1 :
名無しくん、、、好きです。。。:
ニダ
<html>
<MARQUEE direction="right" scrollamount="5">
-= ∧_∧<BR>
-=≡ ( ○ε○)<BR>
-=( つ┯つ<BR>
-=≡/ / //<BR>
-=≡(__)/ )<BR>
-= (◎) ̄))<BR>
</MARQUEE>
</html>
上の10行をメモ帳に書く。
↓
名前を付けて保存。
↓
保存したファイルの拡張子を.htmlに変更。
↓
ブラウザで開く。
↓
(・∀・)走る。
3 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/23 14:22
守村ってメガネでしょ?
4 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/23 14:24
メガネいいーーーーーーーー!!
こらこら。。。
6 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/23 14:28
ハアハア・・・(;´Д`)
7 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/23 14:35
メガネ
8 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/23 14:46
応援しません
9 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/23 14:51
居ん歩
メガネ(・∀・)アゲ!!
あげ?
>10
下げとるぞ(w
13 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/23 17:30
ハァハァ
板違いだゴルァ!
まぁ、実はメガネが女だったらここの>>1は神になれるが、
非常に分の悪い賭けだと言わざるを得まい(w
15 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/23 18:39
でも可愛いな、おい。
16 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/23 18:54
ガールズサイドはギャルゲー板でも家ゲー板でもNOなかわいそうなGAMW
しかし何故>1はこのキャラでスレ立てたんだ?
18 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/23 19:05
19 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/23 19:21
人気というほど人気はないが…
夜になるとね…木さんの声が聞こえてくるんだ…
21 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/24 14:39
巨根男age
22 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/24 15:24
ときメモメガネっ子の中で一番可愛いage
23 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/24 19:00
眼鏡将軍
24 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/24 22:11
age
>>21 あの…巨根男ってなんだい?僕のこと?
あ、根が立派だってことかい?
そうだね、木さんは根を痛めちゃいけないんだ…
木さんを支えてるのは根なんだからね。
だから、巨根男っていい言葉だね。
>>22 ぼ…僕が、かわいい??やめてよ、照れちゃうよ…
>>23 …僕の眼鏡、そんなに変かな……グスッ
ムダ毛処理してますか?
>>26 あ、あのね…、僕、まだ……。
…そんなこと聞かないでよ…グスッ
28 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/24 22:36
オナニーしてる?
ハァハァ…杉っ…杉の木さんっ……!
……うわぁっ、
>>28、見ないでーっ
30 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/24 22:38
(;´Д`)ハァハァ
31 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/24 22:46
本スレに誤爆しちゃった桜弥タン(;´Д`)ハァハァ
あ、あの…(;´Д`)ハァハァってなんだい?レスつけるのに困っちゃったよ…
…誤爆?そんなことしたの?
木さん、駄目じゃないか!!勝手にそんなことして!!
33 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/24 22:51
桜弥タン!
本スレおいで、面白いから(w
僕…あっちでしゃべっても…いいの……?
バイト君とかいない?僕をいじめる人とかいない?
35 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/24 22:53
いや、こっちでいい(w
あっちに行くとややこしくなる
36 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/24 22:54
やっぱりバイトに虐められてるのかーーー!!
37 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/24 22:55
バイトは良い奴だってばー( ´Д⊂
>>35 そうですね、僕はこっちにいることにします。
>>36 え、あ、その…バイト君に言わないでね。
僕、「ちくった」って、またいじめられることになっちゃうから…
フフ、どんな風に虐められるのかな?
木工用ボンド舐めてますか?
おい!!
てめえ何ちくってんだよ!!
このウスノロ!!
>>42 ひぁっ!!バ、バイト君!!あの…すいません、僕、その…
>>39 あの…僕、ちくったらいじめられるから…
>>41 な、舐めないよう(赤面
毎晩やってる?
45 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/24 23:00
やってもいいですか
>>44 やってるっていうのは、木さんの世話のことですか?
毎晩というより、僕はいつも木さんの世話をしているよ。
そうしないと木さん、寂しがっちゃうからね。
>>45 いいですよ。水をやりすぎないようにしてくださいね。
桜弥タンを襲ってもいいですか
この前の約束どおり金は用意しただろうなメガネ!
49 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/24 23:07
とりあえず服を脱いでもらおうか。
>>47 あの…襲うって、何をするんですか?
>>48 す、すいません…
ママに言っても「もう今月のお小遣いはあげたでしょ」って言われて…
>>49 ぬ、脱いでどうするんですか?あの…僕…僕…。
いい事しようか
>>52 や、やめてください…。
僕、そんな気は…
あっ、木さんが見てるぅ…
54 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/24 23:16
(;´Д`)ハァハァ…ウッ
>>54 だ、大丈夫ですかっ?!保健室に行きますか?!
あ、でも僕、力がないから保健室まで運んであげられません…
木さんに頼んで運んでもらいましょう…
メガネは裸がユニフォーム
増長したメガネは木に反発し、「もう、師匠づらするのはやめてもらいたい!」と威勢の良い事を言う。
60 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/24 23:32
>59
ワロタ
>>59 もう、師匠づらするのはやめてもらいたい!
SEXさせろや
このスレおもろい(w
>>62 木…木さん…!?君は何の木なんだい?
僕、杉がいいな…
65 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/24 23:37
杉ならセクースさせてもいいのか
SEXっていうのは生殖のための行為だから杉と人間じゃぁできないよ。
でも心があれば…
あ…。12時になる前に寝なきゃ…
すいません、僕もう寝ます。
68 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/24 23:53
おやすみ(;´Д`)ハァハァ
メガネ声だせ無口なヤツは泣かせてみせるぜ!
メガネは「バイトの退治はひとりでじゅうぶん」と豪語する。
油断するバイトに、頭突きの一撃を決めるメガネ。卑怯。
シューマイが勝手に、自分の木を持ち出した事に気づき、怒りにまかせ王子の顔面をぶん殴るメガネ。
苛立つメガネは、木を川に捨てたのだった。
「だれだっていつも調子が良いとはかぎりません、僕はワカメを信じてます」と、わかったような口をきくメガネ。
身体を真っ二つにされ惨殺されたメガネ。あまりの残酷ファイトに絶句する木。
とある町のゲーセンに立ち寄ったメガネと木。そこに、荒くれ者のバイト一味が現れた。
なぜか物陰に隠れてしまうメガネ。
やばい、このスレおもろい。
っつーか木が人になってる
王子は、バイトに友人を殺されていて、その敵を討ちたいという。
そこで、メガネに木を貸して欲しい、と頼む。
だがメガネは、彼に同情して涙まで流したくせに、何故か頼みを断ってしまう。
「やめよう、お前の家族を悲しませたくない!」。
メガネの制止も聞かず、木を狙う敵に、「そんなに私の言う事がきけんというのか!」とバイトの頭部を踏み潰す。
最初に慈悲深い事を言っておきながら、殺し方は残酷だ。
「貴様!木をどこにやったー!」と王子のむなぐらに掴みかかるメガネ。
なんなんだこのスレ(w
バイトはメガネの側近木に顔面を蹴り潰され、惨殺される。
「ひでぇ、こりゃ即死だ!」とワカメも恐れる木のパワー。
83 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/25 00:32
@
頑張れ、木ー!!
木=ボクさんという人物?(w
>85
木は木じゃないとつまんないyo
桜弥タンハァハァ
そこで唐突に、メガネに生き別れになった木がいる、という設定が発生する。
唐突に3のメガネも登場させて下さい。
とらわれの木の前に姿を現すメガネ。
しかし、バイトの返り血を浴びたメガネを見て、悲鳴を上げ、王子に抱き着く。
>89
いらん。まじいらん。
絶体絶命、その時、バイト、王子、そして脇役の皆が助けに来た。
「メガネ、なぜ話してくれなかった、みずくさいぜ」
バイトに、そんな事を言われる筋合いも無いと思うが、涙を流して感動するメガネ。
「いよいよお前を倒す日が来たのだ!!」と筋肉で制服をぶち破るメガネ。
壁に写されたバイトに拳を叩き込む。
「クエックエックエッ きっと倒してやる。鉄壁をも砕く、俺様の木で・・」
まだ修行中だったメガネが麓まで水を汲みに行った時、バイトの集団に因縁をつけられ、
スイカの皮を頭に叩き付けられる。
こえーよメガネタン
背後から、このやろー!とワカメが殴り掛かってきた。
メガネがとっさに振り向いた時、ちょうど肘がワカメの顔面にめり込みワカメは絶命した。
その姿をみて、メガネの何かが切れた。
「殺すつもりはなかったんだーっ!!」と、すべての木を伐採する。
なんなんだよココ(w
声出して笑っちゃったよ。
ワカメーーーー!(w
独り、オナニーするメガネ。しかし、木がメガネのフォームの乱れに気付く。
「フォームが違うんだよ!」恐い顔で言う木。
正しいいつものフォームはこれだよと地面に型を描く。
な・・なるほど!!
そして、メガネの右手の負傷を指摘する木。
「それさえ治ればもとのフォームにもどるよ」
「ど・・・どーも」しどろもどろのメガネ。
100 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/25 01:04
99
>99
(;´Д`)ハァハァ
>96までおもしろかったのに>99でちょっと萎え
正直特に荒らしもなく100まで来てるのが不思議なスレ。
一瞬考えた後、木の顔面に拳撃を加えるメガネ。
「だまれ木!」
「なぐったな・・・」アムロ・レイのような事を言う木。
「メガネは俺の事がもうかわいくないんだ〜!!」
「なんだと!!」
喧嘩をはじめる二人。
「なんとか思い直してくれ、一緒に帰ろう」
と、口では説得しつつも、置いてあったチェーンソーを何故か拾うメガネ。
伐採する気充分だ。
「しまった 火を放たれたーーっ!」
木を逃がしたメガネだったが、自分は火の海に取り残される。
絶望に暮れる木。
>「なぐったな・・・」アムロ・レイのような事を言う木。
ワロタ
桜弥タン木の事好きじゃなかったのかYO!!
「ひいぃーっい、命だけは〜俺には妻と子供がいるんだ〜っ!」
との命乞いに耳もくれず、手刀でバイト背中を貫く。
「ひ・・ひどい 妻と子供が居ると言っているのに・・」木。
「この男の言ってる事は嘘だ」メガネ。
「本当だったらどうするんだ!!」木。
「そんな筈は無い」メガネ。
「おまえはただ 殺人を楽しんでるだけだ!」木。
「メガネ、いけない その木を渡してはーっ!!」
と、こんな時に倒置法まで用いて登場した王子だったが、
バイトの一撃で頭を砕かれて絶命する。
倒置法ワロタ
112 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/25 01:56
113 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/25 14:38
応援age
114 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/25 16:16
早くメガネのAA作れよ。
115 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/25 16:28
正直初AA作ろうと思ったけどやっぱ難しいや。
ギコペいじって出直す。
116 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/25 16:55
>>115 AAの詳しい作り方を教えろ。
俺が作る
117 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/25 17:32
>116
とりあえず顔文字板に行ってみれば?
118 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/25 18:26
今からメガネの応援サイトを作ります!!!!!
119 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/25 18:55
「キミはそれだけの素晴らしい力を受け継ぎながら、その力をただ人を殺すための道具に使うつもりかーっ!!」
と王子の優しさに訴える。
その隙にチェーンソーで首をぶった切り、王子を倒すメガネ。
良心に訴え、苦悩するその隙に殺す。恐るべし、メガネ。
事態を重く見た、木は、メガネに酒を飲ませ泥酔させ、井戸に閉じ込めた。
その時、先程の学校の生徒の一人が、金獅子党の前に颯爽と立ちはだかり、叫ぶ。
「みんな、もうバイトの言いなりなんかに ならなくたって良いんだからね!メガネ様が ボクたちを助けに来たんだ!!」
メガネの名前を聞き、笑みを浮かべるバイト。
「木を救いに来たと言ったが、本気で俺達を相手に闘おうというのか・・・この、向かうところ敵なしのバイトと・・」
メガネの正義の怒りのボルテージが、頂点に達するか!?と思いきや、
「い・・いや、僕はここには別の任務で・・・」
と、物凄く弱腰だ。額には汗まで浮かんでいる。
メガネ「いいか、木は言葉を話せないから、何を聞かれても喋っちゃいけねえ」
王子「わかった」
メガネの鉄拳が王子に炸裂する。
「今喋っちゃいけねえと言ったばかりじゃねえか!!」
意外と厳しいメガネ。自分がイニシアチブを取ったからか。
124 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/25 20:38
続きだ(w
学校職員室
一向にバイトを発見出来ないメガネに、業を煮やす先生。
怒りに任せ、木をメガネの顔面に叩き付ける。
「な・・なにしやがんでェーーー!!」
と先生に殴り掛かるメガネ。あっさりと取り押さえられる。
バイト捕獲、褒美の話に湧く一同だったが、メガネが水を差す。
「違うな、あのバイトも・・・」
なにィー!?
「申し上げます、はっきり言って、本物のバイトは僕も含めこの五人が歯が立つような相手ではありません!!」
と、いきなり、戦った事はおろか、見た事も無い筈のバイトの実力を、推測で偉そうに語るメガネ。
先生は己の拳でメガネの顔面を殴打する。
「自分の手でバイトを捕らえられなかったお前の悔しさは解る。しかし、事件は解決したのだ!!」
「ユーは自分の事しか考えられない、ひどい人だ!!」ワカメ。
「おまえのやってる人助けも、すべて自己宣伝の為にやっているんじゃねえのか!!
お前の事を親友と思っていたが、それも今日までだ!」と王子。
メガネに愛想を尽かせ、去っていく皆。
普段しっかりしてないと、こういうところで信頼を得られない、という良い例である。
皆に罵詈雑言を浴びせられ、ガックリくるメガネ。
「俺はメガネの味方だぜ」
というバカの顔も、どこかよそよそしい。
129 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/25 23:12
なんかよう分からんがオモロイ
「ユー」って口調決まってんのかよ(w
本当このスレイイ
132 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/26 00:22
優良スレage
133 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/26 13:57
_,,,,,............,,,_
,,.‐' ソ ¨ヽ,
/y 、¨ヽ, \
_/ ヽ, ',
| 」´`イ ^Y_ヽ, 1 i
! i1¨  ̄ l}_ヽ, | ;
; |-=、__r 〒' i | },'
`i、 |´トy) { `-' | /
; |ヽー'、__ ¨¨ '| r
`i、 | \ ー'´ ,. t く
; |ハ/ `'=ー' ,-!/个 、
λ ,.‐' / X // ` '- 、
_,,,.-ーァ" /'イ_∧,.‐' / < `ヽ、
r > ,' / l / / / ヽ,
j' ,.‐' {iV ハ/ ソ / i
_,,,,,............,,,_
,,.‐' ソ ¨ヽ,
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! i1¨  ̄ l}_ヽ, | ;
; |-=、__r 〒' i | },'
`i、 |´トy) { `-' | /
; |ヽー'、__ ¨¨ '| r
`i、 | \ ー'´ ,. t く < 貴様!木をどこにやったー!
