あぼーん
削除依頼ヨロ
とりあえず明日くらいに依頼出しとくね
削除人さん乙です!!
>>775 延期の理由
1・より激萌えなデキになっている
2・受注殺到
さてどっち
>>783 ありがとうございます。
エロSSの方は俺が依頼を出しておきました。
740はよくわからなかったので省きましたが…。
786 :
名無しくん、、、好きです。。。:2006/05/24(水) 22:57:50 ID:ss5Ad6oY
再び削除依頼ヨロ
うわっ、ひどい・・・しかも僕の名前まで!?
#3 「ずっとずっと言いたくて」
「別れて・・・くれないか?」
アイシアの言葉に心を動かされた純一は、意を決して音夢に別れを告げたのだった。
「何を言ってるの?。・・・ああ〜。研修が終わったら、あっちへ戻らなくちゃいけないから、不安なんでしょ?。大丈夫よ、今度はちゃんと連絡するから・・・」
純一の言葉は本心でないと確信している音夢。しかし、そんな期待は次の言葉で裏切られる。
「俺はもう・・・桜の下でした約束を守れない・・・」
「!?」
「ただし!!俺の大切な恋人としてな」
あの時、2年の月日をかえりみず2人は恋人に戻った。
「何それ・・・どう・・・!!。兄さん、もしかして・・・白河さんの事・・・」
「!?。音夢、どうして・・・」
音夢は純一の気持ちを本能で感じたようだ。
「兄さんの事、なんでもわかるよ?。どうして?。私は兄さんの事好きなのに・・・大好きなのに・・・どうして?」
また雷鳴が鳴り響いた。
「・・・」
「2年前何も言わずに出ていって、連絡もしないで、それでも帰ってきた時に兄さんは許してくれると思ってた・・・」
「音夢、俺はもうお前の事はとっくに許してるさ!!」
「なら!!どうしてよ・・・。私の代わりだったんでしょ?白河さんは?」
パンッ
純一は平手で音夢の顔を叩いた。
「いい加減にするんだ、音夢。ことりはお前の代わりじゃない!!。」
信じていた。音夢は自分が一番兄に愛されてると。
「ことりの優しさや温もりはことりだけのものだった。」
「私は兄さんの事は白河さんよりも、誰よりも、わかってる。気持ちがわからない白河さんより私を選んだほうが絶対いいはず・・・」
涙が溢れ、純一の胸に両手を当てる音夢。
わからない未来よりも、安心の現在。人はその性質ゆえに逃げに走りやすい。しかし、純一は・・・
「確かにことりに気持ちを伝えて届くかわからない・・・。でも、人が人に想いを伝えることに裏付けなんていらないんだ。」
それはかつてことりに語った事と一緒。絶対なんてない。だから、人は未来へ進めるのだと。
「だから・・・俺は・・・自分とことりに嘘をつきたくない・・・」
純一はそう言うとある場所へ向かった。
叶と約束があると嘘をついて別れた、ことりは家に戻って叶に言われた事を思い出していた。
「・・・今のままがいいの・・・」
自分に言い聞かすように、心の扉にしっかりと鍵をかけるようにゆっくりと口を開く。
ピンポーン
「ことり、いる?」
ことりが窓から見ると、ともちゃんとみっくんがいた。叶についた嘘が本当になったのだ。
「どうしたの?もうすぐ7時なのに・・・」
2階のことりの部屋に上がった2人はどこか険しい顔をしていた。
「ことり、最近元気ないよね?」
口を開いたのはみっくん。ジュースを出してるときだった。手が止まることり。
「そんな事ないよ・・・」
さっき叶にも言われた事だ。さっきと同じように対応すればいい、そう思った。
「嘘!!ことりってなんで、自己犠牲するかな?。もっと自分の気持ちに正直になればいいじゃない!!」
「みっくん・・・」
「いいの!!・・・ねえ、本当に幸せなの?。ことりは本当に今、幸せ?」
みっくんは本当にことりを心配していた。大切な親友が仮面の笑みを浮かべているのが何よりつらかった。
「いいんだよ・・・私は朝倉君が幸せなら・・・。」
ことりは静かに言う。そうしないと平常心を保てないから。
「・・・そうだね。朝倉君の幸せにはことりは必要ないかもね。」
「ともちゃん!?」
みっくんも意外な言葉に驚く。
「・・・」
