ギャルゲーマー刃牙【６回戦ッ！！】

スレ立て…
考えてみたら初めての体験…


前スレ
ギャルゲーマー刃牙【５回戦ッ！！】
http://game6.2ch.net/test/read.cgi/gal/1029766504/(dat落ち中）
ギャルゲーマー刃牙【４回戦ッ！！】
http://game.2ch.net/test/read.cgi/gal/1020016328/
ギャルゲーマー刃牙【３回戦ッ！！】
http://game.2ch.net/gal/kako/990/990979775.html
ギャルゲーマー刃牙【２回戦ッ！！】
http://yasai.2ch.net/gal/kako/982/982481975.html
ギャルゲーマー刃牙
http://yasai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=gal&key=../kako/974/974133503

過去ログ管理サイト （更新停止中）
http://xxxg01w.hoops.ne.jp/

株式会社Ｆ＆Ｃの一室にて…
大型の壁掛けモニターに２人の美少女が映し出されていた。
一般には、現役ギャルゲー界の覇権を競う闘いと呼ばれている。
それに注目する美形が一人。
シバタクこと柴崎卓也である。

「２１世紀の義妹キャラを制するのはどっちだ！
　音夢か！？　ひなたか！？
　にらみ合ってる、にらみ合ってるゥ〜ッ！！」

あずさ「柴崎さん、乃絵美ちゃんを連れてきたわ」
柴崎「モニターを止めてくれ」

「２１世紀最初を飾るビッグカードのぉ…
　ゴングが今響き渡ったァ〜！」　　　　　プツッ

乃絵美「ご無沙汰してました」
柴崎「乃絵美…お帰り。…ン？
　　　お前…背伸びたか？」
乃絵美「そんなに大きくはなってませんよ。…中身は別にして」
柴崎「座りな…
　　　萌えになったんだな、ネコ娘とケンカして…」
乃絵美「…相変わらず情報が早いですね」
柴崎「だが、お前がアキバでデ・ジ・キャラットとケンカしている
　　　間、世の中は眠っていたわけじゃない」

モニターに目をやる柴崎。
そこに写っていたのは、あの朝倉音夢と…
柴崎「左側の子が誰かは判るな？」

知っている。確か、つい最近ＴＶアニメに進出した「Wind」の
妹キャラだ。漫画版では主役もやってるらしい。

柴崎「ま、格が違う萌合ではあったが…」
画面の音夢は、ひなたが萌えらしい萌えを放つ前に
顔を押さえ込んでいた。

柴崎「『確信のイベント潰し』D.C.P.Sの紹介記事のトップを
　　　飾ったよ。乃絵美にあの顔面押さえ込みが避けられるか？」
乃絵美「…」
柴崎「事実上、ＴＶアニメ界を完全制覇した音夢は萌合後、
　　　サーカス商法による業界制覇を宣言…
　　　サーカスはこれに歩調を合わせ社内の営業を総動員。
　　　経営学・ヲタ心理学どの角度から見ても最悪のチームだ。
　　　これは最近発表されたD.C.S.Vの画像だ…
　　　D.C.P.Cでは飽き足らず、こんなもんまで出しやがる…
　　　どうだ乃絵美、随分遠くに行ってしまったようだな、
　　　お前のライバル…」
あずさ「…ッ」
乃絵美「…。モニターのせいでしょうか…
　　　　萌えないんですよ…音夢さん」
柴崎「萌えないって…音夢が？」
乃絵美「私の記憶にある音夢さんは、これの５倍は
　　　　萌えたはずなんですけど…」

柴崎は確信した。でじ子との萌合を経て、乃絵美は音夢を
凌駕する萌えを会得したのだ、と。

柴崎「あずさ君。シスプリとケンカさせてる時じゃない。
　　　次の試合が終わり次第すぐに音夢と接近してくれ。
　　　ルールはフリースタイル、ファイトマネーは向こうの
　　　言い分で構わない！」
あずさ「…わ、わかりました」

一方、株サーカスにて…
音夢は新作の収録に余念がなかった。まだまだ稼ぐのだ、この子は。

社員�@「D.C.S.V発売日2004年8月末…と。実に順調だ…」
さくら「（…信じられない。同じ作品で７本目…
　　　　　しかも舞台もヒロインもほとんど変えてない…）」
社員�A「いかかですかな、芳乃嬢？」
さくら「あ〜、ボクたちはもっと君たちに学ばないといけないね…
　　　　商売に対する認識がまだまだ甘いみたいだよ…」
社員�@「我々のチームは絶対です。
　　　　かつてときめきメモリアルがそうしたように、
　　　　『開発費』を落とし
　　　　『使い回し』を多用し
　　　　『金』と『信者』だけを神からそっくり頂く…
　　　　私はその方法を知っています」
社員�A「サーカス商法をこうして発動させたんです…
　　　　不可能はない」
さくら「あはは…心強いよ社員さん」

さくら「音夢ちゃ〜ん」
音夢「ん、何？」
さくら「スパーリングだよ。今日からあの人たちが相手だよっ」

ズラリと並んだ水越姉妹、月城アリス、胡ノ宮　環の４人。
全員がダ・カーポヒロイン…
いずれもメイン級寸前の…恐竜達だよ…！

音夢「よ〜し、全員落としてみせるよ」

また一方、某１２人姉妹の住まいにて。
あずさ「…と言ったところで、
　　　　まずは音夢さんと乃絵美ちゃんの対決という線で
　　　　決定してまして…だからと言って、咲耶さんと
　　　　乃絵美ちゃんの対決は消えたわけではなく…
　　　　あの…」

咲耶はあずさを見ようともせず、髪をとかしている。

咲耶「関係ないわね」
あずさ「か…関係ないって…」

ぽん、とあずさの肩を叩く四葉。

四葉「顔が合ったら始まるのがシスプリのケンカデス。
　　　乃絵美ちゃんが誰とケンカしても、咲耶チャマは
　　　咲耶チャマのやり方を通すだけデス」
あずさ「〜ッ」

スレ立て完了。

音夢もダカーポもしぶといと言うか何と言うか。
まだやりますか、サーカス。

復ッ　活ッ！！
ギャルゲーマー刃牙復活ッ！！ギャルゲーマー刃牙復活ッ！！
ギャルゲーマー刃牙復活ッ！！ギャルゲーマー刃牙復活ッ！！
ギャルゲーマー刃牙復活ッ！！ギャルゲーマー刃牙復活ッ！！

�@さん新スレ立て＆さっそく新作乙です。
移行前にスレが980落ちたときはどうしようかと…。
しかしこの板って即死判定ありましたっけ？それだけが心配ですが
またこちらでも頑張ってください。

曲芸はあそこまで行くとすがすがしさすらありますな。
つかネタとして読むにはこーいうのがオイシイんだよなというか…。

キャオラッ！

8レスだけでも持つもんだな…

久々の３連休を満喫してます。
今週の更新は月曜深夜に。

Test

久々の、Ｆ＆Ｃにて。

オタク縦「き、き、聞くでござるよ」
オタク横「またラスボスになった自慢なんだな？」
縦「ち、違うでござるよ」
横「…」
縦「どうしたでござるか？」
横「アレ…」

２人は見た。小柄な、しかしはちきれんばかりの萌えを秘めた少女を。

縦「乃絵美ちゃん…でござるか？」
横「い、今のがかなんだな？」
縦「休んでたんでござるよ彼女…」
横「そう言えば、見なかったんだな」
横「そう…しばらく見ないうちに…全然変化っちゃってるでござるよ」

さて、Ｆ＆Ｃと言えば例の人たち。

さやか「ふあ…ヒマねえ」
ともみ「そんな退屈そうにして…
　　　　Piaキャロ3.3移植とかあるんじゃないんですか？」
さやか「どうせ、尺は短いんだからいいの」
ともみ「とことんネガティブですね…」
さやか「ン…？」

乃絵美「あ…」

さやかは戦慄した。先日、108人がかりで何とか押さえ込んだ少女…
しかし、目の前にいる存在は、それとはまるで別物だった。

乃絵美「えっと…こんにちは」
さやか「…！！」
織江「む、キミ誰？」

Piaキャロ３隠しキャラ、天野織江。
乃絵美の実力を知らない彼女は、ためらわず彼女の前に立つ。

さやか「…！やめなさいッ…」
織江「ここはボク達の領…」

セリフが言い切れなかった。
レンタルビデオ屋店員として、数々の萌えアニメも知っているであろう
彼女が、１○歳の少女を前に言葉が紡げない。

乃絵美「あの…失礼します」

目の上のタンコブと呼ぶにはもはや強大すぎる相手であった…

「（伊藤乃絵美ちゃんについて知りたいの）」

咲耶さんが、彼女を知りたがっている。
その理由がワカった気がした。
半ば背景の世界に身を置き、ヒロインの萌え度を計ることに
かけては超一流といわれるさやかの眼力が…
ハッキリと伊藤乃絵美に近づくことの危険を告げていた。

さやか「ヒロイン…やめようかしら…」

�潟Tーカスの一室にて。
新鋭、胡ノ宮　環がD.C.S.Vの水着を纏って、音夢と対峙している。
だが、状況は芳しくない。
先ほどからのスパーリングによって、彼女は著しく消耗していた。

水越萌「効いてますねぇ〜」
さくら「夢みたいだねぇ…。　結構年季の入ったヒロインが、
　　　　今でも一線級を張っているなんて」
社員�@「少々訂正してよろしいでしょうか、芳乃嬢…」
社員�A「朝倉音夢…　彼女こそが今…
　　　　業界で最も萌えて…　最もコストパフォーマンスのよい…
　　　　『最新の』ヒロインです…！」

環と同じく、D.C.S.Vの水着姿を披露する音夢。
確かによい。少なくとも、ポッと出の環では遠く及ばない。

音夢「次、お願いします」

さくら「（夢の…そのまた夢の…そのまた夢だった、
　　　　　あの称号が、射程距離にある…！）」

今や音夢の実力は、圧倒的だった。
瞬く間に、月城アリスも退ける程に。
義妹キャラとしては、ここ数年の業界トップクラスであることは疑いない。

萌「仕方ないですねぇ〜、新顔さんたちは。では、次は私が」
眞子「だめよ、お姉ちゃん。ここは私に任せて」

その時。

乃絵美「あの…音夢さんいらっしゃいますか？」

次回。
ダ・カーポがギャルゲーとして不完全な理由。


…


…心当たりがありすぎる…

遅くなってすみませんが、�@さん今週も乙でございました。
ていうかその不完全な理由が楽しみなんです。

しかしさやか、本当にヘッポコで仕方ないな。…もうすぐおもらししちゃうし。（違）
フィギュア方面だけならばなかなかいい実力もってんだがなあ。

乃絵美「あの…音夢さんいらっしゃいますか？」

�潟Tーカスにやってきた乃絵美。
しかし、敵地と言ってもいい場所なのに、特に意識した様子はない。

さくら「君はたしか…」
乃絵美「あ…どうも」

芳乃さくらも人気は低いとは言え、一応ライバルヒロインを張っている。
鍛え上げられた乃絵美を見て、息を呑んだ。

さくら「な…何の用かな？」
乃絵美「はい…あ、音夢さん」
音夢「…！」

少し前のことを音夢は思い出した。

あずさ「あなたが単独主演のファンディスクの企画書よ」
音夢「…」
あずさ「それとも、『音夢ちゃんの新妻だいあり〜』とかの方が
　　　　よかった？」
音夢「そ、そんな企画できません！
　　　何が言いたいんですか、さっきから！」
あずさ「少し前…あなたは１人の女の子とスパーリングをしてるハズ」
音夢「…乃絵美ちゃんのこと？」
あずさ「彼女ともう一度萌え合って欲しいの」

音夢「…私達曲芸軍団に対し、ファンディスクの一枚や二枚で
　　　心を動かせると思っているんですか？私の悲願はただ一つ…
　　　精鋭無比たる義妹キャラ属性が地上最萌ってことを示すことだけ！
　　　曲芸商法がギャルゲー界最強の商法と認知されてる以上、
　　　私の目的はそれ以外はないですッ！」

あずさ「…こう言ってはなんだけど。
　　　　あなた達は世間知らずよ。
　　　　私達は、たかがサーカス筆頭ごときを地上最萌とは認めてない。
　　　　あなたが真の地上最萌を目指すなら、協力するわ…」
音夢「その協力が、半幼女とのフリーファイトってことですか？
　　　…失礼します！」

話は戻る。

音夢「私に用がありそうだね」
乃絵美「ええと…」
音夢「萌合をしに来たの？私と」
乃絵美「え、萌合？…まさか」
音夢「…」
乃絵美「あの…私のまわりのみんなはワカってないみたいなので、
　　　　音夢さんと私を萌(や)らせようとしてるけど…
　　　　みんな、ギャルゲーとギャルゲー以前との区別がなくって」
音夢「…！ダ・カーポはギャルゲーじゃないって言うの！？」
乃絵美「…。
　　　　えっと、言いにくいんですけど…
　　　　ダ・カーポはギャルゲーとしてあまりにも不完全すぎます」
音夢「なっ…」
眞子「聞き捨てならないわね」

水越眞子が乃絵美の背後に立つ。

萌「だめですよ〜、眞子ちゃん。相手は子供ですよ？」
眞子「どうもしないわよ、ただこの子に教えたいだけ」

そう言うと、眞子は近くの棚からバインダーを取り出した。
そのバインダーの中身は「Rumbling　AngelＴＣＧ」
ちよれん総出演のＴＣＧだ。当然、ダ・カーポも名を連ねている。
規模と言い、できばえと言い、ＴＣＧとしてはかなりのもの。

眞子「あなた達がいつも見ているトレカだけど。
　　　今のは不完全だった？」
乃絵美「…」

乃絵美は無言で懐に手を伸ばす。
そこから取り出されたのは…

ttp://www.dreamv.co.jp/fctcg/main/card/card_promo.htm

眞子「なッ…」
音夢「ヒ、ヒロインでもないのに001番を…」
萌「しかも、他作品を押しのけてますねえ〜」

乃絵美「同じものを何回も出す
　　　　声優をコロコロ変える
　　　　商売があざとい
　　　　『これは』と言える個性がない」

乃絵美「以上の理由で、あなた達はギャルゲーとして不完全です！」

音夢「…ッ」
さくら「あ…」
眞子「…！」
萌「(お鍋…）」

乃絵美「でも、音夢さんのやろうとしていることは凄いと思います。
　　　　私は心から応援してます」
音夢「さくらちゃん…
　　　あの子は私以上の過渡競争を生き残ってきたと言うの…？」
さくら「…ッ」
音夢「答えて、さくらちゃん！」

今回の乃絵美訪問の顛末はここで終わる。
音夢は自らの道程に疑問を持ちつつ…
さりとて歩みを止めるわけにもいかなかった。

放送「秋葉原がッ　日本橋がッ
　　　待ちに待った日がやってまいりましたッ
　　　ダ・カーポメインヒロイン、朝倉音夢が…遂にちよれんの壁に
　　　挑みますッ
　　　間もなく両選手が入場して参りますッッ」

ここは有明…ではなく、過去編なので晴海。
音夢は、今宵ここで更なる高みに昇りつめる予定である。
しかし…入場用通路にて、その事件は起こった。

さくら「！？」
社員�@「な」
社員�A「なんだ君はッ！」

春歌「ごめんあそばせ、皆様。しばらく大人しくして下さい…」

和服に身を包んだ女の子が、抜き身の薙刀を構えている。
そして、その後ろから彼女は現れた。

咲耶「はぁい、初めまして」
音夢「…！！」

完全なギャルゲーなんて、存在するのかな…

今更、ＰＳ２デモンベインをコンプ。
ううむ、燃える。これはギャルゲーに定義していいものだろうか。

何はともあれ
まずは保守を

信じていた
必ず書いてくれると


「不完全な理由」ｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━━!!!!!

�@さん乙〜　盛り上がってるなあ。
とりあえずフリーファイトをリーフファイトと読み間違えた葉鍵板住人は
俺だけではないと思いたいorz

しかし不完全な理由、面白すぎｗ
これのために�@さんは音夢をユリー役に据えたんじゃないかって勘繰ってしまう…。

小首をかしげながら、その少女はゆっくりと音夢の前に立つ。
人差し指を頬に当てて、ウインク。
咲耶が戦萌態勢に入る予備動作である。

音夢と咲耶、２人の間の空間が歪む。

一方、晴海特設ステージはますますの盛り上がりを見せていた。

「ステージ上に姿を現しました、『グリーングリーン』千歳みどりッ
　朝倉音夢の対戦者だッ　エロいッ」

「通常の萌えアニメを見慣れた私達の目にはまるで１８禁のようですッ」

「オオっとこれはァ？…ッ
　朝倉純一君ですッ　世界一かったるい男こと、
　音夢さんのお兄さんである純一君が観客席に来ていますッ」

純一「（…音夢…。
　　　　大丈夫だ、今のあいつなら…）」

咲耶が一歩踏み出す。

さくら「（萌える…！　この子、とてつもなく…！！）
　　　　音夢ちゃん、逃げ…ッ」

さくらが言い終わる前に、咲耶は動いていた。
小細工も何もない、堀江ボイスによるキャラＣＤの先制。

さくら「…ッ！」

しかし、音夢は落ち着いていた。
堀江ボイスはいろんな意味で最大の敵であり、何度も見てきた。
割と評判のいい、「サクラサクミライコイユメ」でカウンターした。

さくら「おおっ」
頼子「さすがです、音夢さんッ」

続けざまにソングＣＤ、ドラマＣＤを連発。
１８禁時代からのを含めれば、相当な数となる。しかし…

咲耶「この程度かしら？」

ＣＤの手数勝負でシスプリに対抗するのは難しい。見よ、この数。
ttp://www.mediaworks.co.jp/gamers_s/sispri/sis08.php

咲耶「それじゃ、行くわよ…」
音夢「くッ…」

思わず後ずさる音夢。
その様子を見てとった咲耶は、口元に笑みを浮かべながら…

身を翻した。

ビクッ

それは、朝倉純一の震えだった。

杉並「妹君が心配かね、純一」
純一「…」
杉並「ふふ、心配するな。朝倉妹はお前が思っているより遥かに
　　　優秀な萌えキャラだ。あんなイロモノに遅れを取るはずがない」

純一「…音夢があの能天気そうな子より萌えるのはワカる。
　　　それはわかってるのに…」

純一の震えは止まらない。
その理由は…

音夢「〜〜〜ッッ！！！」

音夢は、凄まじい衝撃を受けていた。
信じられない。
１○歳くらいの子がこんな、こんな真似をするなんて…

さくら「！？！？
　　　　（何、パンチラ…！？
　　　　　あの子が翻った瞬間、スカートが一瞬めくれ上がったのが
　　　　　見えたッッ）」

咲耶「…そろそろ幕引きかしら？」

（ダ・カーポはギャルゲーとしてあまりにも不完全すぎます）

音夢「（…それがどうしたんですか！
　　　　持ち得る武器で最後まで萌やすのが、ギャルゲーキャラ！！）」

だが、咲耶の一撃はそんな思いをも打ち砕く。
彼女の最も得意とするセリフが、耳元でささやかれた。

咲耶「お兄様、ラブよ♪」

音夢「…　…　…ッ！！！」

不完全とか言ったり
ボコったりしてますが、私は音夢は好きです。
ほら、板垣先生がムエタイを強いと認めてるからこそボコるように。
…ダメですか？

来週、旅行に行くためお休みさせて頂きます。
次回は8/12頃に。

萌え衝撃でぶっとぶ音夢。
咲耶はトドメをささんと、倒れた音夢に歩み寄る。

さくら「音夢ちゃんッッッ！！」
音夢「…」

一方会場では、未だに盛り上がりを見せていた。

放送「解説の和泉子さん、この萌合に勝てば音夢さんは一気に
　　　メジャーデビューという事ですがッ」
和泉子「そうでございましね〜。あたしも音夢さんのトレーニングを
　　　　拝見させて頂きましたが、音夢さんが本来の萌力を
　　　　発揮できれば、十分ありうる話と思われますです」
放送「さてッ　殿堂入りの可能性を十分に秘めた音夢さんですが―
　　　控え室のななこさん！？」

彩珠ななこ「はい。第七聖典じゃないですよ、漫画家のななこです。
　　　　　　音夢さんはもう出発しています。
　　　　　　もう間もなく入場するはずですが…まだ見えませんか？」

ＴＶでその様子を見ている乃絵美、柴崎、あずさ。
なかなか入場しない音夢の様子に、訝しがる。

あずさ「妙ね…」

視点は再び、音夢と咲耶の死闘へ。
とはいえ、音夢はもはや気絶したも同然だった。
朦朧とする意識の中、音夢は遠い日の記憶を呼び覚ます。

「立ちなさい、音夢ちゃん」

幼い音夢に稽古をつけているのは、サーカスの偉大なる先輩、
『水夏』の名も無き少女。へんなかぶりものをしたロリ少女、
この子こそサーカスの開祖とも言うべき存在。

音夢「…名無しちゃん…」
名無しの少女「なに？」
音夢「わたし…敗けたくないッッ
　　　　　　　敗けたくないッッ
　　　　　　　敗けたくないッッ　名無しちゃんにもッ　誰にもッ」
さくら「音夢ちゃん…
　　　　名無しちゃん相手に、そんな…」

そんな音夢に、名無しの少女は微笑み、告げた。

名無し「音夢ちゃん。
　　　　サーカスのヒロインに敗北はないよ」
音夢「敗け…ない…？」
名無し「そう、絶対に敗けない。
　　　　音夢ちゃん。他のキャラに萌えることなんて、真の敗北じゃない。
　　　　真の敗北というのはね、音夢ちゃん。
　　　　心が萎えることを言うの」
音夢「萎える…ッ」
名無し「ワカるかな、音夢ちゃん。
　　　　プレイヤーの心を萎えさせなければ…
　　　　たとえ藤崎詩織でもキミから勝利を奪うことはできない！」

だからこそ、朝倉音夢は立ち上がる。
サーカス商法の先鋭としてではなく、プレイヤーを萌えさせる
義妹キャラとして。

さくら「音夢ちゃん、起きないでッ！」

だが、音夢は立ち上がる。彼女の目には、自分の原点ともいうべき
『アルキメデスのわすれもの』の風見学園ミスコンの舞台が映っていた。
あの時の気持ちは、まだ忘れていない…！！

音夢「（心は…萎えさせない！！）」
構えた。音夢の基本とも言うべき立ちＣＧ。

四葉「構えたデス…咲耶ちゃんの甘いささやきをまともに聞いて…」
さくら「や…やめてェェェッッ！！」

だが、咲耶は容赦しない。
心の中で音夢の闘志に敬意を表しつつ、トドメの一撃を加えた。
音夢の首を抱え込み、柔らかいほっぺたにちゅ、と口付けたのである。

さくら「音夢ちゃんッッッ！！！！」

流石の音夢も、これ以上は耐え切れなかった。
完全にＫＯされた音夢を一瞥すると、咲耶は歩き出した。

四葉「お…お疲れ様デス」
咲耶「ん。ちょっと疲れちゃったかしら」

ななこ「放送席ッッッ」
放送「ハイッ　こちら放送席、どーしましたななこさんッ」
ななこ「音夢さんに何かトラブルがあったようですッ
　　　　何者かに襲われたみたいですッッ！」

あずさ「咲耶さんだ…」
乃絵美「え…？」
あずさ「日本最萌のシスプリクイーン…　咲耶さんが動いた…！！」

しばらく更新してませんでした、すみません。

旅行から帰ってきました。
…が、私の夏休みは今日で終わりです。明日から仕事…
もっと休みを！！

�@さん、お忙しい中毎週乙津です。
もう音夢編も通すとかなりの作品になってきましたね。
ここに来て豪華キャストのラッシュにくらくらです。名無しまで来るとは。
ニーナ役も気になりつつ、次回も無責任に期待しております。

うーむ…
新スレになってから、急激にレスが減ってますね。
もうあまりニーズはないのかな。

今回はお休みして、少し様子見します。
状況しだいでは、このままフェードアウトしようかな…

漏れも次回期待でつ
�@氏、がんがってくらさい！



スレ違いですが
以前、ここと同じようにギャルゲーネタ使った頭文字Dのスレがあったっけ……
また見てみたくなってきたｗ

http://yasai.2ch.net/gal/kako/991/991089035.html

これか




�@氏乙可憐です
続き気体しとりましゅ

>>35
ネタの使い方がこことは逆なのね＞ｲﾆDスレ
これはこれでﾜﾛﾀよ




漏れも無責任に�@氏の続きｷﾎﾞﾝ

なんか最近エロゲー板で凶人が生まれた様だ。

…それはともかく続きを同じく希望。

>>37
詳細ｷﾎﾞﾝﾇ

http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/hgame/1093632716/
このスレにいけッッ！

萌えがすごい…という意味ではなく、
プレイヤーにトドメをさすという意味ではかなり強い。

見ました。
PIA3体験者としては微妙なシンパシーがｗ

>>39
……地上最凶のヒロインだなｗ

幼馴染で世話好きメインヒロインにして非処女…！

この実にＳＦチックな離れ技を使用する
ある高名なヒロインを我々は知る。
メーカーの希望により名は伏せるが
ユーザーを発狂寸前まで追い込む設定を条件に
このヒロインは

実　在　す　る　！！


どうもです。
エロゲ板は大変な騒動になっているようで…
一発ネタです。

さて、それなりにお客さんはいると考えていいのかな？
次週より再開します。

>>42
ぶっちゃけ、「非処女」自体はそれ程問題ではない。
それよりも性格とストーリーに問題大アリ



と思うのは俺だけか？

たまきん海皇候補筆頭だな。

放送「ななこさん！？ ななこさんッ！？
　　　音夢さんの詳しい状況報せて下さいッ」

彩珠ななこ「はいッ　音夢選手はただ今、救急隊員によって
　　　　　　運び出されましたッ　状況はよく判りませんが
　　　　　　異常なほど恍惚とした表情をしていますッ
　　　　　　え…ええ〜と、私が見る限り試合は不可能に思えますッッ
　　　　　　以上です　放送席ッ」

その様子を、大画面のモニターで見ている乃絵美、柴崎、あずさ。


（顔が合ったら始まるのがシスプリのケンカデス。
　乃絵美ちゃんが誰とケンカしても、咲耶チャマは
　咲耶チャマのやり方を通すだけデス）

あずさ「日本最萌のシスプリクイーン…咲耶さんが動いた…」
柴崎「シスプリ女王とは言え１○歳とタカをくくってたが…
　　　たいへんなお嬢さんのようだな」
あずさ「実は、音夢さんとの大戦を進める合い間、咲耶ちゃんに関する
　　　　情報も集めてたんだけど…
　　　　その内容たるや、調べるほどに戦慄を禁じえないものだったわ！」

（勝てるかっ…て、私が…？わかってないわね…
　ただの２次元キャラじゃないのよ、彼女は。
　ゲームどころかアニメ化したってイヤよ、彼女とやり合うのは…
　試しに襲ってみる？新作アニメのスポンサーくらい用意するわよ）

（ええ…萌えますよ、それは。仮に今度私達のとこから出る１９人
　総出でやったって勝てる気がしませんね。
　…え？私が咲耶と１対１ですか？
　あはは、そりゃムチャよ。１話と持たないわね…）

（きっと神様が選んじゃったんでしょうねえ…
　咲耶と言うキャラクターを特別に、ってね）

（エロゲー？サーカス？ときメモ？
　そんなのあなた、咲耶ちゃんにとってカンケーないわ）

あずさ「表現の違いこそあれ、萌えの具合の点は完全に一致するわ」
柴崎「どんなファイトをするのか…見てみたいな…」
あずさ「私が見た時は萌えと色気を利用したオーソドックスな
　　　　手法だったけど…一つだけ、興味深い話があったわ」

（鼻血吹いちゃったのよね、周囲のギャラリー全てが…
　ギャルゲーで生計立ててる以上、咲耶ちゃんの名前は知ってる。
　油断してたわけじゃないんだけど…
　彼女の背後に回ったその瞬間よ…いい音がしたわ。
　ぷしゅーッ、ってね）

柴崎「…１８禁ってことか？」
あずさ「それはありえないわ。彼女のコンシューマーに対するこだわりは
　　　　美学にまで昇華されてる」
柴崎「…さっきから大人しいな、乃絵美。怖気づいたか…？
　　　お前の親友は、こんな時身震いして喜んだものだぞ」
乃絵美「…私、今日は帰りますね…」

そういって、部屋から出て行く乃絵美。

柴崎「ふ…。オモチャを与えると隠しちまうタイプだな、あれは。
　　　判ってるだろうな、日野森君。早いほどいいぞ」
あずさ「わかったわ」
柴崎「咲耶…か。彫れちまいそうだ…」

しばらく後。

あずさは、咲耶のもとを訪れていた。
咲耶は何かを楽しそうに待ち望んでいる様子で、
あずさを見ようともしない。

あずさ「あなたの仕業ね、咲耶さん」
咲耶「まあ、ね」
四葉「咲耶ちゃん、正直者デス」
あずさ「柴崎さんは、あなたと乃絵美ちゃんの対決を希望してるわ」

咲耶「木ノ下さくら…」
あずさ「え？」
咲耶「ホントウに会えるんでしょうね…？」
あずさ「あなたが乃絵美ちゃんを倒したなら、さくらちゃんは必ず
　　　　現れるハズよ。…何故なら、さくらちゃんは。
　　　　萌えることを何より優先する。
　　　　原稿料より！
　　　　男性より！
　　　　食事より！　　…いや、最後のはたぶん」

物凄く嬉しそうな笑顔で、微笑む咲耶。

と、その時。

「あれ…おねえたま、だれ？」
「…じいや？」

四葉「何事デスか？」

次の瞬間、ドアが開き現れたのは…
伊藤乃絵美その子。
しかも、両手にシスプリ年少組、雛子と亜理亜を抱えている。

乃絵美「どうも…有名なんですね、咲耶さん。
　　　　メデイアワークスの皆さんに聞いたら、
　　　　みんなここを教えてくれました。
　　　　…とっても、萌えるって聞きました」

