1 :
名無しくん、、、好きです。。。:
四月二日の朝から・・・
春休み中からかよ…。
俺はこの春、たくさんの友達を作ろうと思う。
そう、今まで友達なんか一人もいなかったんだから・・・
俺「けどもう30だし、このギャルゲやってからでいいや」
〜〜〜 糸冬 了 〜〜〜
4 :
名無しくん、、、好きです。。。:2006/06/17(土) 15:30:26 ID:xqWwOfAW
それから七年の月日が流れ、再び俺はこの町に帰ってきた・・・
37歳かよwwww
というのは置いといて、乗ってやるか。
>>4 「変わってないな…」
いや、変わってるか。駅近くにあった空き地…。
今はコンビニが建っている。
「行くか…」
>>5 「てろりろりら〜ん♪てろりらり〜ん♪」
「いらっしゃいま...あ...。」
「?」
7 :
名無しくん、、、好きです。。。:2006/06/17(土) 16:49:34 ID:xqWwOfAW
「動くな・・・すぐに金を用意するんだ・・・!!」
8 :
名無しくん、、、好きです。。。:2006/06/17(土) 16:55:30 ID:fF3a+nFK
タダで利用できていま一番会えるサイト
http://550909.com/?f2025156 このサイトの特徴は援助希望の子が多いけど、逆にそれ狙いならこんなお手軽なサイトはないって感じかな。
ごくたまに普通の子もたまに釣れます。(見極めができれば言うことないんだけど大体直アドをくれない子は冷やかしって感じかな)
9 :
名無しくん、、、好きです。。。:2006/06/17(土) 16:59:23 ID:xqWwOfAW
「何を言っているんだ・・・? さっさと金を用意しろ!!」
俺は彼女の態度に多少怒りを感じ始めた。
>>1はギャルゲーの話創る気ないだろ…。
この流れなら一行ネタリレーとかだったらまだいいかもな。
11 :
名無しくん、、、好きです。。。:2006/06/17(土) 20:06:35 ID:IiT13vm3
しかし、彼女の顔には見覚えがあった。
「もしかしてお前は……」
3Chでやってる「お母さんといっしょ」で
隅の方で寂しく踊ってたあの子か!!
13 :
名無しくん、、、好きです。。。:2006/06/17(土) 20:52:00 ID:xqWwOfAW
そう・・・あの子だ・・・。いつも隅っこでカメラをまったく気にせず踊っているあの子だ・・・。
俺は手に持っていたナイフを静かに下ろした。
「NO!NO!ワタシニホンダイスキネ!フジヤマ!ゲイシャ!ニホンジンサイコー!ネ?ネ?ダカライノチダケハhelp me!」
15 :
名無しくん、、、好きです。。。:2006/06/17(土) 20:57:28 ID:xqWwOfAW
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
俺は再びナイフを構えた。
ギャルゲ創作スレこれで3つ目。
と、(女が)詠んだので、(男は)ナイフを(自分の)腹につきつけて詠んだ
『太刀を朱に
矢を朱に染めし
武士の
我雪盲に
唯足るを知る』
(男は)「ぎゃあ」と叫んで(自分の腹を)かっさばいた。
18 :
名無しくん、、、好きです。。。:2006/06/18(日) 00:12:45 ID:2iqPxjCy
「おぉ、死んでしまうとは情けない。もう一度チャンスをやろう」
と男の所持金を半分にした王様が言った。
19 :
名無しくん、、、好きです。。。:2006/06/18(日) 07:45:28 ID:vWjC08YY
ジリリリ!
「・・・・・・うーん・・」
けたたましい音に部屋中が包まれ、太陽の日差しがキラキラと差し込んでいた。
「今日はいい天気だな・・・てことで・・・。」
俺は再び布団をすっぽりと頭から被った。
その時・・・
ドタドタ!
勢いよく階段を昇る音が近づいてきた。
そしてこれまた勢いよく扉を開けて現れたのは・・・
母だった!!!
「さっさと起きんか!このダボ」
22 :
名無しくん、、、好きです。。。:2006/06/18(日) 11:25:06 ID:2iqPxjCy
慌てて起きようとしたが、時すでに遅し…。
母のフライングニーが飛んできた。
※実はシャイニングウィザードだったのは秘密
24 :
名無しくん、、、好きです。。。:2006/06/18(日) 11:58:42 ID:XNIACk6W
そして主人公はまたもや死亡……
その後、彼らの姿を見たものはいない…。
と思いきや「奇跡」により復活
セクロスするまでは
氏 ね ない!!
28 :
名無しくん、、、好きです。。。:2006/06/18(日) 12:50:28 ID:ESHfUKQ0
第2部 宇宙編
スペースランナウェイ!
30 :
名無しくん、、、好きです。。。:2006/06/18(日) 14:08:39 ID:vWjC08YY
「オリジナルゾハルとはいったい・・・」
オリジナルゾハルとやらの正体をつきとめれば、俺にもフラグが立つとばっちゃは言っていた。
しかし、俺にはオリジナルゾハルとはなんなのか、皆目見当もつかない。
酒場で情報を聞き、俺はこの二重太陽系ペンタゴナワールドへとやってきたのである。
32 :
名無しくん、、、好きです。。。:2006/06/18(日) 19:08:59 ID:vWjC08YY
「はぁ・・・また今日も宇宙でスクラップ拾いかよ・・・」
俺は酒場で特製のブランデーを喉に流し込みながら、疲れた体を癒していた。
その時・・・
???「あれ? ジョンじゃない!! 久しぶり!!」
後ろから急に声がして背筋がびくっと震えた。
そして振り向き様俺は一言つぶやいた。
「ぎゃるげの主人公でジョンて・・・」
33 :
名無しくん、、、好きです。。。:2006/06/18(日) 19:11:55 ID:2iqPxjCy
俺「冒険だな!!」
???「何言ってんのよ。従順そうな名前じゃない」
ジョン「俺は犬か…」
???「似たようなもんよ。まだジャンクショップまがいなことしてるの?」
ジョン「あぁ」
???「調子は?」
ジョン「ぼちぼちだな…」
???「てことはダメね。あなたって見栄張るところあるから」
ジョン「おいおい、何だよそれは…」
???「事実よ」
この親しそうに話し掛けてくるコイツは…
アイシャ、彼女は幼馴染みだ。
とは名ばかりで、実は友達の母親の妹の旦那の姉の父親なんだ。
って、おっさんかよ
38 :
名無しくん、、、好きです。。。:2006/06/19(月) 12:51:20 ID:RDRV6aXP
>>36計算すると歳が20以上上…? 日本の法律なら最低でも30歳程度w
アイシャはあっちのケがあり、彼というと怒るため彼女と呼ぶことにしている。
19歳で名を変え、しゃべり方も徹底しているとのことだ。
だが…
39 :
名無しくん、、、好きです。。。:2006/06/19(月) 12:54:19 ID:RDRV6aXP
>>36計算すると歳が20以上上…? 日本の法律なら最低でも30歳程度w
アイシャはあっちのケがあり、彼というと怒るため彼女と呼ぶことにしている。
19歳で名を変え、しゃべり方も徹底しているとのことだ。
だが…
他の2つみたいにくいつきにくい話にしないでくれ
と言ったのは大手ゲームメーカー勤務のクリス。彼は…
42 :
名無しくん、、、好きです。。。:2006/06/19(月) 20:00:50 ID:RDRV6aXP
(となると、話の方向性も定まらないネタリレーか?
はたまたシリアスも深い設定もない半分以上がギャグで一つ一つの話が薄いやつか?)
と悩んでいた。
第2部 完
次回より外伝が始まります。
おたのしみに!
ヒロイン「次も見ないとぉ…
ポアしちゃうよ!」
プレイヤー「ポアってなんだーー!?」
主人公「麻原ァー!
というかググレー!」
第3部 19世紀ロンドン編
PCをネットに繋いでおらず、ググレない俺は真相を確かめるため、ここに来た。
そう、ここは…
ジャック・ザ・リパー!正体不明の切り裂き魔がロンドンの夜に恐怖を与えていた。
放っておいたらヒロイン(募集中)に危険が及ぶかもしれない………!!
そう思った主人公は
まずはIDでHP4になっている
>>52を気遣った。
主人公「ここはホイミを使うか…ケアルを使うか…迷うとこだな…」
しかしMPが足りなかった
残りHP4でMPないので
エンカウントに恐怖した。
生殺しだぜ。殺すなら殺せ!うははは。
57 :
名無しくん、、、好きです。。。:2006/06/21(水) 13:43:34 ID:xEWyxcH1
そこで最大HPも4であることに気付く。
逃げる!×8回だ!
これで会心連発でウハウハだぜ
59 :
名無しくん、、、好きです。。。:2006/06/21(水) 15:12:39 ID:0F/kvFjN
野性の爆裂山が現われた
ジャック・ザ・リパーと爆裂山がエンカウントした。
MP不要イオナズン!
線香花火ほどの火花が散り、それを合図にジャックが襲いかかった。
主人公と
>>52がいつのまにか同化している気がする夕暮れ時の戦いが始まった。
「いくぜ!相棒!」
『気をつけて!もう一人のぼく!』
実は主人公にはもう1つの人格『
>>52』があったのだ!
「俺のターン!ドロー!」
シュバッ
「俺の引いたカードは…
波動kanon
それは雪降る街を舞台に、50人の少女との再会からはじまる小さな奇跡の物語
を攻略して落とした人数×1000ポイント
>>52にダメージ
ですか?」
69 :
名無しくん、、、好きです。。。:2006/06/21(水) 21:59:57 ID:xEWyxcH1
誰も落とせなかった…。
>>52はノーダメージ。
―その頃
ジャック・ザ・リパーと爆烈山の対決に決着がついた。
最後に立っていたのは…
( ^ω^)<正真正銘の私、です。
第3部 完
72 :
名無しくん、、、好きです。。。:2006/06/22(木) 00:41:55 ID:6mv2KQe0
第四部 【水夏風の夏の町で繰り広げられる夏の恋愛っつーか・・・まあなんか恋愛編】
スタート!!
主人公「うーむ…いくら37年間まったくフラグが立たなかったからって1〜3部の俺の扱いはないだろ…もっと…例えば毎朝起こしに来てくれる幼馴染みとか毎朝起こしに来てくれる義理の妹とか毎朝起こしに来てくれる…」
と、その折、階段を駆け上がってくる足音が聞こえてきた。
主人公「き…キタ---((゚∀゚))---((゚∀゚))---((゚∀゚))---((゚∀゚))---((゚∀゚))---!!」
「…あいつが来る!!」
俺は朝からそんな予感がしていた。
そう、 タ オ パ イ パ イ が!!!
そんなわけもなく、ドアを開けて現れたのは…
うちのおばあちゃんだった。
当然、明治生まれのコンピューターの
萌えっ娘コンピューターのログを
第4部 完
第五部【果てしなき大地、輪廻の刻】
丈一「パワージェネレータ出力低下。ニュートラルエンゲージも断線!?駄目だ操縦桿が全然効かねえ」
バレン『…ジョウ!おい!無事か!?』
丈一「バレンか!?悪ィ、流れ弾に当たっちまった」
バレン『脱出しろ!回収してやる』
丈一「駄目だ、脱出装置が動かねえ」
バレン『手動があるだろ!』
丈一「ハッチが潰れてる、風圧で開きそうにねえや」
バレン『何だと!?』
丈一「……今まで世話になったなバレン。あんた良い人だったよ」
バレン『おいコラ!ジョウ諦めんな!』
丈一「海面まで後30秒くらいか?サリーによろしく言っておいてくれ」
バレン『ジョウ!!』
丈一『うわあ!…………ガリガリ………』
バレン「ジョウ!?」
ドドーーン!
―――――数時間後
丈一「…………………うう」
俺が目を開けるとそこは見知らぬ砂浜だった。
聞こえるのは押しては返す波の音だけだった。
丈一「……ここは?」
……うう、何だ?どこだここは……。何で俺はこんなところで寝ている?
そうだ!昨日の晩はバレンと飲み過ぎて、サリーの奴に部屋を追ん出されたんだっけ?
いかん、駄目だ記憶が定まらない。………眠い。
ざっざっざっ……
どこからか足音が聞こえる。
丈一「……うう」
???「あ、あの、もし?もし?」
丈一「だ、誰だ?」
ひどく怯えた声。
???「あのう……大丈夫ですか?」
丈一「ぐ……」
見上げると、そこに見知らぬ少女が立っていた。
丈一「サ、サリー?………………」
俺の意識はそのまま、だんだん遠ざかっていった……。
(この演劇禿げしくツマランな…)
俺は冷めた目をしながら嘆息した。
だったらおまいさんが書きなよ
87 :
>>86にワロタ:2006/06/23(金) 18:57:27 ID:z2bTLSaE BE:158512526-#
と背後から声が聞こえた
振り向くとそこには――
お婆ちゃんがいた!
婆ちゃんの身体は何故か宙に浮いている。よく見ると半透明だ。足もない。
主「婆ちゃん……
俺、強くなるよ!
だから…婆ちゃん……
く、首絞め゛るのやめ…てくれな…い゛…かはっ」
丈一の運命やいかに…。
【第6部スターリングラードの風】
俺は今、オハマビーチに立っている。
少し前までここは戦場だった。
『ノルマンディ上陸作戦』
それが俺や(´・ω・)人(・ω・`)に与えらた指令。
血と火薬の臭いが風にのって俺の嗅覚を刺激する。
ふと、一人の女性が頭の中でフラッシュバックした。
故郷に残してきたアイツが……
福島瑞穂キター(AAry
丈一「う、うおわぁぁぁぁぉぉぉぉぉぉぉ?!!!」
仲間A「どうした?」
丈一「ハァッハァッ…いや、何でもない」
(今のは一体…何故…)
丈一は心に大きなダメージをうけた
(何故あいつの顔が思い出せないッ?!それどころか…う、うわぁぁぁぁ……)
丈一は混乱している
(あ、あいつの顔、あいつの顔は…)
仲間B「オイオイドーシタンダジョー。ハニーノカオデモオモイダシテタノカイ?ツンデレデスカー」
丈一「そんなんじゃないよ…」
仲間C「たっ大変だァっ!!!」
丈・A「どうしたッ?!!」
B「テンネンデスカー」
仲間C「仲間Yが撃たれたぁ!」
丈一「く…そうか…あいつは最後に何て言ってた…?」
仲間C「急に弾丸がきたので……って…」
「──────。」
「──────。」
「──────。」
皆「…………そうか」
丈一「カッとなってやった。今では反省している」
仲間たち「何!? お前がやったのか!?」
仲間C「くっ、丈一…お前がYを!!」
Cが丈一へ殴りかかる。
???「そこまでにしておけ!」
何者かの怒声が飛ぶ。
C「じ…G提督!し…しかし…」
G「我々は…負けたのだ…」
Gの低い声が辺りに響く。
丈一「…………た」
C「え…?」
丈一「力がないのが悔しかった…。俺はこの生タマゴで全てをなぎ払う!!」
丈一はGに向かって思いきり振りかぶった。
G「君が生タマゴをぶつけるというのなら、ぼくは!!」
丈一「アンタって人はぁぁぁぁっ!」
敦「カルガモ・・・うまかったです」
仲間C「山に帰れぇ!!」
仲間A「誰に話しかけてるんだ?」
C「ういや、何でもない…で、この勝負どうみる?」
A「二人の戦闘力に大した違いは無い。だが…」
C「だが…?」
A「提督はどんなヒロインをもモノにすることができる。いかに攻略が難しい相手だろうと適切な選択肢を選び
必ずトゥルーエンドにたどり着く。一方ジョーは天然ボケ・ドジっ娘タイプには類稀なる攻略センスを発揮する
んだが…それ以外の性質を持つヒロインに対する適性がまるで無い。バッドエンドなど日常茶飯事。よくて孤独エンド…」
C「それって…それって絶望的じゃんかよォ!!!??」
A(…そうとも言いきれないがな)
丈一「うおぉぉおぉ!」
丈一は生タマゴを投げた。
パシィッ!
丈一「な…何!? タマゴを割らずにキャッチしただと!?」
提督はキャッチしたタマゴを緩やかに投げ返す。
ポスッ、と丈一の手に収まる。
丈一「ヒビ一つ入っていない!? バカなっ!!」
長い台詞だなぁ…と、やすしは思った。
やすこ「長くても短くてもいいじゃない人間だもの」
傷ついたやすおを後ろからそっと抱きしめるやすこ。自然に二人の唇は重なり合うのであった。
《予告》
1年前、やすこの家に借金の取り立てに行った時…
それが全ての始まりだった……
最終回 「立たぬか、立つか」
全米に、涙の雨が降る………
B「ハァハァ」
A「おい、B! 何見てんだよ? ハァハァ言ってると気色悪いぞ…」
105 :
名無しくん、、、好きです。。。:2006/06/27(火) 16:08:58 ID:IQdTKFBM
さよなら僕のサンドロック
阿トウッ快「なんだかなぁ〜」
宇宙人「主人公の周りにまるで女っ気がない!!何故だ!!」
お婆ちゃん「それは君がボウヤだからさ」
第6部 完
109 :
名無しくん、、、好きです。。。:2006/06/29(木) 11:20:01 ID:oJ3GzpGn
『第七部、あれ? もうぎゃるげー関係ないよね?』
今日も秋葉原は平和だ
たかし(仮名)はそんな事を思いながら三万を持って、ある店に入る
マドモワゼル モニカ「いらっしゃーい。
ここはメイドの村でーす
可愛いメイドさんがたくさんいまーす
ただしー、このお店ではー、1歩歩く毎にー、
1万円頂きますから注意してくださいねー?
えー?高いー?そーですかー、軍人崩れのジョンさーん。出番でーすよー」
ジョン「呼んだか?」
ゴツイ岩のような大男が現れた。
「ジョン…お前まさかジョセフィーヌか!?
