無しくん、、、好きです。。。:2009/08/08(土) 16:27:24 ID:Be0UOKCy
保守
55名無しくん、、、好きです。。。:2009/08/09(日) 10:34:08 ID:lKcpVPej
次回、藤原イダー○ィケイド!!

真帆『真帆・・・カズミ・・・トモダチ』(例のポーズ)

マリア『これで全人類レスラー化計画を実行できる・・・』

次回『強くてハダカでメロンパンな奴!!』 全てをつなぎ、全てを食らえ!!
56名無しくん、、、好きです。。。:2009/08/09(日) 17:48:55 ID:ayANBCt+
>『強くてハジケてマリバロンな奴!!』
に見えた。
配役は間違いなく理沙古参 
57名無しくん、、、好きです。。。:2009/08/09(日) 19:58:23 ID:LvGwGfnz
所詮お前は理沙子!化粧の塊だ!
58名探偵・香澄:2009/08/09(日) 20:31:01 ID:JAF8HgCa
 埼玉県春日部市 プロレス団体ガイアーク本社

霧子「あぁ・・・今日も気持ちのいい朝。まるで朝日すら私の栄光を称えているよう・・・あら?また朝刊が
   来てない。何度言ったらわかるのかしら・・・今度、配達所を吹っ飛ばしてやろうかしら?
   あら?なんだろう・・・いつもと周りの風景が違うような・・・・!?
   こ、これは・・・社長!!じゃなかった・・・殿、殿ぉぉ!!大変ですよ!!」
社長「何事ぞよ?もうラリピー逮捕のニュースはお腹一杯ぞよ。」
霧子「そんなことじゃないんですよ!見てください、これを!!」
社長「・・・・あれ?お向かいの不動産屋さん、夜逃げしちゃったんぞよか?それにお隣の牛乳屋さんも・・・」
霧子「違うんですよ。よく見てください!我が本社以外の周囲がまるで違う場所なんですよ!」
社長「な、なんと!?これはあれぞよか?戦前や戦国時代にタイムスリップしちゃったとか?」
霧子「そんな感じではないようですね。」
???「こ、ここは・・・アノ人のいない世界。」
 二人の背後に見知らぬ少女が立っていた。
社長「うぉ!?なんぞよ?あんたしゃんは誰ぞよか?」
???「こ、この世界は・・・あ、貴方達を拒絶している世界。」
霧子「もうちょっとわかりやすく説明してもらえませんかね?」
???「つ、続きはweb・・・じゃなかったメールで・・・」
 そう言うと少女は煙のように消えていた。
59名探偵・香澄:2009/08/09(日) 20:32:24 ID:JAF8HgCa
社長「な、なんなんぞよ?」
霧子「アノ人のいない世界って・・・どういう意味なんでしょう?」
 その時である。どこからともなく陣太鼓の音と共に、白い陣幕が姿を現した。
霧子「殿!あ、あれ!!」
社長「なんだ、結局いつものパターンぞよ。」
 陣幕があくとそこには羽織袴姿の五人の女性が立っていた。
越後「ひかえろ!!こちらにおわすのは芝田家18代当主 芝田美紀様にあらせられるぞ!
   外道衆、恐れ入ったら隙間へ帰れ!!」
社長「いや、だから我々は外道衆じゃなくてガイアークなんぞよが・・・それにそのネタは麗華様の十八番ぞよ。」
霧子「殿・・・私、わかっちゃいましたよ。この世界は市ヶ谷さんのいない世界なんですよ!!」
社長「う〜む・・・なんか勝手が違ってやりずらいぞよ・・・ところでキリみかんちゃん。」
霧子「な、何なんですか、そのキリみかんって!!」
社長「やっぱり郷に入れば郷に従えってやつで・・・」
霧子「どうするんです?殿は普段こっちの番組みてないじゃないですか?
   これで次回までどうやって話を引っ張れと・・・」
社長「気にしない気にしない、どうせ次回は何事もなかったかのように普通に他の話やってるから。」
霧子「相変わらずデオチネタ好きですね。」
60名無しくん、、、好きです。。。:2009/08/09(日) 20:56:30 ID:0QGZLmiZ
>>59
ライダーならぬお嬢の世界を巡る旅ですね(笑)
ちょっと便乗させていただきます

芝田「ばあや・・・・」
越後「は?・・・・って誰がばあやだ」
芝田「長いですわ・・・・参ります!!」
♪ちゃんちゃんばら、ちゃんばらら〜

??「おのれ〜・・・この世界にも市ヶ谷さんが生まれてしまいました〜」

61名無しくん、、、好きです。。。:2009/08/10(月) 23:24:23 ID:KDrpIQ+W
レッスル墓場

こことは違う、何処とも知れぬ世界。生き残りに敗れたモノの集う空間・・・・人はそこを『レッスル墓場』と呼ぶ。

霧島「今日でお前たちともおさらばだ・・・・もう戻ってくるんじゃないぞ」
スナイパー姉妹「お世話に・・・って、刑務所から釈放される犯罪者か私たちは!!」
出て行くものもいれば入ってくる者もある(入ってくるほうが圧倒的に多いが)

七月半ばのとある日のこと・・・
「うおぉぉぉぉっ!!」と気勢を上げているものが約一名

羽○「誰? あのテンション高いのは」
○田「ほら、去年ココに来た・・・・」
羽○「ああ、あのウナギ女」
○沢「葛城さんね・・・・でも、どうしてこの時期に」
羽○「土用の丑の日が近いし・・・ネタとして使われる可能性高いからだったりして」
みずき「外道衆みたいに夏場に力を増すのかと思ってました」
羽○「だとしたら、どうするの?」
みずき「正義のパンチを見せて・・・」
○田「見せられるのはキミだね。打撃屋はあっちだし」
62名無しくん、、、好きです。。。:2009/08/11(火) 11:37:27 ID:WiaZ0YWM
レイ「ぎゃー、べたがべたが。トーン棚がトーン棚が。あと16ページ。いざとなったらネームでコピー本」
63名無しくん、、、好きです。。。:2009/08/13(木) 22:19:52 ID:c6LP37Wj
〜来島海外修行編〜
「まさか、あのカオスを相手にガチンコのパワー勝負を挑むと…」
「ああ、だが自信をもって送り出している。来島は成長しているんだ!」

ダークスターカオスVSボンバー来島の試合は、静かな均衡から始まった。
カオス(ラッシュをかけるタイミングを計っているのか…今の来島は強い、イザ始まってしまえば力加減をする余裕はないな。だが…何処からでも来るがいい!)
きっかけは、来島がカオスをロープにふった後だった。ナパームラリアットの構えから一転、カオスをパワースラムでマットに叩きつけ、エルボードロップでの追い討ちが決まった。
百戦錬磨のカオスにフェイントが成功したのか、あえて策にのったカオスの誘い込みなのか…真相は観客の想像次第である。
だがハッキリと真の戦闘開始のゴングがこの瞬間に打ち鳴らされた。
試合はまさに全開ゾーンへと突入していく。
64名無しくん、、、好きです。。。:2009/08/13(木) 22:34:18 ID:c6LP37Wj
>>63の続き
来島がカオスを立たせた瞬間、逆襲のヘッドバットが炸裂しパワーボムへと繋ぐ。
来島はすぐにフォールから逃れ、水面蹴りから立ち上がりざまにショルダーアタックでひるませ、アルゼンチンバックブリーカーを極める。
両者とも、相手に回復の時間を与えるのを嫌って技を途切れさせない。恐ろしくハイレベルな真っ向勝負である。
華やかな喝采と熱い視線の中、この会場の全ての者が伝説誕生の立合人となる。
だがこの奇跡のハイペースは、諸刃の剣となって来島とカオスを追い詰めていく。
65名無しくん、、、好きです。。。:2009/08/13(木) 22:45:50 ID:c6LP37Wj
>>64の続き
全力で攻め続ける来島だが、カオスに全くの互角にされていた。この理由を直感した来島は、焦り始めていた。
この試合はどちらが耐えられなくなるか、その一点に絞られていた。
勇敢に向かっていく来島をまるで自然に吸い込むように高角度ジャーマンに持ち込むカオス。試合はまさに残る力を振り絞って闘う最終局面へと移行していく。
66名無しくん、、、好きです。。。:2009/08/13(木) 23:03:50 ID:c6LP37Wj
>>65の続き
来島(必死で持ちこたえていたが、更にダメージの蓄積が増えている。オレは恐ろしいぜ、目の前に立っているカオスが…ここまで来て更にもう一つ上のギアが残ってんのかよ!)
(凄いな…世界王者って、ゾッとするほど恐ろしいぜ!!)
カオス(どうした来島、もっと死に物狂いで攻めてこい。でないとこの試合…)

「フッフッフ…この試合もこれで終わりだな…」
全ての力を出しきって為す術のない来島に、容赦なくダークスターハンマーが叩きつけられる。
漆黒のハンマーのあおり通りに来島の意識は漆黒の闇にのみこまれていった。
67名無しくん、、、好きです。。。:2009/08/13(木) 23:16:20 ID:c6LP37Wj
>>66の続き
カオス「黒い超新星は無敵だ…」
試合はカオスの勝利で終わった。
だが来島は世界最強の選手はこの極限試合でもギリギリの駆け引きを出来ること、そしてここ一番でペースを引き上げる術をもっていることを身をもって学んだ。
ようやく立ち上がった来島を見るカオスの目が変わっていた。おそらくはカオスら世界最強の一角と言われる選手は本気で向かって来るだろう。
来島の戦いは新しい段階に上がり、これからも続いてゆく。

68名無しくん、、、好きです。。。:2009/08/13(木) 23:21:22 ID:c6LP37Wj
来島さん誕生記念投稿です。
わざとほぼ丸パクリで書いたので元ネタはバレバレでしょう。
しかし試合展開を考えるのは難しいです。プロの連載漫画家の凄さがわかりますね。
6910:2009/08/17(月) 23:50:56 ID:t8QwaJC4
童話シリーズ:人魚姫

昔々の海の底・・・・そこには人魚たちの王国がありました。
王様がピラニアに腕を食われてギミック付きの銛型義手を装備したり、先祖伝来の三又槍を河童怪人に盗まれたりと些細な(?)トラブルはありましたが、おおむね平和に暮らしておりました。
そんな人魚たちの一人にカレンという娘がおりました。闊達で好奇心旺盛な彼女は、ちょくちょく海上に出ては人間たちを観察していました。

ある嵐の日、従姉のヘレンと海上に出たカレンは身なりの良い人物(王子様@ミシェール滝)が波間を漂っているのを発見しました。
どうやら嵐で船が沈んだようです。放っておけば彼も船と同じ運命をたどりかねません。

『お姉・・・見捨てよう。運が無かったという事で』 彼の顔を見てのカレンの第一声がこれでした。
ヘレン「そういうわけにもいかないでしょ。最近はあちこちうるさいのよ」
カレン「頭の中で声がするのよ!! 『こいつに関わるな!!』って」
ヘレン「どうせ百合ネタが心配なんでしょ。目を覚ます前に陸地に放り出してオサラバすればそれで終わりよ」
カレン「だけど・・・・」
ヘレン「問答無用!! とっとと陸地に運んでくる!!」
カレン「・・・・らじゃーりょーかい」

不承不承ながら、かつ海賊船に売り飛ばしたい誘惑を振り切りつつ、王子を運ぶカレン。
数時間をかけて泳ぎきり、陸地近くの岩場に王子を寝かせ立ち去ろうとすると・・・・
滝「・・・う・・・うーん・・・バンビーノ、君が助けてくれたのかい?」
カレン「まあ・・・結果的にはそうなるかな・・・用は済んだし帰るわね」
滝「待ってくれ! このまま帰しては私の気がすまない。せめて感謝の抱擁を受けてくれ!!」(言うなり両手を広げて岩場からダイブ)
カレン「寄るなあぁぁぁぁっ!!」

直前まで迫った王子を裏拳で撃墜するカレン。王子は海中に沈んでいきます。
結局再び気絶した王子を拾い、今度は海岸に放り出して海底に帰還するカレンでありました(続く)
7010:2009/08/17(月) 23:51:44 ID:t8QwaJC4
続き
王子を助けてから数日、カレンの頭から王子の顔が離れません。
ヘレン「・・・恋?」
カレン「絶対違うっ!! 夢に見て汗びっしょりで飛び起きたのなんて一度や二度じゃないのよ!!」
千里「・・・よほど強烈な体験だったようですね」
カレン「言うな・・・・この悪夢を断ち切るには・・・(ぶつぶつ)」
千里「・・・・危ない方向に思考が向かってるように見えるんですが(汗)」
ヘレン「ま、ほっときましょ。少なくともロマンチックな方向には行きそうにないし」

確かに「ロマンチック」な方向には行かなかった。ただ、ドロドロにどす黒い方向に向かっていた。
数時間後、カレンは海の魔女のもとを訪れていた。
カレン「魔女のおばちゃーん!! 義足と暗殺用ナイフちょうだいな♪」
マリア(魔女)「・・・・誰がおばちゃんだ。普通『足が生える薬』だろう」
カレン「いーのよ細かい事は。そうそう、足はミサイルランチャー装備のやつね」
マリア「004かお前は・・・。代金はお前の声を・・・」
カレン「パパからもらって!! じゃあね!!」
義足とナイフを引っ掴み泳ぎ去るカレン。あまりの展開に呆然とするマリア先生でありました。

数日後、足を装着し暗殺ナイフを隠し持ったカレンは王宮近くの町を訪れておりました。
王子の情報を集めて数日、いかにして近づくかを思案していますと宿に王宮からの使者がやってきます。
使者「あー、ここ数日王子の事を嗅ぎ回っている女というのはお前か?」
カレン「そうだけど」
使者「王子のお招きだ。王宮まで同道してもらおう」
カレン「断れそうにも無いわね・・・・りょーかい」

いささかご都合主義を感じつつも使者とともに王宮に向かうカレン。ほどなくして王子の前に引き出されます。
滝「私を探している者がいると聞いたのだが・・・・やはり君かバンビーノ」
カレン「あなたの事が忘れられないのよ♪」
滝「そうか、私に恋をしたのか・・・だが、私の愛は万民に分け与えねばならないのだよ。しかし私の体は一つ!! ああ、なんと罪作りな私!!」
(暴走気味に続く)
7110:2009/08/17(月) 23:52:40 ID:t8QwaJC4
続き
カレン「もうすぐその『たった一つの体』も無くなるのよ。あたしはあんたをコロしに来たんだから」
滝「ふむ、それは『殺したいほど愛している』という事かな?」
カレン「絶対違う!!」
滝「愛を超越して憎しみとなったんだね。ならばもう一段進めて『運命』に」
カレン「人の話を聞けえぇぇぇぇっ!!」

『らちが開かない』 そう感じたカレンが隠したナイフに手をかける・・・・・抜こうとした瞬間である
「王子、お覚悟!!」 そばに立っていた護衛の戦士が、突然大斧を振り上げ王子に襲い掛かる。
凶刃が王子の命を奪おうとした瞬間、カレンの義足からミサイルが飛び出し戦士と王子を吹き飛ばした。

カレン「あたしの獲物を取ろうとするからよ・・・ま、これで王子も・・・」
滝「げほ、げほ・・・・私を狙う暗殺者がこんな所にも」
カレン「なんで生きてるかな・・・・てかアタシも命狙ってたんだけど」
滝「見たかお前たち!! この娘は身を挺して私を救ってくれた」
カレン「違う・・・絶対違う!!」
滝「この娘は私の命を三度も救ってくれた・・・私は決めた。この娘と結婚するぞ!!」
カレン「え? え? えぇぇぇぇぇぇっ!?」

こうして訳のわからぬままに王子と結婚してしまったカレン。
王子を狙うライバル暗殺者と戦い続け、かなりエキサイティングな人生を送ったのでありました。
『海底王国は完全に粉砕した。我々の勝利だ!海底も我々のものだ!』
こんな幻聴が脳裏をよぎるカレンでありました。めでたくなししめでたくなし。
(終わり)
72名探偵・香澄:2009/08/18(火) 00:12:42 ID:gIdyTL3m
 プロレス団体 ガイアーク本社
霧子「社長!!っじゃなかった・・・殿!!窓の外を見て下さい!!また違う世界に来ちゃったみたいですよ。」
社長「今度はいったいどんな世界なんぞよ?」
霧子「さぁ・・・?殿、どこにいるんですか?」
社長「どこって・・・キリちゃんの目の前にいるぞよ。」
霧子「目の前って・・・どこにもいないじゃないですか。私をからかうとどうなるか・・・きゃ!?ネ、ネズミ!!
   なんでこんなところに薄汚いドブネズミが!?」
社長「ま、まつぞよ!キリちゃん、私ぞよ!!その手にしてるM-16ライフルをまずは置いて冷静になってほしいぞよ!」
霧子「・・・・うわ!!ネズミがしゃべってる!?いったいこれは?」
社長「ネズミとは失敬な!こんなプリチーなハムスターそうはお目にかかれないぞよ。」
霧子「ハムスターって・・・本当に殿なんですか?しかしいったいどうして?」
社長「気がついたら、この姿になっていたんぞよ。」
 その時、突然二人の間に割って入ってくる人影が・・・
成瀬「お父ちゃん!!」
霧子「な、何なんです!突然、割って入ってきて・・・それに『お父ちゃん』って?」
成瀬「見てわからんのかいな!これはウチのお父ちゃんや!!」
霧子「殿・・・いつの間にこの便所コオロギが子供になったんです?」
73名探偵・香澄:2009/08/18(火) 00:13:37 ID:gIdyTL3m
成瀬「殿やない!!館長や!!館長と呼びいや!!」
霧子「ま、まさか・・・この世界は・・・シュシュっと参上のアノ世界でしょうか?」
社長「う〜む・・・私の役は忍者の頭目ぞよか・・・」
成瀬「ハムスター館長やけどな。」
霧子「殿・・・っじゃなかった館長、いいんですか?あまりにもネタが古すぎますよ。いったい何人の人が付いてこれるんでしょうか?」
社長「気にしない、気にしない・・・それよりキリちゃん。今更いうのも何ぞよが、キリちゃんは自分のその姿に気がついているぞよか?」
霧子「姿?・・・・・・あぁぁぁ!!な、な、何なんですかこれは!?ピッチピチの紫タイツに胸元パックリのこの衣装は!?」
成瀬「お父ちゃん!!こいつはジャカンジャの幹部キリディーヌやで!!」
霧子「納得できません!!アノ世界における私のポジションは誰がどう見ても山○梓か長○奈央でしょ!!」
成瀬「それはないわ。冗談キツイでキリディーヌはん。」
社長「そうそう。いい加減に自分の歳を考えて発言したほうがいいぞよ。キリディーヌちゃん。」
霧子「・・・・・言いたい事はそれだけですか?」
成瀬「い、嫌やわぁ・・・そんな目を吊り上げちゃって・・・なぁ、お父ちゃん。」
社長「そ、そうぞよ。せっかくの美人さんが台無しぞよキリディーヌちゃん・・・さぁスマァ〜イル、スマァァ〜イルぞよ。」
霧子「疾風流奥義・大空斬!!!」



富沢「今回のお話・・・マイナス300点!!・・・・ってアレ?もう終わり?せっかく衣装まで用意してきたのに!!
7410:2009/08/18(火) 00:28:03 ID:p09h8lam
>>73
ここの住人ならシュシュっと参上どころか、人に隠れて悪を斬る世界でもついてこれそうな気が
75レッスル四方山座談会:2009/08/19(水) 22:29:42 ID:vBNxSOXY
理沙子「さて、始まりました四方山座談会、これは私達ベテラン勢でわかる人にしかわからない
深ーいお話をするのが主な趣旨です。」
上原「なあ、あたし達だけでいいのか?祐希子とか呼んできた方が話題になるんじゃ・・。」
六角「気にしなさんな上原、せっかく私らが目立てるコーナーらしいんだから。こういう機会は
逃さないのが楽しく生きるコツだよ?」
上原「六角がそう言うんなら別に・・・小鳥遊はどうなんだ?」
ガルム「いいんじゃねぇか?。アタシ等四人ぐらいしか話せねぇこともあるだろうし、
いろんな事ぶっちゃけていくのも面白そうだしな。」
理沙子「そうね、なかなか普段は話せないような事を話すのも手かも。社長の事とか。」
上原「な、何で社長がそこで出てくるんだよ!」
六角「おやぁ?どした上原、そういやぁこの前社長と二人で何話してたんだ?クヒヒヒヒ・・・」
上原「へ、変な笑い方しないでくれ六角!誤解されるじゃないか!あれは兄貴の事であって社長は・・・」
理沙子「あら、本当に社長に気がないって言うの?私にはそうは聞こえなかったけど。」
上原「り、理沙子!オマエ見てたのか、あれを・・・///」
ガルム「詳しく聞きてぇな。是非ともw」
76レッスル四方山座談会:2009/08/19(水) 23:14:58 ID:vBNxSOXY
六角「勘弁してやんなよ大将。もう顔真っ赤だぜ上原の奴w」
上原「く・・・こうなったら言うがな理沙子、オマエだってこの前の雨の日社長と何やってた!
誘惑しようとしてたんじゃないのか?」
理沙子「フフ、社長は何だかんだで男ですもの、少しからかっただけよ。ほんの冗談。」
六角「言うねぇ理沙子。まぁからかい甲斐あるもんなぁウチの社長。この前バカンスの時も・・・。」
ガルム「・・・ふーん、鏡がねぇ。アタシもちょいとからかってみるかねぇ。」
六角「そりゃいい、大将にのっかられたらどんな顔するかね社長、見てみたいね是非w」
ガルム「だろ?面白くなりそうだぜ、なぁ理沙子よ。」
理沙子「そうね。ウフフ・・・私ももう一回サンオイル作戦やってみようかしら。」
六角「いっその事この四人でヌード披露しちゃどうだい?鼻血出して倒れるよ、きっと。なぁ上原w」
上原「は・・」
理沙子「ウフフフフ・・・あら・・・どうしたの今日子?」
上原「裸なら・・・裸ならもう見られたよあたしは!!!!」


理沙子・六角・ガルム「 ・ ・ ・  え ? 」

第一回  寒  ・・じゃなかった、   完
77かわいそうなエレファント:2009/08/20(木) 22:56:11 ID:dodfc3Zt
某月某日某会場

千秋「へっへっへ…杉浦ぁ、いつまで澄ましていられるんだ?」
杉浦美月は絶体絶命のピンチに追い込まれていた。
今日の村上姉妹のコンビネーションのキレは自分の計算以上にあり、
Wインパクトのダメージが抜け切らないところに凶器攻撃を受けて出血、
満身創痍の状態にあった。
そして場外ではタッグパートナーの相羽和希が村上千春、ライラ神威、
ターニャ=カルロスの3名に袋叩きにあっている。
相羽「美月ちゃん、負けないで!ボクも負けないから!グフッ!」
ライラ「お、みぞおちにクリティカルヒット、ってか?」
千春「死ね、死ね、踏み殺されろ!」
ターニャ「コンビニおかしの1シュク1ッパンのオンギをいまカエシマース」
千秋「相羽のバカは忙しくてこっちに来れないようだなぁ、
   で、お前は立ってるだけでも息を切らしてる。どうすんの?」
杉浦「…くっ。こんなくだらない策に私が負けるとでも…?」
千秋「言うじゃねえか。オラァッ!」
杉浦の太ももに鋭いミドルキックが当たる。
打撃を受けた部分から波が広がるように感覚が無くなり、力が抜ける。
膝から崩れ、倒れる体を支える腕を前に出すのも億劫になる。
千秋「オラ、立てよ。」
崩れる杉浦の髪を無造作に掴み、引きずりあげる。
いきなり頭皮で体重の大半を支えることになった痛みで杉浦は顔を歪める。
千秋「もう、これまでだな。」
杉浦「もう、これまでですね…」
千秋「そうそう、だから一丁華麗にキメてやるぜ。」
杉浦の頭を脇に抱え、ブレーンバスターの体勢に入る。
杉浦「これを使うまで追い詰められるなんて、心外でした」
村上千秋がいざ投げんと腰にタメを作った瞬間、杉浦は高く飛び跳ねた。
千秋「何ィ!?」
78かわいそうなエレファント:2009/08/20(木) 22:58:53 ID:dodfc3Zt
傍目からは村上千秋が渾身の力を振り絞り、杉浦を担ぎ上げたように見えた。
しかし、二人の肉体が天に向かって垂直に並んでからは、
杉浦の軌道はブレーンバスターのそれとは異なっていた。
半回転捻りを加え、村上千秋の背後に立っていた。
すかさず両腕を村上千秋の首筋に巻きつける。
千秋「へっ、イタチの最期っ屁って奴かよ。だがなあ、かかりが甘いぜ、お前らの負けだ。」
杉浦「これだけ近ければ充分です。……………」
千秋「…!それは…お前の、仕業…だったのか…くっ、ち、ちくしょう…」
場外での相羽和希への一方的な制裁は止む様子が無かった。
千春「ヒャッハァー!オラオラァ!動かなくなったらケリが止むとでも思ったかぁー!」
ターニャ「コレはチートスの分!コレはジャガリコの分!これはサッポロベジタブルの分デース!
     ホントおいしかったよ、ムラカミシスターズ!」
ライラ「オイ、お前らリング見ろ、アレ。」
千春・ターニャ「ん?」
そこにはリング中央でスリーパーホールドにかけられている村上千秋の姿だった。
そして、それが普通のスリーパーホールドでないことに村上千春は一目で気付いた。
泣いている、どんな技を受けても悲鳴を上げることはあっても涙を流したことは無い千秋が泣いている。
千春「千秋ィー!」
千秋「う…、千春、来ちゃダメだ、ひっく、来ちゃダ…メ…」
フェイスペイントが涙で流れ、顔を汚したまま千秋は千春のカットを退けるジェスチャーをする。
千春「杉浦ァーッ!お前何やったぁー!」
普段でも見たことが無い姉妹の弱々しい姿を目の前にして、千春は激情にかられたままリングに突入した。
低空ドロップキックで杉浦を引き剥がす。
79かわいそうなエレファント:2009/08/20(木) 23:01:53 ID:dodfc3Zt
千春「大丈夫か、千秋!」
千秋「ケホッ、な、なんとか…今のあたし達では杉浦には勝てない…お前だけでも逃げて…」
千春「何言ってるんだ!ホラ、タッチだ!」
脱力しきった千秋をコーナーまで引きずり、千春は無理矢理試合権を自分に移した。
杉浦「千秋さんの言うとおり、中身が同じあなたでは私には絶対勝てない…」
ゆらり、額の傷から流れる血が顎まで一筋のラインを描き、
フェイスペイントを施したような出で立ちで杉浦は千春にゆっくり近づいた。
千春「どんな魔法使ったか知らないが、まだうちらの方が圧倒的に優位なんだよ。」
拳を握り、飛び掛る。
杉浦「身内のピンチに狼狽したのですか、動きが粗い」
体を半身ずらして千春をいなし、コブラツイストの体勢に持ち込む。
千春「へっ、こんなのなんともねえよ、すぐ抜け出せらぁ」
杉浦が小声で流れるように喋り始めた。
杉浦「……上野の動物園は桜でいっぱいです。お花見の人たちがどっと押し寄せて…」
千春「おまえ、いきなり何を言い出して…!?ああ、これは!」
杉浦「名前をジョン、トンキー、ワンリーといいました。そのころ日本はアメリカと…」
千春「くそっ、あの本をポストに入れたのはお前か、くそっ、くそうっ!」
杉浦「ときどき見回りにいく人を見ると、よたよたと立ち上がって「えさをください。」   「食べ物をください。」と細い声を出してせがむのでした…」
千春「卑怯だぞ!お前は俺たちの何倍も卑怯だ!なんでこんなフックの弱いコブラが外れないんだ…」
杉浦「「ぞうが死んだぁ。ぞうが死んだぁ。」ぞう係の人が叫びながら事務所に飛び込んできました…」
千春「やめろ、やめてくれぇ」
杉浦「「戦争をやめろ。」「戦争をやめてくれぇ。やめてくれぇ。」…」
目を真っ赤に泣き腫らしながら、千春はギブアップした。

それから数日後の選手寮―
真帆「おや、真帆にお荷物なのだ。びでお…ホタルのお墓?」
80名無しくん、、、好きです。。。:2009/08/21(金) 00:17:05 ID:JBHxJTLw
>>77
>そして場外ではタッグパートナーの相羽和希が村上千春、ライラ神威、
>ターニャ=カルロスの3名に袋叩きにあっている。
一瞬ターニャ『も』フクロにされてるのかと思ったら・・・お菓子に釣られてヒールターンかお前は(笑)
81名無しくん、、、好きです。。。:2009/08/21(金) 11:45:28 ID:jM/2JBNV
>>79
それはアレかね。
次はリング上防衛隊真帆ちゃんの登場ということかね?
「かわいそうなレスラーからリングを守るのだ〜〜〜」

とりあえずなんでもないところで転ぶ特訓でもさせとくか。
82名無しくん、、、好きです。。。:2009/08/21(金) 12:03:53 ID:UiW4OM4E
>>77-79
これは…新手のささやき戦術というべきか。さすがファイティングコンピュータ汚いw
83レッスル四方山座談会:2009/08/21(金) 19:33:39 ID:/kOyNmBL
理沙子「さて、座談会二回目はゲストに吉原泉さんをお迎えしてお送りします。」
吉原「あ、あのー、何で私がゲストなんでしょうか・・?私はまだそのいわゆる
こっち側ではないと思うんですけど・・・」
六角「気にすんな、近い将来こっち側に来るんだから。今のうちに慣れとけって、な?」
理沙子「そうよ、いつまでも旧作のようにアイドル気分ではこの先続かないわよ。
私だって昔はブイブイ言わせてた時代もあったけどベテランになった今は
ベテランの立ち位置をしっかり把握しているわ。あなたはまだその辺りが
上原「その辺でやめとけ理沙子。・・・同情するよ、吉原。」
吉原「うう・・・あたしだって結構旧作から場数は踏んでるはずなのに・・・
見えない何かに押さえつけられているようです・・・。」
理沙子「気のせいです。聞けばあなた若手にかなり過酷な指導をしているそうね?
金井や渡辺から泣きつかれたのよ、このままじゃ殺される、何とかしてくれって。
現場責任者としては見過ごすわけにいかないわ。どうなの?」
吉原「シゴキなんてしていません!ただ腕立て100回×年齢分を
練習をさぼっていた罰としてやらせただけです。至極普通です。」
84レッスル四方山座談会:2009/08/21(金) 20:16:14 ID:/kOyNmBL
六角「普通・・・ねぇ。」
吉原「普通です!大体今の若手はなっていません、特に永原や富沢、金井辺りは
徒党を組んでさぼってばかり!私はあくまで教官として綱紀粛正をしているだけです!」
上原「わからないでもないけど・・・これは少々目に余るな。どうする現場責任者さん?」
理沙子「・・・吉原。皆があなたみたいにストイックな人間になれる訳じゃないの。
やるなとは言わないけど程度を考えなさい、でなければ逆効果よ、わかった?」
吉原「甘すぎます!本来ならスパーリング100セット追加でも
理沙子「 わ  か  っ  た  ?」
吉原「・・・・・・・・ハイ、すみません・・以後気を付けます。」
六角「・・・ほとんど条件反射だな。天敵にはさすがに逆らえないか。」
上原「理沙子に直弟子がいなくてホント良かったな。いたらどうなっていた事か・・・」
六角「人を育てるのには向いてないんだよなぁ理沙子は。こう見えて以外に抜けてるから。」
吉原「え・・・そうなんですか?以外ですね。」
上原「昔から結構悪ノリするんだよな、酒とか服装とか・・・後は化粧もか。」
理沙子「ちょっ、あなた達何を言い出すの!化粧は関係無いでしょ化粧は!」
85その頃海の向こうでは・・・:2009/08/21(金) 20:26:55 ID:VmXimPTn
エレナ「あのー、ミス・リン・・・ちょっと聞きたい事が」
リン「何よ?」
エレナ「日本のミス・タカナシと同期のデビューですよね」
リン「そうだけど・・・だから何よ」
エレナ「つまり歳のほうも・・・いや、ボクは別にオバサンとかそういう事を言いたいんじゃなくて・・・」
リン「(ぴくぴく)言いたい事があるならはっきり言ったらどう・・・」
エレナ「いや、さすがに大台が見えるトシになって、そのコスチュームは恥ず・・・どうかなー、と」
リン「日本の豹女と一緒にするな!! 見よ、このピチピチボディ、鍛え方が違うのよ」


その夜、リンのアパート。『こんこん』とドアを叩く音が・・・
「あれ、誰だろ? ピザなんて頼んでないだけどな・・・」(END)


リンとかアフロって大将と同期デビュー(愛ストーリーアプリ)だったよなー、と思い出して何となく
86レッスル四方山座談会:2009/08/22(土) 00:16:09 ID:qz81990x
上原「気にしていたのか・・・やっぱり。」
吉原「何だ、理沙子さんもやっぱり弱点があったんですね。よかったー。しかし
鬼の目にも涙とはよく言ったものですね。理沙子さんがこれほどまでに・・・あれ。」
理沙子「・・・・・・れが・・ぁですって?」
六角「やば・・入っちまったなこりゃあ。」
上原「お、落ち着け理沙子!わたしが悪かった、言い過ぎた!謝るから頼む、機嫌をなおし
理沙子「誰が化粧魔ですって?誰が鬼ババですってぇぇぇぇっ!!!!」
吉原「な・・・そこまで言ってな・・・ぐ、かはっ!」
上原「止めろ理沙子!おい六角止めるの手伝ってくれ。わたし一人じゃ・・・」
六角「やなこった。アタシゃまだ死にたくないよ。ガルムの奴来なくて正解だったな。
んじゃまた次回で会おうや。生きてたらな。」
上原「く、薄情な・・・!すまん吉原、折角の座談会のゲストなのに・・・ぐはっ!」
理沙子「ハァッ・・ハァッッ・・。・・・・あら、ウフフ、つい悪ノリしてしまったわね。
では今から座談会を始めましょう。テーマは年長者を敬う事を忘れたらどうなるか・・・
たっぷり話しましょうか。三日三晩ほど。」

第二回  座談会不成立にて没収試合
次回に続く?
87レッスル四方山座談会:2009/08/23(日) 03:48:08 ID:ZHIPOYON
理沙子「さて第三回は三バ・・仲良し三人トリオの皆さんです。」
富沢「ど、どうも・・」
永原「よろしくお願いしまーす。」
金井「おねがいしまーす!」
上原「・・なぁ理沙子、まだやるのか?○様みたいにもう誰も見なくなってるぞ絶対。」
六角「何言ってんだ、あのコーナーが一番面白いっての知らないな?わかる奴にはわかるんだこの良さが。」
富沢「あー、○○フですね。特番で何回か見たことあります。くだらないけど面白いですよねーアレ。」
上原「・・・時代を感じるな。」
理沙子「・・さて、今回はあなた達が将来どんなレスラーになりたいのか聞きたいの。
今のままじゃ実力的には正直雛壇芸人クラスだし、このまま一発屋で終わらないためには
自分で自分をプロデュースする事が重要なの。わかるでしょ?」
富沢「もちろんです。私は一部のファンに受けがいいですからコスプレファイト路線でいこうかと。」
永原「わたしはジャーマン一直線です!足浮きからダルマ式まであらゆるジャーマンを極めて
いつかジャーマンチャンピオンになってみせます!」
上原「言葉の意味は良くわからんがとにかくすごい自信だな。」
六角「問題は・・・金井か」
理沙子「・・・そうね。」
88レッスル四方山座談会:2009/08/23(日) 04:42:21 ID:ZHIPOYON
金井「エー。あたしアイドル路線じゃダメなんですかー?」
上原「そこなんだ、金井。アイドルタイプは若手の突き上げと入れ替わりが非常に激しい。
藤島、渡辺の他にも金森、小縞、ノエル、榎本、辻・・・若手の逸材はまだまだいるんだ。
今のままじゃこれといった売りにも欠けるし年上な分だけ不利だぞ金井。」
金井「そんなぁ〜!ね、ね、礼子ちゃん、ちずるちゃん助けてよ〜!親友でしょ〜!」
富沢「まーた泣きつくんだから。まぁファイトスタイルは変えられないだろうし
着ぐるみ着るしかないんじゃない?牛の。」
金井「暑くて動けないよ〜。無理だよ〜。死んじゃうよ〜。」
六角「駄目だねコリャ。」
理沙子「こうなったらマスクウーマン化しかないかしらね。確か今のJrクラスには
誰もしてる人いないでしょ?これなら顔だけで済むし。」
上原「いいな、その案。わたしは賛成だな。」
六角「名前はどうすんだ?」
理沙子「う〜ん・・・モーちゃんマスク、ベコちゃん、マスク・ド・カウ・・・とか。」
上原「理沙子・・・お前は名前考えなくていいから。」
富沢「・・・そうですね。」
永原「カッコいいと思うけどな?」
金井(どうしよう、何かどんどん話が進んでる〜。)
89レッスル四方山座談会:2009/08/23(日) 05:53:07 ID:ZHIPOYON
上原「金井、マスクも悪くないぞ。試しに付けてみてもいいんじゃないか?」
金井「どうせなら・・どうせならセーラー仮面とかにして下さい・・・。」

ピキーン!
その瞬間理沙子の目が鋭く光った!

理沙子「いいわよ金井。でも二代目を襲名したいと言うのなら・・・」
金井「え・・・二代目って何の事
理沙子「私の特訓に耐えられれば名乗ることを許します。そこの二人も火と木役で
参加しなさい。まずは明日から自分自身を美少女と名乗る練習を毎日やるわよ。」
富沢・永原「やったー!これであたしたちのレギュラーの座は約束されたわ!」
金井「ひーん!楽できると思ったのにこれじゃあんまりだよぉ〜!」
理沙子「それではみなさん、次回でまたお会いしましょう。」

そんな三人+一人を見つめながら・・・
上原「わたしだって・・・ホントはやってみたかったんだ・・・」
六角「実はアタシもさ・・・上原。」
彼女たちの魂の告白であった・・・。

その後三人への特訓が成功したかどうかは定かでない・・・

第三回 完
90名探偵・香澄:2009/08/24(月) 11:33:20 ID:mAyFkWI1
 プロレス団体ガイアーク 本社
社長「キリちゃん・・・また違う世界にきちゃったみたいぞよ。いったい何時になったら春日部に帰れるんぞよか・・・」
霧子「今度はどこなんでしょう?私の予想ではガオガオで百獣な世界で『ゾヨイバ&キリキリ』な役ではないかと・・・」
社長「いくらなんでもそんなベタな展開は・・・」
霧子「っていうか殿!!その顔はどうしたんです!!」
社長「顔?この美形に今頃気がついたぞよか?」
霧子「何いってるんです!自分の顔を鏡で見てください!!」
社長「・・・・・・うぉぉぉぉぉ!!なんぞよ!私の顔が犬になってるぅぅぅ!!」
霧子「犬ということは・・・電磁犬・・・・」
社長「相変わらず古いぞよね・・・でもチャウチャウでもないし、何より身体は人間のままぞよ。」
 その時、突然二人の間に割って入ってくる人影が・・・
成瀬「ボス!!」
霧子「ま・た・お・ま・え・か!!今度はなんなの!!そのボスって。」
成瀬「見てわからんのかいな。これは宇宙警察地球署のボスやないかい!!」
91名探偵・香澄:2009/08/24(月) 11:34:27 ID:mAyFkWI1
霧子「・・・・ですって殿。今回はエマージェンシーでジャッジメントな世界のようですよ。」
社長「うぅ〜む・・・ハムスターの次は犬ぞよか。今日から『地獄の番犬』と呼んでほしいぞよ。」
霧子「どちらかというと『ゴミ捨て場の野良犬』って気が・・・それより殿・・・私、もうこの展開に飽きてきちゃったんですが。」
社長「ところで私がボスということは今回のキリちゃんの役は・・・」
霧子「!?あら・・・思ってたより地味な格好ですね・・・この白い衣装・・・これは何なんでしょう?」
成瀬「石野○子・・・やなかった、スワンさん以外ありえんやろ。」
霧子「納得できません!!何故、私が石野○子なんです!アノ世界における私のポジションといったら誰が
   どう見ても『ニャン○うワー○ド放送局』か『恨○屋』でしょ!!」
社長「例えがわかりにくいぞよ。」
成瀬「歳相応の役やんか・・・まぁ白鳥っていうよりは黒鳥っていう気がするけど・・・」
社長「それ上手い例えぞよ。肌は白くとも心は真っ黒な年増女博士・・・」
霧子「・・・・侮辱罪によりジャッジメント!!デリート許可!!」
成瀬「ちょ、まだ許可おりてないやん!!」
霧子「高速拳ライトニングフィスト !!」
92名無しくん、、、好きです。。。:2009/08/24(月) 18:32:39 ID:nN8pesME
>>90
海外版のボスはちょいと爬虫類入ってて生っぽかったりする。
おまけに嫁がいて、やっぱり犬ww
(ムダ知識終了)

ゾワゾワで豚の角煮バズーカな世界だと、キリちゃんはやっぱり『不○少女と呼ばれた女』ですかねえ。
ラブウォリアーなカメレオンにはトウが・・・なんでもありません、はい。
9310:2009/08/24(月) 23:44:03 ID:ei/IUx2d
レッスルスーパースター列伝 『文明のバイオハザード! 大空みぎり』

オランダ・某会場にて
『日本から殴りこんできた、世紀の怪物 ”バイオハザード” 大空みぎりの登場でーす!!その巨体が満場に恐怖をまき散らしております!
彼女を迎え撃つのは、ヨーロッパヘビー級チャンピオン、ヘレン・ニールセン!!』
実況が会場のファンを煽り、『怪物退治だあっ!!』『絶対タイトルを防衛しろおっ!!』とファンのボルテージも最高潮である。

カレン「お姉、そんなタイトル何時の間に獲得したの?」
ヘレン「細かい事は気にしない気にしない♪」

リング上に上がったみぎり。ニールセンズがにらみつけるのを無視してマイクパフォーマンスを始める。
みぎり「えー・・・しゃらーっぷ、ヘレン・ニールセンなんて人はすでに・・・過去のレスラーなんです〜」
カレン「・・・あんな事言ってるけど」
みぎり「これからは〜・・・この大空みぎり様の〜・・・じだ・・時代という事を見せてあげます〜」
ヘレン「う〜ん・・・間延びした喋りはともかく・・・つっかえずに言えたら立派なもんだったけどね(苦笑)」
場内からはみぎりに向かってブーイングの嵐が起こる。喋り方はともかく、ファンを煽る効果はあったようである。

カレン「ま、それはともかく・・・お姉、あのウドの大木を懲らしめてやって!!」
ヘレン「おっけーおっけー♪ ああいうのは暴走させて自滅させるのが一番よ」

(か〜ん)
こうして、会場にはヨーロッパヘビー級タイトルマッチの開始を告げるゴングが鳴り響くのでありました。
それぞれのコーナーからヘレンとみぎりが飛び出したところで・・・・続きます。
9410:2009/08/24(月) 23:44:55 ID:ei/IUx2d
続き〜
先手を取ったのはみぎり。ドロップキックでヘレンをロープ際まで吹っ飛ばすと、間髪入れずストンピングを連続で浴びせる。
レフェリーがブレークを命じると、あっさり応じて、余裕からかヘレンに背を向ける。
そこに背後からヘレンがドロップキックを浴びせるが・・・・みぎりの巨体はびくともしなかった。

ヘレン「げ!?」
みぎり「う〜ん・・・ドロップキックなら、このくらいやってくださいよ〜」
言うなり、その巨体からドロップキックを繰り出しヘレンを再びふっ飛ばし、今度はニードロップにつなげる。

ヘレン「ぐえ・・・」
カレン「お姉! 早いとこ決めないと・・・・そいつ、ただのパワー馬鹿じゃないよ!!」
ヘレン「わかって・・・・るって!!」

マットすれすれの超低空のタックルからみぎりを倒すと、足四の字固めに捕らえる。
さすがにこれにはみぎりの表情も歪むが・・・・・その怪力でヘレンをひきずってロープを掴む。
呆然とするヘレン。みぎりを離すと、おまけにニードロップを一発食らわせる。

みぎり「痛いです〜」
ヘレン「全然痛そうに見えないんだけどね・・・・」
みぎり「本当に痛かったんですよ〜・・・・お返しです〜」
そう言うと、無造作にヘレンを捕まえボディスラムで投げ捨てる。ただのボディスラムでも、みぎりの長身からでは充分に『必殺技』たる威力である。
倒れたヘレンにニードロップを浴びせる。ヘレンの額が割れ、血が流れ出る。
たまらず場外に逃げるヘレン。その瞬間、幻聴か・・・カレンは『ぶちっ』と何かが切れる音を聞いた気がした。

『うがあぁぁぁぁっ!!』 怒りの雄叫びを上げるヘレン。いつの間にかその手にはチェーンが握られている。
カレン「ちょっ!! 落ち着いてお姉・・・・・てか、そのチェーンどこから生えたの!?」
ヘレン「細かい事を気にするなっ!!」(暴走気味に続きます)
9510:2009/08/24(月) 23:45:51 ID:ei/IUx2d
続き
カレン「あっちゃあ・・・・お姉のほうが暴走してるじゃないの」
みぎり「凶器は反則ですよ〜」
カレン「あんたはもう何も喋るな!! 挑発にしかなってないから!!」
ヘレン「うふふふ・・・・もう遅い・・・こいつでボッコボコにして・・・あ・げ・る♪」
みぎり「あの〜、目が笑ってないんですけど」
チェーンを手に、みぎりに殴りかかるヘレン・・・・そして・・・・

エピローグ
みぎり「・・・・と、いう嬉し恥ずかしい夢を見てしまったんですよ〜」
カレン「・・・・何かと思ったら夢オチかーいっ!!」
ヘレン「ふーん・・・そう・・・それはよかったわねえ・・・」
みぎり「ところで皆さん、どうして傷だらけになっているんですか?」

周りを見渡せば、老舗旅館の大部屋は屍屍累々というか災害が通り過ぎたあとのようである。
ふすまは破れ、数人の選手が気絶し、調度品は粉々である。
ヘレン「あんたが寝ぼけて大暴れした挙句に、ここにいたメンバー総がかりでようやく取り押さえたんだけど」
カレン「おまけに一人だけ呑気にぐっすり寝ちゃって・・・」
ヘレン「最初に言っておく!!」
カレン「あたしたちは、かーなーりっ!! 機嫌が悪いっ!!」
みぎり「ごめんなさいって言っても・・・・許してくれませんよねえ・・・」
ニールセンズ「当たり前だあぁぁぁぁっ!!」
(終わり)

ニールセンズ→ファンクスで一本書きたくなってこんなのができました。
つうわけで試合展開、ほぼ某列伝の○ロディ×ド○ーのまるパクり(汗)
コンスタントに試合ネタ考えられるヒト、マジで凄いわ。
96名無しくん、、、好きです。。。:2009/08/24(月) 23:56:09 ID:uH7bgV/M
>>93-95
ホントにチェーンどこから生えたんだw
元ネタ通りならみぎりが持ってきたんだろうけど、その光景想像するとかなりシュール…
みぎりというとア○ドレをまずイメージしちゃいますが、ブ○ディってのもギャップがあって面白いですな
97ライラ神威の独白:2009/08/26(水) 21:40:28 ID:LKmHZ3xX
「近頃、藤原和美だの草薙みことだのがはしゃいでるようだが渡してたまるかッ!」
「最後にカンナの息の根をとめるのは このあたし・・・ライラ神威だ!!」
「ひょっとするとある意味で…あたしにとってカンナは…」
「永遠の恋人なのかな?」(にやり)

『レッスルスーパースター列伝:北海の雷神! ライラ神威』より


カンナ「いいかライラ・・・お前がどんな恋愛観を持とうが勝手だが」
ライラ「あん?」
カンナ「私にそっちの趣味は無い。いきなりカミングアウトされても困る。悪いが他をあたってくれ」
ライラ「アタシにだってねえよ!! アレは言葉のアヤってやつでな・・・・・」

富沢「ねえねえ聞きました、奥さん?」
金井「あのライラさんにも百合の趣味があったんですって」
永原「あのカンナさんへの執着は只事じゃないと思ってましたけど・・・」
ライラ「手前ら・・・・そこを動くんじゃねえぞ・・・・(怒)」


某列伝ネタにちょいと便乗してみる
98レッスル四方山座談会:2009/08/27(木) 23:02:18 ID:03gCWJnJ
上原「さて・・・四回目は新咲と市ヶ谷の二人をゲストに招いてお送りします。」
六角「あれ・・・理沙子はどうしたんだ?いないじゃないか。」
上原「理沙子はあの三人と猛特訓中だから今回は欠席だ。今回はいてもらった方が良かったが。」
ゆっこ「えー!じゃあアタシがこれからメイン張って良いですよね!みんなー!これからは
元祖主役の魅力をたっぷりと伝えていくからねー!」
市ヶ谷「お待ちなさい!ったく図々しいったらありゃしませんわねこのカレー女!
真の主役を差し置いてよくもまぁぬけぬけと!」
ゆっこ「ちょっと何よ、そっちこそ誰が真の主役よ!勝手にデッチ上げないでくれる?」
市ヶ谷「い、言うに事欠いてデッチ上げですって・・・!許せませんわ新咲祐希子!
この私、市ヶ谷麗華に対する不敬の罪でギッタギタにして差し上げますわ!」
ゆっこ「いーよ!やったろうじゃん!嘘つきには負けやしないわよ!」
上原「・・やっぱり・・・理沙子がいないと・・・」
六角「こうなるな、この二人は。」
ガルム「おう、遅れて悪りぃな・・・ってまたやってんのかこの二人。」
六角「おっ、大将久しぶり。まだまだ退屈しないようだぜこの組み合わせは。」
99レッスル四方山座談会:2009/08/27(木) 23:44:04 ID:03gCWJnJ
上原「いい加減に止めるか・・・よーしそこまでだ。席に着け二人とも。」
ゆっこ「ハァ、ハァ・・・チッ、まあ良いや、決着は持ち越しだからね市ヶ谷!」
市ヶ谷「フン、大人しくしていれば・・痛い目に会わずにすんだ・・モノ・・を・・」
六角「おーお、二人とも鼻血出してら。若いねぇ。」
上原「・・・なぁ、前から聞きたかったんだがお前達二人はどうしてそんなに仲が悪いんだ?
何が気に入らないんだ?」
ゆっこ「全部!」
市ヶ谷「先輩には正直に話しましょう。こんな田舎娘よりも私の方が全てが桁違いに上!
なのに!この女のあまりの不敵な態度と言い図々しさと言い!不愉快ですわ!イライラしますわ!
生理的に受け付けないのですわ!」
ガルム「・・・こりゃ筋金入りだな、似たモン同士だ。」
六角「似た物同士は憎み合う・・・か。理沙子と上原とはまた違ったライバル関係だな。」
ゆっこ「待って下さい先輩!アタシはこんな奴とは似てません!」
市ヶ谷「オホホホ、こんな色気無しと私が似ているなどと・・・冗談はヨシ子さんですわ先輩。」
ゆっこ「ちょ、色気は関係ないでしょ!!何よこの金髪ロール!染めてんでしょどーせ!」
市ヶ谷「黙りなさいこのピンク頭!」
100レッスル四方山座談会:2009/08/28(金) 00:27:36 ID:XX+jAhLP
ゆっこ「ピンクのどこが悪いってのよ!」
市ヶ谷「そんな髪の色など不良娘そのもの!ならず者の証ですわ。お里が知れますことよ!」
ゆっこ「山口バカにすんなぁぁぁぁッ!!!!後髪の色は不良と関係無いだろ!」
市ヶ谷「やさぐれ女には青だの紫だのピンクだのと下品な髪がお似合いですわね!
将来趣味の悪いババァ一直線ですわ!・・・あら?」
???「市ヶ谷、祐希子。私の居ない間に何を話していたのかしら・・・?」
上原「いかん、このパターンは・・・」
理沙子「MC乗っ取り画策と先輩への暴言・・・覚悟は出来ているわね、二 人 と も ?」
祐希子「あわわわわわ・・・何、このプレッシャーは?」
市ヶ谷「こ、この市ヶ谷麗華がこのような失態を・・・!クッ!」
上原「犬猿の仲を仲裁するどころか・・・」
六角「制裁食らわせるとはな。しかし神出鬼没だなアイツは。」
ガルム「敵には回したくねぇな、理沙子だけは・・・」
理沙子「さて、あの三人は成瀬さんにお願いするとして・・今回はあなた達にお仕置きよ!」
祐希子「た、助けてぇ〜!」
市ヶ谷「む、無念ですわ・・・」

祐希子と市ヶ谷すら恐れる理沙子。彼女は本当に人間なのか?

第四回 完
101名無しくん、、、好きです。。。:2009/08/28(金) 16:14:30 ID:6GdAXwXv
市ヶ谷様とゆっこでも太刀打ちできないのかwwwww
102名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 10:29:00 ID:j7UldN3I
8:30 テレビの前で固まっている藤原
8:32 プリキュアのOPでふと我に帰る藤原
9:00 ロードワーク及び投票に出かける藤原
9:17 気がつけば、比例の投票用紙に『大ショッカー党』と書いてしまい急いで訂正する藤原

名前欄の『選挙に行こう』今の今まで気付かなかった(汗)
103名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 17:40:22 ID:pgFZ99Li
藤原・みずき・ソニ・富沢あたりは今朝のアレで完全にフリーズしてたろうな…
104名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 19:25:17 ID:k8eLjNTV
上原さん「トーナメント決勝戦は劇場で公開します」
105名無しくん、、、好きです。。。:2009/09/02(水) 11:36:07 ID:B7hAYa0o
だけど冬になると体が勝手に……
悔しい!でも観にイッちゃう!
(ビクンビクン)な天使たちですね、分かります。
106名無しくん、、、好きです。。。:2009/09/04(金) 22:12:16 ID:CEHcQRgS
〜闇の帝王対怪物〜
大歓声に包まれるリングに大柄な二人が上がった。来日したカオスと迎え撃つみぎり、リングが軋み、狭く見えるようだ。
ゴングが鳴ると同時にみぎりが果敢に向かっていく。だが力比べを挑むと軽々と圧された。
カオスを怯ませようと張り手を見舞うとすぐさまヘッドバットで怯まされ、背中へのハンマーブローでリングに倒される。
巨体を利して全体重を乗せたドロップキックを放つと真っ正面から受け止めて微動だにせず、みぎりが立ち上がったタイミングでボディアタックで押し倒され、フォールを受ける。
カオスに完全に子供扱いされているみぎりだったが、なぜだか嬉しそうであった。
107名無しくん、、、好きです。。。:2009/09/04(金) 22:24:10 ID:CEHcQRgS
>>106の続き
優れた体格と身体能力をもつみぎりだが、それゆえ試合では奔放に相手を叩きのめすことを期待され、その勝利は当然で賞賛されることはない。
それゆえ悩むことも多かったが、今みぎりの前に相対しているのは世界最強の闇の帝王ダークスターカオスである。自分の全力を余すところなくぶつけられる相手と対戦出来ることをみぎりはただ喜んでいた。
みぎりもまた、プロレスラーなのである。
みぎりは必死の猛攻を軽々と返されるのを堪えながら、カオスを倒す技を決めるチャンスを伺っていた。
108名無しくん、、、好きです。。。:2009/09/04(金) 22:44:51 ID:CEHcQRgS
>>107の続き
みぎりはあえて正面から向かっていった。カオスがみぎりの技をかわす可能性はほぼゼロであるのを理解しての行動である。
みぎりはカオスを持ち上げると力任せにボディスラムで叩きつけた。単純な技であるが、みぎりの高身長と怪力が加わることで、必死技と呼ばれる威力を発揮する。
みぎりは素早くコーナーポストに登るとカオスめがけてギロチンフォールで飛び降りる。技が決まったのを確認してフォールの体制に移行する。これで試合はみぎりの勝利できまるのである。相手がカオスでなかったなら。
フォールにいったみぎりはカオスに弾き飛ばされるように返された。悠然と立ち上がったカオスは威圧的にいった。
「これで私に勝とうなど、甘いな…」
いくら技を受けても倒れないカオスの姿を目の当たりにして、並の選手なら絶望的な思いに打ちのめされるのである。
だがみぎりは試合を諦める様子はなかった。
109名無しくん、、、好きです。。。:2009/09/04(金) 22:56:43 ID:CEHcQRgS
>>108の続き
みぎりの技を堂々と受けていたカオスがついに動いた。
素早く間合いを詰めてかち上げるような膝蹴りを叩き込み、軽々とみぎりを持ち上げてパワーボムで強かに叩きつける。
人一倍の鍛錬と、豊富な実戦経験で磨きあげられたカオスの技は、勝負所で想像を絶する破壊力を発揮する。
カオスはトップロープからボディプレスを決めに飛ぶ。本来ならあえて技を受け、タフネスぶりをアピールするみぎりだが、本能的に膝を立てて防御した。
会場内の全ての者がカオスが自爆したと判断した。だが苦悶の表情を浮かべたのはみぎりだった!
110名無しくん、、、好きです。。。:2009/09/04(金) 23:12:12 ID:CEHcQRgS
>>109の続き
カオスはみぎりが膝を立てたのをみてとるや、腹筋に力を込めて堅くした。
鋼の鎧と化した筋肉を纏ったカオスのボディプレスに、みぎりの膝は耐えられなかった。
意地と気力で立ち上がったみぎりだが、脚が震えもはやカオスと闘う力が残っていないのは明らかだった。
カオスは右腕を高く挙げ、観客にアピールした。
「喰らえ、我が破壊の鉄槌!」
避けることの出来ないみぎりに容赦なくダークスターハンマーが叩き込まれ、みぎりの意識は漆黒の闇に飲み込まれていった。
「黒い超新星は無敵だ。」
カオスの勝利の台詞を見上げて聞きながら、みぎりは満足の表情を浮かべていた。全力を出しきって敗けたのである。むしろすがすがしい気持ちだった。

頂点を目指す者はまた速やかに立ち上がって鍛錬し、頂点にある者は全力で自分を倒そうとする挑戦者を迎え撃つ為に最強でありつづけるのだ。

11110:2009/09/05(土) 00:03:03 ID:jsTkhGfc
カレンのバースデープレゼント

『ハッピーバースデー、カレン』『さんきゅー』
9月12日、カレン・ニールセン22歳の誕生日。某レストランにて元カレのジェイミー君(EWAスカウトマン)と食事中。
ヨリを戻す気ナシという割には地道にデートを重ねる二人である。

ジェイミー「タイトルマッチ決まったんだって?」
カレン「そ、アジアヘビー。相手はミコ」
ジェイミー「ああ、あの古流柔術の子・・・・」
カレン「そこ、スカウトマンの目になってる。引き抜いたりしたらうちの社長に殺されるわよ」
ジェイミー「・・・・何故分かった」
カレン「あんたの考えそうな事なんて先刻承知よ。チハルとチアキ引き抜いた時からうちの団体、出入禁止でしょーが」

ここで時間は三日前に遡る。社長室に呼ばれるカレン。
カレン「カレン・ニールセン、入りまーす。何か用?」
社長「お前さん、もうすぐ誕生日だろ」
カレン「何かくれるの?」
社長「まあプレゼントかもしれんな。先月、草薙が新女殴りこんでアジアヘビーのベルト獲ってきただろ」
カレン「それで?」
社長「今度の興行でさっそく防衛戦をやる事にした。挑戦者はお前さんだ。確かタイトルマッチは初めてだったよな」
カレン「そうだけど・・・・(何か気付いたように)ママの差し金?」
社長「は?」
カレン「あたしの周りで大きい試合が動く時は大概ママが絡んでるのよね。本当の事言ってちょーだい。多分怒らないから」
社長「いや、今回は御母堂は絡んでない・・・本当に」(続く)
11210:2009/09/05(土) 00:04:02 ID:jsTkhGfc
続き
社長「お前さんのキャリアなら不自然でもないだろう。それにクライやカオスといった格上に善戦してるのも加味してのことだ」
カレン「・・・ほめられた内容でもないけどね」
社長「ま、これは決定事項だ。誕生祝とでも思って、頑張ってくれ」

再び、現在
ジェイミー「じゃ、当日は俺も見に行くか。しばらく日本にいるし」
カレン「ま、勝ち負けはともかく、いいもの見せてあげるわよ♪」
ジェイミー「タイトルマッチで百合行為はマズくないか」
カレン「ジェ〜〜イミぃぃぃー、あたしはそのネタが暴れるほど嫌いなんだけど」

RRRR・・・・と、ここでカレンの携帯が鳴る。
カレン「ハロー・・・ユイ、何か用?」
成瀬「デート楽しんどるようやな。今、皆で焼肉食ってるんやけどお前も来るか?」
カレン「オゴリ?」
成瀬「もち♪ 村上姉妹がシャレで買った車券が大穴当たってな・・・・おかげで飲み放題&食い放題や」
カレン「今すぐ行く!! チハルとチアキによろしく言っといて、じゃあ」(携帯を切る)

ジェイミー「行くのか?」
カレン「あたしが焼肉に釣られてアンタをほっぽりだすような女に見える?」
ジェイミー「見える」
カレン「よく分かってるわね・・・・じゃあね(ちゅっ)」

軽くキスをして店の外に駆け出すカレン。残されたジェイミーの前にウェイターがデザートのケーキを運んでくる。
カレンの分のケーキをフォークで崩すと・・・中から名前の刻まれた指輪が現れる。
『やれやれ、手の込んだ事を企むもんじゃないな。しかし焼肉に負けたのか俺は・・・』
苦笑するしかないジェイミー君でありました(続く)
11310:2009/09/05(土) 00:04:58 ID:fGfIwNxW
続き
そして数日後、某会場。草薙みこと×カレン・ニールセンのアジアヘビータイトルマッチ。
会場には女性ファンの黄色い歓声(主にカレンに向けて)が飛び交っている。
草薙「すごい声援ですね」
カレン「・・・複雑な気分ではあるけどね。獲ったばかりで悪いけどベルトは頂くわよ」
草薙「絶対に渡しません!!」
舌戦もそこそこにレフェリーのチェックを終え、互いのコーナーに分かれる二人。そして試合開始を告げるゴングが鳴った(か〜ん)

序盤は打撃中心の展開。
草薙の当身をかわして、カウンターでボディブローを叩き込むカレン。逆にカレンの打撃を捌きつつ、体勢を崩そうとする草薙。
そんなパターンが続き、両者とも決め手を欠いたまま、試合開始から10分が経過した。

カレンの正拳突きの連打からのニーリフトのコンボが決まり草薙がダウンする。
カレンが『盛り上がってきました〜♪』と観客にアピールする。草薙の髪を掴んで引き起こしストレートパンチが飛んだ瞬間・・・・
草薙は素早い動きでパンチをかわしてカレンのふところに潜り込む。そのまま腕をつかみ、一本背負いでマットに強烈に叩き付けた。

『がはっ!!』
一瞬、呼吸が止まる。そのまま押さえ込まれるが必死に肩を上げフォールを返す。カウントは2.5
起き上がると草薙を捕まえ、ヘッドバットを叩き込んだ。草薙の動きが止まる。

草薙「くっ・・・・」
カレン「ちゃ〜んす♪・・・・せいやっ、せいやっ!!」
ストレートから裏拳につなぐ、カレン十八番のコンビネーション。まずはストレートを叩き込み、そして返す刀で裏拳を叩き込もうとしたところで・・・・再びかわされた。
裏拳をかわし、そのままカレンのバックを取りがっちりホールドする草薙。

カレン「しまっ・・・・」
草薙「勝たせていただきます!!」
気付いた時にはカレンの体は宙に浮き、そのままマットに叩きつけられる(続く)
11410:2009/09/05(土) 00:05:54 ID:jsTkhGfc
続き
変形の裏投げ・・・・草薙流兜落とし。草薙みことの必殺技である。
倒れたカレンを押さえ込み、フォールの体勢に入る。
『1・・・2・・・・・3!!』 カレンの必死の抵抗も空しく3カウントが入った。


エピローグ

控室にて
ヘレン「ナイスファイト、いい試合だったわよ」
カレン「お姉・・・・でも負けちゃった・・・・あそこで裏拳決まってれば・・・」
ヘレン「格闘家がタラレバ言い出したらオシマイよ。いつも言ってるでしょ、あんたはツメが甘いのよ」
カレン「う〜・・・・反論できない」
ヘレン「ま、次頑張りなさい。あんたは若いんだからまだチャンスは巡ってくるわ」
カレン「一つ年取ったけどね」

『勝ちたかったなあ・・・・』 カレンの頬を悔し涙がつたう。
ヘレン「はいはい、今日は特別。お姉さんが泣くための胸を提供してあげましょう♪」
カレン「お姉・・・さんきゅー」

そう言うとヘレンはカレンを抱きしめる。こうして夜は更けていくのでありました。
(終わり)



誕生日ネタになってるんだかなってないんだか(笑)
何気に百合姉ちゃんから、ラブコメ女にシフトしてる気がするのは置いておこう。
みこっちゃん使うの結構久しぶりですわ。
115名無しくん、、、好きです。。。:2009/09/05(土) 19:00:14 ID:1ngc1a5e
>>39 VS カレン&千里
>>63  VS来島さん
>>106 VSみぎり
なんか混沌様挑戦シリーズになってる気がする今スレ(笑)
で、ちょいとTV番組エンドをでっちあげてみる。

『かくして、今回も挑戦者を葬ったダークスターカオス。この暗黒の王者を倒せるレスラーは存在するのか!!
「ダークスター・チャレンジ」次回もお楽しみに!!』
ナレーション(堀内○雄) BGM:アイ・オブ・ザ・タイガー

この番組は、若鯉球場グループと太平洋女子プロレスの提供でお送りしました。
『ダークスター・チャレンジ』  END


このあとは、『藤原イダー・BLACK』 ぶっちぎるぜ!!
116新ライダー開始時恒例ネタ:2009/09/06(日) 21:45:08 ID:BgWsX2XE
南「何か面白い番組やってないかしら」
(たまたまダブルがやっていた)

南「珍しいわね・・・・この時期に新しい仮面ライダー?」
・・・・

南「・・・・今度は何というか『昭和』ねえ・・・・何よあの台詞は」
(ポーズを取る)

突然ドアが開いて富沢が入ってくる
富沢「南さーん・・・・ちっ、少し早すぎたか」
南「・・・・富沢、あんたの罪を数えなさい」
富沢「へ!? あたしに数えるほどの罪なんか・・・・」

真鍋「一つ、南さんのバイクにまたがって遊んでてコケて所々ヘコませた♪
   二つ、昔のバニー画像をネットにバラまいた♪
   三つ、百合とかコスプレの合成写真売って小遣い稼ぎ♪」
富沢「つかさ・・・・あんたも一緒に遊んでたでしょうが。一人だけいい子になろうったってそうはいかないわよ」
南「(しばし考え込み)二人いるし・・・ちょうどいいわね」
富沢・真鍋「へ?!」

