恵美タンと芹華タンに(*´Д`)ハァハァ

このエントリーをはてなブックマークに追加

芹華「ふう、今日は何か疲れたな、早く帰ろう」

恵美「芹華っ!お待ちしていました」
芹華「何だ恵美か、何か用かい?」
恵美「もう!ずいぶんな言い方ですね!せっかく芹華と一緒に帰ろうと待っていたのに…」
芹華「ああ、悪い、今日は少し疲れていたからさ」
恵美「珍しいですね、芹華がそんなに疲れているなんて。あら、その紙袋は何ですか?」
芹華「これか…、ちょっとな…」
恵美「うふふ、チョコですね、芹華は、もてますね」
芹華「茶化すなよ恵美、何であたしに…」
恵美「いいではないですか、同性に好かれる人は、異性にも好かれますよ」
芹華「まあ、どうでもいいけどな」
恵美「わたしも芹華に渡したい物が有るんですよ」
芹華「恵美もか、いいよなんだい?」
恵美「あの…、此処では、渡しづらいんですけど…」
芹華「そうなのか?それじゃあたしの家に来るかい?」
恵美「はい…、それが良いと思います」
芹華「さてと、何だい渡したい物って」
恵美「はい、あのですね…」
芹華「それから最初に言っておくけど、裸リボンとかそんなのだったら要らないからな」
恵美「……………」
芹華(…図星かよ…、ったく何考えているんだか)

恵美「ち、違いますよ!これです!」
芹華「チョコもあるのか…、これって手作りなのか?」
恵美「そうです!わたし初めて作りました、あんまり自信は、無いですけど…」
芹華「恵美が作ったんだったら大丈夫だって。それじゃ味見を…」
恵美「美味しいですか…?」
芹華「ん…、何か舌が痺れるような…。これって何が入っているんだい?」
恵美「別に変わった物は、入って無いと思いますよ、レシピどうりに作りましたから」
芹華「そのレシピは、どこで見たんだい?」
恵美「はい、和泉さんから頂きました」
芹華「穂多琉ちゃんからだって!そのレシピ今持っているかい?」
恵美「はい、これですけど」
芹華「ちょっと見せてな、えっと…材料は、チョコレートブロックと生クリーム、それと超ガラナエキス…」
恵美「何か変ですか?」
芹華「えっと、そのあれだ、超ガラナエキスってどの位入れたんだい」
恵美「ああ!それでしたら和泉さんに頂いた物を全部入れました。これを入れるとチョコが美味しく成るんですよね」
芹華(何考えているんだよ!穂多琉ちゃんは!!)
穂多琉「あら、橘さんこんにちは。ヴァレンタインはどうだったかしら?めくるめく夜を過せたかしら(・∀・)」
恵美  「あの…、わたし達は、そんなのでは…」
穂多琉「ふーんそう、あれがどんなチョコか、知らないなんて言わないわよね?」
恵美  「はい、存じています…。でもやはりあのような方法では、だめなんです…、わたしは…」
穂多琉「ふっ、あなたには、失望したわ。結果さえ良ければ手段なんてどうでも良い事なのに…」
恵美  「和泉さん…」
穂多琉「敵に塩を送るのは、これで最後よ。せいぜい頑張りなさい」
恵美  「今回は、有難う御座いました。それでは…」
穂多琉(絶好のチャンスだったのに、良い絵を撮り損ねたわね。次は四月ね)