もえぎの劇場 第2話

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かずみ「お疲れ様でしたー!」

ゆっこ 「はぁー」
ちとせ 「ええか、そういう時はビシっとやなー」
ゆっこ 「そんな事言われても……」
ちとせ 「あーっ、それがアカンっちゅーとるんやー!」
ゆっこ 「あ、かずみ」

かずみ「あ、おつかれー!」
ちとせ 「何や、今日もバイトやったん?
     世間は『クリスマス〜』いうて浮かれとるのに、
     ほんま立派なこっちゃ。いや関心関心」
ゆっこ 「はぁ…」
かずみ「んー? 何か、ゆっこ暗いねー」
ちとせ 「あー、さっき、また中学生に間違われてな?
     それでいじけとる訳や」
ゆっこ 「……いじけてなんかないもん」
ちとせ 「だから、それがアカンっちゅーねん」
かずみ「あはは…。あたしも、良く『中学生?』って言われるけどね」
ちとせ 「かずみちゃんはええねん。
     その二本のしっぽとフラットなお胸が、
     『その筋の専門家をがっちりキャッチ!』ってなもんやで?」
かずみ「………」
ちとせ 「それに引き換え、ゆっこは持ち味を活かしてへんのや」
ゆっこ 「だって……」
ちとせ 「ええか? 眼鏡っ娘ゆうたら、現代の三種の神器の一つや!
     それを有効に活用せずして、明日が開けるか!? 否!!」
かずみ「あはは……。
     ……もしかして、酔ってる?」
ゆっこ 「実は、さっき、カラオケで注文が間違ってたみたいなんだけど、
     ちとせ喉が渇いてたから、一気に飲んじゃって……」
ちとせ 「何をおっしゃいますか?
     不肖、相沢ちとせ、これしきでへこたれるような
     ヤワな鍛え方はしておりませぬ!」
かずみ「あは、あははは………」
ゆっこ 「……はぁ」
ちとせ 「さあ、日本の夜明けは近いぜよ!
     皆の衆、頭が高い! 控えおろう、控えおろう〜〜!」
かずみ「……何か、凄い事になってるね」
ゆっこ 「うん」
クリスマス(・∀・)イイ!
正月のエピソードもキボンヌ(*。Д。)ハァハァ
まだあったんだこのスレ…。
SSを久しぶりに書くか。
保守
穂多琉「充実した冬期合宿だったわね」
恵美  「そうですね」
主人公「………」
芹華  「………」
穂多琉「皆で勉学に励むのって、素敵な事だと思うの」
恵美  「本当に、その通りですね」
主人公「『勉学に励む』って……」
かずみ「あはは……」
芹華  「……なぁ」
穂多琉「ノイズがうるさいわね…」
主人公「…痛い」
恵美  「今年は良い年になると良いですね」
芹華  「そ、そうだな……ハァ」
主人公「……ハァ」
穂多琉「幹事は後日会計報告を提出してね」
主人公「はぁい……」
かずみ「……頑張ってね?」
主人公「……うん」
芹華  「ところで、聞こうか聞くまいか迷ってるんだけど……」
穂多琉「あら、何かしら?」
芹華  「この旅行費って……」
穂多琉「聞きたい?(・∀・)」
主人公「………」
穂多琉「文化祭の…」
芹華  「…いや、やっぱり止め…」
穂多琉「賞品と、売上よ」
芹華  (……聞かなきゃ良かった)
主人公「……結局、予想より多目になってね……」
穂多琉「研修費に充てる事にしたの」
主人公「……ハァ」
穂多琉「もちろん、提案者は彼よ。(・∀・)ニヤニヤ」
主人公「………」
芹華  (……また責任を着せられたのか)
訂正:着せられた→被せられた
恵美  「はい。芹華」
芹華  「…ああ、ありがと」
恵美  「美味しいですね」
芹華  「そ、そうだな…」
穂多琉「あら、良い物を食べてるわね」
主人公「ん、スルメ?」
かずみ「『噛めば噛むほど味が出てくる』、だよねっ」
穂多琉「スルメには日本酒ね。(・∀・)」
主人公「……」
芹華  「……」
かずみ「……」
恵美  「よろしかったら、家のお酒を召し上がって下さいな」
穂多琉「そうね。今度お邪魔させて頂こうかしら」
他三人「(;´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д`;)」
主人公「はぁ…」
穂多琉「……何だか、辛気臭いわ」
主人公(誰のせいだ…)
穂多琉「せっかく女の子の群れに一人だけ男が
     混ざってるっていうのに、そういう表情はどうかと思うの」
かずみ「あははは、そうだね」
主人公「一人って言ったって……」
芹華  「ま、お前が手を出せる訳無いよな」
恵美  「私でしたら、いつでも構いませんよ」
芹華  「ははは…。恵美も言うようになったな」
主人公「。・゚・(ノД`)・゚・。 」
(元旦)

