「思わず…思わず、何?一也……」
ノーマが近づいてくる。そそんな潤んだ眼で僕を見ないで、頼むからぁ……。
もうお互いの吐く息が届く距離だ。
「…………。」
「…………。」
「…………。」
「……一也。」
えーい、もう行けるところまで行こう!!
「お、思わず触りたくなった……。」
「……。」
言ってしまった。もう後戻りはできないぞ……。覚悟を決めよう。
「…うん。ええよ、触って……。ウチの胸は一也のものやから…。」
「………。」
そぉっと、壊れ物を扱うようにノーマの胸に手を伸ばす。
むにゅ、むにゅ、むにゅっ。
「……っん…」
「痛い?」
「うぅん…平気。もっと……触って。もっと……揉んで。」
むにゅ、むにゅ、むにゅっ……。
すごい。吸い付いてくるように手から離れようとしない……。
女性の胸ってこんなに柔らかいものなんだ。
「はぁっ……はぁっ……」
胸の先端に硬い感触が……ノーマ、感じてるんだ…。
「ノーマ、気持ちいい?」
「……うん、気持ちいい。もっと強くしてもええよ…」
ノーマが真っ赤な顔をして僕を見る。
自分の頬もさっきから熱いから、きっと僕の顔も真っ赤なのだろう。
ぐにゅ、ぐにゅ、ぐにゅっ……。
「……っ、……っん…」
やや強めにノーマの乳房を揉む。
ノーマは軽く下唇を噛んでいる。声が出るのを我慢しているみたいだ。
「我慢しないで。ノーマの声、もっと聞きたいな……。」
「嫌や、そんなん、ウチぃ、恥ずかしい…」
胸を揉まれているためか、ノーマの返答が途切れ途切れになってしまう。