乃絵美「よしよし」

２人を床に下ろし、咲耶の前に立つ乃絵美。

乃絵美「…どうでしょうか、
　　　　少しお付き合いいただけませんか？」

丁寧にお辞儀をする乃絵美。
それを見て、ツインテールの髪留めを結わき直す咲耶。

２人の視線がぶつかり合う…！

噂の下級生２をやってます。

これは…確かに、同じことを神岸あかりや水瀬名雪がやったら恐ろしい…
たまき海皇は素晴らしいキャスティングですな。

たまき「愛は無用」
　　　「発売前の情報を制御し」
　　　「人気絵師とメディア展開を知らせる」
　　　「完全な広報活動が出来ているなら」
　　　「もはやそこにはストーリーさえもいらぬ…」

サムワンはどうなることやら…

�@さん今週も乙です。
花山の病気の母役が誰なのか、気になる今日この頃。

サムワン海王は鳴風みなも（Wind -a breath of heart）あたりで。

「まこちゃんに問い詰めるこの少女を目撃した事が！」
「純愛とストーカーの歴史的邂逅の瞬間となったのです！」

このスレ初めて来たけど
誰が（バキキャラの）誰に該当するかよく分からん＿|￣|○
けどﾜﾛﾀ


職人さん乙可憐です

嵐の前の静けさ……�@さん乙でございます。
VS咲耶戦、こちら腰を落として待ち焦がれています。
ライタイ編はサムワンもそうですが、春成とかももどうしたもんか……（つ∀`）。

>>51さん
ようこそ。今の幼年編では
伊藤乃絵美＠刃牙、木ノ本桜＠勇次郎、咲耶＠花山薫、朝倉音夢＠ユリー、
でじこ＠夜叉猿、日野森あずさ＠栗谷川、高井さやか＠北沢、
柴崎（Withyouで乃絵美が好きだった、いけ好かないイケメン）＠江珠
大体こんなキャスティングになっています。
もしよければ過去ログの最萌トーナメント編とかも読んでみてください。

>>52
どうもありがとうございます
幼年編でしたか……何となくそれっぽい感じだったんで薄々気づいてはいたんですが
しかし、桜が勇次郎……なんかすげぇｗ
今思えば、咲耶の「お兄様、ラブよ♪」→握撃ってところでしょうか


最大トーナメント編か……今度読んでみます

乃絵美「…どうでしょうか、
　　　　少しお付き合いいただけませんか？」

ツインテールの髪留めを結わき直す咲耶。
だが乃絵美は、咲耶が戦萌態勢に入る前に仕掛けていた。

乃絵美「格好つけてちゃ、だめですよ…？」
咲耶「！？」

乃絵美が行った行為は、妹キャラなら誰しもが得意とする技、
「上目遣いで覗き込む」というもの。
萌者として育った日々…
己の萌えに何の疑問も持たない咲耶が、生まれて初めて体験する

ナックダウン

四葉「咲耶チャマがッ！」
あずさ「た…倒れ…ッ」
乃絵美「さすがですね…あれだけきちんと入ったのに、気絶しないなんて」
咲耶「…！！」

正に一触即発！と言ったその時に。

「そこまでですッッ！」

いつものセリフとテーマ曲を携え、部屋に飛び込んできた連中がいた。
帝国華撃団の面々である。

四葉「ちょっとちょっと、何もしてないデスよ？」
さくら「いさかいの気配を感じました。
　　　　ちなみに、ここへは歌謡ショーの宣伝に来たんですが」
四葉「別にけんかなんてしてないデスよ〜？」

乃絵美「ここまでですね…
　　　　でも、やられっぱなしじゃ面白くないですよね？
　　　　リターンマッチはいつでもお受けします」
咲耶「…言ってくれるわね」

あずさに連れられて帰る乃絵美。
あずさ「全く…相手はシスプリなのよ？もっと慎重にね…
　　　　たまたま華撃団が来たから良かったようなものの…」
乃絵美「だめですよあずささん。ギャルゲーやってて、
　　　　メジャーキャラを怖がっていては」
あずさ「！（正論だわ…他の美少女キャラに屈する前提の
　　　　　　ギャルゲーなんて、存在する意味がない）」
乃絵美「でも感謝してます、あずささん。
　　　　世の中広いですね…いるんですね、あんな凄い人が…
　　　　正直、腰砕けになるところでした…」

一方、�潟＜fィアワークスでは咲耶が暴れていた。

咲耶「少〜しキツめにお灸をすえる必要があるわね、あの子は」
四葉「あ、あの咲耶チャマ。落ち着…」
咲耶「だまりなさい」
四葉「ハ、ハイッッ！！」
咲耶「ああ、どうしてくれようかしら。…そうだわ」

部屋を出て行く咲耶。向かった先は…

咲耶「お邪魔するわ」
むつき「さ、咲耶ちゃん！？」
やよい「な、なんで…」

咲耶「別にあなた達が悪いわけじゃないけど…
　　　逝ってもらうわ♪」

数分後…

恍惚の表情を浮かべて這いつくばる５人のママ先生達の姿があった。
この前やられたばっかりなのに、不憫な人達だ。

咲耶「ああ、スッとした」

キャデラック壊すシーン、適切なネタが思い浮かばなくて…
仕方なくハピレスの方々に壊れて頂きました。
手抜きみたいですいません。

>>50
みなもは強烈な特技と腹黒さを持ってる良いキャラですから、
サムワンにはもったいないかも…？

今週も乙です。
ママ先生が不憫。

メディアワークスの格兵器、
今秋アニメ化の「双恋」が気になる。
悪くすると、一束いくらの海王になりそうな予感……。


>みなも
アニメ魂繋がりで
「狂獣　ほなみ（はにはに）と　凶人　みなも（ｗｉｎｄ）かッッッ」
とか、いかがなものでしょうか？

>>58
美琴は無視ですかい。
っていうか、レオ春ドンにほなみんはもったいないと思います。
エロゲ界ではかなりの格かと。

二秒！

咲耶によるハピレスの大掃除が実行された後…
その様子を見ていた帝国華撃団の面々は。

さくら「い…いいんでしょうか、マリアさんっ」
マリア「まあ…捕まえようがないわね。別作品とは言え、
　　　　自分で自分の会社のキャラを戦萌不能にしたのだから。
　　　　それにしても…
　　　　たかが１○歳の子供がものの数行でママ先生５人を
　　　　スクラップにするとはね。国宝級の萌力ね…」

翌日。
咲耶に敗れた朝倉音夢は、ちよれん御用達の病院に入院していた。
ちなみに、別室に長年眠り続けている女性がいたりする。

兄の朝倉純一が心配げに付き添っていたが、
今日はそれ以外にも人がいた。ただし、見舞い客ではない。

サーカス社員「カン違いをしてもらっては困るな、音夢君。
　　　　　　　君はまだどこの何様でもないンだ。
　　　　　　　我々がいなくてはどこにでもいる一介の美少女キャラ…
　　　　　　　一人では何一つ出来ない、言わば我々の飼い犬なんだ」
音夢「例え飼い犬と呼ばれようと、私は義妹キャラとして
　　　育てられています。その属性の名において、あのようなカタチで
　　　闘いを挑まれたら、背を向けるわけにはいきません」
社員「その取るに足らない誇りのために、一体誰が大損こいたと
　　　思ってるんだ、えぇ！？」
純一「てめえ、さっきから聞いてりゃ…！！」
社員「なぁ兄さん。バカな妹のかわりに稼いでくれないか？
　　　肌つやも悪くない、ルックスもまずまず…
　　　ボーイズラブに出れば結構喜ばれるんじゃないか？」
音夢「…！！
　　　兄さんに何するんですかッッ！！！」

社員「え…」

スパァーーーン、という音と共に社員の身体が弾け飛んだ。

？？「知ってますか、WithYouファンブックのギャグ企画…
　　　登場キャラ全員が素手のムエタイ、ムエカッチュアーの
　　　使い手っていう小説なんですけど…」
音夢「乃絵美ちゃんッッ」
乃絵美「私がこのネタを使うのはイメージに合わないから、
　　　　今までは使ったことないんですが…試してみますか？」
社員「ひ…
　　　ひゃイィィィッ！」

某伝統派空手家のように、一目散に逃げ出していく社員。

静かになった病室で、乃絵美は音夢と相対した。

乃絵美「よかった、お元気そうですね…」
音夢「…
　　　アニメもゲームも、一段落ついちゃってね…
　　　しばらくは、漫画だけで細々とやってくしかないみたい」
乃絵美「…って言うか、まだ稼ぐ気なんですね？」
音夢「はい。今回はこんなことになってしまいましたが…」
乃絵美「そういうこともありますよ、美少女キャラやってるんですから」
純一「―――ッ」
音夢「その通りですね…」
乃絵美「萌(や)りますよ、あの人と…」
音夢「好きにすればいいですよ…美少女キャラやってるんですから」

お互い、どちらからともなく笑い合う。
病室に穏やかな空気が流れていた。

一方、同時刻。
咲耶もとある人物を見舞いに行っていた。

かつて「マル勝ＰＣエンジン」という雑誌があった。
その雑誌は「電撃ＰＣエンジン」「電撃Ｇ'ｓマガジン」と次々と
名前を変え、当初から意識していた美少女色を強めていった。
今日の美少女系雑誌の礎を築いたとも言える。

そして同誌にはシスプリを代表する、読者参加型美少女企画の
元祖ともいうべき存在があった。その企画も雑誌名と共に
「女神スタジアム」「女神パラダイス」「聖女神天国」と名を変えつつ…
2000年1月、企画打ち切りと共に業界から姿を消した。

企画中、最大人気を誇っていた「女神リリス」。
咲耶の見舞い相手は彼女だった。

リリス「…ああ、咲耶ちゃん。いらっしゃい…」
咲耶「センパイ…お久しぶりです。
　　　外して…」
四葉「ハイ…」

咲耶と２人きりになるリリス。

リリスは往年の人気はおろか、存在すら忘れられつつあり、
美少女キャラとしての余命はいくばくもない。
咲耶は自分をやさしげに見つめるリリスを見て、昔を思い出していた。

咲耶「リリスセンパイ、またお仕事？
リリス「ええ。今度はゲームですって」
咲耶「すごいな〜！
　　　ところで、頼まれてたご本買って来たよ」
リリス「ありがとう」

リリスが読んでいるのは「電撃ＰＣエンジン」。

咲耶「ねえ、その雑誌好きなの？」
リリス「ええ、大好き…！」

咲耶は「電撃Ｇ'ｓmagazine」をリリスに手渡した。３回も名前を変えた
この雑誌を、自分たちを生んだ雑誌を、今もリリスは愛し読み続けている。
その姿を目に焼きつけ、咲耶は部屋を出た。

咲耶「明日…伊藤乃絵美ちゃんとケリをつけるわ」

Ｇ'ｓの歴史を調べてみたら、意外と長い歴史に驚きました。

ちなみに、本当は「電撃ＰＣエンジン」は「マル勝ＰＣエンジン」が
名前を変えたものではなく、全然別の雑誌です。
まあ、マル勝作ってた人達が移籍して電撃を作ったので
実質は後継誌みたいなものってことで。

女神天国って何ですか？（笑）
今回も予想を裏切り、期待を裏切らない展開でした。ＧＪ。

個人的にはミルシーあたりが怪しいと思ったんですが。
ttp://www.kid-game.co.jp/kid/game/game_galkid/milky/index.html

�@さん今週もサンクスです。　
女神天国ネタにぐっときましたｗ　そして音夢の商魂たくましいこと……

あのギャグ企画、乃絵美は確かカード使いなんですよね。
（おそらくはヘルシングのトバルカインみたいな感じ？）
トーナメントでチャムナがジャガッタ役だったのが懐かしい。

その夜、朝倉音夢はうなされていた。

音夢「〜ッ」

その瞬間を…音夢は見ていた。
咲耶が身を翻した瞬間、スカートがめくれ上がり。
ちらっと見えた中身の映像は――
まるでスローモーションのように克明に焼きつけ――
脳裡から離れようとしなかった！！

音夢「はうッッ」

跳ね起きて、息を荒げる音夢。結構、そそる光景だ。

音夢「（乃絵美ちゃん…）」

昨日のことを思い出す音夢。

乃絵美「それじゃ…また来ます」
音夢「…。乃絵美ちゃん…あの子が使う技のことなんだけど…」
乃絵美「音夢さん。
　　　　病弱な義妹キャラは、おしゃべりじゃないですよね」
音夢「…ふふっ。スゴいね…あなたは」
乃絵美「この前、会ったんですよ…あの人と。
　　　　２、３人モニターの前で悶絶死させたんじゃないか、みたいな
　　　　スゴイ萌える人でした…
　　　　私、足が震えました。ホントのところ…」
音夢「でも、嬉しそうね…私とスパーリングしたときよりも」
乃絵美「チョットだけ…ですけど」

音夢「（乃絵美ちゃん…『あれ』を見ないで…！）」

翌日。

聖エルシア学園…乃絵美達の通ってる学校にて。

信楽美亜子「でね、乃絵美ちゃん…って、どしたの？」
乃絵美「…ッッ」
　　　　
咲耶さんに…

乃絵美「あ、い、いえ、なんでも…」

追われている…

あの人が私を…狙っている…

昼休み。お弁当を頬張る乃絵美。

　一昨日…

　昨日…

放課後、クラスメートと別れて１人、歩き出す乃絵美。

　だんだん距離が…詰まってる…

乃絵美が歩くそのすぐ後。思わず足を止め、「その子」に見入る連中多数。

　屋外の萌えというのは…家でのは違う…

　条件が悪いほどオモシロい…

乃絵美が向かった場所は、渋谷。

若者の町にして、ヲタには縁遠い場所と思われているが…否。
ここの地下には都内でも最大級の面積を誇る、ヲタの群生地が存在する。

　暗くって…　狭くって…

　アヤしげなものがそこら中にあったりすると、サイコーです

その場所の名は「まんだらけ」渋谷店。

　そして見物人は…多いほどいい！

乃絵美「咲耶さん」

乃絵美「この辺にしましょうか…」

ザッ

咲耶「･･･乃絵美ちゃんッッ！！！」
乃絵美「！！！」

ゴングを鳴らす者はいない。レフェリーもいない。
２人の超雌同士の萌闘が、今始まった。

まんだらけ渋谷店は秋葉原に通いなれている人間でも、かなり驚きです。
怪しさ、広さ、品揃え、催し、全てがケタ外れ。
近くにＨＭＶだの１０９だのがあるとは思えないほどのディープ空間。

ガイア戦の舞台にしてもよかったかな…

�@氏乙可憐〜〜

これでやっとバトル開始か
さてどうなるやら

乙ルスキー。
次回はディープなネタが出る予感！ｗ

超雌同士の萌闘ﾜﾗﾀ。いいフレーズだなあ。
しかし、いいロケーションだなあ……いろいろ目に浮かぶ。

やっと見られた。�@さん乙です。

咲耶「･･･乃絵美ちゃんッッ！！！」
乃絵美「！！！」

咲耶は、広大な地下空間の一角に走り出す。
そこは同人誌ブース。まんだらけ渋谷店の同人コーナーは、
とら○あなクラスの充実度がある。
当然、「シスタープリンセス」関連もッ！

乃絵美「（こッ…この人、でじ子さんよりも萌えるッッ）」

強烈な同人誌攻撃。

客「すんげえッ」
客「数十冊はあるゼッッ」

一方、まんだらけ入り口付近のハーゲンダッツにて。
３段重ねアイスを食べながら、日野森あずさは報告していた。

あずさ「…で、２人ともまんだらけに入ったわ。
　　　　いえ、シスプリ筆頭である彼女が衆目の中で
　　　　乃絵美ちゃんを襲う可能性はないと思う…ええ、わかった」

電話を切り、地下に向かうあずさ。ちなみにアイスは食べきった。
エレベーターの扉が開いた時、あずさの眼に入った光景は…

あずさ「まッ…まさかッッ」
四葉「まさかこんなところで始めるとは思わなかったデスか、
　　　あずさ姉チャマ」
あずさ「…ッ」
四葉「言ったデスよ、咲耶チャマは咲耶チャマのやり方を通すだけ…」

乃絵美「くっ…」

四葉「乃絵美チャマの萌えもケタ外れみたいデスが…相手が悪いデス。
　　　…いえ、最悪と言っていいデス」

乃絵美「（ど、同人誌の数が尽きない…）」
咲耶「ここをどこだと思ってるの？
　　　半永久的にネタは尽きないわよ♪」
乃絵美「（…さくらちゃん以外にこんな人がこの世に…ッ）」
咲耶「いくわよ？」

中古ゲームコーナーに乃絵美を引きずり込む咲耶。
かな〜りマニアックなタイトルがズラリ。
その中で咲耶が手にしたのは…

客「ホンモノのシスプリだッ」
客「しかも初回限定版だぜッ」

ＰＳ、初代シスプリ初回限定版特典…目覚まし時計。
時計の数字表示の横に、１２人の妹が描かれている凄まじいデザイン。
だがこのグッズの真の恐ろしさは、目覚まし音にある。

咲耶「耐えられるかしら？」

あずさ「こッ、殺す気ですかッ」
四葉「同人攻撃で精神が磨耗しているところに『あの』攻撃を受けたら
　　　よくて廃人、悪くて噴死デスよッ」

だが、ここで容赦する咲耶ではない。
素早い手つきで次々と音声を再生していく。

　　可憐 「おはようございます、お兄ちゃん」
　　花穂 「おはよう、お兄ちゃま」
　　衛 「あにぃ、おはよ！」
　　咲耶 「お兄様、おはよう」
　　雛子 「おはよう、おにいたま」
　　鞠絵 「兄上様、おはようございます」
　　白雪 「いや〜ん、にいさま、おはようですの」
　　鈴凛 「おはようアニキ。よく眠れた？」
　　千影 「…………やあ、兄くん…………」
　　春歌 「おはようございます、兄君様」
　　四葉 「兄チャマ、グッモーニン！
　　　　　四葉、またまた兄チャマを見つけちゃった！」
　　亞里亞 「兄や……どこ？　兄や、どこにいるの？」

恐怖の１２連弾ッッ！！ちなみに咲耶のは結構まともだッ！！

客「ウオォッ、全部聞かせやがったッ」
客「嘘だろォ――――ッ」

咲耶「…こんなものかしら？」

ばったりと倒れた乃絵美を一瞥すると、きびすを返す咲耶。
…だが。

乃絵美「そこまでやるんですか、咲耶さん…」
咲耶「…あら」

乃絵美はとっさにとあるＣＤを流し、目覚まし効果を半減させていた。
タイトルは「WithYouメモリアルセレクション」。
ゲーム版の主題歌や、ＯＶＡ「WithYou」のＢＧＭメドレーという、
恐ろしくマニアックなタイトルである。

客「ウオォォォッ、生きてるぞォッ」
客「スッゲェ、あの子ッ」
客「まるでキン肉マンＶＳステカセキングだッ」
客「負けるな、お嬢ちゃんッ」
客「あの子に新刊１０冊だッ」
あずさ「（…噴死してたらクビだったわね）」

乃絵美「先手は打たれてしまいましたが…
　　　　美少女キャラ生命のやり取りなら、私だって初めてじゃないです」

取材に渋谷店に行きました。…やっぱスゴイです、あの店は。

急に寒くなったと思ったら、もう１０月なんですねえ。
ToHeart2が今月末でしたか。
いいネタ提供元になってくれることを期待してます。

遂に始まってしまいましたか。咲耶との萌合い。原作の花山との戦いの締め、
刃牙のガラスの目潰しどう昇華してくれるか楽しみです。

ライタイ編
郭海皇＝若松みゆき（みゆき）orラム（うる星奴ら）
凶人書龍文＝朝倉南（タッチ）or音無響子（めぞん一刻）
狂獣郭春成＝日暮かごめ（犬夜叉）or古賀春華（Ｈ２）
範海王＝ミュウ（時の森の物語）or早乙女らんま（らんま１／２）
こんなキャスティングはどうでしょう。

ボクシングには蹴り技が存在するんだぞ！

８０＞
訂正
書龍文→龍書文
間違えた（鬱）氏脳。

>>80
何か、異常に古いキャスティングやね…
しかも全然ギャルゲキャラじゃないし。

木之本桜はギャルゲキャラでないような気がするのですが。
郭海皇（１４６歳）を当てられるほど古いキャラでしかも最近のギャルゲキャラ
並にアクの強いキャラって・・・ときメモ、同級生以前となるとランス（ランス
シリーズ）ぐらいしか。性別を別とすればキャスティングは
郭海皇＝ランス（ランスシリーズ）
龍書文＝初音（アトラク＝ナクア）
郭春成＝鳳あかね・なおみ（零式）
範海王＝ちとせ（戦巫女）
烈海王＝タイガージョー（Onlyyou）

乃絵美「先手は打たれてしまいましたが…
　　　　美少女キャラ生命のやり取りなら、私だって初めてじゃないです」

客「オオッ、応援するぞォ」
客「スゴイスゴイあの子ッ」
四葉「ど…どういう子デスか。あの子」

乃絵美は蒸着…もち、瞬時に着替えを行う。
ロムレットの制服、乃絵美の戦闘服とも言うべき姿に。
だが咲耶は恐れることなく、その様子を見ていた。

あずさ「（防御ってものをしないの、この子！？）」

瞬時に着替えたとは言え、魔法少女の変身シーンなみのクオリティーは
込めたはずだった。だが咲耶はこたえた様子はない。

咲耶「お色気で私と張り合おうなんて、文字通り１０年早いわよ？」
乃絵美「…みたいですね」

咲耶は再び、同人コーナーに向かう。
だが、今度は乃絵美が先んじた。

乃絵美「行きます！」
咲耶「！」

WithYouの同人誌は、今となっては少ない。
まんだらけ渋谷店とは言え、探し出すのは結構大変だ。
だが乃絵美は的確に高品質の萌え本を探し出し、咲耶に突きつける。

あずさ「（やはり…アキバの荒行で、乃絵美ちゃんは以前の数倍の
　　　　　萌え嗅覚を身につけているッ！」

乃絵美「これでッ！」
咲耶「！！」

なんと、A6文庫サイズフルカラー１００Ｐ超えの大作小説。
しかもイラストつきだ。（具体的なタイトルは秘密）

あずさ「萌えのツボにクリーンヒット…！勝った！？」

よろける咲耶。ふらふらして倒れたその先は、まんだらけ渋谷店名物…

『ジャバ・ザ・ハットとのペコちゃんがあなたを出迎え、
　ゲゲゲの鬼太郎があなたに優しく微笑みかけ、
　ウッディがあなたに優しくほほえみかけ、
　身の丈2mのロボットがあなたを見守る、
　超ミステリアスな空間･･･その名はステージ』

客「プッ」
客「オオッ、１０００円お買い上げで１曲ですか！？」
客「まともな歌い手はほとんどいないけどな！」
客「ハッハッハ」

咲耶「…（ぷち）」

四葉「さ、咲耶チャマ…」

咲耶はゆっくりと立ち上がる。そして、艶かしい動きで服を脱いでいく。
服の下から現れたのは、水着姿になった咲耶と…

客「なんだァ―――――！？あの大量のハガキはァッ」
客「まるで懸賞番組だッ」

短くてすみません。
次回、漢立ち解説でちょっと長くなりますので。

結局、ToHeart2は延期ですかい。
ネタにしようかな、ちくしょー。

�@さん乙です。
読者参加企画のハガキでもう吹きましたｗ　　次回が楽しみだ。
しかし、乃絵美の同人小説……あれかな？
取材先でわざわざ探して見つけたんですね？すげぇ。

平成○○年、とあるアパート。

？？「こやつ、何故投稿をやめないッ」
？？「おのれ、受験生のクセにッ」

男がハガキを描いていた。
好きなゲームの投稿ハガキを１枚１枚、
魂を込めるように入念なイラストをつけて。

だが男はあまりにもハマりすぎ、あまりにも多くのものを犠牲にした。
学校の成績、友人関係、家族との対話、日々の糧。

？？「もういい…既に後戻りできない道に踏み込んでいる」
？？「多部○さん…」
？？「このような男が我がＮＥＣインターチャネルに属していれば、
　　　あるいは我々も没落者に身を落とすことも…
　　　いや、言うまい…
　　　行くぞ。…あっぱれなやつ」

その後、投稿者は言うまでもなく人生転落街道を突き進むことになる――
己の人生スベテを投稿イラストに捧げつくした。
この名もなき投稿者はヲタクの鑑として
メディアワークスに代々語り継がれる…
　
氏名　明らかならず（ペンネームだから）
享年　明らかならず（消息不明だから）

そして、数年前…

天○直人「会心のキャラデザですよ」
四葉「どうもありがとうございますデス、先生」
可憐「とっても素敵ですよ」
天○「はっはっは。いやあ、１２人も考えるのはちと大変でしたよ」

咲耶「『シスタープリンセス』じゃないわね…」

可憐「…！」
四葉「さ、咲耶ちゃん…何を言うデスかッ」
天○「私の仕事に何か不満でもあるんでしょうか、咲耶さん。
　　　こちとらこの稼業でオマンマ喰ってンですよッ
　　　返事のしようによっては承知しかねます！
　　　何が気に入らないのか、お答え願いましょうかッ
　　　さァッさァさァッ」
咲耶「完成じゃないわ…」
天○「…私の仕事っぷりがハンパと来ましたか。
　　　では、どういうものが完成と言うのですかッッ！！」
四葉「先生、どうか気を悪くしないで…」
天○「君には黙っていてもらいましょうか」

咲耶はくるりと背を向けると、ドアに向かって歩き出した。

天○「どこに行くんですか、咲耶さん」
咲耶「…後で呼ぶわ」
天○「皆だって知っているはずです。かのプリンセスメーカーの
　　　最新作の仕事だって私がこなしているんです。
　　　咲耶さんが戻って謝罪と賠…もとい、ワビを入れるまで
　　　あなた方とは２度とゴメンですよ、ええ、２度と！」

１時間後…

ピロロロロロ…（電話の音）

可憐「ハイ、電撃ＰＣエンジン編集部…アッ、咲耶ちゃん！？」
四葉「可憐チャマ、代わるデスよ」
可憐「…」
四葉「どうしたんデスか？」
可憐「…咲耶ちゃんが、マル勝ＰＣエンジン編集部に来て…って」
四葉「な…なんデス？先代…リリスさん達を放逐し見殺しにした
　　　マル勝に…来てって言ったんデスか？」
可憐「う…うん…」
四葉「と…とにかく全員集めるデスよ！！」

数十分後、マル勝ＰＣエンジン編集部…
踏み込んだ四葉たちを待っていた光景は。

編集者�@「うへ…うひは」
編集者�A「…萌え」
編集者�B「はうん…」

四葉「…！」
可憐「…まだ息はあるみたい。…虫の息だけど」
四葉「萌えデス…萌えだけでこのヒト達を廃人同様に…」

そして最深部、編集長の席にて四葉達が目撃した光景は…！

咲耶「よく仕上がってるでしょう…？」
四葉「さ…咲耶ちゃんッ」

床に伏して失禁している編集長の姿と、勝ち誇る咲耶の姿。
だがそれ以上に目を引くのが、散乱した大量のイラストつきハガキ。

あるものはＣＧで仕上げたプロ並の作品。
あるものは荒いが魂が込められた作品。
だが、それら全てに共通しているのは…

「現実？　妹の世界が現実さ！」
「もう夢に見ない日はありません」
「咲耶達にはいつお世話になってます」
「さあ、旅立とう」

…といった、素晴らしき電波文がついているということである。

咲耶「電波が入ってないシスプリなんて…シスプリじゃないわ」

ついてきた天○直人は、全身を震わせつつ、床に伏した。
彼の負けだった。
彼はこの後、実に長期に渡りシスプリに人生を捧げることになる。

そして舞台は現代に戻る…

とういうわけで、侠客立ち編でした。
事実と異なる点が多々ありますが、目をつぶってください。

あと来週、社員旅行の為更新を休ませて頂きますので、了承下さい。

�@さんグッジョ。
やっぱりシスプリといったら、読者投稿と初期のピュアな電波は避けられませんな。
（いや、その後のゲームやアニメも十二分に電波を内包してましたが）
社員旅行、楽しんできてください。
＞天○「私の仕事に何か不満でもあるんでしょうか、咲耶さん。
キャラの体格や等身がころころ変わ(ry

＞キャラの体格や等身がころころ変わ(ry
加えうるに閣下、板垣もです。

保守る

床に散らばる電波ハガキを見て、一瞬ひるんだ乃絵美だったが。

乃絵美「そ、そんな塗り絵を見せたって、何の意味もありません！」
咲耶「…そうかしら？」

咲耶は水着姿でいる。
ビキニにパレオを巻いた、ごく普通の水着だ。上はよく判るが、
下はパレオで隠れている為、着ているものが見えない。
…否、隠れているのではない。

くるり、と咲耶がその場で反転する。
パレオがめくれ上がり、その下から見えたものは…

乃絵美「な！？」

ぷしゅウゥゥ、という音と共に、周囲のギャラリーから盛大な
噴水、もとい鼻血が溢れた。乃絵美もあまりの衝撃的映像に、
顔を真っ赤にして立ちすくんでいる。

あずさ「な…何をしたの？」
四葉「見えなかったデスか、あずさの姉チャマ。
　　　あれがシスプリ女王、咲耶チャマ最大の攻撃…はき忘れデス」

先日、咲耶チャマとサンライズの深夜美少女アニメを見てたんデスが…

咲耶「…甘いわね」
四葉「なんデスか、咲耶チャマ？」
咲耶「見せたら規制される。なら最初から身につけない…それはいいの。
　　　でも、見せる側がそれを変に意識しちゃダメよ…
　　　一歩間違えればただのエロ。萌えとは違うわ」