わかるかい?お兄ちゃんだよ。
ジョン「あ〜らたかしちゃんじゃな〜い。いらっしゃ〜い」
ジョンは躰をくねらせながらぼくに挨拶した。
どうも、と短く返し、どうも新人らしい、名札にマドモワゼル モニカと書かれたその女性を見た。
薄くのったファンデーションと整えられた眉。化粧の腕はなかなかのものらしい。
特に目を惹かれたのがルージュの口紅で彩られた、ぷるんと潤う唇。
次に体躯に目をやる。
細くしなやかな腰つき。
顔をうずめたくなるような張りのあるバスト。
生白くあでやかな脚が店の制服の短いスカートから伸びている。
「な…なんですか?」
彼女はぼくの視線に気づくと訝るようにそう言った。
「…いや、別に」
ぼくはジョンに視線を送った。
ジョンはニヤリと笑う。
ぼくは表に出さず、内心でニヤリといやらしい笑みを浮かべた。
114 :
連投スマソ:2006/06/29(木) 14:54:36 ID:6MB8y+wJ
たかし「ところでモニカさん。お昼はどうされるんですか?」
ぼくは自分の腕にしたカルティエを呈して言った。
この店はだいたい12時頃に昼休みとなり、従業員はその時間内なら自由に食事ができる。無論外出も可能だ。
「えと…ここで簡単なものを頼むつもりですけど…」
睨んだ通り、弁当は持ってきていないようだ。
「だったらご一緒しませんか?もちろんぼくのオゴリで。パスタのおいしい店を知ってるんですよ」
「えぇっと…」
彼女は少し考えるような仕草をし、ジョンに意見を求めた。
ジョン「行ってきなさいよ。たかしちゃんはいい子よ?」
ジョンの言葉が決め手となり、彼女はぼくの提案を呑んだ。
たかし「じゃあ行ってきますね」
ジョン「は〜い、気をつけてね〜ん」
ぼくは先に立って歩き始めた。
ジョンとすれ違う刹那、ぼくはすばやくジョンが手にしていたモノを抜き取った。
もちろんこれはジョンも了承済みの行為だ。「恩に着るよ…」
「え?なんですか?」
ぼくは振り返って満面の笑みを浮かべた。
「なんでもありませんよ?さ、行きましょう」
「はい」
彼女は笑顔で返事をした。
彼女はもうぼくの巣に絡め捕られた蝶だ。
115 :
最後:2006/06/29(木) 15:20:09 ID:6MB8y+wJ
たかし「そのリング素敵ですね。クロムハーツですか?」
ぼくは彼女のしている指輪を指した。
「はいっ。私クロムハーツ大好きなんですよ。かわいいですよねー」
彼女はいきいきとした目をぼくに向ける。
たかし「作り手の魂みたいなものを感じますよね。ちょっとくさい言い方ですけど」
モニカ「そんな事ないですよ。私も同感だなぁ」
たかし「共感してくれる人に会えて嬉しいですよ、みつきさん」
モニカ「え?ど…どうして私の名前を?」
たかし「正解でしたか?ぼく勘がいいんですよ、すごく」
みつき「へぇー、すごいですねぇ」
彼女は目をキラキラさせている。ぼくが名前を言い当てたことによほど感心しているのだろう。
ぼくはジョンから受け取った紙をチラリと盗み見た。
みつき 18歳 ○○高校卒 現在△△専門学校生 美容師志望
住所Bメゾン212号室 電話番号090―□□□□―××××
たかし「もうちょっとそこですから」
みつき「はーい」
ぼくは笑いを必死で堪えていた。
込み上げてくる淫靡な笑いを──。
ジョン「このスレで連投するほど書く人がいるなんて!」
むしろネタリレーになりつつあったこのスレを思い、叫んだ。
??「お婆ちゃん?」
誰かに呼び止められ振り向くとそこに見知らぬ女の子が立っていた。
みつき「…げっ!?」
たかし「ん?君は?」
??「お婆ちゃん?……また私になりすましてるの?」
たかし「みつきさん、お知り合いですか?」
みつき「……………………」
??「やっぱり………。みつきは私!そっちは今年98歳になる私んちの葉月お婆ちゃんです!」
たかし「うそー!」
葉月「くっくっくっ、バレちゃあしょうがねえ!」
たかし「うおお!?」
葉月モニカさんはどうみてもそうは見えなかった。
118 :
俺も:2006/07/01(土) 09:33:11 ID:/vQ9f95Q
みつき「実は祖母は…その…えっと…」
S級の美少女がふくよかな胸の前で両手をモジモジさせている。何とも萌える光景だ…
…じゃなくて、ここは言いたい事を察してあげるのが男というものだろう。
たかし「わかっていますよ、みつきさん」
みつき「えっ?」
キョトンとした顔もまた萌える。
たかし「あなたのおばあさんは吸血鬼なんですね!?」
みつき「ええっ!?」
よし、ドンピシャリだっ!!
たかし「これくらいの推理なんてわけないですよ…でも安心してください…自分も伊達に秋葉原に通いつめてるわけじゃありませんから、このぐらいの事で驚いたりしませんよ!!」
みつき「あ…と、その…」
祖母が吸血鬼なんだ。きっと彼女はそのことが原因で
周りの人々に虐げられてきたに違いない…
そんな人ばかりじゃないんだって、ぼくが安心させてあげないと。
たかし「おばあさんが吸血鬼…いろいろ辛いことがあったと思います…でもぼくはそんなこと気にしたりしない。ぼくはあなたの味方ですよ、みつきさん」
みつき「だ…だから…」
??まだ何かあるのかな…あぁ、そうか。
たかし「大丈夫です。そう簡単に血なんて吸わせませんから。ぼくの血を吸いたかったら、せめてネコミミつけてお兄様と呼べって話ですよ!!だーはっはっはっ!!!」
みつき「だから違うんですってばぁ!!」
メキャ
たかし「あふっ!?」
あばらが三本持っていかれた。彼女のボディーブローがぼくに突き刺さったのだ。
足・腰・肩が綺麗に連動していなければこの威力にはならないだろう。
たかし「ぐ…げえ……オェェ…」
みつき「だっ大丈夫ですか!?しっかりしてください!!」
自分でKOした男を抱きかかえて気遣うみつきさん。
たかし「い…いい人だなぁ……」
葉月「なんでだよ」
みつき「あぁ! またやっちゃった!?」
葉月「みたいだねぇ…」
ま…また??
葉月「まったく、いつになったら加減できるようになるのか…。なぁ、チャンピオン?」
みつき「チャンピオンって言わないでよぉ。あれはたまたま…」
葉月「たまたまねぇ…」
どうでもいいんですけど、救急車呼んでもらえませんかね…。
意図が通じたのか葉月さんが反応する。
葉月「おっと、こいつはどうしようかね…。一応、海にでも沈めとくかい?」
沈めるのかよ!?
みつき「う〜ん、そうだね…」
あんたも悩むなよ!!
あ、やば。意識が…遠く……。
(暗転)
ふと目覚めた。
ここはどこだろう。
周りを見渡すと、生活感の漂うどこかの一室。
そこのベッドにぼくは寝かされていた。
上体を起こすと同時に全身に痛みが走った。
???「まだ起きない方がいいですよ」
誰かに声をかけられた。見るとみつきさんだった。
たかし「みつきさん、ここはどこです?」
すると彼女はクスリと笑った。
???「私、みつきじゃないですよ?」
そうは言ったがその顔はどう見てもみつきさんだ。
さつき「申し遅れました。私、みつきの双子の妹のさつきです」
そう言って彼女は愛嬌たっぷりに微笑んだ。
たかし「双子…ですか?」
さつき「ええ、一卵性双生児なんです」
たかし「そうだったんですか。間違ってしまって申し訳ありません」
さつき「いえ、よく間違われるから慣れてるんですよ」
彼女は苦笑しながら言った。
さつき「あ、ちなみに貴方は撓骨、尺骨、大腿骨、肋骨3本が折れてまして、左腓腹筋断裂、その他全身に打撲、擦り傷、切傷があるんです。だからしばらく安静にしていて下さいね?」
たかし「よく生きてますね、ぼく」
確か殴られたのは腹だけのハズだが?
さつき「きっとすごく運がいいんですよ」
どちらかと言えば運がない気がするが…。
さつき「ところでお腹すきませんか?私お粥を作ったんですよ」
たかし「ほほぅ」
A.普通にお願いする
B.体が痛むのでアーンして食べさせてもらう
C.もちろん口移しでしょでしょ?
C.もちろん口移しでしょでしょ?
たかし「あのう食べさせてもらえないでしょうか?口移しで」
さつき「いやです」
即答だった。
たかし「そこをなんとか」
さつき「いやです、却下です、断固拒否します」
たかし「残念だよ」
こうしてたかしの療養生活は続いていくのだった。
第7部 完
第8部はとばして
第9部
シュウジ「今日から俺も社会人だ、頑張ろう!」
意気込んで会社の入り口へと向かう。
するとシュウジとは逆の方から急いで走ってくる女性が…!?
シュウジ「うわっ、あぶないっ!」
125 :
名無しくん、、、好きです。。。:2006/07/05(水) 09:30:41 ID:GsN5/0TZ
???「クソが!どけやボンクラ!のらくら歩いてんじゃねえ!」
シュウジ「ぐわ!?」
後ろから来た女性にはじき飛ばされた。
第9部 ミサイル発射
某国が発射したミサイルについて各国で議論が交わされた。
第9部完
↓次回予告
ν速やVIPじゃないんだからそろそろ本気で行こうか?
第2章
【君への想い、永久(とこしえ)に…】
―11月20日(水)
ジリリリリリリリ!!
カチッ。
「朝か…」
上半身だけを起こし、背伸びをする。
「ふぁ〜あ、だり…。用意するか」
俺は現在、高校2年。華も羨む17歳だ。え? 名前? 名前は…K.Sだ。
変な名前だと思っただろう? そりゃそうだ。ただのイニシャルだからな。
本当の名前は…
129 :
そうだな…:2006/07/09(日) 22:32:19 ID:WSL6NiZE
折しも出し抜けにドアが乱暴に開けられた。
「ノックしろって何回言えば分かるかなァ、お前?」
そいつは悪びれる様子は欠片も見せず、口元に笑みを浮かべてこちらを見ている。
「あたしが来る前に起きてるなんて珍しい。今日は台風かな?」
彼女はいたずらっぽい笑みを浮かべる。
「そうだな…ガッコが休みになるくらいのデカイ台風が来るといいな」
「お兄はバカだね。今は11月なんだよ?台風がくるワケないでしょ?」
そしてニヤリと笑う。
俺は特にツッコミを入れなかった。
こいつは昔っから、一緒に風呂に入っていた頃からこうなのだ。
兄への尊敬の念など持ちあわせていない。
130 :
奇抜に…:2006/07/11(火) 11:49:54 ID:ozeNM0Fi
「おまえ、もう『あたし』はやめろと言っただろ」
そう、こいつ、悠は弟なのだ。
悠「あ、ごめんよ、お兄」
悠はうちの親父が『二人目は女がよかった』とかいう理由で小学校まで女として育てられてきた。
さらに、俺も小学校低学年まで悠が男だと知らされていなかった。我が父親ながら、なんて親だ…。
それで、気を抜いてる朝なんかではときどき『あたし』と言ってしまうらしい。
女の子の声「悠ち〜ん、おはよ〜♪」
悠「あ、さつきが来たみたい。
じゃ、お兄。急がないと遅刻しちゃうよ♪」
さつきちゃんは悠と付き合ってる女の子。
悠はすごい美男子だからもてるんだよなあ。
まったく、羨ましいぜ。...
さて、俺もそろそろ支度しないと。
「ふぁ〜あっと。ようやく昼か。さて飯食うか〜。」
→ロッカーを開ける
「...ん?なんだこれ?」
つ『手紙』
もしかして、これ、ラブレター!!?
いや、まっさか〜。
ビリッ、ガサガサ、...ドキドキ。
話したいことがあるのですが。
昼休み、校舎裏で待っています。
瀬野 彩夏
「ええ〜〜〜〜〜!!?」
やべっ、思わず声上げちまった。
...。瀬野彩夏は、俺が片思いしている女の子だ。
入学初日、彼女の自己紹介を聞いたときから
それはずっと続いている。
けれど、いまだ1度もちゃんと話したことはない。
なのに、どうして...?
「とりあえず、行ってみるか。校舎裏。」
→校舎裏
瀬野「あ...K・S君。
ごめんね?急に呼び出しちゃったりして。」
KS「いや...まあ、少しビックリしたかな。ははは。」
瀬野さんはすごく活発で明るそうな女の子だ。
きれいな栗色のストレートショートヘアと
印象的な瞳。
けれど、実際は物腰がとても柔らかく、
他人に対してとてもやさしい。
そして俺はそのギャップに惹かれている。
...けど瀬野さん、なんだかいつもと雰囲気が違う。
なんかとても所在無い感じ。
まさか、ほんとに告白?ドキドキ...。
瀬野「...」
KS「...。瀬野さん、それで、話したいことって何?」
瀬野「...好きなの。」
KS「へっ!!?ええ〜〜〜!?」
(マジっすか〜〜〜〜〜!!!)
瀬野「...あなたの、弟さんが。」
KS「...へ...え?」
瀬野「悠君が、好きなの。」
KS「まじ...すか。」
「(でも、悠には彼女がいるんだよ?)」
「(それに悠って実はとんでもない変態なんだよ?)」
「(瀬野さんは悠のどこがいいの?...やっぱ、顔?)」
「(...てゆうか、俺の気持ちはどうなんの?)」
...ッ、やべえ。笑え、俺。
歪んだ顔を彼女に見せるわけにはいかない。
KS「...それで、瀬野さんは俺にどうして欲しいの?」
瀬野「協力、して欲しいの。...駄目、かな?」
<serect>
・もちろん協力するよ。
・そ、それは..
・無理だよ。だって俺の気持ちは...!
KS「(無理だよ。だって俺の気持ちは...!) 」
KS「...。」
瀬野「...?」
いや。分かってる。
俺の気持ちなんて彼女にはなんの関係もないじゃないか。
だって俺は彼女にとっての何者でもないんだから。
...瀬野さんが俺を頼ってくれてる。
俺がすべきことは...。
KS「...うん。分かったよ。
僕に何ができるかわかんないけど。」
瀬野「ホントに?よかったぁ!」
...やっぱり彼女の笑顔、最高だな...。
瀬野「カキカキ...」
「はいっ!」
つ『紙切れ』
KS「なにこれ?」
瀬野「私のアドレス。」
KS「そっか。そうだね。わかった。
できるだけのことをしてみるよ。
それで何かあったら連絡するよ。」
瀬野「K君。ありがとう。
頼りにしてる。本当にありがとう。
...じゃあ私、行くわね。」
KS「...はは。彼女のアドレス、
こんな形で手に入れるなんてな...。」
こうして俺の不毛な三角関係が始まった。
...秋風が、冷たいや。
【君への想い、永久(とこしえ)に…】
11月20日(水)
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【君への想い、永久(とこしえ)に…】11月24日(日)
ジリリリリリリリ!!
カチッ。
「朝か…」
「...悠、準備できてるかな。」
今日は、瀬野さんと遊園地に行くことになっている。
水曜の夜、彼女から誘いの電話。
信じられない展開だ!...。でも
彼女の相手は、俺じゃない。
瀬野さんが友達を1人連れてくるらしい。
どんなコだろう。...どうでもいいや。
悠は別に渋らなかった。それどころか
久しぶりに俺と一緒に遊びに行けるのが
嬉しい、だなんて言うし。まあ、いつもの冗談だろう。
あいつの無邪気そうな様子を見てたら
無性に殴りたくなってしまった。
でも、それは間違いだ。あいつに非はない。
久しぶりに悠と一緒に朝食を食べ、
遊園地に向かった。
→遊園地
瀬野「あ、来た来た!」
K「ごめん、少し遅れちゃった。」
瀬野「ん〜ん。私達も今きたところだから。
...こんにちは、悠君。」
悠「こんちは〜!」
...はあ。ところで、俺はまだ
瀬野さんの気持ちを悠に伝えてはいない。
その踏ん切りはまだつかない。
瀬野「あ、それで、このコは私の友達で...」
瀬野「尾江深冬(オノエ ミフユ)ちゃん。」
尾江「尾江です...。」
(ん?彼女の視線がどうみても俺に向いている。)
尾江「今日はよろしく、K君。」
悠「?」
(あ...そっか。尾江さんは瀬野さんが悠狙いなの
もう知ってるんだな。じゃあ今日の俺の相手は
完全に尾江さんだけってことか...。)
K「よろしく、尾江さん。」
悠「よろしく〜。」
K「じゃあそろそろ、行きますか。」
こうして俺と尾江さん、悠と瀬野さんに分かれて
入場した。
→ベンチ
K「...ふうっ!さすがに絶叫系乗りっぱなしは疲れるな。」
悠「あ、じゃああた..僕飲み物買ってくるよ。」
瀬野「あ、あたしも行くわ。」
...。今日は空が高いなあ。風が気持ちいいや。
...尾江深冬か。
きれいな黒髪が決して重い印象でなく
むしろ涼やかに風になびいている。
透きとおるような肌。やさしそうな口元。
...でも、ちょっとキツそうな、意思の強そうな瞳。
...なんだか不思議な感じのするコだなあ。
尾江「ねえ?」
K「!な、何?」
(あー、びっくりした...)
尾江「K君、あなたは...
尾江「あなたは、なぜ名前を伏せてるの?」
えぇ〜〜!? いきなりなんて質問を…。
こっちの住人がそんなこと言っていいのか!?
K「さ、さぁ、仕様だから…じゃないか?」
少し引きつった顔で答える。
尾江「そう…。じゃあ、改めてK君、あなたは…」
尾江「あなたは、ぶっちゃけ彩夏のことがすきなんでしょ?」
K「え...えええ〜〜!?」
尾江「...なに驚いてんのよ。
あなた、今日ずっと彩夏のうしろ姿
目で追ってるんだもの。バレバレよ。」
(...マジか〜。...どうしよう。)
〈select〉
・実は、そうなんだ...。
・そんなわけないジャマイカ!
