「ところでさぁ・・・」
「どうした?こなた」
「程よくへたれで、私たちに励まされて奮起して、彼の周りは女の子ばっか、ってさ」
「うんうん」
「ともや君ってギャルゲーの主人公みたいだよね!」
「「・・・」」
声を失う柊姉妹。
「あと・・・」
「今度は何?」
「かがみってやっぱりツンデレだよね?」
「はぁ!?なんで私がツンデレなのよ!」
「だってさっきの台詞は絶対そうとしか・・・あいたっ!」
「まぁまぁ、お姉ちゃん・・・」
「ごめんなさいね。こんなにお友達に来てもらったのにともやったら急に出て行ってしまって・・・。
たいした物は出せないけど下におりてお茶でもいかが?」
「「「・・・!!!」」」
がんばれ!ともや君!
768 :
373:2008/09/09(火) 22:02:40 ID:2Ao8Q0YX
今回は以上です
結局にやにやが少ない展開なのは許してください・・・
ではでは、みなさん失礼します
乙&GJです! 続き待ってます
>>768 乙!ニヤニヤも逆境も見せ場の1つだぜ!
ってかともや君実家暮らしだったのかwくじらボイスがw
ともやがみなみに対して怒鳴り散らすのも理解できるなぁ、と擁護に回りつつ
大団円になることを期待して続き待ってます!
771 :
2ー14:2008/09/10(水) 23:43:36 ID:9Gg9vLIE
>>726>>741>>751>>753 お疲れ様です!
いや〜大変ニヤニヤさせて頂きました。
お茶吹くかがみに笑った。
つかさに先越されるとは思ってなかったんだろうかw
次回作も楽しみにしています。
>>729 乙です〜
私のオリジナルシーンを採用してくれたのが嬉しかったです。
最後のかがみとみゆきの友情に泣けました。
次回作も楽しみにしています。
>>744 乙です。
こういうループベースのネタもいいですね。
ヤマトラマンに告白されるのもいいかも。
次回作も楽しみにしています。
>>760 乙です。
複雑だな〜ともやが怒る理由も分かるし。
3人の個性が良く出てて良かったです。
激を飛ばすこなた。応援するつかさ、突き放すかがみと。
次回も楽しみにしています。
私も続き投下したいと思います『かがみside〜ラキレボ編』です。(
>>724の続きです)
「いや〜祐一君のおかげだよ。ありがとね」
「前の学校の時から気を付けてるんだけどね・・・」
笑いながら言うこなたに、気を落としながら言う祐一くん。
私が遊びに来た時に、最初に耳に入って来たのはそんな会話だった。
「お〜す。何してんのよ」
「あ、お姉ちゃん」
「かがみさん、こんにちは」
つかさとみゆきの挨拶に軽く手を上げる私。
「うん、最近祐一君のおかげでね〜いろいろと助かっているんだよ」
私の問いに答えたのはこなただった。
「どういうことよ?」
「いや、その・・・」
何故か言いよどむ祐一くん。
「祐一くん、授業中によく寝ちゃうんだよね〜」
笑いながらつかさが言う。
「それで黒井先生に怒られてるんですよ」
みゆきがつかさの言葉をフォローする。
「だから、最近黒井先生のマークが私から祐一くんに移ってさ〜こっちはその間にいろいろとね〜」
「どうせ、ゲームのパーティ編成とかそんなんでしょうが・・・」
呆れる私。
そして視線を祐一くんに向ける。
「だいたい、祐一くんも頑張って起きてればいいじゃない」
「そうは言うけど、見たい深夜アニメがある日はね〜やっぱり生で見ないと」
「お〜祐一くん、分かってるね〜」
うんうんと頷くこなた。
「おい・・・というかアンタもこなたと同族か?」
「いや、俺はそんなに種類見てないし、こなたさんほどじゃ・・・」
頭を掻きながら言う祐一くん。
「褒めてないっつの」
「大丈夫だよ、祐一くん。私がレクチャーして上げるから!」
「アンタも祐一くんをマニアックな世界に引きずり込むな」
変な提案をするこなたを諌める私。
「あ〜あ・・・だけど」
「?どうしたの?お姉ちゃん」
「うん?私の周りにはこういう人間が集まることが多いのかなってね」