その時は、咲耶チャマが何を言っているのかよく判らなかったデス。
けど…
やがて、咲耶チャマの意図を思い知らされたデスよ。

それは不思議なイラストだったデス…
不自然に浮かび上がるヒップライン、あるはずのない股関節部分…
そのイラストレーターの怪物性を如実に物語るイラスト達…

咲耶「ねえ、参考になるでしょ？…これなんか特に」
ttp://www13.ocn.ne.jp/~te-canon/report/iriya.html

神に選ばれし者―――――


四葉「妄想を働かせるだけで致命的攻撃になるデス。
　　　しかも、直接描写より確実デスッ」

乃絵美は、必死になって理性を働かせていた。
乃絵美「（鼻血…出ていない）
　　　　（脳内出血…大丈夫）
　　　　（動悸、息切れ…治まってきた）
　　　　（これなら動ける！）」

だが咲耶は既に、第二撃を加えんと体勢を整えていた…！

旅行から帰ったその翌日から凄まじい仕事量。
氏にそうです。おかげで今週少なくてすみません。
今回は「ぱんつはいてない」でググるとより楽しめます。

ちなみに、旅行先は沖縄。まだ泳げました。
ごーやちゃんぷるー、らふてー、みみがー、美味しかったです。

多忙中の更新お疲れ様〜
サンライズの深夜美少女アニメもネタに絡めますか
実にタイムリー

　

だー、自宅で使用してるＰＣのＯＳがトびました。（今は会社のＰＣ使用）
生活の都合上、来週まで直せそうにないので
今週はＵＰできないです…大変申し訳ない。

マッタリ待ってますよ。
そういや花山さんはオーガに再起不能にされたりのにフツーに復活してたんだなぁ。
板垣その頃から変わってないな。

乃絵美「ッ…」

なんとか、第二撃をかわした乃絵美。
しかし咲耶の猛攻は続く。
乃絵美以外の周囲には決して見えない角度から、次々にパレオを翻らせる。
乃絵美は懸命に移動し、致命傷を避けようとするが…

「捕まったッッ」

ギャルゲーにおける主人公の移動先選択で、ヒロインチップキャラを
選択するように、乃絵美を捕らえる咲耶。

咲耶「覚悟はいいかしら？」
乃絵美「…！」

しかし、その刹那。

咲耶「きゃ！？」
乃絵美「！？」

近くに展示されていたコスプレ制服―ちなみに風見学園付属―が倒れ、
咲耶に被さった。これでは得意技は出せない。

咲耶「とと、運が良かったわね」
乃絵美「…？」

四葉「偶然デスか？でも、次はないデスよ」
あずさ「（今のは…）」

再び、攻撃態勢に入る咲耶。
しかし今度は、何故かショーウィンドウのガラスにひびが入り、
展示されていた無数のビックリマンシール（ヘッド）が舞い散った。
キラキラ光って、周囲がよく見えない。

咲耶「何なのよ、もう！」
乃絵美「（…？私は、何を…？）」

あずさ「（間違いない、あれは…あの時…）」

回想。

ＣＣさくら「萌えというのはね…神に選ばれたひとだけの領域なんだよ」
あずさ「神に選ばれた者…
　　　　（それにしても…なんて萌力…）」
さくら「天才と言えばワカりやすいかな？」
あずさ「…何をもって天才と言うの？」
さくら「ん〜、シナリオの…流れ」
あずさ「シナリオ…？」

さくら「私の服を破いてみて」
あずさ「は！？」

いや、確かに１８禁出身ですが､Piaキャロットはそーいう対象向けじゃ
…などと混乱したあずさに、さくらは告げる。

さくら「大丈夫。知りたいんでしょ？シナリオの流れ」
あずさ「し…知らないわよ…」

さくらの両肩に手を掛け、引きちぎろうとするあずさ。
しかし。

あずさ「な！？」

さくらの服を破こうと力んだ瞬間、あずさ自身が着ていたPiaキャロット
２号店の制服（メイドタイプ）の胸元がビリ、という音と共に破れた。

あずさ「な、なんで…」
さくら「傷んでたみたいだね」
あずさ「それにしたって、こんな突然…」
さくら「単純に服を破こうとする行為からでも、こんな風に複雑で
　　　　強引な展開にもってくることが出来る…
　　　　ランダムなシナリオの流れの中で最も効果的な展開を
　　　　シナリオライターが勝手に選択してくれるキャラ…
　　　　それが神（製作陣）に選ばれたひとだよ」

あずさ「神（読者）に選ばれし義妹と
　　　　神（製作者）に選ばれし実妹…！
　　　　実妹の勝利で決着！？」

調子の狂った咲耶に対し、乃絵美は果敢に攻めていた。
得意中の得意、ハニーレモンパイを振る舞い、ダメージを与える乃絵美。
だが。

あずさ「（笑ってる…？）」

窮地に陥りながらも、咲耶は余裕の笑みを浮かべていた。

復活のＸＰ。
…でも短くてすみません。

東京住まいなんで、仕事がてらニンテンドーＤＳ体験会に行ってみました。
「研修医　天堂独太」は、下手すればエロゲーになってしまうのでは…
ていうか、あのシステム使ってエロゲー作れますね、はい。

前今回とまとめて読みました。はき忘れに感動。舞HIMEまで来るとは。
そして乃絵美も咲耶も強いなあ。原作が名勝負だから互いの丁々発止が凄いや。
�@さん乙です。

天堂独太はエロ過ぎ、ヤバ過ぎ、飛ばし過ぎ。本当に家庭用ゲー？
いいのか任天堂自らこんなに反逆しちゃって。感動。

８６ではなった乃絵美の起死回生の同人小説って
一体なんだ？小説で反撃・・・う〜ん分からん

>>109
多分ここで紹介されているものかと。
ttp://www.noemi.ne.jp/novel.shtml

「しょせんはお遊びだぜ、ギャルゲーなんてものはよォ」

「オヤジは本気でPLAYしたのかな？」

「発売日当日にＣＧ・回想シーンがすべて埋められている」
「全力でPLAYしたとみるのが妥当だろう」

勇次郎がプレイするとこ想像すると・・・凄まじいな
クソゲー掴まされたら会社ごと吹き飛ばしそうだ

おや……
新作がねぇな


今週は�@さんお休みかな？

「ギャルゲーの萌えは通常の約７倍！」
「萌え開眼！！！」
「ひぃいいッッ」

>113
「今の私が真似るには・・若過ぎる・・」

ＣＣさくら板が凄いことに・・・
「さくら＝勇次郎ってもう古くない？」
なんてもう言いません。
やはり巨凶・・・

失礼、今週お休みでした。
土曜に仕事で香港に飛んで、今戻ってきました。
向こうでは私用でＰＣ使えないので…

今週中に戻ってこれて良かった。
ドラクエできなくなるとこでした。

�@さん帰還ッ！（以下繰り返し

>>118
巨凶違う。巨萌だ。

巨萌ガム　サゲ

先週はお休みしてすみません。
…なんですけど、今週の更新は明日に行います。
ちょっと今日は帰りが遅かったので。

ウェイトレス姿の乃絵美が咲耶を追い詰める。

あずさ「ああ…
　　　　　あんな劣勢にありながら…笑ってる…！」

そう、咲耶は笑っていた。
にこやかでも冷笑でもなく、艶麗な笑みを口元に浮かべて。

乃絵美「…！」

咲耶の様子にただ事でないものを感じたか、乃絵美は怯み、
攻撃をやめた。そして。

咲耶「…行くわよ？」
乃絵美「！」

四葉「アッ…」

咲耶が、構えた。胸の前で軽く腕を組み、
片手の人差し指を頬に当てる。
咲耶が最も得意とする立ちＣＧのポーズ…！

客「構えた…」
客「咲耶ちゃんが、初めて構えたぞ…！」

乃絵美「あ…」

客「そんな構えコケ脅しだッッ
　　ロクな動きも取れないじゃないかッッ」
あずさ「（そうじゃない…！あの構えこそ咲耶さんならばこそ！
　　　　　　絶対の萌えに支えられた…
　　　　　　次の動作に全萌力を込められる、攻撃のみに的を絞った
　　　　　　咲耶というキャラにしか出来ない立ちＣＧ）…！！」
乃絵美「〜ッ！」
あずさ「ギャルゲーキャラの萌えバトルの決着は…
　　　　　やはりゲームのネタからということねッッ」

客「追い詰められたぞッ」

乃絵美は、まん○らけ店内の片隅に追い詰められていた。
周囲にあるのはレトロ玩具ばかり、即時使えるネタはない。

あずさ「（巧妙ッ…
　　　　　　あんな構えでッ）」
四葉「今度こそ終わりデスよ、乃絵美チャマ…
　　　それにしても、咲耶チャマ相手によくここまで…」

　　　お色気×

咲耶の手が解かれる。ゆっくりと乃絵美に近づいていく。

　　　キャラデザ×

乃絵美は動けない。咲耶の細い腕が、自分に絡みつくのを防げない。

　　　声優＝

そして、咲耶の堀江ボイスが乃絵美の耳元で放たれた…！

　　　破壊力！！！！！


咲耶「お兄様、ラブよ♪」
乃絵美「〜〜〜〜〜〜ッッッ！！」


四葉「すご…」
あずさ「き…危険よッ」

だが、咲耶は攻撃の手を緩めない。
意識が朦朧としている乃絵美の眼前で、本日３度目のアノ技を放つ。
パレオがめくり上がり、秘密の花園…いや、
花園になり始めている光景が乃絵美の網膜に飛び込んだ。

乃絵美「はうっ…！」

直撃は、お子様には刺激が強すぎです。
顔を真っ赤にして、乃絵美はその場に崩れ落ちた。

どうも、長らく更新しなくてすみませんでした。

ドラクエ�[始めました。
ユリマとかキラとか、チョイ役の女の子が
妙に萌えるのは私だけですか？

保守
�@頑張れーガンバレー

崩れ落ちる乃絵美。
咲耶は動かなくなった乃絵美を確認すると、
ゆっくりと背を向けて歩き出した。

あずさ「の…乃絵美ちゃんッ」
四葉「勝負あり…デスね」
あずさ「くッ…
　　　　最初から勝負と言えるシロモノじゃなかったのよ！
　　　　作品の格差、正ヒロインと脇役キャラの格差…
　　　　ファンの数は５０倍…いや、それ以上…」

四葉「お疲れ様デス…これ、着替えデス…」

パレオから普段着に着替える咲耶。

あずさ「コアファンの熱意でいかに勝ろうが、
　　　　いかに妄想を掻き立てる設定があろうが…
　　　　ギャルゲーヒロインの戦いは所詮信者の奪い合いッッ
　　　　最後を決するのは、やはり作品の格…！」

だが、その時。

ピッ

あずさ「！？」
四葉「なッ…」
咲耶「…あら」

Windowsを再起動します...

あずさ「…の、乃絵美ちゃん」

乃絵美「さ…咲耶さん…」

咲耶「…何かしら？」
乃絵美「まだ勝ってもいなにのに…帰り支度は早いんじゃないですか？」

客「うそだろォ〜？」
客「まだヤる気だぜッ」

あずさ「乃絵美ちゃん、もういい…もうやめてッッ！！」

咲耶「…やるわね」

トドメを刺さんと、咲耶は歩み寄っていく。
手に持っているのは『SisterPrincess２　PREMIUM FAN DISC』。
2004年12月現在、シスプリ最新作である。

咲耶「ギャラリーモード起動…と。
　　　これだけのＣＧ、耐えられないでしょう？」
乃絵美「…そうでもないです」
咲耶「！？」

乃絵美はお気に入りフォルダから次々にＣＧを繰り出していく。

客「あれは『With Youのゲーム画面かッ！？」
客「何か違うッ…キャプした上にＣＧ加工してやがるッ」

もともと『With You』のＣＧは高品質である。
それに加工を行い、一部の隙もない見事な壁紙が作成されていた。

乃絵美「『With You』は一昔前のゲームですから、
　　　　システム的にはシスプリに及びませんけど…
　　　　ＰＣにはＰＣの利点があるんです」

次回決着、早ければＣＣさくら登場かな？

そーいや、「ツバサ」のアニメ化が決まったようで、
どんな形であれ、さくらがＴＶに戻ってくるわけですね。
結構凄い事なのかも。

�@さん乙！
ところでCCさくらが勇次郎なら
ツバサのさくらは誰だろう？

�@さん乙です。いよいよ決着ですね。
その後はナコルル……徐々に完結が近づいてるなあ。

＞もともと『With You』のＣＧは高品質である。
確かにその通りで、橋本タカシの原画もこの頃が一番好きって人が多いなあ。
でも俺はPia3やホワイトブレスも好きナンダヨナ……
今の絵で乃絵美描いてくれないかなあ。

>>131
浦安鉄筋家族の花園勇花というのは（死

>132
真面目にやったんさいよ

>>133
マジレスすると、ツバサのはパラレルワールドのさくらだからなあ……
かといって勇次郎とは別キャラというのも変だろうし。
さくらの萌技の一つでツバサモードなんてありかなあ。

＞もともと『With You』のＣＧは高品質である

高画質じゃないってところがミソだな
当時のゲームは６４０×４８０、２５６色じゃったからのう、
いったんフルカラーに変換してから加工したもんじゃ・・

四葉「さ…咲耶チャマッッ」
あずさ「当時のＣＧをフルカラー化し、さらに
　　　　背景加工を加えたと言うの…まるでエルフみたいなことをッッ
　　　　これでＣＧでの決着はなくなった…ッ
　　　　何せ、シスプリはＰＳ２になったからと言って、
　　　　別段ＣＧの質がいいわけでもないし！」
四葉「…何か、聞き捨てならないことを言ってないデスか？」

乃絵美「降参して下さい、咲耶さん」
咲耶「…甘く見ないでもらえるかしら？」

咲耶はアップスキャンコンバータを持ち出し、無理矢理
プレステ２をモニター出力した。
確かにこれならプレステ２の画像を扱えるが…

あずさ「どんな高級なコンバータでも画質の劣化は回避できないはず…
　　　　どうしようって言うの、あんなＣＧで」

無理矢理加工したシスプリＣＧを用い、再び乃絵美に向かう咲耶。
だが乃絵美もまた、更に高品質の加工ＣＧで迎撃する。

四葉「咲耶チャマ！」
あずさ「エミュや開発ツールでも持ち出せば、いくらでも高品質なものが
　　　　出来るでしょうに、あくまでコンシューマにこだわる…！
　　　　この咲耶という少女…
　　　　真の侠客（ｷﾞｬﾙｹﾞｰｷｬﾗ)！！！」

だが、２度に渡るＣＧ劣悪比較によるダメージは深刻だった。
咲耶「く…ッ」

客「もうやめてくれぇ〜ッ」
客「たかがギャルゲーじゃないかッッ」

乃絵美「…遠慮はしません」
咲耶「当然ね」

乃絵美は「WithYou」の原画集を本棚から取り出した。
結構レアだがそこは流石にまんだらけ、しっかり備えていた。

あずさ「WithYou関連書籍では最大の攻撃…ッ」
四葉「咲耶チャマッ！！」

攻撃が決まる。原画集の密度は濃く、脇役である乃絵美でさえ
萌え要素はたっぷり詰まっている。

乃絵美「（私の…勝ちですッ！）」

その瞬間。
乃絵美の眼前に、更に大型の書籍が飛び込んできた。

乃絵美「！！」

書籍の名は「天広直人画集The Art of Sister Princess」１、２巻セット。
１巻だけで\5,000というシロモノである。
「シスタープリンセス」は確かにゲームＣＧは劣るかもしれないが、
原画の質の高さは業界トップクラスと言えよう。

その直撃を受けた乃絵美は、今度こそ崩れ落ちた。

咲耶「…天広先生、LOVEよっ♪」

仕事もドラクエも忙しい１週間でした。
ドラクエはクリアしたからいいとして、仕事はなかなか大変に
なってきました。来週は更新できるか不安です。

とにかく、次回さくら降臨です。

.　∧_∧ ｲｯﾃﾖｼ!
⊂( ﾟДﾟ)　 蹴☆
.　ヽ　ﾉ⌒づ三Σ
.　　し ノ~
　　　とﾉ

シスプリ知らないんだけど、面白かった。
乙ッ！

乙！

どうでもいいがやはり乃絵美はそこらを散歩するだけで
萌えの要素を見つけてくるのだろうか

歩いていたらたまたまびんちょうたんを見つけて（ｒｙ

保守

ごめんなさい。
やはり今日の更新は無理みたいです…
２３日も忙しそうなので、次回の更新は２６日夜に行います。

お待ちしてます。お体をお大事に…。

んじゃ、保守しとくか

乃絵美が今度こそ力尽き倒れたのを確認すると、
咲耶はその場にへたり込んだ。

四葉「間に合ったようデス」
あずさ「…」
四葉「商品棚に残った最後のグッズが勝負を決めた。
　　　それにしても…
　　　あの咲耶チャマをここまで追い込んだのが、
　　　わずか１○歳の子なんて…もう、ひとつも残ってないデス…」
あずさ「あの…あ、あれは…」
四葉「ハイ…？」


同時刻。渋谷駅付近に人影があった。
見目麗しい…どころではない、尋常でない萌えを持つその少女。

？？「まんだらけ渋谷店はこの辺ですわ、さくらちゃん」
？？「せやけど、この人込みじゃなかなか…」
？？「だいじょうぶだよ。
　　　
　　　星の力を秘めし鍵よ。 真の姿を我の前に示せ。
　　　契約のもとさくらが命じる。
　　　封印解除（レリーズ）！！」

？？「ああん、相変わらず素敵ですわさくらちゃん！」
？？「また新しい振り付けやな」
？？「今回も自信がありますわ♪」

使用されたのは「跳」のカード。
最近靴に羽が生える魔法少女が幅を利かせてるが、元祖はこちらです。

一方、まんだらけ渋谷店にて。

客「オオッ…」

倒れていた乃絵美が起き上がり、ふらふらと咲耶のもとに歩み寄っていく。
咲耶は呆然とその様子を見ている。

乃絵美は咲耶のすぐ近くまで来ると、耳から何かを外し、咲耶に渡した。

あずさ「（イヤホン…ＭＰ３？）」

咲耶はそれを受け取り、聞いてみる。

咲耶「…ピアノ？」
乃絵美「はい。私がお店で演奏したのを、
　　　　お兄ちゃんが録音してくれたものです。
　　　　強烈な萌えを受けた時、サイコーの気付けになると思って」

通称「乃絵美エンド」と呼ばれる時の、ピアノの演奏である。

あずさ「…」
四葉「…言葉もないデス」

咲耶「…あなたの勝ちよ」
乃絵美「関連グッズなら咲耶さんの勝ちですよ」
咲耶「ギャルゲーキャラが関連商品だけで勝っても、勲章にもならないわ」

四葉「いい…
　　　いい萌えだったデス」

パチパチパチ

四葉の拍手を皮切りに、巻き起こる喝采。
やがて店内全てが歓声に包まれた。

客「すッげェ〜」
客「すげェぞお嬢ちゃん達！」

そして。

？？「あそこだね」

東急ハンズの屋上からまんだらけ渋谷店の入り口を見下ろす少女がいた。

少女はその一歩を…
まるで我が家の階段でも降りるかのように踏み出した

足に生えた翼が、少女を地下に導く。
足音の一つも立てることなく、その少女は降臨した。

乃絵美「…！」
咲耶「！」
四葉「ッ！」
あずさ「な…何故…！？」

至近距離でヨン様に見つめられた中高年女性は
身動きが出来なくなるという…
絶対的な萌えからパニックに陥るためと言われるが…
ここに居合わせた見物人たちの状態はまさにそれであった…！

２週間ぶりのご無沙汰です。
いや〜、年末だけに忙しい。明日も大変な事態が待ってそうだし…
まあ、それが終わればToHeart2発売日に仕事納めで、
のんびりした年末を迎えられそうです。

それでは皆さん、よいお年を。

乙！

ガラスの目潰し→ピアノ演奏
やられたわコレ

ボロボロの姿？で爽やかに笑いあう乃絵美と咲耶が目に浮かぶ。
嵐の前の綺麗な締め、乙でした。
んで、�@さん一年間乙でした。また来年もお仕事とよければ続き、頑張ってください。

あけましておめでとうございます。
本年もよろしく。次回は1/8ＵＰ予定です。

ToHeart2、コンプしました。
個人的にはこのみ・委員ちょ・ルーシーがツボ。
特に委員ちょ。アレはヤバイ。
単純な萌えなら、今までやったギャルゲーでもトップクラスかも。
あのエロ可愛さは反則。

乃絵美「さ…さくらちゃん…」
あずさ「な…なぜ…？」
四葉「何者デスか…？」
咲耶「き…き、木之下さくら…！！」

咲耶をじっと見詰めるさくら。

さくら「ゲーム関連…
　　　　ＰＳで正統編１本、ファンディスク１本…
　　　　ＰＳ２で正統編１本、ファンディスク１本…
　　　　ＤＣで焼き直し１本（パジャマストラップおまけつき）１本
　　　　アドバンスで１本。
　　　　アニメ関連…
　　　　（声優の）発音と（作画の）輪郭から察するに　　　　
　　　　２本とも電波ソングと電波ストーリーで彩られているみたいだね」
ケロちゃん「で、乃絵美はと…」
さくら「ゲーム関連…
　　　　ＰＣで１本、ファンディスク１本。
　　　　ＰＳ移植１本、あと何故かワンダースワンで１本。
　　　　アニメはＯＶＡのみ…ファンディスク以外、全部脇役だけど。
　　　　あとは両者とも、同人グッズ数知れずってとこかな」

あずさ「（一目で関連グッズを見抜いたッッ）」
さくら「良かったよ、間に合って…始まったばかりというとこらしいね」

あずさ「（なッ）」
四葉「（！？）」
乃絵美「（…！？）」
咲耶「…！！」
あずさ（な、何を言ってるッのッッッ
　　　　これ以上商品展開なんか出来そうにないラインナップが
　　　　彼女にしてみれば序の口だと言うの！？）」

さくら「あれ、どうしたの２人とも？なんで萌え合わないの？」

客「もういいじゃねえか…」
客「見たくねえよ、そんなの…」
客「やめてよ…もう」

さくら「…ほえ？」

その一言だけで、客の大半は轟沈した。

乃絵美「も…もういいんだよ、さくらちゃん…
　　　　十分に萌え合ったの…」
さくら「…。
　　　　あははっ」
咲耶「…いいわ…萌えさせてあげようじゃない」
ケロちゃん「ほう…当然やな。そういうもんや」
乃絵美「咲耶さん…ッ」

咲耶「ただし…あなたをね！！」

咲耶は死力を振り絞り、さくらに向かう。だが…

さくら「録画再生、スタート」

２００５年１月現在、絶好調再放送中「カードキャプターさくら」の
録画再生が始まった。
昔と違い、今はＤＶＤレコーダーやハードディスク録画が当たり前の時代。
かつてより更に増幅された萌えが咲耶を返り討ちにした。

ケロ「ＴＶ東京２クールが精一杯の作品なんざ、こんなもんやな」
さくら「ほえぇ、ケロちゃん言いすぎだよ…」

1／8じゃなくて1／10ＵＰでしたね…
前回書き込み時、酒が入ってたので気づけなかったです。すみません。

というわけで、今年最初の更新でした。
これからも細々とやってく所存です今年もよろしく。

今年一発目の新作乙です。
改めてこれだけ関連商品並べつくされた上で「始まったばかり」と言われると
ほんとに元ネタよろしく「これだけやってまだ足りんのか！」って感じがします。
でも願わくば、両者共にまだ出して欲しいもんだなあ…。

力みが足りねえ

流石は木之下さくら。
ゲーム関連だけで11作は伊達じゃねぇぜ。

内用はともかくな。

ん？
コンシューマだけで11だからPC含めりゃあもっといくのか？

郭はミンキーモモあたり…と思ったがギャルゲーなのかコイツ。

新作乙。
しかしさくらの苗字って「木之本」が正しかったはずなんだが…
ここでは敢えて違えてあるのか、それとも誤植かどっちなんだ？
教えて職人さん。

>>163
完璧に誤植です。どうもすみません。

今週の更新は明日行う予定です。
ただ、仕事の関係で少し遅れるかもしれません…
ご了承の程、よろしくお願いします。

そろそろ�@さん来るかな？期待カキコ

ケロちゃん「１○歳でシスプリ界最萌のクイーンと聞いとったが…
　　　　　　所詮はガキやのう」

圧倒的、あまりにも圧倒的。
かつて、日本全国でＮＨＫ受信料が僅かに増したという説すらある
さくらのアニメの前に、咲耶は膝を折り屈した。

さくら「だめだよ、不意打ちなんかしちゃ」

あずさ「（堀江を始め人気声優揃いのシスプリを一蹴する再放送…ッ
　　　　　単純なアニメの品質だけでも格が違いすぎるッ）」

まあ、シスプリの場合アニメでは他作品には勝てないが。

さくら「いいよ、相手になるよ？」

立ち上がろうとする咲耶。しかし、先ほどまでの乃絵美との激闘と
さくらの攻撃により腰砕け状態で、起き上がることが出来ない。

乃絵美「…さくらちゃんッ！私がッ…」
さくら「星の力を秘めし鍵よ。 真の姿を我の前に示せ。
　　　　契約のもとさくらが命じる。
　　　　封印解除（レリーズ）！！」

使用されたのは「消（イレイズ）」のカード。
効果は、その名の通り…

乃絵美「きゃああああああぁぁぁぁぁッッ！？」
客「オオオォォッ！！！」

乃絵美は全身を抱え込んでうずくまった。
そうしないと大事な部分が丸見えだから。
ついでにギャラリーが股間を抑えてうずくまった。

ケロちゃん「うむ！これぞさくらカードの正しい使用法や」
さくら「思いっきり間違ってる気がするよ〜」
ケロちゃん「世の中には幼女のパンツをずり落とすためだけに
　　　　　　激強の特殊能力を使うヤツだっておる！！」

咲耶「（また元ネタが判りにくいことを…ッ）」
さくら「…あれ、まだ起き上がれてなかったの？」
四葉「さ…咲耶チャマッ！！」
咲耶「…手を出さないで！！」

ケロちゃん「ほう、ええ度胸やな」
咲耶「…ッ」
さくら「さ、地上最萌は目の前だよ？」
咲耶「…ッ
　　　……ッ！」

起き上がれない。やはりダメージが大きすぎる。

さくら「…ほえ？やっぱりダメかな？」
ケロちゃん「三流相手に遊んでりゃいいものを、
　　　　　　さくらに挑もうなんてタワケたことを…」

生れ落ちて今日まで、己の萌えで通せなかったことなど一つとしてない…
だがこの相手は違いすぎる！
たとえ作画最高のメディアで挑んでも…
この少女には…
勝てない！！！

四葉「チェキ―――――――――――ッッ！！
　　　シスプリを…シスプリをなめないで欲しいデスッ！！」

四葉が咲耶を助けんと、２人の間に入ってきた。

ケロちゃん「次から次へと…」
さくら「封印解除（レリーズ）！！」

今度は「歌（ソング）」のカード。
気に入った対象の声で歌うカードなのだが…
選ばれた歌がまずかった。

「Love Destiny」
作詞　伊藤千夏
作曲　小林信吾
編曲　小林信吾
Vocal　堀　江　由　衣

咲耶「%$')&)…！！！（トラウマにより悶絶）」
四葉「アアッ」

あずさ「（お…鬼だわッ）」
四葉「さ…咲耶チャマッ　咲耶チャマッ
　　　誰か…誰か岡崎律子さんを呼んでくださいデスッ！」

それは無理。

四葉の悲鳴が響く中、立ち上がれない乃絵美、咲耶らを無視して
さくらとケロちゃんはその場を後にした。

ケロちゃん「くだらん時をすごしたのう」
さくら「…はにゃ〜ん。なんだか、どんどん汚れ役になっていくよう…」

すみません、結局先週更新できず、しかもそのことを告知できなくて…
生活の都合上、ＰＣにつなげない環境が多いんです。
大変申し訳ない。

今回のネタは色々と判りにくいですね…
一般人はカオシックルーンなんて知らないですよね…？

ﾜﾗﾀ

こんなスレに一般人がいるわけが・・・

リピュアのＢパート以外では闘いにすらならないシスプリ勢に泣けた

そんな風に考えていた時期がありました

油断したぜ…こんなスレで棗クランとはな

＞誰か…誰か岡崎律子さんを呼んでくださいデスッ！」
＞それは無理。

わかるゥ？この悲しみ(つДT)（ケイタロウ兄さん風）

Ｆ＆Ｃ社にて…
柴崎拓也はＣＣさくらがメインを飾っているアニメ誌を凝視していた。
なんつーかもう、かなりイった目をしながら。

柴崎「さくらﾀﾝ…ﾊｧﾊｧ」

カチャカチャ

ケロ「何をやっとるか貴様ァ――――――――ッッ！！！」
柴崎「へぶっ」

ギャルゲ板にふさわしくない（最高にふさわしいとも言う）行為に
走ろうとした柴崎に、渾身のツッコミをかますケロちゃん。

柴崎「よく…ここまで入ってきたな。木之本さくら…さすが俺の萌え」
さくら「…とりあえず、ベルト締め直して…」

気を取り直して、もう一度。
柴崎「木之本さくら…さすが俺の萌える、地上最萌の少女」
さくら「…乃絵美ちゃんのことなんだけど」
柴崎「！」
さくら「私のお願い、聞いてくれなかったね…」
ケロちゃん「この木之本さくらの親友、ライバルと呼ぶにふさわしい
　　　　　　キャラへの教育をッッ」
柴崎「…したさ…
　　　したさッ
　　　さくらの気に入るように乃絵美を育てたッ
　　　一流の絵師、一流のライターッ！
　　　近代的な美少女キャラの育成を続けてきたッッ」
さくら「一流の絵師…
　　　　一流のライター…
　　　　ファン心理を知らないお偉いさんが考えそうなことだね…」

