う・・・ううん。まぶしいな・・・ハッ!
なんだここは?ベッド、いや、手術台の上?
なんで俺はこんなところに・・・とりあえず起きるか・・・
ギシッ!・・・??なんで手足が縛られてるんだ?う、動けん!!
なぜこんなとこに・・・そうか、ここは医務室。窓からぶら下がって監視してたら頭に血が昇って倒れたのか。
!!!!
ということはもしかしてばれた!?
「ふぉっ、ふぉっ、ふぉっ。小僧、お目覚めのようじゃの。」
やばい!ばれたという事はただではすまない・・・
しかもこの昆布と牛肉とたまねぎの香りがなんともいえない殺伐とした雰囲気をかもし出してるぜ・・・
「何をする気だ!放せ!」
「起きたと思ったらひどい言われようじゃの。せっかく介抱してやったというのに。
まぁ、ここの所退屈しておったんでいい暇つぶしができそうじゃワイ。この年寄りにちょっと付き合ってくれんかのぅ?」
暇つぶしって・・・何をする気なんだ!冗談じゃない、逃げなくては!
「やめろジョッカー!ぶっとばすぞぉ〜」
「これこれ、暴れるんでない。まだ安静にしてないとだめじゃぞ。ちょっと相手をしてほしかっただけじゃい。
しかしこのままではベッドを壊されてしまうのう・・・しかたがない。」
プスッ
や、やめろ、何を注射したんだ!あ・・・意識が朦朧と・・・
まさかこのまま脳改造や人体実験されてしまうのか・・・?くそっ、こんなところで死ぬのか、俺は・・・
「ふ ぉ っ 、 ふ ぉ っ 、 ふ ぉ っ 。
そ う じ ゃ 、い い こ と を 思 い つ い た ぞ い ・ ・ ・」
隊長・・・志半ばで怪人になってしまう俺をお許しください・・・
ハッ!!
??なんだ、今の出来事は・・・夢?
ここは・・・医務室?気を失って変な夢でも見たのかな・・・とりあえず心臓が動いているか確かめてみるか。
「ボヨ〜〜ン」
ボヨン?なんだこの胸の感触は・・・!!
うわぁぁぁぁ!!胸が出てる!!俺はいつの間に女になったんだ!?
「ふぉっ、ふぉっ、ふぉっ。あんまり元気がよすぎるんでちょっとお仕置きじゃ。
どうじゃ?女になった気分は。しかし意外とべっぴんさんじゃの〜。」
なんてことするんだ、このエロジジイヽ(`Д´)ノ ウワァァン!!
こ・・・これからどうすればいいんだ、俺は!?女として生きるのか?
俺、いやわたしは早乙女好子!
男の子の情報ならこの私に任せてくれよ・・・だわ!
トホホホホ・・・