南「あんたたちは・・・・二人で一人の探偵さんよ♪」(二人同時に締め上げる)
富沢・真鍋「あだだだだだ!! せめて○リキュアと言って!!」
南「ごめん、あたしソレ知らないの♪ と言うかアレ今四人くらいいるじゃない」
富沢「知ってるじゃないですかあぁぁぁぁぁぁっ!! 」
望むと望まざるに関わらず、マニアの世界に踏み込んでいく南さんでありました。
117名無しくん、、、好きです。。。:2009/09/07(月) 19:22:34 ID:ir2w2kfF
南さんだけはガチ。そのうち特撮ドラマの出演依頼が来る。
そしてきっとノリノリで演じるだろう、多分。
118名無しくん、、、好きです。。。:2009/09/07(月) 20:45:43 ID:G8MgsZdB
南さんの特撮ドラマっつーと・・・・
・『せいじさ〜〜ん』
・『ゴル○ムの仕業ね!!』

あとは
「突然手のひらサイズになってしまった南さん」と社長の心温まるラブコメ
『南さんが恋人』とかww
119名無しくん、、、好きです。。。:2009/09/07(月) 22:31:23 ID:xhs00TVN
最初は嫌々やってたけど段々愛着が湧いてきて、最終回のバトルホッパーとの別れでマジ泣きする南さんを幻視した

>南さんが恋人
原作ではほんのりエロもあったような…大歓迎です
120名無しくん、、、好きです。。。:2009/09/08(火) 00:07:16 ID:Ag8sGQcE
最後死んじゃうじゃん
121名探偵・香澄:2009/09/08(火) 01:52:54 ID:TIvE8yig
 埼玉県春日部市「市ヶ谷探偵事務所」
野村「麗華様、>>116をご覧ください。どうやら今度のライダーは探偵モノのようですよ。」
市ヶ谷「オーホホホホホ!!遅い、遅すぎですわ!!この私、美人名探偵市ヶ谷麗華は既に2年前から探偵稼業を
    スタートしておりましてよ!しかし、なんですわねぇ・・・ようやく時代が私に追いついたといでもいうのかしら?」
野村「こっちはコナンのパクリだっただけじゃないかと・・・」
 市ヶ谷の放ったハリセン丸の一閃が野村の顔面に炸裂!!
市ヶ谷「時に・・・佐藤はどうしたんですの?最近、姿を見ませんわねぇ。」
野村「あ、それなら・・・最近はガイアークの皆さんの所に入り浸っているようでして・・・」
市ヶ谷「佐藤の時給は今、いかほどだったかしら?」
野村「はい・・・確か・・・24円だったかと・・・」
市ヶ谷「マイナス6500円ですわ。」
野村「はい?マイナス・・・ですか?それだと働けば働くほど借金が・・・・」
市ヶ谷「鈴木、何か異論でもありまして?」
野村「異論反論絶対的に何もないであります!!」
市ヶ谷「結構・・・しかし、東映も探偵モノをやるならやるで、ひとこと挨拶があっていいものを・・・
    この私、美人名探偵市ヶ谷麗華が探偵のイロハというものを一からレクチャーして差し上げたものを・・・」
野村「あのぉ・・・先に申し上げておきますが、ドゴス・ギアでしたら車検にだしておりまして出撃できませんが・・・」
 市ヶ谷の放ったハリセン丸の一閃が野村の顔面に炸裂!!
市ヶ谷「毎回毎回、この私が出撃して大破壊を繰り返しているような誤解のある言い方はおやめなさい!!」
野村「・・・・今までどれだけの破壊と殺戮を繰り返してきたのかと・・・っていうか麗華様にしろガイアークの殿様にしろ
   シンケンジャー見終わったら二度寝して、目が覚めたらニャンちゅ○世界放○局が流れてたってのが
   毎週日曜のパターンじゃないですか。どうせ一度も見ることなく終わっちゃいますよ。」
市ヶ谷「鈴木・・・そんなに三途の川に沈みたいんですのね・・・・・麗華大斬刀!!」
野村「お許しください麗華様ぁぁぁぁ!!」
122名無しくん、、、好きです。。。:2009/09/09(水) 00:36:11 ID:LfOaKygP
>>120
怪しい指輪が飛んできてヒールとして復活した南さんが大暴れする新番組
『ブラッケスト南さん』に続くので無問題です(おい)
・・・人を選ぶネタではあるな。
123名無しくん、、、好きです。。。:2009/09/09(水) 03:14:38 ID:QGMvt9qk
そもそも「南さんの恋人」なら縮むのは社長だな
どうでもいいけど幽白の乱童思い出した
124名無しくん、、、好きです。。。:2009/09/10(木) 21:45:36 ID:4IqcYAZr
今ケンミンショー見ててふと思った事・・・・『コバ県民はみんなマヨラーかよ!?』
刺身とか唐揚げは俺もかけて食った事あるけどよ(笑)

・おひたしにマヨネーズかけて食うコバ
・納豆にマヨネーズかけて食うコバ

成瀬「よくソレが食えるな・・・」
小早川「ん・・・うちの地元はみんなやってるよ」

来島さんが卵白大量に食って、コバが卵黄で手作りマヨネーズ作るコンビネーションが
ふと脳裏に浮かぶ木曜の夜。
125名無しくん、、、好きです。。。:2009/09/10(木) 23:18:29 ID:IQ5qaUIv
>>124
唐揚げのマヨネーズ和えは烏も好むぞ
126名無しくん、、、好きです。。。:2009/09/11(金) 21:40:56 ID:Llazm3w0
>>124に便乗

・上京してきた時に「ちくわサラダ」がスーパーに売ってなくて愕然とする龍子さん

・チキン南蛮の衣が厚いと別人のようにキレる伊達ちゃん

・鶏の刺身が全国区の食べ物じゃないことにショックを受ける近藤
127名無しくん、、、好きです。。。:2009/09/12(土) 14:11:29 ID:EIaNpwEl
アナ「伊達さん、キレてませんでした?」
伊達「・・・いいえ、キレてません。私はキレたりなんてしません。」
アナ(普通に受け答え出来ている・・・やっぱりキレてるんだな・・・)
128名無しくん、、、好きです。。。:2009/09/12(土) 14:14:23 ID:OEfSzM//
>>127
ワロタ
でもちょっと可愛いぞw
129名探偵・香澄:2009/09/12(土) 15:19:00 ID:Ys5CPw57
 埼玉県春日部市 プロレス団体「ガイアーク本社」
霧子「社長!!っじゃなかった・・・殿、殿ぉぉ!!大変ですよ!!」
社長「凛子、かわいいよ凛子・・・」
霧子「殿!ラブプラやってノロケてる場合じゃないですよ!!一大事です!!」
社長「いったい何事ぞよ?せっかく何の説明もなく異世界から戻ってきたというのに・・・」
霧子「先日、某政治家に提供した政治献金の件でまた特捜が動いてるらしいんですよ。」
社長「えぇぇ!?ダミー会社はヤバイから死んだ人間の名前で献金すれば絶対バレないって言ったのキリちゃんぞよ!」
霧子「・・・・一筆奏上!」
社長「冗談、冗談ぞよ!!今のはキリちゃんの空耳ぞよ!さぁさぁニッコリ笑って・・・スマァァ〜イル、スマァァ〜イル。」
霧子「・・・しかし特捜がまた動きだすとは・・・少々予想外の展開ですね。」
社長「だから私は言ったじゃないかぞよ。勝ち馬に乗って知らない選挙でボロ勝ちした政党に肩入れするのはやめようって・・・」
霧子「・・・・一筆奏上!」
社長「ちょ、ちょっと待つぞよ。そんな顔してるとせっかくの美人さんが台無しぞよ。ニッコリ笑って・・・スマァァ〜イル、スマァァ〜イル。」
霧子「・・・・・・」
社長「それよりどうするぞよ?このままじゃ私が逮捕されちゃうぞよ。そうなると凛子との生活が・・・」
霧子「もうちょっと他の事を心配したらどうなんですか!!大丈夫です。こんな事もあろうかと対応策は練ってあります。」
社長「もしかして・・・またアレを使うぞよか?」
霧子「いえ、アレは前回使ってしまいましたから二度続けて使うのは墓穴を掘りかねません。ですから・・・もう一つのアレを使います。」
130名探偵・香澄:2009/09/12(土) 15:19:52 ID:Ys5CPw57
 数刻後、ガイアーク本社を尋ねる人影が・・・
野村「あのぉ・・・ご無沙汰してました。ご用ってなんでしょうか?」
社長「いやぁ、よくきたぞよ蟹江君。」
霧子「さ、こちらに座って・・・まずはお茶でもどうですか?蟹山さん。」
野村「・・・・・・」
社長「最近の景気はどうぞよか?蟹川君。」
霧子「お茶菓子もありますよ。遠慮せず食べてくださいね。蟹田原さん。」
野村「絶対ワザと言ってるでしょ!用件は何ですか!」
社長「実は君に頼みがあるんぞよが・・・チャリティ親善大使になってみないかぞよ?西蟹町君」
野村「チャリティ親善大使?」
霧子「そうです。我がガイアークがバックアップして恵まれない子供達に月額26,000円の寄付をしようという企画なんですが、貴女に
   そのイメージキャラになってほしいんですよ。猿蟹合戦さん。」
野村「イメージキャラ・・・わ、私がですか!?」
社長「そうぞよ!キリちゃんみたいな強欲年増女だとなんか胡散臭く見えちゃうぞよ?やはりここはフレッシュな新人さんに全面にたって
   活動してほしいんぞよ。」
 霧子の延髄斬りが社長の脳天に炸裂!!
霧子「貴女の名前で恵まれない子供達に全額寄付するんですよ。これは貴女の美談になると思います。マスコミだって放ってはおかない
   はずですよ・・・うぅん、よく知らないけど絶対そう!」
131名探偵・香澄:2009/09/12(土) 15:21:04 ID:Ys5CPw57
野村「・・・・今までろくな役が回ってこなかったけど・・・ようやく私も光の当たる場所に出られるんですね?」
社長「その通りぞよ!!未来のアイドルは君ぞよ!!AKBやアイドリングなんて目じゃないスターになるぞよ!!」
野村「私・・・やります!!」
霧子「ではこの契約書にサインを・・・それとこのアタッシュケースに衣装やら必要な物が入っていますから持ち帰って確認してくださいね。」
野村「は、はい!私、頑張ります!!」
 野村はアタッシュケースを抱えて意気揚々と帰っていった。

社長「こんなんでいいかぞよ?」
霧子「完璧です。奴がサインしたあの書類は献金に関する申告書で、アタッシュケースには今回の一件に関わる全ての証拠の品が入っています。
   奴がケースを開けると自動発火装置で内蔵のマイクロ爆弾が大爆発・・・これで本当の故人献金になるというわけですよ。
   奴の生命力も侮りがたいものがありますが、仮に生き残ったとしても全ての面倒は奴がしょいこんでくれるよう手は打っておきました。」
社長「ふぅ・・・やはり持つべき者は頼りになる秘書ぞよな。」
霧子「何を言ってるんです殿。これまで苦楽を共にしてきた仲じゃないですか・・・」
社長「しかし井上屋・・・お主もなかなかの悪よのう?」
霧子「いえいえ、お殿様にはかないませなんだ・・・」
社長&霧子「フフフフフ・・・・・・・ダァ〜ハハハハハハッ〜!!」
132名無しくん、、、好きです。。。:2009/09/13(日) 18:55:06 ID:yH3y9/c2
かにむら「ねんがんの あいどるへのきっぷを てにいれたぞ!」

かにた は きたにむかった・・・
むらかみしまい が あらわれた!
ふたご「よう、おもしろいもんもってんじゃねえか? ちょいとこっちにかしな!」

かにた は にげだした!

かにおか は ひがしにむかった・・・
どるひんはやせ が あらわれた!
どるひん「きょうはちーちゃんのたんじょうびなのに・・・なにかかねめのものはないかな?」

かにおか は にげだした!

かにやま は みなみにむかった・・・
だーくすたーかおす があらわれた!
かおす「ふっふっふ・・・」

かにやま は にげだした!

かにばやし は にしにむかった・・・
くさなぎみこと が あらわれた!
みこと「わたしもごいっしょしてよろしいですか? わたしはどんなきかいもこわせますよ!」

かにばやし は にげだした!

なんともとのばしょにもどってしまった!
かにかん の こうどう?
→ひがし 
  きた
  みなみ
  にし
133名無しくん、、、好きです。。。:2009/09/13(日) 20:03:25 ID:L9QUWaGZ
某団体の日曜朝の風景

6:00 越後と柳生が起床。軽く木刀の素振り
6:30 柳生、TVの前に陣取りあさたろう視聴中
7:30 藤原起床。柳生と共にシンケンジャー視聴
8:00 柳生、ロードワーク出発。藤原、起きてきた富沢とともにライダー視聴
8:10 『いつまでTV見てるのよ、まったく』と南さんに強制的に追い出される富沢と藤原
     そのままTVの前に陣取りライダーを視聴する南さん

で・・・・「空飛ぶバイク」に釘付けの南さん
南「いいわねあのバイク・・・ねえ、朝比奈・・・」
朝比奈「ダメです」
南「まだ何も言ってないわよ」
朝比奈「確かに俺はメカに強いですけどね・・・・エンジンの構造を知っていても、エンジンを作る事はできません」
南「・・・・ケチ」
朝比奈「そういう問題じゃなくて・・・・ほら、ライダー終わりましたよ」
南「じゃ、練習行くわね・・・・富沢達に余計な事言ったら・・・・折るわよ」
朝比奈「(目が笑ってない・・・)わかってますよ、他言無用ってことで」

何気にオタが増殖中の某団体でありました。



>>122
きた に行って金色の寿司屋からイカをかっぱらう事を勧める。
134名探偵・香澄:2009/09/16(水) 15:19:28 ID:k3lZeJFb
 夢・・・ときには甘く、ときにはせつない。
 それは甘美な物語。今宵、貴方はどんな夢をみるのかしら?
 今日は皆さんにある人の夢にまつわるお話をお聞かせしましょう。
 えっ、私?私の夢ですか?・・・・それはひみつ、ひみつ、ひみつ、ひみつの明日香ちゃん♪

富沢「・・・・・・」
フレイア「・・・・・・富沢さん・・・・何時からそこにいたのかしら?」
富沢「へ・・・確か『それは甘美な物語』ってくだりのあたりから・・・」
フレイア「・・・ご存知かしら?夢をまったく見ないで永遠に寝る方法があるのを・・・ねぇ富沢さん。」

 何時の頃からだろうか?私はあの人の帰りを心待ちにするようになったのは・・・
 今日も残業だろうか?それとも飲みに夜の街に繰り出しているのだろうか?
 まったくアノ人ときたら私の気持ちを知ってか知らずか・・・
135名探偵・香澄:2009/09/16(水) 15:20:35 ID:k3lZeJFb
社長「今、かえったぞよ!」
霧子「お帰りなさい。遅かったわね、食事にする?それともお風呂?」
社長「いや、今日はどっちもいいぞよ。それよりも、明日ちょっと早く起きなきゃならないぞよ。」
霧子「明日って・・・もう2時をまわってるわよ。」
社長「急な接待ゴルフが入ったぞよ。明日は5時には家を出るぞよ。」
霧子「ご、ご、ご、ご、5時ぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!そんなこと急に言わないでよ!!」
社長「だから急な接待ぞよ。これも仕事のうちぞよ!」
霧子「だからって5時はないでしょ!準備やなんやと私は4時には起きなきゃならないのよ!」
社長「そんなこと言っても仕方ないぞよ!」
霧子「最近、いつも帰りが遅いし・・・他に女でもいるんでしょ!誰?また春日部のオバチャン?」
社長「な、何を言ってるぞよ!」
霧子「もう、私のこと愛してないのね・・・」
社長「そんなことないぞよ。」
霧子「なら・・・『愛してる』って言って!」
社長「愛してる・・・ぞよ」
霧子「心がこもってない!!」
社長「・・・・愛してるよ。キリちゃん(井○和彦風)」
霧子「・・・・もう、仕方ないわね・・・・せ〜の・・・」
霧子&社長「な・か・な・お・り♪」
136名探偵・香澄:2009/09/16(水) 15:22:29 ID:k3lZeJFb
霧子「はっ!?・・・・ゆ、夢?・・・・それもなんて悪夢を・・・」
 知らず知らずのうちに私は転寝をしていたようだ。
 それにしてもなんという夢を・・・うなされでもしていたのだろうか?全身が汗ばんで気持ちが悪い。
 結婚か・・・決して夢見たことがないわけではない。しかし私のようなグレードの高い女がよりにも
 よってあんなグラビアアイドル好きの冴えない5流中年相手になどあってはならない。
 そう、私には成すべき大望があるのだ。
 集めなければならない・・・もっと多くの金を・・・私のもとに・・・円を、ドルを、ユーロを!!
 元を、ウォンを、ギルを、メセタを!!そして築くのだ私の帝国を!!
社長「あ、キリちゃん。ちょうどよかったぞよ。急でわるいんだけどアノ政治屋センセを急に接待する
   ことになったぞよ。いつもの料亭とキャバクラをセッティングしてほしいぞよ。
   時間は・・・そうね・・・5時くらいで頼むぞよ。」
霧子「ご、ご、ご、ご、5時ぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」
社長「な、何をそんなに驚いて・・・」
霧子「一筆奏上!!」
 私は持てるモヂカラの全てをこの男に叩きつけた。

フレイア「夢にまつわるこんなお話・・・いかがだったかしら?
     それでは皆さん、また機会があればお会いしましょう・・・あ、そうそう、富沢さん・・・
     ゆっくり休んで下さいね・・・夢を見ることのない・・・死という世界で・・・」
137名無しくん、、、好きです。。。:2009/09/16(水) 19:00:35 ID:GdXwGdJw
>>136
>「な・か・な・お・り♪」

つまりレイちゃんのその後を、オカリナのBGMで
サイレントドラマ仕立てで観せてくれるわけですね。
13810:2009/09/17(木) 23:40:34 ID:yletBQ9w
最近『ああ播磨灘』読んでて「のど輪VSアイアンクロー」てな燃える攻防に遭遇した(VS北道山)
レッスル的には、カオスVS大将だろうなと思ったりも。やっぱこの手の攻防はパワーファイター同士がよく似合う。
文章化・・・・俺のスキルじゃ無理だ(汗)

んで、石川さん(のど輪)×みぎり(アイアンクロー)で考えると・・・・
『乳のつかみ合い』なえろっちい構図が一瞬脳裏に(笑)
俺って奴ぁ・・・・・orz
しかしネタってのは浮かばない時は、とことん浮かんできませんなあ。
139名無しくん、、、好きです。。。:2009/09/18(金) 01:31:02 ID:DrxHZO0A
文章は日々のお通じに同じ。自然に出るのを待つものであって無理に出そうとすると
大抵ロクな事にならないって例え話を聞いた事がある。焦らずじっくり行くのが賢明ですぜ旦那。
次作も期待しております。
140名無しくん、、、好きです。。。:2009/09/18(金) 08:12:46 ID:SoBQZhZm
>>138 私が思いついた展開だと

「番犬を大人しくさせるには首輪だな…」
カオスは小鳥遊の首を掴み、のど輪落としにいこうとした。が…
小鳥遊は咄嗟にカオスの頭を掴み、アイアンクローの形で踏み止まった、さながら地獄の番犬を飼おうとする者に爪をお見舞いするようだ。
両者は期せずしてのど輪とアイアンクローの体制で力比べと我慢比べをする格好になった。観客が両者に声援を送る。
小鳥遊が力任せに上から抑えつけるのを利用して、カオスが下から引き剥がしにかかった。呼吸が苦しくなったこともあり、ついに小鳥遊はカオスに押し返された。
瞬間、観客が驚きの声をあげる。アイアンクローが外れる時にカオスのマスクを剥がす形になっていた。この隙を利用して小鳥遊は挑発的に場外に降りる。
マスクを直したカオスは怒り声をあげながら場外の小鳥遊に向かってフライングボディアタックを敢行する。

この後場外戦の末両者リングアウト、ゴングがなっても戦いが続き、ガルム軍とWWCAの選手達が乱入して大乱闘がおいしい展開かな。
141名探偵・香澄:2009/09/20(日) 08:38:04 ID:V7sQACgI
 埼玉県春日部市 プロレス団体「ガイアーク本社」
霧子「殿、殿!!買ってきましたよ。DSソフトのラブプラス2。」
社長「ありがとぞよ。」
霧子「まったく・・・なんで私がこんな恥ずかしい物を買ってこないといけないんです!」
社長「まぁまぁそんなこと言わないで・・・お釣りはお駄賃にしていいぞよ。」
霧子「お釣りって・・・200円しかないじゃないですか!」
社長「それにしても・・・ついこの間、1作目が出たばかりなのにもう続編とは早いぞよね。」
霧子「それが商売ってもんですよ。期をみて敏は商いの鉄則です。」
社長「とにかくやってみるぞよ・・・えぇ〜と、今回の登場キャラは・・・レイカ、リュウコ、リサコ・・・
   な、なんかどっかで見たことあるよな・・・」
霧子「どうみても女子高生じゃないですよね・・・この三人。」
社長「ま、まぁ最近の女子高生は発育がいいし・・・とりあえずレイカちゃんからいってみるぞよ。」

レイカ『オーホホホホホ!!私と交際したいですって?愚かな俗人の分際で身の程知らずが・・・
    しかし、まぁどうしてもと言うのなら考えてあげないことはなくってよ。
    まずは手始めにこの埼玉県を支配してもらおうかしら・・・勿論、リアルタイムモードですわよ。』
142名探偵・香澄:2009/09/20(日) 08:40:36 ID:V7sQACgI
社長「・・・・」
霧子「殿、この人ってどうみても市ヶ・・・」
社長「や、やっぱり私のようなシャイな人間はこういうタイプは合わないぞよ。
   気を取り直して次のリュウコちゃんにいってみるぞよ。」

リュウコ『・・・あのさ・・・できちゃった。今日からダーリンって呼ぶけどいいよね?子供の名前、どうしようか?』

霧子「殿!!いったい何やったんです!!」
社長「な、何もしてないぞよ!!出てくるなりいきなりお腹ポッコリだったぞよ!!もう次、次いくぞよ。」

リサコ『このまま電源切ったら渋谷センター街のど真ん中で『リサコ様、愛してる!!』って50回叫んで
    その様子を携帯動画で送信しないと・・・・呪い殺すわよ。
    それが嫌なら今から『私はリサコ様の忠実な犬です!』って150回大声でマイクに向かって叫んでね(ハート)。』

霧子「と、殿ってこういうタイプが好みじゃありませんでした?」
社長「私はどんだけドMかと・・・・っていうか本当に怖くて電源切れないぞよ!!」

バーチャルな恋愛・・・案外、楽しいものですが・・・気をつけないと大変なことになるかもしれませんよ。
ネネさん可愛いよネネさん。
143名無しくん、、、好きです。。。:2009/09/20(日) 20:31:57 ID:Wvh5reHB
真鍋「むっ、むーん、うーん、ハッ!…ふう、夢か…」
辻「つかさ、大丈夫?大分うなされてたようだけど」
真鍋「悪い夢見ちゃったよ。聞きたい?」
辻「イヤ、別に。他人の夢の話ってつまんないし」
真鍋「アタシがリングになってる夢でさー、リングだよ、凄くない?」
辻(どの道話す気なんだ…)
真鍋「その上で戦ってるのがさー、かすみんだったらダウンするたびに密着!
   って感じで嬉しかったのに、みぎり、ガルム、グリ山の3人対
   カオス、メガライト、ダダーンの超ヘビー級対決だったんだよ!」
辻「へー、そうなんだ」
真鍋「でさー、そんなのが飛び跳ねるからアタシ体中痛くって痛くって。
   みぎりのムーンサルトプレスの自爆を受けたときは胸が潰れるかと思ったよ。
   …あっ!かすみん!見て!おっぱい引っ込んでる!」
辻「つかさの胸は前から真っ平だよ」
真鍋「そんなこと無いって、減ってるよ!かすみんの愛で治してよ、吸って!」
辻「できるかぁー!」

―同じ頃
社長「ハッ!夢だったか…」
霧子「社長、かなり汗をかかれているようですが、悪い夢でも?」
社長「イヤ、変な夢なんだが僕がリングになる夢でね…
   石川、市ヶ谷、小縞組対モーガン、バニー、リン組の3人タッグで、
   ばいんばいんのぽよんぽよんでぷるんぷるんのぷりっぷりだったんだよ…
   えがったなぁ…」
霧子「……」
14410:2009/09/21(月) 21:38:37 ID:7vi7ZUqb
姐御の花道

生ある者はいつか死を迎え、形ある物はいずれは崩れる。デビューする新人レスラーがいれば、リングを去っていくベテランレスラーもいる。
ヒール軍団のトップとして団体を引っ張ってきた『影番』・八島静香にもついにその時が訪れる・・・・

九月半ばの某会場。八島静香×カレン・ニールセン。
本来ならば成長著しい若手がベテランに挑み、叩き潰され壁の厚さを思い知る。そんな試合のはずだったのだが・・・・
『ごすっ』『ばきっ』・・・・そんな音を響かせリング上で繰り広げられているのは打撃戦・・・いや『どつき合い』であった。
片やストリートで鍛えられプロの技術の加わった喧嘩殺法・片や幼少から純粋培養で仕込まれたパンチ主体の打撃・・・・対照的な両者の拳が火花を散らし、場内のファンも盛り上がっていた。

張り手と木刀がカレンに叩き込まれ、ボディブローとローキックを織り交ぜた攻撃が八島の体力を地味に奪う・・・・そんな展開が続き10分が経過
八島「・・・ったく、手間取らせてくれるな、この百合姉ちゃんはよ」
カレン「百合言うな!!・・・そっちこそ足にきてるんじゃないの・・・膝が震えてるわよ」
八島「ふん、このくらい手前相手ならちょうどいいハンデだよ、クソガキ!!」
カレン「・・・・最初ほど元気無くなってるわよ・・・・オバサン!!」
八島「やっかま・・・しいっ!!」

カレンの挑発に激昂したのか、強烈無比なつま先蹴りがカレンの鳩尾に叩き込まれる。
『げほっ・・・』 鳩尾を押さえて崩れ落ちたカレンに木刀攻撃を食らわせ場外に叩き出す。
場外に落ちたカレンに村上姉妹と真鍋が襲い掛かり、ヘレンと千里が救出に飛び込んでくる。
乱闘が繰り広げられ大混乱の場外。対照的にリング上では八島が木刀片手に仁王立ちの状態であった。
気か付けばカレンも乱闘に参加して、レフリーの場外カウントなど聞いていない。
カレン「せいやっ、うりゃっ!! どっからでもかかってこーい!!」
ヘレン「このお馬鹿!! さっさとリングに戻りなさいよ、リングアウト負けになるわよ」
千里「・・・駄目ですヘレンさん。暴れるのに夢中で全然聞いてません・・・・」

結果:○八島静香(リングアウト勝ち)カレン・ニールセン● (続く)
14510:2009/09/21(月) 21:39:50 ID:7vi7ZUqb
続き
試合後・ヒール側控室。村上姉妹や真鍋はセコンドや会場内の雑務で、部屋にいるのは八島一人である。
『痛っ・・・手加減ってモノを知らねえのか、あの馬鹿は』
殴られて切れた口の中の痛みに顔をしかめる。そうしていると『こんこん』と扉がノックされる。
南「入るわよ」
八島「ベビーのトップがヒールの控室に何の用だ?」
南「固いコト言いっこなしよ・・・・どうも居辛い雰囲気で」

『・・・馬鹿! 間抜け! ラッパ!! 場外乱闘に夢中になってリングアウト負け・・・馬鹿じゃないの』
壁一枚を通して隣の控室からヘレンの怒声が響いてくる。
南「・・・・ね。お説教が始まって、とても集中できる雰囲気じゃないのよ」
八島「・・・なるほど。しかし、外人さんは元気だねえ」
南「ま、なんだかんだで従妹の事が心配なんでしょ。それより八島・・・本当は『外人さん』じゃなくて『若い奴』って言いたいんじゃないの?」
八島「・・・アタシはな、あんたのそういう何もかも見透かしたような所が大嫌いだ」
南「でも事実でしょ。実際オバサン呼ばわりでキレてたし・・・・確か先月で27歳だっけ」
八島「28歳だ・・・・こんな台詞は言いたくないんだがな・・・・・」

『・・・やっぱり、年はとりたくねえな!!』どっかと長椅子に腰を下ろす。
八島「さすがに若いのとガンガンやりあうと体がキツくなってきてる。草薙やカレンなんか手加減する気ねえからな」
南「『俺の体はボロボロだ!!』って感じね♪」
八島「・・・最近、富沢や藤原に染まってないか?」
南「・・・気のせいよ。おかしいと思ったわ。昔のあんただったら自分も場外降りて大暴れしてたところよ」
八島「よくわかってるな。あの時は足にきてて、とてもそんな余裕は無かったよ」

南「で、どうするの? 衰えを自覚しちゃった以上・・・・」
八島「後は落ちていくだけ、か。正直、少し前から引退も考えてたんだが」
南「できない事情があるわけね」
八島「・・・・ああ、千春と千秋のことだ」(続く)
14610:2009/09/21(月) 21:40:51 ID:7vi7ZUqb
続き
八島「あいつらをこの業界に引っ張り込んだのはアタシだ。だからアイツらを一人前に仕込む義務がある」
南「まったく・・・妙な所で義理堅いんだから。まあ確かに一人前とは言い難いけどね、半人前×2でちょうど一人前ってところかしら」
八島「・・・だろ。」
南「・・・まあ、その事は後で考えるとして・・・・そろそろ行くわ。じゃあね」
八島「おう」

南が控室の外に出ると、ちょうど廊下に立っていた村上姉妹と鉢合わせする。
千春「あ、南さん・・・何であたしらの控室に。ベビーの連中が探してましたよ」
千秋「セミが終わったから準備してくれって」
南「はいはい、分かってるわよ」
千春「姐御と何か話してたんですか?」
南「大した事は話してないわよ。強いて言えば・・・・あんた達をみーーっちりシゴく相談かしら♪」
千秋「うへえ・・・勘弁してくださいよ」
南「だーめっ♪ じゃあね」

そう言うと南は自分の控室に戻っていく。廊下に誰もいないのを確認すると村上姉妹は真剣な顔つきになる。
千秋「・・・・・姉貴」
千春「・・・・姐御が引退・・・だと」
千秋「でもあたし等が半人前で、まだまだできない、と」
千春「いいか、この事は他言無用だ・・・・特に姐御には『知ってる』事を悟られるな」
千秋「わかった」
どうやら廊下で盗み聞きしていた様子である。

『千春! 千秋! 廊下でくっちゃべってるヒマがあるなら、さっさと中に入って来い!!』
控室の中から八島の怒声が響く。『へ〜〜い』と応え、表情を和らげると村上姉妹は中に入っていくのでありました。
内心の動揺を悟られないようにして・・・・・(続く)
14710:2009/09/21(月) 21:41:53 ID:7vi7ZUqb
続き
その夜、寮の村上姉妹の部屋にて
千秋「・・・つまりだ。アタシらが一人前にならないから、姐御は安心して引退できない・・・って事だな」
千春「ああ、だったら話は簡単だ。『一人前』と認めさせりゃいい」
千秋「言うのは簡単だけどよ・・・アタシらの実力で姐御に勝てるのかよ」
千春「勝つ必要はねえ。はっきり言おうか・・・姐御を裏切る。独立してヒール軍団としてやっていけると認めさせるんだ」
千秋「独立・・・ねえ。まあその過程で姐御に引導渡せればなおよし、と」

千春「しかし・・・散々世話になった姐御を裏切ろうってんだから、あたしらも相当な悪者だねえ」
千秋「まあ上の者を追い落として、トップに立とうって小悪党も不良漫画にはつきものだけどな」
千春「小悪党言うな。これもある意味『恩返し』だ」
千秋「じゃ、早速次の興行で・・・・」

数日後、某会場にて。八島静香×草薙みこと。
実力的に上の八島に善戦する草薙であるがなかなか優位にもっていく事ができない。
しかも村上姉妹が竹刀片手に乱入を繰り返すので荒れ気味の展開が続き開始から10分経過。
『おい、千春・・・木刀よこせ』 ロープ際に下がり指示を飛ばす八島。だが、何時になっても渡されない。戸惑ううちに、千春が竹刀片手にリング内に入ってくる。
身構える草薙。しかし千春が竹刀で攻撃を加えたのは草薙ではなく八島だった。
『バシッ! バシィッ!!』と竹刀の殴打音が会場に響き、やがて千秋もチェーン片手に攻撃に加わる。
ゴングが乱打され、無効試合の裁定が下り、リング上には八島と村上姉妹が残された。

八島「・・・どういうつもりだ手前ら」
千春「あんたみたいなロートルにいつまでも従ってられないってことさ」
千秋「アンタの時代はもう終わりだ。これからはアタシたちが仕切る」
八島「(・・・そう来たか)面白ぇ・・・・だが手前らみたいな半人前にゃまだまだ道は譲れねえな」
千春「誰が半人前だコラ」
八島「おっと・・・二人合わせてちょうど一人前か。ま、手前らに負けるような事があればその日がアタシの引退の日だ」
千春「その言葉・・・忘れるんじゃねえぞ・・・」
リング上でにらみあう八島と村上姉妹。その日、確かに時代は動き出した・・・・(終わり)
14810:2009/09/21(月) 21:42:53 ID:7vi7ZUqb
と、いうわけで突如電波が降りてきて(笑)、突発的に八島姐引退話開始。
予想外に長くなりそうなんで今回はここまで。
この先の展開ほとんど考えてないんで、うまくまとめられるかビクビクしてます(笑)

>「しかし・・・散々世話になった姐御を裏切ろうってんだから、あたしらも相当な悪者だねえ」
この台詞、『どっかで見たような』と引っかかってたけど、燃える女子プロレスのアジャ&バイソンの台詞ですな。
書き終ってから、ふと思い出したっすよ。書き直さないけどね(開き直るな)

>>140
迫力の展開、GJです。やっぱパワーファイター同士の攻防は燃えますなあ。
ラストのボディアタックは考えてなかったですわ。
149名無しくん、、、好きです。。。:2009/09/21(月) 22:47:42 ID:5HqUBjKf
>>144-147
何やら熱い話の予感…GJです。続き期待しちゃいますよ
南さんが発音まで再現して「オデノカラダハボドボドダ!」とか言い出したらもうダメかもしれん
150名無しくん、、、好きです。。。:2009/09/23(水) 19:53:08 ID:yevdu7X5
さげ
151レッスル四方山座談会:2009/09/26(土) 01:17:09 ID:4o0Vufq6
上原「さて五回目の座談会ですが今回からしばらくはわたし上原が
司会進行を進めていきますので、どうぞよろしく。」
六角「理沙子は祐希子と市ヶ谷を再教育中だからな・・死ななきゃいいけど、あの二人。
で、ゲストは誰だい?」
武藤・千種「私たちです。」
上原「と言うわけで第五回のゲストは武藤めぐみ、結城千種さんのお二人で〜す。」
ガルム「妙に小慣れてんな。ひょっとして司会に向いてんのかね、上原の奴。」
上原「・・・オホン、それでは早速お聞きしますが二人はどうしてタッグを組むことになったのでしょう?」
武藤「・・・別に。」
千種「もう!めぐみったら・・すいません、彼女に変わって私が話します。」
六角「あぁ、頼む。しかし話には聞いていたが筋金入りの無愛想ぶりだな。なんか訳有りなのか?」
千種「めぐみは私と同期入門なんですがとにかく気難しい所があって・・・でもあたしとは
妙に馬が合って何度も助けられてるんです。だからタッグも自然に・・・」
上原「なるほど、武藤さんは気難しいけど世話好き、と言うことなのでしょ
武藤「違います。」
六角「言い終わる前に否定とは・・やるね。」
千種「すみません、本当に・・・」
152レッスル四方山座談会:2009/09/26(土) 01:50:40 ID:4o0Vufq6
ガルム「しかしよくおまえさんもこんな難儀なパートナーを持とうなんて決心したな。
意志の疎通がちゃんと取れてんのか?」
千種「大丈夫なんです。めぐみは私と二人の時は普通に会話できますから。
きっとテレ屋さんなんだと思います。」
ガルム「そりゃ以外だ。案外カワイイとこあるじゃな
武藤「ありません。ビタイチありません。」
六角「隠すなよ武藤、おまえさんは結城にゾッコンって事なんだろ?じゃなきゃ
今の話、説明が付かないだろ?・・・ンフフフフ。」
武藤「ど、どうしてそうなるんですか!私は別に彼女とは何でもありません!何でも!
寮で一緒にお風呂入ったり食事したり寝たりしてるだけです!タダの同僚です!」
六角「さらりと爆弾発言とは・・・相当動揺してるなコリャ。にしても過激だねぇ
本当にそういう仲だったとは。お姉さんもビックリだよ。」
上原「なんと二人は既にデキていた模様です!で、タッグ結成が先ですか?それとも
愛が芽生えたのが先ですか?どうなんです武藤さん?」
武藤「言えません!言えるわけ無いじゃないですか!」
ガルム「て事は愛があるのは否定しないわけだ。」
六角「語るに落ちるとはこのことだねぇ・・・ンフフフフw」
153レッスル四方山座談会:2009/09/26(土) 02:20:52 ID:4o0Vufq6
武藤「な・・・」
千種「あのー、一体何の話をしてるんですか?めぐみがどうかしたんですか?」
六角「・・・まさか武藤の態度に気付いてなかったのか?」
上原「これは聞きしに勝る筋金入りのトロさですねー。では結城さん、あなたにとって
武藤めぐみとはどういう存在なんですか?タダのトモダチ?」
千種「違います。めぐみは私にとって掛け替えのない・・・
六角「掛け替えのない・・・?
千種「親友でありタッグパートナーです!」

上原「・・・はい、予想通りのオチをありがとうございましたー!しかしまた
空気を読まないこの天然っぷり、さすがですねー。・・・あれ?武藤さん?」

へんじがない。ただのしかばねのようだ。

六角「まぁ・・・無理も無いわな。しかし、可愛い顔してとんだ女殺しだな結城は。」
ガルム「・・・案外計算づくかもな。以外に侮れねぇぜ、ああいうタイプは。」

果たして千種の真意は?そして燃え尽きた武藤は蘇る事が出来るのか?

第五回 完
15410:2009/10/01(木) 00:52:23 ID:PvaSKAI1
姐御の花道:廻光反照編

『オラッ、オラッ! どうした八島ぁ』
某会場、リング上では千秋が羽交い絞めにした八島に対して、村上千春がパンチを叩き込んでいる。
村上姉妹の下克上宣言(>>147)から数日、興行では毎回のように八島と千春もしくは千秋のシングルが組まれていた。
もっともシングルマッチといっても、試合に組み込まれていないほうが乱入を繰り返すので実質ハンディキャップマッチと化しているのだが。

千春「反撃もできねえってか? んじゃ、そろそろトドメといこうか」
八島「ん・・・何かやってたのか? あんまりヌルいパンチで思わず眠っちまったよ」
千春「・・・なめんじゃねえぞ、コラ・・・・」

言うなりコーナーに立てかけてあった竹刀を手にし、八島に突きつける。
千春「今、トドメ刺してやっからよ・・・引退の挨拶でも考えな」
八島「・・・おい千春・・・こういう時はどうしろって教えた?」
千春「あん? 覚えてねえな」

『死ねやあぁぁぁぁっ!!』 竹刀を振り上げ、八島の脳天に振り下ろそうとする。
その瞬間、羽交い絞めにしていた千秋の顔面に八島の後頭部での頭突きが叩き込まれる。
拘束が緩むと同時に八島は素早く身をかわし・・・鼻を押さえて呻く千秋の脳天に竹刀が叩きこまれた。

『能書きたれてるヒマがあったらさっさとボコっちまえってことだ。でないと・・・こうなる!!』
動揺する千春の髪を乱暴につかむとヘッドバットを連発で叩き込む。
一発・・・二発・・・三発・・・フラフラになったところで、トドメとばかりにパイルドライバーが炸裂。
「手前もだ」 更に千秋をつかまえ、ボディスラムで倒れた千春の上に投げ捨てる。
そして、重ね餅の状態で踏みつけフォールの体勢に入る。
『惜しかったな・・・・今日はこれまでだ』
1・・・2・・・3  レフェリーのカウントを聞きつつ、つぶやく八島でありました。

結果:○八島静香(踏みつけフォール)村上千春● (続く)
15510:2009/10/01(木) 00:53:44 ID:PvaSKAI1
続き
試合終了後の控室。八島が応急治療中。
ちなみに下克上宣言以降、八島は正規軍に組み込まれている・・・・とは言っても「番長」というかヒールベビー関係なしのポジではあるが(ひと頃のテイカー的な感じで)

八島「痛っ・・・もうちょい静かにやってくれ。まったく・・・遠慮なしにガンガンぶん殴りやがって」
美月「あ・・・すいません」
南「効いてないんじゃなかったの?(にやにや)」
八島「効かねえわけねえだろ・・・まあ、アタシを遠慮なくぶん殴れるようになったのは進歩したと認めてやるが」
成瀬「楽しそうやな、姐さん」
八島「ああ、文字通り成長を肌で感じてるからな。師匠としては合格点をくれてやるが・・・・」
南「敵としてはまだまだって事?」
八島「ああ、まだまだツメが甘い。こりゃ引退もまだまだ先だな」
南「素直じゃないわねえ・・・・まあ、それまで体が持てばの話だけどね」

言いつつ八島のヒザを軽く小突いてみせる。その瞬間・・・・
『○×△▼●☆!!』 声にならない八島の絶叫が控室に響き渡った。

南「相当悪いみたいねえ」
八島「もう少しやりようってモノがあるだろうがよ!!」
南「ある意味プロレスラーの職業病ねえ・・・・それじゃ草薙、いつものように」
草薙「わかりました。それでは皆さん、先輩を押さえて下さい」
八島「またやるのか・・・アレを(汗)」
南「当然でしょ。アレやっとかないと悪化するばかりよ」

カレンに千里、美月に成瀬、そして南の五人がかりで八島を押さえつけ・・・その口には舌を噛まないようにタオルが突っ込まれる。
『なるべく動かないようにしてくださいね』
指をこきこき鳴らしつつ、八島に迫る草薙。先程の試合でも見せなかった『恐怖』が八島の目に表れる。
数分後、八島の声にならない絶叫が再び控室に響き渡る。草薙流按摩術・・・・効果は絶大・・・なれど苦痛も絶大なり(続く)
15610:2009/10/01(木) 00:54:38 ID:PvaSKAI1
続き
『千春・・・千秋・・・てめえらやる気あんのかコラぁぁぁっ!!』
数日後の某会場、八島×千秋の試合後・・・・八島が怒りのマイクパフォーマンスを行っている。
村上姉妹が二人がかりで八島の膝を集中攻撃し、あと一歩まで追い詰めたものの、とどめのパイルドライバーを返され逆転負けである。

『いつまでもチンタラやってたら、手前らが天下とる前にアタシは理・・・・年寄りになっちまうだろうが』
観客から笑いが起こる。勝てなかった以上、悔しいが村上姉妹は何も言い返せない。
八島「いいか、次が最後だ。勝っても負けてもアタシは次で引退する。二人まとめて相手してやる」
千秋「ハンディキャップマッチだと・・・アタシらをなめてんのか」
千春「よせ千秋・・・いいだろう、引退のテンカウントは担架の上で聞かせてやるぜ」
八島「その意気だ。せいぜい気合入れてくるんだな・・・・勝ち逃げされないようにな」
しばらくリング上でにらみ合う八島と村上姉妹。そして両者とも控室に引き上げていった。

控室にて。部屋に入るなり長椅子にどっかと腰を下ろす八島。
南「限界? 次が引退試合になるわけね・・・・」
八島「ああ、だましだましやってきたが今日の試合で完全にガタがきた。膝に限らず・・・な」
南「同期としては寂しくなるわね・・・・私にも何時かその日が来るのかしら」
成瀬「いや、南さんが弱体化するのが想像でけへんのやけど。むしろ年々容赦なく・・・・ぐえ、ギブギブギブ!! 死んでまう!!」
八島「『廻光反照』って言葉を知ってるか?」
南「確か蝋燭が消える直前に激しく燃えるのを指す言葉だったかしら。・・・・貴女がそんな言葉知ってるなんて」
八島「アタシは意外に物知りなのさ。最後に全て燃やし尽くして、業界の歴史に八島静香ってレスラーがいた事を刻みつけてやるぜ」

数日後、島根県・くにびきプラザ松江。八島静香引退興行・・・・社長が気を利かせて地元で行われる事になった。
地元のためか普段の客層に加え、男女ともに特攻服が目立つ。八島の後輩の暴走族(元&現役)らしい
カレン「今日はまた・・・何ともガラの悪そうな客が多いわねー」
千里「プロレス興行というより・・・・暴走族の大規模集会みたいですね」
決戦のゴングは迫り・・・・続きます
15710:2009/10/01(木) 00:55:57 ID:PvaSKAI1
続き
メインイベント・八島静香引退試合
レフェリーのチェックを終え、コーナーに戻ろうとする村上姉妹。八島に背を向け歩き出すと・・・・
『千春ぅ〜〜〜〜っ!!』と、雄叫びを上げて八島が突進してくる。振り向いた瞬間、張り手が唸りをあげて千春を襲う。
すんでの所でかわすと、かすった髪がひらひらと宙に舞う。ここで試合開始のゴングが鳴った。
体勢を崩した千春の頭を捕まえると間髪入れず頭突きを叩き込む。
ごすっ・・・ごすっ・・・一発では終わらない。二発・・・三発・・・五発目で千春の意識が飛んだ。
とどめとばかりにコーナーポストに叩きつける。意識を失った千春はコーナーに崩れ落ちる。

八島「さてと・・・一丁あがり、と。」
千秋「あ・・姉貴・・・汚ねえぞ、八島ァ・・・・」
八島「ああ? 喧嘩に汚ねえもクソもあるかい・・・油断してると手前も同じ運命だぞ」
千秋「なめんじゃ・・・ねえぞっ!!」

言うなり八島の膝にヤクザキックを入れ、体勢が崩れたところで飛びついてDDTを決める。
倒れた八島の膝にストンピングの嵐を浴びせる。徹底的に膝を痛めつける作戦に出たようである。
「オラッ、オラッ!! どうした八島あっ!!・・・・うっ」
罵声を浴びせつつストンピングを浴びせる千秋を八島が睨みつけ、その眼光にたじろぐ千秋。一瞬動きが止まる。

その頃、コーナーでは千春が意識を取り戻していた。頭を振りつつ立ち上がる。
「うう・・・アタシは一体・・・そうだ、頭突き食らって・・・」
不意打ちだったとはいえ、反撃の間もなく倒された自分に怒りがこみ上げてくる。
闘志を取り戻すや、八島の背後に忍び寄り羽交い絞めにする。

八島「うっ・・・」
千春「へっ、油断大敵だな。恥かかせてくれた礼はするぜ。千秋・・・やっちまえ!!」
千秋「おう!!」
身動きのとれない八島にパンチを雨あられと浴びせる。とどめとばかりに、大振りのパンチが飛ぶ。
激突・・・・そして何かが砕ける嫌な音がした・・・・
(続く)
15810:2009/10/01(木) 00:56:51 ID:PvaSKAI1
続き
『うぎゃあぁぁぁぁっ!! 拳が・・・指が折れたあぁぁぁっ!!』
八島が額でパンチを受け止めたのである。カウンターで頭突きを食らっては拳も無事ではすまない。
『指の一本二本でガタついてんじゃねえっ!!』 奇しくも八島と千春の怒声がハモる。

千春「千秋・・・お前はもう下がってろ。ココから先はアタシに任せろ」
千秋「あ・・・ああ」(場外に下りる)
八島「さてと・・・・結局タイマンになっちまったか」
千春「引導渡してやるぜ・・・・おらあっ!!」

『死ねやあっ!!』『じゃかあしいっ!!』
八島は足攻めのダメージが大きく、千春は序盤の不意打ちのダメージが抜けていない。
必然的に両者とも足を止めての壮絶な殴り合いとなった。もはや、『試合』というより『決闘』である。
お互いに殴られ、倒れ、観客の声援を糧に立ち上がる。この繰り返しが続く事十数分・・・・
八島の強烈な張り手、千春のチェーンを巻きつけたパンチが同時に炸裂し、二人は崩れ落ちた。

『1・・・2・・・3・・・』 レフェリーのダウンカウントが進む。
カウント7でまず千春が立ち上がりファイティングポーズをとる。
続いて八島が立ち上がり・・・・膝から崩れ落ちた。千秋の徹底した足攻めが功を奏したようである。
『9・・・・10!!』 その瞬間、千春の勝利を告げるゴングが場内に響き渡った。
「や・・・・やったぞおぉぉぉぉっ!!」 勝利の雄叫びをあげる千春。次の瞬間、力を使い果たしたようにマットに崩れ落ちた。

担架で運ばれていく千春に南が話しかける
南「すっかりボロボロねえ・・・・生きてる?」
千春「黙れ・・・今にも余裕で死ねる・・・・」
南「ま、とりあえずおめでとうと言っておくわ。今はしっかり休みなさい」
千春「・・度と・・・らねえ」
南「はい?」
千春「こんなガチ試合・・・・二度とやらねえ・・・」
(続く)
15910:2009/10/01(木) 00:57:49 ID:PvaSKAI1
エピローグ
その後数日間、千春と八島は病院で過ごした。八島の引退式も改めて行われ、八島は寮を去って行った。
そして、新体制がスタートして数日後、道場にて。
八島「コラあっ!! 千春、千秋・・・・チンタラやってんじゃねえぞ!!」
千秋「あ・・・あの・・・姐御・・・つかぬ事を聞くけど・・」
千春「どうして姐御がここに? 引退したんじゃ・・・」
八島「ああ・・・社長の厚意でコーチとして残る事になった」
千春「聞いてねえよ!!」
八島「ああ、アタシも初めて言った。それはともかく、ヒールの大将として恥ずかしくないようにこれからもビッシビシしごいてやるからな」
村上姉妹「ひえぇぇぇぇっ!!」
引退しても、この三人の力関係は変わらないようである(終わり)




と、いうわけで八島姐引退話、終了でございます。
昔の番長漫画を意識してみたつもり。やっぱ八島姐&村上姉妹はこっちのほうが似合う気が(笑)
・・・・やっぱり試合描写は難しい。
姐御、個人的には全女時代のデビル雅美のイメージがありますな。
160名無しくん、、、好きです。。。:2009/10/02(金) 23:06:58 ID:JI1nvpE5
>>154-159
遅ればせながらGJです。
八島姉御はついつい感情移入しちゃうキャラの一人ですねえ。
特に黎明編からプレイしてると必ず雇用したくなるけど、
ガルムの大将とどちらをヒールの親玉にするかで毎回悩んではリセット・・・を何回繰り返したことか。

ちなみにうちの八島姉御は何度やっても村上姉妹よりも後に引退してます。
161名探偵・香澄:2009/10/02(金) 23:49:53 ID:ZuI7o58B
 夢・・・ときには甘く、ときにはせつない。
 それは甘美な物語。今宵、貴方はどんな夢をみるのかしら?
 今日は皆さんにある人の夢にまつわるお話をお聞かせしましょう。
 えっ、私?私の夢ですか?・・・・それはひみつ、ひみつ、ひみつ、ひ・み・つの明日香ちゃぁ〜ん♪

富沢「・・・・・・」
フレイア「・・・・・・富沢さん・・・・貴女も懲りない人ですわねぇ・・・で、何時からそこに?」
富沢「へ・・・確か『ときにはせつない』ってくだりのあたりから・・・」
フレイア「・・・ご存知かしら?一度ついたら二度と目覚めることのない眠りがあることを・・・ねぇ富沢さん。」

霧子「あなた、寝タバコは止めてって何度言わせるのよ!」
社長「あ、ごめんぞよ・・・それはそうと明日は早いから注意してほしいぞよ。」
霧子「な、何のこと?」
社長「さっき言ったじゃないかぞよ!明日はゴルフがあるから早く出るって!」
霧子「聞いてないわよ!!っていうかまたゴルフ?こないだも行ったばっかじゃない!!」
社長「こないだは接待ぞよ!今日は専務のお伴ぞよ!」
霧子「どっちも同じようなもんじゃない!で、何時に出るのよ?」
社長「えぇ〜と・・・6時に待ち合わせだから・・・5時かな?」
霧子「ご、ご、ご、ご、5時ぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!そんなこと急に言わないでよ!!もう2時まわってるじゃない!!」
社長「これも仕事のうちぞよ!だから早く寝るぞよ!」
霧子「もう・・・仕方ないわねぇ・・・これだから男って嫌なのよ。」
162名探偵・香澄:2009/10/02(金) 23:51:04 ID:ZuI7o58B
霧子「・・・・・・・・・・・」
社長「・・・・・・・・・・・」
霧子「・・・・・・・・・・・ねぇ、あなた・・・あなたってタイヤキは頭から食べるタイプ?それとも尻尾から?
   私はね、どっちかっていうとお腹からガブっていうのが好きなのよ。でもねお母さんに意地汚いから
   止めろって言われてね・・・でも、あの何ていうのかなぁ・・・あのアンコの詰まってプクっとしたとこが
   何ていうか美味しそうでさ・・・・あなた?ねぇ聞いてる?・・・・・・そうですか寝ちゃったんですか、はいそうですかっと・・・」
社長「・・・・・・・・・・・私はね、時々思うんぞよが、やっぱり尻尾の先までアンコの詰まったタイヤキって邪道だと思うんぞよ。
   いや、確かにサービスしてるなってのはわかるぞよ。でも何ていうかなぁ・・・ワビサビがないっていうの?
   ひたすら甘いアンコを食べ続けて最後までそれが続くのってさ、なんか邪道っていうか、小休止が欲しいぞよ?
   だからね・・・・って聞いてる?おいィ?そうぞよか寝ちゃったぞよか・・・寝ちゃったんぞよね、はいそうですかっと・・・」
霧子「・・・・・・・・・・・ねぇ、あなた・・・あなたって・・・」
社長「だぁぁぁ!!ちっとも眠れないぞよ!!何度も言うけど明日は5時に起きなきゃいけないんぞよ!!」
霧子「ご、ご、ご、ご、5時ぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」
社長「だ・か・ら、早くねるぞよ!!」
霧子「う、うん、わかった・・・寝よ、早く寝ましょ。」
社長「・・・・・・・・・・・」
霧子「・・・・・・・・・・・」
社長「・・・・・・・・・・・及川・・・朝河・・・如月・・・早坂。」
霧子「!?」
社長「及川・・・朝河・・・如月・・・早坂。」
霧子「ちょ、ちょっとあなた!何それ、なに言ってんの!」
社長「・・・・はっ!?も、もしかして私は・・・寝言いってたぞよ?」
霧子「ね、寝言って・・・なんてわかる人にしかわからない寝言を・・・」
社長「ごめんぞよ・・・と、とにかく寝るぞよ。」
163名探偵・香澄:2009/10/02(金) 23:51:58 ID:ZuI7o58B
霧子「・・・・・・・・・・・」
社長「・・・・・・・・・・・」
霧子「・・・・・・・・・・・なんということを・・・なんということを・・・なんということを!!」
社長「!?」
霧子「なんということを・・・なんということを!!」
社長「ちょ、ちょっと起きるぞよ!今のは何?なにがあったの?」
霧子「・・・・はっ!?も、もしかして私も寝言を?」
社長「今の寝言だったんぞよか?それにしてもわかる人にしかわからないネタぞよね、今回は・・・」
 ジリリリリリリリリ!!
霧子「あ、もう5時・・・・」

霧子「はっ!?・・・・ゆ、夢?・・・・それにしても、またしてもこんな悪夢を・・・」
社長「あ、キリちゃん!丁度よかったぞよ。こないだのキャバクラ接待がバレてちょっと不味いことになりそうぞよ。
   で、今度はマスゴミの皆さんをキャバ接待漬けにしちゃおうと思うんぞよが、またセッティング頼むぞよ。
   時間は・・・そうね・・・5時くらいで頼むぞよ。」
霧子「ご、ご、ご、ご、5時ぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」
社長「な、何をそんなに驚いて・・・」
霧子「一筆奏上!!」

フレイア「夢にまつわるこんなお話・・・いかがだったかしら?
     それでは皆さん、また機会があればお会いしましょう・・・あ、そうそう、富沢さん・・・
     ゆっくり休んで下さいね・・・二度と目覚めることのない・・・貴女の知らない世界で・・・」
164名無しくん、、、好きです。。。:2009/10/03(土) 12:04:33 ID:tOFao0Ol
ここは新女の選手寮、今日は久々のオフとあって、思い思いに過ごす選手たち。そんな中、同部屋のめぐみと千種が部屋で話をしている。
千種「でね、めぐみ、その3球目の真っすぐが甘いコースに来たのに打ち損じちゃって…」
めぐみ「うんうん、で…?」
千種「…結局今日もノーヒット。これで5試合連続だよ〜。どうしよう、そろそろ使ってもらえなくなっちゃうかも…」
めぐみ「大変ねえ。」
165名無しくん、、、好きです。。。:2009/10/03(土) 12:10:25 ID:tOFao0Ol
話題は千種の草野球の結果についてである。千種は落ち込んでいるようだが、めぐみは何と返していいかよくわからない。めぐみは野球にほとんど興味がないので、無理もない話だが。
しばらく聞いているうちに、自分の知らない話だからか、ずっと聞いているのもだんだん面倒になってくる。
めぐみ「(野球の話なら来島さんとでもすればいいのに)」
166名無しくん、、、好きです。。。:2009/10/03(土) 12:12:08 ID:tOFao0Ol
と心の中でぼやきつつ、それでも話は聞き続けるあたりは親友たるゆえんか。千種も何となくそういう空気を読んだのか、しばらくしたら話を止めて本を読み始めた。
めぐみ「(ようやく静かになった、でもちょっと悪いことしたかな)」
と、少々後ろめたさを感じながら、めぐみも本を読み始めた。が、しばらくすると、また千種がめぐみに声をかける。
千種「はぁ、こう打てないと、できるわけないとわかってても試してみたくなっちゃうよね…」
167名無しくん、、、好きです。。。:2009/10/03(土) 12:26:41 ID:tOFao0Ol
いったい何だと千種の方を見ると、手には『巨○ハンター』というマンガ本がある。千種はその本のページをおもむろにめくり、めぐみに見せる。
千種「これよ、『巨○回転打法』。まぁ、やっぱりマンガだからできる打ち方なんだけどね。」
めぐみは本に描かれたその場面を見てみたが、しばらく読んで、
めぐみ「(まぁ、できるわけないわね。でも、こんなのを試したいなんて夢想してるんじゃ、こりゃ重症ね)」
168名無しくん、、、好きです。。。:2009/10/03(土) 12:27:43 ID:tOFao0Ol
と、親友の窮状を思うめぐみだったが、しばらくすると黒い考えが頭をよぎる。めぐみ「でも、試してみる価値はあるわよ。この打ち方そのものができなくても、何かヒントぐらいはつかめるかもしれないわ。」
千種「うーん…そうかな。少しでも変わるきっかけが隠されてるかもしれないもんね。でもどうやって…?」
めぐみ「まずはやっぱり形からでしょ、というわけで…こうよっ!」
千種「ちょ、あっ、めぐみ、何する、のっ?ふああぁーっ!」
169本日のスーパーヒーロータイム:2009/10/04(日) 18:38:41 ID:GIypsfMM
6:15 日課の木刀素振りを終え、寮に戻ってくる越後さん
6:20 リビングに下りてきた南さんにぼやく越後さん
     『まったく、みんな休日だと思って何時までも寝てるんだから・・・・』
     聞いているのかいないのか、そのままTVの前に陣取る南さん
6:25 藤原、富沢、橘がリビングに下りてくる
     『お前ら・・・・やる気を出してくれたのか』と感動する越後さん
6:30 そのままTVの前に陣取り、ディケイド@再放送を視聴する一同
     『・・・・あの、南さん・・・コレは一体?』『ああ、今日から再放送やってるの』
    呆然としている越後さん
7:00 食堂に移動し、朝飯を食う一同
7:30 再びリビングに移動し、一同シンケンジャー視聴
8:30 ライダー終了。ロードワークに出発する選手一同
     一人残ってプリキュア視聴する富沢。キレる越後さん

いや、朝ダラダラTV見てて、いきなりディケイド始まってビックリしたわ

>>168
続きは冬の劇場版・・・もといエロパロ板でってな感じですな(笑)
170名探偵・香澄:2009/10/04(日) 23:13:50 ID:nJ5/4yuD
06:30 社長「ちょ、キリりゃん!!これはどういうことぞよ!!私が地味に好きだった
         ネギ坊主がやってないぞよ!!」
      霧子「なに言ってるんです。先週最終回だったでしょ。」
      社長「へ、そうだったの?」
      霧子「先週、殿が起きたの12時30分だっただじゃないですか。だから土曜の
         夜は早く寝ろと何度いえば・・・」
      社長「うぅ〜む・・・シンケンジャーまで1時間か・・・ちょっと一休みするぞよ。」
      霧子「だからそれやるとまた・・・」

13:15 社長「だぁぁぁぁ!!シンケンジャー終わってるぅぅぅぅ!!」
      霧子「だ・か・ら、二度寝するなといったんです!!」
      社長「私の日曜が終わってしまった・・・もう寝るぞよ。」
171レッスル四方山座談会:2009/10/08(木) 22:46:25 ID:kPosDWFD
上原「さて、第六回のお客様はサンダー龍子さんと石川涼美さんでーす!」
龍子「・・・どうも。」
石川「ヨロシクお願いします〜。」
六角「上原の奴、人が変わったみたいだな・・・まぁそれはともかくよく来てくれたな。」
石川「苦労しました〜。龍子よその団体の企画には出ないって駄々こねてましたから〜。」
六角「アタシとしちゃその硬派っぷりが好感持てるねぇ。今時の奴等はどうにも
軽いのが多いからねー。お姉さんとしちゃうれしい限りさ♪」
龍子「アタシは別に・・・レスラーとして評価してほしいだけだし・・・硬派なんて・・」
上原「まぁ私たちの後を継ぐにふさわしい選手であることは確かだ。自信持ってイイぞ。」
ガルム「急に元に戻るなよ。しかし確かに期待が持てるな。」
六角「正直祐希子と市ヶ谷は試合そっちのけで毎度の如く乱闘おっぱじめちまうからな。
未だに落ち着きが足りないと言うか何と言うか・・・トップの自覚まるで無しだ。」
上原「だから正統派が増えてくれるのは大歓迎だ、石川共々な。」
石川「ありがとうございます〜。」
龍子「いいんですかそんな事言って?アタシがアイツ等潰すかもしれませんよ?」
172レッスル四方山座談会:2009/10/08(木) 23:54:39 ID:kPosDWFD
六角「いいねぇ、強気な女は。惚れちまいそうだよアタシゃ。」
石川「誘われてるわよ龍子〜」
龍子「や・・アタシはそういう趣味は
上原「そこ、からかわない!ところで質問ですが団体運営はどうされてるんですか?
個人的にすごく興味があるんですが。」
ガルム「確かに気になるな。」
石川「スタッフは勿論いますけど〜龍子は方針を決めるだけで細かい事務は
私がほとんどやっています〜。経理は小川ちゃんが手伝ってくれますし〜」
龍子「ホント小川が来てくれて助かったよな〜。勢いだけで団体立ち上げた時は
正直どうしようと思ったけどさ〜」
上原「な・・!私は真面目にやって上手くいかないのに・・・そんなイイ加減な・・・」
六角「・・・何か・・・人生の無情を感じるな・・・」
ガルム「世話焼き名人に頭脳明晰な相方・・・恵まれすぎてるな。」
上原「堀や金森じゃ足りないっていうのか・・・こうなったらもっと雇うしか!」
六角「いや、おまえさんの場合は・・・まぁいいや。小川、入ってきてイイよ。」
小川「よかった、ギリギリ間に合いましたね。わたし、小川ひか
上原「小川?・・・頼む!ウチに来てくれ小川ぁ!」
六角「イカン、上原が・・・止めるぞ大将!」
173レッスル四方山座談会:2009/10/09(金) 00:50:11 ID:LlaXZVtL
ガルム「理沙子の次は上原が暴走とはな。どうなってんだ全く。」
上原「よこせー!小川よこせー!」
龍子「渡すかー!石川!小川の右手離すなよ!」
小川「痛いー!助けて下さいー!」
六角「なんちゅう執念だ・・パワー派二人の引きをものともしないとはね・・・だが・・」
ガルム「このままじゃまっ二つだな。」
小川「解説してないで早く助けて下さ〜い!折角出られたのに何でこんな目に私が・・・」

・・・数刻後、小川は虫の息になりながらも何とか救出された。

龍子「よ〜しよくやった石川!小川は絶対に渡さないぜ上原さん!」
上原「そんな・・・もう太平洋女子は終わりだ・・・こうなったら・・・」
石川「ま、まさか・・・自殺する気
上原「メキシコに雲隠れするしか!」

龍子「逃げる気まんまんかよー!」

果たして上原は本当に海外へとんずらする気なのか?借金はどうする気なんだ?