ケロちゃん「キサマごときに乃絵美を任せたのが間違いだったのう。
　　　　　　今後の調きょ…もとい育成はワシらでやるで」
柴崎「…ッ」

背を向けて部屋から出て行こうとするさくら達。
柴崎は何を思ったか、さくらに追いすがり、そして…
ルパンダイブを敢行した。

ケロちゃん「ほう」
さくら「何て古典的な…でも、いいね、そーゆーの」

ぱこーん

知世特製の杖で、飛び込んできた柴崎の鼻面を打ち据えるさくら。
柴崎、悶絶。

さくら「わ、すごい意識があるよ」
ケロちゃん「ふーむ、少し見直したで。…お前さんの教育した乃絵美、
　　　　　　ちと味見してみとうなったわ」
柴崎「…ハ、ハハッ…」

その頃…

高井さやか「何ですって…？」
愛沢ともみ「その場にいた子から聞いたから間違いないですっ」
さやか「咲耶さんが萌え勝負で負けた…って…　一体誰と！？」
ともみ「それが…信じられないンですけど…」
さやか「…う…嘘でしょ！？」

自分が噂の的になっていることなど露知らず、
乃絵美は己の無力さを噛み締めていた。

原作では朱美回想編ですが、飛ばします。
柴崎でうまく話をつなげる自信がなくて…

>＞誰か…誰か岡崎律子さんを呼んでくださいデスッ！」
>＞それは無理。
>
>わかるゥ？この悲しみ(つДT)（ケイタロウ兄さん風）

わかりますとも(つДT)

間違えた、朱美じゃなくて朱沢江珠ですね。
略にすらなってねー。

一瞬Pia3の店長代理を連想してしまった。

俺も。
�@氏の脳内で無意識に何かが起ったのかも
知れない。ついでだから出してあげたら？

たまき「中古の勝ち」

絶対に郭＝たまきだ…それ以外考えられない！

技術が勝つのか？

Ｆ＆Ｃ社内…乃絵美と柴崎が向かい合って座っている。
咲耶との死闘、さくらの乱入…経緯を語った乃絵美に対し、柴崎の反応は。

柴崎「ハハハ…」
乃絵美「…そんなにおかしいですか」
柴崎「悪い…だが、お前と激闘した相手を一蹴とは」
乃絵美「咲耶さんは全盛期じゃなかったです」
柴崎「（そりゃ、お前もだろ）全盛期なら勝てたのか？」
乃絵美「…」

反論できない。心底悔しがる乃絵美。

柴崎「あれがお前が目指してるものだ」
乃絵美「！」
柴崎「相手が一般人だろうがお構いなし…
　　　視聴者であれば女の子だって萌やしかねない。
　　　彼女は地上最萌の自負に満ち溢れている」

乃絵美「あの萌合は萌合と呼ぶにはあまりにもマニアックな内容でした。
　　　　どちらかがギャルゲキャラ生命を絶たれかねない…
　　　　いえ、実際に私は絶たれかけてます」

でも…

乃絵美「私は咲耶さんとの間に絆を感じてます。
　　　　この思いは音夢さんとのスパーリングや
　　　　でじ子さんとの萌合にも感じ取ることが出来ました。
　　　　最萌の親友に憧れて今日までやれる限りの全てをやって…
　　　　気づいたんです」
柴崎「…」

乃絵美「私が最萌を目指してきた真の回答はその絆の中にあり…
　　　　そしてそれは、さくらちゃんとは違う！」

驚く柴崎。最萌たる親友の否定…乃絵美が、この段階まで成長したことに。

柴崎「オモシロイものを見せてやる。…お前宛てなんだけど」

柴崎が差し出したのは、一通の封筒。差出人の名は書いていない。
封をあけ、手紙を見る乃絵美。

乃絵美「…！」

書かれていたのは、たった一言。「あなたに、会いたい」

柴崎「今時セングラネタとは恐れ入る」
ちなみに、チョット前に乃絵美も同じネタをやってます。

奔り出す乃絵美。ニヤつきながら、それを見送る柴崎。

そして、乃絵美は辿り着いた。
傷ついた咲耶が入院している病院…その一室に、咲耶はいた。

咲耶「…（にっこり）」
乃絵美「咲耶…さん」
咲耶「センパイ達の真似をしたみたんだけど。
　　　…伝わるものなのね、想いって」

言葉が見つからなかった…

ベッドに横たわる咲耶は消耗しきっており、
真夏の太陽のような輝きは見る影もない。…これはこれで萌えるが。

乃絵美「さ…」
咲耶「別に用事ってほどでもないんだけど…
　　　あなたの顔が無性に見たくなって、ね」
乃絵美「咲耶さん」
咲耶「私がやった萌え勝負よ、後悔はしてないわ」
乃絵美「…！」
咲耶「ただ…今の私じゃ、もう第一線には戻れない…」
乃絵美「…」
咲耶「あなたに萌えキャラになって欲しい。
　　　あのさくらちゃんよりも…」

それは、新たな友から託された想い。
そして、交わされる確かな誓い。

乃絵美「やってみせますッ！」　　もう…後戻り出来ない…

それを聞き、満面の笑顔を浮かべる咲耶。

咲耶「いい顔ね」

同時刻。秋葉原にて…


「レリーズ！！！」
「にょ〜〜〜〜〜〜！！？？」


ケロちゃん「成長しないガキやのう、乃絵美も」
さくら「う〜ん、確かにそうかも。
　　　　毒吐きネコミミキャラに手こずるようじゃだめだよね」

そう言いながら、秋葉原を闊歩するさくら達。
その手には、一枚のトレカと化したでじ子の姿があった…

スパロボＯＧ２にハマってます。大変面白いです。
ついでに中々萌えます。
ゴスロリとプリンセスのプリキュアもどきとか、実年齢○歳の元ラスボスか
全然人の話を聞かない綺麗なおねーさんとか。
でも一番萌えたのは穴馬にまたがる武神ですよ、ええ。

…訳わからないですよね、すみません。

その�@さん、乙。
自分もプレイしてますよＯＧ２。早くゴスロリオンとダイトロンベ使いたい。
ただ・・・難易度が、な。
「痛くなければおぼえませぬ」って感じでｗ

�@さん乙です。
しかしなんとまあ…何度も出た話ですが、この頃の原作の主人公は
熱くてイイ奴過ぎる。今じゃすっかり冷めちゃって…。
好きな人を守る力さえあればいいとか言いながら、結局おとんマンセーだし…。

何が言いたいかというと素で>>187-188の乃絵美たちが萌えます。
ていうかいいシーン過ぎてちょと泣けそう。絵が浮かんで。

唐突だが寂海王みたいなタイプはどういうキャラが当てはまるんだろう。

Ｆ＆Ｃ社の近郊、現在乃絵美が居を構えている場所…
乃絵美は、１人モニターを前にゲームプレイにいそしんでいた。
タイトルは「サクラ大戦３」。

画面に選択肢が現れ、そのウインドウ周囲の色調が高速で変わっていく。
選択肢が出る度にタイミングを変え、適切な選択肢を選んでいく…
乃絵美が行っている行為はサクラ大戦シリーズに古くから伝わる、
反射神経を養う稽古法の一つで…L.I.P.Sという。

選択肢が消える前に適切な選択を選ぶ、または時間経過によって
選択の内容自体が変化する…それらを把握し、最も適切な選択を選ぶ、
というものである。
しかし密度の高い「サクラ大戦」シリーズのことである。
並外れた知識と反射神経を身につけなければコンプリートは難しいことは
言うまでもない。

その時。

乃絵美「！？」
さくら「こんにちはー」
乃絵美「さくら…ちゃん」
ケロちゃん「古臭いゲームやっとるのう」

いつのまにか、さくらが現れていた。しかし、様子が普段と違う。

ケロちゃん「一ヵ月後…」
さくら「萌え合ってみようよ」

乃絵美「！！」

乃絵美の身体に戦慄が走った。そして、止めようがない震えが全身を襲う。

さくら「ここ数スレで培った、あなたの全てを見せて」
ケロちゃん「さくらに通じれば良し…さもなくば…」
乃絵美「…！！」
さくら「そうそう、乃絵美ちゃんにお土産があるんだ」
ケロ「つまらんものやが…」

そう言うと、さくらは懐から一枚のカードを取り出した。
空高く掲げた後、乃絵美に向かって投げつける。

乃絵美「？　…！？」

カードに描かれた絵柄を見てみると…そこにあるのは
デ・ジ・キャラット。おまけに、ぷちこやうさだ、
果てはぴよ子の姿まであった。
こんな絵柄のトレカは市場見た覚えはない。
そして何より、この見覚えのあるカード装飾は…！

乃絵美「で…でじ子さん！！！！皆さんまで…ッッッ！！！」

想像するまでもない、さくらに萌え勝負で破れカードにされたのだろう。
そしてでじ子の仲間たちも…！

乃絵美「何てことを…！！さくらちゃんッッ！！！」
さくら「…」

アキバで萌え勝負をやって負けた以上、あとは消えるのみ。
ＣＣさくらも、今回は謝るつもりはないらしい。だが…

さくら「…そうだよね。こんなことをした子、許せないよね。
　　　　例えともだちでも…」

さくらは懐からもう一枚、カードを取り出した。

さくら「レリーズ！！」

瞬間、辺りが激しい光に覆われた。
劇中でこうして使われたことは（多分）ないが、「光」のカードの効果だ。

乃絵美「あうッ…さ、さくらちゃんッ！！」
さくら「乃絵美ちゃん、一ヵ月後だよ」

乃絵美が視力を取り戻した時、さくらの姿は既になかった。
怒りと悲しみに、乃絵美は打ち震える。

その夜…

乃絵美は自室の机に座り、ＣＤを流した。
でじ子から別れの際にもらった「ＰＡＲＴＹ☆ＮＩＧＨＴ」が流れる。
曲を聴きながら、乃絵美はでじ子を思う。
アキバでの死闘、そしてそこから生まれた絆。
それは乃絵美にとって確かな力だった。

やがて曲が終わった時、乃絵美の顔には決意の表情が浮かんでいた。


翌日。
乃絵美はさくらの大親友である、大道寺知世の部屋にいた。

知世「…乃絵美ちゃんが、さくらちゃんとですか？」
乃絵美「…（コク）」
知世「アニメでのAirとKanonの戦いですね…」

そいつぁ、凄ぇ戦力差だなオイ。

乃絵美「…」
知世「…方法はたった一つですわ」
乃絵美「！」

スパロボＯＧ２クリア。燃えた萌えた。早速２週目に掛かってます。

美人のかーちゃんがいて、14〜15歳×２人に好かれてるってのは
スパロボじゃなくてギャルゲの主人公をやってた方がいいと思いました。
…そういや、18歳と29歳のフタマタ野郎もいたっけか。

�@ さん乙
ところで最近オーガよりさくらの方が恐いような
気がしてきたｗ

>18歳と29歳のフタマタ野郎
安藤正樹のことかー！

スパロボネタがでたらカキコせずにいられない〜〜！
マサキはさらに12歳の妹がいるぞ〜！

マサキ｢リ・リカルドー！！｣
勇次郎｢ま・さ・き・く・ん・こ・ん・わ・に・ち・は〜｣
マサキ｢て、てめぇ〜！｣
勇次郎｢あ〜舌ベロじゃま〜！｣
勇次郎｢ねっ！｣

知世「あなたがさくらちゃんに並びたいのなら…
　　　方法は一つしかありませんわ」
乃絵美「！…」

知世「さくらちゃんの萌えを支えているもの…
　　　それはさくらちゃんの信者達に他なりませんわ！
　　　この地上にさくらちゃん以外の萌えの存在を絶対に許さないという
　　　信じがたいほどの自己中心な信者さん！
　　　その強靭な意志の前に、最萌を自負する多くの萌えキャラさんが
　　　葬られていますわ…
乃絵美「（…ゴク）」
知世「ごく個人的な私見を言わせていただきますと、
　　　信者の傾倒ぶりという一点においてなら、さくらちゃんのそれは
　　　史上の偉大な指導者や宗教家と比べても何ら遜色ないものでしょう。
　　　さくらちゃんこそ最萌！
　　　さくらちゃんこそ最大！
　　　この業界最もわがままな主張を通し続けて幾星霜。
　　　遂に辿り着いたのが（業界の）戦場ですわ。
　　　晴海・幕張・アキバ・日本橋、時の最危険地域…
　　　彼の地でさくらちゃんの信者は最高の満足を得、
　　　彼の地でさくらちゃんの萌えは最大に開花したのですわ」

乃絵美「大道寺知世さん…案内してくれますか、
　　　　とらのあなでも梅田地下街でもッッ」
知世「いえ…宛は北海道にありますわ」
乃絵美「北海道…？」
知世「あの地にはあなたの望む戦場がありますわ。
　　　さくらちゃんがくぐり抜けた戦場に勝るとも劣らぬ修羅場が…」

北海道・カムイコタン…
大自然に囲まれたこの土地に、「彼女達」の姿があった。

知世「ちょっとムズカシイお話ですけど…
　　　パチスロ業界で北○の拳の市場独占を懸念したアルゼという会社が
　　　吸収したＳＮＫという会社に対して、ある要求をつきつけてますわ。
　　　『最萌のキャラ達を派兵せよ』…と」
乃絵美「…ッ」
知世「アニメージュやファミ通に載ることが業界の全てじゃないですわ。
　　　当初は格ゲー以外にキャラを出すのを嫌がっていたＳＮＫも
　　　親会社の要求には抗し切れなくなり、遂に決定！
　　　ＳＮＫ最高の萌え軍団と言われるサムライスピリッツ・ＫＯＦを
　　　中心に編成された５名！
　　　わずか５名ながら、最小にして最萌の実戦部隊！！
　　　昨年編成されたこの部隊は、今北海道で最終訓練を
　　　終えようとしてます。
　　　一個連隊（４００名）に匹敵する５名ですわ」
乃絵美「…！！」

再び、北海道・カムイコタン。

？？「寒い…」
？？「そんな下着同然の格好では寒いのは当たり前だ」
？？「鎧も冷たくならないの？」
？？「ボクはサムくないよー？」
？？「…うるさいわね」

さて、誰が誰だか判る人はいるのだろうか？

ひとこといわせてくれ
おもろい

かつて死ぬほどやりこんだサムスピですが、
流石に今となっては記憶があいまいです。
チャムチャムの口調なんて覚えてないー！

北海道サムスピ編は過去のムックやネットをひっくり返しながら
進めることになりそうです。

そうか、今までガイアとナコの共通点に
「自然を味方につける」という点しか見えなかった自分が情けない。
二重人格（レラ）か！今さら気づいたぜ。

>>203
1、色
2、シャルロット
3、リムルル
4、チャムチャム
5、レラ

かな？

今思えばチャムチャムって妹キャラなんだよなあ
当時はまったく萌えなかったが・・

ハイデルン「見せたいものがある？」

ＳＮＫ所属「怒」チーム総大将、ハイデルン大佐。
切ったり吸い込んだりするが、宇宙人ではなくバリバリの軍人である。

レオナ「はい」
　　　「すみやかに確認していただきたいものが」

こちらは、ハイデルンが手塩にかけて育てた18歳の少女軍人、レオナ。
ほとんど表情がない彼女だが、手足が微妙に震えている。
冷静という言葉が具現化した様な彼女の、その振る舞いにハイデルンは
ただならぬものを感じた。

ハイデルン「案内しろ」
レオナ「はい」

そしてレオナに導かれるままハイデルンが目にしたのは。

キング、ブルー・マリー、藤堂香澄、神楽ちづる、シェルミー、
李香緋、ヴァネッサ、四条雛子、ウィップ、メイ・リー、まりん…

その他、ＫＯＦの女性キャラ達が軒並み気絶している光景だった。

ハイデルン「何があった…」
レオナ「…」
ハイデルン「何があったのかと尋いているッッ」
レオナ「ＫＯＦ女性キャラ軍団は…あの５名の手により…
　　　　壊滅に至りました」

ハイデルン「…
　　　　　　１０年以上の歴史を誇るＫＯＦ女性キャラが…
　　　　　　時代錯誤のたった５名に叩き潰されたと言うのか」
レオナ「…恐れながら」
ハイデルン「男どもはどうした…」

別室にて、いい感じで萌え死んだ男性キャラ連中が転がっていた。
流石にテリー、リョウ、京や庵はいないようだが。

レオナ「恐れながら教官殿。…上層部の考えが判らないわ。
　　　　これが訓練と言えるの？」
ハイデルン「アルゼの連中から彼女ら５名に通達してある。
　　　　　　氏人さえ出さなければ何人萌えさせてもいい、
　　　　　　何回コンティニューさせて金をボってもいいと！」
レオナ「…！」
ハイデルン「つまりこれは訓練ではない…　ヤツ等と我々の戦争だ！
　　　　　　そしてあの５名にはそうするだけの萌力がある」

同時刻。
乃絵美は大道寺知世に連れられて、北海道・カムイコタンに来ていた。

知世「カムイコタンで５人の少女…『うしおと○ら』みたいですね？」
乃絵美「またマニアックなことを…」
知世「５人とは言え、彼女達はアーケードで何人もの男達を
　　　魅了してきたプロ中のプロですわ。山に入った時点で
　　　発見されてますから…出来るだけ動き回らないことですわ」
乃絵美「（ゴク…）」
知世「では、いってらっしゃいませ」

そして乃絵美は北海道旭川・神居古潭の山に入った。

北海道編、特にガイア戦は原作でも冗長気味だったので、
不要なところは削ってテンポよく進めたいと思います。

ちなみに実際のカムイコタンはキャンプ場として有名で、
ジンギスカンだの鮭のハラスだの旭川ラーメンだので
食べ物がおいしいところだったり。

今週は仕事が立て込んでまして、更新は無理っぽいです。
ていうかリアルタイムで仕事してたりします…

こっそりサボって書き込んでるのが上司にバレたらどうなるか、
ちょっとドキドキ。

わかります。妹の部屋でオナニーするような、
見つかれば命は無い、だがその緊張感が・・・うっ！
・・・ってとこですか

ハイデルン「それにしても情けない話だな…
　　　　　　数十名にも及ぶＫＯＦキャラがいながら
　　　　　　たった５名の制圧もままならぬとは」
レオナ「…」
ハイデルン「ん？レオナ…　しかも、
　　　　　　男性キャラほぼ全員の脳髄が破壊されるというていたらくッ」
レオナ「お言葉ですが、大佐。
　　　　イベント発生するキャラなら回避することも出来るでしょう。
　　　　攻略可能なキャラなら玉砕も出来るでしょう。しかし大佐。
　　　　イベントはおろか…
　　　　攻略すら出来ないキャラならいかがいたしましょうッ」
ハイデルン「攻略できない…だと？」
レオナ「私はそのようなキャラで萌える術を知りませんッ
　　　　我々の訓練はそのようなキャラを想定したものではありませんッ
　　　　我々で彼ら５名の攻略例はまだありませんッ」
ハイデルン「なにィ？」
レオナ「我々は襲われた瞬間だけ彼らの存在を認識できるのですッ」

同時刻、カムイコタン…
山に入った乃絵美だったが、早速道に迷っていた。

乃絵美「ていうか、何の知識もなしに山に入ること自体無謀ですよね」

まあ、話の都合上仕方がない。

乃絵美「５名の皆さんはどこにいるのかな…」

山中の池の手前に乃絵美は来ていた。
池は一面凍りついており、スケートでも出来そうなほど。

乃絵美「冷たそう…」

乃絵美が池を覗き込んだ瞬間。

？？「のんのだぁ！コンルノンノ！」
乃絵美「！？」

場違いな、バカ明るい声が辺りに響くと同時に、
乃絵美の足元に一面の氷が広がる。
つるつる滑るそれに耐えられず、転がってしまう乃絵美。

その乃絵美の後ろから、先ほどの声の主…
青い服を着た、小柄な少女が現れた。

リムルル「みんなー、もういいよ」

少女がそう叫ぶと、辺りに次々と人の気配が現れる。

西洋風の鎧甲冑を身につけた、美しい金髪の女性…
異様に露出度の高い服と巨大な弓を携えた、白髪の少女…
ネコミミ＆虎ジマ服とこりゃまたストレートな少女…
最後に、紫の地味な衣装を着込んだ少女が現れた。

シャルロット「…子供ではないか」
真鏡名ミナ「堂々と入ってくるから、てっきり中ボスクラスかと…」
チャムチャム「と言うより、格ゲーキャラですらないよね？」
レラ「…」

瞬間、乃絵美は立ち上がる。５名のうち１人に狙いを定め、近づくが…！

チャムチャム「パクパクやっちゃえ！」

ネコミミ少女が連れていた猿が、正体不明の光弾を吐き出した。
大した技ではないのだが、格ゲーキャラではない乃絵美にはキツかった。
衝撃で気絶する乃絵美。

シャルロット「驚いたな…」
チャムチャム「技使っちゃっタ。実戦以外じゃ必要なイと思ってタけど」
ミナ「でも、顔を見られてしまったわね…」
レラ「帰せなくなったわね」
リムルル「それじゃ、とりあえず…」

巨大な氷塊が乃絵美の頭上から降ってきた。
たちまち氷漬けになる乃絵美。

レラ「妖怪腐れ外道を呼んで（検閲）するか…
　　　黒子に引き渡して（検閲）してもらうか…
　　　どっちにしろ、ここは法の外ね」

ここから先はサムスピを知らなければ判らないネタのオンパレード。
果たして何人の人が理解できるのか？
だがあえて突き進むッ！

サムスピのキャラは攻略できないな　確かにw

つか、乃絵美の貞操やばくね？

＞「のんのだぁ！コンルノンノ！」
これだけで轟沈したッッ
サムスピは天草降臨以来ヤってないが
妹萌えか…あるいは元気ッ娘萌えか…リア工時代の思い出か
あるいはそれら全てが俺の内部で化学反応を起こしスパーク…

うはｗｗｗｗｗｗ懐かしすぎｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
こちらも押入れからメストのムック引っ張り出そうかしら。

氷漬けになった乃絵美を観察する５人。

シャルロット「１○歳というところか…」
チャムチャム「チョっと細いね。ゴハンちゃんと食べてるノかな？」
リムルル「でも、とっても可愛いだよ」
ミナ「このまま黒子に引き渡す？それともぬいぐるみにしてから…」
レラ「あなたにはぬいぐるみ技はないでしょう…それより」

カシャカシャ

デジカメで氷漬けの乃絵美の写真を撮影するレラ。

レラ「こうしてネットオークションで『美少女氷漬けフィギュア』として
　　　流せば、より価値が上がるわ…どうせ解体するなら、
　　　より高品質のものよ」
リムルル「う〜ん、さすが」

乃絵美「（な、何考えてるんですかこの人たちッ）」
レラ「おとなしくしてなさい…もう少しすれば氷も溶けるわ」

シャルロット「あと一月…
　　　　　　　ＫＯＦ女性キャラ軍団は我々５名の手により
　　　　　　　もはや壊滅状態にある。残りの30日間、ＳＮＫの切り札は
　　　　　　　メタルスラッグかクイズ迷探偵ネオ＆ジオか…」
ミナ「…なにそれ」

同時刻。乃絵美を送り出した大道寺知世は、とある知人を訪ねていた。

知世「お久しぶりです、霞さん」
霞「あら、知世ちゃん」

オープンカフェで苺のミルフィーユを頬張っている美少女が１人。
しかしてこの少女、ハンパではない。佇んでいるだけで
フェロモンが漂ってきそうな、とてつもないえちぃさを身体中から
放っている。その名はデッド・オア・アライブのヒロイン、霞。

知世「相変わらず、気楽な抜け忍っぷりですね」
霞「よく言われるわ、主に妹から」
知世「いつまでこちらに…？」
霞「さあ…このままビーチバレーの選手にでもなろうかしら」
知世「ふふ…確かにそれもお似合いですけど、
　　　あなたは美少女格ゲーキャラの中の美少女格ゲーキャラと言われた
　　　存在！死に場所はエロ格ゲー以外にはありえませんわ」
霞「美少女格ゲーキャラ…か。
　　３Ｄだったら、あるいはそうかもしれないわね…」
知世「２次元キャラとしてはどうでしょう？」
霞「耳が痛いわね…
　　私だって、相手は選びたい」
知世「さくらちゃんならいかがでしょう？」
霞「私が絶対に勝てると断言できないのは、カードキャプターさくらこと
　　木之本さくら…　と、あと１人…」
知世「そのさくらちゃんの親友を、格ゲーキャラ達の戦場に
　　　送り込みましたわ」
霞「へえ…面白いわね」
知世「本人が親友に匹敵する体験を希望しまして」
霞「類は友を呼ぶ、ね」
知世「果たしてあの５名を撃破できるでしょうか…」

ピタ、と動きが止まる霞。あ、胸だけは動いてた。

霞「５名…と言ったわね？」
知世「ＳＮＫが実験中のあの５名の…ことですわ」
霞「…！」

霞「知世ちゃん…その５名の中に…私が勝てないと言った
　　さくらちゃん以外のもう１人…ナコルルがいることを知っているの？」
知世「ッ…！？　ま、まだ活動してたんですかあの人！？」
霞「大自然のおしおき娘と言われた娘…
　　親会社が潰れようが止まりはしない。早まったわね知世ちゃん」
知世「あの子だって、伊達にさくらちゃんの親友をやっていませんわ…」
霞「彼女を知らないから言えるのよ。
　　あの娘の萌えと固定ファンの過激さに掛かるなら…
　　例えさくらちゃん本人でも勝利の保証はない…！」

再び、北海道カムイコタン。

夜になり…真鏡名ミナが乃絵美のもとにやってきた。
ミナ「？」

だが、氷漬けになっていたはずの乃絵美の姿はない。

ミナ「まあ、超必のくせに通常技にも負けるような氷だから…
　　　さて、どこに行ったのかしら」
乃絵美「ここにいます」
ミナ「！」

いつのまにか、ミナの背後を取っていた乃絵美。
そのまま得意の接触萌えに持ち込もうとするが…
乃絵美「！？」

バックステップで、一瞬にして間合いを放すミナ。
キャラの性質上、相手との距離を離すのは得意なのだ。
そして、上着を脱ぎ捨て大弓「鎮聖八浄」を構える。

ミナ「関わりたくはないけど…」

リムルルのデカイ氷を飛ばす超必殺技は見た目の割にやたらと弱く、
通常の飛び道具はおろか、一部の通常技でも消えてしまいます。
乃絵美が脱出できるのも当たり前…ってことで。

乃絵美「（…それにしても、凄い格好してるこの人…）」
ミナ「…そんな目で見ないで」
乃絵美「（でも、中身とギャップありすぎ…）」
ミナ「好きでそうなったわけじゃないわ」

確かに、改めて見るとミナの衣装は凄い。
あまりにも薄い、しかも白地の薄絹だけの胸当てが紐一本で固定されてる。

ミナ「ＳＮＫ崩壊後の半ばヤケクソのスタッフにデザインさせた逸品…
　　　サムスピで一番露出度の高い衣装よ」
乃絵美「…ッ」
ミナ「薄布の胸当てと…　紐だけで固定された腰布…
　　　いい女と呼べるでしょうか？」

大弓を構えるミナ。狙いの先は…

乃絵美「（スカート！？）」

矢が放たれた。乃絵美が少しでも動かなかったら、
スカートのゴム部分が裂かれていた。

ミナ「次…」
乃絵美「（肩！）」

次は肩口。当たったら服がえらいことになる部分を狙ってくる。

乃絵美「（まるで吸い込まれるように服の要所を狙ってくる…！）」

ＳＮＫ女性格闘キャラの歴史は、龍虎の拳の時代の脱衣から始まっている。
これくらいの芸当は朝飯前である。

乃絵美「だったら…」
ミナ「！？」

乃絵美は覚悟を決めたのか、無防備にミナに駆け寄る。
一瞬、躊躇してしまうミナ。

乃絵美「…な、わけないですよね」
ミナ「！」

ひるんだ瞬間、ミナのバックを取る乃絵美。
乃絵美「もっと積極的に萌えを演出してればあなたが勝ってたと思います…
　　　　その引きこもり的な性格が私を助けました」
ミナ「…ッ」
乃絵美「ILLU○IONにでも行ってて下さい！」

得意のおんぶではなく、ミナの背中のひもを思いっきり引っ張る乃絵美。
ポロリをしたら、ＳＮＫ的に廃業である。
胸当てを抑えて、その場にへたり込んでしまうミナ。戦萌不能である。

乃絵美「ふう…」
？？「では、次は私のお相手を願おうか」
乃絵美「！？」

一難去ってまた一難。
振り向いた先には美貌の女騎士、シャルロットの姿。

うーむ、流石にネタがマイナー過ぎるかな…
出来るだけすっ飛ばしてＶＳナコルルに持っていこうと思ってるのに
中々進まないし。

ミナのポロリにﾊｧﾊｧしてしまった(;´Д`)
ナイフ使いの人＝ミナ、倉石＝シャルですな。
双子＝チャムとリムなら二人をどう関連付けるのか興味興味。

あいかわらずいい仕事してますね　ポロリに笑った。

シャルロット、ゲーム画面だと覇王丸よりでけえんだよな確か
だからフラられたのかな

>>231
公式設定でも身長はシャルロットの方が上だった

シャルロット：７２インチ（約１８２ｃｍ）
覇王丸：５尺８寸（約１７６ｃｍ）

乃絵美との身長差３２ｃｍか・・
バキｖｓ花山より差があるな

>>231
当時はすごい大女と思ったもんだが、今だったら高身長の女性キャラも普通に需要あるから
あまり違和感抱かないだろうな。
青山素子とか細川可南子とかライダーとかともねえとかタカさんとか。

ほう、では遠い間合いからの剣でなす術無く
裸に剥かれるわけですな？
期待しようではないか

太正!?