・そんなことよりキミのことが知りたいな
K「そ、そんなことよりキミのことが知りたいな 」
尾江「...くすっ。」
(...なんだ?意味深な感じ。)
尾江「いいわ。なんでも訊いてみて。ただ...」
尾江「すごく不毛なことよ、それは。あなたにとって。」
K「???」
悠「お兄い、買ってきたお〜。」
K「あ、帰ってきた。」
こうして尾江さんの質問はうやむやになった。
それからの時間、遊園地を出て2人と別れるまで
俺は意識的に瀬野さんのほうを見ないように努めた。
...すごくストレスが溜まった。
尾江さん。いきなり核心をつかないでくれよ。
今、俺の気持ちを瀬野さんに知られたら、
俺はもう彼女とは友達ですらいられないだろう。
それはつらすぎる。
...あと、尾江さん、変なこと言ってたな。
...彼女は、何なんだろう?
【君への想い、永久(とこしえ)に…】
11月24日(日)
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144 :
悠の彼女:2006/07/31(月) 03:53:23 ID:92/p3IqO
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【君への想い、永久(とこしえ)に…】11月25日(月)
ジリリリリリリリ!!
カチッ。
「朝か…」
...
「さ、学校行くか。」
→校門前
???「あ、K兄ぃ。」
K「お、さつきちゃん。おはよう。」
彼女は春日さつき、悠と付き合ってる。(
>>131)
学年は悠とタメ、俺の1コ下。
悠が俺のことお兄ぃと呼ぶのもあって
彼女は俺のことK兄ぃって呼んでくれる。
K「今朝は、悠と一緒じゃないんだね。」
春日「ん、悠ちん今朝部活の朝練だって。」
K「え..あいつなんかやってたっけ?部活」
春日「ブラバン。...もうっ。」
春日「K兄ぃそりゃないよぉ。実の弟のことでしょぉ?」
K「ははっ、まあ、ね。」
春日「もうっ。まあ、それはいいや。ところでさ。」
K「ん?...
春日「昨日楽しかった?遊園地」
K「...ん?」
春日「遊園地。行ったんでしょ、昨日。」
K「...んん?」
春日「悠ちゃんから聞いたよ。ゆうべ電話で」
K「...」
(悠よ。そういうことは黙っててもいいんじゃないかい?)
K「ああ、遊園地ねえ。...
<select>
・正直に全部話す
・てきとうにごまかす
・逃げる
・逃げる
K「あ...そういや今日日直だった!
ははは、ご、ごめんね〜さつきちゃん、またね〜!」
春日「え、ちょ、ちょっとK兄ぃ!」
春日「...行っちゃった。」
春日「...てゆうか、なんかあやしい挙動だったなあ。」
春日「悠ちん、『お兄ぃと遊園地行った』ってだけ言ってたけど、」
春日「...な〜んか隠してない?」
こうしてしっかり墓穴を掘った。
【君への想い、永久(とこしえ)に…】
11月25日(月)−登校時
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147 :
腐れ縁:2006/08/04(金) 23:25:59 ID:je7zGlTV
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【君への想い、永久(とこしえ)に…】11月25日(月)
昼休み
K「ふあ〜あ、やっと昼か...。」
?「よう。」
K「?...なんだ、良樹か。」
目の前のこいつは緒人良樹(おひとよしき)。
まあギャルゲには必ずいるアレだ。
緒人「ところでよ...」
K「なにがところで、なんだよ。」
緒人「まあまあ。...お前、昨日女の子と一緒に歩いてなかったか?」
K「!!ええ〜???」
緒人「ん。やっぱりお前だったか。」
K「ちょ、まだ俺何も言ってないぞ?」
緒人「お前の表情みただけで分かる。」
K「そ、そう。」
緒人「ああ。それでな?...
緒人「お前と並んで歩いていたコ、尾江深冬じゃなかったか?」
K「!...ああ、そうだけど?」
(こいつばっちり見てんじゃないか。だったらひと声かけろよな?)
緒人「そうか。...お前、彼女が好きなのか?」
K「は?」
緒人「どうなんだ?」
K「お、俺はそんなつもりはないよ!(まだ...)」
緒人「そうなのか?ほんとに?」
K「ああ。だいいち昨日のあれも成り行きで...」
緒人「そうか。...なら大丈夫だな。」
K「?」
緒人「もし彼女に気があるんなら、やめておいたほうがいいからさ。」
K「...は?なんだよ、それ?」
緒人「...聞きたいか?理由」
K「?ああ。」
緒人「そうか。...まあいいか。実はな?...
緒人「彼女、付き合ってた奴と、死に別れてるらしいんだ。」
K「...は?」
緒人「は?だろ?...彼女が中学3年のころだ。血液に関する病気だったらしい。
それで、そのころは彼女、そいつの闘病につきっきりだったらしいよ。 」
K「そうなのか...」
緒人「ああ。...彼女、人あたりはすごくいいだろ?」
K「...ああ、そうだな。そんな感じがした、話してて。」
緒人「でも、今度、ちゃんと彼女の眼をみてみ?
彼女は、お前のこと、ひとつも見てないから。」
K「...。」
緒人「お前に対してだけじゃない。男なら、誰に対してもそうなのさ。
だから、彼女はやめとけ。」
K「...そうか。」
緒人「ああ。」
こうして良樹に話を聞いた。
なんだか、どっかの映画のあらすじを聞いているような感じだ。
教室のワイワイガヤガヤが、いつもより騒がしかった。
【君への想い、永久(とこしえ)に…】
11月25日(月)−昼休み
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150 :
お約束:2006/08/07(月) 20:36:32 ID:kGvSFnWL
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【君への想い、永久(とこしえ)に…】11月25日(月)ー放課後
「さて帰るか」
「ん、あれは...」
K「瀬野さ〜ん!」
瀬野「?ああ、K君。」
K「今帰り?よかったら、一緒に帰らない?」
瀬野「え?...ごめんなさい、今日は用事があって...。」
K「そうなんだ。」
瀬野「ごめんなさい。それじゃあ。」
(行っちゃった。)
こうして1人で帰った。
11月25日(月)−放課後
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【君への想い、永久(とこしえ)に…】11月27日(水)ー掃除の時間
Kが通う高校には掃除の時間がある。
適当に掃き掃除したり、ごみ捨てに行ったり。
K「ごみ捨てマンドクセ。」
→焼却炉
今日は、空気がつめたいなあ。
K(ぁ...あれは。)
K(瀬野さん。)
K(?なんだろう、なに見てんのかな?ちょっと強張ったような表情。)
K(あ...)
K(悠と、さつきちゃんだ。...すごく仲良さそうにしてら。)
K(瀬野さん、悠とさつきちゃんのこと、きっと知ってるんだろうな。)
K(...やばい、見てられない。)
こうしてごみを炉中に放り込み、
そそくさとその場を去った。
11月27(水)−掃除の時間
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152 :
4人目:2006/08/10(木) 00:19:31 ID:dMEH68Or
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【君への想い、永久(とこしえ)に…】11月27日(水)ー放課後
→音楽室
「お父さんが帰ってくる。今日は早く帰るように。」
母親からの電話を受けて、悠を呼びに音楽室へ来た。(悠はブラバン所属)
親父はマグロ漁船に乗っている。そのため家に戻れるのは年に数回だけなのだ。
今日は、特別な日になった。
K「さて...やってるな。どうすっかな?勝手に入ってってもいいんかな?」
?「あなた、そこで何しているの?」
K「ビクッ!!!...
153 :
秋月先輩:2006/08/10(木) 03:06:06 ID:DRvLDCvv
?「吹奏楽部に何か用かしら?」
K「や。あ、あの...あなたは?」
?「私は、吹奏楽部副部長、3年5組秋月かなえ(アキヅキカナエ)よ。」
K「はあ。...2年1組のK・Sです。」
秋月「...知ってるわ。」
K「へ...?」
秋月「!...ゆ、悠君のお兄さん、よね?」
K「??ええ。でも僕ら、会ったこと、ありませんよね?」
秋月「ええ、そうね。...悠君が色々話すのよ、あなたのこと。それでね。」
K「そうなんですか。」
秋月「それで、何かしら。ここでなにしてるの?」
K「あ。あの、悠、今日は帰らなくてはならなくなったので、呼びにきました。」
秋月「あら、そうなの。...ちょっと待っててね。」
...
秋月「お待たせ。」
悠「お兄ぃ!どうしたの〜?」
K「悠。今日親父が帰ってくるんだってさ。」
悠「!本当?ヤッタ〜!」
秋月「ふふっ。...お父様、単身赴任?」
K「ええ、まあそんなもんです。」
秋月「そうなの。それじゃあ今日はもう帰らないとね。...それじゃあね。」
K「あ。ありがとうございました!秋月先輩。」
こうして悠と並んで帰った。悠は本当に親父が大好きなので、すごいはしゃぎぶりだった。
...秋月先輩か。キレイな人だったな。
それに、すごく親切で。いい人だな。
11月27(水)−放課後
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154 :
バレた:2006/08/10(木) 18:49:46 ID:FCmq7g+y
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【君への想い、永久(とこしえ)に…】11月28日(木)
ジリリリリリリリ!!
...
「さ、学校行くか。」
→校門
今日は太陽が眩しいなあ。...しかしそれが今はかなり不快。
...親父のやつ、久しぶりだからってあんなに飲ませやがって。
うう...気持ち悪い...。
さつき「あ、K兄い。やっときたわねw」
K「ん?さつきちゃん。おはよ。」
さつき「おはよ、じゃないわよッ!」
K「?」
さつき「よくも、やってくれたわねえ〜。K兄い。」
K「???」
さつき「聞いたわよ。先週末の遊園地(
>>137-143)、女の人と一緒だったって?」
K「!!!」
さつき「この間、K兄ぃの様子がおかしかったから(
>>144-146)、もしや、って、悠ちゃんに問い詰めたのよ。そしたら...」
K(...あっちゃ〜...。)
さつき「...瀬野さん、でしょ?悠ちゃんのこと狙ってんの。」
K「...え?どうして?」
さつき「悠ちゃんの話聞いてたら、だいたい察しがついたわ。」
K「...。」
さつき「2年1組、瀬野彩夏。すごく有名だよ。男子に人気あるって。」
K「え...そうなの?」
さつき「うん。...K兄ぃ、あたしさ...
さつき「まじ、燃えてきたわ〜!」
K「...ん?」
さつき「瀬野さん?望むところよ!」
K「え〜と...」
さつき「だいたい、今までだって悠チンに言い寄る女子は、みんな撃退してきたんだから。」
K「...そうなの?」
さつき「そうよっ。」
K「...ちなみに、どのくらい...」
さつき「え?ん〜と...こないだの3年のぶりっこ女が99人目だったから...あは、瀬野さんでちょうど100人斬り達成ね!」
K「(´・_・`)」
さつき「...まあ、そういうことだから。K兄ぃも、瀬野さんに会ったら言っておいてよ。
春日さつきは、悠ちゃんを絶対譲りませんってね。じゃあね!」
...行っちゃった。
はは、望むところ、か。さつきちゃん、たくましいコだなあ。
...でも。俺がしたことは、さつきちゃんからすれば、裏切り行為だよな。
それなのに、そのことに対して彼女は、嫌味とか、恨み言は一切言わなかった。
そういうところ、すごいな。
こうして登校した。
11月28(木)−朝
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【君への想い、永久(とこしえ)に…】11月28日(木) 休み時間
→廊下(窓辺)
...もうすぐ、冬だなあ。
「ぁ....あれは」
K「尾江さん!」
尾江「あら、K君。何してるの?」
K「中庭の銀杏の木を観ていたんだよ。」
尾江「ふふ、そうなんだ。...キレイね。」
K「うん。ところでさ、尾江さん。こういうことがあったんだけど...」
...
K「なんだってさ。」
尾江「へえ〜?あはは、おかしいわね。それ。」
K「...でしょ?」
尾江「ええ、とっても。...あ、K君。私そろそろ行かなくちゃ。」
K「そっか。残念」
尾江「じゃあ。またね。」
尾江さんのうしろ姿...。
俺は良樹が言っていたことを思い出していた。(
>>147-149)
今もことさら彼女の表情を窺っていた。
彼女はとてもよく笑うし、上手にあいづちをうってくれる。けれど、決して俺を受け入れてはもらえない。
彼女の瞳を見ていると、そう思わずにいられなかった。...とても寂しそうな瞳だった。
俺は、どうしたいのだろうか?
11月28(木)−休み時間
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【君への想い、永久(とこしえ)に…】11月28日(木) 放課後
→体育館
「え〜と...あ、あったあった。」
つジャージ
ジャージ、脱ぎ捨てたまま忘れるなんてな。
「お...。」
バドミントン部がコートを張って練習している。
俺は彼女の姿を探した。
瀬野さん。彼女はバドミントン部だったはずだ。
「あ...いた。」
...なんだか、すごく格好いいなあ。フォームとか、すごくキレイだし。
それに、すごく真剣そうに練習してるな。...邪魔しちゃ悪いかな?
ん〜...ン、コートから出て...今、話しかけれそうだな。どうしよう?
select
・声をかける
・去る
・去る
「うん。帰ろう。」
→渡り廊下(体育館〜校舎)
?「待ってよ、K君!」
K「ん?...瀬野さん。」
瀬野「私がいるの、気づかなかった?」
K「いや。...なんか、練習の邪魔したくなかったからさ。」
瀬野「そっか。フフ。」
K「そ。で、えっと...?」
瀬野「ん?」
K「なんか...悠のこと?」
瀬野「え、そ、そんなこと!...でもないか。」
K「はは。」
瀬野「え〜と...あのね?...
瀬野「放課後、一緒に帰ろうって。誘おうと思ってるんだ。」
K「悠を?」
瀬野「うん。...でも、一緒に帰ってくれるかなあ、って。」
K「う〜ん。どうだろうなあ?」
(まあ、悠が誘いを断ることは、まずないだろうけどね。)
瀬野「...。それにね。悠君、彼女がいるじゃない?」
K「!!...。そうだね。」(わぁ〜...。)
瀬野「だから、さ。どうなんだろ。」
K「...」
瀬野「...。」
瀬野「ねえ。」
K「ん?」
瀬野「今日、あなたも一緒に帰ってくれないかなあ?」
K「え...?」
瀬野「3人で帰るんなら、悠君も気兼ねがなくなると思う。...どうかな?」
K「んー...」
瀬野「おねがい、K君っ」
K「んん〜...
K「...ん。それは、できないや。」
瀬野「え...?」
K「瀬野さん。自分で悠を誘ったほうがいいよ。」
瀬野「でも。」
K「...。悠は彼女のこと気遣って一緒に帰ってくれないかもしれない。
一緒に帰ったとしても、誰かに見られて噂にでもなったらまずい。
その前に、下校に誘うこと自体していいことなのか?...」
K「そんな感じ?」
瀬野「...」
K「...。」
女生徒「彩夏〜!ゲーム形式始まるよ〜。」
瀬野「え...あ。今行く!ちょっと待ってて!」
瀬野「ごめん、K君。私行かなくちゃ。」
K「瀬野さん!」
瀬野「...ごめん。K君。」
行ってしまった。
瀬野さんの言うとおりにすればよかったのかな?でも...。
躊躇いの言い訳ならいくらでも見つかるんだ。
でも、自分で誘わなくちゃ。
でなきゃいつまでも前に進めない。
そんな気がしたんだよな。でも...。
K「む〜...」
K「ガァーーーーーッ!!!」
K「...はぁ。」
帰って、そっこう不貞寝した。
11月28(木)−放課後
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【君への想い、永久(とこしえ)に…】11月29日(金) 朝
ジリリリリリリリ!!
カチッ。
「朝か…」
...
「さ、学校行くか。」
→校門
今朝は寒いなあ。吐く息が真っ白だ。
K「あ...あれは。」
K「尾江さん!」
尾江「?...ああ。K君。...おはよ。」
K「?なんか、具合が悪そうだけど。どうしたの?」
尾江「え?ああ...。昨日、うまく寝付けなくって。」
K「ええ?そうなの?」
尾江「うん。でも、学校、休むわけにもいかないしね。」
K「そっか。」
尾江「そう。それに、今日に限ったことじゃないし。慣れてるから。」
尾江「じゃあね...K君。」
尾江さん、青ざめた顔色してたけど。ほんとに大丈夫なのかな?
11月29(金)−朝
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【君への想い、永久(とこしえ)に…】11月29日(金) 4時間目授業中
K「ふああ…眠いなあ。」
先生「…はいじゃあ次の英文。瀬野さん訳して。」
瀬野「はい。」
K「(…瀬野さん。)」
K「(昨日のこと
>>159−160、謝っておいたほうがいいのかな?)」
K「(ん〜…。)」
キーンコーンカーンコーン♪
K「あ…授業終わった。」
良樹「ようK。飯行こうぜ!」
K「おう。」
瀬野「K君。」
K「!!」
K「…瀬野さん。」
瀬野「ちょっと、いいかな?」
K「え…?」
良樹「???…K、俺先に食堂行ってるぜ?」
K「ああ。悪い。」
良樹「席、取っとくな。」
K「サンキュw」
K「えっと。…何?」
瀬野「昨日のことなんだけど。」
K「…うん。」
瀬野「あのね?…
瀬野「昨日。悠君と帰ったよ。」
K「え…?」
瀬野「偶然昇降口のところでで出くわして。それで…誘ってみたの。」
K「…。そうなんだ。」
瀬野「悠君から聞かなかった?」
K「うん。でもそうかぁw…なんだか、俺が手伝う必要なかったね!はは。」
瀬野「そんなことないよ!」
瀬野「と、ゆーか…」
K「ん?」
瀬野「昨日、練習に戻ってからも考えてたんだけど。これじゃダメだなあって。
…私ね。あなたの言ったとおりのこと(
>>160)、考えてた。」
K「俺が言ってたこと?」
瀬野「うん。それで…逃げてた。傷つくかもしれないことから。」
K「…そうなんだ。」
瀬野「うん。」
瀬野「…K君。私、頑張るよ。」
K「…。瀬野さん!」
瀬野「え?」
K「その…なんかあったら相談してよ。俺、瀬野さんの助けになりたいんだ。だから…」
瀬野「…。うん。ありがとう、K君。」
こうして瀬野さんの話を聞いた。
まずは、自分でなんとかしよう。彼女はそう決心したようだ。
なんだろう?…とても複雑な気分だ。
と、それはさておき。食堂行くのマンドクセ。良樹の質問攻めが待ってる。
11月29(金)−昼休み
save&tobe continued...