第六回 完
174今週のスーパーヒーロータイム(番外編):2009/10/11(日) 22:23:26 ID:JksgAMo/
地方巡業で、ちょいと田舎な旅館に泊まっている某団体ご一行
土曜の朝、ぶつくさ言いながら藤原がテレビを操作している。目的は当然○スキュー○ァイアーである。

藤原「ここも違う・・・ここも違う」
女将「あー、どうかしただかお客さん?」
藤原「テレビ○京が映らないんだけど」
女将「テレビ東○・・・・あー、12チャンネルか・・・ここいらは映らないよ」
藤原「何故っ!?」
女将「ここらは山に囲まれてるから、あそこの電波は入ってこないだ」
藤原「そんな・・・しくしく(涙)」

他はどうだか知らんけどマジな話、コバ県では映らないところが結構あるのよ。
(山沿いに限らず)
175名無しくん、、、好きです。。。:2009/10/12(月) 13:31:05 ID:x9rHCHv2
地上波に関しては関東圏に住んでる事を幸せと思わずにはいられない。
地方に旅行して新聞のラテ覧を見て四つくらいしか載ってないのを見て
カルチャーショックを受けた。しかもいいともが昼にやってねぇ!
それまで日テレ・TBS・フジ・朝日は地方でも普通に見れると思ってた・・・
176今週のスーパーヒーロータイム:2009/10/18(日) 17:53:16 ID:VFETiP6i
土曜朝八時、珍しく藤原と一緒にレスキューファイアーを見ている龍子さん。

藤原「さあ、そこでグレートワイバーンに合体です!!」
龍子「好きだねえ、毎度毎度・・・・えーと、このドラゴンってのと空飛ぶのと合体するんだよな」
藤原「はいっ、五体合体グレートワイバーンです!!」
龍子「弱くなってないか」
藤原「何がですか?」
龍子「これでも子供の頃はDQとかFFとかやったクチなんだけど・・・・ワイバーンってドラゴンより格下だと思ったんだが」
藤原「言われてみれば・・・」
龍子「合体して格下になるのもどうかなー、と思ったんだけど」
藤原「・・・・うーん、どうなんでしょうか」

と、藤原が考え込んでいるうちにTVからは主人公の絶叫が響いている。
一番いいシーンを見逃した事に気がついて、藤原がへこむのは間もなくの事でありました。
177名探偵・香澄:2009/10/20(火) 11:11:01 ID:lKvHfKJq
 埼玉県春日部市 プロレス団体ガイアーク・本社ビル
 10月18日 AM8:10
社長「・・・・」
霧子「あら、殿。珍しく今週は起きられたみたいですね。」
社長「キリちゃん・・・あ、ありのままさっき、起こった事を話すぞよ。
   私はシンケンジャーを見るべく7時15分に起きて、適当にチャンネルを回していたら日テレで
   なぜかクッキンア○ドル・アイ!○イ!ま○ん!がやっていたぞよ・・・
   何を言ってるのかわからないと思うぞよが、私も何をされたのかわからなかったぞよ。」
霧子「あのぉ・・・殿が何を言ってるのか本当にわからないんですが・・・」
社長「しかし、なんぞよね。シンケンの前にやってるナンチャッテ遊戯王もそうぞよが、最近のアニメは
   オリジナリティーがないぞよね。」
霧子「それを言ったら戦隊やライダーなんて毎年同じようなことやってるじゃないですか。」
社長「さくらぁ〜それを言っちゃぁおしめぇぞよ。」
霧子「誰が、さくらですか!!・・・って、あら電話が・・・こんな朝っぱらから誰かしら・・・
   はい、こちら温室効果ガス25%削減なんてクソくらえな企業ガイアークです・・・
   あら、おはようございます。えぇ、おりますよ。少々お待ち下さい。殿、市ヶ谷さんからお電話です。」
社長「うぉぉ!?き、急に足がぁぁ!?セ○との戦いで痛めた古傷が急に・・・出たいのに、電話に出たいのに・・・」
霧子「・・・さっさと出ないとココに拡散市ヶ谷砲を撃ち込むって言ってますよ。」
社長「もしもし・・・はい・・・はぁ?『伝説の牛を探してこい』って・・・そういうのは私じゃなくて、佐藤や鈴木の
   役目では・・・え、伝説のイカとエビを探しにベーリング海に行ったきり帰ってこないって・・・
   でも、やっぱり・・・わ、わかりましたぞよ・・・はい、必ずや伝説の牛を探しますです・・・ギョイ・レイカ!!」
霧子「・・・・」
178名無しくん、、、好きです。。。:2009/10/20(火) 19:13:05 ID:w2jm7Q2W
>>177
『伝説の牛乳(うしちち)』ならWARSにいますけどね(笑)
牛車部分でふんぞり返る市ヶ谷様がふと脳裏に浮かんだ。
考えてみればアレ、発掘段階ではタダの洞窟だったわけだが>伝説の牛のコクピット
179名無しくん、、、好きです。。。:2009/10/20(火) 20:14:49 ID:YgXBlk5d
>>177
殿、伝説の恐竜と伝説の提灯はいかがなさいますか?
180レッスル四方山座談会:2009/10/24(土) 01:14:49 ID:A+2WkTgC
理沙子「さて第七回の今回は伊達遙さんと草薙みことさんをお呼びして
お送りしたいと思います。」
伊達「・・・ど、どぉも・・・」
みこと「よろしくお願い致します。」
六角「おぅ、こちらこそ。しかしそっちの彼女は大丈夫か?」
理沙子「資料によると彼女、伊達遙は極度の人見知りとあるわね・・・人間不信なのかしら。」
伊達「違い・・・ます・・・あの・・そ・・の・・」
六角「こりゃ重症だな。そっちのみこちゃんはダイジョブなんだろ?」
みこと「あの・・・みこちゃんではなくみことです。それとあの・・・上原さんは何処に?」
理沙子「今日子は・・・メキシコの風になったわ。全く借金を一人で抱え込もうとするなんて・・・
まぁ太平洋女子は私達が手を貸して何とか支えてるけど。」
六角「何が(私達)だ。どうせ市ヶ谷あたりに金払わせたんだろ。お仕置きの一環ってか?」
みこと「え・・?いいんですか?そんなことして・・・」
理沙子「先輩に逆らった場合、どんな命令にも絶対服従。コレは新女の掟よ。」
六角「さらっとデッチ上げんな。ったくアンタは上原には甘いんだからな。」
伊達「こ・怖ぃ・・・あたし・・お金持って・・・ません・・」
181レッスル四方山座談会:2009/10/24(土) 02:30:52 ID:A+2WkTgC
理沙子「・・さて、私のイメージが悪くなる前に本題に入りましょう。
二人が女子プロマット界に入ったきっかけは?」
みこと「うちの団体の社長に巫女レスラーが欲しいって熱心に頼まれて・・・」
伊達「つ・・つよ・・く・・なり・・たかっ・・たか・・ら・・・」
六角「みこちゃんはともかくハルちゃんは以外にマトモな理由だな。リングに上がると
人格変わるタイプ・・・理沙子に近いかな。」
理沙子「ギャップはレスラーとして重要な要素だから。いつの時代もね。」
みこと「ぎゃっぷですか・・・見たことはありませんが何やら凄そうな技ですね。」
六角「・・技・・な・・。そう言えなくもないか・・・ところで二人とも格闘技やってたっぽい
けど何やってた?お姉さんに教えてみ?」
みこと「草薙流古流武術をたしなんでおります。」
伊達「じー・・くん・・ど・
六角「・・古流武術に戴拳道だぁ?ホントかよおい。」
伊達「ジー・・クン・・ドーのま・・ね・・・だ・・け・・」
理沙子「・・まぁそんな所ね。それでも型を見る限りはかなり良いセンスを持っているわ。」
六角「今時の奴が真似るにはなかなかに渋い選択だな。アタシゃドストライクだけど。」
182レッスル四方山座談会:2009/10/24(土) 03:06:35 ID:A+2WkTgC
みこと「あの・・六角さんって一体今幾つ
六角「いっぺん・・・死んでみたりなんかするかいみこちゃん?」
みこと「すいません何でもありませんごめんなさい。」

その時借金取りが会場に乱入!

男A「上原どこだぁ!金返せコラァ!ここにいるのはわかってんだぞ!」
男B「おいアンタ等上原がどこに行ったか知らねぇか?隠すとタメにならねぇぞコラぶっっ
素早く立ち上がった伊達の蹴りが炸裂!
理沙子「伊達さん・・あなた?」
伊達「皆さん・・この場はあたしに。このコーナーを台無しにするような暴漢を
野放しにするわけにはいきません!」
男B「テメェナメんなコラぶっっ
伊達のトラースキックがヒット!会心の一撃!男Bを倒した!
六角「こりゃまた・・たまげたね全く。ここまでくると単なる真似じゃ・・・ん?みこと!」
みこと「助太刀いたします伊達さん!こちらは私が!」
男A「フザケんなコラァ!上原連れてくるかもしくはテメェ等が金かえっっっ
みことの見事な右腕への逆関節極めからの背負い投げが炸裂!
男A「ぐ・・ぐおぁぁぁ・・・!」
理沙子「なんて技のキレ、そして完成度・・・!この娘も本物だわ!」
183レッスル四方山座談会:2009/10/24(土) 03:33:38 ID:A+2WkTgC
伊達「やりますね、草薙さん。」
みこと「いえ伊達さん、あなたこそ。」
六角「いやぁ・・全く上原の置き土産のおかげでとんでもない逸材を見つけたモンだ。
これでアタシ等も第一線を譲れるかねぇ?」
理沙子「あたしは簡単に譲る気は無いけど、確かに素晴らしいわね。弟子は採らない
主義だったんだけど考え直そうかしら。にしても番組メチャクチャね・・・」
男A「な・・なにモンだテメェ等・・俺ともあろぉモンがこんな小娘と年増女相手に・・ぐぇ
六角「 だ れ が ・ ・ ・ 」
理沙子「 と し ま お ん な ですって!!!!!」
・・・男達が血祭りに上げられるのに五分とかからなかったという・・・

みこと「いや、間近で見ると先輩達は実に強いですね・・伊達さん?」
伊達「そ・・そう・・で・・すね・・・」

どうやら伊達は戦いの緊張を感じている間しかまともに喋れなかったようである・・・
いつか克服できるのか伊達!そして巫女目当てで連れてこられた事に違和感は無いのかみこと!
君たちは次世代のエースになれるのか!というかなってもらわなきゃ困るぞ!

第七回 完
184今週のスーパーヒーロータイム:2009/10/25(日) 18:02:42 ID:a6YTLwyR
何気にオタが増殖中の日曜の某団体
6:30 毎度の如く、ディケイド再放送視聴にリビングルームに集まってくる選手一同
     『これが全員早朝練習だったら・・・・』と嘆き気味の越後さん

7:25 朝食をとった後、再びテレビの前に集結する選手一同

7:50 シンケンジャー視聴中
     南「えーと・・・あそこが外れて・・・あれがくっついて」
     藤原「あれ? あそこは頭にくっつくんじゃないの?」
     橘「だから台座と本体の二段構成になるからあそこがああなって・・・」
     南「ええい、ややこしいっ!! 朝比奈、ちょっと富沢と背中合わせに立ってみて」
     ・・・と、辻と榎本が朝比奈にしがみついたり等、しばらく「組体操」が続く

8:10 森嶋「この怪人って・・・・やっぱりアレ?」
     富沢「そう、ゴキ・・・はうっ!!」
     森嶋「・・・すまない、手が滑った」
     藤原「森嶋さんってひょっとして、ゴキブリが苦・・・・ぐえっ!!」
     森嶋「今度は足が滑った」

8:17 金井「そういえばレイちゃんの部屋にもあんな感じのマンガが・・・・」
     森嶋「・・・・あんな・・・マンガが・・・」
     言うなりすっくと立ち上がる森嶋。間を空けず何処かへ駆け出す

数分後、富沢の部屋から悲鳴が上がる。森嶋が富沢の部屋を蹂躙している模様である
『こんなもの! アレが・・・アレがあぁぁぁっ!!』『いやあぁぁぁっ!! 締め切りまで時間ないのにいぃぃぃっ!!(涙)』
185名無しくん、、、好きです。。。:2009/10/26(月) 22:03:29 ID:y5tNFiMF
久々に除いたら色々投下されてるぜ、皆さん乙

>>184
オタ大増殖な素敵団体だなw 森嶋はやっぱ9:30からワンピース見るんだろか
186名無しくん、、、好きです。。。:2009/10/27(火) 11:54:36 ID:kVGxJjfM
本スレで度々盛り上がるのでいくつか妄想してみた。しばしお付き合い願います


〜20XX年末、某日某所〜

MC社長「毎年恒例!団体対抗大麻雀大会〜!(ドンドンパフパフ)
今年も優勝賞金1000000APを勝ち取る為、EXリーグそっちのけで各団体から腕っこきの雀士たちが集まりました!

ルールは二人一組のコンビでのガチンコ。喰いタン、後付け、ツモりピンフ、なんでもアリの持ち点25000点スタート。イカサマはするなよ、絶対するなよ!

半荘終了時にコンビの合計でより多くの持ち点を有していたチームが勝ち星を得ます。

予選終了時刻となった時、多くの勝ち星をあげた2チームが予選勝ち抜けとなり、決勝卓での決戦に進んでいただきます。

予選中は同カードの再試合は出来ません。だから弱いチームと打ち続けて星を稼ぐなんて真似はダメですよ!

ではさっそく予選卓の様子を見ていきましょう」
187名無しくん、、、好きです。。。:2009/10/27(火) 11:55:56 ID:kVGxJjfM
A卓 村上姉妹vs理沙子・上原ペア

上原「…ローピンツモ。タンヤオ、ピンフ。六本場は1200点オール。これで七連荘だな」

千春「(強ぇ…なんだこの速さ。まだ五順目だぞ)」
千秋「(こっちはギッてきてるってのに追いつけやしねぇ。昨年度優勝の看板に偽りなし、か)」
千春「(このままじゃ、マジで役満・若鯉八連荘をあがられちまう!千秋、何がなんでも阻止するんだ)」
千秋「(オッケー。アタシらの本気、見せてやろうぜ)」

上原「ん、ポン。これでテンパイだ。おいおい、現役を引退したロートルより遅いなんて。大丈夫か、お前ら」
千秋「言ってろよ。ポン!」
千春「千秋、それチー」
千秋「お、千春、ポンだ」
千春「チー」

村上姉妹「(これでダブルテンパイ…萬子は全部どちらかのアタリ牌!ソーズのホンイツ気味の上原は死んだ!)」

理沙子「ポンチーよりロンが優先よね?」
村上姉妹「え」
理沙子「あなたたちがどんなに小細工しようとも、私たちには真っ向からそれを叩き潰す実力がある。ロン。大車輪で36000、トビ終了ね」
村上姉妹「えーーーッ!?」
上原「私ばかりに気を取られすぎだ、まだまだ甘いな」
188名無しくん、、、好きです。。。:2009/10/27(火) 11:57:20 ID:kVGxJjfM
B卓 北条・滝ペアvs成瀬・早瀬ペア

成瀬「しかし、寒いなぁ。雪とか敵わんわぁ。お天道様が恋しいわぁ〜……明日はいい陽気やとええなぁ(チラッ)」
早瀬「(天気の話は字牌…視線を下に落としたから『北』が欲しいんだね、唯ちゃん!)」
成瀬「(ナイスアシストや、葵!)おっ、それ、ポ――」

滝「残念だが、頭ハネだよ、バンビーナ。白・中・ドラドラ、満貫」
北条「どうやら、明日も雪らしいな」
成瀬&早瀬「………」


C卓 ちよる・堀ペアvs祐希子・来島ペア

ちよる「(うぅ……またアタリ牌ツモっちゃったよ。今度はゆっこ先輩か。河からはタンヤオ気味に見えるけど、この九萬は切れない。私の『兎』が怯えている……)」
祐紀子「(うっ、五萬!?この子、さっきから油っこいところばっか切ってくるわね)通しよ」
来島「俺も通しだ」
堀「もうこうなったら前進あるのみにゃん!周りは気にせず速攻が私のスタイルにゃん!通らばリーチ!」
ちよる「あっ、猫さん、それはダメ―――」
来島「ロン。リーチ、ドラ四!おっと裏も四つ乗って倍萬だ、悪いな」
ちよる「だからダメって言ったのに……orz」
堀「……ごめんにゃさい」
189名無しくん、、、好きです。。。:2009/10/27(火) 12:00:02 ID:kVGxJjfM
D卓 龍子・涼美ペアvs相羽・美月ペア

美月「ここはリーチです」
龍子「いいのかい?」
美月「はい。残り牌を考えると一発でツモる確率は35.1666%、悪くない。一発ツモならば合計であなた方を上回ることができます」
龍子「つまんねぇ麻雀だな」
美月「勝つ為の麻雀です」
龍子「あンた、背中が煤けてるぜ」
美月「なんですって?どういう意味ですか」
龍子「あンたの背中には一本のベルトも背負えない。ポンだ」

美月「オタ風の『西』をポン?ホンイツですか」
龍子「(ツモを盲牌)『西』カン!」
相羽「カンドラは……『南』!?」
龍子「リャンシャン、ツモ。ドラ七で倍満だ」

相羽「あわわわ、これが『哭きの龍子』……。ここは早アガリに徹して流れを変える!チー」
涼美「うふふ……一つ晒せば己れを晒す」
相羽「ポン!」
涼美「二つ晒せばすべてを晒す」
相羽「も一つポン!」
涼美「三つ晒せば地獄が見える」

美月「…和希、嫌な予感がします」
相羽「これでテンパイ!」
涼美「ロンです。タンピン三色満貫」

ノエル「ヤクタターズがフルボッコ……」
相羽&美月「外野は黙っててください」
190名無しくん、、、好きです。。。:2009/10/27(火) 12:02:25 ID:kVGxJjfM
E卓 カンナ・ライラペアvs斉藤・RIKKAペア

斉藤「テンパイ、大三元白単騎待ち」
カンナ「同じくテンパイ、国士無双白単騎待ち」
RIKKA「…四暗刻、白単騎…」
ライラ「ヒャハハッ!こっちもテンパイだ、字一色白単騎待ち!」

MC社長「うぉ、なんとなく覗いてみたら凄いことになってるな、ここ」
krk「ええ、まぁ、違う意味で別次元の戦いですね」
MC社長「どゆこと?」
krk「全員積み込んでます」
社長「……」
krk「全員すり替えてます」
社長「いいの、それ」
krk「速すぎて見えないので誰もアヤつけられません。バレて捕まらなければセーフです」

ライラ「ひゃははは!おら、ツモだ!4000オール。カンナ、もたもたしてるとお前も喰っちまうぞ!」

カンナ「……」
斉藤「……」
RIKKA「……」
ライラ「誰かなんとか言えよ、コラ」
191名無しくん、、、好きです。。。:2009/10/27(火) 12:13:21 ID:kVGxJjfM
F卓 神田・六角ペアvs富沢・QTペア

六角「だからぁ、茨城はいいとこなんだって。空も青いし。おっと幸子、その發ポンだ」
QT「(空も『青い』で緑ポンね)」
富沢「(さっちんがトスして六角さんがあがる。典型的なコンビ打ちか)」

六角「喉渇いたね、なにかいい酒ないの?」
QT「(いい酒…イーソー待ちかな。この程度で博打堕天使ことQTに勝とうなんて片腹痛い。この大三元をちゃちゃっとあがって次の獲物を――)」
六角「どこ見てるんだい?余所見してると大怪我するよ。うちの幸子の左ストレートは剃刀並みによく切れるから」
富沢「え?」

神田「ツモりました。メンゼン・ピンフ・イーペーコー・チンイツ・ドラドラの一気通貫(ストレート)。数え役満です」

QT・富沢「(ぐにゃぁ〜)」
QT「(油断。まさに油断。己の首に手を掛けた死神の姿に気付きもせず、ただのうのうと振る舞い続けた馬鹿。なんたる馬鹿。その報い。大きな代償。あまりにも大きな。大きすぎる代償。命取り。もうすべてが命取り)」
富沢「ざわざわ」

六角「…二人とも大丈夫かい?なんか顔が四角ばってきてるよ…」
富沢「雰囲気作りです。気にしないでください」
QT「私より麻雀の強いレスラーがいるなんて……さっちゃん、どこで麻雀覚えたの?」
神田「祖父が。ちょっと名の知れた麻雀打ちだったそうで」
富沢「お祖父さん、お名前は?」
神田「傀といいます」
192本日のスーパーヒーロータイム:2009/11/01(日) 23:32:03 ID:9fgPfQNH
7:30 毎度の如くシンケンジャー視聴中の選手一同。もはや諦めの境地の越後さん
     藤原「もはや定番のネタですね。『黄色とカレーの組み合わせ』って」
     南「うちのカレー好きは青いけどね」
     祐希子「なんだかカレーが食べたくなるわねえ」
     南「コレ見てなくても、年中カレー食べてるでしょあなたは」

7:57 南「さてと・・・そろそろロードワーク行くわよあんた達」
     越後「今日は早いですね。いつもはライダー見てからなのに」
     藤原「今日はお休みですし・・・・それにイヤな予感が」
     南「さっきから祐希子がうずうずしてるし・・・・越後もさっさと外に出たほうがいいわよ」
     越後「?」

8:10  一同がロードワークに出かけ、リビングルームには祐希子と越後が残っている
     祐希子「よしっ、決めた」
     越後「何をですか?」
     祐希子「今からカレー作る。お昼には美味しいカレー食べさせてあ・げ・る♪」
     越後「・・・あ、私も今からロードワークに・・・」
     祐希子「何言ってんの。あんたはこれからカレー作り手伝うの♪」
     越後「はあ・・・・」

12:00 食堂にて・・・昼食の時間だというのに誰も戻ってこない。
     祐希子「誰も戻ってこないわねえ。せっかくたくさん作ったのに」
     越後「むしろ、これを予想したからこそ戻ってこないんじゃ?」
     祐希子「ま、いいわ。この量を独り占め・・・・幸せ〜♪」
193名無しくん、、、好きです。。。:2009/11/11(水) 07:30:47 ID:xQzH3rhE
保守
194地獄のおとしもの:2009/11/15(日) 00:21:50 ID:uCnGULV7
ghn過ぎるんでエロパロに投下しようかとも思ったが妄想スレに投下

某月某日某会場

霧子「へぷしっ!」
社長「霧子君どうした?顔が赤いな、風邪でもひいたか?」
霧子「ええ、なんだか今朝から寒気がするんですよ、どうしたのかしら…」
社長「今日の興行もそろそろ終わるから、早く帰った方がいいかもな
   (それにしても今日の霧子君は普段と違う色気が出てるな…何故だろう?)」

??「キャーッ!」

更衣室の方からつんざく様な悲鳴が聞こえた。
すでに更衣室には数人の選手が集まっていた。

藤原「だれがこんな事を…汚らわしい!」
真鍋「大胆にも程があるよねー」
社長「どうした!何があった?」
少し遅れて霧子も駆けて来る。
金井「社長〜、アレ…えぐっ」
金井が涙ぐみながら社長の胸に飛び込んできた。さっきの悲鳴は金井のもののようだ。
金井は更衣室の椅子を指差した。茶色い布のようなものが垂れ下がっている。
藤原「ストッキングです。その…、汚れた…」
藤原はすこし顔を赤らめた。
真鍋「すっごいよねー、こんな所で。しかも伝線どころじゃなくて引きちぎって裂きましたって感じにボロボロだし。」
真鍋はストッキングと呼ばれる物体を指でつまみ、広げた。
引き裂かれた薄布には白濁した粘液が付着している。
195地獄のおとしもの2:2009/11/15(日) 00:24:02 ID:uCnGULV7
真鍋「なんつーの?ケモノ?アニマル?プレイ激しすぎだよね」
藤原「プレイって、そんなあからさまな言い方!」
真鍋「どっちかって言うと婉曲表現だけどなー。あからさまにいったらセック…うっぷ」
真鍋の口元を太い腕が巻きついて塞ぐ。
小鳥遊「そこまでにしとけ。なあ社長、更衣室はこの有様だ。
    金井ほどじゃないにしてもみんな突然の事に不安になっている。
    どうしたらいいと思う?この部屋は臭くてもう使えそうにないんだが。」
そう言われて、社長は初めて更衣室内の異臭に気付いた。
磯の匂い、それよりも特定の海産物、イカのような匂いが部屋には立ち込めていた。
社長「そうだな…俺も何が何だか分からないんだが、部屋を変えないとな…
   霧子君、ここで他に着替えに使えそうな場所はあるか?」
胸元の金井をなだめるように頭を撫でながら霧子に目を向ける。
霧子「あ、ハイ。スタッフルームを借りて対応、とかになりそうですが…」

藤原「待って!」
藤原が突然声を荒げる。
藤原「霧子さん、おかしいです。いつものあなたらしくない…」
小鳥遊「どうした、霧子がどうしたって…。……!
    イヤ、まだ決め付けは良くないが、社長、アンタって人は…!」
藤原と小鳥遊の顔つきが急に険しくなる。遅れて真鍋も何かに気付いたような顔をした後、ニヤニヤといやらしい笑みを浮かべた。
社長「どうしたんだよ、みんな…」
霧子「私にもサッパリ…」
藤原「白々しい…!」
霧子と社長を藤原は睨み付けた。
小鳥遊「藤原、言ってやりな」
藤原「き、霧子さん!ス、ストッキングはどこに履き忘れたのですか!?」
藤原の声は震えていた。顔も少し青ざめている。
霧子「えっ!あ…だから今日寒かったのね。やだ、あたしったら」
霧子は少しビックリしたが、すぐに冷静を取り戻した。
社長「うおっ、生足!そっかあ、だからかぁ」
社長は霧子の下半身をまじまじと見ながら、妙に関心した顔でうなづいた!
196地獄のおとしもの3:2009/11/15(日) 00:25:30 ID:uCnGULV7
藤原「ま、まだ言わなければならないんですか!
   こ、ここで霧子さんと、社長はストッキングを汚すような事を…事を…うっ、うええーん」
藤原が膝から崩れ落ちた。大粒の涙をポロポロと床に落としている。
金井「え、そんな…社長が…イヤッ!」
金井はさっきまで抱きついていた社長を突き飛ばし、後ずさりした。顔には怯えの表情が見て取れる。
真鍋「ニヒ。社長〜、ここまで決定的な証拠が出たんだし、観念したら?
   霧子さんもさっきから顔赤くていかにも事後って感じなんだし」
霧子「ち、違うわ!今日は風邪気味なだけで、社長とはなにも…」
熱が出ているのだろうか、少し潤んだ目で霧子は社長を見つめた。
社長「ええと、その…」
小鳥遊「なあ社長、俺もこの世界長いけどよ、こんなのは始めてだわ。
    金井と藤原泣かせて、何もありませんでした、で終わるとは思ってないよな?」
小鳥遊が怒っている。試合で見せる判り易いとは違う。義憤に駆られた静かな怒りが目に燃えている。
社長「霧子君、助けて…」
霧子(ここで濡れ衣と否定しても最悪団体が割れる可能性がある…
   ならいっそのこと嘘でも認めて既成事実として社長に迫るという手も…)
社長「ねえ、霧子君、黙ってないで何とか言ってよ、ねえ!」
藤原「私もう…こんなとこにいられない」
俯き、地面を見つめたまま藤原は立ち上がり、泣きはらした顔を拭う事もなく控え室のドアに手をかけた。

ドンッ

藤原が部屋を出ようとすると、出会いがしらに何物かにぶつかった。
197地獄のおとしもの4:2009/11/15(日) 00:26:58 ID:uCnGULV7
ライラ「ってえなぁ。どこ見てんだコラ!」
藤原「えっ、あの…すいません」
ライラ「アァン?オイ、お前藤原だよな。どうしたんだよ…いつもならここでつっかっかってくるところじゃねえか」
張り合いが無いどころか、精彩を欠いた藤原にライラは困惑した。
そして更衣室を一瞥すると、不機嫌な顔になった。
ライラ「一体全体どうしたんだよ。こんなところに雁首そろえて。
    ガルムは怒って金井は泣いて、藤原はこのザマだし、真鍋は…相変わらずバカか。
    大体なんで女子更衣室に社長が居るんだよ。キモいな。」
真鍋「ライラ姉さん、事件っすよ。コレ。社長と霧子さんのスキャンダルの決定的証拠がここに。」
重苦しい空気の中、一人だけハイテンションで真鍋は嬉しそうにストッキングを高々と掲げて振った。
ライラ「手前!なにやってやがる!」

ごすっ

真鍋「っつー。なんであたしが殴られないといけないんだー!
   冷酷無比、悪逆非道、鬼畜ヒールのライラ神威ギミックチェンジの兆候か!」
真鍋は頭頂を押さえてうずくまる。しかし口の勢いは止まらない。
198地獄のおとしもの5:2009/11/15(日) 00:27:52 ID:uCnGULV7
ライラ「人のストッキング振り回すんじゃねえ、バカ!」
金井「え、ライラさんの!?」
全員の視線がライラに集中する。
ライラ「な、なんだよ。捨てたつもりの物でも下着を振り回されたら殴るだろ、普通」
小鳥遊「殴るのが普通かどうかはさておき、そのストッキングはお前のものなのか?ライラ」
ライラ「だったらなんなんだよ。」
藤原「霧子さんじゃ、無い…!?」
藤原の目に少し光が戻る。
霧子「どうやら私の濡れ衣は晴らされたようですね。
   (思い切った手に出ないで良かったわ)」
社長「そうか、ライラのか。全く人騒がせだな。じゃあこの件はこれでおしまい、と」
真鍋「は行かないよね、社長。」
社長「え、なんで?」
金井「ストッキングは霧子さんじゃなくてライラさんのものだと分かりましたが、その…」
真鍋「ストッキングに付着したイカ臭い粘液はどう説明するの?」
真鍋は社長の鼻先にストッキングを突きつける。思わず社長は顔を退けた。

ぼすっ

ライラ「人のストッキングを男に嗅がせるな!」
真鍋「うう、女の子のぽんぽんを殴ってはいけませんと小学校の時に習いませんでしたか…」
真鍋がまたうずくまる。今回は静かになった。
金井「どうなってるんですか、社長!まさか社長は霧子さんじゃなくてライラさんと!」
霧子「そうなんですか、社長」
さっきまで自分に疑惑の目が掛けられた事など全くなかったように、霧子はわざとらしく驚いた顔をした。
199地獄のおとしもの6:2009/11/15(日) 00:28:59 ID:uCnGULV7
社長「え、いや、それは、」
小鳥遊「それは無いんじゃないのか?なあライラ、悪いがそのストッキングのことを話してくれないか。
    こいつらはお前と社長がデキてると勘繰っている」
ライラ「オレがぁ?社長と?クックック、そいつはケッサクだな。
    それでか、藤原がしょぼくれてる訳は。
    藤原、お前こいつのことが好きなの?」
藤原「えっ!その、す、す、すすす好きなんてそんな!」
急に振られた質問に藤原は照れて両手を宙に向けて振り回す。
ライラ「元気出てきたじゃねえか。じゃあ、オレと社長がここでつがったりしたとしたら、どうすんだよ」
藤原「…潰す」
急に思いつめた表情に戻る。目には殺意に近いものが宿っている。
ライラ「霧子じゃ落ち込むだけで、オレだと潰すか。安く見られたもんだな。
   『ねえ、社長。あたしもうこの関係を隠し通すのに疲れちゃった。
    こうなったら公表して籍入れましょう』」
妙な声色を出してライラは社長にしなだれかかった。
藤原「ライラぁ…」
藤原はギリギリと奥歯を噛み締める。
真鍋「あ、あたしのポジションとキャラを奪うなーっ!」
真鍋がいつの間にか復活した。
ライラ「『あたし、血を見ると興奮して体が火照ってきちゃうの。
    あなたの凶器で制裁して欲しいナ』なーんて事
    出来るか!するわけがねえだろ!気持ち悪い!」
ライラは社長を突き飛ばした。

べしっ

ライラの平手打ちが真鍋の頬から下、顎を揺らすようにヒットした。
真鍋「なぜ、あたしなんだーっ」
ライラ「なんとなく」
200地獄のおとしもの7:2009/11/15(日) 00:30:38 ID:uCnGULV7
小鳥遊「あんまり藤原を挑発するな。ライラ、社長とは何も無いんだな。」
ライラ「ねえよ。」
金井「じゃあ白いアレは…」
霧子「社長、まさかおひとりで…」
藤原「そんな、社長がライラさんに片想いなんて…」
藤原の顔がまた曇り始めた。忙しい事この上ない。
社長「し、してない、誓ってそんなことはしてない!し、信じてくれ!」
金井「でも、そうだったら全ての説明がつきます。
   更衣室でライラさんが脱ぎっぱなしで捨てたままのストッキングを社長が発見、
   そのまま更衣室内で行為におよんだ、と。」
周りが騒ぐので、逆に金井は冷静を取り戻しつつある。
真鍋「うわあ、変態さんだぁ…『ド』がつくよね、それは」
サキュバス真鍋、本日3回目の復活である。
社長「お、俺はやってない。潔白だ!信じてくれ、みんな!」
霧子「しかし、関係者以外立ち入れないここで男性特有の液を吐き出せるのは社長しかおりませんが…」
小鳥遊「度を過ぎたファンにはいないことは無いが、社長がこんなことするなんてのは前代未聞だな。
    秘書と関係があったほうがまだマシだってもんだ。」
社長「頼む…、違うんだ、これは何かの間違いで…」
先ほどから社長はイヤな汗が止まらなかった。足が震える。
201地獄のおとしもの8:2009/11/15(日) 00:32:31 ID:uCnGULV7
ライラ「なあ、ちょっといいか。お前らが社長を追い詰めるのが面白いんで黙ったが、社長はヤって無いと思うぜ」
金井「だって、この匂いは社長しか出せないって霧子さんが」
ライラ「その言い方は微妙に間違ってる気もするが、オイ、真鍋。
    お前俺の前の試合でリングに何投げた?」
真鍋「え、あー、いや、えへへー、何だったかなー」
真鍋は視線をそらし、天井を見上げた。
ライラ「マット界に触手の新風を!とか抜かして生きたイカを一本投げ込んでたよな」
真鍋「あー、えと、亜魅ちゃんが深遠なる者の眷属だって言うから…」

ドテポキグシャ

地獄落としのみでは起きないような音が更衣室内に響いた。
真鍋「し、しどい…」
小鳥遊「なるほど。じゃあ液体の方は?」
ライラ「今日の対戦相手見りゃわかるだろ。パワーボムを3回もウラカン・ラナで返したからな。
    汗と混じってああもなるさ。」
金井「えっと、それって相手の顔から落ちたって事ですよね」
霧子「そうなりますね。」
藤原「つまり理沙子先輩のメイクが、と」
真鍋「和美ちゃん、あからさまなこと言うねえ」

一同「なーんだ、そうだったのか。ハッハッハ」

ゆらり。空気がゆがんだ。
数メートル先の壁越しの足音が誰のものか、全員に分かった。
彼女が来る。おそらく無事で済むものは一人もいないだろう。
俺たちの撤退戦(たたかい)はこれからだ!
ID:uCnGULV7 の次回作にご期待ください。
202名無しくん、、、好きです。。。:2009/11/15(日) 11:54:15 ID:9vsczwq4
何という神をも恐れぬオチ…おや、ID:uCnGULV7宅に宅急便が
203名無しくん、、、好きです。。。:2009/11/19(木) 00:53:38 ID:MwWltiH0
旧作ファンの俺にとっては悪意のこもった作品としか受け止められない。  
204名無しくん、、、好きです。。。:2009/11/19(木) 19:23:31 ID:5+c1fCIx
rskオチは安易というか、一定の笑いがとれてしまうところが問題だな。
旧作ファンを満足させなくても、ヨゴレを出さずに済むSSの書き方は無いものかな。
205名無しくん、、、好きです。。。:2009/11/19(木) 19:50:42 ID:TuvB1kkT
ドタバタお笑い路線だと大なり小なり貧乏クジ引く人は出てきちゃうからねぇ
ネタにされるのをオイシイと思うか悪意がこもってると感じるかは個人の感性にもよると思うし

キャラの特徴(2次創作的なアレコレ含む)より話の展開・シチュエーションでオチを付けるようにすれば波風立ちにくいかも
206名無しくん、、、好きです。。。:2009/11/20(金) 12:06:38 ID:OC1tzQEW
旧作からのrskファンだが絵的には間違いなく美人だからババァや厚化粧扱いでも笑っていられる。むしろ乗る。
実際、口紅がひいてあると私服時より若干老k…大人に見えるしな!

まあ、楽しく読んだ旧作ファンもいるんだぜってことで。
長編乙。次回も期待してるよ。
207名無しくん、、、好きです。。。:2009/11/20(金) 21:22:25 ID:Qm9OJnk+
下品なネタならエロパロスレでやりゃよかったのにな。
20810:2009/11/20(金) 23:43:22 ID:Dj5B56Oc
時は流れる

寒さがこたえるようになってきた11月下旬。ニールセンズと桜井千里は社長室に呼ばれていた。
カレン「ニールセン一派入りま〜す」
千里「ナチュラルに私まで『一派』に入っているのはどういう事でしょう」
ヘレン「細かい事は気にしない気にしない♪ ま、いつもつるんでる事だしね」
千里「・・・・いまひとつ納得がいきませんが」

社長「お前達3人に雑誌のグラビアのオファーが来てるんだが」
千里「水着ですか?」
ヘレン「ヌード?」
カレン「百合だったら出版社に殴りこむわよ」
社長「全部ハズレだ。ファッション雑誌でちょっと冬物のモデルをな」
ヘレン「あ、アタシ一応EWA所属だし・・・うちのボスに話通さないと色々面倒が」

にっこり笑ってヘレンに電話を差し出す霧子。早速EWAのオフィスに連絡し、事情を説明する。
『あ、いいよ別に』・・・EWAオフィスの返答は実にあっさりした物であった。拍子抜けするほどに・・・。
ヘレン「・・・・あたしのヨーロッパでの存在が薄くなってるような気がするんだけど」
千里「このところしょっちゅう来日してましたし、ある意味仕方の無い事では」
カレン「当たり前だけど、ヨーロッパでも平等に時間が流れてるって事ね♪」

そう・・・・時間は平等に流れる・・・・日本もヨーロッパも。
所変わってロンドンの某会場。EWAのイギリス興行。
EWAヘビー級タイトルマッチ:ナスターシャ・ハンvsウィン・ミラーの真っ最中

「ひえぇぇぇっ!! 殺されるうぅぅぅぅっ!!」 情けない声をあげてリング上を駆け回る(文字通り)ミラー
「ええい・・・走って逃げるな!! せめてフットワークくらい使え馬鹿者」とセコンドのマリア・クロフォードの激が飛ぶ。
ハン「・・・人聞きの悪い事を言わないでくれる? ちょっと眠ってもらうだけよ」
ミラー「ナイン!! 『永久に』がつくから絶対にイヤです!!」 (続く)
20910:2009/11/20(金) 23:44:46 ID:Dj5B56Oc
続き〜
「捕まえた♪」
健闘むなしくミラーの逃亡は唐突に終わりを告げた。あっという間に転がされ、そのままアキレス腱固めにもっていかれる。
ミラー「あだだだだだ!! 死ぬ死ぬ死ぬ!!」
ハン「大げさねえ、骨の一本二本折れたくらいで死にやしないわよ」

顔色一つ変えず、冷酷な台詞を吐くハンにミラーの背筋が凍る。自らも関節技主体だけに完璧に決まった関節技からは脱出不能な事はよく分かっている。
そしてハンがそれを実行する事に躊躇しない事も・・・・
『ギブ・・・』 降参しようとそこまで口に出したところで場外のマリアと目が合った。

マリア「ギブ・・・・何だって? ま・さ・か、ギブアップではないだろうな」
ミラー「・・・は・・・ははは・・・まさか、そんな事は・・」(乾いた笑い)
マリア「それなら明日から、人体実験フルコースの日々が待っているぞ」
手にしたムチを鳴らして恫喝する。『前門の虎(この場合むしろ毒蛇)、後門の狼』を地で行く状態である。
どちらにしてもロクなことではない。

ハン「ギブアップ?」
ミラー「ギブ・・・ギブ・・・ギブミー・・・ギブミーチョコレート!!」
マリア「よろしい・・・後はとりあえず頑張ってロープに逃げろ」
ハン「チョコ? 何よそれは・・・・とりあえず一本もらっておくわ」
ミラー「嫌ぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
偶然か、火事場の馬鹿力か・・・・苦し紛れに振り回した左足がハンの端正な顔にめり込む。
思わぬ反撃にホールドが緩み、その隙にどうにか脱出するミラー。
ふとハンの顔を見ると、口の端から血が流れ・・・目つきが変わっていた。口にこそしないが、その表情は『コロす』とはっきり語っている。

マリア「落ち着けミラー・・・・冷静さを欠いたハンなど恐れる事はない」
ミラー「そ・・・そうですよね・・・はは・・・」
穏やかな表情で殺気を撒き散らしてハンがにじり寄ってくる。殺人サイボーグが手負いの狼に代わったところで危険さにどれほどの違いがあるというのだろう。
『・・・・前言撤回(汗)』 (大ピンチのまま続く)
21010:2009/11/20(金) 23:45:49 ID:Dj5B56Oc
続き
『人が人を殺そうと決意する瞬間は意外に静かな気持ちになる』 某ブランド総帥の言葉だ。
聞いたときには笑い飛ばしたものの、目の前に『実例』がいては笑うどころではない。
むしろスプラッター映画で殺人鬼に追い詰められたヒロインの心境である。
にじりよるハンの圧力に押されて後退するミラー。気が付けばコーナーポスト間近まで追い詰められている。
ハン「覚悟しなさい・・・これからサンボの恐ろしさを骨身に染み込ませてあげる」
ミラー「笑って許しては・・・くれませんよね」
ハン「答えは当然『二エット』よ」

言うなり低い姿勢からのタックルを敢行する。押し倒されれば、あとはあちらこちらの関節を片っ端から外されるだけだ・・・・
そんな未来図がミラーの脳裏をよぎり・・・・苦し紛れの張り手が繰り出された。

『来ないでえぇぇぇぇぇっ!!』
タックルに来るハンの顔面にカウンターで張り手が炸裂し、ハンの動きが止まる。
一瞬持ちこたえてミラーを睨みつけ・・・・そのまま崩れ落ちた。
レフェリーがハンに駆け寄り状態をチェック・・・・完全に気絶している。本部席にゴングを要請するとミラーの右手を高々と差し上げた。

ミラー「一体何がどうなって・・・」
マリア「うむ、いわゆる『イヤボーン』というやつだな」
ミラー「それ・・・・絶対間違ってます」
打撃系格闘技で稀に見られる現象だが、張り手やパンチがいいタイミングで入ると脳が揺らされ、一瞬で意識を刈り取る。
そして今回『それ』が起きた。まぐれの典型のような勝利ではあるが勝ちは勝ちである。

○ウィン・ミラー (KO) ナスターシャ・ハン● ※タイトル移動
ミラー「私が・・・EWAチャンピオン・・・・」
マリア「褒められた内容ではないがな。まあ、くれる物はもらっておけ」
何はともあれ新チャンピオン誕生したところで続きます
21110:2009/11/20(金) 23:47:14 ID:Dj5B56Oc
続き
タイトル移動より数日後。ロンドンの某ジムにて
マリア「さてと、まぐれとはいえチャンプになったんだ。王者として恥ずかしくない試合ができるように鍛えねば」
ミラー「・・・はあ、やっぱりこうなりますか」
マリア「特訓メニューは色々考えてあるぞ・・・・人体の構造を把握するために納骨堂で骸骨磨きとか」
ミラー「私は仕立て屋になる気はありません」
マリア「他にも『滝が切れるまでキック』『ジープで追いかける』等があるぞ」
ミラー「どこから仕入れた情報か想像がつきますが・・・・」
マリア「まあ、最初は私とスパーリングから始めるとするか」
ミラー「嫌あぁぁぁぁぁっ!! 人体実験は嫌あぁぁぁぁぁっ!!」


エピローグ
再び日本。寮のリビングにて
カレン「ウィニーが新チャンピオンねえ・・・」
千里「でも、今行方不明みたいですよ。なんでもリターンマッチに備えて秘密の特訓とかで」
ヘレン「ま、あんた達も負けてられないわよ」
カレン「はーい」

(ぴんぽーん)
千里「誰か来たみたいですね」
カレン「・・・ちょっと見てくるわ」

『ウィニー!? なんであんたが日本にいるのよ』
玄関に立っていた人物を見て驚くカレン。それは大荷物を抱えたウィン・ミラーだった
ミラー「先生から逃げ出してきました。なんでもしますから雇ってください(えぐえぐ)」
千里「・・・・元ネタ的にはジーナさんかシエラさんが順当かと」
このスレで何人がわかるんだそんなネタ(終わり)

昔、ハヤブサの試合だと思ったけど『掌打かパンチがいいタイミングで顎に当たって突然KO』
てのがあったの思い出したもんでなんとなく。
212名探偵・香澄:2009/11/21(土) 01:31:18 ID:nP6uaVXC
 埼玉県春日部市 プロレス団体ガイアーク本社
霧子「あ!?殿、殿!!見て下さい!規制解除されたみたいですよ!!」
社長「・・・・」
霧子「殿、いつまでボーっとしてるんです?もう森高さんの出番は終わっちゃいましたよ。」
社長「はぁ・・・二人も子供産んで40歳なのに・・・なんでアンちゃんの嫁になっちゃったのかなぁ・・・」
霧子「殿、素になってますよ。それにこないだまでシンケンピンクの娘と結婚する!って息巻いてたじゃないですか?」
社長「同じ40歳でもこうも違うものかねぇ・・・(チラリ」
霧子「な、なんです、その目は!!そもそも何でそこで私を見るんです!!いつ私が40歳になったっていうんですか!!」
社長「四捨五入すれば40歳ぐらいじゃん・・・」
霧子「・・・殿、『一瞬で逝ける死』と『長い苦しみを味わいながら逝ける死』の選択権をこれまでの誼で選ばせてあげますよ。」
社長「ハッ!?わ、私はいったい・・・ここは誰ぞよ?私はドコぞよ?あ、キリちゃん!?今、何が起きたんぞよ?私、何か言ったぞよ?」
霧子「良い根性してますね・・・殿って絶対ろくな死に方しませんよ。きっと・・・」
社長「そんなことはともかく、今回の規制はいやに長かったぞよね。」
霧子「だから言ったんですよ、ちゃんと政治献金して根回ししておけって。」
社長「その政治献金のせいで私が逮捕されそうになっちゃったぞよ!」
霧子「その時は私がちゃんとこの会社を乗っ取って・・・否、守って差し上げますよ。」
社長「なんかさぁ〜最近、景気悪いぞよ?グッズ販売も下降気味だし、何か対策練っておかないと献金するお金もなくなっちゃうぞよ。」
霧子「確かに・・・政府がデフレ宣言しちゃいましたからねぇ・・・やはりココは起爆剤になるような何かが欲しいですね。」
 その時である。どこからともなく陣太鼓の音が二人の耳に飛び込んできた。
霧子「と、殿!?久々に来ましたよ!!」
社長「最近、出番減ってきたから我慢できずに動いたぞよか?」
 鳴り響く陣太鼓の音と共に白い陣幕引かれ、その中から現れたのは・・・
213名探偵・香澄:2009/11/21(土) 01:32:01 ID:nP6uaVXC
市ヶ谷「そこまでですわ!外道衆!!」
社長「だからウチは外道衆じゃなくてガイアークぞよ。」
市ヶ谷「お黙り!!さっきから聞いてればなんです!アラフォー二人が雁首揃えて・・・あぁ情けないですわ!!」
霧子「市ヶ谷さんにはこの現状を打開する手立てがあるんですか?」
市ヶ谷「勿論ですわ!!今日のMステを見ても一目瞭然、やはり愚かな俗人はカリスマ的アイドルを求めているのですわ!!」
霧子「それって・・・なんか去年も似たような台詞を聞いたような・・・」
市ヶ谷「美貌、カリスマ、智謀、経済力・・・全てを備えたこの私こそ、愚かな俗人を明るい未来へと導くアイドルに相応しいのですわ!!」
社長「そう言って去年R3-プリンセスで大コケしたぞよ・・・あの損害は大変なものだったぞよ。」
 市ヶ谷の放ったハリセン丸の一閃が社長の顔面に直撃!!
市ヶ谷「あれは私のせいではなく他の二人が私のレベルに追いついていなかった結果ですわ!この美人名探偵市ヶ谷麗華が華麗に
    ソロデビューすれば世界の音楽界に旋風を巻き起こす大ヒットになること間違いなしですわ!!
    と、いうわけでそろそろ行きますわよ。貴方達も同行なさい。」
社長「へ、どこへ行くんぞよ?」
市ヶ谷「NHKに決まってるじゃありませんの!!今年こそは大晦日のあの番組に大トリで出場してさしあげましてよ。」   
霧子「と、殿・・・私・・・以前亡くなった祖母の遺言で『絶対に渋谷には行ってならない』というのがありまして・・・」
社長「う、うぉぉ!?き、急に腹がぁぁぁ!?魔人ブゥとの戦いでおった古傷が・・・行きたいのに・・・麗華様と一緒に行きたいのに・・・」
市ヶ谷「モーモーバズーカ、ハリセン丸セット!!成敗ですわ!!」
霧子「と、殿!?気を取り直して行きましょうか?」
社長「そ、そうぞよね・・・なんか急に腹の具合もよくなったぞよ。」
市ヶ谷「安心なさいな。もし彼奴らが私の提案を拒否するよならドゴス・ギアに搭載した新兵器『ハイパー市ヶ谷砲』で渋谷一帯を
    消し去ってやるだけですわよ・・・オーホホホホホホホ!!」
社長「キリちゃん・・・今年の正月は塀の中で迎えることになりそうぞよ。」
霧子「今のうちに優秀な弁護士の手配とコネのある政治家に献金の用意をしておきます。」
214名無しくん、、、好きです。。。:2009/11/21(土) 13:50:27 ID:FGRmxD+Y
>>208-211
公式に「気弱」設定のある
ウィン=ミラーですが……
ちょっと腰がなさ過ぎませんか?

>掌打かパンチがいいタイミングで……

大相撲では、旭道山の張り手が伝説的。
そのあまりの効きっぷりに、協会側も
反則技に「鬢を張る」を追加しようと
したほどでした。
215名無しくん、、、好きです。。。:2009/11/21(土) 14:48:57 ID:f+kCCbsG
そりゃあ力士の張り手は人を殺せるから。

>>212-213
規制解除オメ、相変わらず無茶するな市ヶ谷様は。
あ、どうやらお便りが来ているようなので紹介します。
「市ヶ谷様はシロッコを意識しているようですがあの輪っかを頭にはめたり
しているのでしょうか。手下全員にもはめさせたりしているのでしょうか。
気になって夜も眠れません。」PN.どこかの名無しさん

なるほど・・で、実際の所どうなんですか?教えて下さい市ヶ谷様。
216名無しくん、、、好きです。。。:2009/11/21(土) 16:09:53 ID:yRWC8Oi8
>>215
社長「成瀬・・・まさかお前のハチマキの下には・・・」
成瀬「い、嫌や! それ以上言わんといてぇな!」

市ヶ谷「おーほっほっほ! 気付かれた以上、お仕置きですわ。観自在菩薩・・・」
成瀬「輪っかが、輪っかが食い込む! うちの頭が割れる〜!」
社長「成瀬ー!」


霧子「・・・それ・・・作品違うから・・・」
217名無しくん、、、好きです。。。:2009/11/21(土) 18:37:27 ID:NOmsy4rZ
>>214
>ちょっと腰がなさ過ぎませんか?
『押しが弱い』と言うか『気弱』レベル、個人時には「ジーナよりはマシ」程度の認識でしたが、
ちょっとやりすぎだったかと反省。さじ加減が難しいですわ。


ジーナ「どうしよう、どうしよう・・・ねえ、どうしよう(はわわ)」
武藤「なんとかしてくださいよ、この絶望ガイジン」
成瀬「ああ、気にせんでええ。それで正常や」
ジーナ「どうしよう、どうしよう・・・ねえ、どうしたらいいの?」
武藤「まず、あんたをどうしたらいいのよっ!!」

こんなんがふと脳裏に浮かんだものの、ジーナがこのレベルかねえ。
ミラー→素のロンドン支店長
ジーナ→テンパリモードのロンドン支店長
、と。かなりヒト選ぶ例えであるが。
218名無しくん、、、好きです。。。:2009/11/21(土) 19:44:14 ID:Q73T9+3I
ミラーが気弱キャラで違和感覚えちゃうのはきっとwide2と末次のせい
こんな可愛かった時期もあるんやで
ttp://ffl.sakura.ne.jp/wa/wav3/me_win.htm
219名探偵・香澄 番外編:2009/11/22(日) 01:54:05 ID:3X2WYr4o
 昔々あるところにシンデレイカという少女が継母一家と共に暮らしていたのでございます。
義理姉1「オラオラ、シンデレイカ!!これが今日の洗濯物や!!しっかり洗っときや!!」
シンデレイカ「あぁ・・・義姉上、またこんなに汚し物を・・・」
義理姉2「ち、ちゃんと洗っておいてね・・・べ、別に今日中じゃなくてもいいから・・・」
義理姉1「何をそんなにビクついてんねん!っていうか、ウチはともかく鈴木とかカニとかいう表示がないと誰かわからんやん。」
義理姉2「そ、そんなことは・・・ねぇシンデレイカ?」
シンデレイカ「オーホホホホホ!!嫌ですわ、義姉上。私が義姉上にいったい何をするというんですの。
       あ!義姉上!!義姉上の顔面に薄汚いハエが!?」
 シンデレイカの放ったハリセン丸の一閃が義理姉2の顔面に直撃!!
シンデレイカ「オーホホホホホ!!義姉上、お喜びくださいな。不貞な害虫を見事退治いたしましたわよ。」

義理姉2「ねぇ・・・シンデレイカにはもうちょっと優しくしてあげようよ。」
義理姉1「何いうとんねん!!こんな機会がなければウチらがアイツをドツく機会なんてないんやで!」
義理姉2「でもさぁ・・・そういってお母様が・・・」
 義理姉2は暖炉の上に置いてある母親の遺影を指差して震えた。
義理姉2「お母様・・・確かシンデレイカと一緒にお風呂の釜に薪を入れてたはずだよね・・・だけど何で頭を釜に突っ込んで
    頭部丸焼きの焼死体で見つかったのよ?あれって絶対にシンデレイカが・・・」
義理姉1「アホ!!オカンは鯖2でリストラされて以来ずっと遺影のみの出演やないかい。」
義理姉2「でもさぁ・・・」
義理姉1「それよりもや・・・これ見てみい!!お城の王子様からの招待状や。お妃候補を募る舞踏会を開くからこいやて・・・
    これはチャンスや!玉の輿にのるビックチャンスやで!!」
義理姉2「お城の王子様って・・・あの女子アナ、グラドル好きのアラフォー逝き遅れ中年の?」
義理姉1「王子なんてどうでもいいんや!要は金や、金が全てなんや!!そうと決まればいざ出陣や!!
    シンデレイカ!!ウチらお城の舞踏会にいってくるさかい、留守中に庭の草刈りやっとくんやで!!」
220名探偵・香澄 番外編:2009/11/22(日) 01:55:24 ID:3X2WYr4o
シンデレイカ「お城の舞踏会・・・それなのに私はなぜこんな草刈りなど・・・」
???「草刈りって・・・火炎放射器担いで何やってるのさ?」
シンデレイカ「!?あ、貴女は・・・」
妖精「ボクは親切な妖精さんだよ。前もって言っておくけど幼稚園児じゃないからね!」
シンデレイカ「その幼稚園児な妖精さんが何用なんですの?」
妖精「お城の舞踏会に行きたいんじゃないの?ボクの魔法の力でオバチャンを舞踏会に連れて行ってあげるよ。」
シンデレイカ「オバチャンとはなんですの!!失敬な・・・それに別にあのような愚かな俗人どもの宴など・・・この私、一切興味がなくってよ。」
妖精「あ、そう・・・それなら他の恵まれない人に・・・」
 妖精はシンデレイカの元を立ち去ろうとしたが、次の瞬間、目にもとまらぬ速さでシンデレイカが妖精の襟元を掴んだ。
シンデレイカ「そんなにどぉぉぉぉぉぉ〜しても私を舞踏会に送り込みたいというのなら、聞いてあげないわけもありませんわよ。」
妖精「・・・・・」

妖精「まずは舞踏会に行く準備をしないとね・・・」
 妖精は手に持った杖を近くにあったカボチャに向けて振りかざした。まばゆい光がカボチャを包み込むと、カボチャは馬車に変化していた。
妖精「さ、このカボチャの馬車でお城へ向かうんだよ。」
シンデレイカ「ちょいとお待ちなさいな!!何ですのこのセンスのカケラもない馬車は!!こんな薄汚いモノが私の動く玉座に
       相応しいと思って?ちょいとその杖をお貸しなさいな!!私の移動手段に相応しいモノはこういうものですわ!」
 妖精から魔法の杖をひったくるとシンデレイカは杖を振りかざした。すると二人の前に六本脚の蜘蛛のような戦車が現れた。
シンデレイカ「アビテートF44Dデザートガンナーですわ。ちなみに私専用に機動力は通常の3倍、赤外線誘導プロトンミサイル装備、
       対人機銃は1秒間に250発発射可能なんですのよ。彼奴らに砂漠戦の恐ろしさをたっぷり教えて差し上げますわ!!」
妖精「砂漠なんてどこにもないけど・・・それにいったい誰と戦うのさ?」
シンデレイカ「さ、次はドレスですわよ!!私が『コーディネートはこうでぃねいと』ってな感じで仕立てて差し上げますわよ!!」
妖精「もうやだ・・・このオバチャン。」
221名探偵・香澄 番外編:2009/11/22(日) 01:56:16 ID:3X2WYr4o
 その頃、お城では・・・
王子「母上!!今日はこの中から私のお嫁さん候補を選んでいいぞよね?」
女王「そうですよ殿。最初に言っておきますけど、森高千里も中田有紀も小松彩香もいませんからね。」
王子「・・・・母上だって金持ちのイケメンたらしこんでヒルズの最上階で我が世の春を唄おうと目論んでるくせに・・・」
 女王のハイキックが王子の後頭部に直撃!!
 後頭部を擦りながら立ち上がる王子の元に二人の女が近づいてきた。
義理姉1「おうおう、王子はん!ウチがお妃になってやってもええで!!」
義理姉2「そ、そんな言い方は・・・」
 その時である。義理姉達の背後から・・・
???「ちょいと邪魔ですわよ!!愚かな俗人ども!!」
義理姉1「な、なんや・・・あぁぁぁ!?お、お前はもしかしてシンデ・・・」
 ???の放ったハリセン丸の一閃が義理姉1と2の顔面に炸裂!!
???「王子様、このような下賎な者に関わってはいけませんわ。」
王子「そ、そなたは?」
???「わ、私?私は・・・・あ!?いけない、もうこんな時間!?私、これにて失礼いたしますわ。」
 謎の女はそそくさと王子の元から走り去っていった。
王子「歳はけっこういってたぞよが・・・顔とスタイルは抜群だったぞよ。」
女王「殿、あれを!!あそこに靴がワザとらしく落ちていますよ。」
 その靴はガラスの靴であった・・・謎の女のものであるのは間違いないだろう。
女王「うわぁ・・・何なのこの靴・・・ガラス製だからヒビだらけで、おまけに血だらけ・・・」
王子「よくこんな靴で歩いてたぞよね・・・それよりも・・・誰かある!!今のご夫人を確保するぞよ!!すぐに追手を差し向けい!!」
222名探偵・香澄 番外編:2009/11/22(日) 01:57:06 ID:3X2WYr4o
妖精「あ、オバチャン、どうだった?上手くいった?」
シンデレイカ「上手くいくも何も・・・貴女の魔法はどうなってるんですの!!効果が30分でリキャストに2時間も掛かるとは・・・
       移動中に大半の時間を消化してろくなことできなかったじゃありませんの!!」
妖精「そんなこと言ってもさぁ・・・あ!?オバチャン、あれを見てよ!!お城の追手が迫ってくるよ!!」
シンデレイカ「小癪な真似を・・・迎撃用意ですわ!!」
妖精「別に悪いことして追われてるわけじゃないんだからさ・・・・」
シンデレイカ「お黙り!!彼奴らに砂漠戦の恐ろしさをたっぷりと教えて差し上げますわ!!」
妖精「だからどこに砂漠があるのさ!!」
シンデレイカ「リニアカノン、ミサイル、機銃座、一斉発射ですわ!!」

 翌日、追跡隊を謎の戦車に壊滅させられた王子は謎の女の残したガラスの靴を持ち城下の家々を訪ねまわったのでございます。
王子「散々歩き回ったけど全然この靴の持ち主にであえないぞよ。」
女王「殿、これが最後の家ですよ。」
 そう、そこはいうまでもなくシンデレイカの家であったのでございます。
義理姉1「きたで!!王子はん、ウチがその靴の持ち主や!!早速はかせたってや!!」
義理姉2「絶対無理なんだから止めておこうよ・・・それにこのパターンは・・・」
 その時である。義理姉達の背後から・・・
シンデレイカ「ちょいと邪魔ですわよ!!愚かな俗人ども!!」
 シンデレイカの放ったハリセン丸の一閃が義理姉1と2の顔面に炸裂!!
シンデレイカ「その靴実検・・・この美人町娘シンデレイカが請け負いますわ!!」
 そういうや王子からガラスの靴をひったくったシンデレイカは難なくガラスの靴を履いてみせた。
王子「おぉぉ!!ぴったりぞよ!!まさにそなたこそ昨夜の謎のご夫人!!」
シンデレイカ「オーホホホホホホ!!我が世の春がきましたわよぉ!!!」
223名探偵・香澄 番外編:2009/11/22(日) 01:58:25 ID:3X2WYr4o
 翌年、お城のバルコニーに姿を現したシンデレイカは、眼下に集まる民衆に向けて話はじめたのでございます。
シンデレイカ「聞こえまして、国民達よ!!王子と女王は敵の手によって暗殺されましたわ!!このような卑劣極まりない事を
       許しておいてよいのかしら?私はお二人の意志を継ぎ、理想を実現しなくてはなりませんわ!!
       愚かな俗人達をこの地より排除し、世界をこのシンデレイカによって真の世界へと開放するのですわ!!
       私はここに神聖シンデレイカ帝国の建国を宣言しますわ!!手始めに地上世界に乗り込み地上人を我らの隷属とし、
       全てを・・・この世の全てを私、シンデレイカの前に跪かせてみせますわ!!」

 バイス○ンウェルの物語を覚えているものは幸せである。
 私たちは、その記憶をしるされて生まれてきたにもかかわらず、思い出すことの出来ない性をもたされたから・・・
 それ故に、ミ・フェラリオの語る、つぎの物語を伝えよう・・・
224名無しくん、、、好きです。。。:2009/11/22(日) 09:18:13 ID:IroAkgWy
ソニック誕生秘話(違う)

アンドロメダの惑星ソニック滅亡の瞬間、一機のロケットが地球に向けて放たれた。
乗っていた赤ん坊を発見したのは、神奈川の農家の子供のいない結城夫婦…
みかと 名づけられたその子はすくすくと成長しました。
18歳の誕生日に正体を明かされた彼女は神奈川を離れ、東京で就職しました。
そして普段はさえないOL(眼鏡着用)の結城みかとして、しかしひとたび事件が起これば
スーパーヒロイン・ソニックキャットとして活躍するのでありましたとさ。


スーパーマンのドラマ見てて、こんなんがふと脳裏にww
『ソニックが強敵と相打ちになって、その後四人のソニックが出現』なんて続けようと思ったけど「キャット」「ナイト」しか知らんのよ俺。
(しかも元ネタ(スーパーマンが生き返る話)うち一名ヒールだし)
225桜井(菊池)の中の人、紅白出場記念:2009/11/23(月) 16:45:07 ID:KYD9WZjw
霧子「社長! 社長ったら! 大変です、大変です!」
社長「どうしたんだ、霧子くん。横領した会社の金を、またどこかに置き忘れたのか?」
霧子「ええ、電車の中にうっかり・・・じゃなーい! テレビを見てください! 桜井さんが!」

面倒くさそうにテレビをつける社長。と、そこには『桜井千里、白赤歌合戦初出場!』のテロップが!

社長「な、なんだってー! こうしちゃいれらない! 記者会見の準備だ!」
霧子「わ、わかりました・・・ええと、それで桜井さんはどこに?」

あわてて道場に走っていく社長と霧子。道場にいた選手全員もテレビを囲んでこの話題で盛り上がっている。
藤島「あ、あたしを差し置いて白赤なんて・・・今度泣かせちゃる・・・」
$貧「あたしもバックダンサーで踊ったら、ギャラくれるかな?」
成瀬「もたもたしてられんわ! 千里の私物をオークションに出さな!」

社長「そんなことより、桜井はどうしたんだ!? ここでちゃんとマスコミ対応しないと、取り消しになることだって・・・」
カレン「千里なら市ヶ谷たちとロードワークにいったわよ。あの市ヶ谷がロードワークなんて珍しい」
社長「確かに、明日は大雪にでもなりそうだ。って、そんなことはいい。どこまで行ったんだ?」
ヘレン「たしか・・・ヨヨギパークとか・・・」
一同「代々木公園!?」

一同の不安は的中し、ちょうど某放送局前を通りかかってしまった桜井一行がテレビ中継につかまっていた。
記者「桜井さん! 白赤初出場おめでとうございます! プロレスラー初の快挙ですね!」
桜井「何のことですか? それに歌なんか興味ありません」
記者「でも、夏に出したCDは二百万枚を・・・」
桜井「社長命令で仕方なく出しただけです。では、練習中なので失礼します。あとは市ヶ谷さんにでも聞いてください」
記者「・・・・・・」

呆然とする記者を残して走り去る桜井。そして市ヶ谷の独演会(公共電波の無駄遣い)が延々と休日のお茶の間に・・・


社長「大晦日は・・・みんなで興行を打つことになりそうだね・・・」
霧子「そうですね・・・(ちっ! せっかくいい儲け話だと思ったのに・・・桜井千里・・・どうしてくれよう・・・)」
226名無しくん、、、好きです。。。:2009/11/25(水) 04:12:21 ID:ad8WHkQN
>>218
なんという乳力
227名探偵・香澄:2009/11/28(土) 01:22:02 ID:JShdPOEE
 渋谷上空 市ヶ谷麗華旗艦ドゴス・ギア ブリッジ
 
霧子「あのぉ・・・市ヶ谷さん、いつまでこうやって睨み合いを続けるんですか?」
市ヶ谷「決まってるじゃありませんの!!私の紅白出場の声明が発表されるまでですわ!!」
社長「しかしぞよね・・・こうやってNHKの前にいつまでも停泊してるのもどうかと思うぞよが・・・」
市ヶ谷「三年・・・私は三年待ったのですわ・・・だいたい、この私がわざわざ出演してさしあげようというありがたい申し出しているのに
    あの局はこれまで散々私の想いを踏みにじってきたのですわ!!これでも私にしては辛抱強く待っているんですのよ!!」
社長「相手にされていないだけだと思うぞよが・・・」
 市ヶ谷の放ったハリセン丸の一閃が社長の顔面に直撃!?
霧子「あ!?速報でましたよ!!」
社長「・・・・・・・・勿論、というか当たり前というか・・・麗華様の名前はどこにもありませんぞよ。」
市ヶ谷「・・・・・どこまでも・・・どこまでも・・・どこまでも・・・どこまでも、この私をコケにするんですのね!!あの愚かな俗人どもは!!」
社長「で、やっぱりいつものパターンぞよか?」
霧子「まぁ大体想像はつきますね・・・なんせ市ヶ谷さんですから。」
市ヶ谷「ハイパー市ヶ谷砲、発射用意ですわ!!」
 市ヶ谷の号令が掛かるや、市ヶ谷の前に専用の発射スコープが浮上した。
霧子「殿、知ってました?市ヶ谷砲って今まで散々ブッ放してきたけど、一度も目標に当ったことないんですよ。」
社長「シッ!!キリちゃん、それは言ってはいけないお約束ぞよ。」
市ヶ谷「愚かな俗人ども、思い知りなさい・・・最後に笑うのはこの私ですわ!!」
 その時である。メインモニターに今年の紅白出演者の喜びの顔が映し出された。
霧子「あ!?と、殿!!あれを見て下さい!!あの娘は・・・」
228名探偵・香澄:2009/11/28(土) 01:24:34 ID:JShdPOEE
社長「あぁぁぁぁぁぁ!?あれは水樹奈々ちゃんぞよ!!これは何というサプライズ!?」
霧子「そういえば殿って『NOёL〜la neige〜』がレッスルエンジェルスに次ぐフェバリットギャルゲーでしたね?」
社長「そうぞよ・・・まさかあの奈々ちゃんが・・・なんか感慨深いぞよ・・・私は素直に嬉しいぞよ。」
市ヶ谷「・・・・」
霧子「あら?市ヶ谷さん、どうしたんです?市ヶ谷砲はいつでも発射準備完了してますよ。」
市ヶ谷「・・・・撤収ですわ!!水樹さんのあの笑顔に免じて今年のところは許してさしあげますわ。
    全艦戦闘配備解除、春日部に帰還ですわ!!」
社長「麗華様・・・うぅぅぅ・・・ありがとうぞよ。」
霧子「意外と良いトコあるじゃないですか・・・少しだけ見直しましたよ、市ヶ谷さん。
   ところで殿、これで今年は普通にお正月が迎えられそうですね。」
社長「塀の中でお正月だけは勘弁ぞよ・・・・奈々ちゃんに心から感謝するぞよ。キリちゃん、あとで祝電打っておいてほしいぞよ。」
霧子「いや、ネガティブシンジケートの社長から祝電もらっても嬉しくないと思いますよ。水樹さんは・・・」
 その時である。メインモニターに別の映像が映し出された。
 『スーパー戦隊祭!!侍戦隊シンケンジャーvsゴーオンジャー!!1月30日ロードショー!!映画館で待ってるぜ!!』
市ヶ谷「!?」
社長「あ!?これは・・・」
霧子「い、嫌な予感・・・」
市ヶ谷「これは・・・これはいったいどういうことですの!!なぜ私に出演の声がかからないんですの!!
    許せなくってよ・・・これは絶対に許せませんわ!!」
社長「あぁ、ケガレイカ様、そんなに怒るとまた頭から蒸気が・・・」
 市ヶ谷の放ったハリセン丸の一閃が社長の顔面に直撃!?
市ヶ谷「ドゴス・ギア、進路変更!!目標、東映本社!!」
霧子「殿、やはり今年のお正月は塀の中のようですよ。」
229名無しくん、、、好きです。。。:2009/11/29(日) 19:40:14 ID:S2gCDQwZ
市ヶ谷のお嬢様もしましまおっぱいタイツを着て下さるのでしょうか?

