昔懐かし慟哭スレ P2

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 「わー、すごく美味しいですっ子鈴さん!」
にこっと笑う子鈴さん。
 「良かった…!どうぞたくさん食べてくださいっ。」
 「ほらな、何も心配いらへん言うたやろ子鈴ぅ。」
 「この煮物、すごく味が染みて…もぐもぐ、おいひいでふ。」
 「有り難う御座います……ノーマ様もどうぞ。」
 「……あ、あぁ…。」
うーん、美味しい。お箸が止まらないな。
 「あ、このきんぴら美味しい。これ、どんな味付けなんだろう…。」
 「あぁ、それはですね……」

じーーーーー。

 「うん?」
ノーマがじっと僕と子鈴さんを見ている。
 「?ノーマ様、何か…?」
子鈴さんも怪訝そうにノーマに尋ねた。
 「い、いやぁ…別に何でもないねん。
  ウチ料理のことあんまり解らんけど、なんか楽しそうやなぁって……。」
居心地悪そうにノーマが呟く。僕と子鈴さんは顔を見合わせてしまう。
そして子鈴さんはノーマの方へ向き直り、
 「ふふっ。でしたらノーマ様も練習しましょう。時田さんに美味しいお料理を
  食べさせてあげれば、きっと喜んで下さいます。」
と提案した。
 「でもー…ウチが料理ヘタなん子鈴も知ってるやろ?」
 「誰だって最初は下手なんです。ノーマ様のお料理、食べたいですよね?時田さん」