ピンポーン――。

主人公「はいはい。今出ますよー。
     ……どなたですか?」
穂多琉「あけましておめでとう」
主人公「あ、あけましておめでとう」
穂多琉「今、大丈夫かしら?」
主人公「えっ? ちょっと待ってね」
穂多琉「私だけじゃなくて他にも居るから、急いでね」
主人公「え? え? え?」
母   「あら、あなたまだ居たの?
     ……すみませんねぇ、迎えにまで来て頂いたのに、
     この子ったら準備もまだできてなくって……」
穂多琉「新年、明けましておめでとうございます。
     元日からお邪魔してしまい、恐れ入ります」
母   「あら、失礼。明けましておめでとう。
     こんな可愛い子だったら、いつでも来て下さいな」
穂多琉「いえ…。突然お話しして、ご迷惑かとも思いましたが……」
母   「ああ、良いんですよ。どこでも連れて行って下さいな」
主人公「ちょ、ちょっと一体…?」
穂多琉「さ、合宿に行きましょう」
主人公「え? え? え?」
母   「3学期始まるまでには戻ってくるのよ」
穂多琉「それでは、お借りします」
母   「はい、行ってらっしゃい」
主人公「ちょ、ちょっと―――」
穂多琉「さ、逝くわよ」
主人公「何が一体どうなって……」
穂多琉「あなたは、今日から生徒会有志による合宿に参加する事になっているの」
主人公「……何故」
穂多琉「そういう訳で、お母様には、あなたを連れ出す事に御承諾頂いてるから」
主人公「…………」
穂多琉「有意義な合宿にしましょうね。(・∀・)」
俺こないだようやっと3プレイしたんだが、
穂多琉たんのあまりのギャップに笑えるな。
ていうかこれが案外本性なのか・・・?
芹華「あっ…いきそう…いっていい…?」
305名無しくん、、、好きです。。。:04/02/15 16:27 ID:SkbjANxS
>>304
逝ってらっしゃい
穂多琉「ごきげんよう」
主人公「………」
穂多琉「あら、どうしたのかしら? ハトが豆鉄砲食らったような顔していてよ」
主人公「………突然どうしたのさ」
穂多琉「どうもしてませんわ。(・∀・)」
主人公(………どうせ、何か変な本でも読んだに違いない)
穂多琉「独り言は止めた方がよろしいのではなくて?」
主人公「……痛い」
保守(・∀・)
保守(・ω・)ノ■
職人さんの再登場を願ってage!
穂多琉「春休みね」
主人公「そうだね」
穂多琉「もうすぐ三年生ね」
主人公「そうだね」
穂多琉「もう大分暖かくなってきたわね」
主人公「そうだね」
穂多琉「………」
主人公「………」
穂多琉「何か不満でも有るのかしら?」
主人公「……何でこんな時間に和泉さんが僕の部屋に居るのでしょうか?」
穂多琉「愚問ね。(・∀・)」
穂多琉「桜が綺麗ね…」
主人公「……そうだね」
穂多琉「もう…そこは『キミの方がキレイだね』とか言う所でしょう?」
主人公「………キミノホウガキレイダネ」
穂多琉「……心がこもってないわ」
主人公「その様な事実は一切ございません、とだけ述べさせて頂きます」
穂多琉「そう……照れてるのね。(・∀・)」
主人公「……? 携帯なんか出して、どうす…」
穂多琉「夜分すみません。いつものを一つ……ええ、場所は……」
主人公「……出前?」
穂多琉「ええ」
かずみ「にゃはは、御注文の品お持ちしましたー!」
穂多琉「ありがとう。(・∀・)」
主人公「あれ。こんな時間までバイトなの? っていうか、18歳未満は…」
かずみ「あー、あたし今橘さんちで働いてるんだ。だから大丈夫っ」
穂多琉「知り合いなら所得もごまかせるし、お勧めね。(・∀・)」
主人公「………」
恵美  「という訳でして」
主人公「うわっ」
穂多琉「夜桜を見に逝くわよ」
恵美  「うふふ。風流ですね」
かずみ「あたしは、花より団子、かなー。にゃははは」
恵美  「お団子だけじゃなく、お酒も飲んで下さいね」
主人公「………」
313名無しくん、、、好きです。。。:04/03/30 01:27 ID:08CNLntc
もえぎって、鏡守萌木様ではないんでつネッ!!
m(_ _)mスマソ出て逝きます。