*蜂女*再来
ttp://blog.excite.co.jp/oinao/12384978/
230名無しくん、、、好きです。。。:2009/11/29(日) 20:35:46 ID:8CLf+Vs5
>>229
そしてバルブつきのメットもかぶっていただきませうww

*ケガレシア*再来
ttp://oinao.exblog.jp/12363200/

てか前髪部分ズラだったのか・・・・
231名無しくん、、、好きです。。。:2009/12/01(火) 22:16:34 ID:JyO33lmt
12月26日、昔々のニールセン家にて。ヘレン八歳、カレン六歳の時の事。

カレン「おねえ、おねえ〜・・・・これ、お誕生日のおいわい」
ヘレン「靴下の中に何入れてんのよ・・・クリスマスは一昨日でしょ」
カレン「うん、石炭がはいってるの」
ヘレン「ちょっと、何の嫌がらせよ?」
カレン「きのう、おねえがカレンいじめたってママにいいつけたら『じゃあ石炭でもプレゼントしときなさい』って」

カレン「カレン知ってるんだよ。サンタさんはわるい子には石炭をくれるんだよ。えらいでしょ(いばりっ)」
ヘレン「うん、偉い偉い。ご褒美にジムで遊んであげる・・・・泣くまで帰さないからね♪」
カレン「え〜ん、ママ〜、おねえがまたいじめる〜(涙)」


クリスマスと誕生日近いと、お祝いと言うかプレゼントも一緒にされて損した気分になる人で結構いるんではなかろーか(笑)
で、脳裏にふとこんなのが浮かんだりする。
232名無しくん、、、好きです。。。:2009/12/02(水) 21:01:48 ID:K9e4qtja
大晦日と正月もな。
上原さんとメガライトさんはその辺どうなんだろうか。

下手したらお年玉と誕生日プレゼント一緒にされかねない。
233名無しくん、、、好きです。。。:2009/12/02(水) 21:27:48 ID:G7Mth1Z7
ヘレン「8歳と9歳と10歳の時と、12歳と13歳の時も、私はずっと…待ってた!!」
ヘレンママン 「な、何を・・・」
ヘレン「クリスマスプレゼントだろ!!」
ヘレンママン 「ああっ!」
ヘレン「カードもだ!ママンのクリスマス休暇だって待ってた!あんたはクリスマスプレゼントの替わりに、誕生日プレゼントを娘にくれるのか!?」

こんなネタがふと浮かんだ…
もらえるだけいいじゃないかと早瀬さんあたりは怒りそうだが
23410:2009/12/02(水) 23:45:23 ID:JzaxiXzD
逃亡者ミラーさん

『毎度〜、オランダで生まれてイギリスで働くジェイミー君が貴女をEWAにスカウトに参りました。なお、俺の帰りの飛行機の席には若干の余裕がございます♪』
寮にウィン・ミラーが転がり込んできて(>>211)数日後の事、カルいノリで訪れたのはカレンの元カレにしてEWAの下っ端職員のジェイミー君である。
ジェイミー「誰が下っ端だ。一応スカウトマンなんだが」
カレン「誰に喋ってるのよ・・・社長に見つかる前に帰ったほうがいいわよ」
ジェイミー「今回は別の用。こっちにミラー来てないか?」
草薙「秘密の特訓中ではなかったのですか」
ジェイミー「んー・・・仮にもチャンピオンが雲隠れじゃ聞こえが悪いだろ。表向きは『秘密の特訓』って事に・・・」
成瀬「で、実際はEWAも行方をつかんでないわけやな」
ジェイミー「そうそう。で、うちのボスがカンカンでね。『ミラーはどこだ! あの馬鹿はどこだ!』ってね」
南「この前ここに来たわよ」
美月「でも今はここにはいません」
ジェイミー「あちゃあ・・・行き違いか。じゃ、見つけたら連絡して。移籍の相談も受け付けるよ♪」
カレン「さっさと帰れ、下っ端社員」

そしてジェイミーが立ち去って数分後・・・・
草薙「よくもまあ、あんな嘘をぺらぺらと・・・・」
南「嘘は言ってないわよ。確かにここに来たし、今この場にもいない」
美月「ただし『居場所を知らない』とは一言も言っていません」

で、当のミラーがどこに行ったかと言うと・・・・
『バケツとモップで拭き掃除〜♪ アリサは呆れた掃除馬鹿〜♪』
団体直営の喫茶店「雁の巣」で森嶋亜里沙にこき使われていた。

ミラー「うう・・・私はどうしてここでモップがけをしているんでしょう」
森嶋「『なんでもします』と言ってウチに転がりこんできたのは誰?」
ミラー「いや・・・プロレスラーとしての事で・・・・」
森嶋「文句言わないでキリキリ働く。『アレ』が出たらサメの餌にするわよ」
ミラー「は・・・はいぃぃぃ・・・・」(続く)
23510:2009/12/02(水) 23:46:19 ID:JzaxiXzD
続き
次の日、『雁の巣』にて。ミラーはジェイミーの来訪を知らされた。とうとう身近に追っ手が迫った事を知り、震えっぱなしである。
カレン「一応その場は追い返したけどね。これ以上日本にいたらマズいんじゃないの?」
ミラー「でも、今度はどこに逃げれば・・・・」
千里「おとなしくEWAに出頭したほうがいいかもしれません。お上にも慈悲はあります」
森嶋「しかし、ここから直接イギリスに戻るとウチでかくまっていた事がバレかねないわよ」
カレン「空港で追っ手とバッタリ・・・・じゃシャレにならないわね」
千里「なんとかなりませんか、先輩?」
森嶋「(しばし考え)よし、爺さんのコネであんたを逃がしてあげる」
ミラー「は・・・はい」
カレン「いい、ウィニー? あんたはここには来なかったしウチの寮に来てすぐに出て行った」
森嶋「そして逃げ切れないと悟ってEWAオフィスに出頭した・・・・そういう事よ」
ミラー「バレたらサメの餌・・・ですね(汗)」
森嶋「その通りよ」

『海の女だ海賊稼業〜♪』
数日後・・・・ミラーは森嶋のコネで海賊船に乗せられていた。
海賊「ほら姉ちゃん、もっと気ぃ入れて働かんかい」
ミラー「・・・今度は甲板のモップがけですか」
海賊「下っ端の定番だろ・・・・お、カモが来たぞ。姉ちゃん、そこのメガホンで声かけろ」
ミラー「はい・・・・あー、そこの船・・・こちら海賊、髑髏の旗は掲げてないけど海賊です。おとなしく積荷を渡してください」

そんなこんなで数週間、どうにかミラーは年内にイギリスに帰り着きEWA本部に出頭した。
当然EWA会長に大目玉を食らったものの、平謝りの結果どうにかギャラのカットだけで処分は済んだ。
マリア「・・・で、東南アジア経由で香港にたどり着いて飛行機でロンドンに戻ってきたわけか」
ミラー「・・・海軍やら沿岸警備隊やら海の悪霊やらに追われて生きた心地がしませんでした」
マリア「なるほど、帰ってきて妙にやさぐれてると思ったら・・・・」
ミラー「あんな経験をしたら、ターシャさんと戦うほうがまだマシです」
マリア「よし、その意気で明日のタイトルマッチも頑張れよ」
ミラー「はい?」(続く)
23610:2009/12/02(水) 23:47:36 ID:JzaxiXzD
続き
マリア「さっき連絡があってな明日の年内最終興行でハンとタイトルマッチだ」
ミラー「いきなり言われても心の準備というものが・・・・」
マリア「なに、いくらハンでもリング上で拳銃撃ってくるわけでもあるまい。大丈夫だ」
ミラー「そ・・・そうですよね・・・軍隊に追いかけられるのに比べれば・・・・」

翌日、EWAヘビー級タイトルマッチ。ウィン・ミラー×ナスターシャ・ハン
結果・・・10分25秒、ハンがSTFでタイトル奪回。
タイトル奪回に燃えるハンが序盤から殺気全開で押しまくり、怒涛の攻めでミラーを圧倒した。
ミラーも前回よりは腰もすわり、いくらか攻撃も決めたもののやはり実力差は大きかった。

マリア「うむ、さすがは軍隊崩れだ」
ミラー「現役の軍隊よりよっぽど怖いじゃないですか!! 警告もなしに折ろうとしてましたよ」
マリア「まあ少なくとも沿岸警備隊は警告くらいはするだろうな」
ミラー「生きてるだけマシとも言えますが」
マリア「しかし修行の成果はあったようだな・・・・よし、今度はハンのコネでロシア軍に・・・」
ミラー「嫌あぁぁぁっ!! 寒い所は嫌ぁぁぁぁっ!!」

人間の性根なんぞ、そうそう変わるもんじゃありません(終わり)
237名探偵・香澄:2009/12/05(土) 14:15:14 ID:EXsRkZ4A
 市ヶ谷の号令のもと、東映本社へ進路を向けたドゴス・ギアを突然まばゆい光が包み込んだ。
社長「な、何事ぞよ!?」
霧子「船体には異常ありませんよ・・・いったい今の光はなんだったんでしょう・・・
   あっ!?殿!!外を見てください!!外の風景がさっきまでとまるで違いますよ!!」
社長「何なんぞよあの廃墟は・・・さっきまでは都心のど真ん中にいたのに・・・ってこの展開、なんか覚えがあるぞよ。」
霧子「まさか・・・またあのパターンですか・・・って殿!?何ですその格好は!!」
社長「へ・・・・あぁぁぁぁ!?私が白髪ロン毛のお爺さんになってるぞよ!!それにこの白いタキシード仮面みたいな衣装は・・・」
 その時、突然二人の間に割って入ってくる人影が・・・
成瀬「イィィ!!」
霧子「ま・た・お・ま・え・か!!性懲りもなくどこから沸いた!!って何なのその黒い目出し帽は?」
成瀬「イィィ!!」
霧子「日本語で話さんかい!!」
 霧子の放ったハリセン丸の一閃が成瀬の顔面に直撃!?
成瀬「何すんねん!!見てわからんのかいな?ウチはスーパーショッカーの戦闘員で、殿さんはスーパー死神博士やん!!」
霧子「・・・ですって、殿。やはり久し振りにまたアノ世界にきちゃったみたいですよ。」
社長「ディケイド見てないからこっちの世界はよくわからんぞよが・・・しかしこの格好は凄いぞよね。石橋さんはよく着こなせるぞよ。」
霧子「時々、石橋さんとか大杉さんって仕事選べよってアドバイスしたくなりますよね。」
市ヶ谷「いったい何事ですの!騒々しいですわね。」
社長「あ、麗華様!!じつはカクカクシカジカでアノ世界に飛ばされちゃったみたいなんぞよが・・・ってその格好は!!」
238名探偵・香澄:2009/12/05(土) 14:16:00 ID:EXsRkZ4A
成瀬「・・・・紫のシマシマなトラジロウなドリルおっぱいな衣装。やっぱそうきたかいな。相変わらずわかりやすい人やわ・・・」
市ヶ谷「オーホホホホホ!!及川さんが出演するならやはりこの私が蜂女以外ありえませわ。」
霧子「蜂女っていうより・・・女王蜂女とか毒蛾女って感じの目に悪いコントラストですね。ちょっと殿、殿!!さっきから市ヶ谷さんの胸の
   あたりに視線がロックオンされたまま動いてないですよ・・・ホラ、よだれ拭いて下さい。」
社長「おっと・・・ついイケナイ妄想の世界にフェードインしてしまったぞよ。しかし着る人が着るとタダの着エロになっちゃう衣装ぞよね。」
 市ヶ谷の放ったハリセン丸の一閃が社長の顔面に直撃!?
成瀬「ちょいとまちいな。ウチが戦闘員、麗華様が蜂女、殿さんが死神博士ときたら・・・次は?」
社長「キリちゃんはこの世界だとキリみかんちゃんってのが前回のパターンで・・・あぁぁぁ!?キリちゃん、その格好は!!」
 そこには赤いミニスカートの戦闘服に身を包んだ霧子の姿が・・・
霧子「あぁ!?なんということでしょう!?私がタックル役なんて・・・おしとやかで清楚で清純でクリーンな私のイメージが壊れちゃう〜
   どおしよぉ〜もう、霧子こまっちゃう〜(棒読み」
一同「・・・・」
市ヶ谷「なんか白々しいですわね・・・その棒読み台詞。明らかに無理がありましてよ。」
成瀬「まったくや!今回はただの番宣回かと思うたが、こりゃ強欲年増秘書が仕組んだデキレースちゃうか?」
社長「だいたいブリっ娘する歳ぞよか・・・やって良い事と悪い事があるぞよ・・・年齢的に考えて・・・」
霧子「・・・・皆さん、言いたい事はそれだけですか?」
社長「い、いやぞよねぇ、キリちゃん、そんな目をつり上げちゃって・・・せっかくの美人さんが台無しぞよ。」
成瀬「そ、そうや、悪意のないちょっとしたオーストラリアンジョークやん。」
239名探偵・香澄:2009/12/05(土) 14:17:43 ID:EXsRkZ4A
霧子「一筆奏上!!ハッ!!」
 霧子は懐からショドウフォンを取り出すと全身全霊のモヂカラを込め始めた。
市ヶ谷「佐藤、危ない!!」
社長「麗華様、危ない!!」
成瀬「殿さん、危ない!!」
 それぞれを盾にしようと必死にもみ合う三人・・・
市ヶ谷「ちょいとお待ちなさいな!!これでは三匹の虎がお互いの尻尾をくわえてグルグル回ってるようなものではありませんの!!」
成瀬「そやかて、ウチはいつもツッコマレ役やん!たまには安泰なエンディングを迎えたいんや!」
社長「でもこれではラチがあかないぞよ。」
市ヶ谷「社長、私と佐藤・・・どちらが大事かしら?」
社長「それは言うまでもないぞよ。アイドリングのすぅちゃんならともかく、こんな有象無象と麗華様は比較対照にならないぞよ。」
市ヶ谷「結構・・・それではいきますわよ!せぇ〜の・・・」
市ヶ谷&社長「佐藤、危ない!!」
 成瀬を羽交い締めにして盾にする市ヶ谷と社長・・・次の瞬間、霧子の放った全力のモヂカラが成瀬を包み込んだ。
成瀬「結局いつものパターンかないなぁぁぁぁぁぁ〜!!」
240名無しくん、、、好きです。。。:2009/12/06(日) 02:42:54 ID:OqAJrjhI
EWAin日本
TVでワールドカップ抽選会を見ながら……
カレン「やったーっ!日本と同じグループー!」
ヘレン「バンザーイ!バンザーイ!」
カレン「とりあえず日本と一緒になったというのは嬉しいね!」
ヘレン「なんてったって私達が日本で活躍するオランダ人代表だからね!」
クライ「日本のTV局から『オランダ人から見て日本代表はどうですか?』という質問がどんどん来るぞ!」
カレン「そういう時は『日本にも頑張って貰いたいです!』って言えばOKだよ!」
ヘレン「そうだね!日本でブレイクしたら私達オランダトリオがEWAのスーパースターだね!」

アリス「日本だって楽な相手じゃないぞ!そんな余裕だとお前らも負けるぞ!というか負けろぉー!」
ハン「欧州選手権じゃあいつらに勝ったのに……!どうしてプレーオフで負けちゃうのよ……」


ミラー「楽そうなグループに入ったから素直に喜びたいんですけどこれでは無理ですね」
マリア「オランダ組とロシア組の対立に巻き込まれない様にしたほうが賢明ね」

でもサッカーはブラジリアン軍団が一番勢力強そう
一応サッカー人口世界一はアメリカだけど
241名無しくん、、、好きです。。。:2009/12/06(日) 10:21:50 ID:jKQdqL65
>>240

          __
        , ‐' ´   ``‐、             / ̄:三}
.     /,. -─‐- 、.   ヽ        /   ,.=j
 _,.:_'______ヽ、 .!       ./   _,ノ
  `‐、{ へ  '゙⌒ `!~ヽ. !     /{.  /
    `! し゚  ( ゚j `v‐冫   , '::::::::ヽ、/     そんなことより野球しようぜ!
.    {.l   '⌒      ゙ 6',!   / :::::::::::::::/ __
.     〈  < ´ ̄,フ  .ノー'_ , ‐'´::::::::::::::;/ (_ノ)‐-、
.      ヽ.、 ` ‐", ‐´‐:ラ ':::::::::::::::: ;∠.   ヽ_}  ゙ヽ
        ,.r` "´  /:::::::::::::::::::ィ´  `ゝ  !、  /
     /       / :::::::::::::::: ; '´   /´\ /   r'\
.     i      ! ::::::::::::::/ 来 | .!::::::::/ヽ、.._!ヽ. ヽ、
     {      {:::::::::::;:イ /   ‖i:::::::/:::::::::::::/  \
.      ヽ       ヽ,.ァ‐'´ /ヽ 島 ,/`ヽ、::::::::: /
242名無しくん、、、好きです。。。:2009/12/06(日) 11:27:56 ID:NvzD2zs1
>>241
野球ネタっつーと・・・
霧子『JWIが新人スカウトで菊池選手を獲得しました』
こうですか? わかりません。
243今週のスーパーヒーロータイム:2009/12/06(日) 20:59:20 ID:bndF2veP
6:30 『皆でディケイド再放送視聴』がすっかり馴染みの風景と化している寮のリビング
    ある意味、『規則正しい生活習慣』なので怒るに怒れない越後さん。
    南「今日は学園ネタなのね。しかし、すっかりセーラー服って見なくなったわねえ」
    富沢「時々あたしが着てるじゃないですか」
    南「あんたのはセーラー戦士のコスプレでしょうが」
    理沙子「私の頃はセーラー服着て通ってたわよ」
    藤原「理沙子さんがセーラー服・・・・(しばし想像し)あぶないビデオになりませんか?」
    理沙子「昔の話よ! 昔の!!」

7:30 朝食後、シンケンジャー視聴
千秋「実はアタシも病弱な姉貴の代わりにプロレスラーに・・・」
     藤原「じゃあ、昨日の試合で私をイスでぶん殴ったのは誰?」
     南「いまだに自室で高いびきなのもね♪」

7:40 TVでは『腹減ったあぁぁぁっ!!』『何か食い物持って来いいぃぃぃっ!!』とヒーローが大騒ぎ
     そして食堂からは『これだけじゃ足りないお!!』『お腹すいたあぁぁ・・・・おかわり!!』と声が聞こえる
     南「微妙にハモってるわねえ・・・・・」
244名無しくん、、、好きです。。。:2009/12/06(日) 21:45:33 ID:3pQg7aRc
>>240
ま、今回は日本も言い訳立つでしょ。あのメンツじゃ98年同様三戦全敗だな
しかしあのダメガネ監督ときたら・・・ベスト4とか身の程知らず発言するのは
アルゼンチンやイタリアに一回でもいいから勝ってからにしてほしい

個人的にはオランダかスペインに初優勝してほしい
245名探偵・香澄:2009/12/06(日) 23:27:32 ID:c4oblJCh
霧子「殿、実は私にも病弱な姉がいるんですよ。」
社長「へ、キリちゃんにお姉さんがいたの?それは初耳ぞよ。」
霧子「はい、私はそんな姉の代わりに嫌々このブラック企業の秘書になったんです。」
社長「嫌々って・・・自分から押しかけてきたじゃないかぞよ。それにブラック企業とかネガティブシンジケートとか
   言われるようになったのはキリちゃんが秘書になってからじゃ・・・」
霧子「何か言いました?殿。」
社長「な、何も言ってないぞよ。きっとキリちゃんの空耳アワーぞよ。それよりも・・・キリちゃんのお姉さんって
   どんな人なんぞよ?やっぱりキリちゃんに似て美人さんなの?」
霧子「えぇ、それはもう・・・『井上さんとこの美人姉妹』なんてご近所では評判で・・・でも・・・・」
社長「でも?何かあったんぞよ?そう言えば病弱って言ってたけど・・・何か重い病気にでもかかってるんぞよ?」
霧子「姉は私よりも美人って評判で・・・それはそれは綺麗な人だったんですが・・・」
社長「へ・・・・『だったんですが』ってどういう意味ぞよ?」
霧子「姉は私よりも『美人』って評判だったんですよ・・・私よりも・・・その意味わかりますか・・・殿?」
社長「キリちゃん・・・顔が笑ってないけど・・・目だけ笑ってるぞよ・・・なんか怖いぞよ。」
霧子「私よりも美人って・・・ちょっとおかしいと思いませんか?ねぇ・・・殿?」
社長「・・・・・・は、はは!そ、そうぞよね。キリちゃんみたいなスーパー美人秘書なんてそうはいないぞよね。」
霧子「そうでしょう・・・だから私・・・姉の食事に・・・」
社長「食事にって・・・今日の食事当番はキリちゃんだったぞよね?」
霧子「不思議なんですよ・・・私の用意した食事を食べた次の日に姉の顔が急に・・・」
社長「言わないでいいぞよ!その先は言わなくてもわかるぞよ!!楳図かずお先生な展開ですね、わかります!」
246名探偵・香澄:2009/12/06(日) 23:28:18 ID:c4oblJCh
霧子「あんな綺麗だった姉が・・・いったいどうして・・・あ、お昼の食事当番は私でしたね、すぐに用意しますね。」」
社長「き、キリちゃん!!今日はいいぞよ。そう・・・今日は外食にするぞよ!私がズバーンとおごっちゃうぞよ!
   フランス料理でもイタリアンでも中華でもズドンとこいぞよ!
   そ、そうぞよ!せっかくだからキリちゃんの時給を1800円から2000円にドドンパと上げちゃおうぞよね!」
霧子「もうそんなに気をつかわなくてもいいのに・・・とりあえずフランス料理の件とは予約を入れておきますね。
   それと時給の件はこの労働契約書にサインを・・・」
社長「そんなのお安い御用ぞよ・・・(書き書き」
霧子「もう殿ったら・・・殿の私への気持ち、よぉぉぉくわかりましたよ。ありがとうございます・・・これからも
   私、殿の為にがんばりますね。
   あ、そうそう・・・さっき私の姉の話ですがアレ全部嘘ですからね。本気にしないで下さいよ。」
社長「は・・・・はぁぁぁ!?」
霧子「あら?今日って4月1日じゃないんですか?なんということでしょう・・・私としたことが・・・スーパー美人秘書の
   私がこともあろうにカレンダーを見間違うとは・・・まだまだ精進が足りませんね・・・さ、殿、フランス料理の
   フルコースが待ってますよ!さぁいきましょう!!」
社長「鬼!!悪魔!!外道衆!!絶対に、絶対にろくな死に方しないぞよ!!うぅん、よく知らないけど絶対そうぞよ!!」
247名無しくん、、、好きです。。。:2009/12/07(月) 18:44:53 ID:2ltT+uS2
>>245
>私の用意した食事を食べた次の日に姉の顔が急に・・・
青い髪の短髪のあんちゃんになって、『キリコだ・・・・』『そんな、声まで変わって!!』と続くんですね。
248とある日のスーパーヒー・・・俺の嫁タイム:2009/12/10(木) 21:38:45 ID:xg1qLvbE
18:30 疲れたので社長室のソファーで仮眠をとる。気が付くと頭上で鏡と神楽がにらみ合っている。
      二人とも半裸なのはどういう・・・・考えないほうがよさそうだ。

19:30 自宅に帰還。玄関に出迎えがいる。
      草薙「おかえりなさい。ご飯にしますか?」
      小鳩「それともお風呂? いひっ」
      真鍋「それとも・・・ア・タ・シ?」
      血を見ないうちに真鍋を外に放り出そう。

21:00 仕事の続き・・・・後ろに視線を感じる
      ちよる「・・・・・」
      気にするな気にするな・・・・座敷童だ・・・害はないんだ・・・

翌日
7:00 起きると朝食が用意されている。それはいいのだが、ディアナも遥も裸エプロン・・・・
     誰だいらん事を二人に吹き込んだのは・・・・一人しかいないなそんな奴は
     しかし目の前でにらみあうのはよせ。メシが喉を通らん。

8:30 出社
    社長「おはようエンジェル諸君」
    カレン「おはようチャーリー・・・・って古いネタねー」
    ・・・・・ほっとけ。
249名無しくん、、、好きです。。。:2009/12/11(金) 07:16:45 ID:NPM7YWQH
>>248
こんな生活が一週間も続いたら、この社長の胃に穴が開きそうだなw
250名無しくん、、、好きです。。。:2009/12/11(金) 22:31:53 ID:e+URsUty
嫁が座敷童に・・・
251名無しくん、、、好きです。。。:2009/12/12(土) 00:13:50 ID:+r6TY+aJ
座敷童は取り憑いた家に幸せを与えてくれる愛らしい子供の姿をした妖怪

団体に福を与えるちよる、素晴らしいじゃないか
252名無しくん、、、好きです。。。:2009/12/12(土) 00:16:29 ID:MLlXp/I4
そうか、逆に考えるだ
座敷童を嫁にするんだ
253名無しくん、、、好きです。。。:2009/12/12(土) 00:31:02 ID:ceOzmrr8
>>248
エロパロスレなら干上がってるところだな
254本日のスーパーヒーロータイム(土曜編):2009/12/12(土) 19:39:50 ID:PkWrTnte
4:00 藤原の部屋。たまたまトイレに起きてきた南がテレビの音に気付く。覗いてみるとカブトとボウケンジャーの映画が流れている
     南「こんな夜中・・・いや、もう朝ね。何をしてるのかと思ったら」
     藤原「いや、少し前に目が覚めちゃいまして、何とはなしにTVをつけたら・・・」
     南「ライダー映画が始まったと」
     藤原「はい、きっと神サマのおぼしめしです」
     南「特撮ヒーローの神サマねえ・・・・少しは寝ておかないとツラいわよ」
     藤原「大丈夫です。このまま起きてますから」

8:15 リビングでレスキューファイアー視聴中の一同。
     『寝過ごしたあぁぁぁっ!!』と、遠くから藤原の絶叫が響いてくる。
     南「ほら、言わんこっちゃない・・・・」

     数分後、先代当代ヒーローがロボで必殺技を決める。
     藤原が鼻血を吹いてぶっ倒れ、橘もそれに続いた。

9:00 藤原「前売り券持った」
     橘「財布も持ちました」
     富沢「準備完了!!」
     越後「ロードワーク・・・・じゃないよな」
     南「今日から公開の特撮映画よ」
     越後「まったく・・・いい大人が束になって・・・・南さんも何か言ってやってくださいよ」
     南「忘れ物はないわね? じゃあ出発進行」
     そう言うと南を先頭に寮を出発する一同。残された越後さんは『南さんまで・・・』としばらく嘆いておりましたとさ。

書いてる本人はTVつけたまま寝ちまって、カブト映画のEDが流れてるのに気付いて目を覚ました。
でもって、レスキューファイアーも寝過ごして、マックスが出たところで起きた。でも映画はどっちも見てない。
255名無しくん、、、好きです。。。:2009/12/13(日) 12:46:16 ID:C4wwNY5Z
同じ特撮ヒロイン系のソニが
ハブられてるところが何とも(T_T)
256名無しくん、、、好きです。。。:2009/12/13(日) 16:56:08 ID:uaTjpZaF
>>254
この団体の選手寮にスカパーやらケーブルやら導入したらヤバいことになるなw
越後さんも勧善懲悪なノリは好きそうなのできっかけがあればハマるかも知れんね
257本日のスーパーヒーロータイム(日曜編):2009/12/13(日) 17:51:14 ID:f7MU+1Cy
6:30 毎度お馴染みディケイド再放送視聴の一同。最近はぼやきつつも一緒に見ている越後さん。
     染まりつつある事に気が付いてちょっとへこむ越後さん。

6:50 後半戦名物『ちょっとくすぐったいぞ』発動
     南「しかしアレよねえ・・・・前回のもだけど、人間抱えて振り回してるだけにしか見えないわ」
     藤原「まあ、細かい事は気にしないという事で」
     白石「・・・・ふぁいなるふぉーむらいど・・・・まままままなべ」
     真鍋「へ?」

     いきなり真鍋の足をひっつかんで振り回すノエル
     南「・・・まあ、あんな感じね」
     みぎり「今度、試合で使ってみましょうか〜」
     真鍋「呑気な事言ってないで助けろおぉぉぉぉっ!!」

7:30 片付け&朝食の後、シンケンジャー視聴
     富沢「うちのジムにも『地獄』が噴き出してきそうですね」
     南「どうして?」
     富沢「だって、アタシの悲鳴や苦痛が練習用リングにたっぷり染みこんでるじゃないですか」
     南「あらあら、それは大変ねえ」
     富沢「でしょでしょ♪ だからアタシにもっと優しく・・・」
     南「そうねえ・・・じゃあ、しばらく新女に出稽古ってことで。それでウチは安全ね♪」
     富沢「違う〜〜〜っ!!」
258名探偵・香澄:2009/12/13(日) 22:23:30 ID:S9uSZKRj
 埼玉県春日部市 プロレス団体ガイアーク本社
社長「ただいまぞよ・・・ってもう6時回っちゃったからキリちゃんはお帰りぞよね・・・良いご身分ぞよ。」
 ベンッ!!
社長「?・・・なんぞよ今の音は?」
 ベン、ベンッ!!
社長「これは・・・三味線の音?・・・あれ?真っ暗な事務所の奥に人影が・・・キリちゃんぞよか?
   いやぞよねぇ・・・こんな真っ暗な中でそんな着物まで着て三味線なんて・・・芸者さんゴッコぞよか?
   よぉ〜し、『ご無体なぁ、アレェ〜』ってやっちゃうぞよ。」
???「なぜ・・・」
社長「・・・き、キリちゃんじゃないぞよね・・・いったい誰ぞよ?」
???「なぜ・・・なぜ迎えに来てくれなかったの?」
社長「!?ま、まさか・・・その声は・・・」
理沙子「なぜ迎えに来てくれなかったのぉぉ!!」
社長「む、迎えにいくもないも、このところは寄り道しないで、買い物までして毎晩通ってるじゃないかぞよ!!」
理沙子「共に外道に堕ちようともぉぉぉぉ!!」
社長「い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜!!」
259名探偵・香澄:2009/12/13(日) 22:24:41 ID:S9uSZKRj
霧子「殿、殿ったら!!起きて下さい!!」
社長「ハァッ!?ゆ、夢・・・嫌な夢だったぞよ。」
霧子「相当うなされてましたよ・・・まぁ大体どんな夢を見てたかは想像できますが・・・」
社長「まったく心臓に悪いぞよ・・・ところでキリちゃん、チケットの手配はできたかぞよ?」
霧子「買ってきましたけど、本当に行くんですか?どうせ及川さんだけ見たら帰ってきちゃうんでしょ?」
社長「だって本編見てないから話はわかんないんだもん。」
霧子「まったく・・・あら電話が・・・もしもし、こちらデフレ宣言完全無視暴利ボッタクリ上等で顧客のお財布に優しい企業ガイアークです。
   あら、ご無沙汰しております・・・はい、おりますよ。少々お待ち下さい・・・殿、市ヶ谷さんからお電話です。」
社長「キリちゃん、私は思い立って最高のプレシャスを探す旅に出ることにしたから後は頼むぞよ。」
霧子「さっさと出ないと新兵器のドリルミサイルをここに撃ち込むって言ってますよ。」
社長「逆回転させれば自滅しちゃうのに・・・もしもし・・・はぁ・・・はいぃぃぃ!?『日本列島に6本のクサビを打ち込んでこい』って・・・
   だからそういう役目は私じゃなく佐藤と鈴木が・・・は?放射能除去装置を受け取りに宇宙へ旅立ったきり帰ってこないって・・・」
霧子「殿、クリスマスイブまでには帰ってきて下さいね。私へのプレゼントの準備してもらわないといけないんですから。」
260名無しくん、、、好きです。。。:2009/12/13(日) 22:34:12 ID:lDqDM2uz
>>259
>私へのプレゼントの準備してもらわないといけないんですから
悪い子にはサンタさんが石炭を持ってきてくれます
悪い秘書さんには・・・・人工ダイヤを持ってきてくれます
26110:2009/12/15(火) 23:19:17 ID:z3dJ28md
童話シリーズ:マッチ売りの少女

『マッチはいりませんか? マッチを買ってください』
昔々のクリスマス、ある国の街角でカレンとヘレンという二人の少女がマッチを売っておりました。
ですが、ただでさえライターが普及している上に喫煙者にはいろいろ肩身の狭いこのご時勢、当然ながらマッチは一箱も売れません。

カレン「ああ、もう!! 今時街角でマッチ売って来いなんて・・・・」
ヘレン「飲み屋とかバー行けばタダで手に入るしねえ」
チンピラ「おうこら姉ちゃん・・・ウチのシマで誰に断って商売しとんじゃコラ」

愚痴りつつも声を張り上げていると、地回りのチンピラがからんできました。
しかしニールセンズ少しも動じず、棒読みでお義理程度にビビってみせます。

カレン「(カモ発見♪)ど・・・どうしよう、お姉」
ヘレン「(まっかせなさい♪)す・・・すいません、私たち知らなかったんです」
チンピラ「まあ、誠意を見せてくれれば見逃してやらんでもないがな」
ヘレン「そ・・・それじゃ、そこの路地裏に・・・」
チンピラ「ん、どうしようってんだ(助平ったらしくにやにや笑い)」
カレン「・・・もう、女の口から言わせる気?」

そんなこんなで路地裏に三人が消えて数分後、『ごすっ』『ばきっ』『ぐしゃごしゃ』と、いい音が響き・・・・
『覚えてやがれぇぇぇぇっ!!』とボコボコにのされ、身ぐるみはがされたチンピラが飛び出してきました。
ちなみにボロボロのスーツには数箱のマッチが詰め込まれておりました。
カレン「毎度〜〜〜っ♪」
ヘレン「ひーふーみー・・・思ったほど持ってないわねえ。所詮はチンピラか」
カレン「完売までの道は遠いわね」
ヘレン「ま、千里の道も一歩からって言うし」

鬼のような姉妹でございます(続く)
26210:2009/12/15(火) 23:19:59 ID:z3dJ28md
続き
そんなこんなで、地回りを粉砕したりヨッパライに売りつけたり(別名:脅迫)しつつ時は流れ・・・・
さすがに深夜になりますと人通りも格段になくなります。それに比例するように街も冷え込んできました。
カレン「うーーーっ、寒いーーーっ!」
ヘレン「ここは原作どおりにマッチをつけて温まりましょ♪」
カレン「原作って何よ 原作って」
ヘレン「細かい事は気にしない♪」

カレンのツッコミを無視しつつ、ヘレンが火を点けるとマッチの明かりの中に、『トマトソースで煮ている肉の塊』が現れます。
・・・・・ご丁寧に「ただいま調理中。あと五時間お待ちください」のテロップ付きで
ヘレン「何よこのテロップは・・・・」
カレン「てか五時間も待てるか!! その前にマッチが燃え尽きる!!」

『今度はあたしね』
そう言うと今度はカレンがマッチをつけますと、『大皿に盛られた七面鳥の丸焼き』が現れます。
カレンが手を伸ばそうとすると、その前に明かりの中で何者かのてが七面鳥をかっさらい・・・・・
小早川「いただきまーす!!」
カレン「へ?」
呆然とカレンが見つめているうちに、七面鳥はみるみる骨だけと化し・・・・『ごちそうさまーっ』の声と共に明かりは消えてしまいました。

そんな調子で、『マッチをつける』→『映像に手を伸ばす』→『田舎旅館の有料TVのようにいいところで消える』
パターンを繰り返すうちに、気が付けばマッチもラスト一箱・・・・それに火をつけると現れたのはマシンガン二丁

ヘレン「消えない・・・・コレでいったい何をしろと」
カレン「んー・・・・多分『非合法行為』」
ヘレン「何考えてるのカレン・・・」
カレン「多分、お姉と同じ事」
キナ臭くなりつつ続きます
26310:2009/12/15(火) 23:20:43 ID:z3dJ28md
続き
それから数分後、そこから遠くない場所にあるクラブでマシンガンの発砲音が響き渡ります。
ヘレン「命が惜しければ金を出せ!!」
カレン「あ、ついでにそこの高そうな酒もね♪」

大騒ぎの店内、カレンとヘレンの元に屈強の黒服を従えた店長が現れます。
店長「困りますねお客様。そのような無法をされては」
ヘレン「客じゃなくて強盗よ」
店長「しかたありません・・・おい、お引取り願え・・・・丁重にな」
カレン「・・・・何かイヤな予感が」

『ふっふっふっ・・・・・黒服の意味を教えてやろう』
店長に促された筋骨隆々の黒服が二人に迫ってきます。カレンとヘレンの運命やいかに!!


エピローグ
数時間後・・・・黒服にのされた二人は警察に突き出され牢屋にぶちこまれました。
カレン「やっぱりこうなると思ったのよ・・・・」
ヘレン「まあ・・・原作みたく路地裏で凍死しなかっただけマシという事で」
カレン「だから原作って何よ?」
悪い事はできないという事で・・・・めでたしめでたし

カレン「めでたくなーーーーいっ!!」(涙)

童話シリーズ:マッチョが売りの黒服 これにて終了
264名無しくん、、、好きです。。。:2009/12/16(水) 07:59:47 ID:U0JvYv4n
タイトル変わってるし
屋根のある所で寝れるなんて良かったね
265名無しくん、、、好きです。。。:2009/12/18(金) 03:00:14 ID:VlWcubV5
>>261
>ヘレン「ま、千里の道も一歩からって言うし」
千里「これは私の出番!今からマッチに火を付けに行きます!」(火炎放射器を持ちながら走る千里)

266名無しくん、、、好きです。。。:2009/12/19(土) 15:12:56 ID:9CeNi0B2
>>265
>千里「これは私の出番!今からマッチに火を付けに行きます!」(火炎放射器を持ちながら走る千里)

そして、そんな物騒なブツを持ち歩いて失踪していると当然警官に見咎められるわけで・・・・
藤原(警官)「あー、そこのあなた・・・そんな物を持ち歩いて何をする気?」
千里「マッチに火をつけに行くんです」
藤原「?・・・とりあえず警察署まで一緒にきてもらいましょうか」
千里「いえ・・・私はただマッチに・・・」
藤原「はいはい、事情は署のほうでゆっくり聞くから」
と、そんな調子で引きずられていく千里でありました。

そして数時間後、署の牢屋にて
ヘレン「ハーイ♪ おとなりさん」
千里「どうして私が・・・・私はただマッチに火を・・・・」

♪ててててててて、ててててててて、ちゃちゃちゃちゃちゃちゃーちゃちゃーんちゃーん
(ドラクエで仲間増えた時のBGM)
さくらい が なかまに くわわった!!
・・・・牢屋仲間だけどな(笑)
267レッスル四方山座談会:2009/12/20(日) 02:30:31 ID:/SrxoVBb
南「さて、前回の騒ぎで司会者が誰もいなくなったので
第八回は私とボンバー来島こと来島恵理がお送りしたいと思います」
来島「おっ、あたしの出番?さすが作者、目の付けどころが違うね。」
南「・・単に忘れられてただけだと思うけど。あ、あと今回はアタシたちが
ゲストも兼ねるらしいからよろしく。」
来島「え、ゲストいないのか、祐希子とか市ヶ谷とか呼ぼうか?」
南「前に出て理沙子さんにこってり絞られたから無理よ。第一あの二人来たら
いつものように収拾つかなくなるわよ。それにたまには目立ってもいいでしょアタシたち。」
来島「・・・そう、そうだ、そうだよ!良いこと言った南!」
南「え・・(ヤバ、マズイ事言っちゃったか。)」
来島「聞いてくれ!あたしたちみたいに地道に努力するキャラは本来
もっと輝いて良いはずだ!なのにいつも目立つのは祐希子や市ヶ谷みたいな
主役やライバルキャラばかりだ!このままで良いのか?いや良いはずがない!」
南「そりゃ・・まぁアタシだって思うところが無い訳じゃないけど・・」
来島「前から思ってた・・祐希子と一緒にいる限りあたしは・・いつまでたっても
このままだ!何も変えられない!そんなのは嫌だ!」
268レッスル四方山座談会:2009/12/20(日) 03:12:15 ID:/SrxoVBb
南(確かに・・麗華と組んでいる限りアタシは頂点には立てない・・)
来島「決めた!この場を借りてあたしは下克上を宣言してやる!まずは手始めに
祐希子とあたしを勝てない呼ばわりした武藤を倒す!」
南(そうよアタシだって密かに勝てない呼ばわりされてるのよね・・アイツに!!
それにこのまま麗華のオヒキで終わるのはゴメンだわ!)

??「ねぇ・・その話あたしも乗せてもらって良い?」

南「え・・?」  来島「わ!よ、吉原さん?何の用スか?」
吉原「あたしも理沙子さんに負けたまま終わりたく無いの。あたしたち三人が組めば
今より目立てるし勝てる!主役だって奪えるかもしれないわ!」
来島「吉原さん・・イケる!イケるぞこれは!菊池じゃないが風が吹いてきた!」
南「アタシも乗ったわその話。いくら主役補正が掛かってるからって祐希子や武藤は
やってやれない相手じゃない。麗華だって以外に脇が甘いトコあるし。」
吉原「頑張りましょう南さん、来島さん!」
(ふふふ、上手くいった・・労せずして戦力を手に入れたわ。あたしが魔術士なのは
リングの上だけじゃないって事よ。んふふふふふ♪)
南(吉原さんのあの崩れかけた笑み・・何事か企んでるわね)
269レッスル四方山座談会:2009/12/20(日) 04:12:18 ID:/SrxoVBb
吉原「さて、活動方針だけどベルト奪取はもちろんとしてキャラソンや
グッズ展開も目指しましょう。知名度アップで収入も安泰よ。」
来島「イイッスね!あたしのグッズかー。」
南「と、ところでチームを組む以上チーム名が必要だけどどうします?
(アタシのキャラソンが出てるのは黙っといた方が良いわね・・)」
来島「スリーアローズって良いんじゃねぇ?」
吉原「三本の矢、か・・(微妙だけどここは来島さんの顔を立てておこうかしら。)」
南「いいんじゃない?他にないならそれで決まりね。(微妙だけど発起人だし仕方無いわね
まぁこれでアタシの天下取りのためのお膳立てが出来たわ。見てなさい麗華、武藤!!)」 
吉原「決まりね。じゃあ誓いの杯じゃないけど乾杯しましょう。
(もう理沙子さんや上原さんの陰に隠れる事も無くなるのね・・私にも春が来たわ!)」
来島「いやぁ〜めでたいなぁハッハッハ。今日は良い日だな!」

三人それぞれの思惑を抱えつつ新チームを結成した三人
マット界の頂点を目指そうとする熱意が二人の策士に利用されそうになってるぞ!
危ない来島恵理!

第八回 完
270名無しくん、、、好きです。。。:2009/12/20(日) 12:01:26 ID:HPJ+YtuU
ミミさんどす黒かわいいよミミさん
271本日のスーパーヒゲ・・・ヒーロータイム:2009/12/20(日) 21:14:56 ID:2k/8R5gS
6:30 毎度おなじみディケイド視聴。興味なさげに遠くにいるものの、時々ちらちらとテレビに目をやる越後さん
     南「越後、そんなに気になるならこっちで一緒に見なさいよ」
     越後「い・・いえ、私は興味ありませんし・・・・」
     真鍋「イヤだと言っても、体は正直・・・・」
     辻「つかさ・・・・それはここで使う台詞じゃないと思うよ」

     南「そう言えば来週東女から誰か来るんじゃなかった?」
     越後「えーと・・・確か桜崎が二試合参加しますね。しかし、どうしていきなり東女の予定を?」
     南「いや、今日のライダーのヒゲ面見てたら、なんとなく東女のヒゲ社長思い出したのよ」

7:30 朝食後、シンケンジャー視聴。いつもと違って静かなものである。
     越後「どうしたんですか? 今日は随分静かですけど」
     南「いや・・・ね。さすがに今回は・・・」
     藤原「・・・いろいろエグい」
     南「榎本・・・・歯を磨いてらっしゃい」
     榎本「えー・・・さっき磨いたのに」
     南「いいから行ってらっしゃい・・・念入りに時間かけて磨くのよ」
     榎本「・・・・はーい」

     藤原「子供に見せるのはキツいネタですね今回は」
     南「まあ頃合見計らって呼んであげましょ」

7:56 予告編・・・一同絶句
     南「お家騒動?」
     藤原「いや・・・今の時点では何とも・・・」
272名探偵・香澄:2009/12/20(日) 22:49:20 ID:yTkG2+fI
>>271
 埼玉県春日部市 プロレス団体ガイアーク本社
 7:56 予告編
社長「・・・・」
霧子「・・・・」
社長「・・・・」
霧子「殿・・・殿!しっかりしてください!お気を確かに!!」
社長「あの・・・どうなっちゃうんぞよ?っていうかこれって私へも影響あるんじゃない?」
霧子「そんなこと来年になってみないことには・・・」
 呆然と立ちすくむ社長をあざ笑うかのように、どこからともなく一本の矢文が飛来した。
霧子「・・・こ、これは!?」
27310:2009/12/24(木) 00:21:24 ID:gj7iUBw8
聖夜の戦い

年の瀬も差し迫った12月下旬。クリスマス直前の某会場での興行。
カレン・ニールセン対SA-KI。試合開始からカレンが打撃で押すが、毒霧等の反則で勢いを止められ今ひとつペースに乗り切れない。
10分が経過したところでSA-KIの凶器攻撃でカレンが流血。頭を押さえつけ場内のファンに見せ付ける。

『どうだ豚ども! お前らの大好きな百合姉ちゃんがいい色に染まってるぜぇ』
客席に向かって悪態をついてみせるSA-KI。女性ファンの悲鳴とブーイングが場内に響く。

『百合って・・・・言うなっ!!』 言うとともに思い切りSA-KIの足を踏みつけるカレン。
思わぬ逆襲にSA-KIの手が緩み拘束から逃れる。

カレン「豚ってのはねえ・・・馬鹿で醜いけどねえ・・・とっても美味しいのよ!!」
SA-KI「こんな時まで食い物の心配かよ・・・この豚が」
カレン「決めた・・・今夜の晩御飯は牛肉のたたき。ボッコボコにしてやるから覚悟しなさいよ牛乳女」
SA-KI「あのな・・・別に『たたき』ってのはブン殴るわけじゃ・・・」
カレン「問答無用!!」

猛然と殴りかかるカレン。『豚』というより『手負いのイノシシ』である。
こうなるとSA-KIには分が悪い。ただでさえ打撃の防御は上手いとはいえない。
おまけに頭に血が登っているので、毒霧やひっかき程度の反則では勢いが止まらないときた。

『ふーっ・・・・ふーーーーっ!!』
数分後、リング上には興奮冷めやらぬ状態で勝ち名乗りを受けるカレンの姿があった。
ガードの上からパンチの連打を叩き込んだ挙句、体勢が崩れたところにニーリフトを叩き込む。
最近カレンが多用しているコンボが決まり、SA-KIが倒れたところでレフェリーストップとなったのである。
(続く)
27410:2009/12/24(木) 00:22:36 ID:gj7iUBw8
続き〜
それから数日後、クリスマスイブ。カレンは草薙を伴い、近所の教会のミサに訪れていた。
カレン「おおうっ!! 寒さが傷に染みるうぅぅぅっ」
草薙「意外に傷は深かったようですね」
カレン「こっちもボコボコにしてやったし・・・・痛みわけってトコロね」
草薙「しかし、たまには厳かな雰囲気もよいものですね」
カレン「付き合わせちゃって悪いわね、ミコ」
草薙「いえ、そんな事は・・・・。ただ、巫女としては・・・・」
カレン「巫女としては?」
草薙「やはり、異教のお祭りと言うのは落ち着きませんね」
カレン「ま、細かい事を気にしないという事で♪」

一方、教会の別の場所では、教会で世話になっている少年と氷川砂響が忙しく働いていた。
この少年、教会の子供たちの中では年長で、砂響の『仕事』についてもある程度知っていた。
砂響「痛っ」
少年「砂響姉・・・やっぱ休んでたほうがいいんじゃねえの?」
砂響「いえ・・・シスターとしてクリスマスに休むわけにはいかないわ」
少年「カレンだって別に砂響姉が憎くてやったわけじゃなんだから」
砂響「わかってるわ・・・・それより他の子に私の『仕事』の事は・・・」
少年「秘密にしとくって。でも毎回顔を腫らしてたら誤魔化しきれないぜ」

一応手当ては為されたものの腫れ上がった頬に夜風が心地いい。
少年「そう言えばさっき、砂響姉に客が来てたぜ。えらくガラの悪い」
砂響「ガラの悪い客?」
少年「借金取りだなありゃ」

数分後、教会敷地の片隅にて
砂響「また貴方たちですか・・・お金のほうは今月中に必ず払うと・・・」
チンピラ「それで『はいそうですか』と引き下がってたら借金取りなんてやってられねえんだよ」
(続く)
27510:2009/12/24(木) 00:24:13 ID:gj7iUBw8
続き
『カレンさん・・・あれは?』
砂響とチンピラが教会の片隅で話しているのを草薙が見咎め、カレンに話しかける。
カレン「去年のチンピラかな? あいつらしょうこりもなく・・・」
草薙「どうするんです」
カレン「ちょっと助っ人行ってくる。ミコはちょっと待ってて、すぐ終わるから」
草薙「わかりました」

チンピラ「今すぐ返せないなら、その体で返してもらってもいいんだぜ?」
砂響「だから私にはもう仕事が・・・」
カレン「そこのチンピラ、あんたも懲りないわねえ」
チンピラ「・・・レズ姉ちゃんか。去年も『首を突っ込むな』と言ったはずだぜ」
カレン「穏やかな話し合いにも見えなかったからね・・・・って、何よこのシスターの顔」
砂響「・・・いえ、これは」
カレン「チンピラ・・・・あんたがやったの? 女の顔に手を上げるなんて、さいっていっ!!」
チンピラ「違う! 俺じゃねえっ!!」
カレン「こんなに腫れて・・・・さあ・・」
チンピラ「『最初に言っておく』か?」
カレン「さあ・・・・アンタの罪を数えなさい・・・・この、女の敵があぁぁぁぁぁっ!!」
チンピラ「おお、新ネタ・・・・・って俺じゃねえぇぇぇぇっ!!」

猛然とチンピラに殴りかかるカレン
『お前だよ・・・お前が私をぶん殴ったんだよ』と、ツッコミを入れたいのをぐっと堪え、チンピラがのされるのを見守るシスター砂響でありました。
(終わり)
27610:2009/12/31(木) 21:22:39 ID:Y/rJcDQP
決戦の大晦日

12月31日、大晦日。何故か誰も帰郷せず寮に残っていた。
八島「・・・お前らな、どうして誰も帰郷しないんだ?」
成瀬「そりゃ、桜井が某国民的歌番組に出るからですわ」
八島「で?」
成瀬「可愛い後輩の晴れ姿をみんなで見守ってやろうっちゅーコトですがな」
美月「別の言い方をすれば『後輩を肴にみんなで盛り上がろう』とも言います」

PM5:00 寮の食堂
成瀬「ピザは届いた、オードブルも届いた、蕎麦もそろそろ準備するか」
早瀬「そっちはさっき注文したよ」
千春「おーい、ビールが届いたぞ」
千秋「とりあえず2ケースもあれば足りるだろ」
南「すっかり宴会モードねえ・・・・ところでカレンは? さっきから見えないんだけど」
美月「ヘレンさんと一緒に桜井についていってます・・・ボディーガード役で」
南「ボディガード?」
美月「不心得者が乱入しないための用心だそうで」

PM6:00 村上姉妹の部屋
千秋「準備はいいか、姉貴」
千春「おう、バッチリだ」
南「チェーンと竹刀もってどこに行く気かしら」
千秋「いや、歌番組にプロレスラーと言ったらヒールが乱入するのはお約束かと」
八島「お前ら・・・・いつの時代の人間だよ」
千春「アタシらがガキの頃は結構・・・・」
南「とにかく却下。おとなしくTV見てなさい」
千秋「へ〜い」

南「この調子じゃ桜井のほうも推して知るべしねえ」
八島「頼りはニールセンズか・・・」
重鎮二人の心配をよそに、話は続きます
27710:2009/12/31(木) 21:24:17 ID:Y/rJcDQP
続き
7:15 寮の食堂
真鍋「あ、出てきた出てきた」
草薙「緊張でガチガチですね。手足が同じ方出てますよ」
成瀬「レイと金井は遅いな。どこほっつき歩いてるんや」
美月「携帯にも出ませんし・・・・多分、某国営放送です」
成瀬「どうしてそんな場所に・・・いや、言わんでええ・・・・怖すぎる」

8:00 某国営放送
緊張しまくった千里が、『まあ気楽にやんな』と大物演歌歌手に声をかけられて余計緊張したり
『水着で歌うんじゃないの?』と聞かれて困惑したりしているうちに、出番が来た。
千里「そ、それでは・・・行って来ます」
カレン「頑張ってきなさいよ」
千里「了解!!」

千里が控室を出てしばらく後
ヘレン「さて、と・・・あたし達も行きますか」
カレン「うん・・・でもお姉、ホントに来るかな」
ヘレン「うまくすれば全国放送で映るのよ・・・・ほら、言ってるうちに」
カレン「・・・まったく、予想を裏切らないんだから。頭痛・・・」

ヘレンが指差した先・・・・そこには永原を引きずってステージの方向に向かう富沢と金井の姿があった。
永原「ご・・・ごめぇん・・・必死に止めたんだけど」
富沢「知名度アップのチャンスでしょうが!!」
ヘレン「はいはい、そこまで。あたし達も邪魔させるわけにはいかないの」
金井「むー・・・何様のつもり!?」
カレン「通りすがりのプロレスラーよ・・・・覚えときなさい」
富沢「待ち伏せしてたじゃない」
カレン「それはそれとして♪ ・・・・・最初に言っておく!!」
ヘレン「ここを通りたければ、あたしたちの屍を超えていけ!!」
ステージでは千里が緊張しつつ歌い・・・・舞台裏では、ニールセンズと三馬鹿が入り乱れた乱闘が繰り広げられるのでした
それでは皆様よいお年を(終わり)
278名探偵・香澄:2010/01/01(金) 00:22:20 ID:p+9/1NZN
市ヶ谷「愚かな俗人の皆さん、新年あけましておめでとうございますですわ!」
辻「この名探偵シリーズも今年でなんと3年以上続いてるんだね。」
市ヶ谷「これもひとえにこの私、美人名探偵市ヶ谷麗華の努力の賜物ですわね。」
成瀬「ただダラダラ続いてるだけやん(ボソリ」
 市ヶ谷の放ったハリセン丸の一閃が成瀬の顔面に直撃!?
野村「まぁ『継続は力なり』って言葉もあることだし・・・」
市ヶ谷「鈴木、貴女にしては3兆4千億年ぶりに気の利いた言葉ではありませんの。」
野村「あんまり意味のない継続であることに変わりはありませんけどね(ボソリ」
 市ヶ谷の放ったハリセン丸の一閃が野村の顔面に直撃!?
社長「おっと我々、ゾヨキリコンビの活躍も忘れてしまってはこまるぞよ!」
霧子「殿、殿ったら!!いいんですか?前回なんとなく意味ありげに終わってるんですよ。」
社長「フフフ・・・我らガイアーク編にも急転直下の新展開が待ち受けているぞよ。」
越後「ちょっと!!このシリーズ唯一の良心にして最大の被害者でもある私の出番も忘れてほしくないわね!!」
フレイア鏡「警部さん、そういうことは私を逮捕してから言ってもらいましょうか?」
藤原「市ヶ谷先生!!このところ私の出番がまったくないんですよ!!もう読者に忘れ去れてしまっていますよ!!」
喜六「それを言ったら私達なんて・・・誰も覚えてないぞ・・・なぁ八海山。」
八海山「だから姉貴よぉ・・・そのコードネームやめようぜ。すでに誰だかわからねぇよ。」
279名探偵・香澄:2010/01/01(金) 00:23:09 ID:p+9/1NZN
成瀬「ところで麗華様・・・ウチの勘違いかもしれへんのやけど・・・レギュラーと準レギュラーが久しぶりに総出演してるんやけど
   誰か一人、忘れているような気がするんや・・・」
市ヶ谷「はて・・・単発ゲスト出演の皆さんならいざ知らず、他にレギュラーなど誰かいましたかしら?」
野村「あ!?あの人ですよ!!麗華様に喧嘩ふっかけて追討令まで出された弁護士の小川さんですよ!」
成瀬「いやぁ・・・あんなマイナーキャラじゃないんや・・・誰だったかいな?何かウチらに縁のある奴やったような・・・」
野村「誰だろう・・・なんとなくここまで出掛かってるような気がするんだけどなぁ・・・」
辻「ネェネェ、それってさ・・・中江さ・・・」
市ヶ谷「オーホホホホホホ!!皆の記憶にないということは、取るに足らない程度の俗人だということですわ!!
    何より、このシリーズは私一人でもっているよなもの・・・何の憂いがありましょうや!!」
成瀬「まぁええか、思いだせんちゅうことはどうでもえぇ奴やったということやしな。」
辻「・・・・」
市ヶ谷「それでは最後にご挨拶ですわよ・・・愚かな俗人の皆さん、本年も・・・」
一同「よろしくお願い申し上げます!!」
280名探偵・香澄:2010/01/01(金) 01:26:56 ID:p+9/1NZN
 市ヶ谷観光 観光艦「市ヶ谷戦闘空母」
マリア「本日は市ヶ谷観光をご利用頂きまして誠にありがとうございます。私、本日のガイドを勤めさせて頂きます
    マリア・クロフォードでございます。本日は春日部市の名所を巡りつつ、市ヶ谷御本家の新年会会場まで
    ご案内させて頂く趣向となっているのでございます。」
成瀬「ウチ、何気に市ヶ谷本家行くのは今日が初めてやねん。」
野村「私もだよ・・・なんかドキドキしちゃうね。」
辻「実はボクもなんだよ・・・なんかいろいろ噂は聞いてるんだけど・・・」
越後「なんで私まで・・・」
マリア「皆様、右手をご覧下さい。あちらに見えますのが市ヶ谷御本家への入り口となっております、地下都市への入り口でございます。」
成瀬「な、なんや!?地下にドデカイ空洞が!!」
野村「春日部にこんなところがあったなんて・・・」
越後「いや、ないから・・・春日部市民の皆さんに失礼だから・・・」
マリア「これより本艦は地下都市へと進行してまいるのでございます。」
辻「・・・あぁ!?あれを見てよ!!地下に海があるよ!!」
成瀬「なんやて!?春日部には海まであったんかいなぁ!!」
越後「あるわけないでしょ・・・」
マリア「あちらに見えます海は濃硫酸の海でございます。足を一本でも踏み入れようものなら、足先からトロかされて
    骨がむき出しになることうけあいでございます。」
野村「骨は溶けないなんだ・・・」
マリア「皆様、地下空洞の天井部をご覧下さい。あちらに見えますのが地下都市名物『天井都市』でございます。」
辻「凄い!?天井からビルがいっぱい生えてるよ!!」
越後「普通に崩れ堕ちるでしょ・・・」
281名探偵・香澄:2010/01/01(金) 01:27:45 ID:p+9/1NZN
マリア「皆様にご注意申し上げます。予報によりますとまもなく雨が降って参るようでございます。くれぐれも
    甲板にはお出にならないようお願い致します。」
成瀬「なんでやねん?」
マリア「非常に濃度の強い酸性雨なのでございます。濃硫酸の海に硫酸の雨・・・傘などさしても肉も心もドロドロの
    グチャグチャなのでございます。」
越後「この船も溶けちゃうでしょ・・・」
マリア「皆様にお願い申し上げます。先ほど、お渡ししましたセンサーのスイッチを入れて下さいでございます。」
辻「このスイッチのこと?」
成瀬「これはなんやねん?」
マリア「敵機識別センサーでございます。このスイッチを入れないと敵機とみなされて、天井都市からの爆雷攻撃と
    沿岸部に設置されたミサイル防衛システムから総攻撃を受けるのでございます。」
越後「地下の火山鉱脈を撃てばいいのよ!うぅん、よく知らないけど絶対そう!」
成瀬「アンタも歳相応の小ネタ好きだったんやな。」
マリア「皆様、このツアーもまもなく終了でございます。アチラをご覧下さい。アチラに見えますのが本日終着点である
    市ヶ谷御本家、通称『市ヶ谷パレス』でございます。」
野村「天井都市にひときわ大きいビルが突き出してるよ!!」
越後「騙されるな!!アレは脱出用の戦艦の擬態だぞ!!」
マリア「それでは市ヶ谷パレスに着艦致します。本日は市ヶ谷観光をご利用頂きまして誠にありがとうございます。
    またのご利用をお待ちしておりますのでございます。」
282名探偵・香澄:2010/01/01(金) 01:28:27 ID:p+9/1NZN
 市ヶ谷パレスに降り立った4人を市ヶ谷が出迎えた。
市ヶ谷「あら、ようやく来ましたわね、愚かな俗人ども。」
辻「あ、市ヶ谷のオバチャン、今日はお招きしてもらってありがとう!!」
市ヶ谷「オーホホホホホホ!!今日は市ヶ谷本家特製の料理を振舞ってさしあげましてよ。」
成瀬「・・・麗華様に仕えて初めて良かったと思える瞬間や・・・ウチは今、猛烈に感動してるで!!」
野村「ようやく・・・ようやく人並みのお正月が迎えられる・・・」
越後「アンタ達って・・・普段どんな生活してるのよ。」
市ヶ谷「さ、テーブルに付いて下さいな。たんと特製料理を召し上がれですわ!」
 一同が付いたテーブルのそれぞれの席には椀が一つつづ置かれていた。
成瀬「なんか質素やな・・・てっきりキャビアの踊り食いとか、フォアグラ丼とか出てくるかと思うたんやが・・・」
野村「まぁまぁ・・・麗華様オススメの特製料理なんだから、きっと凄いんだよ。」
 お椀のふたを開ける一同。その中には・・・
辻「お雑煮だ!オモチが二つも入ってるよ!!」
成瀬「なんや・・・どこからどう見ても普通の雑煮やんか。」
野村「ちょっと期待ハズレだけど・・・でもこれまでのお正月に比べればなんてセレブな生活。」
越後「お前達の目は節穴か・・・この雑煮は・・・この雑煮は・・・」
成瀬「な、なんや!?」
越後「見ろ・・・この口全体に広がる鶏がらスープが奏でるハーモニー・・・これは・・・烏骨鶏だ!烏骨鶏のスープなんだ!!
   それだけじゃないぞ・・・雑煮のメインとも言うべきモチ・・・このモチは・・・うぉぉぉぉ!!市販の切りモチじゃない!?
   これはつきたてのモチをすぐに使ったんだ!!なんという・・・なんというハーモニー・・・これはまさに交響曲『雑煮』だ!!」
成瀬「アンタはミスター味っ子か。」
野村「でもこのお雑煮・・・美味しいよ!!麗華様、お代わりしてもいいですか?」
辻「ボクも!!」
市ヶ谷「オーホホホホホホ!!今日は無礼講ですわ!!タンと召し上がれですわよ!!」

 まぁお正月くらいは暖かくいきたいですね。
283本日のスーパー影武者講座:2010/01/03(日) 16:22:21 ID:LUr4Z+zj
5:57 正月も関係なく、日課の木刀素振りを始める越後さん。寮に目をやれば選手一同が次々と降りてくる。
     『アレは六時半からのはずだし・・・ライダー見る前に一汗流そうということかな?』
6:00 次々にテレビの前に陣取る一同。ダブルの特集番組開始
     越後「あの・・・これは一体?」
     藤原「今日はこれがあるから早く起きてきたんですよ」
     南「たまにはTV雑誌もチェックするもんねえ・・・・こんな番組やるとは思わなかったわ」

6:30 続いてディケイド再放送視聴
     南「マスクが割れたんならクウガに変身すればいいのに・・・突っ込んじゃダメ?」
     藤原「まあ、細かい事は気にしないのがお約束かと・・・」
     南「じゃあ、まけて『予備のマスクに交換』とか・・・どうです上原さん?」
     上原「・・・どうして私に聞くかな」