; |ハ/ `'=ー' ,-!/个 、
λ ,.‐' / X // ` '- 、
_,,,.-ーァ" /'イ_∧,.‐' / < `ヽ、
r > ,' / l / / / ヽ,
j' ,.‐' {iV ハ/ ソ / i
しかし恐いぜ 逃げないぜ 俺たちゃメガネ親衛隊
136 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/27 00:43
>135
ワラタ
とある町。
その町には、僅かばかりだが蓄えがあり、この熱波のなか、人々はなんとか生活できていた。
そこに、原付に乗った数人の族が現れる。
そのリーダーとして、メガネ、登場。
「グワーッハハ どけどけ 皇帝様へご献上の木のお通りじゃーーっ!」
と、意味も無く人々たちを殺していく。
メガネ達は、残り少ない貯えの食料を、木に献上しろ、と奪っていく
「それを持っていかれたらオラ達は飢え死にだぁーっ!」
との人々の抗いにも
「それでは、皇帝陛下の木が枯れても よいと申すか!」
と、チェーンソーで首を跳ねて、問答無用。残酷・メガネ。
その際殺された両親の元へ駆け寄る少女。
何故か、一緒に駆け寄る沢山の植物たち。
「木の道中の間は一切の植物を育てる事を禁止するお触れを忘れたかーっ!木が怖がりなさるだろうーっ!」
と、群がる植物たちをチェーンソーで殺しまくるメガネ。
やめてーと止めに入る少女も、メガネのチェーンソーでぶった斬られる。
女子供にも容赦無し、おそるべし、メガネ。
140 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/27 18:16
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
死体の山を発見し、驚くバカ。
「バ・・・バイト!餓えで死んで、こんなに血まみれになる事なんてあるの!?」
「い・・いや、これは皆、餓えで死んだんじゃない!何者かに殺されたんだ!」
「ええっ!」
血まみれも何も、死体は真っ二つの物まであるのに、餓えで死んだと本気で思ったか、バカ。
やはりバカ。
はばたき学園に付いた一行。
生徒たちに水と食料を配るバイトだったが、彼らの様子がおかしい。
訳を聞こうとした、その時。
メガネの一行が戻ってきた。
貰った食料を隠す生徒たち。
邪魔な生徒をチェーンソーでぶった斬るメガネ。
その姿に、珍しく怒るバイト。
が、皇帝に逆らっていけない!と、生徒たちに止められる。
話を聞くと、皇帝の娘が大の木好きで、年に一度、日本全土で選りすぐりの木を献上する事になっていて、
その運び役がメガネ一派で、皇帝の権力を傘に、好き放題やっているという。
「ひ・・ひどいやつらだ!」と怒りをあらわにする、われらがバイト。
ここは同じ人が書いてんの?
その時。
メガネが隠された食料の存在に気づく。
手を伸ばそうとするメガネの前に、バイトが立ちはだかる。
全く無意味な派手なアクションで食料と水を並べるバイト。
「貴様、このメガネに逆らう事は、延いては皇帝陛下に逆らう事と同じだぞーっ!」
「わが日本の皇帝陛下は、そんな無体な命令はしない!」
メガネ怒りの一撃が、背後からバイトに伸びる。
「バイト!」バカが叫ぶ。
「なにィ・・・!」
バイトの名を聞いて、様子が変わるメガネ。
「バイトじゃないか?俺だよ、忘れたか!?」
「うちの隣に・・たしか、メガネ?」
そう、二人は旧知の仲だったのだ。
ただ、バイトのほうは、かなり記憶が怪しそうだが。
15年前の事を懐かしそうに語る二人。
いじめられっ子だった、幼いメガネ。
「やーいメガネ」と、石を投げつけられる。
そんないじめっ子達の前に、颯爽登場する、幼いバイト。
「やめろ!メガネをいじめると、僕が許さないぞ!」
木といるほうがいいのさ、といじけるメガネ。
そうこうして、メガネから木について学ぶバイト。
「木は何かの役に立っているんだよ」
「そうだね、メガネだって世の中の為に役立っているものね」
「ええっ僕が・・」
「だってこんなに木について知っているんだもん」
それが、どう具体的に役に立つかは、この次点では全く持って不明だが、
凄く嬉しそうなメガネ。
148 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/28 00:06
ちょっと待て15年前って(w
友情が芽生える・・・・かと思えば、
「ヘイ、ユー皆でおしゃれしようぜーっ!!」
の誘いに、迷わず
「OKーーっ」と駆け出してしまうバイト。
「やっぱり僕はひとりぼっちなんだ・・」
と、悲しみに暮れるメガネ
さぞかしバイトの事を怨んだに違いない。
「まさかメガネ、お前か、はばたき学園を襲撃したのは・・」
まさかもなにも、この状況、どう見てもそうだと思うが。
「襲撃ではない、お仕置きだ」
「変わったな、メガネ」
皇帝の権力を傘に悪行三昧のメガネに、バイトの怒りが爆発する!
「ゆ・・許さん!」
その時、バカが皇帝の木に噛みかかった。
「このバカチンーッ!木になんてことを〜〜っ!!」
怒りのメガネが、バカに向けて、必殺のチェーンソーを振り下ろす。
バカをかばおうとしたバイトだったがまとめてぶった斬られる。
>144 そうです。割と適当にやってます。
>148 こちらのミスです。すみません。
まさかレスが返ってくるとはw
なんとなく女性のような印象を受けます。
面白いので暇な時にまたやって下さい。
おお、こっちもレスが返ってくると思わなかったぞ(w
それにしても荒らしも来ない平和なスレだ。
>152 すいません男です。
>154
メガネは好きですか?
156 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/28 12:34
金も名誉も友達も要らぬ眼鏡を誇る快男児!!
その名は自称木の医者・守村桜弥
>157
禿げ藁
ある日、神々は決めた。
世俗的な欲望に染まり、情を忘れ酒色におぼれる人類を
滅ぼしてしまおうと。
木の神「メガネ」は身をもって、精神的な愛情が人類に残されていることを証明するため、人類に愛が満ち溢れていることを信じ、
【首だけの姿となって、人間界に落とされた。。】
あなたと出会うのは、それからすぐ後のことである。。。。
さぁ大変だ!
あなたは、 地球の愛を示す主人公となり、
木の神(今は首だけですが)メガネと 【真実の愛】を
証明しなければなりません!
地球を滅亡から救えるのは、あなたとメガネだけなのです!
でも、世の中にはメガネチックな奴も多く、様々な出会いが
主人公を待っています。
悪の栄えたためしなし
天にかわりて裁きます
この世のメガネは守村桜弥
自称木の医者医療ミス
はばたき学園
その校門をくぐって広い参道をつき進むと
そこにはメガネにたち向かい殉職していった生徒たちの墓がある
雲の流れるその先に
極悪非道の奴がいる
この世のメガネは守村桜弥
許せぬ悪に返り討ち
一つ人々を泣かす非道の輩を
二つ深い怒りで倒してやるぜ
三つ見せよう思案の末のメガネの極意
一悪一滅未だ無し
(;´Д`)!
意味もなく手刀で薪を割るメガネ。
火を起こす木。
「メガネ、はやくたき木を・・・」
そののどかな日常を破って、先程の連中が。
「お願いです、メガネの人 オラ達を助けてください」
「・・・・・」
物言わぬメガネ。「メガネの人」がまずかったか。
日が暮れる−
ここまでのいきさつを聞いた二人。
「それでお前達は私に助けを求める前に 奴らと戦ったのか
・・・奴らに囚われている仲間を救出に行った事はあるのか?」
いきなり、厳しい事を言うメガネ。
「ヘイユー、ミー達は子供だぜ!子供の力であんな化け物と戦うのは無理だ!!」
ワカメ。だが、言ってる事はもっともだ。
失敗=死、ゲームじゃ無いのだ。そこらへんメガネは解って言ってるのだろうか。
「それで仲間を見殺しか」
厳しい!今日に限って嫌に厳しいメガネ。
これは、明確なサボタージュである。
相変わらず面白いなぁ(w
と、正義の味方・拉麺男の素性をばらそうとする、シューマイの口を塞ぐ拉麺男。
「わたしの用心棒料は少々高いぜ」
「マネーを取るのか!みなしごのミーたちから!!」
同情を誘うワカメ。あざとい。だが・・
「金が無いならさっさと帰りな、クソガキども」
メガネのあまりの厳しさに、
「ファッキン!」
とダッシュするワカメ達。
「なぜ助けてあげないのさ!」
と批難する木。
「あの子達は自分たちは子供だから、力が無いからといって甘えすぎている
いくら僕が悪い大人達を倒したとしても、あの子供たちが今の甘えを捨てない限り、
すぐにまた別の大人達の襲撃を受ける事になってしまう」
しかし、現に仲間は殺されてるわけだし、力の差は歴然、メガネの言ってる事はムチャクチャである。
既にそんな悠長な事を言ってる場合ではないと思うが、どうか。
「私だって幼い時に両親を殺され一人で生きてきた・・・・」
出た!これが本心だ!
メガネの人間の出来てなさ、ここに極まれり!
ちなみに、確かにメガネは親を殺されたが、その後すぐ、
木に拾われたので、決して一人では無かった筈だ。
つまり、上の台詞は、彼の被害妄想の産物である。
本スレの妄想もオススメ(藁
自分的にはこっちの妄想が…。
173 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/29 23:14
今日はネタ無し?
>174
本スレで見てきた(w
面白い。
>173 ネタになりそうな変な物を探しに逝ってきます
>177
有難う。是非メガネ関連でとびきりいいものを。
>174
似合うけど、白雪姉でやったほうが似合うと思った。
>179
ポーズ的にねぇ。
181 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/03/30 23:45
敬語だったら萌え
第一話「白いメガネの女はいるか」
場面はとある料理店の前
ざっざっざ・・・)
そこに現れる1人の男がつぶやく
謎のメガネ「ここか・・・ここにいるのか・・・」
そして場面は店内へ。
そこで客は最近世間を騒がせている味魔王の噂話をしている。
なんでも味魔王は白いメガネの女を探し回っていて、手段を選ばず片っ端からさらっていってるらしい。
客A(このところどこの村も不作続きでまいってるってぇのに迷惑な話だぜ。)
客B(ああ、まったくだ。)
そして客の話題はここの店のオヤジの料理はうまいという話に。
客B「そうそう。最高だぜ!それによ!それによ!このジューシーな肉!鳥のうまみが逃げてね〜よ〜」
突然店内に入ってくる現れる不審なマント姿の謎のメガネ。静まり返る店内。
オヤジ「何にしましょうか?」
謎のメガネ「ここに白いメガネの女はいるか?」
オヤジ「き、貴様ァ! 何故白いメガネの女を捜しているっ!?」
謎のメガネ「・・・・・・・」
オヤジ「貴様ァ〜……さては味魔王の手先だなっ!?」
オヤジ「なんとか言ったらどうだぁー!」
オヤジ、突然おたまを振り上げ男に振り下ろす!
カシィィィィン!
謎のメガネは、箸でおたまを受け止める!
謎のメガネ「ペロリ。」
謎のメガネ「鳥のダシに塩、胡椒、ゴマ油・・・隠し味に紅酢を一垂らしってとこか?なかなかいい味だ。」
オヤジ「うっ、ぐぐぐ・・・」
謎の男「おたまは、人を殴る道具じゃない。引っ込めたらどうだ?」
謎の男「・・・その態度を見れば一目瞭然、白いメガネの女はいるんだな?」
オヤジ「貴様などに妻はは渡さんっ!!!」
謎のメガネ「そうか・・・あんたの奥さんが白いメガネの女なのか・・・だが・・・」
そこへ突然モヒカンの男が店内に!
ザコ「味魔王様の御命令だァ!お前の妻をいただきにきた!」
オヤジ「妻をさらって、一体どうしようって言うんだっ!?」
ザコ「貴様も料理の世界に生きる者なら知っていようがァっ!!」
ザコ「味魔王様の御言葉は絶対ィィィッ!! 説明などォ、必要ないわっっ!!!」
オヤジ「どうしても妻を連れてゆくつもりなら、ワシを倒してからにしろっ!!」
ザコ「ならば腕ずくでもォォォ〜〜〜ッ!!!」
オヤジ「くっ・・・!」
そこで間に割ってはいる謎のメガネ!
謎のメガネ「お前らも料理人なら料理でケリをつけたらどうだ? 味魔王なら、そう言うだろうぜっ!!」
結局勝負をすることに。
ザコ「ゆくぞォ〜〜!!この鶏を使って、勝負だァ〜〜!!」
ザコ「クックックッ・・・どうしたァ〜?遠慮しなくてもいいんだぜェ?」
オヤジ「くっ・・・!? うっ、腕が重い・・・!」
ザコ「ヒャッヒャッヒャッ!もう勝負をあきらめたのかァ?ならばこの一撃で楽にしてやろう!」
オヤジ「くっ・・・!」
ザコ「ヒャハハハァ〜〜〜ッ!、トドメだァ〜〜〜〜〜ッ!!!」
謎のメガネ「その勝負!待ったァッ!!」
謎のメガネ「おい、お前ッ!!このオヤジに痺れ薬を盛ったな!?」
ザコ「フンッ、それがどうしたァ?要は勝ちゃぁ〜いいんだよォォ!」
ザコ「料理は勝負ゥゥッ! 料理は力ァァッ! それがッ!! 味魔王流だァァァッ!!」
謎のメガネ「違うッ!そんなものは料理じゃないッ!!」
謎のメガネ「俺が本当の料理ってものを、教えてやるぜッ!」
謎のメガネ「いくぞォーー!! いざ!! クッキング・バトル!!!」
クッキングバトル開始
ハジマタ!(・∀・)
バトル中回想シーン
???「どうした?そんなことでは一人前の料理人にはなれんぞ!料理は力だ!お前もわしの息子なら、もっと強くなれぃ!」
謎のメガネ「ちがう!」
謎のメガネ「料理は力じゃない!・・料理は心だッ!人を幸せにしようとする・・心だッ!!」
謎のメガネ「色即是空、空即是色、人は生きるために食うのではない、食うために生きるのだッ!」
謎のメガネ「そして、料理で人を幸せに導くのが料理人の務めッ!これ即ち、食為天の極意なりッ!!」
ザコ「なッ!何だ?あの男を中心に自然界の力がみなぎっているゥゥゥ〜ッ!」
謎のメガネ「拳よッ! 俺に力を貸してくれッ!! うおおおおおおおあああああッ!!
全身金色に輝く謎のメガネ!
謎のメガネ「かああああああああああああああああっっ!!!!!!!」
謎のメガネ「料理人心得その一ッ!料理人は人に幸せをもたらすべく、常に己の腕を磨かねばならないッ!」
ザコ「この技は、まさかぁ・・・まさかァァァァァァッ!!」
謎のメガネ「お前の負けだ。帰って味魔王に伝えるがいい。」
謎のメガネ「お前の料理は間違っている。いずれ、この俺がそれを証明してやる!・・・とな。」
ザコ「貴様ァッッ!」
謎のメガネ「それから、お前たちが探している白いメガネの女はここにはいなかった。」
謎のメガネ「俺の作ったこの料理がお前の邪な心と記憶を消し去るだろう・・・」
ザコ「誰がそんな料理食う・・・・・・あああっ!!? て、手が勝手に動くゥ!!この料理を食いたくてしかたがねぇ!!」
ザコ「パクリ。」
ザコ「こっ、この味はァァァ〜ッ!(中略) 走る・・走るぞ!・・・走る、走る!・・・うわああぁぁ〜〜!」
謎のメガネ「誰か、こいつを外に出しといてくれ。」
謎のメガネ「俺がつくった料理を奥さんに食わせてやりな。少しは体が楽になるはずだ。」
謎のメガネ「・・・じゃあな。」
オヤジ「待ってくれ!あんた、一体何物なんだ・・・?味魔王とはどういう関係が・・・」
謎のメガネ「・・・俺の名はメガネ。味魔王は・・・・・・・・俺の父親だ。」
そして満月をバックに去るメガネ
第一話 終
次回予告
女の声「当たり前ェ!当たり前ェ!!当たり前ェェ!!!」
味魔王の弟子を名乗る美人料理人お嬢(仮)!
彼女の料理に、重大な欠点を見出したメガネが彼女に言った言葉は?