こなた・つかさ・日下部・・・
どうして私の周りには手のかかる奴らが集まってくるんだろう・・・
「そりゃ、アレだよ。みんなががみを頼りにしてるんだよ〜」
「なっ、何言ってるのよ・・・」
からかいながら言うこなた。
「あ〜確かにそれはあるかも、お姉ちゃんがいるからって思うと何か安心出来るな」
「へ〜かがみさんってみんなに頼られてるんだね」
「そ、そんなこと無いわよ」
「う〜ん、照れてるかがみは可愛いね〜」
「べ、別にテレてないわよ!」
「まあまあ、かがみさん落ち着いて下さい」
私の様子にみゆきが助け舟を出してくれる。
「それより、祐一さんは黒井先生に呼び出されてたんじゃないですか?」
「あっ!そうだった・・・行くしかないか」
そう言って立ち上がる祐一くん。
「じゃあ、ちょっと行ってくるよ」
「って・・・ちょっと待って!何でかがみとみゆきさんも後をついて行くの?」
「え〜ち、ちょっと・・・」
「私達も職員室に行く用事があるからですよ。そうですよね。かがみさん」
「あ、そ、そうなのよ〜」
みゆきに合わせる私。
「ふ〜ん・・・」
「な、何よその目は?」
「別に〜ただ祐一くんがギャルゲーの主人公みたいだな〜って」
「こなたさん、あんなうまい話がそうそう転がってる訳無いじゃない」
「果たしてそうかな〜まあ、頑張ってね〜」
ニヤニヤ笑うこなたの顔を見ながら私達は教室を出た。
「で、永瀬・・・何かいいダイエット法あったか?」
「へっ?」
私達が職員室に着いて、開口一番、黒井先生が祐一くんに聞いたのはそれだった。
「『へっ?』じゃあらへん。何かあったんかいな?」
「いや、俺はてっきり居眠りのことで怒られるのかなと思ったんですが」
「あ〜そんなもん今はどうでもええ。それとも率先して殴られたい言うんなら話は別やけどな」
「い、いや、それはいいです」
「とにかく、今のウチらにはダイエットが必要かつ最優先事項や」
「かなりツッコミたいですけど、でもダイエット最優先には賛成です!」
黒井先生の言葉に同意する私。
「そうですね、もう時間もありませんし」
みゆきも同意する。
「まあ、一応調べて来ましたが・・・」
祐一くんは調べて来たことを口にする。
「リンゴばっかり食べてると3日で3キロ痩せられるらしいよ」
「えっ?本当にリンゴだけでそんなに?」
「うん。後はサツマイモとか、豆乳とか、プルーンなんかもいいらしいよ」
「なるほど、一種の食事療法って奴やな。必要最低限の栄養だけ取って、後はなーんも食べへんってことやろ?」
「気に入ったわ!何より楽して痩せられるなんて、夢みたいじゃない!」
「むしろ、夢じゃなければいいんですが・・・」
みゆきが心配そうな声で言う。
「う〜ん・・・何から始めようかな・・・やっぱりリンゴかな〜」
祐一くんが持って来た食品リストを見ながら考える私。
「でも、チョコも捨てがたいわよね〜ヨーグルトなんかも・・・」
『・・・』
『・・・』
『・・・』
私の方を見ながら祐一くん達が何か話しているけど、気にしないことにした。
「そうだ!それぞれをバランスを良く食べればいいんじゃないかしら!」
「いや、かがみさん!それこのダイエット法の趣旨に反してるから!」
「え〜そうなの?」
それなら、味に飽きもせず、続くかな〜と思ったのに。
「でも、祐一くん誰から聞いたの?このダイエット法?」
「あ〜昨日の夜、つかささんに電話して聞いたんだよ」
「つかさに?」
「うん、そういうダイエット法知ってそうだと思ったから」
(そっか、つかさにカロリー計算とかしてもらうって言うのは盲点だったわね)
「あ、じゃあ昨日つかさに電話してたのはそれを聞いてたのね」
「そうだよ。あの後つかささん大丈夫だった?途中で寝ちゃったみたいだけど・・・」
「布団も掛けずに寝ちゃってたからね、大変だったわよ」
そう言いながら、私は違うことを考えていた。
(そっか・・・昨日の電話はそう言うことだったんだ・・・良かった)
そこまで考えて私はふと気がついた。
(あれ?何で私、『良かった』なんて思ってるんだろう?)