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【君への想い、永久(とこしえ)に…】11月29日(金) 放課後
→河川敷
最近、日が暮れるのが早くなってきたなあ。
K「ん…あれは…」
K「秋月先輩。(
>>152-153)」
秋月「え?…あら、K君。」
K「なにしてるんですか?」
秋月「何をって…ただぼーっとしてただけよ。」
K「ぼーっと、ですか?」
秋月「そう。…ほら、私、今年受験生でしょ?学校でも家でも、勉強勉強。
それで、なにも考えたくない!ってときにここにくるんだ。」
K「そうなんですか。」
K「…」
秋月「…。」
K「…あ、じゃあ僕、行きますね。」
秋月「…待って?K君。」
K「え?」
秋月「…あのね?…
秋月「あなた、明後日の夜、なにか予定はいってる?」
K「え?…いえ、なにも。」
秋月「そう。…じつはね?」
ごそごそ
つ『チケット』
秋月「これ、友達と行くはずだったライブのチケットなんだけど、
そのコ、急に行けなくなってしまって。
…。それで、あなた、代わりに行く気ない?」
K「へ?」
秋月「何人か誘ってみたのよ?だけどみんな、うまく予定が合わなくて。
このままだとチケット無駄になっちゃうの。だから…」
K「そうなんですか。そういうことなら、ぜひ。」
秋月「行ってくれる?…よかったぁ。」
K「いえいえこちらこそ。」
秋月「じゃあ…開演が6時からだから、
午後5時に、駅前の噴水広場で待ち合わせ。それでいい?」
K「おkです。」
秋月「じゃあ、そういうことで。…私は、そろそろ帰るわ。
また日曜にね!K君。 」
K「さよなら。先輩。」
こうして先輩と河川敷で過ごした。
日曜の約束…これってデート、かな?
11月29(金)−放課後、河川敷
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【君への想い、永久(とこしえ)に…】11月30日(土)
ジリリリリリリリ!!
カチッ。
「朝か…」
「今日は土曜日か。」
「さて。今日は何をしようかな?」
select
・とりあえず駅前でも行く
・家でのんびりする
「今日は家でのんびりすっかw」
ごろごろ…ごろごろ…ふあぁあっと…暇だ。
そろそろ昼か。
なんか食うものあったかな?
→1階リビング
「ん…んん!?…
K「…悠。」
悠「あ、お兄w今起きたの?おはよ。」
K「…なんだ?それは」
悠「え?ああ。今お昼作ってたところだよ。炒飯と、鶏がら野菜スープw」
K「違う。俺がいいたいのは…」
K「おまいの着てる、そのチャイナドレスだ。」
悠「ええっ?…
悠「…えへへ〜w」
なんだ その リアクションは(゜д゜)
悠「さっ、出来たよお兄ぃ!食べよう食べようw」
悠&K「いただきま〜す。」
もぐもぐ ぱくぱく
K「…悠。」
悠「ん?な〜に、お兄ぃ…
170 :
名無しくん、、、好きです。。。:2006/09/08(金) 21:48:21 ID:3y5D05nt
171 :
K:2006/09/10(日) 01:33:08 ID:2UUxuQG7
それから暫く後
俺はあの時の事を考えていた
172 :
回想、、、悠:2006/09/10(日) 01:34:38 ID:2UUxuQG7
気になるんでしょ
お兄ちゃんもこっちの世界においでよ
173 :
回想、、、K:2006/09/10(日) 01:35:31 ID:2UUxuQG7
お前
俺たちは兄弟だぞ
目を覚ませよ
174 :
回想、、、悠:2006/09/10(日) 01:37:29 ID:2UUxuQG7
お兄ちゃんこそ
目 覚 め て よ !
僕達は ひ と つ に な る べ き なんだ!
みんな待ってるんだよ
175 :
K:2006/09/10(日) 01:41:57 ID:2UUxuQG7
K「…る、皆、待ってる…。」
悠「?どうしたの?お兄ぃ。なんだか目が逝っちゃってるよ?」
K「…へ?あ、ああ。いや、なんでも。なんでもない。」
K(???)
K「…悠。」
悠「ん?な〜に?お兄ぃ。」
K「料理、またうまくなったな。お前。」
悠「へぇ?…ありがとw」
こうして悠の作った昼食を食べた。
改めて、あいつは「女の子」なんだと認識した。
チャイナドレス。うまい料理。優しい、柔い笑み。
…。昼下がり、俺はぼんやりと後悔していた。
瀬野さんに呼び出されたとき、悠の素性を晒さなかったこと。(
>>132-136)
このままいくと、瀬野さんが、悠が、傷付くことになるだろう。
そう思って、後悔していた。
11月30(土)
save&tobe continued...
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【君への想い、永久(とこしえ)に…】12月1日(日)
ジリリリリリリリ!!
カチッ。
「朝か…」
今日から12月。朝の空気が気持ちいいや。
ところで唐突だが学校について。(設定を提案しますorz)
俺の通う学校は、2学期は20日(金)までで、それから1月8日(水)まで冬休みだ。
で、冬休みといえば、終業式の数日後にクリスマス・イブが控えてるんだよな。
今年のクリスマスは、どうなるかな…?
去年は、良樹と二人で…orz
K『…、よしっ。今年は誰か、誘ってみようジャマイカ!!』
K「具体的には…そうだな。16日(月)〜18日(水)くらいまでには誰か、誘うようにしよう。」
→PM4:00
今日はこれから、秋月先輩と会う約束がある。(
>>165)
K「先輩との約束、5:00に駅前だったから…と。」
K「そろそろ、出かけようかな。」
…
おいおいおい、悠は弟なのか?
男装した妹なのか?
誰か説明ヨロ
聞き方が悪かった
女装する弟か?
性別を偽ってる妹か?
誰か説明ヨロ
プロローグ(
>>128-131)をチェックしてみてください。
悠は、性別は男、弟ですが、中身は女の子、という解釈でおkだと思います。
ですから、女の子として扱っていくことにしましょう。
(ストップ!ひ○りくんのひば○くんみたいな感じ、ですかね?)
しかしそうなると、じゃあ悠とさつきはどうして付き合ってるの?
悠が好きになるのは男であるべきなんじゃないの?
という疑問がでてきますね。
そのとおりだと思います。
でも悠はさつきと付き合っている。なんでだろ…?
そのあたりを掘り下げていくのもこれからの課題だと思います。
→駅前噴水広場
K「5時10分前か…。ん、あれは…」
K「秋月先輩!」
秋月「え?…K君。」
K「こんばんは、先輩。」
秋月「…早いのね。」
K「え?」
秋月「あ、ごめんごめん!」
K「…意外、でした?」
秋月「…。ちょっと、ね。」
K「わーっ!!」
秋月「あ〜、ごめんっ!…怒った?」
K「いえ…いっす。(とゆーか普段は基本的に時間にはルーズなんだよな。)」
K「じゃ、行きましょうか。」
秋月「ええ、そうね。…
→ライブハウス pm5:30
繁華街からはかなりはずれた場所。
秋月「ここよ。」
K「へえ…こんなところにあったんですね、ライブハウス。」
秋月「そうね。…ほら、有名なアーティストさんは駅の近くのあそこでやるじゃない?」
K「ああ、そうですね。え〜と、ジッパーだか、チャックだか…。」
K「え〜と…ところで、今日演るアーティストさんってどんな人なんですか?」
秋月「あ…そっか。言ってなかったわね。…」
秋月「…ま、それは始まってからのお楽しみ、でいいんじゃない?」
K「え〜?」
秋月「まあまあそういうことで。じゃ、入ろっか。…
ライブハウス
まだ始まる前の小さな喧騒
俺は出掛ける前の玄関先での出来事を思い出していた
ルーズな俺が10分前に来た理由
逃げてきた
俺は悠から逃げてきた
出かけようとしていると玄関の家族伝言板に何かを書いていた悠が声をかけてきた
悠「お兄ちゃんこれを見てよ」
伝言板には
きみへのおもいとこしえに
と書いてあった
悠「ここには重要なメッセージが隠されているんだ」
悠「不要な部分を消してみるね」
きみ のお とこ に
K「訳わかんねーよ」
悠「うそばっかりだ」
俺は家を飛び出し悠から逃げてきた
186 :
ひみつの文字列さん:2024/12/23(月) 08:49:04 ID:MarkedRes
日本国またはアメリカ合衆国、もしくはその両方の著作権法に触れる内容であると疑われることから表示できません。
→店内
秋月「…?どうしたの、K君。急に黙り込んで。」
K「…へ?ああいやなんでも。」
秋月「そう?あ、そろそろ始まるみたいね。…
>>185 これに「ノストラダムス」を加える。
「ノきみスのおトラとこダムにス」
平仮名をノイズとして削除する。
すると・・・
ヽ、.三 ミニ、_ ___ _,. ‐'´//-─=====-、ヾ /ヽ
,.‐'´ `''‐- 、._ヽ /.i ∠,. -─;==:- 、ゝ‐;----// ヾ.、
[ |、! /' ̄r'bゝ}二. {`´ '´__ (_Y_),. |.r-'‐┬‐l l⌒ | }
゙l |`} ..:ヽ--゙‐´リ ̄ヽd、 ''''  ̄ ̄ |l !ニ! !⌒ //
. i.! l .::::: ソ;;:.. ヽ、._ _,ノ' ゞ)ノ./
→演奏開始
俺は最初、スシ詰め状態でのライブを想像してたけど、違った。
フロアにはテーブルが配置されていて、俺と先輩も指定された席に座った。
スタッフが来て、注文を取る。先輩に訊いたら、軽食を摂りながら音楽を聴ける形式なんだそうだ。
俺はにおいが残るのを気にしながら、それでも食べたかったのでガーリックパスタを頼んだ。
先輩はシンプルなチーズピザを頼んだ。
飲み物は…コーラ。
ジャズテイストの演奏にのせて、ステージの女性歌手が歌う。
『若葉』というらしい。
若葉さんの透き通った歌声を、俺はすぐに気に入った。
7曲。途中にMCを入れながらライブは進行していった。
『桜並木』というアップテンポ・ナンバーで始まり、
最後の曲は『駅前広場の孤独』というバラード。
ピアノの伴奏にサックスのメロディー。そして若葉さんが歌う。
始発電車が動き出し
皆どこかへ消えていく。
私も行かなくちゃならない。
どこかへ行かなくちゃならない。―
若葉「最後まで聴いてくれて、ありがとうございました。」
こうしてライブが終わった。
…
秋月「どうだった?」
K「すごくよかったです。ああいう音楽もいいですね。
それに、若葉さんの歌声すごくよかったです。」
秋月「そう、よかった。若葉さん、以前は声のお仕事をしてたらしいわよ。」
K「へえ、そうなんですか。」
秋月「え〜と…このあとどうしようか?K君、時間大丈夫?」
K「あ、と…7時半か。ええ、まだ大丈夫ですよ。」
秋月「そっか。じゃあ、どこか喫茶店にでも入らない?」
K「いいですね。じゃあ、そうしましょうか。」
…
→コーヒー屋
店員「いらっしゃいませ〜。」
秋月「あ、わたしはエスプレッソ。K君は…」
K「あ、じゃあアメリカンで。」
店員「かしこまりました〜。」
秋月「ふうっ。…K君、今日はありがとね。」
K「え?いいえ。こちらこそ誘ってもらってありがとうございます、ですよw」
秋月「ふふっ、そうなの?」
K(さて…何を話そうかな?)
select
・悠について
・先輩のことが知りたい
・今日のライブ小屋について
…
・悠について
K「先輩、悠って部活ではどんな感じですか?」
秋月「え、悠君?…どうして?」
K「いやあいつ、けっこう変わったところがあるから…。」
秋月「ふうん?…そうねえ…うん。すごく、慕われてるわよ。」
K「そうなんですか?」
秋月「うん。ほら、あのコすごく人懐っこいところがあるから。
それがいいんじゃないかな?」
K「そうなんだ…。」
秋月「ときどき、あなたの話もするわよ?」
K「ええっ?…悪口とかでしょ?多分w」
秋月「悪口?言わないよ、全然。」
秋月「むしろ褒めてる話しか聞いたことないくらいよ?」
K「…まじですか?(´・ω・`;)」
秋月「うん。…ふふっ。きっと、すごい慕ってるのよ?あなたのこと。」
K(ん〜…うれしいようなうれしくないような。複雑な感じ。)
K(さて…次の話題は…)
select
・今日のライブについて
・先輩の進路
・学校での話題をなんか
…
・先輩の進路
K「先輩は、卒業したらどうするんですか?」
秋月「進路?…私は、大学に行くつもり。」
K「それは、音大ですか?」
秋月「ええ?」
秋月「違うわよ、音大ではなくて…文系の大学ね。」
K「そうなんですか。」
秋月「ええ。…でも、音楽は続けていくだろうね。きっと。」
秋月「あなたはなにか、やりたいこととかあるの?」
K「え?う〜ん…特には、ないかな〜?」
秋月「そうなの?…考えておいて損はしないだろうから、
いろいろ考えておいたほうがいいわよ?」
K「そうですよね…そうします。」
K(さて…次で最後かな?…)
select
・学校での話題をなんか
・(いまさらだけど)先輩の今日の服装を褒める
・普段の休日の過ごし方について
…
・(いまさらだけど)先輩の今日の服装を褒める
(先輩の今日の格好…)
Pコートの下は薄手のセーター。細めのシルエット、落ち着いた色合い。
エスニック調のスカートに、ロングブーツ。
そんな感じ。
K「先輩。」
秋月「え?」
K「いまさらなんですけど、先輩の今日の格好…」
K「すごく……大人っぽいです……。」
秋月「…K君。」
K「はい。」
秋月「うれしい…んだけど、」
秋月「なんだか、褒め方が妙な感じじゃない?」
K「え?」
秋月「ん、と…うまくは言い表せないんだけど…」
K「そうですか?」
秋月「うん。」
K「…そうですか。気をつけます(´・ω・`)」
K「そろそろ出ましょうか。」
秋月「あ…K君。」
K「え?」
秋月「…ひとつ。訊いてもいいかしら?」
K「?ええ。なんですか?」
…
秋月「楽譜のこと…って言ったら、わかってもらえるかしら?」
K「へ?…楽譜、ですか?」
K(楽譜?なんだ?)
K「…?」
秋月「…。そっか。」
K「え?」
秋月「ん〜ん。ごめんごめん。…たいしたことじゃないから。忘れて。」
K「?」
秋月「よしっ、じゃあ行きましょうか。」
店員「ありがとうございましたぁ〜。」
こうして店を出た。
秋月「9時か。…K君。今日はありがとうね。」
秋月「じゃあ…」
K「あ…先輩!」
select
・先輩を家まで送る。
・ここで別れる。
・先輩を家まで送る。
秋月「なに?」
K「先輩の家まで、送らせてもらってもいいですか?」
秋月「え?」
秋月「…。家、結構遠いし。あなたに悪いわ。」
K「でも、もう時間が時間だし。送ります。」
秋月「…ふふっ。」
秋月「もしかして…送り狼?w」
K「…ええ〜〜〜〜〜っ!?」
K「そ、そんなことはっっ」
秋月「…ふふっ。冗談冗談w」
秋月「じゃあ…お願いしてもいいかしら?」
K「もちろん。ですよ。」
…
秋月「ここよ。」
K「あ、…ここ、ですか?」
→アパートメント。一人暮らし用といわれても通用するような。
K「先輩、ひとり暮らしなんですか?」
秋月「え?…ああ…」
秋月「ん〜ん。私、父と二人暮らしなの。」
K「え、そうなんですか?」
秋月「そう。…。私の両親、離婚してるのよ。
以前住んでいた家は売りに出して。それで今は私と父と、ここでふたり暮らしなの。」
K「え…」
秋月「そういうこと。…あ。」
秋月「部屋の明かりがついてる。今日は早く帰れたみたいね。」
秋月「…。それじゃあ、K君。今日はホントにありがとうね!楽しかった。…じゃあね!」
K「あ…先輩!」
秋月「?」
K「や…また明日、学校で。」
秋月「うん。…また明日ね!」
こうして先輩を送り、家路についた。
12月1(日) −秋月先輩とデート
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198 :
尾江さん:2006/10/03(火) 00:29:37 ID:X56vjdi9
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【君への想い、永久(とこしえ)に…】12月4日(水)
ジリリリリリリリ!!