怒り狂ったお嬢(仮)の必殺技がメガネを襲う!
次回!クッキングファイターメガネ、第二話!
「この料理は辛すぎる。」
振り下ろす包丁にも、愛を込めて・・・!
味っ子キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
いや、味ッ子だけじゃなく、北斗の拳くさいとこもあるぞ(w
とりあえずこれ書いてる人、小波に行って
シナリオ書いてきて(w
第二話「この料理は辛すぎる。」
場面はとある料理店の前・・・
ざっざっざ・・・(足音)
そこに現れる1人の男がつぶやく・・・
メガネ「ここか」
メガネは、この店に味魔王の弟子を名乗る料理人がいるとオヤジから聞いてやってきたのだ。
メガネ「味魔王もビックリ究極超飯店?」
店内に入ると、客Aと客Bがここの料理はうまいと話しています。
厨房でこの客の会話を聞いた噂の料理人お嬢(仮)。
お嬢(仮)「フンッ! アタシの料理が美味いだってェ〜!?」
お嬢(仮)「チッチッチ・・・そんなことはぁ〜」
お嬢(仮)「当たり前ェ! 当たり前ェ!! 当たり前ェェ!!!」
お嬢(仮)「なんてったってこのアタシはあの味魔王にも認められたほどの腕前なんだよ!?」
メガネ「フッ・・・」
突然現れるメガネ。
お嬢(仮)「あんた、見ない顔だね。その格好から見ると料理人みたいだけど・・・」
お嬢(仮)「アタシの噂を聞いて味を盗みにきたのかい? 御苦労なこったねぇ〜。」
お嬢(仮)「でもそんなことは無駄、無駄、無駄ァァーーッ!自信をなくすのがオチだよっ!!」
メガネ「ふっ、たいした鼻息だな。味魔王もビックリだと?」
メガネ「おもしろい! ならばお前の得意料理を! 見せてもらおうかっ!!」
お嬢(仮)「フフッ、アタシの得意料理ィィ〜〜?」
お嬢(仮)「いいわよ! 見せてあげるわっ!このスパイシー・お嬢(仮)の究極の得意料理をねっ!!」
お嬢(仮)「さあぁ!食べて驚けぇ! これがアタシの得意料理! 名づけて! 活火山麻婆豆腐!!」
メガネ「パクリ。」
メガネ「こ・・・これはっ・・・!挽肉の旨み、豆腐の下ごしらえ・・・ともに完璧だ。
山ほど振り掛けられた山椒が火山灰、肉汁たっぷりの挽肉が溶岩。
そして、中をくりぬいてトマトソースを詰め込んだ豆腐と煮えたぎったスープがマグマを表しているのか・・・
さらに、ふんだんに使った豆板醤の辛さで今にも頭が大噴火を起こしそうだっ!!
うわあああぁぁぁ!!!! これはまさしく、噴火寸前の活・火・山!!
美味いっ・・・!美味いぞおぉーーーー!!!!!!」
メガネ大噴火。
お嬢(仮)「どうだい、アタシの究極の料理は? 美味くって、ぐうの音も出ないだろ? んん〜?」
メガネ「・・・ダメだな。まるでなっちゃいない。」
お嬢(仮)「何ィッ!?」
メガネ「ダメだ、と言ったんだ。この料理は辛すぎる。」
そのまま立ち去るメガネ。
お嬢(仮)「おい、待ちやがれ、この眼鏡野郎!!」
場面は店の外へ。
お嬢(仮)「アタシの料理にケチつけてタダで帰れると思ってるのかい!?」
メガネ「なんだ? この店はマズイ料理を食わせた上に客にケンカを売るのか?」
お嬢(仮)「てっめぇ〜・・・!! 味魔王さえも認めたこのスパイシー・お嬢(仮)様の料理をよりによってマズイだってぇ〜!?」
お嬢(仮)「そんな・・ことはぁ! 物理的にありえない!!!!!」
メガネ「フッ・・・・確かに美味かった。」
メガネ「しかし、お前の料理はマズい。」
お嬢(仮)「???」
お嬢(仮)「何訳のわからないこと言ってんだい!」
お嬢(仮)「でも、そこまで言うからにはよっぽど腕に自信があるんだろ〜ねぇ?んん〜?」
お嬢(仮)「勝負しなっ! 今朝とれたばかりのこの蟹を使って、アタシと勝負だよ!!」
メガネ「いいだろう! お前に本当の料理というものを! 教えてやろう!!」
メガネ「いくぞォーー!! いざ!! クッキング・バトル!!!」
お嬢(仮)「見なさぁぁーーい!! アタシからみなぎるこのパワァァーーーーーー!!!
これがアタシの真の力!味魔王〜〜?そんなものはァ〜・・・・・・」
お嬢(仮)「古い!時代遅れ!ナァァ〜〜ンセンス!!」
お嬢(仮)「アタシこそが最高ッッ!! アタシこそが究極ゥゥ〜〜ッ!!!」
お嬢(仮)「さあ! 今こそ輝け!アタシの全てェェ〜〜〜!!!ぬおおおぉぉぉぉぉ!! 必殺!!スパイシー三連激ィィーーーー!!!!!」
お嬢(仮)「どう?これがアタシの力よっ!!!」
メガネ「フッ料理とは己との戦い。料理とは己を映し出す鏡。慢心し、己を磨くことを忘れたお前の料理はこの上なくマズイッッッ!!」
メガネ「料理は心だ!人をもてなし、喜ばそうとする!心だぁ!!料理は心なりー!!!」
メガネ「ぬおおぉぉぉぉぉぉあぁぁぁぁ!!!!!」
全身金色に輝くメガネ!
メガネ「はあぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・!!」
メガネ「料理人心得その二ッ!料理人は! 決して己が作る料理に、慢心してはならない!!」
お嬢(仮)「慢心〜? これは慢心じゃないわ! 自信よ自信! 溢れんばかりの自信なのよッ!!」
メガネ「自分が負けた理由がわからないか?ならば、俺の料理を食ってみろ。」
お嬢(仮)「アタシが負けるなんて絶対ありえないッッ!そうっ!!絶対ありえない!!!ありえないのよォォォ〜〜ッ!!!! パクリ。」
お嬢(仮)「こ・・・これはッ・・・! この味はァァァ〜〜〜〜ッ!!!(以下略)」
メガネ「己の腕を過信し、食べる者への心遣いを忘れたお前の料理は焼け付くように辛かった。
今のお前の料理を食べて、涙を流して感動する者がいるか!!?」
メガネ「料理に究極はないッ!常に己の腕を磨き、より高みを目指すのが我等料理人の使命!
己の料理を最高と思い込み、研鑚を怠ったのが敗因と知れェ!!」
そしてメガネは、お嬢(仮)が本当は味魔王に会った事もないということを、味付けでわかると見破った。
お嬢(仮)「味魔王の味を知ってる事といい、このアタシを倒した事といい・・・あんた、一体何者だい?」
お嬢(仮)「そっ・・・!その紋章はッ!?」
お嬢(仮)「味魔王流100万の弟子の中でも、最高位の者にだけ許されるという、伝説の紋章!
これこそまさしく味魔王のお墨付き!超龍厨士の紋章!!」
メガネ「俺の名はメガネ。クッキングファイター・メガネだ!」
お嬢(仮)「メガネ! その名前、この胸に刻んだよ! 次は・・・次こそはアタシが勝つからね!」
メガネ「フッ・・・・いつでも相手になってやろう。」
ざっざっざっ・・・(足音)
メガネ「味魔王一体どこにいるんだ!?」
満月に向かって呟くメガネ。
第二話 終
次回予告
メガネ「そ、そのメガネの色は・・・!?」
旅の途中偶然出会った白いメガネの女に、今は亡き母の姿を見るメガネ。
彼女の為に薬膳料理を作ろうとするメガネの前に
謎の仮面料理人が立ちはだかる!
果たしてこの男の正体やいかに?
次回!クッキングファイターメガネ、第三話!
「ワシの名前を言ってみろ!」
復讐の炎で作った料理は苦い・・・!
197 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/04/01 02:33
いつもご苦労様ヽ(´ー`)ノ
あんた、最高や…(w
あの少ない情報からここまで作れるなんて
ほんとにネタ職人の鏡だよ。
がんばれよ〜!
第三話「ワシの名前を言ってみろ!」
場面はとある料理店の前
ざっざっざ・・・(足音)
そこに現れる1人の男がつぶやく・・・
メガネ「少し寄っていくか・・・」
店に入ると偶然にもメガネが白くなっている少女が出迎える。
メガネ「そ、そのメガネの色は・・・!?」
娘「え・? ああ・・・これですか?病気じゃないですよ。3年くらい前から、色が変わってきちゃったんです。」
そこに現れる娘の母。
娘の母「すみません。たいした物もお出しできませんが、ごゆっく・・・・ゴホッ! ゴホッ!」
メガネ「大丈夫か!?」
ここで突然回想シーンに!
メガネの母「ゴホッ! ゴホッ!」
病気の母をメガネが看病している。
そこに、父と兄が帰ってくる。
メガネ「父さんっ! 兄さんっ!」
メガネの母「あなた・・・王子・・・」
メガネの父「そのメガネの色は・・・」
王子「私たちが留守の間にここまで進行していたとは・・・父上っ!!」
メガネの父「うむ! もはや一刻の猶予もならん。待っておれ。今、楽にしてやる。」
メガネの父「これを食するのだ。さぁ!」
メガネの母「うっ!?」
かしゃーん・・・・・・(れんげが落ちる音)
メガネの母「うぅ・・・!!」
メガネ「母さん?どうしたんだい、母さん!?」
ピキーン!!
凍りつくメガネの母!
メガネ「母さんっ!!」
メガネ「母さぁーーーーんっ!!!」
メガネの父「・・・これしかなかったのだ。これしか・・・だが、この死は・・・」
メガネ「ううぅぅ・・・母さん・・・」
王子「メガネ、聞いてくれ。これは・・・」
メガネの父「王子。今のこやつに何を言っても無駄だ。行くぞ!」
ざっざっざ・・・立ち去る2人。
メガネ「ま、待ってくれ、父さんっ! 兄さんっ!」
メガネ「父さんは・・・母さんを・・・・・・母さんを殺したのか?」
王子「メガネ、これはな・・・」
メガネの父「王子!このような女々しい男に説明なんぞ必要ないわッッ!!」
メガネ「答えてくれよ! 父さんッ!!」
メガネの父「ええい!うるさいっ!滝の中で頭を冷やせ!!」
殴りあう二人!
ヒュッ!・・バシッ!
メガネ「うわああぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・・・・!!!!」
ザバアァァァァァァァンン・・・・・・・・・
滝に突き落とされるメガネ!
メガネの父「うろたえおって・・・・・未熟者めがッ!」
王子「父上。メガネには何も話さなくてよかったのですか?」
メガネの父「・・・・王子よ。今宵この時より料理人ヒムロは死んだ!」
メガネの父「これより、ワシは味魔王ヒムーロを名乗り 修羅に入る!!」
王子「はい。しかし、メガネは・・・・・・」
味魔王「ワシの息子・・・・お前の弟はあの程度のことでは死なん。」
味魔王「もし、這い上がってこれんようなら、そのときは見限ってしまえィッッ!!」
王子「・・・はい。では、参りましょう。」
ざっざっざっざっ・・・・・・
立ち去る2人。
回想終わり。
過去を思い出していたメガネ。
娘の母親に薬膳料理を作ろうと言い出す。
メガネ「俺の名はメガネ。旅の料理人だ、もしかしたら、君の母親を少しは楽にしてやれるかも知れん。」
娘「あ、ありがとう。私の名前はみなこ(仮)。見ず知らずの私たちのために・・・なんてお礼を言ったらいいか・・・」
メガネ「気にするな。俺の母親も同じ病に犯されていてな・・・人事とは思えないのさ。」
メガネ「よし!それじゃあ、厨房に案内してくれ。」
謎の声「待てえぇぇぇい!!」
メガネ「何!?誰だ!!?」
メガネ「上よ! ほら!あそこ!」
突如現れる黒頭巾に黒マントの男!
???「ワシの名など、どうでもよい。」
???「フン! 話は聞いておったわ!そこの小僧が何か作るようだがそんなものは豚のエサも同然ッ!!」
メガネ「なんだとォッッ!!貴様ッ! 何様のつもりだっ!!」
???「ほう? 怒ったか? ならば、どうするゥゥッ!?」
メガネ「味で勝負だッ!! お題は薬膳! スッポンを使った薬膳料理で勝負だ!!」
???「面白いっ!! その勝負受けて立とう!!!」
メガネ「いくぞォーー!! いざ!! クッキング・バトル!!!」
メガネ(くっ・・・この男、なぜ動かない?何を考えているんだ!?)
メガネ「おいっ、貴様ッ! やる気がないのかッッ!!?」
???「吠えるな。小僧ッ!! 貴様ごときの料理、この一品で粉砕してくれるわッッ!!」
???「見よッ!! 真の味力をォォォッッッッ!!!」
???「生者必滅!死者割烹!活殺自在!人業剣!!!!」
みなこ(仮)「ああっ!! 何なの、これは!?食材が・・・・食材が輝いているっ!まるで生き返ったかのように輝いているわっ!」
みなこ(仮)「あの調理されたスッポンたちの表情・・・そう、あれは料理されたことに満足している表情だわ。
この香り・・・自分達の味を100%引き出してくれた料理人に心からお礼を言っているのね。
そして、あの山海珍味の数々・・・
食材の味を極限まで引き出し、今は亡きスッポンたちを弔っているかのようだわ・・・
ああ、聞こえるわ・・・食材が喜んでいる!食材が笑っている!!
これはまさに成仏料理!死んだ食材さえ活かすなんて・・・この人は一体・・・?」
メガネ「くっ! そ、その技はァァ・・・ッ!!!」
???「フンッ、勝負ありだな。わざわざ採点するまでもあるまい。」
???「どれ。ワシが味見してしんぜよう。」
???「パクリ。」
ほほぅ・・・お前も少しは薬膳というものがわかってきたということか・・・がしかし・・・・・・・
こんなもので薬膳を極めたなどと思われては迷惑千万ッ!!! 真の薬膳への道はッ!!まだまだ程遠いわぁ!!!!
???「こんなもので人を救おうなどと片腹痛いわッッ!!」
???「・・・が、死んだ食材さえも活かすことができるワシの料理ならば、病人を治すことなど朝飯前よ。」
みなこ(仮)「そ、そうね・・・でも・・・」
???「しからば、母上殿。この料理を食べるのだ。」
メガネ「待てッ!!その料理はッ・・・!!!」
かしゃーん・・・・・・(れんげが落ちる音)
みなこ(仮)の母「うぅ・・・!?」
みなこ(仮)「お母さんっ!?」
ピキーン!!
みなこ(仮)「な・・・何よ、これ? 何なのよ、これはっ!!?」
メガネ「貴ッッ様ァァァァ!! まさかとは思っていたが、やはりッ!!!!」
味魔王「フンッ。メガネェッ!!ワシの名前を言ってみろォォォッッッ!!!!!」
メガネ「親父ィィィッッッ!!!」
味魔王「息子よォォォッ!!!」
殴りあう二人
メガネ「あああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・!!!!」
味魔王「はぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!どうした我が息子よ!まだまだ修行が足りんぞォォ!!」
メガネ「うるさいっ!!貴様に息子呼ばわりされる覚えはないッッ!!!」
味魔王「この親不孝者めがっっ!この父の心も知らずしてっ! よくも料理は心だなどとっ! ほざいたものよっっ!!」
メガネ「貴様に何がわかる!!貴様に人の心・・・料理の心がわかるものかぁぁぁ!!!」
メガネ「くらえェッ!!母さんの仇ィィィッッ!!!!」
味魔王「この、大馬鹿者めがッッッ!!!!」
ヒュッ!
