SisterPrincess Vol.65

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>>730兄は飢えていた。
「サブキャラとデートがしたい・・・そうだ!!」
>>730兄は、机の、下から二番目の引き出しの奥にしまいこんでいたPARを
引っ張り出して、PSの拡張端子にぶっ刺した。
>>730兄は、早速ぱらめーたーをいじりまくって、サブキャラとのデートを可能にした。

(実際、こんなことはできないけどな。そもそもサブキャラとのデートシナリオ自体ないし。
つまりは単なる妄想だ。PARでいじってできるなら俺もやってみたい)

>>730兄は、佐々木さん、柿の本さん、じいやさん、竜崎先輩、学校の教師・・・
とにかくサブキャラとデート、メールのやり取りを交わし、その中で、佐々木さんとの交流を深めていった。

ある日、>>730兄は佐々木さんを公園に呼び出した。
「話って・・・何?」
緊張した様子の佐々木さん。恐らく呼び出した理由に気が付いているのだろう。
彼女は未だにシスコンくんと呼ぶ。今日は逸れに終止符を打つために彼女を呼んだ。
「佐々木さん。」
「な、何?」
「僕は佐々木さんの事が好きだ!!」
「・・・・・シスコンくん・・・」
「・・・・・」
「わ、私も、その・・・>>730兄こと・・・好き。」
「佐々木さん・・・」

「お・に・い・ち・ゃ・ん・♥」


そして修羅場が待っていた。