乃絵美「（大きい…カンナさんほどじゃないけど、180cmはある）」
シャルロット「…」
乃絵美「（でも…綺麗な人。油断できない）」


霞「サムスピキャラは格ゲーの超エキスパート。
　　ふふ…彼女の戦い方の精神性のなさといったら…」
知世「…ッ」
霞「もともと格ゲーキャラの恐怖さはそこにつきる…
　　ゲーセンでのフェアプレー精神はむしろ悪徳なのだから。
　　いかにさくらちゃんの親友とは言え…その洗礼は免れないでしょうね」


乃絵美「なッ」

シャルロットが跳んだ。
重い鎧を身に着けているため、跳躍距離や高さは大したことはない。
だが落下速度が速く突入角度が鋭いため、捕らえにくい。
そして、そこから範囲の広い技を出されたらどうなるか？

乃絵美「きゃッ」

落下しながら、シャルロットの剣が舞う。
反撃しようにも、何もできない。
そしてそれを繰り返す。ぴょんぴょん跳ねながら、ひたすら大斬り。

乃絵美「で、伝説のシャルロットジャンプ大斬り…
　　　　ってハメじゃないですかこれッ！」
シャルロット「戦法だ」

転がりながら避ける乃絵美。

シャルロット「ほう。…では、これでどうだ？」
乃絵美「なッ」

乃絵美の眼前に広げられたのは、真サム全盛期の頃のゲ○メスト。
当時のゲ○メストに、サムスピの萌えなどがあったか？
だが、そこに描かれていた記事は真サムではなく、同年にリリースされた
「スーパー○アル麻雀Ｐ�X」の記事だった。

乃絵美「ひ、卑怯ですよッ！」
シャルロット「知らんな」

１９９４〜１９９６。正にＳＮＫアーケード全盛の時代、
脱衣麻雀も全盛期であった。
鼻血吹いて倒れる乃絵美。

シャルロット「オ・ルヴォ・ワール。
　　　　　　　…勇敢な少女萌士よ…さぞ苦しかったろう」

倒れた乃絵美に、薔薇を一輪捧げるシャルロット。
…あれだけやっといて今更カッコつけられても。

シャルロット「しかしナコルルの手にかかることを思えば、
　　　　　　　まだ幸福な氏に方だと言える。
　　　　　　　…ミナ、いつまで寝ている気だ」

倒れた乃絵美に背を向けミナに向かうシャルロット。
だが、その時。

乃絵美「勉強になりました…」
シャルロット「！？」

乃絵美「正々堂々のハメ技、これがアーケードの正統派なんですね」

気絶した振りをしていた乃絵美が立ち上がっていた。
そしてシャルロットに「ある画像」を見せ付ける。
それはＴＶ版サムスピの録画ビデオッッ！（一応ＤＶＤにもなってます）
サムスピファンには黒歴史以外の何者でもないッッ！！！

乃絵美「そうですよね、センセイ？」
シャルロット「がはッ」

吐血して倒れるシャルロット。

乃絵美「生まれ変わって見せます…　今から、バリバリの正統派です！」

シャルロットのジャンプ大斬りの繰り返しなんて知りません。
右京の残像踏み込み斬り(中)繰り返しなんてやったことありません。





…ごめんなさい、やりました。
でも１０年前ですから時効ですよね？
ていうか板違い。知らない人には理解不能。だが引かぬ媚びぬ省みぬ！！

�@さん乙にござる。
蜂に刺された覇王丸が「ありゃあスズメバチのボスキャラだな」とか寒いセリフを言う
アニメのことなど、当方一切存じてません。
更にナコルルの声優は誰がなんと言おうと生駒晴美であり、千葉麗子のことなど何一つ記憶には。

懐かしい、右京のバックステップ燕返し、死ぬほど練習したなあ
たとえ卑怯と言われようと、これ使わんと対戦でアホウ丸に
勝てないんだよなあ・・

私はリムルル１３段止めくらいしか知りませぬ。

>>241
ちなみに、初期のドラマCDでは國府田マリ子がやってたりする＞ナコルル

乃絵美「よいしょっと…」

やっつけたシャルロットとミナを木に縛り付ける乃絵美。
誰から縛り方を教わったのかは秘密である。

シャルロット「後悔するぞ…　
　　　　　　　こんなことをするヒマがあったらすぐに逃走ろ。
　　　　　　　われわれ２人を倒したくらいで…」
乃絵美「ワクワクしますよね」
シャルロット「…」
乃絵美「自分が狙われるってことがこんなにスリリングで楽しいなんて。
　　　　これがゲームなんですよね。原点は対戦、点の取り合い…
　　　　皆さんが思い出させてくれました」
ミナ「…」
乃絵美「麻薬ですね、これは。さくらちゃんが入り浸るわけです…」
ミナ「…！あなた…」
シャルロット「今…さくらちゃんと言ったか…？」
乃絵美「木之本さくらちゃんですけど…何で知ってるんですか？」
ミナ「あなた…木之本さくらの知り合いなの？」
乃絵美「はい…友達です」
シャルロット「我々格ゲーキャラにおいて、ＣＣさくらとナコルル。
　　　　　　　このビッグネームは絶対だ…」
乃絵美「ＣＣさくら…ナコルル…？」
シャルロット「木之本さくら、通称ＣＣさくら…
　　　　　　　漫画・アニメ・映画・ゲーム・同人の種類を問わず
　　　　　　　萌えの頂点に君臨する木之本さくらを、世界中の
　　　　　　　キャラやヲタが尊敬と畏怖の念を持ってＣＣさくらと言う」
ミナ「そしてもう一人…
　　　彼女は今…私たちの指揮官をつとめる…」
乃絵美「！
　　　　…（にこり）」

シャルロット「だから逃走ろと言ったのだ…君もＣＣさくらの友達なら
　　　　　　　彼女の萌えがワカるハズだ…
　　　　　　　その彼女に匹敵するナコルルの実力がどんなのものか…」
ミナ「シャルロットさん」
シャルロット「？」
ミナ「いないわ、もう」
シャルロット「…(汗)」


カムイコタンに夜の帳が降りる中…川原にて。
黒に近い紫の衣装を身にまとった少女が佇んでいた。

レラ「！」
乃絵美「こんばんは」
レラ「あなた…」
乃絵美「さっき、肖像権無視して私の氷漬け画像流したのあなたですよね」
レラ「…ええ」

乃絵美はレラを見据える。
いわゆるクールビューティーキャラ。
悲しみとともに、冷徹さを感じさせる瞳が特徴的だ。しかし…

乃絵美「（それだけで、さくらちゃんに匹敵するとは思えない）」

ツンデレ属性でも持ってるなら別だが、ただのクールビューティでは
乃絵美の敵ではない。

レラ「シクルゥ！」

傍らに連れている狼に跨るレラ。この状態での地上移動速度は
全キャラ屈指のもの。しかしそれ以上に、動物に跨る美少女という構図に
微妙なエロチシズムを感じさせる。…が。

乃絵美「てい」
ぺちっ

一撃でも入れられたら落っこちてしまうのであった。
例え蚊ほどの一撃でも。

乃絵美「何がいいですか？立ちＣＧ、一枚絵、萌えセリフ…」
レラ「くっ…」
乃絵美「では格ゲーらしく…こんなので！」

WithYou御用達、素手のムエタイ・ムカッチュアーの見事なハイキック！

…をしようとしたが、乃絵美の運動能力では無理だった。
転んでしまう乃絵美。…大股を開いた状態で。

レラ「ぶっ」

鼻血吹いて倒れるレラ。…彼女は妹萌え属性持ちだった（本当)。

その様子を眺めているロリが２匹。

リムルル「あ〜あ」
チャムチャム「レラじゃあんナとこでしょ」
リムルル「まさか私たちにまでたどり着くなんてね。
　　　　　ＣＣさくらさんの友達か〜」
チャムチャム「楽しんじゃウよ、ボク」

レラは狼なしだと必殺技の９割がた使用不可能。
性格の割に他力本願なキャラです。
絶命奥義のエゲツなさとかもナコルルの方が上だったり、
やっぱ日陰者ですね…。

知らない人も多いと思いますが、↓の公式サイトで彼女の艶姿を
見てやって下さい。もう見せ場ないし（ｗ
ttp://www.samurai-zero.jp/

２Ｄ格ゲー全盛期の頃にゲーセンに入り浸ってた俺にとって最高のスレだ！
…思えば斬紅郎において出来心でリムルルを使ったのが、この世界（二次元世界）に
浸るきっかけだったな……。

今日は知人の結婚式＆２次会＆３次会で、
ちょっと更新できそうにないです。すみません…

明日早くから仕事なのに、大丈夫か私。

そろそろ�@さんかな到来かな？
リムはネタに困らなそうだが、チャムがどんなことをかましてくれるのか
期待カキコ。

倒され気絶した３人は、乃絵美に縛り上げられていた。
ちなみに縛り方は知世に教わった。

シャルロット「レラ…ナコルルは今どこにいる…」
レラ「…私に言われてもね…」
シャルロット「…そうか」
レラ「…でも…遠くじゃない。
　　　そして一度出現きてしまったら…もう誰も止められない…
　　　そう…あの子が息絶えるその時まで」

乃絵美は３人の前から動かない。その様子を離れから覗く女の子２名。

チャムチャム「賢い子だネ。正面から動かなイよ」
リムルル「あ〜あ、見てよみんなの情けない顔。
　　　　　精鋭無比もああなったらおしまいだね」
チャムチャム「あノ子の萌えはホンモノだヨ。チョット綺麗すぎるケど」
リムルル「じゃあ、見せてあげようよ。アーケードの萌えってのを」

パキ…　ポキ…

乃絵美「（！枝を折る足音…正面から！？）」

目の前の森から聞こえる足音。それを聞いた乃絵美は、
敵の接近を確信した。しかし、現れたのは…

？？「…」
乃絵美「え…ええ〜！？」

変人。乃絵美の脳裏に浮かんだ言葉はそれだった。
２ｍに達するかの巨躯、細すぎるウェスト。
馬鹿でかい曲刀を携え、顔には牙つきの真っ赤な仮面を被っている。
変人以外の何者でもない。

呆然とする乃絵美。だがその次の瞬間―

「パクパクやっちゃえ！」

煙と共に、仮面の大男が小さな猿に変身した。
と同時に、後ろに隠れていた少女…チャムチャムが姿を現す。

乃絵美「な、なんなんですかそのお猿さん！？」
チャムチャム「ボクのお兄ちゃンだよ」
乃絵美「な…」

彼の名はチャムチャムの兄、タムタム。
見かけはともかく、実は人格者で妹思いのナイスガイである。

マスコット動物を使役するキャラは沢山いる。
動物の正体が男の子キャラであることも珍しくない…が、
実の兄であることは珍しい。

乃絵美「…実のお兄ちゃんを動物みたいに手懐けて使役するなんて…
　　　　なんて羨ま、じゃなくていけなことをッ！」

何だか乃絵美の本音、もとい逆鱗に触れたらしい。
パクパク（タムタム）の光弾をかわし、チャムチャムに突っ込む乃絵美。
しかし。

乃絵美「きゃッ！？」

つるっと滑って転んでしまう乃絵美。
いつの間にか、乃絵美の足元だけ凍り付いている。

リムルル「あはは、元気だね〜。でもね、２Ｄでも３Ｄでも…
　　　　　チームプレイってのは格ゲーにはつきものなんだよ」
チャムチャム「妹キャラ二人、おいしいヨ？」

おしりを押さえながら、立ち上がる乃絵美。
しかし不利な状況にあっても、その目から闘志は消えていない。

チャムチャム「…りむるる」
リムルル「うん。どうやら、これは格ゲーじゃないみたいだね…
　　　　　どっちかって言うと戦争…
　　　　　うんッ
　　　　　戦争と言っていい！
　　　　　なら、わたしも本気でやらないといけないねっ！」

今日は更新がちょっと遅れました。

リムルルは斬九郎の頃からのマイキャラです。
一向に強キャラになりませんが、その辺は愛でカバー。

げ、逆鱗なのか？ｗ

�@さんGJ！

ついでに言うと
×　斬九郎
○　斬紅郎

今週の更新は明日に。
今年のＧＷはのんびりとやってます。

リムルル「これは格ゲーじゃない…
　　　　　わたしと言うヒロインと…あなたというヒロインの…
　　　　　メインの座を掛けた全面戦争だよッ！」

そう言うと、リムルルの姿が変わっていく。なんかこう、ロリな方向に。
アイヌ衣装をアレンジした服の丈がより短くなり、生足が見えてきた。
ついでに声も変わる。

リムルル「あーあー…よし、この声でいこー」
チャムチャム「某真祖の姫君ダね」
乃絵美「…ッ」
リムルル「えへへ、ごらんの通り…
　　　　　わたしはいろいろマイナーチェンジを繰り返してきたんだ。
　　　　　ユーザーさんが混乱するから基本路線は変えてないけど…
　　　　　時代の好みに合わせるには便利この上ない…」

リムルルとチャムチャム、二人がゆっくりと乃絵美に向かっていく。

チャムチャム「本当ハ君の友達とヤりたかっタ」

乃絵美「（…この獣娘さんはともかく、もうひとりは）」

とりあえずチャムチャムには、シャルロットと同じように
ＴＶ版サムスピアニメをあてがっておいた。
それでチャムチャムは撃沈。…理由？あまり語りたくない…

リムルル「わ〜。エゲツない」
乃絵美「…あまり同情してないですね」
リムルル「姉さまを汚した罪は重いよねえ、やっぱり」
乃絵美「そうですか…」

相槌を打ちつつ乃絵美は思案していた。同じ手は彼女には効かない。
彼女を演じた４人の声優は、どれも巧いのだ。

リムルル「じゃ、いくよ？」
乃絵美「！」

無邪気な氷の精、の異名はダテではない。
笑顔と氷を振りまいて襲ってくるリムルルに、なかなか近づけない。

他の萌え手段はある。主役のドラマＣＤも出てるし、
ＯＶＡでも健康的な萌えを演出したこともある。（黒歴史だが）
だが、リムルルにそれらは必要ない。
彼女の場合、のんのだぁとか騒がしく闘っている姿が一番萌えるからだ。

乃絵美「これが格ゲーキャラの萌え…ッ」

他の４人とは格が違う。

乃絵美「（だけど…）」

リムルル「ん〜ッ！」

超必殺技の体勢に入るリムルル。
例の、巨大氷を飛ばす技…じゃなくて。
馬鹿のように巨大な氷ハンマーを大上段に構えた。
技名「コンル　ストゥ　ポロ」
…絶命奥義ですそれ。ぴぴるぴるぴるぴぴぴるぴーですか？

乃絵美「（だけど、それでもッ）」

氷を掻い潜り、リムルルに肉薄する乃絵美。
なんか格ゲーみたいになってきた。

乃絵美「それでも、さくらちゃんと互角にはほど遠いですッ！」
リムルル「わわっ！？」

華麗な技はできないけど、足にしがみつくくらいはできる。
巨大ハンマーの重さで勢いよく転ぶリムルル。
したたかに頭を打った。

リムルル「きゅう」
乃絵美「さくらちゃんとやりあうには、百年早いと思いますッ」

その瞬間。

レラ「うっ…」
シャルロット「！」
ミナ「！」

シャルロット「レラ、よせェッ！！！」
乃絵美「…え？」

今回のサムスピ講座。

�@ＴＶアニメサムスピ、ナコルルの声は…
　>>241さんが説明してますね。チャムチャムやってるのは割と有名。
　ちなみに今はすっぱり引退して、社長だったりヨガだったり。

�Aリムルルは声優がコロコロ変わります。
　ミレーヌだったり周防美琴だったり。

�B「絶命奥義」
　最新作「サムライスピリッツ零ＳＰＥＣＩＡＬ」のシステム。
　文字通り問答無用で決着が着く奥義。
　家庭用では修正が掛かってますが、業務用での残虐表現は凄い。
　ナコルルでもリムルルでも問答無用に真っ二つは当たり前、
　心臓抜き取り、足だけ残して粉微塵、４分割、ガイコツ化と
　とんでもねー技。

チャムチャムのあまりにひどい扱いにﾜﾛｽｗｗ
声があの人じゃあ、仕方ないな（　´∀｀）

レラ「うっ…く…うああ…」
シャルロット「レラ、よせェッ！」
ミナ「あなた、早く逃げなさい！」

先ほど縛り上げた３人の様子がおかしい。
レラと言ったか、肩口で髪を切り揃えている娘が奇声を上げている。
そして残りの二人がひどく狼狽している。

乃絵美「（なんなの！？まさか…）」

様子がおかしいだけでない。身体が光に包まれ、容貌が変わっていく。
髪は腰まで届く長さになり、服装は白をベースに赤をあしらった、
アイヌ装束と巫女服が交じり合った独特の装束に。
そして冷ややかだった表情が、悲しみと慈愛を称えたものに。

乃絵美「（まさか…この人が！？）」

ナコルル「おいで、ママハハ」

特徴的なソプラノボイスが響くと同時に、鷹が舞い降りてきた。
ナコルルの近くで数回はばたくと、指先に降り立った。

シャルロット「（ナコルルの…ご帰還だ）」
ナコルル「ええと、状況を説明してもらえますか？」

レラが表に出ている時はナコルルの意識は眠っているので、
その時の状況は把握できない。シャルロットが落ち着いて説明した。

ナコルル「…ありがとうございます。ということは、この子は
　　　　　私たちの敵と言うことですね…」

乃絵美「…さくらちゃんに匹敵すると言うから、
　　　　どんな怪萌が登場するのかと思ってたけど…紫のお姉さんが
　　　　そうだったなんて思いませんでした」
ナコルル「どうも」
乃絵美「でも、友達が見てるからってムリしない方がいいです…」
ナコルル「…そう怯えなくてもいいですよ。
　　　　　私はもう、あなたが倒したレラではないのですから」
乃絵美「（なんなの…？さっきとは全く別人）」


多重人格。１個の人間の内に複数の魂が宿る…

宮下藤花、高２。
高３の先輩に告白して付き合い始める。
ライトノベル界では日常的といえるストロベリー展開…
しかし付き合いが進むにつれ、異常な事態を迎えることになる。

？？「ぼくは自動的なんだよ。」

本人の預かり知らぬところで、訳の判らないことを言いながら
「世界の敵」とか色んなのと戦ったり日和見したりする奴。
当の宮下藤花本人にはどうでもいいのだが、
その世界の敵とやらが多すぎて、２年後に浪人してしまった。

？？「いや、それは普通に彼女の学力不足だと思うが」

上遠野浩平　著「ブギーポップは笑わない」その他続刊
「彼」は依然として多重人格キャラの第１人者として君臨する。


ナコルル「では…始めましょうか」

「多重人格」意外とこの属性を持ったメジャーキャラは少ない。

たぶん、３×３ＥＹＥＳのぱいが一番有名とは思うのですが、
ここはあえてブギーポップで。
…しかし冷静に考えると、「彼」は美少女キャラと言えるのだろうか？

ナコルルｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!
なんだか変身シーンがｴﾛ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ｲ!!

ビリーミリガンには「ダブルキャスト」の赤坂美月が来るかと思ったら
意外なところからすごい大物が来たなｗ
最近じゃ「まほらば」がまあメジャーかねえ＞多重人格キャラ

＞ダブルキャスト

正直あまり思い出したくないorz

＞彼女を演じた４人の声優は、どれも巧いのだ。

異　　議　　あ　　り
松本恵の正気を失ったボイスを上手いとおっしゃりやがりますか貴方はｗ

だ　が　そ　れ　が　い　い

>>269
あ　れ　は　あ　れ　で　い　い

すいません。今週休ませて下さい。

ていうか、誰か助けて。
土日休みなしで肉体労働に
駆り出されるのはどうかと思うのですよ？
かなり死にそうですよ？

うわ…。お気の毒様です。
こちとら待ってますので、体壊さないよう自愛してください。

乃絵美「くっ…！」

乃絵美は次々に萌え攻撃を繰り出していくのだが、
ナコルルはそれら一切をスルーしていく。届いていない。

乃絵美「何で、効かないんですか！？」
ナコルル「哀れな子…大いなるカムイの意思に逆らう
　　　　　愚かさを教えてあげます」

ドクン

シャル「！！」
ミナ「あ…ッ」
リムルル「あんっ」
チャムチャム「…（気絶中）」

周囲４人（１人除く）の様子が一変した。
鼓動が跳ね上がり、表情は上気し…瞳孔が開いている者もいる。

ナコルル「アドレナリンの流れを…ちょっと操作しています」
乃絵美「（あれと…あれとソックリじゃないですかッ）」
ナコルル「大いなるカムイの意思には何者も逆らえぬのが道理…
　　　　　さあ、来て下さい」

乃絵美「カムイ…神様だなんて、そんなことがッ！」
ナコルル「…学ばない子ですね」

乃絵美の優良同人誌アタックが展開される。しかし。

ナコルル「悪くないですが…」

ブンッ

乃絵美のそれを大量に上回る数のナコ同人誌が降って来た。
その一冊一冊に、尋常ならざる念が込められているのがワカる。
圧倒される乃絵美。

乃絵美「（人間業じゃない…）」
ナコルル「アドレナリンを操ることで起こる奇跡。
　　　　　同人作家が本来持っている潜在能力がどのようなものか…
　　　　　見せてあげます」

ナコルルは、再び同人誌を取り出した。しかし、今度はたった一冊。

ナコルル「同人誌の歴史は、しょせんいかにしてオリジナルに
　　　　　近づくかの歴史。でも私に言わせれば、そんな歴史は
　　　　　徒労以外の何者でもないッ」
乃絵美「（まさか…　たった一人の絵師で！？）」

ナコルルが繰り出したのは、かの七瀬葵のナコ同人誌。
しかし並の同人とはレベルが違う。
激しく萌えダメージを受ける乃絵美。

ナコルル「私がその気になれば、超一流絵師の同人を
　　　　　公式化することだってできるんですよ」
乃絵美「（驚かないですよ…さくらちゃんと同じ実力なら、
　　　　　それくらいやるでしょう）
　　　　　だからって…負けられない！！」

ドクン

シャル「クッ！！」
ミナ「ん…ッ」
リムルル「きゃうっ」
チャムチャム「…（気絶中）」

また周囲４人（１人除く）の様子が変わった。
何かをキメてるかのような表情になる。

ナコルル「…エンドルフィンですね。
　　　　　理性を超える萌えを感知した時に分泌される脳内物質。
　　　　　その高揚感は想像を絶し、全ての苦痛を取り去ると聞きます…
　　　　　そして徹夜修羅場くぐりや行列待ちをも可能にすると…！」

乃絵美「こっちも全開です…！」

死　ぬ　か　と　思　っ　た
そんな２週間でした。ＧＷ以来、久しぶりの休日。ありがたや。

次週以降は、かなりスピーディーな展開になりそうです。

乙です！！
ところで、今まで鍵ｷｬﾗって出て来ましたっけ？

幼年編ならぬ幼女編に入ってからはなかったかな？
最萌トーナメントなら舞とあゆが。特にあゆVSマルチの葉鍵対決は
あのトーナメントでもベストバウトの一つだと個人的には思う。

もしライ台編があったら、蔵等勢は月勢や東鳩2勢と並んで出場が期待されている。

大人気の範海王をだれがやるのか激しく気になるところだ

オイオイ大人気っていったらサムワンだろー。あと毛。

サム湾は相手が悪すぎたから、誰も勝てると思ってなかったし
範は・・・

保守

こみっくパーティーレボリューションで刃牙ネタ出たのは驚いた

今回の更新は明日に。
親戚が亡くなりまして、通夜でした。

乃絵美「こっちも全開です…！」
ナコルル「さくらさんの友…ですか」

乃絵美は渾身の同人誌を片手にナコルルに迫る。

シャル「質がいい…！」
ミナ「作家の錬度は互角、いや…乃絵美が上！？」

だが、その同人誌すらナコルルはスルーした。
普通なら拍子を見ただけで回避不能になるものを。

乃絵美「（ちゃ、ちゃんと…ちゃんと狙ったじゃないですか！？）」

ナコルル「視聴者のアドレナリンを操る…
　　　　　ＣＣさくらさんがそれくらいのことで勝てる相手じゃない
　　　　　ことぐらい、百も承知です。
　　　　　けど…全ての良きカムイ達が私に味方をしたらどうでしょうか。
　　　　　スペースも…
　　　　　抽選番号も…
　　　　　カタログも…
　　　　　隣接サークルも…
　　　　　コスプレ売り子も…
　　　　　全てに宿る良きカムイが私に加勢してくれたとしたら…」

…それらは本当に良きカムイが宿ってるのか？

乃絵美「何を…言ってるんですか？」

ナコルル「カムイ達だけではありません。
　　　　　あなたの萌撃はナゼか私の体に届いてくれない…
　　　　　もしも…
　　　　　あなたのファンまでも私の味方をしてくれたとしたら…？」
乃絵美「（私のファンの方が…私の味方じゃない…？）」

手持ちのＰＣでファンサイトを確認する乃絵美。

ナコルル「ファンの皆さんが…これまで通り活動してるか
　　　　　確認しているのですか？」
乃絵美「そんな…そんなことあるワケない…！
　　　　あなたに届くまで、続けるだけです！」
ナコルル「よしなさい！！」
乃絵美「！！」

ナコルル「いったいどこまでファンの皆さんを苦しめる気ですか…」
乃絵美「な…なにを…
ナコルル「自分の設定を見つめなおしてみなさい」

決して堕とせない実妹と言う設定…
にも関わらずメインヒロインを凌駕する圧倒的な萌え…

ナコルル「それはあなたが何年もの間、あなたのファンを苦しめ続けた証。
　　　　　『萌えになりたい』というワガママを大儀名分に、よくも
　　　　　そこまで苦しめてきたものです。
　　　　　その常人離れした萌え・非攻略の設定・声…
　　　　　あなたが身に着けたそれらは、本当にあなたのファンが
　　　　　望んだものなのですか？
　　　　　そうじゃないでしょう…
　　　　　攻略を求めるファンの声に耳を貸さず、
　　　　　『攻略できない方が萌えるじゃん』
　　　　　というワガママを通し続けた結果、身につけたものでしょう」
乃絵美「…ッ！」
ナコルル「耳を澄ましてみなさい…数万にも及ぶファンが叫ぶメッセージ」


攻　略　で　き　な　い　萌　え　キ　ャ　ラ　な　ど
も　う　た　く　さ　ん　だ！！


乃絵美「そ…そんな…」
ナコルル「私のファンを見てください。
　　　　　ギャルゲーのように攻略できなくても全て脳内で済ませられる…
　　　　　自家発電に満ちたファン達です…
　　　　　あなたのような中途半端キャラに萌えてしまったこと、
　　　　　あなたのファンたちはさぞ嘆いているでしょう。

　　　　　…まだ戦う気ですかッ！なにもかも敵に回してッ！」
乃絵美「〜ッ！！」

乃絵美はガックリと膝を落とし、涙を流した。

ナコルル「今こそ教えます。何故あなたの萌撃が私に通じないのか…」

１日遅れの更新です。

次回はナコルルの処女喪失か…
どんな話にしよう。

�@さん乙、なんかすげえ事になってきた？

えーと、今週の更新も明日に。
忙しいわけじゃないんですが、バキのコミックスが手元になくて。

ナコルル「猥褻図画摘発による幕張○ッセ退去を端に勃発した
　　　　　晴○コミックマーケット戦線…
　　　　　激化する一方の１９９×年、サムライスピリッツヒロイン
　　　　　として売り出し中だった私は、ＳＮＫのオファーにより
　　　　　晴○へ潜入していました」

１○歳の私は彼の地で処女を失いました

ナコルル「私は知りました。エロ同人という名の美酒…
　　　　　エロパロ
　　　　　陵辱
　　　　　純愛
　　　　　習い憶えた技術を思うさま使用える歓喜！
　　　　　私は美酒に酔いしれました…
　　　　　いつしか私は、この美酒のために
　　　　　危険を犯すようになっていました」

ナコルル「しかし調子に乗った私に、とびっきりの人達が目をつけました」

うるし原○志
龍炎○牙
もり○げ
うたたね○ろゆき
みさく○なんこつ
氏賀○太

未成年者への淫猥行為――
これは規制により禁じられているが、ことエロ同人には適用されない

公開陵辱は即刻確定した！

「祈りはすませたのかい、アイヌの巫女さん」

数万の欲望が自己に向けられる恐怖
（ピ――）への決定的予感

ナコルル「（あと１秒後に私は汚されるんだわッッ）」

必ず（ピ――）されるという現実が私の神経を極限にまで研ぎ澄ました。

その時です

何かが私の身体を力強く叩いた！
煩悩…
邪念…
呼び方はさまざまでしょう。
人が欲望のはけ口に襲い掛かる直前に放つ念！！
その念が、研ぎ澄まされた私の神経に数万倍の濃度で叩きつけられた！

そして

エロ同人は発行されなかった。
私が捕虜になった情報を聞きつけ、ＳＮＫの同志がタッチの差で
私を救い出してくれたんです。
九死に一生どころではありません。
別人格が現れてしまうほどの恐怖からの脱出…
しかし私は反芻していました。
数万のえろえろの以前に私に叩きつけられた、数万の邪念――

この事件をきっかけに、わたしの萌えに対する勘は神がかり始めました。
敵ギャルゲーの販売戦略・営業戦略・キャラ構成　全て私の前では
意味をなさなくなりました。

それは２次元ヲタさんと相手ではさらに具体的でした。
欲している萌えが全て、手に取るようにワカる。
私は生まれ変わったのです…！


ナコルル「理解できたでしょうか、あなたの萌撃が通用しないわけが…
　　　　　全ての萌えは、あなたの心が教えてくれていたのです」
乃絵美「（…
　　　　　終わりです…ッ
　　　　　こんな人相手に…勝てるワケがないッ！）」

ナコルル「今から私が、あなたのファン達を解放してあげましょう…！」

と、言うわけで一日遅れの更新でした。
この回は原作でも結構好きです。
殺人＝脱童貞という奇妙な公式が登場したので、印象深い。

乙です！

�@さん、しばらく応援カキコできなくてすみませんでした。
読ませてもらいました。
>>286-288…いいなあ。乃絵美には避けて通れない壁だ。
乃絵美ファンが彼女を裏切ってないことを見せつける瞬間を、じっくり待ってますので
頑張ってください。

�@さんもう来ないのかな…

このまま終わりなのか・・・

えと、まずは長らく更新しないで申し訳ありませんでした。

最近、非常に多忙なことと閲覧者も少なくなったことから
このままフェードアウトしようかな、と思ってたんですが…
少しでも視聴者がいるようですし、
やっぱ中途半端は良くないので、次の週末から再開します。

もうちょっとだけ、お付き合いください。

ｷﾀ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ・・・ｷ,ｷﾀ━━━━━┓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━!!!