7:30 朝食後、シンケンジャー視聴
     藤原「正月ネタ・・・ずいぶんあっさり終わりましたね」
     柳生「武芸者たるもの、鍛錬を欠かしてはならんのだ」
     南「ねえ越後、あんな風に打ち落とせる?」
     越後「やった事はありませんが・・・・スピードによるかと」
     南「(期待に満ちた目で)じゃ、後でバッティングセンター行って試してみましょ♪」
     越後「せめて人が投げるのにまかりませんか(汗)」

7:57 真帆「影武者ってなんだ? 美味しいのか?」
     千春「あー・・・例えば千秋がタイトルに挑戦する。ところが体調が悪くて試合なんかできないとする」
     千秋「かと言って、はいそうですかと試合中止にもできない。そこで姉貴があたしのふりをしてだな・・・」
     南「大雑把に言えばそんなところね・・・・つまり殿様は殿様じゃないってこと?」
     藤原「さすがにその辺の事情は来週以降にならないとちょっと・・・・」
284名探偵・香澄:2010/01/03(日) 20:11:19 ID:53zIyeqf
 平成22年1月3日午前7時59分 プロレス団体ガイアーク本社
社長「・・・・」
霧子「・・・・」
 二人に言葉はなかった・・・その時である。聞きなれた陣太鼓の音が二人の耳に飛び込んできた。
霧子「新年そうそうまたアノ人が・・・」
社長「あぁ・・・また来たぞよ。よりによってこんな時に・・・」
 突如として引かれた陣幕から現れたのは・・・
小川「ひかえい、ひかえいぃ!!頭が高い!!」
社長「あぁぁ!?アンタしゃんは・・・麗華様に喧嘩吹っかけて埼玉県から追放された小川ひかる!?」
霧子「読者はもう誰も覚えてないですよ、きっと・・・」
小川「黙れぃぃ!!愚かな俗物ども!!こちらにおわすお方をどなたと心得る!!」
 小川が指さした先には羽織袴姿の一人の女性が・・・
小川「この御方こそ、このガイアークの真の代表取締役である佐久間理沙子姫にあらせられるぞ!!」
霧子「ちょ、ちょっと殿!?どういうことなんですか!!」
社長「こっちが聞きたいぞよ!?大体、理沙子君は私が会社の経費でナイショで買った高級マンションに住まわせて・・・」
理沙子「殿、これまでの役目ご苦労でした。もう帰って結構ですよ・・・あ、特売の卵と牛乳を買うのを忘れずに・・・
    お夕飯は昨日のカレーが残ってますから、冷蔵庫のうどんと一緒に食べてくださいね。野菜もちゃんと入れるんですよ。」
霧子「殿が理沙子さんのヒモって噂、本当だったんですね・・・それにしても庶民的な食生活してますね。」
社長「帰っていいって・・・どういうことぞよ!!ここは私の会社ぞよ!!」
小川「黙らっしゃい!!影武者の分際で姫に反論するとは言語道断!!」
霧子「殿・・・やっぱりこういう展開だったんですね。」
社長「去年からシンケンネタバレスレ読んで知ってたから心の準備は出来ていたぞよが・・・でも納得できないぞよ!」
285名探偵・香澄:2010/01/03(日) 20:12:24 ID:53zIyeqf
小川「会社登記等、法的手続きは全て完了してあります。本日只今よりこの会社は姫の物とあいなりました。早々に退去願います。」
社長「うぅぅ・・・キリちゃん!どうしよう!?」
霧子「殿・・・短い間でしたが大変お世話してあげました・・・どうかお元気で・・・」
社長「あぁぁ!?キリちゃん!!私を見捨てるぞよか!!」
霧子「殿・・・オメェの席ねぇから!!っていうか私って『経済力のある人が好き♪』なんで・・・姫のヒモと成り下がった殿には興味なくなっちゃった・・・テヘ♪」
理沙子「井上さん・・・貴女もご苦労でした。もう結構です。」
霧子「何の何のそれほどでも・・・って『ご苦労でしたって』どういうことですか?」
小川「要するに一言でいうとクビです。解雇です。派遣切りです。貴女は我が社の派遣社員なのですから経営陣の一新により、
   契約条項の一切が白紙になったということです。」
霧子「そんな馬鹿な!!そういうのが社会問題になってるんじゃない!!大体、この私以外に秘書役が務まる者いると思うんですか!!」
小川「秘書は姫の守役であるこの私、資格マスター小川ひかるが務めさせて頂きます。」
霧子「そんな勝手な・・・だいたいこれまでこの会社を大きくしてきたのは誰のおかげだと思ってるんです!!それに姫ってなんです!!
   どこをどう見ても姫っていうよりお局様、いや世継ぎ問題で裏であれこれ陰謀たくらむバカ殿に飽きられた側室でしょ!!年齢的に考えて・・・」
理沙子「!!」
 年齢的という言葉に反応した理沙子の鋭い眼光が霧子を捉えた。
霧子「ヒィィ!?な、なんですか・・・あのまがまがしいプレッシャーは!?」
社長「姫に年齢の事を言うのは禁句ぞよ。ダメぜったいダメ!!」
小川「本日只今より、このガイアーク・・・いや、埼玉県・・・いや、世界・・・いや、このスレは姫の元に平伏すことになるんです。」
理沙子「では・・・参る!!」
286名無しくん、、、好きです。。。:2010/01/03(日) 23:36:43 ID:N9eiW6Mi
>>283
南さん、何でそんなに馴染んでるんですかw

スーパーヒーロータイムもガイアークもいつも乙です!
287名無しくん、、、好きです。。。:2010/01/06(水) 00:37:05 ID:2h0QdwTC
>>284-285
社長の「卑」のモヂカラと理沙子姫の「秘」のモヂカラの対決か…
288名無しくん、、、好きです。。。:2010/01/06(水) 21:07:14 ID:UKBi+sE5
>モヂカラ
成瀬→金 $貧→貧 南→折 
真鍋→淫・・・と思ったら鏡さんも神楽さんもあてはまるぢゃないかww
289名探偵・香澄:2010/01/07(木) 23:39:04 ID:XJT/UMvQ
 埼玉県春日部市 スーパー サトウココノカ堂店内
社長「キリちゃん、そっちじゃないぞよ。その奥のパックじゃないとダメぞよ。」
霧子「卵のパックなんてどれも同じじゃないですか。」
社長「それはパックの端が潰れてるぞよ。そういうのは姫が気にするからダメぞよ。」
霧子「まったく・・・っていうかなんでこんなことしてるんです!!」
社長「姫に言われたじゃないかぞよ。特売の卵と牛乳買っておくようにって。」
霧子「殿!!会社まで取られて、主夫生活しろとまで言われて・・・殿には男としてのプライドってものがないんですか!!」
社長「・・・・・」
霧子「今・・・『ヒモ生活も悪くない』って思ったでしょ!!うぅん、よく知らないけど絶対そう!!」
社長「そんなことないぞよ!!それより何でキリちゃんが私と一緒に買い物してるんぞよ?」
霧子「ガイアークを解雇されちゃったということは、これまで住んでた社員寮も追い出されちゃったんです!!
   殿には私の生活の一切合切を面倒見るという責任があるんです!!」
社長「そんな目茶苦茶な・・・だいたい会社のお金を懐に入れてタンマリニンマリしてるんじゃなかったの?」
霧子「え!?い、いやですよぉ〜殿ったらぁ〜私がそんなお金に汚い真似すると思ってたんですか?」
社長「どうせ株で失敗したぞよね?うぅん、よく知らないけどぜったいそうぞよ。」
霧子「違いますよぉ〜ちょっとFXで無理しすぎたっていうかぁ〜全部ドバイが悪いんです!!気象温暖化のせいです!!」
社長「やっぱりね・・・」
霧子「まぁともかく、当面は殿のマンションに住まわせてもらいますよ。どうせ姫の為に無理して億ション買ったんでしょ?
   部屋くらいいくらでもあるじゃないですか。」
社長「ただでさえ姫の相手で疲れるのにキリちゃんまで増えたら・・・」
霧子「何いってるんです。美女二人と一つ屋根の下・・・『これなんてエロゲ?』な世界を堪能できるじゃないですか。」
社長「エロゲっていうより熟女ゲーって気が・・・あ!?今のはキリちゃんの空耳ぞよ!!気のせい、絶対気のせい!!」
290名探偵・香澄:2010/01/07(木) 23:41:25 ID:XJT/UMvQ
霧子「ところで今夜の晩御飯のメニューはどうするんです?」
社長「姫が言ってたじゃないかぞよ。昨日のカレーの残りとうどんで、カレーうどんぞよ。」
霧子「もうちょっと有意義なメニューにならないんですか?せっかく卵も買ったんだし・・・そうだ!殿、卵のついでに
   そこの『とろけるチーズ』と『カニ足のカマボコ』も買ってください。せっかくご厄介になるんですから私が
   霧子特製チーズオムレツカニタマ風を作ってあげますよ。」
社長「あ・・・なんかちょっと美味しそう・・・っていうかキリちゃんからそんな節約料理の提案があるんて意外ぞよ。」
霧子「こう見えても子供の頃は『味将軍グループ最強の美少女天才料理人』の異名で恐れられていたんですよ。」
社長「また一定年齢以上の人にしかわからないネタを・・・でもキリちゃんの手料理は食べてみたいぞよ。
   案外、姫も喜んで会社を返してくれるって言うかもしれないぞよね・・・うぅん、まさに料理が繋ぐ人と人の絆・・・
   まさに『う・ま・い・ぞ・ぉぉぉぉ〜(ドッカ〜ン!!)』な世界ぞよ。」
霧子「おいしい料理でハピハピハッピ〜♪(はーと)、みんなも作ってア・ラ・モード♪(はーと)」
社長「・・・・・・・・・・・・・・・さ、冗談はそれくらいにして、あとは牛乳ぞよね。さっさと買って帰るぞよ。」
霧子「と、殿!!珍しく私がボケにまわったのにスルーするとは何事ですか!!ちょっと恥ずかしかったんですよ!!」
社長「キリちゃん、人としてやっていいことと、悪いことの区別ができないと困るぞよ!!こともあろうにアノ国民的アイドル
   をおちょくるなんて・・・」
霧子「も、もとはといえば誰のせいでこうなったと思ってるんです!!殿がもっとしっかりしてればこんな転落街道まっしぐら
   な生活なんて・・・」
社長「キリちゃん・・・なんか周りの人達が遠巻きに嫌ぁぁぁぁな視線で冷たく見てるぞよ。」
霧子「・・・殿、私達・・・どうなっちゃうんでしょうか?」

 ゾヨキリコンビの・・・明日はどぉ〜ちぃだぁ〜♪
291名無しくん、、、好きです。。。:2010/01/10(日) 02:06:33 ID:jO4wSdiZ
美加『私は他人を顧みない優等生よりも、皆の方が好き。しかし今日の皆最低だよ!それはプロレスをなめてるからよ。
  生きるってことをバカにしているの。いま自分がやっていることをひたむきにやらないで、
  この短い人生でいったい何が出来ると思ってるの・・・
  よく考えて見て、相手も同じレスラーだよ。同じ歳、同じ背丈、素質だってそう変わらないはずだよ!
  それが何で団体戦ストレート負けなんて差がつくの。皆ゼロか、ゼロな人間なの!?
  いつ何をやるのもいい加減にして、一生ゼロのまんま終わっちゃうの?
  それでいいの、皆それでもレスラーなの!悔しくないの!(絶叫)新咲!(絶叫)菊池!(絶叫)来島!(絶叫)』

来島『(額に青筋をたてて)悔しいです!今までは負けるのが当たり前だと思ってたけど、
   にやついて誤魔化したけど、いまは悔しいです!チキショー!(絶叫)』
(レスラー)『私も・・・悔しいです!』
(レスラーたち)『クソォ・・・クソォ(泣)悔しい〜』
美加『悔しいのは誰でもそう思う。でも思うだけじゃダメ。皆それでどうしたいの、どうしたいの!』
来島『(立ち上がり)勝ちたいです!』
菊池『IWWFに勝ちたいです!』
美加『ちょっと待て。IWWFはたったいまストレート負けした相手だよ!』
菊池『仇を取りたいんです!』
(レスラー)『外国がなんだってんだ!』
次々とレスラーが叫びながら立ち上がる。
美加『だけどね、IWWFに勝つためには、並大抵の努力じゃ勝てないんだよ!血ヘドを吐いて死ぬほどの練習をしなきゃならない!』
来島『はい、やります!』
美加『誰も助けてくれるわけじゃない。どんなに苦しくても言い訳はきかないんだよ!皆それでも勝ちたいの!』
新咲『勝ちたいです!勝ちたいよぉ』
やります、お願いします、頑張ります・・レスラーたちが次々と叫ぶ。
292名無しくん、、、好きです。。。:2010/01/10(日) 02:08:56 ID:jO4wSdiZ
 これほどの熱情が、ひとりひとりに秘められていようとは。美加の胸に感動が突き上げた。

美加『よーし、よく言った。私が必ず勝たせてあげる!』
(レスラーたち)『コーチ・・・』
美加『そのために俺はこれからお前たちを殴る!いいか、殴られた痛みなど三日で消えるよ。
   だけど、今日の悔しさだけは絶対に忘れないで!新咲、頑張って!よし、歯を食いしばって』

 後方のロッカーまで吹っ飛ぶ祐希子。だが目に涙を溜めながらすぐ起き上がり、美加の顔を見つめる。
 菊池、来島らを泣きながら殴る美加。それは美加にとって、レスラーとの絆をより深めたいという願いから発した行為であった。
 これは暴力ではない。もし、暴力だと呼ぶ者があれば、出るところへ出てもよい。美加はそう思っていた。

 レスラーたちは目覚めた。美加が何ひとつ強制したわけではないのに、翌日から目の色を変えて猛練習を始めたのである〜

『レッスル☆ウォーズ〜泣き虫コーチの7年間戦争〜』より抜粋
293名無しくん、、、好きです。。。:2010/01/10(日) 03:30:43 ID:MbKdCl+K
うーん良い話だ、感動した!ありがとう!

で、元ネタは人が死にまくるので有名だが
イソップ、マネージャー、梅辰役は果たして誰なのだろうか
そして金井の膝の古傷は大丈夫なのか
選手たちのコスがクリーニング屋の火事で燃えて旧作コスを着て闘うのか

この後が非常に気になる
294名無しくん、、、好きです。。。:2010/01/10(日) 03:38:44 ID:MbKdCl+K
良い話だ!感動した!

しかしこの後イソップもマネも梅辰も死んじまうし泣き虫先生は膝壊しちゃうし
コスが火事で燃えちゃうしだからなぁ・・・そう考えると抜粋したのは正解かも
295名無しくん、、、好きです。。。:2010/01/10(日) 03:43:29 ID:MbKdCl+K
あれ?二回書き込まれてる・・消したはずなのに何でだ?
>>293のはスルーして下さい
296本日のスーパーヒーロータイム+α:2010/01/10(日) 16:59:25 ID:Dcxvsxcp
数週間前
社長「どうして今日は誰も寮にいないんだ?」
千種がレスキューファイアーのロケ見に地元に帰った→武藤が当然の如く同行した→藤原と橘がついていった
→野放しにしておけんと八島姐と南さんがお目付け役として同行→気が付けばちょっとした見学ツアーに
撮影に乱入しないか気が気でない社長でした


6:30 毎度おなじみディケイド視聴。「べ、別にハマったわけじゃないですよ・・・ただ皆で見てるからそれに合わせてるだけで」
     と、ある意味ツンデレ状態の越後さん。完全に染まるまでもう少しの様子
     南「私の強さにあんたが泣いた♪ なんてね」
     富沢「いえ・・・いつもいろんな意味で泣かされてますが」
     南「じゃあ今から泣いてみる?」
     富沢「遠慮します」

7:30 シンケンジャー視聴
    南「えーと、つまり悪者の注意をひきつけるのに殿様が影武者やってたと」
    藤原「そういう事になりますね」
    千春「真鍋がレフェリーの注意を引いてる間に、あたしらが乱入して凶器でボコるようなもんか」
    千秋「合ってるようなハズれてるような・・・・」
    南「返り討ちにしちゃえば一緒だけどね」

    越後「大剣のアクションは面白い使い方をしてますね。蹴って反動をつけたり遠心力を利用したり」
    藤原「非力さを補う表現ですね。なんかモンスターハンターみたいですけど」
    真鍋「むむ、つまりアタシでもああすれば丸太を振り回せると」
    南「うまくやればね。ただし試合で電信柱振り回そうなんて考えないようにね」

書いててふと『Lv9木刀→電柱』なんてのが脳裏に浮かんだ。某神官戦士のサブウェポンかい。
297名無しくん、、、好きです。。。:2010/01/10(日) 18:02:58 ID:r6Z4eqqT
>>296に追加
8:00 ダブル視聴
     藤原「さらば・・・N?」
     成瀬「な・・・なんやその目は? どうしてウチをそないな目で見とるんや?」

いや、投下してしばらくしてからふと脳裏に浮かんだモンで
29810:2010/01/18(月) 23:04:07 ID:8Okf560t
運命の出会い

『なぜプロレスラーになったのか?』 答えは選手によって様々でございます。
「家族を養うため」「試合を見て憧れて」「実家が格闘家でそのままプロデビュー」などなど
プロレスラーの数だけ答えもあると言っても過言ではありません。
さてさて、この人の場合は・・・・

一月半ばの某会場、栗浜亜魅はリングサイドでアイスクリームをなめつつ試合を観戦していた。
別段プロレスに興味があったわけでもない。団体名はおろか、今リングで闘っている選手の名も知らない。
高校の友人に連れられ、付き合いで観戦にやって来た・・・・ただそれだけのことである。
その後の亜魅の人生を変えてしまう出会いがあることなど、この時点では知る由もなかった。

そんな亜魅の事情など関係なく、リング上で闘っているのはカレン・ニールセンとサキュバス真鍋
久しぶりのシングル対決である。
真鍋「やっほー、カレンちゃん久しぶりー♪ ど〜れ、お姉さんがいっちょ揉んで・・・・」
カレン「あたしのほうが年上でしょうが。両手をわきわきさせて、どこを揉む気かな・・・このエロ小悪魔は」
真鍋「やだなー、言わせる気? もうカレンちゃんったらエッチなんだから♪」
カレン「最初に言っておく! あたしはその手のネタが暴れるほど嫌いだ!!」
真鍋「おやおや、あそこのお客・・・美味そうにアイス舐めてるな〜」
カレン「人の話を聞けえぇぇぇぇっ!!」

挑発で頭に血が登り真鍋を追いかけ回すカレン、ひらひらと逃げ回りつつセコい攻撃を間にはさむ真鍋。
そんな昔のアメリカのアニメのような展開が5分ほど続いた後、場外に逃げたところをカレンに捕まってしまう。
『捕まえた・・・・さ〜て、おっしおっきタ〜イム♪』 言いつつ真鍋をボディスローで投げ捨てようと勢いをつける。
このまま鉄柵に一直線・・・・と思いきや、素早く体を入れ替え逆に真鍋がカレンを投げる形になった。
『がっしゃ〜ん!!』と、派手な音をたててカレンが鉄柵に叩きつけられた所で・・・・・続きます
29910:2010/01/18(月) 23:05:01 ID:8Okf560t
続き
「あたたたた・・・・」 背中を押さえ、苦悶の表情を浮かべるカレン。追い討ちに備え体勢を整えようとすると、真鍋が指差して笑っている
カレン「ツカサ・・・何がそんなにおかしいのよ」
真鍋「きゃははははは! 鬼だ、鬼がいる」
カレン「鬼?」
真鍋「だってカレンちゃん・・・角生えてるし」

『私の・・・・アイス』 亜魅が眼前の鉄柵にもたれているカレンを覗き込むと、確かに『角』が生えていた。
アイスクリームのコーン部分は『鬼の角』に見えない事もない。
カレンが鉄柵に叩きつけられた際に思わず放り出してしまったらしい。そして倒れたカレンの頭上に落下したのだろう。

真鍋「鬼〜のパンツは、水玉だーっ♪」
カレン「水玉パンツ言うな!! ツカサ・・・・そこを動くな」
未練がましくカレンの頭上のアイスを覗きこむ亜魅。それが不運の引き金だった。
逆上したカレンがやおら立ち上がり・・・・後頭部が亜魅の顔面を直撃した。
『はうっ』 そのまま崩れ落ちる亜魅。
「ちょっと栗浜、大丈夫?」「通してください、医務室に運んで手当てします」
友人の心配する声や若手選手の声を聞きつつ、亜魅の意識は闇に沈んでいった。

真鍋「いっけないんだー、お客さん殺っちゃった〜♪」
カレン「殺してないっ!!」
試合結果・・・・両者リングアウト。逆上したカレンが場外で暴れまくったためである。

そのころ、栗浜亜魅の意識は闇の中を彷徨っていた。誰かの声が聞こえてくる・・・
『汝の為したいように為すがよい』   
違う・・・呪われた島の邪神などお呼びではない。
『エレ○ーゼ・・・・』『闘え・・・闘え!!』
全部違うっ!! そう叫んだ瞬間、目が覚めた。まず目に飛び込んできた風景は見知らぬ天井であった。
目覚めた所で続きます。
30010:2010/01/18(月) 23:05:54 ID:8Okf560t
続き
気が付くと亜魅はベッドに寝かされていた。どうやら気絶した後、医務室に運ばれたらしい。
「あ・・・気がつきましたか」
傍に座っていた若手選手が声をかけてくる。彼女がここに運んでくれたのだろう。
しかし・・・・彼女と自分の体を見比べてふと思う。
(84・57・85というところですか・・・・・資質というのは時に残酷です)

千里「まだしばらく横になっていたほうがいいですよ」
栗浜「おかまいなく・・・・あの鬼の人はどこですか?」
千里「鬼?・・・カレンさんなら仕事中です。結構忙しいんですよ」
栗浜「・・・復讐してやる・・・・仕返しせずには気が済みません」
千里「やめておいたほうがいいですよ。カレンさん、素人相手でも手を出しますから」
栗浜「真正面から行かずとも、このアレイスターの使い魔たる私の力で復讐はなされるのです」
千里「(アレイ・・・・? どうやら少しイタイ人のようですね)」
栗浜「聞こえてますよ・・・誰がイタイ人ですか」

『おいおい、物騒な話をしているな』 ドアを開けて、医務室に社長が入ってくる。
千里「先生の話では、大した事はなかったそうですが」
社長「そうか、それは良かった。すまなかったね、お嬢さん」
栗浜「い・・・いえ、こちらこそ」
社長「一応病院には行ったほうがいいな。じゃ、名刺渡しておくから近いうちに連絡してくれ」
栗浜「は・・・はい(素敵な・・・お方)」

そう言って名刺を手渡すと、社長は医務室を出て行った。亜魅はしばらくドアの方を見つめていたことに気付き、はっとする。
胸が高鳴る・・・何だろうこの気持ちは。一目惚れ? いや、これは運命だ。使い魔たる自分が仕える主人を見つけたのだ。

「もしもし? そろそろこちらの世界に帰ってきてもよろしいのでは」
若手選手が声をかけてくる・・・・無粋な奴め。せっかく運命の出会いを感じているというのに。
(続く)
30110:2010/01/18(月) 23:06:53 ID:8Okf560t
エピローグ
数日後・・・・団体事務所にて
霧子「そこにサインを・・・・これで契約は完了です」
栗浜「栗浜亜魅です・・・・これからよろしくお願いします」
社長「うむ、わが団体へようこそ。小さな体では苦労もあるとは思うが、がんばってくれ」
栗浜「早速のお気遣い・・・ありがとうございます、ご主人様」
社長「ご・・・・ご主人様?」
(ふふふ、これでご主人様と一緒にいられます。そう、あの日の事は全て運命の導きだったのです。
そう思えば、あの鬼の人への恨みも・・・・やっぱり復讐してやる。)
何はともあれ、プロレスラー・栗浜亜魅は誕生したのでありました(終わり)



てなわけで、唐突に新メンバー加入ネタをば
最初はカレンへの復讐メイン動機にするつもりでしたが、思い直して今の形になりました。
ちなみに場外乱闘の元ネタはリンドリルールブックの冒頭のマンガです。
妄想スレじゃあんまり栗浜のネタってなかったような気が
302名無しくん、、、好きです。。。:2010/01/19(火) 20:44:51 ID:k1hMSg/M
乙。栗浜加入か。
たしかになかなか見掛けないがキャラが濃いだけに、期待出来る人材ではあるよね
303名無しくん、、、好きです。。。:2010/01/19(火) 22:19:48 ID:k7abegJl
栗浜はつかさに言わせたらクリリンって呼ばれるのだろうか
304名無しくん、、、好きです。。。:2010/01/20(水) 15:58:31 ID:t+5y7LrT
力作乙。
とっても愉快なキャラで楽しいw>栗浜
305名探偵・香澄:2010/01/21(木) 00:34:43 ID:V6CQEZyW
 埼玉県春日部市 マングースマンション春日部 最上階
霧子「殿・・・これはいったいなんですか!!」
社長「いきなり何を怒ってるぞよ?」
霧子「この部屋ですよ!!なんですかここは!!最上階の全部屋が姫の名義で買い上げられてるじゃないですか!!
   私を春日部ひよどり荘203号室に押し込めておいて・・・なんという差別!!許せません!!」
社長「だって姫がさ・・・」
霧子「だってじゃありません!!さしあたりこの部屋は私がもらい受けます。」
社長「あ、そこは姫の衣装部屋だからダメぞよ。そっちはトレーニングルームで、あっちはリフレッシュルーム、
   そいでそっちのは寝室・・・全部、指紋認証式のカギ掛かってるから姫じゃないと開けられないぞよ。」
霧子「藤原紀香もビックリな生活してたんですね。そ、それじゃ・・・殿の部屋はどこなんです?」
社長「私の部屋は・・・ここぞよ。」
霧子「ここって・・・ただのクローゼットじゃないですか。」
社長「何を言うぞよ!!立派な部屋ぞよ!!」
霧子「しなびた煎餅布団が一枚・・・壁掛けのショボイアナログTV・・・空いた隙間にグラドルDVDとカップ麺が・・・
   男おいどんな世界ですね。」
 その時である。聞き覚えのある陣太鼓の音が二人の耳に飛び込んできた。
小川「姫のお帰りぃぃ〜!!」
社長&霧子「お、おかえりなさいませ、姫!!」
 小川ひかるに先導されて帰宅した理沙子は社長と霧子を一瞥するや、静かに語りかけた。
理沙子「・・・殿、なぜここに井上さんがいるんですか?」
社長「そ、それはぞよね・・・いろいろと・・・地球温暖化で特捜のリークでなんたらかんたらで・・・」
霧子「だってぇ〜殿と私は〜一つ屋根の下で仕事してた仲ですしぃ〜一心同体っていうか一蓮托生?」
社長「キリちゃん!!なんてこと言うぞよか!!だいたい同じ会社で仕事してたんだから一つ屋根の下なのは当り前でしょ!!」
理沙子「殿・・・・・その点についてはあとでじっくりと伺います・・・愛の説教部屋で・・・・」
社長「・・・・」
霧子「愛の説教部屋って・・・椅子に縛り付けられてピコピコハンマーでボコられるんですね?わかります。」
306名探偵・香澄:2010/01/21(木) 00:36:39 ID:V6CQEZyW
 その頃、市ヶ谷探偵事務所では・・・
成瀬「麗華様ぁぁぁ!!麗華様ぁぁぁぁ〜!!大変やで!天下の一大事やで!!」
市ヶ谷「佐藤、何事ですの?騒々しいですわね。」
成瀬「そんな悠長なこと言ってる場合やないで!!まずはこのビデオを見たってぇな・・・ポチっとな!」
 リモコンを操作するとモニターにはある映像が流れ出した。
市ヶ谷「これは・・・日曜朝7時30分のあの番組のエンディングではないですの?しかしなんですわねぇ・・・『みんなで歌おう!』って
    言われても、とてもそんな気分にはなれない展開が続いてますわね。」
成瀬「そんなことやないんですわ!この後や・・・そう、ここや、ここ!!次回予告のこのシーンですわ!!
   よう見てぇな・・・あっちの姫さんが爺をハリセンでシバイてますやん!!これはアカンわぁ・・・絶対にアカンで!!
   麗華様の許可なくこともあろうに市ヶ谷家秘伝の『ハリセン丸』使ってますやん!!これは奴らの挑戦状みたいなもんやで!!
   どうしまっか?月面基地に連絡してマスドライバー撃ちこんでもらいますか?それとも原子核破壊砲を撃ちこんでやりますかいな?」
 市ヶ谷の放ったハリセン丸の一閃が成瀬の顔面に直撃!?
成瀬「ハゥッ!?・・・な、なんでやねん?いつもなら烈火のごとく怒りまくって戦争吹っかけるやないですか!!」
市ヶ谷「甘いですわ・・・手首のスナップが利いていませんわ・・・それに振り子の原理を利用して力を入れずに・・・こうやって・・・撃つべし!!」
 市ヶ谷の放ったハリセン丸の一閃が成瀬の顔面に直撃!?
成瀬「ハウゥゥッ!?う、ウチじゃなきゃ・・・死んでますやん。」
市ヶ谷「誰かある!!馬引けぇ!!ですわ!!私、直々に夏居さんにハリセン丸の使い方をレクチャーして差し上げますわ!!」 
30710:2010/01/24(日) 23:46:55 ID:aMfsxF/g
汝は邪悪なり

栗浜亜魅が契約をかわし(>>301)団体の一員となって数日後、身辺を整理した亜魅は改めて事務所を訪れていた。
本人の希望もあってヒール陣営に加わる事になり、村上姉妹の預かりとなった。

八島「こいつが今度入った栗浜亜魅だ。面倒見てやれ」
栗浜「栗浜です。よろしくお願いします」
千春「おう、よろしくな」
千秋「しかし変ってるな・・・・いきなりヒール志望とは」
栗浜「復讐・・・いえ、少々事情がありまして」
千春「ま、深くは追求しないでおくさ」
千秋「よし、これから挨拶回りだ。他の連中紹介するぞ、ついてこい」
栗浜「わかりました」

数分後、寮の玄関にて。めかしこんだカレンと出くわす。どうやら何処かへ出かけるところらしい。
「(鬼の人・・・・まさかこんなに早く出会うとは。ある意味復讐のチャンスです)」
そう考えた瞬間、亜魅の体は動いていた。距離を一気に詰めカレンに飛びかかり・・・・裏拳で撃墜される。
カレン「・・・で、誰よこいつは?」
千秋「今度入った新人の栗浜。おーい、生きてるか?」
栗浜「は・・・はいぃぃぃ」
千春「こいつがカレン・ニールセン。通称『百合姉ちゃん』」
カレン「違うっ!!」

千春「冗談だ、ムキになるな。めかしこんで男とデートか?」
カレン「そんな大したもんじゃないわよ。ちょっと食事して買い物してくるだけよ」
千秋「それを世間じゃデートと言うんだが」
カレン「大きなお世話よ。じゃ、行ってきま〜す♪」
栗浜「(男とデート・・・まさかご主人様と)」
妙な疑いを持たれたところで続きます。
30810:2010/01/24(日) 23:48:06 ID:aMfsxF/g
続き
栗浜「男とデート・・・まさかご主・・・社長と?」
千秋「いや、EWAの下っ端社員の彼氏がいてな・・・多分そいつだ」
千春「実質ウチじゃ唯一の彼氏持ちだ」
栗浜「すると社長に恋愛感情を持っている人は・・・」
千春「ん・・・誰もいないと思うが」
栗浜「そうですか・・・安心しました」
千秋「?」

(心配する事も無かったですね・・・・やはりご主人様と結ばれるのは私だけなのです)
村上姉妹の困惑をよそにそんな事を考えていると、今度は草薙と真鍋がやってくる。
草薙「おや、その方は?」
真鍋「噂の新人ちゃん?」
千春「耳が早いな。今度入った栗浜亜魅だ」
千秋「えーと・・・黒い呪術師だったか」
真鍋「それ、ブッチャーだから」
栗浜「『黒魔術師』です」

その単語を聞いたとたん、草薙が怪訝そうな顔になる。
草薙「黒魔術・・・それは邪悪なものではありませんか」
栗浜「名乗っているだけで邪悪とでも? 本物でなければまがいものの巫女でも退治できるでしょうけど」
草薙「ま・・・まが…!!」
栗浜「巫女萌えとでも言うんですか・・・・ただ恰好を真似れば良いというものでは・・・」
千秋「お・・・おい、それまで・・・それまでだ。次いくぞ次!!」

そう言うと村上姉妹は亜魅をひきずって、そそくさと去って行った。残された草薙の肩が震えている。
真鍋「みことちゃん・・・・怒ってる?」
草薙「い・・・いえ、あの程度で怒りませんよ・・・・私はオトナですから」
真鍋「(うわー・・・・こりゃ相当頭来てるわ)」
草薙「でも少々お灸をすえる必要はありそうですね」
(続く)
30910:2010/01/24(日) 23:50:40 ID:aMfsxF/g
続き
そう言うとどこからか木刀を取り出す草薙。
草薙「この我が家に伝わる御神刀○チナワで・・・・」
真鍋「違うから! それ作品違うから!!  て言うかどこから生えたのその木刀」
草薙「些細なことです。さて・・・社長に彼女のデビューの相手に名乗り出てきましょうか」

数日後、栗浜亜魅のデビュー戦が行われた。対戦相手は草薙みことである。
怒りに燃える草薙は亜魅に何もさせず木刀攻撃まで繰り出して叩きのめしてしまった。

そして試合後
「私としたことが・・・・私としたことが・・・・」
草薙は大人げなく、怒りに任せて栗浜を叩き潰してしまったことで自己嫌悪に陥り・・・・

「呪ってやる・・・呪ってやる・・・呪ってやるうぅぅぅぅぅっ!!」
と、一心不乱に寮の庭で草薙をかたどった人形に釘を打ちつける亜魅の姿がありましたとさ
(終わり)

>>303
だらだらの法則では「クリリン」「あみみん」「あみん」ってところか。
個人的趣味では「あみあみ」ですが(笑)
310名無しくん、、、好きです。。。:2010/02/02(火) 21:30:35 ID:wFRNiJIO
ぞよ社長のクローゼット部屋で、まごころ便のさるの部屋をふと思い出す男! 俺!!
>>290
>ゾヨキリコンビの・・・明日はどぉ〜ちぃだぁ〜♪
・rskさんをクローゼット部屋に幽閉しようとして返り討ちでボコられる
・rskさんの養子になってガイアーク社長復帰
最近の展開だとこんなとこかいな。年下の義母? いやいやrskさんは・・・なんでもありません、はい。
311名探偵・香澄:2010/02/06(土) 03:51:49 ID:pCcGumwA
 埼玉県春日部市 マングースマンション春日部 深夜
社長「長い一日だったぞよ・・・でも、また朝がきちゃうんだよなぁ・・・はぁ・・・グラドルDVDでも見ながら寝よう・・・」
霧子「とぉ〜のぉ〜」
社長「うぉぉ!?き、キリちゃん!?いきなり怖い登場しないでほしいぞよ!!こんな真夜中に何事ぞよ?
   ま、まさか・・・このスレじゃ書けないようなことをしにきたんじゃ・・・け、ケダモノぉぉぉ!!」
 霧子の放ったハリセン丸の一閃が社長の顔面に炸裂!!
霧子「馬鹿なこと考えないで下さい!!自分の顔を鏡で見たことあるんですか?なんでスーパー美人秘書の私が殿ごときと・・・」
社長「ごときって・・・そこまで言わなくてもいいじゃん・・・で、何事ぞよ?」
霧子「言うまでもないでしょ!!これからの事ですよ。このまま姫の言いなりでいいんですか?」
社長「・・・・」
霧子「今・・・『ヒモ生活も悪くない』ってまた思ったでしょ!!うぅん、よく知らないけど絶対そう!!」
 社長の襟首を掴んでしめあげる霧子。
社長「そ、そんなことないぞよ!!だいたい何かいい策でもあるぞよか?」
霧子「あります!!」
社長「まさかと思うけど・・・あの手ぞよか?こないだ見てたけど・・・あれはちょっと無理があると思うぞよ。」
霧子「大丈夫です。私がしっかりフォローしますから安心して下さい。」
社長「でもさぁ・・・さすがの姫もアレには乗ってこないぞよ。」
霧子「絶対に大丈夫です。要はノリとシチュエーションですよ。殿の演技と私のフォローでバッチリです。」
社長「どうせタダじゃないんでしょ?見返りはなんぞよ。」
霧子「嫌ですねぇ〜私がぁ〜そんな汚いこと考えてるわけないじゃないですかぁ〜ただぁ〜なんていうかぁ〜
   派遣社員から正社員になりたいっていうかぁ〜お給料も基本給55万の特別手当25万の通勤手当は5万でぇ〜
   社員寮もこのマンションの一室がいいっていうかぁ〜勿論、クローゼットじゃないですよぉ〜♪」
社長「・・・・・」
312名探偵・香澄:2010/02/06(土) 03:52:33 ID:pCcGumwA
 翌朝
社長「姫!!姫に一言奏上したき議これありぞよ!!」
理沙子「なんです?いきなり。」
小川「姫!!下賎な影の戯言に耳を傾けてはなりません!!」
霧子「一筆奏上!!ハッ!!」
 霧子は懐からショドウフォンを取り出すや、宙に「宅急便」の文字を書き上げた。
小川「な、何!?こ、これは・・・う、うわぁぁぁぁ〜!!」
 霧子のモヂカラでロープと包装紙に梱包された小川は窓から飛び出していった・・・
霧子「市ヶ谷事務所宛に送りつけてやりました・・・勿論、着払いで。」
社長「姫!!今日から・・・今日から姫の事を『母上』と呼ばせてほしいぞよ!!」
理沙子「な、なんです!?いきなり・・・」
社長「私は本日只今より、姫の養子となりますぞよ!!」
理沙子「何、馬鹿なこと言ってるんです!!」
霧子「母と血の繋がっていない息子の禁断の愛・・・『これなんてエロゲ?』な展開ですよぉ〜なんかワクワクしませんか〜姫?」
理沙子「!?」
社長「母上!!(コンバトラーのガルーダの声マネをしているぞよ)」
 何やら打ち震える理沙子・・・どうやら二人の猿芝居にツボを突かれたようだ。
霧子『殿、もう一押しです!姫の母性本能をくすぐってますよ!』
社長「母上様〜!!(今度は一休さんの声マネをしているぞよ)」
理沙子「・・・・そ、そういうシチュエーションも・・・ちょっと・・・い、いいかも・・・」
霧子「思い立ったが吉日!!ここに養子縁組の関連書類がありますから、いざ一筆!!ついでにガイアークの代表権の
   引渡し書類にもサインを!!もひとつおまけに私の正社員採用報告書にもサインを!!」
 つい勢いでそれらにサインする理沙子。
霧子「これにて一件落着!!殿、やりましたよ!!返り咲きですよ!!」
社長「やった・・・やったぞよ!!帰ってきた・・・富が・・・権力が・・・栄光の日々が!!」
霧子「殿!!」
社長「キリちゃん!!」
 手に手を取り合い、感極まって涙する二人・・・大方の予想通りの展開で元鞘に戻ったゾヨキリコンビであった。
313レッスル四方山座談会:2010/02/08(月) 00:46:26 ID:1llFqEjq
理沙子「さて…いつもなら第9回を迎えるはずだったのですが…」
上原「今回は放送内容を変更してお送りしたいと思い…うぅ…」
祐希子「泣かないでよ先輩。あたしだってさ…泣きたい気分だよ…」
市ヶ谷「全く…唐突に公式終了とは…レッスルの顔たるこの私に泥を塗るも同じ!
この凶行、断じて捨て置けませんわ!」
南「仕方ないわ、会社の都合なんだから。今苦しいのはみんな同じよ。」
龍子「それで納得できるか!本来ならアタシ達の回になるハズだったのに
いきなりこんなお通夜ムードにさせられたんだぞ!畜生!」
石川「龍子〜おちついて〜。気持ちは分かるけど〜」
来島「とりあえず龍子をなだめよう。話はそれからでも遅く…無いさ…」

龍子を黙らせるのに5分ほどかかって後…

吉原「これであたし達本当に終わりなんでしょうか…イヤ!そんなのイヤ!」
菊池「アタシがもっと風を起こせれば…グスッ…」
藤島「ちょっと、みんなして沈んでいてもしょうがないでしょう?
早くアタシ達を身請けしてくれる所探さないと…マズいよ?」
ちづる・金井「そうだ!みんな前向きに考えよう前向きに!」
富沢「ちょっ…ドコが前向きなの!それじゃ再起不能(リタイア)決定よ!」
314レッスル四方山座談会:2010/02/08(月) 01:27:11 ID:1llFqEjq
八島「全くだ。アタシらに体売れってのは飲めない要求だねぇ。」
小鳥遊「生き残れはしてもレスラーとしては完全終了だわな。
もっともアタシ等は体売るなんざハナから無理だろうけどさ、ハハハ。」
六角「エロゲ転向ってかい藤島?アタシゃ構わないが…そのために
プロレスゲーを辞めると言われりゃ…答えは決まってるねぇ。」
斉藤「その通りです!自分はレスラーであり格闘技者です!お前もそうだろ神田!」
神田「もちろんです先輩!リングに上がらない私など私ではありません!」
金森「あたしも体売るとかそういうのはちょっと…」

……

小川「藤島先輩、見ての通り絶賛大ブーイング中ですが…」
藤島「も〜じゃあどうしよっての?このままじゃどうにもなんないよ。」
理沙子「みんなで思案するしかないわね…身売りする以外の方向で」
祐希子「やっぱりビーチバレーやるしかないのかな…」
菊池「どこかで見たような気がしますけどいいですね祐希子さん!」
市ヶ谷「却下ですわ。それあなた達がやりたいだけでしょうが。」
南「あれは真似しちゃいけない見本でしょうが…全く」

そのとき地の底からざわめく声が…
???「ふふふ…ふふふふ…」
315レッスル四方山座談会:2010/02/08(月) 02:14:45 ID:1llFqEjq
上原「これは…!理沙子、堀、菊池!気をつけろ!」
理沙子「あなた達…!レッスル墓場から出て来たのね!」
越後・小縞・渡辺「うわー!たた、たすけてー!」

豊多摩・伊集院「ふふふ…みんなコッチに戻っていらっしゃい…」
紅・宍戸「もう疲れたろ…コッチ側で仲良くやろうぜ…!」

来島「なんてこった…取り込まれたらこのままフェードアウトしちまう…!」
龍子「やめて…やめてくれみんな!あたしはアンタ達とは戦いたくない!」
石川「おとなしく〜帰って下さい〜悪霊退散〜」

???「甘いな!相手を選んで闘えるとでも思ったのか!
私達がいない間にずいぶん腑抜けだらけになったもんだ!」
理沙子「あ、あなたは…!」
藤子「久しぶり…だな理沙子。あの時の借りを返せる機会が来るとは…
感謝しなければな、神とやらに!」

まさかの旧キャラの出現に戸惑う現役組!果たして黄泉返った彼女達に勝てるのか?
そしてむとめとちだねはどこにいった?待て次回!

つづく
31610:2010/02/08(月) 22:21:12 ID:9BY8xlUv
the blackest wrestle

さてさて、日本で旧キャラたちの出現でえらい騒ぎになっている頃・・・・

『トライファースト・レッスル公式HP閉鎖。選手たちの去就は? 〜デイリーブラックサン〜』
ロンドン郊外のマンションの一室。ウイスキーをぐいぐい飲みつつ、そんな見出しの新聞に目を通しているクロフォード先生。
「やれやれ・・・世界的に不況とはいえ、この手のニュースはたまらんな。昨日は他人の身、明日は我が身か。くわばらくわばら」

そんな事をつぶやいていると、「こんこん」とドアをノックする音がします。
マリア「誰だ? 押し売りならお断りだ。お礼参りなら心当たりがありすぎていちいち覚えてないぞ」
ルイス「相変わらず敵の多い人生のようですね。パトリシア・ルイスですよ」
マリア「大きなお世話だ。久しぶりだなパティ」
ルイス「その呼び方はやめてください。先生に会いたいという人を連れてきました」
マリア「私に会いたい? まあ立ち話もなんだ。とりあえず中に入れ」

ドアを開けるとルイスは黒人女性を伴っていた。
???「はじめまして、と言うべきかしら」
マリア「知った顔ではあるがな。メアリー・スミス、元WWKAミドル級チャンピオン、失踪後タイトル剥奪。どこか間違っているか?」
スミス「全部あってるわよ。好きで失踪したんじゃないけどね」
マリア「一時は死亡説も流れたものだが・・・・で、用は何だブラックランタン」
スミス「人をゾンビーみたいに言わないでくれる?・・・『墓場』からの使者と言えば分かるかしら」
マリア「『レッスル墓場』か・・・・」

レッスル墓場・・・・生き残りに敗れし者たちが集うこの世ならぬ空間。業界では有名な噂だ。
タチの悪い都市伝説とばかり思っていたが。
(続く)
31710:2010/02/08(月) 22:22:55 ID:9BY8xlUv
続き
マリア「あそこもよほど人手不足らしいな。今のうちから消えそうな奴に声をかけておこうと言う訳か」
スミス「話が早くて助かるわ。欧州方面はターシャにクライはともかく、ミラーの小娘まで出て行ったきりなんですもの」
マリア「そこで『墓場』に片足突っ込んでいるルイスを利用してここに来たわけか」
ルイス「(ぐさっ!!) か・・・片足墓場に突っ込んでる・・・」
スミス「まあそういう事ね。早くこちらの世界にいらっしゃいな・・・仲良くやりましょうよ」
マリア「貴様は一つ勘違いしているぞ。次回作が出るまでは私は現役だ。すぐにそちらに行く気は無いぞ」
スミス「あらあら、強情だこと。ま、今日は挨拶ってことで。再会の日を楽しみにしてるわ」

そう言い残すと煙のようにスミスの姿はかき消えた。
ルイス「ゆゆゆ・・・幽霊?!」
マリア「まあソレに近いな。私に言わせれば『過去の亡霊』だがな」
ルイス「私や先生もいずれあの人のようになるんですかね・・・・・」
マリア「その時になってから考えるさ・・・・久しぶりに会ったんだ、少し飲んでいけ。いい酒がある」
ルイス「何を飲まされるかわからないので遠慮しておきます」
マリア「私がそんな事をするように見えるか?」
ルイス「ええ、この上なくはっきりと」

こうしてロンドンの夜はふけていくのでありました(終わり)


>>315
墓場ネタに便乗させていただきました。旧作のヨーロッパ方面のキャラって消えたのスミスくらいだなと思いまして。
元々そんなに多いわけでもなかったですけど。
タイトルの元ネタはDCコミックスで展開中のblackest night(平たく言えばゾンビーネタの話)
読んでてふとコイツを連想したもんで。

318名無しくん、、、好きです。。。:2010/02/08(月) 23:06:40 ID:UTZBcbrB
デイリーブラックサンの方に釣られてしまった…くやしい…でも(ry

公式サイト閉鎖・トライ消滅というネガティブなアレすらネタに昇華する皆さん達マジぱねぇっす
319名無しくん、、、好きです。。。:2010/02/09(火) 13:14:27 ID:DEHyuWax
>>316-317
>旧作のヨーロッパ方面のキャラって
>消えたのスミスくらいだなと思いまして。

ところが、探すといるんですよ。
ザベラ・ベルパッチですとか
ノーラン・ワンツですとか……。
ビッグ・アーシアという選手は
「欧州の巨人」と呼ばれるほどの
大女で、大空みぎりとの対戦が
望まれるキャラクターでした。
320名探偵・香澄:2010/02/09(火) 21:10:44 ID:7WqE53KD
 埼玉県春日部市 プロレス団体ガイアーク本社ビル
霧子「殿、ドンペリ開けちゃいますよ♪」
社長「開けちゃって、開けちゃって♪今日は無礼講ぞよ!浴びるほど飲みまくるぞよ!今夜は寝かせないぞよ!」
霧子「お寿司は特上でいいですよね♪」
社長「勿論ぞよ!!特上10人前いっちゃおうぞよ!ウニにイクラに大トロ・・・好きなネタを好きなだけいいぞよ♪
   しかし、やっぱいいねぇ〜権力は!!一度この味を知ったらそう簡単には手放せないぞよ!!」
霧子「殿ぉ〜私ぃ〜移動用に戦艦欲しいんですけどぉ〜市ヶ谷さんみたいなぁ〜♪」
社長「うんうん、買っちゃう買っちゃう♪ウィル・ウィプスでもグラン・ガランでも何でも買っちゃう♪」
霧子「もぉ〜殿、最高〜♪さぁ、まずは乾杯しましょうよ♪」
成瀬「さぁさぁお二人さん、グラスを持ってえぇ〜な!ウチが注いだるさかい。」
霧子「あら、なかなか気が利くじゃない。」
成瀬「いやぁ〜一時はどうなることかと夜も眠れんかったが・・・でもウチはこうなると思っとったでぇ〜」
社長「・・・・なんでアンタシャンがここにいるぞよか?わかった!タダ飯とタダ酒に釣られて涌いたぞよね?」
成瀬「嫌やわぁ〜ウチはここの非常勤役員みたいなもんやん。なんなら今夜はウチのこと好きにしてええんやで・・・」
社長「アイドリングのすぅちゃんならともかく、アンタシャンなんか願い下げぞよ!!」
霧子「まぁまぁ殿、いいじゃありませんか。今日はせっかくの無礼講、二人が三人になろうと大した事はありませんよ。」
成瀬「さすが強欲年増秘書・・・やなかったスーパー美人秘書!フトモモぉ〜♪」
社長「ちょっとちょっとキリちゃん、いいんぞよか?タダでたかられちゃうぞよ?」
霧子「あら、私がいつタダって言いました?
   今夜の飲食代から戦艦の建造費、私のお洋服代等、全て費用は奴の名義で市ヶ谷事務所に請求書を回しちゃいますよ。」
社長「さすが・・・井上屋、オヌシも相変わらず悪よのう・・・」
霧子「いえいえ、お殿様にはかないませなんだ・・・」
社長&霧子「フフフフフフフ・・・ダァ〜ハッハッハッハッハッ〜!!」
成瀬「なんか知らんけど・・・めでたい、めでたいで〜ナッハッハッハッハッハッ〜!!」
321名探偵・香澄:2010/02/09(火) 21:15:40 ID:7WqE53KD
 翌日、市ヶ谷探偵事務所
市ヶ谷「佐藤ぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!この5億5千万の請求書はなんですのぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
野村「あのぉ・・・先ほど、『地球に降り立った5人の守護天使を探す旅に出るんや!』って言って飛び出していきましたよ。」



霧子「殿、殿!!トライファーストがなくなっちゃいましたよ!!」
社長「うぅ〜む・・・なんと・・・我々のように返り咲く者もいれば、立ち去るも者もいる・・・世は無常ぞよ。」
霧子「しかし、なんとも突然な話ですね。」
社長「そ、そういえば・・・麗華様がハイパー市ヶ谷砲の試し撃ちをやりたいって散々言ってたけど・・・」
霧子「ま、まさか・・・」
社長「・・・考えちゃダメ、絶対ダメ!!下手すると我々が拡散市ヶ谷砲のターゲットになっちゃうからダメ!!」
32210:2010/02/09(火) 22:35:17 ID:mnG8kXx4
>>319
列伝メンバーっすか。すっかり失念しておりました(汗)
泥縄式にちょいと調べてみると、ザベラ→柔道 ワンツ→おばちゃん アーシア→ヒガンテorアンドレ風味 こんなとこですか
その辺踏まえて続けてみますか。

さて、ロンドンでマリア先生がメアリー・スミスと対峙しているころ、ヨーロッパ各地にもブラックランタン・・・もとい『墓場よりの使者』が現れておりました。

オランダ、クリス・マリオンジム
ワンツ「久しぶりだねえクリス。あんたの弟子もずいぶん立派になったじゃないか」
クリス「なに、まだまだヒヨっ子だよ。この前だってニールセンの所の孫娘に・・・」
ワンツ「コンビネーションが少し雑だねえ・・・あたしも少し揉んでやるか」
クライ「・・・・師匠が二人に増えた気分だ。というか、どうして亡霊相手にあんな和やかにしてられるんだウチの師匠は」

ロシア某所
アーシア「・・・・」
ハン「ちょっと・・・邪魔だからどいてくれる? その体で部屋の中に立ってられると狭くてしょうがないの」

オランダ、ニールセン家シャワールーム
ヘレン「投げ技対決ってわけ? 柔道家なら服を着てないこちらが有利ね」
ザベラ「いや・・・裸で言われても。頼むから下着くらい穿いてくれる?」
ヘレン「シャワールームに乱入してくるような奴に言われたくないわよ」

ドイツ某所の安アパート
ミラー「嫌あぁぁぁっ!! お化け!! 来ないでえぇぇぇぇっ!!」
マーナ「うんうん、これが普通の反応だよねえ。こんな可愛い子ちゃん捕まえて『お化け』呼ばわりはムカつくけどね」

まともに怖がりそうな奴がミラーしか浮かんでこねえ(笑)
323名無しくん、、、好きです。。。:2010/02/13(土) 09:22:21 ID:UyhNkxNk
みぎり「社長〜、のどが渇いていませんか〜? アップルジュースをおごりますから〜、口を開けてください〜」
(ぎゅうぅぅぅぅっ)

みぎり「社長〜、のどが渇いていませんか〜? スイカジュースをおごりますから〜、口を開けてください〜」
(ぎゅうぅぅぅぅっ)

みぎり「社長〜、のどが渇いていませんか〜? ミカジューをおごりますから〜、口を開けてください〜」
金井「ひぃぃぃぃっ!!」

朝っぱらから何考えてんだ俺ww
今日は休日。あたしたち、かしまし娘(三馬鹿って呼ぶな!)は朝練をサボって爆睡中だよ。

「むにゃむにゃ・・・えへへ・・・やっぱジャーマンってば最強・・・・」
あたしこと永原ちずるは、美加やレイと違って優等生だけど、今日に限って絶賛寝坊中。
だって、南さんと越後先輩が揃って地方遠征中なんだもん。今日サボらないでいつサボるってーの。
「むにゃにゃ・・・ほーら、フィニッシュだよー・・・・」
夢の中じゃ、ついにカオス様を追い詰め、トドメのジャーマンを叩き込もうかというその時、

(…ちゃん……起きて……ちずるちゃんってば…もう朝だよ…)
どこかから声が聞こえてくる、と思ったら、ガクガク身体を揺さぶられる。今日ってタッグマッチだったけ。
…あーもう! せっかくの芸術的なブリッジが崩れたじゃない! レフェリーどこ見て…って夢?
それに、この声…

「ちずるちゃんってばぁ! 起きてよぉ! 練習サボっちゃだめだよぉ!」

ようやく目を開けて、声のする方向を見る。まだ寝ぼけててよく見えない。
確か寝る前に鍵閉めたよね…だったらグリ山寮長さんかな? それにしちゃあ痩せてるね。
それにこんなおっとりした声出すのは、千種か石川さんかな?まさかね…千種は海外遠征で石川さんは別団体だし…
まあ、おっとりといえば、佳代先輩が最強だけど………なにせ佳代先輩ときたら………!!??

「か、佳代先輩!!??」
掛け布団をひっくり返し、永原が飛び起きる。眠たさなんて布団と一緒に吹っ飛んじゃったよ。
目の前にいる、この女性は…
そう、レスラーのくせにスリムすぎる体型! アイドル並みの顔! そして何といっても小動物系いじめてオーラ!
どこをどう見ても、小沢佳代先輩そのものじゃない!!

「佳代先輩! ほんとに佳代先輩なんですね!? どうしてここにいるんですか!!」
「ほ、本物だよぉ〜。ちずるちゃん怒ってるのぉ? もしかして機嫌悪かったの? ごめんね、ごめんねぇ〜」
うわ、さっそく後輩相手に半べそかいてるよ…こりゃ佳代先輩に間違いないね…

あれ、ところで……佳代先輩って誰だっけ?(続く)
>>324
新女の先輩選手って、rskさんに堀さん、ゆっこさんに南さんと他1名、
それからそれから、菊池さんに瞳さんに越後先輩と…市ヶ谷様…だけだよね?
小沢佳代なんて先輩、いた?
……でも、あたし知ってる…佳代先輩のこと…覚えてる…
受身教えてもらって…怪我したときお見舞いに来てくれて…引退試合の相手して…

ちょっと混乱気味のあたしを見て、佳代先輩はやさしく微笑んでくれる。
「元気そうで、よかった」
「佳代先輩…」
この笑顔、やっぱりあたし知ってる…あれ、なんでだろ、涙でてきた。
「こっちの世界でもちずるちゃん怪我してないか、心配だったんだ。」
「……」
「こっちでも、三人仲良しさんなんだね。楽しそうで安心した。じゃあ、そろそろいくね」
「先輩、また…どこかで会えますよね?」
「そうだといいね。もし会えたら、また試合しようね! さようなら!」

佳代先ぱ…そう口を開きかけたところで目が覚めた。
そこにはいつもの景色。カーテンの隙間から差し込む光、散らばった床。あたしたち三人だけの部屋。
誰もいない…さっきまでのは夢…だったの…?

「えぐっえぐっ…羽田せんぱい、羽田せんぱい…ううっ…」
かすかな声のするままに隣のベッドを見ると、枕に顔を押し付けて美加が泣いていた。
羽田先輩って誰だろう?
多分、いや、きっと美加にとって大事な人なんだろう。
あたしにとっての佳代先輩と同じように。

ベッドから起き上がって、カーテンを開ける。まだ冬だけど、ここちよい日差しが部屋に差し込む。
1階の新人たちの部屋からは騒がしい声が聞こえる。あれは…聡美と智美かな?
あと外国語で悲鳴っぽいのも聞こえる。たしか、昨日からミラーが来てたっけ。ドイツ人なのに賑やかだね。

あたしも負けてられないにゃ〜! 予定変更っ! 朝練してこよーっと!(もうちょっと続く)
>>325
「それは、パラレルワールドね!パラレルワールドを扱った代表作には、フレデリック・ブラウンの……」
ビシッと人差し指をあたしたちの方に突きつけながら、レイが言い切る。こういうときのレイは実に生き生きとしてるよ。
この情熱の何割かを練習に向ければ、めぐちぐにも勝てるはずなのに。

なんでレイがこんなに張り切ってるかというと…
カーテンを開けた後、軽く身体を動かしてたところ、気配につられたのか美加が起きてしまったので、
さっきの話をしたところ、予想通り、美加も羽田さんという、あたしの知らない人の夢(?)を見てたらしい。
そんであたしと美加が一通り内容を話し合ってしみじみしてたところで、突然レイが起き上がって、
「話は聞かせてもらったわ!!」ときたもんだ。で、寝起き早々フルスロットルなわけよ。

「ねえねえ、レイちゃんはどうだったの?」
さすがに退屈になったのか、美加がナイスタイミングで質問を入れた。
「あたし? あたしはそんな経験なんてないわよ!」
……別に胸を張るところじゃないでしょ。
「あたしが基礎を教わって、付き人して、その他いろいろあったのって…せいぜい南さんぐらいで……あーーっ!!!」
……うるさいなぁ。今度は何よ?
「もしかして…あんたたちの恩人がこの世界にいないってことは、あたしの恩人も実はこの世界にはいないってこと!?」
……いや、その理屈はおかしい。
「つまり、つまり、南さんはもういないってことねーー!!」
……いやいやいや、あたしも美加も南さんのこと知ってるし。
「イエッフーー! ツンデレおかっぱ性悪女め! 時空の狭間で朽ち果てろぉぉぉ!」
……あーあ、それ死亡フラグ。

「誰が、ツンデレおかっぱ性悪つり目女ですって?」
案の定、意気揚々と部屋を飛び出したレイを待ち受けていたのは、夜行バスで帰ってきたばかりの南さんだった。
「ぜ、全身間接フルコース…ですカ?」
「ふふ…今日はやめておくわ。昨日、ちょっと懐かしい人と会って機嫌がいいのよ……山田に感謝することね…」
レイは気付かなかったみたいだけど、南さんのまぶたも腫れてて、目も真っ赤だったね。

今の世界に全然不満はないけど、できたらもっと沢山の人と会ってみたいな。
新しい人たちにも……懐かしい人たちにも…(終)
長々と駄文失礼。
久々の投稿だったもんで、短くまとめるのにてこずりました。
(それでも3レスも使ってますけど…)
今回はVシリーズを知らない方にはなんのこっちゃ?という内容ですが、
ニ○ニコ動画でVシリーズのあらすじなんかがやってたりしますし、
ちょっとググれば小沢佳代やチェルシー羽田や山田遥のこともわかると思いますので、
鯖から入った方も是非、興味があれば参照していただければと思います。

あーあ、Vシリーズや列伝を再販してくれないかなぁ・・・・・・
>>324,325
何度も申し訳ない。

×永原ちずる
○永原ちづる

でしたね。ごめんなさい。
329名無しくん、、、好きです。。。:2010/02/13(土) 15:30:19 ID:tYGsBnfB
>>324-326
エエ話や…Vシリーズ世代的に琴線に触れまくりですよGJ
Vシリーズのキャラは皆イイ味出してるのでどっかで復活してくれると嬉しいですね
33010:2010/02/13(土) 17:52:36 ID:dkV90GP2
the blackest wrestle :conclusion!

ヨーロッパ各地に現れた『墓場の使者』たち(>>322
迎え撃つEWA軍団の運命やいかに・・・・

オランダ、クリス・マリオンジムではデイジー・クライとノーラン・ワンツが対決・・・というかスパーリング中
ただでさえ恰幅の良いワンツの肉体にダメージを阻まれる上に、完全にガードに徹しているので有効打を与えられないクライ。
あせって大振りになったところに、カウンターでボディブローを叩き込まれる。以前カレンにもくらった戦法だがウェイトがある分パンチの重さも段違いである。
クライ「ぐはっ!!」
クリス「まったく・・・どうも大振りになる癖が直らないねえ。ニールセンの孫娘くらいなら、まだガードの上から押し潰せるだろうけど・・・」
ワンツ「重量級相手だと、今みたいのを食らったり手足をつかまれて投げ飛ばされたりもするんだ。覚えておきな」
クライ「は・・・はいっ!!」
クリス「わかればいいさ・・・おや、もうすぐ日が変わるよ。ちょっと熱が入りすぎたね」
ワンツ「おや、もうそんな時間かい。じゃあ、そろそろおいとましようか」
クリス「また会える日を楽しみにしてるよ」

そういうとワンツは煙のように姿を消した。
クライ「師匠、何だったんでしょう・・・・あの人は」
クリス「昔のダチだよ・・・『心の中に生きている』ってやつだな」

さてさて、クライがハイレベルなスパーリングに勤しんでいるころ、ニールセン家では・・・
『せいっ』『ちっちっ、甘い甘い』 一本背負いを狙うザベラの手をすりぬけ・・・・「愛のプレゼント♪」と、ザベラの足もとに石鹸を滑らせるヘレン
次の瞬間、足を滑らせシャワールームの床に派手な音を立てて倒れるザベラ。
・・・・と、かように低レベルな私闘を繰り広げるヘレン・ニールセンとザベラ・ベルバッチでありました(続く)
33110:2010/02/13(土) 17:53:48 ID:dkV90GP2
続き
ヘレン「だから言ったでしょ♪ 裸でつかむところなんか無いんだから柔道技なんか使えませ〜ん」
ザベラ「踊るなっ・・・正々堂々と勝負しろ」
ヘレン「嫌よ、面倒くさい・・・・だいたいシャワールームに乱入してどの口でそんな事を言うのかな?」
ザベラ「格闘家たるもの常在戦場・・・・頼むから服ぐらい着てくれ・・・」
ヘレン「まったく調子がいいんだから・・・・着替えてくるからちょっと奥の部屋で待ってて」

数分後・・・ザベラが部屋の中に入ったのを確認すると外から鍵をかけて閉じ込めてしまった。ご丁寧につっかい棒のオマケつきである。
『出せえぇぇぇっ!! ここから出せえぇぇぇぇっ!!』
ザベラの叫びを無視して何処かへ電話をかける。
「もしもしセラ、久しぶり。悪いけど今夜泊めてくれる? ちょっとうるさいのが来て家にいられないのよ」
その夜、ニールセン家には閉じ込められたザベラの叫びが響いていたという・・・哀れなり。


一方、ロシア某所では・・・・「帰ってちょうだい」「嫌だね」とハンとアーシアが押し問答の真っ最中
ハン「・・・まったく、こっちも暇じゃないのよ」
アーシア「邪魔なら叩き出してみるか? できればの話だけどな」
ハン「暴れたら部屋が汚れるし・・・・ちょっと待ってて」

言うなり奥の部屋に向かうハン。数分後に戻ってくると、テーブルに大振りのナイフを突き立てる。
アーシア「・・・何の真似だい?」
ハン「これはね、とっても珍しい玩具なの。ブレードが飛び出したり、9ミリの鉛玉が飛び出したりするのよ」
アーシア「おい・・・それでも格闘家か。素手の相手にそんなので脅そうってのかよ(汗)」
ハン「わかってないわね・・・・リング上ならいざ知らず、ここでは私は元軍人。暴漢相手に正々堂々闘う必要なんてあると思う?」

氷のような表情で恫喝するハン。『本気で殺る気だ』・・・・それを悟りアーシアは姿を消した。
プライベートでは一番怒らせてはいけない人間かもしれない(続く)
33210:2010/02/13(土) 17:54:54 ID:dkV90GP2
続き
さて、最後に控えしは・・・・ドイツ某所の安アパートのウィン・ミラーとマーナ・ロコ
「ほらほら、連れてっちゃうぞ〜」「ひいぃぃぃっ、お助けえぇぇぇっ!!」
と、情けない悲鳴をあげつつ(ある意味常識的)逃げ回るミラーでしたが・・・・

『来るなっつってんだろうが、ぼけえぇぇぇぇっ!!』
やおら逆襲に転じマーナをチョークスリーパーに捕えます。どうやら恐怖が頂点に達し逆切れしたようで・・・・
マーナ「ぐえ、チョークチョーク」
ミラー「やっかましいぃぃぃぃっ!!」
やがて夜が明け、マーナが姿を消すまでその状態は続いたという・・・・。


エピローグ
数日後・・・・ロンドンのクロフォード先生のマンション
マリア「他の連中の所にも来たそうだ・・・『墓場からの使者』がな」
ルイス「何だったんでしょう・・・・今回の事件は」
マリア「さあな・・・考えたところでどうにもならん。それよりいい紅茶があるんだが・・・」
ルイス「危ない葉っぱに決まってますから遠慮します」

自分も含め、共通することがひとつある・・・・
認識にバラつきはあるものの『使者』たちの事は記憶に残っている。しかしこの世界の記録には一切存在していない者たちなのだ。
考えられるのは『パラレルワールドの記憶』だが、それでも限度はある・・・・自分やヘレンだ。
しょせん、世界の境界など思った以上にあいまいな物なのかも知れない

マリア「板子一枚、下は地獄・・・か」
ルイス「何か言いましたか?」
マリア「ん、いや、何でもない」
釈然としないものを抱えつつ、ロンドンの午後は過ぎていくのでありました(終わり)
33310:2010/02/13(土) 17:56:24 ID:dkV90GP2
てなわけで、半端に続いたブラッケストレッスルにシメを試みてみました。
久々に列伝引っぱり出しましたけど、やっぱ全然いじってないキャラは少しくらいの再プレーじゃ動いてくれませんわ(汗)
アリスが出なかったのは・・・・単純に忘れてました。ほら、EWAでも地味な立ち位置だし・・・・(言い訳がましい)


>>327
ちょっといい話GJでした。小沢さん懐かしいっす〜。
パラレルワールド関係だと、自分の場合フレデリック・ブラウンよりマイケル・ムアコック連想するクチですわ。
334327:2010/02/13(土) 22:47:36 ID:Gd45IPVN
>>333
ザゼルなんてレスラーもいたんですね。
うちの小沢はずっと北米にいってたから知らなかった。

そもそも、『美少女レスラー列伝』などと銘打ってながら、美少女の方が少ないやん!
(それを言っちゃおしまい?)
参考URL ttp://kakuge.info/wa/index.htm

でも、マーナ・ロコとかリタ・モレナなんかは、ジュニアでベテランという、
鯖にはない設定だから、是非鯖3が出たときは復活してほしいと切に願ったり。
335名無しくん、、、好きです。。。:2010/02/15(月) 22:01:33 ID:kGzyTmlf
>石川さん
鯖1のファンブックでプロデューサーの池神RYOが
「彼女(石川さん)はレジェンドとして復活する予定が無かったのですが
松永さんが強く推薦したので復活になったという経緯があるキャラです」と言ってたはずだ

一度消えかけた涼美さんは鯖シリーズで俺達が見えない何かと交流しているのかもしれないな
336名無しくん、、、好きです。。。:2010/02/15(月) 23:14:43 ID:1XYHicEy
>>335
大酒飲んで酔いつぶれた石川さん・・・酔っ払いの戯言と思いきや、並行世界の
メンバーと交信してたりするんですな(違います)
ある意味シャーマンだなww

「そうです。ここは、すべてのバランスが崩れた、恐るべき世界なのです。これから30分。
涼美さんの目は、涼美さんの身体を離れて、この不思議な時間の中に入っていくのです…。」
337名探偵・香澄:2010/02/17(水) 14:46:19 ID:rJbxOGFG
 埼玉県春日部市 プロレス団体ガイアーク 本社ビル
霧子「殿、お茶が入りましたよ。」
社長「キリちゃん・・・今まで黙っていたけど実は私は・・・」
霧子「地球を護る為に天上界から降りてきた護星天使で天上界に帰れなくなっちゃったんですね?わかります。」
社長「なんで全部言っちゃうの!!」
霧子「殿の考えてることなんて所詮私の手のひらにあるんです。と、いうわけで・・・用意しておきましたよ。」
 なにやら懐から取り出す霧子
霧子「ジャジャ〜ン♪ゴセイチェンジャー♪(大山のぶよの声マネ)」
社長「おぉ!!なんという手回しの良さ!さすがキリちゃんぞよ・・・って、なんかこれ違くない?
   なんていうかお湯が出てきそうなライオンが口開けてるんだけど・・・」
霧子「気のせい、気のせい!うぅん、よく知らないけど絶対そう!
   それとちゃんと殿専用のカードも用意しておきましたよ!」
社長「・・・・『卑』って書いてあるけど・・・『卑弥呼』の『卑』ぞよか?」
霧子「勿論、『卑怯』の『卑』ですよ。だって殿の事を一言で表したらこれ以外ないじゃないですか。」
社長「・・・・さしずめキリちゃんを一言で表すと『強』ぞよね。」
霧子「あら、いやですよぉ〜殿ったら・・・『強者』の『強』なんて・・・本当の事いわれると私困っちゃう〜♪」
社長「勿論、『強欲』の『強』ぞよ。『年増』の『年』でもいいぞよね。」
霧子「・・・・殿、本当の絶望ってのを教えてあげますよ。」
338名無しくん、、、好きです。。。:2010/02/17(水) 20:04:22 ID:LdQ99L2x
>>337
そうか、今年の霧子さんはカードの使い手になるのか・・・・
それはそうと霧子さん、あまりに強欲だとオレンジの指輪が飛んできて貪欲の化身エージェントオレンジ
にされちゃいますよ(笑)

オレンジリング「地球人・井上霧子よ、すべてを望みしものよ・・・汝を新たな『貪欲の化身』に」
霧子「全部あたしのものよ!!」
知ってる人間がここに何人いるかはともかく、こんなのがふと脳裏に
33910:2010/02/23(火) 22:13:46 ID:CSc+yI7x
今更ながらにバレンタインネタ(かどうかは微妙)

「う〜ん、よく寝た・・・頭痛い・・・」
2月15日(月)早朝。選手寮のカレン・ニールセンの部屋にて。
前日のバレンタインデー、日本に来ていたEWAの下っ端社員にして彼氏のジェイミー君とデートを楽しみ、夕食に酒飲んで
・・・・どうやって寮に戻ってきたのか記憶がない。

「あ、おはようございます。カレンさん」
二段ベッドの上からチサトが声をかけてくる。傍らの目覚まし時計を見ると、まだ5時半・・・早起きねえ。
ふと部屋を見渡すと、部屋の隅に毛布にくるまった見慣れた・・・というか前日一緒にいた顔が・・・
「よう、起きたかカレン。グッモーニン♪」
グッモーニン、ジェイミー・・・・って、なんであんたがここにいるのよおぉぉぉぉっ!?