心に浮かんだそんなことに答えは分からなかった。
「う〜ん、おいしい〜」
私は新作のチョコ菓子を口に入れて呟く。
傍らには、ダイエットのために用意したリンゴの山。
とりあえず、まずはリンゴで始めて見ることにした。
それで2日後にもう一回集まるっていうことになった。
スーパーの店員さんに訝しげな目で見られたけど、それもこれもダイエットのため。
そのためにはどんなことでもするつもりだった。
(にしても、祐一くんには悪いことしちゃったかな・・・)
でも成り行き上でも祐一くんはちゃんと協力してくれている。
(最初にこなた達から話を聞いた印象じゃ、だらしない印象だったけど、やる時はやるのね)
私がそんなことを考えてたその時だった。
『♪〜♪〜♪』
私の携帯が鳴る。
『はい!もしもし!柊です』
『あ、かがみさん?祐一だけど』
『何だ・・・アンタか・・・どうしたの?』
『いや、ダイエットちゃんとやってるかな〜って心配になって』
(心配してくれてるんだ・・・)
『呆れた、そんなことで電話してきたの?』
だけど、私は心とは裏腹にそんなことを口走る。
『あっ・・・ゴメン。迷惑だった?』
『別に・・・迷惑じゃないわよ?し、心配してくれてありがとう』
お礼を言う私。
『あ、でも勘違いしないでよね?別に嬉しいとか、そんなんじゃないんだから!!』
『わ、分かってるよ。それに俺、かがみさんに聞きたいことがあったし』
『何よ?』
『ミスコンに出る理由』
『そのこと?・・・アンタちょっとしつこいわよ?』
『でも、そのためにダイエットしてまで出るんでしょ?嫌なら辞退すればいいのに・・・』
『・・・そうね、アンタには話してもいいかもね。実は・・・』
私は、ミスコンに出る理由を祐一くんに話した。
日下部が勝手に私の名前でエントリーしたこと。
辞退しようと思ったけど、みゆきに喜ばれちゃって、引くに引けなくなったこと。
『・・・日下部さん、最悪だね』
『でしょう!ああ、今思い出しても腹が立つわ』
『だけど、そうか〜』
『何よ?どうしたの?』
『いや〜かがみさんってやっぱりいい人なんだなって思って』
『な、ち、違うわよ!別にそんなんじゃないわよ!』
『な、何もそんなにムキにならなくても・・・』
『ムキになんてなってないわよ!』
『わ、分かったよ。あ、もうこんな時間だし。そろそろ切るね』
祐一くんの言葉で時計を見ると、日付が変わりそうだった。
『あ、それと・・・かがみさん。今食べてるお菓子を食べるのやめれば、早く効果が出ると思うよ』
『ふぇっ!き、気づいてたの?』
『うん、言うタイミングが無かったんで黙ってたけど』
『あ、あはは〜こ、これが最後の晩餐ってことで・・・ね?』
『本当に、最後にしなきゃダメだよ』
『分かってるわよ』
『じゃあ、お休み〜』
『はい、お休み。また明日ね〜』
私は電話を切る。
(よっし!明日から頑張るか!)
私は何故かいつも以上に気合が入るのを感じていた。
780 :
2ー14:2008/09/10(水) 23:59:48 ID:9Gg9vLIE
今日はここまでですね〜
ラキレボ編だとかがみの心の揺れ動きがあんまり分からないので
フラグっぽい流れも入れて見ました。
オリジナルのシーンも多いので楽しんでくれると嬉しいです。
それでは!
乙&GJです! 今回も楽しく読ませていただきました 続き楽しみに待ってます!
乙です!
「今だけ・・・かがみのことを嫌いになった誠君でいて」
「俺かがみのこと嫌いになった訳じゃないから、
うまく言えないかもしれないけど・・・
最高だ、こなた、かがみよりずっと良い
こなたのこの小さい胸に比べたら
かがみのなんて物足りないよ、こなたの胸は最高だ
ここも、締まりもすごくて、かがみのじゃ全然いけないけど
こなたには入れるだけでもうすぐにもいっちゃいそうだ
かがみのあんな体に溺れていたなんて自分で情けないよ
この吸い付くような肌に触れたら
もうかがみのブヨブヨとした体なんて触る気もしない
かがみなんて中出しさせてくれるくらいしか価値のない屑女だよ
こなたさえ居れば俺は・・・ こなたぁ、こなたぁぁ」
というのを妄想した
乙&GJです! 短時間でこんな良作を仕上げたなんて すげえ
787 :
748:2008/09/13(土) 03:37:16 ID:Q5xBSAiz
>>756 ああ、やまととひより好きだった俺が
これを見て俺の中でつかさの株が上がったよw
GJです!こういう恋してみたいもんだ。
>>768 乙です!この展開はイイ!(基本、恋愛ドラマで走るシーンに見入るタイプ)
というか深いイイ!(←あれ?) 続きwktkです!
