>>738 まぁ、「人頃して感動」ってのは古今東西、ドラマ・文芸小説・映画・ストーリー漫画・舞台演劇…と、
いろんなジャンルの創作物に共通の定番ネタでもあるわけだが
昔読んだ中島らものエッセイにこんな話が出てた。
主にバラエティ番組のシナリオ書いている、というある放送作家が酒席で愚痴った一言。
「…シリアスはいいよなぁ。オチ考える必要無いんだもん。頃しちゃえば済むんだし」
更にこの話では
「"新しい笑い"を追求している、というクリエイターはたくさんいるが、"新しい悲しみ"を追求している、
というのはそうそういない。せいぜいが"新しいキャラの氏なせ方"を…ってところだろう」
なんてこともいわれてた。
例えば昔だったら「薄幸のヒロイン」の氏に方といえば心臓病とか白血病あたりが定番だったけど、
いまじゃ「エイズ…はマズイから骨肉腫あたりで…」ってな具合に。