「昨日は凄かったぞカレン」「その言い方は確実に誤解を与えると思いますよ」
ジェイミーとチサトがそんな事を話し合ってるけど・・・・う、全然思い出せない。
一つの部屋に、一人の男と二人の女・・・・まさか親にも言えないコトを?!

そんな事をカレンが考えていると、部屋に成瀬が入ってくる。
成瀬「朝も早よから元気やなアホカップル。ジャケット乾いたで。それと始発も動いたそうや」
ジェイミー「さんきゅー。世話になりっぱなしで申し訳ない」
成瀬「ま、困った時はお互い様っちゅーコトや。それより間違いは起こらんかったか?」
カレン「何もないっ!!・・・・多分」
成瀬「ちっ・・・・いや、ならええんや」
カレン「ユイ・・・・今舌打ちしなかった?」
成瀬「気のせいやろ・・・・下っ端君に礼を言うとけよ」

いったい・・・・昨日何が起きたのよおぉぉぉぉぉっ!!
カレンが絶叫しつつ・・・・続きます
34010:2010/02/23(火) 22:15:01 ID:CSc+yI7x
続き
数分後、寮のリビングルーム
成瀬「それじゃ全然覚えてないんか?」
カレン「うん・・・帰りに居酒屋で飲んだまでは覚えてるんだけど」
ジェイミー「それでは不肖ジェイミー・スコット、一部始終を報告させていただきます!!」

2月14日夕方・・・・渋谷の街をカレンとジェイミーは歩いていた。
両手には大量のチョコレート入りの紙袋。空は曇り、雪もちらちらと降ってくる。下手をすれば帰りの電車もヤバそうである。

成瀬「チョコ・・・お前がもらったわけやないやろ」
ジェイミー「街を歩いてたらカレンのファンが集まってきてな・・・・ほら、こいつ女性ファンが多いし」
カレン「う〜・・・プレゼントは嬉しいんだけど・・・・ちょっとフクザツ」
成瀬「で、お前は何かもらえんかったんか? 男やろ」
ジェイミー「売るほどもらったよ・・・女性ファンからの殺意のこもった視線」
成瀬「さよか」

そしてその後、居酒屋に入りカレンがビールをぐいぐいやっていると、ガラの悪い男達が絡んできた。
「おうおう外人さんよ、モテモテで結構な事だな。俺たちにも少し紹介してくれや」
どうやら大量のチョコレートをジェイミーがもらった物と思っているらしい。

カレン「おう、ワタシタチ、ニホンゴワカリマセ〜ン♪」
チンピラ「さっきまで流暢な日本語で食い物注文してたのはどこのどいつらだ?」
ジェイミー「ちっ・・・しょうがねえな」
チンピラ「ん・・・・そっちの姉ちゃん、どっかで見た顔だな。確か・・・・」
カレン「誰が百合姉ちゃんだあぁぁぁぁっ!!」(チンピラに裏拳炸裂)
チンピラ「言ってねえぇぇぇぇっ!!」

成瀬「その後どうなったん?」
ジェイミー「店の中で暴れるのもマズいから外に出て、人目につかない場所に移動した」
カレン「そこらは覚えてるわ・・・そいつらボコボコにして路地裏に突っ込んでやったのよ」
ジェイミー「で、その後カレンが潰れてな・・・・ほら、酒飲んで動き回ったから」
さらに続きます
34110:2010/02/23(火) 22:16:02 ID:CSc+yI7x
続き
ジェイミー「で、雪で電車も止まってたんで・・・・」
成瀬「潰れたカレンをおぶって渋谷から10キロ歩いて来たっちゅーわけか。呆れた体力やな」
ジェイミー「愛の力ですよ。まさかこいつを放り出していくわけにもいきませんし」
カレン「はいはい、言ってなさい」

さて、ジェイミーがカレンをおぶって選手寮への長い道のりを歩いている頃・・・・
「呪ってやる、呪ってやる、呪ってやるうぅぅぅぅっ!!」と、栗浜亜魅が寮の庭でイメージトレーニングと称して、丑の刻参りをやっておりましたとさ。
ちなみに本日の人形は霧子さん。社長とともに出張しているのだが、二人きりということでよからぬ妄想全開のようである。
「御主人様とあんなことやこんなことを・・・・邪魔者は排除せねば」
どこから仕入れた情報かはともかく、亜魅の脳内では18禁な光景があふれていた。

釘を打ちつつ呪文を唱える
With blood and rage crimzon red ・・・ ripped from a corpse so freshiy red・・・・
さく・・・さく・・・さく 足音? まあいい、呪文が完成すれば私と御主人様を引き裂く邪魔者は・・・・
Together with our heeish hate・・・・ 
「おい・・・おい、嬢ちゃん」 取り込み中だ。後にしろ・・・・
「誰か呪ってるところ邪魔して悪いが、誰か呼んできてくれないか?」 わかっているなら邪魔をするな
・・・・さて、私は誰と話しているんだろう? そう思って亜魅が振り向くと、カレンを背負い両手に大量の紙袋を持った白人青年が立っていた。
「頼むよ・・・えーと・・・呪いの嬢ちゃん」 人を呼んでくるのはともかく・・・妙なあだ名をつけるな。

桜井「そして、その後私たちがカレンさんを部屋に運び込んで・・・・」
ジェイミー「酔っぱらったカレンをベッドに寝かせた所で、俺もばたんきゅー」
成瀬「出くわす人間に片っ端から絡んで大騒ぎやったで。『何よお、酒飲めば酔っぱらうの当たり前れしょお・・・文句あるってーの?』てな」
カレン「・・・・うう、どっちにしても親には言えないわ・・・」
知らなかったほうが良かった事実も世の中には確かに存在する・・・そんな事を考えるカレンでありました
とりあえず皆様、飲みすぎにはご注意を(終わり)
342名無しくん、、、好きです。。。:2010/02/23(火) 22:26:58 ID:kGDeXuqn
>>339-341
>とりあえず皆様、飲みすぎにはご注意を(終わり)

なんか最後の一文に>>10氏の強い思いを感じるのは私だけでしょうか。
自分は昔、酩酊して記憶を失ったあげく、なぜか東京から福岡行きの夜行バスに乗り込んだことがあり、
あやうく失踪者の仲間入りをして、警察や知人に迷惑をかける寸前まで行きましたよ。
343名無しくん、、、好きです。。。:2010/02/25(木) 00:33:32 ID:AD2femXh
>>342
うわ、ごっついカミングアウト。
そして脳裏に浮かぶのは・・・
・都内で飲んでいたはずが気がつくと九州行きの夜行バスに乗り込んでいる六角さん・上原さん・石川さんの酒飲みトリオ
・そしてその勢いで次の日の新女福岡ドーム興行に殴り込む六角さん・上原さん・石川さん
こんなのがww
344名無しくん、、、好きです。。。:2010/02/25(木) 09:42:40 ID:lDR38TkJ
>>335
仮にもし松永氏が推薦されてなかったら、龍子の相棒は誰が務めていただろうか?
345名無しくん、、、好きです。。。:2010/02/25(木) 11:18:34 ID:MY8UCFRz
原○○、もしくはASHURAという新キャラだな>龍子の相棒
346名無しくん、、、好きです。。。:2010/02/25(木) 18:39:41 ID:+04Zfg/F
>>345
小川さんが部屋の片隅でいじけてますよww
347名無しくん、、、好きです。。。:2010/03/04(木) 22:56:02 ID:nemKtsb0
三月一日は南さんの誕生日でした

富沢「誕生日おめでとうございます。これ、プレゼントです」
南「DXアクセルドライバー・・・・・あんた私を何だと思ってるの?」
と、困惑する南さん

『まったく・・・私を何だと思ってるのかしら』などとぼやきつつも、とりあえずいじってみる南さん
しばらくすると南さんの部屋から『アクセル!』『ブオーンブオーン』などの効果音が聞こえ、妙にハマっている様子の南さん

なんか妙な具合にコワれてくな南さん(笑)
348名無しくん、、、好きです。。。:2010/03/05(金) 19:36:30 ID:kBdHIuIq
>>347
次のオフの日にこっそりエンジンブレードを買いに行くところを見つかって
「ち、違うのよ」と狼狽する南さんが見られるのですな
349名無しくん、、、好きです。。。:2010/03/05(金) 22:11:16 ID:LZewG/YF
>>348
でもって次の興業の試合後に、うっかり『絶望があなたのゴールよ』とキメてしまう南さん
一瞬静かになる会場。
気がついて、『ち・・・違うの・・・これは違うの!!』と赤くなってパニクる南さん

・・・想像すると妙に可愛いぞww
350レッスル四方山座談会 乱入編:2010/03/07(日) 22:34:40 ID:Ge/X327/
突然新女本社の地下から蘇ったレジェンド軍団!果たして彼女達の目的は?

藤子「長かった…長かったぞ…この時をどれだけ待ち望んだか…かかれ!」
藤子が号令を出すと次々と彼女達は次々とレギュラー軍に襲いかかり始めた
まるで最初から示し合わせたかのように

祐希子「むぐ…ちょっとあんたら誰よ!人んちの地下からゾロゾロ出てくるなんてさ!」
来島「バカ!祐希子!先輩や同僚を忘れる奴があるか!失礼だぞ!」

そんな中さらに次々と増援が現れる。その中には…
葛城・優香・秋山「アタシ達は…もう一度レッスルに出るんだ…!」

上原「マズい…!このままだと全滅だ…理沙子?おい理沙子!」
理沙子「嘘よあの人はもう居ないはずなのにここにいるわけがないのよそうよこれは
吉原「ダメです!しっかりしてください理沙子さん!気を確かに!」
菊池「みんな!頑張って支えて!理沙子さんが大変なの!」
永原・富沢・金井「もう持ちません〜助けて下さい先輩〜!」

市ヶ谷「仕方無い…ここはワタクシが引き受けますわ。アナタ達はとっととお逃げなさい」
南「アタシも付き合うわよ麗華。みんな、ここは一時退却して!」
斉藤・神田「アタシ達も付き合います!」
351レッスル四方山座談会 乱入編:2010/03/07(日) 23:26:00 ID:Ge/X327/
藤子「麗しい友情だ…いや、目立ちたがりなだけかな?」
市ヶ谷「退屈したくないだけですわ!さて、行きますわよ!」

祐希子「何よアイツ、自分だけ目立とうとして!アタシだってやっちゃるわよ!」
来島「張り合ってる場合じゃないだろ!ここは南の言う通りにしよう!
菊池、吉原さん!理沙子さんを連れて早く逃げろ!あたしは壁になる!」
吉原「わかった、無茶しないでね」
菊池「祐希子さん早く逃げますよ!このままだと負けてレッスル墓場行き決定です!」
祐希子「このまま引き下がれるかー!ちょっ、放せ…放せー!菊池、越後ー!」

龍子「ここで消されちゃかなわないからな…アタシ達もずらかるよ!石川、小川!」
上原「堀!アタシ達も逃げるぞ!市ヶ谷、オマエ等も早く退け!」
市ヶ谷「そうですわね…ではレジェンド軍の皆様方、いずれまた」
南「足止めくらいは出来たかしらね…退くわよ麗華!」

レギュラー軍が撤退して後、新女ビルでは…

藤子「ふ…意外にやるじゃないか。緒戦で仕留めきれなかったとはな
どうやら奴等を甘く見ていたようだ」
伊集院「作戦は成功したけれどこれからが大変ですわよ?いろいろ
マスコミ対策とかしなきゃいけませんし」
352レッスル四方山座談会 乱入編:2010/03/08(月) 00:22:50 ID:NnpsI54z
藤子「その辺は抜かり無い。しかし…こちらも手酷くやられたものだな。」
宍戸「正直甘く見てたぜ。今の連中もなかなかどうして、侮れねぇ」
しかし、そこに妙な知らせが届く。
後野「藤子さん!羽田の姿が見えません!やっぱりアイツ逃げ出したみたいです!」
豊多摩「どうするんですか藤子さん?」
藤子「…放っておけばいいさ。機密を知らない者が一人抜けたとてさしたる問題じゃない
それよりもだ…各団体への働きかけはどれくらい進んでいる?」
伊集院「既に日本海女子、パラシオン、激闘龍に交渉を行っております
根回しのおかげで48時間以内には提携合意が発表されるかと」
藤子「反乱…いや、革命の狼煙は既に上げられた!これより我々レジェンド軍は
日本女子マット界制圧活動を開始する!同志諸君等は兼ねての計画通りに行動されたい!
健闘を祈る!」

そして48時間後には三つの団体がレジェンド軍によって事実上制圧された
業界の盟主である新女は乗っ取られ、レジェンド軍は日に日に勢いを増していった
各地方団体は確たる対策を講じられず防戦一方のままただ疲弊してゆくのであった
そして…

来島「大変だみんな、奴等がテレビで俺達に宣戦布告してるぞ!」
353レッスル四方山座談会 乱入編:2010/03/08(月) 01:09:39 ID:NnpsI54z
藤子「…れわれは鯖2を失った。しかしこれはレッスルの消滅を意味するのか?

              否!始まりなのだ!

レッスルはメジャータイトルに比べればその規模は何十分の一程度である
にもかかわらず今日までレッスルが戦ってこられたのは何故か!
レッスルの存在目的が正しいからだ!
しかし今現在レギュラーを張っている連中はタイトル存続の危機にも関わらず
何も行動を起こそうとはしない!これはかつて戦いに参加した我々への冒涜である!
そも我々レジェンドが新作への参戦を要求し、何度踏みにじられてきたか!
我々の自由のための戦いを作者が見捨てる訳はない!
諸君等が遊んでくれた、諸君等が愛した鯖2は消滅した!何故だ!
この悲しみも怒りも忘れてはならない!そしてその怒りを!
幾度と無い困難にも打ち勝って来たレッスルへの期待を!
我々への希望に変えて立てよ諸君!
ここに私は改めてレッスル現レギュラー陣に対し宣戦を布告する!
フォー・ザ・レッスル!」

祐希子「何なの…こいつらは…!」
来島「何を!漁夫の利得ようとした奴等が何言うんだよ!このまま思うとおりにさせるか!」

つづく
354名無しくん、、、好きです。。。:2010/03/08(月) 20:00:43 ID:ncu3QdTc
かなり安直だが、このカオスな状態なら・・・・

美姫「カレン・・・・変身よ!!」
カレン「おっけーい♪」

『コクナイ』(がしゃこん!) 『カイガイ』(がしゃこん!)
某ハーフの嬢ちゃん「・・・・(どきどき)」
カレン&美姫「・・・変身!!」(がしゃん!!)

カレン「あたしたちは・・・・」
美姫「2人で1人の・・・」
某ハーフの嬢ちゃん「プロレ・・・・」
カオス「仮面レスラーだ!! さあ・・・・プロレスの意味を教えてやろう」
某ハーフの嬢ちゃん「何故っ!? この流れなら、この秋山カレンの出番でしょうが!!」

いや、最初はそのつもりだったけどやっぱり安直だし(笑)
それに列伝だと主人公がカオスになるルートもあったなー、と。

秋山カレン「負けるもんか・・・いつか絶対メジャーになってやるうぅぅぅっ!!」

※秋山カレン
スーパーに登場。日本とニュージーランドのハーフ。
列伝には・・・・出てなかったか

>>352
この時期、ギャンブラーの羽田さんが行くところなんか一つしかありません(笑)
そろそろシーズンだし、おウマちゃんが羽田さんを誘惑しています。
355名探偵・香澄:2010/03/08(月) 22:53:43 ID:sYeYorrv
辻「今回は作者のオジチャンの完全趣味な展開だからついてこられる人だけついてきてね。」

 埼玉県春日部市 市ヶ谷探偵事務所
市ヶ谷「佐藤・・・このたび我が事務所も決算を向かえるにあたって、貴女がこれまで積み上げてきた借金を精査してみましたわ。」
成瀬「・・・・」
市ヶ谷「68兆・・・端数四捨五入ですわ。」
成瀬「な、なんやて!?どっかの国の赤字国債額よかビックやん!なんか素敵やん!」
市ヶ谷「た・わ・け!!どのツラ下げて生きているのかと・・・このトウヘンボクが!!」
成瀬「だって・・・ウチとしては一生懸命働いてるんやけどぉ〜」
市ヶ谷「貴女の髪の毛一本に至るまで人体ブローカーに売り飛ばしてもとても足りないこの現状・・・いかにするつもりですの?」
成瀬「そないなこと言われても・・・」
市ヶ谷「まぁ、貴女がどう足掻いてもこの借金が返済できないのは承知しておりますわ。そこで・・・キラウエア火山よりも暖かで
    マリアナ海溝よりも慈悲深いこの私がチャンスをさしあげてもよくってよ。」
成瀬「!?」
市ヶ谷「貴女・・・麻雀はできますね?」
成瀬「ま、麻雀やて!?」
市ヶ谷「貴女の履歴書に『趣味:家庭麻雀』と書いてあったのを私、見逃してはおりませんことよ!」
成瀬「まさか・・・」
市ヶ谷「そうですわ!麻雀勝負でこの私に勝てば、借金をチャラにしてあげてもよくってよ。」
成瀬『しめたで!よりによってウチに麻雀を挑むとは・・・市ヶ谷愚かなりや!!ウチはこうみえても大阪では鳴らした腕なんやで!
   そうや!人呼んで『バトル雀士・唯』とはウチのことや!!』
市ヶ谷「どうです?この勝負、受けますの?」
成瀬「臨むところですわ!やったるで!!」
市ヶ谷「結構・・・こんなこともあろうかと後二人、打ち手を用意しておりましてよ。」
 市ヶ谷がパチンと指を鳴らすや二人の人影が成瀬の前に現れた。
356名探偵・香澄:2010/03/08(月) 22:58:50 ID:sYeYorrv
成瀬「お、お前らは・・・ゾヨキリコンビ!?」
社長「フフフフ・・・愚かにも我らに麻雀勝負を挑むとは身の程知らずも甚だしいぞよ!」
霧子「まったくです・・・これだから愚かな俗人は困ります。」
成瀬「お前ら・・・ウチの借金の65%はお前らのせいで・・・でも、ええ機会や・・・この機にお前らの身ぐるみ剥いだるわ!!覚悟せいや!!」
市ヶ谷「その意気や良しですわ。では早速、卓についてくださいな。」
 市ヶ谷に促され、成瀬達は別室に用意された麻雀卓を前にした。
市ヶ谷「我が市ヶ谷家に伝わる伝統のルールで勝負してもらいますわよ。」
成瀬「伝統のルール?」
市ヶ谷「そうですわ、我が市ヶ谷家ではこの牌を使って行うのですわ!」
成瀬「こ、この牌は!?」
社長「す、透けてるぞよ!!この麻雀牌、スケスケぞよ!?」
成瀬「ま、まさか・・・これは・・・あの最凶最悪の・・・あの麻雀かいな!?」
霧子「・・・・・・・・・あら?これっておかしくないですか?全部の牌が透けてますけど・・・」
成瀬「な、なんやて!?・・・・・・・・あぁぁぁぁぁ!!なんやこれ!?全部の牌が透けてるやん!!」
市ヶ谷「そうですわ!!包み隠さず、己を曝け出す・・・これぞ我が市ヶ谷家秘伝・・・市ヶ谷麻雀ですわ!!」
成瀬「そんなアホな!!ここは同種牌4牌中3牌が透け牌で、1牌だけ隠すのがミソやん!!これじゃ駆け引き無しやん!!」
市ヶ谷「駆け引きなど市ヶ谷家には無用!!正々堂々、真実一路が市ヶ谷麻雀の真髄なのですわ!!それとも・・・ここまできて逃げるおつもり?」
成瀬「や、やったろうやないか!!見えようが、見えまいが麻雀は麻雀やからな。」
357名探偵・香澄:2010/03/08(月) 23:00:46 ID:sYeYorrv
市ヶ谷「その他のルールは一般的な麻雀と同様ですわ。勝敗の結果は半荘1回勝負で、点数のトップが勝者となります。」
成瀬「要はトップで上がればウチの勝ちってことやな。」
市ヶ谷「その通りですわ。簡単でしょう?ただし、負けた時・・・すなわち貴女がドン尻だった場合は・・・」
成瀬「みなまで言わんでもわかるで・・・ウチの『血』で払えってことやな?」
市ヶ谷「話が早くて結構ですわよ。その通りですわ!貴女が負けた時は貴女の血液3gをその場にてヌキ取りますわ。」
成瀬「ちょ、ちょっと待ちいぃな!!3gってなんやねん!!即死やん!!ここは10t=1000点位でやな・・・」
市ヶ谷「そんなまどろっこしいことしていられませんわ!!生きるか死ぬか・・・DEAD OR ALIVEなのですわ!!」

 次回、ついに恐怖の市ヶ谷麻雀の幕がきって落とされる・・・
社長「こう見えても・・・私は『坊やゾヨ』と呼ばれて恐れられていたんぞよ。」
霧子「殿、私に『コーラひとつ』取って下さい。」
市ヶ谷「この勝負、勝ちに行きますわよ!!」
成瀬「ヒ○ポンさえあれば・・・ヒロ○ンさえあれば・・・ウチは負けないんや!!」

 喰うか喰われるか、負ければ地獄
358名無しくん、、、好きです。。。:2010/03/08(月) 23:17:36 ID:QoAi6KB4
そして成瀬の後ろには巨大バルーンにしがみつく野村の姿が・・・
ってこっちは○ャンブルフィッシュだ。

>>355
麻雀放浪記っつーか勝負師伝説哲也ですかい。しばらく前にパチスロ出てたっけなあ。
成瀬・・・○ロポンって事は印南役・・・思いっきり死にフラグ立ってますがなww
359みぎりのおつかい:2010/03/11(木) 20:39:53 ID:sTttQqQL
越後「ああ、参ったな……」
永原「どうしたんですか?」
越後「ちゃんこを作ろうとしたら、豆腐が切れてたの。
    買い出し役を決めるから、みんなにくじを引かせましょう」
永原「はーい」

 なんてんで、しのぶの持つくじを後輩一人一人が引きます。

金井「いやーん、外れたあ」
富沢「あたしも外れたよ……」

 なんてやってるとこへ、のそのそやってきましたのが、
 団体一の大女・大空みぎりでございます。

大空「皆様、どうなさいましたか?」
金井「みぎー、くじを引いてくれない?」
大空「かしこまりました」
富沢「あーっ!」
金井「すごーい! みぎーが当てちゃったあ」
越後「ちづる、抽選の結果は?」
永原「大空さんに当たったみたい」
越後「それじゃあ、みぎりをこっちへ呼んで」

 なんてんで、台所へと呼ばれまして……

大空「私、何を当てたのでしょう?」
越後「買い物当番よ。豆腐を買ってきて」
大空「かしこまりました」

 これから豆腐屋へ出かけて、店をのぞいてみましたが、
 人の気配はございません。
 気配がないのも当然で、二階をのぞいておりましたが……
360みぎりのおつかい:2010/03/11(木) 20:40:52 ID:sTttQqQL
大空「すいません。今日は、休業でしょうか?」

 壁をたたいたもんですから、家がぐらぐら揺れました。

豆腐屋「おや、何だ? 地震かな……ぐわっ!」

 下の豆腐屋が驚いて、表へ出ようといたしますと、
 ゴツンとぶつかったものがあります。

豆腐屋「こんなとこに柱……じゃない、客の足だよ!」

 何を隠そう、みぎりのひざ頭でした。

豆腐屋「すいません。お客さんでしょうか?」
 大空「豆腐屋さん、そこにいらしてたんですね」
豆腐屋「お客さん。いるとわかっていましたら、
     奥へ上がったらどうですか?」
 大空「では、上がらせていただきましょう」

 こう言うなり、ずーっと後ずさりしていく。

豆腐屋「あの……お客さん?」
 大空「これぐらい下がらなければ、頭が入らないんです」

 なんてんで、豆腐を買うにも一苦労のみぎりでした。
361名無しくん、、、好きです。。。:2010/03/13(土) 15:57:33 ID:Bipz43ng
>>360
二階から豆腐屋を覗き込み、柱かと思ったら足・・・・
みぎり、どんだけでけえんだよ(笑)
36210:2010/03/13(土) 23:24:25 ID:p6oO+vj1
オンナが○○する時は・・・・

とある地方都市のホテル内のバー
その日の興行も終わり、外国人選手たちが集まり鋭気を養っておりました。
「捕まえたら即座に落としてしまえばいいのよ」「それでは、すぐに終わってしまって面白くないだろう」
お互いの格闘論を闘わせるハン姐さんとクロフォード先生。

「誰よあの2人一緒に誘ったのは」「ボクじゃないよ」「やはり、片方だけ誘わないと後が怖いので・・・」
カウンターの離れた場所で小声で話しているカレン・エレナ・ジーナ
それぞれの思いはともかく、時は流れておりましたとさ。

マリア「・・・だいたい、一瞬で終わらせてしまっては客はともかく私がつまらん」
ハン「・・・自分の趣味が優先って事かしら? 普通それはサディストの理屈よ」
マリア「人聞きが悪いな。研究熱心と言ってもらおうか」
ハン「で、昔は夜な夜なロンドンの町で『実験』に励んでたわけね『ジャック・ザ・ボーンブレーカー』」
マリア「昔の話だ・・・まさかロシアにまで噂が流れていたとは思わなかったが」

エレナ「・・・どっちにしてもボクたちにはたまったもんじゃないよねえ」
カレン「苦しみが長引くか、一発で壊されるかの違いだしね。客受けからすれば、あんたなんていいカモよ、ジーナ」
ジーナ「どうしてですか?」
エレナ「世の中には『そういう趣味』の人も結構多いってことだよ」
ジーナ「・・・・怖い事を言わないでくださいよぉ」

ハン「前から言おうと思ってたんだけど、貴女のやり方は趣味が悪いのよ」
マリア「いつでもどこでも『見的必殺』が通ると思っているのもたいがいだがな」
ハン「効率的と言ってちょうだい。貴女みたいにサディストじゃないのよ。決める時に芸術的に決めるのよ」
マリア「・・・・やる気か」

険悪な雰囲気になってきた所で続きます。
36310:2010/03/13(土) 23:25:25 ID:p6oO+vj1
続き
ジーナ「あの・・・・止めたほうがいいのでは?」
エレナ「誰があの二人を止められるっていうのさ? 少なくともボクには無理」
カレン「こうなったらなるようにしかならないわよ・・・・」

そんな具合に三人が戦々恐々となっていると、マリアがバーテンに注文している。
『バーテン、バラライカとりあえず五つ頼む。向こうの三人の分もな(にやり)』



そして翌朝・・・・
カレン「う〜・・・・頭痛い」
千里「飲み慣れないお酒を飲むからですよ」
カレン「すっかりダマされたわよ・・・・あの2人顔色変えずにぐいぐいやってるから大したこと無いかと思ったら」
千里「ウォッカベースのカクテルですし。度数もそれなりに高いかと」
どうやら昨夜は飲み比べに突入し、カレン達も巻き込まれてダウンしたようである。

カレン「・・・うっ・・・・きぼちわるい・・・」
千里「どうぞ・・・トイレは廊下の突き当たりです」
その言葉とともに駆け出すカレン。数分後、部屋に成瀬と真鍋が入ってくる。

成瀬「おーい、百合姉ちゃん体調でも悪いんか? さっきトイレでゲーゲーやってたで」
千里「まあ・・・・いろいろありまして」
成瀬「歯切れ悪いな・・・・女が嘔吐してるといったら・・・」
真鍋「妊娠だ!!」
成瀬「いや、それはさすがに短絡的やろ。で・・・相手は誰や?」
真鍋「もちろんこの前(>>339)の下っ端くんに決まってるじゃん♪」
成瀬「そうかそうか・・・やっぱ一つの部屋に男と女がいれば・・・・。桜井、おのれは何ともないんか?」
千里「私は何も・・・・って、何を言わせるんですかっ!!」(赤面)
成瀬「怒るな怒るな。冗談や冗談」
妙な話の流れになったところで、続きます。
36410:2010/03/13(土) 23:26:22 ID:p6oO+vj1
続き
数日後、ヘレンが来日した。
ヘレン「ハロー、しばらく世話になるわよ。ところでカレン、あんたジェイミーと○○したんですって?」
カレン「やってないっ!! て言うかお姉・・・第一声からなんてストレートな」

さらに数日後・・・
栗浜「カレンさん・・・ご主人様の子供を身籠ったそうですが」
カレン「身籠ってないっ!! だいたい、どこから出たのよそんな話」
栗浜「真鍋先輩がそこらじゅうで言いふらしてますけど。それでは私めが安産の呪いを・・・」
カレン「いや、呪いじゃ安産にならないでしょーが・・・・って、やらんでええわいっ!!」

そしてその日、寮には西洋鎧フル装備したカレンの『ツカサはどこ!! あの馬鹿はどこよ!!』
という怒号が響き渡るのでありました(大原部長オチで終わります)


妄想スレ初期で龍子さん妊娠ネタ結構あったのをふと思い出した。
で、連続で酒飲みネタ。そういえば、もうすぐシーズンだよなあ・・・・花見に送別会に歓迎会と・・・・。
バラライカは一回だけ飲んだことあるけど・・・・結構ききますわアレは。
365名無しくん、、、好きです。。。:2010/03/16(火) 19:08:45 ID:aVVWrnvG
とある事務所。武藤めぐみが撃沈していた。
来島「で、これが武藤を一撃で倒したヤツか」
南 「熊本帰りの土産なんだけどなぁ。まさかコップ一杯で」
彼女の趣味のツーリング帰りに、焼酎を手に入れただけなのだ。

味見会と慰労会をかねての小さな小さなパーティーのつもりだったが。
なぜかビール大瓶が2ケース、日本酒が5升開いてるのが不思議。

菊池「ちょっとーせんぱーいきいてますぅ? わたしはーせんぱーいにあこがれぇー」
祐希子「うまい棒カレー味うまー」
千種「ブツブツいっつもめぐみめぐみってブツブツ優等生に見えるからってブツブツ」
堀 「うわ、千種ちゃんなんか変なスイッチが入った」
来島「と・り・あ・え・ず、武藤を解剖だー!!」
千種「私なんて自分から脱いじゃいます!」
堀 「あ、だめだめ。社長が見てる」
社長「見えてません見えてませんよー」
理沙子「いい女、いいお酒、いい男うふふ」
社長「ちょ、理沙子さん、近い、近い」
レイ「ご相伴♪ご相伴♪」
菊池「ちょっとーせんぱーいきいてますぅ? わたしはーせんぱーいにぃ・・・」
祐希子「カレーせんべいうまー」

そんなこんなで夜は更けてゆく。
嗚呼、明日はきっと二日酔いだよねー。
366名無しくん、、、好きです。。。:2010/03/17(水) 23:27:28 ID:NeXd7gV2
野ざらし

昔々、ある社長さんが河原で釣りをしておりました。ふと草むらを見ると頭蓋骨が野ざらしになっておりました。
哀れに思った社長さんは、骸骨を軽く磨いて、持っていた酒をかけて弔ってやりました。
その日の夜、社長さんの家のドアを『こんこん』と叩く音が・・・・

・理沙子さんの場合
「昼間の骨です。弔っていただいたお礼に一夜をともにしとうございます」
「まあ、定番のパターンだな」

・武藤の場合
「昼間の骨よ。弔ってもらったお礼に私を好きにして・・・・冗談よ、冗談・・・」
「冗談で済むと思うか・・・」
「ちょっと! 目がケダモノになってる! いや、来ないでぇぇぇぇっ!! 」

・朝比奈さんの場合
「昼間の骨だ。弔ってもらった礼に・・・とりあえずそこの箱から出してないパソコンの設定をしてやるぜ」
「ああ・・・助かるよ(これも恩返しの一種かな)」

・獅子堂の場合
「昼間の骨なんだけど・・・弔ってもらったお礼に今夜・・・・おやすみー・・・」
「いきなり寝るなあぁぁぁっ!! 寝に来ただけかお前は!!」

・ミコルの場合
「昼間の骨デース。弔ってもらった礼にミーと一夜を・・・」
「よせ! 来るな! あっちに行けえぇぇぇぇぇっ!!」
367名探偵・香澄:2010/03/18(木) 01:22:48 ID:hJkLMvFl
 ついにそのベールを脱いだ市ヶ谷麻雀・・・その戦端がついにきって落とされた。
 ここで市ヶ谷麻雀についておさらいをしておこう。
 ルールは一般的な麻雀と変わりはない。ただし全ての牌が特殊透明ガラスで出来ており、全ての牌が透けて見える。
 山は積まず配牌やドラ、ツモは卓の中央の穴から取り出す。盲牌を防ぐため皮の手袋を右手に着用する。
 半荘1回勝負で、現金による賭けはなし。ただし最下位の人間はその場で即3gの血液を抜かれる。
 成瀬がトップで終局した場合は68兆円の借金はチャラとする。ちなみにこの68兆円を現在の貨幣価値に換算すると・・・
成瀬「ゴラァァ!!クソナレ!!現在の貨幣価値ってなんやねん!!いつからここは昭和初期になったんや!!おのれは古谷徹か!!」

成瀬『しかしなんやな・・・全部の牌が見えるっちゅうことは・・・麗華様やゾヨキリからの直撃はない・・・
   完全にツモ上がりせんといかんちゅうことやな・・・ということは・・・」
霧子「殿ぉ〜私ぃ〜喉が渇いちゃったんですけどぉ〜そこの『コーラひとつ』取ってれませんか?」
社長「あ、『コーラひとつ』ぞよね・・・でも炭酸系は身体によくないぞよ。」
霧子「殿、その一萬、チー!」
成瀬『こいつら・・・コンビ打ちかいな・・・それもなんちゅうベタベタな・・・でもそんなん関係ないで!
   ウチにはもう見えたんや・・・この市ヶ谷麻雀の本質・・・コアがな・・・』
 普段の凡庸な成瀬とは打って変った鋭い表情の成瀬には自信が満ち溢れていた。
成瀬『そうや!!この麻雀の本質、それは己の引きの強さ・・・運と、速さや!!』
 全ての牌が透けて見える以上、相手との駆け引き、直撃は確かにない。引きの強さと速さの麻雀で勝負をかける・・・
 この成瀬の結論は決して間違いではない・・・が
成瀬『きてるで・・・流れはウチに確実にきてるで・・・今のウチなら・・・今のウチの引きなら・・・・』
368名探偵・香澄:2010/03/18(木) 01:24:13 ID:hJkLMvFl
 成瀬のツモ・・・
成瀬「きたで!!ツモ!!ピンフのみ1000点や!!」
霧子「うわぁ・・・最低・・・よくそんなゴミ手で、こんなに速く上がれるわね。」
社長「まったくぞよ!愚かな俗人根性丸出しとは、これでは人に品性を求めることなんて絶望的ぞよ!!」
成瀬「うるさいわい!!上がれば勝ちなんや!!この市ヶ谷麻雀ではな!!」
成瀬『今のウチにはわかるで・・・アイツの気持ちが・・・己の全てを賭けて昭和の怪物と今もなお戦い続けとるアイツ・・・闇に舞い降りた天才の
   気持ちが、今のウチには手に取るようにわかるでえぇぇ!!』

 東一局は成瀬のツモ上がりで幕を閉じた。
 成瀬の言う『引きと速さ』が物を言う市ヶ谷麻雀・・・だがしかし、本当にこの麻雀の本質はこれだけなのだろうか?
 怪しげなコンビ打ちで成瀬の前に立ち塞がるゾヨキリコンビがこのまま黙っているのだろうか?
 そしてなにより・・・現時点で一言も台詞のなく沈黙を守る市ヶ谷麗華。
 次回、ついに市ヶ谷麻雀の真の恐怖が成瀬に襲い掛かることになる!?
社長「ムカフーンぞよ・・・ムカフーン打法を使ったんぞよ!!」
霧子「殿、これチャイ♪」
市ヶ谷「一つ積んでは父の為・・・二つ積んでは母の為・・・」
成瀬「ヅガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!!」
369名無しくん、、、好きです。。。:2010/03/19(金) 18:51:08 ID:u86tdJuN
>>368
辻「オバチャン背中がすすけてるよ」
こんなんが脳裏に浮かぶ金曜の夜
37010:2010/03/23(火) 21:41:52 ID:JHMrId81
童話シリーズ:白雪姫

昔々、ある国にカレンというお姫様がいました。彼女はその褐色の肌から「白雪姫」と呼ばれていました。
カレン「褐色なのに白雪姫とはこれいかに」
ヘレン「ほら、溶けかけて土と混じった雪は黒っぽいでしょ」
カレン「・・・お姉・・・それはちょっと無理があると」
ヘレン「今回は『お義母様』と呼んで♪」
まあ、今回はそういうキャスティングです。

さて、お妃さまは不思議な鏡を持っていました。その鏡に向かって質問をするのがお妃さまの日課でありました。
ヘレン(王妃)「鏡よ鏡、この国で一番強いのは誰?」
ミラー(鏡)「評価値で言えばターシャさんがトップ、オランダ勢ではクライさんが・・・・」
ヘレン「そういうボケはしなくていいから♪ で、この国で一番強いのは?」(目が笑ってない)
ミラー「お・・お妃さまでございます(汗)」
ヘレン「よろしい」
と、まあ時々脅しつつも、答えを聞いて安心するお妃さまでした。

一方、白雪姫は王家に伝わる格闘技を仕込まれメキメキと実力をつけてきました。
それを見て不安になってきたお妃さま、いつものように鏡に向かって質問します。
ヘレン「鏡よ鏡、この国で一番強いのは誰?」
ミラー「現段階ではお妃さまでございます。ただし・・・」
ヘレン「ただし?」
ミラー「白雪姫の実力も侮りがたく、展開によってはお妃さまも・・・・」
ヘレン「危ないって言うのね・・・」
しばし考え込んだのち・・・「せいやっ」と鏡にパンチを入れ、叩き割ってしまいます。

ヘレン「ふっふっふ・・・・見てなさい。私の地位を脅かす者は誰も容赦しないわよぉ」
カレン「・・・・?(何か寒気が)」
暗い情念を燃やすお妃さま。白雪姫の運命やいかに?
(続く)
37110:2010/03/23(火) 21:43:02 ID:JHMrId81
続き〜
さて、こうと決めたら行動の早いお妃さま。王様を舌先三寸で丸めこみ、白雪姫と一戦交える機会を得ます。
王様「さて、カレン・・・妃と闘え」
カレン「はい?」
王様「お前がわしを倒して国王になろうとしている、と妃が言っているのでな」
カレン「濡れ衣だあぁぁぁぁっ!!」
王様「ならば妃を倒して無実を証明してみせよ。負けた方をここから追放する」

カレン「お姉・・・なかなかセコい真似をしてくれるじゃない。こうなったら全身全霊で相手してあげるわよ」
ヘレン「お義母様と呼ぶ♪ 自分の未熟さを思い知りなさい!!」
開始の合図がされ、「先手必勝」とばかりに大振りのパンチを叩きこむカレンだが余裕でかわされる。
そのスキをついて、お妃さまが地を這うような低い姿勢のタックルで押し倒し、そのままマウントポジションに移行する。
そして、カレンにパンチの連打を叩きこむのでした。

カレン「ちょっ・・・お姉・・・待った」
ヘレン「待った無しよ♪」
カレン「・・・殺す気?」
ヘレン「・・・今頃気づいたの♪」
カレン「目が笑ってない・・・・本気だ(汗)」
数分後、ぼこぼこにのされたカレンがギブアップし、あっけないほど早く勝負はつきカレンの追放が決定したのでした。


数日後、城を追放されたカレンは森の中を彷徨っておりました。
『ま、人間いたるところ青山ありって言うし・・・とりあえずどこかに落ち着いて捲土重来を期するとしますか♪』
追放の憂き目にあった割には結構前向きである。

そんなこんなで数日後、森を彷徨うカレンはこじんまりとした小屋を発見しました。
小屋の中からは美味しそうな匂いが漂ってきて、ちょうど腹をすかせていたカレンを誘惑します。
匂いにつられて中に入ると、小さな食器に並べられた料理が七人分・・・
カレン『いっただきまーす♪』(続く)
37210:2010/03/23(火) 21:44:04 ID:JHMrId81
続き
あっというまに食事を食べ尽くしたカレン。
人間、腹が満たされると眠くなるもので、奥の部屋にあった小さな七つのベッドを並べ替え一人分の寝床を作るとそのまま眠ってしまいました。 

数時間後、小屋の住人である小人たちが帰ってきました。見れば食事が食べ尽くされているではありませんか。
エレナ「誰がボク達のご飯を・・・」
小早川「どうしてあたしを見るんだ?」
ノエル「普段の行い・・・・」
ジーナ「正直に言えば許してもらえるかもしれませんよ」
美月「落ち着いてください。奥の部屋からいびきが聞こえます。おそらく犯人は・・・・」
真鍋「あのベッドはあたしのものだー」
辻「ボクたちの、だろ・・・つかさ」

『・・・・きてください・・・起きてください』 小人たちに体をゆすられ、目を覚ますカレン。
カレン「ん・・・誰よあんたたち?」
美月「ここの住人です。私たちの食事を食べたのは貴方ですね」
カレン「そうだけど。いや・・・行く所がなくて・・・つい、ね」
美月「さて、家宅侵入・窃盗・不法占拠で官憲に突き出してもいいのですが・・・」
真鍋「あ、この人知ってる。確か・・・白百合姫だっけ」
カレン「白雪姫だ!!」(裏拳炸裂)
真鍋「はうっ!!」
美月「暴行も追加・・・と」
カレン「で、どうしろって言うのよ?」
美月「損害は労働で返してもらいます」
カレン「家事の手伝いとか?」
美月「何を甘っちょろい事を言ってるんですか。明日から私たちと鉱山で働いてもらいます」
カレン「のおぉぉぉぉぉぉっ!!」

こうして、国を追われた白雪姫は鉱山労働者として小人たちと働くハメになったのであります
(続く)
37310:2010/03/23(火) 21:45:17 ID:JHMrId81
エピローグ
それから数年後・・・・お妃たちの優雅な生活を支えるための圧政に、国内には反乱の機運も漂うある日の事。
王様とお妃のもとに、ある知らせが届きました。
『我が国の隠し鉱山が、またしても謎の賊に占拠されました』
数ヶ月前から、隠し鉱山が何者かに奪われる事件が頻発していた。損害自体は大した事はないが、こう続いては王国の威信にも関わる。
大規模な討伐隊も送らねばなるまい。しかし、誰が隠し鉱山の場所を・・・・場所を知っているのは王族と限られた家臣だけのはず。
まさか白雪姫が・・・・いや、彼女は数年前に野垂れ死にしたはず・・・・

鉱山労働者から身を起こし、近郷のドワーフ達と鉱山労働者をまとめあげ、反乱勢力『白雪姫と牙の暗殺団』のリーダーとなったカレン。
彼女と王妃が国を二分する戦争の中で相まみえるのは数か月後の事である(おしまい)



てなわけで、ネタがなくなると童話ネタに走る男でございます。
・・・原作の見せ場(毒りんご&王子様)まるまるカットしてるのは大目に見てくださいな。
ちょいと調べてみると、お妃さまが毒りんごだけでなく、毒櫛 絞殺紐とマメに暗殺に動くバージョンもあるんですな。
ちなみに反乱勢力の名前は声の人のネタ(結構好きなんよあのキャラ)

374名無しくん、、、好きです。。。:2010/03/24(水) 22:46:53 ID:HxujFGUg
>>373

>・・・原作の見せ場(毒りんご&王子様)まるまるカットしてるのは大目に見てくださいな。
やっぱりレズ娘に男は必要ないんですね。
わかります。

>彼女と王妃が・・・相まみえるのは・・・
相まみえた二人が組んずほぐれつの末に、血縁も性別も超えた、真実の愛にたどり着くのですね。
わかります。

>『白雪姫と牙の暗殺団』のリーダー
牙の暗殺団のリーダー → 牙を統べる者 → お姉ちゃん萌え〜!
つまりカレンの本命はヘレンということだったんですね!
わかります。

わからない人は、「牙を統べる者」でググってみてね。
375名無しくん、、、好きです。。。:2010/03/24(水) 23:41:29 ID:GIptQWCs
>>374
問題はお姉ちゃんはお姉ちゃんでも、流浪の戦士(そう言えば千種の声だ)ではなくて
○ームストロング少将って事ですなww

>カレン「・・・殺す気?」
>ヘレン「・・・今頃気づいたの♪」
前半でやってるのコレだしw
わからない人は「殺す気ですか 今頃気づいたか」 でググってみましょう。
376レッスル動乱編 予告:2010/03/27(土) 00:40:39 ID:NBNAOtMH
藤子の戦線布告から一月…

女子マット界を制圧するかに見えたレジェンド軍ではあったが
ベテランや寄せ集めのメンバーが大半を占めていたためか統率は乱れ
各人の思惑のすれ違いから次第に不協和音が生じつつあった

しかしそれはレギュラー陣も同じであった

理沙子を欠いたままの新女メンバーは団体建て直しもままならず
龍子と市ヶ谷は互いの確執から共闘を拒否
東女やNEOは火種が移るのを恐れてか静観の立場をとっていた

この降着状態を打開すべくレジェンド軍総裁、竜崎藤子は
上原率いる太平洋女子に次の狙いを定めた
藤子「理沙子と上原さえ押さえれば後は烏合の集…放っておけば自滅する
   しっかり頼むぞ二人とも。」
??「わかりました」
??「力の限り戦ってきます!」

果たして二人は何者なのか?そして太平洋女子の運命は?

つづく
377名無しくん、、、好きです。。。:2010/03/27(土) 08:14:32 ID:Chvmlud2
>>376
太平洋は放っておけば自滅(経済的に)するんじゃないの?と、あえてツッコミをいれておく。
378名無しくん、、、好きです。。。:2010/03/27(土) 15:28:30 ID:kf2wBcqq
>>376
本命:大高&沢登
対抗:ブシドー&ヤワラ

『なんという僥倖、生き恥をさらした甲斐があったというもの!!』
武藤にとっては「恥」というか「人に知られたくない過去」ではあるようなww
379名探偵・香澄:2010/03/28(日) 03:21:42 ID:HB6/axl1
 市ヶ谷麻雀 東一局は成瀬の引き運と速さによる奇襲戦法が功を奏した。
 しかし真の恐怖は今、幕を開けることになるのだった。
成瀬「見たかいな!愚かな俗人ども!!このままウチがトップ突っ走ったるわい!!」
霧子「はたしてそう上手くいきますことやら・・・ねぇ、殿?」
社長「まったくぞよ。天才の脚を引っ張ることしかできない俗人に何ができるぞよ!!」
市ヶ谷「・・・・」

 東二局スタート
成瀬『またしても来てるで・・・配牌の段階からウチに流れが来てるのがわかるで・・・』
 成瀬、三暗〜四暗までを狙える中々の牌を引き寄せる。
成瀬『しかし周りの牌が見えるってのは楽でエェわ・・・えぇ〜と・・・麗華様からの直撃だけは避けなあかんから
   これと、これはダメや・・・そいでゾヨキリは・・・!?』
 その時、成瀬は気づく・・・この市ヶ谷麻雀の盲点。深遠の闇に・・・
成瀬『あ、アカンでこれは・・・ゾヨキリの手を回避しようとするとウチのアンコ牌を崩さんといかんで・・・
   でも奴らから直撃くらうのはゴメンや・・・ここはしゃーない・・・四暗は捨てて、三暗狙いでいくでか・・・』
 しかし次巡。
成瀬『こ、コイツら・・・まさかウチの手に合わせて手を作ってるんやないか?アカン、三暗崩さんとゾヨキリに
   塩送ることになるで・・・』
霧子「殿、なんていうか・・・他人がもがき苦しむのを傍から見るのって楽しいですね♪」
社長「その通りぞよ!!なんせ3対1で勝ち目のない勝負を挑んでる愚かな俗人の苦悶の表情は面白くてたまらないぞよ!」
 この市ヶ谷麻雀は成瀬の読みの通り、確かに運と速さが物を言うことは間違いではない。
 だが、彼女は忘れていた。自分の周り全てが敵だということを・・・成瀬を勝たせない麻雀を打つのが他の三人の使命。
 ならば成瀬の手を見て、彼女の積み上げる手をことごとく邪魔する手を逆に築いていけばいいのだ。
社長「これぞ『半包囲戦法』ぞよ!!一局目の奇襲で一点突破を計ったつもりの誰しゃんは、実は我らの築き上げた
   包囲網に引きずりこまれたんぞよ!!気がつけば背中には真っ黒クロ助なブラックホールが口を開けて待ってるぞよ!!」
霧子「どうぞ、どうぞ♪四暗でも三暗でも好きな手で来ていいんですよ。」
380名探偵・香澄:2010/03/28(日) 03:23:36 ID:HB6/axl1
成瀬「お、おのれ・・・」
 成瀬の作り上げる手をことごとく邪魔するゾヨキリコンビのコンビ打ちにより、東二局は流局。
 この後、実に南三局まで社長のいう『半包囲戦法』によって流局が続くのである。
 そしてついに迎えるオーラス南四局。この時、東一局でツモ上がりしている成瀬が現在のトップ。
成瀬『まてよ・・・逆に考えるんや・・・ウチは東二局から一度も上がれてないけど、他も上がってへん・・・これはウチのトップが
   守られてるってことやん。と、いうことはこのままこの南四局も流局すれば・・・ウチの勝ち逃げやん!!
   見れば麗華様はどうしようもないゴミ手・・・ゾヨキリは打ちを狙い撃ちにした手づくりや・・・これはいけるで!』
 現在のトップは成瀬。このまま流局すれば成瀬の勝ち。借金68兆円はチャラ。
 この場の四人から会話が消えた・・・静寂に包まれる卓。誰もがこの最終局に己の気を集中させる。
 その時、外からこの部屋のドアをノックする音が!?
霧子「だ、誰?」
???「市ヶ谷君!!私よ、越後よ!!入るわよ!!」
社長「な、なんで越後警部殿が!?」
成瀬「ま、まさか・・・サツの手入れ!?手入れやで!!!」

 次回、ついに終局を迎える市ヶ谷麻雀。はたして勝つのは成瀬か?市ヶ谷か?ゾヨキリコンビか?
社長「結婚なんか誰がするかぞよ!食わしてくぞよ!結婚したら生涯!いずれ必ず・・・飽きる女を!
   しかも年々、相手の態度はでかくなるというオマケつきぞよ!アホくさっ!わけのわからぬ制度ぞよ。あれは!」
霧子「見えざるものを見よっ!これぞ博打の真骨頂っ!」
成瀬「助かったで・・・助かったで・・・本当に・・・助かったで・・・こいつらがバカで助かったで!!
   ボケッ、カスッ!ゴミッ、クズッ!うすらっ!そんな大バカ、バカで助かったで!バカ万歳やでぇぇ!!」
市ヶ谷「オーホホホホホ!!愉快・・・愉快・・・・・愉快なりっ!ですわよ!!」
 
 地獄・・・灼熱・・・焦熱の・・・このギャンブルから生還させてくれ!?
381名無しくん、、、好きです。。。:2010/03/28(日) 21:53:06 ID:8UrVDFt2
>>380
全員どこぞの裏カジノ社長の生霊がとり憑いてますがなww

>見れば麗華様はどうしようもないゴミ手
そして油断してたら、国士無双だか九連宝燈出されて逆転負けとか
(どっかでそんなパターンを見た覚えが)
38210:2010/03/29(月) 18:09:36 ID:CrrfB8BA
>>374
>「牙を統べる者」でググってみてね。
ググってみました。なるほど、彼女のことですか・・・・妙に納得ww
てかリベリオンはあんまり興味なかったんで 「牙を統べる者」っつーと、『元義賊@洗脳』の方が浮かぶヒトでして。
(初めて見た時はサマーズさんちの二男坊を連想したクチ)

で、ちょいと調べて浮かんだイメージ
初代:鏡さん 二代目:上戸さん 三代目:武藤+真鍋
383名無しくん、、、好きです。。。:2010/03/30(火) 22:33:28 ID:p0TsO/T3
>>381
いやいや、きっと麗華様はルールを勘違いして、捨てハイで
国士無双を狙っているのだよ。
で結果的に流し満貫、っと。

麻雀モノの王道としては、
越後さんに気をとられた隙に河から拾う、をお勧めしたいがw
38410:2010/04/08(木) 21:51:45 ID:D71+RJ76
オランダ娘、故郷に帰る

三月末・・・・春は別れと出会いの季節。この団体も例外ではありません。
社長室では、フリー契約が満了を迎えるカレン・ニールセンが今後について話していた。

霧子「それでは契約の更新はナシということで?」
カレン「うん、前からお爺ちゃんにも帰ってこいって言われてるし。ちょうどいいタイミングかな、と」
社長「そうか・・・寂しくなるな。今後の予定は決まってるのか?」
カレン「んー・・・頃合い見てEWAに入団って事になると思う」
霧子「せっかく人気も出たのに・・・・残念」
社長「『百合姉ちゃん』か・・・・」
カレン「だーかーらっ、あたしにそっちの趣味はカケラもないって何度言えば・・・・」

その夜、選手寮のカレンと千里の部屋
千里「近々帰国ですか・・・短い間ですがお世話になりました」
カレン「あんたも大概クールねえ」
千里「何を期待してたんですか? たとえば・・・」

言うなりカレンにしがみつき、うるんだ瞳で見つめる
千里「行かないでください!! カレンさんがいなくなったら・・・私は・・・私は・・・」
カレン「ええい、離れろ!! あたしにはその趣味はないっ!!」
千里「ええ、私にもありません・・・と、こういうのを期待してましたか?」(素に戻る)
カレン「い・・・いや・・・むしろチサトからこんなジョークが出てくるほうが驚きなんだけど」

千里「それより大丈夫ですかカレンさん」
カレン「ん、何が?」
千里「喧嘩っ早いというか、すぐに素人にでも手を出す性格とか」
カレン「『義を見てせざるは勇なきなり』って言うでしょ。バレないようにやるから大丈夫♪」
千里「百合と言われて、すぐにキレたりしませんか?」
カレン「地元じゃそのネタ知ってる人はいないから大丈夫・・・・って言うか、あんたアタシの母親?」
(続く)
38510:2010/04/08(木) 21:52:36 ID:D71+RJ76

その2
カレン「あたしの事よりアンタの事よチサト・・・自分が陰で何て言われてるか知ってる?」
千里「・・・いいえ」
カレン「『ニールセンズの腰巾着』よ。あたしやお姉と組んでるからデカい顔ができてるんだ、ってね」
千里「そ・・・そんな、私はそんなつもりは・・・」
カレン「あたしやお姉とタッグで、結構後の試合にも出てるでしょ。そういうのが気に入らない奴もいるって事よ」
千里「一体どうすれば・・・・」
カレン「実力を示すことね。あたし達がいなくても充分やれるって事を証明するのよ。とりあえず次の試合ね」
千里「わかりました・・・・こうしてはいられません!! 今からトレーニングを・・・・」

言うなり部屋を飛び出す千里。入れ替わりに千春が部屋に入ってくる
千春「あんまり焚きつけてくれるなよ。次の興行、アタシとシングルだぞ」
カレン「いつからそこにいたのチハル」
千春「桜井の『行かないで!!』辺りからだな。それより『腰巾着』なんて初めて聞いたぞ」
カレン「うん、あたしも初めて言った。まあ二年目の若手にしちゃ後の試合に出てるのは事実だし」
千春「じゃあ、ありゃ嘘か・・・・たいしたタマだよお前さんも」
カレン「で、真面目な話・・・チサトの実力、どう見る?」
千春「お前さんと組んで格上とばっかり試合してるおかげか、かなりの急成長だな。中堅程度の実力は備えてると思うが」
カレン「でしょ。あとは周りにもその実力を認めさせるだけ」
千春「やれやれ、何気に妹分の進路の心配か。言っとくが手加減なんざしねえぞ」
カレン「どーぞどーぞ♪ ここで潰れるようならチサトもその程度ってことよ」

その頃、ジムでは千里が一人汗を流していた。
『見ていてくださいカレンさん。安心して帰国できるよう、全力で戦います・・・・』

そして数日後の興行。第三試合:村上千春×桜井千里
各人各様の思いを胸に決戦のゴングが鳴った
(続く)
38610:2010/04/08(木) 21:53:56 ID:D71+RJ76
その3
千里は得意の打撃を中心に千春を攻め立てるものの、千秋の乱入もあってなかなか攻めきれない。
地力の差もあって千春有利の試合展開である。
試合開始から10分経過、千春のイス攻撃で千里の額が割れた。崩れ落ちる千里。
千春「どんなもんだ。二度とアタシたちに逆らうな」
千里「待ってください・・・まだ負けません!」
千春「なんだテメエ、まだ殴られたりないのか」
千里「勝負はまだ・・・これからです!」

それから数分・・・村上姉妹の二人がかりでの攻撃が続き、再びダウンする千里
必死に立ち上がり、千春をにらみつける。気押されて思わず後ずさる千春。
千里「私だけの力で・・・あなたに勝たないと・・・カレンさんが安心して帰れないんです!!」
千春「知った事か!!」

とどめとばかりに椅子を振り上げる。そのスキを千里は見逃さなかった。
トラースキックが叩きこまれ崩れ落ちる千春。

『あなたでは・・・私を止めることはできないっ!!』
さらに立ち上がってきたところに必殺の踵落としが炸裂する
レフェリーは千春が立ち上がれないのを確認すると、ゴングを要請する。
そして場内には千里の勝利を告げるアナウンスが響き渡るのでした。

数日後・・・カレン・ニールセンは寮を去り、オランダへと帰って行った。
カレンの荷物が運び出され、少々ガランとした部屋で1人座り込みつぶやく千里。
『カレンさん・・・・貴女が帰ったら、部屋が少しガランとしてしまいました。
でも、すぐに慣れると思います。心配しないでください・・・カレンさん』

さらに数日後・・・・千里の部屋に、いくらかの荷物が運びこまれてくる。
千里「・・・・あ・・あの、これは一体?」
エレナ「ボク、今度フリー契約でここに住む事になったんだ。よろしくね」
千里「は・・・はあ、こちらこそ(気分台無し・・・というか慣れる暇もなかったです)」
『会うは別れの始めなり』と申しますが、別れも新たな出会いの始まりのようで(終わり)
38710:2010/04/08(木) 21:54:44 ID:D71+RJ76
祝!! 規制解除!!
先日、フリー契約のカレンが契約完了したので突発的にこんなネタを。
で、ゲームのほうではジーナとフリー契約を結びましたとさ。
まあ、まだまだニールセンズは使いますけどね(笑)
ネタ元は某タヌ・・・ネコロボの最終回ネタでございます。
388名無しくん、、、好きです。。。:2010/04/09(金) 22:34:33 ID:2QrjDh96
振り上げた椅子を、
ドロップキックで
相手ごと跳ね飛ばす……
桜井にもできそうな気が
するんだけどなあ(^^)
389名無しくん、、、好きです。。。:2010/04/09(金) 22:51:21 ID:tvR0bz3O
上げたんがなぁ〜!
390名無しくん、、、好きです。。。:2010/04/10(土) 20:33:28 ID:WpwWd3j5
>>388
>椅子跳ね飛ばし
桜井はどっちかっつーとドロップキックよりニールキックとかソバットのほうが似合う気もするな
みぎりだと十六文キックつかビッグブーツ・・・ドロップキックも結構豪快そうだな

以前WWEのDVDでショーン・マイケルズが、椅子を踏み台にした二段ジャンプでコーナーポスト上の相手に蹴り入れてたのをふと思い出した。
(実況は『スイート・チン・ミュージック』と言ってたが、どっちかっつーとライダーキックだよなアレは)
これはゆっこか武藤あたりのネタかねえ。
391名探偵・香澄:2010/04/11(日) 01:44:55 ID:P9yOrSZg
 市ヶ谷麻雀最終局を迎えたその時、突然の来訪者・・・警視庁捜査一課警部 越後しのぶ。
 その場の一同に戦慄が走った。
成瀬「サツや!?サツの手入れや!!こりゃあかんで!!」
市ヶ谷「お黙りなさい、佐藤!!別に金銭を賭けた賭博ではないのです・・・これは純然たるアットホームな家庭麻雀なのですわよ。」
成瀬「金は賭けてないかもしれへんけど命は賭けてるやん!!」
霧子「まぁまぁ落ち着いて、ここは市ヶ谷さんに従って普通に麻雀やってる風にしてればいいんですよ。」
社長「そうそう、別にやましい事してないって思えばなんということはないぞよ。」
市ヶ谷「とにかく佐藤、ドアを開けて警部殿をお通ししなさいな。」
成瀬「はいな・・・ウチはどうなっても知らんで・・・」
 嘆息しながら立ち上がり、ドアへと向きを変えた成瀬の背に聞き覚えのない声が飛び込んできた。
???「ガッチャ☆エクスプロージョン、コクシムソウパワー!!」
成瀬「?・・・なんや今のケッタイな声は?」
市ヶ谷「佐藤、さっさとドアを開けなさいな!!」
成瀬「は、はいな・・・」
 市ヶ谷に促され成瀬がドアを開けると越後しのぶは不満という言葉を全身で表すかのように飛び込んできた。
越後「市ヶ谷君、いったい何なの?急に呼び出したかと思えば呑気に麻雀なんかやって!!」
市ヶ谷「まぁまぁ警部殿、落ち着いて下さいな。もう終わりますから・・・終わったらご一緒にディナーをと思いましてねぇ・・・
    警部殿のお好きな特選天婦羅御膳を用意しておりましてよ。」
成瀬「もう終わりって・・・このままウチの逃げ切りは確定的に明らかやで・・・」
霧子「さぁ、貴女の番ですよ。さっさと牌を切って下さい。」
 霧子に言われ、思い出したかのように安全牌な字牌を切る成瀬。
市ヶ谷「佐藤・・・こんな言葉をご存知かしら?」
成瀬「?」
392名探偵・香澄:2010/04/11(日) 01:45:52 ID:P9yOrSZg
市ヶ谷「悪には悪の報いが・・・罪には罪の報いが下されるのですわ・・・」
成瀬「麗華様、何を言うてんのや?」
市ヶ谷「この美人名探偵市ヶ谷麗華が悪しき魂に天罰を下しますわ!!ロン、国士無双!!親っパネですわよ!!」
成瀬「な、なんやてぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
市ヶ谷「あらぁ〜なんということですの!?ドラまでついてドランドランですわよぉ!!」
成瀬「んな馬鹿なぁぁぁ!!さっきまでは国士なんて一億光年彼方な手やったやん!!
   ま、まさか・・・さっきのケッタイな声が・・・れ、麗華様!!そこに置いてあるモアイ像はなんやねん!!」
市ヶ谷「これですの?これは私の目覚まし時計ですわよ。」
成瀬「そんな時計あるかいな!!読めたで!!こりゃ積み込みや!!エロ麻雀でよくあるインチキ積み込みや!!」
 これは解説せねばなるまい。越後警部の突然の来訪で場の意識がドアの外に向けられ、成瀬がドアを開けようと
 立ち上がり、背を向けたその時に事は起こったのである。
 おもむろにテンソウダーを取り出し、国士無双カードを装填する市ヶ谷・・・後は言うまでもないだろう。
 一瞬にしてゴミ手が国士無双リーチ状態、成瀬の手牌全てを市ヶ谷の当り牌にチェンジ!?ここまでわずか2秒・・・まさに天才。
成瀬「このクソナレ!!どこが天才や!!お前らも何か言うたれや!!」
社長「いやぁ〜さすが麗華様。何という引きの良さ、何という華麗な手回し・・・感服しましたぞよ。」
霧子「ホント、これほど完璧かつ華麗な国士無双なんて中々拝めませんね♪」
成瀬「お前ら・・・」
市ヶ谷「佐藤、この私がよもや警察官の目の前で不正をはたらくとお思い?そうまで言うなら証拠を出してもらいましょうか?」
成瀬「くっ・・・・」
市ヶ谷「さて佐藤・・・貴女は言うまでもなくこの国士無双直撃でハコテンですわね・・・ということはわかってますわね?」
成瀬「へ・・・な、なんのことかいなぁ?ウチ、よくわからんわぁ〜」
市ヶ谷「この市ヶ谷麻雀で敗れるということは・・・」
393名探偵・香澄:2010/04/11(日) 01:46:40 ID:P9yOrSZg
成瀬「ま、まっておくんなはれ・・・と、殿さん!!助けてぇなぁ!!」
社長「さ、キリちゃん、我らはそろそろお暇しましょうかね?」
霧子「そうですね。今から帰れば『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』に間に合いますよ。今日も一緒にハピハピハッピ〜♪」
社長「・・・・」
霧子「殿・・・今、私を笑いましたね?」
社長「な、何も言ってないぞよ!!キリちゃんの誤解ぞよ!!」
霧子「詳しいお話は後でタップリとうかがいます・・・・愛の説教部屋で・・・」
社長「キリちゃんのは『愛』がなくてただの『説教と拷問』の部屋ぞよぉぉぉぉ〜!!」
 霧子に引きずられるように退場してゆく社長。
成瀬「・・・・あ、そうや!?ウチ、死んだオカンから麻雀終わったらすぐに手を洗うよう遺言をうけてたんや!ウチはちょっとトイレに・・・」
市ヶ谷「佐藤・・・貴女のお母様より伝言を賜っておりましてよ・・・『髪の毛一本から全てに至るまでを好きに売りさばいて下さい。ただし
    売り上げの3%は私の指定口座へ振り込み願いたい。』とね。」
成瀬「それでも親か腐れ外道!!」
市ヶ谷「せめてものたむけですわ・・・楽に逝かせて差し上げますわよ・・・これも世を正す為・・・星を護るは天使の使命!!なのですわ!!」
成瀬「どこが天使や!!どっからどう見ても堕天使やん!!星を護るどころか、これまで何度脅かしてきたと思ってるんや!!」
市ヶ谷「ガッチャ☆サモン、アイアンメイデン!!」
 成瀬の前に突如現れる拷問機『鉄の処女』。
成瀬「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜!!」

 もはや成瀬に逃げ道なし・・・さらば佐藤、ありがとう成瀬唯、さようならバトル雀士・唯・・・我々は君のことは忘れるまで忘れないだろう。

成瀬「勝手に〆るなクソナレ!!それじゃ皆さん、また来週やでぇ〜」
394名無しくん、、、好きです。。。:2010/04/11(日) 21:39:01 ID:r9/ikM/7
六角姐に白スーツ着せれば立派に『大天使』役が・・・
そりゃ空の狼のお役人だ

>>393
インチキ積み込み・・・世話になったなあ
つかアレがないとクリアできんのよ俺の場合(笑)

>アイアンメイデン
・ロボさくちゃん
・天装だけに『鉄の処女』ヘッドが飛来して鉄仮面モードな成瀬に

>これまで何度脅かしてきたと思ってるんや
貴女はいままで食べたタコヤキの数を覚えていますの?