カチッ。
「朝か…」
…
「さて、学校行くか。」
→校門
「ふうっ!寒い寒い。最近特に朝はきついなあ(´ω`)」
「ん、あれは…」
K「尾江さん!」
尾江「え?…Kく、ごほっごほっ」
K「?尾江さん、風邪?」
尾江「…ん、そうみたい。でも、大丈夫だかrごほっ、ごほっ!」
K「大丈夫だから、って尾江さ…あっ!」
バタンッ
K「尾江さん!…尾江さん!!」
K「やべえ…どうしよう。」
K「…。とりあえず、保健室まで連れて行かなくちゃ。」
…
→保健室
尾江「ん…。」
K「あ!…よかった。…先生、尾江さん、気がついたみたいです。」
保健の先生「ほんと?どれどれ…尾江さん。ここ保健室だけど、わかる?あなた、登校中に倒れたのよ。」
尾江「え?…ごほっごほっ!」
K「あ、尾江さん!横になってなきゃダメだ。」
保健の先生「ふうっ。…ええと、S君(名字呼び)、だったわよね?…彼女、随分衰弱しているみたいなの。
それに目の下のクマがひどいし…随分長い間、まともな睡眠を摂っていないようね。
とりあえずご両親には連絡したから、あとは私の車で病院に連れて行くわ。
S君、あなたはもう教室に戻りなさい。」
K「…、あの先生、僕も病院まで…」
保健の先生「ダ メ よ。学生は授業に戻りなさい?」
K「…。」
保健の先生「…ふうっ。…先生、車を昇降口までまわしてくるから。…それまでは、ここにいてもいいわ。」
K「え…ありがとうございます、先生。」
先生「いえいえ。」
…
尾江「…K君。」
K「え、何?」
尾江「あなたが私をここまで運んでくれたんだよね?…ありがと。」
K「ああ、…うん。」
K「…ねえ、尾江さん。」
尾江「ん?」
K「尾江さん、なにか悩みごと、1人で抱え込んでない?」
尾江「え?…」
K「…。尾江さん。俺、すごく心配だよ。」
尾江「…。ふふっ。」
K「?」
尾江「K君。ごめんね、心配かけちゃって。…でも私は大丈夫だから。
って、こんな状態でいう台詞じゃないか。…でも、大丈夫。
私、心配性が過ぎるのよ。生まれつきね。それで、時々生活が荒れてしまうことがあるの。
今回は特にひどい状態だけれど…そうね、病院へ行ったらお医者様に相談してみるわ。
…だから、とにかく私は大丈夫だから。」
K「尾江さん…」
K(…きり出せない…、尾江さんの元彼氏の話(>>147-
>>149)。
その出来事が今も尾江さんのなかに翳を落としているんだと、俺は思っている。
だとしたら、力になりたい。
…でも同時に、それで彼女から拒絶されるのを恐れている。けど…)
select
・話をきり出す
・いや、まだ無理
まだ無理だ
心配事か
俺には俺の心配ごとがある
俺は昨日の夜の事を思い出していた
そう
昨夜も悠がおかしくなった
家に帰ると意味不明の言葉が伝言板に書かれていた
202 :
昨夜の伝言板:2006/10/08(日) 03:31:43 ID:4xnPHRvh
おにいちゃんへ
マレに見る虹色の旗
悠
203 :
回想、、、K:2006/10/08(日) 03:33:27 ID:4xnPHRvh
悠
これは何だ
204 :
回想、、、悠:2006/10/08(日) 03:34:57 ID:4xnPHRvh
おにいちゃん
解んないの
早く目覚めてよ
205 :
回想、、、K:2006/10/08(日) 03:36:05 ID:4xnPHRvh
悠
お前またか
やめろ
206 :
回想、、、悠:2006/10/08(日) 03:37:03 ID:4xnPHRvh
目 覚 め よ !
207 :
回想、、、K:2006/10/08(日) 03:39:38 ID:4xnPHRvh
目覚めよ
って
宗教じゃないだろう
まさか
お前
宗教にハマってるのか
208 :
回想、、、悠:2006/10/08(日) 03:40:31 ID:4xnPHRvh
目覚めよ
目覚めよ
目覚めよ
悠は口から泡を吹きながら繰り返した
210 :
回想、、、K:2006/10/08(日) 03:43:10 ID:4xnPHRvh
悠
お前
まさか
クスリを
俺は泡を吹いて倒れた悠を
抱 き か か え た
212 :
回想、、、悠:2006/10/08(日) 03:47:34 ID:4xnPHRvh
おにいちゃん
一緒に向こうに行こうよ
K「悠…戦う…尾江さん…まだ無理…」
尾江「?…K君?」
K「へッ?」
尾江「いや、なんだか…あなたのほうこそ大丈夫?」
K「え、うん…(´・ω・`;)」
K「?」
K(…。うん。まだ、あの話をきり出すのはよしとこう。…でも。)
K「ね、尾江さん。」
尾江「ん?」
K「もしもだよ?もしも尾江さんが大丈夫じゃなくなっちゃったら…」
K「そのとき君が、俺のことを頼ってくれたら…そしたら俺、すごくうれしいな。」
尾江「…。そっか。」
K「うん。」
先生「さ、おふたりさん。お話は済んだかしら?」
K「っ!…先生。」
先生「まあ、残念ながらターイムアップ!ね。…じゃあ、行こうか。尾江さん…一人で立てる?」
尾江「はい。…大丈夫です。」
先生「よし。と、じゃあK君、あなたは教室に戻りなさい。」
K「…はい。」
こうして先生と尾江さんは病院へ向かった。
俺は先生の車を2階廊下から見送り、それから教室へ戻った。
12月4(水) −尾江さんが倒れて
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【君への想い、永久(とこしえ)に…】12月6日(金)
→昼休み、食堂
食堂のおばちゃん「はい、てんぷらうどんお待ちどう。」
K「あ、おばちゃんそれ俺。」
おばちゃん「てんぷら、大っきいのにしといたよ。」
K「サンキューw」
…
ずずずっ ずるずる…
K(はあ…やっぱ寒い日は、あったかいうどんがしみじみうまいなあ…)
?「あっ、いたいたw」
K「ん?」
K「おお、さつきちゃん。」
春日「K兄ぃ。探したよぉ。」
K「ん?どしたの?」
春日「へへ、ちょっと、お願いがあってさ。」
K「お願い?何?」
…
春日「じゃ〜〜〜んっw」
つ紙切れ
K「ん…チケット?」
春日「そうっ。これね?うちの高校の(そのうち名前決めなきゃな)吹奏楽部主催、
クリスマス演奏会のチケットなのよ。」
K「へえ、そんなのあったんだ…知らなかったよ。」
春日「うん。ちなみに今週の日曜開催ね。」
K「そうなんだ。…で?」
春日「…にこっ!(^u^)」
春日「お買い上げ、ありがとうございま〜すw はいっ!千円ね?」
K「っ!! ちょっ…」
select
・「待った待った!俺買うなんて…」
・「…。おk。千円ね。」
K「…。おk。千円ね。」
春日「あれ?…もっとごねると思った。な〜んか意外だなあ」
K「なにいってんの。さつきちゃんのお願いだもん買うに決まってるじゃないの。
それに、悠も演奏するんでしょ?」
春日「うん。悠ちゃんの楽器はサックスだよ。すごくカッコいいんだぁw」
K「そうなんだ。じゃあ尚更行かないとね。ところで…」
K「チケット、あと何枚?」
春日「え?」
K「あれでしょ?悠から頼まれたか自分から請け負ったかは知んないけど、
さつきちゃんはチケットさばくの、手伝ってるんでしょう?」
春日「あ、…うん。…あと6枚。」
K「…よし、じゃああと3枚貰おうか。」
春日「へ?」
K「演奏会、日曜なら今日中にチケットさばききらなきゃならないんでしょ?
俺も多少アテがあるから、あたってみるよ。」
春日「K兄ぃ…。」
春日「…、さすが悠ちゃんの兄、ってだけはあるわね!」
K(ははは…なんだそりゃ)
春日「うん、じゃあお願いします!…ってあぁやばっ、もう昼休み終わっちゃう!
ごめんK兄ぃ、私まだ何人かまわるつもりだから、行かなくっちゃ。」
K「うん。がんばって!ノシ」
春日「うん!…K兄ぃ、ほんとありがとう!」
こうしてさつきちゃんからチケットを買った。
日曜に演奏会に行くことになった。
12月6(金) −昼休みに
save&tobe continued...
now loading...
【君への想い、永久(とこしえ)に…】12月7日(土)
ジリリリリリリリ!!
カチッ。
「朝か…」
「今日は土曜日か。」
「さて。今日は何をしようかな?」
select
・緒人の家にでも遊びに行くか。
・駅前あたりをぶらついてみるか。
「緒人の家にでも遊びに行くか。 」
「あいつ、家にいるかな?」
つ携帯
…
緒人「もしもし?」
K「あ…Kだけど、今からお前んチ行っていい?」
緒人「おぉ、来いよw」
K「おk。…行くか。」
→緒人の家
緒人「よう。」
K「おう。」
緒人「じゃ、部屋行くか。」
…
緒人「飲み物出してやるよ。コーラでいいか?」
K「ん、サンキュー。なんか漫画読んでていい?」
緒人「ああ。」
…
→本棚
K「さてなに読もうかな〜?…と、」
K「…ん?」
K「…なんだ、これ」
…
緒人「お待たせ。ほらよ」
K「…緒人、なんだこれ?」
つ写真アルバム
緒人「なんだ…見つかっちまったか。」
K「これ、全部ウチの学校の女子だよな。…ってか、
この写りかたは…まんま盗撮じゃんか…」
緒人「…ははっ。」
緒人「…いいじゃねえかよ、K。」
K「緒人…」
それからしばらく黙ったのち、緒人は語りはじめた。
写真は、写真部からの裏ルートで手に入れたこと。
しかしあくまで「健全そうな」写真にしか手を出していないこと。
性欲的な目的で使ったこともない、ということ…。
奴はこう言って、話を締めくくった。
緒人「なあ、K…俺たちの貴重な高校生活にも、終わりがくる。…もうすぐそこまできてる。」
…俺は、今このときを、何らかの形で取っておきたい。いつまでもずっと。
ただ、それだけなんだ。」
K「…」
緒人「…。」
K「なあ、緒人。」
緒人「ん?」
…
K「いや、これはお前の個人的な趣向だろうから、俺はなにも言えん。ただ…」
K「…なんだ、これは。」
つ悠の写真。…なぜか、体操服にブルマ姿
緒人「…」
K「もう1度言う。…なんだ、これは。」
緒人「ああ…それは、9月の学園祭のときのやつだな。…クラスの出し物の一環で、仮装をしたらしいぞw」
K「…、質問をかえようか。…なんで、お前が、これを?」
緒人「…だってッ」
緒人「だって カワユカッタ んだもん!」
K「ッ!緒ひt…
K(あ…)
…
K(緒人の眼…逝っちまってる…。)
家に帰ったら、悠に言わなくちゃならない。
「緒人良樹には近づくな。」と。
…根はほんといい奴なんだけどな。
それからなんともなしに時間をすごし、夕方に帰った。
12月7(土) −緒人の家で
save&tobe continued...
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【君への想い、永久(とこしえ)に…】12月8日(日)
ジリリリリリリリ!!
カチッ。
「朝か…」
今日は、うちの高校の吹奏楽部の、クリスマス演奏会に行くことになってる。(>>215-
>>217)
悠は準備があるからって、朝早くにでかけていった。
開演は、午後1:00からだ。
→携帯着信音♪
K「ん…?さつきちゃんからだ。」
K「はい、もしもし。」
春日「あ、K兄ぃ?おはよう。」
K「おはよう。どしたの?」
春日「や、じつはね?今日、ほんとは悠ちゃんと会場まで行こうと思ってたんだけど、
悠ちゃん、もう会場入りしちゃったみたいじゃない?私、そんなの知らなかったからさ。…それでね?」
春日「K兄ぃ、よかったら今日、私と行かない?演奏会。」
K「え…一緒に?」
select
・「そうだね。そうしようか」
・「ごめん…他の奴との先約が」
K「そうだね。そうしようか」
春日「ほんと?よかった。…じゃあ、11:00くらいにK兄ぃの家に行くわ。」
K「わかった。」
春日「ところで…」
春日「K兄ぃ、チケット余分に買ってくれたじゃない?だから、もしかしたら
誰か他の人と行くのかなぁって思ってたんだけど。」
K「ん?ああ。…ううん。それは大丈夫。」
春日「そっか。」
誰か他の人と…。
俺が、さつきちゃんから受け取ったチケットをもってまず向かったのは、瀬野さんのところだった。
さつきちゃんの手前、多少うしろめたさもあったけど。でも行かないわけにはいかなかった。
瀬野さんは、3枚チケットを買ってくれた。…一緒に行く友達の分も、だ。
K「…」
春日「…K兄ぃ?」
K「あ、…ごめん。え〜と、11:00に来るんだよね?」
春日「うん。それで、お昼は会場近くで食べようって。」
K「おk。」
春日「じゃ、あとでね。」
K「ふう…。」
…
悠は大丈夫なんだろうか
そう
それは先日の木曜の夜の事だった
きみへのおもいとこしえに
228 :
回想、、、K:2006/10/17(火) 03:38:08 ID:k43PCrC8
悠
お前何を
229 :
回想、、、悠:2006/10/17(火) 03:41:30 ID:k43PCrC8
きみへのおもいとこしりに
231 :
回想、、、悠:2006/10/17(火) 03:49:58 ID:k43PCrC8
きみ のお とこしりに
233 :
回想、、、悠:2006/10/17(火) 03:53:25 ID:k43PCrC8
>>226-233 ギャルゲ板には3つあるな。(もっと?)
@みんなで…スレ、Aselectdays、Bここ。
@は新参者には、もうどうなってんのかわからなくて入っていけない
A初期住人がトンで、荒らしの巣窟になってる。事前に設定がガチであるのは新参にはつらい。
Bここも廃墟よ。分かってると思うけど。
Aは、削除したほうがいいと思うよ。
新参が話を継ぐとか、無理じゃん。あれじゃ。
ここも随分前から人いないし。消すなら消せよ、って。
まぁあったらあったで俺は書くけど
つーか、EDまで書く気ないならはじめから手ぇ出すなよ。創作。って思うぜ。
AM 11:00
ピンポ〜ン♪(インターホン)
K「ん…来たな。」
K「おはよう、さつきちゃん。」
春日「おっはよ〜♪K兄ぃw 準備できてる?」
K「ああ。」
春日「そっ。じゃあ、行こっか。」
…
春日「今日、すごくいい天気だね。空が真っ青だ。」
K「ああ、そうだね。」
春日「ん〜…空気が澄んでて、気持ちいい〜w」
K「ところで、お昼はどうする、どこで食べる?」
春日「そうね…。ファミレス、市民ホール(今日の会場)の近くにあるじゃない?あそこにしよう。」
K「おk。」
…
→GASd(ファミレス)
春日「着いたね、じゃはいろっか。」
…
店員「ご注文はお決まりでしょうか?」
春日「え〜と…じゃあ私はカルボナーラと、あとシーフードサラダ。」
K「俺は…日替わりランチ、あと食後にコーヒーください。」
春日「あ、じゃ私も食後に…ミルクティーで。」
店員「かしこまりました。」
…
→食後
店員「食後のメニュー、お持ちしました。」
K「ああ、ども。」
店員「ごゆっくりどうぞ。」
春日「12:00かぁ。」
K「どうする、もう行く?」
春日「ん〜…すぐそこだし。もう少しゆっくりしてこ。」
K「そうだね。」
K「ところでさ…」
select
・春日の学校生活について
・今日Kを誘ったことについて
・最近の悠との仲について
→今日Kを誘ったことについて
K「どうして今日、俺を誘ったの?」
春日「え?…どゆこと?」
K「いやさ、さつきちゃんの友達も何人か、今日来るんでしょ?
そのコ達と一緒に来るのもアリだったんじゃないか、ってさ。」
春日「ああ、そういうことか。」
春日「ん〜…そうね。でも、なんとなく、K兄ぃに連絡したんだよね。」
K「なんとなく…」
春日「うん。」
春日「ほら、K兄ぃと私だけで一緒にいたことって、全然なかったじゃない?
だからたまには、って思ったんだよね。きっと。」
K「ふうん。」
春日「あ、だけどさ、演奏会が終わったら私、悠ちゃんのところへ行きますんで。
その点はヨロシクゥ!ってことで。」
K「ん…はいはい。」
さて次の話題は…
select
・春日の学校生活について
・最近の悠との仲について
・春日の99人斬り(
>>154-155)について
→春日の99人斬り(
>>154-155)について
K「ねえ、さつきちゃん…」
春日「ん?なに?」
K「ちょっと前に言ってたよね?…99人斬り、とかって…」
春日「え?…」
春日「と…言ったかなぁ?そんなことぉ…」
K「うん、確かに言ったぉ…(^ω^;)」
春日「…アハハハハ…w」
春日「なんか…恥ずかしいなぁ、言われてみると。…何人斬り〜、とかって。はは」
K「(^ω^;)」
春日「…でもね?」
K「ん?」
春日「いや、確かに99人、いままで悠ちゃんに言い寄ってきてさ。それで見事に玉砕していったわけなんだけどね?
…でもそれは、私がどうこうしたから、ってわけじゃないのよ。」
K「ん、そうなの?」
春日「うん。…っていうかさ、悠ちゃんが、受け付けないわけよ。女の子たちを。」
K「…女の子を、受け付けない?」
春日「そう。」
K「え〜と…それは、もうちょっと詳しく聞きたいかも。いいかな?」
春に「え?…
春日「悠ちゃんにとって私は一番仲の良い友達、恋じゃない」
K「?」
春日「お兄ちゃんの事を自慢して他の男の子に興味の無いような女の子っているじゃないですか。
悠ちゃんはそんな感じ。一緒にいてもK兄ぃの話ばかり。
玉砕してった女の子たちはK兄ぃの悪口を言って悠ちゃんを怒らせたり、
K兄ぃの事ばかり思って振り向いてくれない悠ちゃんを諦めていったり。
私はそんな女の子たちを見てK兄ぃを誉める悠ちゃんに同調する振りをして今の地位を築きあげたの」
K「!?」
春日「最近よく、悠ちゃんはK兄ぃが目覚めてくれないとか言って淋しそうな顔をして辛そうなんです。
K兄ぃ、悠ちゃんを淋しくしないで。あんな悠ちゃん見てられない」
K「!(言葉も出ねえ)!」
春日「今日、悠ちゃんのいない所で会ったのは、悠ちゃんには内緒にしてね。
親友だと思ってた女の子が自分の知らない所でK兄ぃに会ってたなんて知ったら、
悠ちゃんどうにかなっちゃいそうで」
K(悠…。)
→Kの回想
悠は、小さな頃から、女の子として育てられてきた。
そのため生じる「笑えない部分」ってのも、当然あるのだ。たとえば…
悠は男だと知った一部の奴らによって、手酷いイジメを受けたことがあった。
そしてそのイジメの環は、だんだん大きく、大きく…膨らんでいった。
よく、登校拒否にならずにすんだものだと、今になって思う。
俺はあの頃、悠を支えるために、出来ることはなんでもした。
悠の代わりに泥をかぶり、悠の代わりに傷を負った。
でも。…それは、してはならないことだったのか?
