現実の世界へ帰れない人達の休憩所

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「現実」か・・・いやぁ、懐かしい響きだ。
最後にリアルで女の子を好きになったのは・・・もう3年も前の事になるか。
何度同じように無駄な想いと時間を浪費したか分からんが、30もだいぶ過ぎた今ごろになってようやく自分というものが見えてきた。

もううんざりだ。疲れたよ。

傷つくのが怖いだけだと言われようと、もうイヤなものはイヤなんだ。
そういう人生を選ぶ奴がいたっていいだろう。別に俺一人独身で居たって世界は廻る。
ギャルゲに浸ってて、誰に迷惑掛けているでもなし。
定職定収入があって、同僚から時折冗談交じりにそんな趣味をからかわれる事もあって、
別にそれでいいじゃん。

可愛い後輩の女の子だっている。
職場では慕ってくれる。
でも、もうその娘に自分の気持ちを明かしたくはない。
「幸せになってほしいよ・・・」と願う事しか出来ない。

でも、俺はそれでいい。
それを選んだのは、自分なんだから。