メガネ「はぁっ!!」
バンッ!
味魔王「へぁっ!!」
みなこ(仮)「あの親子の間には・・一体何が・・・?」
味魔王(メガネめ・・・あれから少しは・・成長したかっ・・・!?)
メガネ(くっ・・・!やはりこの強さ・・・! 生半可なものではないッ!!!)
メガネ「しかしッッ!!!」
メガネ「いくぞォッ!!もう一度勝負だ!!いざ!クッキング・・・」
ヒュッ・・・!
バン!
しかし突然何かで両腕を封じられるメガネ。
メガネ「こっ・・・これはっ・・・・・!!?」
味魔王「来たか、味四天王。」
メガネ「バカ! バイト! ワカメ!それに・・・それに・・・!!・・・・兄さんッ・・・・・・!!!」
味四天王「我等味四天王、お呼びに従い、ここに見参!!」
味魔王「このあたりの白いメガネの女は、すべて処置をした。次は南だ。いくぞっ!!」
味四天王「ははぁっ!」
メガネ「待てっ!味魔王ッ! バカ! バイト! ワカメ!
みんなっ!そいつと行っちゃ駄目だっ!!兄さん!こっちを向いてくれよっ!兄さぁぁぁぁん!!!!!」
メガネ(もう・・あの頃には戻れないのか・・・・!?)
そして母親を殺されたみなこ(仮)は、一緒に連れて行ってくれないかと言い出す。
みなこ(仮)「私見たいの!・・・あなたが味魔王を倒すところを・・・!」
メガネ「辛い旅になるぞ・・・・」
みなこ(仮)「うん・・!・・・・・お母さんの・・・お母さんの仇を!!うう・・うっうっうっっ・・・・・・」
ハオの胸で泣くみなこ(仮)。それを抱くメガネ。
第三話 終
次回予告
「アーヒャヒャヒャヒャ! 久しぶりだなぁ、メガネ!」
味魔王との戦いに敗れ、自信をなくしたメガネに、味四天王バカの魔の手が忍び寄る!
絶体絶命のメガネの前に、突如現れたのは、謎の忍者料理人!!
果たして、彼は敵か味方か?
次回!クッキングファイターメガネ、第四話!
「そうだ。お前は弱い。」
情熱の炎に、魂の油を注いで・・・!
爆笑。
いつもご苦労様w
味魔王は先生だったのか(w
王子が兄貴なのか(w
だめだ、笑いすぎてレスがタイプムスしてしまm
とりあえずGSのドラマシリーズはこれでケテーイだな(w
あっははははは、本当イイ!!本当イイ!!頑張れー
第四話「そうだ。お前は弱い。」
場面はとある料理店の前・・・
ざっざっざ・・・(足音)
そこに現れる1人の男がつぶやく・・・
メガネ「ここか・・・・」
暗雲立ち込め、雷が鳴り響く岩山・・・・
その鍾乳洞の奥深く・・・
そこで玉座に座り、肘を突いて呟く男がいた・・・その名は味魔王!
味魔王「メガネめ・・・相変わらず料理は心などと・・・・女々しいことを言いおって・・・・!!」
王子「・・・・・」
味魔王「ん? 王子よ。何か言いたそうだな?」
王子「いえ。力なき心など無意味だと言うことは私も承知しております。」
それに賛同するバイト。
ワカメ「・・・・・・しかし、彼はあきらめない。」
バカ「そうッ!だからこそ今のうちに!!」
味魔王「よいか!メガネをここに近づけてはならん!!近づけては、ならんぞ!!!」
みなこ(仮)「メガネ・・・」
みなこ(仮)(味魔王ヒムーロとの戦いから一週間・・・・・・
メガネは、自分の母を殺した実の父、味魔王に負けたショックから、立ち直れず苦しんでいます・・・・・
メガネ・・・頑張って!・・・メガネ!!)
メガネ「何故だ!?・・何故この包丁が・・・・振り下ろせないんだッッ!!!?」
声「アーヒャッヒャッヒャッヒャ!」
声「どこを見ている。ここだ。お前のすぐ目の前だ。」
バカ「そうだ!俺様こそは!味四天王が一人!バカ様よ!!」
バカ「アヒャ、久しぶりだなぁ、メガネ。俺様のことは覚えてるよなぁ〜?」
メガネ「お前のその馬鹿づらを忘れようったって無理な話だ。」
バカ「アヒャヒャ、相変わらず威勢だけは一人前だなァ。」
メガネ「お前もオヤジいや、味魔王と同じように白いメガネの女を殺しているのかと聞いているんだァッ!!」
バカ「アヒャヒャヒャヒャヒャ!! メガネェ〜、女の悲鳴はいいぜぇ〜?」
メガネ「貴様ァッ!!」
みなこ(仮)「待って!メガネは今、包丁も握れないのよ!!あなた、そんなメガネと戦ってうれしいの?」
バカ「ああ、うれしいねぇ〜!!俺は弱い者いじめがだぁ〜い好きなんだよぉ〜!!」
バカ「アヒャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!さあ、用意はいいか、メガネェ〜?」
バカ「いくぞ〜! この河馬を使ってぇ! 勝負だァ〜!!」
メガネ「いざ!!」
メガネ&バカ「クッキング・バトル!!!」
クッキングバトル開始
メガネ「くぅっ! ダメだっ!!」
みなこ(仮)「がんばって、メガネ!!あなたならできるわっ!!」
メガネ「できないっ!今の俺に料理はつくれないっ!!」
バカ「メガネ!お前はそれでも、超龍厨士かッ!? たった一度の敗北に耐えられぬお前に、この俺様がぁ!倒せものか〜!!」
メガネ「ダメだ!! 勝てないっ!!」
バカ「なら、お前の負けだァァァッ!!!」
バカ「こねるぞぉ伸ばすぞ〜!? 力が全てだぁ!超絶大馬鹿大震撃〜!!!」
声「その勝負、待ったァァァァッッ!!!」
ヒュッ
メガネ「!?・・・誰だっ!?」
バカ「貴様、何者だ!?」
声「聞かれて名のるもおこがましい・・・東に飢えた人あらば、行って飯を炊いてやる。
西に病人あらば、行って粥を作ってやる。南に太った河馬あらば、これを丸焼きにし・・・北に・・・・」
バカ「ええぇぇぃっ! うるさいっ!!・・・で、貴様はなんなんだ!?」
声「短気な奴め。フッ・・・・まあいい・・・・・・」
声「拙者は世界中をまたにかけ、美食の道を極めんとする名も無き修羅・・・あえて名のれと言うならば・・・そう・・・・・!
忍者料理人・・・短小とでも呼んでもらおうかぁ!!」
みなこ(仮)「へ、変よ、メガネ!あの人、変な人だわっ!!」
バカ「アッ、アヒャー!! その短小が何の用だァ〜〜!!?」
短小「フッ! こういう用だァッッッ!!!」
ボンッ!!
突然辺りが煙につつまれる!
短小「はぁーはっはっはっはっはっ!! この男はもらってゆくぞォッッ!! さらばだッ!!」
みなこ(仮)「・・・メガネ。・・・・・ねえ、メガネ!」
メガネ「こ、ここは?」
どうやらいつのまにか山の裏側につれられてきた模様。
短小「弱き者を助けるのは当然のこと。気にすることはない。」
メガネ「なんだとォッ!! 俺が弱いというのかッ!?」
短小「そうだ。お前は弱い。たった一度の敗北で、自信どころか、料理人の誇りまで失う精神力の弱さ・・・・
そんなことでは味魔王どころか さっきの木偶の坊にも勝てぬわッッ!!」
メガネ「貴様ァッ!!!」
短小「フッ・・・・・・そのすぐ熱くなる性格もお前の未熟さの証よ。」
短小「ハァッ!!」
ヒュッ! ビリッ!
メガネの紋章をとりさる短小!
メガネ「何をする!?それを返せっ!!」
短小「フンっ!・・・今のお前に超龍厨士の資格なしっ!!
ちょうどいい・・・この裏山には、お前のような軟弱者を鍛えなおすのにうってつけの場所がある・・・・・
もし・・・拙者に追いつけたら、この紋章は返してやろう。・・・・・来いいィィィィィィ!!!!!!」
短小「ふむ。追いついたか。」
短小「それッッ!!」
ヒュッ・・・!
シャキーン・・・!!
飛んできたりんごを空中で切るメガネ!
メガネ「き、切れたっ!!?」
短小「お前は味魔王の力におびえる余り萎縮していたのだ。そんなことでは持っている力の100分の1も発揮できんぞ・・・」
メガネ「あ、あんた・・・・」
短小「無心だ。無心になれ、メガネ。」
短小「一意専心。ただ一心に包丁を振るえば勝利は自ずと見えてくる。」
メガネ「あんた・・・・まさか、それを俺に教えるために・・・・・・・」
ボンッ! 煙。そして紋章を返すと言い出す短小。そのまま無心になれと言いつつ去っていく。
短小「では、さらばだッ! また、会おう!」
メガネ「短小・・・奴は何のために俺にこんなことを・・・・・」
みなこ(仮)「キャッ!?」
メガネ「どうした、みなこ(仮)!?」
バカ登場!囚われているみなこ(仮)。
バカ「いざ尋常に勝負だァァァ!!」
メガネ「フッ・・・・・人質を取っておいて尋常に勝負とは 笑わせるぜッッ!!!」
バカ「そんなことは、どういでもいい!! さぁ、どうする!? やるのか!? やらないのか!!?」
メガネ「いいだろう。俺が勝ったらみなこ(仮)を返してもらうぞ!それと・・・・・味魔王の居場所を教えてもらおうかッ!!」
バカ「アヒャ! 生意気なァ!どうやら、ついさっき俺様に負けたことを忘れたとみえるなァァ!?」
メガネ「フッ!『男子三日会わざれば活目せよ』って言葉もあるぜッ!!」
みなこ(仮)(大丈夫なの、メガネ?まだ一時間しか経ってないわよ!?)
バカ「いいだろう!今度もこの河馬料理で叩きのめしてやるぅ!」
メガネ(短小『無心だ。無心になれ、メガネ。』)
メガネ「いくぞォーー!! いざ!! クッキング・バトル!!!」
クッキングバトル開始
メガネ「我、今こそ悟ったり・・・・! 味魔王への怒りに満ちていた俺の力は、心無き力・・・・!
味魔王への恐怖で萎縮していた俺の心は力無き心・・・!
心無き力は悪!! 力無き心は無力!!
怒り!恐怖!憎しみを捨て・・・・無心になった時! 初めて心技一体の料理が作れるのだッ!!
我、開眼せりいィィィィィィ!!!!!!!!!!」
メガネ「うおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
キラーン!全身金色に輝くメガネ!
メガネ「はあぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・!!」
メガネ「料理人心得その三ッ!味道専心! 料理人はただひたすら!己が目指す味に集中せよ!!!
バカ「なんのぉっ!!超絶大馬鹿大震撃ィィィッッッ!!!」
バカ「あれ?」
バカ「し、しまったぁ〜っ!!片手に人質を持っていてはこの技は使えんんッッ!!」
メガネ「姑息な戦法で墓穴を掘ったようだな、バカ!!」
バカ「くそォォ〜〜!!これで勝ったと思うなよォォ!!」
抱き合うメガネとみなこ(仮)。
メガネ「さぁ、約束通り味魔王の居場所を教えてもらおうか!」
バカ「そ・・・それは・・・・・・・・」
ドーン!
突然現れる王子!
メガネ「に、兄さんっ・・・・・!」
王子「フッ・・・バカを倒していい気になっているようだが・・・どれ。これがお前の作った料理か・・・」
王子「パクリ。」
王子「なかなかの味・・・と、いいたいところだが・・・・・」
王子「てんでなっちゃいないな。こんなものを料理と認めるわけにはいかん。」
メガネ「なんだって!!?」
王子「昔、お前に教えたはずだ。素材を活かせ、と。お前の料理は死んでいる。素材が泣いているぞ、メガネ・・・」
メガネ「なぜだッ!? 俺の料理のどこが悪いっていうんだ!?」
王子「・・・いずれ、お前にもわかる。」
ざっざっざ・・・立ち去る王子。
メガネ「待って、兄さんっ! 兄さんはなぜ・・・・・なぜ、あんな奴と一緒にいるんだっ!?」
王子「メガネ・・・また会おう。」
メガネ「兄さんっ!・・・兄さぁぁぁぁぁぁぁぁんんん!!!!!!!」
みなこ(仮)「メガネ・・・・あの人は・・・・・・・・・?」
メガネ「ああ・・・・味四天王最強の男、王子。俺の兄だ。」
みなこ(仮)「メガネ・・・・・・あなた、お兄さんとも・・・・・・・」
メガネ「言うなッッ!あれは兄さんなんかじゃない。俺の兄さんは強くて、優しくて・・・・・・・・・」
みなこ(仮)「メガネ・・・・・・ごめんなさい。」
メガネ「いや、何もお前が謝ることはないさ・・・・・・・・・・どなったりして悪かったな。」
メガネ「それにしても、俺を助けてくれたあの男・・・・・・・一体何者なんだ・・・・・・・・?」
みなこ(仮)「忍者料理人、短小か・・・・・・また会う事もあるわよ。」
メガネ「そうだな。」
メガネ「味魔王・・・兄さん・・・・・・・・そして・・・短小。旅は、まだまだ長いぞっ!みなこ(仮)!」
二人で朝日を見つめる
第四話 終
次回予告
声「そんな口先だけの愛など!・・・実に・・・実に滑稽ですねぇ!!」
その村は悪魔に魅入られていた。変幻自在の調味料で村人を操る、味四天王バイト。
悪魔の調味料で迫るバイトに、みなこ(仮)は、愛の心で対抗します。
次回!クッキングファイターメガネ、第五話!
「私の想いを受け取って!」
二人の愛を、料理に変えて・・・!
おぉ、次はみなこ(仮)が主役か!
メガネよりも萌えちゃったらどうしよう(w
ていうか、いったい何話まで続くんだ?
とにかく頑張れ!
しかし自分で短小なんていうか普通(w
バカは本当にバカだし(w
全部完結したら同人誌でまとめて出してくれ!
絶対に買いに行くから(w
なんでこんなクオリティ高いのが毎日書けるんだ(w
頑張れー!
あー、本当楽しいよこれ!!ログ保存しようかなw
楽しみにしてるので頑張れーー!!
保全ageです
ていうかなんで兄弟なんだよ(w
短小様マンセー!!
第五話「私の想いを受け取って!」
暗雲立ち込め、雷が鳴り響く岩山・・・その鍾乳洞の奥深く・・・
そこで玉座に座り、肘を突いて呟く男がいた・・・その名は味魔王ヒムーロ!
味魔王「何も知らぬヒヨッコめ・・・・悟ったようなことをぬかしおってからに・・・・!」
バカ「申し訳ありません、味魔王さま。思わぬ邪魔が入ったものですから・・・・・」
味魔王「忍者料理人、短小か・・・・・確かにただ者ではないようだな。」
バイト「クククッ・・・・」
味魔王「何がおかしいのだ、バイト。」
バイト「いえ。昔、メガネが料理を作るのは人の幸せのためだなどと言っていたのを思い出しまして・・・・」
バイト「味魔王様。次はこの私に御命令を。メガネに本当の幸せとは何か教えてやりたいのです。」
味魔王「うむ。わかった。お前に任せよう。」
バイト「ははぁっ!」
そして場面は変わり、メガネ達がとある村にたどり着きます。
そこでメガネは、昼なのに全然人がいないという事を変だと言います。
みなこ(仮)「そうねぇ。みんな、お昼寝でもしてるのかしら?」
みなこ(仮)「そんなことより、私、おなか空いたなぁ。ちょっと、向こうのお店見てくるね。」
メガネ「あっ、おい、みなこ(仮)!気をつけろよ!」
みなこ(仮)「わかってるぅ〜(はあと)」
みなこ(仮)「きゃぁぁ〜〜〜!!!!!!」
メガネ「・・・ったく、何が『わかってるぅ〜(はあと)』だ。全然わかってねぇじゃねぇか!」
ざっざっざ・・・バタンッ!