>>780 視点変えるだけでこんなに話が展開されていくのか…。
乙です!!
>>785 GJです!誕生日の度にSS作れるとかね、
その才能ちょっと嫉妬しますよw(←恐ろしい子っ!!
え〜、何日かぶりです。748です。
毎回748って名乗るのもなんなんで
「木川 龍二」とでも名乗らせてください。(←いわゆるPN?
「遙かなる時空の中で」の続きをうpします!
(ググってみたらマジでそういうタイトルの作品があった;;)
運動会が終って連休きて今日からまた3連休の俺様タイム>ワ<
なので今回結構長いです。よろしゅう☆ミ
遙かなる時空の中で 第1部
"新しい世界の中で"
――――――――
「サトシ〜!?早く起きなさ〜い!?転校初日から遅刻するつもり〜?」
目を開けると、なにやら見慣れない天井が目に入る。
当たり前だ。俺はここに引っ越してきたばかりなのだから。
「ふあ…ぁ。」
大きなあくびを一つ。そして俺はそそくさと準備を始める。
だが、時計を見ると、時刻は最悪の場所を指していた。
「な…!ヤバイ!遅刻だっ!!」
転校初日から遅刻。そして遅刻した者への冷たい空気と視線のなか
淡々と自己紹介。……きっとそれは最悪の日となるだろう。
それに加えて自分は学校への道をまったくもって知らない。
「だからこそ冷静になれ!クールになれ!」
俺はそういいながらPCの電源を入れた。
学校の位置を知らないのはマズイ、と思い、
PCマップで陵桜学園の場所を追った。
……5分ほどした後、位置を把握した俺は家を飛び出た。
……転校初日というなかなかドラマチックなシチュエーションなわけだ。
なんかパンくわえた女の子とぶつかってその後、その子と同じクラスで〜〜〜。
……なんて事を期待したわけだけど。
ぶつかるどころか人と出会いもしなかった。なんだか少しさみしい。
「おう、火野か〜。またまた転校してきたんやなぁ。
前のが最後なんやなかったんかい。」
この先生の名前は黒井先生。(下の名前はまだ聞いてない。)
まるで俺を昔から知っているかのように話して来たのはいいけれど、
また転校…?なんの話をしてるんだろう?
「あの、また転校って…?」
「永森も。ええ加減飽きたんちゃうんか?」
右を見ると、そこには俺と同じ日に同じクラスに転校するという、
永森さんが立っていた。
「なんの話ですか?」
永森さんも俺と同じ反応をする。
「…まぁええわ。とりあえず教室入ったら自己紹介や。
もっとも、する必要性あんまないやろうけどな。」
また転校?自己紹介の必要性がない?
この先生は何を言っているのだろう。
…きっと俺たちの緊張を楽にしてくれようとしているのかな?
しかも、同じ日に転校してきた永森さんとも友達になれそうだし。
…あれ?これってかなり幸先よくない?
「おーい、少年、どこまでいくんやー?いい加減教室くらい覚えや。」
気付くと、俺は教室を越してもっと奥に突き進んでいた。
覚えろと言われたって初回じゃあ無理があるでしょう、先生…。
「まぁあれや、毎回言うとるから分かると思うけどな?
今は生徒全員、桜藤祭の準備でピリピリしとる。」
桜藤祭…?この時期だし、運動会は違うとすれば、
この学校での学園祭や文化祭みたいなものかな?
「今回もバリバリ働くんやで!できれば前みたいに
ダイエットにも付き合ってや〜。」
「は、はぁ。まぁ程々にがんばりますよ。」
ダイエット?別に先生、ダイエットするほど太ってない
と思うけどなぁ。しかも学園祭に関係ないし。
「あと、お前、演劇のシロウ役よくやってるけどやな、
そんなことにならんように柊を見守っておくんやで?」
もう先生が何を言いたいのか全く分からなくなってきた。
そういうキャラなんだろうか?壮絶な電波をビンビン感じる…。
「さ、教室入って早いとこ自己紹介しとき。」
先生の言動をどうにか解明しようと頭をフル回転させる。
柊ってだれだろう?シロウ役って何?
