周りを見回すとかなりの人が集まってきていて、宴会場のような賑わいになっている。
ネクタイを額に巻いて裸踊りしてる人もいるよ…ベタだなぁ。
「そっ…それでも周りからは丸見えじゃないかぁ!」
「ん〜〜、そんなに気になるんかぁ?そんならちょっと移動しよ。
ほれ、子鈴も。」
そう言うとノーマは僕と子鈴さんの手を掴んで木の陰に連れて行く。
「ちょっと待ってって、ズボンぐらい上げさせてよ!」
僕は結局ズボンも上げさせて貰えないまま、
よちよち歩きで木の陰まで引っ張られてこられた。
「ここなら一也も文句ないやろ。なぁ?」
「なぁって……。」
確かにさっきの場所よりは隠れているけど、それもちょっと見えにくくなっただけだ。
見ようと思えば見える。
「ほらー、子鈴見て。一也の、どぉや?」
ノーマが子鈴さんを僕のモノも前に連れてきて、2人でじぃっと見つめる。
「……は、はい…時田さんの…ビクビクしてますね……。」
子鈴さんが僕のモノを穴が開きそうなくらいじーと見つめている。
うー、すごく恥ずかしい……。
「なかなかのモンやと思わんか?ウチはぁ……これが大好きなんやっ!」
ぱく。
「うひっ!」
ノーマが僕のモノにしゃぶりついて来た!思わず情けない声を上げてしまう。
「んむぅ、んむっ、ちゅっ、ちゅっ。」
目を瞑って懸命におしゃぶりを続けるノーマ。
「はぶっ、んぷ、んぷ、うむ、ぁむ。」
ノーマはわざと子鈴さんに見せつけるように激しく頭を前後に動かし続ける。
子鈴さんは目が離せないのか、その行為をただ見つめ続けている…。
正式に付き合い始めてから何回かHすることもあったんだけど、
ノーマはすごく積極的に僕を喜ばせようとしてくれる。
毎回いろんなコトを仕掛けてくるので、僕は終始リードされまくりだった。
そのためか、ノーマのHのテクニックはどんどん上手くなっていってる。
このフェラチオだって初めての時なんかどうすれ良いのか解らなかったのに、
今では僕の弱いところをピンポイントについてくる。
「ちょっと、ちょっとタンマっ、ノーマ……っ!」
「ちゅぶ、ちゅぶ、んむ、んむぅ……」
うわわっ、舌が僕の亀頭を刺激する…っ!
僕はノーマの頭を離そうと両手で押し返した。
「んむ……っ、なんやぁ一也、もう出そうなんかー?」
目が据わってるって……。自分が何してるのか判ってないんじゃないか?
「もちょっと耐えんとあかんで。男やったら根性見せてみぃ!
ほらぁ、子鈴も何ぼけーとしとんねん。2人で一也を気持ち良うさせるんや!」
「ええっ!?」
声を上げたのは僕だ。そんな、ノーマはともかく、
子鈴さんにまでこんな行為をさせるわけにはいかない。
でも、子鈴さんもいくらノーマの言うことだって、好きでもない人のを……
「はい……わかりましたぁ。では……」
なにィ!!あの聡明な子鈴さんが、まさかまさかこんなところで僕のモノをっっ。
「時田さん。どうぞ気持ち良くなってください……。」
「子鈴さん!自分が何してるか判ってますか!?」
「失礼ですねっ。ちゃんとわかってますっ。」
そう言い切って、子鈴さんは僕の後ろへ周った。
「?」
子鈴さんの次の行動を掴めずに後ろを向いた途端、再び僕のペニスに刺激が走った。
「んむ、んむ、んむふぅ、ふぅぅ……。」
ノーマがまたまた僕のモノを咥えこみ、愛撫を始めたのだ。