D.C.P.S. ダ・カーポ プラスシチュエーション

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・さくらシナリオの真実
さくらに纏わりつく桜の呪い、それはさくらが無意識に願ったことを何でも叶えてしまうものだった。
6年前、その力が悪い方向に作用し、さくらの身の回りの人間を傷つけ始めた。
幼いさくらは自身の抱いた憎しみを抑えることが出来なかったのだ。
その悲劇の果てに、大切な人の命をも奪ってしまったさくら。さらに桜の木を植えたさくらの祖母も他界し、
彼女の心の拠り所は、従兄弟であり初恋の相手でもある純一だけになってしまった。
もう初音島には居られない。ここにいれば、また大切な誰かを苦しめてしまう。
さくらは別れ際、純一に約束を求めた。深く傷ついた幼いさくらにとって、それは一人で生きていくための心の支えだった。
だが、三つ目の約束「再開したら恋人になろう」は、純一にとって非常に危険なものだった。
さくらの望みは何でも叶ってしまう。さくらが誰かを好きになれば、誰かに振り向いて欲しいと僅かでも願えば、
次の日にはその相手も自分を好きになっているのだ。
さくらはそういった魔法が純一に降りかかることを恐れ、純一に「自分を好きにならない魔法」を掛け、
そして三つ目の約束を初めとする、6年前の自分に関する記憶の多くを封印した。
純一がシナリオ後半までさくらを異性として意識出来ないのはそのため。
971続き:03/11/24 01:56 ID:???
そうして自身の恋心を隠し、音夢の純一への想いを完遂させてあげようと、度々音夢を挑発するような行為を繰り返した。
さくらは自分自身の存在すら信じられず、桜を枯らすことで己の存在が消えてしまうかもしれないと考えていたため、
最後に何か人のためになるようなことをしたかったのかも知れない。
だが、音夢はそんなさくらを脅威と感じ、卒業パーティーの夜、彼女の目の前で純一の唇を奪ってみせる。
さくらその一部始終を目の当たりにし、想いを打ち明けることさえ出来ない己の立場に深い悲しみを抱く。
そんな彼女を見ていたサクラ(ばあちゃん)は、純一の恋心が本物であることを分かっていたため、
彼にさくらの夢を覗かせ、そこで彼に掛けられていた封印を取り除く。(鍵をカチリと開けるような、っていうあの場面ね)
そうして純一は、初めてさくらを一人の女性として愛することが出来るようになったのだった。

因みに、音夢がさくらに感じている弱みというのは、一つは妹である自分の立場。
そしてもう一つは、6年間さくらが純一宛てに送り続けた手紙を尽く破り捨てていたこと。

また、さくらが6年前の姿で現れたことで、当時さくらに対して抱いていた
不信感(芳乃の魔女が皆を傷つけたという噂)を思い出してしまった、という裏設定もある。
それが「何で、あんな魔女に」や「さくらだけは許せない」の台詞に繋がっている、というのが定説。



PS2追加版のキャラに関しては分かんないです。実はまだソフト買ってないんで・・・(汗
今度出るPS2追加版のVFBに何か書いてあるかもしれないですね〜