逆に混乱してくるので、やめることにした。
「え〜、この度転校してきました、火野サトシです。趣味は…」
俺が自己紹介してる間に
「知ってるよ〜。」
「こんなに転校して疲れないのかねぇ。」
「それにしても今回は自己紹介が長いですね。」
などと言う声がボソボソと聞こえてきた。
個人情報でも漏れているんだろうか?
とにかく平凡な自己紹介を終わらせた。
その後の休み時間…。
「お〜い、サトシくん、こっちこっち〜。」
小さな体に不釣合いな青い長髪の子が俺を呼ぶ。
よくわからないけどとりあえずホイホイついていくことにする。
「よし、5人全員集まったわね。」
ツインテールの女の子が意味深な事を言う。
5人全員?もしかして先生が行ってたとおりに
桜藤祭が近いからみんなピリピリしてるのだろうか。
だから転校初日の俺を呼び出して手伝わせようと?
そうだとすればなかなか楽しそうである。
「やはりおかしいですよね…。」
「うん、そうね。」
「本人に直接聞いてみたほうがいいんじゃないかな?」
「それが無難かもね〜。」
俺がなんだか空気か背景にされてる気がしたので、
とりあえず話の内容を聞いてみる。
「あのさ、何の話をしてるの?」
「サトシ君、あんたも気づかない?」
ツインテールの女の子が少し真剣な顔をして
こちらを見てくる。あれ?この人別のクラスの人
だったよな?…なんで俺の名前知ってるんだろう?
「まず、なんでループ中の記憶が残っているのか、かな?」
青い長髪の女の子はまたもや意味深な事を言う。
ループ?なんだろうそれ?
もしかして、もう演劇の練習が始まっちゃってるのかな?
…でも、俺セリフなんて何にも聞いてないぞ?
「そして、なぜ、永森さんがまた3年のクラスにいるのか、ですね。」
学級委員長の高良さん(だったっけな)が眼鏡を中指でクイッとあげながら(カッコイイ)
目を睨むようにして悩みこむ。永森…永森やまとさん?あの一緒に転校してきた子だよな?
「永森さんがここにきたら、何かいけないの?」
俺は、隣の優しそうなリボンの女の子に聞いてみた。
「サトシ君、やまとさんは2年生なんだよ?」
…はい?
「な〜に言っちゃってるんだよ〜。もしやまとさんが
2年生だったとして、戸籍とかどうすんのさ?」
俺のその言葉に、皆がキョトン、とする。
あれ、俺、地雷踏んだかな?
「なに言ってるの?こうさんがそう言ってたって
サトシ君が教えてくれたんだよ?」
「あんた…。さっきから様子が変ね。何か隠してんじゃない?」
「え、いやそんなこといわれても。」
「――サトシさん。まさか、あなたは――。」
高良さんが絶望的な顔をする。
地雷どころかクレイモアだろこれ!?
あぁ、たった30秒でいい!時間よ、戻ってくれっ!?
「皆さん。今、分かったことがあります。多分……いえ、
確実と言っていいでしょう。サトシさんは…。」
「ループ中の記憶が全て消えています。」
「「え…。」」
また、みんながキョトン、と表情を消す。
「う、うそだよね!?サトシ君!一緒にステージが倒れるのを食い止めたよね!?
時間と戦って、最後の最後で時間に勝って!それから、それから…!!」
「私のダイエットに付き合ってくれたりもしたじゃないっ!!
夜中の時空が狂った学校を探索して脱出したりもしたわよね!?」
「劇でシロウ役だってやってくれて、私のやってるネトゲの世界に行ったり、
イベントで同人誌即売会やったりもしたよね!?」
「な、ななななな、そ、そんなに一気に言われてもよくわかんないし
みんなの名前まだ知らないしそこのツインテの子なんかどうやって俺の名を知ったかさへ…。」
みんなが俺の肩をガクンガクン揺らしながら叫ぶように言う。
あららららら。転校1日目にしてクラスの注目めっちゃ集めて女の子達とスキンシップですよ。
嬉しいね〜。あ〜、揺れて吐きそうだから正直離してほしいけど。
「ムダですよ、皆さん。とりあえず永森さんに聞いてみましょう。」
「う、うん。」
みんなは俺から手を離すと、全員で永森さんの方へ歩いていく。
俺はとりあえず後ろについていく。ケンカになったら抑えるためだ。
なんだかこの4人も先生と同じく電波ビンビンで怖い感じだ。
永森さんがなにもされないといいけど…。
「永森さん、これがどういうことか説明していただけますか?」
高良さんが永森さんに何かを問いている。
説明して欲しいのはこっちのほうだよまったく。
「…何?もしかして学園祭の手伝いのお願い?