ギィ〜・・・パタン



ニヤッ
保守
穂多琉「ごきげんよう」
主人公「また『ごきげんよう』?」
穂多琉「ここの所、暑くなってきたわね」
主人公「そうだねえ…」
穂多琉「はい、コーラ」
主人公「あ、ありがとう……。…何か、妙に優しくない?」
穂多琉「私はいつも優しいじゃない」
主人公「そ、そうだね、ハハハ…」
穂多琉「一気に飲んでね?」
主人公「うん……って、これホット!?」
穂多琉「だって、お腹を壊しちゃ可哀想じゃない?」
主人公「いや、この暑いのにホットコーラ飲まされる方が可哀想だと思う」
穂多琉「ひどい……。わたしから貰った飲み物なんて、飲みたくないのね? よよよ…」
主人公「え、あ、いや、そうじゃないでしょ……」

恵美  「あら? どうなさったのでしょう」
芹華  「何だい、修羅場かい?」
職人さん復活キタ━━━━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━━━━!!!!
いいけど相変わらず穂多琉タンブラックだぁね(w
職人さんには申し訳ないんだが、
穂多琉タソのキャラをもう少しマイルドにして( ゚д゚)ホスィ…
主人公があまりにも可哀想すぎる・・・(つД`)
318月夜見:04/06/14 21:47 ID:???
わたしはいつだってマイルドですよ。
たとえるなら、コーヒーにいれるクリープのように☆彡
>>318
夏にホットコーラを飲ます行為のどこがマイルドなんだか・・・w
穂多琉「さて。ようこそお集まり頂きました」
主人公「みんな、突然でごめんね……」
ちとせ 「まー、突然なのはかまわんけど」
ゆっこ 「わたしは、今日は部活が無いから大丈夫だけど…」
芹華  「……眠い」
恵美  「芹華、梅雨の時期に屋上で寝るのは良くないですよ?」
芹華  「……いや、あんまりいい天気だったから…。つい、ね…」
かずみ「あー、気持ち良いよねー!」
芹華  「……ああ、結構気持ち良いな」
恵美  「もう…。雨でびしょ濡れになっても、知りませんから」
穂多琉「それです!」
ちとせ 「うわ、突然驚くやん」
主人公「今日はまた、キャラが変だね…」
ゆっこ 「…そうかな?」
主人公「…そうでしょ」
主人公「痛っ!」
穂多琉「(グリグリ)……さて、今日の有志一同による『緊急生徒会会議』の議題ですが」
白鳥  「あの……」
穂多琉「発言は挙手の後にお願いします」
白鳥  「は、はい!」
穂多琉「発言を許可します。白鳥君」
白鳥  「あ、ありがとうございます…。
     あの……僕がここに居る理由が分からないのですが……」
ちとせ 「そやな、このメンツにアンタが入ってるの、珍しいな」
ゆっこ 「…部活の事なのかな?」
かずみ「…多分、違うと思うよ」
ゆっこ 「そ、そうなの?」
穂多琉「そこ、静粛に!」
ゆっこ 「は、はい」
穂多琉「さて、白鳥君?」
白鳥  「はい」
穂多琉「貴方がここに居る理由、ですが…」
白鳥  「はい……」
穂多琉「単なる数合わせです」
白鳥  「………はぁ?」
穂多琉「あまり大人数でも困りますが、参加人数が少なすぎると
     会議室の使用許可は下りませんから。申告上の帳尻合わせです」
白鳥  「こ、この俺が……数合わせ……」
矢部  「プヒー! 白鳥も悲惨だねぇ」
穂多琉「心配しないで下さい。貴方も一緒です」
矢部  「やだなぁ。ボクは初めから自覚してるから大丈夫だよ」
穂多琉「そうですか、それなら結構」

ちとせ (……なぁ、また一段と性格悪ぅなってへん?)
主人公(……夏は人を変えるのさ)
かずみ(おっ、大人だねー!)
ゆっこ (え? お、お、大人!?)
御田  (わ、わたくしほどになれば、こ、この位で動揺したりはしませんわっ)
ちとせ (………万理りん………)
職人さん降臨期待sage保守
324名無しくん、、、好きです。。。:04/08/17 18:33 ID:wQeMj7jq
保守
325名無しくん、、、好きです。。。:04/09/17 01:12:17 ID:f1zajhrk
保守
326名無しくん、、、好きです。。。:04/10/06 18:47:56 ID:QszSRRs+
保守
327名無しくん、、、好きです。。。:04/10/11 20:43:38 ID:3FPqyA7c
age
328名無しくん、、、好きです。。。:04/10/12 20:43:19 ID:UTKTTCFO
穂多琉「こんばんは(・∀・)」
主人公「……こんばんは」
芹華  「や、やあ」
恵美  「こんばんは」
穂多琉「こんな時間に突然悪いわね」
主人公「いや、どうせ断ったら明日学校で酷い目に…」
芹華  「だね」
穂多琉「何か雑音が多いわ…」
主人公「痛い痛い」
恵美  「まあ、さすがに逞しいですね」
芹華  「逞しいというより、単に痛みに慣れ過ぎて麻痺してるんじゃないか?」
恵美  「そうなんですか?」
芹華  「多分な」
穂多琉「さて、今日集まってもらったのは…」
主人公「…のは?」
穂多琉「………」
主人公「………」
穂多琉「………」
329名無しくん、、、好きです。。。:04/10/12 20:46:48 ID:UTKTTCFO
穂多琉「……あ。そう言えば、今日は何月何日だったかしら?」
主人公「10月12日かな」
穂多琉「そう……」
主人公「うん」
穂多琉「………」
主人公「………」

