白河ことりファンクラブ15学期

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129D.C.I.F.作者 ◆zRMZeyPuLs
「フハハハ!!。久しぶりだな、華麗なる天使達よ!!」
声がすると思ったら、杉並が灯台の上から飛び降りてしまった。
「す、杉並ーー!!」
眞子達だけでなく、周囲の人も驚愕している。
「ふ、俺が何の計算もなしにやるわけないだろ」
パラシュートを開き、速度を緩めながら着地する。
「し、心臓に悪いでしょ!!」
「ジョークだよ、ジョーク・・・ぐべぁ!!」
4年ぶりで油断したのか、"灼熱眞子フィンガー"の直撃を受けてしまう。
「俺も鈍ったが・・・水越、お前の破壊力も落ちたな。」
「何のことだか・・・。みんな集まった?。」
今日はある人物が初音島に帰ってくる。あの時の少女達は笑って迎えるべく、結束された絆をもつメンバーが4年の月日を経て集まった。
「今日帰ってくるんだよね・・・」
「朝倉様はどんな風になってるんでしょう?」
「あんまし変わってないんじゃない?」
そう、純一は夢の為に大学へ行ったのだった。しばらくすると、船着場に船が来た。乗っていた人が次々と降りてくる。だが、純一の姿はない。
「朝倉先輩・・・乗ってませんでしたね。」
「おかしいな・・・」
「水越・・・船は確かもう一本前にあったよな?」
「うん・・・あ!!」
「そういう事だ・・・。一人来てない理由も納得する・・・」