さつきちゃんの話を聞いて分かった。悠は、俺以外の他人を――拒絶している。
春日「…K兄ぃ?」
K「え?…あ、はは、ごめん。…考え事しちゃってた。」
春日「もうっ。」
K「さつきちゃん。…俺、君はてっきり悠と付き合ってるんだと思ってたよ。」
春日「そっか。…ざ〜んねんっ!そうではないんだよねぇ〜。」
K「でも、さ?」
春日「ん?」
K「でも、それでもさつきちゃんは、悠のことが好きなんだよね?」
春日「……うん。」
それからお互い口を開くこともなく、時間だけが過ぎ―やがて店を出た。
…
243 :
思考、、、K:2006/10/24(火) 20:11:23 ID:C2fb+BA4
書き手はため息をつき
キーボードから 手を離した。
所詮糞スレか
>>243(とか)
とりあえずこのスレの「君への…」を途中からここまで書いてきたけど
書き手ってなかなか現れないものなんだね。
この場からは身を引くけど、個人的な場で、その後を書いていこうと思うよ。
先輩とか尾江さんとか、えらく気になるわぁ。自分で書いてて。アホか。
まあそれはおいといて…
select days…はあなたの書き込みがくるまで知りませんですた。
俺は、あなたがそこの書き手だったと思ってるから、そのつもりで書くね。
もう少し早く気づいてたら参加してたんだろうけど、手遅れだった。
あそこまで荒らされてるとな。
ROMってみたけど、序盤から荒らしとの抗争で、それで徐々に住人が減っていって。
しんどい思いをしたね、大変だったな、ってしか言えない。俺からは。
多分その苦しみは、張本人にしか分からないものだろうからさ。
あなたが、ここの書き手として参加してくれることはないのかなって、待ってたけど。
でもその気はないみたいだね。おk。
まあ…そういうことで。
>>247 selectdaysの本スレ、星野翔子と別れて
創太と伊藤恵里香が2人きりになるところで止まってるよね?
俺、実は続きを書きかけたんだ。
でも書かなかった(書けなかった)のは、テンプレから専用板とかまとめサイトを覗かせてもらって、
物怖じしちゃったからなんだよね。(ゴメ、その点は荒らしとかあんま関係ない。)
つまり、前からいた住人さんの意向にそぐわぬことは、できないぞと。
その点はどうなのかな?
新参者が話を進めちゃっても大丈夫?
その点がおkなら、俺は書くよ。
>>246 ではこちらも246=248=234のつもりで書く
226-233=243でセレクトの読み手だ
ここの書き手としてという部分は言われて驚いた
もう少しがんばれば書き手の側に回れたのか
でも俺は国語とかだめだから
セレクトはヒロイン決定戦の頃からは読んでたと思う
@みんなでとか
自分で考えたとかも読んでるし
消えたいくつかのスレとかも読んでた
これらはいつからかは覚えてない
いくつもスレが出来て
読んでいても放置されて終わるんだ
特にセレクトは気合あって楽しみにしてた
それがあの状態だ
エレクトゲイズというのはトンズラこいて
あの状態を戻せない書き手への嫌味だ
読み手の分際でと書き手は言うかもな
読み手としてはいくつも話作って放り出さず続けてと
エンドまで書く気ないならはじめから手ぇだすな
その通りだ
>>247 まとめさん乙です
そこも読んでて功績を知ってました
おかげさまでセレクトの初期も読めました
そこ読んで許せない書き手AさんとBさん
Aさんは横の話は作って大元に協力せず止める宣言して
Bさんは勝手に止める事を了解した
その後に他の書き手が戻った時
廃墟になっていた
AさんとBさんが続けてりゃあ
他の書き手が戻って続いたんじゃねーか
>>246 書き手がどうか知らない
セレクト続けて良いと思う
いまの状況にした初期の書き手に
246さんの味付けをとやかく言える筋合いは無い
読み手の側からはそう思う
少なくともAさんとBさんには無い
>>249-250 レス、dです。selectdaysで書いてみようと思います。
ところで…いや、これは、拙いながらもいちおうの書き手である俺の口から発するには
いささかマヌケな発言なのですが、言います(^ω^;)
『読み手の方の反応をください。』
これがないと、どうしても創作系のスレは成り立たないと思うんです。
もし頻繁に感想などのレスがついているなら、書いてみようか、と思っている方も入ってきやすくなるでしょうし、
リクエストを出すのもイイと思います。
「ユーザーが買い支えんとなぁ。」的発言で、ホントスマソ。でも…
ここをROMってくれて、このレスを見てくださった皆さん、
どうかお願いしますorz
念のため。
[創作ギャルゲーム@kakiko]
ttp://yy26.60.kg/creategalgame/ この板はSELECT DAYS専用にしないようにあえてこの板名にしています。
他作品での参加者があればそちらの作品でスレを立ててもかまいません。
※まとめサイト、必要があれば協力します。
>248
>新参者が話を進めちゃっても大丈夫?
構わないと思います。(そもそも発案者のはずの1=チーフ殿と某氏も来ないので)
それで設定変わっても仕方ないと思っています。
リレー小説にこだわらず、あとから纏めなおすつもりで細切れにSSみたいに書いても構わないかと・・・。
※荒らしレスは削除人が気を利かせてくれたようで一通り削除されています。
>>252-253 亀レスですいません。
これ、すごくうれしいです…ありがとうございます!
なんというか、纏めてもらったこと自体すごい感謝なんですけど、
読んでもらえたってことが、なによりうれしいです。
ありがとうございます!
>>254 すごく丁寧な対応、感謝ですorz
selectdaysのまとめサイト、一通り読ませていただきました。
これからどうなるかは分からないのですが、
手始めのアイデアが湧いたので、今から書かせてもらおうと思っています。
よろしくお願いします。
[創作ギャルゲーム@kakiko]
ttp://yy26.60.kg/creategalgame/ ここを使えるとなれば、すごい助かります。
しかしなにぶん書き手がいない状態なので…。
もしも興味がある方がいたら、どうか反応をください。
状況が変わってきたら、そのときはぜひ使わせていただこうと思います。
>>246にて
>この場からは―云々言っちまったけど、明日以降また書こうと思います。
個人的な場で書く限り得られない感覚が
此処で晒すことで得られる…希ガス。なんとなく。
>>242から
店員「ありがとうございました〜。」
K「ん〜〜〜っ!…さて、と。」
K「じゃあね、さつきちゃん。」
春日「…ん?」
春日「なに?じゃあね、って。」
K「え?…だって、会場の中で俺と一緒にいるところ、悠に見られたくないんだろ?…悠が嫉妬するんだろ?」
春日「んん?…あぁ。…ねぇK兄ぃ?」
K「なに?」
春日「いや…。あの最後の部分は、冗談ってコトで。」
K「?冗談…?」
春日「うん。なんてゆーか…」
春日「口が滑ったw」
K「口が…ええ?」
春日「にゃははww…まぁ、そういうことで。さあ、行こうジャマイカ♪」
K「…(´・ω・`;)。」
…
→会場
受付の生徒「こんにちはー。ご来場ありがとうございます。パンフレットをどうぞ。
会場は中ホールです。」
K「どうも。」
…
K「ここだね。…おっ、すごい。かなり混んでるね。」
春日「ほんとだぁ。なんかウチのブラバンって、一般の人とかにもかなり人気あるみたいよ。」
K「へえ、そうなんだ。…席は自由だったよね。どうせだから、前のほうに行こうか。」
春日「そうだね。」
…
開演。
舞台の幕が開くと同時に、大音量が客席になだれ込んできた。
「もろびとこぞりて」だったか…あの曲。…いきなり圧倒された。
そのあといったん楽団が退き、舞台上ではピアノの独奏で、有名なクリスマス・ポップソングが続く。
そこからは数名ずつが1曲演奏しては交代、という形式で演奏会は進んでいった。
…すごく上手な演奏ばかりだ。
K「…ねぇさつきちゃん…なんだか、やたらとレベル高くない?」
春日「だよねぇ。…K兄ぃは、ウチのブラバンの演奏は初めてなの?」
K「ああ。そうだなぁ。そういえば。」
春日「そうなんだ。…もったいないなぁ〜♪」
K「はは…ほんとにね。…あっ。」
春日「悠ちゃんだっ。」
舞台上で演奏していた3人組の代わりに、悠が現れた――1人きりで。サックスを抱えて。
…
→悠の演奏
(カバー演奏、ある有名外国人アーティストの曲。)
K「悠…。」
K(悠のサックス…初めて聴くんだな、俺。…あいつ、たいしたもんじゃないか。)
春日「悠ちゃん、やっぱかっこいいわぁ…ね、K兄ぃ?」
K「ああ、そうだね。」
間奏
悠「皆さん、今日はほんとうにありがとうございます。楽しんでいってください!
では、よいクリスマスを!」
客席から歓声。
春日「あっ、悠ちゃんこっちに気づいたみたい。」
微笑み、小さく手を振る悠。
K「悠…。」
悠の演奏が終わり、その後何組かやったあと、
最後は部員総出の演奏で、舞台は幕を閉じた。
…
→ロビー
春日「は〜…すごいよかったね!K兄ぃ。」
K「ああ。きてよかったよ。…チケットありがとね、さつきちゃん。」
タッタッタッ…
?「お〜い、さつき〜!お兄ぃ〜!!」
春日「あっ、悠ちゃん!」
悠「はぁはぁ…ふぅ。…お兄ぃ。来てると思わなかったよ!びっくりしちゃった。」
K「ははは、そういや言ってなかった。ごめんごめん。…悠。お前のサックス、すごくよかったよ。」
悠「えっ、ほんと?…ありがとう!」
春日「うんうん。イチバンよかったよ!」
悠「え〜?…あっ、ところでさ、さつき。」
悠「これから、部の打ち上げがあるんだ。僕も参加しなきゃならないから…だからさ、
今日、これからさつきと一緒にいること、できなくなっちゃった。ごめん。」
春日「ええっ??」
春日「そりゃないよぉ!悠ちゃん。」
悠「ごめんね。」
春日「む〜…、悠ちゃん。その打ち上げって、一般参加はできないの?」
悠「えっ、一般参加…ん〜、どうだろ…」
悠「ん〜…」
…悠、俺になにか言って欲しげな視線を送ってきてる。…どうしよ。
select
・「さつきちゃんなら、大丈夫じゃないか?」
・「さつきちゃん、無理言っちゃダメだよ。」
K「さつきちゃんなら、大丈夫じゃないか?」
悠「えっ?」
K「だってほら、さつきちゃんはチケットの販売を手伝ってたし。
打ち上げに参加したって、問題ないんじゃないか?」
悠「あ…そっか。」
春日「そういえば、そうだよね!」
悠「ん〜…じゃあとりあえず、みんなのところへ行こうか。さつき。」
春日「りょうか〜い♪」
悠「じゃあお兄ぃ…今日はちょっと遅くなるかも。」
K「おk。楽しんでこいよ」
春日「K兄ぃ、またね!…ありがとね〜♪」
K「じゃあね、さつきちゃん。」
…さて。帰るか…
→会場入り口前の広場
K(コンビニでおでんでも、買って帰るかな…。)
?「あっ、K君!」
K「?…、あっ。」
K「瀬野さん。」
…
(瀬野さんと、つれの友達2人)
友達1「あれ?彩夏、この人ウチの学校だよね?」
瀬野「うん、そう。…悠君のお兄さんなんだよ。」
友達2「えっ、そうなんだぁ。」
瀬野「うん。」
友達1「弟さん、格好良かったですよ〜。」
K「え?ああ…ありがとう。(なんじゃそりゃ。)」
瀬野「K君も来てたんだね。」
K「ああ、うん。…弟も出るし、さすがにね。」
瀬野「そうだよね。」
友達2「あの〜…」
友達2「彩夏。私たちはこれから駅前ぶらつくけど、どうする?」
瀬野「えっ?」
友達1「悠君のお兄さん、いま、1人でいるみたいだし…ねえ。」
K「ん?」
友達1「と、いうわけで。」
友達1&2「私達はここで。彩夏、また明日ね〜!」
瀬野「あっ!」
K「…。なんか、行っちゃったね。」
瀬野「うん…。」
(え〜と…どうしよう?)
…
K「あ、え〜と…。瀬野さん、悠には会ったの?」
瀬野「えっ?」
瀬野「うん。開演前に、楽屋裏まで会いに行っちゃった。」
K「へえ。それはすごいね。」
瀬野「あ、そうだ。K君。」
K「ん?」
瀬野「今から、ちょっと付き合って欲しいところがあるんだけど…時間、ある?」
K「うん、大丈夫だけど…どこへ行くの?」
瀬野「うん、あのね?…」
瀬野「もうすぐクリスマスじゃない?」
K「うん…あっ、そうか。わかった。」
K「クリスマスプレゼントを買いに行くんだね。」
瀬野「うん。あっ、でもイヤならイヤって言って。」
K「もちろん付き合うよ。」
瀬野「ほんと?…ありがとう。」
K「それじゃあ、行こうか。」
瀬野「うん。」
…
→駅前繁華街
K「さて…瀬野さん、どこへ行こうか?」
瀬野「うん…あのね?K君。じつは、もう決まってるんだ。プレゼント。」
K「え、そうなの?」
瀬野「うん…でもね?買えるかどうか、わからないものなんだ。」
K「え…?」
K「それって、どういうこと?」
瀬野「…中古の、レコード盤なの。」
話はこうだ。今日、瀬野さんは悠と話した折に、さりげなく聞いた。
クリスマスプレゼントに何が欲しいか。
対して悠は、ある黒人サックス奏者のレコード盤が欲しいと言った。
…瀬野さんは、それを探すつもりらしい。
K「そうか。…そういえば悠、それらしいレコードたくさん持ってるなぁ。」
瀬野「そうなんだ。」
K(んん…でも、特定の中古レコード盤を探すとなると…はじめから無いって可能性もあるよなぁ。
有名なアーティストのものなら、CD盤がでてる可能性もあるし…)
select
・CD盤の購入を勧める
・瀬野と一緒にレコードを探す
・瀬野と一緒にレコードを探す
K「よしっ。…じゃあ瀬野さん、行こうか。レコード屋巡り。」
瀬野「K君…ありがとう。」
こうして俺たちは、レコードを探しはじめた、のだけれど…
→中古レコード屋
店員「ん〜、探してくれったってコレ…ウチにはないっすね〜。」
K「そこをなんとか…倉庫に眠ってるとかってのは…」
店員「ん〜…だいたいね?お客さん。お探しのレコード、実は結構レア物なんすよね〜。」
瀬野「え…そうなんですか?」
店員「ええ、まぁ…このアーティスト自体は有名なんで、作品は結構出回ってるんですよ。
でもこのタイトルは別物で…そう、初期の傑作って言われてて、市場ではプレミアが付いたりしてるんすよねぇ。」
K「…そうなんですか。」
店員「そういうわけなんで。…サーセンww」
K「…ふう。」
ここで、8軒目だ。――…俺、他のレコード屋って、知らないや。
瀬野「…。ねぇ?K君。」
K「えっ、なに?瀬野さん。」
瀬野「プレゼント…わたし、やっぱりほかの物にするよ!」
K「あ…」
瀬野「だから…手伝ってくれて、ありがとう。K君w」
K「…」
select
・「そっか。…しょうがないよね。」
・「いや、まだ諦めない。」
K(…いや、まだ諦めない。)
なにか、まだ方法があるはずだ。たとえば俺の知り合いで、音楽に詳しそうな人は…
K「…あっ。」
瀬野「どうしたの?K君。」
K「瀬野さん。ちょっと電話してもいいかな?」
瀬野「え?…うん、いいけど。」
…
秋月(電話ごし)「はい。…K君、どうしたの?」
――…先輩なら、もしかしたら。
K「先輩。すいません、突然。…あの、ちょっと聞きたいことがあるんですが…」
…
K「よしっ。…瀬野さん。もしかしたらレコード、手に入るかもしれない。」
瀬野「えっ、ほんと?」
K「うん。…行こう、瀬野さん!」
…
→ライブハウス『ティア・ドロップス』
瀬野「ここは…ライブハウス?」
K「うん。」
――…Kと秋月との、電話でのやりとり
秋月「そっか…そういうことなら、この前行ったライブハウスに行ってみるといいかもしれない。
あそこのオーナー、レコード収集にかなり凝ってるから。もしかすると、持ってるかもしれないわ。」
K「そうなんですか…でも、譲ってくれるかなぁ。」
秋月「それは分からないけれど…でも、行ってみて。今日もお店にいるはずよ。」
K「そうですか。分かりました、行ってみます。ありがとうございます。」
秋月「オーナーに電話、入れておくわ。」
K「先輩…ありがとう。」
→店内
スタッフ「いらっしゃいませ〜。」
K「あっ、すみません。…オーナーって、いらっしゃいますか?」
スタッフ「え?…あぁ。話聞いてます。今呼んでくるね。」
オーナー「いらっしゃい。君だね?かなえちゃんが電話で言ってたコは。」
K「はい。あの、それで…」
オーナー「うん。ちょっと待っててね。」
…
…
オーナー「お待たせ。」 つ『レコード』
瀬野「あっ…これが、悠君が欲しがってるレコード…」
K「やったね、瀬野さん。」
瀬野「…。うんっ!」
オーナー「ははは。え〜と、それでね?」
オーナー「いくらまでならだせるの?」
瀬野&K「えっ…?」
K(…いきなり、金の話かよ…?)
