僕は青木さんの肩に手を置いて少し落ち着くよう促すが、彼女は僕から離れようとはしない。
千砂「触って……触ってください時田さん、私の気持ちはさっき言いましたよね?
わ、私だってHな女のコなんですから……真面目な女のコじゃないんだから……」
青木さんは僕の背中に手をまわして、僕の胸に顔を埋めてきた。
それはいつみの行為と同じだったが、その時の淫らさは感じられなく、
彼女からは僕に対する一途さ、自分を理解して欲しいという必死さが伝わってきた。
そっと青木さんを抱きしめる。今は、僕の腕の中にいる彼女がとても愛おしく思える。
青木さんも強く僕を抱き返してくる。
千砂「時田さん………」
僕の下腹部に当たる青木さんのゴムマリのような胸の感触に、
遠ざかっていた欲望が再び涌きあがってくる。
僕は背中の手を青木さんの臀部に這わせ、引き締まった太股の感触を味わった後、
スカートの中の形の良いお尻に持っていく。
千砂「………んぅ……」
スベスベした肌触りが心地良く、いつまでも触れていたいという欲求にかられる。
青木さんの手が剥き出しのままだった僕のモノに触れる。
おそるおそる、感触を確かめるような手の動き。
千砂「これが、時田さんの………熱い………」
いつみと同じ感想を吐きながら、僕のモノは青木さんの手の中にすっぽりと覆われた。
控えめな掌の動きが、心地良い快感を与えてくる。
一也「うっ………」
積極的に迫り来るような感じのいつみとは違った、相手を思いやるような愛撫。
それは2人の性格を顕著に現していた。
千砂「時田さん……わ、私も………」
青木さんはそう言って、僕との身体の間隔を開け、恥ずかしそうに片手でスカートを持ち上げる。
僕は少し躊躇ったが、休まることのない青木さんの愛撫に答えようと、
意を決してその秘められた部分へと腕を伸ばす。
千砂「あ………っ」
僕の掌が青木さんの股間に触れた瞬間、溜息と共に悩ましげな声が吐き出された。
一也「すごい、青木さんのココも熱くて……ヌルヌルして……」
千砂「あッ、恥ずかしいから、言わないで下さい、う、んぅぅっ」