≪麻生華澄先生 萌えスレッド Vol.7≫

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79名無しくん、、、好きです。。。
(ひびきの高校に入学してから3年、ついにこの日を迎えた…)
(友人やクラスメイト、何より大切な女性と迎えた卒業式…)
(これまで生きてきた人生の一つの転機、その日から数日後…かねてから
計画していた通り、バックに数日分の荷物をまとめ、市内の駅の角に立っている)
(そわそわしながら待つのは、自身が『恋人』と恥じらいながらも呼ぶ、一人の女性)

麻生:( ´・∀・`)(>>73)君。
(そわそわしながら待っている( ´・∀・`)の後ろから近づき声をかける。)

麻生:ごめんね、ちょっと準備に時間かかっちゃって……。
(( ´・∀・`)同様たくさんの荷物を抱えていた。)
(ドキドキの卒業旅行……。)

麻生:楽しい旅行にしましょうね!

( ´・∀・`):わっ!? び、びっくりした…
(背後からの声に、ただでさえドキドキしていた心臓が跳ねる)

( ´・∀・`):あ、お、おはようございます、せん…華澄、さん
(先生、と言いかけて、改めて言い直す)
(あの冬の日以来始まった二人の関係。学校の中では『華澄先生』、二人だけの時は『華澄さん』)
(もう卒業した身であり、それに学校の外でもあるから、もう隠す事無く『華澄さん』と呼べた)
(それが何だか照れ臭くて、赤らんだ顔をかく)

( ´・∀・`):ええ、一緒に…忘れられない旅行にしましょう!
(笑顔で手を差し出し、一緒にホームへ)
(用意していた切符で改札を抜け、電車に乗る)
80名無しくん、、、好きです。。。:2008/01/11(金) 20:01:21 ID:mT7HzVJx
麻生:( ´・∀・`)(>>73)、うふふ……おはよう。
(驚く( ´・∀・`)を見て優しく微笑む華澄の胸には、あの日プレゼントされたブローチが輝いていた。)
(卒業を迎え、もう二人を邪魔する障壁は何もない。)

麻生:ええ!
(差し出された恋人の手を取り、導かれるように電車に乗る。)
(二人を乗せた電車の目的地はとある観光地……。)

(華澄の胸元に輝くブローチは、二人にとって大切な思い出の象徴)
(( ´・∀・`)の脳裏に、あの冬の日の記憶が蘇る)

( ´・∀・`):…ええ!
(沸き上がる喜びをもう抑えず、満面の笑みで応える)

(電車の中で、学園生活の思い出や、旅行中の予定についての話題に花を咲かせる)
(車内販売の駅弁で昼食を済ませ、二時間ほどの列車の旅…そして、目的地に到着)

( ´・∀・`):くう、う゛ぅっ〜………あーっ
(ホームで背伸びし、座りっぱなしで硬直してしまった筋肉をほぐす)
(改札を抜ければそこはもう、山中に開かれた温泉の観光地―)
(時期的にも利用客が多いようで、駅前の繁華街は賑わいを見せていた)

( ´・∀・`):さて…荷物はひとまずロッカーに預けて、まずは観光といきますかっ
(華澄に振り返る)

麻生:(本当に楽しい電車の旅だった。)
(花咲く会話に絶えることのない笑顔。)
(しかも旅はまだ始まったばかりなのだ。)
81名無しくん、、、好きです。。。:2008/01/11(金) 20:06:14 ID:mT7HzVJx
麻生:うふふ……私もやってみようかなぁ……ん〜っ!
(( ´・∀・`)に倣って思いっきり伸びをしてみる。)
(すらりとしたプロポーション抜群の肢体が立位で伸びきった。)

麻生:んんー、気持ちよかったぁ……それじゃ、行きましょっか。
(( ´・∀・`)の提案通りに荷物をロッカーに預けると、手を繋いで観光へと繰り出していく。)
(まだ桜の時期ではないが、少しずつ春の雰囲気を放ち始めている街へと……。)

(背伸びした拍子に強調される、華澄の抜群のプロポーション)
(それを見て、治まっていた鼓動がまた高鳴るが、ガイドブックを開いてそれを覆い隠して)

( ´・∀・`):あ、ああ、それじゃ、まずは…
(暖かく、春の陽気を感じさせる中、賑わいの中へ乗り出す)
(一番大切な人と共に…)


(それからはあっという間だった)
(繁華街を横断する大通りを進み、露店や観光客向けの土産屋、工芸品屋などを覗く)
(途中で名物の温泉饅頭やソフトクリームなどをつまんだり、記念写真を撮ったり)
(山の中にあるという、龍神様を祭った社は、明日以降に行くということで…)

(そして、瞬く間に時は過ぎ、夕日が街を照らす…)
( ´・∀・`):…ふう、初日から歩き回ったなあ…
それじゃ、そろそろホテルへ行きますか
(夕方になって人が増える中、はぐれないようそっと手を握り、華澄を導く)
(二人でお金を貯めて、ちょっとだけ奮発した地元の老舗のホテルへ向かう)

麻生:(大好きな男性(>>73)との幸せいっぱいの観光。)
(目に映るもの全て、その一瞬一瞬が二人の大切な思い出。)
(華澄は自分が以前とずいぶん変わったように思う。)
(今までは抑圧していた自然な笑顔が溢れるようになった。)
(そしてそれは他ならぬ( ´・∀・`)のおかげなのだ。)
82名無しくん、、、好きです。。。:2008/01/11(金) 20:11:00 ID:mT7HzVJx
麻生:うふふ……とっても楽しかった……。
( ´・∀・`)(>>73)君と一緒に旅行できてよかったな……。
(今日を振り返り、そして明日へと思いを馳せる華澄。)
(その瞳は手を握り合った愛しの男性を捕らえている。)
(本当に頼もしい……。)

