正直、鞠絵のそばにずっと居られたらいいと思う。
初期の原作準拠ならそれも可能だけど、ゲーム版やアニメ版の設定だと
12人の妹を持つ兄なんだ。他の11人を捨て置くことも出来ない。
きっと鞠絵のことだから「わたくしは大丈夫です」と健気にも言うだろう。
兄妹で暮らす街が高原だったら寂しい思いをさせないで済むのに。
むぅ、鞠絵の根幹に関わる話題だ。
ただ、シスプリの妹の内過半数くらいは、兄から離れてる
状況にあった・ある・そうなることを予期しているんだよね。
そういう意味では、「将来は兄上様と一緒に」という鞠絵は、
実は相当に希望のある部類じゃないかなぁ?
鞠絵はシスプリキャラの中では、一番深いと思う。
清楚な微笑みの下に隠された他人への抑えきれぬ嫉妬、兄上様を失うことにたいする恐怖心。
リピュアのBパートではマジ泣きした。
深いというか、非常に内省的な人物なので、
キャラコレを読んでいると哲学を勉強してる気に
なってくる。
そもそも、ある言明Aに対して直後に¬Aが書かれて、
それを止揚する文章の多いこと多いこと。
鞠絵にとって兄上様との関係は「療養生活を耐え抜く頼みの綱」なんだよね。
経済的なバックアップはしっかりしてるし、療養所の人たちとも上手くやってるけど
鞠絵にとっては会いに来てくれるたった一人の家族で一番好きな男性でもある。
鞠絵にとって、兄上様は「外の世界」を具現化したような人だからな。
看護婦さんたちと仲良くやってるとは思うが、看護婦さんたちに心を開いているかは疑問。
鞠絵は病院を自分の居場所と認めたがらないから。そういう意味でも、鞠絵にはお兄様しかいないんだと思う。
鞠絵の愛した加藤芳郎は死んだ。
鞠絵が外の世界にそれほど心を閉ざしているか、というと、
さすがにそこまで落ち込むのはシスプリ1の時ぐらいだとは思う。
ただ、兄上様としては、やはりそれに甘えることなく
彼女の心と興味を外の世界に恒常的に向かわせてあげたいモノだねぇ。
兄上様、よろしくお願いします。
よろしく、鞠絵。兄上様は待ってたよv
おお! 鞠絵、鞠絵じゃないか!!
逢えてほんとに嬉しいよ。
全国的に冷え込んでいるけど、体のほうは大丈夫かい?