>>717,
>>728,
>>731,
>>734 「わかっています。結果は…」
「えっ……いえ、それがですね……あそこ、なんですが……」
「…………………………!!!」
窓の外、病院の駐車場には聖應の生徒が109人立っていた。
紫苑さんが窓に姿を現すと、みんな笑顔で手を振り出した。
音は聞こえないけれど、きっと歓声が上がっている。
「そん……な…………そんなことって…………!」
「彼女たちはみんな、紫苑さんの応援を…と
集まってくれた子たちです」
「奏とまりやお姉さまと、それから生徒会の君枝お姉さまが
お力を貸してくださって、あちこちのスレで紫苑さまの応援に
行きたい方を募って回ったのですよ〜」
「わた……くし………嬉しい…です……私、本当に……
こんなに嬉しかったこと…今までにありませんでした………!」
「ご自分の人気…お判りになりましたか?」
「これで…これで判らないなんて云ったら……
それこそ罰が当たってしまいます……!」
「紫苑さん……手を振ってあげて下さい」