メガネ「おいみなこ(仮)。大丈夫か?」
みなこ(仮)「メガネ!助けて!」
店に入ると、村人たちに囲まれているみなこ(仮)!
それを見た瞬間!
メガネ「うおおおぉぉぉぉぉぉ!」
メガネ「おりゃっ!!」
村人を殴る!
メガネ「はっ!!」
村人を蹴る!!
みなこ(仮)「メガネ!」
メガネ「もう大丈夫だ。それにしてもこいつら一体・・・」
声「相変わらず大したものですねぇ、メガネ」
メガネ「お前は・・・!? 味四天王、バイト!」
メガネ「村の人たちを操ったのは貴様かっ!?」
バイト「いかにも。名づけて『人操極楽参り』!」
バイト「料理で人を操ることなどたやすいこと。」
メガネ「人に料理を教えることを生き甲斐にしていたお前が・・・・・・・・変わったな。」
バイト「人を思いのままに操る。これ以上楽しいことが他にありますか?」
みなこ(仮)「そ、そんなひどいことって・・・・・・・・・」
バイト「ひどい? 何がひどいというのです?」
バイト「先程の彼らの顔を見たでしょう? 彼らの顔は幸せで満ち溢れていたはずです。
料理で人を幸せにする・・・・すばらしいことじゃありませんか!!!」
みなこ(仮)「そんなの本当の幸せじゃないわ!だって・・・・・だって、あなたの料理には、
ちっとも愛情がこもってないもの!
あなた、すべての調味料を知り尽くしてるって言ったわね。
でも、愛情という最高の調味料を知らないで、よくそんなことが言えたものね。」
バイト「愛・・・・・・? ククッ・・・・フフフッ・・・・・
ハーッハッハッハッハッ!!!!くだらない!! 実にくだらないですねぇっ!!!
愛ぃ〜!!?そんなものが何になるというのですかっ!!?メガネ!あなたは彼女の言葉をどう思いますか?」
メガネ「お、俺は・・・・・・」
バイト「フフフッ・・・・・・・よろしい!」
愛で村人を元に戻してみろと言い出すバイト。
バイト「もし、あなたたちにそれができたらこの場は引きましょう!!」
みなこ(仮)「ハオがあなたなんかに負けるもんですか。 べェ〜だ!!」
バイト「それでは、この海老を使って勝負です!!」
みなこ(仮)「いくわよ〜! いざ!!」
メガネ・バイト「クッキング・バトル!!!」
バイト「さあ見なさい! これぞ我が必殺の味付け! 人操極楽参りィィィィ!!!」
バイト「フフフッ・・・・・いかがです? この甘美な香りは?まるで体がとろけそうでしょう?」
みなこ(仮)「ああ・・・・・なんて、いい香り!! 魂が抜け出ちゃいそうだわ・・・・・!!」
メガネ「みなこ(仮)! その匂いを嗅ぐなっ!! これは・・・・グッ!!?」
みなこ(仮)「メガネ!?」
メガネ「バイト・・・! 貴様・・・・悪魔の調味料を使ったな・・・・・?」
バイト「さすがは、メガネ。匂いだけでよくぞ気づいたものです。そうです!
『人操極楽参り』の正体は悪魔の調味料、ケシの実です!!」
みなこ(仮)「あの悪名高い麻薬の原材料・・・・!!!」
バイト「さぁ、どうしました。メガネ!?愛の力とは、その程度のものですかっっ!!?」
バイト「そんな口先だけの愛など・・・・・実に・・・実に滑稽ですねっ!!!」
バイト「愛・・・愛!・・・・愛ィ!!そんなものは!所詮茶番でしかないのですよぉ!!
ははははっはっはっはっはっは!!!!」
みなこ(仮)「メガネ・・・立って! あなたが負けたら、この村の人達はどうなるの?
それに・・・お兄さんのことや、お父さんのことも・・・・・・立って!・・・メガネ!!
私・・全然あなたの役に立てないけど・・・でも・・・・あなたのことを、心から想うことはできるわ!!」
みなこ(仮)「だから・・・だから・・・・! この私の、ありったけの想いを、受け取って!!」
キュピーン!
メガネ復活
メガネ「うぉぉぉぉぉぉぉああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
メガネ「力が・・・・力がみなぎってくる!!!これが人を想う力・・・・愛情の力なのかあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
キラーン!
全身金色に輝くメガネ!
メガネ「はああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・!!!」
メガネ「料理人心得その四ッ! 愛情は最高の調味料!! 料理人は人を想い! 愛情を込めて!料理を作らなければならないッ!!!」
バイト(こ、この力・・・・! ま、まさかこの娘・・・伝説の超龍厨士、愛の紋章を受け継ぐ者では・・・・!?
しかし・・・包丁も満足に使えそうにない、あの娘が・・・?これは王子に報告する必要がありそうですね・・・)
バイト「バカな! この私が愛情などという得体の知れない調味料に敗れるはずはないっ!!!」
みなこ(仮)「まだわからないの!? 人を思いやる気持ちがない限り、どんな調味料も意味がないのよ!!」
バイト「うるさいっ!! 小娘がわかったような口を叩くなっ!!
こんな料理!こんな料理ィィィ!!こんな料理ィィィィィッ!!!パクリ。」
バイト「こっ・・これはぁっ!!(中略)これが・・・・・! 真の愛の味ですかっ!!?
みなこ(仮)「そ、そこまで言われるとちょっと照れるわねぇ。ね、メガネ?」
メガネ「えっ!? い、いや、俺は・・・その・・・・・・」
バイト「フッ・・いいでしょう。今回はあなたたちお二人の勝利です。しかし、次に会うときはこうはいきませんよ!!」
バッ!
窓から跳んで逃げるバイト!
メガネ「待て!バイト! 味魔王の居場所を・・・・!」
バイト「はっはっはっはっはっははははは!さらばです!また会いましょう!!はっはっはっはっはっははははは!」
メガネ「まぁ、いいさ。ここにバイトが現れたってことは、俺たちが確実に味魔王に近づいてるってことだからな。」
みなこ(仮)「うんっ、そうね!」
メガネ「それより、みなこ(仮)。」
みなこ(仮)「えっ?」
メガネ「いや・・・・その、なんだ・・・・・・・今回は、お前に助けられたな。その・・・・ありがとう。」
みなこ(仮)「や、やだもう、メガネったらぁ!! そんなの当然じゃない!・・・・・私たち・・・・・・・・仲間でしょ?」
メガネ「ああ、仲間だ。それも頼りになる、な?」
みなこ(仮)「フフッ(はあと)」
みなこ(仮)「ねえ、メガネ? 私も超龍厨士になれるかなあ?」
メガネ「はぁ? 十年早ぇよっ。」
みなこ(仮)「もう〜、メガネったらぁ(はあと)」
二人「あはははははっ。うふふふふふっ。あっはははははは。うふふふふふふふっ。」
第五話 終
次回予告
短小「お嬢さん! お困りのようだな。」
連日の戦いに疲れ、病に倒れたメガネ。短小秘伝の、健康回復料理を作るため
みなこ(仮)は一人で森へでかけます。そして・・・・そこで出会ったのは・・・・・・
戦いの中で、みなこ(仮)は自分の隠された力に気づきます。
次回!クッキングファイターメガネ、第六話!
「みなこ(仮)全開!愛のエナジー100%!!」
愛という名の調味料が、疲れた精神の心を癒す・・・!
お疲れ!
今回も笑わせてもらいました。
ぜんぜん話の勢いが衰えないのがすごい!!
このまま最終決戦まで突っ走れー!!
ムネオは出ますか?(無理言うな)
みなこ(仮)の初恋の人として出てきます(ウソ
料理上手なメガネタン(;´Д`)ハァハァ
第六話「みなこ(仮)全開! 愛のエナジー100%!!」
寝込んでいるメガネ。
みなこ(仮)(味魔王の手下との戦いに疲れたメガネは、とうとう病気で、寝込んでしまいました。
こういう時、私が、何か栄養のあるお料理を作ってあげられると、良いんだろうけど・・・・・)
メガネ「う・・・・うぅぅぅん・・・・・・・・・・・」
うなされるメガネ。
王子「お前の料理は死んでいる。」
味魔王「料理は力! 力なのだあぁぁぁ!!」
巨大な影に鷲づかみにされるみなこ(仮)。
メガネ「な・・なんだお前は!?みなこ(仮)を離せ!!」
みなこ(仮)「メガネーーーーーーーー!!!」
メガネ「みなこ(仮)ーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」
メガネ「うわああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
絶叫しながら跳ね起きるメガネ。
みなこ(仮)「あ〜っ、ビックリした! 急に大きな声出さないでよ〜!」
メガネ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
みなこ(仮)「大丈夫?恐い夢でも見たの?」
メガネ「ああ、だいじょう・・・・ゴホッ! ゴホッ!」
メガネ「・・・・・それより、俺・・・・・うわごとで何か言ってなかったか?」
みなこ(仮)「え!? う、ううん! 何も言ってなかったよ!」
メガネ「そうか・・・・・ならいい。」
そして、みなこ(仮)は窓際で外を見つめながら、
みなこ(仮)(私だって・・!・・・・私だって何かしなくちゃ!!)
みなこ(仮)(でも・・・・私にできる事っていったら・・・・・・はぁ・・・何も浮かばない・・・・)
謎の声「お嬢さん!・・・・お困りのようだな。」
みなこ(仮)「だ・・・誰ッ!?」
突然窓の外に逆さ吊りで現れる短小!
みなこ(仮)「キャーーーーーーーー!!!」
短小「はははははっ! 驚かせてしまったようだなッ!!」
みなこ(仮)「あ、あなたは、短小さん!!!」
短小「いかにもッ!! 誰が呼んだか忍者戦士。少女の憂いを拭うため、正義の料理人、短小参上ッッ!!!」
みなこ(仮)「そんなとこにいたら風邪引きますよ?」
短小「心配御無用ッッ!! 忍者は風邪など引かん!」
みなこ(仮)「えっ、本当!?? じゃ、メガネの風邪も治せるかなぁ?」
短小「ん? なんだ、奴は風邪を引いているのか?」
みなこ(仮)「ええ。なかなか良くならないみたいで・・・・・・・」
みなこ(仮)は、自分が何か料理したいが、下手だからと言い出します。
短小「愛情。真心。思いやり。」
短小「君には、君自身まだ気がついていない力がある!」
短小「料理は技術ではない! 心だッッ!!! 相手を想い、誠心誠意、心を込めた料理がマズイはずがあるまい!!
料理は舌だけで味わうものではないということを忘れてはいかんッッ!!」
みなこ(仮)「誠心誠意、心を込める・・・・・」
短小「これは拙者からのプレゼントだ。・・・・・・・・・・メガネを頼んだぞ。」
みなこ(仮)「これは・・・・! 忍法・健康回復料理の作り方・・・・!?」
みなこ(仮)「わぁっ!ありがとう!短小さん!!」
みなこ(仮)(短小さんかぁ・・・・・・)
みなこ(仮)「よおおぉぉぉぉっし! やるわよーーー!!」
場面は変わり、夜の森の中。薄暗い中たった一人で進むみなこ(仮)。
みなこ(仮)「ラーララー、フーフフーン・・・・・♪」
みなこ(仮)「キャッ!」
バタッ。
みなこ(仮)「いったーい、もうっ!!何でこんなとこに石があるのよっ!」
声「ハハハッ!! 大丈夫かい? こんな森の中で女一人じゃ危ないよ!」
そこに現れたのは、お嬢(仮)。
お嬢(仮)「ほら。このキノコ、あんたのだろ?」
みなこ(仮)「あ、ありがとう。でも、あなただって女じゃないですか。」
お嬢(仮)はどうしても倒したい奴がいて、そのための修行にこの森に来たらしい。
お嬢(仮)「男だろ?」
みなこ(仮)「ちっ、違いますっ!」
お嬢(仮)「別に隠さなくったっていいじゃん。」
お嬢(仮)「へぇー、こんなカワイイ子に看病してもらえるなんて幸せな男だねぇ。」
みなこ(仮)「そんなぁ・・・・・(はあと)」
そしてお嬢(仮)が、みなこ(仮)の事を気に入ったから料理を教えるとか言い出します。
お嬢(仮)「こう見えても腕は超一流だよ?」
料理を教えるのに勝負をしようとするお嬢(仮)。
お嬢(仮)「腕は勝負の中で磨くのが一番ッ!!」
お嬢(仮)「料理は勝負さ!!」
みなこ(仮)(うんっ! みなこ(仮)恋の心得、その一。恋は常に真剣勝負。相手に想いを伝えるために全力を尽くすべし!!)
みなこ(仮)(よおおぉぉぉぉっし! メガネのためだもの! みなこ(仮)全開! 愛のエナジー100%!!
恋する乙女のパワーを、見せてやる〜!!!)
お嬢(仮)「いくわよっ!」
みなこ(仮)「いざ!」
お嬢(仮)・みなこ(仮)「クッキング・バトル!!!」
お嬢(仮)「へぇ〜、なかなかやるじゃないのぉ。それじゃあアタシも、ちょっと本気を出すわよっ!!」
お嬢(仮)「ぬおおおぉぉぉぉぉ!! スパイシー三連激ィィーーーー!!!!!」
みなこ(仮)「すごい!すごい、お嬢(仮)!!超一流っていうのは、ハッタリじゃなかったのね!」
そして突然。
みなこ(仮)「キャッ!」
お嬢(仮)「どうしたんだい!?みなこ(仮)!」
みなこ(仮)「あいたたた・・・・足を捻っちゃったみたい・・・・・・」
お嬢(仮)「どれ・・・ちょっと見せてみな。」
メガネ「待てぇっっ!! みなこ(仮)に何をする!?」
突然メガネ現る。
メガネ「胸騒ぎがしたもんでな。心配で来てみたら、案の定お前のピンチだったってわけだ。」
メガネ「それにしてもお嬢(仮)! まさか、こんなところでお前に会うとはなっ!!」
お嬢(仮)「それはこっちのセリフさ!」
メガネ「お嬢(仮)!! よくもみなこ(仮)にケガをさせてくれたなッ! 100倍にして返してやるぜッッ!!!」
みなこ(仮)「待って、メガネ! このケガは・・・・・・・・」
メガネ「いくぞォーー!! いざ!!」
メガネ・お嬢(仮)「クッキング・バトル!!!」
メガネ「くっ・・・・体が思うように・・動かんっ・・・・・!」
みなこ(仮)「メガネ! あなた・・まだ風邪が・・・!?」
お嬢(仮)「どうしたメガネェ〜!? なんだったら、その子に助けてもらったっていいんだよ!?」
みなこ(仮)(短小『メガネの支えになってやれるのは君だけだ君だけだ君だけだ君だけだ君だけだ君だけだ君だけだ』)
みなこ(仮)「うん!わかったわ!短小さん!」
みなこ(仮)「メガネ。私、あなたのようにお料理上手くない。でも、これ以上、一人で戦うあなたを見てられないの!