>どこが天使や!!
そういや今朝の決め台詞は「愛と美の護星天使が・・・」だったな
「美」って点では間違ってはいませんな

そして、体を全て売り飛ばされた成瀬は『鉄の処女』に魂を定着されるのでありました(違)
・・・・某錬金術師@弟かい

395エレナ・ライアンの旅立ち 1/7:2010/04/13(火) 20:46:22 ID:T7kgot4Y
「どうして、どうしてボクがクビなんですか!?」

エレナ・ライアンの大声が廊下まで響き渡る。
ここは米国、いや世界一の女子プロレス団体IWWFの本部ビルの一角にあるGM執務室。
ごく一部のトップ選手を除く全ての選手は、ある日突然にこの部屋へと呼び出され、
満面の笑みとともに契約延長を通知されるか、涙や怒声とともに契約破棄を宣告される。
そして今日、このジャッジメント・ルームでエレナに下された判決は、契約破棄という名の追放刑であった。

「ボクはIWWFのジュニア・チャンピオンなんですよ!」
家出同然に故郷を出てから三年間、全米どころかカナダやメキシコまで各地の団体を渡り歩いた。
インディー時代は、毎日の食事がチーズバーガーと野菜ジュースだけだったこともある。
メキシコでは、地元選手を引立てるためのヒール役を強制され、退場の度に罵声と腐ったトマトを投げつけられた。
それでもいつかは憧れのクリス・モーガンやダークスター・カオスと同じリングに立つ、その想いだけが心の支えだった。
そして、つい四ヶ月前、そのモーガンのいるIWWFにスカウトされ、前座からチャンプまで這い上がったのだ。

「モーガンさんたちもボクのこと誉めてくれてた。メイファとの抗争だっていい感じに盛り上がってるし…」
それなのになぜ、と続けようとするエレナを遮って、GMが面倒くさそうに言葉を吐く。
「確かに、君は他のレスラーたちやマニア客には評判がいいようだ。でもね、ミス・ライアン…」
意味ありげにGMは言葉を句切り、代わりに下卑た笑顔をエレナに向ける。
そして、侮辱。
「君のようなお子様の試合じゃ、野郎どもは”興奮”しないのさ。つまり、勃たないってことだな。ヒャッヒャッヒャッ…」

「あ、あなたは…」
「ん?」
「あなたはそんな風にボクたちのことを見ていたんですか!? 恥を知れ! この人でなし!!」
エレナの精一杯の叫びも、GMにとってはただの音声信号だった。
「ここは小学校じゃない。努力とか根性とかはお呼びじゃないんだ。黙って失せたまえ」
そして、最後の侮辱。
「私の言ってることがわかるよな? 身体的にはともかく、法律的には大人なんだろ? ヒャッヒャッヒャッ…」

こうして、エレナはフリーとなった。
396エレナ・ライアンの旅立ち 2/7:2010/04/13(火) 20:47:33 ID:T7kgot4Y
銀行口座には手切れ金代わりの違約金が振り込まれていた。
生活を切り詰めれば、物価の高いこのNYでも半年は暮らしていけるだけの金額ではある。
しかし、レスラーという仕事柄、常に体を鍛えなければならないが、
フリーともなれば、トレーニング設備なども全て自前で揃えなければならない。
そうなれば、もって三ヶ月がいいところ。その間に次の契約先を見つけなければ…

「なにボサーッと歩いてるの? 田舎者丸出しだよっ!」
そんなことを考えながら歩いているエレナに、誰かが不意に声を掛けてきた。
エレナは声のする方を振り返り、声の主が自分の友人兼ライバルであることを確認する。
「あ、メイファ…」
「『あ、メイファ…』じゃ、なーいっ! チャンピオンがそんな顔してたら、ファンの人はがっかりするよ!」
声の主の名前は、ユン・メイファ。前ジュニア・チャンピオンにして、エレナのアングル上の抗争相手。
そしてつい先月、やっと前座から卒業し、プロレスだけで食べていけるようになるまでの居候先。

「エレナって結構行動パターンが単純だよね」
「い、いきなりなんだよ?」
「落ち込むと、いつもこの道通ってお気に入りの公園に行くんだよね。今日も、また公園に行くんでしょ?」
「…知ってたんだ…ボクがクビになったこと…」
エレナが去った後は、当然にメイファが名実ともにジュニアのトップになる。
インディーあがりのエレナと違い、鳴り物入りで入団したメイファは、団体が手塩に掛けて育て上げた逸材である。
本来は、エレナを噛ませ犬としてメイファに長期政権を樹立させ、そして、ゆくゆくはIWWFの宿敵たる、
WWCAのジュニアベルトを奪取させる、という筋書きをIWWFの首脳陣は思い描いていたらしい。
首脳陣にすれば、エレナの奮闘は暴走にしか見えず、事態を収拾するには排除するしかないと映ったのだろう。

それでも、とエレナは思う。
――どうせベルトを失うなら、メイファとの試合の結果としてベルトを奪ってほしかった――
目の前の少女が悪いわけじゃないことは、誰よりも解っている。それでもエレナは言わずにはいられなかった。
だが幸運なことに、その言葉は遂に発せられることはなかった。メイファのつぶやきがエレナの言葉を遮ったのだ。

「…あたしも、クビ、なんだって…」
397エレナ・ライアンの旅立ち 3/7:2010/04/13(火) 20:49:07 ID:T7kgot4Y
―メイファが、クビ?
―ありえない
―そんなことしたら、IWWFのジュニアはどうなるのさ? あのGMはいったい何を…
メイファが伝えた事実は、エレナの思考の限界を遙かに超えていた。
言葉にならず、ただあうあう、と口を動かすだけのエレナに、メイファは優しく微笑みかけ、また別の事実を告げる。

「IWWFのジュニア部門は無期限の凍結なんだって、で、ヘビー級相手じゃ勝てないあたしもクビってこと」
「でもメイファは人気あるじゃん! いつもファンの子供たちがたくさんいるし、ファンクラブもたくさんあるし」
「子供は購買力が無いから利益が出ないんだって。十人の子供より一人の大人が上って言われちゃった」
エレナの脳裏に、あのGMの下卑た笑みが浮かぶ。
エレナがIWWFに来てすぐ、一代で団体を築き上げた先代のGMが病に倒れ、経営権の無いオーナーに退いた。
その代わりに株主総会が新たに送り込んできたのが、どこぞの有名証券会社出身だという、あのGMである。

「そんな…ファンのみんなを金づるとしか考えてないの…? 」
「そうだよ、あのGMが来てから全部変わっちゃった…エレナが来たばかりの頃が一番楽しかったよ…」
普段、笑みを絶やすことのないメイファの落胆ぶりに、エレナは戸惑うしかなかった。
「そ、それでも、モーガンさんも言ってたよ。メイファがいたから去年のアジアツアーは成功したって。だから…」

「もうダメなのっ!!」
突然声を荒げたメイファの急転ぶりにエレナは言葉を失う。
「…もう、ダメなんだよ…あたし、韓国じゃもう忘れられちゃってるんだ…GMから沢山の証拠を見せられた…」
「……」
「そもそも韓国じゃプロレスはマイナー競技だし、あの時の客も大半はモーガンさんたち目当ての米軍関係者」
「…メイファ」
「テコンドーのオリンピック候補っていう重圧に負けて、海外に逃げただけの小娘。韓国ではそう思われてるって」
「もういい、メイファ、何も言わないで…」
「自分でもわかってた…自分がトップにはなれないって…それでも、何か結果を残そうって精一杯やってきた…」
そこまで言うと、耐えきれなくなったのか、メイファの頬を涙が伝いだした。

エレナは、目の前の友人にどんな言葉を掛けていいのか判らない情けなさに、自分もまた泣くよりほか無かった。
398エレナ・ライアンの旅立ち 4/7:2010/04/13(火) 20:53:15 ID:T7kgot4Y
恥も外聞もなく、泣きながら抱き合う二人。三十分くらいたっただろうか、ようやく二人とも落ち着きを取り戻した。

「これからどうするの、メイファ? 韓国に帰るの?」
「まさか、今韓国に帰ったらただの負け犬じゃない! 絶対、ぜーったい、ブレイクしてあの糞GMを見返すんだ!」

―よかった、もとのメイファだ、エレナは心の中で安心した。
「ボク、これからGWAとTWWFに売り込み掛けようと思ってるんだけど、メイファも一緒に来ない?」
エレナの問いかけに、メイファはいつもの笑顔で答える。
「ありがとう、エレナ。でも、あたし日本に行こうと思ってるんだ!」
「日本って、どっかからオファーが来てたの!?」
「ぜーんぜん! でも、日本の団体は一年中経験者採用テストがあるらしいから、何とかなるでしょ!」
「なんとかって…それに、何なのその経験者採用テストって? オーディションのこと?」
「んーと、日本語でなんて言ったっけ…? あ、そうそう、ドージョーヤブリ! 昔日本から来た人に聞いたんだよ!」

そこはかとなく不安を感じたエレナではあったが、水を差すわけにはいかないのであえてツッコミはしなかった。
「それで、日本にあるジュニアベルトを総なめにしたら、それを手みやげにあたしのベルトを取り戻すの!」
「ちょっと待って! あのIWWFジュニアベルトはボクのものだよ! メイファには渡さないからね!」
「うん、わかった! それじゃ約束だよ! いつか絶対! 二人で! IWWFジュニア王座決定戦を再開させるの!!」
お互いに頷きあい、固い握手と抱擁を交わした後、エレナはメイファと別れた。
399エレナ・ライアンの旅立ち 5/7:2010/04/13(火) 20:54:01 ID:T7kgot4Y
エレナは再び、IWWFの本部へと向かった。試合のない日には、ホールにベルトの実物が展示されているのだ。
すでにIWWFの関係者ではないが、ホールなら誰でも立ち入りできる。
観光客も滅多に来ないホールの隅でベルトにお別れをしようと思ったエレナであったが、その日は先客がいた。
非常に大柄な女性が二人。プロレスにさほど詳しくない人も、その女性たちの名前と顔ぐらいは知っている。
まして、エレナにとっては昔からの憧れの人たちだった。

「モーガンさんに、ダダーンさん…」
エレナに気づいたのか、ダダーンが声を掛ける。
「よう、おチビちゃん! なにしとるんや? プロレスやめて故郷に帰るんか?」
「おチビちゃんって呼ばないでって言ってるでしょ! それに、ボク、絶対プロレスやめませんから!」
「ああ、そうやったな! すまんすまん」
ガハハハ、と豪快に笑いながらダダーンが謝る。と思いきや、一転して神妙な顔つきに変わった。
「でもな、ホンマに安心したで。もしプロレスやめる言うとったら、あのGMシバきに行くとこやった」
この問題発言にエレナは仰天した。
「し、シバくなんて、そんなこと言っちゃダメですよ! 誰かに聞かれたらダダーンさんまでクビになっちゃいます!」
「エレナの言うとおりね。”シバく”なんてレディの使う言葉じゃないわ。どうせなら”袋叩き”とでも言いなさい」
「!?」
エレナのみならずダダーンまで耳を疑った。まさか、あのクリス・モーガンがこんな物騒な台詞を吐くなんて。
二人の驚愕などお構いなしに、モーガンはエレナを見つめ、優しく語りかけた。
「先代が築いたこの団体を守りたい、そんな私たちの思いを、あのGMに上手く利用されてしまったわ」
「…」
「不採算要因の排除、という奴の言葉が、選手の強制解雇を意味していただなんて思いもよらなかった…」
そう淡々と語るモーガンの姿は、いつもリングの上で見せる、女神の如き力強さとはかけ離れていた。
「できるだけのことはしたつもりよ。でも、結果的にあなたとメイファを守れなかった。ごめんなさい」
そう言って、モーガンはエレナに向かって頭を下げた。
「うちからも謝罪するで。かんにんな、エレナ」
モーガンに続いてダダーンも頭を下げる。それを呆然と見つめるエレナの脳は、完全に処理限界を超えていた。
400エレナ・ライアンの旅立ち 6/7:2010/04/13(火) 20:55:48 ID:T7kgot4Y
「え、そんな、ていうか頭あげてくださ〜い!」
頭を抱え、文字通り目を回しているエレナを見て、モーガンたちから自然と笑みがこぼれた。
「ほんとに元気でよかった。メイファからもさっき電話がかかってきたわ。自分は大丈夫って」
「それはそうと、もうどっかの団体に売り込みは掛けてるんか?」
ようやくエレナは現実に戻った。
「えーと、明日にでもGWAかTWWAに電話掛けようと思ってるんですけど…」
そうはいったものの、エレナには正直言って、契約してもらえる自信はない。
「だったら、私に紹介したい団体があるの。エレナ、あなたも日本に行ってみる気はない?」
「日本…ですか…?」
「ええ、そうよ。今やジュニアの最激戦地はUSAでもメキシコでもなく日本よ。そこで経験を積むのも悪くないと思うの」
「日本には凄いジュニア選手がゴロゴロおるで。ソニックキャットとかキクチとかオガワとか、ウチもよう苦戦したわ」
エレナは一瞬耳を疑う。
「ダダーンさんを苦戦させるジュニア…って、何ですか、そいつら!? 」
コロコロと表情が変わる様が面白いのか、ダダーンとモーガンが再びくすくす笑い出す。

「あら、やっぱりやめておく? WWCAならともかく、TWWFには知り合いがいるけど、そっちを紹介しましょうか?」
普段とは似ても似つかない、まるでいたずら好きの女子学生のような顔でモーガンが訪ねる。
―じゃあ、お願いします、と言いかけて、エレナははっと気づく。二人の顔は笑ってるけど、目は笑って、いない。
―もしかして、ボクは試されてる?
―ここで、住み慣れたUSAに留まるより、日本に行く方がボクのためになるってこと?
―そういえば、さっきモーガンさんは何て言った? 「あなた”も”日本に…」って…
―そっか、メイファが日本に行くことを二人ともわかってたんだ
―だったら、ボクの進むべき道は一つだけだ
401エレナ・ライアンの旅立ち 7/7:2010/04/13(火) 20:57:28 ID:T7kgot4Y
いきなり黙り込んだエレナにダダーンとモーガンは顔を見合わせ、どちらからともなく話しかけようとしたその時。
「行きます! ボク日本に行きます!! 」
またしても唐突なエレナの絶叫が周囲に響く。
「あら、黙ってたから、USAに残るかと思ったわ。本当に日本に行くの?」
「ほう、いく気になったんかいな。あとで後悔するんちゃうの?」
もう迷うことはない。エレナは二人を正面から見据え、自信を持ってこう答えた。

「後悔はするかもしれない。でも、ボクは行くんだ!!」
満面の笑みを浮かべてモーガンとダダーンがエレナに抱きついてくる。
ふと気づくと、観光客や警備員など、その場にいた全ての人がエレナに拍手と歓声を送っていた。
「みんな、ありがとう。でも、さよならは言わないよ。立派なチャンピオンになったら、きっとここに帰って来るからね!」
手を振り答えるエレナ。
その日からまもなく、エレナは日本へと旅立った。


「契約手続きはこれで終わりです。今日からあなたは我が団体の一員です。お困りの際は何でも遠慮無く仰ってください」
日本についてまもなく、モーガンから紹介された団体で、エレナは契約手続きを済ませた。
労働ビザとか住居登録の問題とか色々大変だと聞いてはいたが、やけにあっさりが終わった。
ダダーンによれば、目の前にいるキリコという女性は、CIAを通じて日本政府を動かすことができるらしい。
どうせいつものホラだろうけど、横で聞いていたモーガンが神妙に頷いていたのが気がかりではある。

そろそろ新しい住まいへと案内してくれるらしい。
「申し訳ないけど、部屋はルームシェアとなります。荷物はすでに運び入れてあります」
―申し訳ないどころか、これで日本語を覚えることもできるし、何より友達ができる。
エレナは口には出さないものの、親身になってくれている、この団体の社長と秘書に好感を抱いた。
―そういえば、メイファもこの日本のどこかで頑張ってるのかな。
同じ空の下で頑張っている友人に対し、心の中でエールを送る。
そして、エレナは新たな一歩を踏み出す。新しいライバルや友人との出会いへと胸を躍らせながら。


「ここが、今日からあなたの部屋となります。ルームメイトはチサトさんといって、口数は少ないけど、いい娘ですよ」(終)
402324:2010/04/13(火) 21:04:47 ID:T7kgot4Y
長々と連続投稿して申し訳ない。
ようやく規制が解除されたうれしさでついつい一気に投稿してしまいましたよ。

>>10氏の>>384-386を読んで、レズ姉ちゃんシリーズもおしまいか…と感慨深くなって、
先週末に書いたはいいが、規制解除が今日まで長引いて、機会を失ってたという次第です。
相変わらず、勝手に便乗してしまってすみませんでした。

それでは、乱筆乱文失礼しました。

403名無しくん、、、好きです。。。:2010/04/14(水) 15:33:17 ID:VNfDbscT
エレナとメイファはホントいい娘だよな
思わず応援したくなってくるよ
それに引き換えIWWFの新GMは性根がゴミより腐っているよな・・・。
40410:2010/04/15(木) 23:45:18 ID:BhjdC6Y7
The new begining

エレナ・ライアンが団体の一員となって二週間が経過した。日本自体は初めてではないものの、住んでみて経験する事はあるもので。
行きつけの食堂の親父に「おや・・・千里ちゃんの妹かい?」と言われて「ボクのほうが年上だよ!!」と言い返して驚かれたり・・・
近所の子供に「へー、カレン実家に帰っちゃったんだ。うちの父ちゃんみたいだな千里姉ちゃん。母ちゃんも夕べ・・・」と、ご近所の家庭の事情に複雑な気分になったり・・・・
そんなエピソードを交えつつ、それなりに日本での生活に慣れ始めておりました。

『えーーーっ!! チサト、カオスさんと闘った事あるんだって!?』
寮の一室にエレナの驚きの声が響き渡る。驚くのも無理はない。ダークスターカオスといえばクリス・モーガンと並んで世界最強の一角に名を連ねる存在である。
デビューして三年余りのエレナにとっては、まだまだ雲の上の存在である。当然ながら試合経験などない。
それを自分よりキャリアの少ない千里が成し遂げたと聞いては心中穏やかではいられない。

千里「ええ・・・ハンディキャップマッチでしたが」(>>39参照)
エレナ「いや、それでも凄いよ。いったいどうしてまた・・・」
千里「スポット参戦していたんですが、記者のカレンさんのお母様が社長に話をつけてくれまして」

この団体の社長がEWA・・・特にニールセン一族と強いコネがあるのは知っていた。
おまけにマスコミ関係者となれば多少の無理は通るのかもしれない・・・・
自分にも何か強いコネがあればクビにも・・・・・そんな事を考え、暗い気分に陥りかけるエレナ
すぐに『ええい、無いものねだりをしてもしょうがない。ボクはボクだ!!』と、気分を切り替える。

エレナ「・・・で、どうだった? やっばり強かったでしょ」
千里「ええ、完敗でした・・・さすがは世界最強の一角。貴重な体験をさせていただきました」

一方、同じころ社長室では、社長が何処かと電話中。ただし和やかな雰囲気とは言い難し
(続く)
40510:2010/04/15(木) 23:46:35 ID:BhjdC6Y7
続き
社長「・・・それではウチとは提携できないと?」
???「ええ、我がIWWFは一流の団体としか提携しないんですよ。失礼ながらそちらは一流とは言いかねます」
社長「・・・・つまり『格の違いをわきまえろ』と」
???「ありていに言えばそういう事です。まあ、今回は縁が無かったということで」

『なめやがって・・・なめやがって・・・なめやがってぇぇぇぇぇぇっ!!』
会話が終わって数分後、おもむろに上着を脱ぎ、社長室の片隅に設置されたサンドバッグに怒りをぶつける社長の姿がありましたとさ。
霧子「落ち着きましたか?」
社長「ああ。しかし・・・とりつく島もないな」
霧子「今のGMになってから、結構評判落ちてますねIWWFも。大幅な解雇を行ったりとか」
社長「不採算部門を縮小するってのはわからなくもない・・・・ただ、やりようってものがあるだろう」
霧子「『お前の言うことは正しい。だが・・・・気に入らん』ですか」
社長「まあな・・・しかし、なめられて黙ってるのもしゃくだ。霧子くん、このリストの所にメールを」
霧子「わかりました・・・・内容はこちらのファイルですね」
社長「まさか防御用のカードを攻撃に使う事になるとは思わなかった」
霧子「攻撃以前に、完璧な私怨ですけどね」


物騒な会話が交わされた数時間後、寮のリビングでは別の意味で一触即発の状況である。
栗浜「・・・まがいもの」
エレナ「ご挨拶だね・・・・ボクのどこがフェイクだってのさ」
栗浜「その体です。アメリカ人というのはもっと『ボンキュッ』としているものです」
エレナ「・・・・『口は災いのもと』って言葉知ってる? だいいちアミだって人の事が言えるボディじゃないだろ」
栗浜「私はまだ成長の余地がありますから・・・・」

言うなり千里の後ろに回り込み・・・・シャツをまくりあげた。
ブラに包まれた二つのふくらみが飛び出してくる。(続く)
40610:2010/04/15(木) 23:47:44 ID:BhjdC6Y7
続き
『きゃあぁぁぁぁぁぁっ!!』
めったに聞けない千里の悲鳴が寮に響き渡る。胸を押さえてへたり込む千里。
栗浜「・・・・と、このように私も『せくしいだいなまいつ』になれる可能性は十分に」
千里「・・・言いたい事は全部ですか? 貴女が泣くまで・・・殴るのを止めませんっ!!」

怒りに燃える千里が栗浜をぼこぼこにしている傍らで、エレナはテレビに見入っていた。
画面に映っているのは東女の中継。ユン・メイファがメイデン桜崎と闘っている。
『へえ・・・ユンはトージョに行ったんだ。ボクも負けてられないな』
思わぬところで親友の雄姿を目にし、決意を新たにするエレナでありました。


追記
そのころ、IWWFのGMの所にはとある株主から電話が・・・
株主「あー、何だかね内部告発としか思えない匿名メールが届いてね」
GM「は?」
株主「会社の資金をアレしたとか、気に入らない選手にコレしてたとか」
GM「い・・いえ、そんな事は・・・滅相もない」
株主「僕の他に何処に行ってるか分かったもんじゃないよ。こんなのは噂程度でも明るみに出たら大打撃だよ」
GM「・・・・・」
株主「わかったらしばらく大人しくしておけ。ただでさえ君、最近評判悪いんだから」
GM「は・・・はいぃぃぃぃぃっ」
自分のあずかり知らぬところで、こんな状況になっている事を当然エレナは知る由もありません(終わり)


>>402
てなわけで、こちらもネタに便乗させていただきました。
見事に下衆野郎してますなGMさん。

エレナに関しては模索中。
とりあえず『カレン×真鍋』のような『エレナ×栗浜』の抗争フラグが立ちかけてる気もしますが。
407名無しくん、、、好きです。。。:2010/04/16(金) 22:58:05 ID:Ry+m3n9Y
>>406
カレンの次はエレナですか。
個人的にエレナはボクっ娘つながりで香澄んと絡んだら面白いと思ったりして。


408名探偵・香澄:2010/04/17(土) 15:09:44 ID:E+KgQf0z
 埼玉県春日部市 プロレス団体ガイアーク本社
社長「空に輝くレインボォ〜♪(レインボォ!)あ、キリちゃん、おはよう〜♪」
 鼻歌交じりで現れた社長を霧子の鋭い視線が突き刺した。
霧子「殿・・・今、何時だと思ってるんですか!」
社長「何時って・・・なぁんだ、まだ12時前ぞよ。」
霧子「秘書の私が定時に出社して仕事してるのに・・・重役出勤とは良い身分ですね!!」
社長「だ、だって私、重役だもん!!」
霧子「遅刻分は給料からさっ引いておきます・・・あ、それと今日のお昼当番は殿ですよ。よもや忘れてないでしょうね?」
社長「フフフ・・・その辺は抜かりなしですぞよ。ちゃんと特選たこ焼き弁当とお好み焼き弁当を買ってきたぞよ。
   キリちゃんはお好み焼き弁当ね・・・それと今日はデザート付ぞよ!」
霧子「あら!?殿にしては珍しい・・・ってなんだ、100円のカップアイスですか・・・」
社長「なんだとはなんぞよ。」
霧子「どうせだったらハーケンクロイツとかレディバーホーベンとかの高級感あるアイスを買ってきて下さいよ。」
社長「いらないなら私が食べるぞよ。」
霧子「それとこれとは話が別です!私はストロベリーを頂きますから殿はバニラね♪」
社長「・・・」
409名探偵・香澄:2010/04/17(土) 15:12:24 ID:E+KgQf0z
 弁当をたいらげてデザートのアイスへと手を伸ばした社長に霧子が声を掛けた。
霧子「あ、殿!ちょっと待って下さい。せっかくアイス食べるんですから一工夫してみませんか?」
社長「何ぞよ?一工夫って?」
霧子「いいですか・・・このちょっと溶けかかったバニラアイスにコーンフレークを軽く混ぜてですね・・・食べてみて下さい。」
社長「・・・・・あぁぁ!?これは新しい食感!!なかなかいけるぞよ!!」
霧子「でしょ♪あと、2枚のビスケットにアイスを挟んで小一時間冷蔵庫で寝かしたりすると自家製バニラモナカ出来上がりなんですよ。」
社長「うぅ〜む・・・節約料理だけじゃなくてアイデア料理にも長けてるぞよねキリちゃんは・・・見直したぞよ。
   なんか『お嫁さんにしたいタレント』って感じでいいぞよ。」
霧子「いやですよぉ〜殿ったらぁ〜こう見えてもぉ〜私ってぇ〜その昔は・・・」
社長「はい、『味将軍グループ最強の天才美少女料理人』の異名で知られていたんぞよね、わかります。」
霧子「はーい!みんなー!おいしい料理でハピハピハッピ〜♪みんなも作ってア・ラ・モード(はぁと)♪」
社長「・・・・・・・」
霧子「殿・・・・今、私を笑いましたね?」
社長「だから、何も言ってないぞよ!!っていうか何で国民的アイドルのアノ子に対抗意識燃やしての!」
霧子「どうせ私なんか・・・」
社長「誰ぞよ!この人に『やさぐれる』ってアビリティ教えたのは!!」
410名探偵・香澄:2010/04/17(土) 15:13:39 ID:E+KgQf0z
成瀬「まったくいつまで夫婦漫才やってるねん。あぁちょいと!ウチにもコーンフレークわけてぇな。」
社長「はいどうぞ・・・ってなんでアンタしゃんがここにいるぞよ!!」
成瀬「嫌やわぁ・・・ウチはここの非常勤相談役みたいなもんやん♪気にしない気にしない。」
社長「前回の麻雀編の後、鉄の処女で血抜きされたって聞いたのに・・・相変わらずゴキブリ並の生命力ぞよね。」
成瀬「あの後、大変やったんやで!身体中、針の穴だらけになってなぁ・・・」
 愚痴りながらもアイスを頬張る成瀬を見て、社長の顔から血の気が引いた。
社長「・・・そ、そのストロベリーアイスはキリちゃんの分ぞよ。」
成瀬「気にしない気にしない、人間たるもの食べモンくらいでゴチャゴチャいっちゃあかんでしかし。」
 やさぐれていた霧子は突然立ち上がると懐から怪しげな機械を取り出した。
霧子「ギロチンカード、天装!!」
???「ガッチャ☆ビクトリーチャージ、ギロチンパワー!」
 霧子の天装術で呼び出されたギロチン台が成瀬の首を捕らえて押さえつける。
霧子「スーパー美人秘書井上霧子が悪しき魂に天罰を下す!!」
社長「あ、キリちゃん!ここでやると後片づけが大変だからお外でやりましょうね。」
成瀬「そんなことより助けんかい!!」
社長「人間、諦めが肝心ぞよ。」
成瀬「アイスがなれければ饅頭でも食べたらいいやんかぁぁぁぁぁぁぁ!!」
411名無しくん、、、好きです。。。:2010/04/17(土) 16:47:36 ID:ThZPxWCa
饅頭の由来って、川の神にささげるイケニエの首の代わりだったんだよな。
何気にギロチン→あたま、とる につながっているような

ジーナ『あたま、とる。あーでゅぅぅぅぅ・・・ゆぅいいいい。とぅるるるるる!!』
と、こんなんがふと脳裏に浮かぶ土曜の夕方

>>410
饅頭アイスってのがあったな・・・・なんか急に食いたくなるww
明日のアレは青の相棒が殺られた話っぽいけど・・・・
成瀬の相棒→野村最近出てこねえな・・・→知らない所でとっくに殺られてる?
などと怖い考えが浮かんでしまった

カニカード天装→ノムラヘッダー飛来→カニイックナルセ降臨(違う)
41210:2010/04/20(火) 23:22:29 ID:VBGy64rQ
77・78・75・80

某月某日某会場。辻香澄&エレナ・ライアン×サキュバス真鍋&栗浜亜魅
辻「ボクっ娘コンビ?」
エレナ「対して淫魔&使い魔・・・・バランスが取れてるような取れてないような」
栗浜「・・・真鍋先輩と一緒にしないでもらいたいのですが」
真鍋「むー・・・・微妙に失礼な事言ってるような」
栗浜「気のせいです」

真鍋「しかし・・・華やかさに欠けるメンバーだよねー」
エレナ「何が?」
真鍋「いや・・・揉みがいが無いというか・・・」
辻「どこを揉む気だお前は」
エレナ「そのやらしい手つきでだいたい想像はつくけどさ」
真鍋「いやん、言わせる気? かすみんもエレナちゃんもエッチ♪」
エレナ「ボク、優越感持っていいのかな・・・」
栗浜「50歩100歩というところでしょう」

で、試合開始
真鍋「優しくしてねエレナちゃん♪ 力入れすぎたら潰れちゃう」
エレナ「ボクとしてはこのまま握りつぶしたいところだけどね・・・・てか誤解を招くような事いっちゃって」
辻「しかし・・・なんでアイアンクローであんな悩ましげに声を出せるんだつかさは」
真鍋「あだだだだだ! エレナちゃん握力強いっ!! 胸が潰れる!!」
エレナ「掴んでるの脳天だよ」
栗浜「一種の芸人魂といえるかも知れませんね・・・・潰れるほど無いでしょうに」

その日のメインイベントは石川涼美×ザ・USAでした。
辻「・・・・ああいうの見るといろんな意味で自身が無くなるなあ」
エレナ「いや、あの二人は規格外だから・・・・」

数字の意味は・・・・まあ、察してください(笑)
41310:2010/04/20(火) 23:23:52 ID:VBGy64rQ
>>407
考えてみたけど、こんなんしか浮かばなかった(汗)
同方向のキャラからめるのって何気に難しいっす。

参考にかすみん雇ってみたら・・・・次の月にサクッと引退してしまいましたとさ。
年齢確認しないで雇ったのも悪いけどさ・・・・早すぎですかすみん。
(ちなみに26歳になってた)
414名無しくん、、、好きです。。。:2010/04/23(金) 00:17:48 ID:qqTQRT5F
昔々、新女に殴りこみそのパワーでトップ陣をなぎ倒し見事制圧してしまった大将ひきいるヒール軍団
ガルム「理沙子も上原も吉原も倒した。これで新女はあたしたちの天下だ!!」
オーガ「いや待ってください大将。新女にはまだ藤子というのがいるそうですよ」
ガルム「そんなのは伝説だ!!」

>>376読んでてふとこんなのが脳裏に・・・さて寝るか
415名無しくん、、、好きです。。。:2010/05/01(土) 19:46:08 ID:Wtn6Wz1a
とある団体のスケジュール表

4/29 富沢(コミ1)
5/1〜3 越後 帰郷(田植え)
5/2〜4 みぎり 帰郷(畑作り・種イモ出し)
5/1〜5 金井 帰郷(牧場・種蒔き)
5/2〜4 カンナ&ライラ 帰郷(種蒔き)

荒川弘の『百姓貴族』読んでてなんとなく
書いてる本人も数年前までGWは親戚の田植えに駆り出されてた
今年? 今年は休日出勤だよコンチクショウ!!
416名無しくん、、、好きです。。。:2010/05/02(日) 12:21:49 ID:cFuQGcQ/
僕はサバ1以来の保科好きだけど、
彼女の家系は大地主だろうから、
農作業の手伝いもやってるんだろうね。
やってないとしても、実家の敷地内の
畑ぐらいは耕してるのかな?
417名無しくん、、、好きです。。。:2010/05/02(日) 13:13:54 ID:4p+RvbCc
愛ストーリーではみぎりの父親はサラリーマンだよ
418名無しくん、、、好きです。。。:2010/05/05(水) 17:18:11 ID:LM2vtlr2
>>416
農作業よりは客の相手とか昼飯作ったりがメインじゃないかなと想像したり
『旧家のお嬢様』というと『ひぐらしのなく頃に』の魅音を連想する今日この頃
お嬢の機嫌を損ねる→その夜「ちょっと出かけてきますね」と出かける保科
→消され・・・もとい怖い目にあわされる→『○ヤシロさまの祟り』で全部すまされる
・・・なんかイヤだ

>>417
そこはそれ、『兼業農家』とか『爺さんがやってる』とかいろいろと♪
なぜか「切り株を引っこ抜き、荒れ地を切り拓くみぎり」が脳裏をよぎった
・・・何時の時代の北海道だw
419名無しくん、、、好きです。。。:2010/05/05(水) 20:14:57 ID:WxeoLUyn
みぎーなら熊といい勝負ができるはず!
420名無しくん、、、好きです。。。:2010/05/05(水) 20:29:06 ID:9IPOqGDd
さすがにヒグマは無理だろう
ツキノワグマなら・・・
421名無しくん、、、好きです。。。:2010/05/05(水) 21:24:35 ID:y1FTNdkK
先週のハガレンで師匠見てる分には、かえってみことやカンナ・ライラみたいな
古流柔術使いのほうがいけるような気もする。

突進してくる熊をみことが投げ飛ばし・・・・
みこと「行きましたよ、みぎりさん」
みぎり「は〜い♪」
・・・ぶっちゃけ、師匠夫婦VSスロウスなわけだが

>>420
何気にツキノワグマも強いっぽい
『戦場で呂布を見た後、関羽なら勝てそうと思っちゃうようなもの』
と某漫画家も申しておりました。
422レッスル動乱編:2010/05/05(水) 21:39:18 ID:binM60Op
レッスル界の勢力図を塗り変えんとする竜崎藤子が放った刺客により
太平洋女子は解散の危機に瀕していた。

上原「く…!ま、まさかお前が…!」
??「お久しぶりです上原さん。でも今のあなたと私は敵同士…」
??「遠慮無く潰させてもらいます。この二人のように」
堀 「今日子さん…逃げて…!」金森「いたい…いたいよぉ…」

そこには急襲を受け叩きのめされた二人が横たわっていた

??「さぁどうしますか上原さん?降参すればこの二人は助けてあげますよ?」
??「見殺しには出来ないでしょう?ふふふ…」
上原「どうしてだ!かつてはお前だってウチの一員だったじゃないか!
   何でこんな酷い事が平気で出来る!」
??「かつて主役を張ったあたし達がレッスルから抹殺された事に比べれば!」
??「この程度の痛みなど可愛いものですよ!」
上原「どうして…どうしてなんだ!こんな事をしてお前達が本当に復活できると
   本気で思っているのか!」
??「アナタ達を消せば…それも可能です!!!」
??「上原今日子以下二人、お命頂戴!!!」
423レッスル動乱編:2010/05/05(水) 22:23:07 ID:binM60Op
…数刻が過ぎた後、藤子が太平洋女子に着いた時には三人の姿は無かった

藤子「どうやら片付いたようだな。…で、奴等は?」
??「総裁、申し訳ありません。仕止め損ないました」
??「思わぬ邪魔が入りました。あの大柄な体躯からしておそらくは…」
藤子「ふ…羽田か。ここにきて動くとはなかなかどうして食えない奴だ
   …にしてもお前達二人の腕で倒しきれないとは意外だな?」
??「…申し訳、ありません…」
藤子「…まぁ、いいだろう。理沙子と上原さえ除けば奴等をまとめるリーダーは
   いなくなる。後は各個撃破していけばいい。傘下に収められるなら
   それに越したことは無いが」
??「しかし祐希子さんや市ヶ谷さんがまだ残っていますが…」
藤子「奴等の事は私がよく知っている。あの二人は我が強くまとめ役には
   不向きな性格だ。いくら強いとはいえ自分の力だけを頼りにしている内は
   ヒヨッ子も同然。崩す事はたやすい」
??「しかし新女の勢力は依然として残っています。今の状況なら龍子さんと
   手を組まないとも限りません。もしそうなれば…」
藤子「可能性は無いとは言えないか…厄介だな」
424名無しくん、、、好きです。。。:2010/05/05(水) 22:29:57 ID:WxeoLUyn
でも熊は関節技や飛び技を使ってこないはず。
みぎーは頑健、パ防があるからスキル的には有利か?

熊はおそらく パ攻と打攻が強い
みぎーは打防が低いのでパ攻とパ防を活かしてパワー勝負
熊は受けを使えないだろうから、みぎーがいかに上手く受けを使うかもポイントかな。
425名無しくん、、、好きです。。。:2010/05/05(水) 23:00:43 ID:nFky8eKR
>>424
>熊
基礎パラメータは体力・筋力に特化してそうだな。よってHPも高いと思われ(最高レベルの440くらいか)
スピードは遅くないというか標準レベル(4〜6辺り)で回復・器用が壊滅的って所でしょうな
スキルとしては『頑健』『狂戦士』『切り裂き』かな
426名無しくん、、、好きです。。。:2010/05/05(水) 23:22:47 ID:87lYJOpD
くま殺しといえば空手家だろ、ってことで
斉藤さんお願いします
427レッスル動乱編:2010/05/05(水) 23:33:37 ID:binM60Op
??「ならば次はWARSを?」
藤子「いや、出来るなら龍子は味方に付けたい。私にとっては龍の二代目
   興味ある存在だ。当分手出しはするな。それよりも伊集院が
   ワールドの買収に成功した。これからは関西を拠点に活動する」
??「わかりました。でも新女はどうするんです、総裁?」
藤子「捨て置け。もう価値を失っている新女に居座るメリットはない
   …それに新女に居ると未だに脳裏に甦るのだ。忌まわしい敗北の記憶が」
??「総裁…」
藤子「…ただし人材まで捨てるつもりはない。ヒール連中は条件さえ良ければ
   こちらに協力するハズだ、一人でも多く集めろ」
??「わかりました…それとココの処理はどうしますか?」
藤子「資金に困って夜逃げした事にしておけ。経営が苦しかったのは
   本当のようだから誰も疑うまい。さて…新天地に赴くぞ二人とも」
??×2「はい!」

結局?は誰だったのか。羽田は上原さん達をどこに連れていったのか
むとめとちだねはなぜ出番がないのか。謎だらけの動乱編

次回に続く
42810:2010/05/08(土) 21:53:38 ID:Pp4j5xzp
伝説のツワモノ

『やれやれ、最近の女性は物好きだねえ。昨日も一人、山に入ってっただよ、あんたみたいな人が』
某国・山の麓の小さな村の老人が斉藤彰子に言った。
「誰がいようが関係ありません。私は強さを極めるだけです」
「やれやれ、時々クマが出るから気をつけるだよ」

今から数年前の事・・・斉藤さんは己の強さを極めるべく、とある国の山奥にこもっておりました。
大自然の中を走り回り、滝に打たれ、愚直なまでに突きと蹴りを繰り返し、時々山岳警備隊を襲って非常食を奪い・・・・
ただひたすらに強さを追求する日々・・・・・そんな時に、唐突に『それ』は現れました。
体長2メートル余り、大きいとはいえないが正真正銘の熊である。

熊殺しのW・W、虎殺しのD・OにI・K、牛殺しのS・M・・・・格闘家が猛獣を屠った話は割と多い。
ならば自分にも・・・・とはいかない。少なくとも自分は達人というレベルではない。
死んだふり? そのまま美味しくいただかれるのがオチだ。
逃げる? 走るとかえって追いかけてくる・・・・ならば・・・闘いの中で活路を見出すのみ!

『おおおおおおぉぉぉぉぉぉっ!!』
気合いを入れる・・・・一瞬だが熊がひるんだ。その隙をついてふところに飛び込み、アッパーを一発・・・二発と入れた後で距離をとる。
爪を振り上げた・・・・今だ! 再び飛び込んでアゴに打撃を加え、そして距離をとる。
ヒット&アウェイを繰り返す。これならもしかして勝てるかも?
慢心が芽生えたのを見抜いたか・・・・熊は猛スピードで突進してくる。
次の瞬間、体当たりで吹っ飛ばされる・・・・油断した・・・・。

『がはっ』
地面に叩きつけられる。呼吸が一瞬止まる。体が動かない・・・・
ゆっくりと熊が寄ってくる・・・く・・・来るな!!
(斉藤さん大ピンチ・・・・で、続きます)
42910:2010/05/08(土) 21:54:31 ID:Pp4j5xzp
続き
死ぬのか・・・ここで熊に食べられて・・・・そう考えると静かな気分になった。
自分がここで死んだところで、そんな事に関係なく世界は動き続ける。
世界からみればちっぽけな存在の自分ではあるが、その存在が集まって世界を構成しているのもまた事実。
自然の流れのなんと雄大なことよ・・・・『全の中の一』とはこういうことか
・・・・って違う!! 自分は錬金術師ではなく空手家だ。そっちの悟りにいってどうする!!

不意に目覚め、そして飛び退く。驚いたのは熊も同様らしく、襲ってこない。
と、その時どこからともなく小石が飛んできて熊に当たる・・・・注意が逸れた・・・今だ
思った瞬間、一気に駆け出す・・・・とにかく逃げろ!!

熊が追ってくる・・・だが追いつかれそうになる度に石が飛んできて熊の注意を逸らしてくれる。
一体誰が? だんだん石が大きくなってるのは・・・気にしないでおこう。

何度目かの石の飛来・・・・人間の顔くらいの石が弾丸の如きスピードで激突する。おいおい・・・・
さすがに熊もこれにはたまらず朦朧となる・・・・ここで倒さねば!!
至近距離に飛び込み、垂直にジャンプ・・・・そのままカカトを熊の鼻っ柱に振り下ろす。

次の瞬間・・・熊はその巨体を地に伏した。トドメを刺さなければ・・・・駄目だ・・・目の前が暗くなる・・・・体に力が入らない・・・誰かの声が聞こえる・・・
『よくやった日本人・・・トドメはあたしにまかせなさい♪』

数分後、斉藤さんが意識を取り戻したとき、そこには誰もおらず熊を解体したらしいおびただしい血だまりだけが残されておりましたとさ。


『思えばアレは山の精霊だったと思います。私の無謀を戒めるために現れた。
 確かに非科学的だとは思いますよ・・・・でも、自分で実際に目にするとね』
後年、引退直後・回想録執筆の際のインタビューに斉藤彰子はこう答えている。
43010:2010/05/08(土) 21:55:22 ID:Pp4j5xzp
エピローグ
現在、オランダ・ニールセン家。日本から戻って以来、カレンは過酷なトレーニングを課されていた。
『う〜〜〜。EWA入団する前に余裕で死ねるわこれは』
『だらしないわねえ馬鹿娘・・・・あたしが若い頃なんて山の中に一カ月放り込まれたわよ』

情け容赦ない事を言う母親から視線をそらし、部屋の片隅の暖炉に目をやる。
その上には、大きな熊の手の剥製が飾られている。カレンが学生の頃からあるものだ。
『そしてアレがその時の戦利品だって言うんでしょ? もう耳にタコができるほど聞かされたわよ』

そうは言いつつ、カケラも母親を信用していない。いいところ話半分程度の認識である。
『どうせ怪しい土産物屋で買ったんでしょ・・・・そう言えば熊の手って美味しいらしいわねえ・・・』
真相は闇の中・・・・・(終わり)


>>426
てなわけで斉藤さんの熊殺し(未遂)に挑戦してみました。
・・・・ガチで戦ったらグロくねえか? と思ったのでこんなのに。
とりあえず時間軸に無理があるっぽいのはご容赦を
431名無しくん、、、好きです。。。:2010/05/09(日) 11:43:15 ID:Gu0v61js
>>428-430
こういう場合は、メリケンサックの
一つもはめておくのが本音では……。
「伝説では、素手で倒したことに
 なっているだろう?
 実は、鉄の爪を使っていたのだよ。
 ハッハッハ……」と、某RPGの
武闘家も申しておりました。
432名無しくん、、、好きです。。。:2010/05/09(日) 17:55:51 ID:JLeUPC1r
熊vs斉藤さん

動物愛護協会や教育委員会・・・その他諸々の抗議もなんのその。
突然『斉藤彰子×熊』の試合が決まりましたとさ。
控室に次々と同僚が訪れ激励します。

吉原「はい、新しい道着よ。これ使って」
斉藤「ん・・・少し重いな」
吉原「鎖帷子仕込んであるから」

伊達「こ・・・これ、手甲」
斉藤「鉄製じゃないか」
伊達「包帯巻いて隠しておけば・・・わからない」
斉藤「何気に黒い事を・・・・」

霧子「このグローブを使ってください」
斉藤「何か仕掛けはないだろうな」
霧子「拳の部分にメリケンサックを仕込んであります。それと・・・・」
斉藤「まだ何かあるのか?」
霧子「ちょっと力を入れて握れば鉄の爪が飛び出します。バレないように使ってくださいね」

斉藤「空手家としてはかなり抵抗があるんだが、こういうのは・・・・」
霧子「『勝てば官軍』です。それにこの試合のドキュメントDVDや写真集出してひと儲けの予定もあるんですから」
斉藤「宣伝文句はあれか? 『本屋さんで待ってるぜ』か」
『鉄の爪』だけに・・・おあとがよろしいようで


>>431
まあ出会いがしらの事故みたいなもんだし、メリケンはめてる余裕はないかもw
某神官戦士が熊とのタイマン成立するのも筋力に物を言わせた重武装あってのことだし
433レッスル動乱編 2:2010/05/11(火) 23:19:25 ID:MIB1zdN+
藤子率いるレジェンド軍がワールド女子に拠点を移しているその最中…
各団体の社長たちが都内某所で緊急集会を行っていた

A社長「…近頃の竜崎代表のやり様は目に余るモノがある」
B社長「…かといって我々ではレジェンド軍に対抗するだけの面子を集めるのは…」
C社長「無理だな。ウチもかなりの数を向こうに持っていかれた…」
D社長「八島や村上姉妹、小鳥遊や六角辺りもレジェンド軍に鞍替えしたらしいし
    これはいよいよ持ってマズいな」
E社長「景気が悪くて売り上げが減ってるって時に…全く忌々しい」

そんな中、一人笑い出す者がいた。そう、彼女である

??「ふ…あはははははは!!!」
A社長「な…祐希子君、どうしてここに!いや、それより何がおかしい!」
祐希子「そりゃおかしいわよ。これだけ各団体の社長が集まって口から
    出るのは愚痴ばっかじゃさ、笑いたくもなるわよ」
B社長「何を言うんだ。新女だって開店休業状態に追い込まれたじゃないか
    大体たかだか一選手に過ぎない君に経営の苦労がわかるものか!無礼だぞ!」
祐希子「無礼なのはそっちでしょ!選手であるアタシ等の意見も聞かないでさ!」
434レッスル動乱編 2:2010/05/12(水) 00:05:23 ID:x+2TKUer
E社長「まぁまぁ祐希子君落ち着いて、なら君には何か考えがあるのか?」
祐希子「あるわよ!アタシが軍団を率いて藤子の首を獲る、そうすれば一気に解決!
    …でさぁ、モノは相談なんだけどぉ…」
C社長「…結局は金の無心か。聞いたのが間違いだったな」
D社長「いや待て、これは案外いけるかもしれないぞ。
    祐希子君、君以外に新女の選手は何人残っているんだ?詳しく話してくれ」
祐希子「んっと…恵理、理宇、吉原さん、藤島、越後、富沢、永原、金井…
    結構残ってるよ。もうすぐめぐみと千種も海外遠征から帰ってくるし」
A社長「いけるじゃないか。なあみなさん、ここは祐希子君を中心に一致団結して
    レジェンド軍を叩くのが現状もっとも有効な策だと思うが…どうです?」

……

B社長「新女に力添えするのは不本意ではありますが仕方ありませんな〜
    …じゃあウチからは斉藤と神田を送りましょう」
A社長「ならばウチからはみぎりを送りましょう。あの娘一人で二、三人分は戦えます」
C社長「ならウチからは藤原と早瀬を!」
D社長「ならばならばウチからは零と小鳩を!」
E社長「ウチはソニックとディアナを出そう」
435レッスル動乱編 2:2010/05/12(水) 00:48:44 ID:x+2TKUer
レジェンド軍打倒という祐希子の熱意をよそに各団体の社長は
自団体とその選手の売り込みを画策していた

祐希子「よし、これで勝てる!見てなさいよ竜崎藤子!いやさ竜崎総裁!」
A社長「後の細かい事は我々に任せてくれ(ここで新女に貸しを作るのも悪くない
    見返りは十二分に期待できるだろうしな…全く祐希子様様だ)」
B社長(せいぜいこのゴタゴタ、利用させてもらいますかな)
C社長「売り込み売り込みっと」(イカン!声に出てしまった)
D社長(ふう…これで千歌様に怒られないで済む…)
E社長(抗争だ!祭りだ!これこそ燃えるシチュェーションだ!
   嵐がくるぞぉ〜儲かるぞぉ〜!)

こうして各人の思惑渦巻く中レギュラー連合軍は結成された

それとは別に…
とある喫茶店で新女の若手三人が独自に決起しようとしていたり
龍子が藤子からレジェンド軍参加の誘いを受けていたりするのだが
その話はまた別の機会に

つづく
43610:2010/05/18(火) 23:23:39 ID:w7lbw1j8
成功率10パーセント

「写真集のオファーが来ているんだが・・・・」「お断りします」
5月なかばの社長室。桜井千里と社長の間でこのやりとりが交わされるのは初めての事ではない。
千里に写真集制作の話が来たのは一度や二度ではない。だがその度に千里は断り続けてきた。
『自分がこの団体に来たのは強くなるためでグラビアアイドルになるためではない』、と。

「やれやれ、ひと頃よりは人当たりも良くなったと思ったんだが」
千里が社長室を出て行って数分後、社長がぼやく。
ニールセンズや真鍋たちとの付き合いで『人の輪』にも入っていられるようにはなったものの、偏屈ぶりは相変わらずである。
あのストイックさは頼もしくもあるのだが・・・・

真鍋「で・・・どうしてアタシがここに呼ばれた訳?」
霧子「方法は任せます。桜井さんに『うん』と言わせなさい」
真鍋「何してもいいの?」
霧子「貴女の悪知恵に期待します。うまくいけばボーナスも考えます」
真鍋「いえす、まむ!!」


それから数日後の某会場。リング上では真鍋がマイクパフォーマンスを行っていた。
『みんなーーーっ、千里ちゃんの写真集が欲しいかあぁぁぁっ!』
いきなりの呼びかけに会場がざわめく。そして一瞬遅れて「おーっ!!」と客席から返答が返ってくる。

『千里ちゃんの水着姿が見たいかあぁぁぁっ!!』
二度目の呼びかけ・・・「おおおぉぉぉっ!!」「見たいぞおぉぉぉっ!!」
先ほどとは客席の反応速度も歓声の大きさも段違いである。

『千里ちゃんの裸がみた・・・・はうっ!!』
三度目を言いきる事はできなかった。その前に千里のカカトが真鍋の脳天にめりこんだからである(続く)
43710:2010/05/18(火) 23:25:10 ID:w7lbw1j8
続き
「ぜえぜえ・・・・お客さんを煽って何を考えているんですか?」
息を切らしながら抗議する千里。どうやら控室から全力疾走してきたらしい。

真鍋「写真集の話断ったんだって? お客さん、こんなに見たがってるのに」
千里「だからと言ってこんなやり方は・・・・」
真鍋「ま、それはそれとして・・・・みんなー、千里ちゃんの乳が・・・ぐはっ!!」
今度は裏拳が炸裂した。

真鍋「あたたた・・・手の早さがカレンちゃんに似てきたよ・・・・」
千里「ほっといてください・・・・こんなやり方は認められません」
真鍋「筋を通せばいいんでしょ。それじゃ今からの試合で・・・・」
千里「勝てばお蔵入りという事ですね? いいでしょう、手加減はしませんよ」

「ちっちっ、それじゃ勝負が見えて面白くないじゃん」
『アタシの負けで』と心の中で付け加える。タッグとはいえセミに出る事もある千里と、いまだに前座から抜け出せない自分では確かに勝負は見えている。
真鍋「戦うのは千里ちゃんじゃなくてお友達のエレナちゃん」
エレナ「ボクとツカサ?」
真鍋「慌てない慌てない♪ エレナちゃんと『特別ゲスト』と闘ってもらいまーす」

『それでは本日の特別ゲスト・・・・業界の誇る大巨人・みぎー・・・・出てこいやあぁぁぁっ!!』
その言葉と同時に入場口にスポットライトが当たり、音楽がかかる。○ンドレ・ザ・ジャイアントの入場テーマだ。
そして、大空みぎりがその巨体を現した。

千里「・・・・別の意味で勝負が見えて・・・・いや、別にエレナさんが弱いという意味ではなくて」
エレナ「ま・・・確かにアレとボクの体格差じゃね。ところでアレ、身長何センチ?」
千里「確か190センチのはずですが」
エレナ「だいたい34センチ差か・・・・ま、どうにかなるかな」
千里「?」
エレナ「ボクにも隠し玉はあるってことだよ♪ 伊達で元IWWFのジュニアチャンプじゃないとこを見せるよ」(続く)
43810:2010/05/18(火) 23:26:33 ID:w7lbw1j8
続き
試合開始から十分余り、大方の予想を覆しエレナが善戦していた。捕まらないように器用にかわしては攻撃を入れている。
打撃防御が甘いみぎりに掌底や裏拳は入るものの、体格差もあって今一つ決定打にならない。
そして撃ち疲れたところをついにみぎりに捕まってしまった。

『行きますよ〜』
ロープに飛ばし、返ってきたところに体当たりをくらわせる。吹っ飛ぶエレナ。
そして倒れたエレナを引き起こすと、もう一度ロープに降る。

みぎり「もう一度行きますよ〜」
エレナ「・・・・隠し玉その1!!」
言うと同時にみぎりの視界からエレナの姿が消える。スライディングでみぎりの背後に滑り込んだのである。
みぎりからすればエレナが突然消えたとしか思えない。とまどっているうちに後ろから足にしがみつかれ倒される。
そしてエレナのヒールホールドが決まり、みぎりの足に激痛が走る。

『痛いです〜』
そう言いつつもエレナを引きずってロープに逃げるみぎり。やはりそのパワーは驚異的である。
レフェリーがブレイクを命じ、離れるエレナ。今度は起き上がる前にスリーパーホールドの体勢に入る。
みぎりは何事も無いようにエレナがしがみついたまま立ち上がった。まるで子供をおぶった母親である。
これでコーナーに叩きつけるなり後ろに倒れて押しつぶすなりすればエレナも一巻の終わりである。

みぎり「あの〜・・・・全然苦しくないんですけど?」
エレナ「うん、絞めてないし♪ 絞めてるように見えればいいの」
みぎり「?」
エレナ「あんまり使いたくないんだよねコレ。十回に一回くらいしか成功しないし」
みぎり「あの〜、何の事か理解できないんですけど〜」
エレナ「じゃ、いくよ。隠し玉その2!!」
言うと同時にみぎりの首の一部をつまむ・・・・その瞬間みぎりの巨体が崩れ落ちた(続く)
43910:2010/05/18(火) 23:27:28 ID:w7lbw1j8
続き
『おおおおぉぉぉっ!!』という大歓声。そして『ちっ』という舌打ち。会場の反応は見事に二分された。
前者は予想を覆すエレナの勝利への驚き。後者は千里の写真集お蔵入りを残念がるファンである。

傍目にはスリーパーで落ちたように見える。しかし千里は『ある人物』を連想していた。
千里「あの・・・アレはクロフォード先生が時々やっていた・・・・」
エレナ「そ、必殺○ポックつかみ♪ 前に習った・・・というか実験台にされたというか」


霧子「おのれ桜井千里・・・おのれエレナ・ライアン・・・・・私の荒稼ぎの計画をよくも・・・・
    次はこうはいきませんよ・・・・・富沢さん、わかっていますね?」

かくして、今回は霧子の計画は失敗に終わった。だが、霧子の野心はまだ終わらない。
がんばれ桜井、負けるなエレナ・・・・とりあえず敵は多そうだそ(笑)


とあるサイトで写真集ネタのSS見てこんなんが脳裏に・・・・
『スライディング→ヒールホールド』の流れは、つべで昔の尾崎魔弓の試合で見たのが頭にありまして。
440名無しくん、、、好きです。。。:2010/05/19(水) 01:04:48 ID:xi/2BsC+
>>439
エレナさん汚ェけどスゲェー!でも俺会場にいたら舌打ちする側だなw
441名無しくん、、、好きです。。。:2010/05/19(水) 13:45:39 ID:Bp0964cH
蝶野正洋も「孤狼STF」といって、
カニばさみからSTFへ移ることが
ちょいちょいありましたっけ。
442名無しくん、、、好きです。。。:2010/05/19(水) 19:38:23 ID:ormZuzyh
霧子 「負けた方がウチから写真集を出すっていう条件ですよ? 言ってませんでしたか?」
などと言いくるめて発売したみぎりの写真集でボロ儲けする、転んでもタダでは起きない霧子さんでした。

霧子 「それはそれ、これはこれ。 やっぱり桜井さんの写真集も出したいですね」
霧子さんの銭ゲb… 企業努力はまだまだ続くのです。



桜井もだけどみぎりの写真集も欲しいよ! 鯖1仕様の写真集イベが見たかった…
443名無しくん、、、好きです。。。:2010/05/19(水) 20:09:11 ID:DoVXf/EV
恐るべきはつかさの人脈
「大巨人でも駄目だったか・・・次なるは未知の強豪!」
とか言って外人軍団を引き連れてくるに違いない
444名無しくん、、、好きです。。。:2010/05/19(水) 23:52:02 ID:kcNaoLsb
>>443
なんか『タイガーマスク』のミスターXみたいに、シルクハット・モノクル・黒スーツに身を固めたつかさが脳裏に浮かんだ
何気に悪徳マネージャー役@小物が似合うような気がw
445名無しくん、、、好きです。。。:2010/05/22(土) 11:35:35 ID:eQ7wnUoX
現実のマット界で言うと……
KYワカマツ辺りでしょうか?
446名無しくん、、、好きです。。。:2010/05/22(土) 15:31:42 ID:htiHv1qL
>>445
だね。自分も>>444書き込んでしばらくしてKYワカマツ思い出した。
アメプロ的というか派手に観客煽るタイプというか(でもって試合中にセコく手を出す)
なんかノリノリで演じそうだなその手のマネージャー役w

でもって試合後とかに集団暴行やらかしてるところに、藤原辺りが飛び込んできて蹴散らされるのがお約束か
447レッスル動乱編:2010/05/22(土) 23:54:51 ID:lPHDyh8j
祐希子を担ぎ上げて始動したレッスルレギュラー軍と藤子率いるレジェンド軍
両者は各団体の思惑を含みつつついに激突した

しかし全面対決の場は意外な形で行われようとしていたのである
ここ、新日本ドームで…

アナ「さぁやってまいりましたレッスル感謝祭!先行き不安になりつつあるレッスルですが
   今年は例年に勝る盛り上がりを見せております!」
祐希子「…ちょっと何コレ?社長、どーゆー事?」
藤子「我々もなめられたものだな…まぁいい、奴等を潰せるなら手段は問わん」

社長達「やぁ祐希子君、そして竜崎総裁。よく選手達を集めてくれた、感謝するよ」
祐希子「全面対決の舞台が整ったって言うから来てみたのに何よコレ!騙したわね!」
社長達「いやこの方が客が集まるし…ドームでTV放映だしさ、その辺理解してよ祐希ちゃん」
祐希子「出来るかー!んな慣れ慣れしく呼んでみてもダメ!」
藤子「まぁいいじゃないか、この人数で試合をしたのでは埒が開かんし
   既にカメラも回ってるみたいだしな…で社長達、競技の方法は!」

社長達「ズバリ!レッスル名物油風呂!」
祐希子「…何それ?アタシ達を殺す気?」
藤子「水着剥ぎではないとは…何だ?」
448レッスル動乱編:2010/05/23(日) 00:33:50 ID:OuB6mDqK
社長達「総裁、今時水着剥ぎでポロリなんてNGだからね!そして祐希子君、油風呂とは…
    これだぁっ!!!」

ドーム内に広がる幕を取り去ったその下にあったものは…巨大なプールであった
…しかし、何かがおかしい

祐希子「何あれ?浅いプールにオイルが張ってあんの?油風呂ってあれの事?」
藤子「…我々にキャットファイトをやれとは…全く男は考える事が単純だな
   …まぁいいだろう、早速始めようかレギュラー陣!」
祐希子「なーんかヤラしいけど…ここまで来たら後には退けないわ!
    いーわよ!やるわ、やったろうじゃない!」

しかしレギュラー軍は突然の事態に混乱していた

藤島「ちょっと祐希子さん聞いてないです!イヤですよこんなの!」
越後「そそそうです!おおお溺れたらどうするんですか!」
来島「何言ってんだおまえら!この勝負を逃げたら負けと見なされて文字どおり沈むぞ!
   永久に浮いてこれなくなるぞ!人気的に!」
みぎり「それはいやですねぇ〜」
早瀬「ギャラは出るんですよね?出ますよね?」
藤原「間に合わない武藤さんと結城さんの分はアタシがカバーします!みなさんご安心を!」
449レッスル動乱編:2010/05/23(日) 01:19:39 ID:OuB6mDqK
やっぱりまとまらないレギュラー軍…と思われた矢先
藤子「来たか…やはり厄介なのは…おまえ達の方かな!」

市ヶ谷「オーホホホ!市ヶ谷麗華ただ今参上!その勝負アタクシ達も参加しますわ!」
南「達って何よ…私はこういう下品なのは嫌いなんだけど」

龍子「待った!アタシらも出るよ!アンタ等ばっかりに目立たれちゃたまんないね!
   デスマッチ上等、どんな勝負でもやってやるさ!」
石川「でもえっちな絵は極力撮らないで下さいね〜」
小川「いや、競技の内容上無理ですよそれは…ハァ」

祐希子「何よアンタ等今ごろ来て!お呼びじゃないのよ金髪ダサい玉!」
市ヶ谷「何ですってぇ!アナタこそ用無しですわこの寸胴田舎娘が!」
龍子「オマエ等!アタシを無視して話を進めんじゃねぇーっ!」

藤子(フフフ…思惑通りだ。やはり奴等ではまとまる事など出来ん…機先を制するなら今か)
藤子は黙ったまま手で合図を送った

??「来たか…今こそ!」??「アタシ達が真の主役になる時!」
しかし二人の影と同時にもう二人、動き出す影があった
??「行くぞ!…本当にいいんだな?」
???「ええ…決着はあたしの手で着けなければいけないから」
450レッスル動乱編:2010/05/23(日) 02:02:36 ID:OuB6mDqK
謎の二人が飛び出す直前、もう一組の覆面組二人がそれを制するかのように観客席から飛び降りた

M「その勝負、我々も」P「参加させてもらうわ!」…しかしその声にはどこか覚えがあった
藤子「…何をしている上原、それに理沙子。邪魔をしないでもらいたいな」
P「だ、誰と勘違いしているの?わたしはあなたの企みを阻止するために来たパンサーレディ!」
M「そう、そしてワタシはオマエ達の暴走を止めるために来た救世主エムサンド!」

…あまりの事に観客も選手も皆静まり返っていた

ソニック「何というか…隠す気ゼロなのさね」
ディアナ「…ミカさん、それハ言ってわいけナいデスよ。お約束デスよ」
零「…何か、カッコいい、ね。小鳩ちゃん」小鳩「零ちゃん、それはないと思うの〜」

しかしどうあれ謎の二人の奇襲は失敗した。藤子にとって計算外の事態が起こったのである

藤子「…どうやら役者は揃ったようだな!では開始といこう!宣言を頼む!」
   (やってくれる…が、私は嬉しいぞ。どんな形であれお前ともう一度戦えるのだからな…!)
アナ「わ、わかりました!それでは皆さんご一緒に!レッスルファイトぉ〜」

一同「レディー、ゴー!」

つづ…く?
451名無しくん、、、好きです。。。:2010/05/23(日) 10:17:33 ID:7uvUnnN9
ちょっと待って!
そこの具体的描写こそが一番のポイントだよ!

