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名無しくん、、、好きです。。。 :
〜2章ネタバレ〜
ある日、父親が病気になったので早退して家に帰ることになったさやか。
さやかが歩いていると、道に水たまりが出来ていて、靴が汚れるのが嫌だったので、主人公から
お土産にもらっていたパンを踏み台にしてしまう。
さやかが水たまりに落としたパンを踏んだとたん、地面が底無し沼のようになって、さやか
は水たまりの中に引き込まれてしまう。
気が付くとさやかは地獄に落ちており、パンを踏んだままの格好で水たまりの泥によって
体が固まってしまっていた。
周囲の不気味な光景を目の当たりにして、自分が地獄に落ちたことを知ったさやかは今まで
自分の行ってきた行動を激しく反省し、後悔して流した涙が足元のパンを濡らした時、
さやかの体が一羽のカラスとなり、地上に舞い戻ることになる。
そして、カラスとなったさやかは、街中に落ちているパンの屑を拾っては、怪我や病気で
動くことの出来ない鳥たちに与えていき、その拾い集めたパン屑の量が、さやかがかつて
踏んでしまったパンの大きさと同じになった時、さやかの姿はカラスから純白の羽を持つ
美しい鳥へと変わり、天へと上っていったのである。