麻生:ねぇ、本当によかったの?こんなに高級なホテルで……。
もしお小遣い大変だったら私が宿泊代払うけど……。
(何度も二人で相談したことだが、つい最近まで高校生だった( ´・∀・`)のことをさすがに気にかける。)

( ´・∀・`):僕も、華澄さんと旅行出来て良かった…今、すごく幸せですよ
でも、まだまだ、楽しい時間は続いていきますよ
(大好きな華澄の、心からの笑顔)
(それを見られただけでも、この旅行を計画した甲斐があったというものだ)

( ´・∀・`):大丈夫ですよ、この日の為にバイトして、資金を貯めてきたんですから。
それに…
(ちらと華澄を見て)
…華澄さんとの『卒業旅行』は、この一度だけだし。だからこそ、最高の旅行にしたいから
それに…
(男として見栄くらい張りたいからと、口の中で呟く)

(カウンターでチェックインをすませ、キーを受け取る)
(受付係の女性が『お幸せに』というような顔で微笑んでいるのが、すごく照れ臭かった)

(荷物を部屋に置いて、ホテル自慢の露天風呂へ)
(満天の夜空の中、伸び伸びと足を伸ばして温泉につかる)
(心行くまでリラックスして、浴衣姿で華澄と部屋に戻ると夕食)

( ´・∀・`):んむっ…美味い! いい味出してるなあ
(丁寧に作られた料理の数々に舌鼓を打つ)
83名無しくん、、、好きです。。。:2008/01/11(金) 20:15:38 ID:mT7HzVJx
麻生:( ´・∀・`)(>>73)君……。
(( ´・∀・`)の言葉に感動する華澄。)
(何事か続けようとして言葉を飲み込んだ( ´・∀・`)の心も少しわかったような気がした。)

麻生:いい温泉だったわ……。
肌もすべすべになったみたい……うふふ……。
(浴衣姿でほんのり赤くなった笑顔を向ける。)
(愛しい( ´・∀・`)と二人きりの部屋。)
(心の底からリラックスできている自分がいる。)

麻生:本当に美味しいわ……。
それに……あなたと一緒に食べられて幸せ……。

( ´・∀・`):(卒業祝いということで目をつぶってもらい、少しだけ注いだ酒で乾杯しつつ)

( ´・∀・`):そうですね、普段も綺麗だけど…って
(ついつられて華澄のうなじを見つめ、その白さや、普段とは違う姿にドキリとする)
(二人きりの部屋、普段とは違う彼女の姿―)
(それをごまかすようにぐいっとコップを傾け)
は、はは、ちょっとしか飲んでないのに、もう酔っ払っちゃったみたいだ
この酒、強いですね?!
(ごまかすように笑う)

(やがて食事も済み、布団を敷いてもらっている寝床の襖を開ける)

( ´・∀・`):……………………

(布団は一つ、枕は二つ)
(古典的、かつ王道的、お約束な光景があった)
( ´・∀・`):…は、はは。こ、れ、は…
(さびついたおもちゃみたいな動きで華澄に振り向く)
(風呂から帰ってきた際、宇田川さんが意味ありげに『ごゆっくり』と笑っていた、その意味が漸く分かった)
84名無しくん、、、好きです。。。:2008/01/11(金) 20:19:17 ID:mT7HzVJx
麻生:うふふ……そんなに強いお酒だったら許可しないわよ……。
どうしたの?そんなに慌てちゃって……。
(突然笑い出した( ´・∀・`)を怪訝な様子で見つめる。)
(無防備な姿を晒していながら、( ´・∀・`)が悶々としていることにまだ気づいていない。)

麻生:あ……。
(振り向いた( ´・∀・`)の肩越しに薄暗い寝床を覗き見る。)
(頓狂な声をあげ、みるみるうちに華澄の顔に朱が立ってくる。)
(どうしよう……。)
(動悸が強くなる中、思案に暮れる華澄。)
(しかし取るべき行動は一つに思えた。)
(そっと( ´・∀・`)の背中にもたれかかる。)

麻生:私……いいわよ……。
出発前に覚悟は決めてきたから……。

( ´・∀・`):や、は、は…そ、その…
(こればっかりは、自分でも予想だにしないサプライズだった)
(無論、『そういう事』を考えていなかったといえば嘘になるし、準備もしてきたが…)
(珍しく混乱する中、同じくらい紅潮していた華澄がもたれかかってきて、鼓動が爆発的に高まる)

( ´・∀・`):かっ、華澄さっ…!
(上ずった声をあげる…が、背中越しに感じる体温と鼓動)
(そして、華澄の言葉に、一気に熱が冷める)

( ´・∀・`):………
(背中から回されてきた手、柔らかく、暖かい手を握り締め)
…………僕、も
85名無しくん、、、好きです。。。:2008/01/11(金) 20:22:30 ID:mT7HzVJx
(熱が冷めたというのは、嘘だ)
(ただ単に、熱くなりすぎて、熱がわからなくなっているだけで)
                                      
(振り向いて、赤らんだ華澄の顔を真正面から見つめ)
( ´・∀・`):んっ……
(あの冬の日と同じように、心からの愛情を込めて、唇を重ねた)
                                        
麻生:んっ……ん……んんぅ……。
(重なった唇から( ´・∀・`)の愛情が伝わってくる。)
(それに応えるように( ´・∀・`)の体に自分の体をさらに密着させ、首を切なげに揺すっていく華澄。)
(濃厚なキスは続き、二人を包む空間は急速に熱気を孕んでいく。)
                                        
麻生:んっ……んんっ……んふぅ……。