別に暇だから私は付き合うけど?」
「時間のループの話です。…あなたは、宇宙人の方の永森さんですか?」
宇宙人?あぁ、なんでこの学校には変人しかいないんだ!?(シギント風に)
「…そういう話、私は苦手だけれど。…こうとかに話してあげたら喜ぶと思う…。」
「だめです。この人も普通の永森さんです。」
「どうなってんのよ…。」
「頭がクラクラするよぅ〜〜。」
「むぅ…。他の人もサトシ君たちの事を覚えてるし…。
これだとサトシ君の記憶だけなくなってる事になるね。」
あぁ、また俺、背景化しちゃってるよ…。
「あのさ、俺、記憶喪失で病院にいった覚えなんてないんだけど?
そろそろ俺にも事情を説明してくれないかな?」
「そうしましょうか。このまま慌てていても仕方が無いですし。」
そして、みんなは俺に事情を説明し始めた…。
え〜、ここで今回は終了です。
と、なんと言うか、
調 子 に 乗 っ て す い ま せ ん で し た
よく見ると挨拶入れて11レス、作品だけで9レスもスペース
奪っちゃってる事に気づきました。すんっっした!!m(_ _)m
続きも連休キターなので早めにうpできると思います!
誰も期待していなくてもうpする!それが龍二クオリティ!
(というか自分の作品を他の人に見せるという
体験が初めてだからちょっと羞恥心で壊れ気味。)
でわでわ数日後会いましょう!ノシ
―――――――――――
P.S「ロリコンについて」
ちょっと昔、こなた&ゆたかが好きだった頃
(俺ってロリコンだなw)と自覚していたつもりだったけど、
よく考えると(原作の時間で)ゆたかは俺よりも2歳上で
こなたと来たら4歳も上なんだなぁ。これってロリコンなのかなぁ?
よかったのかホイホイ年齢なんか晒しちまって
俺はノンケのショタだって構わないで食っちまう人間なんだぜ
乙&GJです!
800 :
2-837:2008/09/13(土) 22:51:17 ID:XiGqB53/
お久しぶりです
もう500KBいってしまいそうなのでスレ立てしてきますね
801 :
2-837:2008/09/13(土) 22:56:50 ID:XiGqB53/
乙です。
ではとっとと埋めちゃいましょ
803 :
龍二:2008/09/14(日) 02:38:55 ID:WIQOcrea
>>798 ウホッ、いいおと(ry
そうだ、(4つ上)とか言う曖昧な
表現で年齢隠してるつもりだったけど
思いっきりぶちまけちゃってるんだったw
心は大人なんできっとダイジョウブ>ワ<
804 :
名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/14(日) 10:07:21 ID:Y/kmb/MG
>>800 俺も結構いろんなところで年齢暴露してるけどだいじょーぶだよ
ちなみに学生だが
805 :
名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/14(日) 10:08:10 ID:Y/kmb/MG
ごめん803の間違いだった
なんと言う陵辱学園
807 :
龍二:2008/09/15(月) 16:20:09 ID:P7clB87c
>>804 以外と大丈夫ですよねww
実際、昔は名前も暴露したことあったりするし…。(ぅぉ
まぁでも最近は名前だけは暴露してないよ。
某中学校の電凸祭りの件もあったしねぇw
今年の夏も長いですね。
自分を売る
誠のその辺の能力の描写なんてあったっけ
811 :
名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/22(月) 02:42:23 ID:RRNgh7z/
こっちのスレどうすんだ
1.雑談で埋める
2.SSで埋める
813 :
名無し@ジンギスカン:2008/09/22(月) 10:00:00 ID:cDqrITjk
こんちは
814 :
名無しくん、、、好きです。。。:2008/09/22(月) 20:06:02 ID:RRNgh7z/
埋めるの難しいな・・もう新しいスレに皆移動してしまっているか?
正直移動すべきか迷ってる
816 :
2−14:
というかこっちのスレにもまだ人いたんだな・・・
私のかがみsideのSSは新スレに載せたんたがこっちにも載せた方がいいのか?
でも500近いからな〜どうしよ。