212 :
某173:
213 :
某173:2005/09/01(木) 17:23:36 ID:FDHT9Lgy
この用は献血で、11:45には献血ルームに着いた。
ゲーセンには13:20に戻った。その時には他のプレイヤーもいた。
しばらくプレイした後、他のプレイヤーと対戦して負けた。
それから上級者のプレイを観察していると、眼鏡をかけた青年が
私にアドバイスをしてきた。使っている機体やカードのことも話した。
(私はアファームドとエンジェランを使っている。)
そうして話していると後ろから、「あ、お久しぶり〜。」と、
若い女性の声が聞こえた。
年の頃なら19〜21歳。
サンダルにデニムのミニスカート,白い半袖のカーディガン,
色白ながら利発そうな顔立ち,キュートな小顔
彼女はさっきの青年の知り合いで、
この店の常連のバーチャロンプレイヤーだったのだ。
「あ、そういえば、さっきいた人ですよね?」
意外にも、私にも話しかけてきた。
私が献血に行く前の時点でこの店に来た時に、彼女も居たそうだ。
たしかに居たのだが、特に意識していなかった。
献血してきたことも話した。
214 :
某173:2005/09/01(木) 17:24:41 ID:FDHT9Lgy
以降、彼女は“Sさん”で、さっきの青年は“Dさん”と標記する。
SさんはDさんに「ひさしぶりだけど何やってんですか〜。
こういうふうにちゃんと背広着て仕事してないと〜。」と、
私の背広姿を指して言った。
S「この人ニートなんですよ〜。」
私「Dさんが?」
S「そうです。」
私「だ〜いじゃうぶ。私もニートですからねぇ。」
Sさんのウケを狙って開き直ってみる。するとSさんもDさんも微笑んだ。
S「あれ?じゃあどうして背広を着てるんですか?」
私「いや〜、ただの就職活動で。」
S「そういえば、何歳なんですか?Dさんよりかは年下みたいですけど。」
私「何歳に見えますかね?」
S「25〜6ってトコですか?」
D「そうだな、27か8かな。」
私「次の誕生日で27になる、26歳です。」
Sさんの方を向いて言うと、顔がぱっと明るくなった。
D「そうそう、今は何歳になるんだっけ?」
S「誕生日は、まだなんです〜。」
D「で、それで年は?まだ二十歳前だったっけ?」
S「はい。今度の誕生日で二十歳に。」
私「その、誕生日は、いつですか?」
S「12月15日です。憶えにくいって、よく言われるんですけど。」
私「なんだ、3の倍数で憶えやすいじゃないですか。」
215 :
某173:2005/09/01(木) 17:25:25 ID:FDHT9Lgy
その後は、Dさんのカードに登録してある名前の由来や
Sさんの使っている機体のことを話した。
プレイヤーならこのゲーム用のカードを持っているものなので、
使う機体も固まっているのだった。
そして奇遇にも、Sさんも私と同じく、
アファームドとエンジェランを使っているのだった。
それと、話によると常連達の中には、
Sさんにセクハラをした香具師もいたそうだ。
カードの書き換え専用の装置では、
機体の姿を様々な角度から見る機能がある。
フェイ・イェンという機体は、アンミラの少女のようなフォルムである。
このセクハラとは、
Sさんに対してこのフェイ・イェンを逆さにした画像を見せたことである。
ちょっとその様子に気づくのが遅かった私は、
Sさんを辱めてしまったかもしれない。
その時の様子を語るSさんは、ちょっと楽しそうだったが。
私が使っている携帯電話やカードの更新時期は何年も前のものだが、
それに気づいたSさんには、私がしばらく寺にこもっていたためだと
話しておいた。
SさんとDさんの電話番号とメールアドレスもゲト。
216 :
某173:2005/09/01(木) 17:26:20 ID:FDHT9Lgy
それからSさんの友達(女性)が来て、4人で対戦したりもした。
2対2で対戦するものなのだが、私とSさんの友達のチームが負けた。
それからSさんとDさんがプレイしている様子を後ろから眺めていた。
Sさんもアファームド(かなりゴツい機体)を使っていたが、
ツインスティックを握る腕が印象的だった。
色白でほっそりとした腕だったが、機体とのギャップもあって、
より、たおやかなものに見えた。
それが終わってからSさんとその友達は、一緒に帰った。
私はDさんからカードを何枚ももらったから、
お礼にと、別のゲーム代を少し奢った。
バーチャロンの方は強い常連が居て、乱入しにくかったからだ。
それからDさんから、他にどこのゲーセンに筐体が置いてあるかを訊いて帰った。