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名無しくん、、、好きです。。。:
ほかのスレにも書いたが俺はAIRの主人公にあこがれて本当に旅に出た、
本当はきっかけなんて何でも良かったのかも知れない
ただ俺はAIRだったそれだけ
時に公園に止まり 時に駅に止まり 畑なんてこともあった
たくさんの人に優しさをもらい、たまにまったくしらない人の家に泊めてもらうこともあった
その人の家族と一緒にご飯を食べ、その日は久しぶりに布団で寝た
そして次の朝、別れる時にはお弁当も用意してくれた。
その時そこのおばあさんは声を詰まらせて俺を送ってくれた
「いってらしゃい」
俺は昨日の会話を思い出していた・・・
「あなたはほんとに家の子に似ている、本当に言葉使いも、面影も、、」
「その人は今どうしたんですか」
「ガンでね・・・」
その先は俺には聞こえなかった、ただ居間においてある仏壇が物語っているような感じがした。
「もらい泣きなんてあんまりしないんだけどな」
久しぶりに目が熱くなっているのを感じた、
「行ってきます!」
俺はサイドバックを自転車に積みこぎだした
たった一日だった、ここにいたのは・・でもなぜか懐かしいのは・・・なぜだろう・・・な
実際にこんなことが起きるのだからKanonもAIRも結構現実的かもしれないな。。。