イヤッホーゥ！�@さん復活ッ　�@さん復活ッ！

�@さんｷﾀﾜｧ*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･゜(n’∀’)nﾟ･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*!!!!!

プレジデントマンばりに待ってました�@さん！

age

復帰ｷﾀｰｰｰｰｰ
ageときましょう

す、すみません。
今週から再開するとか抜かしといて、
ちょっと今日は出来そうにないです。
いきなり実家から呼び出しされまして…

明日夜には必ず再開するので、しばしお待ちを。

あい分かった

（　´▽｀）σ）´Д｀）

ﾜｸﾃｶ

乃絵美「（…
　　　　　終わりです…ッ
　　　　　こんな人相手に…勝てるワケがないッ！）」

ナコルル「今から私が、あなたのファン達を解放してあげましょう…！」

しかし、その瞬間ッ…！

ナコルル「え…ッ」

ナコルルの視界に、強烈なＣＧが飛び込んできた。
膝をついた乃絵美が手放したノートＰＣに、その画像は映っていた。

ttp://www.din.or.jp/~knights/jpg/noemi.jpg

ナコルル「はうっ」

強烈な一撃だった。そして、それは確かにナコルルの脳髄を直撃した。
ナコルル「な…なぜ！？」

シャルロット「ナコルルが…」
ミナ「萌えてる」
リムルル「まさか…初めて見たよッ」
チャムチャム「…（気絶中）」

ナコルル「（何故読めないの！？
　　　　　　彼女の同人活動は、全て行動の前に読み取れたハズッ…
　　　　　　だからこそ、全ての萌撃を見切ることが出来た）」
乃絵美「…
　　　（まだ、高揚感が残ってる…）」

ナコルル「…ッ　例外に気を取られてる場合ではありません！
　　　　　あなたの萌えはすでに手中にありますッ！！」

再び、襲い掛かるナコルル。その萌えは、これまでに劣ることはない。

乃絵美「（…効いてますッ）」

（私のファンの皆さんが解放されたがってるの…？）

（ファンとは言え…皆さんには苦労掛けてますよね…）

（ファンＢＯＸ発売の時も…）

（「乃絵美といっしょ」開催の時も…）

（わあ…ナコルルさん、凄いイラストですねそれ…）

（もういいかな…）

（次にいいのが来たら倒れてしまおう…）

（この人達を解放してあげよう…！）

ttp://www.tcn.ne.jp/~artplan/T001.html

乃絵美「あれ！？」

乃絵美「（皆さんが…自分で活動してるッ
　　　　　何百何千と繰り返した活動を自動的に…ッッ）」

（私の…）
（私のファンの皆さんは…）

乃絵美「皆さんは、裏切っていませんッッ！！！！」
ナコルル「…ッ」

乃絵美「私の心はあなたの萌えに屈服しました。
　　　　でも、この人達は拒否したんですッ！」
ナコルル「…
　　　　　ふ…　ふふっ…
　　　　　スバラシイパートナーを持った気になってるようですね。
　　　　　だったら、トドメを刺しに来たらどうですか…？」

（そういうことだったのね）
（永年同人活動を続けると思考回路と一般常識がマヒするという）
（ファンの方達の邪念が感じ取れなかったのは、
　もはやその行動が日常活動レベルに達しているから…ッ）

乃絵美「行きますッ！」
ttp://images.google.co.jp/images?q=%E4%B9%83%E7%B5%B5%E7%BE%8E&hl
=ja&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2

シャルロット「ググったぞあの子ッ」
ミナ「例え予測できても、ああも大量に…ッ」

ナコルル「く…くうッ」
乃絵美「不自然に萌えを追求したおかげで…
　　　　何年もあきらめずに活動したおかげで…
　　　　こんなに素敵な方々がついてきてくれますッ！！」

およそ１ヶ月の更新でございます。
遅れてしまいまして、大変申し訳ありません。
決意を新たに、少なくとも幼年編はガッチリ終わらせることを誓います。

GJ。なんか感動したｗ

(*^ーﾟ)b ｸﾞｯｼﾞｮﾌﾞ!!

乙乙！

「不自然な萌え」ﾜﾛﾀ
サムスピ新作もう稼動してるかな・・・久しぶりにナコに会いにゲーセン行ってみるか

今回の更新は明日に。
水弾と蔓技、どうしようかな…

乃絵美「不自然に萌えを追求したおかげで…
　　　　何年もあきらめずに活動したおかげで…
　　　　こんなに素敵な方々がついてきてくれますッ！！」

ナコルル「〜♪」
乃絵美「ッ」

ナコルルが、唐突に甲高い声を放った。びっくりする乃絵美。

乃絵美「…ッ　何て声を…」
ナコルル「流石はＣＣさくらさんです…
　　　　　こんなに素敵な友達がいるなんて…」

いつの間にか、ナコルルの近くにＣＤプレイヤーと大型スピーカーが
セットされている。

ナコルル「使用いたくなかった…
　　　　　できることなら無傷で終わらせたかったです」
シャルロット「！！」
ミナ「ヤる気なの、アレを…」

ナコルルは無言で懐からＣＤを一枚取り出した。

シャルロット「ウワ…ッ」
ミナ「ヒッ」
リムルル「お…お姉ちゃん、子供相手にそれはチョット…」

プレイヤーにＣＤがセットされる。キュルル、と読み込み音が鳴る。

シャルロット「や…やる気だッ」
リムルル「あの…ッ　お姉ちゃん、せめて私たちを…」
ミナ「くるッ」
リムルル「お姉…ッッ」

NEO-GEO DJ Station Live'98…ディスク２「声を聞かせて」

時は1998年、ＳＮＫ絶頂期。調子に乗ったＳＮＫ開発陣は、
人気キャラである草薙京や八神庵、ナコルルの中の人を要して
ライブバンドやＤＪ番組を行っていた。
…しかし、本職の歌手どころか本格的な声優でもない彼らのそれは…

ビリビリビリビリ

乃絵美「い…ッ」

シャルロット「アー！」
ミナ「チャ、チャンプルー…」
リムルル「やー！」
チャムチャム「…（やっぱり気絶中）」

怪電波ソングとなるのである。
しかもライブバージョンとなると、それは凄まじいの一言。

乃絵美「…あ…　　あう…」
ナコルル「なかなか見事な風景でしょう」

怪電波ソングで脳をやられた乃絵美の視界は、ぐにゃぐにゃに歪んでいた。

ナコルル「…と言っても聞こえるワケもないです…ね。
　　　　　古代漫画では特殊な歌唱法を身につけることにより
　　　　　常人の数百倍の怪電波を歌に乗せることが出来る…
　　　　　とある小学生男子は、一晩ぶっ通しの毒リサイタルを
　　　　　開催することができるといいます」

ナコルル「しかしこの歌唱を公共電波、もしくは記録媒体に乗せることが
　　　　　出来れば…武器…いや兵器と相成ります」
乃絵美「…ッ」

ナコルル「後は…全力で叩きます！」

ナコルルは気を鎮め、静かに瞑想を始めた。
そして数秒後、キンという音と共に周囲の風景が一変した。
背景が色を失い、ナコルルのみの世界となる。

乃絵美「（か…身体が動かない…？）」
ナコルル「少し違います。あなたが極度に遅くなってるんです」

これぞ「サムライスピリッツ零」より登場したシステム「無の境地」。
※某人外テニス漫画とは関係ありません

相手の動きを、通常の４分の１スローにしてしまう技。
この技の恐ろしいところは、通常のモーションのみならず
「やられ硬直」までスローになることにある。
つまり、発動中は普段は入らないコンボが入れ放題なのだ！

ナコルル「それでは…覚悟です」
乃絵美「…ッ！！」

ネオジオＤＪステーション…懐かしい。
まだ大学入りたての頃の話です。

実家を漁ってみたら、上記のＣＤが出てきて感動。
そして聞いてみて爆笑。記憶を上回ってました。

ｼﾞｬｲｱﾝﾜﾛｽww
乙！

じ、実戦でバンド・オブ・ファイターズを使いよるか…
つくづく�@さんだぜ…

リムルル姉に向かって失礼な発言しまくりだな。

　_ 　 ∩
(　ﾟ∀ﾟ)彡　�@さん！�@さん！
　⊂彡

ナコルル「まずは、あなたの萌え手段を封じます」

乃絵美のノートＰＣを奪い取るナコルル。
これで、全てのゲームネタもＣＧも使えない。
萌え媒体の種類が少ない乃絵美には、手足をもがれたに等しい。

ナコルル「…これは？」
乃絵美「あっ…！」

乃絵美のＰＣのデスクトップは、彼女特製の壁紙があった。
それは小さなサイズだったが、彼女の愛する兄・正樹の写真が
加工されて貼られていた。

ナコルル「…見なかったことにします。どのみち…こうしますから」

ＨＤをフォーマットするナコルル。
内部データはもちろん、その壁紙も消されてしまった。

乃絵美「あ…ああああっ！！」
ナコルル「！？」

その瞬間、背景の白黒空間がはじけ飛んだ。
「無の境地」が解除されたのである。

無の境地を解除する方法…それは「怒り爆発」状態になること。
図らずも乃絵美は正樹への想いを踏みにじられた怒りにより、
怒り爆発状態になったのだ。

乃絵美「（チャンス！！）」

ＰＣは使えない。しかし彼女にはまだネタは残されている。
切り札ともいうべき一冊の同人誌を懐から取り出した。
本文フルカラーの全１６ページ成人向けオフセット本！
しかも２００４年夏コミケ刊行！

ナコルル「かはっ」
乃絵美「手応えありです…！」

勝った…

へたり込み、乃絵美は確信した。
だが。

ナコルル「…勉強になりました…」

正に会心の一撃だったはず…
しかしナコルルは立っていた。
長年エロ同人に晒された彼女が、自然と身に着けた耐性なのか。

ナコルル「萌やし尽くさない限り、倒せない相手も存在する…」

ナコルルの手が自らの腰に伸び、ついに宝刀チチウシを抜剣する。

ナコルル「アンヌムツベ！」

出た、ナコルルの代名詞的必殺技。
低空を高速滑空し、一瞬で乃絵美との間合いを詰めて斬りかかる。

乃絵美「きゃああっ！？」

その斬撃は、正確に乃絵美の服を切り裂いていた。
大事な箇所が見えないよう、服を押さえてへたり込む乃絵美。

ナコルル「ママハハ！」

瞬間、空から一羽の鷹が舞い降りてきた。
それはいつものように火の鳥になって突っ込むのでなく、
乃絵美の肩を掴み、そのまま彼女を空中に持ち上げた。

乃絵美「ちょっ、何するんですか！？」

ナコルル「滅ぼすには惜しい子ですが…
　　　　　結着さなければならないですね」

持ち上げられた乃絵美の、切り裂かれた衣服の裾を掴み、
思いっきり引っ張るナコルル。

次回結着です。

今回のネタにした乃絵美本を出したとこは、
2005年夏現在、未だに乃絵美メインで活動を続けている（しかも超良質）
恐るべき同人メーカーです。

乙！
いやー楽しみ

�@さん乙！とうとう決着まで来ましたか。
しかし（乃絵美関連のことは）なんでも知ってるわァ〜、この人…。
流石というか何というか。

ビリィッッ

永井豪漫画みたいな勢いで、剥かれる乃絵美。

乃絵美「……ッッ」

この手の攻撃はこれまでもよくあったが、ここまで
肌を晒されたことはなかった。
羞恥の極限のため、意識を手放す乃絵美。

乃絵美「…ッ　…」

ママハハが乃絵美を降ろした。そのままうつぶせに倒れる乃絵美。


ＧＡＭＥ　ＯＶＥＲ


シャルロット「結着ったな…」


その時、乃絵美は不思議な光景を見た。

　なにやってるんだろ…　わたし…

うつぶせに倒れている自分自身を見下ろしていた。

　わ…わたし…？　　　なんで…？

ナコルル「どうやら、ＧＡＭＥＯＶＥＲのようですね」

　ゲ、ゲームオーバー？？

　じょ…冗談じゃないです！！！

冗談じゃない。こんなのがＧＡＭＥＯＶＥＲなんて認めない。
乃絵美にとってのＧＡＭＥＯＶＥＲ…いや、ＥＤは
ピアノＥＤ、通称乃絵美エンドと決まっている！！！

意識の底で乃絵美は力を振り絞る。
これまでに闘った萌敵たちの姿がフラッシュバックする。
朝倉音夢。
デ・ジ・キャラット。
咲耶。
そして倒すべき親友、ＣＣさくらの姿が。

乃絵美「…！！」

ナコルル「なッ」
シャルロット「バカな…」

乃絵美が跳ね起きた。敗れた衣装を取り払い、
一瞬の早業で肢体に薄布を巻きつける。

古くからのＳＮＫ女性キャラにとって、脱衣＝負けである。
それを覆すのは信じられない。

ナコルル「な、何故…」
乃絵美「萌やし尽くす…って言いましたけど。
　　　　相手をひんむいて気絶させるのは萌やすとは言わないと思います」

リムルル「信じられない…」

ナコルルは怯えていた。目の前の相手は、自分の理解を超えている。

乃絵美「私のファンの方々は…
　　　　あなたのファンにみたいに甘やかしていないんです。
　　　　そのことを…そして、相手を萌やし尽くすということを、
　　　　教えてあげます」

乃絵美は自らの体に巻きついていた薄布を剥ぎ取った。
しかし、ヌードを見せるためではない。
巧みに身体を隠しつつ、薄布をナコルルの眼前で広げた。
そう、この布こそが乃絵美の最後の武器。

同人・等身大抱きまくら！！
詳細は「乃絵美　杉屋」でググるべし！！

ナコルル「ぷはっ」

盛大に鼻血を上げて倒れるナコルル。

　　　　　　　　　結　　　着　　　　！

ようやく決着です。

書く前に応援団やって、脳から変な汁が出てる状態で書いたので
内容がおかしくなってるかもしれません（ｗ
長丁場終結したので、良ければ感想お願いします。

P.S.
次週は夏季休暇で旅行に行くため、お休みです。すいません。

�@さん、乙！

等身大抱き枕ﾃﾗﾜﾛｽｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

読後真っ先に思った感想。
「そっかぁ〜、まだ抱き枕が残っていたんだ……。」
マジでそのネタのストックっぷりに敬服します。

しかし、ナコルルは敵としていいキャラでした。ていうかサムスピネタ盛り上がること。
�@さん乙でした！

乃絵美関連のｸﾞｯｽﾞって同人も含めてこんなにあったのか・・・
熱心なﾌｧﾝもいるもんですな。�@さん乙！

次回は乃絵美とSNKの5人でなんの歌を歌うんだろうか
ﾜｸﾃｶ

夏の有明まんが祭も終わったか…
彼らは今年も己が信ずるキャラのために精一杯萌闘ったんだろうか。

ナコルル「ん…」

シャルロットが気付けをし、ナコルルは目を覚ました。
心配そうに乃絵美が覗き込んでいる。

ナコルル「そう…」
乃絵美「…」
ナコルル「倒されてしまったんですね」

ナコルル「ふぅ…」
乃絵美「あの…」
ナコルル「おなかが減ってしまいましたね。
　　　　　ご飯食べて行きませんか？」

乃絵美「はい…」

やっぱりそう…

乃絵美「ご馳走になります！」

敗者にかける言葉なんかあろうハズがない…

ナコルルは料理上手でもある。
ラタシケプ（混ぜ煮）という祖母から教わったアイヌ伝統料理は
得意であり、リムルルの大好物でもある。

ぐつぐつ、という音を立てて煮えているラタシケプは
北海道の山中の寒さによく合っていた。

洗練されているとは言いがたい粗野な郷土料理ではあったが、
独特の野草や魚の油脂の味が、乃絵美には好ましかった。
パクつく乃絵美。

ナコルル「おいしいですか？」
乃絵美「はい！
　　　　すみません、ここに来てから何も食べていなかったので…」
ナコルル「あなたの萌えはメインヒロイン数十人分に値するのですから。
　　　　　何倍食べても、業界が許しますよ」

温かい…

ナコルル「♪好きとか　嫌いとか」

乃絵美「あ…」

リムルル「♪最初に言い出したのは」

シャルロット「♪誰なのかしら」

チャムチャム「♪駆け抜けてゆく」

ミナ「♪私のメモリアル」

好きとか　嫌いとか
最初に言い出したのは
誰なのかしら
駆け抜けてゆく
私のメモリアル

今日も鏡のまえで
髪をとかして
ピンクのリップは Sweet Magic
とっておきのコロン

さ・さ・や・き
キ・ラ・メ・キ
ド・キ・ド・キ
大好き
あなただけに見つめて欲しい

(Take the Chance)
仕上げは上出来
(Tell Your Heart)
準備はＯＫ
ステキな予感　そよ風に乗せ
(Try Your Luck)
制服のリボン
(Tell Your Love)
結び直したら
今日こそ言えそう "Love me please..."

ナコルルさん　リムルルさん　シャルロットさん
ミナさん　チャムチャムさん

わたし、一生忘れません…！

知世「い…生きてらしたんですか、乃絵美ちゃん！ほんとに…」
乃絵美「ひどいですね、知世さん。
　　　　そんなひどいところに私を送りこんだんですか？」
知世「いえ…その。　…。
　　　伝えなくちゃいけませんわね。
　　　あなたがナコルルさんを倒したと言う事実…」

某所にて。

ＣＣさくら「ほえ〜。乃絵美ちゃんがナコルルさんを…」
さくら「知世ちゃんが仕掛けたんだ？」
知世「ナコルルがさくらちゃんに匹敵する萌えを持っていること。
　　　ご存知ですわよね？」
ケロちゃん「ほほう…アンタまでそんなハナシを信じとるのか」
知世「…！」
さくら「格闘ゲーム…か。でも、
　　　　ゲーム業界なんて私にしてみれば遊園地みたいなところだよ」

さくらはそう言うと、部屋に備え付けの電話に手を出した。

ケロちゃん「さくらがその気になれば、萌え界の重鎮を堕とすことだって
　　　　　　朝飯前ってことや」
さくら「見せてあげるね、正真正銘の萌えってことを」

ピッピッピ…
？？「はい、赤松スタジオです」
さくら「もしもし赤松スタジオですか？今から１時間後、
　　　　赤松健さんを萌え死にさせにいきますので」
？？「は？ちょっ…」
プッ

知世「ど…どういうつもりですか、さくらちゃん！！」

ナコルル完全結着です。
次回はさくらに多人数自慢のアレを蹴散らして頂きましょう。


皆様の有明の聖戦はいかがでしたでしょうか。

ちなみに私は聖戦には参加せず、
代わりにドラクエのオーケストラコンサートに行ってきました。
いやはや、筆舌に尽くしがたいとは正にあのこと。
素晴らしいなんて言葉じゃ、とても追いつけない。

うわ、歌すごいの来たww　�@さん乙です。
そしてやっべ、次回がめっちゃ楽しみだ。

�@さん乙!!!!
で、赤松かよ！！！ﾜﾗﾀ

今回の更新は明日に。
原作だと一瞬で終わりますが、配役が凄いので少し長引くかな…

東京某所…　すごい仕事場＆赤松邸付近にて

雪広あやか「みなさん、静かにして下さいませ。
　　　　　　４〜１０月組は御仕事場、１１〜３月組は
　　　　　　先生のマンションの前で待機ですわ」
佐々木まき絵「はーい、いんちょ質問！
　　　　　　　クラス全員揃ってないみたいだよ？」
和泉亜子「２７人しかおらへん…」
雪広あやか「龍宮さんは報酬の出ない仕事はパス、
　　　　　　超さんは連絡が取れませんでしたわ。
　　　　　　ザジさんは…よく判りませんわ」
朝倉和美「（さよちゃんもいないんだけどね…）」

葉加瀬 聡美「超さんはどうしたんでしょう？」
エヴァンジェリン「どうせ、何か悪巧みだろう」
絡繰 茶々丸「私としては、マスターがこの場にいらっしゃることが
　　　　　　不思議です」
エヴァ「ただの気まぐれだ」

あやか「いない方は仕方ありませんわ、現状の人数で対処いたします」
神楽坂明日菜「…ねえ、いいんちょ」
あやか「さて、もう犯人の指定時刻に差し迫っていますわ」
アスナ「いいんちょってば」
あやか「皆さん、くれぐれも油断することなく…」
アスナ「いーいーんーちょー！！」
あやか「うるさいですわアスナさん！！静かに説明を聞きなさいな！」
アスナ「そーじゃなくて、後ろ後ろ！」
あやか「はい？」

あやかが振り向いたその先に、可憐な少女が一人。
言うまでもなく…地上最萌の生物、ＣＣさくら。

さくら「赤松先生、いらっしゃいますか？」
あやか「せ…先生に何の御用でしょうか？」
ケロちゃん「とぼけるンやないで、萌え殺しにくるゆーたやろが」
あやか「〜ッ」

綾瀬夕映「…正気でしょうか、この子」
宮崎のどか「え、ええと…」

あやか「…お嬢さん、冗談はおやめ…」
さくら「『眠』」
あやか「え…　はぶっ」

スリープ効果のさくらカード炸裂。
あっさりとぶっ倒れるいいんちょ。残り２６人。

明石祐菜「ああっ、いつものようにいいんちょが真っ先にやられた！」
早乙女ハルナ「じゃあ、いつものように弔い合戦開始ー！」
鳴滝風香「おっけー！」
鳴滝史香「ふぁいと、ですー！」

あまり危機感のない戦いが始まった。
流石に人数が多いからか、防戦一方で逃げ回るさくら。

古菲「いやー、賑やかアルね。けど楓、今のは…」
楓「うむ…油断しない方がいいでござるよ」

近衛木乃香「せっちゃん、アスナ。気ぃつけてな。…あの子、なんか変や」
桜咲刹那「ご安心を。お嬢様には指一本触れさせません！
　　　　　行きましょう、アスナさん！」
アスナ「りょーかい！」

のどか「わ、私も…」
夕映「それじゃ頑張って下さい、のどか」
のどか「え…夕映は？」
夕映「私は非戦闘員ですので」

主役クラスが戦線に立とうとしたその時。

さくら「『翔』！」

さくらの背中に翼が現れ、空高く飛び上がった。

ケロちゃん「さて、どうするんやさくら。
　　　　　　あいつら確かにゾロゾロおるが、一人一人の萌力も相当やで」
さくら「うん。特に上位４人のひとたちは、とっても凄いと思う」
ケロちゃん「感心しとる場合か」
さくら「だけど…どんな凄い作品でも。
　　　　黒歴史認定メディア上だったら…どうかな？」
ケロちゃん「…ほほう」

さくらがＤＶＤデコーダーと大型モニターの前に降り立った。
そして「かつてテレ東水曜深夜１時に放送してたアニメ」を流す。

エヴァ「ぐ、ぐぎげふぁあッッ！！！
茶々丸「ああ、マスターが白目をむいて口から泡をッ！」

彼女にはＯＰだけで超ダメージだったらしい。残り２５人。
そして殺戮の宴が始まる。

うーむ、やはり１回では終わらなかった。

ちなみに私は夕映が好きです。
いやあ、アニメ特に終盤では活躍しましたねえ。
え、アニメへの恨みつらみなんかこれっぽっちもありませんよ？

オリジナル笑顔で乙。

31人弱ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!
原作の元ネタがVS雑兵戦とは思えない充実したネタ、�@さん乙です。
しかしシスプリ勢といい、この間のナコルルといい
どうしてこのスレの萌闘士はアニメ版が黒歴史なキャラが多いのか…。

1さん乙！
あまり同士はいないっぽいけど自分はこのかちゃんが好きです！
>>356
ｷﾞｬﾙｹﾞのアニメ化となると、ｱﾆﾒの監督が原作をよく知らないって事もあったりしますが・・・
確かに多いですね

いいんちょこのスレでもおいしいよいいんちょ

赤松はまだ出てこないんですね
待ってます

今週も明日更新します。しばしお待ちを。

また過去ログを読みふけってしまった…。なんで今でもこんなに面白いのか。

待ちます待ちます。VSネギま戦頑張ってください。

さくら「汝のあるべき姿に還れ…封印解除（レリーズ）！！」

いつもの呪文が響き渡り、クラス全員に光が降り注ぐ。

明石祐奈「ひえぇっ！？わ、私の髪がありえない色にっ！」
長谷川千雨「なんだこの緑色はー！コスプレだって
　　　　　　こんなケバイ色ありえねえぞ！」
椎名桜子「わーん、こんな血の色みたいな赤髪はいやー！」

クラス全員、アニメ仕様にしやがった。
彩色失敗の３人が悲鳴を上げる。残り２２人。

さくら「続いて…『声』！」
和泉亜子「えぇ、ウチ！？…ってあれ、声がなんか…」
佐々木まき絵「あ、亜子！？口調は亜子だけど、声がヘンだよ？」
大河内アキラ「それ、祐奈の声だ…」
和泉亜子「な、なんやコレ！？」

『声』のカードは他人の声を盗んでその声で話せる、というものである。
４話の亜子と祐奈のセリフ間違いはＤＶＤでも直らないッ！

残り２１人。

綾瀬夕映「ま、まずいです。特に私は至極まずいです」
宮崎のどか「ど、どうしよう夕映ー」
早乙女ハルナ「とりあえず、のどかと私は勝ち組だから大丈夫！」
夕映「それは私に対する嫌味ですか。ですがそう甘くは…」
ケロちゃん「いかんわな」

いつのまにか図書館３人組の背後に忍び寄っていたケロちゃん。

夕映「ひっ…」
ケロちゃん「アニメやってりゃ誰でも思い出したくない回ってあるやろ。
　　　　　　…ほれ、ＤＶＤ録画しといた２４話や！」
ハルナ「伝説の一つ、違和感ありまくりの修羅場ね！」
夕映「い…いやです、見せないで下さ…、い、いやあああぁぁぁぁ！？」

のどか「ゆえ！？しっかりしてゆえー！？」
ケロちゃん「アンタもスタッフにエコヒイキされたからって、
　　　　　　勝ち組ってわけでもないで」
のどか「え…」
ケロちゃん「例えば、この１７話とか」
のどか「ああっ、私には凄く大事なお話なのに作画大崩壊した回っ！」
ハルナ「ちなみに、のどかの告白の話よん」
のどか「何のんきに解説してるのパルー！」

残り１８人。

ハルナ「ちょ、何で私まで！？」
ケロちゃん「面倒やから」

さくら「というわけで、一気に減らすよ！…『消』！」

物や人を消滅させるカードである。

「えー、私結構セリフあったのに…」
「あらあら、夏美ちゃんはゲームで主役級やったじゃない」
「（最終回でしかせりふないんじゃ、仕方ないですね）」
「アクアスプラッシュはやっぱり…」
「水中戦仕様改造がまずかったかなー？」
「私のファンもあれで激減した気がします、ハカセ」
「さよちゃんがいないのはこのためか…コンビ結成したかったなー」
「ねえやっぱボクたちって背景ー？」
「今更なに言ってるですかお姉ちゃんー！」
「２ちゃんの個別スレでは私らダントツなんだけどね、くぎみー。」
「妄想の余地があるからでしょ。あとくぎみーって言うな」

今のセリフが誰のものか判る人、手を挙げて。
残り６人。

神楽坂明日奈。
近衛木乃香。
桜崎刹那。
長瀬楓。
古菲。
佐々木まき絵。

ケロちゃん「なかなか粒ぞろいが残ったのう」
さくら「そうだね。…でも、負けないよ」

終わりませんでした（ｗ

やっぱ一人一人書くのは無理なので、
２軍キャラ(失礼）は一掃させて頂きました。
まき絵が残ってるのは個人的な贔屓です（爆

あと最後の６人、せっちゃんの苗字間違ってますね…
正しくは「桜咲」でした。

乙！
いや面白かった、てかﾜﾛﾀww
来週も楽しみにしてます！

しかし、マジで悪行三昧だなネギアニメ…。シスプリウニメを超えたか？

えーと、>>364は順に
夏美、千鶴、四葉、アキラ、葉加瀬、茶々丸、朝倉、風香、史香、釘宮、柿崎でいいのかな。
……あれ？一人足りないような……もう生徒はいないしなあ。誰だろうｗ

あ、釘宮と柿崎の順番逆だった。

>>367
ち、気づかれたか(w
今回の更新は明日に…と言いたいとこですが、
なんかアク禁みたいです。
どっか別ルート探してみます。

携帯からってわけにはいかないか、あれだけの長文となると

まぁ、ゆっくりと待ってますよ、全裸で

保守

明日は�@さん大丈夫かな？

ういす、先週はすみませんでした。
先週は仕事の都合上、火曜〜金曜はＰＣ使えなかったんで
アク禁直っても即更新、というわけにはいかなかったんで…

今回は明日更新します。大変申し訳ない。

残った６人と対峙するさくら。

さくら「みんな凄そうだけど、一番手ごわいのは誰だと思う？」
ケロちゃん「油断できないっちゅー意味なら、あの子やな」

ケロちゃんの視線の先は…甲賀中忍、長瀬楓。
楓「ご指名でござるか？では、僭越ながら」

どこから出したのか、巨大十字手裏剣を構える楓。

さくら「うーん、真っ当にぶつかったらぜったい無理だよね」
ケロちゃん「というわけで、取り出しましたるはこのＣＤ」
さくら「『麻帆良学園中等部２−Ａ：２学期』だよ」
楓「？」
さくら「このＣＤのトラック６で、楓さんの面白い様子が聞けるんだよ」
楓「！　も…もしや…」
さくら「さて、さらに取り出しましたるは『大』のカードと」
ケロちゃん「この両生類」

