「うぅ…いっ……」
これほど濡れそぼっているなら、平気だろう。
そんな僕の甘い考えは一瞬に消え去った。
これほど濡れそぼっているにもかかわらず千砂ちゃんの膣内はキチキチにきついのだ。
「い、痛いです……」
苦痛に顔をゆがめる千砂ちゃんに僕は罪悪感を感じてしまう。
「や、やめようか?」
正直言ってこんな良いところでやめたくなんか無い。
だが好きな女の子が苦痛にまみれている姿はもっと見たくない。
そう思った僕がそう声をかけると千砂ちゃんは首を横に振った。
「つ、続けてください……」
「で、でも……」
「たしかに痛いですけど…それ以上に時田さんと一緒になりたいんです」
「千砂ちゃん…わかったよ」
千砂ちゃんの言葉に僕は頷いた。
千砂ちゃんはもうここまで決意しているのだ。
ならば最後までやるのが男としてのあるべき姿に違いない。
だから僕は千砂ちゃんに唇を重ね、そして思いっきり腰を前に突き出した。
ズブズブと僕のモノが彼女の肉壁を押し広げ、奥へ奥へと好き進める。
そしてその途中にあった障壁…千砂ちゃんの純潔の証を引き裂いた。
「ひぃ…くっ……っっ!!」
千砂ちゃんは悲鳴を上げてのぞけった。
僕の胸を両手で押しのけようとする。
だがすでに僕のモノは千砂ちゃんの最奥にまでしっかりと入り込んでいた。
「全部入ったよ」
「はいっ…」
千砂ちゃんは目に涙を浮かべながらも微笑んだ。
「大丈夫? 痛くない?」
「はい、平気です」
気丈に振る舞う千砂ちゃん。
だが痛くないはずはない。
今も千砂ちゃんの秘所からは破瓜の血が流れ出し、千砂ちゃんの純白の胴着に深紅のシミを付けているのだから。
だが千砂ちゃんは、けなげにも言った。
「…動いても……良いですよ」
「わかった…」
千砂ちゃんの真剣なまなざしを見て僕は決意した。
こうなったら最後までしっかりとやることが千砂ちゃんへの誠意なんだ。
「我慢できなくなったら言ってね」
そうささやくと僕は千砂ちゃんの太股に入れた腰を前後に動かし始めた。
ゆっくりと時間をかけて腰を引き、そして押し込む。
「あっ…はっ…んん……」
(千砂ちゃんの膣内、とっても気持ち良い…)
生まれて初めて味わう異性の締め付けに僕は我を忘れた。
千砂ちゃんを気遣ってゆっくり動かしていた腰の動きを徐々に早める。
ニチャ、ニチャ、ニチャ
愛液にまみれた秘所がいやらしい音をたてる。
「ち、千砂ちゃん……」
「…あっ…あんっ…と、時田さんっ!」
千砂ちゃんが白い喉をのけぞらせて喘ぐ。
ぎゅっと、千砂ちゃんの両脚が僕の腰にしがみついてくる。
「はぁ…はぁ…んんっ…はぁあん…」
「うぅ…つぅ…」
もう我慢の限界だった。
僕の腰の裏あたりに射精感が急速に生じてくる。
「千砂ちゃん、もう……」
「だ、出してください…わ、私もう……」
「うっ、ううっ」
「あっ、あっ、ああっ!!」
千砂ちゃんの一際高い嬌声とともに僕は射精していた。
どくどくと吐き出された精液が千砂ちゃんの膣内を満たしていく。
千砂ちゃんは荒く肩を上下させ、疲れ切った僕はぐったりとその体の上に重なり合った。
「ハァハァハァ……」
「ハアハアハア」
しばらくの間、僕と千砂ちゃんの二人の荒い息づかいが、道場に響き渡る。
が、落ち着いてきたところで僕は体を起こすと、千砂ちゃんから離れる。
しどけなく開いたままの秘所から破瓜の血、愛液、そして僕の放出した精子が絡み合い、混じり、
ピンク色の液体となって白い胴着と道場の床を汚す。