瀬野「…。あのっ。」
瀬野「どれくらいでなら、譲っていただけますか?…私、今あまり持ちあわせがないので…でも
なんとか用意しますから。どうか譲ってください!」
オーナー「ん〜…。ふむ。」
オーナー「10万円。市場に出せば、そのくらいかな。」
瀬野「え…」
オーナー「用意、できるかい?」
瀬野「…。」
K(瀬野さん…。)
K「…あのっ!」
オーナー「ん?なんだい?」
select
・「もういいです。無理だよ、瀬野さん。…もう行こう。」
・「なんとかします。だから譲ってください!」
K「もういいです。無理だよ、瀬野さん。…もう行こう。」
オーナー「ん。…そうか。」
オーナー「悪いけど、そういうことなら。…他をあたるなりしてくれ。」
K(…他が駄目だから、ここにきたんだよ。)
K「じゃあ…行こうか。瀬野さん。」
瀬野「あのっ…」
オーナー「ん?…」
→涙目で、深々と頭を下げる瀬野さん
瀬野「お願いします…どうしても、プレゼントしたい相手がいるんです。
無理だって分かってても、でも…。どうか、お願いします!譲ってください!」
K「瀬野さん…」
オーナー「ん〜。でもね?君。」
瀬野「お願いしますっ!!」
オーナー「無理なもんは、無理だよ。」
瀬野『お願いしますっっ!!』
オーナー「…。ふうっ、…ここまでかな。」
瀬野&K「えっ?」
オーナー「…。うん、ごめん。まあそういうこと。レコードは、はじめから譲るつもりだったんだよ。ただ…
おじさん、ちょっと、イジワルしたくなっちゃったんだな。」
K(うわぁ…)
瀬野「じゃあ…。」
オーナー「うん。…ははは、ごめんね?僕が悪かった。それと…レコードの値段。あれも、嘘だ。悪ふざけが過ぎたよ、うん。
まあ、そのかわりといっちゃなんだけど…」
オーナー「お代は取らないから。…瀬野さん、だったよね。はい。」
瀬野「オーナー…ありがとうございますぅ!」
オーナー「あ〜あ〜、お願いだから泣いたりしないで!…レコード、大切にしてくれよ。
って言っても、うん。君なら問題ないか。」
…
→ライブハウス入り口
オーナー「それじゃあ。…今度はお客として、またきてよ。」
瀬野&K「はい、ぜひ。」
瀬野「オーナー、ほんとにありがとうございます。」
オーナー「いえいえ。いいクリスマスを、お二人さん!」
…
K「瀬野さん、ほんとよかったね。」
瀬野「うんっ!」
瀬野さんの満面の笑み。ほんと、よかったな。
…でも。
オーナーに取引を持ちかけられて、俺は簡単に引き下がってしまった。
瀬野「…ねぇ?K君。」
K「ん?」
瀬野「ありがとう。あなたがいなかったら、レコードは手に入らなかったわ。」
K「瀬野さん…」
select
・そんなことないよ。
・そうかな?
・ほんと、そのとおりだよ!
K「そうかな?」
瀬野「うん。」
K「…。ありがとう。そう言ってもらえると、うれしい。」
→駅
K「駅に着いたね。…そういえば、瀬野さんはどの辺に住んでるの?」
瀬野「ここから、電車で30分くらいのところだよ。」
K「え、そうだったんだ。じゃあ、電車通学か。」
瀬野「うん。」
瀬野「それじゃあK君…今日はほんとにありがとう。」
K「…。うん。じゃあまた明日、瀬野さん。」
こうして瀬野さんを見送った。
PM7:00。ちょうどメシどきだったけれど、
食事に誘う気力は湧かなかった。
12月8(日) −クリスマス演奏会〜レコードを探して
save&tobe continued…
now loading…
【君への想い、永久(とこしえ)に…】12月11日(水)
→放課後、HR
キーン コーン カーン コーン…♪
担任「はい。それじゃあみんな、気をつけて帰るのよ。」
クラス委員「起立、礼。」
…
緒人「よう。K、ゲーセンでも寄ってかないか?」
K「おぅ、緒人。…悪い。今日はこれから用事があるんだ。」
緒人「そうなのか?残念。…じゃあな。」
K「ああ。」
用事。――今日はこれから病院に行くつもりだ。…尾江さんの、お見舞い。
彼女が入院してから、ちょうど一週間が経った。
10日間ほどの入院になるだろうと、保健の先生が言っていた。
だから、もうだいぶ良くなっているはずだろうけど。
K「…。行きがけに、なにか買っていくかな。」
…
→商店街
K「さて。…お見舞い、なにを買っていこうかな?」
select
・花屋に入ってみる
・果物は…八百屋に売ってるんだよな?
・暇だろうから、なにか本を買っていこうか。
K「果物は…八百屋に売ってるんだよな? 」
…
→八百屋
店の親父「へいらっしゃい。」
K「あの…友人のお見舞いに果物を持っていきたいんですが。」
店の親父「へぇっ、お見舞い。そりゃたいしたもんだ。」
K「どんなのがいいですかね?」
店の親父「ん〜?いやぁ、見舞いなんてたいして行かんし、わかんねぇけど…林檎でも持ってけば、いいんじゃないっすかねぇ?」
K「林檎ですか。」
店の親父「えぇ。まァおいらとしちゃぁ高級なのいくらか捌けりゃ御の字だけども…お兄さん、高校生っしょ?」
K「ええ、まぁ。」
店の親父「そんじゃあ、林檎だかバナナで充分。どれどれ…蜜のたっぷり詰まったの、選んでやっから。」
K「どーもっす。」
店の親父「それで、なに?友達なにしたの。喧嘩?それともバイク事故?」
K「あ、いやそういうんじゃなくて。…病気、っすね。」
店の親父「ありゃ、そうなん。…いやなんつーか、高校生だろ?そいつ。かわいそうになぁ。」
K「えぇ…そっすね。」
店の親父「なぁ。…そんじゃあこれは、おっちゃんの気持ち。サービスにつけとくよ。」 つバナナ一房
店の親父「まいどありぃ。兄ちゃんの友達、さっさと良くなるといいな。」
K「えぇ、そっすね。…ありがとうございます。それじゃ!」
K「さてと。病院に行くか。」
…
→病院
K「205号室…ここか。」
コンコン
尾江「はい。…あら、K君。」
K「やあ。お見舞いにきたよ。…これ、買ってきた。」
尾江「ありがとう。…ふふっ」
K「? どうしたの?」
尾江「いや、なんか…バナナが一房載ってるから。ウケた。」
K「えぇっ?(おっさん…)」
K「林檎の皮むくから。ナイフ貸してくれるかな。」
尾江「あ…ごめん。ナイフ、無いわ。」
K「え、そうなの?」
尾江「うん。…バナナ、もらおうかな。」
K「あ、うん。」
…
K「顔色。すごく良くなったね。」
尾江「うん…さすがにね。」
K「そっか。」
尾江「うん。」
K「…」
尾江「…。あのさ、K君。」
K「ん、なに?尾江さん。」
尾江「私が中学生の頃にね?今の私と同じように、入院していた友達がいたの。
…その人の話なんだけれど、聞いてくれるかな?」
K(あ…)
K「…うん。話してくれるかな?」
尾江「うん。…あのね?」
…
尾江「佐伯君…」
K「男?」
尾江「あ、うん。…彼とは中学のとき、部活が一緒だったの。バレーボール部。
…ふふっ。初めて会ったときね?なんだか、気難しそうな感じだったなぁ。」
K「そうなんだ。」
尾江「うん。…」
そして尾江さんは話し始めた。
尾江さんの所属していたバレー部は、特に部員の仲がよかったこと。
そのなかで、彼とも自然と話す機会が増えていったこと。
やがて中学2年になり、彼が入院したこと。
はじめのうちは部のメンバーでよく見舞いに行ったこと。
誰かが「もうすぐ退院できるよ」と言い、
彼は照れくさそうに微笑んでいたこと。
中学3年の春になり、夏になり、やがて秋になって。
尾江さんは彼の病室に通い続けたのだけれど、
そのうち彼は集中治療室に移り、面会することもできなくなったこと。
そしてその冬、彼と再び会えなくなったこと。
K「…。」
尾江「…ねぇ?K君。」
K「あっ…なに?尾江さん。」
尾江「私がお見舞いに行くとね?彼、いつもにこにこしてたんだ。それで、
私がその日あったこととか話して、彼は、相槌をうちながらそれを聞いてた。」
K「そうなんだ。」
尾江「うん。」
…
コンコン
看護士「尾江さん。夕食の時間です。」
K「あっ…俺、運びます!」
K(ふうっ。)
…。助かった。
尾江さんが秘密を明かしてくれたけれども、
それに対して、なんていえばいいのか――言葉がでなかった。
看護士「尾江さん、退院は月曜日に決まりましたよ。」
K「そうなんですか?」
看護士「ええ。よかったね。…身体、労わらなくちゃ駄目だよ?」
尾江「はい…気をつけます。」
K「月曜日かぁ。よかったね、尾江さん。」
尾江「…。」
K「ん、どうしたの?尾江さん。」
尾江「土曜日なんだ。」
K「えっ?」
尾江「佐伯君の命日、今週の土曜日なんだ。だから、土曜日までには退院したかったんだけど。」
K「そうなんだ。…でも、しょうがないよ。」
尾江「うん。…しょうがないよね。」
尾江「あまり、病院に迷惑はかけたくないけど。」
K「!!…尾江さん、まさか。」
尾江「…。ちょっと抜け出すだけよ。」
select
・「ダメだよ!」
・「…。」
K「…。」
尾江「看護士さんには内緒よ?K君。」
K「…バカ。」
尾江「えっ?」
K「無断で外出して、外で倒れたりでもしたらどうするつもり?
看護士さんも言ってたじゃないか。自分を労わらなくちゃ駄目だって。
なのに尾江さんは、なんでそんなこと言うんだよ。…墓参りなんて、退院してから行けばいいじゃないか。」
尾江「…一輪の花も、無かったのよ。」
K「?」
尾江「1年前。…あの日は学校があったから、私が彼の墓前に着いたのは夕方だったわ。
…。本当に、一輪の花も無かったのよ。彼の墓前には。
それで、墓の周りを掃除して、墓標に水をかけて、お供えをして、それで…。」
K(あっ…)
尾江「…ふふっ。だって、一周忌なのによ?そんな、ことって…」
最後まで言い切るまえに、尾江さんは泣き出した。
せき止められていたものが、吐き出されるかのように。
…
尾江「…。ごめんね、K君。」
K「尾江さん…それでも君は、安静にしてなくちゃ駄目だよ。」
尾江「…そっか。」
K「場所、教えてくれよ。」
尾江「えっ?」
K「佐伯君が眠ってる場所。…花、俺が供えてくるよ。だから場所、教えてくれよ。」
尾江「K君…。」
…
尾江「でも、それじゃ…」
K「尾江さん。」
K「お願いだから、うん、って言ってくれよ。…俺は、心配なんだ。君のことが。」
尾江「…」
尾江「…うん。」
K「よし、決まりだ。…あ、ちょっと待ってて。」
つ大学ノートとシャープペン
K「これに地図、描いてくれるかな…へへっ、迷わないように頼むよ。」
尾江「…ふふっ。そうね。」
…
尾江「はい、できた。」
K「…。うん、これなら迷わず行けそうだな。
雨が降っても、雪が降っても。俺は絶対に行くから。だから…」
尾江「分かってるわ。」
K「ん、そっか。」
K「じゃあ、そろそろ行くよ。」
尾江「あっ、K君。」
K「ん?」
尾江「ありがと。」
K「…。お大事に。」
こうして病室をあとにした。
12月11(水) −尾江さんのお見舞い
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【君への想い、永久(とこしえ)に…】12月13日(金)
→3時間目 体育
K「次は、体育か。」
この時期の体育は、自分の好きな種目を選択するカリキュラムが採られている。
バスケットボール、サッカー、バドミントン、テニス。
そのうちから選ぶ。…たまに別のクラス、学年との合同授業になったりもする。
緒人「よう、K。」
K「おお、緒人。」
緒人「今日はなにやるつもりなん?」
K「うん、そうだな…」
select
・バスケットボールかな。
・サッカーがいいな。
・バドミントンかな。
・テニス、やろっかな。
K「テニス、やろっかな。 」
緒人「そ〜かそ〜か。…でもK、言い方間違えてるぞ?」
K「?」
緒人「やろっか、じゃなくて。 観 賞 し よ う か 。だろ♪」
K「…なァ緒人。」
緒人「なっ、なんだよ?」
K「わりっ。間違ぇ〜た♪」
緒人「そうこなくっちゃ♪ テニスコートへレッツラゴー♪」
…
緒人「…なぁ、K?」
K「ん。なんだ?緒人。」
緒人「…長袖ジャージの着用は、反則ですよ?」
K「…。寒いもんな。考えてみれば。」
緒人「…」
K「…。」
?「ふふっ。なにしょぼくれてるの?お二人さんw」
K「んっ?」
…
K「あっ、秋月先輩。」
秋月「おはよ。」
緒人「秋月先輩。なんでここにいるんすか?」
秋月「なんでって緒人君…今日はあなたたちのクラスと合同体育だからよ。」
秋月「ほら。あそこのコートでプレイしてるの、3年生でしょ?…気づかなかったの?」
K&緒人「えっ?」
K(あ…ほんとだ。つ〜か、長袖ジャージに落胆してて気づかなかった。はは…)
秋月「まあいいわ。…そんなことより、せっかくだから一緒にやりましょうか?」
K「一緒に、ですか?」
秋月「うん。あっ、ちょっと待っててね。」
…
秋月「お待たせ。友達を1人連れてきたわ。」
3年女子「よろしくぅ〜。」
K「ぁ…どうも。」
緒人「よろしくっすぅ〜♪」
秋月「あっ、ちょうどあそこのコートが空いたわね。行きましょ!」
秋月「え〜と…じゃあどうしましょうか。K君、あなた誰とペアを組む?」
K「そうですね、それじゃあ…」
select
・緒人と組む
・秋月先輩と組む
・先輩の友達と組む
秋月先輩と組む
K「秋月先輩。俺と組んでもらえますか?」
秋月「もちろん。よろしくね。」
…
ゲーム開始。
【10ポイント先取で勝ち、サーブはポイントを取ったほうが打つ】というルールにした。
で、負けたほうはジュース奢り。
ゲームは一進一退で進行し、そして…
9−9 サーブ緒人
秋月「次、取ったほうの勝ちね。…K君、絶対取ろうね!」
K「う〜っす!」
緒人「いくぞっ!」
…
しばらくラリーが続き、そして…絶好のチャンス。甘めの球がきた!
でも、緒人がすぐさまネット近くに駆け寄り、コースを潰しにかかる。
緒人の守りを抜ければ勝ち、ボレーで返されれば負けだ。…どうしよう。
select
・男は度胸。一発決めてやるぜ!
・ここはいったん、ロブ(山なりの打球)で逃げる。
男は度胸。一発決めてやるぜ!
K「うりゃ〜っ!」
…
→自販機前
K「…。ほらよっ、緒人。」
緒人「へへっ、悪いな、K。ゴチになりま〜すっ♪」
負けてしまった。緒人のやつ、もの凄いジャンピングボレーかましやがって。
秋月「ふふっ。…最後、残念だったね。」
K「あっ、先輩。…なんか、すみませんでした。最後。」
秋月「えっ?」
秋月「…。(最後のが、一番カッコよかったけどな。)」
K「え?…なんか言いました?先輩。」
秋月「えっ!ううん、なにも!」
K「?」
秋月「楽しかったわ、K君。機会があったらまたやりましょ。」
K「ええ、そうですね。」
秋月「じゃあ、またね。」
…次は勝ちたいな。
12月13日(金)−3時間目 体育
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【君への想い、永久(とこしえ)に…】12月14日(土)
ジリリリリリリリ!!
カチッ。
「朝か…」
今日は尾江さんと約束したとおり(
>>274〜)、墓参りをする。
え〜と。…線香なんて、ウチにあったかな?
→1階リビング
K「よし…と。必要なものは全部揃っちゃったな。」
悠「ふぁ〜…」
K「あ、悠。」
K「おはよう。」
悠「おはよ、お兄ぃ。…あれっ?どこか出かけるの?」
K「ああ、まあね。」
悠「ふぅん。じゃあ、いってらっしゃい。」
K「ああ、いってきます。」
…
尾江さんからもらった地図のとおり、駅からバスに乗る。
バスは街外れの丘を登っていく――澄み切った空が、窓外に広がっている。
やがて霊園前の停留所で、降車ボタンを押す。
→霊園
K「ふう。…しかし、ひと気がないな。まあ当然か。 え〜っと 、地図地図…」
地図をたよりに彼の墓を探す。
地図がかなり詳しく書かれていたので、労せずすぐに見つかった。
K「うん。これだな。」
竹箒で墓周りを掃き、墓石を磨き、水をかける。…冬だから、お湯がいいのかな?まあいいや。
(家の茶箪笥のなかになぜかあった)葛菓子と、林檎を墓前に添えて…
K「あっ!!」
なんてこった。花を、忘れた。
…。でも、必要なさそうだ。
墓前の花挿しに、きれいな仏花が一杯に挿されている。…きっと、遺族の方が来たのだろう。
花挿しに水を注ぎ、線香をあげる。
K「さて、と。」
墓前で目をつぶり、手を合わす。――とても静かだ。
K「…」
…
K「よし…行くか。」
ひと気のない墓場を抜け、バス停に戻る。
帰りのバスに乗り、やがて駅前。
バスを降りる。
K「11:00か。…コンビニでなにか買っていこうかな。」
墓参りを済ませた報告。病院に着く頃には、ちょうど昼食どきだ。
…
→病室前
コンコン。
尾江「あら、K君。」
K「おはよう。墓参り、今行ってきたよ。」
尾江「そっか。…ありがとう。」
K「ちゃんと、寝てた?」
尾江「えっ?うん。…どうして?」
K「墓前に花が添えられていたよ。で、もしかしたら尾江さんが…ってさ。」
尾江「え?」
K「でも、遺族の方が来てたんだろうって、思ったけどね。」
尾江「…そっか。」
K「うん。…ねえ?尾江さん。」
尾江「ん?」
K「彼――佐伯君の写真とかって、持ってる?」
尾江「写真?…どうして?」
K「うん、あのさ?」
K「今朝、彼の墓前を掃除して、墓石を磨いて、線香をあげて、手を合わせて。
そうしてるうちに思ったんだ。…彼って、どんなやつだったんだろうって。」
尾江「…そうなんだ。」
K「うん。」
尾江「ごめん、無いわ。」
K「えっ?」
尾江「無いの、写真。…全部焼いてしまったから。」
K「…そうなんだ。」
K「…ねえ、尾江さん。」
尾江「え?」
K「それなら俺は、君から聞くしかないんだね、彼のこと。」
尾江「K君…」
K「俺は聞きたい。だから、色々聞かせてくれないかい?」
尾江「…イヤだと言ったら?」
K「なら…聞かない。」
尾江「ふふっ。」
尾江「退院したら。そしたら、話す。」
K「うん。…あっ、そうだ。」
尾江「?」
K「はい、これ。」 つ雑誌
K「入院生活も暇でしょ?コンビニで買ってきた。」
尾江「ありがとう。でもこれって…」
尾江「男の子が読む漫画じゃない?」
K「えっ?」
K「…こういうの、読まない?俺は毎週買ってるんですが。」
尾江「うん、読まないなあ。…ふふっ、でもありがとう。」
そのうち尾江さんの昼食が運ばれてきて、
一緒に昼食を食べてから病院をあとにした。
月曜日に退院(
>>279)――翌日には学校で会えるだろう。
12月14日(土)−墓参り
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(
>>177)
>クリスマス
K『…、よしっ。今年は誰か、誘ってみようジャマイカ!!』
K「具体的には…そうだな。16日(月)〜18日(水)くらいまでには誰か、誘うようにしよう。」
…
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【君への想い、永久(とこしえ)に…】12月16日(月)
ジリリリリリリリ!!