げこっ

楓「ひぃっ…ッ！　せ、拙者はそれだけは…ッ！」
さくら「忍術らしく、巨大カエルさんの登場でーす！」
楓「ひょえーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッ！？」

甲賀忍者のくせに、ハッ○リ君よろしくカエルが嫌いな楓。
原作マジモードならいざ知らず、今の状態ではたまらない。
残り５人。

楓を気絶させ、なおもカエルは止まらない。

まき絵「いやああああ！近寄らないで嘗め回さないでぇっ！」

バカピンクことまき絵を捕らえ、なんか絵的にまずいことを。

木乃香「あわわ。なんかえっちや…」
古菲「あーゆーのはアスナの役目じゃないアルか？」
明日菜「なんでよっ！」

まき絵「ぬるぬるはいやー！たーすーけーてー！」
ケロちゃん「しかし助からないッ！現実は非情で答えは３番やッ！」
残り４人。

古菲「なら次は私アル！」
さくら「くーふぇさんなら…『闘』のカード！」

武術の達人になるカードである。
しかし素手の接近戦ならクラスでもトップクラスのくーふぇ、
さくらではとても敵わない。

さくら「じゃあちょっと卑怯だけど、小狼くんから借りたこれで！」
　　　　『凍』！！」
古菲「へ？」

広範囲凍結攻撃である。カチコチに凍りつく古菲。
残り３人。

明日菜「こらーっ！いきなりマジバトルなんて卑怯じゃないの！！」
さくら「ご、ごめんなさい…」
ケロちゃん「いや、なんか適当なネタがないんで」
木乃香「ひどいなー」
刹那「お下がりください、お嬢様、アスナさん。ここは私が」
木乃香「せっちゃん、ファイトやー」
ケロちゃん「出おったな、現人気投票１位」

夕凪を抜剣し、構える刹那。
さくら「じゃあ私も…『剣』！」

使用者を剣術の達人にするカードである。
しかし武術で古菲に敵わなかったのに、刹那相手では…と思いきや。

刹那「く…ッ」
木乃香「せっちゃん！？」
明日菜「どうしたのよ刹那さん、押されてるじゃない！」
ケロちゃん「当然や。人外設定もない、ザコ悪魔相手にすら苦戦する力量、
　　　　　　何より作画がバトルに向いてないっちゅーか無理」

要するにアニメのせっちゃんは弱い。
刹那「そ、そんな理不尽なッ！！」
残り２人。

木乃香「ううせっちゃん…ごめんなアスナ、ウチも降りる…」
ケロちゃん「ええのか？正直、レギュラー陣最大のアニメ勝ち組のアンタが
　　　　　　一番やっかいかと思ってたんやが」
木乃香「アニメだとウチとせっちゃんは、
　　　　そりゃもーマリ見てな関係なんや…　ウチ一人だけじゃ嫌や」
さくら「はあ」
という訳で、残り１人。

さくら「じゃ、行こうか」
ケロちゃん「うむ」
明日菜「ちょっと！まだ私が残ってるでしょ！」
さくら「え」
ケロ「いや、せやかて…のう」
さくら「うん…」
明日菜「何よその哀れみの目は！」

ケロちゃん「いや…いくらワシらでも、アンタはなあ…」
さくら「ここまでアニメネタで引っ張ってきたけど…
　　　　明日菜さんの場合、アニメネタは洒落になってないって言うか、
　　　　ネタにするにはちょっと…」
明日菜「バカにしないでよっ！
　　　　そりゃ、１話冒頭で魚着ぐるみで不思議な踊りやったり、
　　　　作画大崩壊にいつでも巻き込まれたり、
　　　　何故か評判のいい回では出番がほとんどなかったり、
　　　　後半じゃいきなり失恋させられた…り…
　　　　あまつさえ…
　　　　
　　　　う…
　　　　うぅ…」

さくら「…　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　…火葬？（ボソ）」

明日菜「うわあああああああああああああああああああああんんん！！！」

泣きながら爆走していくアスナ。

さくら「あ…」
ケロちゃん「…」

こうして、３１人の撃退に成功したさくら。
そして、萌えで全てを手に入れた男の自宅に乗り込んだ。

バタン

赤松氏「おや？」
さくら「…先生と編集部は、アニメスタッフの管理がなっていません！」
赤松氏「ご、ご忠告ありがとう…」

これが、時の宮崎なぎさ監督を含めた数人のクビが挿げ替えられたという
「赤松氏自宅襲撃事件〜もうしませんから〜」の真相である。

つ、疲れた。
先週更新できなかった分、豪華にしてみましたがいかがでしょう。

え、アニメへの恨みつらみなんかこれっぽっちもありませんよ？

＞え、アニメへの恨みつらみなんかこれっぽっちもありませんよ？
ウソばっかり……。

実質オリジナル対決、長らく乙でした。
どーでもいいが彼女ら、一応同じ職場（雑誌）で働いてるんだよな。
その辺で小ネタが来るかと思ってたら…「もうしませんから」ｗ

確かに豪華でしたな乙
明日菜(´･ω･｀)ｶﾜｲｿｽ

保守

�@さん、お休みかな？

すみません、先週言うの忘れてました。

今週は土、日が東京ゲームショーで忙しかったので（一応業界人）
更新できなかったんです。月曜もなんだかんだで忙しくて…
来週は更新します、はい。

スレタイ逝き

↑ 誤爆？

ToHeart２が１８禁逆移植か。
このスレ的に、ネタになりそうだなあ。

俺？もちろん買いますが何か。

幼少編には間に合わないか･･･
登場するなら海皇編かアライ編か･･･

なんとファンタスティックな…

まぎぃ「せッ、せんせェッッ！！」
綾永らん「せんせいッ！」
赤松氏の奥さん「しっかりッッ」

赤松健「…君たち」

豪華なソファーに腰掛けてぼーっと天井を見ていた赤松氏は、そう呟いた。
そして回想する。
あの少女は…
萌え界の重鎮たる自分を…
萌えでマガジンのアンケを制覇した自分を、歯牙にも掛けなかった。

赤松「僕はもう萌えてるんだよ」

しばらく後、某所にて。

柴崎「は…あはははッ　ハッハハハハッ」
知世「笑い事ではありませんわ」
柴崎「だってなあ…ク、ハハハッ」
知世「フゥ」
柴崎「大丈夫、あの子は捕まらない」
知世「そんな、講談社を甘く見てはいけません」
柴崎「襲った犯人があの子だってことくらい、
　　　編集部はとっくに知ってるさ。
　　　そして、あの子にとって赤松さんの隆盛なんて
　　　どうでもいいってこともな」
知世「なッ」

柴崎「上の人達がイチバン恐れるのは…
　　　極めればたった一人の抗議でもアニメ監督を更迭できるという事実。
　　　ヲタが図に乗るのを鑑みて無罪放免」
知世「…ッ」
柴崎「さくらも乃絵美に応えようとしているのさ。
　　　地上最萌の名に恥じない、いかにもあの子らしいやり方でな。
　　　萌闘まであと一週間…」
知世「自分の言ってることがワカってるのですか、
　　　乃絵美ちゃんはあなたを…ッ」
柴崎「木ノ下さくらは地上最萌の雌だ。
　　　雄だったらあの子の望むことならなんだってする。
　　　自分を慕う後輩なんて眼中にないな」
知世「（イ…イってしまってます…！！）」
柴崎「さて乃絵美クン…君はさくらの為にナニをしてくれるのかな？」

当の乃絵美はどこにいるかというと…
テクモの控え室にいた。

株式会社テクモ。
３Ｄ格闘ゲームに萌えを持ち込んだパイオニアである。
その旗頭ソフト「デッド・オア・アライブ」シリーズのトップ…
忍ぶ気の全くない忍者、霞。通称かすみちゃん。
乃絵美は彼女に会いに来ていた。

霞は何やら箱を携え、乃絵美の前にやってきた。
相変わらず見事なバストが、乃絵美の前で悠然と構えている。

霞「…」
乃絵美「（スゴイ緊迫です…！）」

霞の手が玄妙に動き、丁寧に箱を開封していく。
そして、箱の中から現れたのは…

ttp://blog.goo.ne.jp/figurelove/e/bae74bf8938596f7820102a1fcc4f159

何度見ても、感心してしまう出来である。

乃絵美「ス、スゴイ…！」
霞「どうかしら？見事なものでしょう」
乃絵美「ハ、ハイ…！」
霞「もちろん、造形師の卓越した腕前にもあるけど…要はこれ。
　　このデッド・オア・アライブという３Ｄ乳ゆれ格闘ゲーが
　　フィギュアに最適なキャラ造詣を生み出しているの」
乃絵美「…！」
霞「ＣＣさくらちゃんとはしばらく会っていないけど…
　　流石の彼女も、フィギュア萌えという点ではＤＯＡシリーズに
　　一歩譲らざるを得ないでしょうね」
乃絵美「…」
霞「ふふ、もちろん彼女の萌えは充分認めた上でね」
乃絵美「霞さん。
　　　　…私と萌えあってもらえませんか」

霞「…へえ」
乃絵美「私と萌えあうのは怖いですかッ？」

「夜明け前より瑠璃色な」プレイ中です。

オーガストのパターンでコンシューマー移植を意識してるんだろうな…
と思ってたら、予想以上にえっちシーンが多くて濃くて、驚き。
内容もそれなりに楽しめる、良作だと思いました。

＞忍ぶ気の全くない忍者
ﾜﾛｽｗ

けよりなな�@さん乙です。
やべーかすみフィギュア欲しくなってきた…
次に出てくる知念さんが誰になるのかも気になるｗ

乃絵美「私と萌えあうのは怖いですかッ？」
霞「…へえ」
乃絵美「…」

霞「…ええ。怖いわ」
乃絵美「…！」
霞「思いつめた人間の行動は予測を上回る。
　　あなたと萌え合うことはできないわ」
乃絵美「…ッ」
霞「今日はもう帰りなさい」

そう言って振り向いた霞に対し…乃絵美は背後から歩みよった。
乃絵美の手が霞の背中を捉えたその瞬間―

ビシィ

霞の姿が消えたかと思うと、乃絵美は弾き飛ばされていた。
何をしたのかよく判らないが、霞は一瞬で数ｍを走り抜けていた。

乃絵美「…魅せ技で反応するなんて、さすがですね」
霞「…」
乃絵美「萌えキャラっていうのは…こういう時不便ですね。
　　　　どんなに萌え合うことを拒否しても。他の萌えキャラが
　　　　目の前に立ったなら萌え合うしかない…
　　　　そうですよね、霞さん」

霞「（そんな…
　　　こんな幼い子がデレ期に入ったツンデレヒロイン級の萌えを
　　　持っているというの…？）」

じり…

霞「（このままじゃ…）やむをえない…ですね」

自慢の長髪をポニテにまとめ、青い忍装束に一瞬で着替える霞。

乃絵美「（あのコスになっただけで倍以上は萌える…ッ）」
霞「あなたなら判りますよね、乃絵美ちゃん。
　　間合いに入った途端にイかされる」
乃絵美「はい…でも、それはあなたも同じことです」

じり…

霞「それ以上近づかないで。鼻血じゃすまなくなる…！」
乃絵美「（来て良かった…
　　　　　やっぱり生のＤＯＡのエロ萌えは、あの子に匹敵する。
　　　　　秘密兵器…使わせてもらいます…！）」
霞「…ッ！？」

乃絵美は目を閉じていた。

霞「（そ…そうまでして、この勝負に勝ちたいのこの子…！？）
乃絵美「判ってもらえましたか、霞さん…
　　　　はい、私は無傷で勝とうなんて思ってません」
霞「さくらちゃんと…萌え合う気なのね…」
乃絵美「間合いに入ったら、遠慮なくフランケンシュタイナーでも
　　　　何でも掛けてください」
霞「それは別の人の技…」

じり…

乃絵美（チャンスは一瞬…霞さんが動いた時ではまだ遠い…
　　　　霞さんがわたしの身体に組み付こうとした時！）

じり…

霞「ごめんなさいッ！」
数フレームの間に、霞が間合いを詰める。
後は乳ゆれ技でもえろえろ技でも、やりたい放題…しかし！

霞「！？　消え…」

ぞくり、と背後に人の気配。
乃絵美は格ゲーキャラではない。近距離なら、一瞬後に別の場所に
現れるなど、美少女ゲームキャラでは当たり前のこと！
ぴょん、と霞の背中に跳び乗る乃絵美。この体勢からあの言葉を放てばッ！

乃絵美「（…ぼぞっ）」
霞「はうっ」

霞、昇天。霞は姉キャラで妹もいるが、
その妹はツンデレなので、乃絵美のようなストレート妹には弱かった。

そして…
数時間後。

霞「ん…」

霞は目を覚ました。周りを見渡すと、鎮座している乃絵美の姿。

霞「…おはよう。随分長く眠ってしまったみたいね…」
乃絵美「ご、ごめんなさい」

霞「あなたは無事だったの？」
乃絵美「いえ…実は、霞さんの胸元をちらっと見て、少しくらっと」
霞「ふふ…あなたの無事を喜ぶべきなのかしら。それとも、
　　無事にしか済ませられない自分の未熟を恥じるべきなのかしらね…」

乃絵美「…ありがとうございましたっ」

深々と頭を下げる乃絵美。

霞「乃絵美ちゃん。
　　招待してもらえませんか…さくらちゃんとの萌え合いに」
乃絵美「はい、特等席で！」

「夜明け前より瑠璃色な」コンプ。
良い萌えエロゲーでした。
美少女ゲームは、メインヒロインがしっかりしてると
周りの女の子も輝くものなのですな。
そういや、オーガストのキャラって今まで一回も出てない？

>>394
すみませんが、知念さん含めて、大川さん以外の人は
カットする予定です。基本的に皆同じなので…

追伸。
今週木曜から月曜まで、社員旅行で南の島に行ってきます。
１９歳の傭兵が襲撃したり、自爆テロが起きたりするとこの近くです。
ちょっとドキドキ。

というわけで、次週は休ませて頂きます。

遅くなりましたが乙でした！

保守

南の島か、いいなぁ

社員旅行多いっすねぇ羨ましい会社だ。

まあそんだけハードな会社みたいだしなあ。
さておきそろそろか。�@さん、旅行先で何もなかったろうな…

南の島より帰ってきました。

アメリカ領だから食事は肉だらけ。おまけに量が多い多い。オリバ大喜び。
殺人的な直射日光や唐突なスコール、
ヤシの実ジュースなどを満喫してきました。
ヤシの実の実物は初めて見ましたが、
あれを歯で噛み切るのは絶対無理。ジャックの歯は異常すぎます。

今回の更新は明日行います。金本さんどうしよ。

すいません、間違って上げてしまいました。

仕事が終わらない…
家に帰れない…（泣

旅行から帰ってきたはいいんだけど、
帰って早々に後輩が辞めてそのしわ寄せが。
今日は更新無理です、すんません。明日にはなんとか…

>>406
お仕事、お疲れ様です
のんびり待ってるから、大丈夫だよん

乃絵美が霞相手に稽古している最中…
ＣＣさくらもまた、自らの萌え練度を高めるべく、ある場所を尋ねていた。

恵泉女学院…
明治十九年に創設された由緒ある女学院。
日本の近代化にあわせ、女性にもふさわしい教養を学ぶ場が必要、
という理念に基づいて創立された。
イギリスのパブリックスクールを原型としており、
基督教的なシステムを取り入れた教育様式は
現在まで連綿と受け継がれている、いわゆる『お嬢さま学校』である。
その全校生徒の頂点に立つ「エルダー・シスター」と呼ばれる存在がいる。

宮小路瑞穂。

端正な顔立ち、すらりと伸びた手足、決め細やかな素肌。
美しい、という言葉だけでは形容するに足らない。
その上頭脳明晰で文武両道、性格は控えめだが芯は強い、と
正に完璧なお姉さま。曲がったタイを百回くらい直せる。

ＣＣさくらが尋ねたのは「彼」であった。
そう「彼」である。た男の子である。
攻略キャラではなく、れっきとした主人公である。

瑞穂「そうですか…
　　　あの乃絵美ちゃんが、あなたと萌え合うほどに成長されたとは」
さくら「萌え合う、ってほどじゃないよ。
　　　　テーブルに乗る前にチョコっとつまみ喰いする程度」

瑞穂「ふふ…相変わらずですね」
ケロちゃん「あんたは大分変わったようやが。えらく可愛い方向に」
さくら「あ」
瑞穂「…」

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さくら「また落ち込んじゃった」
瑞穂「ま、まあ…僕のことは置いといて」
ケロちゃん「口調が素に戻っとるがな」
さくら「それより、協力してほしいことがあるんだよっ」
瑞穂「はは、こんな私にいったい…」
さくら「とぼけちゃダメだよ。通ならあなたがどれ程の萌えを備えているか
　　　　よーく知ってるんだから…」
瑞穂「で、ですが私は…ッ」
まりや「はいはーい！そこで私たちの登場ー！」
一子「お任せくださいお姉さまッ！まりやお姉さまと私でお姉さまの魅力を
　　　数百倍、いえ数億倍に引き出してご覧に入れますッいえお姉さまは
　　　普段でも私のような凡百の存在とは天と地、シロナガスクジラと
　　　ミトコンドリア程の美しさの差があることは重々承知しておりますが
　　　やはり美は美！お姉さまのほとばしる美しさを（以下略
まりや「という訳で、ドレスアップ開始ー！！」
瑞穂「い、いやあああぁぁぁッ！？」
ケロちゃん「なんかえらい濃い連中やのう」
さくら「これくらいじゃないと」

まりや「というわけで、完璧瑞穂ちゃん完成ー！」
一子「ああ、相変わらずお美しいですお姉さま…」
まりや「と言っても瑞穂ちゃん、体毛薄いしお肌は綺麗だし
　　　　ウエストは私以上に細いし髪はさらさらだし…
　　　　軽いお化粧と胸パッドくらいしか手は入れてないけどね〜」
瑞穂「うう…」
さくら「まりやさん、とっても生き生きとしてるね」
まりや「あっはっは、上品にするつもりもないけど」
さくら「瑞穂さんが『主人公』でなく『萌えヒロイン』として…
　　　　試したことはあるの？」

にっこりと笑うまりやと一子、複雑な表情の瑞穂。

まりや「公式ＨＰの人気投票よ」
ttp://www.caramel-box.com/products/otoboku/data/poll_otoboku.html
さくら「わ」
ケロちゃん「主人公の順位じゃあらへんな」
さくら「もう、こんな人気があって自信なさげなんて、もったいないよ」
瑞穂「そう言われても…」
さくら「瑞穂さん。
　　　　わたしと萌えあってくれないかな」

瑞穂「…本気で言っているのですか？」
さくら「もちろん」
瑞穂「（ごく…）
　　　さくらちゃん、これでも私はあなたの実力は充分認識してる
　　　つもりなのですが」
さくら「瑞穂さん」
瑞穂「…
　　　分かりました」

瑞穂「この教会の中ならば、人は来ません」

教会は神聖な雰囲気が漂っており、瑞穂に良く似合う。
ここでＨする不届き者もいるが。

瑞穂「では…」
さくら「手加減を感じたら、この場でレリーズしちゃいますよ」

瑞穂がゆっくりとさくらに歩み寄る。
年下の美少女を堕とすのに、彼ほどの存在はない。
ＣＣさくらとは言え、直撃を食らえば無事ではすまない。

一歩、また一歩近寄る。

瑞穂がさくらの頬に手を添える。

熱っぽい眼差しで見つめ合う。

あとは「ふふっ、可愛い子…」とか言えば完璧である。

しかし、瑞穂が口を開こうとした刹那――！

さくらの人差し指が瑞穂の口に押し当てられていた。
「何も言わないで」のポーズである。
単純だが、美少女にこれをやった時の破壊力は想像を絶する。

瑞穂「きゅ〜」

貴子ばりに鼻血を吹いて悶絶する瑞穂。

さくら「やっぱ、中身は男の子だったね」

遅れてしまって申し訳ないです。
ようやく更新できました。
瑞穂くん、ある意味秘密兵器だったのですが。
金本さんに使うにはもったいなさすぎたかな。

書いた後でアレですが、「おとぼく」ってまだ１８禁ですよね…
だが私は謝らない。

�@さん乙
まさかそう来るとは・・

予想もつかなかったぜ――
こんなところでおとぼくとは――――！
本気だ、�@さんは本気やで！

�@さん乙彼！

今週の更新は明日に。

Ｆ＆Ｃの一室にて…

ＣＣさくらが知世から貰った衣装選びをしていた。
一話ごとに衣装替えをするさくらだが、
今日は珍しくこれまでに来た衣装を総ざらいしていた。

柴崎「…」

さくらヲタが見れば滂沱の涙を流すであろうＣＣさくらの
一人ファッションショー。
柴崎はそれを特等席で鑑賞していた。

柴崎「…」

一見いつものカッコつけた表情で鑑賞しているようだが、
内心は穏やかではない。熱烈なさくらファンが
これだけの極上の料理を眼前に展開させられて、無心ではいられない。

さくら「ふぅ」

さくらが衣装替えを終えて、一息ついた。
小さくため息をつくその姿は、何というか…たまらない。

柴崎「…（ﾊｧﾊｧ）」

タオルを持って、さくらに近づく柴崎。呼吸が微妙にﾊｧﾊｧしてますが。

ケロちゃん「とりゃ！」
柴崎「がッ」

ケロちゃんが柴崎に一蹴り入れた。だらしなくすっ転ぶ柴崎。

ケロちゃん「おうコラ、柴崎。何をカン違いしとるんや」
柴崎「…ッ」
ケロちゃん「ハァハァするのは勝手やが、貴様は単に乃絵美の教育係。
　　　　　　今度の萌合いでもし乃絵美が満足いくものでなかったら…」
さくら「…ただのキモオタさんだよね」
柴崎「！！ッ…」

柴崎の表情は絶望と屈辱に満ちていた。
本来挫折には慣れてるはずの男だが、二枚目気取りが長かった彼に
さくらからのこの言葉はキツすぎた。

さくら「もう帰っていいよ」

しばらく後。
柴崎はうつろな表情のまま、町をぶらついていた。
もはや普段の美少年の様相ではない。

あずさ「し…柴崎さんッ」
乃絵美「なんて…」

偶然なのか、そこに乃絵美とあずさがいた。
明らかに常軌を逸脱した柴崎の様子に、驚愕する二人。

柴崎「う…ぅッ、うあああぁぁあぁ…ッ！」
乃絵美「…柴崎さんッ」
柴崎「どうしてだッ！？どうしてアイツは俺に惚れてくれないッ！？」
乃絵美「…ッ」
柴崎「俺には男として魅力がないのかッ！？」

人目も構わず大声で泣き喚く柴崎。
乃絵美は何をすることも出来ず、ただすがりつく柴崎を見つめるだけ。

ビシッ

あずさ「なッ」
柴崎「萌えないからッ　萌えないからッ
　　　お前が萌えないからだァッ！！」

あろうことか、乃絵美を平手打ちする柴崎。

書いといて何ですが…
原作そのままで全然面白くないですね、この辺り。

今週はfateの新作が出ますが、色々と面白ネタがありそうで楽しみです。

だがここは、物語のラストへのための大切な場面。
次は最終決戦前の豪華スパーリングか…
今週も�@さん乙！

wktk(о･∀･)

マダー?(・∀・ )っ/凵⌒☆ﾁﾝﾁﾝ

＞原作そのままで

だがそれがいい

�@さん、どうしたのかな？
お仕事が忙しいのかな？

原作の方が終わっちゃいそうだぞ･･･

『バキ』は終わりそうだなｗ

あーそういう考え方もあるな･･･実際前科持ちだしね。

誤爆？確かに板垣は前科持っててもおかしかないけど。
あと飲酒運転で切符切られた。

すみません、しばらく留守にしてました。
明日から再開しますので、またよろしく。

前科ってのは「グラップラー刃牙」→「バキ」に突如変わったことを指してます。

前科ってのはSAGAを描いたことだろ

泣き喚きながら乃絵美を打ち据える柴崎。
その姿は、あまりにも見苦しく悲しい。

あずさ「柴崎さんッッ！！」
柴崎「――ッ」
あずさ「柴崎さん…　あんた…ッ
　　　　こんなにガンバってる乃絵美ちゃんをつかまえてよくも…ッ」
乃絵美「…いいんです、あずささん」
柴崎「…！」
乃絵美「拓也さん…　あなたがさくらちゃんに萌えてるってこと…
　　　　誰よりも…
　　　　私よりもあの子の方が萌えるってこと…
　　　　私…納得しています。
　　　　そして私が萌えないために…あなたを悲しませてることも…」
柴崎「…」
乃絵美「私の質問に答えてください。
　　　　もし私が…木之本さくらちゃんよりも萌えたら…
　　　　私のことを愛してくれますか」

あずさ「あ…あんたたち…　同じゲーム出身でしょう…？」
柴崎「…ッ！」

答えず、再び乃絵美に平手を向ける柴崎。
だが乃絵美はそれより早く、柴崎にすがりついた。

乃絵美「あの人に上げる分のほんの少しでいいんですッ。
　　　　私を…ッ」

バチッ

乃絵美「いたっ」

柴崎の返答はデコピンだった。
本気でやるデコピンは、昔は体罰に使われていたこともある。
大の男が女の子にやるものではない。

柴崎「…負けるかよ！！」

乃絵美に一瞥もくれず、走り出す柴崎。
あずさ「何てことよ…まったく…」

取り残される乃絵美。
しばらく呆然としていたが、やがて歩き出す。
…どこに？

行き先などない。
どれくらいの間。どこを歩いてたのかも判らない。
自分は何をやっているのだろう？
それも判らない。

そんな乃絵美の前に、小さな影がひとつ。

乃絵美「あ…」

咲耶「久しぶりね」

咲耶は乃絵美を連れ立って歩き出す。
お互い、言葉は何もない。
乃絵美はふと夜空を…いつのまにか夜だった…見上げ、先輩を想う。

やがて二人は乃絵美の寝床…Ｆ＆Ｃ批判落書きに満ちた場所にいた。

咲耶はどこからかシェーカーを取り出した。
１○歳のくせにカクテルを造るのが様になっている。
乃絵美の前にグラスを差し出し、注いだ。

乃絵美「あの…」
咲耶「シンデレラカクテルっていうの。大丈夫、ノンアルコールよ」

くいっと飲み干す乃絵美。ミックスジュースだった。

咲耶「その額…どうしたの？」
乃絵美「…」
咲耶「…もう一杯、どう？フェアリーベルっていうんだけど」

フェアリーの名を関するカクテルは、彼女の乃絵美への思いやりである。

乃絵美「（こく）…っ」
咲耶「無理しないでね？これは本物のカクテルなんだから」
乃絵美「せんぱいに…抱きついたらデコピンされたんです」
咲耶「…」
乃絵美「恋しくって、愛しくって、愛されたくって、抱きしめたら。
　　　　ぴしっ、と」
咲耶「…」

ごくっ、とカクテルを飲み干す咲耶。…あんた何歳だ。

咲耶「うらやましいわね…」
乃絵美「！？
　　　　いま…何て言ったんです。
　　　　うらやましいって…　何ですか！？」
咲耶「私の先輩がね…逝ったわ」
乃絵美「え…」

咲耶「絵師がいなくなって何年かな…
　　　あんなに衰えちゃって。
　　　３０年前のキャラといっても信じられたかもね。
　　　もう何年もG'sマガジンで投稿者もいない…」
乃絵美「…」
咲耶「誌上で抱きしめてあげることもできない…
　　　デコピンされようったって、指一つ満足に描いてもらえない…」
乃絵美「あ…」

腰を落とし、無言になる乃絵美。
そのまま咲耶と乃絵美は言葉を交わすことなく、カクテルを飲み干した。

そして、夜が明けた。
二人は眠ることなく、暁の中にいた。

咲耶「勝つしかないでしょ…。
　　　あなたには、まだチャンスがあるんだから」

乃絵美は咲耶の手を握り、深く頭を垂れた。
この幼くも華やかで、得がたい友人に…深く感謝を捧げたかった。

しばらく休んでいた分、今回は２週分の更新です。
…つくづく、花山さんっていい人ですよね。
人望だけでも組のトップになれそうな気がする。

fateホロウコンプ。
桜チームで神父組を負かすのに３日を要してしまった…
引きが悪すぎるんだあの不運コンビわー！

咲耶の先輩って誰だっけ？

お久しぶりの�@さん乙！
原作の名場面、美少女同士に置き換えてもまた素晴らしいもんです。
ホンマ、咲耶も乃絵美もええ子やで…。

>>438
G'sマガジンで、シスプリの前にやっていた読参企画、
つまりは「女神天国」のお歴々のことでは。
……まったくギャルゲ業界は栄枯盛衰だぜフゥーハハハァー！（ホロリ

原作、乃絵美ｖｓ歴戦の萌師達・・・になるのか？

高熱で倒れました。
鳥インフルエンザにでも掛かったかってくらいの勢いです。
年末の大仕事の只中でやべーよどーしよー！

つまり今週もお休みってことなんですが…すみません。

ありゃりゃ

とにかくお大事に

バキ最終回だってさ…
ライタイはできないかもね…

名前を換えて続く事が決まりました。

・・・おっと。

俺のID結構いいかも。

想定の範囲だったけどね。

バキもここらへんは本当によかった

なんとか復活しました。まだちょっと頭痛いけど。
今回は生命の危機を感じたぜ…
というわけで、明日から再開します。

2004年に「刃牙」が名前として使えることが国に認められたそうで。
だからですかね、今回のタイトル変更は。
…このスレのタイトルは５年くらい「刃牙」のまんまですが。