芹華  (なあ、どうしても自分から言う気無いみたいなんだけど……)
恵美  (はい?)
芹華  (いや「はい?」じゃなくて……)
恵美  (はぁ)
芹華  (今日、穂多琉ちゃんの誕生日だろう?)
恵美  (そうなんですか?)
芹華  (……そうなんだけどな)
恵美  (興味有りませんから)
芹華  (………)
330名無しくん、、、好きです。。。:04/11/24 22:30:13 ID:FWQa2Xfi
hoshu
331名無しくん、、、好きです。。。:05/01/29 21:40:20 ID:e1YBVxds
捕手
332名無しくん、、、好きです。。。:05/02/24 02:13:42 ID:QE2An+Ob
穂多琉「ところで」
主人公「……何でしょうか」
穂多琉「『ときメモonline』だそうね」 →ttp://www.tokimemo-online.konami.jp/
主人公「『だそうね』って言われても……」
かずみ「これって、出前とかあるのかな〜?」
主人公「……出前?」
かずみ「うんっ。あのね、『オンライン』って事はお客さんがたくさ―――ん
     居るって事じゃない? だったら、『3』をやってくれたお客さんの所にも
     配達しに行けるかなーって。にゃはは」
穂多琉「………」
主人公「うーん……」
恵美  「そうですねえ〜」
芹華  「まあ、あたし達も出られるなら……また出てみても、良いかも知れないな」
ゆっこ (何か、この人誰かと似ているような……) →ttp://image.itmedia.co.jp/l/im/games/articles/0502/24/l_ge_tokio1.jpg
ちとせ (ほっぺのぷにぷに感もなー)
333名無しくん、、、好きです。。。:05/02/24 02:22:06 ID:QE2An+Ob
穂多琉「……そんな事より、大事なことを見落としているわ」
主人公「大事な?」
ゆっこ 「こと?」
かずみ「え? 何? あたし何か言った???」
ちとせ 「! あー……」
穂多琉「かずみちゃん……(にっこり)」
かずみ「な、何かなー穂多琉ちゃん……?」
穂多琉「あのね……」
かずみ「は、はいっ」
主人公「(((;゚Д゚)))ガクガクブルブル」

穂多琉「
      主 人 公 の 中 の 人 な ど い な い !!
                                       」

かずみ「いたたた、痛い痛い痛いー!」
主人公「ギャー」
恵美  「かずみちゃん達は仲良しですねぇ〜」
芹華  「……そうだな」
ちとせ 「まー愛情の形は人それぞれ、やね」
ゆっこ 「皆、何で『連帯責任』で罰を受けさせられてるのをスルーしてるんだろう……」
主人公「いつもの事ですから……(ガクッ)」
334名無しくん、、、好きです。。。:05/02/24 02:27:56 ID:QE2An+Ob
理佳「しつもーん」
万里「何かしら?」
理佳「えっとね、えっとね」
万里「落ち着きなさい」
理佳「うん。あのねー……」
万里「言ってごらんなさい」
理佳「出番まだ?」
万里「………(笑)」
理佳「うっわー。凄い顔ー…」
万里「ちょっと、こちらへ」
理佳「………やだ」
万里「良いから」
理佳「そんな阿修羅像みたいな表情で手招きされてもいやー!」
万里「おいでなさいな」
理佳「いーやー!(ズルズル)」
335名無しくん、、、好きです。。。:05/02/24 13:08:13 ID:UzvbODfo
>>332-334
職人さん乙。りかたんと万里たん悲惨…w
336名無しくん、、、好きです。。。:05/02/25 00:50:17 ID:MAgotGkE
337名無しくん、、、好きです。。。:05/02/25 11:41:33 ID:s5Bru9GY
age
338名無しくん、、、好きです。。。
関係者以外にお教えできません