カチッ。
「朝か…」
K「2学期も、今週で終わりだな。そしたら冬休みだ。wktk。
と、その前にやってくるのが、クリスマスだ。(gkbr。)
例年の如く1人きりのクリスマス・イヴ…それは絶対に回避したいのです!」
K「…。ということで、誰か誘おう。誰を誘おうかな?」
select
・瀬野さん
・さつきちゃん
・尾江さん
・秋月先輩
・さつきちゃん
K「よし、さつきちゃんを誘おう。」
K「…って言ったって、彼女は悠と過ごすだろう。当然。」
K「はぁ…。」
?「あっ、K兄ぃ!」
K「?」
K「あっ、さつきちゃん。…どうしたの?」
春日「えっ?いや、K兄ぃの後姿が見えたから。声かけただけだよ。」
K「あっそう。」
春日「うん。あっ、ところでさ?」
春日「K兄ぃは24日、家にいるの?」
K「うん。…ははは、嫌味かい?w」
春日「えぇ?いや、そういうわけじゃないけどさ。」
春日「24日、お宅にお邪魔することになったので。」
K「あ、そうなんだ。」
春日「うん。だからさ?もしよかったら、K兄ぃも一緒に過ごそうよ。」
K「えっ…いいの?」
春日「うん。一緒にケーキ食べよう。」
K「ん…」
select
・誘いを受ける
・誘いを断る
294 :
名無しくん、、、好きです。。。:2006/12/31(日) 16:25:26 ID:8GN3aYYn
hο∫hμ..._〆(゚▽゚*)
誘いを受ける
K「じゃあ、そうしようかな。…でも、ほんとうにいいの?」
さつき「?」
K(???)
さつき「???」
K「え〜っと…まあ、じゃあクリスマスはそういうことで。楽しみにしてるよ。」
さつき「うん、決まりっ!じゃあね、K兄ぃ!!」
K(…よく、わからん。)
ということで、悠、さつきちゃんとともにクリスマスを過ごすことになった。
12月16日(月)
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【君への想い、永久(とこしえ)に…】12月17日(火)
ジリリリリリリリ!!
カチッ。
「朝か…」
…
K「行ってきま〜す。」
→校門前
K(来週から、冬休みかぁ。)
?「おはよう、K君。」
K「ん?…あっ!」
K「尾江さん。」
尾江「ふふっ。…今日は朝から寒いわね。」
K「そうだね。もう大丈夫なの?体調は。」
尾江「うん、おかげさまで。」
尾江「なんだか、不思議ねぇ。」
K「ん、なにが?」
尾江「通い慣れたいつもの通学路なんだけどさ、
今朝はなんだか新鮮に感じる。…空気も、人も。」
K「へえ。」
尾江「じゃあ…またね、K君。」
K「うん。」
12月17日(火) 登校
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【君への想い、永久(とこしえ)に…】12月21日(土)
ジリリリリリリリ!!
カチッ。
「朝か…」
「支度、支度っと。」
…
K「…あっ。」
K「今日から、冬休みだ。」
冬休み:12/21(土)〜1/8(水)
K「んー…やっちゃった。どうしよ…」
K「んー……」
…
……
むくっ。
K「ん…」
→時計、PM:600。
K「…。やっちゃった。」
こうして冬休みが、幕をあけた。
12月21日(土) 今日から冬休み
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【君への想い、永久(とこしえ)に…】12月24日(火)
ジリリリリリリリ!!
カチッ。
「朝か…」
今日はクリスマスイブだ。
予定では、さつきちゃんがウチに来て、
悠と3人で過ごすことになっている。
K「さつきちゃん、何時くらいに来るのかな?」
…
→居間
悠「あっ、お兄ぃ。おはよ。」
K「おはよう、悠。…あのさ、今日、さつきちゃんは何時くらいに来るんだ?」
悠「夕方。5時くらいだって。」
K「そっか。」
K「ところで、いろいろ買出ししとかなきゃいけないよな?
飲み物とか、ケーキとか…」
悠「うんっ。お昼食べたら出かけようかと思ってたんだけどさ…」
悠「買出し。お兄ぃも、一緒に行く?」
K「え?」
select
・「そうだな。」
・「いや…マンドクセ('A`) 」
K「そうだな。」
悠「おk。じゃあお昼食べたら一緒に出掛けよう!」
…
→玄関先
K「悠の奴、遅いなあ。
昼飯食い終わってから、1時間は経ってるぜ?」
悠「お待たせ、お兄ぃ!」
K「(あ、やっときた。)随分待ったぞ?悠…って。」
K「…悠よ。何のつもりだ?」
悠「へっ?」
K「なんで、女の子の格好なんだい?」
悠「えぇ〜?」
K「却下。さっさと着替えてこい!」
悠「…。え〜っと。お兄ぃのほうこそ、何様のつもりかな?」
K「へ?」
悠「あのね?お兄ぃ…」
悠「お兄ぃはクリスマスの街中を、野郎2人でうろつくつもりなの?」
K「Σ(||゚Д゚)!!」
悠「そんな勇気が、はたしてお兄ぃにあるの?」
K「悠、お前…」
select
・「…よしっ。じゃあ出掛けるか!」
・「却下却下!さっさと着替えてこい!!」
K「…よしっ。じゃあ出掛けるか!」
悠「そうこなくっちゃ♪」
K(…はぁ。)
→バス
家から街中に出掛けるときは、バスを利用する。
バスの中は混み合っている。つり革につかまる。
悠「へへへ〜。お兄ぃと2人出掛けるのって、久しぶりだよねっ!」
K「ああ、え〜と…遊園地以来か。(
>>137辺り)」
悠「そうだねっ。」
悠「〜〜♪」
K「…ん?」
なんだか、妙な違和感を感じるぞ。なんだろ?
(バスの中を見渡す。)
K(あぁ…これかぁ。)
乗客、ほぼ男女一組のカップリング。
なかには、楽しそうに乳繰り合っているのもいる。
K(…クリスマスかぁー…。)
K(…んっ?)
女A「…だよね〜♪それでさぁ〜?」
男A「あぁ、そうなんだぁ…」
…ちろっ。
K(これは…)
女B「…でさぁ〜?どこ行こっかぁ?」
男B「あぁ、そうさなぁ…」
…ちろりっ!
K(…間違いない。)
バス車内のカップル。その男たちの視線が、
悠にチラチラ向けられている。
悠「〜〜♪」
男A(…んだぁ、あいつ。あんなかわいいコ、連れ歩きやがって…。)
男B(…クソがぁ、調子こきやがって…。)
男C(憎い、憎い憎い憎い…。)
K「…(^ω^;)」
車内放送「…次は〜、○○3丁目〜、○○3丁目…」
ピンポ〜〜ンッ♪
車内放送「次、停車いたします…」
悠「…あれぇ?お兄ぃ、駅前で降りるんでしょぉ?…」
K「いいから。…次で降りるぞっっ!!」
悠「えぇ〜っ?」
男共「…(じ〜〜〜っ。)」
K「あっ、ほら、降りるぞ悠っ!!」
悠「やぁ〜っ!ちょっと待ってよぉ〜…」
…
→バス停
K(ふぅっ。…あんな殺気立ったプレッシャー、生まれて初めて味わったぜ。)
悠「…もうっ!お兄ぃ、なんでいきなりバス降りたのさ?」
K「へっ?あぁ…」
(いや、おまいが原因なんだが…)
K「…いやっ、そうそう、ちょっと乗り物酔いしちゃったみたいでさ?」
悠「えぇっ!?」
悠「だいじょうぶっ!?気持ち悪いんなら、さっさと吐いちゃったほうがいいんだよっ?」
悠が、Kの背中をさする。
K「あ〜、いい、いい!もうだいぶ収まったから!」
悠「そうなの?」
K「ああ、うん。」
悠が安心したような笑みを浮かべる。
K(しっかし、改めて思うけど…。悠の女装って、やばいくらい可愛いんだよなあ。)
悠「?どうしたの?お兄ぃ。」
K「へっ?いやっ、なんでもない。」
悠「?」
悠「じゃあ、行こっか。とりあえず」
K「ん、そうだな。」
…
→駅前
K「着いたな。」
悠「うん。じゃあ、まずはどこに行こうか?」
K「んー、そうだなぁ。」
まず、ケーキは買って行かないとな。
それと、料理。
あとは…クリスマスプレゼント。
K「悠は、どこか行きたいところ、ないのか?」
悠「うん、お兄ぃに任せるよ。」
K「そうか。それじゃあ…」
select
・ケーキを買いに行こう。
・食べるもん買いに行こう。
・百貨店に行こう。
K「よし、まずは食べるもん買いに行こう。」
悠「うんっ!」
K「悠は、なに食べたい?」
悠「チキンが食べたいっ!」
K「おっいいね。じゃあ買いに行くか。」
…
→ファーストフード店「倦怠期☆ミチキン」
K「どれにしようか?」
悠「いつものファミリーパックでいいんじゃない?」
K「そうだな、そうするか。すみませーん…」
店員「お客様、申し訳ありません。只今店内、非常に混み合っていまして。
30分ほどお時間をいただきますが、よろしいでしょうか?」
K「わかりますた。」
K「悠、30分くらい待つってさ。」
悠「そっか。じゃあさお兄ぃ、ついでに少し休んでいかない?」
K「そうしよっか。」
持ち帰りの注文をし、いったん店を出る客も多いのだろう。
店内は比較的空いている。
俺はホットコーヒー、悠はカプチーノを注文し、窓際の席に着く。
…
305 :
名無しくん、、、好きです。。。:2007/02/12(月) 04:58:36 ID:oC2Q7ZZ4
悠「…〜♪」
悠がにこにこ、店内を見回している。
K「悠、なんだよお前。やけに楽しそうだな。」
悠「えぇ?…だってさ?お兄ぃ、
なんかみんな、楽しそうじゃない?」
K「ん…まあ、クリスマスだしな。」
(まあでもいわれてみれば確かに、普段のファーストフード店とは違う、
なんかこうあったかい雰囲気が店内に漂っている。)
悠「だから、ねっ♪」
言って、ふたたび にこり。
K(…悠って、ほんと楽しそうに笑うよなぁ…。)
K「ところでさ?悠…」
select
・部活の話をする。
・さつきちゃんの話をする。
・今日の悠の服装を褒める。
お願いがあります。
このスレの途中から続けてる 君への…なんですが、
絵を書いてくださる人、いらっしゃいませんか?
もし、じゃあ俺がノシ って人、いらっしゃったら
レスください。orz
>>305 ・部活の話をする。
K「吹奏楽部のクリスマス会って、やらないのか?」
悠「えっ?…ないよ?」
K「そうなのか?意外だなぁ。」
悠「なんで?」
K「いや、だってこの前演奏会に行って思ったけど、(
>>224辺り〜)
部員みんながすごく仲よさそうな雰囲気だったからさ。だから、あるのかなぁって。」
悠「そっか。…うん、確かにすごくアットホームな感じだね、ウチの部は。
しょっちゅうイベントの集まりがあるし。」
K「じゃあクリスマス会もありそうなもんだけどなぁ?」
悠「あっ、でもね?ウチの部って彼氏、彼女持ちがほとんどだから。
だからだね、きっと。」
K「へえ、彼氏、彼女持ちがほとんど…」
K「…それはたとえば、秋月先輩もその中に含まれるのかね?」
悠「えっ?…気になるの〜?」」
K「え?あ、いやたとえばだってたとえばっ!」
悠「…いるよ?」
K「へっ?…そ、そうなのか…」
悠「…嘘だよっ♪」
K「っ!!このっ!このっ!!」
悠「あ〜んごめんごめん!!」
K(ふぅ、まったく。…さて、次の話題は…)
select
・さつきちゃんの話をする。
・今日の悠の服装を褒める。
・この前の演奏会の話をする。
この前の演奏会の話をする。
K「この前のクリスマス演奏会、すごくよかったよ。」
悠「あー!あのときはほんとびっくりしたよっ。
だってお兄ぃが来るなんて知らなかったんだもん。」
K「ははは。まぁそれが狙いで、言わなかったんだけどさ。
…でもほんと、お前のサックスは上手だったよ。」
悠「そう?…ありがと。」
K「それに、すごく堂々としててさ。…ちょっと前の悠からは考えられないことだよ。」
悠「えー、なにそれ?あたしだってやるときはやるんだから…
K「…僕な?僕。もしくは俺。」
悠「あっと…えへへ、ごめんよお兄ぃ。」
K「まったく。」
K(…まあでもほんと、ちょっと前の悠からは考えられないことだ。
女々しくて、泣き虫で。…そんな悠を俺はずっと見てきた。
ほんとに悠は…よく笑うようになった。)
悠「…なに?お兄ぃ。あた…僕の顔になにかついてる?」
K「え?いやなにも。…なあ?悠。」
悠「なに?お兄ぃ。」
K「…。いや、なんでもない。」
悠「えーっ?なにそれ!」
言って悠は、また笑う。
K(次の話題…そろそろ30分経つかな?)
select
・さつきちゃんの話をする。
・今日の悠の服装を褒める。
・瀬野さんの話をする。
>>251 ここに感想書くかと考えてたら
終わりとされていたここも再開したので
流れ切らずに見てた
でもやっぱりselectの方の感想を垂れ流す
国語駄目駄目なのは勘弁
恵里香が創太の思い出の場所に行きたいというくだりは
見たい行きたいその場所に加わりたいという
当初の設定より少しだけ活発になった気がして
でも他に埋もれるよりアレくらいの方がイイと思った
料理研究会設立は活発過ぎと思ったものの
好きな事にのみ普段見せない一途さというのが
創太への気持ちによる行動の活発さを
今後に期待できイイと考えを変えたよ
ここら辺に関しては
GJあるいは乙としか言えない
苦言も有る
706、708、736のような書き方は読み辛い
ギャルゲらしくキャラ名を書くか
誰の台詞か分かるよう前後の文章で明確にするか
必要だと思う
736は737が抜けた事も有って混乱したし
708は慎二と創太を逆に読んでもっと混乱した
このキャラ名無しの書き方も全く駄目ということはない
710の先輩らしき台詞や632の恵里香の台詞のように
効果的な使い方なら良いと思う
708 :名無しくん、、、好きです。。。:2007/01/14(日) 14:07:21 ID:DuacNScH
【わかったよ。そうする。】
少し思うところはあったものの、俺は素直に頷いておくことにした。
そして、
「そんときゃ頼むよ、慎二」
鞄を肩にかけながら顔も見ずに言っておく。
慎二は、
「ああ、来々軒のチャーシューメン一杯で頼まれるぜ!」
「……」
「なぁに、俺とお前は一蓮托生っ。逆の時は俺が奢ってやるから」
いや、爽やかにそう言われても。
何だ、さっきのはギャグだったのか?
いきなり真面目な顔したかと思えば……。 < ここと
「俺、やっぱお前が分からねぇ」 < ここ
「へ?」
「せいっ!」
とりあえず一発殴って、夜の帳が落ちかけた校舎を出ることにした。
708で大混乱したのは上の部分
「逆の時は俺が奢ってやるから」
と砕けた話をしていた慎二が
いきなりまじめな顔をして
「俺、やっぱお前が分からねぇ」
と言ったものと誤解した
いきなり流れ切ってスマソ
こんな事はこれきりにしゅるちゅもりなので勘弁
>>309氏
亀レスすまそorz
sdはその後、何人か住人さんが戻ってきてくれて
共作体制でやれてます。
まとめサイトにて、ここのことも少し触れているので
>>309氏の感想は他の書き手の方々の目にも届くかなあ、と思います。
俺もsdの710は巧いな、と思いました。視覚的な表現ができていて…
ゲームの形になったときに、生きてくる書き方だと思いますた。
一方、分かりづらかったとご指摘の箇所は
言われてみれば確かに…と気づかされますた。
改善点ハケーン、です。
なにはともあれ指摘dd。
313 :
連投スマソ:2007/02/26(月) 00:27:48 ID:eSxfJP91
話は変わるのですが、
ここの第2章『君への想いとこしえに』がクリスマス前までいったので、
そこまでの内容をゲームの形にしてみますた。
(
>>306の書き込みの反応がなかったので、絵的にはものすごく「しょっぱい」のですが…)
去年の8月あたりから半年間、俺はここで話を継いできますた。
でもなかなか、書き手の方は現れないもんですね。
>>298から12/24に入っているのですが、
このスレに関しては、俺はここで投了することにします。
スレ違いスマソ。
そして激しく亀レス。
>>311 分かりづらいのほぼ全部俺じゃん……!
精進します……orz
ちょっちやる気でてきた。
315 :
313:2007/03/07(水) 06:58:21 ID:lWKe5IlO
>>314 ともにガンガリませう。
ここ数日むこうに顔だせてなくてすいません。
このスレを見てくれている人が
どれだけいるのかわからないのですが、
第2章 、【君への想い、永久(とこしえ)に…】 の
クリスマスまでの展開をまとめたゲームを
うpしてみようかと考えています。
製作経験がなく作りも稚拙なのですが、
もし、試しにプレイしてやってもいい、って方がいたら
レスくださいorz
>>315 ノシ
無い時間使って一応何かをしたい…
容量はどれくらい?
>>316 レスありがとうございます。
zip形式で36,6MBです。
>>318 どの辺?
>128>133あたりは全滅
321 :
名無しくん、、、好きです。。。:
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