０７：３５　　�鰍e＆Ｃ本社

あずさ「おはようございます…」
柴崎「…」
あずさ「…眠らなかったみたいですね」
柴崎「…キモヲタって言われたよ」
あずさ「は…」
柴崎「あの子が言うのさ。お前なんかただのキモヲタさんだよ…ってな」
あずさ「そ、それはまた…なんとも」
柴崎「今夜…俺の作った最高傑作である乃絵美がＣＣさくらと萌え合う…
　　　瞬く間にあの子は萌え転がされるだろうな。
　　　そして俺が思い焦がれた月日も…
　　　紙クズの様に消し去る気なんだろう」
あずさ「…」
柴崎「乃絵美ごときが勝てると思うか…？
　　　萌えに溢れた、いえ萌えの権化のようなあの子にッ」
あずさ「乃絵美ちゃんは…
　　　　…きっと勝ってくれる。なぜならこの萌合は…
　　　　あの子にとって…あなたの…憧れの先輩としての」
ガッ

柴崎が壁を殴りつけた。
柴崎「いまいましい…ッ！あんなところで…　あんな…ッ」
あずさ「…柴崎さん」

憎憎しげな顔で乃絵美を思い出す柴崎。
だが忌まわしい思いの他に…何故か昔の乃絵美との思い出が脳裏を掠めた。
それを振り切り、柴崎は叫ぶ。

柴崎「俺は！何だって利用してみせる！！
　　　例え自分を慕う後輩であろうともッ
　　　それほどＣＣさくらにイカれてるんだッ！！
　　　同胞！？先輩後輩！？冗談じゃない、それが何だって言うんだ！
　　　ＣＣさくらは地上最萌の子だッ！
　　　あの子の前ではどんなものだって無価値だッ！！！」
あずさ「（い…いったい…どうなるのよ今夜…ッッ）」

乃絵美は大道寺知世に連れられて、東京・代々木駅前に来ていた。
この地にあるものといえば、有名な予備校と
裏でもっと有名な、脅威の就職率を誇る専門学校がある。

１２：０８　　代々木アニメーション学院本校

知世「ここならいくらでも暴れられますわ…
　　　もちろん治外法権だから、一般人は手を出せません」

乃絵美はノートパソコンをいじくった後、
自前の同人誌チェックを始めた。

知世「もう場所もワカったのですからよろしいのでは？
　　　そんなにやっていたら、今夜までにネタがつきてしまいますわ」

乃絵美「帰りません、私…　今からウォームアップしないと」
知世「２４：００までの12時間、そうしてるつもりですか？」
乃絵美「はい…12時間かけてネタを暖めます。
　　　　少なくともさくらちゃんの小手先のネタが…
　　　　私の絶賛レベル以下ってことはないはずだから」
知世「…乃絵美ちゃん」

その時…

さやか「こんにちは、乃絵美ちゃん」
ともみ「お久しぶり〜」
乃絵美「あ…早かったですね」

久しぶりに登場したPiaキャロ３の背景…もとい、高井さやかと愛沢ともみ。
さやか「連れて来たわ、二人ともね」

そして続いて現れる二人。

咲耶「まったく、徹夜はお肌に良くないのよ？」
朝倉音夢「ふふ、今度診てあげましょうか？」

過去編が始まった時に比べて、
今は音夢の地位が向上してますね。
アライＪＲくらいは出来たかも…って、あれじゃヘタレすぎか。

今回も�@さん乙！

�@さん乙！
音夢はアニメSS効果のイケイケ一人勝ち状態だからなあ。
逆にそれが仇にならなければいいけど。

�@さん乙です。そしてくれぐれもお大事に･･･

知世「咲耶…さんに、朝倉音夢さん…？」

いきなり現れたビッグネーム２名に驚愕を覚える知世。

知世「シスプリクイーンとＤ．Ｃ二大巨頭の一人…
　　　何が始まるのですか、いったい」

咲耶「相手になりましょうか、乃絵美ちゃん」
乃絵美「すみません、お手数おかけして」

だが、咲耶の前に音夢が立ち、言う。
音夢「私がやります」
咲耶「…。
　　　あなたの萌力を疑うわけじゃないケド。
　　　これはコンシューマーじゃないわよ？
　　　１８禁の経験はあるのかしら」
音夢「プレイステーションでは通常版・限定版・ベスト版合わせて
　　　３作品だけど…ＰＣでの作品数はその約１０倍です。
　　　ご覧の通り」

これが曲芸商法だッッッッ！！！！！

・20011214 アルキメデスのわすれもの（限定2万本）
・20020628 D.C. CD-ROM 初回限定版
・20020628 D.C. CD-ROM マウスパッド付き 通常版
・20020628 D.C. CD-ROM 通常版
・20020726 D.C. DVD-ROM 初回限定版
・20020726 D.C. DVD-ROM マウスパッド付き 通常版
・20020726 D.C. DVD-ROM 通常版
・20021120 うたう絵本4
・20021213 D.C.WhiteSeason クリスマス限定版（DVD-ROM）
・20030124 D.C.WhiteSeason CD-ROM通常版
・20030124 D.C.WhiteSeason DVD-ROM通常版
・20030612 D.C. 温泉編
・20030926 D.C. 感謝ぱっくCD-ROM版 (先行版同包)
・20030926 D.C. 感謝ぱっくDVD-ROM版 (先行版同包)
・20031030 D.C.P.S. 初回限定版
・20031030 D.C.P.S. 通常版
・20040428 D.C. 温泉編 再配布版
・20040528 D.C.P.C. CD-ROM 初回限定版
・20040528 D.C.P.C. DVD-ROM 初回限定版
・20040604 D.C.P.C. CD-ROM マウスパット付き通常版
・20040604 D.C.P.C. CD-ROM 通常版
・20040604 D.C.P.C. DVD-ROM マウスパット付き通常版
・20040604 D.C.P.C. DVD-ROM 通常版
・20040827 D.C. SummerVacation 初回限定版
・20040903 D.C. SummerVacation マウスパッド付き 通常版
・20040903 D.C. SummerVacation 通常版
・20050225 D.C.WhiteSeason リニューアルパッケージ DVD-ROM版
・20050714 D.C.P.S. KADOKAWA THE Best
・20050805 D.C. SummerVacation CD-ROM版 （限定生産）
・20050826 うたう絵本4・5・6Hi！Hi！
・20051215 D.C. Four Seasons　〜ダ・カーポ〜　フォーシーズンズ　DXパック／通常版（予想）
・20051216 D.C.P.C. 〜ダ・カーポ〜 プラスコミュニケーション〜 感謝ぱっく

なんつーかもう、どうしたらここまでやれるのか。
もはや驚愕を通り越して尊敬に値する。

音夢「ちなみに咲耶さん。あなたとやった『アレ』は私にとって
　　　同梱された体験版です」
咲耶「…」
さやか「〜ッ」
ともみ「あわわ…」
乃絵美「あ…あの…」

ヤバイ空気になりそう、と思った乃絵美達だったが、そうはならなかった。

咲耶「ふふ、水差してごめんなさい。あなたにお願いするわ」
音夢「ありがとう。…それじゃ行きます」
乃絵美「（ウォーミングアップなんですけどっ）」

音夢が乃絵美に正対する。口元に微妙な笑みを浮かべながら。

乃絵美「（笑ってる…？）」
知世「（まずいですわ…コンシューマーの肩書きのない音夢さんは
　　　　ＰＣではむしろ開放されますわ）」
さやか「全サーカス作品を通じて最高の勝ち組と言われたヒロインの萌え…」
ともみ「見逃せないですねッ」

音夢が前進する。そして間合いに入った瞬間…
音夢は水着姿になっていた。
SummerVacationで披露した、やたらと布地の少ない白水着だッッ！！

乃絵美「(ぬ…脱いだッ？？？）」

一同驚く。一応清純派で売っている音夢が惜しげもなく肌をさらした。
乃絵美も面食らう、が…

その直後に音夢が繰り出す萌え攻撃の数々。
フォーシーズンズの新規ＣＧ、販促用テレカの数々、ＤＣＳＳ迷場面集。
そのどれも、乃絵美は軽やかにかわしていく。

音夢「（あ…当たらない…）」
乃絵美「ぜんぶ見えてますよ、音夢さん」
知世「（やっぱり…ヒットの瞬間、脳内にそれ以上の萌えを展開し
　　　　萌えダメージを弾き飛ばしてしまっている！）」　　別名：脳内補完
音夢「なら…これでッ！」

音夢が繰り出した萌え攻撃、それは手料理ッ！
地獄一歩手前と言われた彼女だが、最近は少しは料理も出来るッ！

音夢「やきそばサラダですッ」

咲耶「…」
さやか「…」
ともみ「…」
知世「…」
乃絵美「…」
音夢「あ、あれ？なんで？」

いやまあ、確かに君の手料理だけど。
萌えじゃなくて欝にしかならないよナー、という周囲の視線。（参照：Ｄ.Ｃ.Ｓ.Ｓ１５話）

咲耶「…まあ、あなたが悪いわけじゃないのよ。
　　　とりあえず、代わるわね」

体調は全快しました。
しかし代わりに師走の多忙が襲い掛かってきました。
土曜ほぼ毎週出勤で２３・２４日も出て来いって…ヒドイ。

さて今週は音夢最後の見せ場でした。
ことりを出せなかったのが残念。やきそばサラダは彼女の無念の象徴。

>457
うぉっこんなに出てるのか・・・

……サーカス馬鹿じゃないのｗ
藤崎詩織の版権蛮萌すら、これには少しひるむなあ。

いつも大変なのに�@さん今週もまた乙です。
激務でまた体調崩さないように、中華一のツンデレ拳法家手作りの
砂糖水14Lでもお中元に送りたい気持ちですよ。お仕事頑張ってくださいね。

１２：３２
同時刻、某所にて…
ＣＣさくらは知世が大量に用意した衣装の中から、
今夜の祭典に向けてベストのものを物色していた。

一方、乃絵美たちは。

咲耶「ＣＣさくらの代わりはちょっと荷がキツいケド…
　　　要するにこれは萌合よね。それなりのもにはしなきゃね…」
乃絵美「（ゴク…）」
さやか「…ッ」
ともみ「わくわく」

シスプリクイーン咲耶の萌えを目撃する…
ギャルゲーヒロインにとって最高の栄誉（ステータス）！

咲耶「いくわよ？」
乃絵美「はいッ」

咲耶がいつものように、大胆不敵に乃絵美に詰めよる。
そして大きく振りかぶったその手には…
大量の読者投稿ハガキがッ！

さやか＆ともみ「「す、すごいッッ！！」」

乃絵美は思わず身をひるがえす。

乃絵美「あ…すみません、よけてしまいました、思わず」
知世「えッッ」

乃絵美は構えた。腰の前で両の掌を重ねる、ウェイトレスの基本立ちＣＧ。

知世「受け止める気ですわ、あのハガキをッ！」
さやか「本気！？」
咲耶「ふふ…いいわ、試してみなさい」

再び振りかぶる咲耶。
大量の投稿ハガキが乃絵美に襲い掛かる。
G'sのツワモノ投稿者のレベルは決して低くない。

しかし…

乃絵美はそれらを見事受け止めた。
少しはこたえた様だが、笑みさえ浮かべている。

咲耶「さすがね…」
音夢「咲耶さん、彼女はもう遠いところにいるようです。
　　　交代しながら、気長にやりましょう」

１５：００
乃絵美は咲耶・音夢を相手に奮闘していた。
いや、翻弄していた。
二人の萌えは的確にさばき、こちらの萌撃は寸止め。
それを延々と繰り返す。

１８：００
ＣＣさくらが衣装を選び終え、窓の外を眺めていた。

２２：００
乃絵美のウォームアップも佳境に入っていた。
咲耶と音夢は息が上がっているが、乃絵美は平然としている。

ともみ「は〜い。それにしても、先に二人の方がヘバっちゃうなんて」
さやか「…あら？何ですか、あの人達は」

乃絵美「あっ」
知世「いらしたようですわ、乃絵美ちゃん」
乃絵美「こんなに、たくさん…」

学院の正面玄関から大量の人影。誰も彼も、見覚えのある姿。

『サクラ大戦』より桐島カンナ。
『Piaキャロットへようこそ！３』より長谷川朱美、岩倉夏姫、君島ナナ、冬木美春、木下貴子。
『シスタープリンセス』より四葉。
『D.C〜ダ・カーポ〜』より芳乃さくら。
『デッド・オア・アライブ」より霞。
『サムライスピリッツ』よりシャルロット、リムルル、真鏡名ミナ、チャムチャム。

乃絵美のこれまでの長き道程で出会った人達が集っていた。

刃牙過去編の、これまでの相手が一堂に会す場面は個人的に好きです。
この後の運命は悲惨ですが。

来週の更新は少し難しいかもしれません。休みが全然ない…
社内の忘年会すら中止になりやがった。

乙でした！
wktkwktk

みんな来ましたよ、ああ名場面だなあ…�@さん乙です。
次の更新はひょっとしたら来年かもですね。
毎回本当にハードな中、ここまで書いてくれて本当にありがとうございます。

そういえば、硫酸の不良とか駅弁の不良は？

うーむ、更新無理でした。
こんな時間に書き込んでることから、何となく事情を察して下さい…

今日の職場の会話
「２３日出てこられるか？」
「２４じゃなくて２３ですか？」
「２４はもともと全員出社だろ。いいよな？」
「いや、よくないんですけど…」
「いいから出ろ」

だめだこりゃ

(´･ω･`)

カンナ「知世さんかい。お陰でスンナリ入れたぜ」
知世「伊藤乃絵美ちゃんたってのお願いですから」
乃絵美「カンナさん」
カンナ「えれェことになっちまったな…　氏ぬなよ」

知世「私はさくらちゃんを迎えに行ってきますわ。
　　　皆さんによろしく」
乃絵美「はい、行ってらっしゃい」

知世は高級車に乗って去っていった。

乃絵美「朱美店長…４号店からわざわざ」
長谷川朱美「今日は臨時休業よ」

乃絵美「マネージャーの夏姫さん」
岩倉夏姫「営業利益以上のものを期待するわ」

乃絵美「ナナさん」
君島ナナ「勉強させてもらいます」

乃絵美「美春さん」
冬木美春「Ｆ＆Ｃの名誉はあなたに掛かってるわよ」

乃絵美「貴子さん、その節は…」
木下貴子「アナタがもしウチの制服コンテストの看板娘だったら、
　　　　　すぐにでも大量の票が集まるんだけどね。
　　　　　しかもアナタは前評判投票１位を取れる」
乃絵美「もう、褒めすぎですよ」

後ろから乃絵美の肩をポン、と叩く子がいた。

乃絵美「四葉ちゃん」
四葉「乃絵美チャマ…
　　　咲耶の姉チャマのカタキを、どうか…お願いするデス」
咲耶「バカね」
乃絵美「わかりました」
四葉「…どうか」

？？「やあ」
乃絵美「Ｆ＆Ｃの…社員の皆さん」
社員�@「見違えるようだ…」
社員�A「残念だが、我々から離れたことは正解だった」
乃絵美「そんな、私の方こそ勝手言ってしまって」

芳乃さくら「あなたのことをセングラの主人公が知ったら、
　　　　　　墓の下から這い出して口説き出すわね。
　　　　　　『あなたに、会いたい』とか言って」
乃絵美「さくらさん」
さくら「ブチのめしてやんなさい」

霞「乃絵美ちゃん」
乃絵美「いいんですか、最新作で忙しいのでは」
霞「ハードがコケ気味で思ったよりヒマなの。
　　いい気構えね…うん、勝てるわ」

乃絵美「ホントに来てくれたんですね、サムスピの皆さん」
リムルル「うん！けど、お姉ちゃんはヤボ用で少し遅れるんだって」
チャムチャム「がンバレ」
ミナ「こんな早く再会できるとはね」
シャルロット「武運を祈る」

決戦を前に、かくもそうそうたる目撃者達が揃った。

２３：０８

某所。
知世はＣＣさくらを出迎えていた。傍らには柴崎、あずさが控えている。

さくら「わざわざありがとうね、知世ちゃん」
知世「ちょっと早すぎたかしら…」
さくら「それじゃ、行きましょうか」

？？「…」
知世「あら、もう一人いらっしゃるんですか。
　　　…
　　　……！？
　　　あ、…あなたは…！？」

今日は早く帰れたー。
今年の更新はこれで最後ですね。皆さん、よいお年を。

遅ればせながら
あけまして今年も�@さんＧＪ！
いよいよ幼年編の総決算ですね。残り後わずか、頑張ってください。

明けましておめでとうございます。
今週は正月休みってコトで。

冬休みに、ようやくToHeartXRATEDクリアしました。
えろッ！Ｈ長ッ！濃ッ！
Ｈシーンというのはエロが第一目的ですが、
各キャラの個性を際立たせる役目もあるんですね。
いいんちょやタマ姉のエロさは予想通りでしたが、
このみがあんなに凄いとは…　いい意味で、予想を裏切られました。

明日から仕事再開。今年もがんばろー。

２３：４５
ウォームアップ、もとい自前ＰＣの萌え画像整理をしている乃絵美。

音夢「どれくらい画像持ってるの…
　　　もう2時間もああしてるけど」
咲耶「遠慮してたんでしょうね…私たちとやってる時よりもいい絵だわ」
音夢「まるで印刷機ですね」

さやか「乃絵美ちゃん、10分前よ」
乃絵美「はいっ」
さやか「（きっちり12時間…ホントにウォームアップしたのね…）

乃絵美はＰＣを折りたたむ。

さやか「あずかるわ」
乃絵美「すみません」
さやか「！　…乃絵美ちゃんあなた、このノート…」
乃絵美「不安定ですよね？旧時代のバ○オです。
　　　　しかもＯＳは98の１ｓｔ、ウイルスソフトなんてありません」
ともみ「…こんなクズＰＣで12時間も立ち回りを…」
音夢「なんだか、ヒロインでいるのが嫌になってきました」
咲耶「…」

そして数分後、車の音が近づいてきた。

さやか「来たわね…」
乃絵美「…」

出迎えるため、代○木アニメーション学院の正門が開く。
ほぼ同時に、車が停止する。
そして、一瞬の静寂の後。
暗がりでよく見えないが、誰かが降り立った。

乃絵美「！」

しかしその人物は、門をくぐろうとせず、逆に車に向き合い跪いた。

…？
…！！

暗闇に目が慣れた乃絵美が見た、その人物は。
メイドがご主人様を出迎えるがごとく、恭しい姿で跪いたその人物は。

乃絵美「ナ…ナコルルさんッッッ！！！」

シャルロット「…！！！」

シャルロットは思い出していた。他のメンバーがカムイコタンを立つ前、
ナコルルがヤボ用があるから、と言って別行動を取っていたことを。

次に出てきたのは知世。

知世「（なんてことでしょう…）」

そして…

ザッ

世界が、変わった。
たった一人の少女が姿を現した、ただそれだけのことで。

ＣＣさくら「こんばんは、皆さん」

貴子「こ…ッ」
朱美「この子が、カードキャプターさくら…！！」
霞「すごい…萌えがまるで、XBOX360の発熱のような…ッ」

最後に、ひっそりと柴崎が降り立った。
カンナを除けばこの中で最も背の高い唯一の男性が、縮こまっている。
柴崎は俯いたまま、ＣＣさくらの後ろに立った。

知世「（残酷な図ですわ…今から死闘を演じようとする少女同士、
　　　　相手側に憧れの先輩がついています…）」

ＣＣさくら「どうしたの？間合だよ」

ドクン

乃絵美「…行きますッッ！！」

休みボケが今ひとつ解消されない私です。

乃絵美との付き合いも長いですが、もう少しで終わりそうですね。
と言っても数ヶ月は掛かりそうですが。
じっくりと書いていきます。

上げ忘れました。

乙です！
佳境に入りましたな

�@さん乙！
ついにですね。期待しています。

ドックン、ドックンと鼓動が響く。
それは乃絵美のものか、観客達のものか。

さやか「突っかけた…！」

その時。

ピカッ、と一瞬の光。
数瞬後に激しい轟音と振動。

落雷である。建物の中だったので気づかれていなかったが、
外は激しい雷雨に見舞われていた。
そして雷雨こそ、２次元に棲むものの天敵。

四葉「電気が…！」
カンナ「ち、停電かよ！？」
霞「こんなときにッ」

この状態ではＰＣもＴＶも使えない。
乃絵美も動揺し、戦いどころではない。

あずさ「柴崎さん」
柴崎「…」

柴崎の視線の先は、ＣＣさくら。
彼女は少しも慌てず、カードを取り出した。

さくら「星の力を秘めし鍵よ！真の姿を我の前に示せ！
　　　　そして契約の元にさくらが命じる！
　　　　封印解除（レリーズ）！！」

使用されたのは「灯」のカード。
ぼんやりとした灯りが、さくらの姿を映し出す。
アニメ本編でこのカードを使った時の浴衣姿。
その姿に見とれる一同。

次の瞬間、灯りが一面に広がった。
いや、電気が回復しただけなのだが…一同にはそうは思えなかった。

ともみ「戻った…」
シャルロット「あの子が…回復させた…？」

さくら「もう心配ないよ」

美春「な…」
カンナ「ヘッ、あんたが止めたって言うのかい」

知世「（自分の萌えを持ってすれば落雷だって回復できるッッ
　　　　たぶん、さくらちゃんは電気が回復したことも
　　　　偶然とは思っていないですわ。
　　　　一点の翳りすらない地上最萌への自負ッッ
　　　　乃絵美ちゃん…！
　　　　あなたは自分の萌えにそこまで確信を持てますか…！？）」

乃絵美「…ッ
　　　　そ…
　　　　それがッッ　どうしたんですか！！！」

今度こそ、乃絵美は突進した。

乃絵美オンリー同人誌即売会「乃絵美といっしょ」珠玉の同人誌。
暖め続けた立ちＣＧの数々。
カード、フィギュア。
乃絵美を支える、あらゆる萌えが繰り出される。

それをさくらは、悠然と受け止めていた。

音夢「キマってしまいます、あれじゃ…」
知世「脱出けられないですわ、あれは。
　　　勝ちを譲る気ですか、さくらちゃん…？」

あずさ「勝てるッ
　　　　勝てますよ、柴崎さんッッ」

乃絵美の圧倒的優勢にしか見えない展開。
だが柴崎が、この萌合を見た印象は違った。

柴崎「（あの姿…　
　　　　まるで、の○太の泣き言を聞き流すドラ○もんのような…）」

アニメのfate見ました。
うへー、よく動くもんですな。お金かかってそう。
ネギまとかも、あれくらい気合を入れてくれればよかったのに。

また上げ忘れました。

fateメンバーは中国拳法グループか？
とにかく頑張ってください。

ttp://aneken.com/
姉は一級建築士 〜イケない構造設計〜

アイアン・マイケル並に旬なネタだな。

>>1乙です
実は自分は刃牙の原作はよく知らないんですが、ずっと見させていただいてます！

期待保守

柴崎「（俺は何を望んでいる…？
　　　　彼女の勝利…？
　　　　乃絵美の勝利…？
　　　　それとも…）」

乃絵美の優勢は変わらない。しかし。
受け止めていたさくらが、わずかに口元を歪めた。

ナコルル「乃絵美ちゃんッッ！！」
シャルロット「！」
リムルル「姉さまッ」
ミナ「〜ッ」

一閃。浴衣姿のまま、さくらがカードを翻したかと思うと、
乃絵美は吹き飛ばされていた。
彼女が一番最初に使ったカード、「風」の力であろう。
ちなみに建物の中なので、辺り一面惨状。

乃絵美「（うん…ッ　やっぱりスゴい…
　　　　　地上最萌って…ハンパじゃない！！）」

だが、乃絵美もこれまでの乃絵美ではない。
少しも怯まず、先ほど以上の勢いで萌え攻撃を行う。
個人ＨＰの高画質ＣＧ、オフィシャルファンブック、
抱き枕、ワンフェス販売用精密フィギュア。

咲耶「（私の２倍…　いえ…私の４倍は萌える！！）」

あの咲耶にそう思わせるほどの猛攻である。
咲耶だけではない、この場にいた全員が、異常な興奮状態に陥っていた。

ナコルル「（見る者すべてに脳汁を出させる程に…ッ）

だが。


にっこり


そんな擬音が、実体化したかのような笑みを、さくらは浮かべた。
一様に驚く観客達。
そう。
効いていない。あれ程の高密度で重厚な萌えが、何一つとして。

さくら「皆さんに言っておくね」

さくらはおもむろに語りだした。
傍らでは乃絵美が休むことなく萌えを繰り出しているのに、
まるで意に介していない。

さくら「わたしは今、とっても幸せです」
柴崎「…ッ」
さくら「わたしに憧れるだけだった乃絵美ちゃんが、今こうして
　　　　遠慮のない萌えを私に見せてくれています。
　　　　その迅度（更新のペース）ッ
　　　　重量感（高精細）ッ
　　　　秩序（好作画）ッ
　　　　どれも近代萌え業界一流の水準に達しているよ。
　　　　新刊を出すタイミングもいい…」

カンナ「乃絵美の萌えを、まるで春日○空みたいに空気扱いしている…ッ」

さくら「皆さんが育ててくださったんです。ありがとうございます」

一同は言葉もない。

ケロちゃん「お前らなら知っとるやろう。萌えるオナゴには匂いがある」
貴子「…な…」
ケロちゃん「業界中探したってコレほどの芳香には出遭えるもんやない
　　　　　　ワイの好きな香りやで」

さくらは柴崎を見た。ビクッと震える柴崎。

さくら「柴崎さん。もうよしませんか？
　　　　今日…食べちゃおうよ」
柴崎「…　は…
　　　（あの子が喜悦んでる。あんなにも嬉しそうに）」
乃絵美「ハァ、ハァ、ハァ…」
柴崎「（微笑わなきゃ…）」

ハ…ハハ…

柴崎「乃絵美…」
乃絵美「…ッ」

柴崎は泣いていた。理由なんて判らない。
そんなことを考える余裕なんてない。
彼が出来るのは、己の最萌の言葉に従うだけ。
その美形と言っていい貌をピカソの抽象画のように歪ませ、彼はわめいた。

柴崎「さくらを…　喜ばせるんだ！！！！！！！」

ドクン

その言葉に対する乃絵美の感情もまた、複雑だった。
憤怒、悲哀、歓喜、嫉妬、困惑、興奮。
だが、原動力となったことは確かだった。

乃絵美「（喜ばせて見せます…　あなたを！）

乃絵美はコスチュームチェンジ。
その姿は学校の制服でもロムレットの制服でもなく、
薄地の青のワンピース。乃絵美の私服である。
己の、素の萌えを叩きつける―――！！！

しかし。

さくらはそれ以上の速さで着替えていた。
友枝小学校冬の制服、さくらが最も多く使用したコスチューム。
カードも魔法も不要の素の萌えが、容赦なく乃絵美に叩きつけられた。

今回は２週分です。
次回で乃絵美ＫＯですかね？
原作の再現が難しそうですが、頑張りますのでもう少しお付き合いください。

�@さん、遅ればせながら今週も乙です。いよいよ柴崎最後の時か…

失礼、今週事情により更新できないことを
告知してませんでした。来週まで失礼。

来週まで期待して待ってる

保守

さくらの一撃を受けた乃絵美。
数瞬の間で、脳に衝撃が激しく叩きつけられる。

知世「食らってしまいましたわ…ッ！」


ここ、どこ…
気持ちいいな…
あれ…
きたことあるよ、ここ…
どこだっけ…

柔らかくって…
温かくって…
優しくって…

！

乃絵美「って…　闘ってるんじゃない！」
柴崎「乃…」
乃絵美「あうッ…く」

必死に脳の衝動を押さえ込み、距離を取る乃絵美。

さくら「いい反応だね、乃絵美ちゃん」

霞「（動きが完全に消えてる…　まるで格ゲーのキャンセル技のようッ）
貴子「ウチのコスよりも凄い…ッ」

さくら「テキスト２枠分くらい夢を見ていたみたいだね…
　　　　一流同士の萌合はその１枠の奪い合いになる」
ケロちゃん「つまり、お前さんは２回萌え氏んだわけや」

さくらの姿が変わる。

知世「あ、あれはッ！！！」

ピンク基調のワンピース、それとコーディネイトされたおっきな帽子、
手に持つステッキもピンクの柄。
足は白いロングソックスに赤い子供靴、背中には小さな６枚の羽。
紛れもなくＴＶアニメ第１期ＯＰ・ＥＤのバトルコスチューム！
制服を除けば最も登場回数の多い、正にＣＣさくらを代表するコスッ！！

乃絵美「（さくらちゃんの…本気のコスだッ）」

いざ、勝負。

乃絵美もまた覚悟を決める。

カンナ「なんだー！？乃絵美の奴、目を閉じやがったッ！」
霞「ヤる気ね…ッ！私に仕掛けた、アレを！」

乃絵美「（さあ、早く来て！！）」
さくら「甘いよ…」

ふわりと飛翔し、乃絵美に必殺の萌撃を喰らわせんと迫るさくら。

正にさくらが乃絵美に触れたその刹那

乃絵美の姿が掻き消える

直後、さくらの背後に現れる乃絵美

あとは背中に取り付き、乃絵美の最強必殺技を発動させればッ！！

ナコルル「（ダメ…ッ）」

さくらはそれ以上に迅かった。
カウンターで乃絵美の背中に抱きつく。
そこから繰り出される萌えは、ずっと妹でいたいでもあててんのよでもなく、


ちゅっ


後ろからほっぺたに軽く口付けやがった。
ＣＣさくらのこんな技に耐えられるやつはいない。