PS2版 魔法先生ネギま! vol.2

ヒロポン　９０

いろんな生徒に話しかけてコマンドを入手したり、
そのコマンドをホームルーム時に使って生徒のモチベーションをコントロールしたり。
いくつもの仕掛けや要素が、複雑にからみ合ったシステムが◎。
やれることが多い＝自由度が高い作品で、
「キャラゲーだからサクッとクリアできるだろう」と甘く見ていたオイラは、延々かつドップリとプレイするハメになりました
いやぁ、原作はよく知らないけど、これはおもしろい！
オイラの好きな「ガンパレード・マーチ」に近い魅力を感じます。
ヒロインが30人もいるからやり込み要素もバッチリだし、後でじっくりプレイし直そうっと。


なんでもゆうこ　８０

登場人物たちがそれぞれリアルタイムで行動して、彼女たちと会話するだけで、
プレーヤーが不思議とリアリティを感じる作品。
たくさんの女の子に注目されて、うれしくもなんだかむずがゆい気分を味わえました。
でも、会話内容の変更のタイミングや属性といった、独自なシステムがわかりづらいのは惜しいところ。
また、ホームルームでのパラメーターの上げ下げが作業的になってしまうので、飽きさせない工夫が欲しかったです。
あとは、300人もの生徒データは、とてもじゃないけど把握できません。
閲覧するにもひと苦労で、ちょっとハプニングに・・・。
愛が足りないんでしょうか。

本郷直樹　８５

ムフフシーンのインパクトが強く、そこばかりに目が行きがちなゲームです。
しかし、見所はそこだけでなく、女の子の持ってる「属性＝性格」を自由に入れ替えれることにあります。
例えば「ドジッ娘」の属性をつけると、何もないところでコケるようになったり、
「エッチな娘」の属性をつけると、プレイヤーの前に寄ってきてスカートをたくし上げるようになったり
と芸が細かく笑わせてもらいます。
ただ、その属性の解除と発生条件がわかりづらく、狙ってたものになかなかならないのは難点です。
エッチな娘だらけの学園を作りたかったのに。
自由度の高さは特筆もの。


ウォルフ中村　６５

いろんな意味で意欲的な作品。
会話内容を誘導したり、効率よく勉強させたり、魔法を活用したりする（戦闘もある）のが楽しいのだ。
ただ、「ストレス」などを意識したプレイを求められるのは、対象キャラが多いだけにつらくもあった。
システム的に、こなれていない部分があるという印象を受けた。
カメラ視点はクセ強いし（変更不可）、移動時のキー入力方向も画面が切り替わると混乱しがち。
情報量が多いだけに操作性もイマイチに感じられて・・・
（リストのソート機能や、イベントを示すマークが出るといったフォローはあるが。）
序盤だけは登場人物をしぼってもよかったように思う。