昔懐かし慟哭スレ P2

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『…ずいぶんと若い…』
『…きれいな胸…』
『…脚、なが〜い…』
僕らの周囲、暗がりのそこかしこで囁きが聞こえる。
「ほら千砂、みんなが君のこと見てるよ」
「う、うそ。…いやぁ」
むき出しになった千砂の乳房は、ほんのりピンクに染まっていた。
柔らかな感触を手の平いっぱいで堪能しながら、僕は周囲を見渡した。
「ほら、あっちのカップルなんか、完全に手が止まってる。こっちをじっと見てるよ」
「はっ、恥ずかしいっ」
右手をおろし、太股を撫でる。ゆっくりと、優しく、嘗めるように。
「千砂の綺麗なところ、もっと見せつけてやろう……」
「一也さん……」
すっとミニスカートの裾から手を差し入れた。


僕は死ななかった。
水中で唇を合わせた千砂は、そのまま僕の口の中に空気を送り込んできた。
顔を上げて大きく息を吸い、波に頭を突っ込んではキスをして息を吹き込む。唇が腫れ上がり、歯が欠けても、繰り返し、繰り返し。
気が遠くなるような時間が過ぎたころ、暗くなっても帰ってこない千砂を心配した「あおき屋」の主人が、僕らを見つけてくれた。
16420:02/02/09 06:33
僕らの証言で、柴田桂も逮捕された。彼が何故、千砂を助ける気になったのかは結局わからなかった。華苗という女性(?)のことも。
守れなかったばかりか、逆に命を助けられた僕は、本来なら千紗に会わせる顔など無い。だけど千砂は僕を選んでくれた。
もちろん僕に異論などなく。
最初は僕と付き合うことに反対していた彼女の家族も、徐々に理解を示してきてくれている。
良いことづくめなのだが、ただ一つ問題が……。

「ああんっ! はあっ! すごい、一也さん、イイッ」
「千砂っ、千砂っ!」
ソファーに座った僕の上で、千砂が腰を跳ね上げている。僕のペニスを呑み込んだ蜜壺がぐちゅぐちゅと音を立てる。
「見られてるっ、私っ、見られてるうっ!」
「そうさ千砂、みんな見てる。みんな君を見てるよ!」
「あああっ!!」
あの事件以来、千砂は誰かに見られながらでないとイけなくなってしまった。
衝撃的な初体験が、彼女の心にトラウマを刻みつけたらしい。
かくして夕暮れの公園で、場末の映画館で、そして今日のようにカップル喫茶で、僕らは肉体を合わす。他人の視線を浴びながら。
僕は千紗を愛している。千砂のためなら何処でだって……。
「イクッ! イクうううーーー!」
絶頂に震える千砂の子宮に、僕はたっぷりと白濁液をそそぎ込んだ。

(完)