まだまだ、足手まといかもしれないけど、・・・私、あなたの支えになって、一緒に戦いたいのっ!!
お願い、メガネ! あなたの力になりたいの!!」
メガネ「みなこ(仮)・・・・お前・・・・・!」
メガネ「炎よ燃えろ! 二人の情熱!!」
みなこ(仮)「愛よ輝け! 二人の想い!!」
みなこ(仮)「メガネ・・・私の想いを受け止めて・・・!!」
メガネ「みなこ(仮)・・・俺もお前の事が・・・・・・!!」
メガネ「今! 二人の心が!!」
みなこ(仮)「一つになって!!」
メガネ「我(ウォー)!!」
みなこ(仮)「愛(アイ)!!」
メガネ・みなこ(仮)「尓(ニー)!!!!!」
お嬢(仮)「くっ・・・・・また負けたッ!?」
メガネ「見損なったぞ、お嬢(仮)!」
メガネ「少しは骨のある奴かと思っていたが、素人のみなこ(仮)と勝負して ケガまでさせるとはッッ!」
しかし、みなこ(仮)はそれは誤解だと説明します。
みなこ(仮)が作った料理を食べるメガネ。
メガネ「パクリ。おぉ・・!(中略)・・・元気モリモリ!!!風邪が治ったぞぉーーーーー!!!!!!」
そして誤解だったと悟ったメガネ。
メガネ「お嬢(仮)・・・お前・・・・・」
お嬢(仮)「あのときのあんたの言葉、どんな香辛料よりもスパイシーだったよ。」
お嬢(仮)「だがね。忘れるんじゃないよ、メガネ!あんたは必ずアタシの手で倒してやる!きっと、近いうちにね!じゃあな!」
みなこ(仮)「お嬢(仮)!! 私たち友達よね!!? 私・・・あなたのこと好きよ!!」
お嬢(仮)「私も好きだよ。あんたのそういうとこ。」
お嬢(仮)「けど・・・・・次に会うときはお互いライバルだよ!」
みなこ(仮)「・・・・・・・・うんっ!!」
メガネ「??? なんで、みなこ(仮)とお嬢(仮)がライバルなんだぁ?」
みなこ(仮)「さぁ、ね(はあと) 女の戦いは料理だけじゃないってことかな?」
短小「ふっふっふっふっふっふ・・・。上手くいったようだな。これからお前達は、数多くの困難にぶつかるだろう。
しかし・・お前達の結び付きが本物なら、何も恐れるものはない!! 愛の力は・・・無限大だ!!!!
お前達の成長を楽しみにしているぞっ!」
みなこ(仮)「あはははははっ(はあと)」
メガネ「このぉ〜(はあと)」
バシッ(はあと)
みなこ(仮)「あ〜、やったな〜(はあと)」
バシッ(はあと)
二人「あはははははっ。うふふふふふっ。あっはははははは。うふふふふふふふっ。」
第六話 終
次回予告
「ふっふふふふ・・・・味四天王、ワカメ!推参!!」
料理人とは罪深きもの。メガネの暗い過去につけ込む美しき薔薇、味四天王ワカメ!
忍者料理人・短小の言葉が、メガネに新たなる力を与える!
次回!クッキングファイターメガネ、第七話!
「馬も豚も同じ生き物。」
流した涙が味を深める・・・!
短小様マンセー!!
あー面白かった(´Д`*)
メガネ(;´Д`)ハァハァハァハァ
「馬も豚も同じ生き物。」って、すっげー気になる(w
つかみうまいなー
モチベーション凄いよね(w
よくポンポン毎日浮かぶものだ…。
GSのドラマCD出る時は脚本家になってくれ(w
メガネとみなこ(仮)がバカップルに…
あー本当すごいよこれ(;´Д`)マジ楽しい!!
つーか、よくネタつきないよな!頑張れーー!!
第七話「馬も豚も同じ生き物。」
暗雲立ち込め、雷が鳴り響く岩山・・・
その鍾乳洞の奥深く・・・
玉座に座って肘を突いて呟く男がいた・・・その名は味魔王ヒムーロ!
味魔王「バカに続き、バイトまで倒したか。メガネめ・・・さすがは我が息子・・・・なかなかやりおるわい。」
味魔王「ワシから見ればまだまだ未熟の極み。」
次は王子が行くとか言い出しますが、それを遮ってワカメが「ぜひミーに」と、言います。
王子「ワカメ。なぜ、あのようなことを?」
ワカメ「・・・言いたくありません。」
王子「お前ほどの者がムキになる相手でもあるまい。」
ワカメ「・・・お話したところで、わかっていただけないでしょう。」
王子「そうか・・・では、これを持ってゆくがよい。」
王子はワカメに、メガネの最大の弱点が書かれているというものを渡します。
ワカメ「なぜ・・・? なぜです。あなたは今でもメガネを愛しているのでは・・・?」
王子「フッ、昔の話だ・・・」
ワカメ(王子様・・・。その言葉、信じてもよいのですね?ミーは、メガネが憎い・・・あなたの愛を、
一身に受ける、メガネが・・・!メガネ、ユーは何も悪くない。でも、ミーの心は・・・)
みなこ(仮)「あっ! あった! あったよ、メガネ!!」
そこは、白いメガネの女がいるという、『馬料理専門店 白馬万品』の前。
そして、何故かメガネは顔色がよくありません。
しかしそのまま中へ。
・・・誰もいません。
メガネ「罠か!!」
声「その通り。」
みなこ(仮)「誰!?」
メガネ「この薔薇の香り・・・という事は!」
ワカメ「いかにも・・・! 味四天王、ワカメ! 推参!!」
薔薇を口にくわえて推参。
みなこ(仮)「うわぁ〜、すごい美形・・・!」
メガネ「全てを優雅に美しく振る舞う事をポリシーとしていたあんたが罠とはな。」
ワカメ「馬肉を使って勝負です!!」
メガネ「馬・・・!?」
ひどく動揺するメガネ。
ワカメ「いくぞ! いざ! クッキング・バトル!!」
そう叫ぶワカメの手には薔薇。
メガネ(柳緑花紅・・・)
回想シーンへ。
幼い頃のメガネ、父である味魔王が馬をくれました。
メガネ「よぉーし、今日からお前の名前は柳緑花紅(りゅうりょくかこう)だぁっ!!」
味魔王「柳、瑞々しく生い茂り、花、紅に咲き乱れん。その姿、美しき春のごとし。うむ! 良い名だ!!」
それからメガネは、柳緑花紅と一緒に遊び、どんどん絆を深めていきます。
メガネ「俺がもう少し大人になったら、お前と一緒に世界中を旅するんだ!!」
メガネ「あははははっ! よせったら、柳緑花紅! くすぐったいよ! あはははははっ!」
しかしある日、柳緑花紅は味魔王の手によって肉片と化します。
味魔王「料理人とは常に生命を奪う罪深きもの。馬であろうが、鳥であろうが、命の重さに違いはない。わかるな?」
味魔王「逃げるな、メガネ! お前にはわかっているはずだ。この肉が柳緑花紅なのだ!
さぁ、お前の手で新しい命を吹き込んでやるのだ! 包丁を取れ、メガネ!!」
メガネは反抗します。
味魔王「ええぃ、女々しい奴めっ!」
ぼかっ!
王子「父上っ! やめてください! メガネにはまだ早すぎたのです!!」
味魔王「うぬぅ〜!この未熟者めがっ!!」
メガネ「くぅ・・・できない! 俺にはできない!!」
声「フフフ・・・笑止!笑止千万だ、メガネ!!」
メガネ「その声は短小!どこだ!どこにいる!?」
メガネの頭の上に立っている短小。
短小「どこを見ている?拙者はここだ!!!!」
メガネ「くっ・・・!いつのまに!!?」
ワカメ「怪しすぎる奴・・・ユーは何者だ!!?」
短小「何者だとォ!? 拙者を知らぬ奴がまだいたとは・・・よかろう。教えてやろうッッ!
悪の栄えるところ正義ありッ! 闇に覆われしところ一筋の光ありッ!
名乗れといわれど、名もなき狼。地獄の悪鬼を成敗するため、命を懸ける男一匹。
人は拙者を謎の料理人、短小と呼ぶッ!」
ワカメ「短小・・・? なるほど、ユーか・・・最近、メガネのまわりをうろついている忍者料理人というのは・・・」
短小「いかにも。」
メガネ「何しに来た!?短小!!」
短小「何しに来たとはご挨拶だな。お前があまりに不甲斐ないから、見るに見かねてこうして出てきてやったのだ。」
メガネ「どうでもいいから、早くそこから降りろ!」
そして、飛び降りた短小の講義が始まります。
メガネ「そんな事はわかっているッ!」
短小「わかってるだと・・・?そんな口先だけの理解がなんになる!?
ならば問おうッッ!今までお前が料理してきた食材と、馬との間にどれほどの差があるというのだッ!!?
さぁ、答えろ、メガネ!!」
短小「馬も豚も同じ生き物。命の重さに格差はない!(中略)それが素材を活かすということだッ!!」
メガネ(素材を活かす・・・この男、兄さんと同じ事を・・・)
素材を活かして”活殺自在、人業剣”を身につけろと言い出します。
メガネ「人業剣!?それは、味魔王の技!!」
短小「その通り!味魔王流四千の技の最高峰!見事この技を会得し、父を越えてみせるのだ、メガネ!」
メガネ「そうだ・・・俺は奴を・・・味魔王を越えるんだ!!そして・・・そして・・・!!」
メガネ「うおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
キラーン!
全身金色に輝くメガネ!
メガネ「はあぁぁぁぁぁぁぁ・・・!!」
メガネ「料理人心得その五ッ!料理人は、命の尊さと己の罪深さを理解し!最高の料理を作らなければならないッッ!!!
いくぞォォォ!!!生者必滅!死者割烹!活殺自在!人業剣!!!!」
振り上げたメガネの右手に光が集まる!!
ドーン!!!
そのまま包丁を振り下ろす!!!!
メガネ「で、できたっ!!!」
みなこ(仮)「すごい! すごいわっ!! この肉の輝き、まるで素材が生き返ったようだわ!!
ああ・・・こうして耳を澄ましていると馬の鳴き声さえ聞こえてくるようだわ・・・」
短小「うむ!見事だ、メガネ!!素材を活かす心・・・決して忘れるなよッッ!」
消える短小。
ワカメ(活殺自在、人業剣。味魔王様以外にこの技を伝えられる者がいたとは・・・はっ!ま・・・まさか・・・あの男の正体は!?)
ワカメ(フッ・・・ここまで見事に己の弱点を克服するとは・・・所詮、この戦いもあの方の手の内ということか・・・
戦いに敗れ・・・愛にも敗れるか・・・ミーももはや・・・)
メガネ「さぁ! 俺の勝ちだワカメ! 味魔王の居場所を教えてもらおうか!!」
ワカメ「いいだろう。味魔王様の居場所は・・・ここだっ!!」
突然あたりが真っ暗に!
メガネ「な、なんだ、これはァッ!!? 前が見えないッ!!!」
みなこ(仮)「きゃぁぁぁぁーーーーっっ!!!」
メガネ「みなこ(仮)!どうした!?みなこ(仮)!!」
ワカメ「ハッハッハッハ! 味魔王様を倒したくば、その地図の場所まで来るがいい!それまでこの娘は、預かっておこう。」
メガネ「みなこ(仮)ーーーーーーーーーーーー!!!!!」
そして満月をバックに短小。
短小「決戦の日まであとわずか。メガネ・・・お前が全てを知る日も近い・・・」
第七話 終
次回予告
「助けてぇ!! 助けて! メガネーーーーーーーーー!!!!」
みなこ(仮)をさらわれ、怒りに燃えるメガネ。
我を忘れ、味魔王の元へ向かうメガネを諌めるため、忍者料理人・短小参上!
物語りもいよいよ大詰め・・・
次回!クッキングファイターメガネ、第八話!
「すべては奴から始まった。」
煮えたぎる鍋は、怒りの心・・・!
あの…おもしろすぎるんですけど…(;´Д`)ハァハァ
メガネの頭の上に乗って登場…<短小
ああ、もう最高だよあんた…!!(;゚∀゚)=3
とうとう次回で短小の正体が明らかになるのか?(w
あぁマジおもろいよ、これ。毎日かなり楽しみにしてるぜぇぇぇぇぇぇ!!
主人公(♀)をオカズに自慰にふけるメガネ・・・(*´Д`*)ハァハァ
第八話「すべては奴から始まった。」
暗雲立ち込め、雷が鳴り響く岩山・・・
その鍾乳洞の奥深く・・・
王子「人質とは、らしくないな、ワカメ。」
ワカメ「申し訳ありません、王子様。でも、ミーは・・・」
王子「言い訳はいい。・・・もうさがっていいぞ。」
王子「ワカメよ。この娘、メガネをおびき出すには絶好のエサになる。丁重に扱えよ。」
メガネ「はぁっ!・・・はぁっ!・・はぁっ!・・・はぁっ!・・はぁっ!・・・はぁっ!・・・」
メガネ(待ってろよ・・・みなこ(仮)! すぐに助けてやるからなッ!)
声「待つんだ、メガネ!!」
メガネ「誰だッッ!!?」
短小「頭に血が上った状態で 味魔王に勝てると思っているのかッ!?」
メガネ「うるさいッッ! こうしてる間にもみなこ(仮)は・・・!!!短小!!そこをどけェッ!!!」
短小「この馬鹿者がッッッ!! お前は今までの戦いで何を学んできたのだァッッ!!!!」
短小「味道専心 無心の境地」 空中でリンゴを切るメガネ
短小「相思相愛 愛の心」 手を取り合うメガネとみなこ(仮)
短小「因果応報 業の深さ」 柳緑花紅の肉片を持つ味魔王
短小「この心を忘れた今のお前が味魔王を倒そうなどと・・・笑わせるにもほどがあるッッ!!!」
メガネ「黙れッ!!これ以上邪魔するなら・・・お前を倒すッッ!!」
短小「ええぃっ!!所詮料理人は料理でしか己を語れん不器用な人間ということかッッ!!!」
短小「ならば!」
メガネ「いくぞォ!この牛肉を使って勝負だァ!!」
短小「よかろう!その勝負・・・・承知した!!」
メガネ・短小「いざ! クッキング・バトル!!」
拳を突き出す二人。
満月をバックに岩の上に立つ短小の姿が映し出されます。
そして気合一閃。
短小「ハァッ!!」
短小「パクリ。む・・!?・・・これは・・・(中略)この短小・・・感涙・・・感涙の極みだァァーーーーーー!!!」
短小「拙者と戦って少しは頭が冷えたようだな。」
短小「しかしお前には、まだ教えねばならん事が!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・!!!!!!!!
突然地面が激しく揺れます。
短小「こ、これは・・・! ま、まさか! 早すぎる・・・!」
「グオオォォォォォォォ・・・!!!!!」
地面から巨大な手のひらが生えてきます。
メガネ「な・・・なんだこいつは!?」
メガネ「はっ! こいつはあの夢に出てきた・・・」
短小「味魔神ムネオ。」
短小「そう。すべては奴から始まった。近年の不作の元凶。世界の全てを食い尽くす邪悪な存在。」
短小「そして、白いメガネの女の命を奪う悪の根源。・・・あれはその一部だ。」
短小「世界中の食物を貪り喰い、白いメガネの女の寿命を糧に生きる最強最悪の魔神。」
短小「味魔王が白いメガネの女を探すのも 奴を復活させるためだ。」
短小「見よ・・・拙者達が作った・・・あの料理を。」
メガネ「ああっ!? 俺達の料理が・・・干からびている!?」
短小「奴に旨みを吸い取られたのだ。このままでは世界は奴に、喰い滅ぼされてしまうだろう。」
短小「メガネ。お前はいずれ奴の本体と戦わねばならん。お前が食の世界を守るのだ!!」
短小「奴は料理の旨みを吸い取って肉とする。つまり、奴の体もまた一つの食材なのだ。
食材を葬る術は、ただ一つ。料理だ。料理こそ、奴を倒す唯一の手段なのだッ!!」
メガネ「なるほど!料理か!面白い!ならば、文字通り料理してやるぜ!!」
メガネ「いくぞォーー!!いざ!!クッキング、バトル!!!」
メガネ「くそうっ!!何故だ!?何故俺の技が効かないッ!!?」
味魔神ムネオ「グオオオォォォォォォォッッ・・・!!!!!!」
味魔神ムネオの手のひらに光が集まる!