石川さんとみぎりのキャットファイト …ゴクリ
でも越後さんワラタ
452名無しくん、、、好きです。。。:2010/05/23(日) 23:08:53 ID:KfRC9k/U
ぬるぬる油地獄・・・葛城さんの独壇場じゃないか(なんか違う)
453名無しくん、、、好きです。。。:2010/05/24(月) 00:37:06 ID:vj+KDBFN
混沌様やモーガンさんが、レジェンド組をちぎっては投げちぎっては投げの無双状態のメリケン組
安アパートの一室で件の中継見ながらタコス食ってるドレックさんやリタ
なぜかこんな光景が脳裏に浮かんだww
454名無しくん、、、好きです。。。:2010/05/25(火) 10:14:18 ID:4H2ohof+
>>447-450
油風呂に点火されて、みんな
一度に焼け死ぬのかと思った(^^;
455名無しくん、、、好きです。。。:2010/05/25(火) 10:52:35 ID:tmXf1KE3
社長が新人選手を契っては投げ契っては投げしているエロパロがどこかに投稿されんかのう…
456名無しくん、、、好きです。。。:2010/05/25(火) 18:17:08 ID:06Qpwmzu
>>454
『昔、家庭教師が言っておりましたわ。「苦しい時ほど笑え」と。オーーホッホッホッ!!』
と炎の中で高笑いをする若き日の某塾長みたいな市ヶ谷のオバチャンが脳裏に浮かんだww
・・・・と、ここまで書いて『天使のなっちゃん』という単語が浮かぶのはどういうわけだ俺の脳味噌
457名無しくん、、、好きです。。。:2010/05/25(火) 23:31:23 ID:g88Qiug2
今週の○手小公子見ててふと浮かんだネタ

『はあ・・・はあ・・ミレーヌ先生、もう1ラウンド・・・』
『駄目、サオリ・・・オーバーワークは怪我のもと』
昔々、佐尾山幸音鈴は地元のジムでミレーヌ・シウバにムエタイを学んでおりました

佐尾山「でも、アタシ・・・どうしてもプロになりたいんだ!」
ミレーヌ「サオリ、優しい。でもナックモエ、優しい駄目。リング上では悪魔になれないと・・・」
佐尾山「悪魔・・・ですか?」


それから数年後・・・・プロのリングで意味不明の絶叫をあげつつ巨漢選手をぼこぼこにする佐尾山の姿があったそうな。
『サオリ・・・・私の言いたい事を分かってくれたんだな・・・・リング上では非情に徹しろと』
そして会場の片隅には妙な具合に感動するミレーヌさんの姿がありました。
問題はミレーヌさん、絶叫の内容をイマイチ理解できてなかったりすることですが。

朝比奈「こ・・このチビスケ・・・・」
佐尾山「誰がチビだ! 誰が豆女だ!! 誰がギネス級の低身長だあぁぁぁっ!!」
朝比奈「だ・・・誰もそこまで・・・こら・・・落ち着け!!」
佐尾山「アタシがチビなんじゃないっ!! 世の中がでっかいだけなんだあぁぁぁっ!!」
458名無しくん、、、好きです。。。:2010/05/29(土) 09:07:48 ID:mv5++TY4
ライダー放送恒例ネタ(いや・・・始まってだいぶ経ってるけどさ)

とある木曜の夜中(というか金曜早朝?)のこと・・・・
南「う〜・・・眠れないわ。何か面白い番組やってないかしら」
(たまたまドラゴンナイトがやっていた)

南「海外版の仮面ライダー? こんなのもやってるのね」
・・・・

南「・・・・普通に洋物アクションドラマねえ・・・・しかし何よあのシメの台詞は」
(ポーズを取る)

『それでは次回も・・・・カメンラァイド!!』

突然ドアが開いて富沢が入ってくる
富沢「南さん・・・・それポーズ決めながら言う台詞じゃないですよ」
南「げらうと!! ほわっとあーゆーしーいんぐ!?」
富沢「『何を見た』と聞かれても『最初から全部』としか答えようがありませんが・・・・というか何故に英語?」
南「ほら、海外版だし」

何気に特撮ヒーローの神様に見入られている最近の南さんでしたとさ


最近まで地上波でアレやってるの知らんかった。
吹き替え何気にライダーの中の人オンパレードですな
459名探偵・香澄:2010/05/31(月) 22:07:56 ID:86ehBNoL
 連続ドラマ小説 「ゾゾゾの女房」 第一話「私、働きます!」

霧子「空に輝くレインボォ〜♪(レインボォ!)って、あぁ〜今日もいい天気・・・まるで天が私の栄光ある未来を
   祝福しているみたい・・・それに引きかえ、あの木偶の坊ときたら・・・ちょっと、アナタ!アナタってば!!」
社長「zzzzz」
霧子「ちょっとアナタ!!いつまで寝てるの?いい加減に起きてちょうだい!!」
社長「あと5分・・・あと5分だけ寝かせて・・・」
霧子「まったく・・・こうなったらアノ手で・・・・アナタ!!やじうまワイドのお天気コーナーが始まるわよ!!」
社長「!?聞こえる・・・マッキーが私を呼んでいる声が聞こえるぞよ!!」
 ガバっと布団から飛び起きた社長の脳天に延髄斬りを撃ち込む霧子。
霧子「目が覚めました?ア・ナ・タ♪」
社長「もうちょっと普通に起こしてほしいんだけど・・・」

社長「えぇぇ〜!!またソーメンぞよか?もう二週間も朝昼晩ソーメンぞよ!!」
霧子「何を贅沢言ってるんです!たとえソーメンとはいえ、毎日三食たべていけるだけありがたいと思って下さい。」
社長「いくら福引でソーメン1年分当てたからってさぁ・・・せめて朝食くらいはトーストに目玉焼きとか食べたいじゃない?」
霧子「ひどい・・・ド貧乏エロ漫画家のアナタに、この春日部一のスーパー美人な私が嫁いだだけでも今世紀最大の奇跡だと
   いうのに・・・私がこれまでどんな想いで苦しい家計のやりくりをしてきたと思ってるの!」
社長「エロ漫画家って・・・『ゲロゲロの鬼太子』が大ヒットして原稿料や印税やらで人並み以上の収入が入ってるじゃないかぞよ。」
霧子「だったら何故、銀行の預金残高が限りになく0に近いのよ!」
社長「それはキリちゃんが株式投資やらFXやらで次から次へと失敗して焦げ付かせたんじゃないかぞよ!」
霧子「・・・人間たるもの、過ぎたる事実を振り返って悔やんではいけないものなのよ。」
社長「・・・・・・」
460名探偵・香澄:2010/05/31(月) 22:08:48 ID:86ehBNoL
成瀬「おう、おう、邪魔するで!!なんやまた夫婦漫才かいな?相変わらず仲のエェことで結構やな。」
霧子「でたわね!!このイタチ女!!」
成瀬「誰がイタチ女やねん!!それが幼馴染に言う台詞かいな!!」
霧子「貴方のような下衆な輩を幼馴染に持った覚えはないわ!」
成瀬「まぁまぁ、固いこと言わんと・・・それよりもな、今日はエェ話もってきたんや・・・上手くいけば掛けた金が10倍、20倍、いや
   100倍になって帰ってくるエェ話なんよ。」
霧子「もうその手の話には騙されないわよ。だいたいこの間だって何よ・・・千葉県でファラオの財宝が見つかったから採掘資金を
   融資しろって・・・あの時にいくら損したと思ってるの!!」
成瀬「まぁまぁ、そんな古い話は言いっこなしやで・・・」
霧子「決めたわ!私、働きます!!」
社長&成瀬「えぇぇぇぇぇ!?」
霧子「私のようなスーパー美人がその気になれば一万円札をチリ紙代わりにできるくらい稼ぐのは造作もないこと・・・」
成瀬「おい・・・えぇんかいな?アイツ本気やで・・・」
社長「でも何て言ったらいいぞよか?」
霧子「そうねぇ・・・さしあたってCMモデルなんてどうかしら?シャンプーとか化粧品とかの・・・まさに私にピッタリなお仕事じゃない?」
成瀬「ないない、この不景気にどこの企業がアラフォー強欲年増主婦なんか採用するかいな。」
社長「まったくぞよ・・・いい加減に自分の年齢と現実ってものをちゃんと認識してほしいぞよ。」
霧子「・・・・・・言いたいことは・・・それだけ・・・かし・・・ら?」
成瀬「あぁぁぁ!!う、ウチ、緊急の用事を忘れとったわぁ〜ほな、さいなら・・・」
社長「ずるいぞよ!!一人だけ逃げようなんて、そうは問屋がおろさないぞよ!!」
成瀬「おい、こらぁぁ!!放さんかい!!っていうか、どさくさにまぎれてドコさわっとるんや!!」
霧子「そうよ、みんな星になっちゃぇぇぇぇぇぇぇぇぇ〜!!」

「ありがとう」って伝えたくて あなたを見つめるけど 繋がれた右手は 誰よりも優しく ほら この声を受けとめている♪
461名探偵・香澄:2010/05/31(月) 22:10:34 ID:86ehBNoL
次回予告

霧子「お、義母様!?」
理沙子「あら、こんなところにホコリが・・・霧子さん、これはどういうことかしら?」
社長「母上!!なんでそんなにキリちゃんを虐めるぞよか!!」
成瀬「いやぁ〜これは見ごたえあるでぇ〜世紀のアラフォー年増対決や!」
理沙子「この泥棒猫・・・」
霧子「私・・・負けない・・・」

第二話「こんにちは義母様!」お楽しみに・・・
46210:2010/06/01(火) 00:06:44 ID:oraqyVpB
童話シリーズ:かぐや姫

今は昔、竹取の翁という者ありたもう。野山にまじりてその拳で『せいやっ! せいやっ!!』と竹を折り・・・
『ばしーんっ!!』と時々跳ね返った竹が顔面を直撃・・・・まあそうそう折れるもんじゃありません。

カレン「あたたたた・・・・誰が翁よ。まったく久しぶりに主役張れるかと思ったら」
じゃあ・・・『竹取の百合姉ちゃん』で

カレン「却下!!」
まあそんなこんなで日々を過ごしておりましたとさ。

ある日の事、彼女は光り輝く竹を見つけました。
カレン「あー・・・こういう場合見なかった事にして」
???「・・・したら話が進まないでしょう」
カレン「おうっ!! 竹が喋るとは奇っ怪な・・・・それじゃいってみますか。せーのっ!!」

裏拳が竹に炸裂し砕け散ります。その瞬間何者かに腕をキャッチされ投げ飛ばされます。
「危ないわねえ・・・・私に当たるところだったわよ」
竹の中でちょこんと座りこんでぼやいているのは、小さなおかっぱの少女でした
カレン「ミナミ・・・意外と言えば意外なキャスティング」
南「そんな事はどうでもいいから、さっさと私を甲子園・・・もといあなたの家に連れて行きなさい」

それからしばらくして、翁の家に到着しました
カレン「お姉、こんなの拾ったけど飼っていい?」
ヘレン「婆さんと・・・呼ばなくていいわ。飼ってもいいけどちゃんと世話するのよ」
南「せめて『育てる』と言ってちょうだい。犬猫じゃないんだから・・・」
カレン「そーれっ!! カグヤヒメ、取ってこーいっ!!」
南「だから違うぅぅぅぅぅっ!!」
暴走気味に続きます
46310:2010/06/01(火) 00:07:48 ID:oraqyVpB
続き
それから数年後・・・かぐや姫はすくすくと成長し、組み打ちにおいては当代きっての格闘家に成長しました。
おかげで連日、挑戦者が後を絶ちません。
南「普通『婚約者』じゃないの?」
ヘレン「勝った奴と結婚すれば問題ナシ!!」

さらに数年、最強の5人の挑戦者を連日の特訓漬けでどうにか退けたり、うっかり防衛戦を怠って王者の証をはく奪されたりいろいろありました。
バニーの衣装を着せられたのは姫にとって忘れられない(忘れたくても)思い出です。
最近はすっかり月を見上げてぶつぶつつぶやく『危ない人』と化しています

数日後・・・
南「長い間お世話になったわね。私、実は月の人間だったの」
カレン「唐突ねえ。それで最近、月を見上げてぶつぶつやってたのね」
南「今度、月に帰らなければならなくなったの」
ヘレン「どうしてまた?」
南「月で怪獣が暴れてるから帰ってきて闘ってくれって。地球での修業は充分だろうって」
カレン「修行に来てたんかいっ!?」

さらに数日後、月から迎えが来てかぐや姫は地球を去って行きました。そしてどこからか流れるBGM・・・
♪とおくかがやく、よぞらのほしに、ぼくらのねがいがとどくとき・・・・・

カレン「ああ、これがやりたくてミナミがかぐや姫」
ヘレン「若い人は分からないと思うわよ」


同時刻
アンドロメダの惑星ソニック滅亡の瞬間、一機のロケットが地球に向けて放たれた。
乗っているのは一人の女の赤ん坊・・・・彼女を待ち受ける運命やいかに?
宇宙には人類の理解を超える事はまだまだ多いのでありました(終わり)
464名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/01(火) 00:40:13 ID:ILfW4B+g
そのうちサンタルックのウルトラの乳(ジャーマンさん)と一緒に地球にやってくるんですな>南さん

>>458
南さんがすっかり染まってしまった…中の人もドラゴンナイト出てるしねw
向こうではMASKED RIDERだと思ってたけど最近ではKAMEN RIDERなのね
465名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/01(火) 02:19:34 ID:lJu2bx+Y
>>354
ひっさびさにここを覗いたら大好きなキャラが出ててほっこりした。
秋山カレンはず〜っと使い続けてたな〜・・・
466名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/01(火) 08:31:28 ID:98bxVMax
>>462-463
そういえば、南こうせつの
バンド名はかぐや姫だった。
なんで、みこっちゃんじゃ
ないのかと思ったら(^^)
467名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/01(火) 20:05:20 ID:aOH0sfQq
>>464
ウルトラの乳ワラタ 石川さんでもいいよ!
468名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/01(火) 20:06:12 ID:OtzlgNPO
>>464
>そのうちサンタルックのウルトラの乳(ジャーマンさん)と一緒に地球にやってくるんですな>南さん
そのネタでいくと全段階として・・・・・

仲間たちを助けるため、急きょ駆けつけた永原ちづる
・・・・・しかし彼女は疲れ果てていた。遠征先からの長い旅で体力を使い果たしていたのだ・・・・。
その証しとして、93あったバストは75にまでしぼんでいた。がんばれ、ウルトラの乳!!

と、ヒールにボコられる展開があったりなかったりw
まあ旧シリーズだと、『必カード→効果:体力全回復』があったりするが


>>465
ダブルドライバーって言葉遊びには便利なアイテムだなと思ったりして
「美沙+上原さん」で「ドスの効いた声のみこっちゃん@某魔女の刃(中の人ネタ)」とか

「カンダ」(がしゃこん) 「クリハマ」(がしゃこん)
『変身!!』

ファントム珠理「私たちは二人で一人のプロレスラーです!!」
秋山カレン「なんで、その組み合わせであんたが?!」
昔々『ファントム無頼』ってマンガがあってな・・・・

こんなんがふと脳裏に浮かんだ
469レッスル伝奇 若鯉城御前試合:2010/06/02(水) 23:52:58 ID:wAwKlT5M
社長「ここに来るのは何年ぶりかな…」
暑い陽射しを浴びながら、長い石畳の階段を登る。
草薙神社―我が団体の押しも押されぬエース、草薙みことの実家だ。
”社長にどうしても見せたいものがある”
練習、試合、芸能活動、多忙を極める中なんとか作った帰省休暇中にみことは俺を呼び出した。
社長「あのみことが家族に頼んで電報を打ってもらうくらいだ、一体何があるのか…」
汗だくで階段を登り切ると、少女が一人立って待っていた。
みこと「お待ちしておりました、社長。」
試合の時でも見られない、思いつめた表情をしている。
みことに案内され、草薙神社の社務所の奥へ通された。
畳が敷かれただけで調度品や装飾品は何も無い部屋。
そこに巻物が一本、座布団を小さくしたようなクッションの上に転がっていた。
社長「これが、お前が言っていた見せたかったものか?」
みこと「ええ、そうです。ところで社長は我が草薙流についてどれだけご存知でしょうか?」
社長「ん?ええと昔からある事は知ってるが詳しくは…」
みこと「草薙流の開祖は女性です」
社長「なんだって!」
みこと「本名ははっきりしませんが、死後はクサナギノミコトという名で
     草薙神社の祭神のうちの一柱として献っております。」
社長「はあ、そんな事が…」
みこと「そのクサナギノミコトについて書かれた最も古い文献がこれです」
巻物を取り出した。
社長「『烈州龍天女』?れっするてんにょとでも読むのかな…」
みこと「ええ、『相撲天女』『烈州龍武威不知(れっするぶいしらず)』『烈州龍佐波伊庭(れっするさばいば)』等、
     異本が各地にありますが、草薙神社に伝わる古文書です」
社長「へえ、そんなものがあるんだ。で、これには何が書かれているんだ?」
みこと「そうですね…まずは題名からですが、烈州は古い地名で、
     寛永年間には若鯉藩の所領でした。そこの龍のような天女という意味ですね。」
社長「(そんな地名も藩も聞いたことが無い…)」
みこと「若鯉藩の藩主、若鯉富嶺哉上社長(わかこいぷれいやのかみもりなが)は戦国の夢を捨てきれず、
     幕府に叛意を隠し持ちつつ不遇をかこつ暗愚の殿様でした。」
社長「(そんな日本史聞いたことねえぞ…!)」
470レッスル伝奇 若鯉城御前試合:2010/06/02(水) 23:54:53 ID:wAwKlT5M
みこと「その藩主社長(もりなが)の倦怠を紛らわせるために、全国から選手を募って女相撲の御前試合が開かれました。」
社長「おい、もしかしてそれに…!」
みこと「ええ。寛永6年9月24日、選ばれた16人の女たちによる血で血を洗う徒手空拳の戦いの宴が行われたのです。
     これを若鯉八連戦、もしくは会場の名をとって家楠離宮(いえくすりぐう)と呼ばれています。
     草薙神社のクサナギノミコト様もこれに参加して勝利を収めています。」
社長「ほう。他にはどんな参加者がいたんだ?」
みこと「ええ、それなんですが。ここを見てください。」
選手紹介のような箇所がある。
”蝦夷地より黥面のカムイなる者あり”
”武田流を能くする忍、黙して語らず”
”彦根より来る保科某、柔に長けたり”
”江戸佐久間庄の理沙なる女丈夫、その動き豹が如し”
”砂響尼、獣皮を被り獣心を得るなり”
”すくぶす真鍋なる者、相手の衣を剥ぎとること数多”
”黒衣、奇面の白拍子を領民は『こんとん様』と崇めるなり”
社長「おい、これって…!」
471レッスル伝奇 若鯉城御前試合:2010/06/02(水) 23:56:21 ID:wAwKlT5M
みこと「私もこれを読んで驚きました。カンナさんに確認したところ、
     神威流にも若鯉藩の御前試合の話が伝わっており、やはりそこの選手が神威流の開祖だそうです。」
社長「いや、そこじゃなくて。神威流もすごいけどさ…」
みこと「日本の女流古武術の源流がこんなところにあったなんて、感激です。」
社長「うん、歴史ってすごいね。(すごく怪しいんだが…)」
みこと「ええ、凄い事です。ただ、それよりも社長に進言したいことがあるのです!」
社長「へ?」
みこと「この常軌を逸した御前試合により世を乱したという理由で若鯉藩主社長(もりなが)は
     幕府から切腹を命じられ、若鯉藩は取り潰されています。」
社長「そんなことがあったんだ…」
みこと「そして、ここにとても大事な記述があります。藩主に御前試合を進言し、
     選手集め、試合の開催等を実際に取り仕切ったのは井上家の霧という奥女中だったそうです。」
社長「井上、霧、…」
みこと「社長、来月の興業の予定は決まっていますか?」
社長「ああ、霧子くんからの提案で若鯉球場で集中巡業をしようかと。」
みこと「霧は若鯉取り潰しの後、将軍家に仕えたそうです。隠密として…!」
社長「え、そんな、まさか。でも一体何のために…」
霧子「まさかこんなに早く気づかれるとはね…プロレス界の平和のために社長とその団体には消えてもらわねば…!」
草薙神社の石畳を登る一人の影。
社長はみことは、形容し難いプレッシャーが近づいていることを肌に感じていた。
472名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/03(木) 08:30:10 ID:puReC5Uk
〜黒い超新星 VS 赤い新星〜
大歓声の中リングに立ったカオスは、赤いコスチュームにみを包んだ若い選手を興味深く見ていた。
(武藤めぐみ・・・若い天才ということだが、この私にどう向かってくるか)
ゴングが鳴ると同時のドロップキックの奇襲から、武藤の猛攻が始まった。常に一定の間合いをとりながら、的確なキックを繰り出す。
武藤の一方的な攻撃という予想外の展開に観客は試合に引き込まれていった。
しかし武藤は、カオスが攻撃でのけぞるふりをして巧く流したり、身体の頑丈なところにあてたりで、有効打を与えていないことを理解していた。
打撃で弱らせてから接近して大技という、当初の目論見をはずされ、武藤は焦れていた。
その瞬間を百戦錬磨のカオスは見逃さなかった。
473名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/03(木) 08:50:56 ID:puReC5Uk
>>472の続き
カオスは武藤のローリングソバットを前進して受け、着地の瞬間のつかんでヘッドバットを決める。
飛びのいた武藤は額から流血し、視界を制限されたことに気付いた。
(切れたところは髪に隠れて目立たない、しかもすぐに傷の塞がる場所、カオス・・・さすがに世界一のヒール、巧い)
カオスは一気に武藤を捕まえ、高速でキレのあるバックドロップを放つ。ホールドにはいかず、強引にサソリ固めにもっていく。
カオスは関節技は苦手で、無理矢理曲げているだけだが、世界一の怪力で曲げられては武藤もたまらない。
やっとロープに逃れたが、視界を狭められたうえに脚にダメージで機動力もおちてしまった。武藤は追いつめられつつあった。
474名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/03(木) 11:55:08 ID:puReC5Uk
>>473の続き
再びリング中央で向かい合う両者。カオスは追いつめられてなお闘志の炎を宿す武藤の眼を、楽しそうに見ていた。
(武藤、ここで何かやってくるだろう。正面から受けてたち、力で打ち砕く!)
カオスが威圧的に一歩を踏み出した瞬間、武藤が毒霧を吹き付ける。虚をつかれたカオスに、閃光のような武藤のフライングニールキックがヒットする。
トップレスラーの意地で踏ん張り、ダウンを逃れて体制を立て直そうとしたカオスの頭を逆立ちした武藤の脚がはさんだ。カオスが体制を立て直そうと前に重心移動するのを上手く利用し、フランケンシュタイナーで放り出す。
カオスの巨体が宙を舞ってマットに叩きつけられる様に、観客は興奮する。
「カオス、自慢のハンマーは錆び付いて使えないの。それでは私に勝てないわ!」
武藤はカオスを挑発した。あからさまな罠ではあるが、カオスは真っ向から受けて立った。
「フッフッフ・・・よかろう、喰らえ、我が破壊の鉄槌!」
カオスは武藤をロープにふった。今まさにカオスと武藤の全力の真っ向勝負が始まった。
475名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/03(木) 12:10:31 ID:puReC5Uk
>>474の続き
ロープの反動をつけて加速する武藤が、利き脚を踏ん張ったのをみたカオスは、カウンターのフライングニールキックと読み、ダークスターハンマーで撃墜しようと腕を振り抜いた。
だが武藤は天才的なひらめきでそれに反応し、身体を沈めてかわした。
同時にカオスの胴に腕をまわして背後に回り、自身が加速したスピードと勢いを利用して体格差を忘れさせる高速ジャーマンスープレックスを決めた。
カオスの体重を十分な速度で叩きつけて、かなりの有効打とみた武藤はそのままホールドに入った。
レフェリーと武藤のファンがカウントを入れる。「ワン!ツー!・・・」
476名探偵・香澄:2010/06/03(木) 14:50:12 ID:xU52eQYb
連続ドラマ小説 「ゾゾゾの女房」 第二話「こんにちは、お義母様!」

成瀬「また昼飯はソーメンかいな!いったいこの家の食糧事情はどうなってんねん!」
霧子「お黙りなさい、イタチ女!!っていうかなんで当たり前のように貴女がここにいるのよ!」
成瀬「まぁまぁ固いことは言いっこなしやで・・・」
 その時、玄関から来客を告げるチャイムがこだました。
霧子「あら、お客様・・・ちょっとイタチ女、さっさとお出迎えしてきてちょうだい!」
成瀬「なんでウチがいかなならんねん!」
 無言で出刃包丁を成瀬に突きつける霧子。
成瀬「い、いってくるで・・・怪しい宗教の勧誘なら神の元へ送ったるわ!・・・・ったくなんちゅうイタチ使いの荒い女や・・・」
霧子「ちょっとアナタ、あぁいう胡散臭い人とのおつきあいは考えてちょうだいね。」
社長「いや、あれはキリちゃんの幼馴染みでしょ。」
成瀬「お〜い、ちょっとえぇか?なんやけったいなオバハンが息子と嫁に会いにきた言うてんのやけど・・・」
 次の瞬間、謎の衝撃波が成瀬を襲った。
理沙子「誰が『化粧の濃い年増女』ですって!!」
成瀬「誰もそこまで言ってないやん・・・」
霧子「お、お義母様!?何故ここに?」
理沙子「貴方達の生活が気になって来てみれば・・・なんですこの様は・・・なんとわびしい食卓・・・」
霧子「お義母様、前もってお知らせ頂ければちゃんとお出迎えしましたのに・・・」
理沙子「霧子さん・・・笑顔で私の足を踏んづけながら言うの止めてもらえるかしら?
    それに・・・なんですか、このホコリは・・・掃除も満足にしていないみたいね?」
477名探偵・香澄:2010/06/03(木) 14:51:53 ID:xU52eQYb
霧子「そ、それは・・・私も家計の足しになろうかとモデルの仕事を始めて・・・」
理沙子「き、霧子さん・・・笑顔で私にボディブロー連打しながら言うの止めてもらえるかしら?」
社長「まぁまぁ二人とも落ち着いて・・・」
霧子「アナタ!アナタはいったいどっちの味方なの?」
社長「いや、そういう問題じゃないぞよ・・・」
霧子「私のこと・・・愛してないのね?」
社長「またこのパターンぞよか・・・はいはい、愛してますぞよ!」
霧子「感情がこもってないわ!」
社長「愛してるぞよ(今回は小山力也風ぞよ)」
霧子「もぉ〜みんなの前で恥ずかしいこと言わないで♪ダーリン、浮気とかしたら許さないっちゃよ♪」
社長&成瀬&理沙子「・・・・・・・・」
霧子「今・・・私を笑ったわね?」
社長「な、何も言ってないぞよ!心の中で年甲斐もなく馬鹿いってんじゃないぞよとか思ってないぞよ!」
成瀬「う、ウチも何も言ってないで!心の中でアラフォー強欲年増主婦がラムちゃんとアホらし!とか絶対思ってないで!」
理沙子「わ、私も何も言ってないわよ!心の中で何時からこの人ってこういうキャラ設定になったのかしら?でもお似合いね・・・とか思ってないわよ!」
霧子「ハイパァァァァァ〜〜銀色の脚スペシャァァァァァァァァァァァァ〜ルゥゥゥゥゥゥ!!」

「ありがとう」って伝えたくて あなたを見つめるけど 繋がれた右手は 誰よりも優しく ほら この声を受けとめている♪
478名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/03(木) 15:47:20 ID:puReC5Uk
>>475の続き
多くの強敵と試合を重ねたカオスは、反射的に受身でダメージを最小限に抑えていた。カウントスリーぎりぎりでホールドをといたカオスは、報復とばかりに背後から武藤を捕まえ、ジャーマンの体制に入った。
(武藤めぐみ・・・いつかは私に勝つかも知れない逸材だ。だからこそ今は全力をもって貴様を倒す!)
武藤は腰を沈めて抵抗したが、毎日のたゆまぬ鍛錬によって磨きあげた肉体から繰り出す本物のパワーの前には無意味であった。
カオスの体格を利した高高度、高角度の高速ジャーマンが容赦なく武藤をマットに叩きつける。決まれば終わりの真の必殺技を喰らった武藤は、意識を失った。
「黒い超新星は無敵だ・・・」
勝利のパフォーマンスを決めながらカオスは新たな強敵との戦いに興奮していた。
(このような天才が必死になって私に戦いを挑んでくる。だからこそトップはやめられぬ)
「まだ私はやれるわ!」
立ち上がった武藤がまだ向かってくる。
「よし、ファンサービスだ、いってこい。」
そうカオスは囁くと、乱暴に武藤を場外に引きずり出し、特別リングサイド席のファンのところに叩きこんだ。
結城千種が武藤の救出に駆けつけ、それを見たスナイパー姉妹がこちらに向かってくる。
メインイベントはまだ終わらない。

479名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/03(木) 23:00:19 ID:ecHARI+b
伸びる時は一気に伸びるなこのスレw

>>477
>「愛してるぞよ(今回は小山力也風ぞよ)」
『愛してる・・・ああ、愛してるよ!!』
と、見てるモンが偏ってるせいかぶっきらぼうな口調で脳内再生されましたとさw
(例:○ャック・バウアー)
480名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/03(木) 23:04:53 ID:U2WA/t17
>>468
もうお前俺と飲み行こう、おごるからww
そろそろコング宍戸が出てくるといいな!(キリッ
481名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/04(金) 00:08:02 ID:cqSwBXOZ
>>480
>コング宍戸
$貧『バイト(がしゃこん)』
大将『マッシヴ(がしゃこん)』
『変身!!』

コング宍戸「ウチは二人で一人のプロレスラーや!!」

こうですか? わかりません
記憶にカビが生えてるのでおーざっぱに調べてみた。バイトで兄弟養ってる設定で$貧に登場願った
・・・関西弁喋ってましたよね?(イマイチ自信なし)
482名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/04(金) 20:04:41 ID:juzFoXP2
当スレの混沌様の戦績

VSカレン・ニールセン&桜井千里(ハンディキャップマッチ) >>39
○KO(カウンターのダークスターハンマー)

VSボンバー来島 >>63
○KO(ダークスターハンマー)

VS大空みぎり >>106
○KO(ダークスターハンマー)

VSガルム小鳥遊 >>140
▲(両者リングアウト)

VS武藤めぐみ >>472
○KO(高角度高速ジャーマンスープレックス)

>>478
おお、何気に混沌様の新必殺技が
新しいパターン乙
ゆっこや市ヶ谷は別格として・・・次は千種か南さんか
483名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/05(土) 12:33:08 ID:lfXiEWBL
そういや市ヶ谷様も公式に混沌様を倒してベルト奪った記録があるんだよな
あの性格だから間違いなく正面からパワーで捩じ伏せたんだろうな…おばちゃんたまに人間離れしてるよね
484名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/05(土) 17:36:12 ID:bAOH78Xr
めぐちぐやSMAPトリオも、やりようではストーリー序盤のカオス戦で勝てたりする
V2のハンディキャップマッチ:序盤でわざとアニーに負けまくって勝てるレベルに強化する
V3のアメリカ遠征(ジャンケンで対戦権決めるやつ):とにかく関節一本で上げて(うちの場合ソニア)カード運MAXでどうにか・・・
まあまともにやったら序盤じゃまず勝てないと思うけどね(笑)
485名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/05(土) 21:09:16 ID:N5fZJcdc
祐希子、市ヶ谷、カオスの強さの特徴は個人的なイメージでは
祐希子→天才的プロレスセンス、実戦の勝負所や窮地で何をすれば良いか本能でひらめき、即興でも実行出来る。
市ヶ谷→一途に我道。周りを一切気にせず自身の長所をひたすら伸ばす。本来なら相性の悪い相手に勝てないが、常識外れの負けず嫌いな性格で強引に勝利を掴みにいく。
カオス→トップアスリート。恵まれた天性の肉体を目的に沿って磨きあげ、全体的な実力アップを図る。総合力で勝負の前に勝っているタイプ。失敗から学ぶ天才であり、欠点の修正が早い。安定して結果を出せるが、(このレスでの)祐希子のようなタイプは天敵。
486名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/05(土) 21:36:53 ID:6CfIRZAJ
>>485
>強さの特徴
南さん→とにかく一点豪華主義。ひたすらに技術に磨きをかけるタイプ
    投げや打撃もいけるが、基本的に関節技一本伸ばし。ツボにはまれば無敵の強さだが・・・
    意識的か無意識かはともかく、一定以下の相手には手加減している節がある
    (V3で『本気を出した南さんは滅多に見られない』と言われていた)

さらに実戦(いろんな意味で)で極限まで磨き上げたのがハン姐さん。
個人的なイメージはこうですね俺の場合

487名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/05(土) 22:30:26 ID:N5fZJcdc
そうか、市ヶ谷、南タッグが成立するのは自身のスタイルを貫く、長所を伸ばすという姿勢が共通で、練習や試合で互いのファイトスタイルには干渉しない。
なんとしても勝ちにいく!という気持ちを全面に押し出す市ヶ谷様に対し、冷静に勝ち方を組み立て、結果としてチームが勝てば良いという南さんの性格面の違いがピタッとはまるからか。
488名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/06(日) 05:38:20 ID:YBS216y8
>>481 >コング宍戸
関西弁でしたね!
紅京子とよくタッグ組ませてたな〜。 どっちも最初は弱いんですよねww
489名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/06(日) 08:58:20 ID:afAnGfa2
>>488
>紅&コング
道路工事の邪魔になっている暴走族・紅。義憤に燃える宍戸が乗りこむ。
激突する両者。死闘の末に芽生える友情。
・・・・と、こんなギミックストーリーで売り出せそうなタッグチームですなww
ヤンキー漫画のお約束の展開ですが。

49010:2010/06/06(日) 23:21:39 ID:BATuPErA
謎のマスクマン

某月某日、霧子さんは何処かと電話中
『うちの馬鹿娘を貸してくれ? いーわよいーわよ、キリキリ働かせてちょうだい。ギャラははずんでもらうわよ』
電話の向こうの相手はカルい調子で請け負う。どうやら選手のスポット参戦の交渉だったらしい。
しばらく話すと受話器を置く霧子。どうやら交渉はうまくいったらしい。

霧子「ふふふ・・・見ていなさい桜井千里。次の相手は貴女にとって最強の敵になるでしょう」
社長「まだ桜井にこだわってるのか・・・・写真集の話は立ち消えになったはずだが」
霧子「関係ありません・・・これはメンツの問題です」
社長「しかしどうしてわざわざ海外から呼ぶんだ? 国内選手でもいいだろうに」
霧子「刺客といえばやはり『未知の強豪』でしょう」
社長「別に未知でもないだろう。ついこの間まで日本に・・・」
霧子「プロレスには多少のハッタリも必要です。これで桜井さんも・・・・」
妙な具合に盛り上がる霧子を見て、『女は怖い』と思う社長でありました。

数日後、某会場。リング上では真鍋がマイクパフォーマンスを行っていた。
『みんな〜〜っ、千里ちゃんのおっぱうべっ!!』
今度は一度目も言いきる事ができなかった。千里のカカトが真鍋の脳天にめりこんだからである。

千里「いきなりなんですか!! そのストレートな物言いはっ!!」
真鍋「ほんの軽いジョークじゃん。さてと、今日こそは写真集をOKしてもらうよ」
千里「・・・で、今度はどうしろと」
真鍋「今日は『未知の強豪』を用意したのよ。彼女と闘って、負けたら・・・・」
千里「水着でもヌードでも好きなようにしてください。勝てば済む事です」

真鍋の人脈などたかが知れている。チャンピオンクラスはまずない・・・・ならば勝てない事もないだろう。
『ふっふっふ、我が忠実な配下・マスクド・リリー・・・出てこいやあぁぁぁぁっ!!』
真鍋の言葉に合わせて大音量の音楽が会場に響き、スポットライトが緑を基調としたコスチュームの覆面レスラーを照らし出した(続く)
49110:2010/06/06(日) 23:22:45 ID:BATuPErA
続き
花道を進んでくる謎の覆面レスラー・・・露出が皆無なコスチュームのせいで中身を推測することはできない。
ただ、あまり大柄な選手ではない。164センチというところだろう。
リングに上がると、つかつかと真鍋の所まで歩いていき脳天を一発殴りつけた。
『誰が誰の配下だって?』
『しーっ! しーーーっ!!』
口に人差し指を当てて真鍋が制止している。喋るとマズい事情でもあるのだろうか。
あまり『忠実』ではなさそうだが。
そんなこんなで対決のゴングは鳴った・・・・。

試合開始から5分が経過。両者とも打撃を中心とした試合運びで、さながら格闘技戦のようである。
かたやキック、かたやパンチが主体・・・千里はこの相手を甘く見ていた事を認めざるを得なかった。
イロモノと侮っていたが・・・・これは本格的に打撃系格闘技を学んだ者の動きだ。

つけいる隙は・・・あった。先ほどからしばしばマスクの位置を直している。つまり普段マスクに慣れている選手ではないという事だ。ならば・・・・
そう考えると一気にリリーのふところに飛び込みマスクに手をかける。はがされまいとマスクを押さえるリリーだが狙いはマスク剥ぎではない。
マスクを一気に180度回転させる。いきなり視界を奪われ困惑するリリーに向かってミドル、続けてハイとキックを叩きこむ。
もんどりうって倒れるリリー・・・レフェリーがダウンカウントを数え始める前に立ち上がるがダメージは大きそうである。

そして立ち上がるリリー。マスクの顔部分を千里に向け・・・つまり後ろ向きの状態でクイクイと手招きし挑発する。
「馬鹿に・・・・してっ!!」
怒りに燃えて飛び込んでいく千里・・・・その瞬間、みぞおちにカウンターのトラースキックが叩きこまれた。

「げ・・・ほっ・・・・げほっ」
鳩尾を抑えて悶絶する千里。動きが読まれていた・・・・まるでクセを知っていたかのように。
(続く)
49210:2010/06/06(日) 23:23:51 ID:BATuPErA
続き
悶絶する千里を前にマスクを完全に直すリリー。髪をつかんで起き上がらせると正拳を連発する。
ガードが下がったところで首を押さえられ、ニーリフトが叩きこまれる。
ここで千里は気づく・・・『どこかで見たコンビネーションだ』と。だとすれば次に来るのは・・・・
ニーリフトの動きが止まったところで必死にリリーを振り払い後ろに飛び退く。その瞬間、先程まで千里の顔があった場所に跳び膝蹴りが入っていた。
このパターンは・・・・やはり彼女だ。

千里「まったく・・・ここで何をしているんですかカレンさん?」
リリー「いろいろあ・・・・違う! カレンなんて知らないわよ(あたふた)」
千里「動揺してるじゃないですか・・・・それより『リリー』って何の事だか知ってますよね」
リリー「そりゃもちろん百合・・・・って、ツカサっ!!」

場外の真鍋を睨みつけるリリー・・・・その隙を当然千里は見逃さなかった。
千里「最初に言っておきます・・・・私はかなり・・・強いっ!!」
リリー「あたしのネタっ・・・・」
その瞬間、千里のカカトがリリーの脳天にめり込んだ。倒れたリリーを抑え込み、フォールの体勢に入る。
1・・・2・・・・3!! レフェリーが三度マットを叩き・・・・場内に千里の勝利を告げるゴングが響き渡った。


数分後、控室にて。
真鍋をぼこぼこにした後、マスクを外したカレン・ニールセンはぼやいていた。
『誰に習ったのかしらあんな駆け引き。エレナ?・・・・それともクロフォード先生?』
どちらにしても自分が千里に負けた事実は動かないのだが

『まったく・・・・あたしの知らないうちに勝手に強くなっちゃって。腹が立つったらありゃしない』
などと言いつつも元『妹分』の成長を頼もしく思うカレンでありました。
(終わり)
49310:2010/06/06(日) 23:24:52 ID:BATuPErA
『スーパー』のネタを目にしてるうちにふとマスクマンネタが脳裏に浮かびまして。
来日外人がマスクかぶって「未知の強豪」やるのもアリかな、と(リアプロだとブラックタイガーとかか)
ちなみに「後ろ向きでの挑発」は某スターウォーズの最終決戦の○ーク@エイリアンマスクっす。

しかしここもいよいよ終わり(容量限界)が見えてきた感じがしますねえ。
494名探偵・香澄:2010/06/07(月) 11:13:53 ID:RqmjX9NL
連続ドラマ小説 「ゾゾゾの女房」 第三話「サイクリングに行くわよ!」

霧子「ア・ナ・タ♪私〜自転車が欲しいのぉ〜♪」
社長「な、何を急に・・・自転車ならちゃんとあるでしょ。」
霧子「あんなギアなしのヘッポコママチャリじゃなくて、最新式の25段ギア&電動モーター付で
   夜も安心して乗れるステルスモード搭載のやつよ。」
社長「ステルスモードって・・・夜、見えなくなったらかえって危ないぞよ。」
成瀬「アレやで、きっとあのオープニングに影響受けたに違いないで。」
社長「あぁ、あの土手を二人でサイクリングなオープニングね・・・ってなんで我が家の寝室に
   あんたしゃんがいるぞよ。」
成瀬「まぁまぁ細かいことは言いっこなしやで。しかし誰かさんと同じで形から入るタイプやなアンタの嫁は・・・」
 霧子の爆熱ゴッドフィンガーが成瀬の後頭部に炸裂!
霧子「うるさいわねイタチ女!!ねぇ〜いいでしょ♪原稿料もタップリ入ったことだし。」
社長「えぇ〜!?やっとソーメン生活から脱却できると思ったのに・・・」
霧子「何か・・・・言ったかしら・・・・ア・ナ・タ。」
社長「顔は無表情なのに目だけ笑ってるぞよ・・・普通逆でしょ・・・かえって怖いぞよ。」
霧子「なら、いいのね?明日早速、買いに行きましょ♪そして二人で河原を愛のサイクリングよ♪」
社長「やっぱり影響受けてたんぞよね。」
495名探偵・香澄:2010/06/07(月) 11:14:49 ID:RqmjX9NL
 翌日
霧子「見てよアナタ!力強さの中にも優美さと気品を失わない・・・なんて素晴らしい機体なんでしょう♪」
社長「な、なんで二台も買わなきゃいけなかったぞよ・・・今月の原稿料が完全にパァぞよ。」
霧子「ちなみに赤いのが私専用の1番機『アウドムラ』で、緑のがアナタ用の2番機『スードリ』ね。」
社長「私のは自爆して木っ端微塵になっちゃいそうな名前ぞよね。」
成瀬「あのぉ・・・ウチのはないんかいな?」
霧子「アンタには私が前に使ってた機体『バカガラス』をあげるわよ。」
成瀬「あぁ〜あのヘッポコママチャリかいな。」
霧子「さぁ、アナタ行くわよ♪河原の土手で一緒に愛のツーリングよ♪」
社長「あぁ!?急に飛び出すと危ないぞよ!」
 アウドムラに飛び乗り、勢いよく飛び出す霧子に猛スピードのダンプカーが容赦なく突っ込んだ。
 自転車もろとも遙か彼方へ飛ばされてゆく霧子・・・・
社長「はずさないぞよね・・・・キリちゃん。」
成瀬「アンタの嫁、お笑いの才能あるで・・・」

 「ありがとう」って伝えたくて あなたを見つめるけど 繋がれた右手は 誰よりも優しく ほら この声を受けとめている♪
496名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/07(月) 21:16:24 ID:/KsnLfJS
ゴールドフェンリル「ついに我々にも強力な第3の仲間が加わった!」
シルバーフェンリル「出でよ、大いなる魔狼! その名もジャイアントフェンリル!!」

『は〜い♪』
入場口にスポットライトが当たり、その巨体を照らし出す
ジャイアント「邪魔すると踏み潰しちゃいますよ〜。人間、一度は死ぬんですよ〜」
実況「お〜〜っと、なんという巨体。まさに人間山脈! 正体はいったい誰なんだ〜っ!?」
・・・・正体バレバレですw

唐突にこんなのが浮かぶ月曜の夜
497名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/09(水) 08:20:29 ID:E6EZ7Myp
>>489 >宍戸・紅
いいですね〜、そういうギミックもプロレスっぽくてww
サバイバーで考えるなら・・・、大将と八島姉さん?
紅京子って、どっちかっつ〜と村上姉妹ですかね・・・?
498名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/09(水) 12:55:03 ID:AK814TUB
ファントムローズ1号「私達がいかに優れたメイドであっても異国である日本は不慣れ…」
ファントムローズ2号「そこで共にローズお嬢様に仕えるメイドを現地雇用いたしましたわ!」
ファントムローズ3号「ええなあ!メイドの月給の他にファイトマネーが入るなんて最高や!」
ファントムローズ4号「ちいちゃんの修学旅行の積み立て、これで取り崩さなくてすむわ…」

メイデン桜崎「メイド兼レスラー、なぜ私に話が来ない…」
499名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/09(水) 18:33:54 ID:b5jPc7+Q
>>498
市ヶ谷「桜崎、あなたの主人は
     わたくしではなくって?」
500名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/09(水) 19:44:59 ID:VMZARNTA
>>498
エミリー「サクラザキ、あなたが仕えるのは英国貴族たる私でしょう」
501名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/10(木) 02:04:03 ID:Mk5URr4a
>>498
君にはメイド喫茶の「看板娘」の仕事が待っている
いろんな意味で似合うと思うぞ
502名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/10(木) 05:51:11 ID:iSwQtTOJ
>>501
暴力沙汰が客への見世物として成立する『メイド喫茶・鬼○』ですなww
(中の人的に)
503名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/10(木) 21:27:37 ID:hY/b0yHh
今ケンミンショー見ててふと浮かんだ光景

とある晩の食卓、結城千種が納豆にプロセスチーズをぶち込みひたすらかき混ぜている
武藤「あー・・・千種・・・それは一体?」
千種「納豆チーズ。うちの地元じゃみんなやってるよ」
武藤「うーん・・・・あたしはちょっとそっち方向は」
千種「おいしいよ。めぐみも食べる?」
武藤「あ・・・いや、あたしは・・・」
千種「あたしの勧めたものなんて食べられないっていうの? ひどい・・・」(少し涙目)
武藤「・・・いや、そういう事じゃなくて・・・」
千種「じゃ、食べるよね♪ お刺身と一緒に食べてもなかなか・・・」

期待に満ちた目の千種に困惑する武藤でありました。
実際どうかは知らんが。うちの親父はすぐ真似するので実践する日も遠くないだろうな俺んちも。
504名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/14(月) 23:42:20 ID:iDnUrKRj
Wカップ観戦中のヒトたち
ヘレン「勝ったのはいいんだけど・・・」
カレン「素直に喜べないところが・・・」
クライ「まあ、勝ったんだからいいじゃないか」

ミラー「勝った〜 勝った〜 勝っちまっした〜♪」
クライ「おい・・・地に足がついてないぞ」
505名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/15(火) 01:58:55 ID:KwPdl0qz
ディアナ「ワタシはブラジル応援しますネ!」
ソニック「…あたしはどこを応援したらいいのさね」

マリア「チッ、まったく使えないキーパーめ。みすみす勝利を逃すとはなんたる未熟な」
エミリー「ああ…何という事…英国代表にあるまじき失態です」

ソフィー「…今回の代表…勝てるかしらね…」
ジーナ「そんな…か、勝て…ます、よ。きっと…」

日本人選手全員「ま、とりあえずバンザ〜イ!」
506名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/15(火) 22:14:28 ID:tq9SIaLc
>オランダ×デンマーク
レッスルで言えばニールセン対・・・・デンマーク出身がいねえ(汗)

試合開始からしばらくはカレンが押され気味の展開で何度かピンチも迎える
12分過ぎ、ハンマースローで相手を飛ばしカレン突進。
相手はコーナーに飛び乗りカウンターのフライングボディアタックを狙うが、カレンが辛くもかわし自滅

自滅でのダメージで精彩を欠いた相手に対し、ラッシュをかけるカレン。
掌底をかわされるも、返す刀で裏拳を叩きこみそのままフォール

こんな感じかねえ・・・・
507393:2010/06/16(水) 21:23:34 ID:gx49HEel
>>505
>ディアナ「ワタシはブラジル応援しますネ!」
ブラジル初戦勝利おめでたう。
508名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/16(水) 21:25:55 ID:gx49HEel
しまった、名前消してなかった・・・・
何気にIDがヒールだ
509名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/18(金) 17:24:23 ID:RJRwR6os
W杯、韓国×アルゼンチン戦をTV観戦中のメイファさん
オウンゴールに固まるメイファさん
前半終了直前に韓国が一点返して、やや持ち直すメイファさん

そして試合終了後・・・・
エレナ「おーい、メイファ・・・・生きてるかーい?」
メイファ「・・・・・」
へんじがない。ただのしかばねのようだ。


ソフィー「勝てるって言ってたのは誰?」 (ジト目)
ジーナ「・・・いや、私のせいでは・・・」
ソフィー「一分け一敗・・・・」
ジーナ「まだ予選突破のチャンスは・・・・奇跡が必要と監督も言ってますが」
ソフィー「そんなもの当てにできるかあぁぁぁぁっ!!」
ジーナ「ひいぃぃぃぃっ!!」
510名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/19(土) 18:45:20 ID:5Uu6/DCJ
『北海道の人間は一家に一頭ヒグマを飼っている』
『白黒の牛からは牛乳がとれるが、茶色の牛からはコーヒー牛乳がとれる』
こういうバレバレの嘘を北海道組の選手が言うと・・・・

『嘘つけっ!!』と、真っ向から否定される金井
ヒグマに関しては「こいつならあるかも・・・」と微妙に信じられるみぎり
口数が少ない分、周りが真偽を読めずに反応に困るカンナ
『嘘に決まってんだろ、バーカ!!』と、さして間をおかずにサクッと自分で白状するライラ

『百姓貴族』読んでて、こんなんがふと脳裏に浮かんだ土曜の夕方
511名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/19(土) 23:16:31 ID:20uV2oaq
カレン「勝つには勝ったけど・・・」
ヘレン「なんとも心臓に悪い試合を・・・」

日本人選手一同「負けた物は仕方が無い・・・まだチャンスは・・・あるよね」
512名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/23(水) 19:39:27 ID:Mbo3ATi8
ソフィー「チーム内紛の上に二敗一分け…何なのこの体たらくは」
ジーナ「あ、あたしに言わないで下さい…お願いだから」

チョチョカラス「ふ…メキシコを甘く見るからこうなるのです」
デスピナ「粘り強さが足りないのよ、粘り強さが!」

上原「何故だか知らないがあたしも嬉しいな、うん」
513名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/24(木) 18:49:33 ID:+1VMELQF
エミリー「1勝2引き分け・・・・薄氷を踏むような予選突破でした」
マリア「何、予選突破してしまえばこっちのものだ。ことわざにもあるだろう『勝てば官軍』と」

エレナ「予選突破!!」
メイファ「おめでとう!!」
ミラー「いえ〜い!!」

しかし『1勝1敗1分け』での予選突破結構ありますな
514名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/24(木) 21:40:02 ID:Bx5uRy+o
監禁

あたしは真鍋つかさ・・・・囚われのかわいい女の子
もうどのくらいこの部屋にいるのだろう・・・・・
カーテンを閉め切っているので昼も夜もわからない・・・・
右手は手錠でつながれ、移動もできない・・・あたしが何をしたというのだ。

『おい、メシだ』
一日に三度、食事が運ばれてくる。飢え死にはしない・・・・でも、どこにも行けない
あたしはカゴの鳥・・・・あたしは奴隷・・・・誰か・・・・助けて


数分後、別室にて
八島「おーい、真鍋の様子どうだった?」
千春「元気なもんですよ。酔っ払ってます」
八島「はい?」
千秋「囚われの美少女ってシチュエーションに酔ってます」
八島「・・・・そういう意味か」
千春「なんかエロ小説というか、えろっちいゲームみたいな独りごとつぶやいてました」
千秋「聞いてるほうが恥ずかしいんですけど・・・・」

八島「鍵屋には連絡したのか?」
栗浜「そこが問題でして・・・」
千春「さすがに『パフォーマンス用の手錠で遊んでて鍵無くしちまいました』とは・・・・」
千秋「言えねえよなあ・・・・」
栗浜「団体の恥です」
八島「・・・・ふう」

ふたたび真鍋の部屋
美沙「美沙の魔法にかかればこんな手錠など物の数ではないのです! 魔法の針金・魔法の金ノコ・魔法のヤスリとよりどりみどり♪」
真鍋「なんでもいいから早く助けろおぉぉぉぉっ!!」
515名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/25(金) 05:57:40 ID:wjmoBeRy
相羽「ボクはやってくれると信じてました!これが大和魂ってヤツですね!」
杉浦「私の計算では予選突破の確率は20%だったのですが…わからないものです」
ノエル「ばんざ〜…い」

ダダーン「どや!ウチらの底力!アメリカナメたらアカんでぇ!」
モーガン「我々にはフロンティアスピリッツがあるのだ」
カオス「フッフッフ…今回も暴れさせてもらうぞ」

でも…フランスに続いてイタリアが…負けちまった…
これが時代の波というヤツなのか…
516名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/25(金) 23:07:14 ID:ibxD5oqe
6月25日早朝、周囲の歓喜をよそに『ふーん、勝ったの。良かったわね・・・私はあんまり興味無いけど』
と、クールな反応の南さん

その少し前、自室でTV観戦。決勝トーナメントが決まった瞬間、『よしっ』とガッツポーズをとっていた南さん。
そしてそれを富沢が目撃していたことには気づいていない南さん

なんだかワールドカップネタで最期を飾りそうだな今スレはw
517名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/27(日) 08:59:18 ID:h5oK89vY
メイファ「・・・・」
へんじがない。ただのしかばねのようだ。

エレナ「ありゃりゃ、すっかり固まっちゃって・・・・・ってアメリカも負けてるし!!」
レミー「あかん・・・粘り負けや」
カオス「だが・・・この屈辱はいずれ晴らさせてまらう・・・」

エミリー「えーと・・・今夜はうちとドイツですね」
マリア「ふむ、ミラーのところか・・・プロレスなら勝てるんだがな」
ミラー「先生・・・目が怖いんですけど」

サッカーはあまり詳しくないけど、『荒れる』印象があるな今大会は
518名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/27(日) 22:17:47 ID:oFKIudRX
今大会は戦術と運動量、勝ちへの意識で個の実力差がある程度補えてる
「強い者が勝つのではなく勝った者が強いのだ」とドイツの皇帝も仰っている
ネームバリューだけで勝敗は決まらないって事さ

レッスルでもなんらそこは変わらないしな
519名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/27(日) 23:08:42 ID:XLngzIC9
W杯にさして入れ込んでない身としては、『日本が勝ったほうがいいけど、決勝Tに進出できただけでも上出来』
と、ちょいと冷めた見方にはなってますね俺の場合

>ネームバリューだけで勝敗は決まらないって事さ
野球とかサッカーに代表されるスポーツ物のカタルシスってのはやっぱそこですよねえ。
(高校スポーツ漫画とかが顕著かな)
名門と呼ばれる強豪に挑み、『負ける』と予想されながらも努力と根性と戦術でそれを覆してみせると。
まあ、連載初期は結構負けたりもするんですがw
520名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/28(月) 19:10:42 ID:ah1jUdbC
マリア「4対1・・・・なんだこの差は」
ミラー「ま・・まあ、勝負は時の運とか水ものとか言いますし」
エミリー「・・・顔がゆるんでるわよ」
マリア「もっと体全体で喜びを表したらどうだ」
ミラー「い・・・いや、さすがにこの状況では・・・・」
マリア「そうか・・・なら我々は席を外そう。行くぞネルソン」
エミリー「・・・はあ」


そして数分後、『勝った〜、勝った〜、勝っちまっした〜♪  いえ〜い』とミラーの歓喜の声が・・・・
マリア「やっぱりムカつくわぁぁぁぁっ!!」
521名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/29(火) 18:10:24 ID:5BpdNbv7
永原 「でももし日本とドイツが対戦することになったら私はどっちを応援すれば…」
越後 「いや、日本だろ」
522名無しくん、、、好きです。。。:2010/06/29(火) 18:52:31 ID:zKoBW9vk
リン「何か羨ましいわねー、盛り上がれて」
ナスターシャ「私達もソ連の頃は強かったんだけど…ね」
ブリジット「フン、せいぜい今のうちに騒いでおくといいわ。次こそは…」
シンディー「臥薪嘗胆!次は私達中国が必ず出てやるわ!」

ミスティ「実はアタシアルゼンチン出身なのよね〜」
イザベラ「HAHAHA!ワタシ本当はブラジル出身デ〜ス!」
アリス「実はアタシもドイツに移民してさぁ」

外国人一同「しれっととんでもないウソつくんじゃねえ!」
523名無しくん、、、好きです。。。:2010/07/01(木) 19:00:04 ID:i09Lwocb
ふむ、明日はニールセンズVSディアナ&ターニャか

日本は・・・・よくやった、うん。
524名無しくん、、、好きです。。。:2010/07/01(木) 21:12:50 ID:AcLSIz7Z
ゆっこ「いやもっと行けたよあれは!」
来島「や、あれ以上は今のままじゃ無理だな」
菊池「惜しかったですよねー」
龍子「強くなったじゃん、日本。以前はW杯に出れるか出れないかで大騒ぎしてたのにさ」
石川「凄い進歩ですよねぇ〜」
市ヶ谷「フン、高々二流の仲間入りを果たしただけではありませんの、まだまだですわね」
南「まあ満足してちゃダメよね。攻撃力不足という課題が見えたわけだし」

理沙子「ついに日本もここまで来たのね…なんだか感慨深いわ」
上原「あたし達も頑張らなきゃな」
525名無しくん、、、好きです。。。:2010/07/01(木) 21:49:49 ID:tPDhyv5H
>攻撃力不足
まあコレは前々から言われてる事ではありますけどね
と、いうわけで攻撃力を上げるための特訓として、『滝が切れるまでキック』を
・・・・その『攻撃力』違うww

>>523
>ニールセンズVSディアナ&ターニャ
惜しむらくはこのメンツ、誰もサッカーボールキックを持っていないこと
サッカーネタだというのにw
526名無しくん、、、好きです。。。:2010/07/03(土) 01:15:38 ID:1f0Lj/++
  ○ オランダ  VS  ブラジル ×
      2        1

ディアナ「うわぁぁン!これは…これは悪夢でス!ディアブロの仕業デス!」
カレン「まあまあ、勝負は水モノ時の運って言うし…」
ヘレン「さてそろそろ寝ましょ。じゃあねディアナ」

バタン

カレン&ヘレン「いよっしゃああああああ!!!やったああああああ!!!」

ディアナ「ミカさーン!悔しいデスー!」
ソニ「あー…これはなだめるのに一晩中かかりそうなのさね…」
527名無しくん、、、好きです。。。:2010/07/04(日) 05:35:20 ID:num421HB
 ○ドイツ  VS  アルゼンチン ×
   4          0

ミラー「勝った、勝った〜♪」
永原「勝っちまっした〜♪」

『いえ〜い』と抱き合って喜ぶミラーと永原
永原「あと2つ、あと二回勝てば世界一」
ミラー「しかも四回目♪ ところで・・・」
永原「はい?」
ミラー「どうしてあなたまで喜んでるの? 日本は負けたんだけど」
永原「はは・・・まあ『いんだよこまけぇことは』ということで・・・それじゃ!」

永原は部屋を出て行き・・・・
ミラーは『勝利の舞』と称して馬鹿踊りを一晩踊りまくるのでありました
528名無しくん、、、好きです。。。:2010/07/07(水) 19:05:47 ID:it9/Enu5
○オランダ  VS  ウルグアイ ×
   3          2

ヘレン「・・・ついに!!」
カレン「・・・オランダがW杯決勝戦に帰ってきた!!」
クライ「○ック様かお前らは」
ヘレン「32年ぶり・・・・長かったわねー」
カレン「まだリサコが子供の頃ね・・・・」
クライ「お・・・おい、お前ら・・・・」(何かに気付いた模様)

以下、残虐シーンにより削除
32年ぶりの決勝進出ってのに驚いたが、むしろ優勝経験ナシってのが意外だった>オランダ
529名無しくん、、、好きです。。。:2010/07/08(木) 23:48:26 ID:ojlhMXB2
ミラー「…いい夢見させてもらいました。おめでとうスペイン!…うう…」
マリア「うん、まあ仕方無い。優勝できるのはたった一チームだけなのだから」
エミリー「勝った者が強い…か。今回ばかりは学ばされたわねミラー」
ミラー「あの…ついてはドイツが3位になったら私の素質をもう少し上げて…
マリア「それとこれとは話が別だ。」

理沙子「スペイン、オランダが決勝進出…時代が変わったようね
    さて…オランダはほっといてスペイン応援しようかしら#」

冗談はさておき次回作からはスペイン出身者が出るべきだと思う
530名無しくん、、、好きです。。。:2010/07/08(木) 23:59:58 ID:6/OFCPy3
リトル・マタドーラな小早川はもしかするとスペイン応援してるかもわからんね

スペインの新キャラというと…仮面つけてヒョーヒョー叫ぶ人とか
闘牛士のカッコで錐揉み回転して突進する人とかかな
531名無しくん、、、好きです。。。:2010/07/09(金) 00:04:40 ID:EMh/gUJP
イタリアのプロレス団体とかは聞いたことあるけどスペインはどうなんかな
まぁメキシコはスペイン語圏だから悪役ギミックのスペイン人とかいそう
532名無しくん、、、好きです。。。:2010/07/09(金) 03:03:59 ID:z/rALEyN
『ちょうど限界容量と なりました』:二代目○沢虎×(違う)
シメと言う事でなんとなくこんなのが


>>530
>スペインの新キャラというと…仮面つけてヒョーヒョー叫ぶ人とか
レッスルにも金網デスマッチが導入されるんですね(違)
大将が金網最上段からギロチンドロップかまして伝説になるのがふと脳裏に
533名無しくん、、、好きです。。。:2010/07/09(金) 19:12:43 ID:u7BZ2p5v
>>532
終わってない! まだ終わってないよ!!

このスレはWARSの提供でお送りしました。
一年あまりのご愛顧ありがとうございました(ぺこり)
今夜のお相手は藤原和美でした
それでは次スレにカメンラァイド!!(あればの話ですが)
534名無しくん、、、好きです。。。:2010/07/09(金) 19:38:38 ID:CSI6ZCRD
今夜のお相手が藤原だと聞いて…よぉしパパ張り切っちゃうZO
535名無しくん、、、好きです。。。:2010/07/09(金) 19:46:56 ID:eS2s0hyP
滝  「フッフッフ…優雅なひとときを過ごさせてもらったよ」
小早川「もうおネンネ?まだ60%の力も出していないってのに」
536名無しくん、、、好きです。。。:2010/07/09(金) 19:57:25 ID:j415udky
なんというか・・・・いろんな意味で『驚異の粘り腰』だなこのスレ
537名無しくん、、、好きです。。。:2010/07/09(金) 20:55:44 ID:lGk7rS36
それでもいつかは3カウント入って試合終了のゴングはなるのでした
538名無しくん、、、好きです。。。:2010/07/09(金) 21:18:48 ID:bIsSFqT4
スキル『不屈』が発動しているわけだな
539名無しさん@そうだ選挙に行こう
太平洋女子倒産から数年後の夏のメキシコ、記憶を失ってマスクマンとして戦う上原の姿があった
遠くからそれを見つめる理沙子
「日本での記憶がないんですよ。彼女はメヒコでの試合中に事故を起こしたと思っています」
「今日子の記憶の中にはもう新女はないのね・・・」
どこのエリア88だ