「でも、ことりの幸せには朝倉君が必要なんじゃないかな?」
その言葉を聴いた時、ことりの心にあった扉は静かに開いた。
「ともちゃん、みっくん・・・ありがとう・・・」
ことりは急いで家を出た。さっきまた雷が鳴ったようだけど、気にしない。純一に会いたいから。
「はぁ、はぁ・・・(わかってるの。でも、私はあなたが好きで・・・このままあなたを失いたくない・・・。)」
思い出される2年という短い時間。その間にあった出来事は一晩あっても語り尽くせない。
ことりは海の近くの道を走る。
純一は商店街を抜けず、回り道をしていた。
2人の距離は次第に縮まってく。
「朝倉君!?」
「ことり・・・」
2人が交差した場所、それはアイシアが来た日に雨宿りした場所だ。
「今、ことりの家に行こうと思って・・・」
「私も朝倉君の家に・・・」
その時、雨が降ってきた。あの時と同じように雨宿りをする。
「思ったよりも強い雨だな・・・」
「うん・・・」
意識しあって中々話が続かない。
「なんか・・・前もこんな事あったよな。」
「そう・・・だね。あの時は海で遊んでて・・・雨が降って・・・」
「そうそう、傘だと思ったらバナナだったんだよな。」
ぎこちない2人だったが、話が続いてきた。同じような事も、2年間の思い出も、時間が経つのを忘れるほどに。
「本当に・・・あの時は楽しかった・・・。」
「まるで今は違うみたいな言い方だな。」
「・・・」
再び沈黙が2人を覆う。さらに雨は強くなってきた。
「もっと・・・こっちにこいよ。」
ことりは言われた通りにした。
「ねえ・・・朝倉君、私・・・私ね。」
純一は下を俯いたまま喋ることりにポケットから取り出したものを出そうとしたその時・・・
ブォォォォ
「ことり・・・」
あの時と同じように車がきて、泥水を跳ねていった。また、純一もことりを泥水から庇った。あの時と同じように。しかし、たった一つ違った。
「ん・・・」
純一とことりの唇は重なっていた。
「・・・朝倉君?」
「俺・・・好きだ。」
「え?」
「俺、ことりの事・・・好きなんだ。」
突如、時間は一瞬止まったようだった。雨の音も聞こえない。ただ、自分と相手の心臓の鼓動だけが聞こえる。
「どんな時も傍にいてくれて、俺と泣いたり笑ったり、一緒にいてくれたお前が好きだ!!」
純一の腕は強くことりを抱き締めていた。ことりの腕が純一の背中へいく。
「私も・・・朝倉君の事・・・好きよ・・・。朝倉君の事がどうしようもないくらい好きなんです。」
互いの気持ちを確認しあうと純一とことりは長く、そして短いキスをする。それは何度も繰り返された。
純一は改めてポケットからことりへのプレゼントを出す。しかし、一部欠けてしまっていた。
「ごめん、今取り替えて・・・」
「いいの!!・・・これで・・・これがいい・・・。」
「でも・・・」
「だって・・・恋人になって初めて貰ったものだから・・・」
雨は降り注ぐ。あらゆる事を告げるために。
雨は降り注ぐ。2人の思い出のために・・・
#4予告 「ドキドキ☆パニック」
「昨日は雨、すごかったね。お姉ちゃん。」
「そうですねぇ〜。あら〜、最近白河さんがウキウキしてますわぁ〜」
シャッフルスレの依頼者と削除人乙です。
>>787-790 本物のI.F.氏乙です。
心中お察しします…めげずにがんばってください。
>791、ありがとうございます。
ことりフラグがもう成立したと思われるかもしれませんが、まだまだおもしろいのはこれからです。
最初に読んだ方も楽しめるように描写を増やしましたので、幅広い感想待ってます。
そうだったのか
しかしD.C.S.S.熱もすっかり冷めたからなあ
明日にはD.C.Uが発売しますからね・・・
早くことりOVAが出てほしいものです。読んではいませんが、S.G.でことりENDは見れるといいです。
・・・人気投票を改ざんしなければ。
S.G.って誰が描いてんの?
D.C.I.F2は、永遠に繰り返されます。
そう、ダ・カーポのように・・・
きんもっー☆
放置しろよ
799
>>794 S.G.でことりエンドは難しいんじゃね?