メガネ「し、しまったあぁ!!」
短小「メガネェーーーー!!!!」
短小「あまたの食材よ!拙者の技で消化せよ!一刀瞬断!!饗死烹斬!!!」
シュッ!
メガネを助け出す短小。
短小「あぶないところだったな、メガネ。」
バックには満月。
ハオ(この声は・・・この包み込むような優しい声・・・どこかで聞いたような・・・それに今の技は・・・)
短小「拙者に呼吸を合わせるんだッッッ!!!」
短小「いくぞおおぉぉぉぉ!!!玄武!白虎!朱雀!青龍!」
金色のオーラに包まれる短小。
メガネ「こ、これはァッ!? 味四天王の力!!」
短小「今だメガネ!!奴の中心部を撃て!!!」
短小「味世界の神々よ・・・今こそ我らに力を与えよ!!」
短小「妖魔封滅!!!」
メガネ「悪霊退散!!!」
メガネ・短小「四聖獣!!疾風怒涛斬ーーーーーーーー!!!!!!」
短小「これで奴は裸になったも同然・・・!後はお前次第だ!行けえぇぇ!!メガネェーーー!!!」
メガネ「いくぞォォォ!!! 生者必滅! 死者割烹! 活殺自在! 人業剣!!!!」
味魔神ムネオ「グオオォォォォォ・・・・・・・!!!!!!!」
短小「よくやった! 見事だ、メガネ!!」
メガネ「あんたが力を貸してくれたおかげさ。」
短小「それは違う。お前から力を引き出したのは 仲間、ライバル、そして強大な敵なのだ。拙者はきっかけを与えたにすぎない。」
短小「お前を愛し、見守ってくれる仲間。」
短小「良き競争相手として、互いの力をぶつけ合うことができるライバル。」
短小「そして、お前の力を極限まで引き出してくれた大いなる敵。」
短小「彼らなくして、今のお前はなかっただろう。それを忘れてはならん。」
メガネ「・・・そうだな。しかし、なぜ俺にここまでしてくれる? あんた一体何者なんだ?」
短小「いずれわかる・・・グゥッ!」
突然苦しみだす短小。血が滴り落ちてます。
メガネ「どうした!?短小!!ハッ・・・!まさか、あの時ッ!?」
短小「心配無用・・・忍者はこの程度では死なん・・・!!それより・・早くみなこ(仮)のところへ行ってやれ・・・!」
メガネ「すまん・・・短小・・・!死ぬなよ・・・!!」
ざっざっざっ・・・
短小「フッ・・・我ながら・・・損な性格をしている・・・!」
メガネ「待ってろよ!みなこ(仮)! 今行くぞ!!」
第八話 終
次回予告
「来い! 我が弟よ!! お前の全てを懸けてッ!!!」
あの優しかった兄さんはどこへ?
変わり果てた、兄の心に打ちひしがれるメガネ!
支えを失ったメガネの胸に、ライバルの魂の声が響く!
今、全ての謎が解き明かされる!
次回!クッキングファイターメガネ、第九話!
「料理は心だ!」
一品の前菜にも、魂を注いで・・・!
俺まで登場させてくれてありがとう(w
いつも楽しみに読んでます。
ねぇ、ハオって誰(w
>274
ミスです
すみません
次で最終回なのかな?
このスレのせいで俺のGSの主人公の名前のデフォルトが
「みなこ(仮)」にケテーーイしちまった(w
どうしてくれるんだ!
作者の人、責任とって完結するまえにみなこ(仮)のフルネームを教えろよ!(w
日比谷も愛読者だったのか(藁
これが終わったらこのスレどうなるんだろう
俺としては新作希望だけど、書くほうは大変だろうしなぁ
ワカメより先に魔人倒しちゃうなんて!
道行く途中で魔人倒しちゃうなんて!!
だって魔王は魔人のために白いメガネの女を…。
はっ。それとも、魔人はまだ死んではいない罠…??!
第九話「料理は心だ!」
ここは味魔王ヒムーロのアジト。いよいよ味魔神ムネオ復活が近いようです。
味魔王「いよいよだ。いよいよ、味魔神ムネオ復活の時が来た。」
王子「はい。アレが復活すれば我らの願望も・・・」
ザコ「味魔王様っ!!メガネが来ましたっ!!」
そして味四天王の最後の一人、王子が向かいます。
バイト「行くのですか?」
王子「ああ・・・」
バカ「しかし、傷の方は・・・」
王子「案ずるな。メガネなどまだまだ私の敵ではない。」
バカ「しかしっ!」
バイト「よしなさい、バカ!王子はもう覚悟を決めているのです。」
王子「バイト、バカ・・・あとは頼む。」
ざっざっざっざっざ・・・
そして場面は変わり、滝のあるところにメガネが来ます。
メガネ「ここは、確か・・・」
王子登場。
王子「そうだ。昔、お前の修行に使った試練の滝。」
メガネ「兄さんっ!・・・いや、味四天王王子!!」
王子「フッ・・・少し見ぬ間に男の顔になったものだな。」
王子「ついこの間までは兄さん、兄さんと情けない顔をしていたものだが・・・」
メガネ「うるさい、卑怯者めっ!!さぁ、みなこ(仮)を返してもらおうかっ!!」
王子「卑怯者か・・・今の私にとっては最高の褒め言葉だな。」
メガネ「兄さんは・・・兄さんは変わってしまった!あの優しかった兄さんはどこへ行ってしまったんだ!?」
王子「あの頃の王子は死んだ。」
メガネ「・・・ならば!俺はもう貴様を兄さんとは思わない!勝負だ!!」
王子「よかろうっ!この海の王者!鯛で勝負だ!!」
メガネ「いくぞぉ!!」
王子「いざぁ!!」
メガネ・王子「クッキング・バトル!!!」
メガネ「ぐはぁっ・・・このすさまじいまでの気迫!昔の優しかった兄さんの面影は少しも無い!」
王子「はっはっはっはっはっはっは!メガネ!所詮料理は力!味が良ければ全て良し!料理人の人格など・・・関係ないのだっ!!」
メガネ「違うっ!料理は心だ!心なんだ!!それを教えてくれたのは兄さんじゃないか!・・・それなのにっ!」
王子「立て! まだ勝負は終わっていないぞ!メガネ!!」
王子「立たぬなら・・・死ねィ!!!」
と、そこに響き渡る声!
声「しっかりしな!メガネ!目を覚ますんだよっ!!」
お嬢(仮)「スパイシーーー三連激!!」
王子「ぐッ・・・!?・・・何奴!!?」
メガネ「お・・・お前は!お嬢(仮)!!」
お嬢(仮)「あんたは間違っちゃいないよ、メガネ!料理は心だ!自分の味を見失っちゃいけない!料理は心だよ、メガネ!!」
メガネ「お前・・・」
お嬢(仮)「みなこ(仮)が待ってんだろ?女を待たせちゃ、いい男になれないよ!」
メガネ「フッ・・・まったく、お前って奴は・・・」
メガネ「よぉーしっ!いくぞぉぉぉぉっ!!」
メガネ「たとえどんな料理であろうと・・・!一品一品に魂を込める!!・・・それが俺の料理だぁっ!!!」
メガネ「一 品 入 魂 ! 料理は心だぁっ!!!」
メガネ「うおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
キラーン!
全身金色に輝くメガネ!
メガネ「はあぁぁぁぁぁぁぁ・・・!!」
メガネ「料理人心得その六ッ!料理は心ッ!心無き者に・・・料理人の資格無しッッ!!!」
メガネ「いくぞぉぉ!!!!」
王子「来い! 我が弟よ!! お前の全てを懸けてッ!!!」
王子「見事だメガネ・・・お前の成長・・・この舌で、しかと確かめさせてもらうぞ・・・!!」
王子「パクリ。(中略)素晴らしい・・・素晴らしい味だぞっ!メガネ!!」
王子「よくぞここまで・・・!さあ・・・兄の屍を乗り越え・・・次なる試練に立ち向かうが良い・・・!!」
メガネは兄が怪我しているという事に気づきます。
メガネ「っ・・!?そ・・・その怪我はっ!!その体で俺と戦ったのか!?」
王子「そんなことはどうでもよい!私が・・・母さんを殺したこの私が憎くないのかっ!?」
王子「さあ・・・その拳で私にとどめを刺すんだ!!」
メガネ「くっ・・・!」
王子「どうした!?その拳はただの飾りかっ!?私を倒さなければ、あの娘は救えんぞッ!!」
メガネ「うわああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
泣きながら光る拳を振り下ろすメガネ!
王子「これでいい・・・これでいいのだ・・・・!」
しかし・・・!
王子「どうした・・・!?何故とどめを刺さんっ!?」
メガネは、王子の懐からはみ出しているあるモノに気づき、手を止めます。
メガネ「そ・・・それはっ・・・!?・・・それは短小のマスク!!何故だ・・・何故それを!?」
メガネ「答えろっ!!」
声「まだわからないの?メガネ!」
ワカメ「メガネ。ユーのお兄様・・・つまり、王子と短小は同一人物なのよっ!!」
メガネ「なんだってっ!?そ、そんなまさか・・・あの短小が兄さんだったなんて・・・うそだ!!うそだァァァッ!!!」
ワカメ「うそじゃないわっ!王子様はずっとユーを見守っていたのよ!!ユーに正体がばれないように変装までしてね。」
メガネ「短小が・・・兄さん?」
ワカメ「王子様は未熟者のユーを鍛えるためにあえて鬼になったのよ!
兄としては憎まれ、短小としては 弟にムチ打たねばならない・・・
愛する者に嘘をつき、憎まれ役を演じなければならなかった王子様の心の痛みと悲しみがユーにわかって!?」
王子「ワカメ。・・・もういい。」
ワカメ「いいえっ、言わせてくださいっ!メガネ。王子様は昔から何も変わっちゃいないわ!王子様はユーを愛している!
ユーに敵として憎まれている今でも・・・!ミーは・・・王子様にそこまで愛されているユーが・・・憎いっ!!!」
メガネ「うそだ・・・あの短小が・・・いつも俺を影から支えてくれていた短小が兄さんだなんて・・・」
ワカメ「信じられないのなら 王子様がつくったこの料理を食べてみなさいっ!!」
メガネ「短小が兄さんだなんて・・・そんなはずが・・・」
メガネ「パクリ。はっ・・・!こ、これはぁぁぁぁぁぁ!!!この味は・・・まさしく・・・!まさしく・・・!!!」
メガネ「兄さあぁぁん!!」
王子「弟よ!」
メガネ「兄さん! 兄さぁん!!!」
涙を流しながら抱き合う二人。
お嬢(仮)「グスッ・・・良かったね・・・メガネ・・・」
王子「メガネよ。 一人前の男になったようだな。」
王子「今こそすべてを話そう。」
王子「すべてが・・・そう、すべてがあの味魔神ムネオの復活から始まった。」
メガネ「味魔神ムネオの復活・・・?それは味魔王の計画じゃ・・・」
味魔神ムネオの復活は、メガネ達が生まれる前からすでに始まっていたらしく、
完全な復活を遂げるために白いメガネの女の寿命を必要とした。
復活を遅らせるために味魔王は白いメガネの女達を封印していったらしい。
そして、味魔神ムネオさえ倒せば、仮死状態の白いメガネの女達の体はいつでも元に戻せるという。
メガネ「母さんが・・・生きてる・・・!」
王子「メガネ。何も変わっちゃいないんだ。私も・・・そして父上も!」
メガネに真相を隠してきたのは、味魔神ムネオを倒すための戦士に育てるためだそうです。
メガネ「どうして・・・どうして、あのとき教えてくれなかったんだっ!!」
王子「フッ、頭に血が上っていたあの時のお前にこの真実を伝えたところで信じはしなかっただろう。
だが、今のお前は違う!喜びを知り、悲しみを乗り越え、そして愛を得た!今のお前なら味魔神ムネオを倒す事が・・・グッ!」
285 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/04/07 20:41
ばたっ
メガネ「兄さんっ!!!」
ワカメ「メガネ!王子様の声が聞こえなかったの!?早く行きなさいっ!!」
メガネ「しかしっ!」
お嬢(仮)「ここはアタシに任せときなっ!!あんたは早くオヤジさんのところへ!」
メガネ「お嬢(仮)・・・すまんっ!」
去っていくメガネ。
王子「フッ・・・世話の焼ける奴だ。」
メガネ「王子様・・・申し訳ありません。ミーは・・・」
王子「ワカメ。メガネへの憎しみを捨てるのだ。人を憎めば心は迷い、一番大切なものを見落としてしまう。
ついこの間までのメガネがいい例だ。憎しみを捨てて、私の目を見るんだ。そこには、私が愛する者の姿が映っているはずだ・・・」
そして王子の瞳のアップ。
そこには・・・
ワカメ「ミーの顔・・・あぁ・・・!!王子様・・・!ミーの顔が映っています!!」
ワカメ「王子様!!」
抱き合う二人。
王子(弟よ・・・私は信じているぞ・・・!!)
第九話 終
次回予告
メガネ「いくぞぉぉぉぉ!!これが最後のぉ!! ク ッ キ ン グ ・ バ ト ル ゥ ゥ ゥ ー ー !!!!」
真の敵、味魔神ムネオとの戦いを前に、偉大なる父・ヒムーロの最終試練に挑むメガネ!
長かった親子の対立もいよいよクライマックス。
父と子の魂の料理が、お互いの秘めた思いを語り合う!
次回、クッキングファイターメガネ! 最終話!!
「さらばだ、我が息子たちよっ!」
語り尽くせぬ味が そこにある・・・!
よ…ヨカタネ…ワカメ…ヲメデトウ…
ありゃ、自分であげてる・・・
まぁそれはともかく今日もお疲れ!
しかしてっきり王子=お嬢だと思ったら、
王子=ワカメになるとはまさに大どんでん返し!!(w
次で終わりか・・・ちょっと寂しいけど最後頑張れ!!
あぅぅぅ今回のは感動したぞぅー。むしろちょっと泣いたw
次で終わりか…寂しくなるな
最終回かよー( ´Д⊂
>メガネ「短小が・・・兄さん?」
>メガネ「短小が兄さんだなんて・・・そんなはずが・・・」
兄さんが・・・短小?
兄さんが短小だなんて・・・そんなはずが・・・
だったら面白かったのにw
兄さんは「短小」と自分から名乗っただけであって
実際にメガネに見せたわけではないからなぁー(w
最終話 「さらばだ、我が息子たちよっ!」
すべてを知り、もはや死にかけの父との最後の対決に向かうメガネ。
ついに、味魔王がいる鍾乳洞の奥の扉の前に立ちます。
メガネ「ここか・・・この中に父さんが・・・」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・!!
メガネ「みなこ(仮)!どこだ、みなこ(仮)!!」
みなこ(仮)「メガネ!」
メガネ「みなこ(仮)!!」
メガネ「みなこ(仮)・・・お前をこんな目に合わせてしまって・・・すまない。」
みなこ(仮)「ううん・・・いいのよ、メガネ。私・・・あなたのお父さんに全部聞いたわ。」
二人は熱い抱擁。
メガネ「そうか・・・。父さん・・・。」
味魔王「その顔・・・すべて王子から聞いたようだな。」
味魔王「ならば・・・! もはや言葉は不要! 己の思いをこの父に語って見せいっ!!」
メガネ「父さん!!」
味魔王「息子よ!!」
メガネ・味魔王「いざ!! クッキング・バトル!!!」
味魔王「とうとうこの父を越えおったか・・・!どれ、お前の料理!この舌でしかと確かめさせてもらうぞ。パクリ。」
味魔王「こ、これは・・・何というコク、そして旨みだッッ!!・・・
感じる・・・感じるぞぉ〜!お前の食材・・・そして、ワシへの限りない愛をっ!!
メガネ、これぞ・・・これこそ、人がつくりうる究極の、そして、最高の料理と言えようっ!!
このような料理を味わった人間が 料理人に捧げる言葉はただ一言・・・」
味魔王「ごちそうさま。」
味魔王「見事なり、メガネ!今こそ、お前に超龍厨士『天』の紋章を授けよう!!」
メガネ「父さんっ・・・・・!」
涙を流すメガネに、笑顔で語りかける味魔王。
味魔王「フッ、男児たる者、簡単に涙を流してはならん。お前にはワシを上回る器がある。
ワシも料理は力などと息巻いておったが それは自分の力で妻を救ってやれなかったことへの・・・
自分の無力さへの 怒りだったのかもしれん・・・
しかし、お前にはワシに無い力がある。仲間の心を一つにまとめる力・・・その力で味魔神ムネオの手から世界を救うのだっ!!」
メガネ「そうだ。味魔神ムネオを・・・!!」
みなこ(仮)「キャアアアァァァーーーーッッ!!!」
突然響き渡るみなこ(仮)の悲鳴。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・!!
同時にすごい地鳴りが!
味魔王「しまったぁ!!!なんたる迂闊!!この娘も白いメガネの女だったという事を、忘れておったわーーーーーーー!!!!!」
そこに現れる味四天王とお嬢(仮)。
王子「こ・・・これは・・・!」
お嬢(仮)「な、何よこれ・・・!ちょっとみなこ(仮)!冗談はよしなさいよ!」
その視線の先には、みなこ(仮)を取り込み、両手を上げている味魔神ムネオの姿が!
メガネ「みなこ(仮)!みなこ(仮)ーーーーーー!!!!」
バカ「アヒャーーーーー!な、何だこれは?これが・・・味魔人ムネオか!?」
味四天王が白いメガネの女を封印したから、完全体になれずに復活したらしい。
そこで、寿命を吸い取るのをあきらめ、白いメガネの女そのものを取り込もうと考えたらしい。
王子「どこまでもあさましい奴・・・!!」
メガネ「み・・みなこ(仮)・・・そんなところで何してるんだ?危ないじゃないか・・・早く降りてこいよ・・・さあ、早く・・・」
お嬢(仮)「危ないメガネ!!」
メガネ「み・・・みなこ(仮)・・・!!」
王子「いかん、あの二人が危ない! 奴の動きを止めるんだ!!」
王子「行くぞぉぉぉ!!!! 味四天王最終奥義ィィーーー!!!」
バカ「玄武!」
バイト「白虎!」
ワカメ「朱雀!」
王子「青龍!」
ワカメ「味世界の神々よ!! 今こそ我らに力を与えよ!!!」
バカ「妖魔封滅!!!」
バイト「悪霊退散!!!」
味四天王「四聖獣!!!疾風怒涛斬ーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」
王子「やったか!?」
みなこ(仮)「キャアァァァァァァーーーーーーーーーーー!!!!!!」
味魔神ムネオ「グオオォォォォォォォンン・・・・・・・・!!!!」
お嬢(仮)「な・・!?みなこ(仮)!!」
バイト「なるほど・・・彼女と味魔神ムネオはいまや一心同体。味魔神ムネオが傷つけば彼女も・・・・!」
お嬢(仮)「落ち着いてる場合じゃないよッ!!このままじゃ、みなこ(仮)が・・・!」
ワカメ「しかし・・・・これでは手が出せない!」
味魔王「手はある。あの娘と味魔神ムネオ、いまだ完全に一体になってはおらん。あの娘の眠っている心を呼び戻し、
味魔神ムネオを完全に消滅させる方法はただ一つ! 料理だッッ!奴自身を食材とした料理をつくり、
あの娘に食べさせてやるのだッ!!!」
王子「しかし、あの娘を傷つけずにどうやって?・・・ハッ! まさか、あの技をっ!?おやめください!そのお体では・・・!」
味魔王「もとより死は覚悟の上よ・・・!メガネ!父の生涯最後の技・・・しかと見届けよッ!!」
メガネ「父さんッ!?何をするつもりなんだ!?」
味魔王「うおおおあぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・!!己の寿命を削り・・・相手の痛みを消し去る慈悲の技・・・!!
名づけて!!最大慈悲!!無痛菩薩剣!!!!!」
味魔王「さらばだ・・・我が息子達よ・・・母さんを頼んだぞ・・・!」
倒れた味魔王を抱きかかえるメガネ。
メガネ「父さんッ!!父さん・・・!俺が・・・俺が不甲斐ないばかりに・・・こんな・・・!!!」
王子「父上ッ!!」
味魔王「お・・・同じ事を何度も言わせるでない・・・男児たる者、簡単に涙を流してはならん・・・。
メガネ・・・最後にもう一度・・・お前の料理を・・・!!」
涙を流しながら料理を食べさせるメガネ。
味魔王「う ま い ・・・!」
がくっ
メガネ「父さん・・・!?父さん・・・!!父さああぁぁぁぁぁぁぁぁんん!!!!!!」
メガネ「見ててくれ、父さん。あなたに、命をかけて教えてくれたもの・・・今こそその力で奴を・・・倒す!!!」
メガネ「味魔神ムネオ!みなこ(仮)を・・・そして、白いメガネの女の寿命と世界中の旨み・・・返してもらうぞ!!」
メガネ「いくぞぉぉぉぉ!! これが最後のぉ!! ク ッ キ ン グ ・ バ ト ル ゥ ゥ ゥ ー ー !!!!」
バキッ!
メガネ「オゥリャッ!!」
ベキャッ!
メガネ「ハッ!!」
ドグッ!
メガネ「ヘァッ!!」
メガネ「うおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」
お嬢(仮)「よし! 味魔神ムネオの動きが止まった!!」
王子「メガネ、今だ! その娘に、お前の料理を食べさせてやるんだッ!!!」
メガネ「わかったぁぁぁ!!!」
みなこ(仮)が取り込まれているところに飛びかかり、れんげを突き出すメガネ!
そして・・・
誰・・・?
メガネ「頼む!目を覚ましてくれ!みなこ(仮)!!」
誰・・・?何故・・・私を呼ぶの・・・?あぁ・・・!あの暖かい光・・・何かしら?
この料理は・・・この味は・・・あぁ・・・!そうだわ・・・私、覚えているわ・・・
この料理を作った人の事・・・!!そう・・・私・・・その人の事・・・
メガネ「みなこ(仮)ーーーーーーー!!!!!」
みなこ(仮)「メガネーーーーーーーーーーーーー!!!!」
味魔神ムネオから飛び出すみなこ(仮)!
メガネ「みなこ(仮)!」
みなこ(仮)「メガネ!」
抱き合う二人。
味魔神ムネオ「ぐおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぁぁぁぁぁぁぁあぁぁあぁぁぁぁぁぁ・・・・・!!!!」
メガネ「行くぞみなこ(仮)!奴に最後のとどめをッ!!!」
みなこ(仮)「うんッ!!」
メガネ「天まで広がれ! 二人の愛よ!!」
みなこ(仮)「愛は輝く! 二人の為に!!」
みなこ(仮)「メガネ・・・あなたが好きよ・・!」
メガネ「みなこ(仮)・・・俺もお前の事が・・・!!」
メガネ「好 き だ あ ぁ ぁ ぁ ー ー ー ー ー ー ー ー ー ! ! ! ! !」
メガネ「今、二人の愛が!!」
みなこ(仮)「世界を救う!!」
メガネ「我(ウォー)!!」
みなこ(仮)「愛(アイ)!!」
メガネ・みなこ(仮)「尓(ニー)!!!!!」
味魔神ムネオ「ぐおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぁぁぁぁぁぁぁあぁぁあぁぁぁぁぁぁ・・・!!!!」
二人の愛で、見事打ち倒された味魔神ムネオ。
しかし、その反動か、鍾乳洞が激しく揺れ出します。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・!!!!!!!
王子「崩れるぞ! みんな早く外に出るんだ!!」
みなこ(仮)「メガネ!何してるの!?早く!!」
メガネ「先に行ってくれ! 俺は父さんを・・・!」
みなこ(仮)「わかったわ・・・。でも・・・気をつけてね!」
メガネ「ああ! わかってる!」
しかし、メガネに向かって崩れ落ちてくる巨大な岩が!!
メガネ「くっ・・・!」
みなこ(仮)「メガネッ!メガネーーーー!!!!」
お嬢(仮)「ダメだッ!みなこ(仮)!今行ったらあんたまで!!」
みなこ(仮)「離してお嬢(仮)!メガネが・・・・!メガネが・・・・!!メガネーーーーーーー!!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・!!!!!
お嬢(仮)「大丈夫だ、メガネは生きている。」
みなこ(仮)(うん・・・メガネは・・・メガネはきっと生きている・・・!私、信じてる・・・!!!)
そして、場面はみなこ(仮)の店へ。
再開した店でみなこ(仮)は以前のように料理を運んでいます。
あれから数ヶ月・・・メガネはまだ帰ってきません・・・。
私のお母さんも、メガネのお母さんも、無事に元の体に戻りました。
世界中の白いメガネの女の人達も、これからは幸せに暮らせるでしょう・・・・・。
王子さんの怪我も回復し、今は、みんなでうちの店を手伝ってくれています。
壁にかけられた、店で働く料理人の名が書かれた札。
しかし、料理長の部分だけは空白・・・
みんな・・・何も言いませんが・・・心の中では、メガネが帰って来る事を信じているのでしょう。
そう・・・そして・・・わたしも・・・メガネ・・・!!
と、ちょうどそこに客がきます。
バタン!
みなこ(仮)「あ! いらっしゃいま・・・せ・・・?」
カコーーン・・・!
お盆を落とすみなこ(仮)。
そこには・・・・・・
メガネ「この店に・・・白いメガネの女はいるか?・・・ってか!?」
全員「メガネ!!!」
メガネ「待たせたな!みなこ(仮)!!」
みなこ(仮)「メガネーーーーーー!!!!!」
メガネに飛びつくみなこ(仮)!
終
<メガネ「我(ウォー)!!」
<みなこ(仮)「愛(アイ)!!」
<メガネ・みなこ(仮)「尓(ニー)!!!!!」
ワロタ
しかしこんな時間に最終回が…!!お疲れ様ー( ´Д⊂
でも寂しいよ…。
乙カレー!!!
楽しい最終回でした。次回作があったら楽しみデス
マンセ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
マンセ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
あうううう!!泣けました!笑えました!ありがとうございましたーーーー!!
映像で見たい…マジで…
>このような料理を味わった人間が 料理人に捧げる言葉はただ一言・・・」
>味魔王「ごちそうさま。」
これもワラタ!
ほんとにお疲れ様です!!
コナミさん、発売延期してもいいから
<メガネ「我(ウォー)!!」
<みなこ(仮)「愛(アイ)!!」
<メガネ・みなこ(仮)「尓(ニー)!!!!!」
これを告白シーンに入れてくれ!ぜひ!(w
ここ、次は何が始まるのかな〜(´ヮ` )
309 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/04/09 20:09
ちょっとageとくか。
とりあえずメガネマンセー
物語も終わっちゃったしこのスレも寂しくなるなぁ…
本物のメガネがまた我々を萌えさせてくれることを祈ろう。
作者の方、ほんとにお疲れ様でした。
とりあえず現在人気投票一位おめでd!
寂しくなっちゃったなぁ。良スレなので頑張ってくれ。
もうSS職人さんは来ないのかな?
今までプレッシャーだったのかな?
ごめんね&ありがとう職人さん。
さて、何をしようか。
316 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/04/12 15:39
応援age
「クッキングファイターメガネ」を最後まで応援してくれた君へ!
クイズに答えてプレゼントを当てよう!!
クイズに答えると抽選で398名様に伝説の白いメガネプレゼント!
○問題○
忍者料理人・短小の正体は誰だったのか
漢字二文字で答えてね!あて先は
[email protected]まで!
締め切りは6/20です。一人一口でお願いします。
こんな難しい問題解けない…!!!(;´Д`)
というかメガネタン、ちっこいね。
身長いくつでつか?
320 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/04/15 16:42
救済age
黄金の眼鏡をめぐって火花を散らす者達がいる。
守村「それは俺様の物だぁーー!!邪魔するんじゃねぇーーー!!!」
有沢「素人童貞は黙れぇー!このビチグソがぁーー!!」
氷室「小便臭い餓鬼共はすっこんでろ!くびり殺すぞ!」
3人の戦いは終わらない。
眼鏡戦隊メガネンジャー
メガネグリーン(守村桜弥) 二重人格 必殺技はチェーンソー真っ二つの舞
メガネイエロー(有沢志穂) カレーが好物 必殺技は岩石投げ
メガネシルバー(氷室零一) 冷静沈着陰湿ネチネチ 必殺技は轢き逃げ
バイト「メガネ、教科書かしてくれ。」
メガネ「五月蝿い!死ねぃ!!!」
メガネの放ったオーラにより消し飛ぶバイト。
藤井奈津実「氷室の奴、むかつくよね。」
女メガネ「チッ!」
次の瞬間、女メガネのマッハボディブローが奈津実に炸裂する。
女メガネ「今だ!メガネェー!」
メガネ「くらえ!ダブルチェーンソー!」
女メガネ「殺ったか?」
メガネ「何ぃー!」
奈津実「片腕はくれてやる!しかし、次はこうはいかないからな!クソッタレ共!!」
闇夜に消える奈津美。
メガネ先生「殺りそこなうとは二人にはお仕置きが必要ですね。クックック」
今度は何のネタ?(w
>325
なんとなく思いついたので
有沢志穂「好き勝手に動かせて。アンタは感じてるだけでいいから。」
守村桜弥「応!」
氷室零一「順調ですね。フフフ」
ここで、この守村桜弥さんのサクセスストーリーが終了します。
そんな世間の冷たさが身に染みてか、守村桜弥は借金取りのバイトを始める。
それもヤクザ相手の借金取りだ。
守村桜弥「俺も運が向いてきたぜ。」
残念ですがそんなことはありません。
即死でした。
しかし奴は不死身であった。
332 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/04/23 04:35
メガネマンセー!
333 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/04/23 15:47
ぬぅ、こっちもメガネマンセー!
メガネ(;´Д`)ハァハァハァハァハァハァ
335 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/04/25 16:17
このスレ残すためにもハァハァしとくか。
メガネ(;´Д`)ハァハァハァハァハァハァハァハァ
やばいよやばいよ
337 :
名無しくん、、、好きです。。。:02/04/30 00:25
うわーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!
あつぶねええええええ!!!!!!!!!!!
338 :
名無し、、、好きだ。。。:02/04/30 00:34
(;´Д`)ハァハァ
339 :
名無し、、、好きだ。。。:
(;´Д`)ハァハァハァハァ